JP5583327B2 - シンブル、スリーブ並びに燃焼器アセンブリの冷却法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般にガスタービンエンジンに関し、特にガスタービンエンジンで用いられる燃焼器アセンブリの冷却に関する。
少なくとも幾つかの公知のガスタービンエンジンでは、エンジン内の燃焼器アセンブリを冷却するため冷却空気を用いている。冷却空気は燃焼器アセンブリと流体連通した圧縮機から供給されることが多い。少なくとも幾つかの公知のガスタービンエンジンでは、冷却空気は圧縮機から吐出されて、燃焼器アセンブリのトランジションピース及び燃焼器ライナー上にそれぞれ延在するインピンジメントスリーブ及びフロースリーブの周囲に少なくとも部分的に延在するプレナムに流れ込む。冷却空気はプレナムからこれらのスリーブの入口を通して流れ、インピンジメントスリーブとトランジションピースの間(トランジション通路)及び燃焼器ライナーとフロースリーブの間(ライナー通路)に画成される冷却通路に流入する。トランジション通路を通して流れる冷却空気はライナー通路に排出される。プレナムからの冷却空気は、燃焼器アセンブリを冷却するためスリーブの入口を通してライナー通路に導かれる。冷却空気はトランジションピース及び/又は燃焼器ライナーの金属面で加熱された後、燃焼器で燃料と混合されて使用される。
米国特許第7047723号明細書 米国特許第7010921号明細書 米国特許第6890148号明細書 米国特許第6532744号明細書 米国特許第6494044号明細書 米国特許第6484505号明細書 米国特許第5737915号明細書 米国特許出願公開第2006/0101801号明細書 米国特許出願公開第2005/0268615号明細書 米国特許出願公開第2005/0268613号明細書
燃焼器ライナー及びトランジションピースの機械的特性を保護するとともにそれらの耐用年数を延ばすため、燃焼器ライナー及びトランジションピースが均一に冷却されるのが望ましい。少なくとも幾つかの公知のフロースリーブ及びインピンジメントスリーブは、冷却空気を流れを促進する形状又は構成の入口を備える。他の入口は、既に流路内にある冷却空気の流れと実質的に垂直な角度で冷却空気を冷却通路へと導くように構成された開放端シンブルで埋められる。いずれの場合も、通路内を流れる空気は、流れの方向が相反するために、軸方向の運動量を失いかねず、プレナムから流入する冷却空気の運動に対する障壁も生じかねない。
一つの態様では、冷却通路を有する燃焼器アセンブリの冷却法を提供する。この方法は、第1開口部と、第1開口部の下流の第2開口部と、それらの間に延在する流路とを画成する内面を有する1以上のシンブルを用意することを含む。流路は、収束部と、収束部の下流の回復部とを有する。この方法は、1以上のスリーブに画成される1以上の入口に1以上のシンブルを挿入して上記流路から冷却通路に冷却空気を排出することに含む。
別の態様では、燃焼器アセンブリの冷却通路に冷却空気を導くためのシンブルを提供する。このシンブルは、外面とその反対側の内面とを有しており、内面は第1開口部と、第1開口部の下流の第2開口部と、それらの間に延在する流路とを画成する。流路は、収束部と、収束部の下流の回復部とを有する。収束部は第1開口部から回復部まで減少する直径を有しており、回復部はその全域で略一定の直径を有する。
さらに別の態様では、燃焼器アセンブリの冷却通路に冷却空気を導くように構成された1以上の突起部を有するスリーブを提供する。1以上の突起部は、外面とその反対側の内面とを有しており、内面は第1開口部と、第1開口部の下流の第2開口部と、それらの間に延在する流路とを画成する。流路は、収束部と、収束部の下流の回復部とを有する。収束部は第1開口部から回復部まで減少する直径を有しており、回復部はその全域で略一定の直径を有する。
図1は、例示的なガスタービンエンジン10の概略断面図である。エンジン10は、圧縮機アセンブリ12、燃焼器アセンブリ14、タービンアセンブリ16及び共通の圧縮機/タービンローター軸18を備える。エンジン10は例示にすぎず、本発明の実施形態はエンジン10に限らず、本明細書に記載したような冷却が必要とされるあらゆるガスタービンエンジン又は被加熱装置で実施し得る。
作動時に、空気は圧縮機アセンブリ12を流れて圧縮空気が燃焼器アセンブリ14に吐出され、燃料との混合及び燃焼器アセンブリ14の部材の冷却に用いられる。燃焼器アセンブリ14は、燃料(例えば天然ガス及び/又は燃料油など)を空気流に噴射して混合気を点火し、燃焼によって混合気を膨張させ、高温燃焼ガス流を生じさせる。燃焼器アセンブリ14はタービンアセンブリ16と流体連通していて、高温膨張ガス流をタービンアセンブリ16に吐出する。高温膨張ガス流はタービンアセンブリ16に回転エネルギーを与え、タービンアセンブリ16はローター18と回転可能に結合しているので、ローター18が圧縮機アセンブリ12に回転力を与える。
図2は、燃焼器アセンブリ14の部分拡大断面図である。燃焼器アセンブリ14は、タービンアセンブリ16及び圧縮機アセンブリ12と流体連通している。圧縮機アセンブリ12はディフューザー50と排気プレナム52とを備えており、ディフューザー50と排気プレナム52は互いに流体連通していて、以下で詳しく説明する通り燃焼器アセンブリ14に空気を導く。
燃焼器アセンブリ14は、複数の燃料ノズル56を少なくとも部分的に支持する略円形のドームプレート54を備える。ドームプレート54は、保持具(図2には図示せず)で略円筒形の燃焼器フロースリーブ58と結合している。略円筒形の燃焼器ライナー60がフロースリーブ58内に位置しており、フロースリーブ58で支持される。ライナー60は略円筒形の燃焼室62を画成する。具体的には、ライナー60はフロースリーブ58から半径方向内側に離隔していて、フロースリーブ58と燃焼器ライナー60の間に環状燃焼器ライナー冷却通路64が画成される。フロースリーブ58は、圧縮機排気プレナム52からの空気流の一部が冷却通路64に流入できる複数の入口66を画成する。
インピンジメントスリーブ68は、その上流端部69で燃焼器フロースリーブ58と略同心に結合している。トランジションピース70は、インピンジメントスリーブ68の下流端部67と結合している。トランジションピース70は、ライナー60と共に、燃焼室62内で生じた燃焼ガスを下流のタービンノズル84に導くのを促進する。インピンジメントスリーブ68とトランジションピース70の間にトランジションピース冷却通路74が画成される。インピンジメントスリーブ68に画成された複数の開口76によって、圧縮機排気プレナム52からの空気流の一部をトランジションピース冷却通路74へと導くことができる。
作動時に、圧縮機アセンブリ12は軸18(図1に示す)を介してタービンアセンブリ16で駆動される。圧縮機アセンブリ12が回転すると、圧縮機アセンブリは空気を圧縮して、図2(空気流を矢印で示す)に示すように、圧縮空気をディフューザー50に吐出する。この例示的な実施形態では、圧縮機アセンブリ12から排出された空気の一部は圧縮機排気プレナム52を介して燃焼室62へと導かれ、圧縮機アセンブリ12から排出された空気の他の部分はエンジン10部品の冷却のため下流に導かれる。具体的には、プレナム52内の加圧圧縮空気の第1の分岐流78は、インピンジメントスリーブ開口76を介してトランジションピース冷却通路74へと導かれる。この空気は次いでトランジションピース冷却通路74内で上流に導かれ、燃焼器ライナー冷却通路64に排出される。また、プレナム52内の加圧圧縮空気の第2の分岐流80は、インピンジメントスリーブ68の周囲に導かれ、入口66を介して燃焼器ライナー冷却通路64へと噴射される。入口66から流入する空気とトランジションピース冷却通路74からの空気は次いでライナーー冷却通路64内で混合され、ライナー冷却通路64から燃料ノズル56へと送られ、ノズルで燃料と混合され、燃焼室62内で点火される。
フロースリーブ58は、燃焼室62とその燃焼プロセスを外部環境(例えば周囲のタービン部品)から実質的に隔離する。生成した燃焼ガスは燃焼室62からトランジションピース70の空洞部へと送られ、燃焼ガス流はタービンノズル84へと導かれる。
図3はライナー冷却通路64の断面図であり、圧縮空気がフロースリーブ58から入口66を介してライナー冷却通路64に流入する際の状態を示す。少なくとも幾つかの公知のシステムでは、圧縮空気をライナー冷却通路64へと導くため、入口66の周囲に設けられた1以上の真っすぐなシンブル86が利用されている。シンブル86は、圧縮空気をさらにライナー冷却通路64に導いて低温圧縮空気がライナー60(インピンジメントライナー60とも呼ばれる)に達する確率を高めて熱伝達を促進する。図3は、シンブル86を有する入口とシンブルのない入口66を介して圧縮空気がライナー冷却通路64に流入することを示しているが、同様の構成は、圧縮空気をトランジションピース冷却通路74に導く際にも使用できる。
圧縮空気がトランジションピース冷却通路74又はライナー冷却通路64のいずれかに流入する際に、圧力損失が起こる。こうした圧力損失には、空気流が通路の空気流と混合する際及び/又はライナー60又はトランジションピース70に衝突する際に生じる圧力損失のように、熱伝達を最大限にするので有用なものもある。しかし、その他の圧力損失はダンプ損失又は曲がり損失のため浪費される。
有用な圧力損失を最大とし、無駄な圧力損失を最小にするため、シンブル86、ライナー冷却通路64及びトランジションピース冷却通路74は、テイラー・ゲルトラー型の流れが維持されるように構成することができる。図4及び図5にそれぞれ平行気流及びテイラー・ゲルトラー型の流を、気流の方向を示す矢印と共に示す。平行気流は、テイラー・ゲルトラー流よりも通路空気流との混合が少なく、ライナー60又はトランジションピース70との衝突が少ない。
本発明の実施形態は、燃焼器アセンブリの冷却、圧力損失量の低減及び燃焼器アセンブリの変動(dynamics)の抑制に使用できる。図6に、シンブル100の例示的な実施形態を示す。シンブル100は内面101と外面103とを有する。内面101の少なくとも一部は流路102を画成する。図6では、シンブル100は略円形で長手方向軸90を中心としているが、本発明のシンブル100の実施形態は多種多様な形状及び構成(以下でさらに説明する)を有していてもよい。一般に、圧縮空気はプレナム52から流路102を通して、トランジションピース冷却通路74又はライナー冷却通路64のような冷却通路107へと流れる。シンブル100はリップ部104を備える。ある実施形態では、リップ部104は略円形で、外径Dを有する。リップ部104はスリーブ106と係合する。スリーブ106はスリーブ、ライナーその他2つのチャンバーに分ける壁でよい。図6では、スリーブ106はインピンジメントスリーブ68、フロースリーブ58、その他燃焼器アセンブリの冷却に用いられるスリーブである。
図示したシンブルは、スリーブ106から分離又は取外し可能にみえるが、本発明の実施形態は、スリーブ106と一体化(つまりスリーブ106と結合又は固定)したシンブル、並びに本明細書に記載したシンブルと同様の形状の突起部を画成又は形成するように製造されたスリーブ106も包含する。
一般に、スリーブ106は厚さWを有する。ある実施形態では、シンブル100と係合させるため、レッジ部108がスリーブ106から延在していて、厚さWを有する。WはWよりも小さい。レッジ部108の端部110は、図3に示す入口66のように、スリーブ106の開口を画成する。図6では開口は略円形であるが、開口はいかなる構成のものでもよい。レッジ部108は、Dと略等しい又は若干大きい外径Dを有し、Dよりも小さい内径Dを有する。レッジ部108はリップ部104と係合するように構成され、リップ部104と同様の構成を有するので、シンブル100の使用に際してリップ部104をレッジ部108上に保持又は連結することができる。リップ部104は厚さWを有する。一実施形態では、WはW−Wに略等しく、スリーブ106の外面は実質的に平滑になる。
流路102は内面101で画成されるが、複数の水平断面でさらに説明する。ある実施形態では、流路102の複数の水平断面は略円形で、各水平断面は内面101のある地点から長手方向軸90を通って内面101の別の地点まで延びる内径IDを有する。さらに、内面101は長手方向軸90又は水平断面のIDに対する傾斜Sで規定される。
シンブル100は収束部112を有しているが、これは流路102の空気流の方向(矢印で示す)を収束又は狭窄する部分として定義される。収束部112は、シンブル100の、水平断面を下流方向に移動したときに断面積が減少する部分としても定義される。図6に示すように、ある実施形態では、収束部112の内径IDCSは収束部112の少なくとも一部で直線的に減少して、内面101は、長手方向軸90に対して角度θをなす一定の傾斜SCSをもつ。この部分は円錐台の形状を有する。例えば、一実施形態では、シンブル100の内面は長手方向軸90に対して約15°の角度をなす。
ある実施形態では、SCS及びθは流路102の始点から収束部112の終点まで一定である。或いは、収束部112は、プレナム52からの圧縮空気が流路102に流入する入口部114を有する。入口部114(ひいては収束部112)は、次式が成立するところから始まる。
Figure 0005583327
ここで、SEPは入口部114での内面101の傾斜である。図6に示すように、ある実施形態では、圧力損失を最小限にするため、SEPはSCSよりも小さい(すなわち、SCSはSEPよりも傾きが急である)。さらに、入口部114の水平断面は、断面を流路102の下流方向に移動したときに非線形的に減少する内径IDEPを有する。
シンブル100は回復部116も有しているが、これは流路102の水平断面の面積が略等しい部分として定義される。回復部116は、空気の流れを均一な分布となるようにする。図6に示すように、回復部116の内面101は長手方向軸90と略平行である。回復部116の内径IDRSはその全域で略等しく、ある実施形態では、収束部112の終点のIDCSよりも小さい。
ある実施形態では、シンブル100は拡散部118を有しているが、これは流路102の水平断面の面積が増大する部分として定義される。さらに、拡散部118の内径IDDSはIDRSよりも大きい。拡散部は、膨張によって圧力損失を抑制するように作用する。
ある実施形態では、入口部114と収束部112は鋭角で交差する。他の実施形態では、内面101は、入口部114と収束部112とを連絡する移行部115を含む。移行部115は、約0.01インチ〜約0.2インチの半径Rを有する円弧である。或いは、入口部114はRと等しく、収束部112をリップ部104の上面に連絡する。
ある実施形態では、収束部112と回復部116は鋭角で交差する。他の実施形態では、内面101は、収束部112と回復部116とを連絡する移行部117を含む。移行部117は半径Rの円弧である。Rは、回復部116への導入部での空気分離を最小限にするように設計される。一般に、Rは、内面101と空気流で形成されるレイノルズ数(R)に比例する。一実施形態では、Rは約0.01インチ〜約0.2インチである。
ある実施形態では、回復部116と拡散部118は鋭角で交差する。他の実施形態では、内面101は、回復部116と拡散部118とを連絡する移行部119を含む。移行部119は半径Rの円弧である。Rは、出口での表面からの空気の分離を最小限にするように設計される。適当なRの値は、少なくともIDRS、H、シンブルを流れる空気流のR、シンブル流の運動量(MTHIMBLE)と交差流の運動量(MCROSS)との比に複雑に依存する。
外面103は、通路107内でのシンブル100の通路部121を画成するが、任意の適当な形状を有する。一実施形態では、通路部121の水平断面は直径Dの略円形である。一実施形態では、Dは、フランジ部120並びに内面101の収束部112に対応する外面103の部分を除いて、シンブル100の全域で略等しい。IDCSと同様に、Dは水平断面を下流に移動すると次第に小さくなる。
入口66を通る流れは、通路107内の上流の流れを遮って、不要な圧力損失を生じかねない。図7〜図10に、シンブル200の外面203と内面201で画成される壁に形成された圧力開口部220を示すが、この開口部は交差流からのこうした圧力損失を抑制する作用をもつ。圧力開口部220は、通路207内で流路202を通過する空気流の調節を図るもので、略円形で長手方向軸290を中心とする。圧力開口部220は、通路内で接近する空気の一部を流路202内に導く。図7及び図8は、円形の入口を有する圧力開口部220を示す。図9及び図10は圧力開口部220の別の実施形態を示し、放物形でシンブル200の下流側に延びる開口部220入口を有する。図7〜図10に示すように、圧力開口部220はシンブル200の壁で画成され、上部222を有する。ある実施形態では、上部222は流路内の空気流の方向へと下向きに湾曲している。
図11〜図14は、スリーブ306に配置し得るシンブル300を示し、プレナム52内の空気流はスリーブ306の外面と少なくとも部分的に平行に移動するか或いはプレナム52内の空気流は流路302を通る空気流と少なくとも部分的に垂直である。
図11及び図12に示すシンブル300の流路302は、流路302の中心を通る長手方向軸390(図12に示す)に対して非対称である。長手方向軸390を通る垂直面(線391で示す)は、流路302の容積を前方部分324と後方部分326とに分け(図12)、楕円形又はインゲンマメ形の水平断面を前方領域327と後方領域325とに分ける(図11)。非対称シンブル300では、流路302の前方部分324で画成される空間は、流路302の後方部分326で画成される空間よりも大きい。さらに、空気が流路302の収束部312を流れる際に、楕円形断面の面積が減少するが、その減少の程度が大きいのは前方領域327である。図12の内径IDとIDとを対比すれば、内径の減少は後方部分326よりも前方部分324の方が大きい。
シンブル300は回復部316も有しており、流路302の水平断面は略円形で、断面積は回復部316の全域で略等しい。シンブル300は、上記で説明した拡散部118と同様に構成された拡散部(図11には図示せず)を含んでいてもよい。
図13及び図14は、スクープ部材430と併用されるシンブル400を示す。図13では、流路402は入口部414を有する収束部412と、回復部416とを有する。図13では本発明の一実施形態でのスクープ部材の使用例を示すが、例えばシンブル100、200及び300を始めとする他の多くのシンブルにもスクープ部材430を使用できる。
スクープ部材430は、概してスリーブ106と平行に流れる空気を流路402へと方向転換させるもので、略円形で長手方向軸490を中心とする。スクープ部材430は流路402の開口部の一部分を覆うように構成され、湾曲した形状を有する。スクープ部材430は空気を流路402内に導く多くの形状を有することができるが、一実施形態では、スクープ部材430は実質的に中空球の1/4部分のような形状である。スクープ部材430は、流路402の開口近傍のリップ部404の上面に結合又は固定されるか、或いは流路402の開口近傍の内面401に結合又は固定される。
図15は、フロースリーブ58及びインピンジメントスリーブ68の構成例を示す。フロースリーブ58は、圧力損失を最小限にするためのシンブル100を備える。インピンジメントスリーブ68は、圧力損失を起こさずに気流を増加させるための非対称シンブル300を備える。インピンジメントスリーブ又はフロースリーブで外側気流がスリーブの表面と平行であるような領域での流量を増加させるためにスクープ付シンブル400も使用される。
さらに、フロースリーブ58及びインピンジメントスリーブ68全体で、冷却及び気流を最適化するため、本明細書に記載した各種のシンブルを様々なサイズ及び構成のものを使用してもよい。例えば、図16では、シンブル703、702及び701はそれぞれ異なる深さH、H及びHを有する。シンブル701が最も上流にあり、他のシンブルよりも大きい深さHを有する。下流では圧力が低いので、深さHのシンブル703の方が適している。上流シンブルと下流シンブルとの相互作用は、上流シンブルが下流シンブルで低い圧力場を生じさせ、ひいては下流シンブルを通る流れを増加させるようにする。
本発明の実施形態は、スリーブ通路とディフューザプレナムの間の圧力振動のカップリング(音響インピーダンスと特徴づけることができる)を低減するのにも使用できる。一般に、インピーダンスは次式で表される。
Figure 0005583327
ここで、Zはオリフィスのインピーダンスであり、p′は内向き音圧摂動であり、q′はp′による流量変動である。
インピーダンスは、圧力降下及び流量のような定常状態量でも表すことができる。
Figure 0005583327
ここで、ΔPはオリフィス全体の圧力降下であり、Qはオリフィス全体の流量である。詳細な非定常解析で、シンブルのインピーダンスが逆止弁又は電気回路のトランジスタに類似していることが判明した。内向き音波(incoming acoustic wave)が正相のとき、オリフィスではディフューザプレナムから通路への圧力降下が起こるが、これは次式で表すことができる。
Figure 0005583327
ただし、内向き音波が逆相(p′<0)のときは、短期間、流量変動は実際に通路からディフューザプレナムへの方向である(q′<0)。正相変動と異なり、逆相変動では通路からディフューザプレナムへの圧力降下(ΔPbackward)が起こる。そこで、逆相波のインピーダンスは次式で表すことができる。
Figure 0005583327
音波の観点からは、シンブルは逆流が起きたときに遮断する逆止弁のように作用する。前方及び後方圧力降下(ΔPforward及びΔPbackward)は、ディフューザプレナムと通路を調節する力関数に比例する。これらの力関数は、開口の特性長又は直径に強く関連する。換言すれば、幾何寸法によって、音波伝搬の位相及び波数パラメータが決まる。したがって、シンブルは前方及び後方音波の長さの差を増大させて、内向き音波と外向き音波(outgoing acoustic wave)の位相角及び波数の差が増す。さらに、シンブルは内向き音波と外向き音波が同相となる確率を低減する。こうした通路内の音波の低減によって、燃焼室62内での音波の発生機会が減少する。
本発明は、燃焼器アセンブリの冷却通路に冷却空気を導くように構成された1以上の突起部を有するスリーブも提供する。1以上の突起部は、外面とその反対側の内面とを有しており、内面は第1開口部と、第1開口部の下流の第2開口部と、それらの間に延在する流路とを画成する。流路は、収束部と、収束部の下流の回復部とを有する。収束部は第1開口部から回復部まで減少する直径を有しており、回復部はその全域で略一定の直径を有する。
本発明は、複数の入口を有する1以上のスリーブで少なくとも部分的に囲繞された燃焼器アセンブリ(例えば燃焼器アセンブリ14)の冷却法を提供する。この方法は、第1開口部と、第1開口部の下流の第2開口部と、それらの間に延在する流路とを画成する内面を有する1以上のシンブルを用意することを含む。流路は、収束部と、収束部の下流の回復部とを有する。この方法は、1以上のスリーブに画成された1以上の入口に1以上のシンブルを挿入して上記流路から冷却通路に冷却空気を排出することも含む。
本発明の実施形態を用いると、温度勾配が減少するようにトランジションピース70及び燃焼器ライナー60の冷却を最適化することができる。同様に、本発明の実施形態では、圧力損失が低減される。さらに、本明細書に記載の幾つかのシンブルは取外しできるので、燃焼プロセスに変更(例えばローディングスケジュール、点火温度、燃料などの変更)が加えられた場合、フロースリーブの構成を変更することができる。
本明細書で、単数形で記載された構成要素又は段階であっても、除外することが明示されていない限り、複数の構成要素又は段階を除外するものではない。本発明の「一実施形態」又は「例示的な実施形態」というときは、その箇所に記載の特徴を含む他の実施形態の存在を除外するものではない。
本明細書では、ガスタービンエンジン用燃焼器アセンブリに関して装置及び方法を説明してきたが、装置及び方法は、燃焼器アセンブリ又はガスタービンエンジンに限定されるものではない。同様に、例示した部品は、本明細書に記載の特定の実施形態に限定されるものではなく、シンブルの部品は、本明細書に記載された他の部品とは独立かつ別個に使用できる。
様々な特定の実施形態について本発明を説明してきたが、特許請求の範囲の技術的思想及び技術的範囲内で変更を加えて本発明を実施できることは当業者には明らかであろう。
例示的なガスタービンエンジンの略断面図。 図1に示すガスタービンエンジンで使用し得る例示的な燃焼器アセンブリの部分拡大断面図。 圧縮冷却空気が流入する際のライナー通路の断面図。 図3に示すライナー通路に形成し得る平行気流の図。 図3に示すライナー通路に形成し得る乱気流の図。 図3のライナー通路で使用し得るシンブルの例示的な実施形態を示す図。 圧力開口部を有するシンブルの断面図。 図7に示す圧力開口部を有するシンブルの斜視図。 図6のシンブルで使用し得る追加の圧力開口部の断面図。 図9に示す圧力開口部を有するシンブルの斜視図。 非対称流路を有するシンブルの平面図。 図11に示す非対称流路を有するシンブルの断面図。 スクープ部材を有するシンブルの断面図。 図13に示すスクープ部材を有するシンブルの平面図。 図6〜図14に示すようなシンブルを有するフロースリーブ及びインピンジメントスリーブの例示的な構成を示す図。 互いに深さの異なる複数のシンブルの使用例を示す図。
符号の説明
10 ガスタービンエンジン
12 圧縮機アセンブリ
14 燃焼器アセンブリ
16 タービンアセンブリ
50 ディフューザ
52 圧縮機排気プレナム
58 フロースリーブ
60 燃焼器ライナー
62 燃焼室
64 燃焼器ライナー冷却通路
68 インピンジメントスリーブ
70 トランジションピース
74 トランジションピース冷却通路
76 インピンジメントスリーブ開口
100,200,300,400 シンブル
101,201,401 内面
102,202,302,402 流路
103,203 外面
104,404 リップ部
106,306 スリーブ
107,207 冷却通路
108 レッジ部
112,312,412 収束部
114 入口部
116,316,416 回復部
118 拡散部
120 フランジ部
121 通路部
220 圧力開口部
430 スクープ部材

Claims (8)

  1. 燃焼器アセンブリ(14)の冷却通路(107)に冷却空気を導くためのシンブル(100)であって、当該シンブル(100)が、
    スリーブ(106)から、該スリーブ(106)と燃焼器ライナー(60)又はトランジションピース(70)との間に画成される冷却通路(107)へと延在する外面(103)と、
    その反対側の内面(101)であって、前記内面(101)が第1開口部と、第1開口部の下流の第2開口部と、それらの間に延在する流路(102)とを画成しており、流路(102)が、収束部(112)と、収束部の下流の回復部(116)とを有していて、収束部が第1開口部から回復部まで減少する直径を有しており、回復部がその全域で一定の直径を有する内面(101)と、
    前記外面(103)によって少なくとも部分的に画成されるリップ部(104)であって、前記スリーブ(106)から延在するレッジ部(108)と係合するリップ部(104)と
    を備えており、前記収束部(112)が円錐台部を含んでいて、円錐台部の直径がその上流端部からその下流端部まで減少し、前記収束部(112)が第1開口部から円錐台部に延在する入口部(114)をさらに有していて、入口部の直径が円錐台部の直径よりも大きい、シンブル(100)。
  2. 前記流路(102)がさらに回復部(116)の下流の拡散部(118)を有していて、拡散部が回復部から第2開口部まで増大する直径を有する、請求項1記載のシンブル(100)。
  3. 前記内面(101)が冷却通路(107)から流路(102)内に空気を導くように構成された壁開口部を画成する、請求項1記載のシンブル(100)。
  4. 前記壁開口部が円形である、請求項記載のシンブル(100)。
  5. 前記壁開口部が非円形である、請求項記載のシンブル(100)。
  6. 第1開口部が楕円形及びインゲンマメ形のいずれかの形状である、請求項1記載のシンブル(100)。
  7. 前記外面(103)が、前記リップ部(104)によって画成されるフランジ部(120)と、フランジ部の下流にフランジ部と同心に整列した通路部(121)とをさらに含んでいて、フランジ部及び通路部が各々流路(102)を囲繞する外径を有していて、フランジ部が第1開口部及び収束部(112)の少なくとも一部の周囲に延びており、フランジ部の直径が通路部の直径よりも大きい、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載のシンブル(100)。
  8. 燃焼器アセンブリ(14)の冷却通路(107)に冷却空気を導くように構成された1以上の突起部を有するスリーブ(106)であって、前記1以上の突起部が、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載のシンブル(100)からなる、スリーブ(106)。
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