JP5579942B2 - 複数のワイヤレス通信デバイスの確認応答 - Google Patents

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Description

関連出願および優先権の主張
本出願は、(a)「PLURAL WIRELESS COMMUNICATION DEVICE ACKNOWLEDGEMENTS」という、2011年7月12日に出願された米国仮特許出願第61/507,055号と、(b)「SENDING ACKNOWLEDGEMENT TO MULTIPLE MOBILE STATIONS WITHIN ONE MESSAGE」という、2011年2月1日に出願された米国仮特許出願第61/438,639号と、(c)Wireless Terminal Wait State Overrideという、2011年7月21日に出願された米国仮特許出願第61/510,278号とに関し、これらの利益を主張し、これらに対する優先権を主張する。前記出願のすべてが、本明細書において以下で全体が完全に説明されるかのように、参照によって本明細書に組み込まれる。
本開示は、全般に通信システムに関する。より具体的には、本開示は、複数のワイヤレス通信デバイスの確認応答のためのシステムおよび方法に関する。
ワイヤレス通信システムは、世界中の多くの人々が通信するための重要な手段になっている。ワイヤレス通信システムは、いくつかの加入者局のための通信を提供することができ、それらの各々は基地局によってサービスされ得る。
加入者局の潜在的な使用法は、劇的に増えている。たとえば、マシンツーマシン(M2M)デバイスの導入によって、ワイヤレスリンクは、従来はワイヤレスにアクセスされなかった機械との対話を可能にするために使用され得る。これは、家電製品、照明、暖房、貯蔵庫、および自動車のような、多種多様な異なる電子デバイスを含む。(制御と使用データ取得とのいずれかのために)ワイヤレスにアクセスされる電子デバイスの数が増えるに従って、ある地理的なエリアで通信する加入者局の数も増え得る。そのような増加は、基地局の過負荷につながり得る。加入者局が基地局に過負荷をかけるのを防ぐことによって、利益が実現され得る。
複数のワイヤレス通信デバイスから確認応答を受信するための方法が、説明される。複数のワイヤレス通信デバイスへ宛てられた、第1の確認応答メッセージが送信される。第1の確認応答メッセージは、ワイヤレス通信デバイスがデバイス確認応答メッセージを送信すべき期間を、各ワイヤレス通信デバイスに対して示す。デバイス確認応答メッセージは、複数のワイヤレス通信デバイスの各々から受信される。デバイス確認応答メッセージは、そのワイヤレス通信デバイスに対して示された、デバイス確認応答メッセージを送信するための期間内に送信された。
第1の確認応答メッセージは、複数のワイヤレス通信デバイスの各々をアドレス指定する単一の確認応答メッセージの形式で、生成され得る。第1の確認応答メッセージを送信することは、複数のワイヤレス通信デバイスによる受信のために、単一の確認応答メッセージを送信することを含み得る。単一の確認応答メッセージは、単一の確認応答メッセージによってアドレス指定される、複数のワイヤレス通信デバイスのアドレスのリストを含み得る。アドレスのリスト内での相対的な位置は、ワイヤレス通信デバイスがそのデバイス確認応答メッセージを送信すべき期間を示すものであり得る。
アドレスのリストの中の各ワイヤレス通信デバイスのアドレスは、Temporary Flow Identifier(TFI)であってよい。第1の確認応答メッセージは、各々のアドレス指定されたワイヤレス通信デバイスのAck/Nack情報を含み得る。第1の確認応答メッセージは、デバイス確認応答メッセージが複数のワイヤレス通信デバイスによって送信されるべきであることを、示すことができる。
第1の確認応答メッセージはまた、少なくとも1つの確認応答グループを示し得る。各確認応答グループは、グループのワイヤレス通信デバイスがそれらのデバイス確認応答メッセージを送信すべき共通の時間間隔を割り当てられた、ワイヤレス通信デバイスのグループを含み得る。共通の時間間隔は、1つまたは複数のフレームを含む、相対予約ブロック期間であってよい。第1の確認応答メッセージは、第1の確認応答メッセージが送信された第1の時間間隔を示し得る。第1の確認応答メッセージはまた、複数のワイヤレス通信デバイスのすべてと関連付けられ1つまたは複数のフレームに追加するフレームの数を示す、基本的な相対予約ブロック期間を示し得る。
複数のワイヤレス通信デバイスから確認応答を受信するための装置も、説明される。装置は、複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられた第1の確認応答メッセージを送信するための手段を含む。第1の確認応答メッセージは、ワイヤレス通信デバイスがデバイス確認応答メッセージを送信すべき期間を、各ワイヤレス通信デバイスに対して示す。装置はまた、そのワイヤレス通信デバイスに対して示された、デバイス確認応答メッセージを送信するための期間内に送信されたデバイス確認応答メッセージを、複数のワイヤレス通信デバイスの各々から受信するための手段を含む。
複数のワイヤレス通信デバイスから確認応答を受信するためのコンピュータプログラム製品が、説明される。コンピュータプログラム製品は、命令をその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体を含む。命令は、基地局に、複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられた第1の確認応答メッセージを送信させるためのコードを含む。第1の確認応答メッセージは、ワイヤレス通信デバイスがデバイス確認応答メッセージを送信すべき期間を、各ワイヤレス通信デバイスに対して示す。命令はまた、そのワイヤレス通信デバイスに対して示された、デバイス確認応答メッセージを送信するための期間内に送信されたデバイス確認応答メッセージを、基地局に、複数のワイヤレス通信デバイスの各々から受信させるためのコードを含む。
ワイヤレス通信デバイスからデバイス確認応答を送信するための方法が、説明される。複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられた第1の確認応答メッセージが、基地局から受信される。そのワイヤレス通信デバイスと関連付けられる期間は、第1の確認応答メッセージから決定される。デバイス確認応答メッセージは、その期間内に送信される。
その期間を決定することは、複数のワイヤレス通信デバイスの他のデバイスではなくそのワイヤレス通信デバイスに向けられる、第1の確認応答メッセージの部分を決定することを含み得る。第1の確認応答メッセージは、第1の確認応答メッセージによってアドレス指定される、複数のワイヤレス通信デバイスのアドレスのリストを含み得る。期間を決定することは、ワイヤレス通信デバイスのアドレスの、アドレスのリスト内での相対的な位置を決定することを含み得る。この期間は、相対的な位置に基づいて決定され得る。
アドレスのリストの中のワイヤレス通信デバイスのアドレスは、Temporary Flow Identifier(TFI)であってよい。第1の確認応答メッセージは、複数のワイヤレス通信デバイスの各々のAck/Nack情報を含み得る。第1の確認応答メッセージから、デバイス確認応答メッセージがその期間内に送信されるべきであることが決定され得る。
第1の確認応答メッセージは、デバイス確認応答メッセージを送信すべき共通の時間間隔を割り当てられたワイヤレス通信デバイスのグループを含む、少なくとも1つの確認応答グループを示し得る。確認応答グループにおけるワイヤレス通信デバイスのメンバーシップは、ワイヤレス通信デバイスに割り当てられた共通の時間間隔に基づいて決定され得る。デバイス確認応答メッセージを送信することは、ワイヤレス通信デバイスに割り当てられた共通の時間間隔内で、デバイス確認応答メッセージを送信することを含み得る。
共通の時間間隔は、1つまたは複数のフレームを含む、相対予約ブロック期間であってよい。期間を決定することは、ワイヤレス通信デバイスがメンバーである確認応答グループのメンバーである他のワイヤレス通信デバイスのアドレスの位置に対する、アドレスのリスト内でのワイヤレス通信デバイスのアドレスの相対的な位置に基づいて、ワイヤレス通信デバイスに割り当てられる、共通の時間間隔内の少なくとも1つのフレームとして、期間を決定することを含み得る。
第1の確認応答メッセージは、第1の確認応答メッセージが送信された第1の時間間隔と、複数のデバイスのすべてと関連付けられる第2の時間間隔とを示し得る。期間を決定することは、第1の時間間隔および第2の時間間隔に基づいてよい。第1の時間間隔は、第1の確認応答メッセージを含む無線ブロックの第1のフレームであってよい。第2の時間間隔は、基本的な相対予約ブロック期間であってよい。期間を決定することは、第1の確認応答メッセージによってアドレス指定される1つまたは複数の他のワイヤレス通信デバイスによって、デバイス確認応答メッセージのために使用されるフレームの数を決定することを含み得る。
デバイス確認応答を送信するためのワイヤレス通信デバイスが、説明される。ワイヤレス通信デバイスは、複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられた第1の確認応答メッセージを、基地局から受信するための手段を含む。ワイヤレス通信デバイスはまた、第1の確認応答メッセージから、ワイヤレス通信デバイスと関連付けられる期間を決定するための手段を含む。ワイヤレス通信デバイスはさらに、期間内にデバイス確認応答メッセージを送信するための手段を含む。
ワイヤレス通信デバイスから確認応答を送信するためのコンピュータプログラム製品も、説明される。コンピュータプログラム製品は、命令をその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体を含む。命令は、複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられた第1の確認応答メッセージを、ワイヤレス通信デバイスに、基地局から受信させるためのコードを含む。命令はまた、ワイヤレス通信デバイスに、第1の確認応答メッセージからワイヤレス通信デバイスと関連付けられる期間を決定させるためのコードを含む。命令はさらに、ワイヤレス通信デバイスに、その期間内にデバイス確認応答メッセージを送信させるためのコードを含む。
複数のワイヤレス通信デバイスへ確認応答を送信するための方法が、説明される。単一の確認応答メッセージが、生成される。単一の確認応答メッセージは、基地局が、複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にする。単一の確認応答メッセージは、複数のワイヤレス通信デバイスへ送られる。
無線リンク制御メッセージが、複数のワイヤレス通信デバイスから受信され得る。確認応答メッセージは、各ワイヤレス通信デバイスの一時的なフローアイデンティティを含み得る。確認応答メッセージはまた、アドレス指定されたワイヤレス通信デバイスの相対予約ブロック期間を含み得る。確認応答メッセージは、パケットアップリンクACK/NACKであってよい。
確認応答メッセージ内での相対予約ブロック期間の情報の存在は、対応する一時的なフローアイデンティティによってアドレス指定されるワイヤレス通信デバイスが、パケット制御確認応答についてポーリングされることを示唆し得る。確認応答メッセージのヘッダの中のES/Pフィールドは、使用されなくてよい。確認応答メッセージは、最終的な確認応答を受信していない各ワイヤレス通信デバイスのための、可変長確認応答ビットマップを含み得る。
確認応答メッセージは、いくつかのワイヤレス通信デバイスのための最終的な確認応答と、他のワイヤレス通信デバイスのための可変長確認応答ビットマップとの組合せを含み得る。相対予約ブロック期間のビットの数は、2ビットを超えるように拡張され得る。この方法は、基地局によって実行され得る。各ワイヤレス通信デバイスのための受信された無線リンク制御メッセージが、ワイヤレス通信デバイスによって送られたすべての無線リンク制御データを含むかどうかが、さらに判定され得る。
ワイヤレス通信デバイスによって確認応答を受信するための方法も、説明される。確認応答メッセージは、基地局から受信される。ワイヤレス通信デバイスに対応する確認応答メッセージの部分が、決定される。ワイヤレス通信デバイスに対応する確認応答メッセージの部分が、最終的な確認応答か、または可変長確認応答ビットマップかが判定される。
ワイヤレス通信デバイスに対応する確認応答メッセージの部分は、最終的な確認応答であることがある。ワイヤレス通信デバイスは、ワイヤレス通信デバイスによって基地局へ送られた無線リンク制御データブロックを基地局が受信するのに成功したことを、認識し得る。
ワイヤレス通信デバイスに対応する確認応答メッセージの部分は、可変長確認応答ビットマップであることがある。基地局へ再び送るべき、1つまたは複数の無線リンク制御データブロックが決定され得る。決定された1つまたは複数の無線リンク制御データブロックは、基地局へ送信され得る。確認応答メッセージは、基地局が、複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にし得る。確認応答メッセージは、各ワイヤレス通信デバイスの一時的なフローアイデンティティを含み得る。確認応答メッセージは、基地局によってアドレス指定されたワイヤレス通信デバイスのための、相対予約ブロック期間を含み得る。確認応答メッセージは、パケットアップリンクACK/NACKであってよい。
複数のワイヤレス通信デバイスへ確認応答を送信するための装置が、説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリに記憶された命令とを含む。命令は、単一の確認応答メッセージを生成するように、プロセッサによって実行可能である。単一の確認応答メッセージは、基地局が、複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にする。命令はまた、単一の確認応答メッセージを複数のワイヤレス通信デバイスへ送るように、プロセッサによって実行可能である。
基地局から確認応答を受信するための装置も、説明される。この装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリに記憶された命令とを含む。命令は、基地局から確認応答メッセージを受信するように、プロセッサによって実行可能である。命令はまた、装置に対応する確認応答メッセージの部分を決定するように、プロセッサによって実行可能である。
複数のワイヤレス通信デバイスへ確認応答を送信するためのワイヤレスデバイスが、説明される。ワイヤレスデバイスは、単一の確認応答メッセージを生成するための手段を含む。単一の確認応答メッセージは、基地局が、複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にする。ワイヤレスデバイスはまた、単一の確認応答メッセージを複数のワイヤレス通信デバイスへ送るための手段も含む。
基地局から確認応答を受信するためのワイヤレスデバイスも、説明される。ワイヤレスデバイスは、基地局から確認応答メッセージを受信するための手段を含む。ワイヤレスデバイスはまた、ワイヤレスデバイスに対応する確認応答メッセージの部分を決定するための手段を含む。
複数のワイヤレス通信デバイスへ確認応答を送信するためのコンピュータプログラム製品が、説明される。コンピュータプログラム製品は、命令をその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体を含む。命令は、複数のワイヤレス通信デバイスを基地局がアドレス指定するのを可能にする単一の確認応答メッセージを、基地局に生成させるための、コードを含む。命令はまた、基地局に、単一の確認応答メッセージを複数のワイヤレス通信デバイスへ送らせるための、コードを含む。
基地局から確認応答を受信するためのコンピュータプログラム製品が、説明される。コンピュータプログラム製品は、命令をその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体を含む。命令は、ワイヤレス通信デバイスに、基地局から確認応答メッセージを受信させるためのコードを含む。命令はまた、ワイヤレス通信デバイスに、ワイヤレス通信デバイスに対応する確認応答メッセージの部分を決定させるためのコードを含む。
本明細書で開示される方法および装置が利用され得る、ワイヤレス通信システムの例を示す図。 ワイヤレス通信システム中の送信機および受信機のブロック図。 受信機における受信機ユニットおよび復調器の設計のブロック図。 GSM(登録商標)における例示的なフレームおよびバーストフォーマットを示す図。 GSMシステムにおける例示的なスペクトルを示す図。 送信回路(電力増幅器を含む)と、受信回路と、電力制御器と、復号プロセッサと、信号の処理に使用する処理ユニットと、メモリとを含む、ワイヤレスデバイスの例を示す図。 送信機構造および/または処理の例を示す図。 基地局から複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイスへ送られる確認応答メッセージを示すブロック図。 単一の確認応答メッセージを使用して複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイスと通信するための方法の流れ図。 複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイスに向けられる確認応答メッセージを受信するための方法の流れ図。 基地局から複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイスへ送られる相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージを示すブロック図。 複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイスへの単一の相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージの向上した送信の方法の流れ図。 相対予約ブロック期間(RRBP)の間のマシンタイプ通信(MTC)デバイスによるデバイス確認応答の送信を示すブロック図。 基地局から複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイスへの復号された最終的な確認応答リストの送信を示すブロック図。 第1の相対予約ブロック期間(RRBP)RRBPAの間の、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイスから基地局への、デバイス確認応答メッセージの送信を示すブロック図。 第2の相対予約ブロック期間(RRBP)RRBPA+1の間の、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイスから基地局への、デバイス確認応答メッセージの送信を示すブロック図。 第3の相対予約ブロック期間(RRBP)RRBPA+2の間の、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイスから基地局への、デバイス確認応答メッセージの送信を示すブロック図。 第4の相対予約ブロック期間(RRBP)RRBPA+3の間の、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイスから基地局への、デバイス確認応答メッセージの送信を示すブロック図。 第1のコーディングオプションを使用した、複数のワイヤレス通信デバイスによるデバイス確認応答メッセージの送信を示すブロック図。 第2のコーディングオプションを使用した、複数のワイヤレス通信デバイスによるデバイス確認応答メッセージの送信を示す図。 第2のコーディングオプションを使用した、複数のワイヤレス通信デバイスによるデバイス確認応答メッセージの送信を示す別のブロック図。 第2のコーディングオプションを使用した、複数のワイヤレス通信デバイスによるデバイス確認応答メッセージの送信を示すさらに別のブロック図。 基地局内に含まれ得るいくつかのコンポーネントを示す図。 ワイヤレス通信デバイス内に含まれ得るいくつかのコンポーネントを示す図。
詳細な説明
より多くの人々が、音声だけではなくデータの通信のために、たとえば携帯電話のようなワイヤレス通信デバイスを使用している。遠隔通信ネットワークは、スマートフォンおよびモバイルコンピュータの帯域幅の要件の増大と、ネットワークへのアクセスを探索するデバイスおよびプログラムの数の増大との両方によって、より多くの制約の下に置かれている。たとえば、スマートフォン上で実行される多くのアプリケーションは、更新を確認するために定期的にネットワークにアクセスする。各アクセス自体は、比較的少量の帯域幅しか消費しないが、多くのこれらのアプリケーションを実行する多数のデバイスは、ネットワーク、および特にシグナリングチャネルと制御チャネルに対して、重大な負荷を課し得る。マシンタイプ通信(MTC)デバイスのさらなる普及も同様に、ネットワークリソースに課される需要を増大させる。
図1は、本明細書で開示されるシステムおよび方法が利用され得る、ワイヤレス通信システム100の例を示す。ワイヤレス通信システム100は、複数の基地局(BS)102と複数のワイヤレス通信デバイス104とを含む。各基地局102は、特定の地理的エリア106に対して通信カバレッジを提供する。「セル」という用語は、この用語が使用される文脈に応じて、基地局102および/またはそのカバレッジエリア106を指し得る。
本明細書で使用される場合、「ワイヤレス通信デバイス」という用語は、ワイヤレス通信システムを介した音声および/またはデータ通信のために使用され得る、電子デバイスを指す。ワイヤレス通信デバイス104の例は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドデバイス、ワイヤレスモデム、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、マシンツーマシン(M2M)デバイス、およびセンサデバイス(たとえば、いわゆる「スマートメーター」、警報(alarms)および健康管理デバイスを含む)を含む。ワイヤレス通信デバイス104は、代替的に、アクセス端末、モバイル端末、移動局、リモート局、ユーザ端末、端末、加入者ユニット、加入者局、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ユーザ装置(UE)、MTCデバイスもしくはM2Mデバイス、または何らかの他の同様の用語で呼ばれることがある。MTCデバイスは、MTCデバイスで実現され得る利益を例示するために以下で広く使用されるが、利益は、他のワイヤレス通信デバイス104に対しても実現され得る。「基地局」という用語は、固定された位置に設置され、ワイヤレス通信デバイス104と通信するために使用される、ワイヤレス通信局を指す。基地局102は、代替的に、アクセスポイント(ナノセル、ピコセル、およびフェムトセルを含む)、ノードB、発展型ノードB、ホームノードB、または何らかの他の同様の用語で呼ばれることがある。
システム容量を改善するために、基地局カバレッジエリア106を複数のより小さなエリア、たとえば、3つのより小さなエリア108a、108b、および108cに区分することができる。各々のより小さなエリア108a、108b、108cは、それぞれの無線基地局装置(BTS)によってサービスされ得る。「セクタ」という用語は、この用語が使用される文脈に応じてBTSおよび/またはそのカバレッジエリア108を指し得る。セクタ化されたセルの場合、そのセルのすべてのセクタのBTSは、一般に、そのセルの基地局102内に併設される。
ワイヤレス通信デバイス104は、一般に、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散する。ワイヤレス通信デバイス104は、任意の所与の瞬間に、ダウンリンクおよび/またはアップリンクで、1つまたは複数の基地局102と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局102からワイヤレス通信デバイス104への通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)は、ワイヤレス通信デバイス104から基地局102への通信リンクを指す。アップリンクおよびダウンリンクは、通信リンクを、または通信リンクのために使用されるキャリアを指し得る。
集中型アーキテクチャの場合、システムコントローラ110は、基地局102に結合し得、基地局102の調整および制御を提供することができる。システムコントローラ110は、単一のネットワークエンティティまたはネットワークエンティティの集合であり得る。分散型アーキテクチャの場合、基地局102は、必要に応じて互いに通信し得る。
図2は、ワイヤレス通信システム100中の送信機271および受信機273のブロック図を示す。ダウンリンクでは、送信機271は基地局102の一部であってよく、受信機273はワイヤレス通信デバイス104の一部であってよい。アップリンクでは、送信機271はワイヤレス通信デバイス104の一部であってよく、受信機273は基地局102の一部であってよい。
送信機271において、送信(TX)データプロセッサ275は、データ230を受信し、処理(たとえば、フォーマット、符号化、およびインターリーブ)し、符号化されたデータを提供する。変調器212は、符号化されたデータの変調を実行し、変調された信号を提供する。変調器212は、GSMではガウス型最小シフトキーイング(GMSK)を、Enhanced Data rates for Global Evolution(EDGE)では8位相シフトキーイング(8−PSK)などを実行することができる。GMSKは連続位相変調プロトコルであり、8−PSKはデジタル変調プロトコルである。送信機ユニット(TMTR)218は、変調された信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、およびアップコンバート)し、変調されたRF信号を生成し、その変調されたRF信号はアンテナ220を介して送信される。
受信機273において、アンテナ222は、送信機271および他の送信機から、変調されたRF信号を受信する。アンテナ222は、受信されたRF信号を受信機ユニット(RCVR)224に提供する。受信機ユニット224は、受信されたRF信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、その調整された信号をデジタル化し、サンプルを提供する。復調器226は、以下で説明されるようにサンプルを処理し、復調されたデータを提供する。受信(RX)データプロセッサ228は、復調されたデータを処理(たとえば、デインターリーブおよび復号)し、復号されたデータ232を提供する。概して、復調器226およびRXデータプロセッサ228による処理は、それぞれ送信機271の変調器212およびTXデータプロセッサ275による処理を補足するものである。
コントローラ/プロセッサ214および234はそれぞれ、送信機271および受信機273における動作を指示することができる。メモリ216および236は、それぞれ送信機271および受信機273によって使用される、コンピュータソフトウェアの形式のプログラムコードとデータとを記憶する。
図3は、受信機273における受信機ユニット324および復調器326の設計のブロック図を示す。受信機ユニット324内では、受信チェーン327が、アンテナ322によって受信された受信RF信号を処理し、IbbおよびQbbとして示されたIベースバンド信号およびQベースバンド信号を提供する。受信チェーン324は、低雑音増幅、アナログフィルタリング、直角位相ダウンコンバージョンなどを実行することができる。アナログデジタルコンバータ(ADC)328は、Iベースバンド信号およびQベースバンド信号を、サンプリングクロック329からのfadcというサンプリングレートでデジタル化し、IadcおよびQadcとして示されたIサンプルおよびQサンプルを提供する。概して、ADCサンプリングレートfadcは、整数または非整数の係数によって、シンボルレートfsymと関連付けられ得る。
復調器326内では、プリプロセッサ330が、アナログデジタルコンバータ(ADC)328からのIサンプルおよびQサンプルに対して前処理を実行する。たとえば、プリプロセッサ330は、直流電流(DC)オフセットを除去すること、周波数オフセットを除去することなどができる。入力フィルタ332は、特定の周波数応答に基づいてプリプロセッサ330からのサンプルをフィルタリングし、IinおよびQinとして示された入力Iサンプルおよび入力Qサンプルを提供する。入力フィルタ332は、アナログデジタルコンバータ(ADC)328によるサンプリングから生じたイメージならびにジャマー(jammers)を抑制するために、IサンプルおよびQサンプルをフィルタリングし得る。入力フィルタ332はまた、たとえば、24倍オーバーサンプリングから2倍オーバーサンプリングへと下方に、サンプルレート変換を実行することができる。データフィルタ333は、別の周波数応答に基づいて入力フィルタ332からの入力Iサンプルおよび入力Qサンプルをフィルタリングし、IoutおよびQoutとして示された出力Iサンプルおよび出力Qサンプルを提供する。入力フィルタ332およびデータフィルタ333は、有限インパルス応答(FIR)フィルタ、無限インパルス応答(IIR)フィルタ、または他のタイプのフィルタによって実装され得る。入力フィルタ332およびデータフィルタ333の周波数応答は、良好な性能を達成するように選択され得る。一設計では、入力フィルタ332の周波数応答は固定であり、データフィルタ333の周波数応答は設定可能である。
隣接チャネル干渉(ACI:adjacent channel interference)検出器334は、入力フィルタ332からの入力Iサンプルおよび入力Qサンプルを受信し、受信されたRF信号中の隣接チャネル干渉(ACI)を検出し、隣接チャネル干渉(ACI)インジケータ336をデータフィルタ333に提供する。隣接チャネル干渉(ACI)インジケータ336は、隣接チャネル干渉(ACI)が存在するかどうかを示すことができ、もし存在する場合、隣接チャネル干渉(ACI)が、+200キロヘルツ(kHz)を中心とするより高周波のRFチャネルに起因するか、かつ/または−200kHzを中心とするより低周波のRFチャネルに起因するかを示すことができる。データフィルタ333の周波数応答は、良好な性能を達成するために、隣接チャネル干渉(ACI)インジケータ336に基づいて調整され得る。
等化器/検出器335は、データフィルタ333からの出力Iサンプルおよび出力Qサンプルを受信し、これらのサンプルに対して、等化、マッチドフィルタリング、検出、および/または他の処理を実行する。たとえば、等化器/検出器335は、あるIサンプルおよびQサンプルのシーケンスならびにあるチャネル推定値が与えられたときに送信された可能性が最も高いシンボルのシーケンスを決定する、最大シーケンス推定器(MLSE:maximum likelihood sequence estimator)を実装することができる。
Global System for Mobile communications(GSM)は、セルラー、ワイヤレス通信の普及した規格である。GSMは、標準的な音声サービスでは比較的効率的である。ただし、ハイファイ(high-fidelity)の音声およびデータサービスは、GSMが最適化されているデータスループットレートよりも高いデータスループットレートを必要とする。容量を増加させるために、General Packet Radio Service(GPRS)、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)およびUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)規格がGSMシステムに採用されている。GSM/EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)仕様では、GPRSおよびEGPRSがデータサービスを提供する。GERANの規格は3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)によって維持されている。GERANはGSMの一部である。より具体的には、GERANは、基地局102(AterおよびAbisインターフェース)と基地局コントローラ(Aインターフェースなど)とを結合するネットワークとともにGSM/EDGEの無線部分である。GERANはGSMネットワークの中核部分を表す。それは、PSTN(公衆交換電話網)およびインターネットとリモート端末との間で、電話呼およびパケットデータをルーティングする。GERANはまた、複合UMTS/GSMネットワークの一部である。
GSMは、スペクトルリソースを共有する目的で、時分割多元接続(TDMA)と周波数分割多元接続(FDMA)との組合せを採用する。GSMネットワークは、一般に、いくつかの周波数帯域中で動作する。たとえば、アップリンク通信では、GSM−900は、通常、890〜915メガヘルツ(MHz)帯域中の無線スペクトルを使用する(移動局から無線基地局装置)。ダウンリンク通信では、GSM 900は935〜960MHz帯域を使用する(基地局102からワイヤレス通信デバイス104)。さらに、各周波数帯域は200kHzのキャリア周波数に分割され、200kHzで離間された124個のRFチャネルが与えられる。GSM−1900は、アップリンクでは1850〜1910MHz帯域を使用し、ダウンリンクでは1930〜1990MHz帯域を使用する。GSM 900と同様に、FDMAは、アップリンクとダウンリンクの両方のスペクトルを200kHz幅のキャリア周波数に分割する。同様に、GSM−850は、アップリンクでは824〜849MHz帯域を使用し、ダウンリンクでは869〜894MHz帯域を使用し、一方GSM−1800は、アップリンクでは1710〜1785MHz帯域を使用し、ダウンリンクでは1805〜1880MHz帯域を使用する。
既存のGSMシステムの一例が、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)規格設定団体によって公開された、「Technical Specification 3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group GSM/EDGE Radio Access Network;Multipexing and multiple access on the radio path(Release 4)」と題する技術仕様書3GPP TS 45.002 V4.8.0(2003−06)において特定されている。
GSMにおける各チャネルは、特定の絶対無線周波数チャネル(ARFCN:absolute radio frequency channel)によって識別される。たとえば、ARFCN 1〜124はGSM 900のチャネルに割り当てられ、ARFCN 512〜810はGSM 1900のチャネルに割り当てられる。同様に、ARFCN 128〜251はGSM 850のチャネルに割り当てられ、ARFCN 512〜885はGSM 1800のチャネルに割り当てられる。また、各基地局102は、1つまたは複数のキャリア周波数を割り当てられる。各キャリア周波数は、8つの連続するタイムスロットが、時間が4.615ミリ秒(ms)である1つのTDMAフレームを形成するように、TDMAを使用して(タイムスロット0〜7とラベルをつけられた)8つのタイムスロットに分割される。物理チャネルは、TDMAフレーム内の1つのタイムスロットを占有する。各アクティブワイヤレス通信デバイス104またはユーザは、呼の時間の間、1つまたは複数のタイムスロットインデックスを割り当てられる。各ワイヤレス通信デバイス104のユーザ固有のデータは、そのワイヤレス通信デバイス104に割り当てられた(1つまたは複数の)タイムスロット中で、およびトラフィックチャネルのために使用されるTDMAフレーム中で送られる。
図4は、GSMにおける例示的なフレームおよびバーストフォーマットを示す。送信のためのタイムラインは、マルチフレーム437に分割される。ユーザ固有のデータを送信するために使用されるトラフィックチャネルの場合、この例における各マルチフレーム437は、TDMAフレーム0〜25とラベルをつけられた26個のTDMAフレーム438を含む。トラフィックチャネルは、各マルチフレーム437のTDMAフレーム0〜11およびTDMAフレーム13〜24中で送られる。制御チャネルはTDMAフレーム12中で送られる。アイドルTDMAフレーム25中ではデータが送られず、それは、近隣基地局102によって送信される信号の測定を行うために、ワイヤレス通信デバイス104によって使用される。
フレーム内の各タイムスロットは、GSMでは「バースト」439とも呼ばれる。各バースト439は、2つのテールフィールドと、2つのデータフィールドと、トレーニングシーケンス(またはミッドアンブル)フィールドと、ガード期間(GP:guard period)とを含む。各フィールド中のシンボル数が、丸括弧内に示されている。バースト439は、テールフィールドと、データフィールドと、ミッドアンブルフィールドとのためのシンボルを含む。ガード期間中には、シンボルが送られない。特定のキャリア周波数のTDMAフレームは、番号付けされ、マルチフレーム437と呼ばれる26個または51個のTDMAフレーム438のグループで形成される。
図5は、GSMシステムにおける例示的なスペクトル800を示す。この例では、200kHzだけ離間した5つのRFチャネル上で、5つの変調されたRF信号が送信される。中心周波数が0Hzである、注目するRFチャネルが示されている。2つの隣接RFチャネルは、所望のRFチャネルの中心周波数から+200kHzおよび−200kHzにある中心周波数を有する。(ブロッカーまたは非隣接RFチャネルと呼ばれる)次の2つの最も近いRFチャネルは、所望のRFチャネルの中心周波数から+400kHzおよび−400kHzにある中心周波数を有する。簡単のために図5には示されていない他のRFチャネルが、スペクトル500中に存在し得る。GSMでは、変調されたRF信号は、fsym=13000/40=270.8キロシンボル/秒(ksps)のシンボルレートで生成され、135kHzまでの−3デシベル(dB)帯域幅を有する。したがって、図5に示されるように、隣接RFチャネル上の変調されたRF信号は端部において互いに重複し得る。
GSM/EDGEでは、ワイヤレス通信デバイス104が、周波数オフセット推定および補正を使用してワイヤレス通信デバイスのローカル発振器(LO)を基地局102のローカル発振器(LO)に同期するのを可能にするために、基地局102によって周波数バースト(FB)が定期的に送られる。これらのバーストは、すべてが「0」のペイロードおよびトレーニングシーケンスに対応する、シングルトーンを備える。周波数バーストのすべてが0のペイロードは、一定周波数の信号、またはシングルトーンバーストである。電力モードにあるとき、ワイヤレス通信デバイス104は、キャリアのリストから周波数バーストを継続的に捜索する(hunt)。周波数バーストを検出すると、ワイヤレス通信デバイス104は、キャリアから67.7kHzにある、その公称(nominal)周波数に対する周波数オフセットを推定する。ワイヤレス通信デバイス104のローカル発振器(LO)は、この推定された周波数オフセットを使用して補正される。電源投入モードでは、周波数オフセットは+/−19kHz程度であり得る。ワイヤレス通信デバイス104は、待機モードにおいて同期を維持するために、定期的に起動して周波数バーストを監視する。待機モードでは、周波数オフセットは±2kHz内である。
GERANシステムでは、音声、データ、および/または制御情報のような情報を通信するために、1つまたは複数の変調方式が使用される。変調方式の例は、GMSK(ガウス型最小シフトキーイング)、M値QAM(直交振幅変調)またはM値PSK(位相シフトキーイング)を含んでよく、ここでM=2nであり、nは、指定された変調方式のシンボル期間内で符号化されるビット数である。GMSKは、270.83キロビット毎秒(Kbps)の最大レートにおける未加工伝送(raw transmission)を可能にする、定エンベロープバイナリ変調方式である。
General Packet Radio Service(GPRS)は、非音声サービスである。それは、情報が携帯電話ネットワーク上で送られ受け取られることを可能にする。それは、回路交換データ(CSD:Circuit Switched Data)とショートメッセージサービス(SMS)とを補足する。GPRSは、GSMと同じ変調方式を採用する。GPRSは、フレーム全体(すべての8つのタイムスロット)が単一の移動局によって同時に使用されることを可能にする。したがって、より高いデータスループットレートが達成可能である。
EDGE規格は、GMSK変調と8−PSK変調の両方を使用する。また、変調タイプはバーストごとに変更され得る。EDGEにおける8−PSK変調は、3π/8回転を伴う線形8値位相変調であり、GMSKは、非線形ガウスパルス整形周波数変調である。ただし、GSMにおいて使用される特定のGMSK変調は、線形変調(すなわち、π/2回転を伴う2値位相変調)によって近似され得る。近似されたGSMKのシンボルパルスと8−PSKのシンボルパルスとは同じである。EGPRS2規格は、GMSK変調と、QPSK変調と、8−PSK変調と、16−QAM変調と、32−QAM変調とを使用する。変調のタイプは、バーストごとに変更され得る。EGPRS2におけるQ−PSK変調、8−PSK変調、16−QAM変調、および32−QAM変調は、3π/4、3π/8、π/4、−π/4の回転を伴う、線形の、4値、8値、16値、および32値の位相変調であり、GMSKは、非線形ガウスパルス整形周波数変調である。ただし、GSMにおいて使用される特定のGMSK変調は、線形変調(すなわち、π/2回転を伴う2値位相変調)によって近似され得る。近似されたGSMKのシンボルパルスと8−PSKのシンボルパルスとは同じである。Q−PSK、16−QAM、および32−QAMのシンボルパルスは、スペクトル的に狭いまたは広い、パルス形状を使用することができる。
図6は、送信回路641(電力増幅器642を含む)と、受信回路643と、電力制御器644と、復号プロセッサ645と、信号の処理に使用する処理ユニット646と、メモリ647とを含む、ワイヤレスデバイス600の例を示す。ワイヤレスデバイス600は、基地局102またはワイヤレス通信デバイス104であってよい。送信回路641および受信回路643は、ワイヤレスデバイス600と遠隔のロケーションとの間で、オーディオ通信のようなデータの送信および受信を可能にし得る。送信回路641および受信回路643は、アンテナ640に結合され得る。
処理ユニット646は、ワイヤレスデバイス600の動作を制御する。処理ユニット646は、中央処理装置(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ647は、命令およびデータを処理ユニット646に提供する。メモリ647の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含み得る。
ワイヤレスデバイス600の様々なコンポーネントは、データバスに加えて、電力バスと、制御信号バスと、ステータス信号バスとを含み得る、バスシステム649によって互いに結合され得る。明確にするために、様々なバスが、バスシステム649として図6において示されている。
論じられる方法のステップはまた、ワイヤレスデバイス600中のメモリ647中に位置するソフトウェアまたはファームウェアの形式の命令として記憶され得る。これらの命令は、ワイヤレスデバイス600中のコントローラ/プロセッサ110によって実行され得る。代替的に、または関連して、論じられる方法のステップは、ワイヤレスデバイス600中のメモリ647中に位置するソフトウェアまたはファームウェア648の形式の命令として記憶され得る。これらの命令は、図6中のワイヤレスデバイス600の処理ユニット646によって実行され得る。
図7は、送信機構造および/または処理の例を示す。図7の送信機構造および/または処理は、ワイヤレス通信デバイス104または基地局102のようなワイヤレスデバイスにおいて実装され得る。図7に示される機能およびコンポーネントは、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組合せによって実装され得る。示される機能に加えて、またはその代わりに、他の機能が図7に追加され得る。
図7では、データソース750が、データd(t)751をフレーム品質インジケータ(FQI)/エンコーダ752に提供する。フレーム品質インジケータ(FQI)/エンコーダ752は、巡回冗長検査(CRC)のようなフレーム品質インジケータ(FQI)をデータd(t)に付加することができる。フレーム品質インジケータ(FQI)/エンコーダ752はさらに、符号化されたシンボル753を提供するために、1つまたは複数の符号化方式を使用してデータとフレーム品質インジケータ(FQI)とを符号化し得る。各符号化方式は、畳み込み符号化、ターボ符号化、ブロック符号化、反復符号化、他のタイプの符号化、またはまったく符号化しないなど、1つまたは複数のタイプの符号化を含み得る。他の符号化方式は、自動反復要求(ARQ)、ハイブリッドARQ(H−ARQ)、およびincremental redundancy反復技法を含み得る。異なるタイプのデータは、異なる符号化方式によって符号化され得る。
インターリーバ754は、フェージングをなくすために符号化されたデータシンボル753を時間的にインターリーブし、シンボル755を生成する。インターリーブされたシンボル755は、フレーム757を生成するために、フレームフォーマットブロック756によって、事前に定義されたフレームフォーマットにマッピングされ得る。ある例では、フレームフォーマットブロック756は、複数のサブセグメントから構成されるものとしてフレーム757を規定し得る。サブセグメントは、所与の次元、たとえば、時間、周波数、コード、または任意の他の次元に沿った、フレーム757の連続する部分であり得る。フレーム757は、固定された複数のそのようなサブセグメントから構成されてよく、各サブセグメントは、フレームに割り当てられるシンボルの総数の一部を含む。一例では、インターリーブされたシンボル755は、フレーム757を構成する複数のS個のサブセグメントにセグメント化される。
フレームフォーマットブロック756はさらに、インターリーブされたシンボル755とともに、たとえば、制御シンボル(図示せず)を含むことを規定し得る。そのような制御シンボルは、電力制御シンボル、フレームフォーマット情報シンボルなどを含み得る。
変調器758は、フレーム757を変調して変調されたデータ759を生成する。変調技法の例は、バイナリ位相シフトキーイング(BPSK)および直交位相シフトキーイング(QPSK)を含む。変調器758はまた、変調されたデータのシーケンスを反復し得る。
ベースバンド−高周波(RF)変換ブロック760は、アンテナ761を介した信号762としてのワイヤレス通信リンクを通じた1つまたは複数のワイヤレスデバイス受信機への送信のために、変調された信号759をRF信号に変換することができる。
既存のGlobal Systems for Mobile Communications(GSM) enhanced data rates for GSM Evolution(EDGE)(GERAN)ワイヤレスセルラーネットワークは、サービスを人のユーザに提供するように主に設計される。ネットワークは、セル当たり限られたセットのユーザにサービスするような大きさにされる。ネットワークはますます、人間の介入を必要としないワイヤレス通信デバイス104を含む、新種のサービスをユーザに提供する必要がある。これらのワイヤレス通信デバイス104は、マシンタイプ通信(MTC)デバイスまたはマシンツーマシン通信(M2M)デバイスと呼ばれ得る。マシンタイプ通信(MTC)デバイスの一例は、測定された値をマシンタイプ通信(MTC)サーバへ定期的に自動的に報告する、スマートメーターである。マシンタイプ通信(MTC)サーバは、コアネットワークの一部であってよい。したがって、マシンタイプ通信(MTC)デバイスは、測定された値を基地局102へ報告することができ、基地局102は、測定された値を、コアネットワーク上でマシンタイプ通信(MTC)サーバへ中継することができる。マシンタイプ通信(MTC)デバイスの他の例は、個人向け健康モニター、車両/製品追跡デバイス、環境モニター、およびセキュリティモニターを含む。
スマートフォンおよび同様のワイヤレス通信デバイス104は、ネットワークの観点から、マシンタイプ通信(MTC)デバイスの特性の多くを示し得ることに、留意されたい。具体的には、そのようなデバイス上で実行されるソフトウェアアプリケーションは、人の介入なく、リモートサーバにアクセスするためにネットワークと対話することができる。そのようなアプリケーションの例は、新たな電子メールまたは更新を確認するためにリモートサーバに定期的にポーリングする、電子メールクライアントまたはソーシャルネットワーキングアプリケーションを含む。この理由で、マシンタイプ通信(MTC)デバイスへの言及は、MTCデバイスタイプの挙動を示すすべてのモバイル通信デバイスとアプリケーションとを含むものとして、解釈されるべきである。
マシンタイプ通信(MTC)デバイスのアプリケーションでは、非常に小さな地理的エリア内に非常に多数のマシンタイプ通信(MTC)デバイスを有することが可能である。具体的には、多数のマシンタイプ通信(MTC)デバイスを同じセルの中に有することが可能である。各マシンタイプ通信(MTC)デバイスは、ネットワークと頻繁に通信する必要があることがあり、ネットワークの過負荷につながる。
マシンタイプ通信(MTC)デバイスによって報告されるデータの多くは、本来小さくバースト性であると考えられる。アップリンクデータ転送のために、基地局102は、確認応答メッセージを各マシンタイプ通信(MTC)デバイスへ送信するように、ダウンリンクデータトラフィックチャネルを使用し得る。基地局102によって送られる確認応答メッセージは、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)であり得る。個々のパケットアップリンクAck/Nack(PUAN)を各マシンタイプ通信(MTC)デバイスへ単一のセル内で送信することは、多くのネットワーク帯域幅を使い得る。
図8は、基地局802から複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804a〜cへ送られる、確認応答メッセージ884を示すブロック図である。図8の基地局802は、図1に示される基地局102の一構成であり得る。図8のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804a〜cは、図1のワイヤレス通信デバイス104の一構成であり得る。基地局802は、ダウンリンクデータトラフィックチャネル889を介して、確認応答メッセージ884を複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804へ送信することができる。
確認応答シグナリングメッセージにおいて使用される帯域幅を減らす1つの方法は、1つの確認応答メッセージ884でアドレス指定され得るマシンタイプ通信(MTC)デバイス804の数を増やすことである。これは、確認応答メッセージ884内でアドレス指定された各マシンタイプ通信(MTC)デバイス804のためのAck/Nack情報を入れるために、確認応答メッセージ884から冗長な情報を除去し、余剰の空間を使用することによって、達成され得る。このことは、ダウンリンクネットワークの容量の増大につながり得る。一構成では、単一の確認応答メッセージ884は、最大で15個の異なるマシンタイプ通信(MTC)デバイス804に対して、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)を提供することができる。単一の確認応答メッセージ884を使用することは、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス804が少量のデータを定期的に送信する必要があるとき、最大の利益をもたらし得る。単一の確認応答メッセージ884を使用することは、確認応答メッセージごとに単一のデバイスをアドレス指定することに関わる、GERAN内での既存の確認応答機構を補完するものである。
基地局802は、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804からデータを受信した後、確認応答メッセージ884を定期的に生成することができる。一構成では、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804から基地局802によって受信されるデータは、無線リンク制御(RLC)データブロックであってよい。基地局802は、確認応答メッセージ884を生成しマシンタイプ通信(MTC)デバイス804へ送信する前に、マシンタイプ通信(MTC)デバイス802から複数の無線リンク制御(RLC)データブロックを受信することができる。したがって、基地局802が、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804から、無線リンク制御(RLC)データブロックの一部の受信に成功し、他の一部の受信に成功しなかった場合、基地局802は、どのデータブロックが再び送られる必要があるかを、確認応答メッセージ884においてマシンタイプ通信(MTC)デバイス804に示すことができる。
確認応答メッセージ884は、各々のアドレス指定されたデバイスのために不可欠な情報のみを含み得る。確認応答メッセージ884に不可欠な情報のみを含めることで、基地局802によって受信される無線リンク制御(RLC)データブロックに確認応答するために使用されるビットの数は、減らされ得る。確認応答メッセージ884の中のビットの数を減らすことで、確認応答メッセージ884は、同じメッセージ内に、2つ以上のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804のための確認応答情報を含み得る。
図8の確認応答メッセージ884は、第1のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804a、第2のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804b、および第3のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804cという3つのマシンタイプ通信(MTC)デバイス804のための確認応答情報とともに示される。しかし、確認応答メッセージ884は、各々の確認応答/否定応答(Ack/Nack)のために使用されるビットの数に応じて、最大で15個のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804のための確認応答情報を含み得る。
確認応答メッセージ884は、ヘッダ885を含み得る。ただし、複数のデバイスがアドレス指定されているので、確認応答メッセージ884のヘッダ885の中のEnhanced General Packet Radio Service(EGPRS)Supplementary/Polling(ES/P)フィールドは使用されない。現在の規格では、ES/Pビットは、ダウンリンク無線リンク制御(RLC)/メディアアクセス制御(MAC)メッセージによってアドレス指定される、ワイヤレス通信デバイス104に関係がある。図8に示される提案されるパケットアップリンクAck/Nack(PUAN)構造では、2つ以上のワイヤレス通信デバイス104がアドレス指定され得るが、その場合ES/Pフィールドは使用されない。
パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)によってアドレス指定されるべきすべてのデバイスは、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)内に自身のアドレスを有する。マシンタイプ通信(MTC)デバイスアドレス888は、一時的なフローアイデンティティ(TFI)であってよい。ある確認応答メッセージ884では、各々のアドレス指定されるデバイスは、3つの選択肢のうちの1つを有し得る。第1の選択肢では、確認応答メッセージ884は、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804のための確認応答886を含む。確認応答886は、マシンタイプ通信(MTC)デバイスアドレス888aを含む。確認応答886はまた、相対予約ブロック期間(RRBP)890aを含み得る。第2の選択肢では、確認応答メッセージ884は、可変長確認応答ビットマップ887aを含み得る。可変長確認応答ビットマップ887aは、Ack/Nackビットマップであってよい。可変長確認応答ビットマップ887aは、マシンタイプ通信(MTC)デバイスアドレス888bを含み得る。第3の選択肢では、確認応答メッセージ884は、可変長確認応答ビットマップ887bを含み得る。可変長確認応答ビットマップ887bはまた、Ack/Nackビットマップであってよい。ただし、第3の選択肢では、可変長確認応答ビットマップ887bは、マシンタイプ通信(MTC)デバイスアドレス888cと相対予約ブロック期間(RRBP)890bの両方を含み得る。
確認応答886は、すべての無線リンク制御(RLC)データブロックの転送に成功した、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス804のために使用され得る。確認応答886は、すべての無線リンク制御(RLC)データブロックがネットワークによって受信されたことを、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804に知らせるために使用され得る。
上で論じられたように、確認応答メッセージ884は、相対予約ブロック期間(RRBP)890aを含み得る。相対予約ブロック期間(RRBP)890aは、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804のようなワイヤレス通信デバイス104からフィードバックを取得するために使用され得る。このフィードバックは、ワイヤレス通信デバイス104がメッセージ(この場合、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN))を受信したことを裏付けることができる。相対予約ブロック期間(RRBP)890のビットの数は、前に使用されている2ビットから拡張され得る。一構成では、相対予約ブロック期間(RRBP)890のビットの数は、4ビットであり得る。
可変長確認応答ビットマップ887は、無線リンク制御(RLC)データブロックのすべての、ネットワークへの転送にまだ成功していない、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス804のために使用され得る。可変長確認応答ビットマップ887は、どの無線リンク制御(RLC)データブロックが受信に成功しなかったか(およびしたがって、再送信される必要があるか)を、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804に示すことができる。可変長確認応答ビットマップ887を使用することで、確認応答メッセージ884は、同じ確認応答メッセージ884内に、他のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804のための確認応答情報を含むことが可能になり得る。
確認応答メッセージ884は、いくつかのワイヤレス通信デバイス104のための確認応答886と、他のワイヤレス通信デバイス104のための可変長確認応答ビットマップ887との組合せを含み得る。確認応答メッセージ884内での相対予約ブロック期間(RRBP)890の情報の存在は、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804がパケット制御確認応答(PCA)を提供するようにMTCデバイス804がポーリングされることを示唆する。
図9は、単一の確認応答メッセージ884を使用して、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804と通信するための方法900の、流れ図である。方法900は、基地局802によって実行され得る。基地局802は、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804から、無線リンク制御(RLC)データブロックを受信することができる(902)。基地局802は、基地局802が1つの確認応答メッセージ884のみを使用して複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804をアドレス指定するのを可能にする、単一の確認応答メッセージ884を生成することができる(904)。
単一の確認応答メッセージ884は、1つまたは複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804のための確認応答886と、1つまたは複数の他のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804のための確認応答ビットマップ(すなわち、確認応答情報によって満たされた可変長確認応答ビットマップ887)との組合せを含み得る。生成された単一の確認応答メッセージ884は、無線リンク制御(RLC)データブロックを基地局802へ送信している複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804を基地局802がアドレス指定することを可能にしないことがある。単一の確認応答メッセージ884は、最大で15個のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804を基地局802がアドレス指定することを可能にする。基地局802は、生成された確認応答メッセージ884を、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804へ送信することができる(906)。一構成では、基地局802は、同じ時間および/または周波数のリソースを使用して、生成された確認応答メッセージ884を複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804へ送信することができる(906)。基地局802は、ダウンリンクデータトラフィックチャネル889を介して、確認応答メッセージ884を送信することができる(906)。
図10は、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804に向けられる確認応答メッセージ884を受信するための方法1000の流れ図である。方法1000は、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804によって実行され得る。マシンタイプ通信(MTC)デバイス804は、1つまたは複数の無線リンク制御(RLC)データブロックを基地局802へ送信することができる(1002)。マシンタイプ通信(MTC)デバイス804がすべてのデータを送ると、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804は、すべてのデータが送られたことを基地局802に知らせることができる(1004)。マシンタイプ通信(MTC)デバイス804は次いで、基地局802からの確認応答を待機することができる。
マシンタイプ通信(MTC)デバイス804は、基地局802からの確認応答メッセージ884を受信することができる(1006)。確認応答メッセージ884は、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)であってよい。したがって、確認応答メッセージ884は、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス804をアドレス指定するために、基地局802によって使用され得る。確認応答メッセージ884は、確認応答メッセージ884によってアドレス指定されたマシンタイプ通信(MTC)デバイス804の1つとしてマシンタイプ通信(MTC)デバイス804を識別する、マシンタイプ通信(MTC)デバイスアドレス888を含む。マシンタイプ通信(MTC)デバイスアドレス888は、Temporary Flow Identifier(TFI)である。マシンタイプ通信(MTC)デバイス804は、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804に対応する確認応答メッセージ884の部分(すなわち、マシンタイプ通信(MTC)デバイスアドレス888に対応する確認応答メッセージ884の部分)を決定することができる(1008)。
マシンタイプ通信(MTC)デバイス804は、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804に対応する確認応答メッセージ884の部分が、確認応答886か可変長確認応答ビットマップ887かを判定することができる(1010)。マシンタイプ通信(MTC)デバイス804に対応する確認応答メッセージ884の部分が確認応答886であると判定される場合(1010)、方法1000は終了してよく(基地局802がマシンタイプ通信(MTC)デバイス804から無線リンク制御(RLC)データブロックのすべてを正常に受信した)、temporary block flow(TBF)は解放され得る。マシンタイプ通信(MTC)デバイス804に対応する確認応答メッセージ884の部分が可変長確認応答ビットマップ887である場合、マシンタイプ通信(MTC)デバイス804は、基地局802へ再送信するための1つまたは複数の無線リンク制御(RLC)データブロックを決定することができる(1012)。マシンタイプ通信(MTC)デバイス804は次いで、1つまたは複数の決定された無線リンク制御(RLC)データブロックを基地局802へ再送信することができる(1002)。
図11は、基地局1102から複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104a〜dへ送られる、相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163を示す、別のブロック図である。マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104a〜dからのすべての無線リンク制御(RLC)ブロックの受信の成功に続いて、基地局1102は、上で説明されたように、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージの形式で、相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163をマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104a〜dへ送信することができる。相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163は、相対予約ブロック期間(RRBP)1190a〜d内のフレームという形式である期間を示すものであり、この期間内に、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104a〜dの各々は、確認応答を基地局1102へ送信すべきである。明確にするために、相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163は、基地局1102からの確認応答1186a〜dのみを含み、たとえば、可変長確認応答ビットマップ887を含まない。
マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104が、そのマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104に向けられた確認応答1186を含む相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163を、基地局1102から受信すると、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104は、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104による確認応答1186の受信を確認応答するように機能する、デバイス確認応答を基地局1102へ返信することができる。一構成では、デバイス確認応答は、パケット制御確認応答(PCA)であってよい。
マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104またはワイヤレス通信デバイス104からのデバイス確認応答に関して、GSM規格は、アクセスバーストモードおよびノーマルバーストモードという、そのようなデバイス確認応答を送信するための2つのモードを定義する。アクセスバーストモードでは、デバイス確認応答は、無線ブロックの4つのフレームの各々において送られる(すなわち、デバイス確認応答は、無線ブロック内で4回繰り返される)。ノーマルバーストモードでは、確認応答は1回しか送られないが、デバイス確認応答と関連付けられるデータは、冗長に符号化され、無線ブロック全体にわたって分散される。両方のモードが、デバイス確認応答がマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104またはワイヤレス通信デバイス104から基地局1102へ達する可能性を最大にするために、冗長性を内包する。
そのような冗長性は安定性を増加させるが、それはある環境では、望ましくないことにネットワークトラフィックを増大させる効果があり得る。余剰のデータ冗長性が負の影響を有し得る具体的な状況は、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104がネットワークと通信している場合である。大半のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104は静止しているので、MTCデバイスとそれらの関連付けられる基地局1102との間のチャネルは、基地局1102によってよく理解される可能性が高い。そのような環境では、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104とネットワークとの間のシグナリングに利用されるデータ冗長性の量を減らすことによって、ネットワークトラフィックを減らし、それによってネットワークトラフィックを減らす機会があり得る。多くの場合、これは、データのすべての受信が成功していないことによるデータの再送信の数を大幅に増やすことなく達成され得るので、ネットワークリソース利用の全体的な効率の増加をもたらす。
マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104の各々は、基地局1102からの相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163を受信し復号する。復号された相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163から、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104は、(各確認応答1186a〜dのマシンタイプ通信(MTC)デバイスアドレス(一時的なフローアイデンティティ(TFI))1188a〜dに基づいて)マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104がパケット制御確認応答(PCA)を基地局802へ送信すべき相対予約ブロック期間(RRBP)1190を決定することができる。より具体的には、復号された相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163の中のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104のリスト内での相対的な位置を決定することによって、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104は、それがデバイス確認応答を送信すべき特定のフレームを決定することができる。マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104のリストは、複数のワイヤレス通信デバイス104のアドレスのリストであってよい。
図11に示される例では、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104は以下の順序で現れる。
1.第1のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104a
2.第2のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104b
3.第3のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104c
4.第4のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104d
したがって、フレームオフセットは以下のように割り当てられる。
第1のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104a=0フレームオフセット
第2のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104b=1フレームオフセット
第3のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104c=2フレームオフセット
第4のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104d=3フレームオフセット
図12は、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104への単一の相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163の向上した送信の方法1200の流れ図である。方法1200は、基地局1102によって実行され得る。基地局1102は、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104をアドレス指定する、相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163を生成することができる(1202)。上で論じられたように、相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163は、各々のアドレス指定されたマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104のための、相対予約ブロック期間(RRBP)1190を含み得る。
基地局1102は、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104へ、相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163を送信することができる(1204)。基地局1102は次いで、デバイス確認応答メッセージを、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1102の各々から受信することができる(1206)。一構成では、デバイス確認応答メッセージは、パケット制御確認応答(PCA)メッセージであってよい。各パケット制御確認応答(PCA)メッセージは、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104に割り当てられた、相対予約ブロック期間(RRBP)1190の中で送信されてよい。
一構成では、ワイヤレス通信デバイス1104のグループが、同時にデバイス確認応答メッセージを送ることができる。このことによって、各ワイヤレス通信デバイス1104による送信が互いに干渉し、基地局1102がデバイス確認応答メッセージのいずれも復号できなくなる可能性が高くなり得る。
図13は、相対予約ブロック期間(RRBP)1290の間のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104によるデバイス確認応答の送信を示すブロック図である。一構成では、各デバイス確認応答は、パケット制御確認応答(PCA)1291a〜dであってよい。フレーム0 1292aの間、第1のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104aのためのパケット制御確認応答(PCA)1291aが送信される。フレーム1 1292bの間、第2のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104bのためのパケット制御確認応答(PCA)1291bが送信される。フレーム2 1292cの間、第3のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104cのためのパケット制御確認応答(PCA)1291cが送信される。フレーム3 1292dの間、第4のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104dのためのパケット制御確認応答(PCA)1291dが送信される。
基地局1102は、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104のデバイス確認応答があると予測すべきフレーム1292を知っているので、基地局1102は、どのデバイス確認応答が各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104に対応するかを知っている。したがって、どのマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104から各パケット制御確認応答(PCA)1291が送られたかを特定することは、各PCA 1291に対して必要ではない。示される例では、相対予約ブロック期間(RRBP)1290は、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104の各々に対して同じである。他の構成では、相対予約ブロック期間(RRBP)1290は、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104に対して同じでなくてもよい。
基地局1102によって送信された相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163は、デバイス確認応答メッセージが送信されるべき方式を示すことができる。そして、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104は、アクセスバーストモードまたはノーマルバーストモード(両方とも、無線ブロック全体が、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104の各デバイス確認応答のために使用されることを必要とする)を伴う従来の方法のうちの1つの代わりに、示された方法をどのように使用するかを知る。この示すことは、たとえば、デバイス確認応答が単一のバーストを使用してマシンタイプ通信(MTC)デバイス1104から提供されるべきであることを示す、相対予約ブロック期間(RRBP)確認応答メッセージ1163の中の明確なフラグまたは命令であり得る。
単一バーストモードは、GPRS Cell Options情報要素(3GPP TS 44.060 section 12.24)を伴う、ブロードキャストメッセージSYSTEM INFORMATION TYPE 13の中のフィールドを有することによって、達成され得る。リリースxの拡張が、以下のサンプルコードを使用して追加され得る。
Figure 0005579942
ACCESS BURST LENGTHフィールドが存在しない場合、基地局1102は、4つのアクセスバーストを使用してパケット制御確認応答(PCA)を送ることができる。ACCESS BURST LENGTHフィールドが存在する場合、0という値は、パケット制御確認応答(PCA)が1つのアクセスバーストを使用して送られることを示すが、1という値は、パケット制御確認応答(PCA)が2つのアクセスバーストを使用して送られることを示す。
図14は、基地局1402から複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1404a〜nへの復号された最終的な確認応答リスト1464の送信を示すブロック図である。復号された最終的な確認応答リスト1464は、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1404からのRLCデータブロックが、基地局1402による受信に成功したことを、裏付けることができる。復号された最終的な確認応答リスト1464は、14個のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1404(すなわち、MTC1〜MTC14 1404a〜n)のためのパケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465を使用して送信され得る。
各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1404の確認応答は、特定の相対予約ブロック期間(RRBP)1290と関連付けられる。たとえば、RRBPA+1は、MTC3と、MTC6と、MTC16と、MTC11とを含む確認応答グループに割り当てられている。
復号された最終的な確認応答リスト1464内の確認応答の順序は、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1404がデバイス確認応答メッセージを送信すべき特定のフレームを決定するために、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1404によって使用され得る。より具体的には、復号された最終的な確認応答リスト1464内で、特定の相対予約ブロック期間(RRBP)1290に割り当てられたマシンタイプ通信(MTC)デバイス1404は、その相対予約ブロック期間(RRBP)1290と関連付けられる確認応答グループを形成する。確認応答グループのマシンタイプ通信(MTC)デバイス1404のリストの順序は、確認応答グループ中のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1404がそれぞれのデバイス確認応答メッセージを送信すべき、確認応答グループと関連付けられる相対予約ブロック期間(RRBP)1290のフレームを決定する。これは、図19〜図22に関連して、以下でさらに詳細に論じられる。
デバイス確認応答メッセージが送られる順序は、たとえば、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1404のアドレスに基づくアルファベットまたは数字の順番ではなく、確認応答グループ内での各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1404の位置と、他の相対予約ブロック期間(RRBP)1290に対するグループの関連付けられる相対予約ブロック期間(RRBP)1290の位置とに基づく。
実用上の理由で、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1404に割り当てられる相対予約ブロック期間(RRBP)1290は、復号された最終的な確認応答リスト1464の最初の8個のエントリーで示されるように、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1404の順序付けられたリストにおいて順次的であり暗示的である可能性が高い。さらに、復号された最終的な確認応答リスト1464において、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1404を数値的な順序(MTC1、MTC2、MTC3など)で並べるのが実用的であろう。わずかな調整によって、代わりに、非順次的な相対予約ブロック期間(RRBP)1290が使用され得る。「非順次的」とは、固定されていること(たとえば、相対予約ブロック期間(RRBP)1290のオフセットの所定のセットによって)、または可変であること(パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465において、明確な相対予約ブロック期間(RRBP)1290または相対予約ブロック期間(RRBP)1290のオフセットを識別するという意味で)を意味し得る。相対予約ブロック期間(RRBP)1290が可変である場合、相対予約ブロック期間(RRBP)1290またはオフセットを規定することは、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465中でより多くのビットを使用し、このことは、アドレス指定され得るマシンタイプ通信(MTC)デバイス1404の数を減らし得る。
図15は、第1の相対予約ブロック期間(RRBP)1290 RRBPAの間の、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1504a、1504h、1504d、1504eから基地局1502への、デバイス確認応答メッセージの送信を示すブロック図である。デバイス確認応答は、パケット制御確認応答(PCA)1593a〜dとして送信され得る。RRBPAのフレーム0の間、MTC1 1504aは、パケット制御確認応答(PCA)1593aを基地局1502へ送信することができる。RRBPAのフレーム1の間、MTC9 1504hは、パケット制御確認応答(PCA)1593bを基地局1502へ送信することができる。RBBPAのフレーム2の間、MTC4 1504dは、パケット制御確認応答(PCA)1593cを基地局1502へ送信することができる。RBBPAのフレーム3の間、MTC5 1504eは、パケット制御確認応答(PCA)1593dを基地局1502へ送信することができる。
図16は、第2の相対予約ブロック期間(RRBP)1290 RRBPA+1の間の、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1604c、1604f、1604l、1604jから基地局1602への、デバイス確認応答メッセージの送信を示すブロック図である。デバイス確認応答は、パケット制御確認応答(PCA)1693a〜dとして送信され得る。RRBPA+1のフレーム0の間、MTC3 1604cは、パケット制御確認応答(PCA)1693aを基地局1602へ送信することができる。RRBPA+1のフレーム1の間、MTC6 1604fは、パケット制御確認応答(PCA)1693bを基地局1602へ送信することができる。RRBPA+1のフレーム2の間、MTC13 1604lは、パケット制御確認応答(PCA)1693cを基地局1602へ送信することができる。RRBPA+1のフレーム3の間、MTC11 1604jは、パケット制御確認応答(PCA)1693dを基地局1602へ送信することができる。
図17は、第3の相対予約ブロック期間(RRBP)1290 RRBPA+2の間の、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1704g、1704b、1704m、1704iから基地局1702への、デバイス確認応答メッセージの送信を示すブロック図である。デバイス確認応答は、パケット制御確認応答(PCA)1793a〜dとして送信され得る。RRBPA+2のフレーム0の間、MTC8 1704gは、パケット制御確認応答(PCA)1793aを基地局1702へ送信することができる。RRBPA+2のフレーム1の間、MTC2 1704bは、パケット制御確認応答(PCA)1793bを基地局1702へ送信することができる。RRBPA+2のフレーム2の間、MTC14 1704mは、パケット制御確認応答(PCA)1793cを基地局1702へ送信することができる。RRBPA+2のフレーム3の間、MTC10 1704iは、パケット制御確認応答(PCA)1793dを基地局1702へ送信することができる。
図18は、第4の相対予約ブロック期間(RRBP)1290 RRBPA+3の間の、複数のマシンタイプ通信(MTC)デバイス1804g、1804kから基地局1802への、デバイス確認応答メッセージの送信を示すブロック図である。デバイス確認応答は、パケット制御確認応答(PCA)1893a〜bとして送信され得る。RRBPA+3のフレーム0の間、MTC7 1804gは、パケット制御確認応答(PCA)1893aを基地局1802へ送信することができる。RRBPA+3のフレーム1の間、MTC12 1804kは、パケット制御確認応答(PCA)1893bを基地局1802へ送信することができる。
図19は、第1のコーディングオプションを使用した、複数のワイヤレス通信デバイス104によるデバイス確認応答メッセージの送信を示すブロック図である。ネットワークからのパケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465が、任意のアドレス指定されたワイヤレス通信デバイス104に対して、返答のパケット制御確認応答(PCA)が送信されるべき特定の相対予約ブロック期間(RRBP)1290および/またはバーストを示すことができる、いくつかの方法がある。パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465(第1のコーディングオプション)の一例が、以下のサンプルコードで示されている。新しいコード(標準的なコードに対する)が、太字で強調されている。
Figure 0005579942
Figure 0005579942
Figure 0005579942
Figure 0005579942
Figure 0005579942
第1のコーディングオプションにおいて、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465は、各々のアドレス指定されたモバイル通信デバイス104が、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465が受信された無線ブロックに対する特定の無線ブロックにおいて、パケット制御確認応答(PCA)の形式でポーリング応答を送るべきであることを示す。パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465はまた、各ワイヤレス遠隔通信デバイス104に対して、パケット制御確認応答(PCA)が、無線ブロックとして送られるべきか、示された無線ブロック内の単一のバーストとして送られるべきかを示す。
絶対フレーム番号は、表1を使用して、相対予約ブロック期間(RRBP)1290に基づいて計算される。
Figure 0005579942
特定のワイヤレス通信デバイス104は、そのデバイス104がパケット制御確認応答(PCA)メッセージを送信すべき開始フレーム番号を、式(1)を使用して決定する。
Figure 0005579942
式(1)において、FNPUANは、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465が送信された相対予約ブロック期間(RRBP)1290である。また式(1)において、[RRBP]は、フレーム番号に変換されあらゆるアイドルフレームを考慮した、FNPUANに加算すべき無線ブロックの数である。一構成では、加算すべき無線ブロックの数は、2ビットの値によって示される。さらに、式(1)において、[Frames Used]は、同じパケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465内で前にアドレス指定され、決定を実行するワイヤレス通信デバイス104と同じ相対予約ブロック期間(RRBP)1290で確認応答を送るように命令された、他のワイヤレス通信デバイス104によって使用されるフレームの総数である。この数は、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465が受信および復号されると、各ワイヤレス通信デバイス104によって計算される。
一構成では、マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104は、2つの(連続的な)アクセスバーストとしてデバイス確認応答を送信するように命令され得る。これは、図21および図22に関連して、以下でさらに詳細に論じられる。2つの(連続的な)アクセスバーストとしてデバイス確認応答を送信することによって、冗長性が向上し、これにより単一のアクセスバーストと比較して容量が減る。ただし、性能は、従来(ノーマルバーストモードまたはアクセスバーストモード)の挙動と比較して改善される。基地局1102からの相対予約ブロック期間(RBRP)確認応答メッセージ1163は、各マシンタイプ通信(MTC)デバイス1104が、1個のバーストを使用したアクセスバーストフォーマットでデバイス確認応答を送信すべきか、2個のバーストを使用したアクセスバーストフォーマットでデバイス確認応答を送信すべきか、または4個のバーストを使用したアクセスバーストフォーマットでデバイス確認応答を送信すべきかを示すことができる(4個のバーストは従来の挙動の一形式に対応する)。
図19では、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465は、アドレス指定されたワイヤレス通信デバイス104の順序付けられたリストを含み得る。MTC1 1404aは、[RRBP]=0の無線ブロックに対してポーリングされてよく、MTC2 1404bは、[RRBP]=1の1つのバーストに対してポーリングされてよく、MTC3 1404cはポーリングされなくてよく、MTC4 1404dは、[RRBP]=1の1つのバーストに対してポーリングされてよく、MTC5 1405eは、[RRBP]=2の1つの無線ブロックに対してポーリングされてよい。MTC1 1404aは、[FNPUAN]=0の完全な無線ブロックとして、パケット制御確認応答(PCA)を送るように命令され得る。したがって、MTC1 1404aは、フレームnからフレームn+3の間(MTC1ポーリング応答ブロック1994aと呼ばれる)に、デバイス確認応答メッセージを送信することができる。この動作は、関係する3GPP規格に従う。
MTC2 1404bは、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465の順序付けられたリストにおいて次にあり得る。MTC2 1404bは、[RRBP]=1の単一アクセスバーストとして、パケット制御確認応答(PCA)メッセージを送信するように命令され得る。したがって、MTC2 1404bは、フレームn+4の間(MTC2ポーリング応答フレーム1994bと呼ばれる)に、デバイス確認応答メッセージを送信することができ、フレームn+4は、FNPUANに続く無線ブロックから1だけオフセットされた無線ブロックの最初の利用可能なフレームである。
MTC4 1404dは、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465の順序付けられたリストにおいて次にあり得る(MTC2 1404bは、順序付けられたリスト1464においてMTC4 1404dよりも高いので)。MTC4 1404dはまた、[RRBP]=1の単一アクセスバーストとして、パケット制御確認応答(PCA)メッセージを送信するように命令され得る。したがって、MTC4 1404dは、フレームn+5の間(MTC4ポーリング応答フレーム1994cと呼ばれる)にデバイス確認応答メッセージを送信することができ、フレームn+5は、MTC2 1404bがフレームn+4でパケット制御確認応答(PCA)メッセージを送信した後で利用可能な最初のフレームである。
MTC5 1404eは、MTC5 1404eが、[RRBP]=2の完全な無線ブロックとして、パケット制御確認応答(PCA)メッセージを送信すべきであると決定することができる。無線ブロックの後半には2つのフリーのフレーム(すなわち、フレームn+6およびフレームn+7)があるが、4つのフレームを使用したパケット制御確認応答(PCA)メッセージの送信は、パケット制御確認応答(PCA)メッセージが異なる無線ブロックにわたって分散すべきではない場合、無線ブロック全体を必要とし得る。異なる無線ブロックにわたってパケット制御確認応答(PCA)メッセージを分散させることは技術的に可能であるが、2つ以上のフレームがパケット制御確認応答(PCA)メッセージに対して必要とされる場合にそれらのフレームが同じ無線ブロック中にあるべきであることを選好する、実用上の理由がある。したがって、MTC5 104eは、フレームn+9からフレームn+12の間(MTC5ポーリング応答ブロック1994dと呼ばれる)に、デバイス確認応答メッセージを送信することができる。アイドルフレームは、フレームn+8の間に発生し得る。
図20は、第2のコーディングオプションを使用した、複数のワイヤレス通信デバイス104によるデバイス確認応答メッセージの送信を示す。パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465(第2のコーディングオプション)の別の例が、以下のサンプルコードで示されている。新しいコード(標準的なコードに対する)が、太字で強調されている。
Figure 0005579942
Figure 0005579942
Figure 0005579942
Figure 0005579942
Figure 0005579942
第2のコーディングオプションにおいて、「アクセスバーストの数:bit(1)」は次のように解釈される。0−ワイヤレス通信デバイスは1つのアクセスバーストとして確認応答を送るべき
1−ワイヤレス通信デバイスは2つの連続的なアクセスバーストとして確認応答を送るべき
第2のコーディングオプションを使用して、デバイス確認応答(パケット制御確認応答(PCA)メッセージの形式の)が送られるべき開始フレームが、式(2)を使用して計算される。
Figure 0005579942
式(2)において、FNPUANは、基地局1402によって送信される確認応答メッセージ(PUAN)を格納する、無線ブロックの最初のフレームのフレーム番号である。
また、式(2)において、[base RRBP]は、すべてのアドレス指定されたデバイスに共通であり、FNPUANに加算すべきフレームの数である。式(2)において、[base RRBP]は、MACヘッダにおいて定義される。好ましくは、フレームの数は、示された数の無線ブロックを変換することによって決定される。この例では、加算すべき無線ブロックの数は、2ビットの値によって示される。
式(2)において、[Frames Used]は、同じパケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465内で前にアドレス指定され確認応答を送るように命令された、他のワイヤレス通信デバイス104によって使用されるフレームの総数である。この数は、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465が受信および復号されると、各ワイヤレス通信デバイス104によって計算される。また、式(2)において、[Idle frames]は、その間にモバイル通信デバイス104が送信できないアイドルフレームを計算に入れるための調整である。式(2)において、[Alignment]は、第1のワイヤレス通信デバイス104が確認応答を送信する無線ブロックの最初のフレームが、相対予約ブロック期間(RRBP)1290の最初のフレームと揃っていることを確実にするための、調整である。たとえば、4つのフレームを必要とするメッセージは、無線ブロックの最初のフレームと揃えられ、一方2つのフレームしか必要としないメッセージは、無線ブロックの3番目のフレームと揃えられる。そのような整列によって、メッセージが2つ以上の無線ブロックを占有しないことが確実になる。
正確な計算は、好ましい実装形態に応じてわずかに変化し得る。相対予約ブロック期間(RRBP)1290は、すべてのRLC/MAC無線ブロックで送られる。E/SPビットは無視される。(さらなる詳細については3GPP TS 44.060 section 10.4.5を参照。)
図20〜図22は、使用時の第2のコーディングオプションの例を示す。これらの例は、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465が、アドレス指定されたワイヤレス通信デバイス104に、パケット制御確認応答(PCA)を送るようにどのように命令できるかを説明する。
図20によって示される例では、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465は、すべてのアドレス指定されたワイヤレス通信デバイス104が、無線ブロックフォーマットのパケット制御確認応答(PCA)メッセージによって(つまり、相対予約ブロック期間(RRBP)1290のすべての4つのフレーム/バーストを使用して)、または、4つのアクセスバースト中のPCAメッセージによって(すなわち、相対予約ブロック期間(RRBP)1290内の連続するフレームにおいて同じパケット制御確認応答(PCA)メッセージを4回送ることによって)、応答すべきであることを示す。MTC1 1404a、MTC2 1404b、MTC4 1404dおよびMTC5 1405eが、ポーリングされる(一方MTC3 1404cはポーリングされない)。これによって、MTC1 1404a、MTC2 1404b、MTC4 1404d、およびMTC5 1404eは、デバイス確認応答(パケット制御確認応答(PCA)メッセージのような)の形式で応答を送信するようになり、各パケット制御確認応答(PCA)は、複数の連続する無線ブロックの1つにおいて送信される。MTC5 1404eは、MTC4 104dがデバイス確認応答メッセージを送信するとき、無線ブロックに続くアイドルフレームを考慮する必要があり得る。MTC1 1404a、MTC2 1404b、MTC4 1404d、およびMTC5 1404eは、それらがデバイス確認応答を送信するフレームを決定するために、同じ基本的な相対予約ブロック期間(RRBP)1290を使用することができる。
MTC1 1404aは、フレームnからフレームn+3の間(MTC1ポーリング応答ブロック2094aと呼ばれる)に、デバイス確認応答メッセージを送信することができる。MTC2 1404bは、フレームn+4からフレームn+7の間(MTC2ポーリング応答ブロック2094bと呼ばれる)に、デバイス確認応答メッセージを送信することができる。MTC4 1404dは、フレームn+8からフレームn+11の間(MTC4ポーリング応答ブロック2094cと呼ばれる)に、デバイス確認応答メッセージを送信することができる。MTC5 1404eは、フレームn+13からフレームn+16の間(MTC5ポーリング応答ブロック2094dと呼ばれる)に、デバイス確認応答メッセージを送信することができる。
図21は、第2のコーディングオプションを使用した、複数のワイヤレス通信デバイス104によるデバイス確認応答メッセージの送信を示す別のブロック図である。この例では、パケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465は、各々のアドレス指定されたワイヤレス通信デバイス104からのパケット制御確認応答(PCA)メッセージが、無線ブロックのすべての4つのフレームを使用すべき(すなわち、順次的なフレームで送信される4つの繰り返される確認応答を含む、ノーマルバーストモードまたはアクセスバーストモードで送られるべき)か、1つまたは2つの順次的なアクセスバーストを使用するアクセスバーストモードを使用すべきかを示す。
図21では、MTC1 1404aは無線ブロックについてポーリングされ、MTC2 1404bは1つのバーストについてポーリングされ、MTC3 1404cはポーリングされず、MTC4 1404dは2つのバーストについてポーリングされ、MTC5 1404eは2つのバーストについてポーリングされる。MTC1 1404aは、フレームnからフレームn+3の(MTC1ポーリング応答フレーム2194aと呼ばれる)を含む第1の無線ブロックを使用して、デバイス確認応答メッセージを送信することができる。MTC2 1404bは、フレームn+4(MTC2ポーリング応答フレーム2194bと呼ばれる)を使用して、デバイス確認応答メッセージを送信することができる。
一般に、特定のパケットアップリンクAck/Nack(PUAN)メッセージ1465が、ワイヤレス通信デバイス104が2つのアクセスバーストのフォーマットでパケット制御確認応答(PCA)メッセージを送るべきであることを示す場合、そのパケット制御確認応答(PCA)メッセージは、同じ無線ブロック内の2つの連続するバーストにおいて送られるべきである。ワイヤレス通信デバイス104が送信を開始するフレームは、上で説明されたように決定される。2つのアクセスバーストは、無線ブロックの最初の2つのフレームと最後の2つのフレームのいずれかで送られ得る。言い換えると、2つのアクセスバーストが必要である場合、ワイヤレス通信デバイス104は、それらのアクセスバーストを、2つの中央のフレームで、または隣接する無線ブロックをつなぐフレームで(すなわち、ある無線ブロックの最後のアクセスバーストと2番目の無線ブロックの最初のアクセスバーストとを使用して)送信しない。図21では、MTC4 1404dは、2つのアクセスバーストについてポーリングされている。MTC2 1404bは、単一のアクセスバーストのみを使用してパケット制御確認応答(PCA)メッセージを送るように命令されたので、この単一のアクセスバーストは、無線ブロックの開始において(すなわち、フレームn+4で)送信され、無線ブロックの第2のフレーム(すなわち、フレームn+5)は使用されずに残される。MTC4 1404dは次いで、無線ブロックの第3および第4のフレーム(すなわち、フレームn+6およびフレームn+7)(MTC4ポーリング応答フレーム2194cと呼ばれる)で送信することができる。
アイドルフレーム(フレームn+8)に続いて、MTC5 1404eは、後続の無線ブロック(MTC5ポーリング応答フレーム2194dと呼ばれる)の最初の2つのフレーム(フレームn+9およびフレームn+10)で、デバイス確認応答メッセージを送信する。1つのワイヤレス通信デバイス104からのアクセスバーストが連続的であり、無線ブロックの開始と終了のいずれかにある理由は、EDGE規格の下での低減された送信時間間隔(RTTI)方式に、サブフレームの使用法を合わせるためである。RTTI方式の下では、サブフレームは、無線ブロックの最初または最後の2つのフレームを含む。
図22は、第2のコーディングオプションを使用した、複数のワイヤレス通信デバイス104によるデバイス確認応答メッセージの送信を示すさらに別のブロック図である。図22に示される例では、特定の無線ブロックにおいて送信されるべきすべてのデバイス確認応答メッセージが、その無線ブロックへと順次的に詰められ得る。この方式の下では、あらゆる使用されていないフレームは、無線ブロックの終わりに配置されることになる。
MTC1 1404aは、フレームnからフレームn+3(MTC1ポーリング応答ブロック2294aと呼ばれる)を含む第1の無線ブロックを使用して、デバイス確認応答メッセージを送信することができる。MTC2 1404bは、フレームn+4(MTC2ポーリング応答フレーム2294bと呼ばれる)を使用して、デバイス確認応答メッセージを送信することができる。MTC4 1404dは、フレームn+6まで待機するのではなく、フレームn+5で開始する2フレームのデバイス確認応答メッセージを送信する。したがって、MTC4 1404dは、MTC4ポーリング応答フレーム2294cの間に送信する。これにより、無線ブロックの終わりにおいてフレームn+7が使用されないままになる。
特定の無線ブロック内に、特定のワイヤレス通信デバイス104からのデバイス確認応答メッセージを表すすべてのバーストを搬送するのに十分な空間がない場合、バーストは、(あらゆる介在するアイドルフレームを考慮して)後続の無線ブロックに移される。(MTC5 1404eの)次のデバイス確認応答メッセージは2つのフレームを必要とするので、次のデバイス確認応答メッセージは、MTC2 1404bおよびMTC4 1404dがそれぞれのデバイス確認応答メッセージを送信した無線ブロックの残りのフレームに、入ることができない。したがって、MTC5 1404eは、次の無線ブロックの最初のフレーム(フレームn+9)で開始するデバイス確認応答メッセージを送信する。したがって、MTC5 1404eは、MTC5ポーリング応答フレーム2294dの間に、デバイス確認応答メッセージを送信する。
パケット制御確認応答(PCA)を送信するための特定の方式は、実装され得るものの例にすぎないことが、当業者には理解されよう。たとえば、規格の観点からは望ましくないが、特定のデバイス確認応答に使用されるアクセスバーストが隣接する無線ブロックにわたってはならない論理的な理由はない。
デバイス確認応答メッセージのタイミングおよびフォーマットはネットワークによって決定されるので、フレームの使用をインテリジェントに管理することが可能であることも、理解されよう。たとえば、確認応答に使用されない無線ブロックまたはフレームは、デバイス確認応答メッセージの送信と関連しない使用を含めて、他の使用のためにネットワークによってスケジューリングされ得る。
上で説明された実施形態の利点は、デバイス確認応答メッセージがより少数のネットワークリソース(および特にシグナリングチャネル)を使用してワイヤレス通信デバイス104から送信されるのを可能にしつつ、他の目的のためにネットワークリソースをより早く解放するのも可能にすることである。一般に、単一の相対予約ブロック期間(RRBP)1290の間に複数のデバイスからデバイス確認応答メッセージを送信することによって実現されるリソース利用率の改善が、そのような方法におけるデータ冗長性の低下に起因するあらゆる他の可能性のある問題よりも重要であるという状況を判定するのは、基地局102およびネットワーク次第である。
マシンタイプ通信(MTC)デバイスは頻繁に静止し(この場合、デバイスと、それらの関連付けられる基地局との間のチャネル特性は良好に求められる)、同じ基地局102を常に使用し、しばしばバースト性のデータを送信するので、理論的にはMTCデバイスが説明された手法から最大のものを得ることに留意されたい。しかし、方法がスマートフォンなどのような他のワイヤレス通信デバイス104に関連して適用された場合、特に、静止している場合または比較的低速で動いている場合にも、利点はあてはまり得る。したがって、本システムおよび方法は、マシンタイプ通信(MTC)デバイスに関わるアプリケーションに何ら制約されず、任意の形式のワイヤレス通信デバイス104に適用され得ることに、留意されたい。
大部分、説明された方法の1つを使用するという決定は、基地局102またはネットワークにおいて行われる。この決定は、たとえば、一時的か継続的かにかかわらず、ネットワーク条件に応答するものであり得る。
図23は、基地局2302内に含まれ得るいくつかのコンポーネントを示す。基地局2302は、アクセスポイント、ブロードキャスト送信機、ノードB、発展型ノードBなどと呼ばれることもあり、それらの機能の一部またはすべてを含み得る。基地局2302はプロセッサ2303を含む。プロセッサ2303は、汎用シングルまたはマルチチップマイクロプロセッサ(たとえば、ARM)、専用マイクロプロセッサ(たとえば、デジタル信号プロセッサ(DSP))、マイクロコントローラ、プログラマブルゲートアレイなどであり得る。プロセッサ2303は、中央演算処理装置(CPU)と呼ばれ得る。図23の基地局2302中に単一のプロセッサ2303のみが示されるが、代替的な構成では、プロセッサの組合せ(たとえば、ARMとDSP)が使用され得る。
基地局2302はメモリ2305も含む。メモリ2305は、電子情報を記憶することが可能な任意の電子コンポーネントであり得る。メモリ2305は、以下の組合せを含めて、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、RAM中のフラッシュメモリデバイス、プロセッサに含まれるオンボードメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタなどとして具現化され得る。
データ2307aおよび命令2309aが、メモリ2305に記憶され得る。命令2309aは、本明細書で開示される方法を実施するためにプロセッサ2303によって実行可能であり得る。命令2309aを実行することは、メモリ2305に記憶されたデータ2307aの使用を含み得る。プロセッサ2303が命令2309aを実行すると、命令2309bの様々な部分がプロセッサ2303上にロードされてよく、様々ないくつかのデータ2307bがプロセッサ2303上にロードされてよい。
基地局2302はまた、基地局2302への信号の送信および基地局2302からの信号の受信を可能にするために、送信機2311と受信機2313とを含み得る。送信機2311と受信機2313は、送受信機2315と総称されることがある。アンテナ2317は、送受信機2315に電気的に結合され得る。基地局2302はまた、複数の送信機、複数の受信機、複数の送受信機および/または追加のアンテナ(図示せず)を含み得る。
基地局2302は、デジタル信号プロセッサ(DSP)2321を含み得る。基地局2302は、通信インターフェース2323も含み得る。通信インターフェース2323は、ユーザが基地局2302と対話することを可能にし得る。
基地局2302の様々なコンポーネントは、電力バス、制御信号バス、ステータス信号バス、データバスなどを含み得る、1つまたは複数のバスによって互いに結合され得る。明確にするために、図23では、様々なバスはバスシステム2319として示される。
図24は、ワイヤレス通信デバイス2404内に含まれ得るいくつかのコンポーネントを示す。ワイヤレス通信デバイス2404は、アクセス端末、移動局、ユーザ装置(UE)、マシンタイプ通信(MTC)デバイスなどであり得る。ワイヤレス通信デバイス2404は、プロセッサ2403を含む。プロセッサ2403は、汎用シングルまたはマルチチップマイクロプロセッサ(たとえば、ARM)、専用マイクロプロセッサ(たとえば、デジタル信号プロセッサ(DSP))、マイクロコントローラ、プログラマブルゲートアレイなどであり得る。プロセッサ2403は、中央演算処理装置(CPU)と呼ばれ得る。図24のワイヤレス通信デバイス2404中に単一のプロセッサ2403のみが示されるが、代替的な構成では、プロセッサの組合せ(たとえば、ARMとDSP)が使用され得る。
ワイヤレス通信デバイス2404は、メモリ2405も含む。メモリ2405は、電子情報を記憶することが可能な任意の電子コンポーネントであり得る。メモリ2405は、以下の組合せを含めて、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、RAM中のフラッシュメモリデバイス、プロセッサに含まれるオンボードメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタなどとして具現化され得る。
データ2407aおよび命令2409aは、メモリ2405に記憶され得る。命令2409aは、本明細書で開示される方法を実施するためにプロセッサ2403によって実行可能であり得る。命令2409aを実行することは、メモリ2405に記憶されたデータ2407aの使用を含み得る。プロセッサ2403が命令2409を実行すると、命令2409bの様々な部分がプロセッサ2403上にロードされてよく、様々ないくつかのデータ2407bがプロセッサ2403上にロードされてよい。
ワイヤレス通信デバイス2404はまた、アンテナ2417を介したワイヤレス通信デバイス2404への信号の送信およびワイヤレス通信デバイス2404からの信号の受信を可能にするために、送信機2411と受信機2413とを含んでもよい。送信機2411と受信機2413は、送受信機2415と総称されることがある。ワイヤレス通信デバイス2404は、複数の送信機、複数のアンテナ、複数の受信機および/または複数の送受信機(図示せず)も含み得る。
ワイヤレス通信デバイス2404は、デジタル信号プロセッサ(DSP)2421を含み得る。ワイヤレス通信デバイス2404は、通信インターフェース2423も含み得る。通信インターフェース2423は、ユーザがワイヤレス通信デバイス2404と対話することを可能にし得る。
ワイヤレス通信デバイス2404の様々なコンポーネントは、電力バス、制御信号バス、ステータス信号バス、データバスなどを含み得る1つまたは複数のバスによって一緒に結合され得る。明確にするために、図24では様々なバスはバスシステム2419として示される。
本明細書で説明される技法は、直交多重化方式に基づく通信システムを含む様々な通信システムに使用され得る。そのような通信システムの例には、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムなどがある。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどとも呼ばれ得る。OFDMでは、各サブキャリアはデータによって独立に変調され得る。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリア上で送信するためのinterleaved FDMA(IFDMA)、隣接するサブキャリアのブロック上で送信するためのlocalized FDMA(LFDMA)、または隣接するサブキャリアの複数のブロック上で送信するためのenhanced FDMA(EFDMA)を利用することができる。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送られる。
上の説明では、時々、様々な用語とともに参照番号が使用されてきた。用語が参照番号とともに使用されている場合、これは、図の1つまたは複数に示された特定の要素を指すものとする。用語が参照番号を伴わずに使用されている場合、これは、概して特定の図に限定されない用語を指すものとする。
「決定」という用語は、多種多様な動作を包含し、したがって、「決定」は、計算、算出、処理、導出、調査、探索(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造の探索)、確認などを含み得る。また、「決定」は、受信(たとえば、情報を受信すること)、アクセス(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「決定」は、解決、選択、選出、確立などを含み得る。
「に基づいて」という句は、別段に明示されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えると、「に基づいて」という句は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を表す。
「プロセッサ」という用語は、汎用プロセッサ、中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械などを包含するものと広く解釈されるべきである。いくつかの状況下では、「プロセッサ」は、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを指すことがある。「プロセッサ」という用語は、処理デバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成を指し得る。
「メモリ」という用語は、電子情報を記憶することが可能な任意の電子コンポーネントを包含するものと広く解釈されるべきである。メモリという用語は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気または光学データ記憶装置、レジスタなどのような、様々なタイプのプロセッサ可読媒体を指し得る。プロセッサがメモリから情報を読み取り、かつ/または情報をメモリに書き込むことができる場合、メモリはプロセッサと電子的に通信していると言われる。プロセッサに一体化されたメモリは、プロセッサと電子通信している。
「命令」および「コード」という用語は、任意のタイプの(1つまたは複数の)コンピュータ可読ステートメントを含むものと広く解釈されるべきである。たとえば、「命令」および「コード」という用語は、1つまたは複数のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、プロシージャなどを指し得る。「命令」および「コード」は、単一のコンピュータ可読ステートメントまたは多くのコンピュータ可読ステートメントを備え得る。
本明細書で説明される機能は、ハードウェアによって実行されるソフトウェアまたはファームウェアで実装され得る。機能は、1つまたは複数の命令としてコンピュータ可読媒体上に記憶され得る。「コンピュータ可読媒体」または「コンピュータプログラム製品」という用語は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスすることができる、任意の有形の記憶媒体を指す。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスク記憶デバイス、磁気ディスク記憶デバイスもしくは他の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形式で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されコンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。コンピュータ可読媒体は、有形で非一時的であり得ることに留意されたい。「コンピュータプログラム製品」という用語は、コンピューティングデバイスまたはプロセッサによって実行、処理または計算され得るコードまたは命令(たとえば、「プログラム」)と組み合わされたコンピューティングデバイスまたはプロセッサを指す。本明細書で使用される「コード」という用語は、コンピューティングデバイスまたはプロセッサによって実行可能であるソフトウェア、命令、コードまたはデータを指し得る。
ソフトウェアまたは命令はまた、送信媒体を介して送信され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、伝送媒体の定義に含まれる。
本明細書で開示される方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を備える。本方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えると、説明されている方法の適切な動作のためにステップまたは動作の特定の順序が必要とされない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正され得る。
さらに、図9、図10、および図12によって示されたものなど、本明細書で説明される方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、デバイスによってダウンロードされ、かつ/または他の方法で取得され得ることを理解されたい。たとえば、デバイスは、本明細書で説明される方法を実行するための手段の転送を可能にするために、サーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明される様々な方法は、記憶手段をデバイスに結合するかまたは提供するときにデバイスが様々な方法を取得できるように、記憶手段(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(disc)(CD)またはフロッピー(登録商標)ディスク(disk)などのような物理的記憶媒体など)を介して提供され得る。さらに、本明細書で説明される方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適切な技法が利用され得る。
特許請求の範囲は、上に示された厳密な構成およびコンポーネントに限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明されたシステム、方法、および装置の構成、動作および詳細において、様々な改変、変更および変形が行われ得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]複数のワイヤレス通信デバイスから確認応答を受信するための方法であって、前記方法は下記を備える、
前記複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられる第1の確認応答メッセージを送信することであって、前記第1の確認応答メッセージが、前記ワイヤレス通信デバイスがデバイス確認応答メッセージを送信すべき期間を各ワイヤレス通信デバイスに対して示す、送信することと、
前記ワイヤレス通信デバイスに対して示された、そのデバイス確認応答メッセージを送信するための前記期間内に送信されたデバイス確認応答メッセージを、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々から受信すること。
[2]前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々をアドレス指定する単一の確認応答メッセージの形式で前記第1の確認応答メッセージを生成することをさらに備え、前記第1の確認応答メッセージを送信することが、前記複数のワイヤレス通信デバイスによる受信のために前記単一の確認応答メッセージを送信することを備える、[1]に記載の方法。
[3]前記単一の確認応答メッセージが、前記単一の確認応答メッセージによってアドレス指定される前記複数のワイヤレス通信デバイスのアドレスのリストを備え、前記アドレスの前記リスト内の相対的な位置が、前記ワイヤレス通信デバイスがそのデバイス確認応答メッセージを送信すべき前記期間を示すものである、[2]に記載の方法。
[4]アドレスの前記リストの中の各ワイヤレス通信デバイスのアドレスが、Temporary Flow Identifier(TFI)である、[3]に記載の方法。
[5]前記第1の確認応答メッセージが、各々のアドレス指定されたワイヤレス通信デバイスのためのAck/Nack情報を備える、[1]に記載の方法。
[6]前記第1の確認応答メッセージが、前記デバイス確認応答メッセージが前記複数のワイヤレス通信デバイスによって送信されるべきであることを示す、[1]に記載の方法。
[7]前記第1の確認応答メッセージが少なくとも1つの確認応答グループを示し、各確認応答グループが、グループのワイヤレス通信デバイスがそれらのデバイス確認応答メッセージを送信すべき共通の時間間隔を割り当てられた、前記ワイヤレス通信デバイスの前記グループを備える、[1]に記載の方法。
[8]前記共通の時間間隔が、1つまたは複数のフレームを備える相対予約ブロック期間である、[7]に記載の方法。
[9]前記第1の確認応答メッセージが、前記第1の確認応答メッセージが送信された第1の時間間隔を示し、前記第1の確認応答メッセージが、前記複数のワイヤレス通信デバイスのすべてと関連付けられる基本的な相対予約ブロック期間を示し、前記1つまたは複数のフレームに追加するフレームの数を示す、[8]に記載の方法。
[10]下記を備える、複数のワイヤレス通信デバイスから確認応答を受信するための装置、
前記複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられる第1の確認応答メッセージを送信するための手段であって、前記第1の確認応答メッセージが、前記ワイヤレス通信デバイスがデバイス確認応答メッセージを送信すべき期間を各ワイヤレス通信デバイスに対して示す、手段と、
前記ワイヤレス通信デバイスに対して示された、そのデバイス確認応答メッセージを送信するための前記期間内に送信されたデバイス確認応答メッセージを、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々から受信するための手段。
[11]前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々をアドレス指定する単一の確認応答メッセージの形式で前記第1の確認応答メッセージを生成するための手段をさらに備え、前記第1の確認応答メッセージを送信することが、前記複数のワイヤレス通信デバイスによる受信のために前記単一の確認応答メッセージを送信することを備える、[10]に記載の装置。
[12]前記単一の確認応答メッセージが、前記単一の確認応答メッセージによってアドレス指定される前記複数のワイヤレス通信デバイスのアドレスのリストを備え、アドレスの前記リスト内の相対的な位置が、前記ワイヤレス通信デバイスがそのデバイス確認応答メッセージを送信すべき前記期間を示すものである、[11]に記載の装置。
[13]アドレスの前記リストの中の各ワイヤレス通信デバイスのアドレスが、Temporary Flow Identifier(TFI)である、[12]に記載の装置。
[14]前記第1の確認応答メッセージが、各々のアドレス指定されたワイヤレス通信デバイスのためのAck/Nack情報を備える、[10]に記載の装置。
[15]前記第1の確認応答メッセージが、前記デバイス確認応答メッセージが前記複数のワイヤレス通信デバイスによって送信されるべきであることを示す、[10]に記載の装置。
[16]前記第1の確認応答メッセージが少なくとも1つの確認応答グループを示し、各確認応答グループが、グループのワイヤレス通信デバイスがそれらのデバイス確認応答メッセージを送信すべき共通の時間間隔を割り当てられた、前記ワイヤレス通信デバイスの前記グループを備える、[10]に記載の装置。
[17]前記共通の時間間隔が、1つまたは複数のフレームを備える相対予約ブロック期間である、[16]に記載の装置。
[18]前記第1の確認応答メッセージが、前記第1の確認応答メッセージが送信された第1の時間間隔を示し、前記第1の確認応答メッセージが、前記複数のワイヤレス通信デバイスのすべてと関連付けられる基本的な相対予約ブロック期間を示し、前記1つまたは複数のフレームに追加するフレームの数を示す、[17]に記載の装置。
[19]命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を備える、複数のワイヤレス通信デバイスから確認応答を受信するためのコンピュータプログラム製品であって、前記命令は下記を備える、
基地局に、前記複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられる第1の確認応答メッセージを送信させるためのコードであって、前記第1の確認応答メッセージが、前記ワイヤレス通信デバイスがデバイス確認応答メッセージを送信すべき期間を各ワイヤレス通信デバイスに対して示す、コードと、
前記基地局に、前記ワイヤレス通信デバイスに対して示された、そのデバイス確認応答メッセージを送信するための前記期間内に送信されたデバイス確認応答メッセージを、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々から受信させるためのコード。
[20]下記を備える、ワイヤレス通信デバイスからデバイス確認応答を送信するための方法、
複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられた第1の確認応答メッセージを基地局から受信することと、
前記第1の確認応答メッセージから前記ワイヤレス通信デバイスと関連付けられる期間を決定することと、
前記期間内にデバイス確認応答メッセージを送信すること。
[21]前記期間を決定することが、前記複数のワイヤレス通信デバイスの他のデバイスではなく前記ワイヤレス通信デバイスに向けられる、前記第1の確認応答メッセージの部分を決定することを備える、[20]に記載の方法。
[22]前記第1の確認応答メッセージが、前記第1の確認応答メッセージによってアドレス指定された前記複数のワイヤレス通信デバイスのアドレスのリストを備え、前記期間を決定することが、前記ワイヤレス通信デバイスのアドレスの、アドレスの前記リスト内の相対的な位置を決定することを備え、前記期間が、前記相対的な位置に基づいて決定される、[20]に記載の方法。
[23]アドレスの前記リストの中の前記ワイヤレス通信デバイスのアドレスが、Temporary Flow Identifier(TFI)である、[22]に記載の方法。
[24]前記第1の確認応答メッセージが、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々のためのAck/Nack情報を備える、[20]に記載の方法。
[25]前記第1の確認応答メッセージから、前記デバイス確認応答メッセージが前記期間内に送信されるべきであることを決定することをさらに備える、[20]に記載の方法。
[26]前記第1の確認応答メッセージが、デバイス確認応答メッセージを送信すべき共通の時間間隔を割り当てられたワイヤレス通信デバイスのグループを備える少なくとも1つの確認応答グループを示す、[20]に記載の方法であって、前記方法は、前記ワイヤレス通信デバイスに割り当てられた前記共通の時間間隔に基づいて、確認応答グループの中のワイヤレス通信デバイスのメンバーシップを判定することをさらに備え、前記デバイス確認応答メッセージを送信することが、前記ワイヤレス通信デバイスに割り当てられた前記共通の時間間隔内に前記デバイス確認応答メッセージを送信することを備える。
[27]前記共通の時間間隔が相対予約ブロック期間であり、前記期間が1つまたは複数のフレームを備える、[26]に記載の方法。
[28]前記期間を決定することが、前記ワイヤレス通信デバイスがメンバーである前記確認応答グループのメンバーである他のワイヤレス通信デバイスのアドレスの位置に対する、アドレスの前記リスト内での前記ワイヤレス通信デバイスのアドレスの相対的な位置に基づいて、前記ワイヤレス通信デバイスに割り当てられる前記共通の時間間隔内の少なくとも1つのフレームとして、前記期間を決定することを備える、[26]に記載の方法。
[29]前記第1の確認応答メッセージが、前記第1の確認応答メッセージが送信された第1の時間間隔と、前記複数のデバイスのすべてと関連付けられる第2の時間間隔とを示し、前記期間を前記決定することが、前記第1の時間間隔および前記第2の時間間隔に基づく、[26]に記載の方法。
[30]前記第1の時間間隔が、前記第1の確認応答メッセージを備える無線ブロックの第1のフレームであり、前記第2の時間間隔が、基本的な相対予約ブロック期間である、[29]に記載の方法。
[31]前記期間を決定することが、前記第1の確認応答メッセージによってアドレス指定される1つまたは複数の他のワイヤレス通信デバイスによってデバイス確認応答メッセージのために使用されるフレームの数を決定することを備える、[20]に記載の方法。
[32]下記を備える、デバイス確認応答を送信するためのワイヤレス通信デバイス、
複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられた第1の確認応答メッセージを基地局から受信するための手段と、
前記第1の確認応答メッセージから前記ワイヤレス通信デバイスと関連付けられる期間を決定するための手段と、
前記期間内にデバイス確認応答メッセージを送信するための手段。
[33]前記期間を決定するための前記手段が、前記複数のワイヤレス通信デバイスの他のデバイスではなく前記ワイヤレス通信デバイスに向けられる、前記第1の確認応答メッセージの部分を決定するための手段を備える、[32]に記載のワイヤレス通信デバイス。
[34]前記第1の確認応答メッセージが、前記第1の確認応答メッセージによってアドレス指定された前記複数のワイヤレス通信デバイスのアドレスのリストを備え、前記期間を決定するための前記手段が、前記ワイヤレス通信デバイスのアドレスの、アドレスの前記リスト内の相対的な位置を決定するための手段を備え、前記期間が、前記相対的な位置に基づいて決定される、[32]に記載のワイヤレス通信デバイス。
[35]アドレスの前記リストの中の前記ワイヤレス通信デバイスの前記アドレスが、Temporary Flow Identifier(TFI)である、[34]に記載のワイヤレス通信デバイス。
[36]前記第1の確認応答メッセージが、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々のためのAck/Nack情報を備える、[32]に記載のワイヤレス通信デバイス。
[37]前記第1の確認応答メッセージから、前記デバイス確認応答メッセージが前記期間内に送信されるべきであることを決定するための手段をさらに備える、[32]に記載のワイヤレス通信デバイス。
[38]前記第1の確認応答メッセージが、デバイス確認応答メッセージを送信すべき共通の時間間隔を割り当てられたワイヤレス通信デバイスのグループを備える少なくとも1つの確認応答グループを示す、[32]に記載のワイヤレス通信デバイスであって、前記ワイヤレス通信デバイスは、前記ワイヤレス通信デバイスに割り当てられた前記共通の時間間隔に基づいて、確認応答グループの中の前記ワイヤレス通信デバイスのメンバーシップを判定するための手段をさらに備え、前記デバイス確認応答メッセージを送信するための前記手段が、前記ワイヤレス通信デバイスに割り当てられた前記共通の時間間隔内に前記デバイス確認応答メッセージを送信するための手段を備える。
[39]前記共通の時間間隔が相対予約ブロック期間であり、前記期間が1つまたは複数のフレームを備える、[38]に記載の装置。
[40]前記期間を決定するための前記手段が、前記確認応答グループのメンバーである他のワイヤレス通信デバイスのアドレスの位置に対する、前記複数のワイヤレス通信デバイスのアドレスのリスト内での前記ワイヤレス通信デバイスのアドレスの相対的な位置に基づいて、前記ワイヤレス通信デバイスに割り当てられる前記共通の時間間隔内の少なくとも1つのフレームとして、前記期間を決定するための手段を備える、[38]に記載の装置。
[41]前記第1の確認応答メッセージが、前記第1の確認応答メッセージが送信された第1の時間間隔と、前記複数のデバイスのすべてと関連付けられる第2の時間間隔とを示し、前記期間の前記決定が、前記第1の時間間隔および前記第2の時間間隔に基づく、[38]に記載の装置。
[42]前記第1の時間間隔が、前記第1の確認応答メッセージを備える無線ブロックの第1のフレームであり、前記第2の時間間隔が、基本的な相対予約ブロック期間である、[41]に記載の装置。
[43]前記期間を決定するための前記手段が、前記第1の確認応答メッセージによってアドレス指定される1つまたは複数の他のワイヤレス通信デバイスによってデバイス確認応答メッセージのために使用されるフレームの数を決定するための手段を備える、[32]に記載の装置。
[44]命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信デバイスから確認応答を送信するためのコンピュータプログラム製品であって、前記命令は下記を備える、
複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられた第1の確認応答メッセージを、前記ワイヤレス通信デバイスに、基地局から受信させるためのコードと、
前記ワイヤレス通信デバイスに、前記第1の確認応答メッセージから前記ワイヤレス通信デバイスと関連付けられる期間を決定させるためのコードと、
前記ワイヤレス通信デバイスに、前記期間内にデバイス確認応答メッセージを送信させるためのコード。
[45]下記を備える、複数のワイヤレス通信デバイスへ確認応答を送信するための方法、
単一の確認応答メッセージを生成することと、ここにおいて前記単一の確認応答メッセージが、基地局が複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にする、
前記単一の確認応答メッセージを、前記複数のワイヤレス通信デバイスへ送信すること。
[46]前記複数のワイヤレスデバイスから無線リンク制御メッセージを受信することをさらに備える、[45]に記載の方法。
[47]前記確認応答メッセージが、各ワイヤレス通信デバイスのための一時的なフローアイデンティティを備える、[45]に記載の方法。
[48]前記確認応答メッセージが、アドレス指定されたワイヤレス通信デバイスのための相対予約ブロック期間を備える、[45]に記載の方法。
[49]前記確認応答メッセージがパケットアップリンクACK/NACKである、[45]に記載の方法。
[50]前記確認応答メッセージ内での相対予約ブロック期間の情報の存在が、対応する一時的なフローアイデンティティによってアドレス指定される前記ワイヤレス通信デバイスがパケット制御確認応答についてポーリングされることを示唆する、[48]に記載の方法。
[51]前記確認応答メッセージのヘッダ中のES/Pフィールドが使用されない、[50]に記載の方法。
[52]前記確認応答メッセージが、最終的な確認応答を受信していない各ワイヤレス通信デバイスのための、可変長確認応答ビットマップを備える、[45]に記載の方法。
[53]前記確認応答メッセージが、一部のワイヤレス通信デバイスのための最終的な確認応答と、他のワイヤレス通信デバイスのための可変長確認応答ビットマップとの組合せを備える、[45]に記載の方法。
[54]相対予約ブロック期間のビットの数が、2ビットを超えて拡張される、[45]に記載の方法。
[55]前記方法が基地局によって実行される、[45]に記載の方法。
[56]各ワイヤレス通信デバイスのための受信された無線リンク制御メッセージが、前記ワイヤレス通信デバイスによって送られたすべての無線リンク制御データブロックを備えるかどうかを判定することをさらに備える、[45]に記載の方法。
[57]下記を備える、ワイヤレス通信デバイスによって確認応答を受信するための方法、
基地局から確認応答メッセージを受信することと、
前記ワイヤレス通信デバイスに対応する前記確認応答メッセージの部分を決定すること。
[58]前記ワイヤレス通信デバイスに対応する前記確認応答メッセージの前記部分が、最終的な確認応答か、または可変長確認応答ビットマップかを判定することをさらに備える、[57]に記載の方法。
[59]前記ワイヤレス通信デバイスに対応する前記確認応答メッセージの前記部分が最終的な確認応答であり、前記ワイヤレス通信デバイスが、前記ワイヤレス通信デバイスによって前記基地局へ送られた無線リンク制御データブロックを前記基地局が受信に成功したことを認識する、[58]に記載の方法。
[60]前記ワイヤレス通信デバイスに対応する前記確認応答メッセージの前記部分が可変長確認応答ビットマップであり、前記基地局へ再び送るための1つまたは複数の無線リンク制御データブロックを決定することをさらに備える、[58]に記載の方法。
[61]前記決定された1つまたは複数の無線リンク制御データブロックを前記基地局へ送ることをさらに備える、[60]に記載の方法。
[62]1つまたは複数の無線リンク制御データブロックを前記基地局へ送ることをさらに備える、[57]に記載の方法。
[63]前記確認応答メッセージが、前記基地局が複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にする、[57]に記載の方法。
[64]前記確認応答メッセージが、各ワイヤレス通信デバイスのための一時的なフローアイデンティティを備える、[57]に記載の方法。
[65]前記確認応答メッセージが、前記基地局によってアドレス指定されたワイヤレス通信デバイスのための相対予約ブロック期間を備える、[57]に記載の方法。
[66]前記確認応答メッセージがパケットアップリンクACK/NACKである、[57]に記載の方法。
[67]下記を備える、複数のワイヤレス通信デバイスへ確認応答を送信するための装置、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信するメモリと、
前記メモリに記憶された命令であって、前記命令が、前記プロセッサによって、
単一の確認応答メッセージを生成するように、ここにおいて前記単一の確認応答メッセージが、基地局が複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にする、および
前記単一の確認応答メッセージを、前記複数のワイヤレス通信デバイスへ送信するように、
実行可能である。
[68]下記を備える、基地局から確認応答を受信するための装置、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信するメモリと、
前記メモリに記憶された命令であって、前記命令が、前記プロセッサによって、
前記基地局から確認応答メッセージを受信するように、および
前記装置に対応する前記確認応答メッセージの部分を決定するように、
実行可能である。
[69]下記を備える、複数のワイヤレス通信デバイスへ確認応答を送信するためのワイヤレスデバイス、
単一の確認応答メッセージを生成するための手段と、ここにおいて前記単一の確認応答メッセージが、基地局が複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にする、
前記単一の確認応答メッセージを、前記複数のワイヤレス通信デバイスへ送るための手段。
[70]下記を備える、基地局から確認応答を受信するためのワイヤレスデバイス、
前記基地局から確認応答メッセージを受信するための手段と、
前記ワイヤレスデバイスに対応する前記確認応答メッセージの部分を決定するための手段。
[71]命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を備える、複数のワイヤレス通信デバイスへ確認応答を送信するためのコンピュータプログラム製品であって、前記命令は下記を備える、
基地局に、単一の確認応答メッセージを生成させるためのコードと、ここにおいて前記単一の確認応答メッセージが、基地局が複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にする、
前記基地局に、前記単一の確認応答メッセージを前記複数のワイヤレス通信デバイスへ送らせるためのコード。
[72]命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を備える、基地局から確認応答を受信するためのコンピュータプログラム製品であって、前記命令は下記を備える、
ワイヤレス通信デバイスに、前記基地局から確認応答メッセージを受信させるためのコードと、
前記ワイヤレス通信デバイスに、前記ワイヤレス通信デバイスに対応する前記確認応答メッセージの部分を決定させるためのコード。

Claims (72)

  1. 複数のワイヤレス通信デバイスから確認応答を受信するための方法であって、前記方法は下記を備える、
    前記複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられる第1の確認応答メッセージを送信することであって、前記第1の確認応答メッセージが、前記ワイヤレス通信デバイスがデバイス確認応答メッセージを送信すべき期間を各ワイヤレス通信デバイスに対して示す、送信することと、
    前記ワイヤレス通信デバイスに対して示された、そのデバイス確認応答メッセージを送信するための前記期間内に送信されたデバイス確認応答メッセージを、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々から受信すること。
  2. 前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々をアドレス指定する単一の確認応答メッセージの形式で前記第1の確認応答メッセージを生成することをさらに備え、前記第1の確認応答メッセージを送信することが、前記複数のワイヤレス通信デバイスによる受信のために前記単一の確認応答メッセージを送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記単一の確認応答メッセージが、前記単一の確認応答メッセージによってアドレス指定される前記複数のワイヤレス通信デバイスのアドレスのリストを備え、前記アドレスの前記リスト内の相対的な位置が、前記ワイヤレス通信デバイスがそのデバイス確認応答メッセージを送信すべき前記期間を示すものである、請求項2に記載の方法。
  4. アドレスの前記リストの中の各ワイヤレス通信デバイスのアドレスが、Temporary Flow Identifier(TFI)である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1の確認応答メッセージが、各々のアドレス指定されたワイヤレス通信デバイスのためのAck/Nack情報を備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の確認応答メッセージが、前記デバイス確認応答メッセージが前記複数のワイヤレス通信デバイスによって送信されるべきであることを示す、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1の確認応答メッセージが少なくとも1つの確認応答グループを示し、各確認応答グループが、グループのワイヤレス通信デバイスがそれらのデバイス確認応答メッセージを送信すべき共通の時間間隔を割り当てられた、前記ワイヤレス通信デバイスの前記グループを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記共通の時間間隔が、1つまたは複数のフレームを備える相対予約ブロック期間である、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1の確認応答メッセージが、前記第1の確認応答メッセージが送信された第1の時間間隔を示し、前記第1の確認応答メッセージが、前記複数のワイヤレス通信デバイスのすべてと関連付けられる基本的な相対予約ブロック期間を示し、前記1つまたは複数のフレームに追加するフレームの数を示す、請求項8に記載の方法。
  10. 下記を備える、複数のワイヤレス通信デバイスから確認応答を受信するための装置、
    前記複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられる第1の確認応答メッセージを送信するための手段であって、前記第1の確認応答メッセージが、前記ワイヤレス通信デバイスがデバイス確認応答メッセージを送信すべき期間を各ワイヤレス通信デバイスに対して示す、手段と、
    前記ワイヤレス通信デバイスに対して示された、そのデバイス確認応答メッセージを送信するための前記期間内に送信されたデバイス確認応答メッセージを、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々から受信するための手段。
  11. 前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々をアドレス指定する単一の確認応答メッセージの形式で前記第1の確認応答メッセージを生成するための手段をさらに備え、前記第1の確認応答メッセージを送信することが、前記複数のワイヤレス通信デバイスによる受信のために前記単一の確認応答メッセージを送信することを備える、請求項10に記載の装置。
  12. 前記単一の確認応答メッセージが、前記単一の確認応答メッセージによってアドレス指定される前記複数のワイヤレス通信デバイスのアドレスのリストを備え、アドレスの前記リスト内の相対的な位置が、前記ワイヤレス通信デバイスがそのデバイス確認応答メッセージを送信すべき前記期間を示すものである、請求項11に記載の装置。
  13. アドレスの前記リストの中の各ワイヤレス通信デバイスのアドレスが、Temporary Flow Identifier(TFI)である、請求項12に記載の装置。
  14. 前記第1の確認応答メッセージが、各々のアドレス指定されたワイヤレス通信デバイスのためのAck/Nack情報を備える、請求項10に記載の装置。
  15. 前記第1の確認応答メッセージが、前記デバイス確認応答メッセージが前記複数のワイヤレス通信デバイスによって送信されるべきであることを示す、請求項10に記載の装置。
  16. 前記第1の確認応答メッセージが少なくとも1つの確認応答グループを示し、各確認応答グループが、グループのワイヤレス通信デバイスがそれらのデバイス確認応答メッセージを送信すべき共通の時間間隔を割り当てられた、前記ワイヤレス通信デバイスの前記グループを備える、請求項10に記載の装置。
  17. 前記共通の時間間隔が、1つまたは複数のフレームを備える相対予約ブロック期間である、請求項16に記載の装置。
  18. 前記第1の確認応答メッセージが、前記第1の確認応答メッセージが送信された第1の時間間隔を示し、前記第1の確認応答メッセージが、前記複数のワイヤレス通信デバイスのすべてと関連付けられる基本的な相対予約ブロック期間を示し、前記1つまたは複数のフレームに追加するフレームの数を示す、請求項17に記載の装置。
  19. 命令を有する非一時的コンピュータ可読記憶体であって、前記命令は下記を備える、
    基地局に、複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられる第1の確認応答メッセージを送信させるためのコードであって、前記第1の確認応答メッセージが、前記ワイヤレス通信デバイスがデバイス確認応答メッセージを送信すべき期間を各ワイヤレス通信デバイスに対して示す、コードと、
    前記基地局に、前記ワイヤレス通信デバイスに対して示された、そのデバイス確認応答メッセージを送信するための前記期間内に送信されたデバイス確認応答メッセージを、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々から受信させるためのコード。
  20. 下記を備える、ワイヤレス通信デバイスからデバイス確認応答を送信するための方法、
    複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられた第1の確認応答メッセージを基地局から受信することと、
    前記第1の確認応答メッセージから前記ワイヤレス通信デバイスと関連付けられる期間を決定することと、
    前記期間内にデバイス確認応答メッセージを送信すること。
  21. 前記期間を決定することが、前記複数のワイヤレス通信デバイスの他のデバイスではなく前記ワイヤレス通信デバイスに向けられる、前記第1の確認応答メッセージの部分を決定することを備える、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1の確認応答メッセージが、前記第1の確認応答メッセージによってアドレス指定された前記複数のワイヤレス通信デバイスのアドレスのリストを備え、前記期間を決定することが、前記ワイヤレス通信デバイスのアドレスの、アドレスの前記リスト内の相対的な位置を決定することを備え、前記期間が、前記相対的な位置に基づいて決定される、請求項20に記載の方法。
  23. アドレスの前記リストの中の前記ワイヤレス通信デバイスのアドレスが、Temporary Flow Identifier(TFI)である、請求項22に記載の方法。
  24. 前記第1の確認応答メッセージが、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々のためのAck/Nack情報を備える、請求項20に記載の方法。
  25. 前記第1の確認応答メッセージから、前記デバイス確認応答メッセージが前記期間内に送信されるべきであることを決定することをさらに備える、請求項20に記載の方法。
  26. 前記第1の確認応答メッセージが、デバイス確認応答メッセージを送信すべき共通の時間間隔を割り当てられたワイヤレス通信デバイスのグループを備える少なくとも1つの確認応答グループを示す、請求項20に記載の方法であって、前記方法は、前記ワイヤレス通信デバイスに割り当てられた前記共通の時間間隔に基づいて、確認応答グループの中のワイヤレス通信デバイスのメンバーシップを判定することをさらに備え、前記デバイス確認応答メッセージを送信することが、前記ワイヤレス通信デバイスに割り当てられた前記共通の時間間隔内に前記デバイス確認応答メッセージを送信することを備える。
  27. 前記共通の時間間隔が相対予約ブロック期間であり、前記期間が1つまたは複数のフレームを備える、請求項26に記載の方法。
  28. 前記期間を決定することが、前記ワイヤレス通信デバイスがメンバーである前記確認応答グループのメンバーである他のワイヤレス通信デバイスのアドレスの位置に対する、アドレスの前記リスト内での前記ワイヤレス通信デバイスのアドレスの相対的な位置に基づいて、前記ワイヤレス通信デバイスに割り当てられる前記共通の時間間隔内の少なくとも1つのフレームとして、前記期間を決定することを備える、請求項26に記載の方法。
  29. 前記第1の確認応答メッセージが、前記第1の確認応答メッセージが送信された第1の時間間隔と、前記複数のデバイスのすべてと関連付けられる第2の時間間隔とを示し、前記期間を前記決定することが、前記第1の時間間隔および前記第2の時間間隔に基づく、請求項26に記載の方法。
  30. 前記第1の時間間隔が、前記第1の確認応答メッセージを備える無線ブロックの第1のフレームであり、前記第2の時間間隔が、基本的な相対予約ブロック期間である、請求項29に記載の方法。
  31. 前記期間を決定することが、前記第1の確認応答メッセージによってアドレス指定される1つまたは複数の他のワイヤレス通信デバイスによってデバイス確認応答メッセージのために使用されるフレームの数を決定することを備える、請求項20に記載の方法。
  32. 下記を備える、デバイス確認応答を送信するためのワイヤレス通信デバイス、
    複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられた第1の確認応答メッセージを基地局から受信するための手段と、
    前記第1の確認応答メッセージから前記ワイヤレス通信デバイスと関連付けられる期間を決定するための手段と、
    前記期間内にデバイス確認応答メッセージを送信するための手段。
  33. 前記期間を決定するための前記手段が、前記複数のワイヤレス通信デバイスの他のデバイスではなく前記ワイヤレス通信デバイスに向けられる、前記第1の確認応答メッセージの部分を決定するための手段を備える、請求項32に記載のワイヤレス通信デバイス。
  34. 前記第1の確認応答メッセージが、前記第1の確認応答メッセージによってアドレス指定された前記複数のワイヤレス通信デバイスのアドレスのリストを備え、前記期間を決定するための前記手段が、前記ワイヤレス通信デバイスのアドレスの、アドレスの前記リスト内の相対的な位置を決定するための手段を備え、前記期間が、前記相対的な位置に基づいて決定される、請求項32に記載のワイヤレス通信デバイス。
  35. アドレスの前記リストの中の前記ワイヤレス通信デバイスの前記アドレスが、Temporary Flow Identifier(TFI)である、請求項34に記載のワイヤレス通信デバイス。
  36. 前記第1の確認応答メッセージが、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々のためのAck/Nack情報を備える、請求項32に記載のワイヤレス通信デバイス。
  37. 前記第1の確認応答メッセージから、前記デバイス確認応答メッセージが前記期間内に送信されるべきであることを決定するための手段をさらに備える、請求項32に記載のワイヤレス通信デバイス。
  38. 前記第1の確認応答メッセージが、デバイス確認応答メッセージを送信すべき共通の時間間隔を割り当てられたワイヤレス通信デバイスのグループを備える少なくとも1つの確認応答グループを示す、請求項32に記載のワイヤレス通信デバイスであって、前記ワイヤレス通信デバイスは、前記ワイヤレス通信デバイスに割り当てられた前記共通の時間間隔に基づいて、確認応答グループの中の前記ワイヤレス通信デバイスのメンバーシップを判定するための手段をさらに備え、前記デバイス確認応答メッセージを送信するための前記手段が、前記ワイヤレス通信デバイスに割り当てられた前記共通の時間間隔内に前記デバイス確認応答メッセージを送信するための手段を備える。
  39. 前記共通の時間間隔が相対予約ブロック期間であり、前記期間が1つまたは複数のフレームを備える、請求項38に記載の装置。
  40. 前記期間を決定するための前記手段が、前記確認応答グループのメンバーである他のワイヤレス通信デバイスのアドレスの位置に対する、前記複数のワイヤレス通信デバイスのアドレスのリスト内での前記ワイヤレス通信デバイスのアドレスの相対的な位置に基づいて、前記ワイヤレス通信デバイスに割り当てられる前記共通の時間間隔内の少なくとも1つのフレームとして、前記期間を決定するための手段を備える、請求項38に記載の装置。
  41. 前記第1の確認応答メッセージが、前記第1の確認応答メッセージが送信された第1の時間間隔と、前記複数のデバイスのすべてと関連付けられる第2の時間間隔とを示し、前記期間の前記決定が、前記第1の時間間隔および前記第2の時間間隔に基づく、請求項38に記載の装置。
  42. 前記第1の時間間隔が、前記第1の確認応答メッセージを備える無線ブロックの第1のフレームであり、前記第2の時間間隔が、基本的な相対予約ブロック期間である、請求項41に記載の装置。
  43. 前記期間を決定するための前記手段が、前記第1の確認応答メッセージによってアドレス指定される1つまたは複数の他のワイヤレス通信デバイスによってデバイス確認応答メッセージのために使用されるフレームの数を決定するための手段を備える、請求項32に記載の装置。
  44. 命令を有する非一時的コンピュータ可読記憶体であって、前記命令は下記を備える、
    複数のワイヤレス通信デバイスに宛てられた第1の確認応答メッセージを、前記ワイヤレス通信デバイスに、基地局から受信させるためのコードと、
    前記ワイヤレス通信デバイスに、前記第1の確認応答メッセージから前記ワイヤレス通信デバイスと関連付けられる期間を決定させるためのコードと、
    前記ワイヤレス通信デバイスに、前記期間内にデバイス確認応答メッセージを送信させるためのコード。
  45. 下記を備える、複数のワイヤレス通信デバイスへ確認応答を送信するための方法、
    単一の確認応答メッセージを生成することと、ここにおいて前記単一の確認応答メッセージが、基地局が複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にし、かつその期間内に前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々がデバイス確認応答メッセージを前記基地局へ送信すべきである期間を示す
    前記単一の確認応答メッセージを、前記複数のワイヤレス通信デバイスへ送信すること。
  46. 前記複数のワイヤレスデバイスから無線リンク制御メッセージを受信することをさらに備える、請求項45に記載の方法。
  47. 前記確認応答メッセージが、各ワイヤレス通信デバイスのための一時的なフローアイデンティティを備える、請求項45に記載の方法。
  48. 前記確認応答メッセージが、アドレス指定されたワイヤレス通信デバイスのための相対予約ブロック期間を備える、請求項45に記載の方法。
  49. 前記確認応答メッセージがパケットアップリンクACK/NACKである、請求項45に記載の方法。
  50. 前記確認応答メッセージ内での相対予約ブロック期間の情報の存在が、対応する一時的なフローアイデンティティによってアドレス指定される前記ワイヤレス通信デバイスがパケット制御確認応答についてポーリングされることを示唆する、請求項48に記載の方法。
  51. 前記確認応答メッセージのヘッダ中のES/Pフィールドが使用されない、請求項50に記載の方法。
  52. 前記確認応答メッセージが、最終的な確認応答を受信していない各ワイヤレス通信デバイスのための、可変長確認応答ビットマップを備える、請求項45に記載の方法。
  53. 前記確認応答メッセージが、一部のワイヤレス通信デバイスのための最終的な確認応答と、他のワイヤレス通信デバイスのための可変長確認応答ビットマップとの組合せを備える、請求項45に記載の方法。
  54. 前記相対予約ブロック期間のビットの数が、2ビットを超えて拡張される、請求項48に記載の方法。
  55. 前記方法が基地局によって実行される、請求項45に記載の方法。
  56. 各ワイヤレス通信デバイスのための受信された無線リンク制御メッセージが、前記ワイヤレス通信デバイスによって送られたすべての無線リンク制御データブロックを備えるかどうかを判定することをさらに備える、請求項45に記載の方法。
  57. 下記を備える、ワイヤレス通信デバイスによって確認応答を受信するための方法、
    基地局から確認応答メッセージを受信することと、ここにおいて前記確認応答メッセージが、その期間内に複数のワイヤレス通信デバイスの各々がデバイス確認応答メッセージを前記基地局へ送信すべきである期間を示す
    前記ワイヤレス通信デバイスに対応する前記確認応答メッセージの部分を決定すること。
  58. 前記ワイヤレス通信デバイスに対応する前記確認応答メッセージの前記部分が、最終的な確認応答か、または可変長確認応答ビットマップかを判定することをさらに備える、請求項57に記載の方法。
  59. 前記ワイヤレス通信デバイスに対応する前記確認応答メッセージの前記部分が最終的な確認応答であり、前記ワイヤレス通信デバイスが、前記ワイヤレス通信デバイスによって前記基地局へ送られた無線リンク制御データブロックを前記基地局が受信に成功したことを認識する、請求項58に記載の方法。
  60. 前記ワイヤレス通信デバイスに対応する前記確認応答メッセージの前記部分が可変長確認応答ビットマップであり、前記基地局へ再び送るための1つまたは複数の無線リンク制御データブロックを決定することをさらに備える、請求項58に記載の方法。
  61. 前記決定された1つまたは複数の無線リンク制御データブロックを前記基地局へ送ることをさらに備える、請求項60に記載の方法。
  62. 1つまたは複数の無線リンク制御データブロックを前記基地局へ送ることをさらに備える、請求項57に記載の方法。
  63. 前記確認応答メッセージが、前記基地局が複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にする、請求項57に記載の方法。
  64. 前記確認応答メッセージが、各ワイヤレス通信デバイスのための一時的なフローアイデンティティを備える、請求項57に記載の方法。
  65. 前記確認応答メッセージが、前記基地局によってアドレス指定されたワイヤレス通信デバイスのための相対予約ブロック期間を備える、請求項57に記載の方法。
  66. 前記確認応答メッセージがパケットアップリンクACK/NACKである、請求項57に記載の方法。
  67. 下記を備える、複数のワイヤレス通信デバイスへ確認応答を送信するための装置、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、
    前記メモリに記憶された命令であって、前記命令が、前記プロセッサによって、
    単一の確認応答メッセージを生成するように、ここにおいて前記単一の確認応答メッセージが、基地局が複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にし、かつその期間内に前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々がデバイス確認応答メッセージを前記基地局へ送信すべきである期間を示す、および
    前記単一の確認応答メッセージを、前記複数のワイヤレス通信デバイスへ送信するように、
    実行可能である。
  68. 下記を備える、基地局から確認応答を受信するための装置、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、
    前記メモリに記憶された命令であって、前記命令が、前記プロセッサによって、
    前記基地局から確認応答メッセージを受信するように、ここにおいて前記確認応答メッセージが、その期間内に複数のワイヤレス通信デバイスの各々がデバイス確認応答メッセージを前記基地局へ送信すべきである期間を示す、および
    前記装置に対応する前記確認応答メッセージの部分を決定するように、
    実行可能である。
  69. 下記を備える、複数のワイヤレス通信デバイスへ確認応答を送信するためのワイヤレスデバイス、
    単一の確認応答メッセージを生成するための手段と、ここにおいて前記単一の確認応答メッセージが、基地局が複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にし、かつその期間内に前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々がデバイス確認応答メッセージを前記基地局へ送信すべきである期間を示す
    前記単一の確認応答メッセージを、前記複数のワイヤレス通信デバイスへ送るための手段。
  70. 下記を備える、基地局から確認応答を受信するためのワイヤレスデバイス、
    前記基地局から確認応答メッセージを受信するための手段と、ここにおいて前記確認応答メッセージが、その期間内に複数のワイヤレス通信デバイスの各々がデバイス確認応答メッセージを前記基地局へ送信すべきである期間を示す
    前記ワイヤレスデバイスに対応する前記確認応答メッセージの部分を決定するための手段。
  71. 命令を有する非一時的コンピュータ可読記憶体であって、前記命令は下記を備える、
    基地局に、単一の確認応答メッセージを生成させるためのコードと、ここにおいて前記単一の確認応答メッセージが、基地局が複数のワイヤレス通信デバイスをアドレス指定することを可能にし、かつその期間内に前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々がデバイス確認応答メッセージを前記基地局へ送信すべきである期間を示す
    前記基地局に、前記単一の確認応答メッセージを前記複数のワイヤレス通信デバイスへ送らせるためのコード。
  72. 命令を有する非一時的コンピュータ可読記憶体であって、前記命令は下記を備える、
    ワイヤレス通信デバイスに、基地局から確認応答メッセージを受信させるためのコードと、ここにおいて前記確認応答メッセージが、その期間内に複数のワイヤレス通信デバイスの各々がデバイス確認応答メッセージを前記基地局へ送信すべきである期間を示す
    前記ワイヤレス通信デバイスに、前記ワイヤレス通信デバイスに対応する前記確認応答メッセージの部分を決定させるためのコード。
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