JP3128289U - 導風板を有するptc発熱モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】PTC発熱体(10)と各PTC発熱体の両側に設けられた一組の放熱器(20)を含み、PTC発熱体(10)の一側の放熱器(20)の風吹出し側に、放熱片から吹出された熱風を外側に誘導する導風板(30)を設ける。導風板(30)は、放熱器(20)と一緒になる一体式の構造又は、独立して放熱器の前に設けられる分離式の構造でもよい。導風板(30)の一体式の構造は、放熱器(20)の側板(22)が風吹出し側から放熱片の前方に延出して、放熱器の外側に折り曲げることによって形成される。また、導風板(30)の分離式の構造は、導風板(30)を放熱器(20)より分離して、放熱器の前にある熱風機の風噴出し口の箇所に設ける。
【選択図】図4A
Description
熱風機等のような全ての小型の家庭用電熱製品には、電気加熱装置が設けられている。伝統的な電気加熱部品は、抵抗線、電気加熱板などを含む。しかし、このような電気加熱部品自体は温度調整の機能を有しないため、使用寿命が短く、故障率も高く、安全の面に問題がある。これに対して、PTC(正温度係数)を示す性質を有する電熱部品は、使用が便利且つ安全で、省電力などの長所を有するので、伝統的な発熱部品に代替し、電力施設、電子設備および車の業界などにおいて広汎に使われている。こうしたPTC電熱部品は、正温度係数の半導体の機能を有するセラミックである。
本考案は、上述の問題を解決するため、導風板とPTC発熱モジュールを含む一体式の構造を有しており、熱風のカバーする面積が大きく、構造が簡単で、組立ても容易、且つ生産コストが低い、導風板を有するPTC発熱モジュールを提供する。
以下の各実施例は、本考案をさらに詳細に説明するものであり、本考案にいかなる制限を加えるものでもない。
図面3は、一組の放熱器上に導風板を設ける実施例を示すものである。一組の放熱器は、2個の放熱器部分によって構成され、それぞれの放熱器部分21は、二つの波紋状片211と二つの側板22によって構成される。
図面4は、複数組の放熱器の上に導風板を設ける実施例を示す。その基本構造について、実施例1と異なることは、PTC発熱モジュールが複数組の放熱器20、複数のPTC発熱体10及び導風板30によって構成されるところである。その中に、図面4Aは、二つの放熱器20間の側板22上に平板形の導風板30を設けるものを示す。図面4Bは、三つの放熱器20の真ん中にある一つの放熱器の両側板22上にそれぞれ平板形の導風板30を設けるものを示す。そして、図面4Cは、二つの放熱器20間の側板22上にV形の導風板30を設けるものを示す。最後に、図面4Dは、三つの放熱器20の真ん中にある一つの放熱器の両外側板22の上にそれぞれV形の導風板30を設けるものを示す。
図面5は、放熱器20と導風板30とをそれぞれ独立して設置する分離式の構造である。その基本構造について、実施例1、実施例2と異なることは、導風板30を放熱器20から分離させて、放熱器20の前に設けるところである。図面5A乃至図面5Cに示すように、導風板30を放熱器20の前にある熱風機の風吹出し口のところに設けている。本実施例において、導風板30が、熱風機の風吹出し口の枠40の上に設けられており、それを超音波溶接で枠40に固定することができ、また、プラスチックモールディングの方法でそれと枠40とを一体化することもできる。枠40は、四つの板が囲んで形成したラッパ形の枠であって、その外向き拡開の形状と導風板とによって熱風を熱風機の外側に拡散させることができる。また、高温を受けることがあるので、耐高温性の工業用のプラスチックをもってそれを作って、熱風機の風吹出し口の箇所にねじで固定させることもできる。図面5A乃至5Cにおいて、図面5Aは、単一組の放熱器20の前にある熱風機の風吹出し口の枠40の中央にV形の導風板30を設けるものを示す。図面5Bは、複数組の放熱器20の前にある熱風機の風吹出し口の枠40の中央にV形の導風板30を設けるものを示す。また、図面5Cは、複数組の放熱器20の前にある熱風機の風吹出し口の枠40の内部に二つの平板形の導風板30を設けるものを示す。
Claims (10)
- 少なくとも一つのPTC発熱体(10)と各PTC発熱体の両側に設けられた一組の放熱器(20)を含み、また、上記PTC発熱体(10)の少なくとも一側の放熱器(20)の風吹出し側に、放熱片から吹き出された熱風を外側に誘導する導風板(30)を少なくとも一つ設けることを特徴とする導風板(30)を有するPCT発熱モジュール。
- 請求項1記載のPTC発熱モジュールにおいて、導風板(30)は、放熱器(20)と一緒に設置される一体式の構造でよく、放熱器の前部に設置される分離の構造でもよいことを特徴とするPTC発熱モジュール。
- 請求項2記載のPTC発熱モジュールにおいて、前記導風板(30)の一体式構造は、放熱器(20)の側板(22)が風吹出し側から放熱片の前方まで延出して、かつ放熱器の外側に折り曲げることによって形成されることを特徴するPTC発熱モジュール。
- 請求項2記載のPTC発熱モジュールにおいて、前記導風板(30)の分離式構造は、導風板(30)を放熱器(20)から分離して、放熱器(20)の前部の熱風機の風吹出し口の箇所に設けることによって形成されることを特徴とするPTC発熱モジュール。
- 請求項4記載のPTC発熱モジュールにおいて、導風板(30)は、耐熱性材料によって作られた熱風機の風吹出し口の枠の上に設けられることを特徴とするPTC発熱モジュール。
- 請求項3又は4記載のPTC発熱モジュールにおいて、導風板(30)と、その傾斜する側の放熱器(20)の外表面の間のアングルα、及び、導風板(30)と、放熱器の外表面と平行する平面の間のアングルαは、鋭角であることを特徴とするPTC発熱モジュール。
- 請求項3又は4記載のPTC発熱モジュールにおいて、導風板(30)は、平板形、V形、U形またはアーチ形などの板状体であることを特徴するPTC発熱モジュール。
- 請求項1記載のPTC発熱モジュールにおいて、放熱器(20)は、前後貫通形の波紋状表面の放熱器であることを特徴するPTC発熱モジュール。
- 請求項1記載のPTC発熱モジュールにおいて、PTC発熱体(10)は、棒状物又は板状体であって、一組の放熱器(20)を構成する2個の放熱器部分(21)の間に固定されて、設けられることを特徴とするPTC発熱モジュール。
- 請求項1記載のPTC発熱モジュールにおいて、複数組の放熱器(20)は、複数の側板(22)を通じて連接して一体になり、各組の放熱器の2個の放熱器部分(21)の間にそれぞれ一つのPTC発熱体(10)が設けられることを特徴とするPTC発熱モジュール。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107846823A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-03-27 | 北京京仪绿能电力系统工程有限公司 | 一种带风道隔板的逆变器散热装置 |
JP2019125365A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | 廣達電腦股▲ふん▼有限公司 | 空気ダクトと電子装置の組み合わせ |
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US11102909B2 (en) | 2018-01-12 | 2021-08-24 | Quanta Computer Inc. | Front panel air duct |
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