JP5571252B2 - 無線送信のためにチャネル利用を調整するデバイス、システム及び方法 - Google Patents

無線送信のためにチャネル利用を調整するデバイス、システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5571252B2
JP5571252B2 JP2013529440A JP2013529440A JP5571252B2 JP 5571252 B2 JP5571252 B2 JP 5571252B2 JP 2013529440 A JP2013529440 A JP 2013529440A JP 2013529440 A JP2013529440 A JP 2013529440A JP 5571252 B2 JP5571252 B2 JP 5571252B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
transmission power
contention window
communication unit
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013529440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013543678A (ja
Inventor
リー,チーンホワ
シュエ,フオン
シー. ウォーン,ウェンディ
Original Assignee
インテル コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by インテル コーポレイション filed Critical インテル コーポレイション
Publication of JP2013543678A publication Critical patent/JP2013543678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5571252B2 publication Critical patent/JP5571252B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0833Random access procedures, e.g. with 4-step access
    • H04W74/0841Random access procedures, e.g. with 4-step access with collision treatment
    • H04W74/085Random access procedures, e.g. with 4-step access with collision treatment collision avoidance
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/36TPC using constraints in the total amount of available transmission power with a discrete range or set of values, e.g. step size, ramping or offsets
    • H04W52/367Power values between minimum and maximum limits, e.g. dynamic range
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/38TPC being performed in particular situations
    • H04W52/44TPC being performed in particular situations in connection with interruption of transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

無線通信システム又はネットワークでは、デバイスは、チャネルが使用されていないこと(“クリア(clear)”又は“アイドル(idle)”)を検知した後にのみ、無線チャネルで送信し得る。しかし、チャネルが現在使用されていないことを検知した直後にデバイスが送信を試みる場合、クリアな(未使用の)チャネルを待機していた全てのデバイスは、チャネルがビジー(使用中)にならなくなった直後に同時に送信を試みる可能性がある。結果としての信号の間の“衝突(collision)”は、1つ以上のデバイスが成功した送信を行うことを妨げる。
このような衝突の可能性を低減するために、いくつかの無線通信標準は、コンテンション(contention)に基づく機構を実装する。コンテンションに基づく機構では、“コンテンションウィンドウ(CW:Contention Window)”方式は、オープンな(空きの)チャネルを検知した後の、送信を実際に実行する前のコンテンション期間を含む。コンテンション期間の間に、送信しようとしているデバイスは待機する。このコンテンションに基づく機構に従って、各デバイスは、例えばランダムに期間(“バックオフ期間”)を選択し、送信を試みる(“第1の送信試行”)前にチャネルがこの期間の間にアイドルになっている状態まで待機してもよい。CWは、デバイスが待機すべき最大期間を規定する。例えば、ランダムな値は、CW内になるように選択される。結果の第1の送信試行が成功しなかった場合、次の再試行のために、コンテンションウィンドウの長さは、再試行が成功するまで又は再送信の最大数に到達するまで、何らかの最大値まで繰り返し増加され得る(例えば2倍にされる)。CW期間は、CWの最小の開始サイズを規定する第1の値(CWminとして記される)と、CWの最大サイズを規定する第2の値(CWmaxとして記される)とにより規定されてもよい。
或る例示の実施例によるシステムの概略ブロック図 或る例示の実施例による無線通信方法の概略フローチャート 或る例示の実施例に従って、ウィンドウ調整係数を利用する無線通信デバイスについて無線エリアネットワークでのウィンドウ調整係数の関数としての勝率を示す第1のグラフと、1つ以上の他の無線通信デバイスについて勝率を示す第2のグラフとの概略図 或る例示の実施例による製造物の概略図
説明を簡潔且つ明瞭にするために、図面に示す要素は、必ずしも縮尺通りに記載されているとは限らない。例えば、提示を明瞭にするために、いくつかの要素の大きさは、他の要素に対して誇張されることがある。更に、対応する要素又は類似する要素を示すために、参照符号が図面の間で繰り返されることがある。
以下の詳細な説明では、或る実施例の完全な理解を提供するために、複数の特定の詳細が示されている。しかし、或る実施例は、これらの特定の詳細なしに実施されてもよいことが当業者に分かる。他の場合にも、周知の方法、手順、コンポーネント、ユニット及び/又は回路は説明をあいまいにしないように詳細には記載されていない。
例えば、“処理”、“計算”、“算出”、“判定”、“確立”、“分析”、“検査”等のような用語を利用したここでの説明は、コンピュータのレジスタ及び/又はメモリ内の物理量(例えば、電子量)として表されたデータを、コンピュータのレジスタ及び/又はメモリ又は動作及び/又は処理を実行するための命令を格納し得る他の情報記憶媒体内の物理量として同様に表された他のデータに操作及び/又は変換するコンピュータ、コンピュータプラットフォーム、コンピュータシステム又は他の電子計算デバイスの動作及び/又は処理を示してもよい。
ここで使用される“複数”という用語は、例えば、“多数”又は“2つ以上”を含む。例えば、“複数の項目”は、2つ以上の項目を含む。
或る実施例は、様々なデバイス及びシステム(例えば、ビデオデバイス、オーディオデバイス、オーディオビデオ(A/V)デバイス、セットトップボックス(STB)、ブルーレイディスク(BD)プレイヤ、BDレコーダ、デジタルビデオディスク(DVD)プレイヤ、高解像度(HD:High Definition)DVDプレイヤ、DVDレコーダ、HD DVDレコーダ、パーソナルビデオレコーダ(PVR)、放送HD受信機、ビデオソース(video source)、オーディオソース(audio source)、ビデオシンク(video sink)、オーディオシンク(audio sink)、ステレオチューナ、放送無線受信機、ディスプレイ、フラットパネルディスプレイ、パーソナルメディアプレイヤ(PMP)、デジタルビデオカメラ(DVC)、デジタルオーディオプレイヤ、スピーカ、オーディオ受信機、オーディオ増幅器、データソース、データシンク、デジタルスチールカメラ(DSC)、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)デバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボード(onboard)デバイス、オフボード(off-board)デバイス、ハイブリッドデバイス、車両用デバイス、非車両用デバイス、モバイル又はポータブルデバイス、消費者用デバイス、非モバイル又は非ポータブルデバイス、無線通信局、無線通信デバイス、無線アクセスポイント(AP)、有線又は無線ルータ、有線又は無線モデム、有線又は無線ネットワーク、無線エリアネットワーク、無線ビデオエリアネットワーク(WVAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線LAN(WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、無線PAN(WPAN)、既存のWirelessHD(TM)及び/又はWGA(Wireless-Gigabit-Alliance)仕様及び/又は将来のバージョン及び/又はその派生に従って動作するデバイス及び/又はネットワーク、既存のIEEE802.11(IEEE 802.11-1999: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications)標準(“IEEE802.11標準”)、IEEE802.16標準及び/又は将来のバージョン及び/又はその派生に従って動作するデバイス及び/又はネットワーク、前述のネットワークの一部であるユニット及び/又はデバイス、一方向及び/又は双方向無線通信システム、セルラ無線電話通信システム、無線ディスプレイ(WiDi)デバイス、セルラ電話、無線電話、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、無線通信デバイスを組み込んだPDAデバイス、モバイル又はポータブル全地球測位システム(GPS)デバイス、GPS受信機若しくはトランシーバ又はチップを組み込んだデバイス、RFIDエレメント又はチップを組み込んだデバイス、MIMO(Multiple Input Multiple Output)トランシーバ又はデバイス、SIMO(Single Input Multiple Output)トランシーバ又はデバイス、MISO(Multiple Input Single Output)トランシーバ又はデバイス、1つ以上の内部アンテナ及び/又は外部アンテナを有するデバイス、デジタルビデオ放送(DVB)デバイス又はシステム、マルチ標準無線デバイス又はシステム、有線又は無線ハンドヘルドデバイス(例えば、Blackberry、Palm Treo)、WAP(Wireless Application Protocol)デバイス等)と共に使用されてもよい。
或る実施例は、1つ以上の種類の無線通信信号及び/又はシステム(例えば、無線周波数(RF)、赤外線(IR)、周波数分割多重(FDM)、直交FDM(OFDM)、時分割多重(TDM)、時分割多重アクセス(TDMA)、E-TDMA(Extended TDMA)、GPRS(General Packet Radio Service)、extended GPRS、CDMA(Code-Division Multiple Access)、WCDMA(登録商標)(Wideband CDMA)、CDMA2000、シングルキャリアCDMA、マルチキャリアCDMA、MDM(Multi-Carrier Modulation)、DMT(Discrete Multi-Tone)、Bluetooth(登録商標)、全地球測位システム(GPS)、Wi-Fi、Wi-Max、ZigBee(TM)、UWB(Ultra-Wideband)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communication)、2G、2.5G、3G、3.5G、EDGE(Enhanced Data rates for GSM(登録商標) Evolution)等)と共に使用されてもよい。他の実施例は、様々な他のデバイス、システム及び/又はネットワークで使用されてもよい。
ここで使用される“無線デバイス”という用語は、例えば、無線通信可能なデバイス、無線通信可能な通信デバイス、無線通信可能な通信局、無線通信可能なポータブル又は非ポータブルデバイス等を含む。或る実施例では、無線デバイスは、コンピュータに統合された周辺機器又はコンピュータに取り付けられた周辺機器でもよく、このような周辺機器を含んでもよい。或る実施例では、“無線デバイス”という用語は、任意選択で無線サービスを含んでもよい。
或る例示の実施例は、適切な制限された距離又は短距離の無線通信ネットワーク(例えば、ピコネット、無線エリアネットワーク、WVAN、WPAN等)と共に使用されてもよい。
或る実施例は、2つ以上のデバイスの間での適切なコンテンツの無線送信のために実装されてもよい。一実施例では、コンテンツは、メディアコンテンツ(例えば、オーディオ及び/又はビデオコンテンツ、例えば、HDTV(High Definition Television)コンテンツ等)を含んでもよい。他の実施例では、コンテンツは、他の適切なデータ、情報及び/又は信号を含んでもよい。
或る無線通信システムの配置は、比較的高密度でもよい。例えば、或る企業の配置は、アクセスポイントを20〜30メートルのみ相互に離して設定してもよい。無線通信システム(例えば、WiFiシステム)の無線送信の間の干渉は、例えば、無線通信システムの密度の増加と共に増加してもよい。
分散ネットワークにおける無線通信デバイス(ノード)は、例えば、送信距離に拘らず、送信を行うために最大送信電力を使用してもよい。ノードは、自分のリンク性能を最大化するために、例えば、適切な標準又はノードにより実装されたプロトコルで許可された最大送信電力を使用することが好ましいことがある。例えば、他のノードが最大送信電力を使用し続ける一方で、ノードが低減した送信電力を使用する場合、低減した送信電力を使用するノードは、例えば他のノードからの干渉のため、低減したスループットを受ける可能性がある。
過度の送信電力の使用は、比較的高い干渉のフットプリント(footprint)を課す可能性があり、必要以上に高密度の並列送信を妨げる。例えば、最大送信電力の使用は、同じエリア内(例えば、同じ家の2つの隣接する部屋の中)の2つのWiDiリンクの利用を妨げる可能性がある。この理由は、例えば、2つのWiDiリンクの間の干渉が、最小の必要なWiDi送信レートのサポートを妨げる可能性があるからである。
或る例示の実施例では、例えば以下に説明するように、無線通信デバイスは、最大送信電力より小さい送信電力を制御できるように使用してもよい。
或る例示の実施例では、無線通信システムにおいてノードの送信電力を低減することは、低減した干渉を生じてもよく、複数の並列リンク(例えば、2つ以上の並列WiDiリンク)の使用を可能にしてもよく、及び/又は更に高いシステムスループットを実現してもよい。例えば、無線通信システムのノードが最大電力から最小の必要な電力(例えば、最も高い変調及び符号化のセット及び/又は他の要件をサポートする最低の送信電力)に送信電力を下げた場合、無線リンクのスループットは、例えば5の係数(5倍)だけ増加してもよい。
或る例示的な実施例によるシステム100のブロック図を概略的に示す図1を参照する。システム100は、複数の通信ノードを含む無線エリアネットワークとして動作してもよい。システム100の各ノードは、システム100で情報を通信可能ないずれか適切な物理及び/又は論理エンティティを含んでもよく、いずれかの適切なハードウェア及び/又はソフトウェアを使用して実装されてもよい。
或る例示の実施例では、システム100の1つ以上のノードは、1つ以上の適切な無線通信リンク(例えば、無線チャネル、IRチャネル、RFチャネル、WiFi(Wireless Fidelity)チャネル等)でコンテンツを通信可能でもよい。任意選択で、システム100の1つ以上のノードは、いずれかの適切な有線通信リンクで通信可能でもよい。
或る例示の実施例では、システム100は、WirelessHD(TM)仕様、WGA(Wireless-Gigabit-Alliance)仕様等に従って実装されてもよい。例えば、システム100は、WVAN、WPAN等の機能を実行してもよい。他の実施例では、システム100は、他の適切な標準、プロトコル又は仕様(例えば、ITU(International Telecommunications Union)、ISO(International Organization for Standardization)、IEC(International Electrotechnical Commission)、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)、IETF(Internet Engineering Task Force)等により促進されている標準、プロトコル及び/又は仕様)に従って実装されてもよい。
或る例示の実施例では、システム100は、1つ以上の適切な通信プロトコルに従って情報を通信、管理及び/又は処理してもよい。例えば、システム100は、MAC(medium access control)プロトコル、PLCP(Physical Layer Convergence Protocol)、SNMP(Simple Network Management Protocol)、ATM(Asynchronous Transfer Mode)プロトコル、フレームリレープロトコル、SNA(Systems Network Architecture)プロトコル、TCP(Transport Control Protocol)、IP(Internet Protocol)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)等のうち1つ以上を実装してもよい。
図1に示すように、或る実施例では、システム100は、1つ以上の無線通信デバイス(“ノード”)(例えば、デバイス104及び/又は106)を含んでもよい。
或る例示の実施例では、無線通信デバイス106及び/又は104は、例えば、ビデオデバイス、WiDiデバイス、オーディオデバイス、A/Vデバイス、STB、BDプレイヤ、BDレコーダ、DVDプレイヤ、HD DVDプレイヤ、DVDレコーダ、HD DVDレコーダ、PVR、放送HD受信機、ビデオソース、オーディオソース、ビデオシンク、オーディオシンク、ステレオチューナ、放送無線受信機、フラットパネルディスプレイ、PMP、DVC、デジタルオーディオプレイヤ、スピーカ、オーディオ受信機、オーディオ増幅器、データソース、データシンク、DSC、メディアプレイヤ、スマートフォン、テレビ、音楽プレイヤ、PC、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、PDAデバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、ハイブリッドデバイス(例えば、セルラ電話機能とPDAデバイス機能との結合)、消費者用デバイス、車両用デバイス、非車両用デバイス、モバイル又はポータブルデバイス、非モバイル又は非ポータブルデバイス、セルラ電話、PCSデバイス、無線通信デバイスを組み込んだPDAデバイス、モバイル又はポータブルGPSデバイス、DVBデバイス、比較的小型のコンピュータデバイス、非デスクトップコンピュータ、CSLL(Carry Small Live Large)デバイス、ウルトラモバイルデバイス(UMD)、ウルトラモバイルPC(UMPC)、モバイルインターネットデバイス(MID)、“Origami”デバイス又はコンピュータデバイス、DCC(Dynamically Composable Computing)をサポートするデバイス、コンテキスト認識デバイス等を含んでもよい。
或る例示の実施例では、無線デバイス106は、無線通信ユニット118を含んでもよく、無線通信デバイス104は、無線通信ユニット107を含んでもよい。
或る例示の実施例では、例えば、デバイス104及び/又は106は、1つ以上のプロセッサ116と、入力ユニット108と、出力ユニット110と、メモリユニット114と、記憶ユニット112とを含んでもよい。コーディネータ(coordinator)102、デバイス104及び/又はデバイス106は、他の適切なハードウェアコンポーネント及び/又はソフトウェアコンポーネントを任意選択で含んでもよい。或る実施例では、デバイス104及び/又はデバイス106のそれぞれのコンポーネントの一部又は全部は、共通の筐体又はパッケージに入れられてもよく、1つ以上の有線又は無線リンクを使用して相互接続又は動作可能に関連付けされてもよい。他の実施例では、デバイス104及び/又はデバイス106のコンポーネントは、複数又は別々のデバイス又は位置の間に分散されてもよい。
プロセッサ116は、例えば、中央処理ユニット(CPU)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、1つ以上のプロセッサコア、単一コアのプロセッサ、デュアルコアのプロセッサ、マルチコアのプロセッサ、マイクロプロセッサ、ホストプロセッサ、コントローラ、複数のプロセッサ若しくはコントローラ、チップ、マイクロチップ、1つ以上の回路、回路構成、論理ユニット、集積回路(IC)、特定用途向けIC(ASIC)、又は他の適切な多用途若しくは特有のプロセッサ若しくはコントローラを含む。プロセッサ116は、例えば、デバイス104及び/又はデバイス106のオペレーティングシステム(OS)及び/又は1つ以上の適切なアプリケーションの命令を実行する。
入力ユニット108は、例えば、キーボード、キーパッド、マウス、タッチパッド、トラックボール、スタイラス、マイクロフォン又は他の適切なポインティングデバイス若しくは入力デバイスを含む。出力ユニット110は、例えば、モニタ、スクリーン、陰極線管(CRT)ディスプレイユニット、液晶ディスプレイ(LCD)ディスプレイユニット、プラズマディスプレイユニット、1つ以上のオーディオスピーカ若しくはイヤホン、又は他の適切な出力デバイスを含む。
メモリユニット114は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SD-RAM)、フラッシュメモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、キャッシュメモリ、バッファ、短期記憶ユニット、長期記憶ユニット、又は他の適切なメモリユニットを含む。記憶ユニット122は、例えば、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)ドライブ、CD-ROMドライブ、DVDドライブ、又は他の適切な取り外し可能若しくは取り外し不可能記憶ユニットを含む。メモリユニット1114及び/又は記憶ユニット112は、例えば、デバイス104及び/又はデバイス106により処理されるデータを格納する。
無線通信ユニット118及び/又は107は、例えば、無線通信信号、RF信号、フレーム、ブロック、送信ストリーム、パケット、メッセージ、データ項目及び/又はデータを送信及び/又は受信可能な1つ以上の無線送信機、受信機及び/又はトランシーバを含む。例えば、通信ユニット118及び/又は107は、無線ネットワークインタフェースカード(NIC)等を含んでもよく、無線NIC等の一部として実装されてもよい。
無線通信ユニット118及び/又は107は、1つ以上のアンテナ又は1つ以上のセットのアンテナ120及び/又は105をそれぞれ含んでもよく、これらに関連付けられてもよい。アンテナ120及び/又は105は、例えば、内部及び/又は外部RFアンテナ、ダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、無指向性アンテナ、エンドフェッドアンテナ(end fed antenna)、円偏波アンテナ、マイクロストリップアンテナ、ダイバーシチアンテナ、又は無線通信信号、ブロック、フレーム、送信ストリーム、パケット、メッセージ及び/又はデータを送信及び/又は受信するのに適した他の種類のアンテナを含んでもよい。
或る例示の実施例では、デバイス104及び/又は106は、Pmaxで示す最大送信電力(例えば、以下に説明するようにシステム100により利用される標準及び/又はプロトコルに従った最大送信電力)未満の送信電力を制御可能に使用してもよい。
或る例示の実施例では、システム100の少なくとも1つの無線通信デバイス(例えば、デバイス104及び/又は106)は、Pで示す送信電力を設定可能でもよい。この送信電力は、無線通信デバイスにより無線送信を行うための通信リンクの1つ以上のパラメータに基づいて送信を実行するために利用される。
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、無線通信ユニット107による送信に利用される通信リンク121の1つ以上のパラメータを判定してもよい。パラメータは、例えば、データレート、変調符号化方式(MCS:Modulation-Coding-Scheme)、通信リンク121のサービス品質(QoS:quality-of-service)、パスロス測定、通信リンク品質、他のデバイスへの干渉、及び/又はリンク121及び/又はリンク121での送信に関する他の適切なパラメータのうち少なくとも1つを含んでもよい。
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、1つ以上のパラメータに基づいてリンク121で送信を実行するための送信電力Pを動的に設定してもよい。例えば、無線通信ユニット107は、リンク121のデータレート、平均スループット、リンク121のMCS、リンク121のQoS、リンク121に関連するパスロス測定、リンク121の通信リンク品質、他のデバイスへの干渉、及び/又はリンク121及び/又はリンク121での送信に関する他の適切なパラメータのうち少なくとも1つに基づいて送信電力Pを設定してもよい。
或る例示の実施例では、例えば以下に説明するように、無線通信ユニット107は、繰り返し及び/又は周期的に(例えば、所定の反復率で)パラメータを判定し、及び/又は送信電力Pを設定してもよい。
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、いずれかの適切な方法及び/又はプロトコルに従って(例えば、IEEE802.11標準等により規定されているように)、データレート、MCS及び/又はリンク121に関する他のパラメータを監視してもよい。
1つの例示の実施例では、無線通信ユニット107は、例えば周期的に、無線通信ユニット107による送信に利用される1つ以上のリンク(例えば、各リンク、例えば、リンク121)のMCS、スループット及び/又は送信電力Pを判定又は測定してもよい。無線通信ユニット107は、リンクのそれぞれ(例えば、リンク121)の送信電力を、リンクの判定されたスループット及び/又はMCSを実現するのに適した最低又は最小の送信電力に設定してもよい。無線通信ユニット107は、例えば、周期的に(例えば、所定の反復率で)送信電力を設定してもよい。反復率は、例えば、少なくとも10ビーコン間隔、例えば100ビーコン間隔のレートを含んでもよい。
1つの非限定的な例では、例えば、1/2のBPSK(Binary-Phase-Shift-Keying)コードレートについて10%のパケット誤り率(PER:Packet Error Rate)を実現するために、10デシベル(dB)の信号対雑音比(SNR:Signal-to-Noise-Ratio)が必要になってもよい。この例によれば、無線通信ユニット107は、リンク121での送信のための送信電力を最低レベル(P<Pmax)に維持してもよい。このことにより、10dBのSNRを維持することが可能になる。
或る例示の実施例では、システム100の無線通信デバイス(例えば、無線通信デバイス104及び106)は、送信電力Pを動的に調整してもよい。その結果、例えば一定の送信電力(例えば、最大送信電力Pmax)を使用したシステム100の各デバイスから生じる干渉に比べて、システム100のデバイスの送信の間の干渉が低減されてもよい。
或る例示の実施例では、システム100のノード(例えば、無線通信デバイス104)は、周期的に、例えば、所定の反復率又は頻度で(例えば、10ビーコン間隔毎、100ビーコン間隔毎等)、送信電力Pを測定及び/又は調整してもよい。一例では、システム100の全てのノードは、送信電力Pを測定及び/又は調整するために同じ反復率を利用してもよい。
或る例示の実施例では、特定の期間(例えば、10ビーコン間隔)の間にシステム100の第1のノード(例えば、無線通信デバイス104)により利用される送信電力の低減は、システム100の1つ以上の周辺ノード(例えば、以前は受信閾値外であったが、CCA(Clear Channel Avoidance)検出範囲内にあったノード)への干渉の低減を生じてもよい。従って、これらの周辺ノードも、例えば依然として実質的に同じデータレートを実現しつつ、送信電力を低減してもよい。その結果、他のノードにより利用される低減した送信電力は、第1のノードにより検知されるチャネル品質を改善してもよい。従って、第1のノードは、更に送信電力を低減してもよく、例えば、平衡状態に到達し、システム100の各ノードが最適な電力レベルで動作し得るまで(例えば、数回又は繰り返しの電力調整の後まで)同様に行われてもよい。
或る例示の実施例では、ノード(例えば、無線通信デバイス104)は、例えばスループットの増加を実現するために、ノードにより利用される送信電力を(例えば、第1の電力レベルP1から第2の電力レベルP2まで)増加させてもよい。例えば、電力レベルP2を使用したデータレートが電力レベルP1を使用したデータレートより高くない場合、ノードは、送信電力を電力レベルP1に戻してもよい。
或る例示の実施例では、送信ノード(例えば、デバイス104の無線通信ユニット107)は、リンク(例えば、リンク121)で適切なMCS要求を受信ノード(例えば、デバイス106)に送信し、受信ノードから受信した応答MCSに基づいてリンクのMCSを判定してもよい。
或る例示の実施例では、送信電力の動的な調整は、例えば、無線通信システム(例えば、システム100)のほとんどのノード又は実質的に全てのノード(“非レガシーノード(non-legacy node)”)により利用された場合に最も効率的になってもよい。送信電力の動的な調整を利用しないノード(“レガシーノード(legacy node)”)の数が増加すると、送信電力の動的な調整の効率が減少し得る。例えば、システム(例えば、システム100)のレガシーノードの数が非レガシーノードの数以上になった場合、改善の減少が生じることがあり、又は全く改善が生じないこともある。例えば、この理由は、レガシーノードが最大送信電力Pmaxを継続して利用するからである。
或る例示の実施例では、通信リンクによる通信チャネルの消費レベルは、持続時間の要因(例えば、リンクでの送信の持続時間)と、空間の要因(“干渉フットプリントエリア(interference footprint area)”)(例えば、リンクにより占有されるチャネルの部分)とに基づいてもよい。例えば、チャネル内においてリンクでの送信の持続時間が半分に低減された場合、チャネルの消費は半分に低減される。例えば、この理由は、他の送信が残りの半分の間に実行されてもよいからである。干渉フットプリントが半分に低減されるように送信の送信電力が低減された場合、消費も半分に低減される。
例えばIEEE802.11標準により規定される通常のコンテンションに基づく機構は、送信の持続時間に基づくが、送信によりもたらされる干渉フットプリントは無視される。その結果、最大送信電力が過大であったとしても、及び/又は最大送信電力が送信に必要ないとしても、ノード(例えば、802.11標準によるノード)は、最大送信電力Pmax又は他の最も高い利用可能な送信電力を常に利用するように構成され得る。
或る例示の実施例では、システム100の1つ以上のノード(例えば、無線通信デバイス104)は、ノードにより実行される無線送信の送信電力に基づいて、システム100のコンテンションに基づく機構の少なくとも1つのバックオフパラメータを判定してもよい。例えば、小さい送信電力を使用するノードは、より大きい部分の時間だけチャネルを使用することを許可されてもよい。逆に、大きい送信電力を使用するノードは、より小さい部分の時間だけチャネルを使用することを許可されてもよい。従って、ノードは、少なくとも1つの他のノードによる少なくとも1つの他の同時送信を許容しつつ、低減した送信電力(例えば、最低の適切な送信電力)を使用することを促されてもよい。
或る例示の実施例では、システム100は、コンテンションに基づく機構を実装してもよい。コンテンションに基づく機構では、“コンテンションウィンドウ(CW:Contention Window)”方式は、オープンな(“空きの(clear)”)チャネルを検知した後の、送信を実際に実行する前のコンテンション期間を含む。コンテンション期間の間に、送信しようとしているノードは待機する。このコンテンションに基づく機構に従って、システム100の各ノードは、例えばランダムに期間(“バックオフ期間”)を選択し、送信を試みる(“第1の送信試行”)前にチャネルがこの期間の間にアイドルになっている状態まで待機してもよい。CWは、ノードが待機すべき最大期間を規定する。例えば、ランダムな値は、CW内になるように選択される。結果の第1の送信試行が成功しなかった場合、例えば以下に説明するように、次の再試行のために、コンテンションウィンドウの長さは、再試行が成功するまで又は再送信の最大数に到達するまで、CWの最大さいずまで繰り返し調整されてもよい。CW期間は、CWの最小の開始サイズを規定する第1の値(CWminとして記される)と、CWの最大サイズを規定する第2の値(CWmaxとして記される)とにより規定されてもよい。
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、バックオフ機構に従って無線通信デバイス104による無線送信を制御してもよい。無線通信ユニット107は、例えば以下に説明するように、無線送信の送信電力Pに基づいてバックオフ機構の少なくとも1つのバックオフパラメータを判定してもよい。
或る例示の実施例では、例えば以下に詳細に説明するように、無線通信ユニット107は、バックオフ期間の持続時間が無線送信の送信電力Pに基づいてもよいように、例えば、バックオフ期間の持続時時間が送信電力の増加に対して増加するように、1つ以上のバックオフパラメータを判定してもよい。
或る例示の実施例では、少なくとも1つのバックオフパラメータは、コンテンションウィンドウを規定するコンテンションウィンドウパラメータ(例えば、最小コンテンションウィンドウ値CWmin又は他の適切なCWパラメータ)を含んでもよい。例えば、無線通信ユニット107は、送信電力Pに基づいてコンテンションウィンドウを判定し、コンテンションウィンドウ内でバックオフ期間を選択し、コンテンション期間中に無線送信を開始する前に、バックオフ期間の間待機してもよい。
或る例示の実施例では、例えば前述のように、無線通信ユニット107は、無線送信を行うために、通信リンク(例えば、リンク121)の1つ以上のパラメータに基づいて送信電力を設定してもよい。
或る例示の実施例では、例えば以下に説明するように、無線通信ユニット107は、コンテンションウィンドウのサイズを調整してもよい(例えば、送信電力に対して単調に減少する所定の関数に基づいてコンテンションウィンドウのサイズを増加させてもよい)。
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、無線通信ユニット107により使用される送信電力を低減するときに、CWのサイズを低減してもよい。例えば、無線通信ユニット107は、第1の送信電力を使用するときに、第1のCWサイズを有する第1のCWを使用してもよい。無線通信ユニット107は、第1の送信電力より小さい第2の送信電力を使用するときに、第1のCWサイズより短い第2のCWサイズを有する第2のCWを使用してもよい。低減したCWサイズは、無線通信ユニット107のチャネルアクセスのレベルの増加を生じてもよい。例えば、この理由は、バックオフ期間が低減した範囲から選択され得るからである。
従って、無線通信ユニット107は、増加したチャネルアクセス持続時間で低減した送信電力を使用することと、低減したチャネルアクセス持続時間で増加した送信電力を使用することとの間で選択してもよい。従って、短いCWは、送信電力に対応する干渉フットプリントを低くするための“インセンティブ(incentive)を無線通信ユニット107に提供してもよい。
ここでは、或る例示の実施例は、バックオフ期間の持続時間を調整するためにコンテンションウィンドウのサイズを調整することに関して記載されている。しかし、他の実施例では、バックオフ期間の持続時間は他の適切な方法で調整されてもよい。一例では、バックオフ期間の持続時間は、バックオフ期間がカウントされるバックオフカウンタレート(back-off counter rate)を調整することにより調整されてもよい。例えば、バックオフカウンタレートは、例えば送信電力Pの減少に応じて、バックオフ期間の持続時間を減少させるように増加してもよく、及び/又はバックオフカウンタレートは、例えば送信電力Pの増加に応じて、バックオフ期間の持続時間を増加させるように減少してもよい。
或る例示の実施例では、システム100は、比較的短い距離で通信する無線通信デバイス(例えば、デバイス104及び106)(例えば、10フィート以下の距離で通信するWiDiデバイス)を含んでもよい。このような短距離は、例えば、適切なレベルのSNR(例えば、30dBのSNR)を実現するために最大送信電力Pmaxを使用することは必要としない可能性がある。従って、無線通信ユニット107は、送信電力Pを低減し、例えば最大送信電力を利用するレガシーノードにより得られるチャネルアクセス機会に比べて増加したチャネルアクセス機会を得てもよい。無線通信ユニット107により利用される低減した送信電力は、1つ以上の他のデバイス(他の部屋に存在する他のWiDiデバイス)による同時送信を可能にしてもよい。
或る例示の実施例では、チャネルで送信する機会を競合する第1のノード(例えば、デバイス104)は、例えば第1のノードにより利用される第1の送信電力が第2のノードにより利用される第2の送信電力より低い場合、例えば第2のノード(例えば、デバイス106)に比べて低いレートで、第1のノードにより利用されるコンテンションウィンドウを増加することを許可されてもよい。
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、最小コンテンションウィンドウ値CWminと最大コンテンションウィンドウ値CWmaxとの間でCWを保持してもよい。
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、無線通信ユニット107により利用される送信電力Pに対応するCW調整関数(f(P)で示す)を保持してもよい。
或る例示の実施例では、関数f(P)は、送信電力Pに対して単調に減少してもよく、関数f(P)は1より大きい値を戻すように構成されてもよい。
或る例示の実施例では、関数f(P)は、例えば以下のように、送信電力Pと最大送信電力Pmaxとの間の関係に基づいてもよい。
f(P)=1+(P/Pmax)^2 (1)
或る例示の実施例では、関数f(P)は、間接的に(例えば、送信電力Pに基づく1つ以上のパラメータを介して)送信電力Pに基づいてもよい。例えば、関数f(P)は、例えば以下のように、送信電力Pにより実現される送信距離(D(P)で示す)と、送信電力Pmaxにより実現される最大送信距離(Dmax)で示すとの間の関係に基づいてもよい。
f(P)=1+(D(P)/Dmax)^2 (2)
他の実施例では、関数f(P)は、他の適切な関数及び/又は計算を含んでもよい。例えば、関数f(P)は、送信電力Pに対して単調に減少するチャネルアクセスのレベルを生じる如何なる適切な関数を含んでもよい。
或る例示の実施例では、システム100の2つ以上のノード(例えば、システム100のほとんどのノード又は全てのノード)は、実質的に同じ関数f(P)を利用してもよい。
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、無線通信ユニット107が送信を行う受信ノードとの少なくとも1つの各リンクに対応する少なくとも1つの所要送信電力(P_requiredで示す)を判定してもよい。所要送信電力P_requiredは、リンクに対応するQoS要件を満たす推定送信電力を含んでもよい。例えば、無線通信ユニット107は、例えばいずれかの適切な標準又はプロトコルに従って、例えばデバイス106から受信したフィードバック信号品質及び/又は好適なMCSに基づいて、リンク121に対応する所要送信電力P_requiredを推定してもよい。
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、コンテンションウィンドウ内にバックオフ期間を選択し、無線送信を開始する前にバックオフ期間の間待機してもよい。
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、例えば衝突を検出したときに、送信電力及び/又は衝突ウィンドウを調整してもよい。
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、例えば以下のように、例えば所要送信電力P_requiredと最大送信電力Pmaxとに基づいて、送信に使用される送信電力Pを判定してもよい。
P_required<=P<=Pmax (3)
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、例えば以下のように、現在のコンテンションウィンドウ値(CWmincurrent)を調整することにより調整された最小コンテンションウィンドウ値(CWminadjusted)を判定することで、コンテンションウィンドウを調整してもよい。
CWminadjusted=CWmincurrent*f(P) (4)
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、例えば以下のように、調整された値CWminadjustedと値CWmaxとに基づいてコンテンションウィンドウを設定することにより、コンテンションウィンドウを調整してもよい。
CWadjusted=Min(CWminadjusted,CWmax) (5)
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、例えば0とCWadjustedとの間の数を、例えばランダムに又は疑似ランダムに選択することにより、バックオフ期間を選択してもよい。
或る例示の実施例では、無線通信ユニット107は、コンテンションウィンドウを調整すると共に、送信電力Pを一緒に設定可能でもよい。例えば、無線通信ユニット107は、例えばチャネルアクセスのレベルの増加を得るために、コンテンションウィンドウサイズCW1を生じ得る、比較的低減した送信電力Pa(例えば、PmaxよりP_requiredに近い送信電力Pa)を選択してもよい。或いは、無線通信ユニット107は、例えば増加したコンテンションウィンドウサイズCW2>CW1と、比較的低減したレベルのチャネルアクセスを生じる、比較的増加した送信電力Pb(例えば、Pb>Pa)を選択してもよい。
或る例示の実施例では、例えばシステム100の全てのノードが非レガシーノードである場合、無線通信ユニット107は、例えば前述のように、通信リンク121の1つ以上のパラメータに基づいてリンク121で送信するために使用される送信電力を設定可能でもよい。例えばシステム100が1つ以上のレガシーノードを含む場合、無線通信ユニット107は、例えば前述のように、送信電力に基づいてコンテンションウィンドウを調整可能でもよい。一例では、無線通信ユニット107は、無線通信ユニット107が通信リンク121の1つ以上のパラメータに基づいてリンク121での送信に使用される送信電力を設定し、任意選択で送信電力に基づいてコンテンションウィンドウを調整する第1の動作モードと、無線通信ユニット107が送信電力に基づいてコンテンションウィンドウを調整する第2の動作モードとを有してもよい。例えば、無線通信ユニット107は、例えばレガシーノードが検出されない場合、第1の動作モードで動作してもよく、例えばレガシーノードを検出した場合、第2のモードに切り替えてもよい。
或る例示の実施例による無線通信方法を概略的に示す図2を参照する。或る例示の実施例では、図2の方法の1つ以上の動作は、無線通信システム(例えば、システム100(図1))の1つ以上の要素、例えば、無線通信デバイス(例えば、デバイス104及び/又は106(図1))及び/又は無線通信ユニット(例えば、無線通信ユニット107及び/又は108(図1))により実行されてもよい。
ブロック202に示すように、この方法は、無線通信デバイスにおいて無線送信の送信電力を設定することを含んでもよい。
ブロック204に示すように、送信電力の設定は、無線送信を行うための通信リンクの1つ以上のパラメータに基づいて送信電力を設定することを含んでもよい。例えば、送信電力の設定は、例えば図1を参照して前述したように、データレート、変調符号化方式、通信リンクのサービス品質、パスロス測定、通信リンク品質及び他のデバイスへの干渉のうち少なくとも1つに基づいて送信電力を設定することを含んでもよい。
ブロック208に示すように、この方法は、所定の反復率で送信電力の設定を繰り返すことを含んでもよい。例えば、無線通信ユニット107(図1)は、例えば前述のように、送信電力Pを繰り返し関し及び/又は設定してもよい。
ブロック210に示すように、この方法は、送信電力に基づいて、送信を行うためのバックオフ機構の1つ以上のパラメータを設定することを含んでもよい。例えば、この方法は、送信電力に基づいてバックオフ機構のコンテンションウィンドウを設定することを含んでもよい。
ブロック212に示すように、コンテンションウィンドウの設定は、送信電力に基づいてコンテンションウィンドウのサイズを調整することを含んでもよい。
ブロック214に示すように、コンテンションウィンドウのサイズの調整は、送信電力に対して単調に減少する所定の関数に基づいてコンテンションウィンドウのサイズを増加させることを含んでもよい。例えば、無線通信ユニット107(図1)は、例えば前述のように、関数f(P)に基づいてコンテンションウィンドウのサイズを調整してもよい。
ブロック216に示すように、コンテンションウィンドウのサイズの調整は、送信電力に基づいて最小コンテンションウィンドウ値を増加させることを含んでもよい。例えば、無線通信ユニット107(図1)は、例えば前述のように、送信電力Pに基づいてCWminの値を調整してもよい。
ブロック218に示すように、この方法は、コンテンションウィンドウ内でバックオフ期間を設定することを含んでもよい。例えば、無線通信ユニット107(図1)は、例えば図1を参照して前述したように、コンテンションウィンドウに基づいてバックオフ期間を選択し、バックオフ期間の間待機してもよい。
ブロック202に示すように、この方法は、衝突が検出されたか否かを判定することを含んでもよい。例えば、無線通信ユニット107(図1)は、リンクでの送信を行う前に、衝突が検出されたか否かを判定してもよい。
ブロック220に示すように、この方法は、例えばバックオフ期間が満了し、例えば衝突が検出されなかった後に、送信を行うことを含んでもよい。
或る例示の実施例に従って、ウィンドウ調整係数を利用する無線通信デバイスについて無線エリアネットワークでのウィンドウ調整係数(μで示す)の関数としての勝率を示す第1のグラフ302と、1つ以上の他の無線通信デバイスについて勝率を示す第2のグラフ304とを概略的に示す図3を参照する。他の実施例では、他の適切な結果が得られてもよい。
曲線302は、無線通信デバイスが衝突の検出時に調整係数μによりコンテンションウィンドウのサイズを調整するときの無線通信デバイスの勝率を示しており、曲線304は、例えばIEEE802.11標準に従って衝突の検出時に一定の係数2によりコンテンションウィンドウのサイズを調整した7個の他の無線通信デバイスの勝率を示している。図3に示すように、可変の調整係数を使用することにより、無線通信デバイスの勝率の増加が実現され得る。
他の例示の実施例では、シミュレーションの実施は、20×20のグリッド設定に従って分散された400個のノードを含んでもよい。シミュレーションの実施は、例えば、各ノードが最大送信電力Pmaxを常に利用するように構成された第1の電力利用モードにおいて、0.1005のノード毎のチャネル利用レベルを生じ得る。このシミュレーションの実施は、例えば、各ノードが例えば前述のように送信電力に基づいてコンテンションウィンドウを調整するように構成された第2の電力利用モードにおいて、0.3126のノード毎の増加したチャネル利用レベルを生じ得る。このシミュレーションの実施は、例えば、各ノードが前述のように最小の許容可能な送信電力を利用するように構成された第3の電力利用モードにおいて、0.4819の更に増加したノード毎のチャネル利用レベルを生じ得る。従って、例えば第1の電力利用モードにより実現されるスループットに比べて、第2の電力利用モードを使用することにより、約3の係数だけスループットの増加が実現され得る。例えば第1の電力利用モードにより実現されるスループットに比べて、第3の電力利用モードを使用することにより、約5の係数だけスループットの増加が実現され得る。
或る例示の実施例による製造物400を概略的に示す図5を参照する。物400は、ロジック404を格納する機械可読記憶媒体402を含んでもよい。ロジック404は、例えば、無線通信ユニット107(図1)及び/又は無線通信ユニット118(図1)の機能の少なくとも一部を実行するために、及び/又は図2の方法の1つ以上の動作を実行するために使用されてもよい。
或る例示の実施例では、物400及び/又は機械可読記憶媒体402は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、取り外し可能又は取り外し不可能メモリ、消去可能又は消去不能メモリ、書き込み可能又は再書き込み可能メモリ等を含む、データを格納可能な1つ以上の種類のコンピュータ可読記憶媒体を含んでもよい。例えば、機械可読記憶媒体402は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブルデータレートDRAM(DDR-DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラム可能ROM(PROM)、消去可能プログラム可能ROM(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能ROM(EEPROM)、コンパクトディスクROM(CD-ROM)、記録可能コンパクトディスク(CD-R)、再書き込み可能コンパクトディスク(CD-RW)、フラッシュメモリ(例えば、NOR又はNANDフラッシュメモリ)、連想メモリ(CAM)、ポリマー(polymer)メモリ、位相変化(phase-change)メモリ、強誘電体(ferroelectric)メモリ、SONOS(silicon-oxide-nitride-oxide-silicon)メモリ、ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードドライブ、光ディスク、磁気ディスク、カード、磁気カード、光カード、テープ、カセット等を含んでもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、遠隔コンピュータから要求側のコンピュータに、通信リンク(例えば、モデム、無線又はネットワーク接続)を通じて搬送波又は他の伝搬媒体に具現されたデータ信号により伝達されるコンピュータプログラムをダウンロード又は伝送することに関与する如何なる適切な媒体を含んでもよい。
或る実施例では、ロジック404は、機械により実行された場合、機械に対してここに記載の方法、処理及び/又は動作を実行させ得る命令、データ及び/又はコードを含んでもよい。例えば、機械は、如何なる適切な処理プラットフォーム、コンピュータプラットフォーム、コンピュータデバイス、処理デバイス、コンピュータシステム、処理システム、コンピュータ、プロセッサ等を含んでもよく、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア等の如何なる適切な組み合わせを使用して実装されてもよい。
或る実施例では、ロジック404は、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、プログラム、サブルーチン、命令、命令セット、コンピュータコード、ワード、値、シンボル等を含んでもよく、このようなものとして実装されてもよい。命令は、ソースコード、コンパイル済コード、インタープリタ型コード、実行可能コード、静的コード、動的コード等のように、如何なる種類のコードを含んでもよい。命令は、プロセッサに特定の機能を実行するように指示する所定のコンピュータ言語、手法又はシンタックスに従って実装されてもよい。命令は、C、C++、Java(登録商標)、BASIC、Matlab、Pascal、Visual BASIC、アセンブリ言語、機械コード等のような、如何なる適切なハイレベル、ローレベル、オブジェクト指向型、ビジュアル、コンパイル済、及び/又はインタープリタ型プログラミング言語を使用して実装されてもよい。
1つ以上の実施例を参照してここに記載した関数、動作、コンポーネント及び/又は機能は、1つ以上の他の実施例を参照してここに記載した1つ以上の関数、動作、コンポーネント及び/又は機能と組み合わされてもよく、組み合わされて利用されてもよい。また、この逆も同様である。
本発明の特定の特徴についてここに例示及び説明したが、多くの変更、置換、変形及び均等が当業者に思い浮かぶ。従って、特許請求の範囲は、本発明の真の要旨内に入る全てのこのような変更及び変形をカバーすることを意図する。

Claims (20)

  1. コンテンション期間中に無線通信デバイスによる無線送信を制御する無線通信ユニットを有し、
    前記無線通信ユニットは、前記コンテンション期間中に前記無線送信を開始する前にバックオフ期間の間待機し、
    前記バックオフ期間の持続時間は、前記無線送信の送信電力に対応するコンテンションウィンドウ調整関数に基づき、
    前記無線通信ユニットは、前記送信電力の増加に伴って前記バックオフ期間の持続時間を増加させる無線通信デバイス。
  2. 前記コンテンションウィンドウ調整関数は、
    f(P)=1+(P/Pmax)^2
    のように、前記送信電力と最大送信電力との間の関係に基づき、
    ただし、f(P)は前記コンテンションウィンドウ調整関数を示し、Pは前記送信電力を示し、Pmaxは前記最大送信電力を示す、請求項1に記載の無線通信デバイス。
  3. 前記コンテンションウィンドウ調整関数は、
    f(P)=1+(D(P)/Dmax)^2
    のように、Pで示す前記送信電力により実現されるD(P)で示す送信距離と、Dmaxで示す最大送信距離との間の関係に基づく、請求項1に記載の無線通信デバイス。
  4. 前記無線通信ユニットは、前記無線送信を行うために通信リンクの1つ以上のパラメータに基づいて前記送信電力を設定する、請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の無線通信デバイス。
  5. 前記無線通信ユニットは、所定の反復率で前記送信電力の設定を繰り返す、請求項4に記載の無線通信デバイス。
  6. 前記無線通信ユニットは、データレート、変調符号化方式、前記通信リンクのサービス品質、パスロス測定、通信リンク品質及び他のデバイスへの干渉のうち少なくとも1つに基づいて前記送信電力を設定する、請求項4又は5に記載の無線通信デバイス。
  7. 前記無線通信ユニットは、前記コンテンションウィンドウ調整関数に基づいてコンテンションウィンドウのサイズを判定し、前記コンテンションウィンドウ内で前記バックオフ期間を選択し、
    前記コンテンションウィンドウ調整関数は、前記送信電力に対して単調に減少する、請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載の無線通信デバイス。
  8. 前記無線通信ユニットは、第1の送信電力を使用するときに、第1のバックオフ期間を使用し、前記第1の送信電力より大きい第2の送信電力を使用するときに、前記第1のバックオフ期間より長い第2のバックオフ期間を使用する、請求項1ないし7のうちいずれか1項に記載の無線通信デバイス。
  9. 無線通信デバイスを含む無線通信システムであって、
    前記無線通信デバイスは、
    少なくとも1つのアンテナと、
    バックオフ機構に従って前記アンテナを介した無線送信を制御する無線通信ユニットと
    を含み、
    前記無線通信ユニットは、前記無線送信の送信電力に基づいて前記バックオフ機構の少なくとも1つのバックオフパラメータを判定し、
    前記無線通信ユニットは、前記送信電力の増加に伴ってバックオフ期間の持続時間を増加させるように前記バックオフパラメータを判定する無線通信システム。
  10. 前記無線通信ユニットは、第1の送信電力を使用するときに、第1のバックオフ期間を設定するように前記バックオフパラメータを判定し、前記第1の送信電力より大きい第2の送信電力を使用するときに、前記第1のバックオフ期間より長い第2のバックオフ期間を設定するように前記バックオフパラメータを判定する、請求項9に記載の無線通信システム。
  11. 前記少なくとも1つのバックオフパラメータは、コンテンションウィンドウを規定するコンテンションウィンドウパラメータを含む、請求項9又は10に記載の無線通信システム。
  12. 前記コンテンションウィンドウパラメータは、最小コンテンションウィンドウ値を含む、請求項11に記載の無線通信システム。
  13. 前記無線通信ユニットは、第1の送信電力を使用するときに、第1のコンテンションウィンドウを使用し、前記第1の送信電力より小さい第2の送信電力を使用するときに、前記第1のコンテンションウィンドウより短い第2のコンテンションウィンドウを使用する、請求項11又は12に記載の無線通信システム。
  14. 前記無線通信ユニットは、前記無線送信を行うために通信リンクの1つ以上のパラメータに基づいて前記送信電力を設定する、請求項9ないし13のうちいずれか1項に記載の無線通信システム。
  15. 前記無線通信ユニットは、所定の反復率で前記送信電力の設定を繰り返す、請求項14に記載の無線通信システム。
  16. 前記無線通信ユニットは、データレート、変調符号化方式、前記通信リンクのサービス品質、パスロス測定、通信リンク品質及び他のデバイスへの干渉のうち少なくとも1つに基づいて前記送信電力を設定する、請求項14又は15に記載の無線通信システム。
  17. 無線通信デバイスにおいて、バックオフ期間を利用するバックオフ機構に従って、無線通信を行うために通信リンクの1つ以上のパラメータに基づいて無線送信の送信電力を設定するステップと、
    前記送信電力に基づいて、前記送信電力の増加に伴ってバックオフ期間の持続時間を増加させることにより、前記バックオフ期間の持続時間を調整するステップと
    を含む無線通信方法。
  18. 前記送信電力を設定するステップは、データレート、変調符号化方式、前記通信リンクのサービス品質、パスロス測定、通信リンク品質及び他のデバイスへの干渉のうち少なくとも1つに基づいて前記送信電力を設定することを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記バックオフ期間の持続時間を調整するステップは、第1の送信電力を使用するときに、第1のコンテンションウィンドウを使用し、前記第1の送信電力より小さい第2の送信電力を使用するときに、前記第1のコンテンションウィンドウより短い第2のコンテンションウィンドウを使用することを含む、請求項17又は18に記載の方法。
  20. 前記バックオフ期間の持続時間を調整するステップは、前記送信電力に対して単調に減少する所定の関数に基づいてコンテンションウィンドウのサイズを調整し、前記コンテンションウィンドウ内で前記バックオフ期間を選択することを含む、請求項17ないし19のうちいずれか1項に記載の方法。
JP2013529440A 2010-09-21 2011-09-21 無線送信のためにチャネル利用を調整するデバイス、システム及び方法 Expired - Fee Related JP5571252B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/886,648 2010-09-21
US12/886,648 US8467472B2 (en) 2010-09-21 2010-09-21 Device, system, and method of adjusting channel utilization for wireless transmission
PCT/US2011/052664 WO2012040400A1 (en) 2010-09-21 2011-09-21 Device, system, and method of adjusting channel utilization for wireless transmission

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013543678A JP2013543678A (ja) 2013-12-05
JP5571252B2 true JP5571252B2 (ja) 2014-08-13

Family

ID=45818205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013529440A Expired - Fee Related JP5571252B2 (ja) 2010-09-21 2011-09-21 無線送信のためにチャネル利用を調整するデバイス、システム及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8467472B2 (ja)
EP (1) EP2620034A4 (ja)
JP (1) JP5571252B2 (ja)
KR (1) KR101451535B1 (ja)
CN (1) CN103109579B (ja)
WO (1) WO2012040400A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8958307B2 (en) 2010-12-25 2015-02-17 Intel Corporation Enabling coexistence of high-density and low-density transmissions
KR20120117560A (ko) * 2011-04-15 2012-10-24 주식회사 케이티 무선 액세스 포인트 장치 및 스루풋 테스트 방법
DE112012005932B4 (de) * 2012-02-24 2020-08-13 Mitsubishi Electric Corporation Im Fahrzeug angeordnete Kommunikationsvorrichtung und Navigationsvorrichtung
US9521694B2 (en) 2012-06-18 2016-12-13 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for initial access distribution over wireless LAN
US9148892B2 (en) * 2012-08-31 2015-09-29 Cambridge Silicon Radio Limited Transmitting data
US20140105037A1 (en) * 2012-10-15 2014-04-17 Natarajan Manthiramoorthy Determining Transmission Parameters for Transmitting Beacon Framers
KR101995565B1 (ko) * 2013-03-07 2019-07-02 퀄컴 인코포레이티드 네트워크 디바이스들에서의 유연한 전송 및 백-오프 간격들
KR102083563B1 (ko) * 2013-07-22 2020-03-03 삼성전자주식회사 무선 전력 전송 시스템에서의 간섭 제어 방법 및 장치
US9398484B2 (en) * 2014-04-28 2016-07-19 Intel IP Corporation UE, eNB and method for channel access priority for distributed D2D
CN105095133A (zh) * 2014-05-04 2015-11-25 曾广兴 用于微波负载牵引测量的Wi-Fi控制一体化复阻抗调配器
US9743363B2 (en) * 2014-06-24 2017-08-22 Qualcomm Incorporated CCA clearance in unlicensed spectrum
CN104867310A (zh) * 2015-05-11 2015-08-26 李书英 多信道遥测终端机
US10663569B2 (en) * 2017-09-19 2020-05-26 Denso International America, Inc. Localization systems and methods using communication protocols with open channels and secure communication connections
CN111918408B (zh) * 2020-08-06 2023-06-06 北方工业大学 基于csma-ca退避算法的优化方法及装置
US20240147387A1 (en) * 2021-06-24 2024-05-02 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Efficient random access in a wireless telecommunication system

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE524688C2 (sv) * 2001-12-06 2004-09-14 Ericsson Telefon Ab L M Metod och anordningar för att allokera kanal till en mobilstation i ett radiokommunikationssystem
US7610027B2 (en) * 2002-06-05 2009-10-27 Meshnetworks, Inc. Method and apparatus to maintain specification absorption rate at a wireless node
US20050064817A1 (en) * 2003-09-24 2005-03-24 Boris Ginzburg Device, system and method for adaptation of collision avoidance mechanism for wireless network
CN1998158A (zh) * 2004-06-30 2007-07-11 皇家飞利浦电子股份有限公司 基于竞争的协议中公平分配频谱的方法
US20060215686A1 (en) * 2005-03-28 2006-09-28 Nokia Corporation Communication method for accessing wireless medium under enhanced distributed channel access
US20060268924A1 (en) * 2005-04-01 2006-11-30 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for dynamically adjusting a deferred transmission level and a transmission power level in a wireless communication system
CN101578906A (zh) * 2007-01-05 2009-11-11 交互数字技术公司 随机接入信道中的回退机制
WO2010033000A2 (en) 2008-09-22 2010-03-25 Electronics And Telecommunications Research Institute Method and apparatus for managing device discovery in wireless system
KR101107324B1 (ko) 2008-12-08 2012-01-20 한국전자통신연구원 데이터 전달을 보장하는 무선 센서 네트워크 장치 및 이를 이용한 데이터 전달 보장 방법
US8989106B2 (en) * 2009-02-27 2015-03-24 Qualcomm Incorporated Methods and apparatuses for scheduling uplink request spatial division multiple access (RSDMA) messages in an SDMA capable wireless LAN

Also Published As

Publication number Publication date
CN103109579B (zh) 2016-08-10
JP2013543678A (ja) 2013-12-05
CN103109579A (zh) 2013-05-15
US20120071192A1 (en) 2012-03-22
US8467472B2 (en) 2013-06-18
EP2620034A1 (en) 2013-07-31
WO2012040400A1 (en) 2012-03-29
KR101451535B1 (ko) 2014-10-15
KR20130079493A (ko) 2013-07-10
EP2620034A4 (en) 2017-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5571252B2 (ja) 無線送信のためにチャネル利用を調整するデバイス、システム及び方法
JP5437488B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法
KR101719945B1 (ko) 디스커버리 프레임에 대한 송신 간격을 조절하는 장치, 시스템 및 방법
JP5781658B2 (ja) 無線通信デバイスのグループと同時に通信するデバイス、システム及び方法
JP6352450B2 (ja) 無線通信チャネルを選択する装置、システム及び方法
JP5607173B2 (ja) 無線通信装置のグループと同時に通信するための装置、システム及び方法
US8588091B2 (en) Device, system and method of wireless communication over a combined channel
US20070280332A1 (en) Systems and Techniques for Radio Frequency Environment Awareness and Adaptation
JP5539535B2 (ja) 無線通信ユニットのグループと同時に通信するデバイス、システム及び方法
US11917655B2 (en) Apparatus, system and method of resource unit (RU) allocation for multi user (MU) downlink orthogonal-frequency-division-multiple-access (OFDMA) transmission
EP3117646B1 (en) Apparatus and method of simultaneous wireless transmissions
US11153029B2 (en) Interference-aware link-rate adaptation for wireless communication
US20230141814A1 (en) Apparatus and method for multi-link-based wireless communication
US20230156796A1 (en) Methods, devices and systems for wireless communication using multi-link

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5571252

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees