JP5552810B2 - スレッディングテーブルおよびその位置制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鋼板を連続して処理するラインにおいて、ペイオフリールより鋼板コイルの先端部を通板する際に用いられるスレッディングテーブル(または通板ガイドテーブルとも称する)およびその位置制御方法に関する。
鋼板を連続して処理するラインにおいては、ペイオフリールに装入されたコイルの先端部を通板する際には、コイル先端部をスレッディングテーブルに載せて、コイル先端部をピンチロールまで誘導している(例えば、特許文献1、2参照)。
その際に、通板するコイルの径やコイル先端部の位置に応じて、スレッディングテーブルの角度位置と前進位置を調整する必要がある。
従来、上記のように、コイルの径やコイル先端部の位置に応じて、スレッディングテーブルの角度位置と前進位置を調整する際には、スレッディングテーブルの角度位置と前進位置をオペレータが目視で確認しながらハンドル操作によって行っていた。また、コイル先端部をスレッディングテーブル上に載せるのに際しては、冶具などを用いて人力による補助を行う場合もあった。
実開平01−020911号公報 実開昭59−106618号公報
しかしながら、上記のようなオペレータの目視確認によるハンドル操作や人力による補助作業はオペレータ等の作業負荷が大きい。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、ペイオフリールに装入されたコイルの先端部を通板する際に用いられるスレッディングテーブルにおいて、その角度位置と前進位置を自動的に調整することができるスレッディングテーブルおよびその位置制御方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
[1]ペイオフリールに装入されたコイルの先端部を載せて通板するためのスレッディングテーブルにおいて、スレッディングテーブルの角度位置を検出する角度位置検出手段が設けられているとともに、スレッディングテーブルの先端部に配置されて、コイルと接触した後、さらに前進方向の力を加えられると、コイル面に沿って上方にスライドしてコイル先端部を下方から引き出す構造の先端部材と、該先端部材が上方にスライドしたことを検出する先端部材スライド検出手段とが設けられていることを特徴とするスレッディングテーブル。
[2]前記[1]に記載のスレッディングテーブルにおいて、その角度位置と前進位置を調整するための位置制御方法であって、前記角度位置検出手段によって検出された角度位置が予め設定されている目標角度位置になったら、スレッディングテーブルの回転を停止し、さらに、前記先端部材スライド検出手段によって、先端部材が上方にスライドしたことが検出されたら、スレッディングテーブルの前進を停止することを特徴とするスレッディングテーブルの位置制御方法。
本発明により、ペイオフリールに装入されたコイルの先端部を通板するに際して、スレッディングテーブルの角度位置および前進位置を自動的に調整することができる。したがって、ペイオフリールからコイル先端をスレッディングテーブルに載せてピンチロールに誘導する作業を人手に因らず自動化することができる。
本発明の一実施形態におけるスレッディングテーブルを示す図である。 本発明の一実施形態におけるスレッディングテーブルを示す図である。 本発明の一実施形態におけるスレッディングテーブルの先端部を示す図である。 本発明の一実施形態における目標角度位置の演算方法を示す図である。 本発明の一実施形態におけるスレッディングテーブルの位置調整手順を示す図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2は、本発明の一実施形態におけるスレッディングテーブルを示す図である。なお、図1はコイルの径が大きい場合を示し、図2はコイルの径が小さい場合を示している。
図1、図2において、10がスレッディングテーブルであり、ペイオフリール30の軸31に装入されたコイル1の先端部1aをスレッディングテーブル10に載せて、ピンチロールスタンド40のピンチロール41まで誘導するようになっている。
ここで、スレッディングテーブル10は、後端がピンチロールスタンド40に回転軸14を介して回転自在に取り付けられた基体部材11と、基体部材11から前方にスライドして伸縮するスライド部材12と、スライド部材12の先端に取り付けられた先端部材13とで構成されている。
そして、ペイオフリール30に装入されたコイル1の径やコイル1の先端部1aの位置に応じて、スレッディングテーブル10の角度位置と前進位置を調整する必要があるので、スレッディングテーブル10(基体部材11)の角度位置を調整するための回転用油圧シリンダ15と、基体部材11からのスライド部材12のスライド量(伸縮量)を調整するための伸縮用油圧シリンダ16とが設けられている。
ちなみに、図1、図2において、破線で示しているのが、スレッディングテーブル10が待機位置に位置している状態である。
その上で、この実施形態においては、図1、図2に示すように、スレッディングテーブル10の角度位置(回転軸14を回転中心にした回転角度)を検出する角度位置検出器21が回転軸14に設置されている。これによって、角度位置検出器21の検出値に基づいて、スレッディングテーブル10の角度位置を予め設定された目標角度位置に調整・設置することができる。スレッディングテーブル10の目標角度位置の設定については後述する。
また、この実施形態においては、図3に示すように、先端部材13は、その先端部13aがコイル1の円弧に沿う角度を持った爪状の部材であり、スライド部材12との接続部にバネ17が設けられている。これによって、図3(a)に示すように、先端部材13の先端部13aがコイル1に接触した後、さらに伸縮用油圧シリンダ16によってスライド部材12に前進方向の力を加えられると、図3(b)に示すように、先端部材13が回転軸18を支点にして回転し、先端部13aがコイル1の表面に沿って上方にスライドする。この動作により、先端部13aがコイル1の先端部を下方から引き出すようになっている。
なお、先端部13aの上方へのスライド動作を検知するために、先端部材13に補助部材23を介して検出用板材24が取り付けられているとともに、スライド部材12に近接スイッチ25が取り付けられている。これによって、図3(a)に示す状態から、図3(b)に示す状態に変化したら、近接スイッチ25が検出用板材24を検出することで、先端部材13が回転して先端部材13の先端部13aがスライドしたことが検知できる。
ここで、スレッディングテーブル10の目標角度位置の設定について述べる。
図4は、スレッディングテーブル10とコイル1との幾何学的な位置関係を示す図である。図4において、スレッディングテーブル10の回転軸14の軸心をS点、ペイオフリール30の軸31の軸心(すなわち、コイル1の軸心)をO点、スレッディングテーブル10の先端部13aがコイル1に接触する位置をP点、コイル1の先端部1aの位置をQ点とした時に、スレッディングテーブル10の目標角度位置(水平方向からの回転角度)θは、下記の式(1)で求められる。
θ=tan−1((R×sinα−X+B)/(A−R×cosα)) ・・・(1)
ここで、A:S点とO点との水平方向距離
B:S点とO点との垂直方向距離
R:コイルの半径
X:P点とQ点との垂直方向距離
α:Q点の水平方向からの角度位置
なお、スレッディングテーブル10の先端部がコイル1に接触する位置P点は、コイル1の先端部1aの位置Q点よりXだけ下方である。Xを調整することにより、先端部材13の先端部13aのスライド動作によって、先端部材13にコイル1の先端部1aを載せることができる。このために、Q点の角度位置αは0度より大きく45度より小さい必要がある。
上記のように構成されたこの実施形態においては、図5に示すように、スレッディングテーブル10の位置の調整が以下の(S1)〜(S5)の手順によって行われる。
(S1)まず、図5(a)に示すように、前提として、ペイオフリール10に装入されたコイル1は、先端検出センサおよび先端停止制御等により所定の角度αの位置(例えば10時の方向など)にコイル1の先端部1aが停止しているものとする。このとき、スレッディングテーブル10の目標角度位置θが前記の式(1)にて計算される。
(S2)次に、図5(b)に示すように、回転用油圧シリンダ15を駆動させて、回転位置検出器21の検出値を参照しながら、PLC(プログラマブルコントローラ)からの上昇/下降指令および電磁弁(図示せず)の作動によって、スレッディングテーブル10の角度位置が目標角度位置θになるように調整される。これにより、スレッディングテーブル10の回転を停止する。
(S3)次に、図5(c)に示すように、伸縮用油圧シリンダ16を駆動させて、スレッディングテーブル10(スライド部材12)を前進させ、先端部材13の先端部13aをコイル1に接触させる。
(S4)そして、図5(d)に示すように、さらに伸縮用油圧シリンダ16によってスライド部材12に前進方向の力を加えると、先端部13aがコイル1の表面に沿って上方にスライドし、コイル1の先端部1aを下方から引き出す。それとともに、先端部13aがスライドしたことが近接スイッチ25によって検知されたら、スレッディングテーブル10の前進を停止する。
(S5)その後、ペイオフリール30を巻き戻し方向に駆動させれば、コイル1の先端部1aがスレッディングテーブル10に載って巻き戻され、ピンチロール41まで誘導されて通板される。ピンチロール10の近傍にコイル1の先端部1aの通板を検出するセンサを設けておき、その検出によりピンチロール10を押付してもよい。
上記のようにして、この実施形態においては、ペイオフリール30に装入されたコイル1の先端部1aを通板するに際して、スレッディングテーブル10の角度位置および前進位置を自動的に調整することができる。したがって、ペイオフリール30からコイル1の先端部1aをスレッディングテーブル10に載せてピンチロール41に誘導する作業を人手に因らず自動化することができる。
1 コイル
1a コイルの先端部
10 スレッディングテーブル
11 基体部材
12 スライド部材
13 先端部材
13a 先端部材の先端部
14 スレッディングテーブルの回転軸
15 回転用油圧シリンダ
16 伸縮用油圧シリンダ
17 バネ
18 先端部材の回転軸
21 角度位置検出器
23 補助部材
24 検出用板材
25 近接スイッチ
30 ペイオフリール
31 ペイオフリールの軸
40 ピンチロールスタンド
41 ピンチロール

Claims (2)

  1. ペイオフリールに装入されたコイルの先端部を載せて通板するためのスレッディングテーブルにおいて、
    スレッディングテーブルの角度位置を検出する角度位置検出手段が設けられているとともに、
    スレッディングテーブルの先端部に配置されたスレッディングテーブル先端部材であって、該スレッディングテーブル先端部材の先端部がコイルと接触すると、さらに伸縮用シリンダによって前進方向の力を加えて、前記先端部をコイルの表面に沿って上方にスライドさせてコイル先端部を下方から引き出す構造のスレッディングテーブル先端部材と、合わせて、スレッディングテーブル先端部材が上方にスライドしたことを検出し、スレッディングテーブルの前進を停止するスレッディングテーブル先端部材スライド検出手段とが設けられていることを特徴とするスレッディングテーブル。
  2. 請求項1に記載のスレッディングテーブルにおいて、その角度位置と前進位置を調整するための位置制御方法であって、前記角度位置検出手段によって検出された角度位置が予め設定されている目標角度位置になったら、スレッディングテーブルの回転を停止し、さらに、前記先端部材スライド検出手段によって、先端部材が上方にスライドしたことが検出されたら、スレッディングテーブルの前進を停止することを特徴とするスレッディングテーブルの位置制御方法。
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