JP5552533B2 - 車両用バンパー - Google Patents

Description

本発明は、バンパービーム及び閉プロファイル（closed profile）を備えた二つのクラッシュボックスを含んでなる車両用バンパーを扱う。バンパービームは、車両に対して横向きにされ、一方クラッシュボックスは、車両に沿った向きにされ、車両に固着される。

（本発明の目的及び簡単な説明）
本発明の目的は、この種のバンパーの製造に関して簡単化し、効率よく利用することにある。このことは、バンパービームが中央ビーム及び二つの外ビームを含んでなり、中央ビームの端部及び外ビームの隣接端部が湾曲され、溶接されてクラッシュボックスを形成することで、達成される。

バンパーの平面図である。 同一のバンパーの透視図である。 図１及び２のバンパーの部分の拡大図を示す。 図３の部分組立図である。

（本発明の例証した、好ましい実施例の詳細な説明）
図に示されるバンパーは、中央ビーム１１及び二つの外ビーム１２、１３からなり、その三つのビームは、互いに溶接されて、車両の支持部材に取り付けるための固着プレート１６、１７、多くの場合車両のサイドレール上の対応する固着プレートに取り付けるための固着プレート１６、１７を有する、一体化クラッシュボックス１４、１５を形成する。三つの全てのビームは、車両の方に向いたＵプロファイルの開口を備えたＵプロファイルを有する。相互に面しているビームの端部は、車両の方に湾曲され、二つ一組でクラッシュボックスを形成し、クラッシュボックスは従ってビームの一体化部分である。

図３及び４には、クラッシュボックス１５、及びビーム１１及び１３の隣接部分の拡大図が示されている。中央ビームの中央フランジ１８の大部分は、幅広の中間溝１９からなる。部分組立図である、図４で最もよく分かるように、中間溝は湾曲した端部に向かって一層深くなり、その結果中央ビームは、そこで逆Uプロファイル２０を有する。外ビーム１３は、中間溝２１を備えた対応する外観を有し、このビームも、その湾曲した端部で逆Ｕプロファイルを有する。二つのＵ−プロファイル２０及び２２、及び元々のＵ−プロファイルの端縁部２３、２４の形のそれらの伸長部は、互いに接して置かれ、互いに溶接される。逆Ｕ−プロファイルの一方の縁部は、図３に示されているように、より強力な接合をもたらすために、他方にオーバーラップするように配置するのが好ましい。

二つの逆U−プロファイル２０、２２は、従って、閉断面を有し、車両の縦方向、すなわちバンパービーム１１、１２、１３とは横向きに向けられ、それと一体化した、クラッシュボックス１５を形成する。固着プレート１７は、二つの逆Ｕ−プロファイル２０、２２の端部に溶接される。

クラッシュボックス１４は、同じ方法で形成される。

１１ 中央ビーム
１２、１３ 外ビーム
１４、１５ クラッシュボックス
１６、１７ 固着プレート
１８ 中央フランジ
１９、２１ 中間溝
２０、２２ 逆Ｕプロファイル
２３、２４ 元々のＵ−プロファイルの端縁部

Claims (2)

1. バンパービーム、及び閉プロファイルを備えた二つのクラッシュボックスを含んでなる車両用バンパーであって、バンパービームが中央ビーム（１１）及び二つの外ビーム（１２、１３）を含んでなり、中央ビーム（１１）の端部及び外ビーム（１２、１３）の隣接端部が、一緒に湾曲され溶接されてクラッシュボックス（１４、１５）を形成する車両用バンパーにおいて、中央ビーム（１１）及び二つの外ビーム（１２、１３）が車両の方に向いた開口を有するＵプロファイルを有し、ここで、中央ビーム（１１）の端部及び外ビーム（１２、１３）の隣接端部が、それぞれ、クラッシュボックス（１４、１５）を形成するところで逆Ｕプロファイルを有することを特徴とする、上記バンパー。
2. クラッシュボックスの端部が、固着プレート（１６）に溶接されることを特徴とする請求項１記載のバンパー。

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