JP5560813B2 - 電動パワーステアリング装置及び車両 - Google Patents
電動パワーステアリング装置及び車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5560813B2 JP5560813B2 JP2010067447A JP2010067447A JP5560813B2 JP 5560813 B2 JP5560813 B2 JP 5560813B2 JP 2010067447 A JP2010067447 A JP 2010067447A JP 2010067447 A JP2010067447 A JP 2010067447A JP 5560813 B2 JP5560813 B2 JP 5560813B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- resolver
- control unit
- terminal block
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
また、本発明の他の形態に係る電動パワーステアリング装置は、前記制御ユニットは、レゾルバ励磁信号を形成するレゾルバ励磁信号形成回路と、レゾルバ出力正弦波信号を検出するレゾルバ出力正弦波信号検出回路と、レゾルバ出力余弦波信号を検出するレゾルバ出力余弦波信号検出回路と、前記レゾルバ出力正弦波信号検出回路及び前記レゾルバ出力余弦波信号検出回路の検出信号に基づいて回転位置を検出する回転位置演算部とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る電動パワーステアリング装置は、前記モータ側端子台及び前記端子台は、夫々露出されて対向しており、前記給電用端子及びレゾルバ用端子が平行配置されていることを特徴としている。
更に、本発明の一の形態に係る車両は、前述の電動パワーステアリング装置を備えたことを特徴としている。
また、モータ側端子台及びユニット側端子台を電動モータ及び制御ユニットから露出して設けることにより、両者間の導電性金属片の接続を容易に行うことができ、導電性金属片の接続を制御ユニット内で行う場合に比較して、制御ユニットをより小型化することができる。
図1は、本発明による電動パワーステアリング装置の一実施形態を示す概略構成図である。図中、SMはステアリング機構である。このステアリング機構SMは、ステアリングホイール1に運転者から作用される操舵力が伝達される入力軸2aとこの入力軸2aに図示しないトーションバーを介して連結された出力軸2bとを有するステアリングシャフト2を備えている。このステアリングシャフト2は、ステアリングコラム3に回転自在に内装され、入力軸2aの一端がステアリングホイール1に連結され、他端は図示しないトーションバーに連結されている。
このピニオンシャフト7に伝達された操舵力はステアリングギヤ機構8を介して左右のタイロッド9に伝達され、これらタイロッド9によって左右の転舵輪WL,WRを転舵させる。ここで、ステアリングギヤ機構8は、ギヤハウジング8a内に、ピニオンシャフト7に連結されたピニオン8bとこのピニオン8bに噛合するラック軸8cとを有するラックアンドピニオン形式に構成され、ピニオン8bに伝達された回転運動をラック軸8cで車幅方向の直進運動に変換して、タイロッド9に伝達する。
また、減速ギヤ機構11のステアリングホイール1側に連接されたトルクセンサ収納部15に操舵トルクセンサ14が配設されている。この操舵トルクセンサ14は、ステアリングホイール1に付与されて入力軸2aに伝達された操舵トルクを検出するもので、例えば、操舵トルクを入力軸2a及び出力軸2b間に介挿した図示しないトーションバーの捩れ角変位に変換し、この捩れ角変位を磁気変化や抵抗変化として検出し、それを電気信号に変換するように構成されている。
モータフランジ12cには、中心開口12bの周囲に減速ギヤ機構11にインロー結合するインロー部12eが形成されているとともに、中央左右両端部に制御ユニット20に固定するためのボルト挿通孔12fが形成され、これらボルト挿通孔12fの上部側に所定距離離間して上方に突出する一対の支持板部12gが形成されている。
さらに、電動モータ12の一対の支持板部12gの背面側に電動モータ12を駆動制御する制御ユニット20がボルト21によって固定されている。この制御ユニット20は、箱状の制御ユニット本体22と、この制御ユニット本体22の減速ギヤ機構11側の左右位置に配設された支持腕部23とで構成されている。
同様に、信号用溶接パッド部SP1〜SP4と信号用端子ST1〜ST4とが、信号用導電性金属片SM1〜SM4の一端を信号用溶接パッド部SP1〜SP4にレーザ溶接し、信号用導電性金属片SM1〜SM4の他端を信号用端子ST1〜ST4にレーザ溶接することにより、電気的に接続されている。
また、マイクロコントロールユニット47には、異常情報等を記憶する不揮発性メモリとしてのEEPROM55が接続されているとともに、マイクロコントロールユニット47の動作を監視する動作監視回路56が接続されている。
また、電源リレー44は、マイクロコントロールユニット47に接続された電源リレー駆動回路60によって駆動され、モータリレー59u及び59vは同様にマイクロコントロールユニット47に接続されたモータリレー駆動回路61によって駆動される。
さらに、モータ角度検出回路54は、図7に示すように、レゾルバ励磁回路71、レゾルバ正弦波信号検出回路72及びレゾルバ余弦波信号検出回路73を備えている。
先ず、電動モータ12の一対の支持板部12gの裏面側に制御ユニット20の一対の支持腕部23を接触させた状態で、所定の位置決め治具を使用して制御ユニット20を位置決めしてから支持板部12gのボルト挿通孔12fにボルトを挿通して支持腕部23に螺合させる。
このように、電動モータ12のモータ側端子台16と制御ユニット20のユニット側端子台24とを制御ユニット20の外側で給電用導電性金属片PMu〜PMwと信号用導電性金属片SM1〜SM4とを使用して、給電用溶接パッド部PPu〜PPwと給電用バスバーBBu〜BBwとの間及び信号用溶接パッド部SP1〜SP4と信号用端子ST1〜ST4とをレーザ溶接によって電気的に接続するので、電動モータ12に内蔵するレゾルバ53と制御ユニット20との間の信号ラインを4本として従来例の6本の3分の2に減少させることができる。このため、接続インタフェース(I/F)としてのモータ側端子台16及びユニット側端子台24の端子数を減少させることができるので、レーザ溶接等の接続処理を短時間で容易に行うことができ、タクトを改善することができる。また、モータ側端子台16及びユニット側端子台24の幅を狭くすることができ、さらに制御ユニット20の内部に導電性金属片を使用したレーザ溶接部を形成する必要がないので制御ユニット20の外形も小さくして小型化することができる。
また、従来例のようにモータ端子と巻線端子とを固定するネジを必要とすることがないので、より部品点数を減少させることができ、低コスト化することができる。
引張応力や圧縮応力が繰り返し作用する場合でも、これらの引張応力や圧縮応力を応力緩和部31及び32で緩和して疲労破壊を抑制することができる。
なお、上記実施形態においては、モータ側端子台16とユニット側端子台24とにおいて、給電用溶接パッド部PPu〜PPw及び信号用溶接バッド部SP1〜SP4と、給電用バスバーBBu〜BBw及び信号用端子ST1〜ST4とを詰めて配置した場合について説明したが、図8及び図9に示すように、給電用溶接パッド部PPu〜PPw及び信号用溶接バッド部SP1〜SP4と、給電用バスバーBBu〜BBw及び信号用端子ST1〜ST4とを一対の支持板部12g間を一杯に使って配置するようにしてもよい。この場合には、給電用溶接パッド部PPu〜PPw及び信号用溶接バッド部SP1〜SP4と、給電用バスバーBBu〜BBw及び信号用端子ST1〜ST4との間隔を空けることができるので、接続構造の寸法公差を緩和することができ、公差管理や位置決めのための治具を不要とすることができる。この分タクト及びコストをより改善することができる。
また、上記実施形態においては、制御ユニット20の外側で制御ユニット20と電動モータ12との電気的接続を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、制御ユニット20の内部で導電性金属片を使用してレーザ溶接によって接続するようにしても、信号ラインを2本分少なくできることにより、制御ユニット20を小型化することができる。
また、上記実施形態においては、本発明をコラムアシスト式の電動パワーステアリング装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ピニオンアシスト式やラックアシスト式の電動パワーステアリング装置に本発明を適用しても上記と同様の効果が得られる。
Claims (5)
- ステアリングホイールに伝達された操舵トルクを、ステアリングシャフトを介して転舵輪に伝達するステアリング機構に対して操舵補助力を付与する電動モータと、該電動モータに内蔵されたレゾルバと、前記電動モータを駆動制御する制御ユニットとを備えた電動パワーステアリング装置であって、
前記制御ユニットは、前記電動モータの一対の支持板部間に形成された接続端子を有するモータ側端子台に近接して配置し、且つ当該モータ側端子台に連接する制御ユニット側端子台を一対の支持腕部間に形成し、
前記制御ユニットは、前記電動モータの一対の支持板部に前記制御ユニットの一対の支持腕部を接触させた状態で、前記一対の支持板部のボルト挿通孔にボルトを挿通して前記一対の支持腕部に螺合することにより、前記電動モータに装着されるものであり、
前記制御ユニット側端子台の接続端子は、所定の位置決め治具を用いて位置決めした状態で、前記モータ側端子台の接続端子と所定距離を保って対向するように配設されており、
前記モータ側端子台の接続端子及び前記制御ユニット側端子台の接続端子に電気的に接続し、
前記モータ側端子台の接続端子及び前記制御ユニット側端子台の接続端子は、夫々3個の給電用端子と、4個のレゾルバ用端子とで構成されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 前記4個のレゾルバ用端子は、共通グランド端子と、レゾルバ励磁信号用端子と、レゾルバ出力正弦波信号端子と、レゾルバ出力余弦波信号端子とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
- 前記制御ユニットは、レゾルバ励磁信号を形成するレゾルバ励磁信号形成回路と、レゾルバ出力正弦波信号を検出するレゾルバ出力正弦波信号検出回路と、レゾルバ出力余弦波信号を検出するレゾルバ出力余弦波信号検出回路と、前記レゾルバ出力正弦波信号検出回路及び前記レゾルバ出力余弦波信号検出回路の検出信号に基づいて回転位置を検出する回転位置演算部とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
- 前記モータ側端子台及び前記端子台は、夫々露出されて対向しており、前記給電用端子及びレゾルバ用端子が平行配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
- 請求項1乃至4の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置を備えたことを特徴とする車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010067447A JP5560813B2 (ja) | 2010-03-24 | 2010-03-24 | 電動パワーステアリング装置及び車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010067447A JP5560813B2 (ja) | 2010-03-24 | 2010-03-24 | 電動パワーステアリング装置及び車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011195131A JP2011195131A (ja) | 2011-10-06 |
JP5560813B2 true JP5560813B2 (ja) | 2014-07-30 |
Family
ID=44873852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010067447A Active JP5560813B2 (ja) | 2010-03-24 | 2010-03-24 | 電動パワーステアリング装置及び車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5560813B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004335844A (ja) * | 2003-05-09 | 2004-11-25 | Nec Corp | 回路基板装置およびその製造方法 |
JP4453402B2 (ja) * | 2004-03-05 | 2010-04-21 | 株式会社ジェイテクト | スパイラルケーブル装置及び、これを用いた可変伝達比ユニット |
JP4252486B2 (ja) * | 2004-04-13 | 2009-04-08 | 三菱電機株式会社 | 電動式パワーステアリング装置 |
JP2008189146A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置及び組付方法 |
JP4246212B2 (ja) * | 2006-04-21 | 2009-04-02 | 三菱電機株式会社 | 電動式パワーステアリング装置 |
JP4915241B2 (ja) * | 2007-01-10 | 2012-04-11 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機における固定子のリード線端末の取付構造 |
JP4800980B2 (ja) * | 2007-02-01 | 2011-10-26 | アスモ株式会社 | モータ |
JP2008220061A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Asmo Co Ltd | モータ装置 |
JP5125434B2 (ja) * | 2007-11-12 | 2013-01-23 | 株式会社ジェイテクト | モータおよび電気式動力舵取装置 |
-
2010
- 2010-03-24 JP JP2010067447A patent/JP5560813B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011195131A (ja) | 2011-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7433767B2 (en) | Steering control device and steering control method of motor vehicle | |
JP4618474B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP5912430B2 (ja) | 電動パワーステアリング用の電子制御ユニット | |
US11081981B2 (en) | Rotating machine controller | |
JP2013123984A (ja) | 車両用操舵装置 | |
US20230081701A1 (en) | Motor drive device | |
US7154244B2 (en) | Steering apparatus | |
WO2021125127A1 (ja) | 電子制御装置、および、電源システム | |
JP5754088B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP5585149B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP5560813B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置及び車両 | |
JP6988492B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2012010465A (ja) | モータ制御装置及び車両用操舵装置 | |
JP7331778B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP2008037380A (ja) | 電動パワーステアリング用モータ駆動装置 | |
US10560046B2 (en) | Motor control device | |
WO2020149293A1 (ja) | 駆動装置 | |
CN113460155A (zh) | 带有电池接口的顺应插针电力感应器 | |
JP5861283B2 (ja) | 電動機と機器との端子接続構造、電動機、電動パワーステアリング装置、車両及び産業機械 | |
EP3565108A1 (en) | Motor control device | |
JP2012245848A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP6075282B2 (ja) | 電子制御ユニット、電動パワーステアリング装置及び車両 | |
WO2022045111A1 (ja) | モータ駆動装置およびヒータ一体型ヒューズ | |
JP2015133824A (ja) | ブラシレスモータ及び電動パワーステアリング装置 | |
JP6825929B2 (ja) | ブラシレスモータ制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20111216 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140513 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140526 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5560813 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |