JP5563729B1 - ひさし付き栞 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙片等による栞は、本を見開いたとき、栞は見開いたページの一定面積を覆って読書を障害する。従って読書を始めるとき栞を他のページに挿し直すことが必要となる。また、栞はその剛性により本を見開いたときの紙面のカーブに馴染まず、ぺージめくる度に違和感があり、うっかりすると栞は脱落する。本願発明はそういった弊害を一括して解決する。
【解決手段】脱落防止のために栞に庇部分を設け、芯の厚みを利用して栞を小片化し、同時に本の見開き機能を確保する。
【選択図】図4

Description

栞に関する
特許文献1によると、線材を用いたクリップが2片で構成されており、脱落防止機能をそなえている点に於いて本願発明と類似する。
特許文献1では、クリップの一対の挟着で書籍を挟持する方法により脱落防止機能を実現している。一方、本願発明は本体部とつながった庇部が書籍の上辺部により支えられることで脱落防止機能を果たす。そのため特許文献1と本願発明は、脱落防止の態様および方法において異なる。
特許文献2によると、クリップしおりが脱落防止機能をそなえている点に於いて本願発明と類似する。
特許文献2では、クリップしおりが書籍の紙面を切り込みの中に挟み込む方法で脱落防止機能を実現している。一方、本願発明は本体部とつながった庇部が書籍の上辺部により支えられることで脱落防止機能を果たす。そのため特許文献2と本願発明は、脱落防止の態様および方法において異なる。
特許文献3によると、栞が脱落防止機能を有し、2片で栞が構成されている点に於いて本願発明と類似する。
特許文献3では、対向する栞本体部と栞部が書籍の紙面を挟み込む方法で脱落防止機能を実現している。一方、本願発明は本体部とつながった庇部が書籍の上辺部により支えられることで脱落防止機能を果たす。そのため特許文献3と本願発明は、脱落防止の態様および方法において異なる。
特許文献4によると、線材を用いた紙面挿入部と背面固定部が直する方向に固定されている点に於いて本願発明と類似する。
特許文献4では、書籍装着具が背表紙を挟み込む方法で書籍に取り付けられている。一方、本願発明は庇部が書籍の上辺部に据え置くことで書籍に取り付けられる。そのため特許文献4と本願発明は、取り付けの態様および方法において異なる。
実用新案出願公開 平3−108476公報(第1頁、第2頁) 特開平5−345491公報(第2頁、第4頁) 特開2005−1370公報(第2頁、第9頁) 特開2009−45837公報(第2頁、第9頁)
従来、本を指定箇所で見開くために、紙片等による栞または紐が広く用いられている。
ハードカバー本には紐による栞が付いているものあるが、文庫本、新書等には紙片等による栞が多く用いられている。
紙片等による栞は、本を見開く機能のために一定の大きさと剛性を有している。
そのため、本を見開いたとき、栞は見開いたページの一定面積を覆って読書を障害するので読書を始めるとき栞を他のページに挿し直す必要がある。
その上、どこのページに栞が挿し込まれていても、本が見開いた状態では、栞は剛性により本の紙面のカーブに馴染まないため、ぺージめくる度に違和感が生じる。
同じ原理により、うっかりすると栞が脱落する。そのため、栞が脱落しないように読書中に注意を要する。
本願発明は上記の弊害を一括して解決するものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、芯により縦方向につながっている庇部と本体部とから構成される栞であり、前記庇部は前記本体部に対し前記芯を軸として90度回転した位置にあり、前記庇部は前記本体部との接点で直交するように折れ曲がっていることを要旨とする。
本願発明によれば、第一の効果として、芯の厚みによりかなり小さな形状の栞でも綴じ込みページを見開くことができる。小型化された栞は読書の障害にはならず、栞を他のページに挿し直す必要がなくなる。
第二の効果として、庇部が本の左右の見開き上辺部により支えられており、本を見開いた状態で栞は脱落することなく、ページをめくるときも栞は脱落せず、栞の置かれた状態はそのまま維持される。
第三の効果として、芯の厚みにより見開き機能を十分に発揮できるため、栞本体に用いられる平面素材に剛性を持たせる必要が無いこと。ならびに、芯は本の見開きの綴じ合せ部分に近接して縦方向に配置されることから、栞は本の紙面のカーブに馴染みやすい。そのため、栞を置いた状態でページをめくるときの違和感が小さい。
第四の効果として、例えば樹脂又は金属等の細い線材を芯に用いれば、軽量で柔軟性のある製品にすることができる。また構造が簡単なことから製造コストが小さい。本願発明の栞は本の外形の大小、厚薄を問わずあらゆる書籍での利用が可能で、特に外出時の文庫本、新書などの読書に利用されると効果的である。
栞の正面図 栞の側面図 栞の斜視図 栞の実施図(鳥瞰) 栞の実施図(上面)
図1は本願発明による栞の正面図である。芯4は、例えば薄い紙、フィルム、薄膜金属などの剛性の小さい平面素材7によって挟み込まれている。そのため庇部1の垂直面に注目すると、芯4は平面素材7よりも厚みがあるので、平面素材7より上下に膨らんでいる。本体部2に注目すると、芯4は同様に平面素材7より左右に膨らんでいる。つまみ3については、庇部1と同様である。また、庇部1は接点5で本体部2と直交した状態にある。
図2は本願発明による栞の側面図である。庇部1は接点5で水平に折れ曲がっている。つまみ3は栞の本への取り付け、取外しに便利なように本体部2の下部を折曲線6で折り曲げて作られている。
図3は本願発明による栞の斜視図である。庇部1は接点5で芯4を軸として、本体部2に対して90度回転した位置で正面に折り曲がっている。
図4は本願発明による栞の実施状態を示す鳥瞰図である。庇部1が本8の上辺部に据え置かれている。庇部1の左側は庇部1の底辺を通って本8に支えられており、一方、右側は、庇部1の側辺を通って支えられている。このように本8の上辺部が庇部1の底辺、又は側辺のいずれを通っても栞の脱落を防止できる。また、本体部2の芯4は本8の見開きの綴じ合せ部分に近接して縦方向に配置されている。
図5は本願発明による栞の実施状態を示す上面図である。本8が180度開かれた状態でも据え置かれた庇部1は、本8の上辺部で支えられており脱落することはない。仮に本8が180度以上開かれたとしても、栞は庇部1のいずれかの部分が本8の上辺の左右二ヶ所で支えられることとなるので、脱落を防止することができる。
簡単な仕組みでありながら明らかな効果を有する本願発明による栞は、あらゆる読書の機会で広く利便性を向上させる可能性がある。
1 庇部
2 本体部
3 つまみ
4 芯
5 接点
6 折曲線
7 平面素材
8 本

Claims (1)

  1. 芯により縦方向につながっている庇部と本体部とから構成される栞であり、前記庇部は前記本体部に対し前記芯を軸として90度回転した位置にあり、前記庇部は前記本体部との接点で直交するように折れ曲がっていることを特徴とする、栞。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB142027A (en) * 1919-10-06 1920-04-29 Charles Merrick An improvement in bookmarkers and the like
JPS52108145U (ja) * 1976-02-14 1977-08-17

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