JP5566328B2 - 攪拌タンク - Google Patents

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Description

攪拌タンクに関し、さらに詳しくは小容量で攪拌量が一定でない攪拌に対応する攪拌タンクに関する。
液体原料をタンクに投入後に粉体原料やその他の原料を均一に攪拌するために攪拌装置が用いられている。攪拌装置の多くは、主にタンクと攪拌翼(インペラ)からなる攪拌機で構成されている。攪拌機はプロペラタイプをはじめとする多種多様の攪拌翼が提案されている。(例えば特許文献1)また、攪拌は掻き混ぜることであり、液体原料に粉体や他の少量の原料を均一になる様に翼の形状を工夫し、翼の配置位置や攪拌タンク内に固定の板を設けて液体の流れを調整する試みがなされている。(例えば特許文献2)
特開2000-33253号公報 特開2003-205230号公報
これらは決められた原料の配合にあわせて、最も効果のよい条件を導き出しているものである。しかし、少量でしかも攪拌量が頻繁に異なる場合や設備が繁雑になると、製品の変更に対応が出来ない事態が生じてしまう。そこで、比較的少量の攪拌装置であって、しかも装置の構成がシンプルでありながら効率的な攪拌装置である攪拌タンクを提供することを目的とする。
即ち、本発明による攪拌タンクは、直径の異なる3段積み形状の攪拌タンクであって、直径が小さいものを最下段として上方に内接する三重円になるように各々のタンクの接線を共有してタンクの側壁の一点が一列になるように積み重ねた形状に配置されている。また、3段積み形状の各タンクの底面にはテーパー或いはアール形状が設けられていると上下方向の対流がスムーズに行われる形状とすることができる。
さらに、各タンクの直径の概ねの割合は、最上段の大口径を6等分し、中段のタンクの直径が最上段のタンクの6分の5であり、最下段のタンクの直径が最上段のタンクの6分の4とすることができる。
本発明の攪拌タンクの容量は、最下段と中段のタンクの容量が略同容量であり、最上段のタンクの容量は他のタンクの容量に加えて溢れ対策用の余裕の容量が加味された容量であると共に、各々のタンクの接線を共有してタンクの側壁の一点が一列になるような接線とは反対側から攪拌翼の攪拌軸の下端が最下段のタンク内となるように傾斜を持たせて配設してあるので下端部分に設置された攪拌翼により拡散と対流が効率よく行われるように設計されている。
さらに、実質攪拌量が200リットル未満であり、移動用のキャスターが設置してあるので、移動自在となり使い勝手が良い攪拌タンクを提供できるものである。
本発明の攪拌タンクによるとシンプルな設備で、最大攪拌量の三分の一であっても攪拌翼により攪拌することが可能であり、攪拌量が最大量であっても確実に攪拌ができる攪拌タンクを提供できる。
図1は、本発明の一実施例を示す攪拌タンクと攪拌機を示す斜視説明図である。 図2は、本発明の一実施例を示す攪拌タンクと攪拌機を示す断面説明図である。 図3は、本発明の一実施例を示す攪拌タンクを上から見た平面説明図である。
以下、本発明に係る好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明するが、本発明はかかる例に限定されず、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解されるものである。
攪拌タンク1は下段タンク1c直径40cm高さ43cm、中段タンク1b直径50cm高さ28cm、上段タンク1a直径60cm高さ26cmのタンクを側壁が一直線となるように配置されている。即ち上からタンクを見ると各タンクの接線は同一である点(接線点8)に内接の3重の円となっている。攪拌機2は佐竹化学機械工業のA61004Bを接線の反対側に設けられたブラケット6にその攪拌軸5に傾斜を持たせて下段のタンク1c内に攪拌翼4が設置してある。
各タンクが中心をオフセットした状態で設置されていることにより、攪拌液が供回りせず、しかも攪拌軸5に傾斜を持たせて設置していることにより、上下流が不規則に生じ、比重の異なる原料の攪拌も効率的に行えるものである。
各タンクはおおよそ50リットルの容量であり、攪拌量が50リットルと少量であっても配設されたインペラは確実に対流と拡散の流れをもたらすことが出来る。50リットルを超える攪拌の場合は、下段タンク1cの50リットルの直径の攪拌流と中段タンク1bの50リットルの部分の攪拌流は直径の違いにより攪拌の流れに違いを生じることになる。また、攪拌機2が傾斜を設けて設置されていることにより、水平回転に加えて上下方向の対流がより効果的に生じることが出来る。
同様に100リットルを超えた場合では、水平の水流は3種の回転が生じることになり、接線の部分(接点点8)は直線であるのに対し、接線の反対側は階段状であり、左右の形状も同様の形状で、中心軸が階段状にズレているので上下の対流が生じやすい構造となる。
また、本実施例は攪拌容量150リットルの実施例について詳述したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である。例えば、攪拌装置の回転数及び攪拌翼の選定は攪拌物の物性により変更し、さらに必要があれば攪拌翼の枚数も増加させることが出来る。
実質攪拌量が200リットル未満の比較的少量の攪拌が好適である。さらに容量が大きな攪拌が必要な場合は専用の攪拌機を装備した攪拌装置を用いることが望ましい。特に、小容量であるが故に、タンク本体に移動用のキャスターを設けることにより、さらに移動自在となり原料の投入場所或いは攪拌後の後工程にタンクを移動させることにより、ポンプでの移送を省略可能など、使い勝手が良い攪拌タンクを提供できるものである。
本実施例の図1及び図2では攪拌機2ならび攪拌翼4については詳細には触れなかったが、攪拌機2のモーターは主に使用される回転数を中心に機種を選定し、さらに駆動制御はインバーターによる可変速が可能としておくとより使用できる範囲が広がり、好ましい。また、攪拌翼4の形状は剪断能力を有する高速用の攪拌インペラ或いはインペラブレードにキャンバーとレーキ角を持つ中速用の攪拌インペラを選定することが出来る。さらにインペラの設置枚数は1枚はもちろんのこと2段乃至複数とすることも出来る。
1 攪拌タンク
1a 上段タンク
1b 中段タンク
1c 下段タンク
2 攪拌機
3 攪拌モータ
4 攪拌翼
5 攪拌軸
6 ブラケット
7 出口
8 タンク側面(接線点)
9 キャスター

Claims (5)

  1. 直径の異なる3段積み形状の攪拌タンクであって、直径が小さいものを最下段として上方に内接する三重円になるように各々のタンクの接線を共有してタンクの側壁の一点が一列になるように積み重ねた形状に配置されていることを特徴とする攪拌タンク。
  2. 3段積み形状の各タンクの底面にはテーパー或いはアール形状が設けられている請求項1記載の攪拌タンク。
  3. 各タンクの直径の概ねの割合は、最上段の大口径を6等分し、中段のタンクの直径が最上段のタンクの6分の5であり、最下段のタンクの直径が最上段のタンクの6分の4とである請求項1又は2記載の攪拌タンク。
  4. 最下段と中段のタンクの容量が略同容量であり、最上段のタンクの容量は他のタンクの容量に加えて溢れ対策用の余裕の容量が加味された容量であると共に、各々のタンクの接線を共有してタンクの側壁の一点が一列になるような接線とは反対側から攪拌翼の攪拌軸の下端が最下段のタンク内となるように傾斜を持たせて配設してある請求項1乃至3のいずれかに記載の攪拌タンク。
  5. 実質攪拌量が200リットル未満であり、移動用のキャスターが設置してある請求項1乃至4のいずれかに記載の攪拌タンク。
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