JP5562082B2 - 配電盤 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、配電盤等の充電部を有する機器における充電部を保護するシャッタ機構を有する配電盤に関するものである。
従来、配電盤等の充電部を有する機器において、人や小動物等が誤って充電部に触れることで、短絡や地絡等の機器や設備へ影響を及ぼす事象を発生させないよう、充電部は金属板や絶縁板等で仕切られた構造が求められている。特に近年においては安全性重視の観点から充電部等危険部位の仕切りについては、機械的インターロック機能を設ける等により誤って接触することを物理的に阻止する構造が求められている。
従来の配電盤の一例として、特許文献1に示すものがあり、引出形の遮断器を遮断器室内に押し込むことにより、遮断器に設けたローラが蹴り上げビームの下側に潜り込む態様にてその蹴り上げビームを押し上げ、これに伴って上方へ回動するシャッタアームによりシャッタが開放される。
また、上記の動作と反対に、遮断器を前方に引き出すことにより、ローラが蹴り上げビームの前方から外れ、これに伴って下方へ回動するシャッタアームにより、シャッタが閉鎖される。
また、従来の配電盤の他の例として、特許文献2に示すものがあり、遮断器を遮断器室内に押し込むことにより、遮断器に設けたシャッター駆動ガイド板がシャッター駆動レバーに設けたローラと係合し、シャッター駆動レバーおよびローラを矢印A方向の時計方向に駆動される。
そして、シャッター駆動レバーの先端部にピンにより連結されたシャッター支えおよびシャッターは矢印Cの上方向に押し上げられ、シャッターが開放される。
遮断器を引き出す場合は、上記動作と逆の方向に各部材は移動する。すなわち、遮断器を引き出すことにより、シャッター駆動レバーおよびローラを矢印B方向の反時計方向に駆動される。
そして、シャッター駆動レバーの先端部にピンにより連結されたシャッター支えおよびシャッターは矢印Dの下方向に押し下げられ、シャッターが閉鎖される。
特開平10−327512号公報 実開昭63−66008号公報
上述した従来の配電盤等の充電部を有する機器における充電部を保護する配電盤においては、充電部と接続すべき配電用台車や遮断器を配電盤内に挿入した際は自動で開くが、配電用台車や遮断器等を挿入していない状態において誤って手でシャッタを持ち上げると、シャッタが開き充電部が露出する構造であった。そのため誤って充電部と接触する恐れがあった。注意名板等を貼り付けることで誤って充電部に接触しないよう注意喚起を行っているが、機械的インターロックの機能は存在しない。
また、図5に示すような従来の配電盤においても、配電用台車2が挿入されていない場合において、シャッタ6を誤って矢印A方向に移動させると、シャッタ6はシャッタ支点8を支点として回動することになり、シャッタ6に設けたシャッタリンク9がシャッタアーム10に設けたシャッタ開閉用移動部14にガイドされてシャッタ開閉用移動部14の一方側14aから他方側14bに向かって移動する。
このシャッタリンク9がシャッタ開閉用移動部14の一方側14aから他方側14bに向かって移動することに伴い、シャッタ6も開く方向に回動するとともにシャッタアーム10が矢印C方向に押し上げられ、シャッタアーム支点12を支点として回動していくことにより、シャッタ6もさらに上方側に回動し充電部仕切板1に設けられた貫挿孔5が開放され、充電部3が露出する構造となっている。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、配電用台車や遮断器等を挿入した際はシャッタが開き、且つ挿入されていない時にはシャッタが開かない配電盤を提供することを目的とする。
この発明に係わる配電盤は、配電盤内に挿入および引き出され、前記配電盤内の充電部に接続される配電用台車と、前記配電用台車と前記充電部との接続部に設けられた充電部接続用貫挿孔と、前記充電部接続用貫挿孔をシャッタ支点を支点として回動して開閉するとともに前記配電用台車が挿入されると開くシャッタと、前記シャッタを回動させるとともに摺動係合部を有するシャッタアームと、前記配電用台車に設けられ前記配電用台車の移動により前記摺動係合部と係合して前記シャッタアームを駆動するシャッタ開放用ローラと、前記配電用台車を挿入していないとき前記シャッタの開放を阻止するロック手段とを備え、前記ロック手段はシャッタリンクとシャッタリンク押さえ部とにより構成され、前記シャッタリンクと前記シャッタリンク押さえ部との係合により前記シャッタの開放を阻止するとともに、前記シャッタ開放用ローラによる前記シャッタアームの駆動により前記シャッタの開放阻止を解除するようにしたものである。
また、この発明に係わる配電盤は、配電盤内に挿入および引き出され、前記配電盤内の充電部に接続される配電用台車と、前記配電用台車と前記充電部との接続部に設けられた充電部接続用貫挿孔と、前記充電部接続用貫挿孔を開閉するとともに前記配電用台車が挿入されると開くシャッタと、前記シャッタを駆動するシャッタアームと、前記配電用台車に設けられ前記配電用台車の移動により前記シャッタアームを駆動するシャッタ開放用ローラと、前記配電用台車を挿入していないとき前記シャッタの開放を阻止するロック手段とを備え、前記ロック手段は、前記シャッタに設けられたシャッタリンクと、前記シャッタアームに設けられたシャッタリンク押さえ部との係合により前記シャッタの開放阻止を解除するようにしたものである。
この発明に係わる配電盤は、配電用台車や遮断器等の機器を挿入した際はシャッタが開き、且つ挿入されていない時にはシャッタが開かない配電盤を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わる配電盤におけるシャッタのロック状態を示す側面概念図である。 この発明の実施の形態1に係わる配電盤におけるシャッタのロック解除状態を示す側面概念図である。 この発明の実施の形態1に係わる配電盤におけるシャッタ全開状態を示す側面概念図である。 この発明の実施の形態2に係わる配電盤におけるシャッタのロック状態を示す側面概念図である。 従来の配電盤を示す側面概念図である。
実施の形態1. 以下、この発明の実施の形態1を図1ないし図3に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わる配電盤におけるシャッタのロック状態を示す側面概念図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わる配電盤におけるシャッタのロック解除状態を示す側面概念図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わる配電盤におけるシャッタ全開状態を示す側面概念図である。
これら各図において、充電部仕切板1は配電盤の充電部領域Jと配電用台車2や遮断器等が挿入される非充電部領域Kとを仕切って配電用台車2や遮断器等を挿入していない状態において人や小動物等が誤って充電部3に接触することにより短絡や地絡等の機器や設備へ影響を及ぼす事象を発生させないように隔離する。そして、充電部3から配電用台車2や遮断器等に電源を供給する必要があるので、この充電部仕切板1には例えば配電用台車2の配電用台車電源受給部4を貫挿させて充電部領域Jに配置された充電部3に接続させるための貫挿孔5が形成されている。
シャッタ6は充電部仕切板1に形成された貫挿孔5を配電用台車2や遮断器等を挿入していない状態において人や小動物等が誤って充電部3に接触することにより短絡や地絡等の機器や設備へ影響を及ぼす事象を発生させないように閉鎖する。このシャッタ6は充電部仕切板1に取り付けられたシャッタ取り付け部7にシャッタ支点8を支点として開閉可能に構成されている。
また、シャッタ6は配電用台車2や遮断器等が配電盤内から搬出されている際は自重にてシャッタ支点8の真下に下がり、充電部仕切板1に形成された貫挿孔5を閉鎖して充電部3を遮へいしている。そして、シャッタ6は配電用台車2や遮断器等が配電盤内に挿入されるときに開くようになっている。
シャッタリンク9はシャッタ6に設けられたシャッタ6駆動用のリンクであり、シャッタアーム10は配電盤の非充電部領域Kの内壁部に取り付けられたシャッタアーム取り付け部11にシャッタアーム支点12を支点として回動可能に構成されている。
また、シャッタアーム10は例えば配電用台車2に設けられたシャッタ開放用ローラ13と係合してそのシャッタアーム10が回動することができる摺動係合部10aを有している。
シャッタ開閉用移動部14はシャッタアーム10に形成され、シャッタ6に設けられたシャッタリンク9と係合してシャッタ6を開閉するための例えば長孔からなる移動部である。シャッタリンク押さえ部15はシャッタアーム10に形成されたシャッタ開閉用移動部14と連設され、配電用台車2や遮断器等が配電盤内から搬出されている際はシャッタ6に設けられたシャッタリンク9と係合してシャッタ6が開くのを阻止する押さえ部であり、このシャッタリンク押さえ部15はシャッタ開閉用移動部14より上方側に延在している。
このように構成された配電盤においては、図1に示すように、シャッタ6はシャッタ支点8を支点として開閉するため、シャッタ6が開くためにはシャッタ6を充電部仕切板1と反対方向の矢印A方向に引きながら上方向へ持ち上げる動作が必要となる。配電用台車2や遮断器等が配電盤内から搬出されている際は、シャッタ6に設けられたシャッタリンク9がシャッタアーム10に形成されたシャッタ開閉用移動部14と連設されたシャッタリンク押さえ部15に係合されており、シャッタリンク9がシャッタリンク押さえ部15と突き当たってシャッタ6を充電部仕切板1と反対方向の矢印A方向に引きながら上方向へ持ち上げることができないインターロック構造を形成している。すなわち、シャッタリンク9とシャッタリンク押さえ部15との係合により、図1の×印で示すように、シャッタ6の矢印A方向への開放を阻止するロック手段が構成される。
次に動作について説明する。例えば、配電用台車2を配電盤内の充電部3と接続すべく配電盤内に挿入し、図2に示すように、矢印B方向に配電用台車2を充電部3方向へ押し込んだ際、配電用台車2に設けたシャッタ開放用ローラ13がシャッタアーム10の摺動係合部10aと係合する。
シャッタ開放用ローラ13がシャッタアーム10の摺動係合部10aと係合することにより、シャッタアーム10はシャッタアーム支点12を支点に矢印C1方向の上方向に押し上げられる。
シャッタアーム10が矢印C1方向の上方向に押し上げられることにより、シャッタリンク押さえ部15がシャッタリンク9より上方側に押し上げられ、シャッタリンク9とシャッタリンク押さえ部15との突き当たり、すなわち、シャッタ6のインターロック状態が解除されるとともに、シャッタリンク9はシャッタリンク押さえ部15からシャッタ開閉用移動部14に係合されることになる。したがって、シャッタ6を充電部仕切板1と反対方向の矢印A方向に引き上げることが可能な状態になる。
そして、図2に示すようなシャッタ6のインターロック状態が解除された状態から例えば配電用台車2を配電盤内の充電部3と接続すべく配電盤内にさらに挿入し、図3に示すように、矢印D方向に配電用台車2を充電部3方向へさらに押し込んでいく。
配電用台車2をさらに押し込んでいくと、配電用台車2に設けられたシャッタ開放用ローラ13によりシャッタアーム10の摺動係合部10aを通してシャッタアーム10が矢印C2方向の上方向へさらに押し上げられ、この矢印C2方向の上方向への移動に伴い、シャッタリンク9はシャッタアーム10に形成されたシャッタ開閉用移動部14をシャッタリンク押さえ部15より離れる方向に移動する。このシャッタリンク9の移動に伴いシャッタ6は矢印E方向にシャッタ支点8を支点として回動して、シャッタ6が開いて充電部仕切板1の貫挿孔5を開放する。
シャッタ6が開いて充電部仕切板1の貫挿孔5が開放されたことにより、配電用台車2の配電用台車電源受給部4をその貫挿孔5を貫挿させて充電部領域Jに配置された充電部3に接続させることができる。
また、上述した動作とは逆に、例えば配電用台車2を配電盤内から搬出していく場合は、配電用台車2を矢印D方向と逆方向に引き出して配電用台車2の配電用台車電源受給部4を充電部3から切り離し、配電用台車2を矢印D方向と逆方向にさらに引き出していくと、シャッタアーム10がシャッタアーム支点12を支点に自重で下がっていく。シャッタアーム10が下がることにより、シャッタ6に設けたシャッタリンク9がシャッタ開閉用移動部14をシャッタリンク押さえ部15の方向に移動し、シャッタ6もシャッタ支点8を支点として下方側に回動する。
配電用台車2を図2に示す位置まで引き出すと、シャッタアーム10とシャッタ開放用ローラ13との係合が外れる手前となり、シャッタリンク9はシャッタ開閉用移動部14とシャッタリンク押さえ部15との連設部に移動し、シャッタ6も自重によりシャッタ支点8を支点として回動しシャッタ支点8の真下に下がり、充電部仕切板1に形成された貫挿孔5を閉鎖して充電部3を遮へいする。
さらに、配電用台車2を図1に示す位置まで引き出すと、シャッタアーム10とシャッタ開放用ローラ13との係合が外れ、シャッタアーム10がさらにシャッタアーム支点12を支点に自重で下がり、シャッタリンク押さえ部15がシャッタリンク9に係合する。
したがって、この状態でシャッタ6を矢印A方向に引き上げようとしても、シャッタリンク9がシャッタリンク押さえ部15に突き当たって干渉してシャッタ6を充電部仕切板1と反対方向へ引き上げることができなくなる。すなわち、配電用台車2を搬出している状態においては、シャッタ6はロックされているので、人や小動物等が誤って充電部3に接触することはなく、短絡や地絡等の機器や設備へ影響を及ぼす事象も発生することがない。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図4に基づいて説明する。図4はこの発明の実施の形態2に係わる配電盤におけるシャッタのロック状態を示す側面概念図である。
上述した実施の形態1においては、ロック手段をシャッタ6に設けられたシャッタリンク9と、シャッタアーム10に設けられたシャッタリンク押さえ部15との係合によりシャッタ6の開放を阻止するように場合について述べたが、この実施の形態2においては、図4に示すように、シャッタアーム10にシャッタリンク16が設けられている。
シャッタ6にシャッタ駆動用金具17を設け、このシャッタ駆動用金具17にシャッタリンク16と係合してシャッタ6を開閉するための例えば長孔からなるシャッタ開閉用移動部18が形成されている。
また、シャッタ駆動用金具17にシャッタ開閉用移動部18と連設され、配電用台車2や遮断器等が配電盤内から搬出されている際はシャッタアーム10に設けられたシャッタリンク16と係合してシャッタ6が開くのを阻止するシャッタリンク押さえ部19が形成されており、このシャッタリンク押さえ部19はシャッタ開閉用移動部18より下方側に延在している。
すなわち、この実施の形態2におけるロック手段は、シャッタアーム10に設けられたシャッタリンク16と、シャッタ6側のシャッタ駆動用金具17に設けられたシャッタリンク押さえ部19との係合によりシャッタ6の開放を阻止するように構成されている。
この実施の形態2においては、図4に示すように、配電用台車2や遮断器等が配電盤内に挿入する前の段階、すなわち、配電用台車2や遮断器等が配電盤内に挿入されていない状態においては配電用台車2のシャッタ開放用ローラ13がシャッタアーム10の摺動係合部10aと係合していない状態である。
したがって、シャッタアーム10は自重によりシャッタアーム支点12を支点に最も下方向に下げられた状態となっており、シャッタアーム10に設けたシャッタリンク16はシャッタ駆動用金具17に設けられたシャッタリンク押さえ部19の最下端側に位置している。
この状態において、シャッタ6を人が矢印A方向に引き上げようとしても、シャッタリンク16とシャッタリンク押さえ部19とが係合して突き当たってロックされている状態であり、シャッタ6を開くことができない。すなわち、配電用台車2を搬出している状態においては、シャッタ6はロックされているので、人や小動物等が誤って充電部3に接触することはなく、短絡や地絡等の機器や設備へ影響を及ぼす事象も発生することがない。
ところで、例えば、配電用台車2を配電盤内の充電部3と接続する場合は、配電用台車2を充電部3方向へ押し込んでいくことにより、配電用台車2に設けたシャッタ開放用ローラ13がシャッタアーム10の摺動係合部10aと係合する。
シャッタ開放用ローラ13がシャッタアーム10の摺動係合部10aと係合することにより、シャッタアーム10はシャッタアーム支点12を支点に上方向に押し上げられる。
シャッタアーム10が上方向に押し上げられることにより、シャッタリンク16がシャッタリンク押さえ部19の上端側に移動し、シャッタリンク16とシャッタリンク押さえ部19との突き当たり、すなわち、シャッタ6のロック状態が解除されるとともに、シャッタリンク9はシャッタリンク押さえ部19からシャッタ開閉用移動部18に係合されることになる。したがって、シャッタ6を充電部仕切板1と反対方向の矢印A方向に引き上げることが可能な状態になる。
そして、シャッタ6のロック状態が解除された状態から例えば配電用台車2を配電盤内の充電部3と接続すべく充電部3方向へさらに押し込んでいく。
配電用台車2をさらに押し込んでいくと、配電用台車2に設けられたシャッタ開放用ローラ13によりシャッタアーム10の摺動係合部10aを通してシャッタアーム10が上方向へさらに押し上げられ、シャッタリンク16はシャッタ駆動用金具17に設けられたシャッタ開閉用移動部18をシャッタリンク押さえ部19より離れる方向に移動する。このシャッタリンク16の移動に伴いシャッタ6はシャッタ支点8を支点として回動して、シャッタ6が開いて充電部仕切板1の貫挿孔5を開放する。
シャッタ6が開いて充電部仕切板1の貫挿孔5が開放されたことにより、配電用台車2の配電用台車電源受給部4をその貫挿孔5を貫挿させて充電部領域Jに配置された充電部3に接続させることができる。
また、上述した動作とは逆に、例えば配電用台車2を配電盤内から搬出していく場合は、配電用台車2を引き出して配電用台車2の配電用台車電源受給部4を充電部3から切り離し、配電用台車2をさらに引き出していくと、シャッタアーム10がシャッタアーム支点12を支点に自重で下がっていく。シャッタアーム10が下がることにより、シャッタアーム10に設けたシャッタリンク16がシャッタ開閉用移動部18をシャッタリンク押さえ部19の方向に移動し、シャッタ6もシャッタ支点8を支点として下方側に回動し、自重によりシャッタ支点8を支点として回動しシャッタ支点8の真下に下がり、充電部仕切板1に形成された貫挿孔5を閉鎖して充電部3を遮へいする。
配電用台車2をさらに引き出して搬出すると、シャッタアーム10とシャッタ開放用ローラ13との係合が外れ、シャッタアーム10がさらにシャッタアーム支点12を支点に自重で下がり、シャッタリンク16がシャッタ開閉用移動部18とシャッタリンク押さえ部19との連設部に移動し、さらにシャッタリンク16はシャッタリンク押さえ部19に係合する。
したがって、この状態でシャッタ6を矢印A方向に引き上げようとしても、シャッタリンク押さえ部19がシャッタリンク16に突き当たって干渉してシャッタ6を充電部仕切板1と反対方向へ引き上げることができなくなる。すなわち、配電用台車2を搬出している状態においては、シャッタ6は先にシャッタ6が閉まりきってからその後シャッタアーム10が自重で下がりロックが掛かりロックされているので、人や小動物等が誤って充電部3に接触することはなく、短絡や地絡等の機器や設備へ影響を及ぼす事象も発生することがない。
なお、上述した各実施の形態においては、シャッタ開閉用移動部14,18とシャッタリンク押さえ部15,19とが例えばL字状に構成された場合について述べたが、シャッタリンク押さえ部15,19は配電用台車2や遮断器等が配電盤内に挿入されていない状態においてシャッタ6が開くのを阻止できるように配置すればよく、L字状に限定されるものではない。
この発明は、配電用台車や遮断器等を挿入した際はシャッタが開き、且つ挿入されていない時にはシャッタが開かない配電盤の実現に好適である。
2 配電用台車
3 充電部
5 貫挿孔
6 シャッタ
9 シャッタリンク
10 シャッタアーム
13 シャッタ開放用ローラ
14 シャッタ開閉用移動部
15 シャッタリンク押さえ部
16 シャッタリンク
18 シャッタ開閉用移動部
19 シャッタリンク押さえ部

Claims (4)

  1. 配電盤内に挿入および引き出され、前記配電盤内の充電部に接続される配電用台車と、前記配電用台車と前記充電部との接続部に設けられた充電部接続用貫挿孔と、前記充電部接続用貫挿孔をシャッタ支点を支点として回動して開閉するとともに前記配電用台車が挿入されると開くシャッタと、前記シャッタを回動させるとともに摺動係合部を有するシャッタアームと、前記配電用台車に設けられ前記配電用台車の移動により前記摺動係合部と係合して前記シャッタアームを駆動するシャッタ開放用ローラと、前記配電用台車を挿入していないとき前記シャッタの開放を阻止するロック手段とを備え、前記ロック手段はシャッタリンクとシャッタリンク押さえ部とにより構成され、前記シャッタリンクと前記シャッタリンク押さえ部との係合により前記シャッタの開放を阻止するとともに、前記シャッタ開放用ローラによる前記シャッタアームの駆動により前記シャッタの開放阻止を解除するようにしたことを特徴とする配電盤。
  2. 前記ロック手段は、前記シャッタに設けられたシャッタリンクと、前記シャッタアームに設けられたシャッタリンク押さえ部との係合により前記シャッタの開放を阻止するようにことを特徴とする請求項に記載の配電盤。
  3. 前記ロック手段は、前記シャッタアームに設けられたシャッタリンクと、前記シャッタ側のシャッタ駆動金具に設けられたシャッタリンク押さえ部との係合により前記シャッタの開放を阻止するようにしたことを特徴とする請求項に記載の配電盤。
  4. 配電盤内に挿入および引き出され、前記配電盤内の充電部に接続される配電用台車と、前記配電用台車と前記充電部との接続部に設けられた充電部接続用貫挿孔と、前記充電部接続用貫挿孔を開閉するとともに前記配電用台車が挿入されると開くシャッタと、前記シャッタを駆動するシャッタアームと、前記配電用台車に設けられ前記配電用台車の移動により前記シャッタアームを駆動するシャッタ開放用ローラと、前記配電用台車を挿入していないとき前記シャッタの開放を阻止するロック手段とを備え、前記ロック手段は、前記シャッタに設けられたシャッタリンクと、前記シャッタアームに設けられたシャッタリンク押さえ部との係合により前記シャッタの開放阻止を解除するようにしたことを特徴とする配電盤。
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