JP5550775B1 - 封入剤送出装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 構造の簡素化及び小型化を図る。
【解決手段】 反対側に二つの開口2a、2bを有する形状に形成された筒状筐体2と、筒状筐体の一端部に結合されたベース部5とベース部から突出され皮膚100を穿刺する複数の針部6、6、・・・とを有すると共にベース部から針部の先端に亘る位置に送出孔3a、3a、・・・が形成された針状構造体3と、空気流入孔7aを有し筒状筐体の他端部に結合された蓋体4とを備えた。ベース部と筒状筐体と蓋体によって、送出孔と空気流入孔に連通され膨張剤11と封入剤10が分離された状態で封入される内部空間9が形成され、膨張剤が空気流入孔から流入される空気によって膨張され封入剤に圧力が付与されて送出孔から送出される。これにより内部空間に封入された封入剤が送出孔から送出されるため、構造の簡素化及び小型化を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部空間に封入された封入剤を皮膚に穿刺される複数の針部から送出する封入剤送出装置についての技術分野に関する。
特許4427691号 米国特許第3964482号 国際公開第2000/74764号 特許公開2013−90808号
注射を用いて表皮、真皮、皮下、筋肉に針を穿刺して薬剤を患者に投与する方法があるが、真皮より内側への針の穿刺は患者において痛みが生じ苦痛を伴うことが多い。
一方、薬剤を液状にして皮膚に塗布し浸透させ患者に投与する方法がある。この方法においては、患者に苦痛を伴うことなく薬剤を投与することが可能であるが、発汗や機械的要因によって薬剤が皮膚から除去されることがあり、患者への薬剤の投与が不十分になるおそれがある。また、薬剤を皮膚に塗布して浸透させる方法にあっては、分子量の大きな薬剤が投与される場合に、皮膚からの吸収が不十分になり皮膚に障害を及ぼすおそれもある。
そこで、薬剤を低分子のコラーゲン等に混合し、複数の針部を有する針状構造体を粘着テープを用いて皮膚に貼ることにより注射する方法がある(例えば、特許文献1参照)。このような方法は「貼る注射」として知られ、薬剤を含んだコラーゲン等の針部が体温によって溶解され、薬剤が皮膚(表皮)で吸収され、痛みを伴わずに薬剤を投与することができる。
また、針を皮膚に穿刺して液状の薬剤をリザーバーから電気泳動やポンプやモーター等を用いて供給して皮下に注入する方法がある(例えば、特許文献2、特許文献3及び特許文献4参照)。この方法は、薬剤を供給するための大きなリザーバーを要しているため、「貼る注射」よりも多くの薬剤を患者に投与することが可能である。
ところが、特許文献2乃至特許文献4に記載された方法にあっては、患者に痛みを伴うことなく多くの薬剤を投与することが可能であるが、リザーバーが必要であると共に電気回路やポンプ等が必要であり、複雑な構造の大掛かりな装置を用いることになり、特に、日常生活において使用する際に不都合を生じてしまう。
そこで、本発明封入剤送出装置は、上記した問題点を克服し、構造の簡素化及び小型化を図ることを目的とする。
第1に、本発明に係る封入剤送出装置は、少なくとも一部が筒状にされ反対側に二つの開口を有する形状に形成された筒状筐体と、前記筒状筐体の一端部に一方の前記開口を閉塞する状態で結合されたベース部と前記ベース部の一方の面から突出され皮膚を穿刺する複数の針部とを有すると共に前記ベース部から前記針部の先端に亘る位置に封入剤を送出する送出孔が形成された針状構造体と、空気流入孔を有し前記筒状筐体の他端部に他方の前記開口を閉塞する状態で結合された蓋体と、前記封入剤の前記送出孔からの非送出時に前記蓋体に貼り付けられ前記空気流入孔を閉塞する封止フィルムとを備え、前記ベース部と前記筒状筐体と前記蓋体によって、前記送出孔と前記空気流入孔に連通され膨張剤と前記封入剤が分離された状態で封入される内部空間が形成され、前記膨張剤は空気遮断フィルムの内部に収容された状態で前記内部空間に封入されるとともに鉄を主成分とした材料から成り、前記空気遮断フィルムに貫通孔が形成されて前記空気流入孔から空気が流入され、前記流入された空気中の少なくとも酸素により酸化鉄が生成されて前記膨張剤が膨張され、前記膨張剤の膨張によって前記封入剤に圧力が付与されて前記封入剤が前記送出孔から送出され、前記封止フィルムが前記蓋体に貼り付けられて前記封入剤の前記送出孔からの送出が停止されるものである。
これにより、患者の皮膚に複数の針部が穿刺された状態において膨張剤が膨張されることにより内部空間に封入された封入剤が送出孔から送出される。また、膨張剤の膨張によって封入剤に圧力が付与されて封入剤が送出孔から送出される。さらに、膨張剤が空気と遮断されるため、封入剤の送出前において膨張剤が膨張されることがない。さらにまた、封入剤送出装置の非使用時に空気流入孔に異物が侵入して空気遮断フィルムに貫通孔が形成されることがない。
に、上記した本発明に係る封入剤送出装置においては、前記封入剤がバリアフィルムによって覆われた状態で前記内部空間に封入され、前記バリアフィルムの各部がそれぞれ前記封入剤と前記筒状筐体の間及び前記封入剤と前記膨張剤の間に位置されることが望ましい。
これにより、封入剤が膨張剤と分離され、膨張剤及び筒状筐体からの封入剤への金属イオン等の生体不適合成分が侵入されない。
本発明によれば、患者の皮膚に複数の針部が穿刺された状態において膨張剤が膨張されることにより内部空間に封入された封入剤が送出孔から送出されるため、リザーバーや電気回路やポンプ等の構造が不要になり、構造の簡素化及び小型化を図ることができる。
図2乃至図11と共に本発明封入剤送出装置の実施の形態を示すものであり、本図は、封入剤送出装置の全体構造を示す断面図である。 図2乃至図6と共に封入剤送出装置の組立の手順を示すものであり、本図は、筒状筐体に針状構造体が結合された状態を示す断面図である。 筒状筐体の内部に、順に、バリアフィルムによって覆われた封入剤と空気遮断フィルムの内部に収容された膨張剤とが挿入された状態を示す断面図である。 筒状筐体に蓋体が結合された状態を示す断面図である。 蓋体に封止フィルムが貼り付けられて空気流入孔が閉塞された状態を示す断面図である。 封入剤送出装置の一部に貼着テープが貼り付けられて注射器が構成された状態を示す断面図である。 図8及び図9と共に封入剤送出装置の使用時における作業及び動作を示すものであり、本図は、粘着テープが皮膚に貼り付けられ、針部が皮膚に穿刺された状態を示す断面図である。 蓋体から封止フィルムが剥離され、空気流入孔に孔開け治具が挿入され空気遮断フィルムに貫通孔が形成された状態を示す断面図である。 空気遮断フィルムの内部に空気が流入され、膨張剤が膨張されて封入剤が送出孔から送出された状態を示す断面図である。 封入剤送出装置の第1の変形例を示す断面図である。 封入剤送出装置の第2の変形例を示す断面図である。
以下に、本発明封入剤送出装置を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
封入剤送出装置には複数の針部が設けられており、以下の説明にあっては、針部の延びる方向を上下方向とし、針部の先端方向を下方として上下方向を示すものとする。尚、以下に示す上下方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
<封入剤送出装置の全体構造>
先ず、封入剤送出装置1の全体構造について説明する(図1参照)。
封入剤送出装置1は、上下に貫通された円筒状や角筒状等の筒状に形成された筒状筐体2と筒状筐体2の下端部に結合された針状構造体3と筒状筐体2の上端部に結合された蓋体4とを有している。
筒状筐体2は、例えば、剛性の高いステンレス等の金属材料や剛性の高い樹脂材料によって形成されている。筒状筐体2は、例えば、外径(外形)が10mm程度にされている場合に厚みが0.5mm〜2.0mmにされ、例えば、高さが1mm〜10mmにされている。筒状筐体2の高さが1mm〜10mmにされることにより、封入剤送出装置1の高さが必要以上に高くなることがなく、封入剤送出装置1が後述する貼着テープによって皮膚に貼り付けられた状態において外部からの剥がす力を受け難くされている。
針状構造体3は上下方向を向く平板状のベース部5とベース部5から下方へ突出され皮膚に穿刺される複数の針部6、6、・・・とが生体適合材料や生分解性高分子材料によって一体に形成されている。針状構造体3は、例えば、フォトリソ工程やLIGA(Lithographie Galvanoformung Abformung)によって形成された成形型に材料(溶融材料又はペースト状の材料)が充填され固化された後に成形型から離型されることにより形成される。
生体適合材料としては、例えば、ポリイミドやポリアミド等が用いられ、生分解性高分子材料としては、例えば、ポリ乳酸、ポリヒドロキシ酪酸、ポリエチレンテレフタレート等が用いられる。針状構造体3は針部6、6、・・・が皮膚に穿刺されるため、皮膚に穿刺される際の折れを防止する必要があり、一定以上の剛性が必要とされる。従って、針状構造体3は弾性率が0.5GPa以上の材料によって形成されることが望ましい。
ベース部5は円板状又は矩形板状に形成され、外径(外形)が筒状筐体2の外径(外形)と同じ大きさに形成されている。
針部6、6、・・・はベース部5の下面5aから下方へ突出され、水平方向において離隔して位置されている。針部6はマイクロニードルと称される微少な突起であり、例えば、下方へ行くに従って径が小さくなる円錐台状又は角錐台状に形成され、長さが、例えば、100μm〜200μmにされ、先端の径(幅)が50μm以下にされ、基端(付け根)の径(幅)が100μm以下にされている。
針部6の各径(各幅)及び長さを上記のような値にすることにより、針部6が皮膚に穿刺される際に折れ難くなると共に患者が苦痛を伴い難くなる。また、針部6、6、・・・のピッチ(間隔)は、小さ過ぎると皮膚への穿刺が行い難くなり、大き過ぎると針部6、6、・・・の数が少なくなり過ぎ、後述する封入剤(薬剤や化粧剤等)の投与が不十分になるため、皮膚への穿刺が行われ易く十分に封入剤の投与が行われる値、例えば、0.4〜1.0mmが好適である。
針状構造体3にはベース部5の上面5bから針部6、6、・・・の先端に亘る位置に、それぞれ封入剤が送り出される送出孔3a、3a、・・・が形成されている。送出孔3aは針状構造体3を貫通された状態で形成され、径が、例えば、10μm以下にされている。
針状構造体3はベース部5の外周部が筒状筐体2の下面に結合されている。ベース部5の筒状筐体2に対する結合は、例えば、接着や熱圧着等によって行われ、ベース部5が筒状筐体2に結合されることにより、筒状筐体2の下側の開口2aがベース部5によって閉塞される。ベース部5の筒状筐体2に対する結合に際して用いられる接着剤としては、針状構造体3と同様の成分の生体適合性の接着剤又は生分解性の高分子接着剤が用いられる。
蓋体4は金属材料又は樹脂材料によって形成され、本体部7と本体部7の上端部から外方へ張り出されたフランジ部8とから成る。
本体部7はフランジ部8より下側の外径(外形)の大きさが針状構造体2の内径(内形)の大きさと略同じにされている。本体部7には上下に貫通された空気流入孔7aが形成されている。空気流入孔7aは複数が形成されていてもよい。
蓋体4は、本体部7のうちフランジ部8より下側の部分が筒状筐体2の上端部に嵌合され、フランジ部8が、例えば、接着や熱圧着等によって結合される。蓋体4が筒状筐体2に結合されることにより、筒状筐体2の上側の開口2bが本体部8によって閉塞される。
尚、封入剤送出装置1が繰り返し使用可能なタイプである場合には、封入剤送出装置1の内部に後述する封入剤と膨張剤を繰り返し封入する必要があるため、蓋体4は筒状筐体2に接着や熱圧着等によって結合されることなく、筒状筐体2に対して取外可能な状態で結合される。
上記のように筒状筐体2に下側から針状構造体3が結合され上側から蓋体4が結合されることにより、ベース部5と筒状筐体2と本体部8によって内部空間9が形成される。内部空間9は針状構造体3の送出孔3a、3a、・・・と蓋体4の空気流入孔7aに連通されている。
内部空間9には封入剤10と膨張剤11が、例えば、上下方向において分離された状態で封入されている。
封入剤10は膨張剤11の下側に位置されている。封入剤10は薬剤や化粧剤等の人の皮膚から体内に投与される物質であり、経皮吸収製剤として使用されている水溶性の薬剤や化粧剤等であれば特に限定されることがなく、皮膚から体内に投与されるものであればよく、例えば、健康補助剤等であってもよい。
薬剤としては、例えば、解熱鎮痛消炎剤、ステロイド系抗炎症剤、血管拡張剤、不整脈用剤、血圧降下剤、局所麻酔剤、ホルモン剤、抗ヒスタミン剤、全身麻酔剤、睡眠鎮痛剤、抗癲癇剤、精神神経用剤、骨格筋弛緩剤、自立神経用剤、抗パーキンソン剤、利尿剤、血管収縮剤、呼吸促進剤等が挙げられる。化粧剤としては、例えば、美白成分、抗しわ成分、血行促進成分、ダイエット成分、抗菌成分等の各成分を有するものが挙げられる。
封入剤10は内部空間9に封入された状態において、針部6、6、・・・が皮膚に穿刺されたときに体温で溶融するように低分子のコラーゲンやゼラチン等によってゲル化されている。封入剤10は針状構造体3のベース体5に接する面以外はバリアフィルム12によって覆われ、バリアフィルム12の各部が封入剤10と筒状筐体2の間及び封入剤10と膨張剤11の間に位置され、バリアフィルム12の各部が筒状筐体2の内周面と膨張剤11の下面とに密着されている。
バリアフィルム12としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリエチレン及びエチレン−酢酸ビニル共重合体、環状オレフィンコポリマー、ポリプロピレン等によって形成されている。
上記したように、バリアフィルム12の各部が封入剤10と筒状筐体2の間及び封入剤10と膨張剤11の間に位置されることにより、封入剤10が膨張剤11と確実に分離され、膨張剤11及び筒状筐体2からの封入剤10への金属イオン等の生体不適合成分の侵入が防止され、体内への生体不適合成分の侵入を防止することができる。
封入剤10の針状構造体3のベース体5に接する面はバリアフィルム12によって覆われていないため、ゲル化された封入剤10の一部は送出孔3a、3a、・・・に充填されている。尚、封入剤10の送出孔3a、3a、・・・への充填は、例えば、封入剤10に人の体温と同じ温度の熱を加えて封入剤10を液化して内部空間9側から送出孔3a、3a、・・・に針部6、6、・・・の先端まで封入されるように押し込むことにより行う。封入剤10が送出孔3a、3a、・・・に封入された状態においては、封入剤10の針部6、6、・・・からの不必要な送出が行われないようにするために封入剤10を冷却してゲル化することが望ましい。
膨張剤11は金属粉末、例えば、鉄粉等を主成分とした材料から成り、空気中の少なくとも酸素により酸化鉄が生成されて膨張される。具体的には、膨張剤11は鉄粉等の金属粉末を主成分として、食塩等の金属ハロゲン化物又は硫酸金属塩類等の反応助剤と水及び高分子吸収剤等の保水剤とによって形成されている。
膨張剤11は空気遮断フィルム13の内部に収容され空気と遮断された状態で内部空間9に封入されている。空気遮断フィルム13は、例えば、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂やナイロン(合成高分子ポリアミド)系の合成樹脂によって形成されている。
空気遮断フィルム13は各部が筒状筐体2の内周面と蓋体4の下面とバリアフィルム12の上面とに密着されている。
膨張剤11は、空気遮断フィルム13に貫通孔が形成されると、蓋体4の空気流入孔7aを介して流入される空気によって鉄が酸化鉄に変化され、熱を発生すると共に体積が約2.5倍に膨張する。膨張剤11が膨張すると、膨張によって封入剤10に圧力が付与されて封入剤10が送出孔3a、3a、・・・から送出される。膨張剤11は体積が約2.5倍に膨張するため、例えば、厚さ0.5mm分の膨張剤11は、厚さ0.75mm分の封入剤10を送出孔3a、3a、・・・から送出させることが可能である。
上記したように、膨張剤11が空気遮断フィルム13によって覆われることにより、膨張剤11が空気と遮断されるため、封入剤10の送出前において膨張剤11が誤って膨張されることがなく、封入剤10の誤送出を防止することができる。また、膨張される前において膨張剤11を体積が小さい状態で保存することができ、その分、内部空間9の大きさを小さくすることが可能であり、封入剤送出装置1の小型化を図ることができる。
蓋体4の上面には封止フィルム14が貼り付けられている。封止フィルム14としては、蓋体4に対する貼付と剥離を繰り返し行うことが可能な粘着テープ等が用いられる。封止フィルム14によって蓋体4の空気流入孔7aが封止される。
封止フィルム14は封入剤送出装置1の使用時(薬剤等の投与時)に蓋体4から剥離され、蓋体4が剥離されることにより空気流入孔7aの封止状態が解除される。
このように蓋体4に封止フィルム14が貼り付けられることにより、封入剤送出装置1の非使用時に空気流入孔7aが封止され、封入剤送出装置1の非使用時に誤って空気流入孔7aに異物が侵入して空気遮断フィルム13に貫通孔が形成されることがなく、封入剤送出装置1の誤使用を防止することができる。
また、蓋体4に封止フィルム14が貼り付けられることにより、空気流入孔7aに異物が侵入して目詰まりし空気流入孔7aにおける空気の流入が阻害されることがなく、封入剤送出装置1の使用時に確実に封入剤10を外部へ送出させることができる。
<封入剤送出装置の組立の手順>
次に、上記した封入剤送出装置1の組立の手順について説明する(図2乃至図6参照)。
先ず、筒状筐体2の下端部に接着や熱圧着等によって針状構造体3のベース部5を結合する(図2参照)。
次に、筒状筐体2の内部に、バリアフィルム12によって覆われた封入剤10と空気遮断フィルム13の内部に収容された膨張剤11とを上側から順に挿入する(図3参照)。封入剤10は下面がベース部5の上面5bに接した状態にされ、空気遮断フィルム13の下面がバリアフィルム12の上面に接した状態にされる。
続いて、筒状筐体2の上端部に蓋体4を結合する(図4参照)。筒状筐体2が蓋体4に結合されることにより内部空間9が形成され、内部空間9に封入剤10と膨張剤11が封入される。
次いで、蓋体4の上面に封止フィルム14を貼り付けて空気流入孔7aを閉塞し、封入剤送出装置1の組立を終了する(図5参照)。
上記のように封入剤送出装置1が組み立てられたときには、上記したように、封入剤10に人の体温と同じ温度の熱を加えて封入剤10を液化して内部空間9側から送出孔3a、3a、・・・に押し込み、封入剤10を冷却してゲル化する。
最後に、封入剤送出装置1の一部に貼着テープ15、15を貼り付ける(図6参照)。封入剤送出装置1の一部に貼着テープ15、15が貼り付けられることにより注射器16が構成される。貼着テープ15、15はそれぞれ基材層15a、15aと粘着層15b、15bを有している。封入剤送出装置1の使用時には粘着層15b、15bが皮膚に粘着されて粘着テープ15、15が貼り付けられる。
<封入剤送出装置の使用時における作業及び動作>
以下に、封入剤送出装置1の使用時における作業及び動作について説明する(図7乃至図9参照)。
封入剤送出装置1の使用時は、上記したように、貼着テープ15、15が貼り付けられ注射器16が構成された状態において行われる。
先ず、粘着テープ15、15を皮膚100に貼り付け、針状構造体3の針部6、6、・・・を皮膚100に穿刺する(図7参照)。
次に、蓋体4から封止フィルム14を剥離し、空気流入孔7aに上側から針状の孔開け治具50を挿入し空気遮断フィルム13に孔開け治具50の先端を押し付ける(図8参照)。空気遮断フィルム13に孔開け治具50の先端が押し付けられることにより、空気遮断フィルム13に貫通孔が形成される。
空気遮断フィルム13に貫通孔が形成されると、空気流入孔7aを介して貫通孔から空気遮断フィルム13の内部に空気が流入され、空気中の少なくとも酸素により酸化鉄が生成されて膨張剤11が膨張される(図9参照)。膨張剤11が膨張されると、封入剤10に圧力が付与される。このとき皮膚100に穿刺された針部6、6、・・・に体温による熱が加えられており、送出孔3a、3a、・・・に封入されている封入剤10が溶融されて液化され、封入剤10が送出孔3a、3a、・・・から送出される。送出孔3a、3a、・・・から送出された封入剤10は、皮膚100を通して体内に投与される。
封入剤送出装置1にあっては、上記したように、膨張剤11の下側に封入剤10が封入されているため、膨張剤11の膨張時に封入剤10が上方から押圧され、封入剤10が内部空間9から送出孔3a、3a、・・・に順次送り込まれるときに、膨張剤11を収容する空気遮断フィルム13によって送出孔3a、3a、・・・の上側の開口が閉塞され難い。従って、封入剤10が内部空間9から各送出孔3a、3a、・・・に一定の速度で一定量ずつ送り込まれ、封入剤送出装置1の安定した使用状態を確保することができる。
尚、封入剤送出装置1の使用時に途中で封入剤10の送出を停止させたい場合には、蓋体4に再び封止フィルム14を貼り付けて空気流入孔7aを閉塞し、空気遮断フィルム13の内部への空気の流入が行われないようにして膨張剤11の膨張を停止させればよい。
上記したように、封入剤送出装置1にあっては、膨張剤11が鉄を主成分とした材料から成り空気中の少なくとも酸素により酸化鉄が生成されて膨張され封入剤10が外部へ送出されるため、簡単な構成により確実に封入剤10を外部へ送出させることができる。また、膨張される前において膨張剤11を体積が小さい状態で保存することができ、その分、内部空間9の大きさを小さくすることが可能であり、封入剤送出装置1の小型化を図ることができる。
<封入剤送出装置の変形例>
以下に、封入剤送出装置の各変形例について説明する(図10及び図11参照)。
先ず、第1の変形例に係る封入剤送出装置1Aについて説明する(図10参照)。尚、以下に示す第1の変形例に係る封入剤送出装置1Aは、上記した封入剤送出装置1と比較して、筒状筐体の形状が異なることのみが相違するため、封入剤送出装置1と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については封入剤送出装置1における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
封入剤送出装置1Aは筒状筐体2Aを有し、筒状筐体2Aは上下に貫通された円筒状や角筒状等の筒状に形成された筒状部17と筒状部17の下端部から内方へ張り出された内フランジ部18とから成る。
針状構造体3のベース部5は外径(外形)が筒状部17の内径(内形)と同じ大きさに形成されている。針状構造体3はベース部5の外周部が内フランジ部18の上面に結合されている。
封入剤送出装置1Aにおいては、内フランジ部18が設けられているため、筒状筐体2の内部に、針状構造体3とバリアフィルム12によって覆われた封入剤10と空気遮断フィルム13の内部に収容された膨張剤11とを上側から順に挿入することにより組み立てることが可能である。
従って、封入剤送出装置1Aにあっては、組立が簡単であり、製造コストの削減及び製造時間の短縮化を図ることができる。
次に、第2の変形例に係る封入剤送出装置1Bについて説明する(図11参照)。尚、以下に示す第2の変形例に係る封入剤送出装置1Bは、上記した封入剤送出装置1と比較して、封入剤と膨張剤の内部空間における封入状態が異なることのみが相違するため、封入剤送出装置1と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については封入剤送出装置1における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
封入剤送出装置1Bは、内部空間9に封入剤10と膨張剤11が、例えば、内外において分離された状態で封入されている。
封入剤10は円柱状又は角柱状にされ、内部空間9における中央側の部分に封入され、針状構造体3のベース体5に接する面以外がバリアフィルム12Bによって覆われている。封入剤10は針状構造体3のベース体5に接する面が、針状構造体3に形成された送出孔3a、3a、・・・の上側に位置されている。
膨張剤11は環状にされ、空気遮断フィルム13Bの内部に収容された状態で内部空間9における外周側の部分に封入され、封入剤10の外周側に位置されている。空気遮断フィルム13Bは各部が筒状筐体2の内周面と蓋体4の下面とベース部5の上面5bと封入剤10の外周面とに密着されている。
蓋体4には空気遮断フィルム13Bに連通する位置に空気流入孔7aが形成されている。
尚、封入剤送出装置1Bは内部空間9における封入剤10と膨張剤11の封入状態の一例を示したものであり、封入剤10と膨張剤11は膨張剤11の膨張により封入剤10が送出孔3a、3a、・・・から送出される位置関係にされていればよく、内部空間9において任意の封入状態にすることが可能である。
<まとめ>
以上に記載した通り、封入剤送出装置1、1A、1Bにあっては、針状構造体3のベース部5と筒状筐体2と蓋体4によって、送出孔3a、3a、・・・と空気流入孔7aに連通され膨張剤11と封入剤10が分離された状態で封入される内部空間9が形成され、膨張剤11の膨張によって封入剤10が送出孔3a、3a、・・・から送出されるように構成されている。
従って、患者の皮膚に複数の針部6、6、・・・が穿刺された状態において膨張剤11が膨張されることにより内部空間9に封入された封入剤10が送出孔3a、3a、・・・から送出されるため、リザーバーや電気回路やポンプ等の構造が不要になり、構造の簡素化及び小型化を図ることができる。
1…封入剤送出装置
2…筒状筐体
2a…開口
2b…開口
3…針状構造体
3a…送出孔
4…蓋体
5…ベース部
6…針部
7a…空気流入孔
9…内部空間
10…封入剤
11…膨張剤
12…バリアフィルム
13…空気遮断フィルム
14…封止フィルム
100…皮膚
1A…封入剤送出装置
2A…筒状筐体
1B…封入剤送出装置
12B…バリアフィルム
13B…空気遮断フィルム

Claims (2)

  1. 少なくとも一部が筒状にされ反対側に二つの開口を有する形状に形成された筒状筐体と、
    前記筒状筐体の一端部に一方の前記開口を閉塞する状態で結合されたベース部と前記ベース部の一方の面から突出され皮膚を穿刺する複数の針部とを有すると共に前記ベース部から前記針部の先端に亘る位置に封入剤を送出する送出孔が形成された針状構造体と、
    空気流入孔を有し前記筒状筐体の他端部に他方の前記開口を閉塞する状態で結合された蓋体と
    前記封入剤の前記送出孔からの非送出時に前記蓋体に貼り付けられ前記空気流入孔を閉塞する封止フィルムとを備え、
    前記ベース部と前記筒状筐体と前記蓋体によって、前記送出孔と前記空気流入孔に連通され膨張剤と前記封入剤が分離された状態で封入される内部空間が形成され、
    前記膨張剤は空気遮断フィルムの内部に収容された状態で前記内部空間に封入されるとともに鉄を主成分とした材料から成り、
    前記空気遮断フィルムに貫通孔が形成されて前記空気流入孔から空気が流入され、前記流入された空気中の少なくとも酸素により酸化鉄が生成されて前記膨張剤が膨張され、前記膨張剤の膨張によって前記封入剤に圧力が付与されて前記封入剤が前記送出孔から送出され
    前記封止フィルムが前記蓋体に貼り付けられて前記封入剤の前記送出孔からの送出が停止される
    封入剤送出装置。
  2. 前記封入剤がバリアフィルムによって覆われた状態で前記内部空間に封入され、
    前記バリアフィルムの各部がそれぞれ前記封入剤と前記筒状筐体の間及び前記封入剤と前記膨張剤の間に位置される
    請求項1に記載の封入剤送出装置。
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