JP5548833B1 - ドレンプラグ - Google Patents

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【課題】オイルパンに設けられた排出口から取り外す際にエンジンオイルが作業者の手にかかることを防止することができると共に、簡易な構成で安価に製造することができるドレンプラグを提供する。
【解決手段】ドレンプラグ1を、オイルパンの底部側の角部に設けられた排出口の内周面に形成された雌ネジと螺合する雄ネジが外周面に形成されたボルト軸部22と、ボルト軸部の一端が基部10を介して取り付けられているボルト頭部21と、基部から外周方向に延出していると共に、ボルト軸部を挿通させている環状の第一ワッシャ31と、基部に固着されていると共に、ボルト軸部を挿通させているコイルバネ35と、コイルバネの先端に固着されていると共に、ボルト軸部を挿通させている環状の第二ワッシャ32と、ボルト軸部の先端から徐々に縮径しているテーパ部25とを具備する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンオイルを貯留するオイルパンに設けられた排出口を閉塞するドレンプラグに関するものである。
エンジン内部の部材間の潤滑やエンジンで発生する熱を冷却する等の目的で使用されるエンジンオイルは、オイルパンからポンプで送り出され、エンジン内部を巡った後にオイルパンに戻り、再びポンプで送り出される。このように循環して使用されることに伴い、オイルの成分が徐々に変化して劣化し、また、金属部材の摩耗により生じた金属粉や塵などの混入により汚れたエンジンオイルは、オイルパンに設けられた排出口から外部に排出され、新たなエンジンオイルと交換される。或いは、エンジンの修理や点検に際して、エンジンオイルをオイルパンから排出することもある。
図3に示すように、従前より、オイルパン90に設けられた排出口91を閉塞しているドレンプラグ100は、図3(a)に示すように六角ボルト型であり、ボルト軸122の外周面に形成された雄ネジが排出口の内周面に形成された雌ネジと螺合する。エンジンオイルをオイルパン90から排出するときは、一般的に工具でボルト頭部121を回してボルト軸122をある程度緩めてから、手操作で更にボルト頭部121を回し、図3(b)に示すように排出口91からドレンプラグ100を引き抜く。このとき、排出口91からエンジンオイルが一気に流出するため、作業者の手にエンジンオイルがかかってしまうことが多く、作業者の手や手袋、衣服の袖口が汚れてしまうという問題があった。また、エンジンオイルが高温の場合は、作業者が手に火傷を負うおそれもあった。加えて、作業者の手や手袋等が汚れると、それを洗浄することにより排水がエンジンオイルで汚染され、環境に負荷を与えていた。
そこで、一般的なドレンプラグの先端に螺着された筒部と、筒部内部の液体の流通を開閉するコックとを備えたドレン装置が提案されている(特許文献1参照)。このような構成では、筒部内部の流路をコックで閉鎖した状態でドレンプラグを筒部から螺退させ、ドレンプラグが排出口から引き抜かれた後でコックを開くことにより、作業者の意図したタイミングで排出口からオイルを流出させることが可能である。しかしながら、特許文献1のドレン装置ではコックが外方に向かって突出しているため、ドレン装置がオイルパンに取り付けられた自動車などの走行中に、路面における突起物や飛び石などにコックが接触し、意図せずコックが開閉したり、コックが破損したりするおそれがあった。また、コックを備える構成は複雑で高コストとなるため、一般に普及しにくいという問題があった。
実開昭58−183916号公報
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、オイルパンに設けられた排出口から取り外す際にエンジンオイルが作業者の手にかかることを防止することができると共に、簡易な構成で安価に製造することができるドレンプラグの提供を、課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかるドレンプラグは、「オイルパンの底部側の角部に設けられた排出口の内周面に形成された雌ネジと螺合する雄ネジが外周面に形成されたボルト軸部と、該ボルト軸部の一端が基部を介して取り付けられているボルト頭部と、前記基部から外周方向に延出していると共に、前記ボルト軸部を挿通させている環状の第一ワッシャと、前記基部に固着されていると共に、前記ボルト軸部を挿通させているコイルバネと、該コイルバネの先端に固着されていると共に、前記ボルト軸部を挿通させている環状の第二ワッシャと、前記ボルト軸部の先端から徐々に縮径しているテーパ部とを具備する」ものである。
本構成のドレンプラグは、底部側の角部に排出口が形成されているオイルパンを、取付け対象としている。このドレンプラグで排出口を閉塞する際は、ボルト軸部の雄ネジを排出口の雌ネジと螺合させ、コイルバネの付勢に抗してコイルバネを圧縮しつつ、ボルト軸部を排出口に締め込む。これにより、排出口はドレンプラグによって閉塞される。
エンジンオイルを排出する際は、ボルト頭部を回してボルト軸部を排出口の雌ネジに対して螺退させる。このとき、ボルト軸部の螺退に伴い、コイルバネの付勢によって第二ワッシャは排出口の開端に圧接される。このように、コイルバネに付勢された第二ワッシャによって排出口の開端が塞がれるため、ボルト軸部の雄ネジが排出口の雌ネジからほぼ抜け出るまで、エンジンオイルが外部に漏れ出ることが防止される。
ボルト軸部の雄ネジが排出口の雌ネジから抜け出るとき、すなわち、雄ネジの最端の山と雌ネジの最端の谷との螺合が外れかかったとき、排出口から僅かにエンジンオイルが滴下する。このオイルの滴下を目安とし、作業者は、ボルト頭部側を把持し、手元を上方に移動させてボルト軸部を傾ける。排出口はオイルパンの底部側の角部に設けられており、ボルト軸部の先端には徐々に縮径しているテーパ部が形成されているため、テーパ部を排出口の内周面に沿って滑らせるように引き出しながらボルト軸部を傾けることができる。このようにドレンプラグを操作することにより、排出口がテーパ部によってほぼ閉塞された状態を維持しつつ、ボルト頭部側を把持している作業者の手を、排出口より高い位置に移動させることができる。
従って、この状態で、テーパ部を排出口から引き抜けば、排出口より高い位置にある作業者の手にエンジンオイルがかかることなく、エンジンオイルを排出口から排出することができる。そして、万一、タイミングがずれて、作業者の手が排出口より高い位置に移動する前にテーパ部が排出口から外れても、それぞれボルト軸部を挿通させている、すなわち、ボルト軸部より大径の第二ワッシャ及び第一ワッシャが「盾」のように作用して、排出口から流出するエンジンオイルを受け止めるため、エンジンオイルが作業者の手にかかるおそれを低減することができる。
加えて、本実施形態のドレンプラグは、ボルト軸部の先端にテーパ部を設け、コイルバネ、第一ワッシャ、及び第二ワッシャにボルト軸部を挿通させた簡易な構成であるため、安価に製造することができる。また、ボルト軸部を従来のドレンプラグと同一のサイズに形成すれば、既存のオイルパンの排出口に何ら手を加えることを要さず、そのまま取り付けることができるため、従来のドレンプラグに代替して広く普及させることが可能である。
本発明にかかるドレンプラグは、上記構成において、「前記基部は、圧縮された前記コイルバネを収容する筒状の収容部を有し、前記第一ワッシャは、前記収容部の先端に固着されている」ものとすることができる。
本構成では、ボルト軸部を排出口に締め込む際に、圧縮されたコイルバネが収容部に収容されるため、第一ワッシャと第二ワッシャとを排出口の開端に重畳させることができる。これにより、ボルト軸部を排出口に締め込む操作がし易い。また、収容部における軸方向の長さ(収容部の深さ)に応じて、コイルバネの巻き数を調整することにより、コイルバネが第二ワッシャを付勢する力、すなわち、ボルト軸部の雄ネジを排出口の雌ネジに対して螺退させる際に、第二ワッシャが排出口の開端に圧接して排出口を閉塞する力の大きさを、調整することができる。
本発明にかかるドレンプラグは、上記構成に加え、「前記ボルト頭部から、前記ボルト軸部の軸方向と同軸上に延出している棒状のつまみ部を更に具備する」ものとすることができる。
本構成では、棒状のつまみ部がボルト頭部から突出しているため、このつまみ部を把持することにより、テーパ部を排出口の内周面に沿って滑らせるようにボルト軸部を傾ける操作がし易い。また、つまみ部を把持することにより、ボルト軸部の先端から作業者の手までの距離が、つまみ部がない場合に比べてつまみ部の長さの分だけ大きくなるため、排出口から流出するエンジンオイルが作業者の手にかかるおそれを、さらに低減することができる。
以上のように、本発明の効果として、オイルパンに設けられた排出口から取り外す際にエンジンオイルが作業者の手にかかることを防止することができると共に、簡易な構成で安価に製造することができるドレンプラグを、提供することができる。
本発明の一実施形態であるドレンプラグの(a)斜視図、及び(b)側面図である。 図1のドレンプラグの使用方法を説明する図である。 従来のドレンプラグの(a)斜視図、及び、(b)オイルパンの排出口からの取り外しを説明する図である。
以下、本発明の一実施形態であるドレンプラグについて、図1及び図2を用いて説明する。
本実施形態のドレンプラグ1は、オイルパン90の底部側の角部に設けられた排出口91の内周面に形成された雌ネジと螺合する雄ネジが外周面に形成されたボルト軸部22と、ボルト軸部22の一端が基部10を介して取り付けられているボルト頭部21と、基部10から外周方向に延出していると共に、ボルト軸部22を挿通させている環状の第一ワッシャ31と、基部10に固着されていると共に、ボルト軸部22を挿通させているコイルバネ35と、コイルバネ35の先端に固着されていると共に、ボルト軸部22を挿通させている環状の第二ワッシャ32と、ボルト軸部22の先端から徐々に縮径しているテーパ部25とを具備している。
また、上記構成において、基部10は、圧縮されたコイルバネ35を収容する筒状の収容部12を有し、第一ワッシャ31は、収容部12の先端に固着されている。更に、ドレンプラグ1は、ボルト頭部21から、ボルト軸部22の軸方向と同軸上に延出している棒状のつまみ部26を具備している。
より詳細に説明すると、本実施形態のドレンプラグ1が対象とするオイルパン90の排出口91は、オイルパン90の底部側の角部に、水平方向に対して45°傾斜した角度で設けられている。ドレンプラグ1のボルト頭部21は正六角柱であり、一般的な六角レンチで回転させることができる。基部10は、ボルト頭部21の外接円より大径である円形の底部11を有する有底筒状であり、底部11の裏面が、ボルト頭部21の両端面のうちの一方に接合されている。ここで、有底筒状の基部10における円筒状の部分が、「筒状の収容部12」に相当する。
ボルト軸部22は、基部10における円形の底部11及び円筒状の収容部12より小径の円柱状であり、基部10の底部11においてボルト頭部21に接合されている面とは反対側の面から延出している。このボルト軸部22には、全長に亘り外周面に雄ネジが形成されており、そのピッチは、オイルパン90の排出口91の内周面に形成された雌ネジのピッチと同一であり、両者は螺合可能である。つまり、ボルト軸部22は、既存のオイルパン90の排出口91に取り付けられていた従来のドレンプラグ100のボルト軸部122(図3参照)と、同一である。
ボルト軸部22の先端には、更に先端に向かうほど縮径した略円錐形状のテーパ部25が形成されている。このテーパ部25の外周面には雄ネジは設けられておらず、滑らかな面に形成されている。
基部10の底部11においてボルト軸部22が延出している側の面には、コイルバネ35の一端が固着されている。また、有底筒状の基部10の開端からは、外周方向に向かって円環状の第一ワッシャ31が延出している。この第一ワッシャ31の孔部の径は、ボルト軸部22を挿通させているコイルバネ35の外径より大きく、ボルト軸部22を挿通させているコイルバネ35を、更に挿通させている。
コイルバネ35の他端には、同じくボルト軸部22を挿通させている円環状の第二ワッシャ32が固着されている。本実施形態では、第二ワッシャ32の外径は、第一ワッシャ31の外径と等しい。
ボルト頭部21の両端面のうち、基部10の底部11が接合されている面とは反対側の面からは、ボルト軸部22と同軸上に、ボルト軸部22より小径の円柱状であるつまみ部26が延出している。このつまみ部26の外周面には、滑り止め加工が施されている。
次に、上記構成のドレンプラグ1の使用方法について、主に図2を用いて説明する。まず、ドレンプラグ1で排出口91を閉塞する際は、ボルト軸部22の雄ネジを排出口91の雌ネジと螺合させ、コイルバネ35の付勢に抗してボルト軸部22を排出口91に締め込む。この雄ネジと雌ネジとの螺合により、排出口91が閉塞される。また、雌ネジに対する雄ネジの螺進に伴い、コイルバネ35は圧縮されて筒状の収容部12の内部空間に収容され、第一ワッシャ31と第二ワッシャ32とが排出口91の開端に重畳した状態となる(図2(a)参照)。
エンジンオイルを排出する際は、ボルト頭部21を回してボルト軸部22を排出口91の雌ネジに対して螺退させる。このとき、六角レンチなどの工具を使用してボルト軸部22をある程度緩めてから、手操作でボルト頭部21を回転させることができる。ボルト頭部21の回転によりボルト軸部22が螺退するとき、これに伴って、コイルバネ35に付勢された第二ワッシャ32は徐々に前進し、第二ワッシャ32は常に排出口91の開端に圧接される。これにより、排出口91の開端は、第二ワッシャ32によって常に塞がれた状態となるため、ボルト軸部22の雄ネジが排出口91の雌ネジからほぼ抜け出るまで、エンジンオイルが外部に漏れ出ることが防止される(図2(b)参照)。
ボルト軸部22を更に螺退させることにより、ボルト軸部22の雄ネジが排出口91の雌ネジから抜け出るとき、排出口91から僅かにエンジンオイルが漏出して滴下する。このオイルの滴下を目安とし、作業者は、つまみ部26を把持し、テーパ部25を排出口91の内周面に沿って滑らせるようにボルト軸部22を傾けながら、テーパ部25を排出口91から少しずつ引き出し、手元を排出口91より上方に移動させる(図2(c)参照)。
このようにボルト軸部22を傾ける操作は、ボルト軸部22の端部から先端に向かって縮径したテーパ部25があるからこそ可能である。このようにボルト軸部22を傾ける操作の過程で、排出口91から漏出するエンジンオイルは少しずつ増加し、滴下状態から細い糸状に垂れ落ちる状態となるが、排出口91がテーパ部25によってほぼ閉塞された状態が維持されているため、エンジンオイルが一気に流出することが防止される。そして、その間に、つまみ部26を把持している作業者の手を、排出口91より高い位置に移動させることができる。
作業者の手を、排出口91より高い位置に移動させたら、排出口91の下方にトレーなどエンジンオイルを受ける受け器が置かれている状態で、ドレンプラグ1のテーパ部25を排出口91から引き抜く。これにより、排出口91が開放され、エンジンオイルが排出口91から排出されて受け器内に落下する。このとき、作業者の手は既に排出口91より高い位置に移動しているため、作業者の手にエンジンオイルがかかることがない。万一、テーパ部25を排出口91から引き抜くタイミングがずれて、作業者の手が排出口91より高い位置に移動する前にテーパ部25が排出口91から外れても、作業者が把持しているつまみ部26より前方には、ボルト頭部21より大径の第一ワッシャ31及び第二ワッシャ32が存在するため、これらが「盾」のように作用して排出口91から流出するエンジンオイルを受けることにより、エンジンオイルが作業者の手にかかるおそれが低減されている。
以上のように、本実施形態のドレンプラグ1によれば、オイルパン90の排出口91からドレンプラグ1を取り外す際に、エンジンオイルが作業者の手にかかることを有効に防止することができる。
加えて、本実施形態のドレンプラグ1は、従来のドレンプラグ100のボルト軸部122と同一のボルト軸部22の一端に、テーパ部25を設けると共に他端に基部10を設け、ボルト軸部22をコイルバネ35、第一ワッシャ31、及び第二ワッシャ32に挿通させた簡易な構成であるため、コイルバネや座金等の安価に入手し易い部品を使用して、安価に製造することができる。また、ボルト軸部22は従来のドレンプラグ100のボルト軸部122と同一であり、既存のオイルパン90の排出口91に何ら手を加えることなく、そのまま取り付けることができるため、従来のドレンプラグ100に代替して広く普及させることが可能である。
また、基部10に収容部12を有しているため、コイルバネ35の巻き数を多くしコイルバネ35による付勢力を高めても、ドレンプラグ1で排出口91を閉塞する際に、第二ワッシャ32及び第一ワッシャ31を排出口91の開端に重畳させることができる。そして、第二ワッシャ32及び第一ワッシャ31が排出口91の開端に重畳することにより、ボルト軸部22を排出口91に締め込む操作がし易い。なお、第二ワッシャ32及び第一ワッシャ31は、銅などの柔らかい金属製や弾性を有する樹脂製であれば、ボルト軸部22の締め込みによって、第二ワッシャ32及び第一ワッシャ31を排出口91の開端に圧接させた状態が安定するため、好適である。
更に、本実施形態のドレンプラグ1は、ボルト頭部21から延出したつまみ部26を有しているため、テーパ部25を排出口91の内周面に沿って滑らせるようにボルト軸部22を傾ける操作がし易い。また、つまみ部26の長さの分だけ、つまみ部26を把持した作業者の手がボルト軸部22の先端から離れるため、エンジンオイルが作業者の手にかかるおそれを、より有効に低減することができる。加えて、本実施形態では、つまみ部26の外周に滑り止め加工が施されているため、つまみ部26を把持し易く、ボルト軸部22を傾ける操作がより容易である。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、コイルバネ35が一端から他端まで単一径の螺旋状である場合を図示により例示したが、これに限定されず、一端から他端まで徐々に拡径または縮径する渦巻き状のコイルバネとすることができる。これにより、圧縮された状態のコイルバネの厚さが小さいものとなるため、収容部の深さ(有底筒状の基部の筒状の部分の長さ)を小さくすることができる。
1 ドレンプラグ
10 基部
12 収容部
21 ボルト頭部
22 ボルト軸部
25 テーパ部
26 つまみ部
31 第一ワッシャ
32 第二ワッシャ
35 コイルバネ
90 オイルパン
91 排出口

Claims (2)

  1. オイルパンの底部側の角部に設けられた排出口の内周面に形成された雌ネジと螺合する雄ネジが外周面に形成されたボルト軸部と、
    該ボルト軸部の一端が基部を介して取り付けられているボルト頭部と、
    前記基部から外周方向に延出していると共に、前記ボルト軸部を挿通させている環状の第一ワッシャと、
    前記基部に固着されていると共に、前記ボルト軸部を挿通させているコイルバネと、
    該コイルバネの先端に固着されていると共に、前記ボルト軸部を挿通させている環状の第二ワッシャと、
    前記ボルト軸部の先端から徐々に縮径しているテーパ部とを具備し、
    前記基部は、圧縮された前記コイルバネを収容する筒状の収容部を有し、
    前記第一ワッシャは、前記収容部の先端に固着されている
    ことを特徴とするドレンプラグ。
  2. 前記ボルト頭部から、前記ボルト軸部の軸方向と同軸上に延出している棒状のつまみ部を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載のドレンプラグ。
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