JP5568774B2 - 回転体検出機構、定着装置および画像形成装置 - Google Patents

回転体検出機構、定着装置および画像形成装置 Download PDF

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本発明は、画像形成装置等における回転体の回転を検出するために使用される回転体検出機構、その回転体検出機構を使用した定着装置およびこれを備える画像形成装置に関する。
プリンタ等の画像形成装置には、電子写真方式によって形成されたトナー画像が、記録シートに転写されて、定着装置によって、記録シートに転写されたトナー画像が、定着装置によって、加熱および加圧されることによって定着されるようになっている。このような定着装置として、例えば特許文献1には、電磁誘導加熱方式を用いた構成が開示されている。
特許文献1に開示された定着装置では、電磁誘導によって発熱する発熱体が設けられた定着ローラの外周面に対向して磁束発生部が配置されており、定着ローラを周回移動させる間に、磁束発生部にて発生した磁束によって発熱体を発熱させるようになっている。定着ローラの発熱体には、磁束発生部で発生した磁束によって交番磁界が形成されて、渦電流が誘起されて発熱する。
定着ローラには加圧ローラが圧接されており、定着ローラと加圧ローラとの間に、記録シートが通過する定着ニップが形成されている。記録シートは、定着ニップを通過する間に、加熱および加圧されることによって、記録シート上のトナー画像が定着される。
また、特許文献1に開示された定着装置は、ウォームアップ時間を短縮するために、待機時に、定着ローラを発熱状態として回転させる構成になっている。このような構成とすることにより、待機時に、定着ローラが発熱状態になっても、定着ローラが局所的に加熱されるおそれがなく、しかも、ウォームアップ時間を短縮することができる。
しかし、発熱状態になった定着ローラが、故障等によって回転停止状態、あるいは、低速回転状態になると、定着ローラは局所的に発熱状態になって異常高温になるおそれがある。
このことから、待機状態で定着ローラを回転させつつ発熱状態とする構成において、定着ローラの回転を監視することにより、定着ベルトが回転停止状態あるいは低回転状態になった場合に、定着ローラの発熱を停止させる構成が実施されている。このような構成とすることによって,発熱状態の定着ベルトが回転停止状態あるいは低回転状態になった場合にも、異常高温になることを防止することができる。
定着ベルトの回転を監視するために、図7に示す回転検出機構が用いられる。図7は、定着装置の背面側部分に設けられた回転検出機構の斜視図である。また、図8(a)は、その回転検出機構の主要部の構成を説明するための平面図、図8(b)は、その正面図である。
定着装置の背面側部分に設けられた回転検出機構60は、定着ローラ51が回転することによって駆動されるギア伝動部61と、ギア伝動部61が回転駆動されていることを検出する回転検出部62とを有している。
ギア伝動部61は、定着ローラ51と一体的に回転する第1ギア61aと、第1ギア61aに噛み合った第2ギア61bと、第2ギア61bに噛み合った第3ギア61cとを有している。第3ギア61cは、支持軸61gに回転可能に取り付けられており、第3ギア61cには、第3ギア61cとは一体的に回転するようにカム板61dが取り付けられている。カム板61dの外周面は、支持軸61gの軸心位置から外周面までの距離が、周方向に変化した状態になっている。
カム板61dは、回転検出部62に設けられた揺動板(カムフォロアー)62bに当接している。揺動板62bは、垂直状態であって、画像形成装置における正面側の側縁部が、垂直状態になった揺動軸62cに回動可能な状態で支持されている。揺動板62bは、揺動軸62cに嵌合されたコイルスプリング62dによって、カム板61dの外周面に圧接されている。従って、揺動板62bは、カム板61dの回転に追従して、支持軸61gに接近および離間する方向に揺動する。
揺動板62bの背面側の側方には、揺動板62bに対向して、フォトセンサ62gが設けられている。フォトセンサ62gは、上下方向に適当な間隔をあけて配置された発光部と受光部とを有している。揺動板62bには、揺動板62bが揺動することによって、フォトセンサ62gの発光部と受光部との間を通過する遮蔽板62eが水平状態で設けられている。
このような構成の回転検出機構60では、定着ローラ51の回転が、第1ギア61aおよび第2ギア61bを介して第3ギア61cに伝達されており、第3ギア61cが回転すると、カム板61dが第3ギア61cと一体となって回転する。従って、定着ローラ51が回転することによってカム板61dが回転し、このカム板61dの回転が、回転検出部62のフォトセンサ62gによって検出される。
回転検出部62に設けられた揺動板62bは、カム板61dの回転に追従して支持軸62gに接近および離間する方向に揺動し、揺動板62bの揺動によって、フォトセンサ62gがオン・オフ状態を繰り返す。従って、フォトセンサ62gにおけるオン状態とオフ状態との繰り返し回数に基づいて、定着ローラ51の単位時間当たりの回転数を求めることができる。
このようにして定着ローラ51の単位時間当たりの回転数を監視して、その回転数が、予め設定された所定値よりも低下した場合には、定着ベルトが異常高温になるおそれがあるものとして、磁束発生部による磁束の発生を停止する。これにより、定着ベルトの発熱が停止され、定着ベルトが異常高温になることを防止することができる。
特開2007−139962号公報
前述した回転検出機構60では、カム板61dと一体となった第3ギア61cの歯部は、第2ギア61bの歯部と、相互に噛み合っており、第2ギア61bの歯部が、回転方向に位置する第3ギア61cの歯部に当接することによって、第3ギア61cは回転する。このような回転状態で、カム板61dが、揺動板62bを支持軸61gから離れる方向に押し込むと、揺動板62bからの付勢力がカム板61dに加わり、その付勢力が、第3ギア61cの歯部に当接した第2ギア61bの歯部に加わる。
これに対して、コイルスプリング62dによって付勢された揺動板62bが、カム板61dの回転によって、支持軸61gから最も離れた位置から支持軸61gに接近する方向に揺動を開始する場合に、カム板61dに加わる揺動板62bからの付勢力がカム板61dの回転を助ける方向に働くことにより、第2ギア61bに対して第3ギア61cが先回りすることになる。
第3ギア61cの先回りが発生すると、第3ギア61cの歯部は、回転方向とは反対側に隣接する第2ギア61bの歯部に当接するバックラッシュが発生する。第3ギア61c、第2ギア61b、第1ギア61aのそれぞれは、通常、剛性体によって構成されているために、バックラッシュによって第3ギア61cの歯部が第2ギア61bの歯部に当接すると、大きな衝撃音が発生するおそれがある。
このような衝撃音は、定着ローラ51の回転によって揺動板62bが揺動する毎に発生することから、周期的に発生することになる。衝撃音は、画像形成動作が実行されていない待機時に発生するために、ユーザには不快な騒音と認識されるおそれがある。しかも、このような衝撃音が発生すると、ユーザは、画像形成装置に故障等が発生しているものと誤認するおそれもある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、バックラッシュによる衝撃音を低減することができる回転検出機構を提供することにある。
本発明の他の目的は、そのような回転検出機構を有する定着装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、そのような定着装置を備える画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る回転検出機構は、回転体の回転を検出する回転検出機構であって、前記回転体と一体となって回転する第1ギアと、弾性を有するとともに、前記第1ギアに噛み合う歯部を内周面に有しており、当該第1ギアに巻き掛けられて周回移動する歯付きベルトと、当該歯付きベルトが噛み合って周回移動するように、当該歯付きベルトが巻き掛けられた第2ギアと、当該第2ギアと一体となって回転するカムと、当該カムの回転に追従して、当該カムの回転中心に対して接近および離間する方向に運動するように、当該カムに対して圧接されたカムフォロアーと、当該カムフォロアーの運動を検出する検出手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る定着装置は、定着ローラの外側に嵌合された定着回転体と、加圧体とが相互に圧接されて形成された定着ニップを記録シートが通過する際に、磁束発生部によって発生する磁束により前記定着回転体を発熱させた状態で、前記記録シートを加熱および加圧することによって、当該記録シート上に形成された未定着画像を定着する定着装置であって、前記回転検出機構によって前記定着ローラの回転を検出することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記定着装置が設けられていることを特徴とする。
本発明の回転検出機構では、回転体の回転が、第1ギアおよび第2ギアに巻き掛けられた歯付きベルトによって伝動されて、第2ギアと一体となったカムに圧接されたカムフォロアーの運動を検出する構成において、歯付きベルトが弾性材料によって構成されているために、バックラッシュによる衝撃音の発生を防止することができる。
好ましくは、本発明の回転検出機構において、前記歯付きベルトは、クロロプレンゴムによって構成されていることを特徴とする。
好ましくは、本発明の定着装置において、前記磁束発生部は、待機状態において、回転状態になった前記定着回転体を発熱させる構成であり、前記回転検出機構は、前記待機状態において、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記定着ローラの回転を検出し、当該回転検出機構によって前記定着ローラが所定値よりも低速の回転状態になっていることが検出されると、前記磁束発生部による前記定着回転体の発熱が停止されることを特徴とする。


本発明の実施の形態に係る回転機構を有する定着装置が備えられた画像形成装置の一例であるタンデム型カラーデジタルプリンタの概略構成を示す模式図である。 そのプリンタに設けられた定着装置の構成を示す断面図である。 その定着装置に設けられた定着ベルトおよび定着ローラの一部の断面図である。 その定着装置の背面側部分の構成を示す斜視図である。 (a)は、定着装置の背面側部分の主要部の構成を説明するための平面図、(b)は、その正面図である。 (a)および(b)は、それぞれ、定着ローラの回転を検出するための回転検出機構に設けられたベルト伝動部における第2ギアと歯付きベルトとの噛み合い状態を説明するための模式図である。 従来の定着装置の背面側部分に設けられた回転検出機構斜視図である。 (a)は、その回転検出機構の主要部の構成を説明するための平面図、(b)は、その正面図である。
以下、本発明に係る回転検出機構が設けられた定着装置を有する画像形成装置の実施形態を説明する。
<画像形成装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるタンデム型カラーデジタルプリンタ(以下、単に「プリンタ」とする)の概略構成を示す模式図である。このプリンタは、ネットワーク(例えばLAN)を介して外部の端末装置等から入力される画像データ等に基づいて、周知の電子写真方式によりトナー画像を形成し、下部の給紙カセット22からシート搬送経路21に沿って搬送される記録シートPにトナー画像を転写する。トナー画像が転写された記録シートPは、定着装置30に搬送され、定着装置30において、記録シートPに転写されたトナー画像が定着される。
プリンタの上下方向の略中央部には、周回移動域が水平方向に沿って長くなった中間転写ベルト18が設けられている。中間転写ベルト18は、矢印Xで示す方向に周回移動する。中間転写ベルト18の下方には、画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kが設けられている。画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kは、中間転写ベルト18の周回移動方向に沿って、その順番で配置されている。
各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kには、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の各色のトナーが供給されて、供給される各色のトナーによってトナー画像を形成する。画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kは、トナー画像を形成するためのトナーの色のみがそれぞれ異なっていること以外は概略同様の構成になっていることから、画像形成ユニット10Yの構成のみを説明して、他の画像形成ユニット10M、10C、10Kの構成の説明は省略する。
画像形成ユニット10Yは、中間転写ベルト18の下方において中間転写ベルト18に対向した状態で矢印Z方向に回転可能に配置された感光体ドラム11Yと、感光体ドラム11Yの下方において感光体ドラム11Yに対向して配置された帯電器12Yとを有している。感光体ドラム11Yは、帯電器12Yによって表面が一様に帯電され、帯電された感光体ドラム11Yの表面に、画像形成ユニット10Yの下方に設けられた露光装置13Yから照射されるレーザ光Lによって静電潜像が形成される。
感光体ドラム11Yの表面に形成された静電潜像は、現像器14YによってY色のトナーにより現像される。現像器14Yは、Y色のトナーを担持する現像ローラを備えており、現像バイアス電圧が印加された現像ローラの回転により、Y色のトナーが現像ローラの周面を搬送されて、感光体ドラム11Yと対向する位置において、感光体ドラム11Y上に形成された静電潜像に付着する。これにより、感光体ドラム11Yの表面に、Y色のトナー画像が形成される。
中間転写ベルト18の周回移動域の内部には、中間転写ベルト18を挟んで感光体ドラム11Yに対向する1次転写ローラ15Yが配置されており、感光体ドラム11Y上に形成されたトナー画像は、転写バイアス電圧が印加された1次転写ローラ15Yによる電界の作用により、中間転写ベルト18上に1次転写される。
なお、フルカラー画像を形成する場合には、各感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上に形成されたそれぞれのトナー画像が中間転写ベルト18上の同じ領域に多重転写されるように、各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kのそれぞれの画像形成動作タイミングがずらされる。モノクロ画像を形成する場合には、選択された1つの画像形成ユニット(例えばKトナー用の画像形成ユニット10K)のみが駆動されることによって、その画像形成ユニットに設けられた感光体ドラム上にトナー画像が形成されて、中間転写ベルト18における所定領域上に転写される。
トナー画像が形成された中間転写ベルト18の搬送方向下流側の端部(図1において右側の端部)は、駆動ローラ17に巻き掛けられており、駆動ローラ17には、駆動ローラ17に巻き掛けられた中間転写ベルト18を挟んで、2次転写ローラ19が対向配置されている。中間転写ベルト18上に転写されたトナー画像は、転写バイアス電圧が印加された2次転写ローラ19によって形成される電界の作用により、シート搬送経路21を搬送される記録シートPに2次転写される。
中間転写ベルト18と2次転写ローラ19との間を通過した記録シートPは、2次転写ローラ19の上方に配置された定着装置30へ搬送される。定着装置30は、電磁誘導加熱方式で発熱する定着ベルト35内に配置された定着ローラ32と、加圧ローラ33とによって、定着ベルト35を挟み込む構成になっており、記録シートP上の未定着のトナー画像が、定着ベルト35と加圧ローラ33との圧接位置である定着ニップNを通過する間に加熱および加圧されて定着される。トナー画像が定着された記録シートPは、排紙ローラ24によって、中間転写ベルト18の上方に配置された排紙トレイ23上に排出される。
<定着装置の構成>
図2は、定着装置30の構成を示す断面図である。図2に示すように、定着装置30は、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成された定着ユニット31の内部に、定着ローラ32と加圧ローラ33とが相互に平行に配置されており、定着ローラ32の外側に嵌合された定着ベルト35が、定着ユニット31の内部に配置された磁束発生ユニット34によって発熱されるようになっている。定着ローラ32および加圧ローラ33は、それぞれ、不図示の軸受部材によって、定着ユニット31に対して回転自在に軸支されている。
定着ユニット31は、寿命等になると、画像形成装置本体に対して正面側に引き出されることによって、画像形成装置本体から取り外される。そして、新たな定着ユニット30が、画像形成装置本体に対して正面側から背面側に水平状態でスライドさせることによって、画像形成装置本体に装着される。
定着ベルト35は、定着ローラ32よりも大径になった円筒形状になっており、断面円形状を維持した状態で周回移動する剛性を有している。加圧ローラ33は、バネなどを用いた不図示の加圧機構によって定着ローラ32に向けて付勢されており、加圧ローラ33と定着ローラ32との間を通過する定着ベルト35に対して所定の圧力で圧接されている。これにより、定着ベルト35と定着ローラ32との間に定着ニップNが形成されている。
加圧ローラ33は、定着モータ46により、矢印Aで示す方向に所定の周速度で回転駆動される。定着ローラ32によって加圧ローラ33に圧接された定着ベルト35は、加圧ローラ33の回転に従って、矢印Bで示す方向に周回移動する。これとともに、定着ベルト35を介して加圧ローラ33が押圧された定着ローラ32も、矢印Bで示す方向に従動回転する。
図3は、定着ベルト35および定着ローラ32の一部の断面の拡大図である。図3に示すように、定着ローラ32は、軸心部に設けられた円筒状の芯金32aの外周面(表面)に、シリコーンゴム、シリコーンスポンジ(発泡体)等からなる断熱層32bが積層されて構成されている。芯金32aは、例えば直径が20mmのアルミニウム、ステンレス等からなる金属によって構成されている。断熱層32bの厚さは、1〜10mm程度になっている。
定着ベルト35は、内周側に位置する磁性樹脂層35aと、磁性樹脂層35aの外周面(表面)上に密着状態で積層された発熱層35bと、発熱層35bの外周面(表面)上に積層された弾性層35cと、弾性層35cの外周面(表面)上に積層された離型層35dとを有する積層体によって構成されている。
磁性樹脂層35aは、例えば、透磁率が1000以上の高透磁率のMn−Ni−Zn系のフェライトからなる磁性体粒子を樹脂材料内に均一に分散させることによって構成されており、10〜100μm程度の厚さに形成されている。磁性体粒子はキュリー温度が所定の温度になっている。このキュリー温度は、トナーを溶融させるために必要な温度以上であって、定着ローラ32の耐熱温度以下の温度に設定され、具体的には、130℃以上、260℃以下の範囲内に設定される。本実施形態では、キュリー温度は200℃に設定されている。なお、高透磁率の磁性体の粒子としては、酸化鉄を主成分とするフェライト粒子であってもよい。
磁性樹脂層35a上に積層される発熱層35bは、抵抗率が小さな導電性金属、好ましくは非磁性の金属(強磁性でない金属)によって構成される。発熱層35bとしては、Ag、Al、Cu、SuS等が好適に使用され、磁性樹脂層35aに対して密着するように、例えば、メッキ処理によって、磁性樹脂層35a上に積層されている。
発熱層35b上に積層される弾性層35cは、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の耐熱性を有する弾性体によって、厚さ200μm程度に構成されている。離型層35dは、例えばフッ素樹脂(PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等)によって厚さ20μm程度に構成されている。
加圧ローラ33は、図2に示すように、円筒状に構成された芯金33aと、芯金33aの外周面(表面)上に積層された弾性層33bと、弾性層33bの外周面(表面)上に積層された離型層33cとを有している。
芯金33aは、例えばステンレスなどからなり、本実施形態では直径が20mmになっている。
弾性層33bは、例えば外径が35mmのシリコーンゴムによって構成されている。離型層離型層33cは、例えば厚さが20μmのPFAチューブによって構成されている。
加圧ローラ33には、定着ローラ32とは反対側において均熱化ローラ36が圧接されている。この均熱化ローラ36は熱伝導性の良い金属材料(例えばアルミニウム)で形成された円筒部を備えており、押圧バネを含む押圧装置(不図示)によって、加圧ローラ33に圧接されるようになっている。均熱化ローラ36は、加圧ローラ33に圧接されると、加圧ローラ33に追従して回転されて、加圧ローラ33の表面温度を均一化する。
図2に示すように、磁束発生ユニット34は、定着ローラ32に対して加圧ローラ33とは反対側の側方に配置されており、定着ローラ32の軸方向に沿って長く延びるコイルボビン34aと、コイルボビン34a内における定着ローラ32とは反対側に保持された励磁コイル34bとを有している。コイルボビン34aは、定着ローラ32の表面に対向する面が、定着ローラ32の周方向に沿って円弧状に湾曲すると共に、定着ローラ32の外周面との間に、例えば3mm程度の所定の間隔が開くように、その長手方向両端部が図示しないフレームなどに固定されている。
励磁コイル34bは、交番磁場を形成する磁束を発生させるものであり、導線を、定着ローラ32の軸方向に沿って延びる長円形状に複数回にわたって巻回した構成になっている。励磁コイル34bは、高周波電源回路37から高周波電力が供給されることにより磁束を発生し、交番磁場を形成する。励磁コイル34bによって形成された交番磁場によって、定着ベルト35の発熱層35bが発熱される。
高周波電源回路37は、制御部45によって制御されるようになっている。また、制御部45は、定着装置30の駆動源であって加圧ローラ33を回転駆動する定着モータ46も制御するようになっている。制御部45は、後述するように、定着ローラ32の回転を検出するための回転検出機構40の出力に基づいて、高周波電源回路37を制御するようになっている。
定着ベルト35の発熱層35bは、磁性樹脂層35aよりも磁束発生ユニット34に近接して配置されている。このために、磁束発生ユニット34の励磁コイル34bによって発生した磁束は、磁性樹脂層35aの磁性体粒子によって引き付けられ、発熱層35bを貫通する。
発熱層35bを貫通する磁束は、発熱層35bに交番磁場を形成する。これにより、発熱層35bに渦電流が誘起されて、発熱層35bが発熱する。発熱層35bは、非磁性であって抵抗率が小さな導電性金属によって構成されているために、発熱層35bの全体にわたって渦電流が誘起される。これにより、発熱層35bが、全体にわたって効率よく発熱することになる。
図4は、画像形成装置本体に装着された定着装置30の背面側部分の構成を示す斜視図である。また、図5(a)は、定着装置30の背面側部分の主要部の構成を説明するための平面図、図5(b)は、その正面図である。なお、図4および図5(a)および(b)においては定着ベルト35を省略している。
定着装置30の背面側部分には、定着ローラ32の回転を検出するための回転検出機構40が設けられている。回転検出機構40は、定着ローラ32が回転することによって駆動されるベルト伝動部41と、ベルト伝動部41によって定着ローラ32が回転駆動されていることを検出する回転検出部42とを有している。
ベルト伝動部41は、定着ローラ32の芯金32aにおける背面側部分に、一体的に嵌合された第1ギア41aと、第1ギア41aに対して適当な間隔をあけた平行状態になるように、定着ユニット31に支持された第2ギア41bと、第1ギア41aおよび第2ギア41bに巻き掛けられた歯付きベルト41cとを有している。
歯付きベルト41cは、耐熱性を有する弾性材料(例えばクロロプレンゴム(CR))によって構成されており、その内周面には、周方向に沿って一定の間隔で歯部41dが形成されている。歯付きベルト41cの歯部41d(図5(b)参照)は、第1ギア41aに設けられた歯部41e(図5(b)参照)および第2ギア41bに設けられた歯部41f(図5(a)参照)にそれぞれ噛み合うように形成されている。
第2ギア41bは、定着ユニット31に対して水平状態で定着ローラ32に平行に支持された支持軸41gに回転可能に取り付けられている。また、第2ギア41bには、カム板41hが一体的に取り付けられている。カム板41hは、第2ギア41bと一体となって回転するが、支持軸41gの軸心位置から外周面までの距離が、全周にわたって変化した状態になっている。
カム板41hの側方(画像形成装置本体の正面側から背面側に向って左側の側方)には、画像形成装置本体に取り付けられたフレーム44が設けられており、このフレーム44に、ベルト伝動部41が駆動されていることを検出する回転検出部42が設けられている。
回転検出部42には、カム板41hの回転に追従して揺動するようにカム板41hに圧接された揺動板(カムフォロアー)42bが設けられている。
揺動板42bは、カム板41hに対向して垂直状態に配置されており、画像形成装置の正面側の側縁部が、フレーム44に垂直状態で支持された揺動軸42cに、当該揺動軸42cを中心として垂直状態で揺動するように支持されている。
揺動軸42cには、揺動板42bがカム板41hの外周面に圧接されるように付勢するコイルスプリング42dが取り付けられている。コイルスプリング42dは、揺動軸42cの周囲に嵌合された状態になっている。
揺動板42bは、カム板41hの外周面に圧接されているために、支持軸41gから外周面までの距離が周方向に沿って変化したカム板41hが、支持軸41gを中心として回転すると、カム板41hの外周面は、支持軸41gに対して接近および離間する方向に変位する。これにより、揺動板42bは、垂直状態になった揺動軸42cを中心として、支持軸41gに対して接近および離間する方向に揺動することになる。
揺動板42bの背面側の側方には、発光部と受光部とを有するフォトセンサ42gが、フレーム44に取り付けられている。フォトセンサ42gの発光部と受光部とは、上下方向に並んだ状態で相互に対向して配置されている。揺動板42bには、フォトセンサ42gの発光部と受光部との間を通過する遮蔽板42eが設けられている。遮蔽板42eは、揺動板42bにおける上下方向の中程よりも下方寄りの位置において、画像形成装置の背面側に向って水平状態で延出している。
遮蔽板42eは、揺動板42bが、揺動軸42cを中心として、支持軸41gに対して接近および離間する方向に揺動することにより、同方向に揺動する。遮蔽板42eが揺動すると、フォトセンサ42gの発光部から発せられた光が、遮蔽板42eによって遮光されずに受光部に受光される状態と、遮蔽板42eによって遮光されて受光部が光を受光しない状態になる。従って、揺動板42bが揺動することによって、フォトセンサ42gからの出力信号は、オン状態とオフ状態とを繰り返すことになる。
揺動板42bは、カム板41hの回転によって揺動する。また、カム板41hは、第2ギア41bと一体となって回転し、第2ギア41bには、定着ローラ32の芯金32aと一体的に回転する第1ギア41aの回転が伝達されている。従って、カム板41hは、定着ローラ32の回転に同期して回転することによって、揺動板42bを揺動させている。このことから、フォトセンサ42gから出力されるオン状態とオフ状態との繰り返し信号に基づいて、定着ローラ32の回転を監視することができる。
フォトセンサ42gの出力は、制御部45に与えられている。制御部45は、フォトセンサ42gの出力に基づいて、定着ローラ32の単位時間当たりの回転数に対応したカム板41hの単位時間当たりの回転数を算出する。
制御部45は、画像形成動作が中断された待機時(スリープ状態でない状態)において、フォトセンサ42gの出力に基づいて、カム板41hの単位時間当たりの回転数を算出し、算出された単位時間当たりの回転数が予め設定された所定値よりも低下した場合に、高周波電源回路37から励磁コイル34bへの高周波電力の供給を停止する。
<定着装置の動作>
このような構成の定着装置30では、画像形成装置による画像形成動作が中断された待機時に、制御部45は、高周波電源回路37を制御して、励磁コイル34bに高周波電力を供給するとともに、定着モータ46を駆動して、加圧ローラ33を所定の回転速度で回転させる。これにより、定着ローラ32が回転されて定着ベルト35が周回移動するとともに、定着ベルト35の発熱層35bが、励磁コイル34bから発生する磁束によって発熱状態になる。
この場合、定着ローラ32の回転によって、回転検出機構40におけるベルト伝動部41の第1ギア41aが回転されて、歯付きベルト41cが周回移動し、歯付きベルト41cの周回移動によって第2ギア41bが回転する。第2ギア41bが回転すると、第2ギア41bと一体となったカム板41hが回転し、カム板41hに圧接された揺動板42bが、揺動軸42cを中心として、支持軸41gに対して接近および離間する方向に揺動する。
これにより、揺動板42bと一体になった遮蔽板42eも、水平状態で、支持軸41gに対して接近および離間する方向に揺動する。このような揺動により、遮蔽板42eは、フォトセンサ42gの発光部と受光部との間を通過することを繰り返すことから、受光部の出力信号であるフォトセンサ42gの出力信号は、オン状態とオフ状態とを繰り返すことになる。
制御部45は、フォトセンサ42gにおけるオン状態とオフ状態との繰り返し回数に基づいて、カム板41hの単位時間当たりの回転数、すなわち、定着ローラ32の単位時間当たりの回転数を算出して、その回転数が予め設定された所定値よりも低下した場合には、高周波電源回路37から励磁コイル34bへの高周波電力の供給を停止するように、高周波電源回路37を制御する。
これにより、定着ベルト35の発熱層35bが発熱することが停止される。従って、定着ローラ32の回転低下により定着ベルト35の周回移動速度が低下した状態において、定着ベルト35が、磁束発生ユニット34の励磁コイル34bから発生する磁束によって局所的に発熱することが防止され、定着ベルト35が異常高温状態になることを防止することができる。
図6(a)および(b)は、それぞれ、回転検出機構40に設けられたベルト伝動部41における第2ギア41bの歯部41fと歯付きベルト41cの歯部41dとの噛み合い状態を説明するための模式図である。定着ローラ32の回転によって、歯付きベルト41cが周回移動すると、図6(a)に示すように、歯付きベルト41cの歯部41dが、第2ギア41bの歯部41fに当接して、第2ギア41bを回転させる。
第2ギア41bが回転すると、第2ギア41bと一体となったカム板41hも回転して、コイルスプリング42dによって付勢された揺動板42bを、支持軸41gに対して接近および離間させる方向に揺動させる。カム板41hが、揺動板42bを支持軸41gから離れる方向に押し込む場合には、歯付きベルト41cは、図6(a)に示す状態で第2ギア41bを回転させる。従って、揺動板42bからの付勢力がカム板41hに加わると、その付勢力は、第2ギア41bの歯部41fに当接した歯付きベルト41cの歯部41dに加わることになる。
これに対して、コイルスプリング42dによって付勢された揺動板42bが、カム板41hの回転によって、支持軸41gから最も離れた位置から支持軸41gに接近する方向への揺動を開始すると、カム板41hに加わる揺動板42bからの付勢力がカム板41hの回転を助ける方向に働くことにより、第2ギア41bが歯付きベルト41cに対して先回りする。
第2ギア41bが歯付きベルト41cに対して先回りすると、図6(b)に示すように、第2ギア41bの歯部41f(図6(a)および(b)において「A」で示す)に当接した歯付きベルト41cの歯部41dは、第2ギア41bの当該歯部41f(「A」)から離れて、当該歯部41fの後続の歯部41f(図6(a)および(b)において「B」で示す)に当接することになる(バックラッシュ)。
この場合、第2ギア41bが歯付きベルト41cに対して先回りすることにより、歯付きベルト41cは、瞬間的に撓んだ状態になる。これにより、歯付きベルト41cの歯部41dが第2ギア41bの歯部41f(「B」)に当接した場合の衝撃が緩和されることになる。しかも、歯付きベルト41cは、全体が弾性体によって構成されているために、歯付きベルト41cの歯部41d自体の弾性によっても、衝撃が緩和されることになる。
これらのことにより、バックラッシュによって歯付きベルト41cの歯部41dが第2ギア41bの歯部41f(「B」)に当接しても、大きな衝撃音が発生するおそれがない。
従って、画像形成装置が待機状態になっていても、ユーザに周期的な衝撃音が聞こえるおそれがない。その結果、ユーザに不快感を与えるおそれがなく、しかも、ユーザは、画像形成装置に故障等が発生しているものと誤認するおそれもない。
なお、歯付きベルト41cは耐熱性を有するクロロプレンゴムによって構成されていることから、定着ユニット31の内部が、所定の定着温度になっても、歯付きベルト41cが劣化することを抑制することができる。これにより、歯付きベルト41cを、定着ユニット31が寿命に達するまでの長期にわたって、損傷することなく、安定的に使用することができる。
[変形例]
上記実施の形態では、回転検出機構として、画像形成装置における電磁誘導方式の定着装置に設けられた定着ローラの回転を検出する構成について説明したが、そのような構成に限定されるものではなく、例えば、抵抗発熱層またはヒータランプを有する定着装置において定着回転体の回転を検出する構成としてもよい。あるいは、画像形成装置に設けられた中間転写ベルトの回転を検出する構成、画像形成装置に設けられたトナー搬送スクリューの回転を検出する構成としてもよい。また、画像形成装置に限らず、回転機構の回転を検出する必要がある装置であれば適用することができる。いずれの場合にも、バックラッシュによる衝撃音の発生を抑制することができる。
さらに、回転検出機構40の回転検出部42を画像形成装置本体に設ける構成としたが、定着ユニット31に一体的に設ける構成としてもよい。また、定着ユニット31が画像形成装置本体に対して着脱可能になっている構成に限らず、画像形成装置本体と一体的に固定された構成であってもよい。
さらに、上記実施の形態では、定着装置として、定着ベルトに加圧ローラを圧接して定着ニップを形成する構成であったが、加圧ローラに限らず、加圧ベルトを用いてもよく、また、固定的に設けられた加圧部材を用いることもできる。
さらにまた、上記実施の形態では、本発明に係る定着装置をタンデム型カラーデジタルプリンタに適用した場合の例を説明したがこれに限るものではない。すなわち、本発明に係る定着装置は、プリンタ、複写機、FAX、MFP(Multiple Function Peripheral)等の画像形成装置に適用でき、また、モノクロの画像形成装置であってもよい。
本発明は、電磁誘導加熱方式の定着装置において、待機時に衝撃音が発生することを抑制する技術として有用である。
10Y、10M、10C、10K 画像形成ユニット
18 中間転写ベルト
30 定着装置
32 定着ローラ
32a 芯金
32b 断熱層
33 加圧ローラ
34 磁束発生ユニット
34b 励磁コイル
34c メインコア
35 定着ベルト
35a 磁性樹脂層
35b 発熱層
35c 弾性層
35d 離型層
40 回転検出機構
41 ベルト伝動部
41a 第1ギア
41b 第2ギア
41c 歯付きベルト
41d 歯部
41e 歯部
41f 歯部
41g 支持軸
41h カム板
42 回転検出部
42b 揺動板
42c 揺動軸
42d コイルスプリング
42e 遮蔽板
42g フォトセンサ
45 制御部
46 定着モータ

Claims (5)

  1. 回転体の回転を検出する回転検出機構であって、
    前記回転体と一体となって回転する第1ギアと、
    弾性を有するとともに、前記第1ギアに噛み合う歯部を内周面に有しており、当該第1ギアに巻き掛けられて周回移動する歯付きベルトと、
    当該歯付きベルトが噛み合って周回移動するように、当該歯付きベルトが巻き掛けられた第2ギアと、
    当該第2ギアと一体となって回転するカムと、
    当該カムの回転に追従して、当該カムの回転中心に対して接近および離間する方向に運動するように、当該カムに対して圧接されたカムフォロアーと、
    当該カムフォロアーの運動を検出する検出手段と、
    を有することを特徴とする回転検出機構。
  2. 前記歯付きベルトは、クロロプレンゴムによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転検出機構。
  3. 定着ローラの外側に嵌合された定着回転体と、加圧体とが相互に圧接されて形成された定着ニップを記録シートが通過する際に、磁束発生部によって発生する磁束により前記定着回転体を発熱させた状態で、前記記録シートを加熱および加圧することによって、当該記録シート上に形成された未定着画像を定着する定着装置であって、
    請求項1または2に記載の回転検出機構によって前記定着ローラの回転を検出することを特徴とする定着装置。
  4. 前記磁束発生部は、待機状態において、回転状態になった前記定着回転体を発熱させる構成であり、
    前記回転検出機構は、前記待機状態において、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記定着ローラの回転を検出し、
    当該回転検出機構によって前記定着ローラが所定値よりも低速の回転状態になっていることが検出されると、前記磁束発生部による前記定着回転体の発熱が停止されることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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