JP2007041918A - アーティスト支援方法とアーティスト支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 アーティストに、自らの情報や著作物を広く公開する機会を提供すると同時に、アーティストの活動資金を調達する技術を提供する。
【解決手段】 アーティストの著作物とスポンサーの広告を、電気通信回線に接続されたクライアントに送信し、クライアントに広告を閲覧したことの確認を入力するように要求する。広告の閲覧が確認された場合に、スポンサーの広告の送信回数カウンタを加算する。広告の送信回数に応じてスポンサーから提供される資金の一部を、アーティストに分配する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電気通信回線に接続される電子計算機システムを利用して音楽、演劇、映画、プロスポーツ等の分野のアーティストの情報や著作物を公開すると同時に、アーティストの活動資金を調達し、有望なアーティストにより多くの資金を提供するための情報処理技術に関する。
社会的な認知度が未だ低いアーティストは、自らの活動や著作物を発表する場が非常に限られている。このため、非常に優秀であるにもかかわらず、一般の人の目に触れる機会が得られないアーティストが多く存在する。従来、社会的に広く受け入れられる前のアーティストは、自らの個人情報を社会に広く提供して活動や著作物を知らしめるために、自らのホームページに作品を公開したり、自主公演や自主上映を行ったり、ビデオやCDを自主制作して販売してきた。しかし、これらの自主活動には多額の費用が必要であり、又個人の活動であるために、個々の活動や著作物の社会的な認知度をあげるには、限界があった。
特許文献1には、このようなアーティストの支援を仲介するシステムが開示されている。特許文献1の支援仲介システムは、愛好する無名アーティストに投票を行った場合に、投票を行った者に対して所定の額が課金されるシステムを開示する。
特開第2001−357232号公報
特許文献1に開示される技術は、社会的な認知度の低いアーティストの資金面での支援を投票者即ち一般の人々に求めるものである。このため、アーティストに対して元々興味を持たない人からの支援はさほど期待できない。
本願発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、アーティストの活動に興味を持っていない人を含む不特定多数の人々に、アーティストの情報や著作物に接する機会を提供して理解を深めてもらい、アーティスト活動の支援に繋げることのできる技術を提供する。更に、法人等のスポンサーがアーティストに対して資金的な支援を容易に行うための情報処理技術を提供する。
請求項1の発明は、電気通信回線に接続される電子計算機システムを利用したアーティスト支援方法に関する。本発明は、著作物と、スポンサーの広告とを電子計算機システムに記憶するステップと、著作物と広告とを、電気通信回線に接続されたクライアントに送信するステップと、クライアントに対して、広告を閲覧したことの確認を求めるステップと、クライアントによる広告の閲覧が確認された場合に、スポンサーの広告の送信回数が、電子計算機システムの送信回数カウンタに加算されるステップとを備えており、スポンサーの広告の送信回数カウンタの値に応じて、スポンサーから提供される資金の一部が、著作物の著作者であるアーティストの支援に用いられるように計算処理されることを特徴とする。
請求項2の発明は、電気通信回線に接続される電子計算機システムを利用したアーティスト支援方法に関する。本発明は、電子計算機システムを構成するサーバが、アーティストの著作物とスポンサーの広告とを記憶するステップと、著作物と広告とを一の画面で同時に表示可能な形式に編集するステップと、編集された著作物と広告とを、電気通信回線に接続しているクライアントに送信するステップを備えており、所定の時間が経過した時又は前記広告が終了した時に、クライアントに対して、広告を閲覧したことを確認するための入力を要求する。サーバは、クライアントが確認の入力を行った場合に、スポンサーの広告の送信回数カウンタを加算し、クライアントに新たな広告を送信する。サーバによる確認の入力の要求と、確認の入力が行われた場合の新たな広告の送信とは、著作物の送信の終了まで繰り返し行われる。スポンサーの広告の送信回数カウンタの値に応じてスポンサーから提供される資金の一部は、アーティストの支援に用いられるように計算処理される。
請求項3の発明は、電気通信回線に接続される電子計算機システムを利用したアーティスト支援方法に関する。本発明は、電子計算機システムを構成するサーバが、2以上のアーティストの情報及び著作物と、スポンサーの広告とを記憶するステップと、ユーザが、前記サーバにユーザ認証のための認証情報と、ユーザの属性情報とを登録するステップを備えている。更に、登録ユーザが、電気通信回線に接続されたクライアントを用いて前記サーバに接続してユーザ認証を受けるステップと、前記サーバが記憶している複数のアーティストの情報を閲覧し、選択したアーティストの著作物の送信を要求するステップと、サーバが、登録ユーザによって選択されたアーティストの著作物と広告とを、一の画面で同時に表示可能に編集するステップと、編集された著作物と広告をクライアントに送信するステップと、クライアントに対して、広告を閲覧したことを確認するための入力を要求するステップと、クライアントがサーバに確認の入力を行った場合に、サーバに備えられているスポンサーの広告の送信回数カウンタと、閲覧を行った前記登録ユーザのユーザ用カウンタが同時に加算されるステップとを備えている。送信回数カウンタの値に応じてスポンサーから提供される資金の一部は、登録ユーザに対するユーザ用カウンタの値に基づいた特典の付与と、アーティストの支援に用いられるように計算処理される。
請求項4の発明は、電子計算機システムを構成するサーバが、アーティストの著作物の送信を要求した登録ユーザの属性情報を参照して、該登録ユーザと最も購買層の一致する広告を選択するステップを備えていることを特徴とするアーティスト支援方法である。
請求項5の発明は、サーバに登録されているユーザのユーザ用カウンタの値と、商品又は役務を提供する店舗において同一ユーザが保有するユーザ用カウンタの値とが共用されており、ユーザ用カウンタの値を店舗の商品又は役務の代金の一部に充当することができるように計算処理されることを特徴とするアーティスト支援方法である。
請求項6の発明は、電気通信回線に接続される電子計算機システムを利用したアーティスト支援方法であって、電子計算機システムを構成するサーバに認証情報と属性情報を登録したユーザが、該登録ユーザのウェブサイト又はメールを用いてアーティストの著作物を閲覧することを呼びかけるステップと、ユーザの呼びかけに応じて、アーティストの著作物と、スポンサーの広告が閲覧されたことが確認された場合には、サーバに備えられているスポンサーの広告の送信回数カウンタと、アーティスト毎にサーバに備えられているアーティスト用カウンタと、呼びかけを行ったユーザのユーザ用カウンタとが加算されるステップとを備えており、アーティスト用カウンタの値に応じて、スポンサーから提供される資金の一部が、アーティストの支援に用いられるように計算処理されることを特徴とするアーティスト支援方法である。
請求項7の発明は、電気通信回線に接続される電子計算機システムを利用したアーティスト支援方法であって、電子計算機システムを構成するサーバが、アーティストの著作物と、スポンサーの広告と、当該広告とは異なる広告とを表示するリンクとを記憶するステップと、著作物と広告とリンクとを、一の画面で同時に表示可能な形式に編集するステップと、サーバが、編集された著作物と広告とリンクとを、電気通信回線に接続しているクライアントに送信するステップとを備えている。本発明は、クライアントがリンク先の広告を閲覧した場合に、サーバに備えられているリンク先の広告の送信回数カウンタと、アーティスト毎にサーバに備えられているアーティスト用カウンタとが同時に加算されるステップとを備えており、リンク先の広告の送信回数カウンタの値に応じて広告の所有者から提供される資金の一部が、アーティスト用カウンタの値に応じてアーティストの支援に用いられるように計算処理されることを特徴とする。
請求項8の発明は、電気通信回線に接続されたサーバと複数のクライアントとを備えた電気計算機システムを利用したアーティスト支援システムに関する。本発明のサーバは、通信手段と、記憶手段と、中央処理手段とを備えており、記憶手段は、アーティストの著作物と、スポンサーの広告と、スポンサーの広告の送信回数カウンタと、制御プログラムとを記憶している。制御プログラムは、通信手段を介して著作物と広告をクライアントに同時に送信し、著作物と広告の送信を開始してから所定の時間が経過した時又は広告が終了した時に、クライアントに対して広告を閲覧しているか否かの確認を要求し、クライアントが確認の要求に応答した場合にスポンサーの広告の送信回数カウンタに加算を行うように中央処理手段を制御する。
請求項9の発明は、電気通信回線に接続されたサーバと複数のクライアントとを備えた電気計算機システムを利用したアーティスト支援システムに関する。サーバの記憶手段は、アーティスト毎に、登録ユーザによる評価を集計する評価集計カウンタと、アーティスト用カウンタとを記憶している。本発明の制御プログラムは、評価集計カウンタが所定の値に到達したアーティストを対象として、スポンサーの広告の送信回数カウンタに加算する際にスポンサーの広告と同時に著作物が送信されたアーティストのアーティスト用カウンタに加算し、スポンサーから提供される資金の中の各々のアーティストに分配する比率を、アーティスト用カウンタの値に基づいて計算するように中央処理手段を制御する。
本願発明のアーティスト支援方法とアーティスト支援システムにより、アーティストは、その著作物を、広告と共にクライアントに送信することが可能となり、これまでよりも自らの著作物を公開して社会にアピールする機会を増やすことが可能となる。
また、本願発明によって、アーティストの著作物と広告がクライアントに一の画面で表示される場合には、著作物の送信中に広告の送信が終了すると、新たな広告を送信して表示することが可能である。この結果、著作物と広告の閲覧者は、最初は広告にのみ興味を抱いた場合であっても、変化する広告を閲覧しつつ、アーティストの著作物を同時に最後まで閲覧することになり、アーティストの著作物が閲覧される機会が一層増加する。
本願発明は、ユーザ登録のステップを備えることができる。登録したユーザは、アーティストの著作物と広告を閲覧してその確認を行うことで、ユーザカウンタが加算され、カウンタの値に応じた特典が付与される。特典が付与されることで、これまではアーティストに対する関心の低かったユーザであっても広告とアーティストの著作物に触れる機会が増え、アーティストに対する理解を深めることができる。この結果、本願発明によって、アーティストの潜在的な支援者を発掘し、より実体的な活動の支援に繋げることが可能となる。
更に本願発明は、登録ユーザが自らのウェブサイト又はメールを用いてアーティストの著作物を閲覧することを呼びかけ、その呼びかけに応じて著作物と広告が閲覧されたときは、アーティストと登録ユーザのそれぞれのカウンタに加算する技術を提供している。アーティストは、カウンタが加算されることで、スポンサーからの資金の配分が増加する。又、登録ユーザは、アーティストの支援を行った場合に自らも特典を得られることで、アーティストを支援することの動機付けがなされる。この結果、著作物と広告の閲覧回数を増やすことが可能となり、登録ユーザによるアーティスト支援活動を一層活発にすることができる。
一般の閲覧者がアーティストを支援する他の手段として、本願発明は、著作物と広告と他の広告へのリンクを電気通信回線に接続しているクライアントに送信し、クライアントがリンク先を参照して広告を閲覧した場合には、サーバに備えられているリンク先の広告の送信回数カウンタと、アーティスト毎にサーバに備えられているアーティスト用カウンタが同時に加算される技術を提供する。リンク先の広告の送信回数カウンタの値に応じて広告の所有者から提供される資金の一部は、アーティスト用カウンタの値に応じてアーティストの支援に用いられる。アーティストは、アーティスト用カウンタが加算されることで、計算処理の際にはスポンサーからの配分される資金の割合が増加する。又、リンク先の広告の閲覧者は、金銭的な負担を負うことなく自らの行為でアーティストに支援を行うことができる。
本願発明によってアーティストの著作物と同時にクライアントに送信して閲覧される広告は、従来よりも閲覧者の注意を喚起することが可能である。又、広告を閲覧したことを確認するステップが設けられており、閲覧された回数に応じて資金を提供することが可能となる。これらの特徴から、これまで社会的な認知度が低いアーティストに資金援助を行うことに消極的であった法人等が、さほど抵抗なく本願発明のアーティスト支援方法によって広告を提供して資金提供を行うことが可能となる。この結果、アーティストに一層多くの資金の支援が可能となる。
以下に本願発明のアーティスト支援方法とアーティスト支援システムを実施するための最良の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明のアーティスト支援システム1を構成するサーバ2と、複数のクライアント4,6,8が電気通信回線10に接続された状態を示す概念図である。
ここでいう電気通信回線10は、インターネットの他、専用回線による接続等の種々のネットワーク回線を含む。又、クライアント4,6,8は、図1において、各々が携帯電話4、パーソナルコンピュータ6(以下、パソコン6と略す)、PDA等を含む専用端末8として3台のみが表示されているが、クライアントの種類はこれらに限定されない。また、多数のクライアントが電気通信回線10に、同時に接続してサーバとの通信を行うことが可能である。
本発明の電子計算機システムを構成するサーバ10は、記憶手段12を備えている他、図示されない通信手段と、中央処理手段を備えている。記憶手段12に記憶されているデータの構成を、図2に模式的に示す。記憶手段12は、少なくとも、アーティストの著作物14と、アーティスト情報16と、アーティスト用カウンタ18と、アーティスト評価集計カウンタ19と、スポンサーの広告20と、スポンサーの広告送信回数カウンタ22と、ユーザ情報24と、ユーザ用カウンタ26と、制御プログラム28を記憶している。図2には、1台のサーバ10が表示されているが、サーバ10を2以上設けて、記憶手段12に記憶させるデータを分散させたり、制御工程を分散させて実施することが可能である。
アーティストの著作物14は、文字、静止画、動画、音声等で構成されており、クライアント4,6,8に送信可能な形式で記憶手段12に保管されている。ここで説明する実施の形態においては、アーティスト毎に識別のためにAからZまでの符号がIDとして付与されており、アーティスト1人につき1つの著作物14を記録手段12に保管する形態を表しているが、実際にはより多くのアーティストの著作物を記憶することが可能であり、又1人のアーティストが複数の著作物を記憶させることが可能である。
アーティスト情報16は、アーティストのこれまでの活動内容や今後の活動予定等を含むアーティストの個人情報を公開するための文字、静止画、動画、音声等の情報を備えている。アーティスト情報16は、クライアント4,6,8から閲覧可能である。
アーティスト用カウンタ18は、ユーザからの支援を受けた数を集計するために、アーティスト毎に設けられている。アーティスト評価集計カウンタ19は、ユーザがアーティストを評価した結果を集計するために設けられている。
スポンサーの広告20は、文字、静止画、動画、音声等で構成されており、クライアント4,6,8に送信可能な形式で記憶手段12に保管されている。各々の広告20には、購買層の情報として、広告の商品・役務を提供する地区、商品・役務を購買するターゲット層等の属性データが付されている。ここで説明する実施の形態においては、広告毎に識別のために1から999までの数字のIDを付与して個々の広告18を表しているが、実際には、より多くのスポンサーの広告を記憶することが可能である。広告用カウンタ22は、広告の送信回数をカウントするために、広告毎に設けられる。
ユーザ情報24は、サーバ2にユーザが接続して認証を受ける際に使用される認証情報と、ユーザの属性情報を備えている。認証情報には、少なくとも登録ユーザを特定可能な固有のIDと、パスワードを備えている。属性情報は、少なくともユーザの居住地域、メールアドレス、性別、年齢を備えており、その他詳細な住所、電話番号、家族構成等を記憶することが可能である。ここで説明する実施の形態においては、登録ユーザに識別のためにaからzまでの文字を付与して表示しているが、より多くのユーザの情報を登録し、管理することが可能である。
ユーザ用カウンタ24は、ユーザがアーティスト支援システムを利用した場合に制御プログラムが管理して付与する特典の数量(以下、ポイントとも言う)を、ユーザ毎に記憶する。尚、ここでいう利用には、ユーザがアーティストの著作物を閲覧してその評価を送信することと、スポンサーの広告20のいずれかを閲覧することと、アーティストの著作物14の閲覧を電子計算機システムを利用して他人に呼びかけ、その呼びかけによって著作物14が閲覧されたことが確認されたことが含まれる。
アーティスト支援システム1を利用するユーザは、認証情報と属性情報を登録して登録ユーザとなるか、登録はせずにその都度アーティスト支援システム1を利用するかを自由に選択できる。登録を行なう場合には、専用の登録画面に認証情報と属性情報を入力して登録を行なう。登録を行なったユーザは、次回以降サーバにアクセスするときに認証情報を入力することにより、登録ユーザとして認識され、アーティスト支援システムの利用状況に応じて、ユーザ用カウンタの値が加算される。
制御プログラム28は、記憶手段12に記憶されているアーティストとスポンサーとユーザのデータの管理、ユーザからのアーティストの閲覧要求の受付に始まる著作物と広告の送信処理、及びスポンサーから提供される資金をユーザとアーティストに配分するための計算処理等を実行するように、中央演算装置を制御する。
図3に、登録ユーザが、クライアント4,6,8から特定のアーティストの著作物の閲覧を要求した場合に、制御プログラム28が実行する制御のフロー図を示す。制御プログラム28は、送信処理を開始するまでは、図示されない初期画面を常に表示可能な状態で用意して待機している。初期画面においては、アーティスト支援システム1の利用方法、ユーザに著作物14の閲覧を勧めるメッセージ、及びユーザの認証情報の入力欄等が表示される。電気通信回線10に接続されているクライアント4,6,8がサーバ2にアクセスした場合には、サーバ2から初期画面を受信することができる。
ステップS2で、クライアント4,6,8は、初期画面の中の認証情報の入力欄にユーザの認証情報を入力する。クライアント4,6,8のうちのいずれかからユーザの認証情報が入力されると、処理が開始される。以下の実施の形態においては、登録ユーザがパソコン6からユーザの認証情報を入力されたものとして説明を進める。ステップS4で、パソコン6から入力されたユーザの認証情報が、ユーザ情報24に登録されているユーザa〜zzのいずれかのユーザの認証情報と一致した場合には、パソコン6から入力を行ったユーザは、登録ユーザとして認証される。ここでもし、入力されたユーザの認証情報がいずれのユーザの情報とも一致しない場合には、制御プログラム28はその旨をパソコン6に送信して、再び待機状態にもどる。
認証された登録ユーザは、パソコン6からサーバ2の複数のアーティスト情報16を閲覧して、閲覧したい著作物を選択して、著作物の送信をサーバ2に要求する(ステップS6)。ここでは、画像又は文字が所定の時間表示される著作物Aが選択されたものとして、説明を進める。一方、制御プログラム28は、ステップS8で、認証した登録ユーザの属性情報を参照して属性を認識し、登録ユーザの情報と広告22の属性データが最も一致する広告を検索して選択する(ステップS8)。選択は、例えば、登録ユーザの居住地域と広告の商品・役務の提供地域が一致するか否かを判断基準として行うことができる。また、登録ユーザの年齢と性別が、広告の商品・役務を使用するターゲット層と一致するか否かを判断基準とすることもできる。ここでは、制御プログラム28が、画像若しくは文字を含む広告100,101,102を選択したものとして、説明を進める。
登録ユーザの著作物Aの閲覧の要求を受信したサーバは、著作物Aと広告100を、一の画面で同時に表示可能に編集する(ステップS12)。編集された画面の好適な形態を、図4(a)に示す。著作物Aと広告100を、一の画面で同時に表示可能にとするために、フレーム30が定義されている。フレーム30の中は、左側に著作物Aを表示する著作物用フレーム32が定義され、右側に広告100を表示する広告用フレーム34を備えている。著作物用フレーム32と広告物用フレーム34は、互いのフレームの外枠が重なり合わない範囲で、表示するデータのサイズに合わせて配置と大きさを変更することが可能である。
制御プログラム28は、編集された著作物Aと広告100とフレーム30を、通信手段を介してパソコン6に送信する。ここで、著作物A又は広告100の一方が音声データを含む場合には、編集された画面のデータとともに、音声データを送信する(ステップS14)。送信されたフレーム30はパソコン6の表示装置に表示され、著作物用フレーム32の中に著作物Aの表示を開始すると同時に、広告用フレーム34の中に広告100の表示を開始する。登録ユーザは、パソコン6の表示装置から、著作物Aと広告100を同時に閲覧することができる。
送信された広告100の表示が、パソコン6の表示装置上で終了すると(ステップS16)、制御プログラム28は、図4(b)に示すように、フレーム34に閲覧確認ボタン36を表示する。閲覧確認ボタン36は、パソコン6のマウス、キーボード等によって選択することができ、クリックすることで入力信号をサーバに送信できる(ステップS18)。
フレーム30には、広告100が終了する前に、広告100の表示が完了すると閲覧確認ボタン36が表示され、これをクリックすることによって登録ユーザに特典が加算される旨の予告の表示がされる。又、同様の表示を、閲覧確認ボタン36にも表示することができる。閲覧確認ボタン36のクリックを要求すること即ち入力信号の送信を要求することで、制御プログラム28は、登録ユーザが著作物Aと広告100を閲覧したことの確認を要求している。
登録ユーザが、閲覧確認ボタン36をクリックして閲覧確認の入力を行った場合には、ステップS20がイエスとなり、広告送信回数カウンタ22の中の広告100のカウンタと、閲覧を行った登録ユーザのユーザ用カウンタ26がそれぞれ加算される(ステップS22,S24)。広告送信回数カウンタ22とユーザ用カウンタ26の値が加算されると、閲覧確認ボタン36は、クリックしても入力信号をサーバに送信しない状態となる(ステップS28)。登録ユーザが閲覧確認ボタン36をクリックしない場合、ステップS20はノーとなるので処理はステップS26に進み、予め定められた時間が経過するまでクライアントからの入力待ちを行う。定められた時間が経過すると、ステップS26がイエスになり、処理はステップS28に進んで、閲覧確認ボタン36は、クリックしても入力信号をサーバに送信しなくなる。ステップS18からステップS28の処理により、制御プログラム28による登録ユーザの閲覧確認が1回完了する。
登録ユーザの閲覧確認を終了した制御プログラム28は、著作物Aの表示が終了しているか否かを確認する(ステップS30)。著作物Aの表示が終了していない場合には、ステップS30がノーとなり、制御プログラム28は、次の広告101を、フレーム34に表示可能な形式に編集してパソコン6に送信する。そして送信が完了すると、再びステップS16から、登録ユーザの閲覧確認のステップを開始する。もしもステップS30で、著作物Aの表示が終了している場合には、著作物と広告の送信のフローを終了する。一方、2回目の登録ユーザの閲覧確認フローが終わり、再びステップS30の処理が開始されたときにも著作物Aの表示が終了していない場合には、再びステップS30がノーとなり、制御プログラム28は、次の広告102を送信する。このように、著作物Aの表示が完了するまで制御プログラム28は次々と新たな広告をパソコン6に送信し、フレーム34に表示する。登録ユーザは、広告の終了時に閲覧確認ボタンをクリックすることで、新たなポイントを獲得することができる。
本実施の形態に示されている制御プログラム28においては、ユーザは著作物と広告を同時に興味深く閲覧することができる。しかし中には、ポイントの獲得のみを目的として、著作物と広告をいずれもあまり閲覧せず、広告の終了だけを監視していてクリックを行う登録ユーザの存在も考えられる。このようなユーザに、著作物と広告をより注意して閲覧してもらうためには、図5に示すフレーム40を適用して著作物と広告を1の画面で表示できるように編集することが好適である。図5のフレームに設けられた閲覧確認ボタン42はフレーム34の下部に常時表示されており、クリックしてユーザ用カウンタに加算できる状態と、クリックできない状態を交互にとることができる。クリックできる状態とクリックできる状態との間隔は、一定であっても、ランダムであってもよい。また、クリックできる時間の長さは、ユーザがクリック可能な状態を認識してから実際にクリックするまでに必要な時間が設定されており、通常5秒程度に設定される。閲覧確認ボタン42は、クリック可能な状態では点滅して表示されるために、クリックできない状態から容易に識別することができる。閲覧を確認できる時間を予測できない時間間隔で発生させることにより、ユーザは画面全体を注視するようになり、著作物と広告を常に集中して閲覧する。尚、クリックできる状態とクリックできない状態を識別可能にするために、閲覧確認ボタン42をクリック可能な状態で点滅させる代わりに、高輝度にしたり、色を変えたりすることが可能である。
また、例えば携帯電話4のような小さな表示装置を備えたクライアントに、アーティストの著作物と広告を送信する際には、図6に示すように第1のフレーム44と第2のフレーム48を定義することが好ましい。第1のフレーム44と第2のフレーム48は、表示画面と同一の大きさに定義されている。携帯電話4に送信される著作物と広告は、図6(a)に示すように、最初に第1のフレーム44の中の広告用フレーム34の中に広告が表示される。第1のフレーム44の広告用フレーム34の下部には、閲覧確認ボタン42とキャンセルボタン46が定義されている。閲覧確認ボタン42は広告が全て表示された際に1回に限りクリックできるように設定されており、クリックして確認信号を制御プログラム28に入力することにより、パソコン6上で閲覧を行った場合と同様に、スポンサーの広告送信回数カウンタ22とユーザ用カウンタ26の加算が行われる。広告を見ることを希望しないユーザは、キャンセルボタン46をクリックすることにより、広告の送信を中断することができる。キャンセルボタン46がクリックされた場合には、スポンサーの広告送信回数カウンタ22とユーザ用カウンタ26への加算は行われない。
第1のフレーム44の閲覧確認ボタン42又はキャンセルボタン46がクリックされると、第2のフレーム48が表示される。第2のフレーム48の中には、著作物用フレーム32が定義されている。送信された著作物は、著作物用フレーム32に表示されて、ユーザはこれを閲覧できる。
制御プログラム28は、認証されていないユーザがアーティストの著作物の閲覧を要求した場合にも、同様に著作物と広告を送信する。この場合の送信のフローは、図3のステップS8から開始される。ただし、ステップS10とステップS24は実行されない。即ち、認証を受けていないユーザが閲覧を要求した場合には、ステップS10のユーザの属性情報に基づいた広告の選択は特に行われず、記憶装置12に記憶されている広告20の中で、送信するユーザに特に制限が設けられていない広告の中から任意のものが選択されて送信される。又、認証されていないユーザが閲覧確認ボタンをクリックした場合には、ステップS22で広告の送信回数カウンタだけが加算され、ステップS24のユーザ用カウンタへの加算は行われない。
スポンサーは、サーバ2の広告の送信回数カウンタ22の値を確認することにより、ユーザが実際に広告を閲覧した回数を確認することができる。スポンサーは、広告の送信回数カウンタ22の値に応じて、資金を提供する。資金の一部は、アーティストの支援と、登録ユーザへの特典の付与に用いられる。
制御プログラム28は、登録ユーザへの特典の付与を、サーバ2に記憶されているユーザ用カウンタ26の値と、商品又は役務を提供する店舗において同一ユーザが保有するユーザ用カウンタの値とを共用させることによって実現させる。ユーザ用カウンタ26の値は、店舗の商品を購入したり役務の提供を受けた場合の代金の一部に充当されるように計算処理される。ユーザが特典を利用することのできる店舗は、サーバ2で運営されている店舗や、電気通信回線10に接続された他のサーバ上で運営されている店舗に限られない。即ち、ユーザ用カウンタ26の値にアクセスしてユーザ用カウンタ26の値を代金に充当する処理が実行できる店舗であれば、他の専用回線内の仮想店舗であったり、実店舗であったりしても、登録ユーザは特典を利用することができる。又、ユーザが特典の利用時に入力した情報は、ユーザの同意を得ることを条件に、アーティスト支援システム1のユーザ情報24に反映させることが可能である。
制御プログラム28は、アーティストの活動に理解を深めた登録ユーザが、より直接的にアーティストを支援することのできるアーティスト支援方法を提供する。制御プログラム28は、登録ユーザが、自らのウェブサイト又はメールを用いて特定のアーティストの著作物を閲覧することを呼びかける手段を提供する。登録ユーザの呼びかけに応じて著作物と広告が閲覧されたことが確認された時、閲覧された著作物を提供したアーティストのアーティスト用カウンタ18と呼びかけを行った登録ユーザのユーザ用カウンタ26には、それぞれ加算が行われる。アーティストは、アーティスト用カウンタ18が加算されることで、スポンサーからの資金の配分が増加する。又、登録ユーザは、アーティストの支援を行った場合に自らも特典を得られることで、アーティストを支援することの一層の動機付けがなされる。
登録ユーザの呼びかけは、自らのメール又はウェブサイトに、アーティスト支援システム1の特定のアーティストへのアクセス方法を、ウェブサイトへのリンクもしくは専用言語のスクリプトの形式で提示することで可能になる。図7に、登録ユーザが自らのパソコン6のホームページ50に、アーティストの著作物と広告を表示するサイトへのリンクを複数設定した画面の一例を示す。リンクは1つのボタン52につき1個が定義される。このようなボタン52に設定されたリンクには、呼びかけをおこなった登録ユーザのIDと、閲覧を行うアーティスト著作物のIDが記載されている。登録ユーザの呼びかけに応じて著作物の閲覧を希望する者は、ボタン52をクリックすることでアーティスト支援システム1のサーバ2にアクセスし、登録ユーザの提示したサイトへのリンク又は専用言語のスクリプトを制御プログラム28に入力する。図7は、アーティスト名Dが表示されたボタン52をクリックしたときに表示されるフレーム30を例示している。制御プログラム28は、入力内容のなかの登録ユーザのIDと著作物のIDを読み取り、対応するユーザのユーザ用カウンタ26とアーティスト用カウンタ18に加算を行うとともに、指定された著作物と広告を、閲覧を希望する者に送信する。閲覧を希望した者は、著作物と広告を閲覧し、更に希望するならば自らが登録ユーザとなって、アーティストの支援を行うことが可能となる。尚、図7のボタン52には、フレーム30へのリンクを設定した例を示したが、広告と著作物を順次表示する2個のフレームへのリンクを設定することも可能である。
制御プログラム28が提供するもう1つのアーティスト支援方法を図8を参照しつつ説明する。制御プログラム28は、図8に示すように、フレーム60を定義して、その中に著作物を表示するフレーム32と、広告を表示するフレーム34と、アーティスト支援ボタン62を定義する。アーティスト支援ボタン62には、クリックした場合に他の広告64を表示するフレーム66を送信させるために必要な情報が定義されている。制御プログラム28は、フレーム60とそこに表示される情報を、電気通信回線10に接続しているクライアントに送信する。クライアントがアーティスト支援ボタン62をクリックして他の広告64の閲覧を要求した場合には、サーバ2の記憶手段12に備えられている広告の送信回数カウンタ22と、アーティスト用カウンタ18に加算を行った後に、フレーム66と広告64の情報をクライアントに送信する。広告64の送信回数カウンタ22の値に応じて広告64の所有者から提供される資金の一部は、アーティスト用カウンタ18に累積加算されている値に応じてアーティストの支援に用いられる。アーティストは、アーティスト用カウンタ18が加算されることで、スポンサーからの資金の配分をより多く受けることできる。又、広告64を閲覧した者は、自らが金銭的な負担を負うことなくアーティストに金銭的な支援を行うことができる。
広告64が表示されるだけで送信回数カウンタ22が加算されるために、送信回数が多くなり、広告64のスポンサーの資金の負担が増大する恐れがある場合には、フレーム66に閲覧確認ボタン42を定義することで、より閲覧の実体に合わせてスポンサーから資金の提供を受けることができる。閲覧確認ボタン42は、広告64の表示の終了後にクリックが可能となるように設定できる。制御プログラム28が、閲覧確認ボタン42がクリックされた場合に広告の送信回数カウンタ22を加算するように中央処理手段を制御することで、スポンサーは、閲覧回数に応じた資金の提供を行うことが可能となる。
ここまで述べてきたように、制御プログラム28は、スポンサーの広告が閲覧される度に、広告の送信回数カウンタ22に加算を行っており、スポンサーには、カウンタの値に基づいて課金を行う。課金の金額は、第1に送信回数カウンタ22の値に基づいて計算されるが、広告の長さと、送信のためにサーバにかかる負荷等を考慮して最終的に決定される。制御プログラム28は、スポンサーから提供される資金の一部をアーティスト毎に分配する比率を計算によって定める。制御プログラム28が実行するアーティスト毎の資金の分配計算のフローを図9に示す。本処理は、例えば月の末日に行うことができ、迅速にアーティストへの資金の分配比率を計算することができる。
本実施の形態の制御プログラム28は、アーティストに資金の分配を行うにあたり、既知の電子投票手段によって著作物と広告の閲覧者にアーティストの評価を依頼しており、その結果を集計している(ステップS42)。アーティストの評価は、例えば5段階で評価される。例えば、非常によい評価を受けると3点、良い評価を受けると2点、ややよい評価を受けると1点、普通が0点、良くないが−1点として数値化されており、評価結果が集計される。ここで、特定のユーザが特定のアーティストを何度も評価することによって、集計結果が不正なものとならないよう、電子投票手段は、登録ユーザが各アーティストに対して1回だけ実施可能となるように、登録ユーザ毎に電子投票の履歴を管理している。ユーザの評価値が規定の値に到達したアーティストは、ステップS44がイエスとなり、資金分配の比率が計算されるステップに進んで金銭的な支援を受けることができる。評価値が規定の値に到達するまでの段階を、図9に示すように支援段階の第1段階であると定義することができる。第1段階のアーティストは、自らの著作物が閲覧されて、自らの作品に対するユーザの評価を知ることができるが、資金の提供は受けることができない。
評価値が規定の値に到達したアーティストは、図9の支援の第2段階にはいることができる。制御プログラム28は、第2段階のアーティストについて、課金によってスポンサーから得られた資金の一部を、アーティスト用カウンタ18の値に基づいて、アーティストに分配する(ステップS46)。分配される金額は、アーティスト用カウンタ18の値に基づいて計算されるが、ここに、アーティストの評価値等を加味して最終的に決定することも可能である。更に、デビュー条件として設定された値に到達したアーティストは、第3段階に進み、アーティストにはCD制作等のプロとしての支援が提供される(ステップS50)。
このように、本願発明のアーティスト支援方法とアーティスト支援システムは、電気通信回線を利用した電子計算システムを利用することにより、アーティストの情報と著作物を公開し、アーティストが活動資金の提供を受けることのできる技術を提供する。又、アーティスト支援システムのユーザに対しても、アーティストに対する関心を持ってシステムを利用することで、特典が与えられる。更に、ユーザがアーティストに対して積極的な支援をおこなうための技術が提供されている。一方で、著作物と共に送信される広告のスポンサーは、商品や役務を利用するターゲット層となりうるユーザに効果的に広告を送信することが可能であり、ユーザの閲覧が確認された回数に応じて資金を提供することが可能であるために、従来よりも効果的に広告を行い、宣伝効果を上げることができる。
以上、発明を実施するための最良の形態によって本願発明を説明したが、請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、広告と共に送信される著作物が音楽である場合には、クライアントの画面に広告画像と、アーティストの情報を示す文字を表示することができる。この場合には、著作物の送信が終わったか否かは、音声データの再生が最後まで行われたか否かで判断される。また、著作物として、例えば技芸を教授する教科書のようなものや、スポーツの試合の実況や録画を送信することが可能である。
本願発明のアーティスト支援方法とアーティスト支援システムは、電気通信回線を利用して、音楽、演劇、映画、プロスポーツ等の著作物のみならず、各種の情報を広く公開してその知名度を挙げるための手段として利用が可能である。即ち本願発明は、同時に送信される一方の情報にのみ興味を持っていたユーザに対して、特典を与えて両方の情報を積極的に閲覧させることで、これまであまり興味のなかった他方の情報に対してもユーザの理解を深めさせることのできる技術である。又、これまでと異なる消費者層に広告を閲覧させることが可能となり、閲覧回数に応じて課金が行われるために、広告業界の効率的で新たな広告送信方法としての利用が可能である。
本発明に係るアーティスト支援システムの概念図である。 サーバの記憶手段の構成を模式的に示す図である。 制御プログラムが行う著作物と広告の送信と閲覧確認のフロー図である。 クライアントのパソコンに送信される画面の構成を模式的に示す図である。 クライアントのパソコンに送信される画面の構成を模式的に示す図である。 クライアントの携帯電話に送信される画面の構成を模式的に示す図である。 アーティスト支援のためにユーザがパソコンに設定する画面の構成を模式的に示す図である。 アーティスト支援のためにパソコンに送信される画面の構成を模式的に示す図である。 制御プログラムが行う資金分配処理のフロー図である。
符号の説明
1 ・・ アーティスト支援システム
2 ・・ サーバ
4,6,8 ・・ クライアント
10 ・・ 電気通信回線
12 ・・ 記憶手段
14 ・・ アーティストの著作物のデータ
16 ・・ アーティストの情報
18 ・・ アーティスト用カウンタ
20 ・・ スポンサーの広告のデータ
22 ・・ 広告の送信回数カウンタ
24 ・・ ユーザ情報
26 ・・ ユーザ用カウンタ
28 ・・ 制御用プログラム
30,40,44,48,60 ・・ 表示用フレーム
32 ・・ 著作物表示フレーム
34 ・・ 広告表示フレーム
36,42 ・・ 閲覧確認ボタン
46 ・・ キャンセルボタン
50 ・・ ユーザのウェブサイト
52 ・・ アーティストの著作物サイトへのリンク
62 ・・ アーティスト支援ボタン
64 ・・ 広告
66 ・・ 広告表示フレーム

Claims (9)

  1. 電気通信回線に接続される電子計算機システムを利用したアーティスト支援方法であって、
    著作物と、スポンサーの広告とを電子計算機システムに記憶するステップと、
    前記著作物と前記広告とを、電気通信回線に接続されたクライアントに送信するステップと、
    前記クライアントに対して、前記広告を閲覧したことの確認を求めるステップと、
    前記クライアントによる広告の閲覧が確認された場合に、スポンサーの広告の送信回数が、電子計算機システムの送信回数カウンタに加算されるステップとを備えており、
    前記スポンサーの広告の送信回数カウンタの値に応じて、前記スポンサーから提供される資金の一部が、前記著作物の著作者であるアーティストの支援に用いられるように計算処理されることを特徴とするアーティスト支援方法。
  2. 電気通信回線に接続される電子計算機システムを利用したアーティスト支援方法であって、
    電子計算機システムを構成するサーバが、アーティストの著作物と、スポンサーの広告とを記憶するステップと、
    前記サーバが、前記著作物と前記広告とを一の画面で同時に表示可能な形式に編集するステップと、
    前記サーバが、前記編集された著作物と広告とを、電気通信回線に接続しているクライアントに送信するステップと、
    所定の時間が経過した時又は前記広告が終了した時に、前記サーバが、前記クライアントに対して、前記広告を閲覧したことを確認するための入力を要求するステップと、
    前記クライアントが前記サーバに確認の入力を行った場合に、前記サーバに備えられているスポンサーの広告の送信回数カウンタが加算されるステップと、
    前記サーバが前記クライアントに新たな広告を送信するステップとを備えており、
    前記サーバによる確認の入力の要求と、確認の入力が行われた場合の新たな広告の送信とが、前記著作物の送信の終了まで繰り返し行われ、前記スポンサーの広告の送信回数カウンタの値に応じて前記スポンサーから提供される資金の一部が、アーティストの支援に用いられるように計算処理されることを特徴とするアーティスト支援方法。
  3. 電気通信回線に接続される電子計算機システムを利用したアーティスト支援方法であって、
    電子計算機システムを構成するサーバが、2以上のアーティストの情報及び著作物と、スポンサーの広告とを記憶するステップと、
    ユーザが、前記サーバにユーザ認証のための認証情報と、ユーザの属性情報とを登録するステップと、
    前記登録ユーザが、電気通信回線に接続されたクライアントを用いて前記サーバに接続してユーザ認証を受けるステップと、
    前記登録ユーザが、前記サーバが記憶している複数のアーティストの情報を閲覧し、選択したアーティストの著作物の送信を要求するステップと、
    前記サーバが、登録ユーザによって選択されたアーティストの著作物と前記広告とを、一の画面で同時に表示可能に編集するステップと、
    前記サーバが、前記編集された著作物と広告を前記クライアントに送信するステップと、
    前記サーバが、前記クライアントに対して、前記広告を閲覧したことを確認するための入力を要求するステップと、
    前記クライアントが前記サーバに確認の入力を行った場合に、前記サーバに備えられているスポンサーの広告の送信回数カウンタと、閲覧を行った前記登録ユーザのユーザ用カウンタが同時に加算されるステップとを備えており、
    送信回数カウンタの値に応じてスポンサーから提供される資金の一部が、登録ユーザに対するユーザ用カウンタの値に基づいた特典の付与と、アーティストの支援に用いられるように計算処理されることを特徴とするアーティスト支援方法。
  4. 電子計算機システムを構成するサーバが、アーティストの著作物の送信を要求した登録ユーザの属性情報を参照して、該登録ユーザと最も購買層の一致する広告を選択するステップを備えていることを特徴とする、請求項3に記載のアーティスト支援方法。
  5. 電子計算機システムを構成するサーバに登録されているユーザのユーザ用カウンタの値と、商品又は役務を提供する店舗において同一ユーザが保有するユーザ用カウンタの値とが共用されており、該ユーザ用カウンタの値を前記店舗の商品又は役務の代金の一部に充当することができるように計算処理されることを特徴とする請求項3又は4に記載のアーティスト支援方法。
  6. 電子計算機システムを構成するサーバに認証情報と属性情報を登録したユーザが、該登録ユーザのウェブサイト又はメールを用いてアーティストの著作物を閲覧することを呼びかけるステップと、
    前記ユーザの呼びかけに応じて、前記アーティストの著作物と、スポンサーの広告が閲覧されたことが確認された場合には、前記サーバに備えられている前記スポンサーの広告の送信回数カウンタと、アーティスト毎にサーバに備えられているアーティスト用カウンタと、前記ユーザのユーザ用カウンタとが加算されるステップとを備えており、
    前記アーティスト用カウンタの値に応じて、前記スポンサーから提供される資金の一部が、アーティストの支援に用いられるように計算処理されることを特徴とする請求項3、4又は5に記載のアーティスト支援方法。
  7. 電気通信回線に接続される電子計算機システムを利用したアーティスト支援方法であって、
    電子計算機システムを構成するサーバが、アーティストの著作物と、スポンサーの広告と、当該広告とは異なる広告とを表示するリンクを記憶するステップと、
    前記サーバが、前記著作物と前記広告と前記リンクとを、一の画面で同時に表示可能な形式に編集するステップと、
    前記サーバが、前記編集された著作物と広告とリンクとを、電気通信回線に接続しているクライアントに送信するステップと、
    前記クライアントが前記リンク先の広告を閲覧した場合に、前記サーバに備えられている前記リンク先の広告の送信回数カウンタと、アーティスト毎にサーバに備えられているアーティスト用カウンタとが同時に加算されるステップとを備えており、
    前記リンク先の広告の送信回数カウンタの値に応じて前記広告の所有者から提供される資金の一部が、アーティスト用カウンタの値に応じてアーティストの支援に用いられるように計算処理されることを特徴とするアーティスト支援方法。
  8. 電気通信回線に接続されたサーバと複数のクライアントとを備えた電気計算機システムを利用したアーティスト支援システムであって、
    前記サーバは、通信手段と、記憶手段と、中央処理手段とを備えており、
    前記記憶手段は、アーティストの著作物と、スポンサーの広告と、スポンサーの広告の送信回数カウンタと、制御プログラムとを記憶しており、
    前記制御プログラムは、前記通信手段を介して前記著作物と前記広告をクライアントに同時に送信し、前記著作物と前記広告の送信を開始してから所定の時間が経過した時又は広告が終了した時に、前記クライアントに対して前記広告を閲覧しているか否かの確認を要求し、前記クライアントが確認の要求に応答した場合に前記スポンサーの広告の送信回数カウンタに加算を行うように中央処理手段を制御することを特徴とするアーティスト支援システム。
  9. サーバの記憶手段は、アーティスト毎に、登録ユーザによる評価を集計する評価集計カウンタと、アーティスト用カウンタとを記憶しており、
    制御プログラムが、評価集計カウンタが所定の値に到達したアーティストを対象として、スポンサーの広告の送信回数カウンタに加算する際にスポンサーの広告と同時に著作物が送信されたアーティストのアーティスト用カウンタに加算し、スポンサーから提供される資金の中の各々のアーティストに分配する比率を、アーティスト用カウンタの値に基づいて計算するように中央処理手段を制御することを特徴とする請求項8に記載のアーティスト支援システム。
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