JP5549715B2 - 空気清浄装置、空気清浄装置の製造方法、放熱デバイス - Google Patents

空気清浄装置、空気清浄装置の製造方法、放熱デバイス Download PDF

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本発明は、例えば住宅、事務所、又は工場などで用いられる空気清浄装置、空気清浄装置の製造方法、及び放熱デバイスに関する。
特許文献1には触媒を有する脱臭装置を備えた空気清浄装置が開示されている。この空気清浄装置は、ヒータを用いた加熱により活性化した触媒によって汚染ガスを酸化分解するものである。特許文献2には、金属板を貫通する2本のヒートパイプを有する放熱デバイスが開示されている。
特開2000−015037号公報 特開2002−195772号公報
空気清浄装置では、表面に触媒を形成した金属板に棒状のヒータを貫通させて、そのヒータにより金属板を加熱し触媒を活性化することがある。ヒータにより効率よく金属板を加熱するためには金属板とヒータが密着していることが重要である。放熱デバイスでは、金属板に棒状の伝熱体を貫通させて、伝熱体から金属板へ熱を伝導させることがある。
上述の空気清浄装置では、金属板とヒータの線膨張係数が異なるため、ヒータの加熱と冷却を繰り返すうちに金属板とヒータの接触状態が変化し、金属板とヒータの密着度が低下してくる問題があった。
上述の放熱デバイスでは、金属板と放熱体の線膨張係数が異なるため、長期間の使用により金属板と放熱体の接触状態が変化し、金属板と放熱体の密着度が低下してくる問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、金属板と金属板を貫通する部材とを十分に密着させることができる空気清浄装置、空気清浄装置の製造方法、放熱デバイスを提供することを目的とする。
本願の発明に係る空気清浄装置は、2つの貫通穴を有し、表面に脱臭触媒が形成された金属板と、該2つの貫通穴を貫通し、該金属板を弾性変形させたまま保持する、該金属板を加熱するための棒状のヒータと、該金属板に風を当てる送風機と、を備えたことを特徴とする。
本願の発明に係る他の空気清浄装置は、端部と中央部とを有し、第1貫通穴と第2貫通穴が形成され、表面に脱臭触媒が形成された第1金属板と、端部と中央部とを有し、第1貫通穴と第2貫通穴が形成され、表面に脱臭触媒が形成された第2金属板と、該第1金属板の該第1貫通穴と該第2金属板の該第1貫通穴を貫通し、該第1金属板から第1方向の力を受け該第2金属板から該第1方向と反対の第2方向の力を受けることで弾性変形した棒状の第1ヒータと、該第1金属板の該第2貫通穴と該第2金属板の該第2貫通穴を貫通し、該第2金属板から該第1方向の力を受け該第1金属板から該第2方向の力を受けることで弾性変形した棒状の第2ヒータと、を備えたことを特徴とする。
本願の発明に係る放熱デバイスは、2つの貫通穴を有する金属板と、該2つの貫通穴を貫通し、該金属板を弾性変形させたまま保持する、該金属板に熱を伝導する棒状の放熱体と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、金属板を貫通する部材は、金属板を弾性変形させたまま保持するので、金属板と当該部材を十分に密着させることができる。
本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の断面図である。 空気清浄ユニットの斜視図である。 金属板とヒータの断面図である。 空気清浄ユニットの製造方法を示す斜視図である。 空気を屋外に排気することを示す空気清浄装置の断面図である。 空気を屋内に循環させることを示す空気清浄装置の断面図である。 空気循環時間と金属板への臭気物質の吸着量の関係を示すグラフである。 再生処理により金属板の臭気物質残存量が低下することを示すグラフである。 金属板の加熱時における金属板の理想的温度分布を示すグラフである。 本発明の実施の形態1に係る金属板の形状例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気清浄ユニットの形状例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空気清浄ユニットの製造方法を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る空気清浄ユニットの斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る空気清浄ユニットの形状例の製造方法を示す斜視図である。 図14に示すヒータを貫通穴に挿入し終えた空気清浄ユニットを示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る空気清浄ユニットの他の形状例を示す平面図である。 本発明の実施の形態3に係る空気清浄ユニットの側面図である。 本発明の実施の形態4に係る空気清浄ユニットの側面図である。 本発明の実施の形態5に係る空気清浄ユニットの側面図である。 本発明の実施の形態5に係る空気清浄ユニットの形状例を示す側面図である。 本発明の実施の形態6に係る空気清浄ユニットの正面図である。 複数の金属板の第1貫通穴に第1ヒータを貫通させたことを示す正面図である。 第1ヒータを弾性変形させることを示す正面図である。 第2ヒータを第2貫通穴に貫通させることを示す正面図である。 本発明の実施の形態6に係る空気清浄装置の形状例を示す正面図である。 本発明の実施の形態7に係る空気清浄ユニットの正面図である。 当て治具を折り曲げ部に当てることを示す正面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の断面図である。空気清浄装置10は、吸気用グリル12を備えている。吸気用グリル12は、油等のミストや臭気成分(以後臭気物質という)が発生する台所の調理場などに備え付けられるものである。吸気用グリル12には筐体14が固定されている。筐体14の中には送風機16が収容されている。送風機16は、モータ16aとモータ16aにより駆動されるフィン16bを備えている。送風機16の送風先には、風路切り替えダンパー18がある。風路切り替えダンパー18は筐体14に固定されている。
風路切り替えダンパー18は送風機16から送風された空気を屋外に排気するか屋内に循環させるかを切り替えるものである。空気を屋外に排気するために筐体14には排気口22が設けられている。空気を屋内に循環させるために筐体14の中に循環経路24が設けられている。循環経路24には空気清浄ユニット26が収容されている。空気清浄ユニット26は、金属板30とヒータ32を備えている。送風機16、風路切り替えダンパー18、及びヒータ32は制御部34により制御される。
図2は、空気清浄ユニットの斜視図である。空気清浄ユニット26は金属板30を備えている。金属板30は表面に脱臭触媒を備えている。脱臭触媒は、例えば酸化マンガン、酸化セリウム、白金、銀、パラジウム、ルテニウム、クロム、コバルト、又はこれらの化合物と、耐熱性のバインダーとから構成されている。
脱臭触媒は臭気物質を吸着し酸化分解する脱臭剤として機能する。金属板30には貫通穴30aが形成されている。貫通穴30aの形状は4角形となっている。貫通穴30aには棒状のヒータ32が貫通している。ヒータ32は、2つの貫通穴30aを貫通しつつ、金属板30を加熱できるように金属板30と接している。しかも、ヒータ32は金属板30を弾性変形させたまま保持している。言い換えれば、金属板30は弾性域内で湾曲させられた状態でヒータ32に接続されている。
図3は、金属板とヒータの断面図である。金属板30は熱伝導性の優れた材料で形成された金属部30bを有している。金属部30bの表面には脱臭触媒30cが形成されている。図4は、空気清浄ユニットの製造方法を示す斜視図である。金属板30を弾性変形させた状態でヒータ32を金属板30の貫通穴30aに貫通させることで空気清浄ユニット26が製造できる。
次いで、本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置10の動作について説明する。まず、送風機16から送風された空気を屋外に排気する場合について説明する。図5は、空気を屋外に排気することを示す空気清浄装置の断面図である。図5の矢印方向に空気が流れる。他方、調理等にIHクッキングヒーター等の電磁調理器やハロゲンヒーター等の電気加熱器具を使用する場合は二酸化炭素が発生しないので必ずしも屋外に排気する必要もなく、空気を屋内に循環させる。図6は、空気を屋内に循環させることを示す空気清浄装置の断面図である。送風機16により金属板30に風を当てる。これにより、金属板30の表面の脱臭触媒が空気中の臭気物質を吸着して空気を清浄化する。
ところで、空気循環時間が増えると、脱臭触媒による臭気物質の酸化機能が弱まり金属板30による臭気物質の吸着能力が低下してくる。図7は、空気循環時間と金属板への臭気物質の吸着量の関係を示すグラフである。空気循環時間が増えると臭気物質の単位時間あたりの吸着量は低下していく。金属板30による臭気物質の吸着能力を再生するために、金属板30に吸着した臭気物質を除去する処理(以後再生処理という)を行う。再生処理は、屋外排気中又は送風機停止中に、ヒータ32により金属板30を加熱する処理である。このとき、脱臭触媒が例えば60℃〜300℃まで加熱されるようにする。図8は、再生処理により金属板の臭気物質残存量が低下することを示すグラフである。
金属板を加熱すると脱臭触媒の作用が活性化され脱臭触媒表面に付着していた未反応の臭気物質などを除去できる。よって、金属板への臭気物質の吸着量を回復させることができる。なお、金属板の加熱時には、金属板の大部分が臭気物質の分解温度範囲におさまるようにすることが好ましい。なぜなら、脱臭触媒の種類により、高温にしすぎると触媒が劣化して所望の性能を満たさなくなるからである。図9は、金属板の加熱時における金属板の理想的温度分布を示すグラフである。このような温度分布とするためには、金属板の外周の各部分とヒータとの距離を略一定値とすることが好ましい。
上記の再生処理を一定間隔で繰り返すといわゆるヒートサイクル状態となる。そうすると、ヒータ32と金属板30の線膨張係数の違いから例えば金属板の貫通穴の形状が変形するなどして、ヒータ32と金属板30の密着度が低下したり、ヒータ32と金属板30の接触面積が低下したりする。ヒータ32と金属板30の密着度や接触面積が低下すると再生処理時に金属板を十分に加熱できない問題があった。
しかしながら、本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置10によれば、金属板30が弾性変形しているので常に金属板30をヒータ32に押し付ける力が働いている。従って、ヒートサイクル状態においてヒータ32と金属板30の位置関係が変わりづらいので貫通穴30aの形状の変形を抑制できる。また、貫通穴30aの形状が僅かに変化しても、金属板30の弾性力により金属板30がヒータ32に押し付けられるので、ヒータ32と金属板30の密着度及び接触面積を維持できる。従って、多数回の再生処理を実施したあとの再生処理時において金属板30の全面にすばやく熱を伝導させることができる。
図10は、本発明の実施の形態1に係る金属板の形状例を示す図である。破線部分は貫通穴を示す。図10Aには角度θ1で折り曲げられた金属板が示されている。この金属板を、曲げ角度θ1より小さい曲げ角度とした状態でヒータに固定することで、金属板を弾性変形させることができる。このように弾性変形前の金属板の一部を折り曲げておくことで、金属板の剛性を高めることができるので生産時の取扱いが容易になる。図10BにはR1の曲率半径で湾曲した金属板が示されている。この金属板を、曲率半径R1よりも小さい曲率半径とした状態でヒータに固定することで、金属板を弾性変形させることができる。このように、金属板の弾性変形前の形状は直線的な形状に限定されない。
図11は、本発明の実施の形態1に係る空気清浄ユニットの形状例を示す図である。図11A〜図11Eに示すように、弾性域内で湾曲させた金属板の配列は様々に変形できる。図11Bに示すように、第1金属板52の第1貫通穴52aと第2貫通穴52bの間に第2金属板54の第1貫通穴54aを配置するようにヒータ50を貫通させると、空気清浄ユニットを小さくできる。
本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置10ではヒータ32を2本用いたが、ヒータの本数は特に限定されない。例えば1枚の金属板の2箇所の貫通穴を1本のヒータで貫通させてもよい。また、ヒータの材料としてセラミックヒーター、タンタル、ニクロム、又はタングステンからなる発熱体やPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータを用いるのが好ましい。特にPTCヒータは、チタン酸バリウム(BaTiO3)を主成分とする半導体セラミックであり、正の温度係数をもった抵抗変化特性を有している。そのため、キュリー温度Tcまで温度上昇すると急激に抵抗値が増加する。よって、PTCヒータを用いれば、高温時に急激に抵抗値が増加してヒータの温度が下がるので、ヒータの温度制御を不要とすることができる。
金属板30の金属部30bの材料は、常温熱伝導率が200W/m・K以上のアルミニウム、銅、アルミニウム合金、又は銅合金などを採用することができる。ヒートサイクル状態における金属板の貫通穴形状の変化を抑制するために、金属板にバーリング加工を施してもよい。バーリング加工は特に金属板の亀裂防止や、ヒータ挿入性の向上に有効である。また、金属板の表面には、脱臭剤を形成してもよいし脱臭触媒と脱臭剤を両方形成してもよい。
温度センサーを空気清浄ユニット26の一部に取り付けて、得られた温度情報を制御部34へ伝送してもよい。この場合、空気清浄ユニット26が所定温度(例えば200℃)に達した段階で制御部34がヒータ32の加熱を停止させる。
実施の形態2.
図12は、本発明の実施の形態2に係る空気清浄ユニットの製造方法を示す斜視図である。以後、実施の形態1との相違点を中心に説明する。本発明の実施の形態2にかかる空気清浄ユニットは、金属板102を備えている。金属板102は、端部102a、102bと、弾性変形した中央部102cを備えている。貫通穴102dは、端部102a側より中央部102c側で幅が広くなるように形成されている。より具体的には、貫通穴102dの形状は台形である。
ヒータ100は、貫通穴102dに嵌るように断面形状が台形となっている。ヒータ100の断面形状と貫通穴102dの形状は一致している。貫通穴102dにヒータ100が貫通することで、ヒータ100は2つの貫通穴102dに嵌っている。図13は、本発明の実施の形態2に係る空気清浄ユニットの斜視図である。
ヒートサイクル状態となることで金属板の貫通穴の形状が変形した場合には、ヒータと金属板の密着度や接触面積が低下するおそれがある。しかしながら、本発明の実施の形態2に係る空気清浄装置によれば、ヒータ100の断面形状が台形なので金属板102が応力開放方向に移動できず、貫通穴の形状が変化してもヒータ100と金属板102の密着度や接触面積を維持することができる。なお、ヒータの断面形状と金属板の貫通穴の形状のいずれか一方を台形としてもよい。
貫通穴102dは、端部102a側より中央部102c側で幅が広く形成されれば、金属板がヒータに沿って動くことを防止できるので、貫通穴の形状は台形に限定されない。図14は、本発明の実施の形態2に係る空気清浄ユニットの形状例の製造方法を示す斜視図である。金属板112の貫通穴112dは、端部112a側及び中央部112c側が曲線で構成されている。また、ヒータ110の断面形状は貫通穴112dの形状と一致している。図15は、図14に示すヒータを貫通穴に挿入し終えた空気清浄ユニットを示す斜視図である。このように貫通穴112dの端部112a側及び中央部112c側を曲線で構成することで、ヒータ110と金属板112の接触面積を増大させることができる。なお、貫通穴112dの端部112a側又は中央部112c側のどちらか一方を曲線で構成してもよい。
図16は、本発明の実施の形態2に係る空気清浄ユニットの他の形状例を示す平面図である。金属板112には貫通穴112eが形成されている。貫通穴112eは、端部112a側よりも中央部112c側で幅が広くなるようにテーパ形状で形成されている。図16においてこのテーパ角はαで表されている。一方、ヒータ114は、断面がテーパ形状となっており、端部112a側よりも中央部112c側で幅が広い。図16においてこのテーパ角はβで表されている。そして、βはαより大きい値となっている。こうすると金属板112の弾性力がヒータ114と金属板112を密着させるように働くのでヒータ114から金属板112への伝熱効果を高めることができる。
実施の形態3.
図17は、本発明の実施の形態3に係る空気清浄ユニットの側面図である。以後、実施の形態1との相違点を中心に説明する。本発明の実施の形態3に係る空気清浄ユニットの金属板30は第1貫通穴30aと第2貫通穴30dを備えている。
ヒータ32と熱接触するように、ヒータ32に膨張体130が巻きつけられている。膨張体130は形状記憶合金をばね状に成形したものである。膨張体130は、ヒータ32からの熱で膨張し、第1貫通穴30aと第2貫通穴30dの距離を広げる方向の力を金属板30に及ぼす。つまり、金属板30の第1貫通穴30a近傍は上方に押し付けられ、第2貫通穴30d近傍は下方に押し付けられる。
ヒータ32から金属板30への伝熱効果を高めるためには、再生処理時にヒータ32と金属板30を密着させなければならない。本発明の実施の形態3に係る空気清浄ユニットでは、再生処理時に膨張体130がヒータ32と金属板30を密着させるので、伝熱効果を高めることができる。
膨張体130は、再生処理時にヒータと金属板を密着させることができれば、形状や材料は特に限定されず、ヒータと熱接触されていればよいので直接ヒータに接触しなくてもよい。例えば、圧縮バネのような特性や、引張バネのような特性を利用してもよい。
実施の形態4.
図18は、本発明の実施の形態4に係る空気清浄ユニットの側面図である。以後、実施の形態1との相違点を中心に説明する。本発明の実施の形態4にかかる空気清浄ユニットの金属板30は第1貫通穴30aと第2貫通穴30dを備えている。
ヒータ32にはヒータ32の長手方向にスライド可能な金属部品140が接続されている。金属部品140には第1収縮体142の一端が接続されている。第1収縮体142の他端は筐体14に固定された固定具144に固定されている。第1収縮体142は形状記憶合金をばね状に成形したものである。第1収縮体142は、金属部品140を介してヒータ32と熱接触している。そして、第1収縮体142がヒータ32からの熱で収縮することで、金属板30の第1貫通穴30aの周辺部分に第1貫通穴30aと第2貫通穴30dの距離を広げる方向の力が及ぶ。
ヒータ32にはヒータ32の長手方向にスライド可能な金属部品150が接続されている。金属部品150には第2収縮体152の一端が接続されている。第2収縮体152の他端は筐体14に固定された固定具154に固定されている。第2収縮体152は形状記憶合金をばね状に成形したものである。第2収縮体152は、金属部品150を介してヒータ32と熱接触している。そして、第2収縮体152がヒータ32からの熱で収縮することで、金属板30の第2貫通穴30dの周辺部分に第1貫通穴30aと第2貫通穴30dの距離を広げる方向の力が及ぶ。なお、ここでは収縮体が2つの例を記載したが、金属板30の一方(第1貫通穴30aの周辺又は第2貫通穴30dの周辺)をヒータ32に対して固定し(ヒータに直接固定する以外に筐体に固定することも含む)、他方を収縮体と接続してもよい。この場合は収縮体が1つで足り、かつ上述の効果を得ることができる。
本発明の実施の形態4に係る空気清浄装置によれば、再生処理時に第1収縮体142と第2収縮体152がヒータ32と金属板30を密着させるので伝熱効果を高めることができる。
実施の形態5.
図19は、本発明の実施の形態5に係る空気清浄ユニットの側面図である。以後、実施の形態1との相違点を中心に説明する。本発明の実施の形態5にかかる空気清浄ユニットは複数の金属板(第1金属板160、第2金属板162、第3金属板164、及び第4金属板166)を備えている。
第1金属板160には、第2金属板162と接触する凸部160aが形成されている。凸部160aは、第1金属板160の端部を折り曲げて形成されている。この凸部160aは第1金属板160の凸部160a以外の部分を第2金属板162と離間させるために形成されている。第2金属板162の凸部162aは第3金属板164と接触し、第2金属板162の凸部162a以外の部分を第3金属板164と離間させている。第3金属板164の凸部164aは第4金属板166と接触し、第3金属板164の凸部164a以外の部分を第4金属板166と離間させている。
複数の金属板を弾性変形させると金属板の端部と他の金属板の端部が接触することがある。端部同士が接触すると脱臭時(循環排気時)に金属板の一部に風があたらなくなってしまう。しかしながら、本発明の実施の形態5に係る空気清浄ユニットによれば、凸部160a、162a、164aにより端部同士の接触を防止できるので、金属板160、162、164、166の一部に風が当たらない問題を解消できる。
図20は、本発明の実施の形態5に係る空気清浄ユニットの形状例を示す側面図である。図20に示すように、凸部170a、172a、174a、176aを図19の凸部の反対方向に設けてもよい。なお、凸部は、金属板の端部以外の部分に、例えば切り起こしや別部材で形成してもよい。
金属板に形成した凸部は必ずしも隣接する金属板に接触しなくてもよい。例えば、第1金属板160の凸部160aが第2金属板162の方向に伸びていれば、凸部160a以外の部分で第1金属板160と第2金属板162が接触することを防止できる。
実施の形態6.
図21は、本発明の実施の形態6に係る空気清浄ユニットの正面図である。以後、実施の形態1との相違点を中心に説明する。本発明の実施の形態6にかかる空気清浄ユニットは複数の金属板200を備えている。複数の金属板200は第1貫通穴200aと第2貫通穴200bを備えている。図21における斜線部分は第1貫通穴200aと第2貫通穴200bを示す。第1貫通穴200aと第2貫通穴200bの間の距離は金属板によって異なっている。例えば、第1金属板206の第1貫通穴と第2貫通穴の間の距離は、第2金属板208の第1貫通穴と第2貫通穴の間の距離より大きい。また、ここまでの実施の形態と同様に複数の金属板200は表面に脱臭触媒が形成されている。
第1ヒータ202は、複数の金属板200の第1貫通穴200aを貫通している。第1ヒータ202は、もともとは直線的な棒状の部材であるが、複数の第1貫通穴200aに沿って貫通することで弾性変形している。第1金属板206と第2金属板208に着目すれば、第1ヒータ202は第1金属板206の第1貫通穴と第2金属板206の第1貫通穴を貫通している。
そして、第1ヒータ202は第1金属板206から第1方向(図21では右方向)の力を受け第2金属板208から第1方向と反対の第2方向(図21では左方向)の力を受けることで弾性変形している。また、第2ヒータ204は、第1金属板206の第2貫通穴と第2金属板208の第2貫通穴を貫通している。そして、第2ヒータ204は第2金属板208から第1方向の力を受け第1金属板206から第2方向の力を受けることで弾性変形している。このように、第1ヒータ202と第2ヒータ204は弾性変形した状態を維持している。なお、図21における矢印は金属板から第1又は第2ヒータに及ぶ力の方向を示している。
ここで、本発明の実施の形態6に係る空気清浄ユニットの製造方法を説明する。まず複数の金属板の第1貫通穴に第1ヒータを貫通させる。図22は、複数の金属板の第1貫通穴に第1ヒータを貫通させたことを示す正面図である。破線は第1貫通穴と第2貫通穴の位置を示す。複数の金属板200の第1貫通穴200aを直線的に整列させた後に、矢印方向に第1ヒータ202を進めることで第1ヒータ202は第1貫通穴200aを貫通する。
次いで、第1ヒータを弾性変形させる。図23は、第1ヒータを弾性変形させることを示す正面図である。当て治具210の平面で複数の金属板200の端部を複数の金属板の中央部の方向へ押圧して第1ヒータ202を弾性変形させる。
次いで、第2ヒータを第2貫通穴に貫通させる。図24は、第2ヒータを第2貫通穴に貫通させることを示す正面図である。当て治具210を複数の金属板200の端部に当て続けることで第1ヒータ202の弾性変形を維持したまま、複数の金属板200の第2貫通穴200b(破線参照)に棒状の第2ヒータ204を貫通させる。
次いで、当て治具210を複数の金属板200の端部から離すと、複数の金属板200が第1ヒータ202と第2ヒータ204を弾性変形させる状態となり、本発明の実施の形態6に係る空気清浄ユニットが完成する。
本発明の実施の形態6に係る空気清浄装置によれば、第1ヒータ202と第2ヒータ204が弾性変形しているので、ヒートサイクル状態において第1ヒータ202及び第2ヒータ204と複数の金属板200との密着度や接触面積を維持できる。しかも、第1ヒータ202も第2ヒータ204も第1方向の力と第2方向の力の両方の力を受けているので、複数の金属板200が第1ヒータ202や第2ヒータ204から抜けづらいという効果も得られる。
図25は、本発明の実施の形態6に係る空気清浄装置の形状例を示す正面図である。この空気清浄装置は、第1ヒータ202と第2ヒータ204に熱接触するように接続した変形体230a、230bを備えている。変形体230a、230bは形状記憶合金で形成されている。変形体230a、230bは第1ヒータ202と第2ヒータ204からの熱で収縮する。この収縮により、第1ヒータ202と第2ヒータ204の弾性変形の反力を増加させるように第1ヒータ202と第2ヒータ204に力を及ぼすことができる。よって、この形状例の構成によれば再生処理時にヒータ(第1ヒータ202、第2ヒータ204)と複数の金属板200を密着させることができる。
なお、変形体として、第1ヒータ202と第2ヒータ204と熱接触し第1ヒータ202と第2ヒータ204からの熱で膨張するものを用いてもよい。その場合は、第1ヒータ202と第2ヒータ204のうち、第2金属板208近傍の部分に変形体を接続する。
実施の形態7.
図26は、本発明の実施の形態7に係る空気清浄ユニットの正面図である。以後、実施の形態6との相違点を中心に説明する。複数の金属板200の端部は、直角に折り曲げられた折り曲げ部200cを有している。
折り曲げ部200cは前述の当て治具を当てる部分である。図27は、当て治具を折り曲げ部に当てることを示す正面図である。複数の金属板200の端部を中央部の方向へ押圧するときには、折り曲げ部200cを押圧する。これにより当て治具210で複数の金属板200に力をかけた際に、複数の金属板200の塑性変形によるつぶれや座屈等を防ぐことができる。この折り曲げ部200cは、ある金属板とそれと隣接する金属板の間隔を一定に保つ機能も有する。
なお、本発明の全ての実施の形態において、ヒータは金属板の貫通穴に挿入されてもよいし、圧入されてもよい。
ところで、実施の形態1〜7では空気清浄装置と空気清浄装置の製造方法について述べてきたが、これらの実施の形態の特徴は放熱デバイスにも応用可能である。放熱デバイスは、金属板と金属板を貫通する棒状の部材である放熱体を有する。放熱体の熱は金属板に伝導され外部へ放出される。このような放熱デバイスにおいて、放熱体が金属板の2つの貫通穴を貫通し、かつ金属板を弾性変形させたまま保持することで、金属板と放熱体の密着度を維持できる。また、図21の第1ヒータ202と第2ヒータ204を放熱デバイスの第1放熱体と第2放熱体に置き換え、図21の金属板を触媒の形成されていない金属板に置き換えれば、第1放熱体と第2放熱体が弾性変形した放熱デバイスを得ることができる。
10 空気清浄装置、 12 吸気用グリル、 14 筐体、 16 送風機、 18 風路切り替えダンパー、 22 排気口、 24 循環経路、 26 空気清浄ユニット、 30 金属板、 30a 貫通穴、 30b 金属部、 30c 脱臭触媒、 32 ヒータ、 34 制御部、 200 複数の金属板、 200a 第1貫通穴、 200b 第2貫通穴、 200c 折り曲げ部、 202 第1ヒータ、 204 第2ヒータ、 206 第1金属板、 208 第2金属板、 210 当て治具、 230a,230b 変形体

Claims (14)

  1. 2つの貫通穴を有し、表面に脱臭触媒が形成された金属板と、
    前記2つの貫通穴を貫通し、前記金属板を弾性変形させたまま保持する、前記金属板を加熱するための棒状のヒータと、
    前記金属板に風を当てる送風機と、を備えたことを特徴とする空気清浄装置。
  2. 前記金属板は、端部と、弾性変形した中央部を有し、
    前記2つの貫通穴は、前記端部側より前記中央部側で幅が広く形成され、
    前記ヒータは前記2つの貫通穴に嵌る形状であることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  3. 前記2つの貫通穴の形状は台形であり、
    前記ヒータの断面形状は台形であることを特徴とする請求項2に記載の空気清浄装置。
  4. 前記2つの貫通穴は、前記端部側又は前記中央部側が曲線で構成されたことを特徴とする請求項2に記載の空気清浄装置。
  5. 前記2つの貫通穴は第1貫通穴と第2貫通穴を有し、
    前記ヒータと熱接触し、前記ヒータからの熱で膨張し、前記金属板に前記第1貫通穴と前記第2貫通穴の距離を広げる方向の力を及ぼす膨張体を備えたことを特徴とした請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空気清浄装置。
  6. 前記2つの貫通穴は第1貫通穴と第2貫通穴を有し、
    前記ヒータと熱接触し、前記ヒータからの熱で収縮し、前記金属板の前記第1貫通穴の周辺部分に前記第1貫通穴と前記第2貫通穴の距離を広げる方向の力を及ぼす第1収縮体と、
    前記ヒータと熱接触し、前記ヒータからの熱で収縮し、前記金属板の前記第2貫通穴の周辺部分に前記第1貫通穴と前記第2貫通穴の距離を広げる方向の力を及ぼす第2収縮体と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空気清浄装置。
  7. 前記2つの貫通穴は第1貫通穴と第2貫通穴を有し、
    前記金属板の前記第1貫通穴の周辺部分は前記ヒータ32に対して固定され、
    前記ヒータと熱接触し、前記ヒータからの熱で収縮し、前記金属板の前記第2貫通穴の周辺部分に前記第1貫通穴と前記第2貫通穴の距離を広げる方向の力を及ぼす収縮体を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空気清浄装置。
  8. 前記金属板は第1金属板と第2金属板を備え、
    前記第1金属板には、前記第2金属板の方向に伸びる凸部が形成され、前記第1金属板の前記凸部以外の部分を前記第2金属板と離間させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の空気清浄装置。
  9. 端部と中央部とを有し、第1貫通穴と第2貫通穴が形成され、表面に脱臭触媒が形成された第1金属板と、
    端部と中央部とを有し、第1貫通穴と第2貫通穴が形成され、表面に脱臭触媒が形成された第2金属板と、
    前記第1金属板の前記第1貫通穴と前記第2金属板の前記第1貫通穴を貫通し、前記第1金属板から第1方向の力を受け前記第2金属板から前記第1方向と反対の第2方向の力を受けることで弾性変形した棒状の第1ヒータと、
    前記第1金属板の前記第2貫通穴と前記第2金属板の前記第2貫通穴を貫通し、前記第2金属板から前記第1方向の力を受け前記第1金属板から前記第2方向の力を受けることで弾性変形した棒状の第2ヒータと、を備えたことを特徴とする空気清浄装置。
  10. 前記第1ヒータと前記第2ヒータに熱接触し前記第1ヒータと前記第2ヒータからの熱で膨張又は収縮し、前記第1ヒータと前記第2ヒータの弾性変形の反力を増加させるように前記第1ヒータと前記第2ヒータに力を及ぼす変形体と、を備えたことを特徴とする請求項9に記載の空気清浄装置。
  11. 端部と中央部とを有し、第1貫通穴と第2貫通穴が形成され、表面に脱臭触媒が形成された複数の金属板の前記第1貫通穴に棒状の第1ヒータを貫通させる工程と、
    前記複数の金属板の端部を前記中央部の方向へ押圧して前記第1ヒータを弾性変形させる工程と、
    前記端部の押圧を維持することで前記第1ヒータを弾性変形させたまま、前記複数の金属板の前記第2貫通穴に棒状の第2ヒータを貫通させる工程と、
    前記第2ヒータを前記第2貫通穴に貫通させた後、前記端部の押圧を解除し、前記第1ヒータと前記第2ヒータを弾性変形させる工程と、を備えたことを特徴とする空気清浄装置の製造方法。
  12. 前記複数の金属板の前記端部は直角に折り曲げられた折り曲げ部を有し、
    前記複数の金属板の端部を前記中央部の方向へ押圧するときには、前記折り曲げ部を押圧することを特徴とする請求項11に記載の空気清浄装置の製造方法。
  13. 2つの貫通穴を有する金属板と、
    前記2つの貫通穴を貫通し、前記金属板を弾性変形させたまま保持する、前記金属板に熱を伝導する棒状の放熱体と、を備えたことを特徴とする放熱デバイス。
  14. 端部と中央部とを有し、第1貫通穴と第2貫通穴が形成された第1金属板と、
    端部と中央部とを有し、第1貫通穴と第2貫通穴が形成された第2金属板と、
    前記第1金属板の前記第1貫通穴と前記第2金属板の前記第1貫通穴を貫通し、前記第1金属板から第1方向の力を受け前記第2金属板から前記第1方向と反対の第2方向の力を受けることで弾性変形した棒状の第1放熱体と、
    前記第1金属板の前記第2貫通穴と前記第2金属板の前記第2貫通穴を貫通し、前記第2金属板から前記第1方向の力を受け前記第1金属板から前記第2方向の力を受けることで弾性変形した棒状の第2放熱体と、を備えたことを特徴とする放熱デバイス。
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