JP5579230B2 - 動画表示システム、動画表示方法及びプログラム - Google Patents

動画表示システム、動画表示方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、動画表示システム、動画表示方法及びプログラムに関し、例えば、動画表示装置に動画を表示させるものに関する。
商業活動を行うものにとって広告活動は最も重要な活動の1つであり、如何にして自社商品を消費者にアピールするかは、商品の売上に大きく影響する。
広告には、例えば、テレビCMのように、ごく短時間に自社商品のイメージを消費者に訴えるものが広く用いられているが、近年は、例えば、3分以上の長時間にわたって商品を詳細に説明し、商品内容を消費者に理解してもらおうという、所謂インフォマーシャルと呼ばれる広告も多くなってきた。
また、広告メディアも、従来のテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などのほかに、近年発展の著しいIT(Information Technology)技術を用いたものも用いられるようになってきた。
IT技術を用いると、インターネットによって広告動画を配信できるため、テレビCMなどに比べて極めて安価にインフォマーシャルを提供することができる。
このように、インターネットを用いて広告動画を配信する技術として、次の特許文献1の「広告動画作成配信システムと方法」がある。
特開2005−286882号公報
この技術は、広告動画の再生中にユーザが興味を持った製品の情報を迅速に提供するものである。
しかし、従来は、動画を表示する装置に表示されている動画をユーザが見ていることを確認することができなかった。
そこで、本発明は、動画を表示する装置に表示されている動画をユーザが視聴していることを確認することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、動画表示装置に備わる読取手段に近接又は接触しているID保持体から、該ID保持体に保持されるID情報を取得するID情報取得手段と、前記動画表示装置による動画の表示中に、該動画表示装置を介して、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させる動作指示を出力する指示手段と、前記動作指示に対応して前記ID情報取得手段により前記ID情報が取得されるか否かに基づいて、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させたユーザが、前記動画の視聴を現に行っているか否かを確認する確認手段と、前記動画と前記視聴を識別する情報と前記確認手段による確認結果との対応を記憶手段に記憶させる手段と、を具備したことを特徴とする動画表示システムを提供する。
請求項2に記載の発明では、前記指示手段が、前記動画表示装置による前記動画の再生中に、前記動作指示を複数回出力し、前記確認手段が、前記指示手段により出力される複数回の前記動作指示のそれぞれに対応して前記ID情報取得手段により前記ID情報が取得されるか否かに基づいて、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させたユーザによる前記動画の再生開始から終了までの視聴を確認する、ことを特徴とする請求項1に記載の動画表示システムを提供する。
請求項3に記載の発明では、前記指示手段が、前記動作指示を不定期な間隔で出力する、ことを特徴とする請求項2に記載の動画表示システムを提供する。
請求項4に記載の発明では、前記指示手段が、前記動画の最後に近付くほど前記動作指示を出力する間隔を短縮する、ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の動画表示システムを提供する。
請求項5に記載の発明では、前記確認手段が、前記指示手段により動作指示が出力された後の所定の時点までに前記ID情報取得手段によりID情報が取得された場合に限り、動作指示に対応してID情報が取得されたものと判断する、ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の動画表示システムを提供する。
請求項6に記載の発明では、動画表示装置に備わる読取手段に近接又は接触しているID保持体から、該ID保持体に保持されるID情報を取得するID情報取得手段を具備する動画表示システムを構成するコンピュータによる動画表示方法であって、前記動画表示装置による動画の表示中に、該動画表示装置を介して、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させる動作指示を出力する指示ステップと、前記動作指示に対応して前記ID情報取得ステップにおいて前記ID情報が取得されるか否かに基づいて、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させたユーザが、前記動画の視聴を現に行っているか否かを確認する確認ステップと、前記動画と前記視聴を識別する情報と前記確認ステップにおける確認結果との対応を記憶手段に記憶させるステップと、を具備したことを特徴とする動画表示方法を提供する。
請求項7に記載の発明では、動画表示装置に備わる読取手段に近接又は接触しているID保持体から、該ID保持体に保持されるID情報を取得するID情報取得機能と、前記動画表示装置による動画の表示中に、該動画表示装置を介して、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させる動作指示を出力する指示機能と、前記動作指示に対応して前記ID情報取得機能により前記ID情報が取得されるか否かに基づいて、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させたユーザが、前記動画の視聴を現に行っているか否かを確認する確認機能と、前記動画と前記視聴を識別する情報と前記確認手段による確認結果との対応を記憶手段に記憶させる機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、動画表示装置に表示される動画をユーザが視聴していることを確認することができる。
本実施の形態の広告システムの構成を示した図である。 電子マネーカードのハードウェア的な構成の一例を示したブロック図である。 電子マネーカードの機能的な構成を模式的に表したブロック図である。 ICチップを組み込んだ携帯電話の構成の一例を示した概念図である。 ユーザ端末のハードウェア的な構成の一例を示した図である。 ブラウザ部の機能的な構成を説明するためのブロック図である。 広告サーバのハードウェア的な構成の一例を示した図である。 各種データベースを説明するための図である。 広告サーバがユーザ端末に広告動画を配信する手順を説明するためのフローチャートである。 広告サーバがユーザ端末に広告動画を配信する別の手順を説明するためのフローチャートである。 広告主サーバが電子マネーサーバにチャージを依頼する手順を説明するためのフローチャートである。
(1)実施の形態の概要
ユーザがブラウザ部61(図1)によって広告サイト68にアクセスし、広告動画の送信を要求すると、広告サーバ3は電子マネーカード6をリーダライタ5に接続するように要求する。
ブラウザ部61には、リーダライタ5を介して電子マネーカード6にアクセスする機能が組み込まれており、電子マネーカード6をリーダライタ5に接続すると、広告サーバ3は、ブラウザ部61を介して電子マネーカード6と通信することができる。
このようにして広告サーバ3は、電子マネーカード6から電子マネーカード6のID情報である電子マネー機能部IDを読み取って記憶し、更に、広告動画データベースに記憶されている広告動画の動画データをユーザ端末4に送信する。
広告サーバ3は、ユーザ端末4が広告動画を再生している間、所定間隔ごとにブラウザ部61を介して電子マネーカード6にアクセスし、電子マネーカード6がリーダライタ5に接続されていることを確認する。
広告サーバ3は、電子マネーカード6とリーダライタ5が接続していることを確認することにより、ユーザが広告動画を視聴していること確認する。
なお、電子マネーカード6に対するアクセスは不定期な間隔であってもよい。この場合、広告動画の配信の最後に近づくほどアクセス間隔を短縮するなど、所定の規則性を伴うように構成することも可能である。
ユーザ端末4で広告動画の再生が終了すると、広告サーバ3は、電子マネーカード6の電子マネー機能部ID、広告動画の広告ID、電子マネーカード6とリーダライタ5の接続による視聴確認結果などから成る視聴記録データを生成して視聴記録データベースに記憶する。
そして、広告サーバ3は、所定期間ごとに視聴記録データベースに蓄積された視聴記録データを広告主サーバ7に送信する。
広告主サーバ7は、広告サーバ3から視聴記録データを受信すると、視聴確認結果によってユーザによる広告動画の視聴が確認できたものに対し、視聴の報酬として広告主がユーザに支払う金額を計算する。
そして、広告主サーバ7は、電子マネーサーバ2に対して、電子マネー機能部IDと支払金額を対応づけて送り、電子マネーカード6への支払金額のチャージを依頼する。
電子マネーサーバ2は、広告主サーバ7からチャージの依頼を受けると、ユーザ端末4やリーダライタ5を介して電子マネーカード6に支払金額をチャージするための金額変更情報を送信する。
電子マネーカード6は、この金額変更情報を実行して支払金額のチャージを行う。
(2)実施の形態の詳細
図1は、本実施の形態の広告システムの構成を示した図である。
広告システム1は、ユーザ端末4、リーダライタ5、電子マネーカード6、電子マネーサーバ2、広告サーバ3、広告主サーバ7から構成されている。
電子マネーカード6は、非接触ICチップが内蔵されたICカードであって、バリューと呼ばれる貨幣価値を表した電子データを記憶しており、バリューの金額を増減することにより金銭的価値の移動を行うことができる。
図示しないが、電子マネーカード6は、店舗などに設置された電子マネー端末と短距離の無線通信により接続し、電子マネー端末から指令した金額分のバリューを電子マネーカード6から減額することにより代金の決済を行えるものである。
非接触ICチップには、固有の電子マネー機能部IDが付与してあり、広告システム1では、これによって電子マネーカード6を特定できるようになっている。このように、非接触ICチップは、ID情報が付与されたICチップとして機能している。なお、本実施の形態では、非接触ICチップを用いて説明するが接触式のICチップを用いてもよい。
なお、電子マネーカード6の記憶する金額を増額させる処理はチャージと呼ばれ、減額させる処理は決済と呼ばれる。
リーダライタ5は、電子マネーカード6とユーザ端末4が通信を行う際のインターフェースを提供するデバイスであって、ユーザ端末4の製造時にユーザ端末4の内部に組み込まれている。
リーダライタ5は、アンテナを内蔵しており、電子マネーカード6と近距離の無線により接続する。
具体的な使用形態としては、リーダライタ5が設置された箇所の表面に、電子マネーカード6を置くなどしてリーダライタ5に電子マネーカード6を設置する。
本実施の形態では、リーダライタ5がユーザ端末4に内蔵されている場合を主に説明するが、リーダライタ5を周辺機器としてユーザ端末4に外部から取り付けることも可能である。
ユーザ端末4は、例えば、パーソナルコンピュータで構成されており、インターネットなどのネットワークを介して広告サーバ3や電子マネーサーバ2と接続可能となっている。
ユーザ端末4には、ブラウザプログラムが内蔵されており、これをCPUが実行することにより、ブラウザ部61が形成される。
ブラウザ部61は、ネットワーク上の各ウェブサイトにアクセスする機能を有するほか、リーダライタ5を介して電子マネーカード6に接続する機能も組み込まれている。
後述するように、ブラウザ部61は、ユーザが広告サイト68にアクセスして広告動画を視聴する機能を提供するため、広告視聴プログラムとして機能している。
なお、ユーザ端末4としては、ネットワークに接続可能なゲーム機、テレビ、セットトップボックス、携帯電話などの携帯端末、家電などが可能である。
また、ユーザ端末4は、ユーザが家庭や携帯して個人的に使用するもののほか、スーパーマーケットなどの商業施設内に設置する形態とすることもできる。
この場合、例えば、ユーザ端末4を商業施設の入口に設置し、ユーザが電子マネーカード6をリーダライタ5に接続して広告動画を視聴できるようにする。
更に、例えば、食材の実演販売を行いたい場合に、食材売り場にユーザ端末4を設置して、食材の調理法を広告動画で視聴できるようにすることも可能である。
この場合は、ユーザ端末4に複数のリーダライタ5を設け、実演販売員が複数のユーザから電子マネーカード6を預かってリーダライタ5に設置し、1度に複数のユーザに視聴させることも可能である。
ブラウザ部61は、ネットワーク上の各種ウェブサイトにアクセスする機能部であり、広告サイト68への接続情報(URL(Uniform Resource Locators))の入力をユーザから受け付け、ユーザ端末4を広告サイト68に接続するほか、電子マネーサーバ2のサービスサイトへの接続情報の入力を受け付け、ユーザ端末4を電子マネーサーバ2に接続することができる。
また、ブラウザ部61は、動画再生プログラムとの連携機能や電子マネーカード6へのアクセス機能を備えており、広告動画を再生したり、広告サーバ3と電子マネーカード6の通信の仲介を行うことができる。
広告サーバ3は、広告主が提供する動画広告をユーザ端末4に提供するサーバ装置である。
広告サーバ3は、広告サイト68を運営すると共に、ユーザデータベース、広告動画データベース、視聴記録データベースを備えている。
広告サイト68は、ユーザ端末4において広告選択画面などを提供する。
広告選択画面では、広告主が提供する広告動画の一覧が、例えば、「車」、「健康」、「旅行」などと、ジャンル別に表示され、ユーザが所望のものを選択できるようになっている。また、広告主からの推奨広告を選択できるようにしてもよい。
より詳細には、車ジャンルにおいては「無料査定なら○○中古車」、「新車を買うなら○○オート」などと、車関係の広告主による広告動画ボタンが選択可能に表示され、健康ジャンルにおいては「脂肪をとるなら○○運動器」、「ビタミンの補給なら○○錠」などと、健康関係の広告主による広告動画ボタンが選択可能に表示される。
ユーザが何れかの動画広告を広告選択画面において選択すると、広告サーバ3は、その動画データをユーザ端末4にストリーミング配信する。
ユーザデータベースは、ユーザが所有する電子マネーカード6の電子マネー機能部IDと年齢や性別などのユーザの属性が対応づけて格納している。
ユーザ端末4から電子マネー機能部IDが送信されてくると、広告サーバ3は、これをユーザデータベースで検索し、ユーザを特定することができる。また、ユーザが特定できると、ユーザの属性に応じた広告動画を提供することもできる。
広告動画データベースは、広告主から提供されている広告動画の動画データを格納している。
なお、本実施の形態では、広告動画をストリーミングにより送信するが、これに限定するものではなく、ユーザ端末4が広告動画を全てダウンロードしてから、ユーザ端末4がこれを再生するように構成することもできる。
視聴記録データベースは、ユーザによる広告動画の視聴履歴を格納している。
広告サーバ3は、ユーザ端末4から受信した電子マネー機能部IDと、ユーザ端末4に送信した広告動画の広告IDを対応づけて視聴記録データベースに記録する。
また、広告サーバ3は、ユーザが広告動画を視聴しているか否かを確認するために、所定間隔(例えば10秒、又は不定期でも良い)ごとに電子マネーカード6をポーリングし、その結果も上記の電子マネー機能部IDと広告IDの対応に更に対応づけて記憶する。
そして、広告サーバ3は、このようにして視聴記録データベースに蓄積した視聴記録データを広告動画を提供した広告主の広告主サーバ7に定期的に送信する。
広告主サーバ7は、広告動画を広告サーバ3に提供した広告主のサーバ装置である。図では、1台のみ示してあるが、広告主が複数ある場合は、広告主サーバ7も複数存在する。
広告主サーバ7には、「広告動画を最初から最後まで視聴した場合にはユーザに10円支払う、一部のみ視聴は支払いを行わない」などの支払基準が記憶されている。
広告主サーバ7は、広告サーバ3から視聴記録データを受信すると、これを解析し、ユーザが視聴した広告動画と、支払基準を満たしているかを確認する。
そして、支払基準に基づいて各ユーザごとの支払金額を集計し、これをチャージ依頼情報として電子マネーサーバ2に送信する。
電子マネーサーバ2は、電子マネーカード6に関する各種サービスや情報処理を行うサーバ装置である。
電子マネーサーバ2は、電子マネーカード6にチャージを行ったり、その他各種のサービスを提供するためのウェブサイトであるサービスサイトを開設している。
そして、電子マネーサーバ2は、広告主サーバ7からチャージ依頼情報を受信し、これに基づいてサービスサイトから電子マネーカード6に支払金額をチャージする。
より詳細には、ユーザが、ブラウザ部61にサービスサイトの接続情報を入力してユーザ端末4を電子マネーサーバ2に接続し、「広告視聴のお礼で100円チャージできます。電子マネーカード6をリーダライタ5に接続してください。」などといった、サービスサイトの指示に従って電子マネーカード6をリーダライタ5に接続する。
そして、サービスサイト上の支払ボタンをクリックするなどして支払金額のチャージを要求すると、電子マネーサーバ2は、支払金額分のバリューを増額する金額変更情報を生成して電子マネーカード6に送信する。
電子マネーカード6は、この金額変更情報を用いてチャージを行い、これによって、ユーザは報酬を受け取ることができる。
以上のように、広告システム1では、広告サーバ3がユーザ端末4に広告動画を配信することにより、ユーザは広告動画を視聴することができる。
広告サーバ3は、広告動画がユーザ端末4で再生されている最中に、電子マネーカード6がリーダライタ5に接続されているか否かを確認することにより、ユーザが広告動画を視聴していることを確認することができる。
一方、ユーザは、広告動画を視聴すると、広告主から報酬が支払われ、これを電子マネーカード6にチャージすることができる。
なお、本実施の形態では、広告サーバ3が広告動画を配信する場合を用いて説明するが、これは広告を動画像に限定するものではなく、例えば、静止画像による広告静止画を配信するように構成することもできる。
この場合、例えば、同一の広告静止画を表示し続けるように構成してもよいし、あるいは、スライドショーのように一定時間間隔ごと、又は不定期な間隔で広告静止画を切り替えるように構成してもよい。
広告静止画を配信する場合も、広告サーバ3は、ユーザが広告静止画を視聴しているか否かを確認するために、所定間隔(例えば10秒)ごとに電子マネーカード6をポーリングし、その結果も上記の電子マネー機能部IDと広告IDの対応に更に対応づけて記憶する。
なお、電子マネーカード6に対するアクセスは不定期な間隔であってもよい。この場合、広告静止画の配信の最後に近づくほどアクセス間隔を短縮するなど、所定の規則性を伴うように構成することも可能である。
図2は、電子マネーカード6のハードウェア的な構成の一例を示したブロック図である。
電子マネーカード6は、CPU(Central Processing Unit)21、高周波回路22、アンテナ26、ROM(Read Only Memory)23、RAM(Random Access Memory)24、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)25などを有している。
これらの素子は、ICチップ上に形成されており、このICチップは、貨幣価値(バリュー)の残高(バリュー残高)を記憶した貨幣端末として機能している。
ただし、アンテナ26は、電子マネーカード6内部の外縁部付近、又は電子マネーカード6の対角線を軸とする楕円曲線上に張り巡らされた空中線により構成され、端部がICチップに接続されている。
CPU21は、ROM23やEEPROM25に記憶されている各種プログラムに従って情報処理を行う中央処理装置であり、決済処理、チャージなど、記憶されているバリュー残高の金額を変更する金額変更処理を行う。
CPU21は、アンテナ26、高周波回路22を介して、リーダライタ5と近距離の無線通信を行うことができる。
アンテナ26は、ユーザ端末4のリーダライタ5に内蔵されたアンテナと電波による送受信を行うためのアンテナであり、各種情報の送受信を行うほか、リーダライタ5からの電波によりICチップを駆動するための電力を発電する。
高周波回路22は、リーダライタ5からアンテナ26に送信されてきた高周波をデジタル信号に変換してCPU21に出力したり、逆にCPU21が出力したデジタル信号を高周波に変換してアンテナ26からリーダライタ5に送出する。
RAM24は、CPU21が情報処理を行う際のワーキングメモリを提供する随時書き込み読み出し可能なメモリである。
本実施の形態では、CPU21が電子マネー機能部IDをユーザ端末4に送信したり、金額変更処理を行う際に、一時的な記憶領域として使用される。
ROM23は、電子マネーカード6を機能させるための基本的なプログラムやパラメータ、データなどを記憶した読み出し専用メモリである。
EEPROM25は、情報の書き込み消去が可能なROMである。EEPROM25に記憶してある情報は、電子マネーカード6への電力の供給がない場合でも保たれる。
EEPROM25には、電子マネーカード6に電子マネーカードとしての機能を発揮させるための電子マネー処理プログラムが記憶されているほか、電子マネー機能部ID、バリュー残高、ログデータなどの各種データを格納する電子マネー記憶部29が形成されている。
図3は、CPU21で電子マネー処理プログラムを実行した場合に形成される電子マネーカード6の機能的な構成を模式的に表したブロック図である。
EEPROM25に形成された電子マネー記憶部29には、電子マネー機能部ID、バリュー残高、ログデータなどを記憶している。
バリュー残高は、現在記憶しているバリューの残高であり、電子マネーカード6は、店舗に設置された電子マネー端末などで、このバリュー残高を減額することにより決済処理を行うことができる。
このように、電子マネー記憶部29は、貨幣価値の金額を電子データ(バリュー)として記憶する金額記憶手段として機能している。
ログデータは、バリュー処理内容などを記録したログデータであり、処理日時分秒、チャージ金額、決済金額などから構成されている。
端末通信部27は、アンテナ26や高周波回路22などを用いて構成され、ユーザ端末4のリーダライタ5から後述のID参照コマンドや金額変更情報、その他のコマンドなどを受信してバリュー処理部28に入力するなど、ユーザ端末4とバリュー処理部28の通信を仲介する。
バリュー処理部28は、各種コマンドを実行する情報処理部である。
コマンドには、金額変更情報、ID参照コマンド、残高参照コマンドなどがある。
金額変更情報は、バリュー処理部28に金額変更処理を行わせるコマンドである。
バリュー処理部28は、金額変更処理を実行すると、金額変更情報で指定された金額分だけバリュー残高を増減させる。
ID参照コマンドは、バリュー処理部28に電子マネー機能部IDを読み出させるコマンドであり、バリュー処理部28は、ID参照コマンドが入力されると、電子マネー記憶部29から電子マネー機能部IDを読み出して出力する。
残高参照コマンドは、バリュー処理部28にバリュー残高を読み出させるコマンドであり、バリュー処理部28は残高参照コマンドが入力されると電子マネー記憶部29からバリュー残高を読み出して出力する。
以上、電子マネーカード6の構成について説明したが、電子マネーカード6に組み込んだICチップと同様のICチップを携帯電話やその他の携帯端末に搭載したものも一般に広く用いられている。
図4は、ICチップを組み込んだ携帯電話の構成の一例を示した概念図である。
携帯電話は、電話機能部10とICチップ12を備えており、両者はインターフェース部11によって接続している。
ICチップ12は、電子マネーカード6に組み込まれているICチップと同様の機能を有し、電子マネー機能部IDを出力したり、金額変更処理を行う機能などを有している。
電話機能部10は、通話を行う通話モードとアプリケーションモードを有しており、ユーザの操作により切り替えることができる。
電話機能部10は、CPUと、各種のアプリケーションプログラムを記憶した記憶部を備えており、アプリケーションモードにてこれらのアプリケーションプログラムをCPUで実行することにより各種のアプリケーション機能を発揮することができる。
電子マネーアプリケーション部15は、電話機能部10のCPUで電子マネーアプリケーションプログラムを実行することにより形成される。
電子マネーアプリケーション部15は、電子マネーサーバ2とICチップ12の両方にアクセスすることができ、電子マネーサーバ2とICチップ12の通信を仲介することができる。
ICチップ12は、インターフェース部11によって電子マネーアプリケーション部15と接続している。
ICチップ12には、電子マネーカード6と同様に、ICチップ内で、EEPROMに記憶された電子マネープログラムをCPUが実行することにより、端末通信部16、バリュー処理部17、電子マネー記憶部18などが形成される。これらの機能は、図3の電子マネーカード6の場合と同様である。
バリュー処理部17は、端末通信部16を介してユーザ端末4と通信し、電子マネーカード6と同様に電子マネー機能部IDの出力や金額変更処理を行うほか、電子マネーアプリケーション部15を介して電子マネーサーバ2から金額変更情報を受信して金額変更処理を行うことができる。
このように、携帯電話は、電子マネーアプリケーション部15によって電子マネーサーバ2と通信できるため、携帯電話を電子マネーアプリケーション部15を経由して電子マネーサーバ2に接続し、支払金額をICチップ12にチャージすることができる。
また、携帯電話を広告サーバ3に接続し、携帯電話で広告動画を視聴することも可能である。
更に、携帯電話をリーダライタ5に接続し、電子マネーカード6と同様に使用することも可能である。
図5は、ユーザ端末4のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
ユーザ端末4は、CPU31、ROM33、RAM34、通信制御部35、記憶部36、入力部37、出力部38、リーダライタ5などがバスラインで接続されて構成されている。
CPU31は、所定のプログラムに従って情報処理を行うほか、ユーザ端末4全体の制御などを行う。
本実施の形態では、CPU31は、ブラウザプログラムを実行してブラウザ部61を形成し、ユーザ端末4を広告サーバ3に接続したり、電子マネーカード6の電子マネー機能部IDを広告サーバ3に送信したり、広告動画を再生したりする。
ROM33は、ユーザ端末4を動作させるための基本的なプログラムやパラメータなどを記憶した読み出し専用メモリである。
RAM34は、CPU31のワーキングメモリを提供したり、記憶部36に記憶されたプログラムやデータをロードして記憶したりなどする随時書き込み読み出し可能なメモリである。
通信制御部35は、ネットワークを介してユーザ端末4を広告サーバ3や電子マネーサーバ2、及びその他のサーバ装置に接続する接続装置である。
入力部37は、例えば、キーボードやマウスなどの入力デバイスを用いて構成されており、ユーザが広告選択画面で広告動画を選択したり、電子マネーカード6へのチャージを行う際の操作を受け付ける。
出力部38は、例えば、ディスプレイ、スピーカ、プリンタなどの出力デバイスを用いて構成されており、広告サイト68の画面を表示したり、広告動画を表示したり、広告動画に伴う音声を発したりする。
リーダライタ5は、アンテナを内蔵しており、電子マネーカード6のICチップと無線通信を行う。
記憶部36は、例えばハードディスクやその他の記憶媒体と、これらを駆動する駆動装置から構成されており、各種プログラムを格納したプログラム格納部42、データを格納したデータ格納部44などから構成されている。
プログラム格納部42には、ユーザ端末4を機能させるための基本的なプログラムであるOSや、CPU31がブラウザ部61を実現するためのブラウザプログラムなどが記憶されている。
データ格納部44には、ユーザが使用するデータ類が記憶されている。
図6は、ブラウザ部61の機能的な構成を説明するためのブロック図である。
ブラウザ部61は、ウェブサイト接続部62、電子マネーカードアクセス部63、動画再生部64記憶部65などから構成されている。
これらの機能部は、ブラウザプログラムをCPU31(図5)で実行することにより形成される。
ウェブサイト接続部62は、接続情報(URL)を用いてユーザ端末4をネットワーク上のウェブサイトに接続する機能部であり、これによって広告サイト68や電子マネーサーバ2のサービスサイトを閲覧できるほか、他のウェブサイトを訪問することもできる。 電子マネーカードアクセス部63は、例えば拡張機能としてブラウザ部61に組み込まれており、ユーザ端末4が電子マネーカード6にアクセスするための機能部である。
また、電子マネーカードアクセス部63は、広告サーバ3や電子マネーサーバ2が電子マネーカード6にアクセスする際の通信経路も提供する。
動画再生部64は、動画再生プログラムと連携して動画を再生する機能部であり、例えば、広告動画をストリーミング再生したりする。
記憶部65は、ユーザが登録したウェブサイトの接続情報を所謂お気に入りとして記憶しており、ここに広告サイト68の接続情報(URL)を記憶しておくことにより、ユーザは迅速に広告サイト68にアクセスすることができる。
なお、本実施の形態では、ユーザの属性は広告サーバ3のユーザデータベースに記憶してあるが、ユーザの属性を記憶部65に記憶し、ユーザ端末4が広告サーバ3に送信するように構成することもできる。
図7は、広告サーバ3のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
広告サーバ3は、CPU51、ROM52、RAM54、通信制御部53、記憶部55などがバスラインで接続されて構成されている。
CPU51は、所定のプログラムに従って各種の情報処理を行う中央処理装置である。
本実施の形態では、ユーザが選択した広告動画をユーザ端末4に送信したり、ユーザ端末4で広告動画を再生中にリーダライタ5と電子マネーカード6との接続を確認したり、視聴履歴データを生成したりする。
ROM52は、読み出し専用のメモリであり、広告サーバ3を動作させるための基本的なプログラムやパラメータなどが記憶されている。
RAM54は、読み書き可能なメモリであって、CPU51のワーキングメモリを提供したり、記憶部55に記憶されたプログラムやデータをロードして記憶したりなどする。
通信制御部53は、ユーザ端末4、広告主サーバ7などと通信するための制御部である。
記憶部55は、例えばハードディスクなどの大容量の記憶装置を用いて構成されており、各種プログラムを格納したプログラム格納部56、データを格納したデータ格納部57などから構成されている。
プログラム格納部56には、広告サーバ3を機能させるための基本的なプログラムであるOSや、CPU51が広告サイト68を実現するための広告サイトプログラム、その他のプログラムが格納されている。
データ格納部57には、ユーザデータベース、広告動画データベース、視聴記録データベース、その他のデータベースが格納されている。
以下に、図8の各図を用いてこれらのデータベースについて説明する。
図8(a)は、ユーザデータベースの論理的な構成の一例を示した図である。
ユーザデータベースは、「電子マネー機能部ID」、「氏名」、「性別」、「年齢」、「住所」、「趣味」・・・などの項目から構成されており、電子マネー機能部IDにユーザの属性(個人情報)が対応づけられている。
広告サーバ3は、ユーザ端末4から送信されてきた電子マネー機能部IDをユーザデータベースで検索することによりユーザを特定することができ、例えば、男性のユーザには男性用の広告動画を配信するなど、ユーザの属性に基づいた広告動画の配信を行うことができる。
図8(b)は、広告動画データベースの論理的な構成の一例を示した図である。
広告動画データベースは、「広告ID」、「動画データ」、「広告主ID」・・・などの項目から構成されており、広告IDに動画データや広告主IDが対応づけられている。
「広告ID」は、広告主から依頼された広告案件を特定するID情報であって、これによって、ユーザに配信する広告動画などを特定することができる。
「動画データ」には、広告動画の動画データが格納されている。
広告サーバ3は、ユーザが広告動画を選択した場合、当該広告動画の広告IDを広告動画データベースで検索し、これに対応づけられている動画データをユーザ端末4に送信する。
「広告主ID」は、広告動画の配信を依頼している広告主を特定するための情報である。
図8(c)は、視聴記録データベースの論理的な構成の一例を示した図である。
視聴記録データベースには、視聴記録データが格納されている。
視聴記録データは、「視聴ID」、「電子マネー機能部ID」、「広告ID」、「視聴日時」、「視聴確認結果」・・・などの項目から構成されており、視聴IDに、電子マネー機能部ID、広告ID、視聴日時、視聴確認結果などが対応づけられている。
「視聴ID」は、ユーザが広告動画を視聴する度に広告サーバ3によって採番されるID情報である。
「電子マネー機能部ID」は、ユーザが広告動画を視聴する際に、ユーザ端末4が広告サーバ3に送信してきた電子マネー機能部IDである。
「広告ID」は、ユーザが視聴した広告動画の広告IDである。
「視聴日時」は、ユーザが広告動画を視聴した日時である。
「視聴確認結果」は、ユーザ端末4が広告動画を再生している最中に、広告サーバ3が電子マネーカード6とリーダライタ5の接続を確認した確認結果である。
「視聴確認結果」には、「全部視聴」、「一部視聴」、「視聴なし」の3種類がある。「全部視聴」は、広告動画の再生開始から終了まで連続して電子マネーカード6の接続が確認できた場合であり、「一部視聴」は、広告動画再生開始から終了までの一部の期間において電子マネーカード6の接続が確認された場合であり、「視聴なし」は、広告動画の再生中に電子マネーカード6の接続が確認できなかった場合である。
なお、この視聴確認結果は、一例であって、より細かく分類してもよいし、あるいは、「完全視聴」と「視聴なし」の2つだけでもよい。
図示しないが、データ格納部57には、広告主に関する広告主データベースも格納されている。
広告主データベースには、広告主を特定する情報である広告主IDに、広告主サーバ7への接続情報や、その他、広告主に関する情報が対応づけて記憶されている。
広告サーバ3は、視聴記録データを広告主サーバ7に送信する際には、広告主データベースから広告主サーバ7への接続情報を取得して広告主サーバ7に接続し、視聴記録データを送信する。
次に、図9のフローチャートを用いて、広告サーバ3がユーザ端末4に広告動画を配信する手順を説明する。
なお、以下のフローチャートで説明する各動作は、それぞれ、電子マネーカード6のCPU21、ユーザ端末4のCPU31、及び広告サーバ3のCPU51が行うものである。
まず、ユーザの操作などにより、ユーザ端末4はブラウザ部61によって広告サーバ3の広告サイト68に接続する(ステップ15)。
広告サーバ3は、広告サイト68への接続を受け付けると、広告選択画面を表示するための広告選択画面データをユーザ端末4に送信する(ステップ20)。
ユーザ端末4は、広告サーバ3から広告選択画面データを受信し、広告選択画面をディスプレイに表示する。広告選択画面でユーザが視聴する動画広告を選択すると(ステップ25)、ユーザ端末4は、広告サーバ3に当該動画広告の広告IDを送信し、広告動画の視聴を要求する(送信要求手段)。
広告サーバ3は、ユーザ端末4から広告動画の視聴の要求を受け付けると(送信要求受付手段)、「電子マネーカード6をリーダライタ5にセットしてください」などとユーザ端末4に表示させ、ユーザに電子マネーカード6をリーダライタ5に接続するように要求する。
そして、広告サーバ3は、ユーザが電子マネーカード6をリーダライタ5に接続すると(ICチップ接続手段)、ユーザ端末4を介して電子マネーカード6との間に通信経路を確立し、電子マネーカード6にID参照コマンドを送信して電子マネー機能部IDの送信を要求する(ステップ30)。
電子マネーカード6は、広告サーバ3からID参照コマンドを受信すると、自己の電子マネー機能部IDを広告サーバ3に送信する(ステップ35)。
広告サーバ3は、ユーザ端末4から広告IDを受信すると(ID情報受信手段)、視聴IDを採番(発番)し、電子マネー機能部IDと、ユーザが選択した広告動画の広告IDを当該視聴IDに対応づけて視聴記録データベースに記憶する(記憶手段)。
次に、広告サーバ3は、この広告IDを広告動画データベースで検索して広告動画(動画データ)を取得し、これをユーザ端末4に送信する(送信手段)(ステップ40)。
ユーザ端末4は、広告サーバ3から広告動画を受信すると(広告画像受信手段)、動画再生プログラムによってこれを再生する(再生手段)(ステップ45)。
一方、広告サーバ3は、ユーザ端末4に広告動画の送信を開始すると、ID参照コマンドを電子マネーカード6に送信し、電子マネーカード6に電子マネー機能部IDの送信を要求する(ID情報要求手段)(ステップ55)。
このように、ユーザ端末4は、広告サーバ3に電子マネーカード6との通信経路を提供することにより電子マネーカード6がリーダライタ5に接続していることを確認するのを支援する支援手段を備えている。
電子マネーカード6は、広告サーバ3からID参照コマンドを受信すると、電子マネー機能部IDを広告サーバ3に送信する(ステップ50)。
広告サーバ3は、電子マネーカード6から電子マネー機能部IDを受信すると、これをステップ35で電子マネーカード6が送信してきた電子マネー機能部IDと同一であることを確認し、これによって、電子マネーカード6がリーダライタ5に接続されていることを確認する(接続確認手段)。
広告サーバ3と電子マネーカード6は、以上のステップ55、50の処理を広告サーバ3が広告動画を送信している間(即ち、ユーザ端末4が広告動画を再生している間)、所定間隔(例えば、10秒ごと、又は不定期でも良い)で行う。
このように、広告サーバ3は、電子マネーカード6とリーダライタ5の接続を確認することにより、ユーザがユーザ端末4の前に位置して広告動画を視聴していることを確認する。
広告サーバ3は、広告動画の送信を終了すると(ステップ60)、ユーザはユーザ端末4での視聴を終了する(ステップ65)。
そして、広告サーバ3は、視聴確認結果を当該ユーザの視聴に対して採番した視聴ID(即ち、電子マネー機能部IDと広告IDの対応)に対応づけて視聴記録データベースに記録する(ステップ70)。
視聴確認結果は、「全部視聴」、「一部視聴」、「視聴なし」などとなる。
上の例は、例えば、ユーザがブラウザ部61によって色々なウェブサイトを訪問する中で広告サイト68にアクセスし、興味のある広告動画があった場合は、電子マネーカード6をリーダライタ5に接続して視聴するという視聴スタイルを想定しているが、一方、電子マネーカード6をリーダライタ5に接続すると、自動的にブラウザ部61が起動して広告サイト68に接続するように構成することも可能である。
この場合は、リーダライタ5を組み込んだパーソナルコンピュータを販売する場合に、このような機構を組み込んでおき、予め決められた広告主の広告動画をユーザに視聴させたい場合に特に有効である。
この場合の手順を、図10のフローチャートを用いて説明する。なお、図10と同じ処理には同じステップ番号を付し、説明を省略する。
まず、ユーザ端末4は、リーダライタ5に電子マネーカード6が接続したか否かを監視し、ユーザが電子マネーカード6をリーダライタ5に接続すると(ICチップ接続手段)電子マネーカード6を検知する(ステップ100)。
ユーザ端末4は、電子マネーカード6を検知すると、ID参照コマンドを電子マネーカード6に送信し、電子マネーカード6に電子マネー機能部IDの送信を要求する(ステップ105)。
電子マネーカード6は、ユーザ端末4からID参照コマンドを受信すると、電子マネー機能部IDをユーザ端末4に送信する(ステップ110)。
ユーザ端末4は、電子マネーカード6から電子マネー機能部IDを受信し、これをRAM34(図5)などの記憶装置に記憶する。
そして、ユーザ端末4は、広告サーバ3に接続して広告視聴要求を行うと共に(ステップ115)、記憶装置に記憶した電子マネー機能部IDを広告サーバ3に送信する(ID情報送信手段)(ステップ120)。このように、この例では、ユーザ端末4は、広告サーバ3への接続情報を予め記憶してある。
なお、ステップ25の段階でユーザ端末4が電子マネーカード6から電子マネー機能部IDを読み取り、これを広告サーバ3に送信するように構成してもよい。
ステップ20以下は、図9と同じである(ただし、ステップ30、35は除く)。
次に、図11のフローチャートを用いて広告主サーバ7が電子マネーサーバ2にチャージの依頼を行う手順について説明する。
まず、広告サーバ3は、視聴記録データベースに視聴記録データが蓄積すると、視聴記録データに記録されている広告IDを広告動画データベースで検索し、広告動画を提供した広告主の広告主IDを取得する。
次に、広告サーバ3は、この広告主IDに対応づけられた接続情報を広告主データベー
スで検索し、広告主サーバ7への接続情報を取得する。
そして、広告サーバ3は、この接続情報を用いて広告主サーバ7に接続し、視聴記録デ
ータを生成して広告主サーバ7に送信する(ステップ72)。
広告主サーバ7は、広告サーバ3から視聴記録データを受信すると(ステップ75)、これをデータベースに記憶する。
そして、広告主サーバ7は、記憶した視聴記録データを集計し、電子マネー機能部IDごとにポイントを計算して集計する(ステップ80)。
この集計は、視聴記録データに記録されている視聴確認結果を支払基準に照合して行われる。
より詳細には、例えば、広告主サーバ7は、視聴確認結果が「全部視聴」の視聴記録データに対しては10ポイント、「一部視聴」の視聴記録データに対しては1ポイント、「視聴なし」の視聴記録データに対しては0ポイントなどといった支払基準を記憶しており、各視聴記録データをこれに照合し、電子マネー機能部IDごとにポイント数を加算していく。
支払基準は、広告主が任意に決めることができる。また、1ポイントは1円など、ポイント数とユーザに支払う金額の対応も広告主が任意に決めることができる。
このようにして、広告主サーバ7は、電子マネー機能部IDごとにポイントを集計すると、ポイント数からチャージする金額を電子マネー機能部IDごとに集計してチャージ依頼情報を生成して電子マネーサーバ2に送信する(ステップ85)。
チャージ依頼情報には、電子マネー機能部ID、チャージする金額、広告主IDなどが含まれている。
電子マネーサーバ2は、広告主サーバ7からチャージ依頼情報を受信して(ステップ90)、これをデータベースに記憶する。
このようにして、電子マネーサーバ2は、広告主サーバ7からチャージ依頼情報を受信した後、ユーザからの要求に従って、広告主サーバ7から依頼されたバリューを電子マネーカード6にチャージする。
この処理は、例えば、次のようにして行われる。
電子マネーサーバ2は、ユーザがユーザ端末4から電子マネーサーバ2のサービスサイトにログインしてきた場合に、ユーザにチャージ可能なバリューの金額を表示してチャージを促す。
ユーザは、これに従って、電子マネーカード6をリーダライタ5に接続し、例えば、ユーザ端末4のディスプレイに表示されたチャージボタンをクリックすると、電子マネーサーバ2が電子マネーカード6の電子マネー機能部IDを確認した後、支払金額分のバリューをチャージする金額変更情報を電子マネーカード6に送信する。
電子マネーカード6は、この金額変更情報を受信してチャージを行う。このように、ユーザは、電子マネーによって、広告視聴による報酬を得ることができる。
以上に説明した本実施の形態では、広告サーバ3、広告主サーバ7、電子マネーサーバ2を別のサーバ装置としたが、これに限定せず、広告サーバ3と広告主サーバ7、広告サーバ3と電子マネーサーバ2、広告主サーバ7と電子マネーサーバ2、及び広告サーバ3と広告主サーバ7と電子マネーサーバ2を組み合わせたサーバ装置とすることもできる。
特に、電子マネー事業者と広告事業者が同一の場合は、広告サーバ3と電子マネーサーバ2をまとめることができ、広告選択画面において、現在チャージ可能なバリューの金額やチャージ用のボタン類を表示することもできる。
以上に説明した本実施の形態、及び変形例によって次のような効果を得ることが可能である。(1)広告主は、広告動画によって、商品の詳しい説明をユーザに行うことができる。(2)電子マネーカード6とリーダライタ5の接続を確認することにより、ユーザが広告動画を視聴していることを確認することができる。(3)ユーザは、広告動画を視聴することにより報酬を受けることができる。(4)広告動画の視聴と、報酬の受け取りを電子マネーカード6で行うため、ユーザは手軽に広告動画の視聴と報酬の受け取りを行うことができる。(5)電子マネーカード6とユーザの属性をユーザデータベースで対応づけておくことにより、ユーザに適した広告動画を配信することができる。
(変形例1)
以上の例では、ユーザ端末4で広告動画を再生中に、広告サーバ3が電子マネーカード6とリーダライタ5の接続を監視したが、ユーザ端末4が電子マネーカード6とリーダライタ5の接続を監視し(監視手段)、広告動画の再生終了後に視聴確認結果を広告サーバ3に送信するように構成することもできる。
この例では、ユーザ端末4は、まず、リーダライタ5に電子マネーカード6が接続された際に、電子マネーカード6にID参照コマンドを送信して電子マネーカード6から電子マネー機能部IDを取得して記憶する。
そして、ユーザ端末4は、広告動画の再生を開始すると、所定間隔で(又は不定期に)電子マネーカード6にID参照コマンドを送信して電子マネーカード6から電子マネー機能部IDを取得し、これが先に記憶したものと同一であることを確認することにより、電子マネーカード6がリーダライタ5に接続されていると判断する。
ユーザ端末4は、この動作を広告動画の再生終了まで続け、広告動画の再生終了まで電子マネーカード6が接続されていた場合は「全部視聴」、一部の期間で接続されていた場合は「一部視聴」、全く接続されなかった場合は「視聴なし」などとする視聴確認結果を広告サーバ3に送信する。これによって、ユーザ端末4は、電子マネーカード6がリーダライタ5に接続していることを広告サーバ3が確認するのを支援する。
広告サーバ3は、視聴確認結果をユーザ端末4から受信し、視聴IDと対応づけて視聴記録データベースに記憶する。
(変形例2)
この例では、広告動画の再生開始時、再生中、再生終了時などに、ユーザに「電子マネーカードをリーダライタにセットしてください」といった接続指示と、「電子マネーカードをリーダライタから外してください」といった非接続指示を行い(指示手段)、これに従ってユーザがカードの接続、非接続を行うものである。
これらの指示と接続、非接続の確認は、広告サーバ3が行ってもよいし、ユーザ端末4が行ってもよい。
例えば、広告サーバ3が指示を行う場合、広告サーバ3は、接続、非接続の指示を発してから所定時間の間(例えば、10秒間)、ID参照コマンドを送信することにより、電子マネーカード6が指示通りに接続、非接続となっているか確認する(接続解除確認手段)。
そして、広告サーバ3は、全ての指示通りに接続と非接続が行われた場合は、視聴確認結果を「全部視聴」とし、一部の指示通りに接続と非接続が行われた場合は、視聴確認結果を「一部視聴」とし、全く指示通りに接続と非接続が行われなかった場合は、視聴確認結果を「視聴なし」とする。ユーザ端末4が指示を行う場合も同様である。
なお、電子マネーカード6に対するアクセスは不定期な間隔であってもよい。この場合、広告動画の配信の最後に近づくほどアクセス間隔を短縮するなど、所定の規則性を伴うように構成することも可能である。
このように、ユーザに動作指示を行い、その指示通りにユーザが電子マネーカード6の着脱を行うことを確認することにより、ユーザがユーザ端末4の前に存在し、ディスプレイを見ていることを確認することができ、より確実に、ユーザの視聴状態を得ることができる。
(変形例3)
本変形例は、広告サーバ3は、広告動画の再生後にアンケートやクイズを行い、その回答結果により、ユーザの視聴状態を把握する。
これは、先の実施の形態による電子マネーカード6とリーダライタ5との接続確認と組み合わせてもよいし、あるいは、電子マネーカード6とリーダライタ5との接続確認は行わず、アンケートやクイズの回答によって、「全部視聴」、「一部視聴」、「視聴なし」を判定してもよい。
アンケート内容としては、例えば、車の動画広告に対しては「現在車を所有していますか?」、「買い換えを検討していますか?」などと、広告主にとって価値のある情報をユーザから得られる内容とすると、より効果的である。
また、クイズ内容としては、例えば、温泉の動画広告に対しては「○○温泉の効能は次のどれでしょう?、1.新陳代謝の促進、2.お肌がつるつる、3.血圧安定、4.1〜3の全部」などと、商品効果をよりユーザに印象づける内容とすると、より広告効果を高めることができる。
また、広告動画の背景色を変化させ、「画面の背景は何色だったでしょう?」など、ユーザがどの広告動画にどの程度注意力を払っていたかを試すクイズも可能である。
1 広告システム
2 電子マネーサーバ
3 広告サーバ
4 ユーザ端末
5 リーダライタ
6 電子マネーカード
7 広告主サーバ
61 ブラウザ部
68 広告サイト

Claims (6)

  1. 動画表示装置に備わる読取手段に近接又は接触しているID保持体から、該ID保持体に保持されるID情報を取得するID情報取得手段と、
    前記動画表示装置による動画の表示中に、該動画表示装置を介して、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させる動作指示を出力する指示手段と、
    前記動作指示に対応して前記ID情報取得手段により前記ID情報が取得されるか否かに基づいて、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させたユーザが、前記動画の視聴を現に行っているか否かを確認する確認手段と、
    前記動画と前記視聴を識別する情報と前記確認手段による確認結果との対応を記憶手段に記憶させる手段と、を具備し
    前記指示手段が、前記動画表示装置による前記動画の再生中に、前記動作指示を複数回出力し、
    前記確認手段が、前記指示手段により出力される複数回の前記動作指示のそれぞれに対応して前記ID情報取得手段により前記ID情報が取得されるか否かに基づいて、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させたユーザによる前記動画の視聴を確認する、
    ことを特徴とする動画表示システム。
  2. 前記指示手段が、前記動作指示を不定期な間隔で出力する、
    ことを特徴とする請求項に記載の動画表示システム。
  3. 前記指示手段が、前記動画の最後に近付くほど前記動作指示を出力する間隔を短縮する、
    ことを特徴とする請求項又は請求項に記載の動画表示システム。
  4. 前記確認手段が、前記指示手段により動作指示が出力された後の所定の時点までに前記ID情報取得手段によりID情報が取得された場合に限り、動作指示に対応してID情報が取得されたものと判断する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の動画表示システム。
  5. 動画表示装置に備わる読取手段に近接又は接触しているID保持体から、該ID保持体に保持されるID情報を取得するID情報取得手段を具備する動画表示システムを構成するコンピュータによる動画表示方法であって、
    前記動画表示装置による動画の表示中に、該動画表示装置を介して、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させる動作指示を出力する指示ステップと、
    前記動作指示に対応して前記ID情報取得手段において前記ID情報が取得されるか否かに基づいて、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させたユーザが、前記動画の視聴を現に行っているか否かを確認する確認ステップと、
    前記動画と前記視聴を識別する情報と前記確認ステップにおける確認結果との対応を記憶手段に記憶させるステップと、を具備し
    前記指示ステップにおいて、前記動画表示装置による前記動画の再生中に、前記動作指示を複数回出力し、
    前記確認ステップにおいて、前記指示ステップにより出力される複数回の前記動作指示のそれぞれに対応して前記ID情報取得手段により前記ID情報が取得されるか否かに基づいて、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させたユーザによる前記動画の視聴を確認する、
    ことを特徴とする動画表示方法。
  6. 動画表示装置に備わる読取手段に近接又は接触しているID保持体から、該ID保持体に保持されるID情報を取得するID情報取得機能と、
    前記動画表示装置による動画の表示中に、該動画表示装置を介して、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させる動作指示を出力する指示機能と、
    前記動作指示に対応して前記ID情報取得機能により前記ID情報が取得されるか否かに基づいて、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させたユーザが、前記動画の視聴を現に行っているか否かを確認する確認機能と、
    前記動画と前記視聴を識別する情報と前記確認機能による確認結果との対応を記憶手段に記憶させる機能と、
    前記指示機能において、前記動画表示装置による前記動画の再生中に、前記動作指示を複数回出力し、
    前記確認機能において、前記指示機能により出力される複数回の前記動作指示のそれぞれに対応して前記ID情報取得機能により前記ID情報が取得されるか否かに基づいて、前記ID保持体を前記読取手段に近接又は接触させたユーザによる前記動画の視聴を確認する、
    ことをコンピュータに実現させるためのプログラム。
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