JP5547435B2 - 着弾観測システム - Google Patents
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Description
発射装置30は、これに搭載した単発又は複数発の飛翔体10を発射できるものである。
すなわち、観測装置20の個数は、各観測装置20に配設した紫外線データ取得部24、赤外線データ取得部25及び可視光線データ取得部26の各性能やそれらのデータ取得領域の広狭等により適宜増減設定すればよいものである。
放出する距離は、観測装置20や子弾50の個数、その観測装置20に搭載した紫外線データ取得部24等の性能や撮影領域の広狭等により適宜設定する。
本実施形態においては、子弾50と観測装置20とをほぼ同時に放出することを前提として、観測装置20自体の降下速度を子弾50の降下速度よりも遅くするようにしている。
なお、上記したパラシュート28に限るものではなく、飛び出し式の金属製フィン等を採用することもできる。
また、互いに自重が異なる観測装置を搭載しているときには、各観測装置が互いに同一の降下速度となるように設定する。
なお、図1において、(ウ)で示すパラシュート28は開傘途中のもの、また、(エ)で示すものは開傘完了したものを示している。
GPS60は測位情報を取得するためのものであり、また、方位センサ61は、方位情報を取得するためのものである。
画像処理部27は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)、インターフェース回路(図示しない)からなる処理部本体70と、記憶部71とを有してなるものであり、その記憶部71には、下記の機能を発揮させるための所要のプログラムの他、飛翔体10に格納した子弾50の個数が記憶されている。
ステップ1:紫外線カメラによって紫外線画像を撮影取得する。
なお、図5においてはステップ1を「S1」と略記し、以下の各ステップについても同様に表記する。
ステップ3:起爆信号を含む領域を抽出する。
すなわち、紫外線画像に含まれるノイズを除去するとともに、起爆信号を含む領域の明確化を行い、各起爆信号に対して識別情報(ID)を付与する。
前回のサンプリングのときと比較して、起爆信号の位置・範囲等から同じ識別情報(ID)を付与した起爆信号を特定して追跡処理する。
ステップ5:子弾50の起爆数を算出し、また、不発弾については不発弾情報を付与する。
すなわち、子弾50の起爆位置情報を取得する。
本実施形態においては、紫外線データ、赤外線データ、可視光線データ、検出した起爆数及び起爆位置(起爆位置情報)を地上局40に向けて送信させるようにしている。
地上局40には、無線受信部41、本体42、ディスプレイ等の表示部(以下、「ディスプレイ」という。)43及びキーボート45等を有している。なお、44はアンテナである。
なお、無線送信部22から無線送信される各データを中継するための中継装置を介した構成にしてもよい。
・観測装置20から送信された当該起爆数を含む送信情報を無線受信部41によって受信するための機能。この機能を「受信手段42a」という。
・少なくとも算出した不発弾の数をディスプレイ43に表示させる機能。この機能を「表示手段42d」という。
本実施形態においては、合成された画像に、不発弾の概略着弾範囲とその数を重畳表示している。
これにより、オペレータは、ディスプレイ43において不発弾の数と概略着弾範囲を視覚的に把握することができる。
また、不発弾の概略着弾範囲を特定することができるので、その不発弾の回収処理等を容易かつ短時間で行うことができる。
なお、図7においてはステップ1を「Sa1」と略記し、以下の各ステップについても同様に表記する。
すなわち、子弾50よりも観測装置20…が相対的に上方に位置させて、子弾50の降下状態を観察できるようにしている。
すなわち、子弾50が着弾してから観測装置20,20が着弾するまでの間、観測装置20…に搭載した紫外線データ取得部24、赤外線データ取得部25及び可視光線データ取得部26によって、着弾前から、着弾後の子弾50の着弾点Pを含む広い領域aが撮影(データ取得)される。
ステップ3:紫外線データ取得部24、赤外線データ取得部25及び可視光線データ取得部26によって取得した各データは、無線送信部22によって地上局40に向けて無線送信される。
ステップ5:各種受信情報の統合処理を行う。
すなわち、受信した起爆数と飛翔体10に格納されていた子弾の個数とを比較して、不発弾の個数を算出し、算出した不発弾の個数をディスプレイ43に表示させる。また、図8に示すように、取得した紫外線データ、赤外線データ及び可視光線データを合成して、同図(E)に示すような合成画像を生成し、この生成した合成画像をディスプレイ43に表示する。
このとき、ディスプレイ43に表示されている画像に、起爆した子弾50の各位置にP1が、また、不発弾の概略着弾範囲にP2がそれぞれ対応して重畳表示される。
本実施形態においては、データ受信の有無によって観測装置20が着弾したか否かの判定を行っているが、これに限るものではない。
・不発弾の有無を容易に知得することができる。
・起爆位置算出手段を設けているので、不発弾を容易に探出することができる。
・子弾の着弾前から着弾点を含む広い領域の状況を確実に観測して把握することができる。
・飛翔体から複数の観測装置を放出しているので、着弾点を含むより広い領域、又は着弾点の周辺の領域を撮影することができる。
(1)飛翔体に格納され、かつ、その飛翔体の弾着前に外部に放出される観測装置に、この観測装置の降下速度を遅くするための減速機構、その飛翔体の弾着点を含む領域の紫外線データを取得するための紫外線データ取得部及び取得した紫外線データを地上局に向けて無線送信するための無線送信部とを搭載する一方、その地上局には、観測装置から無線送信された紫外線データを受信する無線受信部及び飛翔体の着弾状況を表示観測するための表示部を配設した構成にするとともに、紫外線データ取得部で取得した紫外線データに基づいて、起爆の有無を検出する起爆検出手段と、少なくとも検出した起爆の有無を無線送信部によって地上局に向けて送信させるための送信手段とを観測装置に設ける一方、観測装置から送信された当該起爆の有無を含む送信情報を無線受信部によって受信するための受信手段と、受信した起爆の有無を表示装置に表示させる表示手段とを地上局に配設した構成。
20 観測装置
22 無線送信部
23 減速機構
24 紫外線データ取得部
25 赤外線データ取得部
26 可視光線データ取得部
27a 起爆数検出手段
27b 起爆位置算出手段
27c 送信手段
40 地上局
41 無線受信部
42a 受信手段
42b 不発弾数算出手段
42c 合成画像生成手段
42d 表示手段
43 表示部(ディスプレイ)
50 子弾
60 GPS
61 方位センサ
71 記憶部
Claims (7)
- 一又は二以上の子弾と、降下速度を遅くするための減速機構、その子弾の着弾点を含む領域の紫外線データを取得するための紫外線データ取得部及び取得した紫外線データを地上局に向けて無線送信するための無線送信部を搭載した観測装置とを外部に放出可能に格納した飛翔体と、
その観測装置から無線送信された紫外線データを受信する無線受信部及び放出された子弾の着弾状況を表示観測するための表示部を配設した地上局とを含む着弾観測システムであって、
紫外線データ取得部で取得した紫外線データに基づいて、子弾の起爆数を検出する起爆数検出手段と、
少なくとも当該起爆数を無線送信部によって地上局に向けて送信させるための送信手段とを観測装置に設け、
観測装置から送信された当該起爆数を含む送信情報を無線受信部によって受信するための受信手段と、
受信した起爆数と飛翔体に格納されていた子弾の数とを比較して、不発弾の数を算出する不発弾数算出手段と、
算出した不発弾の数を表示装置に表示させる表示手段とを地上局に配設し、
観測装置には、測位情報を取得するためのGPS、方位情報を取得するための方位センサを搭載しており、
上記GPSで取得した測位情報と、方位センサで取得した方位情報とに基づいて、子弾の起爆位置を算出する起爆位置算出手段を有することを特徴とする着弾観測システム。 - 送信手段は、起爆数とともに紫外線データを無線送信部によって地上局に向けて送信させるとともに、
表示手段は、紫外線データを表示装置に表示させることを特徴とする請求項1に記載の着弾観測システム。 - 一又は二以上の子弾と、降下速度を遅くするための減速機構、その子弾の着弾点を含む領域の紫外線データを取得するための紫外線データ取得部及び取得した紫外線データを地上局に向けて無線送信するための無線送信部を搭載した観測装置とを外部に放出可能に格納した飛翔体と、
その観測装置から無線送信された紫外線データを受信する無線受信部及び放出された子弾の着弾状況を表示観測するための表示部を配設した地上局とを含む着弾観測システムであって、
紫外線データ取得部で取得した紫外線データを無線送信部によって地上局に向けて送信させるための送信手段を観測装置に設け、
紫外線データ取得部で取得した紫外線データに基づいて、子弾の起爆数を検出する起爆数検出手段と、
検出した起爆数と飛翔体に格納されていた子弾の数とを比較して、不発弾の数を算出する不発弾数算出手段と、
算出した不発弾の数を表示装置に表示させる表示手段とを地上局に配設し、
観測装置には、測位情報を取得するためのGPS、方位情報を取得するための方位センサを搭載しており、
上記GPSで取得した測位情報と、方位センサで取得した方位情報とに基づいて、子弾の起爆位置を算出する起爆位置算出手段を有することを特徴とする着弾観測システム。 - 観測装置は、飛翔体に格納した子弾の数を記憶した記憶部を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の着弾観測システム。
- 観測装置は、赤外線データを取得する赤外線データ取得部と、可視光線データを取得する可視光線データ取得部とを有する一方、地上局には、紫外線データ、赤外線データ及び可視光線データを合成した合成画像を生成する合成画像生成手段が設けられており、
表示手段は、生成した合成画像を表示装置に表示させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の着弾観測システム。 - 観測装置は、これの装置本体の上端部に減速機構を、また、下端部に紫外線データ取得部を配設していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の着弾観測システム。
- 飛翔体に複数の観測装置を格納していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の着弾観測システム。
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