JP5563862B2 - Motorized valve - Google Patents
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Description
本発明は、冷凍サイクルシステムにおける冷媒の流量制御等に使用される電動弁に関する。 The present invention relates to a motor-operated valve used for refrigerant flow control in a refrigeration cycle system.
上記電動弁の一例として、特許文献1等に記載された電動弁は、図3に示すように、弁室52及び該弁室52に形成された弁孔52aを有する弁本体54と、弁孔52aを開閉する弁体53とを備え、弁本体54から上方に突出するキャン57の内部に設けられた駆動機構59により、弁体53を上下方向に駆動して冷媒等の流体の制御を行う。
As an example of the motor-operated valve, the motor-operated valve described in
上記駆動機構59による弁体53の駆動は、キャン57の内部に設けられたロータ56と、キャン57に外嵌されたステータ58とで構成されるステッピングモータによって行う。ロータ56が回転すると、これに伴って止環60及び弁軸ホルダ61が回転し、弁軸ホルダ61と、弁本体54に固定されたねじ管62とのねじ送り作用で、弁体53を昇降させて弁孔52aを開閉する。
The
しかし、上記従来の電動弁51においては、駆動機構59を構成するにあたって、インサート成形により止環60とロータ56とを一体に形成し、止環60の内周孔部に弁軸ホルダ61の上部の突部61aを嵌合し、この突部61aの外周をかしめ固定してロータ56、止環60及び弁軸ホルダ61を一体的に結合するとともに、弁軸ホルダ61に弁体53の下降を規制する上ストッパ体63を装着するため、部品点数が多く、製造に手間が掛かるという問題があった。
However, in the conventional motor-operated
そこで、本発明は、上記従来の電動弁における問題点に鑑みてなされたものであって、部品点数を削減し、製造工程を簡略化することで、製造コストの低い電動弁を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made in view of the problems in the above-described conventional motor-operated valve, and provides a motor-operated valve with a low manufacturing cost by reducing the number of parts and simplifying the manufacturing process. Objective.
上記目的を達成するため、本発明は、電動弁であって、弁室及び該弁室に形成された弁孔を有する弁本体と、前記弁孔を開閉する弁体と、前記弁本体から突出するキャンと、該キャンの外側に配置されるステータコイルと、前記キャンの内側に配置され、前記ステータコイルの通電励磁によって回転するロータと、前記弁本体に固定されたねじ管と、該ロータとともに回転可能に形成され、前記ねじ管とのねじ送り作用で、弁軸を介して前記弁体によって前記弁孔を開閉させる弁軸ホルダと、該弁軸ホルダと前記弁軸との間に介装され、該弁軸を介して前記弁体を前記弁孔の閉方向に付勢する閉弁ばねと、前記弁軸に固定され、前記閉弁ばねと協働して、前記弁体が前記弁孔を開閉する方向における前記弁軸ホルダと前記ロータとの相対移動を防止するストッパとを備えることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention provides a motor-operated valve, a valve body having a valve chamber and a valve hole formed in the valve chamber, a valve body for opening and closing the valve hole, and a protrusion from the valve body. A can, a stator coil disposed outside the can, a rotor disposed inside the can and rotated by energizing excitation of the stator coil, a screw tube fixed to the valve body, and the rotor A valve shaft holder that is formed to be rotatable and that opens and closes the valve hole by the valve body through the valve shaft by a screw feeding action with the screw tube, and is interposed between the valve shaft holder and the valve shaft. A valve closing spring that urges the valve body through the valve shaft in a closing direction of the valve hole, and is fixed to the valve shaft, and in cooperation with the valve closing spring, the valve body is the valve Relative movement of the valve shaft holder and the rotor in the direction of opening and closing the hole Characterized in that it comprises a stopper to prevent.
そして、本発明によれば、弁軸ホルダをロータとともに回転可能に形成し、閉弁ばねとストッパとで、弁体が弁孔を開閉する方向における弁軸ホルダとロータとの相対移動を防止するため、部品点数を低減することができるとともに製造工程を簡略化することができ、電動弁の製造コストを低減することができる。 According to the present invention, the valve shaft holder is formed so as to be rotatable together with the rotor, and the valve closing spring and the stopper prevent relative movement between the valve shaft holder and the rotor in the direction in which the valve body opens and closes the valve hole. Therefore, the number of parts can be reduced, the manufacturing process can be simplified, and the manufacturing cost of the motor-operated valve can be reduced.
上記電動弁において、前記弁軸ホルダと前記ロータを樹脂製とすることができ、これによって製造コストをさらに低減することができる。また、前記弁軸ホルダは、弁閉時における前記弁体の前記弁孔を閉じる方向への移動を制限するストッパ機構を構成するストッパ部を一体に備えることができ、これによって、さらに部品点数を削減することができ、電動弁の製造コストをさらに低減することができる。 In the motor-operated valve, the valve shaft holder and the rotor can be made of resin, which can further reduce the manufacturing cost. Further, the valve shaft holder can be integrally provided with a stopper portion that constitutes a stopper mechanism that restricts the movement of the valve body in the direction of closing the valve hole when the valve is closed, thereby further reducing the number of parts. This can be reduced, and the manufacturing cost of the electric valve can be further reduced.
また、前記弁軸ホルダは、外表面に、前記弁体が前記弁孔を開閉する方向に延設された複数の突条を有し、前記ロータは、内表面に、該複数の突条に係合する複数の溝部を有し、該複数の溝部と前記複数の突条とが係合することにより、前記弁軸ホルダを、前記ロータとともに回転可能に構成することができる。 Further, the valve shaft holder has a plurality of protrusions extending on the outer surface in a direction in which the valve element opens and closes the valve hole, and the rotor is formed on the inner surface with the plurality of protrusions. The valve shaft holder can be configured to be rotatable together with the rotor by having a plurality of engaging groove portions and engaging the plurality of groove portions with the plurality of protrusions.
さらに、前記弁軸ホルダを、前記弁体が前記弁孔を開閉する方向から見て断面がD字状のDカット部を有し、前記ロータは、該Dカット部に係合する穴部を有し、該孔部と前記Dカット部とが係合することにより、前記弁軸ホルダは、前記ロータとともに回転可能に構成することができる。 Furthermore, the valve shaft holder has a D-cut section having a D-shaped cross section when the valve body is viewed from the direction in which the valve hole opens and closes the valve hole, and the rotor has a hole portion engaged with the D-cut section. The valve shaft holder can be configured to be rotatable together with the rotor by engaging the hole and the D-cut portion.
以上のように、本発明によれば、部品点数を削減し、製造工程を簡略化することで、製造コストの低い電動弁を提供することができる。 As described above, according to the present invention, it is possible to provide an electric valve with low manufacturing cost by reducing the number of parts and simplifying the manufacturing process.
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。 Next, an embodiment for carrying out the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明にかかる電動弁の第1の実施形態を示し、この電動弁1は、弁室2及びこの弁室2に弁孔2aを有する弁本体4と、弁軸3の下端部に形成され、弁孔2aを開閉する弁体3aと、弁本体4から突出するキャン11と、キャン11の外側に配置されるステータコイル18と、ステータコイル18の通電励磁によって回転するロータ6と、弁本体4に固定されたねじ管7と、ロータ6とともに回転可能に形成され、ねじ管7とのねじ送り作用で、弁軸3を介して弁体3aを昇降させる弁軸ホルダ8と、弁軸ホルダ8と弁軸3との間に介装され、弁軸3を介して弁体3aを弁孔2a方向に付勢する閉弁ばね9と、弁軸ホルダ8とロータ6の上下方向の相対移動を閉弁ばね9と協働して防止するストッパ17等で構成される。
FIG. 1 shows a first embodiment of a motor-operated valve according to the present invention. The motor-operated
弁本体4の側部及び下部には、流体の流出入管13、14が弁室2に連通するように連結される。弁本体4内の弁室2には、弁孔2aが穿設され、弁孔2aと弁体3aとの隙間により流体の流量が制御される。
Fluid inlet /
有蓋円筒状のキャン11の下端部は、弁本体4にかしめ固着された鍔状板16の段差部に突き合わせ溶接され、キャン11の内部には、弁体3aを上下方向に駆動するロータ6、ねじ管7、弁軸ホルダ8、弁軸3等が配置される。
The lower end portion of the covered cylindrical can 11 is butt welded to the stepped portion of the flange-
ロータ6は、金属磁性粉末と樹脂を混合して円筒状に成形され、内周面に、図1(a)の上下方向に延設された複数の溝部6aを備える。これら複数の溝部6aと、弁軸ホルダ8の外表面に、同じく上下方向に延設された複数の突条8aによって、ロータ6は、弁軸ホルダ8とともに回動可能に構成される。また、円板状部17aでロータ6及び弁軸ホルダ8の上面に当接し、円筒状部17bが弁軸3の上部縮径部3bに溶接固定されたストッパ17と、閉弁ばね9とで、ロータ6と弁軸ホルダ8とを挟持し、これらの上下方向の相対移動を規制する。
The
ロータ6は、キャン11の外側に配置されたステータコイル18を含むステータとでステッピングモータを構成し、ステータコイル18への通電励磁によって回転する。ステータコイル18には、複数のリード端子22が接続され、これらのリード端子22には、基板23を介して複数のリード線24が接続される。
The
弁軸ホルダ8は、ねじ管7の外側に位置する下方開口の円筒形状に樹脂成形され、その内周面に、ねじ管7の雄ねじ部7aと螺合する雌ねじ部8bが螺設される。弁軸ホルダ8には、下部に、ねじ管7に固着された下ストッパ体5と当接可能に上ストッパ部8cが一体に突設される。
The
弁軸3は、その下端部に弁体3aを一体に備え、弁軸ホルダ8の中心に上下動可能に嵌挿される。弁軸3は、弁軸ホルダ8内に縮装された閉弁ばね9によって常時下方に付勢される。
The
ねじ管7は、その外周面に雄ねじ部7aが螺設されるとともに、ストッパ機構の一方を構成する下ストッパ体5が固着される。上述のように、下ストッパ体5は、弁軸ホルダ8の上ストッパ部8cに当接可能に構成される。
The threaded
弁軸3の上端部には、動作時に弁軸3が上方に移動し過ぎてねじ管7の雄ねじ部7aと弁軸ホルダ8の雌ねじ部8bとの螺合が外れたときに、弁軸ホルダ8をねじ管7側に付勢する復帰ばね10が設けられる。
At the upper end of the
上記構成を有する電動弁1は、ステータコイル18に、リード線24、基板23及びリード端子22を介して一方向の通電を行い励磁すると、ロータ6が回転し、これに伴い、弁軸ホルダ8がねじ管7に対して相対的に回転する。ここで、ねじ管7の下部が弁本体4に固定されているため、ねじ管7の雄ねじ部7aと、弁軸ホルダ8の雌ねじ部8bとのねじ送り機構により、例えば、弁軸ホルダ8が下降し、これに伴い弁軸3が下降し、弁体3aが弁孔2aを閉じる。尚、弁軸ホルダ8の上ストッパ部8cと下ストッパ体5とが当接することで、弁体3aのさらなる下降を制限する。
In the motor-operated
次に、ステータコイル18に他方向の通電を行い励磁すると、弁本体4に固着されたねじ管7に対し、ロータ6が前記と逆方向に相対的に回転し、前記ねじ送り機構により、弁軸ホルダ8が上昇し、弁軸3の下端の弁体3aが上方に移動して弁孔2aを開く。
Next, when the
以上のように、上記電動弁1によれば、弁本体4に固定されたねじ管7とのねじ送り作用により弁軸3を介して弁体3aを昇降させて弁孔2aを開閉する機構を、ロータ6と、ロータ6とともに回転可能な弁軸ホルダ8とで構成するとともに、弁軸ホルダ8に上ストッパ部8cを一体形成しているため、図3に示した従来の電動弁51では、同様の機構を構成するにあたり、ロータ56、止環60、弁軸ホルダ61及び上ストッパ体63の4つの部品を必要とするのに対し、電動弁1では2つの部品で済むため、部品点数の削減を図ることができる。
As described above, according to the motor-operated
また、電動弁1の組立てにあたっては、樹脂成形したロータ6及び弁軸ホルダ8を一体的に組み合わせた後、閉弁ばね9とストッパ17とで両者を挟持するだけでよく、従来の電動弁51のように止環60を弁軸ホルダ61の上部でかしめ固定する必要もないため、製造工程を簡略化することができる。また、このような構造にすることで、弁軸ホルダ8とロータ6を樹脂製にすることができるため、上記部品点数の削減と相まって製造コストの低い電動弁を提供することができる。
In assembling the motor-operated
次に、本発明にかかる電動弁の第2の実施形態について、図2を参照しながら説明する。尚、以下の説明において、図1に示した電動弁1と同じ構成要素については、同一の参照番号を付してその詳細説明を省略する。
Next, a second embodiment of the motor-operated valve according to the present invention will be described with reference to FIG. In the following description, the same components as those of the motor-operated
本実施形態にかかる電動弁31は、弁室2及びこの弁室2に弁孔2aを有する弁本体4と、弁軸3の下端部に形成され、弁孔2aを開閉する弁体3aと、弁本体4から突出するキャン11と、キャン11の外側に配置されるステータコイル18と、ステータコイル18の通電励磁によって回転するロータ36と、弁本体4に固定されたねじ管7と、ロータ36とともに回転可能に形成され、ねじ管7とのねじ送り作用で、弁軸3を介して弁体3aを昇降させる弁軸ホルダ38と、弁軸ホルダ38と弁軸3との間に介装され、弁軸3を介して弁体3aを弁孔2a方向に付勢する閉弁ばね9と、弁軸ホルダ38とロータ36の上下方向の相対移動を閉弁ばね9と協働して防止するストッパ47等で構成される。
The
キャン11の内部には、弁体3aを上下方向に駆動するロータ36、ねじ管7、弁軸ホルダ38、弁軸3等が配置され、本実施の形態では、ロータ36、弁軸ホルダ38及びストッパ47の構成が図1に示した電動弁1のロータ6、ねじ管7及びストッパ17と異なる。
Inside the
ロータ36は、金属磁性粉末と樹脂を混合して円筒状に成形され、上面視D字形の穴部36aと係合孔36bとを備える。一方、弁軸ホルダ38は、上面視D字形のDカット部38aと、回り止め凸部38dとを備える。この穴部36aと、弁軸ホルダ38のDカット部38aが係合するとともに、弁軸ホルダ38の回り止め凸部38dがロータ36の係合孔36bに係合することで、ロータ36は、弁軸ホルダ38とともに回動可能に構成される。尚、回り止め凸部38dを超音波溶着によって変形させて係合孔36bとの締結を確実に行うことが好ましい。尚、ロータ36には、成形性を向上するためなどの目的で凹部36cが設けられているが、ここに冷凍機油や液冷媒が溜まると重量の偏りや重心の変化が生じて動作に支障をきたすことがある。そこで、本実施形態では凹部36c内の冷凍機油や液冷媒を外部に排出する貫通孔36dを設けてある。
The
また、円板状部47aでロータ36及び弁軸ホルダ38の上面に当接し、円筒状部47bが弁軸3の上部縮径部3bに溶接固定されたストッパ47と、閉弁ばね9とで、ロータ36と弁軸ホルダ38とを挟持し、これらの上下方向の相対移動を規制する。ロータ36は、キャン11の外側に配置されたステータコイル18を含むステータとでステッピングモータを構成し、ステータコイル18への通電励磁によって回転する。
Further, the
弁軸ホルダ38は、ねじ管7の外側に位置する下方開口の円筒形状に形成され、上述のようにDカット部38aと、回り止め凸部38dを備える。弁軸ホルダ38の内周面に、ねじ管7の雄ねじ部7aと螺合する雌ねじ部38bが螺設され、下部に、ねじ管7に固着された下ストッパ体5と当接可能に上ストッパ部38cが一体に突設される。
The
上記構成を有する電動弁31は、ステータコイル18に、リード線24、基板23及びリード端子22を介して一方向の通電を行い励磁すると、ロータ36が回転し、これに伴い、弁軸ホルダ38がねじ管7に対して相対的に回転する。ここで、ねじ管7の下部が弁本体4に固定されているため、ねじ管7の雄ねじ部7aと、弁軸ホルダ38の雌ねじ部38bとのねじ送り機構により、例えば、弁軸ホルダ38が下降し、これに伴い弁軸3が下降し、弁体3aが弁孔2aを閉じる。尚、弁軸ホルダ38の上ストッパ部38cと下ストッパ体5とが当接することで、弁体3aのさらなる下降を制限する。
In the motor-operated
次に、ステータコイル18に他方向の通電を行い励磁すると、弁本体4に固着されたねじ管7に対し、ロータ36が前記と逆方向に相対的に回転し、前記ねじ送り機構により、弁軸ホルダ38が上昇し、弁軸3の下端の弁体3aが上方に移動して弁孔2aを開く。
Next, when the
以上のように、上記電動弁31によっても、弁本体4に固定されたねじ管7とのねじ送り作用により弁軸3を介して弁体3aを昇降させて弁孔2aを開閉する機構を、ロータ36と、ロータ36とともに回転可能な弁軸ホルダ38とで構成するとともに、弁軸ホルダ38に上ストッパ部38cを一体形成しているため、図3に示した従来の電動弁51では、同様の機構を構成するにあたり、ロータ56、止環60、弁軸ホルダ61及び上ストッパ体63の4つの部品を必要とするのに対し、電動弁31では2つの部品で済むため、部品点数の削減を図ることができる。
As described above, even with the motor-operated
また、電動弁31の組立てにあたっては、樹脂成形したロータ36及び弁軸ホルダ38とを一体的に組み合わせた後、閉弁ばね9とストッパ47とで両者を挟持するだけでよく、従来の電動弁51のように止環60を弁軸ホルダ61の上部でかしめ固定する必要もないため、製造工程を簡略化することができ、上記部品点数の削減と相まって製造コストの低い電動弁を提供することができる。
Further, in assembling the motor-operated
尚、上記実施の形態においては、弁軸ホルダ8、38は、弁閉時における弁体3aの弁孔2aを閉じる方向への移動を制限するストッパ機構を構成する上ストッパ部8c、38cを一体に備えたが、弁軸ホルダ8、38と上ストッパ部8c、38cとを別体とすることもできる。この場合でも、図3に示した従来の電動弁51におけるロータ36、止環60を1つの部品とすることができるとともに、1つの部品としたロータ6、36と弁軸ホルダ8、38とを容易に一体化することができ、電動弁1、31の製造コストを低減することができる。
In the above embodiment, the
また、ロータ6、36と、弁軸ホルダ8、38とを一体的に形成するにあたり、第1実施の形態のような複数の溝部6a及び突条8aに組み合わせや、第2実施の形態のような穴部36aとDカット部38aとの組み合わせによらず、例えば、両者を1つのキーによって接合してもよく、両者が一体的に安定して回転可能であれば種々の構成を適用することができる。
Further, when the
また、上記の実施形態では、ねじ管7に雄ねじ、弁軸ホルダ8,38に雌ねじを形成した場合について説明したが、ねじ管7に雌ねじ、弁軸ホルダ8,38に雄ねじを形成するようにしてもよい。
Further, in the above embodiment, the case where the male screw is formed on the
1 電動弁
2 弁室
2a 弁孔
3 弁軸
3a 弁体
3b 上部縮径部
4 弁本体
5 下ストッパ体
6 ロータ
6a 溝部
7 ねじ管
7a 雄ねじ部
8 弁軸ホルダ
8a 突条
8b 雌ねじ部
8c 上ストッパ部
9 閉弁ばね
10 復帰ばね
11 キャン
13 流出管
14 流入管
16 鍔状板
17 ストッパ
17a 円板状部
17b 円筒状部
18 ステータコイル
22 リード端子
23 基板
24 リード線
31 電動弁
36 ロータ
36a 穴部
36b 係合孔
36c 凹部
36d 貫通孔
38 弁軸ホルダ
38a Dカット部
38b 雌ねじ部
38c 上ストッパ部
38d 回り止め凸部
47 ストッパ
47a 円板状部
47b 円筒状部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記弁孔を開閉する弁体と、
前記弁本体から突出するキャンと、
該キャンの外側に配置されるステータコイルと、
前記キャンの内側に配置され、前記ステータコイルの通電励磁によって回転するロータと、
前記弁本体に固定されたねじ管と、
該ロータとともに回転可能に形成され、前記ねじ管とのねじ送り作用で、弁軸を介して前記弁体によって前記弁孔を開閉させる弁軸ホルダと、
該弁軸ホルダと前記弁軸との間に介装され、該弁軸を介して前記弁体を前記弁孔の閉方向に付勢する閉弁ばねと、
前記弁軸に固定され、前記閉弁ばねと協働して、前記弁体が前記弁孔を開閉する方向における前記弁軸ホルダと前記ロータとの相対移動を防止するストッパとを備えることを特徴とする電動弁。 A valve body having a valve chamber and a valve hole formed in the valve chamber;
A valve body for opening and closing the valve hole;
A can protruding from the valve body;
A stator coil disposed outside the can;
A rotor disposed inside the can and rotated by energization excitation of the stator coil;
A threaded tube fixed to the valve body;
A valve shaft holder that is formed so as to be rotatable together with the rotor, and that opens and closes the valve hole by the valve body via the valve shaft by a screw feeding action with the screw tube;
A valve closing spring interposed between the valve shaft holder and the valve shaft, and biasing the valve body in the valve hole closing direction via the valve shaft;
The stopper is fixed to the valve shaft and cooperates with the valve closing spring to prevent relative movement between the valve shaft holder and the rotor in a direction in which the valve body opens and closes the valve hole. Motorized valve.
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