JP5559022B2 - 画像ブレ補正装置及び画像ブレ補正方法 - Google Patents

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この発明は、時間的に連続する画像間の動きを検出し、検出した動きを相殺するように画像を補正する画像ブレ補正装置及び画像ブレ補正方法に関するものである。
ビデオカメラやデジタルカメラのような機器を手に持って撮影する場合、図3に示すような方向にブレが発生する可能性がある。本明細書においては、画像の水平方向をX軸、垂直方向をY軸、光軸方向(ズーム方向)をZ軸とする。また、X軸を中心とする回転量をθx、Y軸を中心とする回転量をθy、Z軸を中心とする回転量をθzで表し、説明の便宜上、各回転量に関するブレを、ぞれぞれ、θx軸のブレ、θy軸のブレ、θz軸のブレと称するものとする。すなわち、撮影した画像のブレとしては、6軸方向(X、Y、Z、θx、θy、θz)のブレが発生する可能性がある。
従来、画像のブレの補正方式としては、X軸及びY軸の2軸のブレを補正することが一般的である。図4はX軸及びY軸の2軸のブレの概要を示す図である。X軸及びY軸方向のブレがあると、表示される画像が上下左右に揺れてしまい、見にくい映像となってしまう。
X軸及びY軸の2軸補正の代表的な手法としては、ブロックマッチング法が知られている。ブロックマッチング法は、画像中のある大きさの領域をブロック化し、それに連続する画像中において、先の画像のブロックを中心とした、より大きなブロック領域について全探索し、ブロック間の差分評価関数の値を最小とする点を動きベクトルとする方法である。図5は、ブロックマッチング法の概要を示す図である。図5(a)は、先行する画像の検索基準ブロック11を示し、図5(b)は、後続画像における検索対象ブロック12を示す。ブロックマッチング法は、後続画像の検索対象ブロック12において、先行画像の検索基準ブロック11と同じサイズのブロックを順次サーチしながら、一番相関度の高い位置を求めることにより、動きベクトルを導く。
このように、ブロックマッチング法は、画像の水平方向及び垂直方向の動きをサーチする方式のため、画像のブレ方向がX軸及びY軸のみの場合、精度よく画像の動きを検出することができる。
また、ブロックマッチング法をベースとした動き検出方法として、Z軸及びθz軸に関する動き検出方法や(例えば、特許文献1参照)、θx軸及びθy軸に関する動き検出方法も存在する(例えば、特許文献2参照)。
特許第3770271号 特開2006−222933号公報
しかし、ブロックマッチング法をベースにした動き検出の場合、X軸及びY軸以外のブレについては、連続する画像間におけるブロックマッチングの相関度が減少してしまうため、動き検出の精度が低下するという問題があった。図6は、各軸のブレにおける画像変化例を示す図である。図6(a)に示すとおり、X軸及びY軸方向のブレにおいては、画像の大きさや形状の変化は発生せず、ブロックマッチングした時の画像が完全に一致するため、動きを精度良く検出をすることが可能である。
一方、図6(b)は、Z軸方向のブレによる画像変化を示すものであり、光軸方向のブレによって、画像の大きさが変化している。また、図6(c)は、θz軸方向のブレによる画像変化を示すものであり、光軸を中心とした回転によって、画像の形状に歪みが変化している。図6(b)及び(c)のいずれも、連続する画像間におけるブロックマッチングの相関度が低下するため、動きを精度良く検出することが難しい。
さらに、図6(d)は、θx軸及びθy軸方向のブレによる画像変化を示すものであり、水平軸及び垂直軸を中心とした回転によって、画像の大きさが変化し、さらに形状の歪みも発生している。このように、画像の大きさの変化や形状の歪みによって、連続する画像間におけるブロックマッチングの相関度が低下するため、動きを精度良く検出することが難しい。
特に、ブロックマッチング法では、θx軸、θy軸及びZ軸方向のブレという、画像の大きさ(倍率)の変化を伴う動きを精度良く検出することが難しい。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、θx軸、θy軸及びZ軸に関するブレを精度良く補正することが可能な画像ブレ補正装置及び画像ブレ補正方法を提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、第1の発明による画像ブレ補正装置は、
時間的に連続する画像間の動きを検出する動き検出部と、
前記動き検出部で検出した動きを相殺するように画像を補正する動き補正部と、を備え、
前記動き検出部は、
前記画像をブロックに分割し、
当該ブロック毎に前記画像の光軸方向の動きを検出し、
前記各ブロックの代表点の前記画像の水平方向及び垂直方向の座標と、前記ブロック毎に検出された前記光軸方向の動きとに基づき、前記画像に関するブレ平面を求め、
前記動き補正部は、前記ブレ平面の情報に基づき、前記画像を補正することを特徴とする。
また、第2の観点による画像ブレ補正装置は、第1の観点による画像ブレ補正装置であって、
前記動き検出部は、
前記画像の水平軸回り及び垂直軸回りの前記ブレ平面の角度量を求め、
前記角度量に基づき、前記ブロック毎に検出された前記光軸方向の動きを調整し、
前記各ブロックの代表点の前記画像の水平方向及び垂直方向の座標と、調整後の前記光軸方向の動きとに基づき、前記画像に関する前記ブレ平面を再度算出し、
前記動き補正部は、再度算出した前記ブレ平面の情報に基づき、前記画像を補正することを特徴とする。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本発明を方法として実現させた第3の観点による画像ブレ補正方法は、
時間的に連続する画像間の動きを検出し、検出した動きを相殺するように画像を補正する画像ブレ補正方法であって、
前記画像をブロックに分割するステップと、
当該ブロック毎に前記画像の光軸方向の動きを検出するステップと、
前記各ブロックの代表点の前記画像の水平方向及び垂直方向の座標と、前記ブロック毎に検出された前記光軸方向の動きとに基づき、前記画像に関するブレ平面を求めるステップと、
前記ブレ平面の情報に基づき、前記画像を補正するステップと、を有することを特徴とする。
また、第4の観点による画像ブレ補正方法は、第3の観点による画像ブレ補正方法であって、
前記画像の水平方向及び垂直方向に対する前記ブレ平面の角度量を求めるステップと、
前記角度量に基づき、前記ブロック毎に検出された前記光軸方向の動きを調整するステップと、
前記各ブロックの代表点の前記画像の水平方向及び垂直方向の座標と、調整後の前記光軸方向の動きとに基づき、前記画像に関する前記ブレ平面を再度算出するステップと、
再度算出した前記ブレ平面の情報に基づき、前記画像を補正するステップと、をさらに有することを特徴とする。
本発明に係る画像ブレ補正装置及び画像ブレ補正方法は、画像の大きさ(倍率)の変化を伴うθx軸、θy軸及びZ軸に関するブレを精度良く補正することができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像ブレ補正装置の概略構成を示す図である。 図2は、図1に示す画像ブレ補正装置の動作フローチャートである。 図3は、手ブレの方向軸を示す図である。 図4は、X軸及びY軸の2軸のブレの概要を示す図である。 図5は、ブロックマッチング法の概要を示す図である。 図6は、各軸のブレにおける画像変化例を示す図である。 図7は、最小二乗平面の概要を示す図である。 図8は、最小二乗平面の概要を示す図である。 図9は、θx軸、θy軸及びZ軸のブレ補正の概要を示す図である。 図10は、θy軸方向のブレに対する画像の歪みを示す図である。 図11は、θy軸方向のブレを各軸上から見た状況を示す図である。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像ブレ補正装置の概略構成を示す図である。画像ブレ補正装置1は、入力部10と、制御部20と、出力部30とを備える。
入力部10は、時間的に連続する画像を入力信号として受け取り、当該入力信号を制御部20に供給する。制御部20は、連続する画像間の動き(ブレ)を検出する動き検出部21と、検出した動きを相殺するように画像を補正する動き補正部22とを備え、入力部10から供給された画像のブレを補正して出力部30に供給する。出力部30は、制御部20から供給された補正後の画像を、例えば液晶ディスプレイ等の表示部(図示せず)に出力する。
以下、制御部20(動き検出部21、動き補正部22)の動作を詳述する。制御部20は、6軸方向(X、Y、Z、θx、θy、θz)のブレ全てを補正するものであり、画像の大きさ(倍率)の変化を伴うθx軸、θy軸、及びZ軸方向のブレ補正を行う前に、画像と平行なX軸、Y軸、θz軸のブレ補正を行うことを前提とする。制御部20は、画像と平行なX軸、Y軸、θz軸のブレ補正については、任意の既存技術を用いることができる。
制御部20は、画像と平行なX軸、Y軸、θz軸のブレ補正後、画像と並行ではなく、画像の大きさ(倍率)の変化を伴うθx軸、θy軸及びZ軸のブレ補正を行う。ここで、制御部20は、θx軸、θy軸及びZ軸のブレによって生じる最小二乗平面(ブレ平面)を求めることにより画像のブレを補正する。図7は、最小二乗平面を3次元的に示す図である。ユーザは、基準画像エリア(投影面)に表示される画像を見ることになるが、図7に示すとおり最小二乗平面は投影面からのブレがあるため、基準画像エリアに表示される画像は実際の画像と大きさや形状が異なるものとなる。図8は、撮像素子(イメージセンサ)上の最小二乗平面と基準画像エリアとの関係を示す図である。図8の通り、最小二乗平面はイメージセンサ内で歪んだ形状となるため、基準画像エリアに正しい画像を表示するためには、適切なブレ補正を行う必要がある。
図9は、本発明における、画像の大きさ(倍率)の変化(立体的移動量)を伴うθx軸、θy軸、Z軸のブレ補正の概要を示す図である。制御部20において、動き検出部21は、画像をブロックに分割し、ブロック毎に画像のズーム方向(Z軸/光軸方向)の動きを検出する。その後、動き補正部22は、検出したブロック毎のズーム方向の動きに基づき、画像の大きさ(倍率)の変化(立体的移動量)を伴うθx軸、θy軸及びZ軸のブレを補正する。本実施形態では、動き検出部21は、画像を12個のブロックに分割し、ブロック毎に、位相相関法によってズーム方向の動きを検出する。なお、動き検出部21がズーム方向の動きを求める方法は位相相関法に限定されず、任意の既存方式を用いることができる点に留意されたい。
動き検出部21は、ブロック毎のズーム方向の動きを検出すると、各ブロックから代表点を選択する。本実施形態では、動き検出部21は、各ブロックの中心を代表点として選択し、当該代表点のX軸(画像の水平方向)及びY軸(画像の垂直方向)の座標と、検出したブロック毎のズーム方向の動きとに基づいて、最小二乗平面を算出する。なお、位相相関法を用いた場合、ズーム方向の動きは倍率として算出される。これを動きとして適用する場合、図7において、レンズと基準画像エリア(投影面)との距離を示すfを1と仮定することにより、算出された倍率をズーム方向の動きとして扱うことができる。また、各ブロックの代表点は、ブロックの中心のみに限定されない。例えば、動き検出部21が画像を上下左右に4分割した場合、各ブロックから、画像頂点(または頂点付近の画素)をそれぞれの代表点として選択することができる。
以下、最小二乗平面の式z=ax+by+cの定数a、b、cの決定方法について詳述する。動き検出部21が分割したブロックの数をnとし、各ブロックの代表点のX座標をx、Y座標をy、位相相関法により算出された各ブロックのズーム方向の動きをzとする。なお、mは、1≦m≦nの整数である。z=1である投影面の各ブロックの代表点の座標(x,y,1)が、各ブロックのズーム方向の動きにより、座標(x,y,z)にブレたとする。ここで、各ブロックのズーム方向の動きであるzと、求められる最小二乗平面との差をdとすると、d=z−(ax+by+c)となり、差dの二乗和Fは数式1のように表すことができる。動き検出部21は、この二乗和Fが最小となるa、b、cを求めることにより、ブレ平面である最小二乗平面を求めることができる。
Figure 0005559022
数式1をa、b、cそれぞれについて偏微分すると、数式2〜4が求まる。ここで、Xはxの和、Yはyの和、Zはzの和を表す。動き検出部21は、数式2〜4の各式において、値が0となる極値を求めることにより、二乗和Fを最小となるa、b、cを求めることができる。
Figure 0005559022
Figure 0005559022
Figure 0005559022
動き補正部22は、数式2〜4で算出したa、b、cを用いて、画像のブレを補正することができる。例えば、図8に示す状況において、最小二乗平面の画素(x、y)から、基準画像エリア(投影面)の画素(x’、y’)への射影変換は、以下の数式5及び数式6により行うことができる。
Figure 0005559022
Figure 0005559022
ここで、θx軸及びθy軸のブレが小さい場合、数式1〜6の一連の計算により精度の高いブレ補正が可能になるが、θx軸及びθy軸のブレが大きい場合、以下のような問題がある。図10は、θy軸方向のブレが大きい場合の画像の歪みを示す図である。図10のように、θy軸方向のブレが大きい場合、画像の歪みの影響で、画像のY軸方向は拡大されるが、画像のX軸方向は必ずしも拡大されるとは限らない。そのため、位相相関法により求められるズーム方向の動き(倍率)は、実際の値よりも1倍に近くなる傾向がある。
図11は、θy軸方向のブレをX軸及びY軸上から見た状況を示す図である。図11(a)は、Y軸上(+方向)から見た状況を示し、図11(b)は、X軸上(+方向)から見た状況を示す。図11(a)の実線は、θy軸の回転(角度θ)により実際に画像が移動した位置を示す。図11(b)では、θx軸の回転は無いことから、実際の画像の位置(実線)は、元の位置と平行に動いている。
このように、Y軸上からの動きで見た場合、傾きの分だけ倍率(ズーム方向の動き)は1倍に近い方向にずれた値となるため、動き検出部21は、先に求めたズーム方向の動き(倍率)zをcosθ分だけ補正することにより、実際の値と同等の倍率を導き出すことができる。なお、図10及び図11はθy軸に関する例であるが、θx軸方向についても、θy軸方向のブレと同様のことが言える。
動き検出部21は、まず、先に求めたa、b、cを用いて、X軸回りの回転角度量θx、Y軸回りの回転角度量θyを算出する。θx及びθyは、それぞれ下記の数式7及び数式8により求めることができる。
Figure 0005559022
Figure 0005559022
次に、動き検出部21は、θx及びθyから、ズーム方向の動きの調整を行う。調整後の倍率(ズーム方向の動き)z’は、先に求めたズーム方向の動き(倍率)zに対して以下の数式9により求めることができる。
Figure 0005559022
動き検出部21は、調整後のズーム方向の動きz’を用いて、再度最小二乗平面を算出する。2回目に求める最小二乗平面の式z=ax+by+cの定数a、b、cは、上記数式1〜4と同様に算出することができる。なお、数式1〜4におけるa、b、c、zは、それぞれ、a、b、c、z’と適宜読み替えるものとする。
動き補正部22は、動き検出部21が算出したa、b、cを用いて、画像のブレを補正することができる。例えば、図8に示す状況において、再度求めた最小二乗平面の画素(x、y)から、基準画像エリア(投影面)の画素(x’、y’)への射影変換は、以下の数式10及び数式11により行うことができる。
Figure 0005559022
Figure 0005559022
図2は、画像ブレ補正装置1の動作を示すフローチャートである。制御部20は、画像の大きさ(倍率)の変化を伴うθx軸、θy軸、及びZ軸方向のブレ補正を行う前に、画像と平行なX軸、Y軸、θz軸のブレ補正を行う(ステップS1)。次いで、動き検出部21は、画像をブロックに分割し、ブロック毎に画像のズーム方向の動き(倍率)を検出する(ステップS2、S3)。動き検出部21は、各ブロックの中心を代表点として選択し、当該代表点のX軸及びY軸の座標と、検出したブロック毎のズーム方向の動きとに基づいて、最小二乗平面を算出する(ステップS4)。
さらに、動き検出部21は、ブレ平面のX軸上の角度量θx及びY軸上の角度量をθyを算出し、当該θx及びθyを用いて各ブロックの倍率を調整する(ステップS5、6)。動き検出部21は、調整後の倍率を用いて、再度最小二乗平面を算出する(ステップ7)。そして、動き補正部22は、最小二乗平面の画素から基準画像エリア(投影面)への射影変換を行い、画像のブレを補正する(ステップS8)。
このように、本実施形態によれば、動き検出部21は、画像をブロックに分割し、ブロック毎に画像のズーム方向の動き(倍率)を検出し、各ブロックの代表点のXY座標と、ブロック毎に検出されたズーム方向の動きとに基づき、最小二乗平面を求める。さらに、動き補正部22は、最小二乗平面の情報に基づき、画像の補正を行う。これにより、画像ブレ補正装置1は、画像の大きさ(倍率)の変化を伴うθx軸、θy軸及びZ軸に関するブレを精度良く補正することができる。
また、本実施形態によれば、動き検出部21は、ブレ平面のθx軸及びθy軸の角度量を求め、当該角度量に基づき、ブロック毎のズーム方向の動き(倍率)を調整し、調整後のズーム方向の動きに基づいて最小二乗平面を再度算出する。さらに、動き補正部22は、再度算出された最小二乗平面の情報に基づき、画像の補正を行う。これにより、θx軸及びθy軸のブレが大きい場合であっても、θx軸、θy軸及びZ軸に関するブレを精度良く補正することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各機能部、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の機能部やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
1 画像ブレ補正装置
10 入力部
20 制御部
21 動き検出部
22 動き補正部
30 出力部

Claims (4)

  1. 時間的に連続する画像間の動きを検出する動き検出部と、
    前記動き検出部で検出した動きを相殺するように画像を補正する動き補正部と、を備え、
    前記動き検出部は、
    前記画像をブロックに分割し、
    当該ブロック毎に前記画像の光軸方向の動きを検出し、
    前記各ブロックの代表点の前記画像の水平方向及び垂直方向の座標と、前記ブロック毎に検出された前記光軸方向の動きとに基づき、前記画像に関するブレ平面を求め、
    前記動き補正部は、前記ブレ平面の情報に基づき、前記画像を補正することを特徴とする、画像ブレ補正装置。
  2. 前記動き検出部は、
    前記画像の水平軸回り及び垂直軸回りの前記ブレ平面の角度量を求め、
    前記角度量に基づき、前記ブロック毎に検出された前記光軸方向の動きを調整し、
    前記各ブロックの代表点の前記画像の水平方向及び垂直方向の座標と、調整後の前記光軸方向の動きとに基づき、前記画像に関する前記ブレ平面を再度算出し、
    前記動き補正部は、再度算出した前記ブレ平面の情報に基づき、前記画像を補正することを特徴とする、請求項1に記載の画像ブレ補正装置。
  3. 時間的に連続する画像間の動きを検出し、検出した動きを相殺するように画像を補正する画像ブレ補正方法であって、
    前記画像をブロックに分割するステップと、
    当該ブロック毎に前記画像の光軸方向の動きを検出するステップと、
    前記各ブロックの代表点の前記画像の水平方向及び垂直方向の座標と、前記ブロック毎に検出された前記光軸方向の動きとに基づき、前記画像に関するブレ平面を求めるステップと、
    前記ブレ平面の情報に基づき、前記画像を補正するステップと、を有することを特徴とする、画像ブレ補正方法。
  4. 前記画像の水平方向及び垂直方向に対する前記ブレ平面の角度量を求めるステップと、
    前記角度量に基づき、前記ブロック毎に検出された前記光軸方向の動きを調整するステップと、
    前記各ブロックの代表点の前記画像の水平方向及び垂直方向の座標と、調整後の前記光軸方向の動きとに基づき、前記画像に関する前記ブレ平面を再度算出するステップと、
    再度算出した前記ブレ平面の情報に基づき、前記画像を補正するステップと、をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の画像ブレ補正方法。
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