JP5571239B2 - システムリソースの階層管理のための方法および装置 - Google Patents

システムリソースの階層管理のための方法および装置 Download PDF

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Description

本出願は、ここにその全体が引用により本明細書に組み込まれている、2010年3月16日に出願した、「METHOD AND APPARATUS FOR MANAGING REALLOCATION OF SYSTEM RESOURCES」という名称の、米国特許出願第12/724578号[代理人整理番号807116−US−NP]に関係する。
本発明は、一般には、ネットワーク管理システムなどのシステムのシステムリソースに関係し、より具体的には、ただし排他的ではなく、システムリソースの管理に関係する。
ネットワーク管理システム(NMS)は、多くの異なるタイプの通信ネットワークを管理するために使用される。NMSは、典型的には、様々な態様の通信ネットワークを管理する際に使用するための多くのネットワーク管理機能をサポートする。ネットワーク管理機能は、NMSの様々なハードウェアおよびソフトウェアのリソース、例えば、プロセッサスレッド、メモリ等を使用して提供される。その結果、NMSのリソースは、様々なネットワーク管理機能を提供するために必要とされるリソースに対する競合する要求によって、重大なコンテンションのもとにあることが多い。多くの場合、NMSリソース自体が、NMSの性能、信頼性、予測性、およびスケーラビリティを保証するために管理されなければならない。NMSリソースの不適切な管理は、NMSプラットフォームの効率低下を、したがって、NMSのユーザおよびNMSにより管理される通信ネットワークの顧客に対して低質の使用感をもたらすことが多い。さらに、NMSリソースの不適切な管理に起因し得るリソースの枯渇が、実際の問題と関連付けるのが困難である種々の形で現れる場合があり、それは、リソースの枯渇の根本の原因に関する可視性が、実質的に存在しないようなものである。NMSリソース管理体系は今日存在するが、これらの手法は、NMSの性能、信頼性、予測性、およびスケーラビリティの保証を可能にすることになる、リソース管理に対する制御のレベルを提供することなく、システムスループットとリソース消費との間のバランスを維持するように単に努めるだけである。
従来技術での様々な欠陥が、システムのリソースを管理するための実施形態により対処される。システムのリソースを管理するための能力が提供される。システムリソースは、システムリソースの階層組織化を使用して管理される。システムのリソースは、少なくとも1つの階層リソースプールを使用して管理され、階層リソースプールは、マスタリソースプールおよび複数の仮想リソースプールを含む。マスタリソースプールは、階層リソースプールにより管理されるリソースの論理表現を含む。仮想リソースプールは、階層リソースプールにより管理されるリソースのそれぞれの部分集合の論理表現を含む。1つの実施形態では、管理システムのリソースを管理するための方法は、借用者から、管理システムの複数のリソースの1つに対するリソース要求を受信するステップであり、リソースが、階層リソースプールを使用して管理されるステップと、リソース要求に関連する仮想リソースプールを特定するステップと、特定された仮想リソースプールからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するステップとを含む。
本明細書での教示は、添付の図面に連関した以下の詳細な説明を考察することにより、容易に理解され得る。
システムリソースを有する例示的なネットワーク管理システムの高レベルのブロック図である。 図1のNMSのリソースタイプのリソースのための、例示的な階層リソースプールの図である。 図2の例示的な階層リソースプールを管理するための、例示的な管理体系の図である。 図2の例示的な階層リソースプールを管理するための、例示的な管理体系の図である。 システムのリソースを要求する借用者からのリソース要求を処理するための方法の1つの実施形態の図である。 借用者間でリソースを再割当てすべきかどうかを決定するための方法の1つの実施形態の図である。 本明細書で説明される機能を遂行する際の使用に適したコンピュータの高レベルのブロック図である。
理解を容易にするために、同一の参照番号が、可能な場合に、複数の図面に対して共通である同一の要素を指定するために使用されている。
リソース管理能力が、本明細書で図示かつ説明される。リソース管理能力は、システムのリソースの管理を可能にし、システムリソースの割当ておよび割当て解除、システムリソースの再割当て、ならびに同様のリソース管理機能を含む。リソース管理能力は、リソース管理に対する細粒度の制御を提供し、それによって、リソース管理能力が利用されるシステムの性能、信頼性、予測性、およびスケーラビリティの保証を可能にする。本明細書では、主として、特定のタイプのシステムの特定のタイプのリソース(例えば、プロセッサスレッド、メモリ、および同様のネットワーク管理システムのリソース)を管理するためのリソース管理能力の使用に関して図示かつ説明されるが、本明細書で図示かつ説明されるリソース管理能力は、管理され得るリソースを有する、任意の適したタイプのシステムの任意の適したタイプのリソースを管理するために使用され得る。
図1は、例示的なネットワーク管理システム(NMS)の高レベルのブロック図を図示する。
NMS100は、リソース110を含む。リソース110は、異なるタイプのNMSに対して変動し得る、NMSの任意のリソースを含み得る。リソース110は、複数のリソースタイプ112−112(集合的には、リソースタイプ112)のリソースを含む。例えば、リソース110は、プロセッサスレッド、メモリ、データベース接続、ネットワーク接続等のような、リソースタイプ112のリソースを含み得る。リソースタイプ112は、任意の適した様式で定義され得る。
NMS100は、リソース管理インフラストラクチャ(RMI)120を使用してリソース110を管理する。
RMI120は、リソース110の階層管理を提供する。1つの実施形態では、RMI120は、リソースタイプごとを基準にして、階層リソース管理を提供する。1つのそのような実施形態では、RMI120は、それぞれ、リソースタイプ112−112のリソース110を管理する際に使用するための、複数の階層リソースプール(HRP)122−122(集合的には、HRP122)を含む。この様式では、NMS100のリソースタイプ112の個々は、NMS100の他のリソースタイプ112の個々と無関係に管理され得る。
1つの実施形態では、HRP122は、個々が、関連するリソースタイプ112のリソース110を管理する際に使用するための、マスタリソースプール(MRP)および複数の仮想リソースプール(VRP)を含む。HRP122は、関連するリソースタイプ112のリソース110の階層管理を遂行する際に使用するための階層木構造で組織化される。1つの実施形態では、MRPは、階層木構造の根を形成し、VRPは、階層木構造の残りを形成する。VPRは、任意の適した様式で(例えば、任意の適した数の階層レベルを使用して、階層レベル(複数可)にわたるVRPの任意の適した配置構成を使用して、MRPおよびVRPの間で任意の適した親/子関係を使用してなど、ならびにそれらの様々な組み合わせで)階層木構造内で組織化され得る。
1つの実施形態では、所与のHRP122に対するMRPは、所与のHRP122が関連するリソースタイプ112のリソース110のすべての論理表現であり、それによって、所与のHRP122が関連するリソースタイプ112のリソース110の管理を容易にする。所与のHRP122に対するMRPは、HRP122が関連するリソースタイプ112のリソース110の管理に関連する任意のリソース管理機能を遂行するために使用され得る。例えば、所与のHRP122に対するMRPは、リソースライフサイクル管理(例えば、リソースの生成および破棄)、最小/最大管理(例えば、システム内の所与のリソースタイプ112のリソース110の数を施行すること)、リソースリース管理(例えば、リース継続期間および他の関連するリソースリースパラメータ)、借用者優先順位管理、アイドルタイムアウト管理、リソース要求優先順位付け管理、リソースプリエンプション管理等、およびそれらの様々な組み合わせなどのリソース管理機能を遂行するために使用され得る。
1つの実施形態では、所与のHRP122に対するVRPは、それぞれ、所与のHRP122が関連するリソースタイプ112のリソース110の部分集合の論理表現(したがって、所与のHRP122のMRPのリソース110の部分集合の論理表現)であり、それによって、所与のHRP122が関連するリソースタイプ112のリソース110のそれぞれの部分集合の管理を容易にする。所与のHRP122に対するVRPは、HRP122が関連するリソースタイプ112のリソース110の関連する部分集合の管理に関連する任意のリソース管理機能を遂行するために使用され得る。
そのような実施形態では、リソース110の論理表現は、任意の適したタイプの論理表現を使用して実施(したがって、管理)され得る。例えば、1つの実施形態では、リソース110の論理表現は、リソース110の個々が、それぞれのリソース110の論理表現を提供するトークンに関連している場合のように、トークンを使用して実施され得る。そのような実施形態では、RMIは、トークンを、それぞれ、リソース110を管理するための手段として利用することができる。主として、リソース110の論理表現としてのトークンの使用に関して説明されるが、リソース110を論理的に表現する、したがって制御する任意の他の適した手段が利用され得ることが理解されよう。
所与のHRP122に対するVRPは、任意の適した様式で、リソース110のそれぞれの部分集合を取得することができる。所与のHRP122に対するVRPは、リソースのそれぞれの部分集合(または、リソースの部分集合の少なくとも一部分)を、HRP122のMRPから、(例えば、MRPからそれぞれのVRPに対して行われる、リソース110の部分集合の初期の割当ての一部として、MRPからVRPの一部もしくは全部に対する、リソース110の静的および/もしくは動的な再割当ての一部としてなど、ならびにそれらの様々な組み合わせで)取得することができる。所与のHRP122の所与のVRPは、その関連するリソース110の部分集合(または、その関連するリソース110の部分集合の少なくとも一部分)を、所与のHRP122の1つまたは複数の他のVRPから、(例えば、所与のVRPに対する、1つもしくは複数の他のVRPの未割当ての/利用可能なリソースの再割当てをもたらし得る、1つもしくは複数の他のVRPへの要求を使用して、所与のVRPに対する、1つもしくは複数の他のVRPの割当てられたリソースの再割当てをもたらし得る、MRPへの要求を使用してなど、ならびにそれらの様々な組み合わせで)取得することができる。
この様式では、所与のHRP122のリソース110は、任意の適した様式で、VRPにわたって、静的および/または動的に、割当ておよび/または再割当てされ得る。そのような実施形態では、VRPにより始動されるリソースの割当ておよび/または再割当ての要求は、任意の適した様式で、(例えば、HRP122の階層レベルを飛ばすことを伴って、および/もしくはそれを伴わずに、HRP122の枝を渡ることを伴って、および/もしくはそれを伴わずになど、ならびにそれらの様々な組み合わせで)HRP122内を流れ得る。少なくとも1つのそのような実施形態では、リソース要求は、階層木構造の葉から階層木構造の根に向かう(すなわち、MRPに向かう)方向に流れ、リソースは、階層木構造の根から、下りで階層木構造の葉に向かう(すなわち、VRPに向かう)方向に流れる。
所与のHRP122のVRPは、個々が、それに関連する1つまたは複数の借用特性を有する。所与のHRP122のVRPの借用特性(複数可)は、所与のHRP122の階層木構造を形成するために、VRPを定義し、VRPの配置構成を組織化するために利用され得る。所与のHRP122のVRPの借用特性は、所与のHRP122により管理されるリソースタイプ112のリソース110を管理するために(例えば、所与のHRP122のVRPに対するリソース110のそれぞれの部分集合の割振りのために、所与のHRP122のVRP間のリソース110のプリエンプションのためになど、およびそれらの組み合わせで)利用され得る。所与のHRP122のVRPの借用特性は、所与のHRP122のリソースタイプ112のリソース110の管理に関連する任意の他の適した目的のために使用され得る。
所与のHRP122のVRPの借用特性は、所与のHRP122のVRPを定義かつ組織化する際に、所与のHRP122により管理されるリソースタイプ112のリソース110を管理する際になど、およびそれらの様々な組み合わせの際に使用するのに適した任意の特性であり得る。例えば、所与のHRP122のVRPの借用特性は、HRP122のリソース110が使用されることになる目的を指示する特性、HRP122のリソース110を使用していることになる借用者のタイプ(例えば、コンポーネント、アプリケーション、プロセス、ユーザ等)を指示する特性等、およびそれらの様々な組み合わせであり得る。
この様式では、所与のHRP122のVRPは、HRP122が関連するリソースタイプ112のリソース110の部分集合、すなわち、それぞれのVRPに関連するリソース110の部分集合が、異なる条件のもとで使用され得るように、定義かつ組織化され得る。
所与のHRP122が関連するリソースタイプ112のリソース110を管理するための、所与のHRP122のVRPの定義および組織化は、以下の例によってより良く理解され得る。
例えば、1つの実施形態では、HRP122によって管理されるプロセッサスレッドに対して、MRPは、NMS100のプロセッサスレッドの全部(または、一部の実施形態では、部分集合)を含み、複数のVRPは、VRPの関連する借用特性により指定されるような異なる条件のもとでの使用のための、NMS100のプロセッサスレッドのそれぞれの部分集合を含み得る。例えば、プロセッサスレッドの第1および第2の部分集合(すなわち、それぞれ、プロセッサスレッドに対する第1および第2のVRP)は、それぞれ、NMS100内で実行する内部アプリケーションに対するプロセッサスレッドの割当てのために、および、NMS100の外部のアプリケーションから受信される要求を処理するためのプロセッサスレッドの割当てのために定義され得る。プロセッサスレッドは、任意の他の適した様式で、任意の適した借用特性を使用して、VRPの間で割当てられ得ることが理解されよう。
例えば、1つの実施形態では、HRP122によって管理されるメモリに対して、MRPは、NMS100のメモリリソースの全部(または、一部の実施形態では、部分集合)を含み、複数のVRPは、VRPの関連する借用特性により指定されるような異なる条件のもとでの使用のための、NMS100のメモリリソースのそれぞれの部分集合を含み得る。例えば、メモリの第1、第2、および第3の部分集合(すなわち、それぞれ、メモリリソースに対する第1、第2、および第3のVRP)は、それぞれ、(1)NMS100により始動される内部プロセス、(2)NMS100と通信している他のシステムから受信されるシステム要求、および(3)NMS100のユーザから受信されるユーザ要求の処理に対するメモリの割当てのために定義され得る。この例では、NMS100のユーザから受信されるユーザ要求に関連するメモリの第3の部分集合は、それぞれ、(a)第1のネットワークオペレーションズセンタに位置するNMS100のユーザ、および(b)第2のネットワークオペレーションズセンタに位置するNMS100のユーザから受信されるユーザ要求の処理に対するメモリの2つの部分集合(すなわち、それぞれ、第4のVRPおよび第5のVRP)を形成するためにさらに細分化され得る。メモリは、任意の他の適した様式で、任意の適した借用特性を使用して、VRPの間で割当てられ得ることが理解されよう。
例えば、1つの実施形態では、HRP122によって管理されるデータベース接続に対して、MRPは、NMS100のデータベース接続の全部(または、一部の実施形態では、部分集合)を含み、複数のVRPは、VRPの関連する借用特性により指定されるような異なる条件のもとでの使用のための、NMS100のデータベース接続のそれぞれの部分集合を含み得る。例えば、データベース接続の第1および第2の部分集合(すなわち、それぞれ、データベース接続に対する第1および第2のVRP)は、それぞれ、(1)上りの「読み出し」動作(例えば、クライアントからの要求)、(2)NMS100内の内部アプリケーション(例えば、NMS100で受信される警報の処理、NMS100により始動されるテスト実行等)に対するデータベース接続の割当てのために定義され得る。データベース接続は、任意の他の適した様式で、任意の適した借用特性を使用して、VRPの間で割当てられ得ることが理解されよう。
例えば、1つの実施形態では、HRP122によって管理されるネットワーク接続に対して、MRPは、NMS100のネットワーク接続の全部(または、一部の実施形態では、部分集合)を含み、複数のVRPは、VRPの関連する借用特性により指定されるような異なる条件のもとでの使用のための、NMS100のネットワーク接続のそれぞれの部分集合を含み得る。例えば、ネットワーク接続の第1および第2の部分集合(すなわち、それぞれ、データベース接続に対する第1および第2のVRP)は、それぞれ、(1)NMS100により管理されているネットワーク要素に対する接続、および(2)ネットワーク要素を管理するためのNMS100を使用するユーザのユーザ端末に対する接続に対するネットワーク接続の割当てのために定義され得る。この例では、NMS100により管理されているネットワーク要素に対する接続に関連するネットワーク接続の第1の部分集合は、ネットワークデバイスの複数の部分集合の管理に関連するネットワーク接続の多くの部分集合を形成するためにさらに細分化され得る(例えば、ネットワーク要素の重要度、ネットワーク要素の地理的位置、および/または、そのような細分化が基づき得る任意の他の適した特性に基づいて)ものであり、ユーザ端末に対する接続に関連するネットワーク接続の第2の部分集合は、ユーザ端末の複数の部分群に関連するネットワーク接続の多くの部分集合を形成するためにさらに細分化され得る(例えば、ユーザ端末のユーザにより遂行される機能のタイプ、ユーザ端末の地理的位置、および/または、そのような細分化が基づき得る任意の他の適した特性に基づいて)。ネットワーク接続は、任意の他の適した様式で、任意の適した借用特性を使用して、VRPの間で割当てられ得ることが理解されよう。
前述の例は、主として、所与のリソースタイプ112のリソース110の全部が、単一のHRP122を使用して管理される(したがって、単一のHRP122のMRPが、所与のリソースタイプ112のリソース110の全部を含む)実施形態を対象とするが、様々な他の実施形態では、所与のリソースタイプ112のリソース110は、個々のHRP122(したがって、個々の関連するMRP)がリソースタイプ112のリソース110の部分集合のみを含むように、複数のHRP122を使用して管理され得る。同様に、前述の例は、主として、HRP122の個々が、ただ1つのリソースタイプ112のリソース110を管理する実施形態を対象とするが、様々な他の実施形態では、1つまたは複数のHRP122が、複数のリソースタイプ112のリソース110を管理する場合がある。
異なる例示的なリソースタイプに対して提供される実施例の個々に関して上記で説明されたように、前述の実施例の個々で定義されたHRP122において、VRPの1つまたは複数は、任意の数の内包するVRP(すなわち、任意の適した部分木)を含むように、それぞれ、細分化されているVRP(複数可)に固有の1つまたは複数の借用特性に基づいて、さらに細分化され得る。この様式では、HRP122の個々は、任意の適した借用特性および/または借用特性の組み合わせに基づく、任意の適した配置構成を使用して組織化された、任意の適した数のVRPを有する、任意の適した階層木構造を使用して定義され得る。
前述の例は、単に、VRPが異なるリソースタイプに対して定義され得る様式を解説するために提供されることが理解されよう。これらのリソースタイプ、および任意の他のリソースタイプの個々に対して、リソースタイプに対するVRPが、任意の他の適した様式で定義および/または組織化され得る(例えば、異なる特性に基づいて定義され得る、異なる階層木構造で組織化され得るなど、およびそれらの組み合わせ)ということ、したがって、リソースタイプのリソースが、任意の他の適した様式で、VRPの間で割当てられ得ることが理解されよう。
主として、特定の数の階層レベルを有する特定の階層木構造で配置構成される、具体的な数のVRPに関して図示かつ説明されるが、HRP122は、任意の適した数の階層レベルを有する任意の適した階層木構造で配置構成される、任意の適した数のVRPを含み得ることが理解されよう。異なるHRP122は、それらのリソースを管理するために、同一の、類似の、または異なる階層木構造を使用し得ることが理解されよう。
図2は、図1のNMSのリソースタイプのリソースのための、例示的な階層リソースプールを図示する。
図2に図示されるように、例示的なHRP200は、マスタリソースプール(MRP)202、および、7つの仮想リソースプール(VRP)202V1−202V7(集合的には、VRP202)を含み、これらは、リソースプール(RP)202と集合的に呼ばれる場合がある。RP202は、木構造で階層的に配置構成され、MRP202は、木構造の根を形成し、VRP202は、木構造の残りを形成する。図2に図示されるように、VRP202V1、202V2、および202V3は、MRP202の子であり、VRP202V4および202V5は、VRP202V1の子であり、VRP202V6は、VRP202V3の子であり、VRP202V7は、VRP202V4の子である。
本明細書で説明されるように、例示的なHRP200は、NMS100のリソース110の任意の適したリソースタイプ112を管理する際の使用のために定義され得る。例示的なHRP122を説明する際の明確性のために、例示的なHRP122は、NMS100のデータベース接続を管理する際の使用のために定義されるものと仮定し、さらに、1000のデータベース接続が、NMS100上で利用可能であるものと仮定する。この例では、さらに、NMS100は、複数のネットワークオペレーションズセンタ(NOC)のユーザによりアクセス可能であるものと仮定する。
この例では、MRP202は、NMS100の1000のデータベース接続の論理的な群化を提供し、それによって、NMS100の借用者130による使用のための、それらの1000のデータベース接続の割当ての配置構成が可能になる。
この例では、VRP202V1、202V2、および202V3は、それぞれ、(1)NMS100のユーザから受信されるユーザ要求に応答したデータベースアクセス、(2)NMS100により始動される内部プロセスによるデータベースアクセス、および(3)NMS100と通信しているシステムによるデータベースアクセスのためにデータベース接続を管理するものと仮定し、さらに、VRP202V1、202V2、および202V3は、それぞれ、500、300、および200のデータベース接続が割当てられるものと仮定する。
この例では、VRP202V4および202V5は、それぞれ、(1)第1のNOCに位置するNMS100のユーザから受信されるユーザ要求に応答したデータベースアクセス、および(2)第2のNOCに位置するNMS100のユーザから受信されるユーザ要求に応答したデータベースアクセスのためにデータベース接続を管理するものと仮定し、さらに、VRP202V4および202V5は、それぞれ、300および200のデータベース接続が割当てられるものと仮定する。この例では、VRP202V7は、第1のNOCに位置するNMS100のユーザの部分集合(例えば、リソースへの即時アクセスを必要とする場合がある、したがって、それら自体のVRPからサービス提供され得るスーパーバイザ)から受信されるユーザ要求に応答したデータベースアクセスのためにデータベース接続を管理するものと仮定し、さらに、VRP202V7は、VRP202V4に割当てられる300のデータベース接続の100が割当てられるものと仮定する(すなわち、第1のNOCでの他のユーザのすべては、スーパーバイザによる使用のために予約されない200のデータベース接続を共有しなければならない)。
この例では、VRP202V6は、リソースへの即時アクセスを必要とする場合がある(したがって、それ自体のVRPからサービス提供され得る)、NMS100と通信している、特定の高い優先順位のシステムによるデータベースアクセスのためにデータベース接続を管理するものと仮定し、さらに、VRP202V6は、VRP202V4に割当てられる300のデータベース接続の50が割当てられるものと仮定する(すなわち、NMS100と通信している他のシステムのすべては、高い優先順位のシステムによる使用のために予約されない150のデータベース接続を共有しなければならない)。
図2のHRP200は、単に例示的であること、および、図1のHRP122は、様々な他の適した形で定義かつ組織化され得ることが理解されよう。
NMS100のリソースタイプ112のリソース110の管理の際に、図2の例示的なHRP200などのHRP122を使用することは、図1の参照に戻って、より良く理解され得る。
図1に図示されるように、RMI120は、管理能力125を含む。管理能力125は、RMI120のHRP122を管理するための管理機能を提供するためのRMI120の能力を表す。RMI120のHRP122は、任意の適した様式で管理され得る。
1つの実施形態では、HRP122は、1つまたは複数のマネージャを使用して(例えば、HRP122のすべてに対して単一のマネージャを使用して、HRP122の1つもしくは複数がマネージャを共有する場合に、複数のマネージャを使用して、HRP122の個々が専用のマネージャを有する場合に、複数のマネージャを使用してなど、ならびにそれらの様々な組み合わせで)管理され得る。
例えば、1つの実施形態では、単一のマネージャが、RMI120のHRP122の個々を管理する。この実施形態では、単一のマネージャが、HRP122の個々のMRPおよび関連するVRPの個々を含む、HRP122の個々に、リソース管理機能を提供する役割を負う。(管理能力が、HRP122の個々にリソース管理機能を提供する役割を負う単一のマネージャである)例示的な実施形態が、図1に関して図示される。
例えば、1つの実施形態では、RMI120のHRP122の個々が、それ自体の専用のマネージャにより管理される。この実施形態では、HRP122の個々に対して、関連するマネージャが、HRP122のMRPおよび関連するVRPにリソース管理機能を提供する役割を負う。例示的な実施形態が、図3に関して図示される。
図3は、図2の例示的な階層リソースプールを管理するための、例示的な管理体系を図示する。図3に図示されるように、図1の管理能力125が、階層リソースプールマネージャ305を使用して提供される。階層リソースプールマネージャ305は、例示的なHRP200に対する管理機能を遂行する。この実施形態では、例示的なHRP200のMRPおよび関連するVRPにより、またはそれらを使用して遂行されているように、本明細書で図示かつ説明される様々な機能が、階層リソースプールマネージャ305により遂行される。この意味で、例示的なHRP200のプール間での説明される相互作用は、説明される機能を提供するための、階層リソースプールマネージャ305の関連する命令およびルーチンの相互作用である。
例えば、1つの実施形態では、RMI120のHRP122の個々が、1組のマネージャを使用して管理される。1つのそのような実施形態では、所与のHRPに対して、マネージャの組は、HRP122のMRPに管理機能を提供するMRPマネージャ、および、HRP122のそれぞれのVRPに管理機能を提供する複数のVRPマネージャを含む。そのような実施形態では、マネージャの組のマネージャは、HRP122に、関連するリソース管理機能を提供するために相互作用する。例示的な実施形態が、図4に関して図示される。
図4は、図2の例示的な階層リソースプールを管理するための、例示的な管理体系を図示する。図4に図示されるように、図1の管理能力125が、(1)MRP202に関連するMRPマネージャ405、および(2)それぞれ、VRP202V1−V7に関連する複数のVRPマネージャ405V1−405V7を使用して提供される。MRPマネージャ405、およびVRPマネージャ405V1−405V7は、本明細書では集合的にリソースプールマネージャ405と呼ばれる場合がある。MRPマネージャ405は、MRP202に対する管理機能を遂行する。VRPマネージャ405V1−405V7は、それぞれ、VRP202V1−V7に対する管理機能を遂行する。リソースプールマネージャ405は、全体として、例示的なHRP200に対する管理機能を協働して遂行する。この意味で、例示的なHRP200のプール間での説明される相互作用は、説明される機能を提供するための、それぞれのリソースプールマネージャ405の関連する命令およびルーチンの相互作用である。
主として、別々の実施形態として図示かつ説明されるが、マネージャの実施のそのような実施形態の組み合わせが、所与のNMS内で利用され得ることが理解されよう。
主として、マネージャの実施の具体的な実施形態に関して図示かつ説明されるが、マネージャの実施の任意の他の適した実施形態が、本明細書で図示かつ説明される様々なリソース管理機能を提供するために使用され得ることが理解されよう。
図1に図示されるように、NMS100は、借用者130により使用され、借用者130は、RMI120により管理されるリソース110を利用するために、RMI120との相互作用によって、リソース110を取得する。
借用者130は、NMS100のリソース110を要求かつ使用し得る任意のエンティティを含み得る。借用者130は、NMS100内のエンティティ、および/またはNMS100に対して離れているエンティティを含み得る。例えば、借用者130は、コンポーネント、アプリケーション、プロセス、ユーザ、システム等、およびそれらの様々な組み合わせを含み得る。
本明細書で説明されるように、RMI120は、NMS100の、またはNMS100に関連する、借用者130に対するNMS100のリソース110の動的な割当てを可能にする。1つの実施形態では、RMI120は、借用者130からリソース要求を受信し、リソース要求に関連するVRPの1つを特定し、VRPの特定された1つから、リソース要求にサービス提供することを試みる。RMI120を使用して借用者130にリソース110を割当てるための1つの実施形態による方法が、図5に関して図示かつ説明される。
借用者130は、リソースタイプ112の1つまたは複数のリソース110に対するリソース要求を始動させることができる。
1つの実施形態では、リソース110を要求するために借用者130により利用され得る、3つのタイプのリソース要求が、使用され得るものであり、以下のように定義され得る:
(a)借用者130がリソース110を要求し、リソース110が要求の時間に利用可能でないならば、借用者130は、(例えば、別の借用者130によるリソース110の放棄によって、リソース110を借用者130への割当てに対して利用可能にするプリエンプションによってなどで)要求されるリソースが利用可能になるまで、無期限に待機する、
(b)借用者130がリソース110を要求し、リソース110が要求の時間に利用可能でないならば、借用者130は、(例えば、別の借用者130によるリソース110の放棄によって、リソース110を借用者130への割当てに対して利用可能にするプリエンプションによってなどで)要求されるリソースが利用可能になるまで、または、指定された時間が経過する(すなわち、タイムアウトであり、タイムアウトが発生する場合、借用者130はリソース110を獲得しない)まで待機する、および、
(c)借用者130がリソース110を要求し、リソース110が要求の時間に利用可能でないならば、借用者130はリソース110を獲得しない。
より少ない、もしくはより多い、ならびに異なるタイプのリソース要求が、(例えば、異なる管理システムに対して、異なるタイプの管理システムに対して、異なるリソースタイプ112に対して、異なるタイプの借用者130に対してなど、およびそれらの組み合わせに対して)サポートされ得ることが理解されよう。
1つの実施形態では、RMI120は、借用者130の個々に関連する1つまたは複数の優先順位に基づいて、借用者130へのリソース110の割当てを管理することができる。
1つの実施形態では、個々の借用者130は、それに関連する1つまたは複数の優先順位を有する。借用者130に関連する優先順位は、利用可能な優先順位のある範囲からの優先順位であり得る。借用者130に対してサポートされる利用可能な優先順位の範囲は、優先順位の任意の適した範囲であり得る。
リソース管理能力の様々な特徴を説明する際の明確性のために、リソース管理能力は、主として、優先順位の範囲が、ゼロ(0)から(7)までの数値範囲であり、ただし、0が最高優先順位であり、7が最低優先順位である、例示的な実施形態に関して図示かつ説明される。これは、ネットワーク管理を含む、多くのネットワーキングアプリケーションでの典型的な優先順位範囲である。主として、このネットワーク優先順位尺度の使用に関して図示かつ説明されるが、任意の他の適した範囲の優先順位値が、リソース管理能力を提供する際に使用され得ることが理解されよう。
1つの実施形態では、所与のリソースタイプ112に対して、個々の借用者130は、それに関連する2つの優先順位、すなわち、セットアップ優先順位および保持優先順位を有し、それらの個々は、借用者130への割振りに対して利用可能である利用可能な優先順位の範囲からの優先順位値であり得る。
1つの実施形態では、借用者130のセットアップ優先順位は、借用者130がそのリソースタイプ112のリソースを要求している場合に使用される。借用者130のセットアップ優先順位は、そのリソースタイプ112のリソース110を借用者130にサービス提供するための試みが行われる順序を決定するために、同一のリソースタイプを要求する他の借用者130のセットアップ優先順位と比較される。
1つの実施形態では、借用者130の保持優先順位は、借用者のプリエンプションの決定の際に使用され、借用者130が、どの程度「強く」、その借用者130に現在割当てられている、そのリソースタイプ112のリソース(複数可)110を手放さない(すなわち、その所有を維持する)かを指示する。
1つの実施形態では、所与のリソースタイプ112に対する借用者130の優先順位の1つまたは複数は、借用者130に対する所与のリソースタイプ112のリソース110の現在の割当てに基づいて割振られる。借用者130の現在のリソース割当ては、任意の適した様式で測定され得る。例えば、1つの実施形態では、所与のリソースタイプ112に対する借用者130の現在のリソース割当ては、借用者130に現在割当てられている所与のリソースタイプ112のリソース110の数として測定される。借用者130の現在のリソース割当ては、任意の適した様式で測定され得るものであり、したがって、少なくとも一部の実施形態に対しては、本明細書での「リソースの数」に対する言及は、より一般的に、任意の適した様式で測定され得る「リソースの量」に対する言及であるとして読まれ得るものである。上記で説明されたように、所与のリソースタイプ112に対する、借用者130のセットアップ優先順位および保持優先順位の、1つまたは両方は、借用者130に対する所与のリソースタイプ112のリソース110の現在の割当てに基づいて決定され得る。1つの実施形態では、借用者130の現在のリソース割当てが変化するにしたがって(例えば、リソースが、借用者130に割当てられる、および借用者130から割当て解除されるにしたがって)、借用者130の関連する優先順位の1つまたは複数が変化することになる。借用者130の現在のリソース割当てに基づく、借用者130の優先順位の決定により、ある決まった借用者130がリソース110を独占する状況の回避が可能になる。
借用者130の優先順位が、借用者130に現在割当てられているリソースタイプ112のリソース110の数に基づいて割振られる1つの実施形態では、借用者130に現在割当てられているリソースタイプ112のリソース110の数は、割当て可能なリソース値のある範囲内にある。割当て可能なリソース値の範囲は、(例えば、借用者130に割当てられ得るリソースの最小数を指示するminsizeパラメータから、借用者130に割当てられ得るリソースの最大数を指示するmaxsizeパラメータまでの)借用者130に割当てられ得るリソースの数のある範囲である。1つの実施形態では、所与の借用者130は、それに関連する割当て可能なリソース値の異なる範囲を、異なるリソースタイプ112に対して有し得る。1つの実施形態では、所与のリソースタイプ112に対して、異なる借用者130は、それらに関連する割当て可能なリソース値の異なる範囲を有し得る。それぞれの借用者130に関連する割当て可能なリソース値の範囲が、任意の他の適した様式で設定され得ることが理解されよう。
リソース管理能力の様々な特徴を説明する際の明確性のために、リソース管理能力は、主として、借用者130に対する割当て可能なリソース値の範囲が、ゼロ(0)から十(10)までの数値範囲である、例示的な実施形態に関して図示かつ説明される。異なるリソースタイプのリソースの数が異なる形で測定され得るので、異なるリソースタイプ112にわたって変動し得る、割当て可能なリソース値の任意の他の適した範囲(複数可)が使用され得ることが理解されよう。
所与のリソースタイプ112に対する借用者130の優先順位(例えば、セットアップ、保持等)が、借用者130に現在割当てられているそのリソースタイプ112のリソース110の数に基づいて調整される1つの実施形態では、借用者130は、それに関連する複数の優先順位レベルを、借用者130の優先順位を決定する際に使用するために有し得る。1つのそのような実施形態では、任意の所与の時間に借用者130に対して使用される複数の優先順位レベルの1つは、借用者130に現在割当てられているそのリソースタイプ112のリソース110の数によって決まる。そのような実施形態では、借用者130に関連する複数の優先順位レベルは、セットアップ優先順位、保持優先順位、または、セットアップおよび保持の両方の優先順位に対して割振られ得る(すなわち、優先順位レベルの同一の組が、セットアップおよび保持の優先順位に対して使用され得る、または、優先順位レベルの異なる組が、セットアップおよび保持の優先順位に対して使用され得る)。
所与のリソースタイプ112に対する借用者130の優先順位が、借用者130に現在割当てられているそのリソースタイプ112のリソース110の数に基づいて調整される、1つのそのような実施形態では、借用者130は、それに関連する3つの優先順位レベルを、所与のリソースタイプ112に対して有し得るものであり、それらは、以下のように定義され得る:
(a)基礎優先順位(base priority)(セットアップおよび保持):所与のリソースタイプ112に対して、借用者130に現在割当てられているリソースの数が、(minsizeと本明細書で示され得る)最小サイズ以下である場合に、基礎優先順位が借用者130に対して使用される、
(b)コア優先順位(core priority)(セットアップおよび保持):所与のリソースタイプ112に対して、借用者130に現在割当てられているリソースの数が、(coresizeと示され得る)コアサイズ以下であり、ただし最小サイズ(minsize)より大きい場合に、コア優先順位が借用者130に対して使用される、および、
(c)バースト優先順位(burst priority)(セットアップおよび保持):所与のリソースタイプ112に対して、借用者130に現在割当てられているリソースの数が、(maxsizeと示され得る)最大サイズ以下であり、ただしコアサイズ(coresize)より大きい場合に、バースト優先順位が借用者130に対して使用される。
所与のリソースタイプ112に対する借用者130の優先順位が、借用者130に現在割当てられているそのリソースタイプ112のリソース110の数に基づいて調整される1つの実施形態では、借用者130に割振られる実際の優先順位は、借用者130に対してサポートされる優先順位レベルに対する、借用者130に対してサポートされる利用可能な優先順位値の範囲のマッピングを使用して決定され得る。
借用者130に対してサポートされる優先順位レベルに対する、借用者130に対してサポートされる利用可能な優先順位値の範囲のマッピングは、任意の適した様式で実施され得る。マッピングは、優先順位レベルの1つに対する、利用可能な優先順位値の1つのマッピングを含み得る。マッピングは、優先順位レベルの1つに対する、複数の利用可能な優先順位値のマッピングを含み得る。マッピングは、優先順位レベルの2つ(例えば、優先順位レベルの隣り合うもの)の間での、利用可能な優先順位値の部分集合のある範囲の1つまたは複数の補間を含み得る。マッピングは、そのようなマッピング技法の様々な組み合わせを含み得る。借用者130に対してサポートされる優先順位レベルに対する、借用者130に対してサポートされる利用可能な優先順位値の範囲のマッピングは、以下の実施例の参照によって、より良く理解され得る。
例えば、借用者130が、それに関連する3つの優先順位レベルを、所与のリソースタイプ112に対して有し、所与のリソースタイプ112に対する、借用者130に対する利用可能な優先順位の範囲が、0から7までの数値範囲を含む1つの実施形態では、借用者130に対してサポートされる優先順位レベルに対する、借用者130に対してサポートされる利用可能な優先順位値の範囲のマッピングは、以下のように実施され得る:
(1)借用者パラメータ設定:
minsize=3
coresize=6
maxsize=10
basepriority=0
corepriority=3
burstpriority=7
(2)リソースの数に基づく借用者優先順位:
リソース1、2、3 − 優先順位=0
リソース4、5、6 − 以下のようにして、優先順位0(基礎)と3(コア)との間で補間される優先順位:
リソース4 − 優先順位=1
リソース5 − 優先順位=2
リソース6 − 優先順位=3
リソース7、8、9、10 − 以下のようにして、優先順位3(コア)と7(バースト)との間で補間される優先順位:
リソース7 − 優先順位=4
リソース8 − 優先順位=5
リソース9 − 優先順位=6
リソース10 − 優先順位=7
借用者130の優先順位レベルは、借用者130に対して割当て可能なリソース値の範囲に基づいて定義され得る(例えば、基礎優先順位レベルは、minsizeパラメータに基づいて定義され、コア優先順位レベルは、coresizeパラメータに基づいて定義され、バースト優先順位レベルは、maxsizeパラメータに基づいて定義される)ので、借用者130に対してサポートされる優先順位レベルに対する、借用者130に対してサポートされる利用可能な優先順位値の範囲のマッピングはさらに、借用者130に対してサポートされる割当て可能なリソース値の範囲に対する、借用者130に対してサポートされる利用可能な優先順位値の範囲のマッピングとみなされ得ることが理解されよう。
借用者130が、それに関連する3つの優先順位レベルを、所与のリソースタイプ112に対して有し、利用可能な優先順位の範囲が、0から7までの数値範囲を含む実施形態では、借用者130に対してサポートされる優先順位レベルに対する、借用者130に対してサポートされる利用可能な優先順位値の範囲のマッピングは、任意の他の適した様式で実施され得ることが理解されよう。同様に、借用者130が、それに関連する、3つより少ない、もしくは3つより多い優先順位レベルを、所与のリソースタイプ112に対して有する、および/または、所与のリソースタイプ112に対してサポートされる利用可能な優先順位の範囲が、異なる範囲の優先順位を含む実施形態では、借用者130に対してサポートされる優先順位レベルに対する、借用者130に対してサポートされる利用可能な優先順位値の範囲のマッピングは、任意の他の適した様式で実施され得ることが理解されよう。
前述の説明および関連する例から、少なくとも1つの実施形態では、借用者優先順位(例えば、要求および/または保持の優先順位)が、借用者に割当て可能なリソースの最小数および借用者に割当て可能なリソースの最大数により定義される割当て可能なリソース値のある範囲に対する、借用者への割振りに対して利用可能な優先順位値のある範囲のマッピングを使用して決定され得ることが理解されよう。1つのそのような実施形態では、マッピングは、(例えば、上記の例での、優先順位0に対するリソース1、2、および3のマッピングなどの)割当て可能なリソース値の範囲の割当て可能なリソース値の部分範囲に対する、第1の借用者への割振りに対して利用可能な優先順位値の範囲内の単一の優先順位値のマッピングを含み得る。1つのそのような実施形態では、マッピングは、(例えば、上記の例での、優先順位1、2、および3にわたる、リソース4、5、および6の補間などの)借用者の割当て可能なリソース値の範囲内の割当てられるリソース値の部分範囲に対する、借用者への割振りに対して利用可能な優先順位値の範囲内の優先順位値の部分範囲の補間を含み得る。
借用者130の優先順位付けは、利用可能な優先順位の任意の他の適した範囲、割当て可能なリソース値の範囲、割当て可能なリソース値の範囲に対する利用可能な優先順位の範囲のマッピング等、およびそれらの様々な組み合わせを使用して遂行され得ることが理解されよう。利用可能な優先順位の範囲、および/または割当て可能なリソース値の範囲は、(例えば、異なるタイプの値を使用してなど)任意の他の適した様式で測定され得ることがさらに理解されよう。
1つの実施形態では、RMI120は、プリエンプションを使用して、借用者130へのリソース110の割当てを管理することができ、その場合、第1のVRPに関連するリソースに対するリソース要求に応答して、リソース要求がサービス提供され得るように、第2のVRPに現在割当てられているリソースが、第1のVRPへの再割当てのためにプリエンプトされる。これは、第2のVRPのリソースを現在使用する借用者130のプリエンプションもまた含み得るものであり、その場合、第2のVRPから第1のVRPに再割当てされるリソースは、プリエンプトされる借用者130に現在割当てられていることが理解されよう。この意味で、用語「プリエンプション」は、一般には、第1のエンティティ(例えば、HRP、VRF、借用者)に対する、第2のエンティティ(例えば、HRP、VRF、借用者)に現在割当てられているリソースの再割当てを指示する。
1つの実施形態では、借用者130からのリソース要求が、リソース要求に基づいて特定されたVRPによりサービス提供され得ない(例えば、特定されたVRPが、借用者130への割当てのために利用可能な余分なリソースを少しも有さない)ということの決定によって、借用者130のリソース要求にサービス提供する際の識別子VRPによる使用のための、特定されたVRPに対するリソースの再割当てをトリガすることを試みるために、リソース再割当て要求が始動される。特定されたVRPに対して始動されるリソース再割当て要求は、特定されたVRPの関連するMRPからのリソースの再割当てに対する要求、HRP122の1つもしくは複数の他のVRPからのリソースの再割当てに対する要求等、ならびにそれらの様々な組み合わせであり得る。リソース再割当て要求は、関連するHRP122が管理される様式によって決まり得る、任意の適した様式でトリガされ得る。例えば、図3の配置構成に関して、リソース再割当て要求は、階層リソースプールマネージャ305が、VRP202の1つまたは複数から特定されたVRP202へのリソースの再割当てをもたらすように、階層リソースプールマネージャ305により始動され得る。例えば、図4の配置構成に関して、リソース再割当て要求は、VRPマネージャ405の1つにより、MRPマネージャ405に対して、および/または、他のVRPマネージャ405の1つもしくは複数に対して(例えば、直接、またはMRPマネージャ405によって)始動され得る。
1つの実施形態では、MRPのマネージャが、特定されたVRPのマネージャのリソース再割当て要求を受信する場合、MRPのマネージャは、特定されたVRPのマネージャからのリソース要求に基づいて、特定されたVRPによる使用のために、別のVRPからのリソース(例えば、別のVRPの利用可能なリソース、または、別の借用者130に現在割当てられている別のVRPのリソース)をプリエンプトすべきかどうかを決定する。MRPのマネージャは、リソースがそれからプリエンプトされ得る候補VRP(複数可)を特定する際に、1つまたは複数のプリエンプション要因を利用することができる。同様に、MRPのマネージャおよび/または候補VRP(複数可)のマネージャは、(借用者130のプリエンプションが必要とされる場合には)リソースがそれからプリエンプトされることになる候補借用者130を特定する際に、1つまたは複数のプリエンプション要因を利用することができる。
1つの実施形態では、候補VRPのマネージャが、特定されたVRPのマネージャのリソース再割当て要求を受信する場合、候補VRPのマネージャは、リソース再割当て要求にサービス提供することを試みる。1つの実施形態では、候補VRPのマネージャは、最初に、HRP122の借用者130のどれもプリエンプトされる必要がないように、候補VRPが、特定されたVRPに再割当てされ得る何らかの未割当てのリソースを有するかどうかを決定する。1つのさらなる実施形態では、候補VRPのマネージャが、候補VRPが利用可能な何らかの未割当てのリソースを有さない(すなわち、候補VRPのすべてのリソースが、借用者130に現在割当てられている)と決定する場合、候補VRPのマネージャは、特定されたVRPにより要求されるリソースを提供するために、候補VRPの借用者130の1つをプリエンプトすべきかどうかを決定する。候補VRPのマネージャは、リソースがそれからプリエンプトされ得る候補借用者130を特定する際に、1つまたは複数のプリエンプション要因を利用することができる。候補VRPのマネージャが、特定されたVRPにより要求されるリソースを提供するために、候補VRPの借用者130の1つをプリエンプトすることに決めるならば、候補VRPのマネージャは、(例えば、直接、またはMRPのマネージャによって)特定されたVRPに、プリエンプトされた借用者130のリソースを利用可能にする。候補VRPのマネージャが、目標VRPにより要求されるリソースを提供するために、候補VRPの借用者130のいずれもプリエンプトしないことに決めるならば、候補VRPのマネージャは、以下の処置、すなわち、(a)それが、特定されたVRPにより要求されるリソースを提供できないことを、特定されたVRPに通知する、(b)特定されたVRPのリソース再割当て要求を、1つもしくは複数の他のVRPのマネージャ(複数可)に、および/またはMRPに(例えば、HRP122内のその親のマネージャに、HRP122の1つもしくは複数の他の枝のマネージャ(複数可)になど、ならびにそれらの様々な組み合わせに)伝搬するなど、ならびにそれらの様々な組み合わせの、1つまたは複数を始動させることができる。
本明細書では、主として、候補VRPのマネージャが、特定されたVRPのために、受信されたリソース再割当て要求にサービスすることを試みる実施形態に関して図示かつ説明されるが、1つの実施形態では、候補VRPのマネージャは、リソース再割当て要求を拒絶するための許可を有し得る。1つのそのような実施形態では、候補VRPのマネージャは、(1)借用者130からのリソース110のプリエンプションをもたらすことになる、リソース再割当て要求を拒絶することが許され得る、ただし(2)(例えば、候補VRPが、1つまたは複数の未割当ての利用可能なリソースを有する場合などでは)借用者130からのリソース110のプリエンプションをもたらさないことになる、リソース再割当て要求を拒絶することは許され得ない。1つのそのような実施形態では、候補VRPのマネージャは、いかなるリソース再割当て要求も、その要求が借用者130からのリソース110のプリエンプションをもたらすことになるか否かに関わらず、拒絶することが許され得る。一部の実施形態では、所与のHRP122の異なるVRFが、それらに関連する異なる拒絶許可を有する場合、異なるHRP122のVRFが、それらに関連する異なる拒絶許可を有する場合など、およびそれらの様々な組み合わせなどの、そのような実施形態の組み合わせが使用され得る。
この様式では、リソース再割当て要求は、関連するHRP122の階層木構造を、葉から根に向かう方向に上りで進行し得る。一部のそのような実施形態では、リソース再割当て要求は、一度に1つの階層レベルだけ、および/または、一度に複数の階層レベルだけ、木を上りで進行し得る。そのような実施形態では、階層木構造は、任意の適した様式(例えば、1つの子VRPからリソース再割当て要求を受信するVRPは、それの他の子VRPの一部もしくは全部をプリエンプトすることを、階層木構造の次のより高い層に対するリソース再割当て要求を始動させる前に試み得る、1つの子VRPからリソース再割当て要求を受信するVRPは、それの他の子VRPの一部もしくは全部をプリエンプトすることを、同時に、階層木構造の次のより高い層に対するリソース再割当て要求を始動させながら、リソースがプリエンプトされる、もしくは階層木構造が調査し尽くされるまで試み得るなど、ならびにそれらの様々な組み合わせ)で往来され得る。
この様式では、リソース再割当て要求は、HRP122を使用して管理されるリソースタイプ112のリソース110が、HRP122の様々なVRPの間で共有され得るように、HRP内で伝搬され得るものであり、それによって、借用者130へのリソースの制御された、動的な割当てが可能になる。
1つの実施形態では、リソース110がそれからプリエンプトされ得る候補VRPを特定する(および、借用者130のプリエンプションの場合では、プリエンプトされることになる候補借用者130を特定する)際に利用され得る、1つまたは複数のプリエンプション要因には、以下の1つまたは複数がある:
(1)借用者優先順位:
(a)借用者保持優先順位:これらは、リソース110がそれからプリエンプトされ得る借用者130のリース保持優先順位である。一般には、より低い保持優先順位を有する借用者130は、より高い保持優先順位を有する借用者130より前にプリエンプトされるべきである。
(b)借用者要求優先順位:これは、リソース110がそれに対してプリエンプトされ得る借用者130の優先順位である。これは、潜在的にプリエンプトされることになる借用者130として選択される借用者130の借用者保持優先順位と比較され得る。
(2)リソースリース経過時間(resource lease age):これらは、リソース110がそれからプリエンプトされ得る借用者130に現在割当てられているリソースリースの経過時間である。1つの実施形態では、短期間のリースのプリエンプションは、長期間のリースのプリエンプションよりも好まれる、というのは、これは、HRP122の少なくとも1つ(例えば、データベース接続)での効率的なキャッシュ最適化を可能にするからである。より高い優先順位を有するリソースリースは、一般には、より長命のリソース110を借用者130に利用可能にする傾向にあることになることが理解されよう。
(3)上品な(graceful)プリエンプション:これは、VRPまたはMRPが、借用者130からリソース110を強制的に取り上げることを防止するように実施される。これは、他のプリエンプション要因といささか調和しない場合がある、というのは、少なくとも、要求する借用者130に応答するために、プリエンプトされる借用者130が安全に放棄し得る第1の候補リソースが使用され得るが、プリエンプトされる借用者130の第1の候補リソースは、いかなるプリエンプションも、他のプリエンプション要因と直接競合することになるような、非常に長命のリソースである場合があるからである。
異なるプリエンプション要因を含む、より少ない、またはより多いプリエンプション要因が、リソース130がそれからプリエンプトされ得る候補VRPを特定する際に使用され得ることが理解されよう。
プリエンプション要因の一部または全部は、相互に競合し得るので、プリエンプション要因は、任意の適した様式で(例えば、任意の適した順序で、プリエンプション要因の異なるものに対して異なる重み付けもしくは優先順位を適用することによってなど、ならびにそれらの組み合わせで)検討され得ることがさらに理解されよう。
1つの実施形態では、リソースがそれからプリエンプトされ得る候補VRPを特定する際の、プリエンプション要因の使用(例えば、どの要因が使用されるか、相互に関する要因の重み付け等)は、異なるリソースプールに対して異なり得る。例えば、1つのHRP122の要因の使用は、別のHRP122の要因の使用とは異なり得る。例えば、所与のHRP122に対して、1つのVRPの要因の使用は、別のVRPの要因の使用とは異なり得る。プリエンプションの決定を行う際のプリエンプション要因の使用の制御において、任意の適したレベルの粒度が利用され得る。
1つの実施形態では、RMI120は、リソース管理能力を提供する際に、RMI120の動作に関連するリソース管理統計値を監視かつ管理し得る。例えば、RMI120は、リソースリース時間、保留借用総数、プリエンプション総数等、およびそれらの組み合わせなどの統計値を監視かつ管理し得る。リソース管理統計値は、リソース管理能力の動的なチューニングを可能にするために使用され得るものであり、したがって、監視かつ管理されるリソース管理統計値は、リソース管理能力を提供する際に、RMI120の動作の自動的なチューニングを可能にすることに関しての使用に適した任意のタイプの統計値を含み得る。リソース管理統計値はさらに、エンドユーザによる、リソース管理能力に関する可視性を提供するために使用され得るものであり、それによって、リソース管理能力を提供する際に、RMI120の動作の手動的なチューニングが可能になる。リソース管理能力のチューニングは、HRPの再定義、1つもしくは複数のHRPの、1つもしくは複数のVRPの、再定義および/もしくは再組織化、借用者優先順位付けプロセスの再定義(例えば、借用者(複数可)130に対する利用可能な優先順位の範囲(複数可)、借用者(複数可)130に対する割当て可能なリソース値の範囲(複数可)、借用者130に対する割当て可能なリソース値の範囲(複数可)に対する、利用可能な優先順位の範囲(複数可)のマッピング(複数可)、借用者130の優先順位を決定するための基準等、およびそれらの組み合わせ)、借用者プリエンプションプロセスの再定義(例えば、(例えば、階層リソース木を往来することにより、MRPに対して直接等々で)リソース再割当て要求が上げられる様式、プリエンプションを決定する際に使用される要因、プリエンプションを決定する際に使用される要因の重み付け等、およびそれらの組み合わせ)等、ならびにそれらの組み合わせなどの、任意の適した修正を含み得る。本明細書では、主として、RMI120が、リソース110の管理に関連するリソース管理統計値を監視かつ管理する実施形態に関して図示かつ説明されるが、NMS100の任意の他の適したコンポーネントもしくは複数のコンポーネント、および/または、1つもしくは複数の他のシステムが、リソース110の管理に関連するリソース管理統計値を監視かつ管理し得ることが理解されよう。
1つの実施形態では、NMS100は、RMI120に関する可視性をサポートする。RMI120に関する可視性は、任意の適した様式で提供され得る。1つのそのような実施形態では、RMI120に関する可視性は、1つまたは複数のインターフェースモジュール142によってRMI120にアクセスする、1つまたは複数のタイプのユーザインターフェース141によって提供され得る。ユーザインターフェース141のタイプは、RMI120にアクセスする、およびRMI120と相互作用する際の使用のために構成された、任意のタイプのユーザインターフェースを含む。例えば、ユーザインターフェース141は、(例えば、NMS100のユーザのユーザワークステーションによる、ウェブコンソールによる等の)グラフィカルユーザインターフェース、コマンドラインインターフェース(CLI)ユーティリティ、アプリケーションプログラマインターフェース(API)等、およびそれらの組み合わせの、1つまたは複数を含み得る。インターフェースモジュール142は、ユーザインターフェース141とRMI120との間をインターフェースすることをサポートする際の使用のために構成された任意のインターフェースモジュールを含む。例えば、インターフェースモジュール142は、Java(登録商標)マネージメントエクステンションズ(JMX)、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)等、およびそれらの組み合わせを含み得る。ユーザインターフェース141およびインターフェースモジュール142によって提供されるRMI120に関する可視性は、リソース管理統計値を点検する、リソース管理能力の様々な構成を設定かつ再設定する等、およびそれらの組み合わせなどの様々な機能を遂行するために利用され得る。主として、RMI120に関する可視性が提供される実施形態に関して図示かつ説明されるが、可視性は、RMI120により提供されるリソース管理能力を点検かつ/または管理するために、RMI120により提供されるリソース管理能力に関係する、NMS100の他の要素に関する可視性が提供され得ることが理解されよう。
本明細書では、主として、特有の要素(すなわち、リソース管理能力の動作に特有のもの)を含むように図示かつ説明されるが、NMS100は、NMS内で実施され得る任意の他の要素を含み得ることが理解されよう。例えば、NMS100は、プロセッサ、メモリ、データベース(例えば、1つまたは複数の管理情報ベース(MIB))、内部通信バス、(例えば、ネットワーク通信のための、NMS100を使用するユーザのユーザワークステーションとの通信のためのなど、およびそれらの組み合わせの)入出力モジュールを含み得る。例えば、1つの実施形態では、NMS100は、図7に関して図示かつ説明されるコンピュータ700として使用するように実施され得る。この様式では、リソース管理能力は、任意の特定の設計を有するNMSに限定されることは意図されず、むしろ、リソース管理能力を使用して管理され得るリソースを有する任意のNMSにおいて利用され得る。
本明細書では、主として、集中型のNMSであるように図示かつ説明されるが、NMS100は、分散型の様式で実施され得ることが理解されよう。例えば、本明細書で説明されるように、NMS100の一部を形成するように図示される借用者130は、リソース管理能力がそれに対して提供されるNMSから離れているエンティティを含み得る。したがって、借用者130の少なくとも一部分とNMS100との間の通信は、NMS100から地理的に離れているNOCに位置するユーザが、NMS100にアクセスすることができる、したがって、様々な機能を遂行するためにNMS100のリソースを利用することができる場合のような、(1つまたは複数の通信ネットワークを含み得る)任意の適した通信経路を介してのものであり得る。同様に、例えば、本明細書で説明されるように、ユーザインターフェース141によるNMS100へのアクセスは、NMS100から地理的に離れているユーザが、NMS100にアクセスすることができる場合のように、(1つまたは複数の通信ネットワークを含み得る)任意の適した通信経路を介して、遠隔操作で遂行され得る。同様に、例えば、NMS100の他の部分もまた、物理的に分散型の方式で実施され得ることが理解されよう。したがって、NMS100の一部を形成するように図示かつ説明される様々なコンポーネントが、任意の適した集中型および/または分散型の設計を使用して実施され得ることが理解されよう。
図5は、システムのリソースを要求する借用者からのリソース要求を処理するための方法の1つの実施形態を図示する。
ステップ502では、方法500が始まる。
ステップ504では、リソース要求が受信される。リソース要求は、借用者から受信される。リソース要求は、明示的なリソース要求(例えば、要求自体が、要求されているリソースのタイプおよび/または量の明示的な指示を、含む場合もあれば含まない場合もある、リソースに対する要求を明示的に指示する)、または暗示的なリソース要求(例えば、要求自体は、リソースに対する要求を明示的に指示しないが、要求に基づいて、要求にサービス提供するために、リソースが必要となり得る、または必要となることになることについての決定が行われ得る)であり得る。タイプを指示しない明示的な要求の場合には、要求されているリソースのタイプおよび量は、リソース要求に関連する1つまたは複数の特性を使用して決定され得る。暗示的な要求の場合には、その要求が、リソースがそれに対して必要となり得る、もしくは必要となることになる要求であると特定するために、ならびに、要求されているリソースのタイプおよび量を特定するために、要求の1つまたは複数の特性が使用され得る。要求の特性は、その要求が、リソースがそれに対して必要となり得る、もしくは必要となることになる要求であると特定する際の、ならびに/または、要求されているリソースのタイプおよび量を特定する際の使用に適した任意の特性(例えば、要求の供給源、要求のタイプ、要求の少なくとも1つのパラメータ等、およびそれらの様々な組み合わせ)を含み得る。
ステップ506では、リソース要求に関連するVRPが特定される。リソース要求に関連するVRPは、任意の適した様式で特定され得る。
1つの実施形態では、リソース要求に関連するVRPは、要求に関連するVRPがリソース要求から直接特定され得るように、リソース要求内で明示的に特定される。リソース要求内での関連するVRPの明示的な指定が、任意の適した様式で(例えば、そのような識別子がHRPにわたって一意的である一意的なVRP識別子を使用して、VRP識別子がそれらのそれぞれのリソースタイプ/HRP内のみで一意的であるリソースタイプ/HRP識別子およびVRP識別子を使用してなど、ならびにそれらの組み合わせで)提供され得ることが理解されよう。リソース要求のリソースタイプのVRPの1つは、リソース要求内で明示的に指定される場合もあれば、指定されない場合もある。
1つの実施形態では、リソース要求に関連するVRPは、リソース要求内で明示的に特定されず、それによって、関連するVRPは、リソース要求に関連する情報、およびリソース要求が関連するHRPに関連する情報の処理を使用して特定される。
リソース要求で要求されるリソースのリソースタイプが、リソース要求内で明示的に指定されない1つの実施形態では、リソース要求のリソースタイプのVRPの1つの決定は、リソース要求で要求されるリソースのリソースタイプを決定するステップを含み得る。リソース要求で要求されるリソースのリソースタイプは、リソース要求内で明示的に指定される場合もあれば、指定されない場合もある。リソースタイプが、リソース要求で明示的に指定されるならば、リソースタイプは、直接決定される。リソースタイプが、リソース要求内で直接指定されないならば、リソースタイプは、リソース要求に関連する1つまたは複数の特性から決定される。リソースのリソースタイプを決定するために使用され得るリソース要求の特性は、リソース要求で要求されるリソースのリソースタイプを決定する際の使用に適した任意の特性(例えば、要求の供給源、要求の要求タイプ、要求の少なくとも1つのパラメータ等、およびそれらの組み合わせ)を含み得る。そのような実施形態では、リソースタイプの決定は、リソース要求で要求されるリソースのタイプを管理するために使用されるHRPを特定するために使用され得るものであり、それによって、リソース要求に関連する1つまたは複数のさらなる特性が、次いで、リソース要求のリソースタイプのVRPの1つを決定するために使用され得る。
1つの実施形態では、リソース要求に関連するVRPは、リソース要求に関連する1つまたは複数の特性を使用して特定される。1つのそのような実施形態では、リソース要求に関連するVRPは、(1)リソース要求に関連する1つもしくは複数の特性を決定すること、ならびに(2)リソース要求に関連する1つもしくは複数の特性を、HRPに関連するHRP定義情報と比較することにより特定され、ただし、HRP定義情報は、リソース要求の1つまたは複数の特性に基づいて、リソース要求をリソース要求に関連するVRPと関連付ける際の使用に適した情報を含む。1つのそのような実施形態では、HRP定義情報は、HRPのVRPの個々に対して、VRPによりサービス提供されることが意図されるリソース要求をそれによって定義する、VRPに関連する1つまたは複数の特性を含む。この実施形態では、リソース要求に関連するVRPは、(1)リソース要求に関連する1つもしくは複数の特性を決定すること、ならびに(2)リソース要求の1つもしくは複数の特性を、リソース要求の特性に最も近く一致する特性を有するVRPが特定されるまで、VRPの少なくとも一部分の個々の1つもしくは複数の特性と比較することにより特定される。したがって、リソース要求の特性(複数可)は、関連するHRPが定義される様式によって決まり得る、HRPのVRPのどれがリソース要求に最も近く関連するかを特定する際の使用に適した任意の特性(複数可)(すなわち、リソース要求が関連するHRPの階層構造を定義するために使用される特性)を含み得る。例えば、リソース要求に関連するVRPを決定する際の使用に適した特性は、要求の供給源、リソースタイプの要求のタイプ等、およびそれらの組み合わせの、1つまたは複数を含み得る。
少なくとも前述の実施形態および関連する実施例から、リソース要求内に含まれる、リソース要求から決定される、またはそうでない場合は、リソース要求に関連する、任意の特性または複数の特性が、借用者から受信されるリソース要求のリソースのタイプに対して、リソースの割当てを管理するために使用されているVRPを特定するために使用され得ることが理解されよう。
ステップ508では、複数のリソース要求が保留であるかどうかに関して決定が行われる。複数のリソース要求は、それに関連する異なる優先順位を有する1つまたは複数の借用者からの場合があり、それによって、リソース要求がサービス提供される順序は、1つまたは複数の要因に応答して(例えば、リソース要求が、受信され、保留リソース要求リストに追加される際、リソースが割当てられ、関連する要求が保留リソース要求リストから除去される際、リソースが、借用者に割当てられ、および借用者から割当て解除され、それによって、借用者の優先順位が、借用者に割当てられるリソースの現在の数に基づいて変化する際など、ならびにそれらの組み合わせで)動的に変化している場合がある。複数のリソース要求が保留でないならば、方法500はステップ514に進行する。複数のリソース要求が保留であるならば、方法500はステップ510に進行する。
ステップ510では、借用者コンテンションプロセスが遂行される。借用者コンテンションプロセスは、借用者のリソース要求がサービス提供される順序を管理するためのプロセスであり、ただし、順序は、(ステップ508に関して上記で説明されたように)1つまたは複数の要因に基づいて経時的に変化し得る。ステップ510から、方法500はステップ512に進行する。ステップ512では、方法500の借用者(すなわち、ステップ504で受信されたリソース要求に関連する借用者)のリソース要求が処理され得るかどうかに関して決定が行われ、それは、ステップ510の借用者コンテンションプロセスの現時点の状態に基づく。借用者のリソース要求が処理され得ないという決定が行われるならば、方法500はステップ510に戻る(すなわち、ステップ512により指示されるような、方法500の借用者のリソース要求が処理され得るという決定が行われるまで、ステップ510の借用者コンテンションプロセスが遂行され続ける)。借用者のリソース要求が処理され得るという決定が行われるならば、方法500はステップ514に進行する(すなわち、方法500の借用者のリソース要求は、それが次いで処理され得るように、リソース要求待ち行列の最前部に到達した)。この様式では、借用者のリソース要求がサービス提供される順序が変化する際は、ステップ510の借用者コンテンションプロセスは、方法500の借用者のリソース要求が処理され得るまで遂行され続ける(すなわち、方法500の借用者は、借用者のリソース要求にサービスするための試みが行われる前に、いくらかの期間の時間待機する必要がある場合があり、そのことは、方法500の借用者のリソース要求が処理され得るという、したがって方法500がステップ514に進行することができるという、ステップ512での決定により指示される)。
ステップ514では、特定されたVRPが、リソース要求にサービス提供するために(すなわち、リソース要求で借用者により要求されるリソースを借用者に割当てるために)利用可能なリソースを有するかどうかに関して決定が行われる。特定されたVRPが、それが借用者のリソース要求にサービス提供し得るように、利用可能なリソースを有するならば、方法500はステップ522に進行する。特定されたVRPが、それが借用者のリソース要求にサービス提供し得ないように、利用可能なリソースを有さないならば、方法500はステップ516に進行する。
ステップ516では、リソースプリエンプションプロセスが遂行される。リソースプリエンプションプロセスは、借用者のリソース要求にサービス提供するために、特定されたVRPによる使用のために、プリエンプトされたリソースを再割当てするように、リソースをプリエンプトする(例えば、VRPをプリエンプトする、および、随意には、そのVRPの借用者をプリエンプトする)べきか否かを決定するためのプロセスである。リソースプリエンプションプロセスは、図1に関して提供されるプリエンプションの説明の参照によって、より良く理解され得る。
ステップ518では、プリエンプション要求が認可されたかどうかに関して(すなわち、特定されたVRPにより必要とされるリソースが、プリエンプトされ、借用者のリソース要求にサービス提供する際の使用のために、特定されたVRPに再割当てされたかどうかに関して)決定が行われる。プリエンプション要求が認可されないという決定が行われるならば、方法500はステップ520に進行する。プリエンプション要求が認可されるという決定が行われるならば、方法500はステップ522に進行する。
ステップ520では、借用者がリソースの割当てのために待機するかどうかに関して決定が行われる。借用者がリソースの割当てのために待機するかどうかに関する決定は、任意の適した要因に基づき得る。例えば、借用者がリソースの割当てのために待機するかどうかに関する決定は、(例えば、図1に関して説明されたように)少なくとも一部の借用者が、3つのモードの1つで動作するように設定され得る、借用者の設定に基づき得る。例えば、借用者がリソースの割当てのために待機するかどうかに関する決定は、(例えば、図1の借用者に関して説明されたように、借用者が自発的に所定の量の時間の間待機し、その後で、借用者のリソース要求がタイムアウトする場合のように)借用者がリソースのために待機可能である、または自発的に待機する時間の長さに基づき得る。借用者がリソースの割当てのために待機するかどうかに関する決定は、そのような要因の組み合わせ、および任意の他の適した要因に基づき得る。借用者がリソースの割当てのために待機しないならば、方法500はステップ524に進行し、その時点で、方法500は、(借用者に対する要求されるリソースの割当てなしに)終了する。借用者がリソースの割当てのために待機するならば、方法500は、ステップ516に戻り(その時点で、借用者プリエンプションプロセスが、実行し続ける、または再度始動される)、次いでステップ518に進行する。
ステップ522では、リソースが、リソース要求に応答して借用者に割当てられる。リソースは、特定されたVRPから割当てられる。ステップ514−520から指示されるように、割当てられるリソースは、借用者からのリソース要求が受信される場合に、特定されたVRPから利用可能なリソース、または、リソースプリエンプションによって、特定されたVRPに提供されるリソースであり得る。ステップ522から、方法500はステップ524に進行する。
ステップ524では、方法500が終了する。
明確性のために、方法500の図5からは除外されるが、特定されたVRPのリソースが、リソースプリエンプションプロセスが遂行されている間に利用可能になる1つの実施形態では、方法500は、特定されたVRPの新しく利用可能なリソースが借用者に提供され得るように、(例えば、ステップ516、518、または520から)ステップ522に自動的に進行し得る。1つのそのような実施形態では、リソースプリエンプションプロセスは終了され得る(および、上品な終了が好ましいことが理解されよう)。別のそのような実施形態では、リソースプリエンプションプロセスは、(特定されたVRPは、この時点では依然として過負荷である可能性があるので)特定されたVRPに、1つまたは複数のさらなるリソースを利用可能にするように遂行され続ける場合がある。
本明細書では、主として、リソース管理がリソースタイプごとを基準にして提供される(すなわち、HRP122が、リソースタイプ112のリソース110を管理するために、個々のリソースタイプ112に対して形成される)実施形態に関して図示かつ説明されるが、リソース管理の異なる粒度がサポートされ得ることが理解されよう。
例えば、1つの実施形態では、(複数のリソースタイプのリソースを含む)管理されるべきシステムのリソースのすべては、管理されるべきシステムに対する1つの全体的なHRPを形成し得る。1つのそのような実施形態では、HRPにより管理されるべきリソースは、MRPの下方のHRPの第1のレベル(すなわち、MRPに最も近いVRPの第1の階層の層)が、複数のVRPを、それぞれ、複数のリソースタイプに関連するリソースを管理するために含むように組織化され得る。
例えば、1つの実施形態では、1つまたは複数のリソースタイプのリソースは、1つまたは複数のリソースタイプの個々に対する複数のHRPを使用して、別々に管理され得る。そのような実施形態では、HRPは、特定のリソースタイプのリソースのすべてを管理するとは限らないことになり、むしろ、HRPは、特定のリソースタイプのリソースのそれぞれの部分集合を管理することになる。
リソース管理の他の粒度がサポートされ得ることが理解されよう。
本明細書では、主として、(例えば、リソース110が、リソース110のトークンまたは他の適した表現を使用して、RMI120により管理される場合などの)RMI120がNMS100のリソースを間接的に管理する実施形態に関して図示かつ説明されるが、少なくとも1つの他の実施形態では、RMI120は、NMS100のリソースの一部または全部を直接管理する場合がある。そのような実施形態では、RMI120の1つまたは複数のHRP122は、HRP(複数可)122が関連するそれぞれのリソース110に対する直接の管理制御を有し得る。そのような実施形態では、HRP122が、リソース110のトークンまたは他の適した表現の制御によってリソース110を管理するのではなく、HRP(複数可)122の1つまたは複数は、(例えば、リソース110を直接割当ておよび割当て解除して)それぞれのリソース110を直接管理することができる。
本明細書では、主として、NMS100のリソース110が、1つまたは複数のHRP122を使用して管理され、1つまたは複数のHRP122の個々が、MRPおよび複数のVRPを有する実施形態に関して図示かつ説明されるが、本明細書で図示かつ説明されるリソース管理能力の様々な実施形態が、より一般的なリソース管理体系を背景として提供され得ることが理解されよう。例えば、1つの実施形態では、1つまたは複数のHRP122を使用して提供されているように、本明細書で図示かつ説明される機能の少なくとも一部分は、必ずしもMRPおよび関連する複数のVRPとして配置構成されない、リソースプールの階層配置構成を使用して提供され得る。例えば、1つの実施形態では、1つまたは複数のHRP122を使用して提供されているように、本明細書で図示かつ説明される機能の少なくとも一部分は、必ずしも階層的に配置構成されない、複数のリソースプールを使用して提供され得る。例えば、そのような実施形態は、借用者優先順位付け機能、借用者プリエンプション機能等、およびそれらの様々な組み合わせなどの、本明細書で図示かつ説明される様々な能力に連関して使用され得る。本明細書で図示かつ説明される階層リソース管理能力を背景として、および、他のタイプのリソース管理体系を背景としての両方で使用され得る1つのそのような実施形態が、図6に関して図示かつ説明される。
図6は、借用者間でリソースを再割当てすべきかどうかを決定するための方法の1つの実施形態を図示する。より具体的には、図6の方法600は、第1の借用者に、第2の借用者に現時点で割当てられているリソースを再割当てすべきか否かを決定するための方法を提供する。
ステップ602では、方法600が始まる。
ステップ604では、リソース要求が受信される。リソース要求は、第1の借用者から受信される。
ステップ606では、第1の借用者の要求優先順位が、第1の借用者に関連する現在のリソース割当てに基づいて決定される。第1の借用者の要求優先順位は、図1−図5に関して本明細書で説明されたようなものを含む、任意の適した様式で決定され得る。
ステップ608では、第2の借用者の要求優先順位が、第2の借用者に関連する現在のリソース割当てに基づいて決定される。リソースがそれから再割当てされ得る候補借用者と特定される第2の借用者は、任意の適した様式で(例えば、システムの借用者の中で最も低い保持優先順位を有するシステムの借用者、リソースプールの借用者の中で最も低い保持優先順位を有するリソースプールの借用者、無作為になどで)特定され得る。第2の借用者の要求優先順位は、図1−図5に関して本明細書で説明されたようなものを含む、任意の適した様式で決定され得る。
ステップ610では、第1の借用者に第2の借用者の第2の借用者のリソース割当てのいずれかを再割当てすべきかどうかに関して決定が行われる。第1の借用者に第2の借用者のリソース割当てのいずれかを再割当てすべきかどうかに関する決定は、少なくとも第1の借用者の要求優先順位および第2の借用者の保持優先順位を使用して行われる。第1の借用者に第2の借用者のリソース割当てのいずれかを再割当てすべきかどうかに関する決定は、任意の他の適した要因(例えば、リース時間、上品なプリエンプションの考慮事項等、およびそれらの様々な組み合わせ)を使用して行われ得る。第1の借用者に第2の借用者からのリソースを再割当てするための決定が行われるならば、方法600はステップ612に進行する。第1の借用者に第2の借用者からのリソースを再割当てするための決定が行われるならば、方法600はステップ614に進行する。
ステップ612では、第2の借用者のリソースが、第1の借用者に再割当てされる。第2の借用者のリソースは、任意の適した様式で、第1の借用者に再割当てされ得る。ステップ612から、方法600は、ステップ614(その時点で、1つまたは複数の制御処置が遂行され得る)に、またはステップ616(その時点で方法600は終了する)に進行し得る。
ステップ614(随意のステップ)では、1つまたは複数の制御処置が遂行され得る。
方法600が、ステップ612からステップ614に進行する場合、制御処置(複数可)は、第1の借用者に対する第2の借用者のリソースの再割当ての後で適切であり得る任意の制御処置(例えば、リソース再割当てからの、第1の借用者および/または第2の借用者の現在のリソース割当て(複数可)の変化(複数可)に基づく、第1の借用者の要求優先順位および/または第2の借用者の保持優先順位の修正)を含み得る。方法600がステップ614に進行するならば、方法600は、次いでステップ616に進行する。
方法600が、ステップ610からステップ614に進行する場合、制御処置(複数可)は、第1の借用者に第2の借用者のリソースを再割当てしないための決定の後で適切であり得る任意の制御処置を含み得る。例えば、制御処置は、第1の借用者に再割当てされ得る、リソースの別の潜在的な供給源(複数可)(例えば、同一のリソースプールの別の借用者、異なるリソースプールの1つもしくは複数の借用者、複数のリソースプールの借用者等、ならびにそれらの様々な組み合わせ)を特定するためのリソース再割当て要求を始動させることを含み得る。例えば、制御処置は、ある期間の時間待機し、借用者のリソース割当てが経時的に変化することにしたがっての、借用者の優先順位の起こり得る変化に基づく、第2の借用者および/または任意の他の潜在的な借用者を再評価することを含み得る。任意の他の適した制御処置が、そのような制御処置の様々な組み合わせと同様に始動され得ることが理解されよう。
ステップ616では、方法600が終了する。
本明細書では、主として、優先順位が借用者レベルで割振られる実施形態に関して図示かつ説明されるが、少なくとも一部の実施形態では、優先順位は、(例えば、リソースがそれにより割当てられたそれぞれのリースに関連するリソースの群に対するリソースリースレベル、借用者に割当てられる異なるリソースが異なって扱われ得るようなリソースレベル等、およびそれらの様々な組み合わせでのような)より低いレベルで割振られ得る。そのような実施形態では、第1の借用者に第2の借用者からのリソースを再割当てすべきか否かに関する決定は、(例えば、第2の借用者がそれによってリソースのそれぞれの群を割当てられていたリースの優先順位に基づく、第2の借用者に現時点で割当てられているリソースの優先順位に基づくなど、およびそれらの様々な組み合わせでの)第2の借用者の特定のリソースのどれを第1の借用者に再割当てすべきかに関する決定を含み得る。
主として、システムに対するリソース管理を遂行するためのリソース管理能力の使用に関して図示かつ説明されるが、設定能力は、リソース管理能力を提供するためにシステムを設定するために提供され得る。例えば、設定能力は、本明細書で説明されるようなRMI120を提供するためにNMS100をプロビジョニングするために提供され得る。この能力は、NMS100により、および/または、(1)RMI120を提供するためのNMS100のプロビジョニングを決定し、(2)RMI120を提供するためのNMS100の決定されたプロビジョニングをNMS100に通信することができる、1つもしくは複数の他のシステムによりサポートされ得る。本明細書で説明されるように、リソース管理能力は、任意の適したタイプのシステムに対して提供され得るものであり、したがって、1つの実施形態では、方法は、(a)システムによりサポートされるリソースタイプを特定するステップ、(b)リソースタイプに対して、MRPおよび複数のVRPを含むHRPを生成するステップを含む、システムに対する階層リソース設定情報を生成するステップ(ただし、VRPは、任意の適した特性を使用して定義され、任意の適した配置構成で組織化され得る)、ならびに(c)階層リソース設定情報を記憶するステップを含む。1つの実施形態では、これらのステップは、リソースタイプのリソースが別々に管理され得るように、システムによりサポートされる複数のリソースタイプの個々に対して遂行され得る。そのような実施形態では、階層リソース設定情報(例えば、リソースプールの定義および配置構成、階層リソース管理に関連する(例えば、借用者、リソースプール等々に関連する)パラメータ等)のいずれも、任意の適した様式で設定され得る。同様に、そのような実施形態では、階層リソース設定情報のいずれも、任意の適した様式で、および任意の適したトリガ条件に応答して再設定され得る。
図7は、本明細書で説明される機能を遂行する際の使用に適したコンピュータの高レベルのブロック図を図示する。図7に図示されるように、コンピュータ700は、プロセッサ要素702(例えば、中央処理装置(CPU)および/または他の適したプロセッサ(複数可))、メモリ704(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)等)、リソース管理モジュール/プロセス705、および様々な入出力デバイス706(例えば、(キーボード、キーパッド、マウス等のような)ユーザ入力デバイス、(ディスプレイ、スピーカ等のような)ユーザ出力デバイス、入力ポート、出力ポート、受信器、送信器、および記憶デバイス(例えば、テープドライブ、フロッピー(登録商標)ドライブ、ハードディスクドライブ、コンパクトディスクドライブ等))を含む。
本明細書で図示かつ説明される機能は、例えば、汎用コンピュータ、1つもしくは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、および/または任意の他の等価物を使用して、ソフトウェア、ハードウェア、ならびに/または、ソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせで実施され得ることが理解されよう。1つの実施形態では、リソース管理プロセス705は、上記で論じられたような機能を実施するために、メモリ704にロードされ、プロセッサ702により実行され得る。したがって、(関連するデータ構造を含む)リソース管理プロセス705は、コンピュータ可読記憶媒体、例えば、RAMメモリ、磁気または光学の、ドライブまたはディスケット等に記憶され得る。
本明細書では、主として、リソース管理能力が単一のコンピュータのリソースを管理するために利用される実施形態に関して図示かつ説明されるが、他の実施形態では、リソース管理能力は、複数のコンピュータにわたってリソースを管理するために使用され得る。少なくとも一部のそのような実施形態では、単一のHRPが複数のコンピュータに及ぶ場合があり、その場合、HRPの異なるVRPが異なるコンピュータ上に存在する。同様に、少なくとも一部のそのような実施形態では、単一のVRPが異なるコンピュータ上に存在し得る。そのような実施形態では、複数のコンピュータは、任意の適した通信手段を使用して通信することができる。例えば、コンピュータは、1つまたは複数のシステムバスを介して、1つまたは複数の通信ネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、および/または、任意の適した通信技術、プロトコルを使用する、任意の他の適した通信ネットワーク等)を介して通信することができる。この様式では、リソース管理能力は、(例えば、物理的に分散型の様式で実施される単一のシステムに対して、リソースの管理が全体として複数のシステムに対して遂行され得る複数のシステムに対してなど、およびそれらの様々な組み合わせで)分散型のリソース管理を可能にする。
ソフトウェア方法として本明細書で論じられたステップの一部が、例えば、様々な方法ステップを遂行するためにプロセッサと協働する回路網として、ハードウェア内で実施され得ることが考えられる。本明細書で説明された機能/要素の一部分は、コンピュータ命令が、コンピュータにより処理される場合に、本明細書で説明された方法および/または技法が、呼び出される、または他の方法で提供されるように、コンピュータの動作を適合させるコンピュータプログラム製品として実施され得る。本発明の方法を呼び出すための命令は、固定もしくはリムーバブルの媒体に記憶され得る、ブロードキャストでのデータストリームもしくは他の信号伝達媒体を介して送信され得る、および/または、命令によって動作するコンピューティングデバイス内のメモリ内に記憶され得る。
本発明の態様は、特許請求の範囲において指定される。本発明のそれらおよび他の態様は、以下の番号付けされた条項において指定される:
1.管理システムのリソースを管理するための方法であって、
借用者から、管理システムの複数のリソースの1つに対する要求を受信するステップであり、リソースが、マスタリソースプール(MRP)および複数の仮想リソースプール(VRP)を備える階層リソースプール(HRP)を使用して管理されるステップと、
リソース要求に関連するVRPを特定するステップと、
特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するステップと
を含む、方法。
2.システムが、複数のリソースタイプのリソースを備え、HRPを使用して管理されるリソースが、リソースタイプの1つのリソースである、条項1に記載の方法。
3.MRPが、リソースタイプの1つのリソースのすべての論理表現を備え、VRPが、リソースタイプの1つのリソースのそれぞれの部分集合の論理表現を備える、条項2に記載の方法。
4.HRPが、木構造を使用して配置構成され、HRPが、木の根である、条項1に記載の方法。
5.リソース要求に関連するVRPが、リソース要求に関連する少なくとも1つの特性に基づいて特定される、条項1に記載の方法。
6.リソース要求に関連する少なくとも1つの特性が、リソース要求の供給源、リソース要求の要求タイプ、および、リソース要求で要求されるリソースを使用して遂行されることになるタスクのタスクタイプの少なくとも1つを備える、条項5に記載の方法。
7.VRPの個々が、それに関連する少なくとも1つの特性を有し、リソース要求に関連するVRPを特定するステップが、
リソース要求に関連する少なくとも1つの特性を特定するステップと、
リソース要求の少なくとも1つの特性が、VRPの少なくとも1つの特性と一致するVRPを特定するステップと
を含む、条項1に記載の方法。
8.借用者が、第1の借用者であり、
第2の借用者から、第2のリソース要求を受信するステップと、
第1の借用者に関連する第1の優先順位および第2の借用者に関連する第2の優先順位に基づいて、最初に、第1の要求にサービス提供すべきか、それとも第2の要求にサービス提供すべきかを決定するステップと
をさらに含む、条項1に記載の方法。
9.特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するステップが、借用者の優先順位に基づいて遂行される、条項1に記載の方法。
10.借用者の優先順位が、借用者の現在のリソース割当てに基づく、条項9に記載の方法。
11.特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するステップが、
リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得るかどうかを決定するステップ
を含む、条項1に記載の方法。
12.リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得るという決定に応答して、特定されたVRPから借用者に、要求されるリソースを割当てるステップ
をさらに含む、条項11に記載の方法。
13.リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得ないという決定に応答して、借用者のリソース要求にサービス提供する際の特定されたVRPによる使用のために、特定されたVRPにVRPの1つからリソースを再割当てすべきかどうかを決定するステップ
をさらに含む、条項11に記載の方法。
14.リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得ないという決定に応答して、特定されたVRPにVRPの1つからリソースを再割当てするステップ
をさらに含む、条項11に記載の方法。
15.再割当てされるリソースが、VRPの1つのいずれの借用者もプリエンプトすることなしに、VRPの1つから再割当てされる、条項14に記載の方法。
16.再割当てされるリソースが、VRPの1つの借用者をプリエンプトすることにより、VRPの1つから再割当てされる、条項14に記載の方法。
17.プリエンプトされる借用者が、VRPの1つの複数の借用者の1つであり、プリエンプトされる借用者が、VRPの1つの借用者のそれぞれの複数の優先順位に基づいて選択される、条項16に記載の方法。
18.借用者が、第1の借用者であり、方法が、
リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得ないという決定が行われる場合に、
第1の借用者の要求優先順位を、第1の借用者に関連する現在のリソース割当てに基づいて決定するステップと、
第2の借用者の保持優先順位を、第2の借用者に関連する現在のリソース割当てに基づいて決定するステップと、
第1の借用者の要求優先順位および第2の借用者の保持優先順位を使用して、第1の借用者に第2の借用者のリソースを再割当てすべきかどうかを決定するステップと
をさらに含む、条項1に記載の方法。
19.管理システムのリソースを管理するための装置であって、
借用者から、管理システムの複数のリソースの1つに対する要求を受信するための手段であり、リソースが、マスタリソースプール(MRP)および複数の仮想リソースプール(VRP)を備える階層リソースプール(HRP)を使用して管理される手段と、
リソース要求に関連するVRPを特定するための手段と、
特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するための手段と
を備える、装置。
20.プロセッサにより実行される場合に、プロセッサに、管理システムのリソースを管理するための方法を遂行させる命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、方法が、
借用者から、管理システムの複数のリソースの1つに対する要求を受信するステップであり、リソースが、マスタリソースプール(MRP)および複数の仮想リソースプール(VRP)を備える階層リソースプール(HRP)を使用して管理されるステップと、
リソース要求に関連するVRPを特定するステップと、
特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するステップと
を含む、コンピュータ可読媒体。
本発明の教示を組み込む様々な実施形態が、本明細書で詳細に示され、かつ説明されたが、当業者は、やはりこれらの教示を組み込む多くの他の変化に富む実施形態を容易に考案することができる。

Claims (21)

  1. 管理システムのリソースを管理するための方法であって、
    借用者から、管理システムの複数のリソースの1つに対する要求を受信するステップであり、リソースが、マスタリソースプール(MRP)および複数の仮想リソースプール(VRP)を備える階層リソースプール(HRP)を使用して管理されるステップを含み、システムが、複数のリソースタイプのリソースを備え、HRPを使用して管理されるリソースが、リソースタイプの1つのリソースであり、前記方法は、
    リソース要求に関連するVRPを特定するステップと、
    特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するステップと
    を含む、方法。
  2. VRPの個々が、それに関連する少なくとも1つの特性を有し、リソース要求に関連するVRPを特定するステップが、
    リソース要求に関連する少なくとも1つの特性を特定するステップと、
    リソース要求の少なくとも1つの特性が、VRPの少なくとも1つの特性と一致するVRPを特定するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 借用者が、第1の借用者であり、
    第2の借用者から、第2のリソース要求を受信するステップと、
    第1の借用者に関連する第1の優先順位および第2の借用者に関連する第2の優先順位に基づいて、最初に、第1の要求にサービス提供すべきか、それとも第2の要求にサービス提供すべきかを決定するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するステップが、借用者の優先順位に基づいて遂行され、借用者の優先順位が、借用者の現在のリソース割当てに基づく、請求項1に記載の方法。
  5. 特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するステップが、
    リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得るかどうかを決定するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  6. リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得るという決定に応答して、特定されたVRPから借用者に、要求されるリソースを割当てるステップ又は
    リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得ないという決定に応答して、借用者のリソース要求にサービス提供する際の特定されたVRPによる使用のために、特定されたVRPにVRPの1つからリソースを再割当てすべきかどうかを決定するステッ
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  7. リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得ないという決定に応答して、特定されたVRPにVRPの1つからリソースを再割当てするステップ
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  8. 管理システムのリソースを管理するための装置であって、
    借用者から、管理システムの複数のリソースの1つに対する要求を受信するための手段であり、リソースが、マスタリソースプール(MRP)および複数の仮想リソースプール(VRP)を備える階層リソースプール(HRP)を使用して管理される手段を備え、システムが、複数のリソースタイプのリソースを備え、HRPを使用して管理されるリソースが、リソースタイプの1つのリソースであり、前記装置は、
    リソース要求に関連するVRPを特定するための手段と、
    特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するための手段と
    を備える、装置。
  9. プロセッサにより実行される場合に、プロセッサに、管理システムのリソースを管理するための方法を遂行させる命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、方法が、
    借用者から、管理システムの複数のリソースの1つに対する要求を受信するステップであり、リソースが、マスタリソースプール(MRP)および複数の仮想リソースプール(VRP)を備える階層リソースプール(HRP)を使用して管理されるステップを含み、システムが、複数のリソースタイプのリソースを備え、HRPを使用して管理されるリソースが、リソースタイプの1つのリソースであり、前記方法は、
    リソース要求に関連するVRPを特定するステップと、
    特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するステップと
    を含む、コンピュータ可読媒体。
  10. VRPの個々が、それに関連する少なくとも1つの特性を有し、リソース要求に関連するVRPを特定する手段が、
    リソース要求に関連する少なくとも1つの特性を特定する手段と、
    リソース要求の少なくとも1つの特性が、VRPの少なくとも1つの特性と一致するVRPを特定する手段と
    を含む、請求項8に記載の装置。
  11. 借用者が、第1の借用者であり、
    第2の借用者から、第2のリソース要求を受信するス手段と、
    第1の借用者に関連する第1の優先順位および第2の借用者に関連する第2の優先順位に基づいて、最初に、第1の要求にサービス提供すべきか、それとも第2の要求にサービス提供すべきかを決定する手段と
    をさらに含む、請求項8に記載の装置。
  12. 特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定する手段が、借用者の優先順位に基づいて遂行され、借用者の優先順位が、借用者の現在のリソース割当てに基づく、請求項8に記載の装置。
  13. 特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定する手段が、
    リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得るかどうかを決定する手段
    を含む、請求項8に記載の装置。
  14. リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得るという決定に応答して、特定されたVRPから借用者に、要求されるリソースを割当てる手段、又は、
    リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得ないという決定に応答して、借用者のリソース要求にサービス提供する際の特定されたVRPによる使用のために、特定されたVRPにVRPの1つからリソースを再割当てすべきかどうかを決定する手段
    をさらに含む、請求項13に記載の装置。
  15. リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得ないという決定に応答して、特定されたVRPにVRPの1つからリソースを再割当てする手段
    をさらに含む、請求項13に記載の装置。
  16. VRPの個々が、それに関連する少なくとも1つの特性を有し、リソース要求に関連するVRPを特定するステップが、
    リソース要求に関連する少なくとも1つの特性を特定するステップと、
    リソース要求の少なくとも1つの特性が、VRPの少なくとも1つの特性と一致するVRPを特定するステップと
    を含む、請求項9に記載のコンピュータ可読媒体。
  17. 借用者が、第1の借用者であり、前記方法が、
    第2の借用者から、第2のリソース要求を受信するステップと、
    第1の借用者に関連する第1の優先順位および第2の借用者に関連する第2の優先順位に基づいて、最初に、第1の要求にサービス提供すべきか、それとも第2の要求にサービス提供すべきかを決定するステップと
    をさらに含む、請求項9に記載のコンピュータ可読媒体。
  18. 特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するステップが、借用者の優先順位に基づいて遂行され、借用者の優先順位が、借用者の現在のリソース割当てに基づく、請求項9に記載のコンピュータ可読媒体。
  19. 特定されたVRPからリソース要求にサービス提供すべきかどうかを決定するステップが、
    リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得るかどうかを決定するステップ
    を含む、請求項9に記載のコンピュータ可読媒体。
  20. 前記方法が、
    リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得るという決定に応答して、特定されたVRPから借用者に、要求されるリソースを割当てるステップ又は、
    リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得ないという決定に応答して、借用者のリソース要求にサービス提供する際の特定されたVRPによる使用のために、特定されたVRPにVRPの1つからリソースを再割当てすべきかどうかを決定するステップ
    をさらに含む、請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
  21. 前記方法が、
    リソース要求が、特定されたVRPに現在割当てられているリソースを使用してサービス提供され得ないという決定に応答して、特定されたVRPにVRPの1つからリソースを再割当てするステップ
    をさらに含む、請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
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