JP5572220B2 - 断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うmacpduを伝送する方法及び装置 - Google Patents

断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うmacpduを伝送する方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5572220B2
JP5572220B2 JP2012539810A JP2012539810A JP5572220B2 JP 5572220 B2 JP5572220 B2 JP 5572220B2 JP 2012539810 A JP2012539810 A JP 2012539810A JP 2012539810 A JP2012539810 A JP 2012539810A JP 5572220 B2 JP5572220 B2 JP 5572220B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
header
mac
field
extension header
feh
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012539810A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013511885A (ja
JP2013511885A5 (ja
Inventor
ジョン キ キム,
ヨン ス ユク,
ヨン ホ キム,
キ ソン リュ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Electronics Inc
Original Assignee
LG Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LG Electronics Inc filed Critical LG Electronics Inc
Publication of JP2013511885A publication Critical patent/JP2013511885A/ja
Publication of JP2013511885A5 publication Critical patent/JP2013511885A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5572220B2 publication Critical patent/JP5572220B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/06Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information
    • H04W28/065Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information using assembly or disassembly of packets

Description

本発明は、移動通信システムに関するもので、具体的には、断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うMAC PDU(Medium Access Control Protocol Data Unit)を構成する方法及びその装置に関するものである。
インターネットを基盤とする通信システムは、一般に5階層からなるプロトコルスタック(Protocol Stack)で構成されており、各プロトコル階層の構成は図1に示す通りである。
図1は、一般に使用されるインターネットプロトコルスタックの一例を示す図である。
図1を参照すると、インターネットプロトコルスタックは、最上位階層としての応用階層、伝送階層、ネットワーク階層、リンク階層及び物理階層の順に構成される。応用階層は、FTP(File Transfer Protocol)/HTTP(Hypertext Transfer Protocol)/TCP(Transmission Control Protocol)/UDP(User Datagram Protocol)などのネットワークアプリケーションをサポートするための階層である。伝送階層は、TCP/UDPプロトコルを使用してホスト間のデータ伝送機能を担当する階層で、ネットワーク階層は、伝送階層とIPプロトコルを通したソースから目的地へのデータ伝送経路設定を行う階層である。リンク階層は、PPP/イーサネット(登録商標)プロトコルなどを通して周辺ネットワーク個体間のデータ伝送及び媒体接続制御(Medium Access Control:MAC)を担当する階層で、物理階層は、有線又は無線媒体を用いたデータのビット単位の伝送を行う最下位階層である。
図2は、一般的に使用されるデータ伝送のための各階層の動作を示した図である。
図2を参照すると、送信側の伝送階層では、上位階層である応用階層から受信したメッセージペイロード(Payload、M)にヘッダー情報(H)を追加することによって新しいデータユニットを生成する。伝送階層は、これを再び下位階層であるネットワーク階層に伝送する。ネットワーク階層では、伝送階層から受信したデータにネットワーク階層で使用されるヘッダー情報(Hn)を追加することによって新しいデータユニットを生成し、これを再び下位階層であるリンク階層に伝送する。
リンク階層では、上位階層から受信したデータにリンク階層で使用するヘッダー情報(Hl)を追加することによって新しいデータユニットを生成し、これを再び下位階層である物理階層に伝送する。物理階層は、リンク階層から受信したデータユニットを受信側に伝送する。
受信側の物理階層は、送信側からデータユニットを受信し、自分の上位階層であるリンク階層にデータユニットを送信する。受信側では、各階層別に追加されたヘッダーを処理し、ヘッダーを除去したメッセージペイロードMを上位階層に伝送する。このような過程を通して伝送側と受信側との間のデータ送受信が行われる。
図2に示すように、送信側と受信側との間のデータ送受信のために、各階層では、プロトコルヘッダーを追加し、データアドレッシング、ルーティング、フォワーディング及びデータ再伝送などの制御機能を行う。
図3は、一般的に使用されるIEEE 802.16システム基盤の無線移動通信システムで定義するプロトコル階層モデルを示す。
図3を参照すると、リンク階層に属するMAC階層は、3個の副階層で構成することができる。まず、サービス指定収斂副階層(Service―Specific Convergence Sublayer:Service―Specific CS)は、収斂副階層サービスアクセスポイント(CS SAP:Convergence Sublayer Service Access Point)を通して受信された外部ネットワークのデータをMAC共通部副階層(Common Part Sublayer:CPS)の各MAC SDU(Service Data Unit)に変形又はマッピングさせることができる。この階層では、外部ネットワークの各SDUを区分した後、該当するMACサービスフロー識別子(SFID:Service Flow IDentifier)と連結識別子(CID:Connection Identifier)とを関連させる機能を含むことができる。
次に、MAC CPSは、システムアクセス、帯域幅割り当て、連結設定及び管理のようなMACの核心的な機能を提供する階層であって、MAC SAPを通して多様なCSから特定のMAC連結によって分類されたデータを受信する。このとき、物理階層を通したデータ伝送とスケジューリングにQoS(Quality of Service)を適用することができる。
また、暗号化副階層(Security Sublayer)は、認証、保安キー交換及び暗号化機能を提供することができる。
MAC階層は、連結指向型(connection―oriented)サービスであって、伝送連結(transport connection)の概念で具現される。システムに端末が登録されるとき、サービスフローを端末とシステムとの間の交渉によって規定することができる。サービス要求が変更されると、新しい連結を設定することができる。ここで、伝送連結は、MAC及びサービスフローを用いる同位収斂(peer convergence)プロセス間のマッピングを定義し、サービスフローは、該当の連結で交換されるMAC PDUの各QoSパラメーターを定義する。
伝送連結上のサービスフローは、MACプロトコルの運営において核心的な役割を行い、アップリンク及びダウンリンクのQoS管理のためのメカニズムを提供する。特に、各サービスフローは、帯域幅割り当て過程と結合することができる。
一般的なIEEE 802.16システムで、端末は、無線インターフェースごとに48ビット長さの汎用(universal)MAC住所を有することができる。この住所は、端末の無線インターフェースを唯一に定義し、初期レンジング過程の間に端末の接続を設定するために使用することができる。そして、基地局は、各端末をそれらの互いに異なる識別子(ID)で検証するので、汎用MAC住所は認証プロセスの一部としても使用することができる。
それぞれの連結は、16ビット長さの連結識別子(CID:Connection IDentifier)によって識別することができる。端末の初期化が進行される間、管理連結(management connection)の2個のペア(アップリンク及びダウンリンク)を端末と基地局との間に設定し、管理連結まで含んで3個のペアを選択的に使用することができる。
上述した階層構造下での送信端と受信端のデータ交換のために、各媒体接続制御サービスデータユニット(MAC SDU:Medium Access Control Service data unit)を伝送する場合を仮定する。このとき、MAC SDUは、媒体接続制御プロトコルデータユニット(MAC PDU:Medium Access Control Packet Data Unit)に加工される。このようなMAC PDUを生成するために、基地局や端末はMAC PDUにMACヘッダーを含ませることができる。
一般に伝送しようとするパケットに対して断片化、パッキング又は自動再伝送要請(Automatic Retransmit reQuest:ARQ)を適用する場合、該当のMAC PDUにそれと関連した情報を含ませるために、各拡張ヘッダーのうち断片化パッキング拡張ヘッダーを使用することができる。
このとき、音声パケット(VoIP:Voice over Internet Protocol)のような一定周期で生成され、固定された小さい大きさを有するデータに対しては圧縮MACヘッダー(CMH:Compact MAC header)を使用し、断片化又はパッキングを適用せずに伝送することが一般的である。
ただし、チャンネル状況が良くない場合は、VoIPのようなパケットに対しても断片化を適用して伝送できるが、このとき、一般的に断片化、パッキング及びシーケンスナンバーに関する情報を全て含む断片化パッキング拡張ヘッダーを使用する場合、ヘッダーオーバーヘッドが大きくなるという問題が発生する。
したがって、本発明は、伝送しようとするパケットの種類又は伝送方式に従って必要な情報のみを含む効率的な断片化パッキング拡張ヘッダーを構成する方法及びこれを使用して信号を伝送する方法を提案しようとする。
本発明で達成しようとする各技術的課題は、以上言及した技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、下記の記載から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解されるだろう。
上述した課題を解決するための本発明の一実施例に係る送信端でデータを伝送する方法は、分割されたデータ及び前記の分割されたデータを伝送するための断片化パッキング拡張ヘッダー(Fragmentation and Packing Extended Header:FPEH)を含む媒体接続制御プロトコルデータユニット(Medium Access Control Protocol Data Unit:MAC PDU)を構成すること、及び前記の構成されたMAC PDUを受信端に伝送することを含む。
望ましくは、前記断片化パッキング拡張ヘッダーは、拡張ヘッダーのタイプを示す拡張ヘッダータイプフィールド、及び前記の分割されたデータに関する情報を含む断片化制御フィールドを含むことができる。
前記データが所定の固定された大きさ及び所定周期によって生成されるパケットである場合、前記MAC PDUに含まれるMACヘッダーは、前記データを伝送するための圧縮MACヘッダー(extended Compact MAC Header)を含むことができる。
このとき、本発明の一実施例に係る前記断片化パッキング拡張ヘッダーは1バイトであり、前記断片化パッキング拡張ヘッダーは、4ビットの前記拡張ヘッダータイプフィールド及び2ビットの前記断片化制御フィールドのみを含むことができる。
望ましくは、前記圧縮MACヘッダーは、前記MAC PDU伝送に使用するサービスフロー識別子(Flow ID)を含むフロー識別子フィールド、前記MAC PDUに拡張ヘッダーが含まれるかどうかを示す拡張ヘッダー存在指示子フィールド、前記MAC PDUの長さ情報を含む長さフィールド、及び前記MAC PDUのシーケンスナンバーを示す第1のシーケンスナンバーフィールドのうち少なくとも一つを含むことができる。
前記MAC PDUに含まれるMACヘッダーが発展した一般MACヘッダー(Advanced Generic MAC Header)である場合、前記断片化パッキング拡張ヘッダーは、前記MAC PDUのシーケンスナンバーを示す第2のシーケンスナンバーフィールド、自動再伝送要請(Automatic Repeat reQuest:ARQ)によって伝送されたデータに対するフィードバック情報が含まれるかどうかを示すARQフィードバックポール(ARQ Feedback Poll:AFP)フィールド、及びARQ再配列可否を示す再配列情報指示子(Re―arrangement information Indicator:RI)フィールドのうち少なくとも一つを含むことができる。
このとき、前記RIフィールドの前記再配列情報指示子がARQ再配列を指示する場合、前記断片化パッキング拡張ヘッダーは、前記MAC PDUに最後のARQサブブロックが含まれたかどうかを指示する最後のARQサブブロック指示子フィールド(Last ARQ Sub―block Indicator:LSI)、及び1番目のARQサブブロックのサブシーケンスナンバーを示すサブシーケンスナンバーフィールド(Sub―Sequence Number:SSN)をさらに含むことができる。
本発明の一実施例に係る前記断片化パッキング拡張ヘッダーは、分割されていないデータ又は前記の分割されたデータの長さ情報を示す長さフィールドを選択的に含むことができる。
本発明の一実施例によって、前記MAC PDUに一つ以上の拡張ヘッダーで構成される拡張ヘッダーグループが含まれる場合、前記MAC PDUは、前記拡張ヘッダーグループの長さを示す拡張ヘッダーグループ長さフィールドをさらに含むことができる。
上述した課題を解決するための本発明の他の実施例に係る受信端でデータを受信する方法は、分割されたデータ及び前記の分割されたデータを伝送するための断片化パッキング拡張ヘッダー(Fragmentation and Packing Extended Header:FPEH)を含む媒体接続制御プロトコルデータユニット(Medium Access Control Protocol Data Unit:MAC PDU)を受信すること、及び前記の受信したMAC PDUをデコーディングすることを含む。
上述した課題を解決するための本発明の更に他の実施例に係るデータを伝送する送信装置は、媒体接続制御プロトコルデータユニット(Medium Access Control Protocol Data Unit:MAC PDU)を構成するためのプロセッサ及び前記MAC PDUを伝送するための送信モジュールを含み、前記プロセッサは、分割されたデータ及び前記の分割されたデータを伝送するための断片化パッキング拡張ヘッダーを含む前記MAC PDUを構成し、前記の構成されたMAC PDUを前記送信モジュールを通して受信装置に伝送するように行うことができる。
上述した課題を解決するための本発明の更に他の実施例に係るデータを受信する受信装置は、媒体接続制御プロトコルデータユニット(Medium Access Control Protocol Data Unit:MAC PDU)を受信するための受信モジュール、及び前記の受信した前記MAC PDUに対する信号処理動作を行うプロセッサを含み、前記MAC PDUは、分割されたデータ及び前記の分割されたデータを伝送するための断片化パッキング拡張ヘッダーを含むことができる。
前記各実施形態は、本発明の好適な各実施例のうち一部に過ぎなく、本願発明の技術的特徴が反映された多様な実施例は、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば、以下で説明する本発明の詳細な説明に基づいて導出して理解できるだろう。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
送信端でデータを伝送する方法において、
分割されたデータ及び前記の分割されたデータを伝送するための断片化拡張ヘッダー(Fragmentation Extended Header:FEH)又はパッキング拡張ヘッダー(Packing Extended Header:PEH)を含む媒体接続制御プロトコルデータユニット(Medium Access Control Protocol Data Unit:MAC PDU)を構成すること;及び
前記の構成されたMAC PDUを受信端に伝送することを含み、
前記断片化拡張ヘッダー又はパッキング拡張ヘッダは、拡張ヘッダーのタイプを示す拡張ヘッダータイプフィールド及び前記の分割されたデータに関する情報を含む断片化制御フィールドを含む、データ伝送方法。
(項目2)
前記データが所定の固定された大きさ及び所定周期によって生成されるパケットである場合、
前記MAC PDUに含まれるMACヘッダーは前記データを伝送するためのショート―パケットMACヘッダー(Short―packet MAC Header:SPMH)を含む、項目1に記載のデータ伝送方法。
(項目3)
前記ショート―パケットMACヘッダーは、前記MAC PDU伝送に使用するサービスフロー識別子(Flow ID)を含むフロー識別子フィールド、前記MAC PDUに拡張ヘッダーが含まれるかどうかを示す拡張ヘッダー存在指示子フィールド、前記MAC PDUの長さ情報を含む長さフィールド、及び前記MAC PDUのシーケンスナンバーを示す第1のシーケンスナンバーフィールドのうち少なくとも一つを含む、項目2に記載のデータ伝送方法。
(項目4)
前記断片化拡張ヘッダーは1バイトで、
前記断片化拡張ヘッダーは、4ビットの前記拡張ヘッダータイプフィールド及び2ビットの前記断片化制御フィールドのみを含む、項目2に記載のデータ伝送方法。
(項目5)
前記MAC PDUに含まれるMACヘッダーが発展した一般MACヘッダー(Advanced Generic MAC Header:AGMH)である場合、
前記断片化拡張ヘッダーは、前記MAC PDUのシーケンスナンバーを示す第2のシーケンスナンバーフィールドをさらに含む、項目1に記載のデータ伝送方法。
(項目6)
前記MAC PDUのMACヘッダーが発展した一般MACヘッダー(Advanced Generic MAC Header:AGMH)であるとき、前記パッキング拡張ヘッダーが前記MAC PDUに含まれ、
前記パッキング拡張ヘッダーは、前記MAC PDUのシーケンスナンバーを示す第2のシーケンスナンバーフィールド、分割されていないデータ又は前記の分割されたデータの長さ情報を示す長さフィールド、及び他の情報が含まれるかどうかを示すフィールドをさらに含む、項目1に記載のデータ伝送方法。
(項目7)
前記MAC PDUに一つ以上の拡張ヘッダーで構成される拡張ヘッダーグループが含まれる場合、
前記MAC PDUは、前記拡張ヘッダーグループの長さを示す拡張ヘッダーグループフィールドをさらに含む、項目1に記載のデータ伝送方法。
(項目8)
受信端でデータを受信する方法において、
分割されたデータ及び前記の分割されたデータを伝送するための断片化拡張ヘッダー(Fragmentation Extended Header:FEH)及びパッキング拡張ヘッダー(Packing Extended Header:PEH)を含む媒体接続制御プロトコルデータユニット(Medium Access Control Protocol Data Unit:MAC PDU)を受信すること;及び
前記の受信したMAC PDUをデコーディングすることを含み、
前記断片化拡張ヘッダー又はパッキング拡張ヘッダーは、拡張ヘッダーのタイプを示す拡張ヘッダータイプフィールド、及び前記の分割されたデータに関する情報を含む断片化制御フィールドを含む、データ受信方法。
(項目9)
前記データが所定の固定された大きさ及び所定周期によって生成されるパケットである場合、
前記MAC PDUに含まれるMACヘッダーは、前記データを伝送するためのショート―パケットMACヘッダー(Short―packet MAC Header:SPMH)を含む、項目8に記載のデータ受信方法。
(項目10)
前記断片化拡張ヘッダーは1バイトであり、
前記断片化拡張ヘッダーは、4ビットの前記拡張ヘッダータイプフィールド及び2ビットの前記断片化制御フィールドのみを含む、項目9に記載のデータ受信方法。
(項目11)
前記ショート―パケットMACヘッダーは、前記MAC PDU伝送に使用するサービスフロー識別子(Flow ID)を含むフロー識別子フィールド、前記MAC PDUに拡張ヘッダーが含まれるかどうかを示す拡張ヘッダー存在指示子フィールド、前記MAC PDUの長さ情報を含む長さフィールド、及び前記MAC PDUのシーケンスナンバーを示す第1のシーケンスナンバーフィールドのうち少なくとも一つを含む、項目9に記載のデータ受信方法。
(項目12)
前記MAC PDUに含まれるMACヘッダーが発展した一般MACヘッダー(Advanced Generic MAC Header:AGMH)である場合、
前記断片化拡張ヘッダーは、前記MAC PDUのシーケンスナンバーを示す第2のシーケンスナンバーフィールドをさらに含む、項目8に記載のデータ受信方法。
(項目13)
前記MAC PDUのMACヘッダーが発展した一般MACヘッダー(Advanced Generic MAC Header:AGMH)であるとき、前記パッキング拡張ヘッダーが前記MAC PDUに含まれ、
前記パッキング拡張ヘッダーは、前記MAC PDUのシーケンスナンバーを示す第2のシーケンスナンバーフィールド、分割されていないデータ又は前記の分割されたデータの長さ情報を示す長さフィールド、及び他の情報が含まれるかどうかを示すフィールドをさらに含む、項目8に記載のデータ受信方法。
(項目14)
前記MAC PDUに一つ以上の拡張ヘッダーで構成される拡張ヘッダーグループが含まれる場合、
前記MAC PDUは、前記拡張ヘッダーグループの長さを示す拡張ヘッダーグループフィールドをさらに含む、項目8に記載のデータ受信方法。
(項目15)
データを伝送する送信装置において、
媒体接続制御プロトコルデータユニット(Medium Access Control Protocol Data Unit:MAC PDU)を構成するためのプロセッサ;及び
前記MAC PDUを伝送するための送信モジュールを含み、
前記プロセッサは、分割されたデータ及び前記の分割されたデータを伝送するための断片化拡張ヘッダー(Fragmentation Extended Header:FEH)又はパッキング拡張ヘッダー(Packing Extended Header:PEH)を含む前記MAC PDUを構成し、前記の構成されたMAC PDUを前記送信モジュールを通して受信装置に伝送するように制御し、
前記断片化拡張ヘッダー又はパッキング拡張ヘッダーは、拡張ヘッダーのタイプを指示する拡張ヘッダータイプフィールド及び前記の分割されたデータに関する情報を含む断片化制御フィールドを含む、送信装置。
(項目16)
データを受信する受信装置において、
媒体接続制御プロトコルデータユニット(Medium Access Control Protocol Data Unit:MAC PDU)を受信するための受信モジュール;及び
前記の受信した前記MAC PDUに対する信号処理動作を行うプロセッサを含み、
前記MAC PDUは、分割されたデータ及び前記の分割されたデータを伝送するための断片化拡張ヘッダー(Fragmentation Extended Header:FEH)及びパッキング拡張ヘッダー(Packing Extended Header:PEH)を含み、
前記断片化拡張ヘッダー又はパッキング拡張ヘッダーは、拡張ヘッダーのタイプを指示する拡張ヘッダータイプフィールド及び前記の分割されたデータに関する情報を含む断片化制御フィールドを含む、受信装置。
本発明の各実施例によると、伝送しようとするパケットの種類又は伝送方式に従って必要な情報のみを含む効率的な断片化パッキング拡張ヘッダーを構成することができる。
また、効率的な断片化パッキング拡張ヘッダーを構成することによって、ヘッダーオーバーヘッドの減少及び伝送電力の減少などの効果を発生させることができる。
本発明で得られる効果は、以上言及した各効果に制限されず、言及していない他の効果は、下記の記載から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解されるだろう。
一般的に使用されるインターネットプロトコルスタックの一例を示す図である。 一般的に使用されるデータ伝送のための各階層の動作を示す図である。 一般的なIEEE 802.16システムの階層構造を示す図である。 IEEE 802.16システムで使用される連結とサービスフロー(SF:Service Flow)を示す図である。 一般的に使用されるIEEE 802.16システム基盤の無線MAN移動通信システムで定義するMAC PDU(MAC Protocol Data Unit)形態の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る拡張された圧縮MACヘッダー構造を使用するMAC PDUの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うMAC PDUの一例を示す図である。 本発明の他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うMAC PDUの他の例を示す図である。 本発明の更に他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うMAC PDUの更に他の例を示す図である。 本発明の一実施例に係る拡張ヘッダーグループ構造の一例を示す図である。 本発明の更に他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うMAC PDUの更に他の例を示す図である。 本発明の更に他の実施例に係る送信装置でのMAC PDU生成部構造の一例を示す図である。 本発明の更に他の実施例として、上述した本発明の各実施例を行える端末及び基地局を説明するためのブロック構成図である。
本発明は、無線通信システムでの効率的なデータ伝送のための各MACヘッダーを開示する。
以下の各実施例は、本発明の各構成要素と各特徴を所定形態で結合したものである。各構成要素又は特徴は、別途の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮することができる。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合されない形態で実施することができる。また、一部の構成要素及び/又は各特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の各実施例で説明する各動作の順序は変更可能である。一つの実施例の一部の構成や特徴は、他の実施例に含ませたり、又は他の実施例の対応する構成又は特徴に取り替えることができる。
図面に対する説明において、本発明の要旨を不明瞭にするおそれがある手順又は段階などは記述しておらず、当業者の水準で理解可能な程度の手順又は段階も記述していない。
本明細書で、本発明の各実施例は、基地局と端末との間のデータ送受信関係を中心に説明した。ここで、基地局は、端末と直接通信を行うネットワークの終端ノードとしての意味を有する。本文書で基地局によって行われると説明した特定の動作は、場合に応じては基地局の上位ノードによって行うこともできる。
すなわち、基地局を含む多数のネットワークノードからなるネットワークで端末との通信のために行われる多様な動作は、基地局又は基地局以外の他のネットワークノードによって行うことができる。このとき、「基地局」は、固定局、Node B、eNode B(eNB)、アクセスポイントなどの用語に取り替えることができる。また、「端末(MS:Mobile Station)」は、UE(User Equipment)、SS(Subscriber Station)、MSS(Mobile Subscriber Station)、移動端末(Mobile Terminal)又は端末などの用語に取り替えることができる。
また、送信端は、データサービス又は音声サービスを提供する固定及び/又は移動ノードを意味し、受信端は、データサービス又は音声サービスを受信する固定及び/又は移動ノードを意味する。したがって、アップリンクでは端末が送信端になり、基地局が受信端になり得る。同様に、ダウンリンクでは端末が受信端になり、基地局が送信端になり得る。
本発明の各実施例は、無線接続システムであるIEEE 802システム、3GPPシステム、3GPP LTEシステム及び3GPP2システムのうち少なくとも一つに開示された各標準文書によって裏付けることができる。すなわち、本発明の各実施例のうち本発明の技術的思想を明確に表すために説明していない各段階又は各部分は、前記各文書によって裏付けることができる。また、本文書で開示している全ての用語は、前記標準文書によって説明することができる。
特に、本発明の各実施例は、IEEE 802.16システムの標準文書であるP802.16―2004、P802.16e―2005、及びP802.16m文書のうち一つ以上によって裏付けることができる。
以下、本発明に係る好適な実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。添付の図面と共に以下で開示する詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのものであって、本発明が実施され得る唯一の実施形態を示すためのものではない。
また、本発明の各実施例で使用される特定の用語は、本発明の理解を促進するために提供されたものであって、このような特定の用語の使用は、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で他の形態に変更することができる。
図4は、IEEE 802.16システムで使用される連結とサービスフロー(Service Flow:SF)を示す図である。
図4に示すように、MAC階層の論理的連結は、上位サービスフロー(SF)に対するQoSを提供するために、SFをQoSパラメーターが定義された論理連結とマッピングさせる。また、論理的連結は、該当の連結に対するデータ伝送のための適切なスケジューリングを通してMAC階層でのQoSを提供するために定義される。MAC階層で定義される連結の種類には、MAC階層で端末の管理のために端末別に割り当てる管理連結(Management Connection)と、上位サービスデータ伝送のためにサービスフローとマッピングされる伝送連結とがある。
図5は、IEEE 802.16システム基盤の無線MAN移動通信システムで定義するMAC PDU(MAC Protocol Data Unit)形態の一例を示す図である。
一般に、第2の階層以下のリンク階層(すなわち、Link layer又はMAC layer)と物理階層(Physical layer)では、LAN、Wireless LAN、3GPP/3GPP2又はWireless MANなどの各システムによるプロトコルによってMAC PDUのヘッダーフォーマットが異なる形で定義される。MACヘッダーは、リンク階層での各ノード間のデータ伝達のためにノードのMAC住所又はリンク住所を含み、ヘッダーエラー検査及びリンク階層制御情報を含むことができる。
図5を参照すると、それぞれのMAC PDUは、一定の長さのMACヘッダーから開始される。MACヘッダーはMAC PDUのペイロードの前に位置する。MAC PDUは、一つ以上の拡張ヘッダーを含むことができ、拡張ヘッダーはMACヘッダーの後に位置し、拡張ヘッダーが含まれる場合、ペイロードは、暗号化された状態でMACヘッダー及び一つ以上の拡張ヘッダーで構成されたヘッダー部分の後に位置する。
MAC PDUのペイロードは、サブヘッダー、MAC SDU及び分割されたMAC SDUを含むことができる。一つのMAC SDU又はMAC PDUをそれより小さい単位で多数のサブMAC SDU又はサブMAC PDUに分割することを断片化過程(Fragmentation)といい、分割された各データを断片(Fragment)という。そして、可変的なバイト数量を表現するために、ペイロード情報の長さを変更することもできる。これによって、MAC副階層は、メッセージのフォーマットやビットパターンを認識せずにも上位階層の多様なトラフィックタイプを伝送することができる。
図5に示していないが、MAC PDUには、エラー検出のための巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check:CRC)を含ませることができる。
MACヘッダーは、大きく三つのタイプを有し、発展した一般MACヘッダー(Advenced generic MAC header:AGMH)、VoIPのようなアプリケーションをサポートするための圧縮MACヘッダー(Compact MAC Header:CMH)及び帯域幅要請などの制御のためのMACシグナリングヘッダー(MAC signaling header)に区分することができる。このとき、発展した一般MACヘッダー及び圧縮MACヘッダーは、ヘッダーの後にペイロードを伴う一方、MACシグナリングヘッダーは、ヘッダーの後にペイロードを伴わない。
発展した一般MACヘッダーは、MAC制御メッセージ及び収斂階層(CS)のデータを含むDL/UL MAC PDUの開始部分に位置する。
表1は、IEEE 802.16システムを基盤とする無線通信システムで使用される発展した一般MACヘッダー構造の一例を示すものである。
表1を参照すると、発展した一般MACヘッダーは、前記MACヘッダーが発展した一般MACヘッダーであることを示すサービスのフロー識別子を含むフロー識別子フィールド(Flow ID)、MAC PDUへの拡張ヘッダーの存在有無を示す拡張ヘッダー存在指示子フィールド(Extended Headet presence indicator)及びMAC PDUの長さ情報を含む長さフィールド(Length)を含む。拡張ヘッダー存在指示子フィールドに1ビットが割り当てられる場合、該当のフィールドが「1」に設定されると拡張ヘッダーが含まれることを示し、該当のフィールドが「0」に設定されると、拡張ヘッダーが含まれないことを示す。長さフィールドは、拡張ヘッダーが存在する場合、拡張ヘッダーを含むMAC PDUの長さ情報を示し、バイト単位で表示され、長さフィールドに11ビットが割り当てられる。表1を参照すると、発展した一般MACヘッダーは、4ビットのフロー識別子フィールド、1ビットの拡張ヘッダー存在指示フィールド及び11ビットの長さフィールドを含み、全体を2バイトで構成することができる。
圧縮MACヘッダー(CMH)は、VoIPのように所定周期で一定の大きさ以下で生成され、自動再伝送要請(ARQ:Automatic Retransmission reQuest)を適用しないアプリケーションをサポートするMACヘッダーである。
表2は、IEEE 802.16システムを基盤とする無線通信システムで使用される圧縮MACヘッダー構造の一例を示すものである。
表2を参照すると、圧縮MACヘッダーは、1ビットの拡張ヘッダー存在有無を指示する拡張ヘッダー存在指示子フィールド(Extended Header presence indicator)、及び7ビットの圧縮MACヘッダーを含むMAC PDUの長さを指示する長さフィールド(Length)を含み、1バイト大きさのヘッダー構造を有する。
圧縮MACヘッダーは、資源割り当て時に所定周期で一定の位置に資源を割り当てる持続的資源割り当てや、一つ以上の端末を含むグループに対して資源を割り当てるグループ資源割り当てのように、基地局と端末が既に交渉した資源割り当て位置で使用されるヘッダーである。持続的資源割り当てやグループ資源割り当ては、VoIPのように所定周期で生成される一定の大きさ以下のパケットに対して使用される。
すなわち、圧縮MACヘッダーは、VoIPのように所定周期で生成される小さいパケットに対して使用されるので、受信側では、該当のMAC PDUが伝送されたフローの識別子でない該当のデータを通して該当のMAC PDUに含まれたMACヘッダーの種類を把握することができる。
したがって、圧縮MACヘッダーは、一般MACヘッダーとは異なって、フロー識別子を含むフロー識別子フィールド(Flow ID)を含んでおらず、発展した一般MACヘッダーとは異なって7ビットの長さフィールドを含むことができる。
上述した発展した一般MACヘッダー及び圧縮MACヘッダーのいすれにおいても、ヘッダーの後に一つ以上の拡張ヘッダーを伴うことができ、該当のMAC PDUがペイロードを含む場合、拡張ヘッダーはペイロードの前に挿入される。
拡張ヘッダーは、MAC PDUでMACヘッダーの後に挿入されるサブヘッダーであって、拡張サブヘッダーと同じ意味を有する。一般に、MAC PDUに一つ以上の拡張ヘッダーが含まれるかどうかは、MACヘッダーの拡張ヘッダー存在指示子フィールドを通して受信側に知らせることができる。
表3は、IEEE 802.16システムを基盤とする無線通信システムで使用される拡張ヘッダーの一例を示すものである。
表3を参照すると、拡張ヘッダーは、該当の拡張ヘッダーの後に他の一つ以上の拡張ヘッダーが存在するかどうかを指示する拡張ヘッダー指示フィールド(Last)、該当の拡張ヘッダーのタイプを指示する拡張ヘッダータイプフィールド(Type)、及び拡張ヘッダータイプフィールドで指示される拡張ヘッダーと関連した各情報を含む一つ以上のフィールドで構成される拡張ヘッダーボディーフィールド(EH Body)で構成される。
前記他の拡張ヘッダーの存在有無を指示する最後の拡張ヘッダー指示フィールド(Last)に1ビットが割り当てられる場合、該当のフィールドが「0」に設定されると、該当のMAC PDUで現在の拡張ヘッダーの後に一つ以上の拡張ヘッダーがさらに存在することを指示する。該当のフィールドが「1」に設定されると、該当のMAC PDUで現在の拡張ヘッダーが最後に存在した拡張ヘッダーであることを示すことができる。
拡張ヘッダーボディーフィールド(Body Contens)では、拡張ヘッダータイプフィールド(Type)で指示する拡張ヘッダータイプによって含む情報及びボディーフィールドの長さが決定される。
拡張ヘッダータイプについては、表4を参照して説明する。
表4は、IEEE 802.16システムを基盤とする無線通信システムで使用される一般的な拡張ヘッダーのタイプを示すものである。
表4を参照すると、拡張ヘッダーの種類には、断片化パッキング拡張ヘッダー、MAC制御拡張ヘッダー(MAC Control Extended Header)、マルチプレキシング拡張ヘッダー(Multiplexing Extended Header)、メッセージ受信確認拡張ヘッダー(Message ACK Extended Header)、睡眠制御拡張ヘッダー(Sleep Control Extended Header)、相関関係行列フィードバック拡張ヘッダー(Correlation Matrix Feedback Extended Header)、MIMOフィードバック拡張ヘッダー(MIMO Feedback Extended Header)、ピギーバックされた帯域幅要請拡張ヘッダー(Piggybacked Bandwidth Request Extended Header)、MAC PDU長さ拡張ヘッダー(MAC PDU Length Extended Header)及びARQフィードバック拡張ヘッダー(ARQ Feedback Extended Header)などがある。各拡張ヘッダーについての説明は、表4で説明した通りである。
このうち、断片化パッキング拡張ヘッダー(Fragmentation and Packing Extended Header:FPEH)は、単一伝送連結に関するペイロードを伴うMAC PDUが分割又はパッキングされたり、又はARQ再伝送を適用するときに該当のMAC PDUに伴われる。
表5は、IEEE 802.16システムを基盤とする無線通信システムで使用されるFPEHの一例を示すものであって、ここに含まれた各フィールドについての説明は、表5に示す通りである。
表5を参照すると、断片化パッキング拡張ヘッダーは、ARQ再配列情報が含まれるかどうかを指示する再配列情報指示子フィールド(RI)、該当のMAC PDUのシーケンスナンバーを示すシーケンスナンバーフィールド(SN)、断片化と関連した制御情報を含む断片化制御フィールド(FC)、ARQフィードバック情報要素存在指示フィールド(AFI)、ARQフィードバックポール(poll)存在指示フィールド(AFP)を含む。
ここで、再配列情報指示子フィールド(RI)で再配列情報がさらに含まれることを指示する場合(RI=1)、断片化パッキング拡張ヘッダーは、最後のARQサブブロックが含まれるかどうかを示す最後のARQサブブロック指示子フィールド(LSI)及び1番目のARQサブブロックのサブ―シーケンスナンバーを示すフィールド(SSN)を選択的に含むようになる。
また、断片化パッキング拡張ヘッダーは、以下の拡張ヘッダーを通して伝送する追加情報の存在有無を指示する追加情報指示フィールド(End)を含み、SDU又はSDU断片の長さ情報を示す長さフィールド(Length)を選択的に含むことができる。
前記シーケンスナンバーフィールド(SN)は、non―ARQ連結では、ペイロードを伴うMAC PDUのシーケンスナンバーを示し、各MAC PDUに対して1ずつ増加するようになる。ARQ連結に対して断片化パッキング拡張ヘッダーを使用する場合、シーケンスナンバーフィールドに設定される値はARQブロックのシーケンスナンバーを示す。
MAC PDUに断片化やパッキングなどが適用されない場合も、パケットのHARQリオーダリングのためのシーケンスナンバーに関する情報を含ませるために、一般MACヘッダーや圧縮MACヘッダーを含む全てのMAC PDUに断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うことができる。そのため、断片化パッキング拡張ヘッダーは、表3の基本拡張ヘッダー構造と比較すると、該当の拡張ヘッダーの後に他の一つ以上の拡張ヘッダーが存在するかどうかを指示する最後の拡張ヘッダー指示フィールド(Last)、及び該当の拡張ヘッダーのタイプを指示する拡張ヘッダータイプフィールド(Type)を含まないこともある。
また、表5で、再配列ヘッダー識別子フィールド(RI)が「0」に設定され、より多い情報が含まれるかどうかを示す追加される情報指示フィールド(End)が「0」に設定される場合、断片化パッキング拡張ヘッダーは少なくとも2バイトの長さを有するようになる。
すなわち、VoIPのようなパケットを伝送するために、表2で説明した圧縮MACヘッダーを使用する場合も、断片化、パッキング又はARQを使用せずにシーケンスナンバーに関する情報のみを含むために、該当のMAC PDUは少なくとも2バイトの断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うようになり、3バイトのMACヘッダーオーバーヘッドが発生するようになる。
したがって、本発明は、シーケンスナンバー情報のみを含むために断片化パッキング拡張ヘッダーを使用する場合に備えて、シーケンスナンバー情報を含む拡張された圧縮MACヘッダーの構造を提案する。本発明の一実施例に係る圧縮MACヘッダーを使用してVoIPパケットを伝送する場合、別途の断片化パッキング拡張ヘッダーを付加しないこともある。
また、VoIPのようなデータを伝送するために、本発明の一実施例に係る圧縮MACヘッダーを使用する各ユーザーのチャンネル環境によって伝送方式を異ならせることができる。チャンネル環境が悪い場合(例えば、各ユーザーがセルの縁部又はセル境界領域に位置する場合)、VoIPのように一定大きさ以下の所定周期で生成されるデータに対しても分割伝送方式を用いることができる。本発明は、この場合、伝送データに含まれる断片化パッキング拡張ヘッダーを、必要な情報のみを含む簡素化された構造で生成し、ヘッダーオーバーヘッドを減少できる方法を提案しようとする。
表6は、本発明の一実施例に係る圧縮MACヘッダー構造の他の例を示すものである。
表6を参照すると、本発明の一実施例に係る圧縮MACヘッダーは、サービスフローの識別子を含むフロー識別子フィールド(Flow ID)、圧縮MACヘッダーの後に一つ以上の拡張ヘッダーが存在するかどうかを示す拡張ヘッダー存在指示フィールド(EH)、圧縮MACヘッダーを含む該当のMAC PDUの長さ情報を含む長さフィールド(Length)、及びシーケンスナンバーを含むシーケンスナンバーフィールド(SN)で構成することができる。以下では、表2で説明した一般的に使用する圧縮MACヘッダーと本発明の一実施例に係る圧縮MACヘッダーを区分するために、表6で例示した構造を有する圧縮MACヘッダーを「拡張された圧縮MACヘッダー」と称する。拡張された圧縮MACヘッダーは、フロー識別子フィールド及びシーケンスナンバーフィールドを含む圧縮MACヘッダーであって、圧縮MACヘッダーと同じ意味で使用することができる。
表6で、フロー識別子フィールド(Flow ID)は、一つの端末で多くのサービスフローに圧縮MACヘッダーを使用する場合のフロー間の区分を示し、シーケンスナンバーフィールド(SN)は、該当のMAC PDUのシーケンスナンバーに関する情報を含む。
圧縮MACヘッダーは、所定周期で生成される一定大きさ以下のVoIPのような小さいパケットを伝送する場合のMAC PDUのシーケンスナンバーを示す。VoIPのようなパケットに対して断片化、パッキング及び/又はARQ再伝送などを適用せずに、エラー検査が必要な場合にHARQリオーダリングを適用するので、断片化パッキング拡張ヘッダーでは、該当のMAC PDUに対するシーケンスナンバーを示すシーケンスナンバーフィールドのみを使用するようになる。
また、VoIPのようなパケットに対してはARQを適用しないので、断片化パッキング拡張ヘッダーに含まれるnon―ARQ/ARQを適用するMAC PDUのシーケンスナンバーを示すシーケンスナンバーフィールドとは異なって、圧縮MACヘッダーのシーケンスナンバーフィールドは、ARQを適用しないMAC PDUに対するシーケンスナンバーのみを含む。
したがって、圧縮MAC PDUのシーケンスナンバーフィールドは、断片化パッキング拡張ヘッダーの10ビットのシーケンスナンバーフィールドとは異なって、4ビットのみで必要なシーケンスナンバーを示すことができる。
図6は、本発明の一実施例に係る拡張された圧縮MACヘッダー構造を含むMAC PDUの一例を示す図である。以下、本明細書では、図6を含むMAC PDU構造を示すブロックの一つの目盛りは1ビット、横列は1バイトをそれぞれ示し、下側に行くほど最上位ビット(MSB)から最下位ビット(LSB)に順次配置されることを示す。
図6を参照すると、MAC PDUのペイロードに断片化が適用されない場合、表6に例示した拡張された圧縮MACヘッダーを使用してMAC PDUを構成することができる。拡張された圧縮MACヘッダーは、サービスフローの識別子を含むフロー識別子フィールド(Flow ID)601、拡張ヘッダーの存在有無を指示する拡張ヘッダー存在指示フィールド(EH)602、MAC PDUの長さ情報を含む長さフィールド(Length)603、該当のMAC PDUのシーケンスナンバーを示すシーケンスナンバーフィールド(SN)604で構成される。
このような拡張された圧縮MACヘッダーを使用する場合、該当のMAC PDUに断片化を適用するために別途の断片化パッキング拡張ヘッダーを伴う必要がない。したがって、圧縮MACヘッダーに含まれる拡張ヘッダー存在指示フィールド(EH)602に設定されるビットは、該当のMAC PDUに拡張ヘッダーが存在しないことを指示するように上述した実施例によって「0」に設定することができる。
このとき、拡張された圧縮MACヘッダーの大きさは、図6に示したように、4ビットのフロー識別子フィールド601、1ビットの拡張ヘッダー存在指示フィールド602、長さフィールド603及びシーケンスナンバーフィールド604で構成されるので、全体を2バイトの大きさで構成することができ、MACヘッダーのオーバーヘッドは少なくとも2バイトになり得る。
上述したように、一般的に断片化又はパッキングを適用せずに、エラー検査時にHARQリオーダリングを適用するVoIPのようなパケットを伝送する場合、拡張された圧縮MACヘッダーを使用することによって別途の断片化パッキング拡張ヘッダーを伴う必要がない。
しかし、セルの縁部に位置するユーザーのようにチャンネル環境が悪い場合は、VoIPのようなパケットも断片化又はパッキングを適用して伝送する方法を用いることができる。しかし、拡張された圧縮MACヘッダーを含むMAC PDUに対して断片化又はパッキングを適用するために表5に例示した断片化パッキング拡張ヘッダーをさらに付加すると、MACヘッダーオーバーヘッドが増加するようになる。
したがって、本発明は、上述した拡張された圧縮MACヘッダーを使用するMAC PDUに対して断片化を適用する場合に使用可能な効率的な断片化パッキング拡張ヘッダー構造を提案しようとする。具体的には、一般的な拡張ヘッダー構造を用いる場合の断片化パッキング拡張ヘッダー構造及び新しい構造の拡張ヘッダー構造を用いる断片化パッキング拡張ヘッダー構造を提案しようとする。
1.Lastフィールドを含む断片化パッキング拡張ヘッダー
表3を参照すると、一般的にIEEE 802.16システムで使用する拡張ヘッダーは、該当の拡張ヘッダーの後に他の一つ以上の拡張ヘッダーが存在するかどうかを指示する最後の拡張ヘッダー存在指示フィールド(Last)、該当の拡張ヘッダーのタイプを指示する拡張ヘッダータイプフィールド(Type)及び拡張ヘッダータイプフィールドで指示される拡張ヘッダーと関連した各情報を含む一つ以上のフィールドで構成されるボディーフィールド(Body Contents)で構成される。
本発明の一実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーは、基本的な拡張ヘッダー構造を用いることができる。
表7は、本発明の一実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダー構造の一例を説明するためのものである。
表7を参照すると、本発明の一実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーは、該当のMAC PDUで前記断片化パッキング拡張ヘッダーが最後に存在する拡張ヘッダーであるかを示す最後の拡張ヘッダー存在指示フィールド(Last)、該当の拡張ヘッダーのタイプを指示する拡張ヘッダータイプフィールド(Type)、断片化制御ビットを含む断片化制御フィールド(FC)及びシーケンスナンバーフィールドの存在有無を指示するシーケンスナンバー存在指示子フィールド(SN Indicator)を含む。
本発明の一実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーは、表6で説明した拡張された圧縮MACヘッダーを含むMAC PDUを断片化して伝送するとき、受信側で断片化制御情報フィールド(FC)を通して断片化制御情報を確認できるように、該当の拡張ヘッダーが断片化パッキング拡張ヘッダーであることを示す拡張ヘッダータイプフィールド(Type)を含む。すなわち、拡張ヘッダータイプフィールドには、該当の拡張ヘッダーが断片化パッキング拡張ヘッダーであることを指示するビットが設定される。
断片化制御情報フィールドは、表8を参照して説明する。
表8は、断片化パッキング拡張ヘッダーに含まれた断片化制御フィールド(FC)を通して示す断片化制御情報を説明するためのものであって、各断片化制御情報については、表8で説明する。
再び表7を参照すると、シーケンスナンバーフィールドの追加可否を指示するフィールド(SN Indicator)は、拡張された圧縮MACヘッダーを使用する場合、断片化パッキング拡張ヘッダーに追加されるシーケンスナンバーフィールドの存在有無を示すためのものである。該当のフィールドが1ビットに割り当てられる場合、「0」が設定されると、追加されるシーケンスナンバーフィールドがないことを示し、「1」が設定されると、断片化パッキング拡張ヘッダーにシーケンスナンバーフィールドが追加されることを示す。
したがって、VoIPのようなパケットを伝送するために、拡張された圧縮MACヘッダーを含んでMAC PDUを構成する場合、VoIPのようなパケットにHARQ再伝送を適用するとしても、拡張された圧縮MACヘッダーのシーケンスナンバーフィールドを通して該当のMAC PDUのシーケンスナンバーを示すことができるので、前記シーケンスナンバーフィールドの追加指示フィールドは「0」に設定することができる。
ただし、該当のフィールドでビット設定によって示される意味は、本発明を説明するための一例であって、「0」ビット設定と「1」ビット設定が示す意味は互いに変えることができる。
圧縮MACヘッダー又は拡張された圧縮MACヘッダーを使用する場合、断片化パッキング拡張ヘッダーを構成する各フィールドのうち、表5で説明した再配列情報指示フィールド(RI)、ARQフィードバックIE指示子フィールド(AFI)、ARQフィードバックポール指示子フィールド(AFP)及び長さフィールド(Length)などは必要でない。したがって、圧縮MACヘッダー又は拡張された圧縮MACヘッダーを使用する場合、シーケンスナンバーフィールドの追加指示フィールドを「0」に設定することによって、最後の拡張ヘッダー指示フィールド(Last)、拡張ヘッダータイプフィールド(Type)及び断片化制御情報フィールド(FC)のみで構成された断片化パッキング拡張ヘッダーを用いることができる。
本発明の一実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーを構成することができる。
図7は、本発明の一実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うMAC PDUの一例を示すものである。具体的には、拡張された圧縮MACヘッダーを含むパケットに断片化を適用するために断片化パッキング拡張ヘッダーを付加したMAC PDU構造を示すものである。
図7を参照すると、MAC PDUは、図6で説明した拡張された圧縮MACヘッダー、表8で説明した本発明の一実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダー、及びMACペイロードフィールド709で構成することができる。
拡張された圧縮MACヘッダーは、フロー識別子フィールド(Flow ID)701、拡張ヘッダー存在指示フィールド(EH)702、該当のMAC PDUの長さ情報を示す長さフィールド(Length)703及びシーケンスナンバーフィールド(SN)704で構成され、各フィールドは図6に示した各フィールド601〜604に対応する。これに関する同一の説明は、本明細書の簡明さのために省略する。
ここで、拡張ヘッダー存在指示フィールド702は、該当のMAC PDUに断片化パッキング拡張ヘッダーが伴われるので、上述した実施例によって「1」に設定される。
断片化パッキング拡張ヘッダーは、断片化と関連したフィールドのみで構成することができる。例えば、図7に示したように、断片化パッキング拡張ヘッダーは、該当の拡張ヘッダーが該当のMAC PDUに最後に存在する拡張ヘッダーであるかどうかを指示する1ビットの最後の拡張ヘッダー指示子フィールド(Last)705、4ビットの拡張ヘッダータイプフィールド(Type)706、2ビットの断片化制御情報フィールド(FC)707及び1ビットのシーケンスナンバーフィールド存在指示子フィールド(SN Indicator)708のみを含むことができる。ここで、シーケンスナンバーフィールド存在指示子(SN Indicator)を0に設定し、圧縮MACヘッダーを使用する場合とは関連のない各フィールドを除外することができる。このときの断片化パッキング拡張ヘッダーの大きさは1バイトで具現され、2バイトの拡張された圧縮MACヘッダーを使用するMAC PDUでヘッダーオーバーヘッドが3バイトになる。
次に、表9は、本発明の一実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダー構造の他の例を説明するためのものである。
表9を参照すると、本発明の他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーは、該当のMAC PDUで前記断片化パッキング拡張ヘッダーが最後に存在する拡張ヘッダーであるかどうかを示す最後の拡張ヘッダー存在指示フィールド(Last)、該当の拡張ヘッダーのタイプを指示する拡張ヘッダータイプフィールド(Type)、断片化制御ビットを含む断片化制御フィールド(FC)及び選択的フィールドの存在有無を指示する選択的フィールド指示子フィールド(OFI:Optional Field Indicator)を含む。同様に、拡張ヘッダータイプフィールドを通して、該当のMAC PDUに断片化パッキング拡張ヘッダーが含まれたという情報を受信側に提供することができる。
説明の簡略さのために、表9に示している各フィールドのうち表5に例示したフィールドと同じフィールドに対する説明は省略する。
表9を参照すると、一般MACヘッダーを使用するときに必要なシーケンスナンバーフィールド(SN)、パッキングで必要なMAC PDUの長さ情報を含むフィールド(Length)、再配列情報指示子を含むフィールド(RI)、ARQフィードバックIE指示子を含むフィールド(AFI)又はARQフィードバックポール指示子を含むフィールド(AFP)などは、圧縮MACヘッダーでは使用しないフィールドであって、選択的フィールド(Optional Field)に分類することができる。
したがって、これら選択的フィールドが含まれるかどうかを指示する指示子を含むフィールド(OFI)を追加することによって、圧縮MACヘッダーでは該当の各フィールドを排除し、断片化パッキング拡張ヘッダーを構成することができる。選択的フィールドが含まれるかどうかに関する指示子を含むフィールド(OFI)に1ビットを割り当てる場合、該当のフィールドが「0」に設定されると、選択的フィールドが含まれないことを示し、該当のフィールドが「1」に設定されると、選択的フィールドが含まれることを示すことができる。ただし、該当のフィールドでビット設定によって示される意味は、本発明を説明するための一例であって、「0」ビット設定と「1」ビット設定が示す意味は互いに変えることができる。
したがって、圧縮MACヘッダー又は拡張された圧縮MACヘッダーを使用する場合、選択的フィールド指示子を「0」に設定することによって、最後の拡張ヘッダー指示フィールド(Last)、拡張ヘッダータイプフィールド(Type)及び断片化制御情報フィールド(FC)のみで構成された断片化パッキング拡張ヘッダーを用いることができる。
図8は、本発明の他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うMAC PDUの一例を示すものである。具体的には、拡張された圧縮MACヘッダーを含むパケットに断片化を適用するために断片化パッキング拡張ヘッダーを付加したMAC PDU構造を示す。
図8を参照すると、MAC PDUは、図6で説明した拡張された圧縮MACヘッダー、表9で説明した本発明の他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダー、及びMACペイロードフィールド809で構成することができる。このとき、拡張された圧縮MACヘッダーを構成する各フィールド801〜804は、図6で説明した各フィールド601〜604に対応し、フィールドに対する同一の説明は、本明細書の簡明さのために省略する。
断片化パッキング拡張ヘッダーは、断片化と関連したフィールドのみで構成することができる。例えば、図8に示したように、断片化パッキング拡張ヘッダーは、該当の拡張ヘッダーが該当のMAC PDUに存在する最後の拡張ヘッダーであるかどうかを示す1ビットの最後の拡張ヘッダー指示フィールド(Last)805、4ビットの拡張ヘッダータイプフィールド(Type)806、2ビットの断片化制御情報フィールド(FC)807、及び選択的フィールド指示子を含む1ビットの選択的フィールド指示子フィールド(OFI)808で構成することができる。
ここで、選択的フィールド指示子フィールド(OFI)806を上述した実施例によって「0」に設定する場合、断片化パッキング拡張ヘッダーは、選択的フィールドに該当する多数のフィールドを伴わなくなるので、1バイトの大きさで具現することができる。したがって、2バイトの拡張された圧縮MACヘッダーを使用するMAC PDUで拡張ヘッダーを含むヘッダーオーバーヘッドは3バイトになる。
次に、表10は、本発明の一実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダー構造の更に他の例を説明するためのものである。
表10に例示した本発明の更に他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーは、拡張ヘッダータイプフィールドを通して受信端で該当のMAC PDUに断片化パッキング拡張ヘッダーが含まれたという情報を提供することができる。説明の簡略さのために、表10に示している各フィールドのうち表5に例示したフィールドと同じフィールドに対する説明は省略する。
表10を参照すると、一般MACヘッダーを使用するときに必要なシーケンスナンバーフィールド(SN)、パッキングで必要なMAC PDUの長さ情報を含む長さフィールド(Length)、再配列情報指示子を含む再配列情報指示フィールド(RI)、ARQフィードバックIE指示子フィールド(AFI)又はARQフィードバックポール指示子フィールド(AFP)などは、圧縮MACヘッダーでは使用しないフィールドであって、一般MACヘッダーを使用する場合のみに断片化パッキング拡張ヘッダーに含まれるように構成することができる。
すなわち、圧縮MACヘッダーを使用する場合、該当のMAC PDUに含まれ得る断片化パッキング拡張ヘッダーは、最後の拡張ヘッダー指示フィールド(Last)、拡張ヘッダータイプフィールド(Type)及び断片化制御情報フィールド(FC)のみで構成することができる。
図9は、本発明の更に他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うMAC PDUの一例を示すものである。具体的には、拡張された圧縮MACヘッダーを含むパケットに断片化を適用するために断片化パッキング拡張ヘッダーを付加したMAC PDU構造を示す。
図9を参照すると、MAC PDUは、図6で説明した拡張された圧縮MACヘッダー、表9で説明した本発明の他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダー及びMACペイロードフィールド909で構成することができる。このとき、拡張された圧縮MACヘッダーを構成する各フィールド901〜904は、図6で説明した各フィールド601〜604に対応し、フィールドに対する同一の説明は、本明細書の簡明さのために省略する。
断片化パッキング拡張ヘッダーは、図9に示したように断片化と関連したフィールドのみで構成することができる。例えば、断片化ハッキング拡張ヘッダーは、該当の拡張ヘッダーが該当のMAC PDUに存在する最後の拡張ヘッダーであるかどうかを指示する1ビットの最後の拡張ヘッダー指示フィールド(Last)905、4ビットの拡張ヘッダータイプフィールド(Type)906、2ビットの断片化制御情報フィールド(FC)907のみを含むことができる。パディングビットが含まれるパディングフィールド908は、断片化パッキング拡張ヘッダーを1バイトで構成するようにビットが追加される領域である。図9による実施例では、バイト整列のために1ビットのパディングフィールド908を含むことができる。
したがって、2バイトの拡張された圧縮MACヘッダーを使用するMAC PDUは、1バイトの断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うので、MACヘッダーオーバーヘッドは3バイトになる。
2.Lastフィールドを含まない断片化パッキング拡張ヘッダー
上述した本発明の各実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーは、他の拡張ヘッダーをさらに伴うかどうかを示す情報を含むフィールド(Last)を含む構造である。
本発明の他の実施例によると、MAC PDUに存在する一つ以上の拡張ヘッダーで構成される拡張ヘッダーグループに関するフィールドを別途に構成することができ、これに対して図10及び表11を参照して説明する。
図10は、本発明の一実施例に係る拡張ヘッダーグループ構造の一例を示す図である。
図10を参照すると、拡張ヘッダーグループは、含まれた拡張ヘッダーグループ全体の長さ情報を含む拡張ヘッダーグループ長さフィールド(Extended Header Group Length)、伴われる一つ以上の拡張ヘッダーのそれぞれに対する拡張ヘッダータイプを示す拡張ヘッダータイプフィールド(Extended header Type)、及び各拡張ヘッダーボディーフィールド(Extended header Body)で構成することができる。
表11は、本発明の一実施例に係る拡張ヘッダーグループを構成する各フィールドについて説明するためのものである。
表11を参照すると、拡張ヘッダーグループは、それぞれの拡張ヘッダーで次の拡張ヘッダーがさらに含まれるかどうかを示す最後の拡張ヘッダー存在指示フィールド(Last)を含まない。その代わりに、拡張ヘッダーグループ長さフィールドを通して該当のMAC PDUに存在する拡張ヘッダー全体の長さ情報を伝達することによって、受信側で拡張ヘッダーグループ全体の長さ情報を含むMAC PDUを通して該当のMAC PDUから読んだi番目の拡張ヘッダーが最後の拡張ヘッダーであるかどうかを導出することができる。
拡張ヘッダーグループの存在有無は、上述した基本MACヘッダーで拡張ヘッダーが含まれるかどうかを指示する拡張ヘッダー存在指示フィールド(EH)を通して同一の方法で示すことができる。拡張ヘッダーグループに関する長さフィールドは、MAC PDUに使用されるMACヘッダーの後に挿入され、その後に伴う一つ以上の拡張ヘッダーが順次挿入される。
表12は、本発明の一実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダー構造の更に他の例を説明するためのものであって、具体的には、発展した一般MACヘッダーを使用する場合の断片化パッキング拡張ヘッダー構造を説明するためのものである。
表12を参照すると、本発明の更に他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーは、該当の拡張ヘッダーの後に他の拡張ヘッダーがさらに存在するかどうかを示す最後の拡張ヘッダー存在指示フィールド(Last)を含まない。説明の簡略さのために、表12に示している各フィールドのうち表5に例示したフィールドと同じフィールドに対する説明は省略する。
表12を参照すると、圧縮MACヘッダーを使用する場合、拡張ヘッダータイプフィールド及び断片化制御情報フィールドのみで構成された断片化パッキング拡張ヘッダーを使用することができ、これに対する一例は表13で説明する。
表13は、本発明の一実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダー構造の更に他の例を説明するためのものであって、具体的には、表12で圧縮MACヘッダーを使用する場合の簡素化された断片化パッキング拡張ヘッダーを示すものである。
表13に示すように、シーケンスナンバーフィールドを含む拡張された圧縮MACヘッダーを使用する場合、断片化パッキング拡張ヘッダーは、拡張ヘッダータイプフィールド及び断片化制御情報フィールドのみを含むように構成することができる。すなわち、一般MACヘッダーと関連したフィールド(例えば、SNフィールド、AFPフィールド、RIフィールド、Endフィールド、Lengthフィールドなど)を排除することができる。このように構成された断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うMAC PDU構造については図11を参照して説明する。
図11は、本発明の更に他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うMAC PDUの更に他の例を示すものである。具体的には、圧縮MACヘッダーを使用してパケットを伝送するとき、該当のパケットに断片化を適用しようとする場合のMAC PDU構造を示すものである。
図11を参照すると、MAC PDUは、表6で説明した拡張された圧縮MACヘッダー1101〜1104、表11で説明した拡張ヘッダーグループの長さ情報を含むフィールド1105、表12で説明した本発明の更に他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダー1106〜1108及びMACペイロードフィールド1109で構成することができる。このとき、拡張された圧縮MACヘッダーを構成する各フィールド1101〜1104は、図6で説明した各フィールド601〜604に対応し、フィールドに対する同一の説明は、本明細書の簡明さのために省略する。
断片化パッキング拡張ヘッダーは、図11に示したように、断片化と関連したフィールドのみで構成することができる。例えば、断片化パッキング拡張ヘッダーは、4ビットの拡張ヘッダータイプフィールド(Type)1106及び2ビットの断片化制御情報フィールド(FC)1107で構成することができる。パディングビットが含まれるパディングフィールド1108は、断片化パッキング拡張ヘッダーが1バイトで構成されるようにビットが追加される領域であって、図11による実施例では、バイト整列のために2ビットがパディングされる。
したがって、本発明の更に他の実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーの大きさは1バイトで構成され、該当のMAC PDUで2バイトの拡張された圧縮MACヘッダー及び1バイトの拡張ヘッダーグループ長さフィールドを含む場合、MACヘッダーオーバーヘッドは4バイトになり得る。
上述した本発明の各実施例では、パケットを分割して伝送する場合に追加される拡張ヘッダーとして断片化パッキング拡張ヘッダーを一例にした。
ただし、断片化パッキング拡張ヘッダーが断片化拡張ヘッダー(Fragmentation Extended Header:FEH)とパッキング拡張ヘッダー(Packing Extended Header:PEH)に分離される場合、上述した各実施例は、断片化拡張ヘッダー又はパッキング拡張ヘッダーに同一に適用することができる。これと関連して、表14〜表17を参照して簡略に説明する。
表14は、本発明の一実施例に係る断片化拡張ヘッダー(FEH)構造の一例を示すものである。
表14を参照すると、該当のMAC PDUに圧縮MACヘッダーを含む場合、本発明の一実施例に係る断片化拡張ヘッダーは、拡張ヘッダータイプフィールド、パケット分割に関する情報を含む断片化制御情報フィールドを含む。
一方、該当のMAC PDUに発展した一般MACヘッダーを含む場合、本発明の一実施例に係る断片化拡張ヘッダーは、該当のMAC PDUのシーケンスナンバーを含むシーケンスナンバーフィールドをさらに含むことができる。
表15は、本発明の一実施例に係る断片化拡張ヘッダー(FEH)構造の他の例を示すものである。
表15を参照すると、本発明の他の実施例に係る断片化拡張ヘッダーは、拡張ヘッダータイプフィールド、パケット分割に関する情報を含む断片化制御情報フィールド及び追加的なシーケンスナンバーフィールドが含まれるかどうかを指示するシーケンスナンバー指示子フィールドを含む。
該当のMAC PDUに圧縮MACヘッダーを含む場合、本発明の他の実施例に係る断片化拡張ヘッダーは、上述したフィールドのみを含むことができる。
一方、該当のMAC PDUに発展した一般MACヘッダーを含む場合、本発明の他の実施例に係る断片化拡張ヘッダーは、該当のMAC PDUのシーケンスナンバーを含むシーケンスナンバーフィールドをさらに含むことができる。
表16は、本発明の一実施例に係るパッキング拡張ヘッダー(PEH)構造の一例を示すものである。
表16を参照すると、該当のMAC PDUに圧縮MACヘッダーを含む場合、本発明の一実施例に係るパッキング拡張ヘッダーは、拡張ヘッダータイプフィールド及びパケット分割に関する情報を含む断片化制御情報フィールドを含む。
一方、該当のMAC PDUに発展した一般MACヘッダーを含む場合、本発明の一実施例に係るパッキング拡張ヘッダーは、該当のMAC PDUのシーケンスナンバーを含むシーケンスナンバーフィールド、該当のMAC PDUがパッキングされたSDU又はSDU断片に関する長さを示す長さフィールド、及び他の情報が含まれるかどうかを指示するフィールドをさらに含むことができる。
表17は、本発明の一実施例に係るパッキング拡張ヘッダー(PEH)構造の他の例を示すものである。
表17を参照すると、本発明の他の実施例に係るパッキング拡張ヘッダーは、拡張ヘッダータイプフィールド、パケット分割に関する情報を含む断片化制御情報フィールド及び追加的なシーケンスナンバーフィールドが含まれるかどうかを指示するシーケンスナンバー指示子フィールドを含む。
該当のMAC PDUに圧縮MACヘッダーを含む場合、本発明の他の実施例に係るパッキング拡張ヘッダーは上述したフィールドのみを含むことができる。
一方、該当のMAC PDUに発展した一般MACヘッダーを含む場合、本発明の他の実施例に係るパッキング拡張ヘッダーは、該当のMAC PDUのシーケンスナンバーを含むシーケンスナンバーフィールド、該当のMAC PDUのSDU又はSDU断片の長さを示す長さフィールド、及び他の情報がさらに含まれるかどうかを示すフィールドをさらに含むことができる。
このように、本発明の各実施例によると、MAC PDUで使用するMACヘッダータイプによって必要なフィールドのみで構成された1バイトの効率的な断片化パッキング拡張ヘッダー、断片化拡張ヘッダー及びパッキング拡張ヘッダーのうち任意の一つを使用することができる。このようなMAC PDUを生成する送信装置の一例を図12を参照して説明する。
図12は、本発明の他の実施例に係る送信装置でのMAC PDU生成部構造の一例を示す図である。具体的には、ARQ連結、non―ARQ連結及び制御連結時に使用するMAC PDUを生成する過程を示す。
図12を参照すると、送信装置でのMAC PDU生成部は、MAC制御モジュール1201、収斂副階層1202及びMAC PDU生成モジュール1203を含むことができる。
MAC制御モジュール1201で生成された各MAC制御メッセージは、ペイロードを伴うMAC PDUに断片化してMAC PDU生成モジュール1203に伝達することができる。また、シグナリングヘッダーを生成するのに必要な各制御情報をMAC PDU生成モジュール1203に伝送することができる。
収斂副階層1202は、伝送するデータをMAC SDUに変換又はマッピングする機能を行う。すなわち、伝送しようとするMAC SDU又は伝送されたMAC SDUを分類する。一旦特定のMAC連結と関連すると、一つ以上の上位階層PDUはMAC SDU形態で圧縮されなければならない。このとき、形成されてネットワークに進入しようとするMAC SDUは、収斂副階層1202で所定のマッピング基準に従って一つ以上のセットに分類することができる。また、収斂副階層では、生成されたMAC SDUに含まれた一つ以上のヘッダーに対するヘッダー圧縮を行うことができる。また、収斂副階層1202では、伝送するMAC SDUをMAC PDU生成モジュール1203に伝達しながら、前記の伝送するMAC PDUのヘッダー生成に要求される情報(例えば、長さ情報など)を共に提供することができる。
収斂副階層1202で生成された一つ以上のMAC SDUは、断片化又はパッキングを通してMAC PDUペイロードに変換され、変換された一つ以上のMAC PDUペイロードは、MAC PDU生成モジュールに伝達される。このとき、MAC PDUペイロードは、ARQを適用する場合と適用しない場合に区分することができる。
MAC PDU生成モジュール1203は、MAC制御モジュール1201又は収斂副階層1202から伝達されたMAC PDUペイロードを含むMAC PDUを生成し、MACヘッダー生成部及び多重化器を含むことができる。このとき、MACヘッダー生成部で生成されるMACヘッダーは、表1及び表2で説明した一般的に使用する一般MACヘッダー又は圧縮MACヘッダーや、表6で説明した拡張された圧縮MACヘッダーのうち一つ以上に従うことができる。また、MACヘッダー生成部では、MAC PDUを通して伝送しようとするパケットの種類及び伝送方式などに従って必要な拡張ヘッダーを生成できるが、本発明の各実施例に係る断片化パッキング拡張ヘッダーを生成することができる。すなわち、図7〜図11で説明したMAC PDUを生成することができる。
多重化器は、ヘッダー生成部の制御による順序で受信するMACヘッダー及びMAC SDUを多重化し、MAC PDUを生成して出力することができる。
このとき、MAC PDU生成モジュール1203は、MAC PDUに対する暗号化作業を行えるが、生成されるMAC PDUにPN及びICVをさらに付着したり、又は生成されるMAC PDUにCRCを付着することもできる。
このように生成されたMAC PDUは、連続する一つ以上のMAC PDUに生成し、物理階層に伝達して外部に伝送することができる。
次に、図13は、本発明の更に他の実施例であって、上述した本発明の各実施例を行える端末及び基地局を説明するためのブロック構成図である。
端末は、アップリンクでは送信装置として動作し、ダウンリンクでは受信装置として動作することができる。また、基地局は、アップリンクでは受信装置として動作し、ダウンリンクでは送信装置として動作することができる。すなわち、端末及び基地局は、情報又はデータの伝送のために送信装置及び受信装置を含むことができる。
送信装置及び受信装置は、本発明の各実施例を行うためのプロセッサ、モジュール、部分及び/又は手段などを含むことができる。特に、送信装置及び受信装置は、メッセージを暗号化するためのモジュール(手段)、暗号化されたメッセージを解釈するためのモジュール、メッセージを送受信するためのアンテナなどを含むことができる。
図13を参照すると、左側は送信装置の構造を示し、右側は受信装置の構造を示す。送信装置と受信装置のそれぞれは、アンテナ1300、1400、受信モジュール1310、1410、プロセッサ1320、1420、送信モジュール1330、1430及びメモリ1340、1440を含むことができる。
アンテナ1300、1400は、外部から無線信号を受信して受信モジュール1310、1410に伝達する機能を行う受信アンテナ、及び送信モジュール1330、1430で生成された信号を外部に伝送する送信アンテナで構成される。アンテナ1300、1400は、多重アンテナ(MIMO)機能がサポートされる場合は2個以上備えることができる。
受信モジュール1310、1410は、外部でアンテナを介して受信された無線信号に対する復号及び復調を行い、原本データの形態に復元してプロセッサ1320、1420に伝達することができる。また、受信モジュールとアンテナは、図13に示したように分離せずに、無線信号を受信するための受信部として示すこともできる。
プロセッサ1320、1420は、通常、送信装置又は受信装置の全般的な動作を制御する。特に、上述した本発明の各実施例を行うためのコントローラ機能、サービス特性及び電波環境によるMAC(Medium Access Control)フレーム可変制御機能、ハンドオーバー機能、認証及び暗号化機能などを行うことができる。
送信モジュール1330、1430は、プロセッサ1320、1420からスケジューリングされて外部に伝送されるデータに対して所定の符号化及び変調を行った後、アンテナに伝達することができる。また、送信モジュールとアンテナは、図13に示したように分離せずに、無線信号を伝送するための送信部として示すことができる。
メモリ1340、1440は、プロセッサ1320、1420の処理及び制御のためのプログラムを格納することもでき、入/出力される各データ(移動端末の場合、基地局から割り当てられたアップリンクグラント(UL grant)、システム情報、STID(station identifier)、FID(flow identifier)、動作時間などの臨時格納のための機能を行うこともできる。また、メモリ1340、1440は、フラッシュメモリタイプ、ハードディスクタイプ、マルチメディアカードマイクロタイプ、カードタイプのメモリ(例えば、SD又はXDメモリなど)、RAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、ROM(Read―Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read―Only Memory)、PROM(Programmable Read―Only Memory)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも一つのタイプの格納媒体を含むことができる。
送信装置のプロセッサ1320は、送信装置に対する全般的な制御動作を行い、MAC PDUを生成するためのMAC PDU生成モジュール1321を含むことができ、図12で説明したMAC PDU生成部に対応するので、同一の説明は省略する。
受信装置は、受信モジュール1410を通して送信装置から伝送されるサービス連結要請メッセージを受信し、これをプロセッサ1420に伝送する。
受信装置のプロセッサ1420も、受信装置の全般的な制御動作を行い、送信装置から受信した信号に対する処理を行う信号処理モジュール1421を含むことができる。このとき、信号処理モジュール1421は、本発明の各実施例によって断片化されたペイロードを伴うMAC PDUに対してMACヘッダータイプによる方法で信号処理過程を行うことができる。
本発明の各実施例で使用される端末は、上述したMAC PDU生成部の他にも低電力RF(Radio Frequency)/IF(Intermediate Frequency)モジュールを含むことができる。また、端末は、上述した本発明の各実施例を行うためのコントローラ機能、サービス特性及び電波環境によるMAC(Medium Access Control)フレーム可変制御機能、ハンドオーバー機能、認証及び暗号化機能、データ伝送のためのパケット変復調機能、高速パケットチャンネルコーディング機能及び実時間モデム制御機能などを行う手段、モジュール又は部分などを含むことができる。
基地局は、上位階層から受信したデータを無線又は有線で端末に伝送することができる。基地局は、低電力RF(Radio Frequency)/IF(Intermediate Frequency)モジュールを含むことができる。また、基地局は、上述した本発明の各実施例を行うためのコントローラ機能、直交周波数分割多重接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)パケットスケジューリング、時分割デュプレックス(TDD:Time Division Duplex)パケットスケジューリング及びチャンネル多重化機能、サービス特性及び電波環境によるMACフレーム可変制御機能、高速トラフィック実時間制御機能、ハンドオーバー機能、認証及び暗号化機能、データ伝送のためのパケット変復調機能、高速パケットチャンネルコーディング機能及び実時間モデム制御機能などを行う手段、モジュール又は部分などを含むことができる。
したがって、本発明は、多様な無線通信システムに適用することができる。
本発明は、その精神及び必須的な特徴を逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化することができる。したがって、前記の詳細な説明は、全ての面で制限的に解釈してはならなく、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的な解釈によって決定しなければならなく、本発明の等価的範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。また、特許請求の範囲で明示的な引用関係のない各請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新しい請求項を含ませることができる。

Claims (12)

  1. 無線通信システムにおいて送信によってデータを伝送する方法であって、前記方法は、
    実時間データパケットを2つ以上の断片に分割することと、
    第1のヘッダーおよび断片化拡張ヘッダー(FEH)を前記2つ以上の断片のうちの少なくとも1つの断片に追加することによってデータユニットを形成することであって、前記第1のヘッダーは、前記データユニットが実時間データパケット断片を含むことを示し、前記FEHは、前記実時間データパケット断片に関する情報を提供し、前記第1のヘッダーは、前記FEHが前記第1のヘッダーの後に存在することを示すための指示子を含み、前記FEHは、前記FEHのタイプを識別するタイプフィールドを含み、前記FEHは、前記FEHが前記第1のヘッダーに続くか第2のヘッダーに続くかに依存する可変的な長さを有し、前記第2のヘッダーは、前記データユニットが前記第1のヘッダーを含まない場合に前記2つ以上の断片のうちの前記少なくとも1つの断片に追加され、前記FEHは、前記FEHが前記第1のヘッダーに続く場合に、前記FEHが前記第2のヘッダーに続く場合よりも短い長さを有する、ことと、
    前記データユニットを受信に伝送することと
    を含む、方法。
  2. 前記第1のヘッダーは、前記データユニットの伝送に用いられるサービスフロー識別子を含むFlow IDフィールドをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のヘッダーは、前記データユニットの長さ情報を含む長さフィールドと、前記データユニットのシーケンスナンバーを示すシーケンスナンバーフィールドとをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記FEHの長さは、8ビットである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記FEHは、前記データユニット内に含まれる前記実時間データパケットの断片に関する情報を含む断片化制御フィールドをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 無線通信システムにおいてデータを伝送する送信器であって、前記送信器は、
    実時間データパケットを2つ以上の断片に分割することと、
    第1のヘッダーおよび断片化拡張ヘッダー(FEH)を前記2つ以上の断片のうちの少なくとも1つの断片に追加することによってデータユニットを形成することであって、前記第1のヘッダーは、前記データユニットが実時間データパケット断片を含むことを示し、前記FEHは、前記実時間データパケット断片に関する情報を提供し、前記第1のヘッダーは、前記FEHが前記第1のヘッダーの後に存在することを示すための指示子を含み、前記FEHは、前記FEHのタイプを識別するタイプフィールドを含み、前記FEHは、前記FEHが前記第1のヘッダーに続くか第2のヘッダーに続くかに依存する可変的な長さを有し、前記第2のヘッダーは、前記データユニットが前記第1のヘッダーを含まない場合に前記2つ以上の断片のうちの前記少なくとも1つの断片に追加され、前記FEHは、前記FEHが前記第1のヘッダーに続く場合に、前記FEHが前記第2のヘッダーに続く場合よりも短い長さを有する、ことと、
    前記データユニットを受信側に伝送することと
    を行うように構成されている、送信器。
  7. 前記第1のヘッダーは、前記データユニットの伝送に用いられるサービスフロー識別子を含むFlow IDフィールドをさらに含む、請求項に記載の送信器。
  8. 前記第1のヘッダーは、前記データユニットの長さ情報を含む長さフィールドと、前記データユニットのシーケンスナンバーを示すシーケンスナンバーフィールドとをさらに含む、請求項に記載の送信器。
  9. 前記FEHの長さは、8ビットである、請求項に記載の送信器。
  10. 前記FEHは、前記データユニット内に含まれる前記実時間データパケットの断片に関する情報を含む断片化制御フィールドをさらに含む、請求項に記載の送信器。
  11. 前記第1のヘッダーは、CMH(compact MAC header)であり、前記第2のヘッダーは、AGMH(advanced generic MAC header)である、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1のヘッダーは、CMH(compact MAC header)であり、前記第2のヘッダーは、AGMH(advanced generic MAC header)である、請求項6に記載の送信器。
JP2012539810A 2009-11-18 2010-11-18 断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うmacpduを伝送する方法及び装置 Expired - Fee Related JP5572220B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US26253109P 2009-11-18 2009-11-18
US26253709P 2009-11-18 2009-11-18
US61/262,531 2009-11-18
US61/262,537 2009-11-18
KR1020100033169A KR101216100B1 (ko) 2009-11-18 2010-04-12 단편화 패킹 확장헤더를 수반하는 mac pdu를 전송하는 방법 및 장치
KR10-2010-0033169 2010-04-12
PCT/KR2010/008157 WO2011062425A2 (en) 2009-11-18 2010-11-18 Apparatus for transmitting mac pdu with a fragmentation and packing extended header and method thereof

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013511885A JP2013511885A (ja) 2013-04-04
JP2013511885A5 JP2013511885A5 (ja) 2013-10-31
JP5572220B2 true JP5572220B2 (ja) 2014-08-13

Family

ID=44060193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012539810A Expired - Fee Related JP5572220B2 (ja) 2009-11-18 2010-11-18 断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うmacpduを伝送する方法及び装置

Country Status (7)

Country Link
US (2) US8787369B2 (ja)
JP (1) JP5572220B2 (ja)
KR (1) KR101216100B1 (ja)
CN (1) CN102598624B (ja)
CA (1) CA2779828C (ja)
RU (1) RU2549518C2 (ja)
WO (1) WO2011062425A2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101646942B1 (ko) * 2009-07-13 2016-08-09 삼성전자주식회사 매체 접속 제어 프로토콜 데이터 유닛의 길이 정보의 인코딩 및 디코딩을 위한 방법 및 시스템
KR101743779B1 (ko) * 2010-04-30 2017-06-05 삼성전자주식회사 매체 접근 제어 프로토콜 데이터 유닛에 제어정보를 인코딩 및 디코딩하는 장치 및 방법
KR102043019B1 (ko) 2011-06-10 2019-11-12 삼성전자주식회사 무선 통신 환경에서 프래그먼트 가능 데이터 유닛들을 송신 및 수신하는 방법 및 시스템
CN104704868B (zh) 2012-10-12 2018-06-15 Lg 电子株式会社 在无线lan系统中发送和接收支持短mac报头的帧的方法和装置
US10084892B2 (en) 2013-07-25 2018-09-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Scheme for transmitting and receiving information in wireless communication system
US20150032845A1 (en) 2013-07-26 2015-01-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Packet transmission protocol supporting downloading and streaming
KR102288500B1 (ko) 2013-08-05 2021-08-11 삼성전자주식회사 송신 장치, 수신 장치 및 그 제어 방법
KR102284042B1 (ko) 2013-09-04 2021-07-30 삼성전자주식회사 송신 장치, 수신 장치 및 그 신호 처리 방법
ES2810350T3 (es) 2014-08-06 2021-03-08 Lg Electronics Inc Método y dispositivo para asignar recursos inalámbricos para transmitir o recibir datos en una LAN inalámbrica
JP6329694B2 (ja) 2014-08-14 2018-05-23 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線lanにおける干渉を防止するために無線リソースを割り当てる方法及び装置
CN111565371B (zh) 2014-10-22 2022-02-25 三星电子株式会社 用于在通信网络中发送和接收协议数据单元的方法和系统
KR20160052313A (ko) * 2014-11-04 2016-05-12 삼성전자주식회사 송신 장치, 수신 장치 및 그 신호 처리 방법
KR20170026064A (ko) * 2015-08-31 2017-03-08 삼성전자주식회사 링크 계층 프로토콜을 지원하는 멀티미디어 시스템에서 신호 송수신 장치 및 방법
KR102459063B1 (ko) 2018-02-14 2022-10-26 텔레폰악티에볼라겟엘엠에릭슨(펍) 전송 장치 및 전송 장치에서 통신을 처리하기 위해 수행되는 방법
CN111163139B (zh) * 2019-12-19 2022-07-29 国网冀北电力有限公司信息通信分公司 一种物联网的轮询通信方法及装置
CN114363432A (zh) * 2020-09-30 2022-04-15 华为技术有限公司 获取报文头信息、生成报文的方法、设备及存储介质
CN113573413B (zh) * 2021-07-02 2023-10-10 中电科思仪科技股份有限公司 一种无线连接物理层协议数据单元发生装置及方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6950399B1 (en) 2000-07-06 2005-09-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. System and associated method for scheduling transport of variable bit-rate data over a network
JP3597482B2 (ja) 2001-03-15 2004-12-08 三菱電機株式会社 多重装置
US6920121B2 (en) 2003-03-17 2005-07-19 Qprs Limited Quality packet radio service for a general packet radio system
KR100498347B1 (ko) * 2003-04-01 2005-07-01 엘지전자 주식회사 Amr 코덱을 지원하기 위한 데이터 처리방법
US7633970B2 (en) 2004-05-07 2009-12-15 Agere Systems Inc. MAC header compression for use with frame aggregation
KR100584336B1 (ko) * 2004-06-24 2006-05-26 삼성전자주식회사 광대역 무선 접속 통신 시스템에서 연결 식별자 할당시스템 및 방법
KR101141650B1 (ko) * 2004-09-30 2012-05-17 엘지전자 주식회사 매체접속제어 계층에서의 데이터 처리 방법 및 이동통신용단말
KR100918435B1 (ko) 2005-01-31 2009-09-24 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 데이터 트래픽 제어 시스템 및 방법
US7573884B2 (en) * 2006-03-06 2009-08-11 Texas Instruments Incorporated Cable modem downstream channel bonding re-sequencing mechanism
KR20080052000A (ko) 2006-12-07 2008-06-11 한국전자통신연구원 통신 시스템에서의 자원 할당 방법 및 패킷 데이터 유닛생성 방법
TWI466518B (zh) * 2006-12-12 2014-12-21 Interdigital Tech Corp 經高速下鏈封包存取傳送及接收封包方法及裝置
US8031689B2 (en) * 2007-05-18 2011-10-04 Innovative Sonic Limited Method and related apparatus for handling re-establishment of radio link control entity in a wireless communications system
KR101586550B1 (ko) * 2007-09-28 2016-01-20 라쿠텐 인코포레이티드 업링크 프로토콜 변경을 지원하기 위한 방법 및 장치
WO2009064091A2 (en) * 2007-11-14 2009-05-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for multicast and broadcast service in a broadband wireless access system
US20090213778A1 (en) 2008-01-14 2009-08-27 Zhifeng Tao Fragmentation and Packing for Wireless Multi-User Multi-Hop Relay Networks
US8261074B2 (en) * 2008-05-27 2012-09-04 Fujitsu Semiconductor Limited Verifying a cipher-based message authentication code
CN102057615B (zh) 2008-06-03 2017-08-04 三星电子株式会社 通过串接与安全关联相关联的多个连接分组减小加密开销的系统和方法
WO2010129367A2 (en) * 2009-04-28 2010-11-11 Zte (Usa) Inc. Dedicated acknowledgement and delivery of management messages in wireless communication systems
EP2474182B1 (en) * 2009-09-02 2020-12-02 Apple Inc. Mac packet data unit construction for wireless systems
KR101749109B1 (ko) * 2009-09-11 2017-07-03 엘지전자 주식회사 광대역 무선 접속 시스템에서 효율적인 릴레이 자동재송요구 절차
US8379619B2 (en) * 2009-11-06 2013-02-19 Intel Corporation Subcarrier permutation to achieve high frequency diversity of OFDMA systems
US8879474B2 (en) * 2010-02-10 2014-11-04 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for receiving a medium access control protocol data unit having a fragmentation and packing extended header
US8467363B2 (en) * 2011-08-17 2013-06-18 CBF Networks, Inc. Intelligent backhaul radio and antenna system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013511885A (ja) 2013-04-04
WO2011062425A3 (en) 2011-11-10
CA2779828C (en) 2015-11-10
KR101216100B1 (ko) 2012-12-26
CN102598624B (zh) 2015-03-25
CN102598624A (zh) 2012-07-18
RU2012118254A (ru) 2013-12-27
US20120163378A1 (en) 2012-06-28
WO2011062425A2 (en) 2011-05-26
US8743874B2 (en) 2014-06-03
CA2779828A1 (en) 2011-05-26
RU2549518C2 (ru) 2015-04-27
US20120236853A1 (en) 2012-09-20
KR20110055339A (ko) 2011-05-25
US8787369B2 (en) 2014-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5572220B2 (ja) 断片化パッキング拡張ヘッダーを伴うmacpduを伝送する方法及び装置
JP5588514B2 (ja) Macヘッダータイプ情報を用いたmacpdu送受信方法及び装置
CN109644518B (zh) 传输块中控制信息的高效复用
JP5642791B2 (ja) Macヘッダーを用いたmacpdu送受信方法及び装置
EP3509351B1 (en) Method and device for processing radio protocol in mobile telecommunications system
JP5508430B2 (ja) データ再伝送要請のための制御メッセージを処理する方法及び装置
EP2814283B1 (en) Method and device for transmitting/receiving data
JP2010527544A (ja) 無線通信のための複数のプロトコルによってシーケンス番号を再使用すること
EP2378678B1 (en) Efficient mac header design and communication using same
JP5567128B2 (ja) Arqフィードバック情報伝送及び受信方法
JP2012525058A (ja) 送信装置および再送方法
KR20100081901A (ko) 랜덤선형부호화를 사용한 데이터 송수신 방법
KR20100082698A (ko) 다중화 mac 헤더를 이용한 효율적인 데이터 전송방법 및장치
KR20100083747A (ko) 효율적인 mac 헤더 설계 및 이를 이용한 통신
KR20100047788A (ko) Mac 헤더를 이용한 효율적인 데이터 전송방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130911

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5572220

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees