JP5546005B2 - 通信システム、端末装置、その制御方法、ならびに、プログラム - Google Patents
通信システム、端末装置、その制御方法、ならびに、プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5546005B2 JP5546005B2 JP2010257545A JP2010257545A JP5546005B2 JP 5546005 B2 JP5546005 B2 JP 5546005B2 JP 2010257545 A JP2010257545 A JP 2010257545A JP 2010257545 A JP2010257545 A JP 2010257545A JP 5546005 B2 JP5546005 B2 JP 5546005B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- node
- terminal device
- nodes
- cluster
- channels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 175
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 70
- PWPJGUXAGUPAHP-UHFFFAOYSA-N lufenuron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(C(F)(F)F)F)=CC(Cl)=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F PWPJGUXAGUPAHP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 39
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 32
- 235000008694 Humulus lupulus Nutrition 0.000 claims description 8
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000004044 response Effects 0.000 description 12
- 230000008569 process Effects 0.000 description 8
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 8
- 241000854291 Dianthus carthusianorum Species 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000004931 aggregating effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
(1)1つのクラスタに含まれ、当該クラスタの上位ノードとして機能するヘッドノード、
(2)1つのクラスタに含まれ、当該クラスタの下位ノードとして機能するノーマルノード、
(3)2つのクラスタに含まれ、一方のクラスタでは下位ノードとして機能し、他方のクラスタでは上位ノードとして機能するゲートウェイノード
のいずれかとして機能することにより、当該ヘッドノードを根ノード、当該ノーマルノードを葉ノード、当該ゲートウェイノードを内部ノードとする木構造を形成する。
(1)当該端末装置と、当該端末装置が上位ノードであるクラスタに含まれる下位ノードである端末装置と、の、通信流量と、
(2)木構造の根ノードから当該端末装置までのホップ距離と、
(3)当該木構造に対して設定されている通信成功率の目標値と、
に基づいて、キャリアセンスを行うべきセンス周期と、当該センス周期内において通信を行うチャネル数と、を決定する。
(1)ヘッドノードである場合、決定されたセンス周期に基づいて、次にキャリアセンスを行うべきセンス時刻を定め、当該時刻と決定されたチャネル数とを、端末装置がヘッドノードとして含まれるクラスタに含まれるすべてのノードに設定し、
(2)ゲートウェイノードである場合、端末装置が下位ノードとして含まれるクラスタに設定されているセンス時刻と重ならないように、決定されたセンス周期に基づいて、次にキャリアセンスを行うべきセンス時刻を定め、当該時刻と決定されたチャネル数とを、端末装置が上位ノードとして含まれるクラスタに含まれるすべてのノードに設定する。
(1)当該端末装置と、当該端末装置が上位ノードであるクラスタに含まれる下位ノードである端末装置と、の、通信流量vと、
(2)木構造の根ノードから当該端末装置までのホップ距離hと、
を、センス時刻に送信することにより、キャリアセンスならびにスキャンを行っている他の端末装置に通知する。
(1)当該複数発見された上位ノードのうち、現在当該端末装置の上位ノードでないノードのそれぞれについて、当該スキャンの結果得られた通信流量vならびにホップ距離hおよび当該端末装置による通信流量wから、当該ノードに対して推定されるチャネル数nを n = F(v+w,s1/h) により求め、
(2)当該複数発見された上位ノードのうち、現在当該端末装置の上位ノードであるノードに対して推定されるチャネル数nを
(2a)当該スキャンの結果得られた通信流量vならびにホップ距離hから n = F(v,s1/h) により求め、もしくは、
(2b)当該端末装置に対して設定されているチャネル数とする。
(1)他の端末装置が発見できなかった場合、端末装置をヘッドノードに設定し、
(2)1つ又は複数の上位ノードが発見された場合、当該発見された上位ノードのうち、当該上位ノードに対して推定されるチャネル数が最小の上位ノードを選択し、端末装置を、選択された上位ノードの下位ノードに設定し、
(3)1つ又は複数のノーマルノードが発見された場合、当該発見されたノーマルノードからいずれかを選択し、選択されたノーマルノードをゲートウェイノードに設定し、端末装置を、当該ゲートウェイノードを上位ノードとするクラスタの下位ノードに設定する。
(1)1つのクラスタに含まれ、当該クラスタの上位ノードとして機能するヘッドノード、
(2)1つのクラスタに含まれ、当該クラスタの下位ノードとして機能するノーマルノード、
(3)2つのクラスタに含まれ、一方のクラスタでは下位ノードとして機能し、他方のクラスタでは上位ノードとして機能するゲートウェイノード
のいずれかとして機能することにより、当該ヘッドノードを根ノード、当該ノーマルノードを葉ノード、当該ゲートウェイノードを内部ノードとする木構造を形成する。
(1)当該端末装置と、当該端末装置が上位ノードであるクラスタに含まれる下位ノードである端末装置と、の、通信流量と、
(2)木構造の根ノードから当該端末装置までのホップ距離と、
(3)当該木構造に対して設定されている通信成功率の目標値と、
に基づいて、キャリアセンスを行うべきセンス周期と、当該センス周期内において通信を行うチャネル数と、を決定する。
(1)ヘッドノードである場合、決定されたセンス周期に基づいて、次にキャリアセンスを行うべきセンス時刻を定め、当該時刻と決定されたチャネル数とを、端末装置がヘッドノードとして含まれるクラスタに含まれるすべてのノードに設定し、
(2)ゲートウェイノードである場合、端末装置が下位ノードとして含まれるクラスタに設定されているセンス時刻と重ならないように、決定されたセンス周期に基づいて、次にキャリアセンスを行うべきセンス時刻を定め、当該時刻と決定されたチャネル数とを、端末装置が上位ノードとして含まれるクラスタに含まれるすべてのノードに設定する。
(1)当該上位ノードPが、木構造においてヘッドノードHからどれだけ離れているかを表す段数(ホップ数)。すなわち、ヘッドノードHと上位ノードPとのホップ距離h。
(2)当該上位ノードPに係る現在当該クラスタ101に属しているノードによる通信流量v(単位時間あたりの通信量)。典型的には、ビーコン信号送信周期内においてどれだけのチャネルが実際にデータ通信に利用されたか、の減衰平均等を用いる。
(1)他の端末装置121が発見できなければ、自身をヘッドノードHに設定し、
(2)発見できた他の端末装置121がヘッドノードHであれば、自身を当該ヘッドノードHの下位ノードCとなるように、当該ヘッドノードHへ登録を申し込み、
(3)発見できた他の端末装置121がゲートウェイノードGであれば、自身を当該ゲートウェイノードGの下位ノードCとなるように、当該ゲートウェイノードGへ登録を申し込み、
(3)発見できた他の端末装置121がノーマルノードNであれば、当該ノーマルノードNの動作モードをゲートウェイノードGに移行させ、自身を当該ゲートウェイノードGの下位ノードCとなるように、当該発見された他の端末装置121へ登録を申し込む。
(1)当該端末装置がノーマルノードNである場合、そのデータに最終宛先を指定したまま、自身が属するクラスタ101の上位ノードPに送信する。
(2)当該端末装置がヘッドノードHもしくはゲートウェイノードGである場合、最終宛先までの経路を調べ、その経路に、当該端末装置が上位ノードPとして含まれるクラスタ101の下位ノードCがあれば、そのデータに最終宛先を指定したまま、当該下位ノードCへ送信する。
(3)当該端末装置がゲートウェイノードGである場合、最終宛先までの経路を調べ、その経路に、当該端末装置が下位ノードCとして含まれるクラスタ101の上位ノードPがあれば、そのデータに最終宛先を指定したまま、当該上位ノードPへ送信する。
(1)受信したデータの最終宛先が自身であれば、当該データを、伝送されたデータとして、他の処理に渡す。
(2)受信したデータの最終宛先が自身でなければ、当該データに最終宛先を指定したまま、送信部203に処理させる。
(1)Power offは、電源offの状態を表す。
(2)Disassociatedは、いずれのクラスタ101にも属さず、各パラメータが初期値にある状態を表す。
(3)Scannedは、いずれのクラスタ101にも属さないが、他ノードの存在等情報を有する状態を表す。
(4)Normal nodeは、あるクラスタ101に、下位ノードCとして参加しており、そのクラスタ101の上位ノードの定める時間割に従う状態を表す。
(5)Cluster headは、自身がヘッドノードとなってクラスタ101を管理し、時間割を独自に定めて動作している状態を表す。
(6)Gatewayは、自身がゲートウェイノードとなって2つのクラスタ101に参加し、一方のクラスタ101では、自身が上位ノードPとなって時間割を定めるが、他方のクラスタ101では自身が上位ノードCとなって設定された時間割にしたがう状態を表す。
(1)Resetは、クラスタ101に関する情報等、各種パラメータを初期化する。
(2)Scanは、他ノードの存在を調べる。
(3)Startは、Hearing intervalを設定する。
(4)Associate(Assoc.)は、あるノードの下位ノードになりたい旨を通知する。当該あるノードがヘッドノードHやゲートウェイノードGである場合には、そのままその下位ノードとなるが、当該あるノードがノーマルノードCである場合には、当該あるノードの状態が変化する。
(5)Streamは、特定のノードに対し、データパケットを送信する。
(6)Changeは、Hearing intervalを変更する。
(7)Synchronize(Sync.)は、上位ノードPに対して、下位ノードCが、Hearing intervalの再同期を要求する。
(8)Disassociate(Disassoc.)は、上位ノードPに対して、下位ノードCが、クラスタ101から離脱することを通知する。
(9)Stopは、Hearing intervalを廃止し、自身の下位ノードである端末装置121に、これを通知する。
(1)全ノードについて、ノードID(8ビット)。
(2)全ノードについて、現在のモードがCluster head/Gateway/Normal nodeのいずれであるか(2ビット)。
(3)全ノードについて、当該ノードが果たすことのできる機能が、Normal nodeのみか、それともCluster headやGatewayとして動作しうるか(1ビット)。
(4)全ノードについて、周波数や変調方式などの物理パラメータ(40ビット程度)。
(5)全ノードについて、当該ノードの優先順位(0−255、8ビット)。
(6)上位ノードについて、設定されたHearing interval(0−65535μs、16ビット)。
(7)上位ノードについて、クラスタ内ノード数(0−255、8ビット)。
(8)上位ノードについて、クラスタ内ノードID(8ビット×0−255ノード、計2048ビット)。
(9)上位ノードについて、クラスタ内ノード別正規化トラヒック(1/256−256/256erl×0−255ノード、計2048ビット)。この総和が、通信流量vに相当する。
(10)下位ノードについて、キャリアセンス周期(0−65535μs、16ビット)。
(11)下位ノードについて、参加するクラスタの上位ノードのノードID(8ビット)。
(12)当該ノードのヘッドノードHからのホップ距離h(4ビット)。
(1)Scan requestは、ヘッドノードもしくはゲートウェイノードに対して、そのクラスタに参加しようとする要求である。
(2)Scan responseは、Scan requestへの応答で、キャリアセンス周期を割り当てる。
(3)Association requestは、ノーマルノードに対して、「ゲートウェイノードになってクラスタを形成」するよう求め、形成されたクラスタに参加しようとする要求である。
(4)Association responseは、Association requestへの応答で、キャリアセンス周期を割り当てる。
(5)Synchronization requestは、上位ノードに対して、キャリアセンス周期の再同期を要求する。
(6)Synchronization responseは、Synchronization requestへの応答である。
(7)Announceは、ノード間で特定の情報を伝達する。
(8)Dataは、通常データである。
(9)Ackは、いわゆる確認応答(Acknowledgement)である。
N = F(V,S)
を満たすような関数Fを定めることができることになる。
(1)木構造全体における通信成功率の目標値s、
(2)当該上位ノードに対する実際の通信流量v、
(3)当該上位ノードとヘッドノードHとのホップ距離h、
に基づいて、当該クラスタチャネル数nを、
n = F(v,s1/h)
のように決定するのである。
(1)通信効率が悪い場合。当該下位ノードCから送出したパケットが宛先に到達せず再送を行った割合、現在の上位ノードPから通知されたパケット誤り率、現在のHPR等がある閾値を超えた場合、あるいは、ある範囲から逸脱した場合、とするのが典型的である。
(2)電源残量が少なくなった場合。たとえば、現在の電源残量から見て現在のHPRが適切な値(あらかじめ当該下位ノードCにおいて設定された省電力パラメータ)となっているかを見るものである。
(3)定期的に行う場合。一定期間が経過するごとに、他の上位ノードPへの切り替えを検討するものである。なお、上記(1)(2)の場合であっても、前回切り替えを検討してから、次に切り替えを検討するまでには、少なくとも一定期間の経過を要するように構成するのが典型的である。
(1)各上位ノードPについて、制御信号から得られる情報に基づいて、当該下位ノードCが当該上位ノードPへ切り替えたと仮定した場合の、アクティブ区間のチャネル数を推定する。
(2)推定されたチャネル数に基づいて、通信効率の観点から比較を行って、いずれかの上位ノードPを選択する。比較の具体的な手法については後述する。
(3)選択された上位ノードPが、現在の上位ノードPと一致する場合には、特段の処理は必要としないが、異なる場合には、現在の上位ノードPからのDisassociate手続と、選択された新たな上位ノードPへのAssociate手続を実行して、上位ノードPを切り替える。
(1)各上位ノードPとヘッドノードHとの間のホップ距離。以下、i番目の上位ノードPとヘッドノードHとの間のホップ距離を、h[i]と表記する。
(2)各上位ノードPが管理するクラスタ101における通信流量。以下、i番目の上位ノードPのクラスタ101における通信流量をv[i]と表記する。
F(v[0],s1/h[0])
と表現することができる。
F(v[0]-w,s1/h[0])
に更新される、と考えられる。
F(v[i],s1/h[i])
から
F(v[i]+w,s1/h[i])
に更新される、と考えられる。
Δ[i] = F(v[0]-w,s1/h[0]) + F(v[i]+w,s1/h[i])- F(v[0],s1/h[0]) - F(v[i],s1/h[i])
となる。この値をi = 0,1,…,Nのそれぞれについて計算する。
Δ[k]<0
が成立し、かつ、最小となるようにkを選べば良い。
(0)F(v[0],s1/h[0]),
(1)F(v[1]+w,s1/h[1]),
(2)F(v[2]+w,s1/h[2]),…,
(N)F(v[N]+w,s1/h[N])
を計算し、これが最小となるようなiを選択して、当該i番目の上位ノードPに切り換える、という手法を採用しても良い。
h[0]≧h[i]
を満たすことを要件としても良い。すなわち、切り替えの後には、上位ノードPがヘッドノードHに近付くか、もしくは、ヘッドノードHとのホップ距離が同じであることを、切り替え先の条件とする。
121 端末装置
201 スキャン部
202 ノード設定部
203 送信部
204 受信部
205 センス部
206 抑制部
207 時刻設定部
208 中継部
Claims (13)
- 複数の端末装置のそれぞれが、1つまたは2つのクラスタに含まれるノードとして機能することにより、他の端末装置と通信する通信システムであって、
(a)前記クラスタは、1つの上位ノードと、それ以外の下位ノードと、からなり、
(b)前記端末装置のそれぞれは、
(1)1つのクラスタに含まれ、当該クラスタの上位ノードとして機能するヘッドノード、
(2)1つのクラスタに含まれ、当該クラスタの下位ノードとして機能するノーマルノード、
(3)2つのクラスタに含まれ、一方のクラスタでは下位ノードとして機能し、他方のクラスタでは上位ノードとして機能するゲートウェイノード
のいずれかとして機能することにより、当該ヘッドノードを根ノード、当該ノーマルノードを葉ノード、当該ゲートウェイノードを内部ノードとする木構造を形成し、
(c)前記端末装置のそれぞれは、
当該端末装置が上位ノードである場合、
(1)当該端末装置と、当該端末装置が上位ノードであるクラスタに含まれる下位ノードである端末装置と、の、通信流量と、
(2)前記木構造の根ノードから当該端末装置までのホップ距離と、
(3)当該木構造に対して設定されている通信成功率の目標値と、
に基づいて、キャリアセンスを行うべきセンス周期と、当該センス周期内において通信を行うチャネル数と、を決定する決定部、
当該端末装置が
(1)ヘッドノードである場合、前記決定されたセンス周期に基づいて、次にキャリアセンスを行うべきセンス時刻を定め、当該時刻と前記決定されたチャネル数とを、前記端末装置がヘッドノードとして含まれるクラスタに含まれるすべてのノードに設定し、
(2)ゲートウェイノードである場合、前記端末装置が下位ノードとして含まれるクラスタに設定されているセンス時刻と重ならないように、前記決定されたセンス周期に基づいて、次にキャリアセンスを行うべきセンス時刻を定め、当該時刻と前記決定されたチャネル数とを、前記端末装置が上位ノードとして含まれるクラスタに含まれるすべてのノードに設定する
時刻設定部、
前記端末装置が含まれる1つまたは2つのクラスタに対して設定されているセンス時刻にキャリアセンスを行うセンス部、
前記センス時刻から前記設定されているチャネル数のチャネルを介して、他のノードへデータを送信する送信部、
前記センス時刻から前記設定されているチャネル数のチャネルを介して、他のノードからのデータを受信する受信部、
当該端末装置が下位ノードである場合、上位ノードを切り替えるためのスキャンを行うか否かを決定し、切り替えのためのスキャンを行うことが決定された場合、他の端末装置をスキャンするスキャン部、
前記切り替えのためのスキャンの結果、複数の上位ノードが発見された場合、当該発見された上位ノードのそれぞれにおいて決定されるチャネル数を推定し、当該推定されたチャネル数に基づいていずれかの上位ノードを選択し、前記端末装置の上位ノードを、前記選択された上位ノードに設定し直すノード設定部
を備えることを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムであって、
前記送信部は、
(1)当該端末装置と、当該端末装置が上位ノードであるクラスタに含まれる下位ノードである端末装置と、の、通信流量vと、
(2)前記木構造の根ノードから当該端末装置までのホップ距離hと、
を、前記センス時刻に送信することにより、前記キャリアセンスならびに前記スキャンを行っている他の端末装置に通知し、
前記切り替えのためのスキャンの結果、複数の上位ノードが発見された場合、前記ノード設定部は、当該複数発見された上位ノードのそれぞれについて、当該スキャンの結果得られた通信流量vならびにホップ距離hおよび当該端末装置による通信流量wから、当該上位ノードを前記端末装置の上位ノードに設定し直すと仮定した場合の、当該複数存在する上位ノードのそれぞれにおいて決定されるチャネル数を推定し、当該推定されたチャネル数が最小となる上位ノードを選択する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項2に記載の通信システムであって、
関数Fがあらかじめ定められ、当該関数Fを、通信流量Vと、通信成功率Sと、に適用することにより、チャネル数Nが N = F(V,S) により求められ、
前記決定部は、当該端末装置の通信流量vならびに前記根ノードからのホップ距離hからチャネル数nを n = F(v,s1/h) により決定し、
前記ノード設定部は、
(1)当該複数発見された上位ノードのうち、現在当該端末装置の上位ノードでないノードのそれぞれについて、当該スキャンの結果得られた通信流量vならびにホップ距離hおよび当該端末装置による通信流量wから、当該ノードに対して推定されるチャネル数nを n = F(v+w,s1/h) により求め、
(2)当該複数発見された上位ノードのうち、現在当該端末装置の上位ノードであるノードに対して推定されるチャネル数nを
(2a)当該スキャンの結果得られた通信流量vならびにホップ距離hから n = F(v,s1/h) により求め、もしくは、
(2b)当該端末装置に対して前記設定されているチャネル数とする
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項3に記載の通信システムであって、
前記センス周期は前記複数の端末装置において共通するように定められた定数であり、
前記チャネルは、時間チャネルであり、
前記送信部は、前記センス時刻から前記設定されているチャネル数に対する時間を経過するまでの間に、他のノードへのデータの送信を開始し、
前記受信部は、前記センス時刻から前記設定されているチャネル数に対する時間を経過するまでの間に、他のノードからのデータの受信を開始する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項4に記載の通信システムであって、
前記複数の端末装置のそれぞれは、
前記キャリアセンスを行わず、前記送信を行わず、前記受信を行わない間、電力消費を抑制する抑制部
をさらに備えることを特徴とする通信システム。 - 請求項5に記載の通信システムであって、
前記スキャン部は、前記端末装置が前記木構造に参加しようとする場合に、他の端末装置をスキャンし、
前記ノード設定部は、前記参加のためのスキャンの結果、
(1)他の端末装置が発見できなかった場合、前記端末装置をヘッドノードに設定し、
(2)1つ又は複数の上位ノードが発見された場合、当該発見された上位ノードのうち、当該上位ノードに対して推定されるチャネル数が最小の上位ノードを選択し、前記端末装置を、前記選択された上位ノードの下位ノードに設定し、
(3)1つ又は複数のノーマルノードが発見された場合、当該発見されたノーマルノードからいずれかを選択し、前記選択されたノーマルノードをゲートウェイノードに設定し、前記端末装置を、当該ゲートウェイノードを上位ノードとするクラスタの下位ノードに設定する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項6に記載の通信システムであって、
前記参加のためのスキャンの結果、複数の上位ノードが発見され、前記発見された上位ノードのうち、当該上位ノードに対して推定されたチャネル数が最小の上位ノードが複数存在する場合、前記ノード設定部は、当該推定されたチャネル数が最小の上位ノードのうち、前記木構造における前記根ノードに最も近いものを選択する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項7に記載の通信システムであって、
前記複数の端末装置のそれぞれにおいて、
前記スキャン部は、当該端末装置に設定されているチャネル数が、当該端末装置の電源残量にあらかじめ対応付けられる閾値を超える場合、当該切り替えのためのスキャンを行うことを決定する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載通信システムであって、
前記決定部ならびに前記ノード設定部は、前記木構造の根ノードから当該端末装置までのホップ距離にかえて、当該木構造の最大ホップ数、当該端末装置の通信先との平均ホップ数、もしくは、当該木構造における通信の平均ホップ数、または、これらのいずれか少なくとも一つに所定の演算を施した結果を用いる
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の通信システムにおける端末装置。
- 複数の端末装置のそれぞれが、1つまたは2つのクラスタに含まれるノードとして機能することにより、他の端末装置と通信する通信システムにおける端末装置を制御する制御方法であって、
(a)前記クラスタは、1つの上位ノードと、それ以外の下位ノードと、からなり、
(b)前記端末装置のそれぞれは、
(1)1つのクラスタに含まれ、当該クラスタの上位ノードとして機能するヘッドノード、
(2)1つのクラスタに含まれ、当該クラスタの下位ノードとして機能するノーマルノード、
(3)2つのクラスタに含まれ、一方のクラスタでは下位ノードとして機能し、他方のクラスタでは上位ノードとして機能するゲートウェイノード
のいずれかとして機能することにより、当該ヘッドノードを根ノード、当該ノーマルノードを葉ノード、当該ゲートウェイノードを内部ノードとする木構造を形成し、
前記端末装置のそれぞれにおいて、前記制御方法は、
当該端末装置が上位ノードである場合、
(1)当該端末装置と、当該端末装置が上位ノードであるクラスタに含まれる下位ノードである端末装置と、の、通信流量と、
(2)前記木構造の根ノードから当該端末装置までのホップ距離と、
(3)当該木構造に対して設定されている通信成功率の目標値と、
に基づいて、キャリアセンスを行うべきセンス周期と、当該センス周期内において通信を行うチャネル数と、を決定する決定工程、
当該端末装置が
(1)ヘッドノードである場合、前記決定されたセンス周期に基づいて、次にキャリアセンスを行うべきセンス時刻を定め、当該時刻と前記決定されたチャネル数とを、前記端末装置がヘッドノードとして含まれるクラスタに含まれるすべてのノードに設定し、
(2)ゲートウェイノードである場合、前記端末装置が下位ノードとして含まれるクラスタに設定されているセンス時刻と重ならないように、前記決定されたセンス周期に基づいて、次にキャリアセンスを行うべきセンス時刻を定め、当該時刻と前記決定されたチャネル数とを、前記端末装置が上位ノードとして含まれるクラスタに含まれるすべてのノードに設定する
時刻設定工程、
前記端末装置が含まれる1つまたは2つのクラスタに対して設定されているセンス時刻にキャリアセンスを行うセンス工程、
前記センス時刻から前記設定されているチャネル数のチャネルを介して、他のノードへデータを送信する送信工程、
前記センス時刻から前記設定されているチャネル数のチャネルを介して、他のノードからのデータを受信する受信工程、
当該端末装置が下位ノードである場合、上位ノードを切り替えるためのスキャンを行うか否かを決定し、切り替えのためのスキャンを行うことが決定された場合、他の端末装置をスキャンするスキャン工程、
前記切り替えのためのスキャンの結果、複数の上位ノードが発見された場合、当該発見された上位ノードのそれぞれにおいて決定されるチャネル数を推定し、当該推定されたチャネル数に基づいていずれかの上位ノードを選択し、前記端末装置の上位ノードを、前記選択された上位ノードに設定し直すノード設定工程
を備えることを特徴とする制御方法。 - 通信機能を有する複数のコンピュータのそれぞれを、請求項1から9のいずれか1項に記載の通信システムにおける複数の端末装置のいずれかとして機能させることを特徴とするプログラム。
- 通信機能を有するコンピュータを、請求項10に記載の端末装置の各部として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010257545A JP5546005B2 (ja) | 2010-11-18 | 2010-11-18 | 通信システム、端末装置、その制御方法、ならびに、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010257545A JP5546005B2 (ja) | 2010-11-18 | 2010-11-18 | 通信システム、端末装置、その制御方法、ならびに、プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012109827A JP2012109827A (ja) | 2012-06-07 |
JP5546005B2 true JP5546005B2 (ja) | 2014-07-09 |
Family
ID=46494968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010257545A Active JP5546005B2 (ja) | 2010-11-18 | 2010-11-18 | 通信システム、端末装置、その制御方法、ならびに、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5546005B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5945771B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2016-07-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 通信システムおよび通信端末 |
JP2017152855A (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 株式会社東芝 | 無線通信装置、無線通信方法およびプログラム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2314125B1 (en) * | 2008-06-19 | 2012-03-28 | Selex Elsag S.P.A. | Mobile ad-hoc network |
JP5105370B2 (ja) * | 2008-12-12 | 2012-12-26 | 独立行政法人情報通信研究機構 | 通信システム、端末装置、通信方法、ならびに、プログラム |
JP2010233072A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Japan Radio Co Ltd | 無線ネットワークシステム |
JP5252644B2 (ja) * | 2009-05-01 | 2013-07-31 | 独立行政法人情報通信研究機構 | 通信システム、端末装置、その制御方法、ならびに、プログラム |
-
2010
- 2010-11-18 JP JP2010257545A patent/JP5546005B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012109827A (ja) | 2012-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5252644B2 (ja) | 通信システム、端末装置、その制御方法、ならびに、プログラム | |
US8995280B2 (en) | System and method for an energy efficient network adapter | |
Radi et al. | LIEMRO: a Low-Interference energy-efficient multipath routing protocol for improving QoS in event-based wireless sensor networks | |
JP4383878B2 (ja) | 複数のポイントを統合する無線ネットワーク間の通信システム及び通信方法 | |
JP7057670B2 (ja) | エネルギー制限されたワイヤレス・システム内の柔軟性のある通信のための構成可能通信モジュール | |
JP6635165B2 (ja) | 無線通信装置及び無線通信方法 | |
KR20050012793A (ko) | 무선 네트워크에서의 신호 품질 궤환 제공 시스템 및 방법 | |
US20110119360A1 (en) | Establishing a Mesh Network with Wired and Wireless Links | |
US8885631B2 (en) | Multiuser detection enabled medium access control in mobile ad hoc networks | |
JP2007505565A (ja) | 接続性拡張機能を提供する移動体アドホックネットワーク(manet)及び関連する方法 | |
JP2007505566A (ja) | サービス品質(QoS)プロトコル階層を備えた移動体アドホックネットワーク(MANET)及び関連する方法 | |
US20110119401A1 (en) | Determining Role Assignment in a Hybrid Mesh Network | |
JP2007505567A (ja) | 干渉低減機能を提供する移動体アドホックネットワーク及び関連する方法 | |
US10952032B2 (en) | Wireless mesh network and associated data transmission network | |
Alvi et al. | On the energy efficiency and stability of RPL routing protocol | |
CN107864480B (zh) | 一种基于认知声技术的mac协议通信方法 | |
US8422380B2 (en) | Dynamically reconfigurable wired network | |
JP5105370B2 (ja) | 通信システム、端末装置、通信方法、ならびに、プログラム | |
Miller et al. | On-demand TDMA scheduling for energy conservation in sensor networks | |
Kumar et al. | Efficient routing for low rate wireless network-a novel approach | |
CN108476579B (zh) | 用于操作通信装置的方法和通信装置 | |
Wayong et al. | A scheduling scheme for channel hopping in Wi-SUN fan systems toward data throughput enhancement | |
JP5546005B2 (ja) | 通信システム、端末装置、その制御方法、ならびに、プログラム | |
Long et al. | TDMA-based efficient cooperative relaying selection scheme in multi-hop wireless networks | |
Sayed et al. | A new cooperative MAC protocol for wireless LANs |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140422 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140512 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5546005 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |