JP5545523B2 - 無線通信システム、干渉防止方法 - Google Patents

無線通信システム、干渉防止方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5545523B2
JP5545523B2 JP2009293758A JP2009293758A JP5545523B2 JP 5545523 B2 JP5545523 B2 JP 5545523B2 JP 2009293758 A JP2009293758 A JP 2009293758A JP 2009293758 A JP2009293758 A JP 2009293758A JP 5545523 B2 JP5545523 B2 JP 5545523B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
coordinator
communication network
data
fec
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009293758A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011135398A (ja
Inventor
チンシャン サム
博司 原田
史秀 児島
龍平 船田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Information and Communications Technology
Original Assignee
National Institute of Information and Communications Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Information and Communications Technology filed Critical National Institute of Information and Communications Technology
Priority to JP2009293758A priority Critical patent/JP5545523B2/ja
Priority to CN2010800591641A priority patent/CN102668615A/zh
Priority to PCT/JP2010/007293 priority patent/WO2011077672A1/ja
Priority to EP10838912.3A priority patent/EP2519044B1/en
Priority to US13/518,996 priority patent/US9055444B2/en
Priority to AU2010334250A priority patent/AU2010334250B2/en
Publication of JP2011135398A publication Critical patent/JP2011135398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5545523B2 publication Critical patent/JP5545523B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0072Error control for data other than payload data, e.g. control data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/64Hybrid switching systems
    • H04L12/6418Hybrid transport
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • H04L5/1438Negotiation of transmission parameters prior to communication

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

複数のデバイスとコーディネータ間で無線通信を行う無線通信ネットワークの、互いに異なる物理層を有する2以上の無線通信ネットワーク間で通信干渉を防止する上で好適な無線通信システム、干渉防止方法を提供することにある。
無線LAN(Local Area Network)は、有線LANと比較して、ケーブルのためのスペースが削減されることや、ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)等を始めとした携帯端末が、その携帯性を損なうことなくLANに接続できる等の利点がある。また無線LANそのものも高速化され、また安価になってきたため、無線LANに対する実用化が一段と加速している。このような背景から、無線LANの標準化がIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineering)で進められている。
特に無線LANに代表される無線パケット通信システムにおいて、複数の端末間における無線リソースの競合が問題視されている。この無線リソースの競合を回避するためには、媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)が必要となる。この無線LANにおけるMACプロトコルとしては、端末がパケットを送信する前に他端末の搬送波を検出する、いわゆるキャリアセンスを実行し、キャリアを捕捉できない場合に自身のパケットを送信するCSMA(Carrier Sense Multiple Access)方式が提案されている。また、このCSMA方式に対して、更にパケットの衝突回避の仕組みを付加したCSMA/CA方式(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式も提案されている。
このCSMA/CA方式では、通信を開始して、通信相手の無線ノードからACK(Acknowledge)信号の返信を受け取った場合には、通信が成功したものとみなし、ACK信号を受け取らなかった場合には、他の無線ノードとの通信衝突が発生したものとみなして、再びバックオフ時間を設けてパケットデータを再送信するシステムである。
特に近年において、このCSMA/CA方式は、IEEE802.15.4規格に準拠する場合が多くなっている。IEEE802.15.4規格は、868MHz、915MHz及び2.45GHz付近の周波数を利用する無線通信であって、特にZigbee(登録商標)等の家電向け近距離通信に利用されている。Zigbee(登録商標)は、IEEE802.15.4規格で規定されたPHY層及びMAC層を用い、その上位のネットワーク層、アプリケーション層を規格化したものである。このZigbee(登録商標)は、IEEE802.15.4規格の特徴を生かし、超低消費電力化、小型化、低コスト化を実現可能としている。
このように、IEEE802.15.4規格は、センサネットワークのみならず、ホームネットワーク、オフィスネットワーク、人体に装着した各種医療用機器との通信ネットワークに加え、将来的にはユビキタスネットワーク社会を実現するためのキーテクノロジーとしても注目されている。
IEEE802.15.4規格による無線通信では、図15に示すように、ネットワーク7を制御するNC(Network-Coordinator)71と、複数のED(End Device)72と間で近距離無線通信を行うのが一般的である。ちなみに、このネットワーク7の例としては、スター型、ツリー型、メッシュ型といった多彩なネットワーク形態が選択可能である。
また、このIEEE802.15.4規格による無線通信では、ビーコンを使用したいわゆるスーパーフレーム構造を用いる。このスーパーフレーム構造は、ビーコン間隔を全てのED72がアクセス可能なCAP(Contention Access Period)、特定のED72が専有してアクセス可能なCFP(Contention Free Period)、全てのED72がアクセス禁止となるInactive期間に分割される。またCFPは、GTS(Guaranty time Slot)メカニズムにより7等分されて、通信を優先的に行いたいED72へ割り当てることが可能となる。
従来におけるこのIEEE802.15.4規格による無線パケット通信システムとしては、例えば、特許文献1、2等が提案されている。またCSMA/CA方式におけるパケットの衝突を最小限に抑える技術としては、例えば、特許文献3、4の開示技術が提案されている。
特開2005−102218号公報 特開2008−026310号公報 特開2004−242204号公報 特開2006−197177号公報
しかしながら、例えば図16に示すように、2以上のネットワーク7、7´が共存する場合もある。ネットワーク7は、NC71と、複数のED72からなり、ネットワーク7´は、NC71´とED72´とからなるが、それぞれ異なる物理層を介して無線通信を行うものである。
しかしながら、このように2以上のネットワーク7、7´が共存する場合には、互いに通信干渉が生じる場合がある。即ち、ネットワーク7におけるNC71とED72との間における通信が、他のネットワーク7´におけるNC71´とED72´との間で行われている通信により干渉を受ける場合がある。これは、それぞれのネットワーク7、7´における中央制御ユニットとしての役割を担うNC71、NC71´との間で何らやり取りがなされていないことによるものであり、それぞれ互いに存在を無視して独立した物理層を介して無線通信を行うためである。
このため、このような互いに異なる物理層を有する2以上のネットワーク7、7´が共存する無線通信システムにおいて、通信干渉を防止することができる干渉防止方法を案出する必要性が特に近年において高まりつつあった。
実際に、このような通信干渉を防止するためには、ネットワーク7、7´をそれぞれ制御するNC71、NC71´間において、通信開始前に予めネゴシエーションを行う必要がある。このネゴシエーションは、例えば、NC71から自らの存在を通知するための共存通知フレームデータをNC71´へと送信し、NC71´がこれを取得してNC71が同一空間内に存在していることを知ることができる。そして、NC71´は、NC71との間で通信干渉を防止するための制御を行うことが可能となる。しかしながら、NC71´は、NC71との間で常に同一の通信規格で通信を行うとは限らないことから、NC71から送られてくる共存通知フレームデータを受信できなかったり、読み出すことができない場合もあり、通信干渉を防止することができないという問題点が依然として残っていた。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、互いに異なる物理層を有する2以上の無線通信ネットワークが共存し、上記各無線通信ネットワークは複数のデバイスとコーディネータ間で無線通信を行う無線通信システムにおいて、かかる無線通信ネットワーク間で通信干渉を防止することが可能な無線通信システム及び干渉防止方法を提供することにある。
本発明に係る無線通信システムは、上述した課題を解決するために、互いに異なる物理層を有する2以上の無線通信ネットワークが共存し、上記各無線通信ネットワークは複数のデバイスとコーディネータ間で無線通信を行う無線通信システムにおいて、一の無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、他の無線通信ネットワークのコーディネータに対して自らの存在を通知するための共存通知フレームデータを生成するデータ生成手段と、上記データ生成手段により生成された共存通知フレームデータを符号化するとともに、上記符号化前の元データを源符号データとしてこれを上記符号化により生成されたデータに挿入することによりFECデータとする、もしくは共存通知フレームデータをそのまま源符号データとしてこれをFECデータとするFECエンコーダと、上記FECエンコーダからのFECデータをガウス周波数変調方式(GFSK)又は周波数変調方式(FSK)により変調してGFSK変調波信号とするGFSK変調手段と、上記GFSK変調手段により生成されたGFSK変調波信号を、他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータへ発信する発信手段とを備え、各無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、電源投入直後の最初のスーパーフレーム前において、他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータから発信された共存通知信号を、上記スーパーフレームの長さ以上からなる期間に亘りスキャニングするためのスキャニング期間を設けるとともに、自らの共存通知信号を一又は複数のスーパーフレームにつき1回発信し、上記スキャニング期間において他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータから発信された上記共存通知信号を取得した場合には、当該他の無線通信ネットワークとの間で通信干渉を防止するための制御を行うことを特徴とする。
本発明に係る干渉防止方法は、複数のデバイスとコーディネータ間で無線通信を行う無線通信ネットワークの、互いに異なる物理層を有する2以上の無線通信ネットワーク間で通信干渉を防止する干渉防止方法において、一の無線通信ネットワークにおけるコーディネータでは、他の無線通信ネットワークのコーディネータに対して自らの存在を通知するための共存通知フレームデータを生成するデータ生成ステップと、上記データ生成ステップにおいて生成した共存通知フレームデータを符号化するとともに、上記符号化前の元データを源符号データとしてこれを上記符号化したデータに挿入することによりFECデータとするFEC符号化ステップと、上記FEC符号化ステップにおいて生成したFECデータをガウス周波数変調方式(GFSK)、又は周波数変調方式(FSK)により変調して変調波信号とする変調ステップと、上記変調ステップにおいて生成した変調波信号を、他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータへ発信する発信ステップとを有し、他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータでは、上記一の無線通信ネットワークにおけるコーディネータから発信された変調波信号を受信し、受信した上記変調波信号を復調することにより上記共存通知フレームデータを取得し、上記一の無線通信ネットワークとの間で通信干渉を防止するための制御を行い、各無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、電源投入直後の最初のスーパーフレーム前において、他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータから発信された共存通知信号を、上記スーパーフレームの長さ以上からなる期間に亘りスキャニングするためのスキャニング期間を設けるとともに、自らの共存通知信号を一又は複数のスーパーフレームにつき1回発信し、上記スキャニング期間において他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータから発信された上記共存通知信号を取得した場合には、当該他の無線通信ネットワークとの間で通信干渉を防止するための制御を行うことを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、複数のコーディネータ間において、常に同一の通信規格で通信を行うものでなくても、一のコーディネータからGFSK変調信号uresmを送ることから、相手側のコーディネータにおいて中心周波数が異なるガウシアン波形を抽出することができれば、共存通知フレームデータを解読することが可能となる。また、相手側のコーディネータにおいてデコーダが実装されていない場合には、挿入されている源符号データを読み取ることにより、共存通知フレームデータを解読することが可能となる。
本発明を適用した無線通信システムの構成例を示す図である。 共存通知フレームデータの構成例を示す図である。 本発明を適用した無線通信システムに適用されるコーディネータのブロック構成図である。 FECエンコーダのブロック構成を示す図である。 入力データからFECデータを生成するまでの例を示す図である。 プリアンブルの構成例を示す図である。 GFSK変調部のより詳細なブロック構成を示す図である。 GFSK変調部において生成されるGFSK変調波信号uresmの例を示す図である。 本発明を適用した無線通信システムの通信に使用されるスーパーフレーム構造を示す図である。 本発明を適用した干渉防止方法について説明するための図である。 本発明を適用した干渉防止方法について説明するための他の図である。 実際の干渉防止のためのプロセスを示すフローチャートである。 スーパーフレーム構造を採用しないシステムにおける干渉防止方法について説明するための図である。 実際の干渉防止のためのプロセスを示す他のフローチャートである。 従来のNCと、複数のEDとからなる無線通信システムを示す図である。 従来技術の問題点について説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明をする。
図1は、本発明を適用した無線通信システム1の構成例を示している。この無線通信システム1は、2つの無線通信ネットワーク10a、10bから構成されている。無線通信ネットワーク10aは、複数のデバイス2aと、ネットワーク全体を制御するコーディネータ3aとを備えている。また、無線通信ネットワーク10bは、複数のデバイス2bと、ネットワーク全体を制御するコーディネータ3bとを備えている。
上述した図1に示す無線通信システム1では、あくまで2つの無線通信ネットワーク10a、10bから構成されている場合を例示しているが、これに限定されるものではなく、3以上の無線通信ネットワーク10からなるものであってもよい。
これら無線通信ネットワーク10は、例えばIEEE802.15.4g標準に基づくPAN(Personal Area Network)である。なお、無線通信ネットワーク10は、図1に示すようなスター型に限定されるものではなく、ツリー型やメッシュ型等いかなるネットワーク形態を適用してもよい。
デバイス2は、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータ(ノートPC)や、携帯電話等を初めとした各種携帯情報端末等で構成される。デバイス2は、少なくともWPANにおいてコーディネータ3との間で無線パケット通信を行うことができ、更にはコーディネータ3を介して他のデバイス2との間で無線パケット通信を行う。
コーディネータ3も同様に上述した携帯情報端末と構成を同一とするものであってもよい。このコーディネータ3は、中央制御ユニットとしての役割を担う。そして、このコーディネータ3は、デバイス2から送信されてくるビーコンを取得し、またデバイス2をそれぞれWPANに接続させるために、これらを互いに同期化させる役割を担う。
これら2つの無線通信ネットワーク10a、10bは、それぞれ独自の物理層を介してコーディネータ3とデバイス2間において無線通信を行う。これは、これら2つの無線通信ネットワーク10a、10bは、互いに異なる物理層を介してコーディネータ3とデバイス2間の無線通信を行っていることを意味するものである。
本発明を適用した無線通信システム1は、無線通信ネットワーク10a、10b間の通信干渉を防止するため、無線通信ネットワーク10a、10bをそれぞれ制御するコーディネータ3a、3b間において、通信開始前に予めネゴシエーションを行う。このネゴシエーションは、例えば、コーディネータ3aから自らの存在を通知するための共存通知フレームデータをコーディネータ3bへと送信し、コーディネータ3bがこれを取得してコーディネータ3aが同一空間内に存在していることを知らしめるものである。
図2は、この共存通知フレームデータの構成例を示している。この共存通知フレームデータのフォーマット構成例は、その存在を知らしめるためのヘッダー51に、ペイロード部52が付加され、さらにフッダーとしてのFCS(Frame Check Sequence)53がこのペイロード部52の終端において付加されている。
ペイロード部52内には、コーディネータ3が2つの共存通知領域の間隔が書き込まれる領域61、2つのビーコンの間隔が書き込まれる領域64が含まれている。また、このペイロード部52には、更に共存通知領域61と後続する共存通知フレームデータとの間隔をオフセットするオフセット時間が書き込まれる領域62と、この領域62に続くものであって、物理層を制御するための情報が書き込まれた領域63も含まれている。
このような共存通知フレームデータは、コーディネータ3内における図3に示すような各構成要素を経て発信される。
コーディネータ3は、データ生成部31と、このデータ生成部31に接続されたFEC(Forward Error Correction)エンコーダ32と、FECエンコーダ32からの出力信号が供給されるスクランブラー33と、スクランブラー33に接続されたGFSK(Gaussian Frequency Shift Keying)変調部34と、GFSK変調部からの出力信号を発信するアンテナ35とを備えている。
データ生成部31は、上述したフレーム構成からなる共存通知フレームデータuを生成する。このデータ生成部31により生成されたフレームデータuは、FECエンコーダ32へと送信される。
FECエンコーダ32は、この送信されてきた共存通知フレームデータuを符号化、もしくは、源符号データのみを出力する。図4は、符号化する場合のFECエンコーダ32の構成例を示している。
FECエンコーダ32は、入力されてくる共存通知フレームデータuにおける各データビットにつき、順次符号化を施すものであって、4つの直列結合された遅延素子92a〜92dと、2つの加算器91a、91bと、テールビッド挿入部93とを備えている。遅延素子92a〜92dは最初はゼロに設定される。第1の遅延素子92aには、加算器91aからデータビットが提供される。各データビットにつき、加算器91aは、遅延素子92a、92b、92dからの出力ビットを合計し、これを出力する。加算器91bは、加算器91a、遅延素子92c、92dからの出力ビットを合計する。また、各遅延素子92a〜92dからの出力は、テールビット挿入部93へ送られる。このテールビット挿入部93からの出力Tiは、加算器91aにおける入力端側へと送られ、uの最後尾に付加される
表1は、この遅延素子92a〜92dからの出力と、テールビット挿入部93からの出力T〜Tの一例を示す。
Figure 0005545523
このFECエンコーダ32では、データ生成部31からの共存通知フレームデータuが、データストリームの形で供給される。FECエンコーダ32は、このデータストリームを符号化する際において、符号化率n/kで符号化する。ここでいうnは、エンコードしない源符号データのビット数であり、kは実際にエンコードするビット数である。符号化しない場合においてはn/k=1である。以下では、この符号化率n/kを0.5とした場合について説明する。
このFECエンコーダ32では、入力された共存通知フレームデータuとしての入力データaiをFECエンコーダ32を介して符号化することによりFECデータureを生成する。入力データaiは、加算器91aへ送られるとともに、そのまま部分的出力データaiとされる。この部分的出力データaiは、元データとしての入力データaiをそのまま源符号データとしたものである。また加算器91aに送られた入力データaiは、FECエンコーダ32により符号化される結果、加算器91bからは部分的出力データbiが出力されることになる。
仮に入力データaiが図5に示すように(a、a、a、a)の4ビットからなるデータの場合、部分的出力データaiは(a、a、a、a)であり、部分的出力データbiは(b、b、b、b)である。最終的に出力されるFECデータureは、(a、b、a、b、a、b、a、b)である。このFECデータureは、共存通知フレームデータu(入力データai)を符号化して部分的出力データbiとし、符号化前の元データaiを部分的出力データai(源符号データai)とし、これを符号化された部分的出力データbiに挿入することにより作り出されたものである。このFECデータureは、スクランブラー33へ送られる。
スクランブラー33は、このFECデータureのビットをスクランブリングする。このスクランブラー33は、FECデータureの各ビットと、ランダムなコードとの間で、いわゆる排他的論理和(XOR)の処理を行うものである。以下、このランダムなコードをpとしたとき、このスクランブラー33におけるスクランブリング処理は、ures=(ure)XOR(p)で表される。なお。このスクランブラー33の構成は必須ではなく、省略するようにしてもよい。
GFSK変調部34は、スクランブラーから出力されたFECデータuresとプリアンブルをGFSK変調する。このGFSK変調を行う代わりに、周波数変調方式(FSK)に基づいて変調を行うようにしてもよい。
図6は、このプリアンブルの例を示している。プリアンブルは、同期化ビットとSFD(Start Frame Delimiter)とからなる。このSFDにはゴーレイコードが記述される。aゴーレイと、bゴーレイの例を同じく図6に示す。
プリアンブルが付加されたFECデータuresは、図7に示すように、先ずオーバーサンプリング部96へ送られる。オーバーサンプリング部96は、このFECデータuresをオーバーサンプリングし、これをガウシアンフィルタ97へ、もしくは直接FSK98へ供給する。ガウシアンフィルタ97は、この入力されたFECデータuresをガウス波形状に帯域制限し、FSK変調部98は、これにFSK変調を施し、GFSK変調波信号uresmを生成する。FSK変調部98から出力されたGFSK変調波信号uresmは、アンテナ35へと送られる。
図8は、このGFSK変調部98において生成されるGFSK変調波信号uresmの例を示している。周波数fを挟んで二つのガウシアン形状の波形を作り出す。一の波形は、その中心周波数がf+Δfであり、もう一つの波形は、その中心周波数がf−Δfである。仮にデータビットが“1”である場合には、f+Δfのガウシアン波形を割り当て、データビットが“0”である場合には、f−Δfのガウシアン波形を割り当てるようにしてもよいし、またそれらを逆にしてもよい。
アンテナ35は、このGFSK変調波信号uresmを発信する。コーディネータ3aの近辺においてコーディネータ3bが存在する場合には、コーディネータ3aのアンテナ35から発信されたGFSK変調波信号uresmをコーディネータ3b側において受信することが可能となる。
このようなGFSK変調信号uresmをアンテナ等を介して受信した他のコーディネータ3bは、これを復調、復号化することにより共存通知フレームデータを取得する。そして、一の無線通信ネットワーク10aとの間で通信干渉を防止するための制御を行うことになる。なお、このGFSK変調信号uresmを受信した他のコーディネータ3b側において、仮にデコーダが実装されていない場合には、挿入されている源符号データaiを読み取ることにより、共存通知フレームデータを取得するようにしてもよい。
このように、コーディネータ3間において、常に同一の通信規格で通信を行うものでなくても、本発明は、一のコーディネータ3aからGFSK変調信号uresmを送ることから、相手側のコーディネータ3bにおいて中心周波数が異なるガウシアン波形を抽出することができれば、共存通知フレームデータを解読することが可能となる。また、相手側のコーディネータ3bにおいてデコーダが実装されていない場合には、挿入されている源符号データaiを読み取ることにより、共存通知フレームデータを解読することが可能となる。
このため、本発明を適用した無線通信システム1では、一のコーディネータ3aからのGFSK変調信号uresmを相手側のコーディネータ3bにおいて高い確率を以って解読することが可能となり、互いの通信干渉を防止することが可能となる。互いの通信干渉を防止するための処理としては、相手側のコーディネータ3との間で同期を行いつつデバイス2と通信を開始するか、又は通信の中止を行うようにしてもよい。また空のチャネルで他のデバイス2と通信を開始するようにしてもよい。
本発明を適用した無線通信システム1は、例えば図9に示すように、ビーコン21を使用したいわゆるスーパーフレーム構造を用いる。スーパーフレームは、ビーコン21の後にCAP(Contention Access Period)22と、CFP(Contention Free Period)23とを有している。2つのビーコン21間の時間は、スーパーフレームの周期に関係なく、所定数のスロットに分けられる。ちなみに、このスーパーフレーム構造において、CFP23を構成するスロット数は可変としており、CAP22を構成するスロット数は固定としている。CAP22は、全てのデバイス2がアクセス可能な期間であり、CFP23は、特定のデバイス2が専有してアクセス可能な期間である。
更に、本発明を適用した無線通信システムでは、コーディネータ3が自らの存在を通知するための共存通知信号(CB)27を順次発信する。このCB27は、いわゆるビーコンとして構成するようにしてもよいし、複数のフレームからなる通常の信号として構成するようにしてもよい。CB27は、例えば物理層として、正弦波に対してディジタル信号で変調を行う周波数変換式変調方式としてのFSK(Frequency Shift Keying)、直交周波数分割多重方式としてのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、直接拡散方式としてのDSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)等の物理層の各仕様に基づくようにしてもよい。
表2は、このCB27の物理層における各パラメータの一例を示す。
Figure 0005545523
このCB27は、所定間隔で、又はランダムな間隔で発信を行うが一又は複数のスーパーフレームにつき1回は発信することが必要となる。また、1スーパーフレームにつき少なくとも1回はCB27を発信することが望ましい。このCB27は、CAP22、CFP23の何れに属すものであってもよい。また電源投入直後の最初のスーパーフレーム前においてスキャニング期間26が設けられている。スキャニング期間26は、他の無線通信ネットワーク10におけるコーディネータ3から発信されたCB27をスキャニングしてこれを取り込むための期間である。このスキャニング期間26は、少なくとも隣接する2つのCB27間の期間以上、又はスーパーフレームの長さ以上からなる期間としてもよい。
次に、本発明を適用した無線通信システム1により、互いに異なる物理層を有する2以上の無線通信ネットワーク2a、2b間で通信干渉を防止する干渉防止方法について詳細に説明をする。
先ず、図10に示すように、無線通信ネットワーク10aにおけるコーディネータ3aが動作しており、上述したスーパーフレーム構造の下で、デバイス2aとの間で無線通信を行っているものとする。また、コーディネータ3aは、その間において一又は複数のスーパーフレームにつき1回CB27を発信する。その後、この無線通信ネットワーク10aとは異なる物理層を持つ他の無線通信ネットワーク10bのコーディネータ3bの電源が投入されたものとする。その結果、コーディネータ3bにおいて、電源投入直後の最初のスーパーフレーム前において、スキャニング期間26が開始されることになる。
このコーディネータ3bにおけるスキャニング期間26は、例として、図10に示すように、スーパーフレームの長さ以上からなる。このため、コーディネータ3aから1スーパーフレームにつき1回の割合でCB27を発信することにより、コーディネータ3bにおいてそのCB27をスキャニングし、これを捉えることが可能となる。
このCB27をスキャニングしたコーディネータ3bは、自らの近辺において他のコーディネータ3a、ひいてはその無線通信ネットワーク10aが存在していることを識別することが可能となる。コーディネータ3bは、このCB27を取得した場合には、当該他の無線通信ネットワーク10bとの間で通信干渉を防止するための制御を行う。コーディネータ3bは、通信干渉を防止するための制御として、同期化、通信の中段、又は別チャネルの通信の開始を行うようにしてもよい。
またコーディネータ3bも同様に、例として、図11に示すように、CB27を1スーパーフレームにつき1回以上は発信する。その結果、他のコーディネータ3cが新たに干渉域において電源投入された場合には、当該他のコーディネータ3cによるスキャニング期間26においてそのCB27が捕捉されることとなる。そして、このコーディネータ3cは、この捕捉したCB27に基づいて他のコーディネータ3bとの間で通信干渉を防止するための各種制御を実行することとなる。
各コーディネータ3は、以下の図12に示すフローチャートに基づいて動作することになる。
先ずステップS11において、コーディネータ3の電源がONされた後、ステップS12においてスキャニング期間26においてスキャニングを行う。その結果、ステップS23において、他のコーディネータ3からCBを捕捉することができた場合には、ステップS15へ、また捕捉できなかった場合にはステップS14へ移行する。
ステップS14に移行した場合には、他のコーディネータ3が周囲に存在しないことを意味している。かかる場合には、通常のスーパーフレームにおけるビーコンを発信し、またネットワークを立ち上げる。そして自らのCB27を所定間隔で或いは任意間隔で発信する。これと同時にスーパーフレームに領域を割り当てた上で、デバイス2との間で通信を行うようにしてもよい。
ステップS15に移行した場合には、他のコーディネータ3が周囲に存在することを意味している。かかる場合には、他のチャネルで通信を開始するか否かを決定する。他のチャネルで通信を開始する旨を決定しなかった場合には、ステップS16へ移行し、他のコーディネータとの間で同期を行いつつデバイス3と通信を開始するか、又は通信の中止を行う。これに対して、他のチャネルで通信を開始する旨を決定しなかった場合には、ステップS17へ移行し、空のチャネルで他のデバイス3と通信を開始する。
このようにして、互いに異なる物理層を有する2以上の無線通信ネットワーク10が共存する場合においても、コーディネータ3間においてネゴシエーションを行うことにより、互いに通信干渉が生じるのを防止することが可能となる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、例えば図13に示すように、ビーコンを送信せずビーコンレスネットワーク、いわゆるスーパーフレーム構造を構成しないコーディネータ3においても同様に通信干渉を防止することができる。
先ず、図13に示すように、無線通信ネットワーク10aにおけるコーディネータ3aが動作して、デバイス2aとの間で無線通信を行っているものとする。また、コーディネータ3aは、その間においてCB27を間隔をおいて順次発信しているものとする。その後、この無線通信ネットワーク10aとは異なる物理層を持つ他の無線通信ネットワーク10bのコーディネータ3bの電源が投入されたものとする。その結果、コーディネータ3bにおいて、電源投入直後のスキャニング期間26が開始されることになる。
このコーディネータ3bにおけるスキャニング期間26は、CBの送信間隔以上の長さ以上からなる。このため、コーディネータ3aからある一定の送信間隔でCB27を発信することにより、コーディネータ3bにおいてそのCB27をスキャニングし、これを捉えることが可能となる。
このCB27をスキャニングしたコーディネータ3bは、自らの近辺において他のコーディネータ3a、ひいてはその無線通信ネットワーク10aが存在していることを識別することが可能となる。コーディネータ3bは、このCB27を取得した場合には、当該他の無線通信ネットワーク10bとの間で通信干渉を防止するための制御を行うことが可能となる。
かかるビーコンレスネットワークにおける各コーディネータ3は、以下の図14に示すフローチャートに基づいて動作することになる。
先ずステップS21において、コーディネータ3の電源がONされた後、ステップS22においてスキャニング期間26においてスキャニングを行う。また、ステップS23においては、ステップS22と同様のスキャニングを行うか、又はCB27の発信を行う。その結果、ステップS24において、他のコーディネータ3からCBを捕捉することができた場合には、ステップS26へ、また捕捉できなかった場合にはステップS25へ移行する。
ステップS25に移行した場合には、他のコーディネータ3が周囲に存在しないことを意味している。かかる場合には、自らのCB27を所定間隔で或いは任意間隔で発信する。これと同時にデバイス2との間で通信を行うようにしてもよい。
ステップS26に移行した場合には、他のコーディネータ3が周囲に存在することを意味している。かかる場合には、他のチャネルで通信を開始するか否かを決定する。他のチャネルで通信を開始する旨を決定しなかった場合には、ステップS27へ移行し、他のコーディネータとの間で同期を行いつつデバイス2と通信を開始するか、又は通信の中止を行う。これに対して、他のチャネルで通信を開始する旨を決定しなかった場合には、ステップS28へ移行し、空のチャネルで他のデバイス2と通信を開始する。
1 無線通信システム
2 デバイス
3 コーディネータ
10 無線通信ネットワーク
21 ビーコン
22 CAP
23 CFP
26 スキャニング期間
27 CB
31 データ生成部
32 FECエンコーダ
33 スクランブラー
34 GFSK変調部
35 アンテナ
51 ヘッダー
52 ペイロード部
53 FCS
61 共存通知領域
62、63 領域
92 遅延素子
91 加算器
93 テールビッド挿入部
96 オーバーサンプリング部
97 ガウシアンフィルタ
98 GFSK変調部

Claims (6)

  1. 互いに異なる物理層を有する2以上の無線通信ネットワークが共存し、上記各無線通信ネットワークは複数のデバイスとコーディネータ間で無線通信を行う無線通信システムにおいて、
    一の無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、
    他の無線通信ネットワークのコーディネータに対して自らの存在を通知するための共存通知フレームデータを生成するデータ生成手段と、
    上記データ生成手段により生成された共存通知フレームデータを符号化するとともに、上記符号化前の元データを源符号データとしてこれを上記符号化したデータに挿入することによりFECデータとするFECエンコーダと、
    上記FECエンコーダからのFECデータをガウス周波数変調方式(GFSK)、又は周波数変調方式(FSK)により変調して変調波信号とする変調手段と、
    上記変調手段により生成された変調波信号を、他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータへ発信する発信手段とを備え、
    各無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、電源投入直後の最初のスーパーフレーム前において、他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータから発信された共存通知信号を、上記スーパーフレームの長さ以上からなる期間に亘りスキャニングするためのスキャニング期間を設けるとともに、自らの共存通知信号を一又は複数のスーパーフレームにつき1回発信し、上記スキャニング期間において他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータから発信された上記共存通知信号を取得した場合には、当該他の無線通信ネットワークとの間で通信干渉を防止するための制御を行うこと
    を特徴とする無線通信システム。
  2. 一の無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、上記FECエンコーダから出力されたFECデータのビットをスクランブリングするスクランブラーを更に備え、
    上記変調手段は、上記スクランブラーから出力されたFECデータをGFSK又はFSKにより変調すること
    を特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、上記一の無線通信ネットワークにおけるコーディネータの上記発信手段から発信されたGFSK変調波信号を受信する受信手段と、
    受信した上記変調波信号を復調することにより上記共存通知フレームデータを取得し、上記一の無線通信ネットワークとの間で通信干渉を防止するための制御を行うこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の無線通信システム。
  4. 他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、デコーダが実装されていない場合には、上記源符号データを読み取ることにより、上記共存通知フレームデータを取得すること
    を特徴とする請求項3記載の無線通信システム。
  5. 請求項1〜4のうち何れか1項記載の無線通信システムに用いられる、上記一の無線通信ネットワークにおけるコーディネータ。
  6. 複数のデバイスとコーディネータ間で無線通信を行う無線通信ネットワークの、互いに異なる物理層を有する2以上の無線通信ネットワーク間で通信干渉を防止する干渉防止方法において、
    一の無線通信ネットワークにおけるコーディネータでは、
    他の無線通信ネットワークのコーディネータに対して自らの存在を通知するための共存通知フレームデータを生成するデータ生成ステップと、
    上記データ生成ステップにおいて生成した共存通知フレームデータを符号化するとともに、上記符号化前の元データを源符号データとしてこれを上記符号化したデータに挿入することによりFECデータとするFEC符号化ステップと、
    上記FEC符号化ステップにおいて生成したFECデータをガウス周波数変調方式(GFSK)、又は周波数変調方式(FSK)により変調して変調波信号とする変調ステップと、
    上記変調ステップにおいて生成した変調波信号を、他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータへ発信する発信ステップとを有し、
    他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータでは、
    上記一の無線通信ネットワークにおけるコーディネータから発信された変調波信号を受信し、
    受信した上記変調波信号を復調することにより上記共存通知フレームデータを取得し、上記一の無線通信ネットワークとの間で通信干渉を防止するための制御を行い、
    各無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、電源投入直後の最初のスーパーフレーム前において、他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータから発信された共存通知信号を、上記スーパーフレームの長さ以上からなる期間に亘りスキャニングするためのスキャニング期間を設けるとともに、自らの共存通知信号を一又は複数のスーパーフレームにつき1回発信し、上記スキャニング期間において他の無線通信ネットワークにおけるコーディネータから発信された上記共存通知信号を取得した場合には、当該他の無線通信ネットワークとの間で通信干渉を防止するための制御を行うこと
    を特徴とする干渉防止方法。
JP2009293758A 2009-12-25 2009-12-25 無線通信システム、干渉防止方法 Expired - Fee Related JP5545523B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009293758A JP5545523B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 無線通信システム、干渉防止方法
CN2010800591641A CN102668615A (zh) 2009-12-25 2010-12-15 无线通信系统、干扰防止方法
PCT/JP2010/007293 WO2011077672A1 (ja) 2009-12-25 2010-12-15 無線通信システム、干渉防止方法
EP10838912.3A EP2519044B1 (en) 2009-12-25 2010-12-15 Wireless communication system, and interference preventing method
US13/518,996 US9055444B2 (en) 2009-12-25 2010-12-15 Wireless communication system, and interference preventing method
AU2010334250A AU2010334250B2 (en) 2009-12-25 2010-12-15 Wireless communication system, and interference preventing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009293758A JP5545523B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 無線通信システム、干渉防止方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011135398A JP2011135398A (ja) 2011-07-07
JP5545523B2 true JP5545523B2 (ja) 2014-07-09

Family

ID=44195226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009293758A Expired - Fee Related JP5545523B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 無線通信システム、干渉防止方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9055444B2 (ja)
EP (1) EP2519044B1 (ja)
JP (1) JP5545523B2 (ja)
CN (1) CN102668615A (ja)
AU (1) AU2010334250B2 (ja)
WO (1) WO2011077672A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5545523B2 (ja) * 2009-12-25 2014-07-09 独立行政法人情報通信研究機構 無線通信システム、干渉防止方法
JP6163729B2 (ja) * 2012-10-15 2017-07-19 沖電気工業株式会社 無線通信装置
CN113676202B (zh) * 2020-04-30 2022-10-18 华为技术有限公司 一种多射频抗干扰方法及相关设备

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5896375A (en) * 1996-07-23 1999-04-20 Ericsson Inc. Short-range radio communications system and method of use
JP3968514B2 (ja) * 2002-07-05 2007-08-29 ソニー株式会社 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2004242204A (ja) 2003-02-07 2004-08-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 衝突回避無線パケット通信システム
KR100555674B1 (ko) 2003-09-23 2006-03-03 삼성전자주식회사 무선 개인영역 네트워크에서 음성통신을 위한 무선통신방법
US7016684B2 (en) * 2003-12-01 2006-03-21 Interdigital Technology Corporation Wireless communication method and apparatus for implementing access point startup and initial channel selection processes
JP4777888B2 (ja) * 2004-02-24 2011-09-21 パナソニック株式会社 相異なる複数の通信システムを共存可能にするための端末装置
JP2005277599A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP4568755B2 (ja) * 2004-04-05 2010-10-27 ワイアレス オーディオ アイピー ビー.ブイ. 動的スロット割当による無線音声送信システム及び方法
US8213553B2 (en) * 2004-04-12 2012-07-03 The Directv Group, Inc. Method and apparatus for identifying co-channel interference
US7508811B2 (en) 2004-07-10 2009-03-24 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. Beacon scheduling in wireless personal area networks with multiple coordinators
KR100597006B1 (ko) 2004-10-13 2006-07-06 삼성전자주식회사 분산화 무선 개인 영역 네트워크 환경에서 동작하는디바이스 및 그 데이터 슬롯 할당 방법
EP1648121B1 (en) * 2004-10-13 2009-12-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Device in distributed wireless personal area network and data slot allocation method
JP2006197177A (ja) 2005-01-13 2006-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線ノードの通信衝突防止方法
JP5172680B2 (ja) * 2005-09-16 2013-03-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 無線通信ネットワークの自己共存を改善するための方法
US7423576B2 (en) 2006-07-24 2008-09-09 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. System and method for radar tracking using communications packets
KR100928679B1 (ko) * 2007-01-02 2009-11-27 삼성전자주식회사 광대역 무선통신시스템에서 레인징 장치 및 방법
US8369451B2 (en) * 2009-06-09 2013-02-05 Adeptence, Llc Method and apparatus for constant envelope modulation
JP5545523B2 (ja) * 2009-12-25 2014-07-09 独立行政法人情報通信研究機構 無線通信システム、干渉防止方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN102668615A (zh) 2012-09-12
EP2519044A4 (en) 2016-12-28
JP2011135398A (ja) 2011-07-07
AU2010334250B2 (en) 2015-09-17
EP2519044A1 (en) 2012-10-31
WO2011077672A1 (ja) 2011-06-30
EP2519044B1 (en) 2019-05-01
AU2010334250A1 (en) 2012-07-19
US9055444B2 (en) 2015-06-09
US20120263112A1 (en) 2012-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230103390A1 (en) Backscattering ambient ism band signals
US7515606B2 (en) UWB-based wireless bridge
US9712951B2 (en) Extended bluetooth communication modes
EP2332385B1 (en) Addressing schemes for wireless communication
US8768253B2 (en) Synchronized UWB piconets for SOP (simultaneously operating piconet) performance
US7278084B2 (en) Method and system for providing communications security
JP5657680B2 (ja) ブロードキャストチャネルに対する符号化方法および装置
RU2700172C1 (ru) Устройство беспроводной связи, передатчик и способы их работы
Ab Rahman et al. Comparison of internet of things (IoT) data link protocols
JP5545523B2 (ja) 無線通信システム、干渉防止方法
KR100592598B1 (ko) 초광대역 방식의 무선 브리지 장치
JP5470652B2 (ja) 無線通信システム、干渉防止方法
JP5283067B2 (ja) ヘッダ最適化フィールドを有するプリアンブルを用いた無線通信方法
Pendli Contribution of modelling and analysis of wireless communication for safety related systems with Bluetooth technology
JP2006174171A (ja) 通信装置およびその制御方法
WO2024109542A1 (zh) 通信方法和通信装置
WO2022228108A1 (zh) 一种信号生成方法、一种信号处理方法以及相关设备
CN116170114A (zh) 一种基于usrp自组网的通信方法、装置和设备
JP5649176B2 (ja) 無線通信システム、干渉防止方法
JP5688760B2 (ja) 無線通信システム、干渉防止方法
Mishra et al. Wireless Multimedia Personal Area Networks: An Overview
JP2004343568A (ja) 無線通信装置、無線通信方法及びプログラム
JP2012049824A (ja) 無線通信システム、干渉防止方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120829

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5545523

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees