JP5579011B2 - ガスタービン燃焼器 - Google Patents

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Description

本発明はガスタービン燃焼器に係り、ガスタービン燃焼器の燃焼室で発生した燃焼ガスをタービン翼まで導く尾筒の信頼性向上および冷却特性向上を図ったガスタービン燃焼器の構造に関する。
ガスタービン燃焼器を構成する尾筒とは、ガスタービン燃焼器の燃焼室内で燃料と空気の酸化反応によって生成された高温高圧の燃焼ガスをタービン翼まで導く流路である。
このガスタービン燃焼器の尾筒は、燃焼室側の入口部が円形の形状、タービン翼側の出口部が扇形の形状をしたダクトであり、その内部には1300℃以上の高温の燃焼ガスが高速で流れているため、何らかの冷却を施して尾筒を構成する部材の温度を許容温度以下まで下げる必要がある。
ガスタービン燃焼器の尾筒を冷却する手段の1つとしては、特開2001−289061号公報に開示されている様に、ガスタービン燃焼器の尾筒全面を被覆筒体(尾筒フロースリーブ)で覆い、尾筒フロースリーブに設けた多数の空気孔から噴出する空気流を尾筒に衝突させて尾筒を冷却する衝突噴流冷却(インピンジ冷却)がある。
また、 ガスタービン燃焼器の尾筒を冷却する手段の他の1つとしては、特公平7−52014号公報に開示されている様に、ガスタービン燃焼器の尾筒を尾筒フロースリーブで覆い、尾筒の下流側はインピンジ冷却、尾筒の上流側は対流冷却孔による対流冷却を行ない、且つ尾筒フロースリーブのタービン側端部に冷却空気を流してガスタービン燃焼器の尾筒端部を冷却する方法がある。
特開2001−289061号公報 特公平7−52014号公報
前記特開2001−289061号公報に開示されたガスタービン燃焼器の尾筒の冷却構造では、尾筒を取囲む尾筒フロースリーブ全面に渡って多数の空気孔を設けている。また、前記特公平7−52014号公報に記載されたガスタービン燃焼器の尾筒の冷却構造においても、尾筒フロースリーブの下流部全面に多数の空気孔を設けている。
ここで、空気孔を設けた尾筒フロースリーブの一般的な製作方法について以下に説明する。尾筒フロースリーブは素材である平板に多数の空気孔を穴あけ加工した後にプレス曲げ成型して製作する。
しかしながら、尾筒フロースリーブ出口部断面は扇形状であることから、尾筒フロースリーブ出口部の角部は90゜以上に曲げ加工されることになる。このためプレス曲げ加工時に尾筒フロースリーブ角部に設けられた空気孔が引き伸ばされて変形するという課題がある。そして空気孔の変形量が大きい場合には、空気孔の周囲にクラック(ひび割れ)が発生する可能性もある。
またガスタービン運転時には、尾筒フロースリーブの外側は内側よりも空気圧力が高いため、その内外圧力差によって外側から内側に向かって尾筒フロースリーブを圧縮する方向に力が作用している。この時、特に尾筒フロースリーブの角部に応力が集中している。このため尾筒フロースリーブ角部に空気孔を設けると、この尾筒フロースリーブ角部の周囲の部材強度が低下し、運転時の応力によって尾筒フロースリーブ本体が変形する可能性がある。
更に、尾筒は尾筒フロースリーブの空気孔から噴射される空気により衝突噴流冷却(インピンジ冷却)されているが、尾筒フロースリーブ角部に空気孔がある場合、角部の空気孔から尾筒に向かって噴出された冷却空気は、尾筒角部に沿って両脇に流れることになる。この空気流れはクロスフローと呼ばれており、角部に隣接する空気孔から噴射される噴流を尾筒に衝突させる効果を弱めて、インピンジ冷却性能を低下させることが考えられる。
本発明の目的は、ガスタービン燃焼器の尾筒フロースリーブに変形やクラックが発生することを抑制して尾筒フロースリーブの信頼性向上を図ると共に、尾筒の冷却特性向上を図ったガスタービン燃焼器を提供することにある。
本発明のガスタービン燃焼器は、燃料と空気の混合気を噴出する燃料ノズルと、燃料と空気の混合気を燃焼室で燃焼反応させる円筒状のライナと、前記ライナ内で発生した燃焼ガスをタービン翼に導く流路となる尾筒と、前記尾筒の外面を包み込む尾筒フロースリーブとを設けたガスタービン燃焼器において、前記尾筒フロースリーブの断面方向の角部となる領域を除いた尾筒フロースリーブの領域に、空気を尾筒フロースリーブの内部に導入する空気導入孔を複数個設け、前記空気導入孔が設けられる前記角部となる領域を除いた尾筒フロースリーブの領域とは、尾筒フロースリーブの最大横幅Wを基準にして前記尾筒フロースリーブの背側では尾筒フロースリーブの最大横幅Wに対して80%以上の領域X1、尾筒フロースリーブの腹側では最大横幅Wに対して60%以上の領域X3、尾筒フロースリーブの両側の側面では直線部の領域X2のそれぞれの領域であり、前記空気導入孔がこれらの領域X1、領域X2、及び領域X3にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
また本発明のガスタービン燃焼器は、燃料と空気の混合気を噴出する燃料ノズルと、燃料と空気の混合気を燃焼室で燃焼反応させる円筒状のライナと、前記ライナ内で発生した燃焼ガスをタービン翼に導く流路となる尾筒と、前記尾筒の外面を包み込む尾筒フロースリーブとを設けたガスタービン燃焼器において、前記尾筒フロースリーブの断面方向の角部となる領域に第1の空気導入孔を複数個設け、この尾筒フロースリーブの前記角部となる領域を除いた尾筒フロースリーブの領域に第2の空気導入孔を複数個設け、尾筒フロースリーブ断面の角部の領域に設けた前記第1の空気導入孔の直径を、前記角部となる領域を除いた尾筒フロースリーブの領域に設けた前記第2の空気導入孔の直径よりも小径となるように形成したことを特徴とする。
本発明によれば、ガスタービン燃焼器の尾筒フロースリーブに変形やクラックが発生することを抑制して尾筒フロースリーブの信頼性向上を図ると共に、尾筒の冷却特性向上を図ったガスタービン燃焼器
が実現できる。
本発明のガスタービン燃焼器が適用されるガスタービンの構成を示す概略図。 本発明の第1実施例であるガスタービン燃焼器の尾筒の構造を示す部分断面図。 図2に示した第1実施例のガスタービン燃焼器における尾筒のA−A方向断面図。 図2に示した本発明の第1実施例のガスタービン燃焼器における尾筒フロースリーブ単品を示す部分図。 中空の直方体形状の物体に外側から圧力が働いた際の変形の概要を示す模式図。 ガスタービン燃焼器の尾筒フロースリーブに外側から圧力が働いた際の変形の概要を示す模式図。 本発明の実施例であるガスタービン燃焼器の尾筒フロースリーブの形状を示したものであり、尾筒フロースリーブ外面部の曲率を規定した尾筒フロースリーブの模式図。 本発明の実施例であるガスタービン燃焼器の尾筒フロースリーブの形状を示したものであり、尾筒フロースリーブの横幅寸法を規定した尾筒フロースリーブの模式図。 ガスタービン燃焼器の尾筒フロースリーブの部分断面図を示したものであり、角部に空気孔を設けた場合の尾筒外面における空気流れを示す模式図。 本発明の第1実施例及び第2実施例であるガスタービン燃焼器の尾筒フロースリーブの部分断面図を示したものであり、角部に空気孔を設けていない場合の尾筒外面における空気流れを示す模式図。 本発明の第2実施例であるガスタービン燃焼器の尾筒の構造を示す部分断面図。 図11に示した第2実施例のガスタービン燃焼器における尾筒のB−B方向断面図。 図11に示した第2実施例のガスタービン燃焼器における尾筒フロースリーブ単品を示す部分図。
本発明の実施例であるガスタービン燃焼器について図面を引用して以下に説明する。
本発明の第1実施例であるガスタービン燃焼器について図1乃至図4を用いて説明する。
図1は本発明の第1実施例であるガスタービン燃焼器1が適用されるガスタービン装置の構成を示す概略図である。図1に示したように、空気圧縮機110で圧縮されて導入された高圧空気120は、ディフューザ130を経由して車室140に導入され、ガスタービン燃焼器1を構成する尾筒フロースリーブ10に設けられた空気導入孔20から、尾筒30と尾筒フロースリーブ10との間隙に流入する。
尾筒30と尾筒フロースリーブ10との間隙に流入した高圧空気120は、ライナ40とライナ外周の同心円上に配置されたライナフロースリーブ50との間隙を流れた後に流れを反転させ、燃料ノズル60から噴射される燃料と混合されて燃焼室70に噴出され、ライナ40の内部に形成された前記燃焼室70内で燃焼して火炎を形成して高温高圧の燃焼ガス80となる。
ガスタービン燃焼器1の燃焼室70内で生成された燃焼ガス80は、尾筒30を流下してタービン160に導入される。ガスタービン装置では、高温高圧の燃焼ガス80が断熱膨張する際に発生する仕事量をタービン160で軸回転力に転換することにより、タービン160に連結された発電機170から出力を得ている。
空気圧縮機110と発電機170は、タービン160と一つの軸で連結されている。但し、空気圧縮機110、タービン160、及び発電機170とは2軸以上の軸で連結した構成であってもよい。また、一般に火力発電所等で広く使用されているガスタービン装置は、タービン回転軸に対してガスタービン燃焼器1が放射状に複数缶配列された構成を採用している。
本発明の第1実施例であるガスタービン燃焼器1について図2乃至図4を用いて更に詳細に説明する。
図2乃至図4に示した本実施例のガスタービン燃焼器1の構造は、ガスタービン燃焼器1の燃焼室70を内側に形成する円筒状のライナ40と、このライナ40の外周側で該ライナと同心円上に配置された円筒状のライナフロースリーブ50と、ライナ40の下流側に設置される尾筒30と、尾筒30と所定の流路間隙を設けて該尾筒30を覆っている尾筒フロースリーブ10と、尾筒フロースリーブ10に設けた複数の空気孔20構成されている。
空気圧縮機110から吐出された空気は、尾筒フロースリーブ10に設けた空気孔20から導入され、その噴流が尾筒30に衝突することでガスタービン燃焼器1の燃焼室70で生成された高温の燃焼ガス80に曝された尾筒30の下流部をインピンジ冷却している。尾筒30の下流部をインピンジ冷却した空気は、その後、尾筒30の周囲を高速で流れることにより、尾筒30の本体部を対流冷却している。
本実施例のガスタービン燃焼器1の構造の特徴は、図2乃至図4に示す様に、尾筒フロースリーブ10に設けた空気孔20は、尾筒フロースリーブ10の角部11、12を除いた尾筒フロースリーブ10の全領域に設けたことにある。
図4に本実施例のガスタービン燃焼器1である尾筒フロースリーブ10の単品状態の出口部外観図を示すものであり、前記空気孔20は尾筒フロースリーブ10の角部11、12を除いた尾筒フロースリーブ10の全領域に亘って複数個設けた状態を示している。
ところで、ガスタービン燃焼器1の尾筒フロースリーブ10を製造する場合、一般的に尾筒フロースリーブ10は素材の平板をプレス加工して成型し製造しているが、尾筒フロースリーブ10に空気孔20を設ける際には、素材平板の段階で穴あけ加工する方式が良いとされている。
方法論としては尾筒フロースリーブ10をプレス成型した後に空気孔20の穴あけ加工をする方策もあるが、そのためには3次元的に動作する穴あけ加工機械が必要となり、穴加工のための位置や角度設定の段取りに時間を要するため加工時間が長くなるだけではなく、加工コスト的にも高くなる。更に空気孔20の穴あけ加工する際に、3次元形状の尾筒フロースリーブ10が変形しないように、尾筒フロースリーブ10に補強部材等を設置する必要性も考えられる。
以上の理由により、低コストで加工時間の短期化を図るためには、尾筒フロースリーブ10の素材平板の段階で空気孔20の穴あけ加工を実施してプレス成型する方策が良いとされている。
しかしながら、尾筒30および尾筒フロースリーブ10は、入口部が円形状で出口部が扇形状であり、出口部の四隅の角部では90度近い角度で曲げ加工される。板をプレスにより成型する際、曲げ加工部では素材板を引っ張る方向に力が働くため、穴加工された平板をプレスする際に尾筒フロースリーブ10の角部に設けられた空気孔20が引き伸ばされて変形する課題がある。この時、変形量が大きい場合には空気孔周囲にクラック(ひび割れ)が発生する可能性もある。
更にガスタービン装置を運転時に、尾筒フロースリーブ10の外側は内側よりも空気圧力が高いため、その内外圧力差により外側から内側に向かって尾筒フロースリーブ10を圧縮する方向に力が作用している。この時、特に尾筒フロースリーブ10の角部11、12に応力が集中する。
尾筒フロースリーブ10の角部11、12に応力が集中する理由について図5及び図6の模式図を用いて説明する。図5に示す様に、一般的に直方体形状の物体16が周囲から圧力15がかかると線17に示す様に変形する。この時、4つの頂点部(角部)の変形量が大きいことから、角部には大きな応力がかかることになる。
ガスタービン燃焼器1の尾筒フロースリーブ10に関しても同様であり、図6に示す様に尾筒フロースリーブ10の外側から圧力15がかかると、尾筒フロースリーブ10の実線で示す外表面線13が破線で示す外表面線14のように変形し、尾筒フロースリーブ10の角部11、12に曲げ方向の大きな応力がかかることになる。
このため尾筒フロースリーブ10の角部11、12に空気孔を設けた場合には、角部11、12の周囲の部材強度が低下し、ガスタービン装置の運転時の内外圧力差に起因する応力により尾筒フロースリーブ10本体が大きく塑性変形する可能性がある。
そこで、本実施例のガスタービン燃焼器1の尾筒フロースリーブ10においては、尾筒フロースリーブ10に設ける空気孔20を、尾筒フロースリーブ10の角部11、12の領域を除いた尾筒フロースリーブ10の全領域に亘って複数個配置することで、尾筒フロースリーブ10の製作時に空気孔20の変形やひび割れの発生を回避し、またガスタービン装置の運転時における尾筒フロースリーブ10の変形を防止することが可能である。
本実施例のガスタービン燃焼器1の尾筒フロースリーブ10に設ける空気孔20の設置領域を図7及び図8を用いて説明する。図7及び図8には尾筒フロースリーブ10の出口部断面に於ける外表面線13を表している。
図7に示す様に尾筒フロースリーブ10は、尾筒フロースリーブ10の外形形状を規定するそれぞれ曲率半径が異なる複数の曲率半径の領域によって形成されている。図7に示した尾筒フロースリーブ10では、尾筒フロースリーブ10の上側となる背側(以降では背側と表記)のL1の範囲では曲率半径がR1、尾筒フロースリーブ10の下側となる腹側(以降では腹側と表記)のL5の範囲では曲率半径がR3、尾筒フロースリーブ10の背側と側面との間となる背側角部のL2の範囲では曲率半径がR2、尾筒フロースリーブ10の腹側と側面との間となる腹側角部のL4の範囲では曲率半径がR2として、それぞれ形成されている。
本実施例のガスタービン燃焼器1に示す尾筒フロースリーブ10に空気孔20を設ける範囲としては、尾筒フロースリーブ10の外面部の形状を異なる値の曲率半径によって規定する複数の領域うち、曲率半径の値が他の領域の曲率半径よりも小さい値となる領域を除いた領域に設けることが望ましい。
図7用いて尾筒フロースリーブ10の外面部の形状を規定している異なる値の曲率半径について説明すると、曲率半径(R1、R2、R3)を比較するとR2がR1、R3よりも小さいため、R2の領域であるL2、L4を除いたL1、L3、L5の尾筒フロースリーブ10の領域に複数の空気孔20を設けることになる。
上記した曲率半径の違いによる方法以外に、図8に示す様に、尾筒フロースリーブ10の最大横幅Wを基準にして空気孔20の設置領域を定めても良い。例えば尾筒フロースリーブ10の背側は尾筒フロースリーブ10の最大横幅Wに対して80%以上の領域X1に、尾筒フロースリーブ10の腹側では最大横幅Wに対して60%以上の領域X3に、尾筒フロースリーブ10の両側の側面では、直線部である領域X2のそれぞれの領域に亘って、複数の空気孔20を設けるようにしても良い。
また本実施例のガスタービン燃焼器1では、尾筒フロースリーブ10の変形やひび割れを抑制するだけでなく、尾筒30の冷却特性向上を図ることも可能となる。
本実施例のガスタービン燃焼器1の尾筒30の外面における空気流れの模式図を図9及び図10に示す。図9及び図10は図3に示した尾筒フロースリーブ10の角部11付近を拡大した図である。
図9はガスタービン燃焼器1の尾筒フロースリーブ10の角部に空気孔22を設けた構造である。この構造では角部に設けた空気孔22から噴出された空気1が直角形状の尾筒30に衝突した後に、尾筒30の表面に沿って隣接する噴流2の方向に向かう流れとなり、噴流2の尾筒30表面に衝突する流れを阻害することになる。
ここで尾筒30は複数設けた空気孔20からの空気噴流3によりインピンジ冷却しているので、空気噴流が尾筒30の外表面に衝突しない場合にはインピンジ冷却性能が悪化することになる。このような噴流の流れを阻害する流れを一般にクロスフローと称しており、インピンジ冷却の性能悪化の一因となっている。
このため、図9に示した尾筒フロースリーブ10の構造では、尾筒30の角部周辺で噴流2が尾筒30の表面に衝突され難いためインピンジ冷却性能の悪化が懸念される。
そこで、本実施例のガスタービン燃焼器1の尾筒フロースリーブ10においては、図10に示すように尾筒フロースリーブ10の角部には空気孔を設けず、この尾筒フロースリーブ10の角部を除いた尾筒フロースリーブ10の領域に複数の空気孔20を設けるように構成したことから、尾筒フロースリーブ10の角部周辺に於けるクロスフローの発生を回避させることが可能であり、そのため尾筒30角部周辺の冷却性能の悪化を抑制することができる。
また尾筒30の角部においても角部両脇に設けた空気孔20から流入してくる大量の高速空気により対流冷却されるので、尾筒30部材が高温になることは無い。
また、尾筒フロースリーブ10の角部に空気孔を設けず、角部以外の尾筒フロースリーブ10の全領域に複数の空気孔20を設けることによって、角部以外の尾筒フロースリーブ10に多くの冷却空気を配分することが可能となるため、尾筒30全体の冷却性能が向上することになる。
本実施例によれば、ガスタービン燃焼器の尾筒フロースリーブに変形やクラックが発生することを抑制して尾筒フロースリーブの信頼性向上を図ると共に、尾筒の冷却特性向上を図ったガスタービン燃焼器が実現できる。
次に 本発明の第2実施例であるガスタービン燃焼器1について図11乃至図13を用いて説明する。本発明の第2実施例であるガスタービン燃焼器1は、図1乃至図4に示した第1実施例のガスタービン燃焼器1と基本的な構成は同じであるので、両者に共通した構成の説明は省略し、相違する部分について説明する。
図11乃至図13に示したように、本実施例のガスタービン燃焼器1においては、尾筒フロースリーブ10の角部11,12に、この角部11、12以外の他の領域の空気孔20よりも直径の小さい空気孔21を設けたことにある。
図13には尾筒フロースリーブ10の角部11に、この角部11以外の他の領域の空気孔20よりも直径の小さい空気孔21を設けた尾筒フロースリーブ10の単品状態の出口部外観図を示す。
図11乃至図13に示した本実施例のガスタービン燃焼器1は、燃焼ガス温度の上昇等により尾筒30の角部の冷却性能を更に向上させる必要のある場合に適用する方策である。
尾筒フロースリーブ10の角部11、12に空気孔を設けると、プレス曲げ加工時の空気孔の変形や、ガスタービン運転時の部材強度低下による尾筒フロースリーブ10の変形が懸念されるが、空気孔21の直径を他の空気孔20よりも小さくすることで、上記変形を極力低減させている。
本実施例によれば、ガスタービン燃焼器の尾筒フロースリーブに変形やクラックが発生することを抑制して尾筒フロースリーブの信頼性向上を図ると共に、尾筒の冷却特性向上を図ったガスタービン燃焼器が実現できる。
本発明は燃焼器の尾筒に尾筒フロースリーブを備えたガスタービン燃焼器に適用可能である。
1:ガスタービン燃焼器、10:尾筒フロースリーブ、11,12:尾筒フロースリーブ角部、13:尾筒フロースリーブ外表面線、20:空気導入孔、21:小径空気導入孔、30:尾筒、40:ライナ、50:ライナフロースリーブ、60:燃料ノズル、70:燃焼室、80:高温燃焼ガス流、110:空気圧縮機、120:高圧空気、130:ディフューザ、140:車室、150:ケーシング、160:タービン、170:発電機、180:燃料系統、L1〜L5,X1〜X3,W:尾筒フロースリーブの領域、R1〜R3:尾筒フロースリーブの曲率半径。

Claims (3)

  1. 燃料と空気の混合気を噴出する燃料ノズルと、燃料と空気の混合気を燃焼室で燃焼反応させる円筒状のライナと、前記ライナ内で発生した燃焼ガスをタービン翼に導く流路となる尾筒と、前記尾筒の外面を包み込む尾筒フロースリーブとを設けたガスタービン燃焼器において、
    前記尾筒フロースリーブの断面方向の角部となる領域を除いた尾筒フロースリーブの領域に、空気を尾筒フロースリーブの内部に導入する空気導入孔を複数個設け
    前記空気導入孔が設けられる前記角部となる領域を除いた尾筒フロースリーブの領域とは、尾筒フロースリーブの最大横幅Wを基準にして前記尾筒フロースリーブの背側では尾筒フロースリーブの最大横幅Wに対して80%以上の領域X1、尾筒フロースリーブの腹側では最大横幅Wに対して60%以上の領域X3、尾筒フロースリーブの両側の側面では直線部の領域X2のそれぞれの領域であり、前記空気導入孔がこれらの領域X1、領域X2、及び領域X3にそれぞれ設けられていることを特徴とするガスタービン燃焼器。
  2. 燃料と空気の混合気を噴出する燃料ノズルと、燃料と空気の混合気を燃焼室で燃焼反応させる円筒状のライナと、前記ライナ内で発生した燃焼ガスをタービン翼に導く流路となる尾筒と、前記尾筒の外面を包み込む尾筒フロースリーブとを設けたガスタービン燃焼器において、
    前記尾筒フロースリーブの断面方向の角部となる領域に第1の空気導入孔を複数個設け、この尾筒フロースリーブの前記角部となる領域を除いた尾筒フロースリーブの領域に第2の空気導入孔を複数個設け、
    尾筒フロースリーブ断面の角部の領域に設けた前記第1の空気導入孔の直径を、前記角部となる領域を除いた尾筒フロースリーブの領域に設けた前記第2の空気導入孔の直径よりも小径となるように形成したことを特徴とするガスタービン燃焼器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のガスタービン燃焼器において、
    尾筒フロースリーブ断面の角部とは、前記尾筒フロースリーブの外面部を構成し、異なる曲率半径によってその形状が規定される複数の領域のうち、尾筒フロースリーブの背側及び腹側の形状をそれぞれ規定する曲率半径よりも小さい曲率半径によって、その形状が規定される領域であることを特徴とするガスタービン燃焼器。
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