JP5555337B1 - 充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】再生可能エネルギーを用いた発電事業をより効率的に実現する。
【解決手段】再生可能エネルギーを用いて発電された電力をバッテリに充電する充電装置であって、前記バッテリを収納する複数のバッテリ収納ユニットと、前記バッテリ収納ユニットに収納された前記バッテリに充電を行なうバッテリ充電部と、前記バッテリ収納ユニット毎に異なるタイミングで前記バッテリの充電が開始されるように、前記バッテリ充電部を制御する制御部と、を備えることを特徴とする充電装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、充電装置に関する。
近年、わが国のエネルギー自給率の向上や地球温暖化の防止等を目指し、太陽光発電や風力発電、地熱発電、バイオマス発電等の再生可能エネルギーを用いた発電の事業化が推進されている。
またこのような再生可能エネルギーを用いて発電を行なう場合の新たな技術が開発されている(例えば特許文献1参照)。
特開2011−205858号公報
しかしながら再生可能エネルギーを用いた発電を事業として行なう場合には、事業規模に応じた発電設備を建設する敷地の確保が必要となる。そして事業規模が大きい場合にはそれだけ広大な敷地が必要となり、一般的には、電力需要の多い都市部から離れた地域が選定されることになる。
ところが、このような地域には、元々その地域で必要としていた少量の電力需要に応じた規模の送配電設備しか構築されていないことが多く、再生可能エネルギーを用いて発電された電力を既存の送配電系統に合流させるために、新たに送配電設備の強化を行うことが必要となる。
そのため発電事業の予定者は、事業用地の取得費用や発電設備の建設費用に加えて、新たな送配電設備の建設費用も負担することが必要になる。そしてこのような投資額の増大に耐えられず、発電事業を断念せざるを得ないケースもある。
このように、再生可能エネルギーを用いた発電事業は次世代のエネルギー事業としての期待が大きい一方で、事業化への障壁も大きい。
一方で、送配電設備の強化を行って再生可能エネルギーにより発電された電力を既存の送配電系統へ合流させるようにしたとしても、再生可能エネルギーを用いて発電される電力は気象条件等に起因して大きく変動するため、既存の送配電系統へ影響を与えないようにするための対策も必要となる。
このようなことから、例えば、再生可能エネルギーを用いて発電した電力を、発電所内あるいは発電所の近傍において一旦再利用可能なバッテリに充電し、このバッテリを電力の消費地まで運搬して利用するようにすることが考えられる。このようにすれば、大規模な送配電設備を新たに建設する必要がなくなり事業コストを下げることができる上、既存の送配電系統へ影響を与えないようにすることも可能となる。
しかしながらこのような場合であっても、電力の輸送効率つまりバッテリの輸送効率を上げる等、より一層の効率化を図ることが求められる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、再生可能エネルギーを用いた発電事業を、より効率的に実現可能とする技術を提供することを一つの目的とする。
一つの側面に係る再生可能エネルギーを用いて発電された電力をバッテリに充電する充電装置、前記バッテリを収納する複数のバッテリ収納ユニットと、前記バッテリ収納ユニットに収納された前記バッテリに充電を行なうバッテリ充電部と、前記バッテリ収納ユニット毎に、前記バッテリ収納ユニットに収納されている前記バッテリの残充電容量の合計を求め、前記残充電容量の合計が大きな前記バッテリ収納ユニットから先に、前記バッテリ収納ユニット内の前記バッテリの充電が行なわれるように、前記バッテリ充電部を制御する制御部と、を備える。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄の記載、及び図面の記載等により明らかにされる。
再生可能エネルギーを用いた発電事業をより効率的に実現することができる。
電力システムを示す図である。 太陽光発電所及び充電装置を示す図である。 バッテリ充電部及びバッテリ収納部を示す図である。 制御部を示す図である。 残充電容量と電流との関係を示す図である。 残充電容量と電圧との関係を示す図である。 充電装置の処理の流れを示すフローチャートである。 充電装置の処理の流れを示すフローチャートである。 バッテリ収納部に収納されるバッテリの様子を示すテーブルである。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
==電力システム==
本実施形態に係る電力システム1000を図1に示す。
本実施形態に係る電力システム1000は、以下に述べる太陽光発電所100とバッテリ交換ステーション(バッテリ交換所)400との間で運搬車700を往復させ、バッテリ交換ステーション400で回収された使用済みのバッテリ820を太陽光発電所100に運搬するとともに、太陽光発電所100で充電された充電済みのバッテリ810をバッテリ交換ステーション400に運搬することで、電力を流通させるものである。
なお以下の説明において、使用済みのバッテリ820と充電済みのバッテリ810とを特に区別する必要がない場合には、これらをまとめてバッテリ800とも記す。
<太陽光発電所>
太陽光発電所100は、太陽光発電装置600と、電力系統200と、充電装置300と、測定装置61と、を備えて構成される。
太陽光発電装置600は、再生可能エネルギーを用いた発電装置の一つであり、太陽光エネルギーを電力に変換する発電装置である。
電力系統200は、太陽光発電装置600によって発電された電力を充電装置300に供給するための電力供給路である。
充電装置300は、太陽光発電装置600によって発電された電力を、使用済みのバッテリ820に充電するための装置である。
測定装置61は、太陽光発電装置600から電力系統200に流れる電流I1の大きさを測定する。測定装置61は電力系統200を流れる電流I1を測定して、測定結果を示す電流情報を出力する。
太陽光発電所100で充電された充電済みバッテリ810は運搬車700に搭載され、バッテリ交換ステーション400に運搬される。
<バッテリ交換ステーション>
バッテリ交換ステーション400は、例えばバッテリ交換型の電気自動車710の動力源として使用されるバッテリ800を、使用済みのバッテリ820から充電済みのバッテリ810に交換するための作業を行うために各地に設けられる施設である。
バッテリ交換型の電気自動車710は、使用済みのバッテリ820を充電済みのバッテリ810に交換することで、動力源として用いるエネルギーを再充填する仕組みの電気自動車である。バッテリ交換型の電気自動車710は、国内ではタクシーなどで実証試験が行われており、海外においてもイスラエルやデンマークなどで導入が進められている。
<運搬車>
運搬車700は、所定個数(本実施形態では6個)のバッテリ800を搭載するように作られたトラック等の車両である。
運搬車700は、電力需要の少ない地域に建設されることが多い太陽光発電所100と、電力需要の多い地域に設置されることの多いバッテリ交換ステーション400との間を往復する。
==充電装置==
次に、本実施形態に係る充電装置300について、図2を参照しながら説明する。
充電装置300は、太陽光発電装置600によって発電された電力を、使用済みのバッテリ820に充電するための装置である。
充電装置300は、バッテリ充電部310、バッテリ収納部320、制御部330を備えて構成される。
<バッテリ収納部>
バッテリ収納部320には、運搬車700によってバッテリ交換ステーション400から運搬されてくる使用済みのバッテリ820が装着される。これらの使用済みバッテリ820は、充電装置300による充電が行われたあとは充電済みのバッテリ810となる。
バッテリ収納部320は、複数のバッテリ収納ユニット321を備えて構成されている。各バッテリ収納ユニット321は、運搬車700に搭載される所定個数(本実施形態では6個)のバッテリ800をそれぞれ収納できるように構成されている。バッテリ交換ステーション400から運搬車700によって運搬されてきた使用済みバッテリ820は、運搬車700毎に異なるバッテリ収納ユニット321に収納される。
また各バッテリ収納ユニット321には、運搬車700によって運搬されてきたバッテリ820のバッテリ収納ユニット321内への収納が完了したか否かを検知するバッテリ収納センサ323が設けられている。
バッテリ収納センサ323は、バッテリ収納ユニット321内へバッテリ820の収納が完了したことを検知すると、その旨を示す情報を制御部330に出力する。これにより制御部330は、バッテリ収納ユニット321内にバッテリ820の収納が完了したか否かを、バッテリ収納ユニット321毎に検知する。
なお図2に示す例ではバッテリ収納部320が3個のバッテリ収納ユニット321を備えるように構成されているが、もちろん3個以上でも3個以下でも良い。
<バッテリ充電部>
バッテリ充電部310は、太陽光発電装置600によって発電された電力を、バッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリ820に充電する装置である。バッテリ充電部310は、バッテリ収納部320と電力系統200との間に電気的に接続される。
図3を参照して本実施形態に係るバッテリ充電部310について説明する。
本実施形態に係るバッテリ充電部310は、3個のバッテリ収納ユニット321にそれぞれ対応する3個のバッテリ充電ユニット311を備えて構成されている。各バッテリ充電ユニット311は、それぞれ対応するバッテリ収納ユニット321に収納されているバッテリ820の充電を行う。
またバッテリ充電ユニット311は、バッテリ収納ユニット321内に収納される6個のバッテリ820にそれぞれ対応して、6個の個別充電部312を備えている。
個別充電部312は、電力調整器313、測定装置314、スイッチSWを備えて構成される。
スイッチSWは、電力系統200とバッテリ820とを電気的に接続したり、遮断したりするために開閉する。スイッチSWの開閉は、制御部330から出力される開閉命令に基づいて制御される。開閉命令については後述する。
電力調整器313は、電力系統200の電力を、バッテリ820を充電するための電力に変換する。
測定装置314は、バッテリ820の端子電圧を測定し、測定結果を示す電圧情報を制御部330に出力する。
制御部330がスイッチSWを閉じる命令(開閉命令)を個別充電部312に出力すると、個別充電部312はスイッチSWを閉じる(ONする)。そうすると、電力系統200とバッテリ820とは電気的に接続されて、バッテリ820が電力系統200の電力によって充電される。
また制御部330がスイッチSWを開ける命令(開閉命令)を個別充電部312に出力すると、個別充電部312はスイッチSWを開く(OFFする)。そうすると、電力系統200とバッテリ820とは電気的に遮断されて、バッテリ820が充電されない状態となる。
<制御部>
制御部330は、バッテリ充電部310を制御する装置である。詳しくは後述するが、制御部330は、バッテリ収納ユニット321毎に異なるタイミングでバッテリ820の充電が開始されるように、バッテリ充電部310を制御する。例えば制御部330は、バッテリ820の充電が、バッテリ収納ユニット321毎に逐次的に行われるように、バッテリ充電部310を制御する。
図4を参照して本実施形態に係る制御部330について説明する。
本実施形態に係る制御部330は、送受信部331、演算部332、記憶部333、判別部334、検出部335、処理部336、優先順位設定部337、選択部338、判断部339を有して構成されている。
送受信部331は、測定装置61から電流情報を取得する。また送受信部331は、バッテリ収納センサ323から、バッテリ収納ユニット321へのバッテリ820の収納が完了した旨を示す情報を取得する。
記憶部333は、第1の領域333A、第2の領域333B、第3の領域333C、及び第4の領域333Dを有する。
第1の領域333Aには、充電装置300を制御するための各種制御プログラムや制御データが記憶される。
第2の領域333Bには、閾値電流情報が記憶される。閾値電流情報は、電力系統200の電力をバッテリ820に供給するか否かの判断を行う際に用いられる閾値電流It1を示す情報である。
第3の領域333Cには、バッテリ820の端子電圧と残充電容量との関係を示す残充電容量情報が記憶される。
バッテリ820の端子電圧とは、バッテリ820の端子に現れる電圧を示す。バッテリ820の端子電圧は、測定装置314により測定される。
バッテリ820の残充電容量とは、バッテリ820に充電されている電力容量を示す。バッテリ820の残充電容量は、例えばバッテリ820の最大電力容量に対する充電済み電力容量の割合で示される。尚、バッテリ820に対して充電済みの電力容量が最大電力容量以上の場合、バッテリ820は満充電であるとする。また第3の領域333Cには、バッテリ820の最大電力容量も記憶されている。もちろん、上記満充電の定義は一例であり、例えば、充電済みの電力容量が最大電力容量の95%以上の場合に満充電であるとしても良い。
またバッテリ820の残充電容量は、上記割合で示されるほかにも、例えばバッテリ820の充電済み電力容量の値で示されるようにしても良い。
第4の領域333Dには、バッテリ820の充電特性を示す充電特性情報が記憶される。バッテリ820の充電特性とは、バッテリ820を充電する際の残充電容量と、電流、電圧との関係である。充電特性情報については後述する。
検出部335は、測定装置314により測定されたバッテリ820の端子電圧と、第3の領域333Cに記憶された残充電容量情報とに基づいて、バッテリ820の残充電容量を検出する。
判別部334は、電流I1が閾値電流It1より減少したか否かを判別する。
演算部332は、電流I1と閾値電流It1との差分を基に総必要充電量を算出する。総必要充電量とは、電力系統200からバッテリ820に充電されるべき電力を示す。尚、演算部332は、電流I1が閾値電流It1より多いと判別部334が判別した際に総必要充電量を算出するものとする。
また演算部332は、第4の領域333Dに記憶されている充電特性情報と、検出部335が検出したバッテリ820の残充電容量とに基づいて、バッテリ820の充電量を算出する。バッテリ820の充電量とは、バッテリ820を充電する際に、それぞれのバッテリ820に供給するべき電力を示す。充電量の詳細については後述する。
優先順位設定部337は、各バッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリ820の充電を行なう際の順序を設定する。
まず優先順位設定部337は、バッテリ収納ユニット321毎に異なるタイミングでバッテリ820の充電が開始されるように、各バッテリ収納ユニット321の優先順位を設定する。本実施形態では、優先順位設定部337は、各バッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリ820の充電が、バッテリ収納ユニット321毎に逐次的に行われるように、各バッテリ収納ユニット321の優先順位を設定する。
例えば優先順位設定部337は、バッテリ収納ユニット321内に収納されているバッテリ820の残充電容量の合計をバッテリ収納ユニット321毎に求め、この残充電容量の合計がより大きなバッテリ収納ユニット321内のバッテリ820への充電が先に行なわれるように、各バッテリ収納ユニット321に優先順位を設定する。
これにより、本実施形態に係る充電装置300は、複数の運搬車700がそれぞれ運搬してきた所定個数のバッテリ820の組のうち、より短時間で充電を完了できる見込みのバッテリ820の組から先に充電を行なうようにできるようになる。このため、短時間で充電を完了する見込みのバッテリ820を運搬してきた運搬車700が太陽光発電所100に待機している時間を短くすることができる。そして、いち早く充電が完了したバッテリ820をいち早くバッテリ交換ステーション400に輸送することができるようになるので、電力の輸送効率が向上し、より効率的に電力の利用を促進することが可能となる。
なお優先順位設定部337は、送受信部331がバッテリ収納センサ323から取得したバッテリ収納ユニット321へのバッテリ820の収納が完了した旨を示す情報に基づいて、バッテリ収納ユニット321へのバッテリ820の収納がより早く完了したバッテリ収納ユニット321内のバッテリ820への充電が先に行なわれるように、各バッテリ収納ユニット321に優先順位を設定するようにしても良い。
これにより、先に運搬され、先にバッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリ820から先に充電を開始することが可能となる。そして、いち早く充電が完了したバッテリ820をいち早くバッテリ交換ステーション400に輸送することができるようになるので、電力の輸送効率が向上し、より効率的に電力の利用を促進することが可能となる。
いずれの場合であっても、本実施形態に係る充電装置300は、バッテリ収納ユニット321毎に異なるタイミングでバッテリ820の充電が開始されるように、各バッテリ収納ユニット321の優先順位を設定する。
これによりいち早く充電を開始したバッテリ収納ユニット321内のバッテリ820の充電をいち早く終わらせ、バッテリ交換ステーション400に搬送することができるようになるので、電力の輸送効率が向上し、より効率的に電力の利用を促進することが可能となる。
特に本実施形態では、各バッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリ820の充電が、バッテリ収納ユニット321毎に逐次的に行われるように、各バッテリ収納ユニット321の優先順位を設定することにより、運搬車700が運搬してきたバッテリ820を単位として、各バッテリ820への充電を行なうことができるので、バッテリ820を運搬してきた運搬車700が太陽光発電所100に待機している時間を短くすることができる。そして、いち早く充電が完了したバッテリ820をいち早くバッテリ交換ステーション400に輸送することができるようになるので、電力の輸送効率が向上し、より効率的に電力の利用を促進することが可能となる。
優先順位設定部337は、このようにして各バッテリ収納ユニット321の優先順位を設定した上で、さらに、バッテリ収納ユニット321内に収納されている所定個数(6個)のバッテリ820について、各バッテリ820への充電の優先順位を設定する。例えば優先順位設定部337は、検出部335によって検出された各バッテリ820の残充電容量に基づいて、残充電容量が多い順にバッテリ820を充電する優先順位を設定する。
これにより、本実施形態に係る充電装置300は、満充電とできるバッテリ820の数を増加させることが可能となる。
選択部338は、上記のように設定された優先順位に従って、まず充電対象のバッテリ収納ユニット321を選択する。そして選択部338は、そのバッテリ収納ユニット321に収納されている所定個数のバッテリ820の中から、充電されるべきバッテリ820を選択する。
選択部338がバッテリ収納ユニット321の中で充電されるべきバッテリ820を選択する際には、選択された各バッテリ820の充電量の総和が、総必要充電量を超えない範囲で、優先順位の高いバッテリ820から順にバッテリ820を選ぶ。尚、選択部338によるバッテリ820の選択の詳細については後述する。
なおバッテリ820の充電量とは、そのバッテリ820を充電する際に、そのバッテリ820に供給するべき電力を示す。
判断部339は、バッテリ820が満充電であるか否かを判断する。
処理部336は、第1の領域333Aに記憶された各種制御プログラムを実行する。これにより処理部336は充電装置300の全体を制御する。
例えば処理部336は、判別部334が、電流I1が閾値電流It1より多いと判別した場合に、充電命令を出力するとともに、総必要充電量を算出する。充電命令とは、電力系統200の電力によってバッテリ820を充電するための処理を開始する命令である。
また処理部336は、上記充電命令が出力された後に、判別部334が、電流I1が閾値電流It1以下になったと判別した場合には、充電停止命令を出力する。充電停止命令とは、バッテリ820の充電を停止するための命令である。
また処理部336は、各個別充電部312のスイッチSWを開閉する開閉命令を出力する。
==充電特性、充電量==
以下、図5及び図6を参照して、本実施形態における充電特性、及び充電量について説明する。図5は、本実施形態に係るバッテリ820を充電する際の残充電容量と電流との関係を示す図である。図6は、本実施形態に係るバッテリ820を充電する際の残充電容量と電圧との関係を示す図である。尚、バッテリ820を充電する際の残充電容量と電流、電圧との関係が充電特性である。
一般に、バッテリ820を充電する際には、残充電容量が所定充電容量Y2よりも小さい場合には定電流充電を行い、残充電容量が所定充電容量Y2よりも大きい場合には定電圧充電を行う。
所定充電容量Y2は、最大充電容量Y3の例えば8割程度の充電容量に設定される。尚、最大充電容量Y3はバッテリ820に充電できる最大の電力容量を示すものとする。
バッテリ820の充電特性は、バッテリ820の寿命が短くなるのを防止できるように事前に求められている。このため、バッテリ820を長持ちさせるためには、バッテリ820の充電特性に沿った電流及び電圧で、バッテリ820の充電を行なうことが望ましい。なおバッテリ820の寿命とは、バッテリ820の充電と放電とを繰り返すことができる回数を示す。バッテリ820の寿命が短くなるとは、当該充電及び放電を行える回数が減少することを示す。
バッテリ820の充電量とは、個々のバッテリ820を充電する際に、それぞれのバッテリ820に供給するべき電力を示す。上述のように、演算部332は、バッテリ820の充電特性を示す充電特性情報と、バッテリ820の残充電容量と、に基づいて、バッテリ820の充電量を算出する。
すなわち、演算部332は、バッテリ820の充電特性を参照して、バッテリ820の残充電容量に対応する電流値と電圧値とを乗じて、バッテリ820の充電量を算出する。具体的には、例えば、演算部332は、バッテリ820の残充電容量Y1(図5、図6)に対応する電流値I12と、電圧値V11と、を乗じた値をバッテリ820の充電量として算出する。
==処理の流れ==
以下、図7、図8に示すフローチャートを参照しながら、図9に示す具体例に沿って、本実施形態に係る充電装置300の処理の流れについて説明する。
図9に示す例は、本実施形態に係る充電装置300が備える3つのバッテリ収納ユニット321のうち、No1とNo2にはバッテリ820が収納されているが、No3には収納されていないことを示している。なお以下の説明において、No1及びNo2の各バッテリ収納ユニット321に収納されているバッテリ820を特定する場合には、それぞれB11〜B16、B21〜B26の符号を付して示す。
<充電開始、充電停止>
まず充電装置300は、太陽光発電装置600により発電された電力をバッテリ820に充電する制御を行なうにあたり、太陽光発電装置600による電力系統200への電力の供給量と電力系統200上の各種負荷による電力の消費量とのバランスの変動等の電力系統200の状態に応じて、バッテリ820への充電開始や充電停止を制御する処理を実行する。
充電装置300がバッテリ820への充電開始や充電停止を制御する際の処理の流れを図7に示す。
充電装置300は、測定装置61から、電力系統200を流れる電流I1(電流情報)を取得する(S1)。そして充電装置300は、この電力系統200の電流I1を、第2の領域333Bに記憶されている閾値電流It1と比較する(S2)。
充電装置300は、電流I1が閾値電流It1以下である場合には(S2のNO)、測定装置61からの電流I1の取得を継続して行なう。
一方、電流I1が閾値電流It1より多い場合には(S2のYES)、充電装置300は、電流I1と閾値電流It1との差分を基に総必要充電量を算出する(S3)。総必要充電量とは、電力系統200からバッテリ820に充電されるべき電力を示す。そして充電装置300は、充電命令を出力する(S4)。
そうすると充電装置300は、太陽光発電装置600により発電された電力をバッテリ820に充電する処理を開始する。バッテリ820への充電処理については図8を参照しながら後述する。
その後充電装置300は、バッテリ820への充電処理を実行しつつ、測定装置61から電流I1の取得を継続する(S5)。そして充電装置300は、電流I1と閾値電流It1とを比較する(S6)。電流I1が閾値電流It1より多い場合には(S6のYES)、充電装置300は、バッテリ820への充電処理を継続すると共に、測定装置61からの電流I1の取得も続けて行なう。
一方、電流I1が閾値電流It1以下となった場合には(S6のNO)、充電装置300は、充電停止命令を出力する(S7)。これにより充電装置300は、バッテリ820への充電処理を停止する。
<充電処理>
次に、充電装置300が太陽光発電装置600により発電された電力をバッテリ820に充電する際に実行する処理の流れを、図8を参照しながら説明する。
充電装置300は、充電命令が出力されるとバッテリ820への充電処理を開始する(S11)。
まず充電装置300(検出部335)は、測定装置314により測定された各バッテリB11〜B16、B21〜B26の端子電圧と、第3の領域333Cに記憶された残充電容量情報とに基づいて、各バッテリB11〜B16、B21〜B26の残充電容量を検出する(S12)。
具体的には充電装置300は、図9に示すバッテリB11〜B16、B21〜B26の残充電容量を求める。
また充電装置300(演算部332)は、第4の領域333Dに記憶されている充電特性情報と、検出部335が検出したバッテリB11〜B16、B21〜B26の残充電容量とに基づいて、各バッテリB11〜B16、B21〜B26の充電量を算出する(S12)。
具体的には充電装置300は、図9に示すバッテリB11〜B16、B21〜B26の充電量を求める。
次に充電装置300(判断部339)は、各バッテリB11〜B16、B21〜B26が満充電であるか否かを判断する(S13)。全てのバッテリB11〜B16、B21〜B26が満充電である場合には、充電装置300は充電処理を終了する。
一方、全てのバッテリB11〜B16、B21〜B26が満充電ではない場合には、充電装置300(優先順位設定部337)は、各バッテリB11〜B16、B21〜B26を充電する際の優先順位を設定する(S14)。
優先順位設定部337は、まず、各バッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリB11〜B16、B21〜B26の充電が、バッテリ収納ユニット321毎に逐次的に行われるように、各バッテリ収納ユニット321の優先順位を設定する(S14)。
例えば優先順位設定部337は、バッテリ収納ユニット321毎に、バッテリ収納ユニット321内に収納されているバッテリB11〜B16、B21〜B26の残充電容量の合計を求め、この残充電容量の合計がより大きなバッテリ収納ユニット321内のバッテリB11〜B16、B21〜B26への充電が先に行なわれるように、各バッテリ収納ユニット321に優先順位を設定する。
図7に示す例では、No1のバッテリ収納ユニット321の残充電容量の合計は35%であり、No2のバッテリ収納ユニット321の残充電容量の合計は30%であるので、No1のバッテリ収納ユニット321が優先順位1番となり、No2のバッテリ収納ユニット321が優先順位2番となる。
なおバッテリ収納ユニット321内に収納されているバッテリ820の残充電容量の合計とは、例えば各バッテリ820の最大電力容量の合計値に対する、各バッテリ820の充電済み電力容量の合計値の割合で示される。
バッテリ収納ユニット321内に収納されているバッテリ820の残充電容量の合計は、上記割合で示されるほかにも、例えば各バッテリ820の充電済み電力容量の合計値で示されるようにしても良い。
そして優先順位設定部337は、優先順位1番に設定されたNo1のバッテリ収納ユニット321内に収納されている所定個数(6個)のバッテリB11〜B16について、各バッテリB11〜B16への充電の優先順位を設定する(S15)。
優先順位設定部337は、例えば、検出部335によって検出されたバッテリ820の残充電容量に基づいて、残充電容量が多い順にバッテリB11〜B16を充電する優先順位を設定する。
図7に示す例では、バッテリB11〜B16の残充電容量は、夫々、60%、30%、40%、20%、50%、10%であるので、優先順位設定部337は、バッテリB11、B15、B13、B12、B14、B16の順に優先順位を設定する。
続いて充電装置300(選択部338)は、充電されるべきバッテリB11〜B16を選択し、選択されたバッテリB11〜B16を充電する(S16)。
選択部338は、各バッテリB11〜B16の充電量と、総必要充電量と、優先順位とに基づいて、バッテリB11乃至B16の中から充電されるべきバッテリを選択する。
具体的には、まず選択部338は、優先順位に従って充電されるべきバッテリB11〜B16を選択する。そして選択部338は、充電量の総和が総必要充電量に応じた量となるように、充電されるべきバッテリB11〜B16を選択する。
例えば選択部338は、充電されるべきバッテリB11〜B16として、バッテリB11、B13、B15を選択する。
そして充電装置300は、上記選択された各バッテリB11、B13、B15への充電を開始する。具体的には、充電装置300は、バッテリB11、B13、B15にそれぞれ対応する個別充電部312に対し、スイッチSWをONにする開閉命令を出力する。
なお、選択部338によって選択されたバッテリB11、B13、B15への充電が始まった後に、バッテリB11、B13、B15のうち少なくとも一つのバッテリ820が満充電となった際に、選択部338は、優先順位に従って次に充電されるべきバッテリ820を選択する。
例えば、バッテリB11が満充電となった場合、選択部338は、優先順位が4番目のバッテリB12を選択する。バッテリB13、B15、B12の充電量の総和が総必要充電量を超えない場合には、選択部338は、充電されるべきバッテリ820として優先順位が5番目のバッテリB14も選択する。それでも超えない場合には、優先順位が6番目のバッテリB16、それでも超えない場合はNo2のバッテリ収納ユニットで最も優先順位の高いバッテリも選択しても良い。そして充電装置300は選択したバッテリへの充電を開始する。
一方、バッテリB13、B15、B12の充電量の総和が総必要充電量を超える場合には、バッテリB12は最適な充電量より少ない充電しか行うことができないが、それは許容する。
充電装置300は、全てのバッテリB11〜B16、B21〜B26が満充電になる(S17)か、充電停止命令が出力された(S18)場合に、バッテリ820への充電処理を終了する。
このように処理することにより、充電装置300(処理部336)は、バッテリ収納ユニット321ごとにバッテリ820への充電を行なうことができると共に、No1のバッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリB11〜B16の充電がまず行われ、その後、No2のバッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリB21〜B26の充電が行なわれるように、バッテリ充電部310を制御することができる。
No2のバッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリB21〜B26の充電が終わると、充電装置300は、バッテリ820への充電処理を終了する。
なお、No1のバッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリB11〜B16の充電が終わると、これらのバッテリB11〜B16は、No2のバッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリB21〜B26への充電完了を待たずにバッテリ収納ユニット321から取り外され、バッテリB11〜B16を運搬してきた運搬車700に搭載されて、バッテリ交換ステーション400に運ばれていく。
また充電装置300は、No2のバッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリB21〜B26の充電中に、No1あるいはNo3、あるいはNo1とNo3の両方のバッテリ収納ユニット321に新たにバッテリ820が収納された場合には、新たに収納されたバッテリ820について、各バッテリ820の残充電容量を検出する処理を行い(S12)、バッテリ収納ユニット321毎に、これらのバッテリ820への充電を開始する。
以上、本実施形態に係る充電装置300について説明したが、本実施形態に係る充電装置300によれば、いち早く充電を開始したバッテリ収納ユニット321内のバッテリ820の充電をいち早く終わらせ、バッテリ交換ステーション400に搬送することができるようになるので、電力の輸送効率が向上し、より効率的に電力の利用を促進することが可能となる。
また本実施形態に係る充電装置300は、バッテリ交換ステーション400からバッテリ820を運搬してくる複数の運搬車700にそれぞれ搭載されている複数のバッテリ820を複数のバッテリ収納ユニット321にそれぞれ収納し、バッテリ820への充電が、バッテリ収納ユニット321毎に逐次的に行われるように制御する。このため、バッテリ820を運搬してきた運搬車700が太陽光発電所100に待機している時間を短くすることができる。そして、いち早く充電が完了したバッテリ820をいち早くバッテリ交換ステーション400に輸送することができるようになるので、電力の輸送効率が向上し、より効率的に電力の利用を促進することが可能となる。
また大規模な送配電設備を新たに建設する必要もなくせるので、事業コストを下げることができる。さらに既存の送配電系統への影響も減らすことも可能となる。そして太陽光発電事業をより効率的に実現することが可能となる。
また本実施形態に係る充電装置300は、バッテリ収納ユニット321内に収納されているバッテリ820の残充電容量をバッテリ収納ユニット321毎に求め、この残充電容量がより大きなバッテリ収納ユニット321内のバッテリ820への充電が先に行なわれるように、バッテリ収納ユニット321ごとに充電を行なう。
これにより、複数の運搬車700がそれぞれ運搬してきた所定個数のバッテリ820の組のうち、より短時間で充電を完了できる見込みのバッテリ820の組から先に充電を行なうようにできるようになる。このため、短時間で充電を完了する見込みのバッテリ820を運搬してきた運搬車700が太陽光発電所100に待機している時間を短くすることができる。そして、いち早く充電が完了したバッテリ820をいち早くバッテリ交換ステーション400に輸送することができるようになるので、電力の輸送効率が向上し、より効率的に電力の利用を促進することが可能となる。
あるいは本実施形態に係る充電装置300は、送受信部331がバッテリ収納センサ323から取得したバッテリ収納ユニット321へのバッテリ820の収納が完了した旨を示す情報に基づいて、バッテリ収納ユニット321へのバッテリ820の収納がより早く完了したバッテリ収納ユニット321内のバッテリ820への充電が先に行なわれるように、バッテリ収納ユニット321ごとに充電を行なうようにしても良い。
これにより、先に運搬され、先にバッテリ収納ユニット321に収納されたバッテリ820から先に充電を開始することが可能となる。そして、いち早く充電が完了したバッテリ820をいち早くバッテリ交換ステーション400に輸送することができるようになるので、電力の輸送効率が向上し、より効率的に電力の利用を促進することが可能となる。
さらに本実施形態に係る充電装置300は、バッテリ収納ユニット321内に収納されている所定個数(6個)のバッテリ820について、各バッテリ820への充電の優先順位を設定し、例えば、検出部335によって検出された各バッテリ820の残充電容量に基づいて、残充電容量が多い順にバッテリ820を充電する優先順位を設定する。
これにより、満充電とできるバッテリ820の数を増加させることが可能となる。
また上記実施形態では、太陽光発電装置600を用いて発電を行なう場合について説明したが、太陽光発電装置600を用いて発電を行なう場合は、昼夜あるいは日々の気象条件等により発電量が大きく変動することがあるため、例えば突然発電量が減少し、充電対象の全てのバッテリ820を充電するだけの電力量が得られない状況になった場合であっても、少なくとも1台の運搬車700分のバッテリ820の充電をより速く完了させることができる。このため、いち早く充電が完了したバッテリ820をいち早くバッテリ交換ステーション400に輸送することができるようになるので、電力の輸送効率が向上し、より効率的に電力の利用を促進することが可能となる。
また上記実施形態では、バッテリ交換型の電気自動車710に搭載されるバッテリ800に充電する場合について説明したが、バッテリ交換型の電気自動車710には、多数のバッテリ800が保管されたバッテリ交換ステーション400が必要となるため、まとまった電池容量を1箇所で確保できるというメリットがある。
また上記実施形態では、太陽光発電所100とバッテリ交換ステーション400との間で運搬車700を往復させ、バッテリ交換ステーション400で回収された使用済みのバッテリ820を太陽光発電所100に運搬するとともに、太陽光発電所100で充電された充電済みのバッテリ810をバッテリ交換ステーション400に運搬することで、電力を流通させる場合について説明した。
このような形態により、太陽光発電所100は必ずしも発電所用に整備された連系線を持つ必要がなくなるため、発電所を設置可能なエリアの選択肢を大きく広げることが可能となる。
また太陽光発電所100から発電される電力は昼夜で大きく異なる上、気象条件にも左右されるなど不安定であるが、このような不安定な電力を、既設の商用送配電系統に取り込まずに済むため、既設の送配電系統を安定的に稼動させることが可能となる。
またバッテリ交換型の電気自動車710にはバッテリ交換ステーション400が必要となるが、バッテリ交換ステーション400には、多数のバッテリ800が保管されており、まとまった電池容量を1箇所で確保できる。
このため、本実施形態に係る電力システム1000によれば、バッテリ交換ステーション400に保管されているバッテリ800を余剰対策用の電力貯蔵装置として活用していくことも可能となる。
上述した実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば上記実施形態では、再生可能エネルギー発電として太陽光発電を例示したが、例えば風力発電、地熱発電、バイオマス発電等の場合も同様に適用可能である。
61 測定装置
100 太陽光発電所
200 電力系統
300 充電装置
310 バッテリ充電部
311 バッテリ充電ユニット
312 個別充電部
313 電力調整器
314 測定装置
320 バッテリ収納部
321 バッテリ収納ユニット
322 バッテリ収納センサ
330 制御部
331 送受信部
332 演算部
333 記憶部
333A 第1の領域
333B 第2の領域
333C 第3の領域
333D 第4の領域
334 判別部
335 検出部
336 制御部
337 優先順位設定部
338 選択部
339 判断部
400 バッテリ交換ステーション
600 太陽光発電装置
700 運搬車
710 電気自動車
800 バッテリ
810 充電済みバッテリ
820 使用済みバッテリ
1000 電力システム
SW スイッチ

Claims (5)

  1. 再生可能エネルギーを用いて発電された電力をバッテリに充電する充電装置であって、
    前記バッテリを収納する複数のバッテリ収納ユニットと、
    前記バッテリ収納ユニットに収納された前記バッテリに充電を行なうバッテリ充電部と、
    前記バッテリ収納ユニット毎に、前記バッテリ収納ユニットに収納されている前記バッテリの残充電容量の合計を求め、前記残充電容量の合計が大きな前記バッテリ収納ユニットから先に、前記バッテリ収納ユニット内の前記バッテリの充電が行なわれるように、前記バッテリ充電部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする充電装置。
  2. 請求項1に記載の充電装置であって、
    複数の前記バッテリ収納ユニットには、それぞれ複数の前記バッテリが収納され、
    前記制御部は、
    前記バッテリ収納ユニット内に収納されている複数の前記バッテリのそれぞれの残充電容量を検知し、前記バッテリ収納ユニット内においては、前記残充電容量がより多い前記バッテリの充電が先に行われるように前記バッテリ充電部を制御する
    ことを特徴とする充電装置。
  3. 請求項1又は2に記載の充電装置であって、
    前記電力は、太陽光発電装置によって発電された電力である
    ことを特徴とする充電装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の充電装置であって、
    前記バッテリは、バッテリ交換型の電気自動車の動力源として前記電気自動車に搭載されるバッテリである
    ことを特徴とする充電装置。
  5. 請求項に記載の充電装置であって、
    前記バッテリは、前記電気自動車に搭載される前記バッテリの交換作業を行うために設けられるバッテリ交換所から運搬されてくるバッテリであり、
    複数の前記バッテリ収納ユニットには、前記バッテリ交換所から前記バッテリを運搬してくる複数の運搬車に搭載される前記バッテリがそれぞれ収納される
    ことを特徴とする充電装置。
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