JP5556399B2 - 電流モード制御dc−dcコンバータおよびその制御回路 - Google Patents

電流モード制御dc−dcコンバータおよびその制御回路 Download PDF

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本発明は、メインスイッチをオンオフすることにより入力直流電圧からインダクタンスに蓄積されるエネルギを制御して負荷に直流の出力電圧を供給する電流モード制御DC−DCコンバータおよびその制御回路に関するものである。
図3は、従来の電流モード制御DC−DCコンバータを示す回路図である。
電流モード制御DC−DCコンバータは、インダクタL、メインスイッチQ、ダイオードDおよび出力コンデンサCoutからなる主回路1に入力直流電圧Vinを供給して、負荷2に直流の出力電圧Voutを所定の大きさで出力するように構成されている。ここでは、電流モードPWM制御回路3によって主回路1のメインスイッチQを制御している。この電流モードPWM制御回路3に対して、直列接続された検出抵抗Rd1,Rd2からなる電圧検出回路4から帰還電圧Vfbが、また電流検出抵抗Rcsからはインダクタ電流に比例する電圧信号が供給されている。
上述した電流モードPWM制御回路3からは、図示しない発振回路で生成されるオントリガ信号ONtrigが主回路1に供給され、DC−DCコンバータでは以下の動作が所定の周期毎に繰り返される。
いま、RSラッチ回路5がオントリガ信号ONtrigによりセットされると、ドライバ回路6を介してRSラッチ回路5からH(High)レベルのゲート信号が主回路1に供給され、これによってメインスイッチQを導通させる。このとき、メインスイッチQを介して電流検出抵抗Rcsに流れているインダクタ電流が増加する。電流検出抵抗Rcsの両端の電圧Vcs+,Vcs−はその差電圧が増幅器7で増幅され、電圧信号V1として比較器8の非反転入力端子へ出力される。したがって、電流検出抵抗Rcsの両端電圧、すなわちVcs+とVcs−との差分が増加すると電圧信号V1が増加し、電圧信号V1が誤差増幅器9の誤差電圧Veaに達すると比較器8から出力信号OFFtrigが出力される。
この比較器8からの出力信号OFFtrigにより、RSラッチ回路5がリセットされると、ドライバ回路6からメインスイッチQに供給されるゲート信号がL(Low)レベルになる。これにより、メインスイッチQが遮断されると、インダクタ電流はダイオードDを介して出力コンデンサCoutへと供給される。
このとき、DC−DCコンバータの出力電圧Voutを分圧した帰還電圧Vfbが誤差増幅器9の反転入力端子に帰還される。したがって、誤差増幅器9では帰還電圧Vfbと基準電圧Vref1とが比較され、DC−DCコンバータの出力電圧Voutが低い場合には誤差増幅器9の誤差電圧Veaを上昇させ、反対に出力電圧Voutが高い場合には誤差増幅器9の誤差電圧Veaを低下させるように動作する。これにより、メインスイッチQが遮断される時点でのインダクタ電流のピーク値を増減させて、DC−DCコンバータの出力電圧Voutを目標値に制御している。
なお、クランプ回路を使用して誤差増幅器の誤差電圧Veaに上限を設けるなどすれば、インダクタ電流の上限値が制限され、メインスイッチQの過電流を防止することもできる。ここでは、昇圧型DC−DCコンバータの例を説明したが、降圧型や絶縁型のコンバータにおいても上述の説明は当てはまる。
また、従来の電流モード制御型のスイッチング電源回路には、その制御用IC内にメタル配線を利用した電流検出抵抗を含み、パワートランジスタの出力電流を精度良く検出するものがあった(特許文献1参照)。
さらに、従来のDC−DCコンバータ制御回路において、負荷の急変に対して、DC−DCコンバータの応答遅延が発生した場合でも、タイミング調整回路によって、タイミング信号の位相がクロック信号の位相よりも進んでいる場合には、メインスイッチングトランジスタが第1導通状態から第2導通状態へ移行した時点からタイミング調整回路がタイミング信号を出力するまでの遅延時間を位相の進み量に応じて長くし、タイミング信号の位相がクロック信号の位相よりも遅れている場合には、遅延時間を位相の遅れ量に応じて短くするようにして、オンデューティが50%を超える領域において、出力電流の低下を防止すること、および、コイル電流の低調波発振を防止するようにしたものがあった(特許文献2参照)。
特開平9−93912号公報(段落番号[0018]〜[0041]、図1) 特開2007−159319号公報(段落番号[0017]〜[0051]、図1〜図7)
しかしながら、特許文献1のスイッチング電源回路および特許文献2のDC−DCコンバータは、いずれも上述した図3に示すものと同様の回路構成を基本とする電流モード制御DC−DCコンバータであって、図3の電流モード制御DC−DCコンバータがもつ問題を共有している。すなわち、上述した図3に示す回路構成の場合、電流検出抵抗Rcsの両端電圧を増幅器7で増幅してから比較器8で比較しているため、インダクタ電流の検出に増幅器7での信号遅延が影響するという問題があった。比較器8は増幅器7での信号遅延時間だけ前の時間のインダクタ電流を監視していることになるので、比較器8の出力が反転する瞬間のインダクタ電流は、本来メインスイッチQを遮断すべき電流値より大きくなってしまうのである。
特に、比較器8への電圧信号V1の上限値を制限して過電流防止を行う場合、インダクタ電流の検出精度は増幅器7の精度に依存するが、増幅器7を高精度かつ高速なものとして設計することが困難、もしくは回路規模が大きくなりすぎて製造コスト上問題であった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、簡単な回路構成で高精度な電流制限機能を備えた電流モード制御DC−DCコンバータおよびその制御回路を提供することを目的とする。
本発明では、上記問題を解決するために、メインスイッチをオンオフすることにより入力直流電圧からインダクタンスに蓄積されるエネルギを制御して負荷に直流の出力電圧を供給する電流モード制御DC−DCコンバータおよびその制御回路が提供される。この電流モード制御DC−DCコンバータは、前記メインスイッチに流れる電流値に応じた大きさで第1、第2の電圧信号を生成する抵抗回路、および、前記メインスイッチのオンオフタイミングを決定するラッチ回路と、前記出力電圧に応じた帰還電圧信号と第1の基準電圧信号を比較して誤差電圧を出力する誤差増幅器と、前記誤差電圧と第2の基準電圧信号との比較結果に応じて前記第1の電圧信号の電圧値を所定のシフト電圧値だけレベルシフトさせて第の基準電圧信号を出力するレベルシフト回路と、前記第の基準電圧信号と前記抵抗回路からの前記第2の電圧信号とを比較して、前記ラッチ回路のオフトリガ信号を発生させる比較器とを有する制御回路、を備え、前記レベルシフト回路は定電流源と、前記定電流源からの電流の少なくとも一部を流して前記第1の電圧信号の電圧値に加算される前記シフト電圧値を生成するシフト電圧値生成用抵抗回路と、前記定電流源からの電流を分流して前記定電流源から前記シフト電圧値生成用抵抗回路に流れる電流の大きさを調整する調整用抵抗回路と、前記調整用抵抗回路と直列に接続されて前記誤差電圧をゲート信号とした第1のMOSトランジスタと、前記シフト電圧値生成用抵抗回路と前記定電流源との間に接続されて前記第2の基準電圧信号をゲート信号とした第2のMOSトランジスタと、を有し、前記シフト電圧値を前記誤差電圧の大きさに対応して変化させるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、簡単な回路構成で高精度な電流制限機能を備え、かつ、高速で動作する電流モード制御DC−DCコンバータおよびその制御回路を実現できる。
実施の形態に係る電流モード制御DC−DCコンバータを示す回路図である。 図1のレベルシフト回路の一例を示す回路図である。 従来の電流モード制御DC−DCコンバータを示す回路図である。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態に係る電流モード制御DC−DCコンバータを示す回路図である。
図1の電流モード制御DC−DCコンバータは、図3に示した従来のものと同様、インダクタL、メインスイッチQ、ダイオードDおよび出力コンデンサCoutからなる主回路1に入力直流電圧Vinが供給されていて、負荷2に直流の出力電圧Voutを所定の大きさで出力するように構成されている。ここでは、電流モードPWM制御回路10において、電流検出抵抗Rcsから入力される両端の電圧Vcs+,Vcs−で電流検出を行うための回路構成と、RSラッチ回路5へのリセット信号を生成する回路構成が図3のものとは異なっている。
すなわち、RSラッチ回路5へのリセット信号を生成する比較器8には、その非反転入力端子(+)に電流検出抵抗Rcsの一方端子と接続され、そこに高電位側電圧信号Vcs+が供給され、反転入力端子(−)にはレベルシフト回路11が接続されている。レベルシフト回路11は、誤差増幅器9の出力端子と接続されるとともに、電流検出抵抗Rcsの他方端子と接続されている。レベルシフト回路11には、任意に設定可能な第2の基準電圧Vref2が供給され、誤差増幅器9からの誤差電圧Veaを基準電圧Vref2と比較している。
レベルシフト回路11は、電流検出抵抗Rcsの低電位側電圧信号Vcs−を誤差電圧Veaと基準電圧Vref2との比較結果に応じてレベル変換した基準電圧信号Vaを生成し、この基準電圧信号Vaが比較器8の反転入力端子(−)へ出力される。比較器8では、電流検出抵抗Rcsの低電位側電圧信号Vcs−をレベル変換した基準電圧信号Vaが電流検出抵抗Rcsの高電位側電圧信号Vcs+と比較される。こうして、基準電圧信号Vaを超える大きな電流が電流検出抵抗Rcsで検出されると、RSラッチ回路5へのリセット信号OFFtrigを生成する(Hレベルにする)ように構成されている。
ここで、基準電圧信号Vaは誤差増幅器9の誤差電圧Veaが上昇すると増加し、誤差電圧Veaが低下すると減少するように変化する。これにより、インダクタ電流のピーク値を増減させることができ、図3の従来回路と同様に、DC−DCコンバータの出力電圧Voutを目標値に制御することができる。また、レベルシフト回路11での基準電圧信号Vaに上限値を設けることによって、インダクタ電流の上限値が制限され、メインスイッチQでの過電流を防止することもできる。
図2は、図1のレベルシフト回路の一例を示す回路図である。
レベルシフト回路11は、出力電流最大値がIlimに規定された定電流源20、2つのPチャネル型のMOSトランジスタQ1,Q2、および2つの抵抗R1,R2から構成され、3つの入力信号用の端子12〜14と1つの出力信号用の端子15を備えている。
定電流源20は、バイアス電源Vbによって駆動される。この定電流源20には、調整用の抵抗R1を介してMOSトランジスタQ1のソース端子が接続されるとともに、MOSトランジスタQ2のソース端子が直接に接続されている。MOSトランジスタQ1は、そのドレイン端子が接地され、ゲート端子には端子12から誤差増幅器9の誤差電圧Veaが供給されている。また、MOSトランジスタQ2のドレイン端子は、抵抗R2を介して端子13と接続され、そこに電流検出抵抗Rcsの低電位側電圧信号Vcs−が供給されている。また、MOSトランジスタQ2のゲート端子は端子14と接続され、この端子14には第2の基準電圧Vref2が供給されている。MOSトランジスタQ2のドレイン端子と抵抗R2との接続点は、端子15と接続され、ここから基準電圧信号Vaが比較器8に出力される。
上述した構成のレベルシフト回路11では、端子13に入力する低電位側電圧信号Vcs−は、抵抗R2を介して端子15から基準電圧信号Vaとして出力される。また、定電流源20からMOSトランジスタQ1,Q2に流れる電流は、それぞれ端子12,14からのゲート信号、すなわち誤差増幅器9の誤差電圧Veaと第2の基準電圧Vref2に応じて決定される。すなわち、Pチャネル型のMOSトランジスタQ1,Q2がそれぞれ誤差電圧Vea,第2の基準電圧Vref2に対するソースフォロワ回路を構成していることから、MOSトランジスタQ1,Q2のソース端子の電圧(すなわち抵抗R1の両端の電圧)がそれぞれのゲート端子の電圧で規定され、これにより定電流源20から供給される電流のうち抵抗R1に分流される電流の電流値が決定される。したがって、MOSトランジスタQ2を介して抵抗R2に流れる電流Isは、端子12での誤差電圧Veaと端子14での第2の基準電圧Vref2の大きさに応じて変化する。この抵抗R2に流れる電流Isの電流値をIsとした場合に、端子13と端子15との間の電位差(レベルシフト電圧)V2は、次式で決まる。
V2=R2・Is
いま、誤差増幅器9での誤差電圧Veaがバイアス電源Vbの電圧に比較して十分に高いとすれば、定電流源20から抵抗R1に分流される電流はゼロとなり、抵抗R2に流れる電流Isは定電流源20の出力電流最大値Ilimに規定されるため、レベルシフト電圧V2は上限値Vmax(=Ilim・R2、ここで、抵抗R2の抵抗値をR2で表す。)に制限される。したがって、この電流モードPWM制御回路10を集積回路で構成する場合は、電流値Ilimと抵抗値R2との積については比較的高精度に設計可能であるため、高精度な電流制限機能を実現することができる。
また、誤差増幅器9の誤差電圧Veaが低下すると、出力電流最大値Ilimのうち、MOSトランジスタQ1を経由して分流する電流は増加し、MOSトランジスタQ2を経由して抵抗R2に流れる電流Isが減少し、レベルシフト電圧V2が減少して基準電圧信号Vaが低下する。逆に、誤差増幅器9の誤差電圧Veaが上昇すると、出力電流最大値Ilimのうち、MOSトランジスタQ1を経由して分流する電流は減少し、MOSトランジスタQ2を経由して抵抗R2に流れる電流Isが増加し、レベルシフト電圧V2が増加して基準電圧信号Vaが増加する。これにより、基準電圧信号Vaは誤差増幅器9の誤差電圧Veaが上昇すると増加し、誤差電圧Veaが低下すると減少するように変化するという、上述したところの制御動作を実現することができる。また、抵抗R1の抵抗値を調整することにより、誤差電圧Veaの変化に対応して抵抗R2に流れる電流Isの変化率を任意に設定することができる。
ここで、レベルシフト回路11へのバイアス電源Vbの大きさ、および抵抗R1の抵抗値については、誤差増幅器9から出力される誤差電圧Veaの変動範囲や、電流モードPWM制御回路10内で生成される第2の基準電圧Vref2の大きさを考慮して選択すればよい。また、バイアス電源Vbには電流モードPWM制御回路10の電源電圧を用いることができる。
以上、実施の形態に係る電流モード制御DC−DCコンバータは、電流モードPWM制御回路10内で電流検出抵抗Rcsの両端の電圧Vcs+,Vcs−をレベルシフト回路11と比較器8を用いて検出するようにした点に特徴がある。しかも、電流モードPWM制御回路10のレベルシフト回路11では、レベルシフト電圧V2を誤差増幅器9での誤差電圧Veaによって確実に制御できるという利点がある。また、図3に示す従来回路とは異なり、電流検出抵抗Rcsの両端の電圧Vcs+,Vcs−の差電圧を増幅する増幅器8を用いていないので、高速動作が可能となる利点もある。
なお、図2に示すレベルシフト回路11は一例であって、誤差増幅器9の誤差電圧Veaを受けて、レベルシフト電圧V2を調整できるものであればよく、上述した構成に限定されない。
また、実施の形態において、転流素子としてダイオードDを例示したが、同期整流用のスイッチング素子に置き換えてもよい。
1 主回路
2 負荷
3,10 電流モードPWM制御回路
4 電圧検出回路
5 RSラッチ回路
6 ドライバ回路
7 増幅器
8 比較器
9 誤差増幅器
11 レベルシフト回路
12〜14 入力信号用の端子
15 出力信号用の端子
20 定電流源
Cout 出力コンデンサ
D ダイオード
L インダクタ
Q メインスイッチ
Q1,Q2 Pチャネル型のMOSトランジスタ
R1,R2 抵抗
Rcs 電流検出抵抗
Rd1,Rd2 検出抵抗
Va 基準電圧信号
Vb バイアス電源
Vcs+,Vcs− 電流検出抵抗Rcsの両端の電圧
Vea 誤差電圧
Vfb 帰還電圧
Vin 入力直流電圧
Vout 出力電圧
Vref1,Vref2 基準電圧

Claims (3)

  1. メインスイッチをオンオフすることにより入力直流電圧からインダクタンスに蓄積されるエネルギを制御して負荷に直流の出力電圧を供給する電流モード制御DC−DCコンバータにおいて、
    前記メインスイッチに流れる電流値に応じた大きさで第1、第2の電圧信号を生成する抵抗回路、
    および、前記メインスイッチのオンオフタイミングを決定するラッチ回路と、前記出力電圧に応じた帰還電圧信号と第1の基準電圧信号を比較して誤差電圧を出力する誤差増幅器と、前記誤差電圧と第2の基準電圧信号との比較結果に応じて前記第1の電圧信号の電圧値を所定のシフト電圧値だけレベルシフトさせて第の基準電圧信号を出力するレベルシフト回路と、前記第の基準電圧信号と前記抵抗回路からの前記第2の電圧信号とを比較して、前記ラッチ回路のオフトリガ信号を発生させる比較器とを有する制御回路、
    を備え、
    前記レベルシフト回路は
    定電流源と、
    前記定電流源からの電流の少なくとも一部を流して前記第1の電圧信号の電圧値に加算される前記シフト電圧値を生成するシフト電圧値生成用抵抗回路と、
    前記定電流源からの電流を分流して前記定電流源から前記シフト電圧値生成用抵抗回路に流れる電流の大きさを調整する調整用抵抗回路と、
    前記調整用抵抗回路と直列に接続されて前記誤差電圧をゲート信号とした第1のMOSトランジスタと、
    前記シフト電圧値生成用抵抗回路と前記定電流源との間に接続されて前記第2の基準電圧信号をゲート信号とした第2のMOSトランジスタと、
    を有し、前記シフト電圧値を前記誤差電圧の大きさに対応して変化させるようにしたことを特徴とする電流モード制御DC−DCコンバータ。
  2. 前記レベルシフト回路は、前シフト電圧値生成用抵抗回路に流れる電流の最大電流値に応じて前記シフト電圧値の上限を規制するようにしたことを特徴とする請求項1記載の電流モード制御DC−DCコンバータ。
  3. メインスイッチ、入力直流電圧からのエネルギが蓄積されるインダクタンス、および前記メインスイッチに流れる電流値に応じた大きさで第1、第2の電圧信号を生成する抵抗回路を有し、負荷に直流の出力電圧を供給する電流モード制御DC−DCコンバータの制御回路において、
    前記メインスイッチのオンオフタイミングを決定するラッチ回路と、
    前記出力電圧に応じた帰還電圧信号と第1の基準電圧信号を比較して誤差電圧を出力する誤差増幅器と、
    前記誤差電圧と第2の基準電圧信号との比較結果に応じて前記第1の電圧信号の電圧値を所定のシフト電圧値だけレベルシフトさせて第3の基準電圧信号を出力するレベルシフト回路と、
    前記第3の基準電圧信号と前記抵抗回路からの前記第2の電圧信号とを比較して、前記ラッチ回路のオフトリガ信号を発生させる比較器と、
    を備え、
    前記レベルシフト回路は、
    定電流源と、
    前記定電流源からの電流の少なくとも一部を流して前記第1の電圧信号の電圧値に加算される前記シフト電圧値を生成するシフト電圧値生成用抵抗回路と、
    前記定電流源からの電流を分流して前記定電流源から前記シフト電圧値生成用抵抗回路に流れる電流の大きさを調整する調整用抵抗回路と、
    前記調整用抵抗回路と直列に接続されて前記誤差電圧をゲート信号とした第1のMOSトランジスタと、
    前記シフト電圧値生成用抵抗回路と前記定電流源との間に接続されて前記第2の基準電圧信号をゲート信号とした第2のMOSトランジスタと、
    を有し、前記シフト電圧値を前記誤差電圧の大きさに対応して変化させるようにしたことを特徴とする電流モード制御DC−DCコンバータの制御回路。
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