JP5552326B2 - 画像処理装置及びその制御方法、情報処理装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及びその制御方法、情報処理装置及びその制御方法、プログラムに関する。
近年、デジタルカメラ等の普及や高解像度化が進むにつれ、画像ファイルの保存などに使用されるメモリーカードの低価格化が進んでいる。これに伴い、デジタルカメラに挿入されたメモリーカードの空き容量を気にすることなく、気軽に撮影を楽しむことができるようになった。その上、メモリーカード内に保存された画像ファイルを、PCのHDDなどの外部記憶装置にコピー・移動などを行わずに、デジタルカメラ内に大量の画像ファイルが保存された状態である場合が増えてきた。そのような状況において、デジタルカメラ内に保存されたたくさんの画像ファイルの中から、目的の画像を簡単に見つけ出して表示するために、画像ファイルに付加された情報を利用して、画像ファイルを検索する機能が提供されている。ここで、画像ファイルに付加された情報とは、デジタルカメラを使用して撮影する際に記録された撮影日時や、ユーザーが画像ファイルに付加した任意のタグ情報などを指す。しかし、撮影時に記録された情報や、あらかじめ設定することを可能とされた既定のタグ情報では、実際の画像ファイルの被写体の内容と直接関連付く情報としては不十分である。このため、大量の画像ファイルの中から目的の画像を探し出す上で、十分な特定可能な情報として機能しない場合がある。そこで、特許文献1には、デジタルカメラ内である特定のイメージに結び付くシンボル画像を用意し、デジタルカメラ内に保存された画像ファイルに、任意のシンボル画像のコードを付加することが記載されている。これにより、特許文献1によれば、そのシンボル画像を検索キーとして使用することで、目的の画像を探し出すことが可能であるとされている。ところで、目的の画像ファイルを特定するために使用する検索キーとして、任意の文字列のキーワードを利用するという方法もある。例えば、「友人」という既定のタグ情報を画像ファイルに付加できる場合よりも、被写体の人物の名前である「山田くん」を画像ファイルにキーワードとして付加し、そのキーワードを検索キーとして利用すると効率的に目的の画像ファイルを探し出すことができる。しかし、デジタルカメラのようなポータブルデバイスは、撮影などの機能に限られたROM領域の大部分を割り当てていることが多い。このようなデバイスにとっては、ユーザーが設定したフリー入力のキーワードをデジタルカメラのディスプレイ上で表示できるほど、十分なフォントを持ち備えていない場合がある。
特開平7−111628号公報
しかしながらデジタルカメラなどの携帯端末は、文字列を表示するための十分なフォントを持っていないことが多い。特許文献1のようにデジタルスチルカメラにおいてキーワードとして文字を用いると、文字入力装置が必要となるので、カメラサイズが大きくなり携帯性が悪くなるとともにコストアップになることが記載になってしまう。
本発明の目的は、フォントの機能が十分でない携帯端末において、コストアップを抑制しながら、文字列のキーワードを活用することにある。
本発明に係わる画像処理装置は、複数のコンテンツデータを保持する第1の保持手段と、文字列のキーワードを含むテキストデータと、前記キーワードを示すキーワード画像データとを情報処理装置から受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたテキストデータとキーワード画像データとを関連付けて保持する第2の保持手段と、前記第2の保持手段により既に保持されているテキストデータ又はキーワード画像データに関する情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、前記情報処理装置からの指示に応じて、前記コンテンツデータと前記受信手段により受信されたテキストデータとを関連付ける関連付け手段と、前記第2の保持手段により保持されている複数のキーワード画像データを表示部に表示するよう制御する表示制御手段と、前記表示部に表示されている複数のキーワード画像データのうち、少なくとも一つを選択する指示を受け付ける受け付け手段とを有し、前記表示制御手段は、前記受け付け手段により受け付けられた指示によって選択された前記キーワード画像データに関連付けられているテキストデータと、前記関連付け手段により前記コンテンツデータに関連付けられているテキストデータとに基づき特定される、前記選択されたキーワード画像データに対応するコンテンツデータを、前記表示部に表示するよう制御し、前記受信手段により受信されるデータは、前記送信手段により送信された情報に基づき前記情報処理装置が前記第2の保持手段に未だ保持されていないと判断したデータであることを特徴とする。
本発明によれば、フォントの機能が十分でない携帯端末において、コストアップを抑制しながら、文字列のキーワードを活用することができる。
第1実施形態による画像表示処理システム。 第1実施形態による画像表示処理システムを構成する撮像装置及び情報処理装置のブロック図。 第1実施形態によるアプリケーションの画面構成図。 第1実施形態によるアプリケーションにおけるキーワード追加画面。 第1実施形態によるアプリケーションにおける画像情報表示パネルにてキーワードを表示している様子。 第1実施形態によるアプリケーションの画面構成図にてテキスト検索結果を表示している様子。 第1実施形態による撮像装置の表示部により表示される画像情報表示画面、テキスト検索実行画面、テキスト検索結果画面、キーワード編集画面を示す図。 第1実施形態によるキーワード付加における情報処理装置処理の流れを示すフローチャート。 第1実施形態によるキーワード付加における撮像装置処理の流れを示すフローチャート。 第1実施形態による情報処理装置から撮像装置への画像送信における情報処理装置処理の流れを示すフローチャート。 第1実施形態による情報処理装置から撮像装置への画像送信における撮像装置処理の流れを示すフローチャート。 第1実施形態による撮像装置の表示部へのキーワード情報表示処理の流れを示すフローチャート。 第1実施形態による撮像装置の表示部へのテキスト検索処理の流れを示すフローチャート。 第2実施形態によるメモリーカード内でキーワード管理する際のファイル構成の一例。 第2実施形態によるキーワード管理ファイル記載内容の一例。 第2実施形態による複数品質のビットマップファイルの一例。 第2実施形態によるメモリーカードに記録されたキーワードを使用して、撮像装置の表示部上に画像情報を表示する際の処理の流れを示すフローチャート。 第3実施形態によるアプリケーションの画面構成図。 第3実施形態による撮像装置の表示部により表示されるグループ情報表示画面。 第3実施形態による外部ファイルでグループ管理する際のフラッシュメモリ内のファイル構成の一例。 第3実施形態によるグループ管理ファイル記載内容の一例。 第3実施形態によるグループ設定における情報処理装置処理の流れを示すフローチャート。 第3実施形態によるグループ設定における撮像装置処理の流れを示すフローチャート。
<第1の実施形態>
[システム構成]
第1実施形態に係る画像処理システムを図1に示す。画像処理システム4は、撮像装置1、情報処理装置2、及び通信媒体3を含む。撮像装置1は、例えば、デジタルカメラである。情報処理装置2は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)である。撮像装置1と情報処理装置2とは、通信媒体3を介して互いに通信可能に接続されている。通信媒体3は、例えば、USB(Universal Serial Bus)等の有線通信回線、又は、IEEE 802.11bやブルートゥース等の無線通信回線である。
[ハード構成]
次に、第1実施形態における撮像装置1の構成を、図2(a)を用いて説明する。制御部100は、読み込んだプログラムや入力信号に応じて撮像装置1の各部を制御し、撮像制御、表示制御、記憶制御、通信制御といった各種制御を実行する。記憶媒体106に記憶された撮像プログラムに従い、以下の動作を行う(機能を実現する)ように、撮像装置1の各部を制御する。制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)とを含む。
光学系101は、撮像センサ102の撮像面に被写体の像を形成する。光学系101は、例えば、集光レンズを含む。撮像センサ102は、撮像面に形成された被写体の像を画像信号(アナログ信号)に変換し出力する。撮像センサ102は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、又は、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)イメージセンサである。A/D変換器103は、撮像センサ102から出力された画像信号(アナログ信号)を撮影画像データ(デジタル信号)へ変換する。すなわち、撮像センサ102及びA/D変換器103を含む撮像部110は、被写体を撮像することにより、被写体を含む撮影画像データを生成する。
記憶部104は、撮影データや各種パラメータなどのデータを一時的に記憶する。記憶部104は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。記憶媒体106は、撮像された画像データや撮像プログラムなどを記憶するフラッシュメモリなどの記憶媒体である。記憶媒体106は、撮像装置1に内蔵されていてもよいし、例えばメモリーカードのように着脱可能であってもよい。
通信部105は、通信媒体3を介して情報処理装置2との間で通信を行うためのインターフェースである。
ここで、本実施形態におけるテキストデータとビットマップデータの受信処理の概要について説明する。通信部105は、文字列のキーワードを含むテキストデータと、キーワードを示すビットマップデータと、キーワードを撮影画像データ(第1の画像データ)に付加するよう要求する付加要求とを情報処理装置2から受信する。付加要求には、どの撮影画像データにキーワードを付加するかという指定も含まれる。
付加要求を受信すると、制御部100は付加要求に基づき、受信したテキストデータとビットマップデータとを指定された撮影画像データの属性情報として付与する。これとともに、記憶部104又は記憶媒体106に記憶された登録情報を、受信されたビットマップデータとテキストデータとを記憶媒体106に記憶させることにより登録情報を更新する。ここで登録情報とは、撮影画像データに付加できる属性情報として予め登録された情報であり、いわゆる撮影画像データに付与されたタグ情報の役割を果たす。登録情報には例えば「運動会」、「旅行」、「卒業式」といったものが含まれ、一旦登録されれば、属性情報の候補として自由に撮影画像データに付与することが可能となる。
また、登録情報として登録されたキーワードを解除することも可能である。通信部105は、所定のキーワードの解除を要求する解除要求を情報処理装置2から受信する。この場合、制御部100は解除要求に応じて、指定されたテキストデータとビットマップデータとを記憶媒体106の登録情報から削除する。
図1の説明に戻る。表示部109は、制御部100の制御を受けて、撮像した画像を表示したり、ユーザーに通知する情報など各種GUI(Graphical User Interface)を表示する。表示部109は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)デバイスである。なお、本実施形態における制御部100は、ビットマップデータを表示部109に表示する能力は有しているが、フォントデータを用いてテキストデータに基づく情報を表示部109に表示させる能力は有していないものとする。これは、ROM内にフォントデータを保持しておかないことにより、携帯端末の限られたROMの容量を有効に使用するためである。したがって、表示部109に表示するメニュー項目などは、すべてその項目を示すビットマップデータを有していなければ表示することはできない。
画像記憶部108は、表示部109に表示するための画像データなどを記憶する。画像記憶部108は、例えば、VRAM(Video Random Access Memory)である。
入力部107は、主にユーザーが操作する部材、例えば撮影を指示する際に使用するレリーズボタンや、画像データの再生中におけるいわゆる画像送り等の指示をユーザーから受け付ける。入力部107は、ボタン、レバー、ホイール、タッチパネルなどを用いることができる。
次に、第1実施形態における情報処理装置2の構成を、図2(b)を用いて説明する。情報処理装置2は、制御部200、記憶部202、入力部203、画像記憶部204、記憶媒体201、表示部205、及び通信部206を備える。各部のハードウェアとしての役割は図1に示す撮像装置1の各部とほぼ同様であるから、ここでは詳細には説明しない。なお、情報処理装置の記憶媒体201として、例えばハードディスク装置(HDD)を用いることができる。また、入力部203として、キーボードやマウスを用いることができる。なお、入力部203や表示部205は情報処理装置の構成要素として記載されているが、外部装置として情報処理装置2に接続され、制御部200がそれらを制御してもよい。
ここで、本実施形態におけるテキストデータとビットマップデータの受信処理の概要について説明する。本実施形態における情報処理装置2は、撮影画像データに対してキーワードを指定し、撮像装置1に登録させることが可能である。以下、この処理の概要を説明する。
まず、情報処理装置2のユーザは所望の撮影画像データに対するキーワードを決定して入力部203に入力する。制御部200は、ユーザからの入力に応じて、キーワードを含むテキストデータと、キーワードを含むビットマップデータとを生成する。そして通信部206は、テキストデータとビットマップデータと付加要求とを撮像装置1へ送信する。これにより、前述したように撮像装置1側では、撮影画像データへの属性情報の付加と、キーワードの登録が行われることになる。
[情報処理装置2の動作概要]
次に、本実施形態における画像処理システム4の動作例をより具体的に説明する。画像処理システム4では、撮像装置1と情報処理装置2とがUSBを介して接続される。なお、情報処理装置2の制御部200は、記憶媒体201に記憶されたアプリケーションを起動して各部を制御する。一方、撮像装置1の制御部100は、記憶媒体106に記憶されたファームウェアを起動して各部を制御する。
まず、情報処理装置2の制御部200は、撮像装置1に対して画像データの送信要求を送信し、その結果受信した画像ファイルを表示部205上に表示する。
図3に、情報処理装置2の制御部200が表示部205上に表示するアプリケーションの画面300を示す。このアプリケーションでは、情報処理装置2の表示部205上に、撮像装置1に保存された画像データのサムネイル画像302の一覧を表示する。制御部200は、画像データの撮影日時の区切りを判断してセパレータ301にて分割し、撮影日時順に並べて表示する。
ここで、入力部203は、ユーザーから、情報処理装置の画像選択の入力を受け付けることが可能である。制御部200は、選択された画像データ303をハイライト表示し、選択された画像データを画面300における右側のウィンドウ304のように領域に拡大して表示する。このようにして、ユーザーはサムネイル画像の一覧から任意のサムネイル画像を選択することにより、目的の画像データを拡大して表示することができる。
また、このアプリケーションでは、入力部203から画像情報表示ボタン306の押下の入力を受け、表示中の画像データに付加されている属性情報を画像情報パネル400として画面300の前面に表示する。ここで表示する画像データの属性情報は、ファイル名などのファイル情報、画像データの撮影日時、シャッター速度等の撮影情報などである。この情報は、所定の操作に応じて、表示部205に一覧表示することが可能である。
また、ユーザーにより入力部203から転送ボタン309押下の入力を受けると、制御部200は、撮像装置1の記憶媒体106に保存された画像データの取得要求を撮像装置1に送信する。この要求に応じて、撮像装置1から画像データが送信される。制御部200は、画像データを受信すると、その受信した画像データを記憶媒体201へ保存することができる。
また、ユーザーにより入力部203からアップロードボタン310の入力を受けると、制御部200は画像データ選択画面を表示部205に表示し、記憶媒体201に保存された画像データの選択をユーザーに促す。ユーザーから画像選択入力を受けると、制御部200は選択された画像データを撮像装置1に送信する。このようにすることで、撮像装置1は受信した画像データを記憶媒体106に保存することができる。
ここで、本実施形態におけるアプリケーションでは、撮像装置1または記憶媒体201に保存された画像データにキーワードを付加することができる。なお、本実施形態におけるキーワードの付加とは、画像ファイル(第1の画像ファイル)のヘッダー構造(属性情報)中にキーワードの文字コード(テキストデータ)を直接書き込むことを含む。そして画像データ中に記録されたキーワードを認識するためには、キーワードが記載されたヘッダー構造を解析する能力と、記録された文字コードを文字列として解釈する能力を備えている必要がある。本実施形態のアプリケーションは、ヘッダー構造を解析して記録された文字コードを文字列のキーワードとして解釈する能力を備えるものとする。
以下、ユーザ操作によるキーワード付加について説明する。ユーザーにより入力部203からキーワード追加ボタン305の押下の入力を受けると、制御部200は図4に示すポップアップウィンドウ350を表示する。図4に示す画面において、入力部203から入力部351へ任意の文字列とOKボタン353の押下の入力とを受けると、制御部200は選択中の画像データ303に対し、入力された文字列をキーワードとして付加する。このようにすることで、ユーザは撮影画像データに任意のキーワードを付与することが可能となり、より柔軟な撮影画像データの分類・管理が可能となる。
画像データにキーワードが付加される(第2の画像データ)と、画像情報の一覧表示をする場合に“キーワード”の項目が追加され、文字列のキーワードが表示される。画像情報の一覧を図5に示す。なお、キーワードは1つの画像に対して複数付加することが可能であり、画像データに複数のキーワードが付加されている場合には、付加された複数のキーワードを画像情報の一覧に表示する。
また、このアプリケーションでは、画像データに付加したキーワードを使用して、撮像装置1内の画像データを検索することもできる。ユーザーにより入力部203から、ウィンドウ右上部に配置したテキストボックスへのキーワード入力と、テキストボックスの右側に配置された検索ボタンの押下の入力(選択指示、検索指示)とを受けると、制御部200は検索処理を行う。そして、制御部200は、図6に示すように、キーワードが付加された画像データのサムネイル画像が絞り込んで表示される。
ここで、上述のようにキーワードを付加した撮影画像データをアップロードボタン310を用いて送信する場合について説明する。撮像装置1は前述したように、携帯性を優先させるため、十分なROM容量を備えなていないことが多い。したがって制御部200は、画像データ内のキーワードの文字コードを解析することができても、それを表示するためのテキスト情報やフォントデータを十分に持ち合わせていないことが多い。このような場合、LCD等の表示部に文字列のキーワードを表示することができないことがある。
そこで、このアプリケーションでは、情報処理装置2から撮像装置1にキーワードの文字コード(テキストデータ)と、キーワードを示す表示用のビットマップデータとを送信する。ビットマップデータは画像データであるから、撮像装置1でも表示可能である。これにより、十分なフォントを持ち備えていないような撮像装置1でも、ビットマップデータを用いて表示部109上へ文字列のキーワードを表示できるようになる。また、テキストデータのキーワードを用いれば、記憶媒体106内に保存された画像ファイルをテキスト検索できる。
[撮像装置1の動作概要]
本実施形態における撮像装置1では、撮影を行うことができる撮影モードと、記憶媒体106に保存された撮影した画像データを表示部109上に再生表示する再生モードを持っている。再生モードでは、表示中の画像データとともに、撮影日時や撮影条件などの画像情報を同じ画面中に表示することもできる。
図7(a)は、撮像装置1の表示部109に表示された、撮影画像データとキーワードとの表示例である。図7(a)の撮影画像データ600は、情報処理装置2により予めキーワード「お花見」が対応付けされており、テキストデータ及びビットマップデータを受信しているものとする。また、「お花見」が登録情報として登録されているものとする。。
制御部100は、表示部109に撮影画像データを表示する際に、再生対象の撮影画像データを解析し、キーワードのテキストデータを得る。そしてそのテキストデータと関連付けて登録されているビットマップデータを特定する。制御部100は、その特定したビットマップデータを用いて、撮影画像に対応したキーワード601を表示部109に表示する。このようにすることで、撮像装置1は図7(a)に示す表示を実現している。
なお、制御部100は、記憶媒体106中に登録されていないキーワードが付加された画像データが混入している場合がある。このような画像データを表示する場合、制御部100は、例えば[UNKNOWN]といったアイコンをキーワードの代わりに表示する。このようにすることで、未登録のキーワードが付加されていることをユーザーに知らせることができる。
図7(b)は、撮像装置1の表示部109に表示された、検索実行画面の表示例である。撮像装置1の制御部100は、記憶部104に登録された複数のキーワードのビットマップデータを含むリスト700を表示部109に表示し、ユーザーのテキスト検索条件の入力を促す。つまり、一度撮像装置1にキーワードを登録すれば、検索実行画面に検索キーワードの候補として表示されることになる。つまり、情報処理装置2側で自由に付加したキーワードを撮像装置1側でも使用することができるようになる。
図7(c)は、撮像装置1の表示部109に表示された、テキスト検索結果画面710の表示例である。制御部100は、図7(b)の検索実行画面でユーザから選択入力されたテキスト検索条件をもとに、記憶部104に記憶された検索条件として指定されたキーワードのテキストデータを参照する。制御部100は、そのテキストデータを検索キーとして記憶媒体106内に保存された画像データを順次解析し、指定されたキーワードが付加された画像データを表示部109上のテキスト検索結果画面710に一覧表示する。
図7(d)は、撮像装置1の表示部109に表示された、キーワード編集画面800の表示例である。再生モードで表示部109に表示した画像データに対して、ユーザーからキーワード編集の入力を受けた場合、表示中の画像データに付加されたキーワードとともに、登録済みのキーワードとチェックボックスとを合わせて表示する。チェックボックスが入(例えば「∨」マークが付加された状態)で表示されている場合は、表示中の画像データに、そのキーワードが付加されていることを意味する。ユーザーにより入力部107から表示部109に表示された各キーワードのチェックボックスの入・切の変更の入力を受けると、制御部100は、記憶媒体106に保存された表示中の画像データを解析して、指定されたキーワードの付け外しの編集を行う。なお、撮像装置1で画像データにキーワードを付加する例として、図7(d)のキーワード編集画面を挙げたが、このキーワード編集画面は、撮像装置1が再生モード以外のときに表示されても良い。撮影モードにおいても、ユーザーが撮影前から撮影した画像に付加するキーワードを、撮像装置1に登録された文字列から選択しておくことで、撮影時に画像データにキーワードを付加することもできる。
次に、情報処理装置2のアプリケーションを用いて、撮像装置1内の画像データにキーワードを付加する際の処理について説明する。図8は、情報処理装置2が実行する撮像装置1内の画像データにキーワードを付加する処理の流れを示すフローチャートである。まず、ユーザーからのキーワード付加命令を受け付ける前の準備として、S0101にて、通信部206は、撮像装置1に対して、登録済みキーワードの情報取得要求を送信する。S0102にて、通信部206は、撮像装置1から登録済みキーワード情報を受信する。キーワード情報は、キーワードのテキストデータや登録されたキーワード数などである。S0103にて、制御部200は、受信したキーワード情報を記憶部202にて記憶し、撮像装置1で扱えるキーワードの種類として管理しておく。
続いて、制御部200は、ユーザーからのキーワード付加入力を待つ。S0104にて、制御部200は、ユーザーの入力がないと判断すると、処理をS0104に進める。S0104にて、制御部200は、ユーザーの入力があったことを判断すると、処理をS0105に進める。S0105にて、制御部200は、入力されたキーワードが撮像装置1に登録されているか、S0103にて記憶部202に記憶したキーワード情報を参照して確認する。S0106にて、制御部200は、S0105での確認の結果、入力されたキーワードが撮像装置1に登録されていたと判断した場合、処理をS0111へ進め、登録されていなかったと判断した場合、処理をS0107へ進める。
S0107にて、制御部200は、文字列のキーワードが描かれたビットマップデータを作成する。このビットマップデータは、撮像装置1の表示部109にキーワードを表示する際に使用することを考慮して、撮像装置1に適した品質のビットマップデータを作成する。このビットマップデータ作成時に必要に応じて、撮像装置1から表示部109に表示可能なビットマップデータの形式やサイズなどの仕様情報を取得し、取得した仕様情報をもとに撮像装置1に適した表示部109に表示用ビットマップデータを作成しても良い。
S0108にて、ユーザーから入力されたキーワードのテキストデータと、S0107で作成したビットマップデータと付加要求とを通信部206から撮像装置1へ送信する。S0109にて、通信部206は、撮像装置1にて受信した文字列のキーワードとビットマップデータとを記憶して登録が完了したことを受信する。S0110にて、制御部200は、記憶部202に記憶していた撮像装置1の登録済みキーワード情報に、ユーザーが入力したキーワードも登録し、更新する。
S0111にて、通信部206は、ユーザーがキーワード付加対象として指定した画像データを特定するための画像IDと、ユーザーが入力した文字列のキーワードとを、撮像装置1へ送信する。撮像装置1は、これらを受信し次第、指定された画像データに対してキーワードを付加し、処理が完了したことの通知を情報処理装置2へ送信する。S0112にて、通信部206は、撮像装置1よりキーワード付加処理が完了したことの通知を受信する。S0113にて、制御部200は、表示部205上に表示した画像情報表示画面410にキーワードを表示する。
図9は、撮像装置1が実行する情報処理装置2からの画像データへのキーワード付加要求に対する処理の流れを示すフローチャートである。まず、S0201にて、制御部は、通信部105にてキーワード情報取得要求を受信していないと判断すると、処理をS0201へ進める。制御部100は、通信部105にてキーワード情報取得要求を受信したと判断すると、処理をS0202へ進める。S0202にて、通信部206は、記憶部104に記憶された登録済みのキーワード情報を情報処理装置2へ送信する。
続いて、制御部100は、ユーザーからの画像データへのキーワード付加の入力を待つ。S0202にて、登録済みのキーワード以外のキーワードをユーザーが入力部107に選択入力することもできる。その場合には、入力部107に入力された新規のキーワードを扱えるようにするため、制御部100は、新規のキーワードを登録する処理を行う必要がある。そこで、S0203では、制御部100は、情報処理装置2からのキーワード登録要求が通信部105により受信されたと判断した場合、キーワード登録処理を行う。
S0204にて、通信部105は、文字列のキーワードのテキストデータとビットマップデータとを情報処理装置2から受信する。S0205にて、制御部100は、それらを記憶部104に記憶する。S0207にて、通信部105は、キーワードの登録が完了したことの通知を情報処理装置2へ送信する。これにより、制御部100は、撮像装置1上で新規のキーワードを登録して扱えるようになったことを情報処理装置2に知らせる。
続いて、S0207にて、制御部100は、通信部105が情報処理装置2からのキーワード付加要求を受信したと判断した場合、処理をS0208へ進める。制御部100は、通信部105が情報処理装置2からのキーワード付加要求を受信していないと判断した場合、処理をS0203へ進める。
S0208にて、通信部105は、ユーザーが指定した画像を識別するための画像ID(識別情報)と文字列のキーワード(テキストデータ、ビットマップデータ)とを情報処理装置2から受信する。S0209にて、制御部100は、受信した画像IDをもとに記憶媒体106内に保存された画像データの中から、ユーザーが指定したものを特定し、その画像データに受信した文字列のキーワード(テキストデータ、ビットマップデータ)を記録する。S0210にて、通信部105は、画像データにキーワードの付加が完了したことの通知を情報処理装置2へ送信する。
なお、以上は、ユーザーの入力を受け付ける前に、事前に情報処理装置2側にて撮像装置1で登録されているキーワードを管理する形態で説明している。しかし、ユーザーからのキーワード付加入力を受けたタイミングで、情報処理装置2から撮像装置1へ文字列のキーワードの情報を送信してもよい。この場合、撮像装置1側で登録済みか判断して、情報処理装置2へキーワードの登録を促すために、文字列のキーワードのテキストデータとビットマップデータとの送信要求をする。前述のように、このアプリケーションでは、情報処理装置2の記憶媒体201に保存された画像データを撮像装置1へ送信して、記憶媒体106に保存することができるため、この場合にも、撮像装置1に登録されているキーワードを確認する必要がある。
図10は、情報処理装置2が記憶媒体201に保存された画像データを撮像装置1へ送信する処理の流れを示すフローチャートである。基本的に、図8のキーワードを付加する処理の流れと同一であるため、異なる処理を中心に説明する。
図8のキーワード付加する処理と同様に、ユーザーからの命令を受け付ける前の準備として、制御部100は、撮像装置1から通信部105が受信した登録済みキーワード情報を記憶部202に記憶して管理しておく。続いて、制御部100は、ユーザーからの画像データ送信命令入力を待つ。S1104にて、制御部200は、ユーザーの入力がないと判断すると、処理をS1104へ進め、ユーザーの入力があったと判断すると、処理をS1105へ進める。S1105にて、制御部100は、ユーザーに指定された記憶媒体201内に保存された画像データを解析し、画像データ中に記録されたキーワードを参照する。S1106にて、制御部100は、撮像装置1に登録されているキーワードとして、記憶部202に記憶したキーワードに同一のものがなかった場合、処理をS1107へ進める。制御部100は、ユーザーが指定した画像データにキーワードが付加されていなかったり、すでに撮像装置1に登録済みのキーワードであったりした場合、処理をS1111へ進める。S1107〜S1110の処理は、図8のS0107〜S0110の処理と同様である。
S1111にて、通信部105は、記憶媒体201に保存された画像データを撮像装置1へ送信する。S1112にて、通信部105は、撮像装置1から送信完了したことの通知を受信する。S1113にて、制御部100は、情報処理装置2の表示部205上に表示したアプリケーションの画面中に、送信した画像データを撮像装置1の記憶媒体106内に保存された画像として表示して、処理を終する。
図11は、撮像装置1が情報処理装置2から記憶媒体201に保存された画像データを受信する処理の流れを示すフローチャートである。図11の処理は、基本的に、図9のキーワードを付加する処理の流れと同一であるため、異なる処理を中心に説明する。S1201〜S1206の処理は、図9のS0201〜S0206の処理と同様である。
S1207にて、制御部100は、情報処理装置2からの送信要求を受信したと判断したら、処理をS1208へ進め、情報処理装置2からの送信要求を受信していないと判断したら、処理をS1203へ進める。S1208にて、通信部105は、情報処理装置2から送信された画像データを受信する。S1209にて、制御部100は、その受信された画像データを記憶媒体106に保存する。S1210にて、通信部105は、情報処理装置2へ画像データの受信完了通知を送信する。
次に、撮像装置1における、情報処理装置2からキーワードのテキストデータとビットマップデータとを受信することによって登録されたキーワードの利用についての処理を説明する。図12は、撮像装置1の再生モードにて、画像情報としてキーワードを表示する処理の流れを示すフローチャートである。
画像データを再生表示するタイミングで、S2101にて、制御部100は、再生表示する記憶媒体106内に保存された画像データ中に記録されたキーワードを解析する。S2102にて、制御部100は、画像データ中にキーワードが付加されていないと判断した場合、処理を終了し、キーワードが付加されていたと判断した場合、処理をS2103へ進める。S2103にて、制御部100は、その付加されたキーワードに対して、記憶部202に記憶された登録済みのキーワードに一致するものがあるか照合する。S2104にて、制御部100は、記憶部202に記憶された登録済みのキーワードと一致したと判断した場合、そのキーワードのビットマップデータを図7(a)に示すように表示部109に表示する。制御部100は、記憶媒体106中に未登録のキーワードが付加された画像データが混在していたと判断した場合、扱えないキーワードが付加されていることをユーザーに提示するためのアイコン(図示せず)を表示部109に表示する。
図13は、撮像装置1におけるテキスト検索の処理の流れを示すフローチャートである。まず、S2201にて、検索条件設定画面を表示するために、制御部100は、記憶部202に登録されたキーワードの一覧を参照する。S2202にて、制御部100は、表示部109に各キーワードのビットマップデータを表示する。
S2203にて、制御部100は、ユーザーにおける入力部107からの検索条件指定の入力を受け付けていないと判断した場合、処理をS2203へ進める。制御部100は、ユーザーにおける入力部107からの検索条件指定の入力を受け付けたと判断した場合、指定された文字列を検索キーとして設定し、記憶媒体106内に保存された画像データに対して検索を行う。S2205にて、制御部100は、画像データ中に記録されたキーワードを解析する。S2206にて、制御部100は、画像データ中に記録されたキーワードが検索キーと一致すると判断した場合、その画像データの画像IDを検索結果として記憶部104に記憶する。制御部100は、画像データ中に記録されたキーワードが検索キーと一致しないと判断した場合、検索結果として記憶せずに他の画像データに対してキーワードの解析を行う(全ての画像データについて「LOOP」処理を行う)。このようにして、制御部100は、記憶媒体106内に保存された画像データすべてに対して、文字列のキーワードの解析を行う。
すべての画像データに対して文字列のキーワードの解析が完了したら、S2208にて、制御部100は、記憶部104に記憶した画像IDをもとに、検索結果の一覧として、表示部109に画像一覧を表示する。ここで、図6に示す画面300にテキスト検索結果を表示する場合、制御部100は、情報処理装置2から撮像装置1の記憶部104に記憶されたテキスト検索結果の画像IDを取得して、それをもとに画面300上に画像一覧を表示する。または、制御部100は、情報処理装置2から撮像装置1に登録されているキーワード情報を取得してから、撮像装置1の記憶媒体106内に保存された画像を取得する。
なお制御部100は、通信部105を介して、情報処理装置2の制御部200に、記憶部202に記憶された画像データのキーワードを解析する検索処理を実行させ、その結果を取得しても良い。
さらに、撮像装置の仕様によっては、限られた記憶容量の制約や、制御部の処理能力の制限、画像データの管理負荷の制約などの面から、扱えるキーワード数に上限を設けても良い。その場合には、情報処理装置が撮像装置から登録可能なキーワード数を受信して、キーワード登録数が上限に達したタイミングで、新規キーワードを付加できないように制御したり、登録済みの他のキーワードを削除してから新規に登録しても良い。
<第2の実施形態>
次に、第2実施形態に係る画像処理システムについて説明する。第1実施形態では、撮像装置に登録した文字列のキーワードのテキストデータとビットマップデータとを記憶部に記憶する形態として説明してきたが、撮像装置によっては十分な記憶容量を持ち合わせていない場合もある。また、撮像装置にて画像データを保存する記憶媒体が脱着可能なメモリーカードの場合、他の撮像装置では、その撮影画像データを含むがキーワード情報を含まないメモリーカードを挿入しても、キーワード情報を利用できない状況に直面する。そこで、第2実施形態では、文字列のキーワードのテキストデータとビットマップデータとをメモリーカードに記録することで、撮像装置で扱えるキーワードを登録する実施形態について説明する。以下では、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
本実施形態における記憶媒体106は、撮像装置1に脱着可能なメモリーカードである。図14に、本実施形態におけるメモリーカード(記憶媒体106)内のフォルダ構成を示す。記憶媒体106では、画像データ「IMG_0001.JPG」などが保存された「DCIM」フォルダと並列に、画像データ管理用の「PRIVATE」フォルダが作成される。記憶媒体106では、その配下に、キーワード管理ファイル「KEYWORDS.XML」と、キーワードの各種ビットマップデータとが体系立てて保存される。
図15に、キーワード管理ファイル「KEYWORDS.XML」の記載内容の一例を示す。XML(Extensible Markup Language)で記述されたキーワード管理ファイルを用いてキーワード情報を管理する場合の一例について説明する。この例では、2つのキーワード「運動会」と「遠足」とを定義した個所を示している。<Keyword>要素の子要素として、<String>要素に「運動会」と「遠足」とを定義している。また、<Bitmap>要素の子要素<Path>に、メモリーカード中に保存されたキーワードのテキストデータが描かれたビットマップデータへの相対パスが記載されている。ビットマップデータのファイル名は、キーワードのid属性として定義されたファイル名で保存されている。
また、図15に示すキーワード管理ファイルのスクリプト中には、<Bitmap>要素において、quality属性の異なる複数の定義を可能としている。図16に、それぞれの子要素<Path>に記述された相対パスに保存された品質のビットマップファイルの内容を示す。キーワード定義ファイルに、各品質のビットマップデータへの相対パスを記述し、そのパスにサイズの異なる各品質のビットマップデータを保存しておく。これにより、本メモリーカード(記憶媒体106)が挿入された他の撮像装置においても、その撮像装置における表示部の能力や使用用途に応じたビットマップデータを選択的に利用することができる。
なお、撮像装置は、他の撮像装置で選択的に適した品質のビットマップデータを利用できるように、撮影情報等に基づいて、表示部に画像に関連した情報として文字列のキーワードを表示する際に適した文字列の品質(サイズなど)を予め決めておく必要がある。他の撮像装置は、キーワード定義ファイル内に記載されたビットマップ定義の中から、あらかじめ決定していた必要品質のビットマップ定義が存在するか判断する。他の撮像装置は、あらかじめ決定していた必要品質のビットマップ定義が存在すると判断した場合、そのビットマップデータへの相対パスを参照し、メモリーカード(記憶媒体)からビットマップデータを記憶部に読み込んで表示部に表示することができる。
また、図15に示すキーワード管理ファイルのスクリプト中には、定義されるべきキーワードの属性にcount属性を設け、このキーワードが付加された画像データ数を定義している。図14に示すフォルダ構成を有したメモリーカードが挿入された撮像装置では、記憶部の容量の制約等により、一定数のキーワードしか扱えない場合、制御部が、キーワード定義ファイル内に定義されたキーワードのcount属性を参照する。これにより、利用頻度の高いキーワードから上位の任意数のキーワードを選択的に使用することができる。
図17に、キーワード上限20個まで利用できる撮像装置を例として、メモリーカード内に定義されたキーワード情報を参照して、再生モードで画像情報としてキーワードを情報表示する処理のフローを示す。まず、S3101にて、メモリーカードが挿入されたタイミングなどに、撮像装置の制御部100は、メモリーカード内のキーワード定義ファイルを記憶部104に読み込む。S3102にて、制御部100は、キーワード定義ファイルに定義されたキーワード数が、扱えるキーワード上限数20個を超えていると判断した場合、処理をS3103へ進める。制御部100は、キーワード定義ファイルに定義されたキーワード数が、扱えるキーワード上限数20個を超えていないと判断した場合、処理をS3104へ進める。S3103にて、制御部100は、キーワード定義ファイル中のKeyword要素のcount属性を確認して上位20個のキーワードを確定する。S3104にて、制御部100は、使用可能なキーワード数だけ、キーワードのテキストデータとビットマップデータを記憶部104に記憶する。ここまでで利用するキーワードの準備が完了する。
S3105にて、制御部100は、ユーザーによる入力部107からの画像情報表示命令がないと判断した場合、処理をS3105へ進め、ユーザーによる入力部107からの画像情報表示命令があったと判断した場合、処理をS3106へ進める。S3106にて、制御部100は、再生表示するメモリーカード(記憶媒体106)内に保存された画像データ中に記録されたキーワードを解析する。S3107にて、制御部100は、画像データ中にキーワードが付加されていないと判断した場合、処理を終了し、画像データ中にキーワードが付加されていると判断した場合、処理をS3108へ進める。S3108にて、制御部100は、記憶部104に記憶された登録済みのキーワード(登録情報)に一致するものがあるか照合する。S3109にて、制御部100は、記憶部104に記憶された登録済みのキーワードに一致するものがあると判断した場合、処理をS3110へ進める。制御部100は、記憶部104に記憶された登録済みのキーワードに一致するものがないと判断した場合、処理をS3111へ進める。S3110にて、制御部100は、記憶部104に記憶していたキーワードのビットマップデータを図7(a)に示すように表示部109に表示する。S3111にて、制御部100は、扱えないキーワードが付加されていることをユーザーに提示するためのアイコン(図示せず)を表示部109に表示する。
なお、制御部100は、記憶部の容量を抑えるために、S3104にて表示部109に表示すべきビットマップデータを記憶部104に読み込む代わりに、S3110にて次のような動作を行ってもよい。すなわち、S3110にて、制御部100は、キーワードのビットマップデータを表示するタイミングで記憶媒体106から記憶部104に読み込んでキーワードを表示部109に表示しても良い。
メモリーカード内にキーワード情報を記憶することで、撮像装置以外のメモリーカードを読み取り可能な機器で利用することができる。例えば、メモリーカードを読み取り可能なプリンタでは、メモリーカードから画像データを読み込むとともに、キーワード定義ファイルを参照して、複数の品質のビットマップデータの中から高品質なビットマップデータを読み込むことができる。これにより、画像データの印刷画像にキーワードを映し込んで印刷するとともに、その画像データに適した品質の印刷結果を得ることができる。また、情報処理装置2の通信部206にメモリーカードの読み取り装置を接続するなどして、情報処理装置でもメモリーカード内の画像データを参照できる場合、メモリーカード内に保存された画像データのキーワードの付加又は解除を直接行っても良い。この際、情報処理装置は、キーワードの付加又は解除を行った際に、キーワード定義ファイルに記述された、キーワードの利用頻度を表すcount属性の値を更新するなどメンテナンスする能力を持ち備えていることが望ましい。あるいは、情報処理装置は、新規キーワードを付加した場合に、キーワード情報の登録とビットマップデータの作成及び保存など、キーワード情報をメンテナンスする能力を持ち備えていることが望ましい。
<第3の実施形態>
次に、第3実施形態に係る画像処理システムについて説明する。第1実施形態では、文字列のキーワードを画像データ内に記録することを前提として説明をしてきたが、複数の画像データを関連付けしたグループのタイトルを含む文字列のキーワードを撮像装置において活用(表示、検索など)することも考えられる。そこで、第3実施形態では、キーワードが、複数の撮影画像データが複数のグループに分類されている場合における撮影画像データが属するグループを識別する文字列(例えば、タイトル、グループ名)を含んでいる実施形態について説明する。以下では、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
例えば、旅行などのイベント内で一連の画像をグループとして扱うと、画像データをグループとしてまとめて管理することができる。これにより、複数の画像データをグループ単位で撮像装置・情報処理装置間の転送に使用したり、グループを指定することにより複数の画像データのスライドショー方式の再生に使用したりできる。
図18に、撮像装置1の記憶媒体106内に保存された複数の画像データに対して、情報処理装置2からの操作により、グループに属する画像データの設定とグループのタイトルの設定とを可能とする画面の構成を示す。情報処理装置2の制御部200は、撮像装置1内に保存された画像データの情報処理装置2への送信要求を通信部206から撮像装置1へ送信し、受信した画像データのサムネイル画像1105を表示する。サムネイル画像1105には、画像データの属性として、撮影日時とファイル名とを表示する。ここで、制御部200は、ユーザーからの入力に応じて、複数のサムネイル画像をハイライト表示1106で選択状態にあることを示す。
制御部100は、テキストボックス1103に文字列を入力されグループ作成ボタン1101をクリックされたと判断すると、選択された複数の画像データを関連付け、グループとして設定する要求を、通信部206から撮像装置1に対して送信する。制御部200は、撮像装置1から正常にグループとして設定する処理が完了した通知を通信部206が受信したと判断すると、サムネイル画像が重なったようなオーバーラップ表示1107を表示する。これにより、制御部200は、複数のサムネイル画像がグループ化された場合に、複数の画像について、複数のサムネイル画像からグループ化されたことを表すオーバーラップ表示1107に切り替える。また、制御部200は、サムネイル画像の下部にファイル名の代わりに、テキストボックスに入力された文字列をグループのタイトルとして表示する。なお、制御部200は、タイトルの文字列を設定する際に、文字列のビットマップデータを通信部206から撮像装置1に送信する。
図19に、撮像装置1でアルバムとして設定された画像データを再生する画面を示す。グループとして設定された複数の画像データを画面下部に並べて表示し、そのうちの中央の画像データを上部に拡大表示するのに合わせ、最上部にグループのタイトルとして設定されたタイトルの文字列を表示する。このタイトルの文字列の表示は、情報処理装置2から受信したものを使用している。
図20に、外部ファイルにグループ情報を定義した場合の、記憶媒体106内のフォルダ構成を示す。記憶媒体106では、DCIMフォルダ下に画像データが保存されているのに対し、グループに関する情報がすべてPRIVATEフォルダ下にあるXMLファイルに記述され管理される。図21に、グループ定義ファイル「GROUPS.XML」のスクリプト例を示す。100PHOTOフォルダに保存されたIMG_0001.JPGなどをグループ化する場合、PRIVATEフォルダ内に作成したGROUPS.XMLファイルに、グループを構成する画像データすべての相対パスが記述されてグループの管理が行われる。また、GROUPS.XMLファイルには、さらに、グループのタイトルとしての文字列の定義が記述されていてもよい。
図22は、情報処理装置2が実行する撮像装置1内の画像データにグループ設定する処理の流れを示すフローチャートである。まず、ユーザーからのグループ設定命令を受け付ける前の準備として、S4101にて、通信部206は、撮像装置1に対して、グループ設定ファイルに記載された設定済みのグループの情報取得要求を送信する。S4102にて、通信部206は、撮像装置1から設定済みグループ情報を受信する。グループ情報は、設定された画像データや、タイトルの文字列などである。S4103にて、制御部200は、受信したグループ情報を記憶部202に記憶し、撮像装置1で扱えるグループの種類として管理しておく。
S4104にて、制御部200は、入力部203を介してユーザーからグループ設定命令の入力がないと判断した場合、処理をS4104へ進め、入力部203を介してユーザーからグループ設定命令の入力があったと判断した場合、処理をS4105へ進める。S4105にて、制御部200は、入力されたグループが撮像装置1に設定されているか、S4103で記憶部202に記憶されたグループ情報を参照して確認する。S4106にて、制御部200は、入力されたグループが撮像装置1に設定されていると判断した場合、処理をS4111へ進め、入力されたグループが撮像装置1に設定されていないと判断した場合、処理をS4107へ進める。
S4107にて、制御部200は、グループのタイトルを含む文字列のキーワードが描かれたビットマップデータを作成する。このビットマップデータは、撮像装置1の表示部109にグループを表示する際に使用することを考慮して、その用途に適した品質のビットマップデータを作成する。制御部200は、このビットマップデータ作成時に必要に応じて、撮像装置1から表示部109に表示可能なビットマップデータの形式やサイズを取得し、その取得した情報をもとに撮像装置1の表示部109に適したビットマップデータを作成しても良い。
S4108にて、通信部206は、ユーザーから入力されたグループのタイトルを含む文字列のキーワードのテキストデータと、S4107で作成したビットマップデータとを撮像装置1へ送信する。S4109にて、通信部206は、撮像装置1におけるグループのタイトルを含む文字列のキーワードの設定が完了したことの通知を撮像装置1から受信する。S4110にて、制御部200は、記憶部202に記憶していた撮像装置1の設定済みグループ情報に、ユーザーが入力したグループも設定し、更新する。
S4111にて、通信部206は、ユーザーがグループ設定対象として指定した画像データを特定するための画像IDと、ユーザーが入力したグループのタイトルを含む文字列のキーワードとを、撮像装置1へ送信する。撮像装置1は、これらを受信し次第、指定されたグループ管理ファイルに画像データのパスを記載し、ビットマップデータをファイルとして保存する。その後、撮像装置1は、処理が完了したことの通知を情報処理装置2へ送信する。S4112にて、通信部206は、グループ設定処理が完了したことの通知を撮像装置1から受信する。S4113にて、制御部200は、表示部205上に表示した画像情報表示画面410(図5参照)にさらにグループ情報を表示する。
図23は、撮像装置1が実行する情報処理装置2からの画像データへのグループ設定要求に対する処理の流れを示すフローチャートである。まず、S4201にて、制御部100は、設定済みのグループ情報の取得要求を通信部105が情報処理装置2から受信していないと判断した場合、処理をS4201へ進める。制御部100は、設定済みのグループ情報の取得要求を通信部105が情報処理装置2から受信したと判断した場合、処理をS4202へ進める。S4202にて、通信部105は、記憶部104に記憶された設定済みのグループ情報を情報処理装置2へ送信する。S4202にて、送信した撮像装置1で設定済みのグループ以外のグループをユーザーが入力することもできる。その場合、制御部100は、入力された新規のグループを扱えるようにするため、新規のグループを設定する処理を行う必要がある。そこで、S4203にて、制御部100は、通信部105がグループ設定要求を情報処理装置2から受信したと判断した場合、グループ作成処理S4204〜S4206を行うために、処理をS4204へ進める。
制御部100は、通信部105がグループ設定要求を情報処理装置2から受信していないと判断した場合、処理をS4207へ進める。S4204にて、通信部105は、グループのタイトルを含む文字列のキーワードのテキストデータとビットマップデータとを情報処理装置2から受信する。S4205にて、制御部100は、グループ管理定義データにグループのタイトルを記載し、ビットマップデータを記憶部104に記憶する。S4207にて、通信部105は、グループの設定が完了したことの通知を情報処理装置2へ送信することにより、撮像装置1上で新規のグループを設定して扱えるようになったことを情報処理装置2へ知らせる。続いて、S4207にて、制御部100は、通信部105がグループ設定要求を情報処理装置2から受信したと判断した場合、処理をS4208へ進める。制御部100は、通信部105がグループ設定要求を情報処理装置2から受信していないと判断した場合、処理をS4203へ進める。S4208にて、通信部105は、ユーザーが指定した画像を識別するための画像IDとグループのタイトルを含む文字列のテキストデータとを受信する。S4209にて、制御部100は、受信した画像IDをもとに記憶媒体106内に保存された画像データの中から、ユーザーが指定したものを特定し、その画像データのパスをグループ定義ファイルに記述する。S4210にて、通信部105は、画像データへのグループの設定が完了したことの通知を情報処理装置2へ送信する。
上記のように、本実施形態によれば、グループの設定もテキストデータ及びビットマップデータを用いて行うことができる。したがって、撮像装置1におけるグループ単位での管理・表示を容易に行うことが可能となる。
<他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (16)

  1. 複数のコンテンツデータを保持する第1の保持手段と、
    文字列のキーワードを含むテキストデータと、前記キーワードを示すキーワード画像データとを情報処理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたテキストデータとキーワード画像データとを関連付けて保持する第2の保持手段と、
    前記第2の保持手段により既に保持されているテキストデータ又はキーワード画像データに関する情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置からの指示に応じて、前記コンテンツデータと前記受信手段により受信されたテキストデータとを関連付ける関連付け手段と、
    前記第2の保持手段により保持されている複数のキーワード画像データを表示部に表示するよう制御する表示制御手段と、
    前記表示部に表示されている複数のキーワード画像データのうち、少なくとも一つを選択する指示を受け付ける受け付け手段とを有し、
    前記表示制御手段は、前記受け付け手段により受け付けられた指示によって選択された前記キーワード画像データに関連付けられているテキストデータと、前記関連付け手段により前記コンテンツデータに関連付けられているテキストデータとに基づき特定される、前記選択されたキーワード画像データに対応するコンテンツデータを、前記表示部に表示するよう制御し、
    前記受信手段により受信されるデータは、前記送信手段により送信された情報に基づき前記情報処理装置が前記第2の保持手段に未だ保持されていないと判断したデータであることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記受け付け手段は更に、前記保持手段により保持されている複数のコンテンツデータのうちの少なくとも一つを選択する指示を受け付け、
    前記受け付け手段により前記コンテンツデータが選択された場合、前記表示制御手段は、前記選択されたコンテンツデータを前記表示部に表示すると共に、前記コンテンツデータに関連付けられているテキストデータと、前記第2の保持手段により保持されるテキストデータとに基づき特定されるキーワード画像データを前記表示部に表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2の保持手段は、前記情報処理装置からの指示に応じて、保持しているキーワード画像データと前記保持しているキーワード画像データに関連付けられているテキストデータとを削除することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記受信手段は、前記キーワードを含むテキストデータと、前記キーワードを示す複数のキーワード画像データとを情報処理装置から受信し、
    前記第2の保持手段は、前記受信手段により受信されたテキストデータと複数のキーワード画像データとを関連付けて保持し、
    前記表示制御手段は、前記第2の保持手段により保持されている複数のキーワード画像データが一つのテキストデータに関連付けられている場合、前記一つのテキストデータに関連付けられている複数のキーワード画像データのうちの一つを表示するよう制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2の保持手段により前記テキストデータが所定の数以上保持されている状態で、前記受信手段により更に前記テキストデータが受信された場合、前記第2の保持手段により保持されている複数のテキストデータのうちの一つを削除して、新たに受信したテキストデータを保持することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記第1の保持手段は、前記コンテンツデータを、着脱可能な記録媒体に記録することにより保持し、
    前記第2の保持手段は、前記テキストデータおよび前記キーワード画像データを、前記記録媒体に記録することにより保持することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 被写体を撮像して画像データを前記コンテンツデータとして生成する撮像手段を更に有し、
    前記第1の保持手段は、前記撮像手段により生成された画像データを前記コンテンツデータとして保持することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記送信手段は更に、前記第1の保持手段により保持されているコンテンツデータを前記情報処理装置に送信
    前記受信手段は更に、前記コンテンツデータを識別する識別情報とテキストデータとを、前記情報処理装置から受信し、
    前記関連付け手段は、前記受信手段により受信された前記識別情報により特定されるコンテンツデータに、前記受信手段により前記識別情報と共に受信されたテキストデータを関連付けることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記キーワード画像データは、前記情報処理装置により生成された画像データであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記関連付け手段は、前記受信手段により受信されたテキストデータを、前記画像データのタイトルとして前記保持手段が保持しているコンテンツデータに関連付けることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記保持手段により保持されている複数のコンテンツデータをグループ化する手段を更に有し、
    前記関連付け手段は更に、前記グループに対して前記テキストデータを関連付けることが可能であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 画像処理装置の記録媒体に既に記録されているテキストデータ又はキーワード画像データに関する情報を前記画像処理装置から受信する受信手段と、
    前記画像処理装置の記録媒体に記録されているコンテンツデータに関連付けるためのキーワードの入力と、前記キーワードを前記コンテンツデータに対応づける指示とを受け付ける受け付け手段と、
    前記指示を受け付けたことに応じて、前記受け付け手段により受け付けられたキーワードを含むテキストデータと、前記キーワードを示すキーワード画像データを生成する生成手段と、
    前記キーワード画像データを、前記テキストデータと共に前記画像処理装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段により前記キーワード画像データが前記画像処理装置に送信された後に、前記テキストデータと前記コンテンツデータを識別する識別情報とを前記画像処理装置に送信することにより、前記テキストデータを前記コンテンツデータに対応づけるよう前記画像処理装置に指示する指示手段と
    前記指示を受け付けた場合、前記受信手段により受信された情報に基づき、前記受け付け手段により受け付けられたキーワードに対応するキーワード画像データが既に前記画像処理装置に記録済みか否かを判断する判断手段とを有し、
    前記判断手段により、前記受け付け手段により受け付けられたキーワードに対応するキーワード画像データが既に前記画像処理装置に記録済みであると判断された場合、前記指示手段は、前記生成手段によるキーワード画像データの生成および前記送信手段によるキーワード画像データの送信を経ることなく、前記テキストデータを前記コンテンツデータに対応づけるよう前記画像処理装置に指示することを特徴とする情報処理装置。
  13. 複数のコンテンツデータを保持する第1の保持ステップと、
    キーワードを示す文字コードを含むテキストデータと、前記キーワードを示すキーワード画像データとを情報処理装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信されたテキストデータとキーワード画像データとを関連付けて保持する第2の保持ステップと、
    前記第2の保持ステップで既に保持されているテキストデータ又はキーワード画像データに関する情報を前記情報処理装置に送信する送信ステップと、
    前記コンテンツデータと前記受信ステップで受信されたテキストデータとを関連付ける関連付けステップと、
    前記キーワード画像データを表示部に表示するよう制御する表示制御ステップと、
    前記表示部に表示されているキーワード画像データのうち、少なくとも一つを選択する指示を受け付ける受け付けステップとを備え、
    前記表示制御ステップでは、前記受け付けステップで受け付けられた指示によって選択された前記キーワード画像データに関連付けられているテキストデータと、前記コンテンツデータに関連付けられているテキストデータとに基づき特定される前記コンテンツデータを前記表示部に表示するよう制御し、
    前記受信ステップで受信されるデータは、前記送信ステップで送信された情報に基づき前記情報処理装置が前記第2の保持ステップで未だ保持されていないと判断したデータであることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  14. 画像処理装置の記録媒体に既に記録されているテキストデータ又はキーワード画像データに関する情報を前記画像処理装置から受信する受信ステップと、
    前記画像処理装置の記録媒体に記録されているコンテンツデータに関連付けるためのキーワードの入力と、前記キーワードを前記コンテンツデータに対応づける指示とを受け付ける受け付けステップと、
    前記指示を受け付けたことに応じて、前記受け付けステップで受け付けられたキーワードを含むテキストデータと、前記キーワードを示すキーワード画像データを前記コンテンツデータを送信した画像処理装置の機能に基づき生成する生成ステップと、
    前記キーワード画像データを、前記テキストデータと共に前記画像処理装置に送信する送信ステップと、
    前記送信ステップで前記キーワード画像データが前記画像処理装置に送信された後に、前記テキストデータと前記コンテンツデータを識別する識別情報とを前記画像処理装置に送信することにより、前記テキストデータを前記コンテンツデータに対応づけるよう前記画像処理装置に指示する指示ステップと
    前記指示を受け付けた場合、前記受信ステップで受信された情報に基づき、前記受け付けステップで受け付けられたキーワードに対応するキーワード画像データが既に前記画像処理装置に記録済みか否かを判断する判断ステップとを有し、
    前記判断ステップで、前記受け付けステップで受け付けられたキーワードに対応するキーワード画像データが既に前記画像処理装置に記録済みであると判断された場合、前記指示ステップでは、前記生成ステップでのキーワード画像データの生成および前記送信ステップでのキーワード画像データの送信を経ることなく、前記テキストデータを前記コンテンツデータに対応づけるよう前記画像処理装置に指示することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  15. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
  16. コンピュータを、請求項12に記載の情報処理装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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