JP5544530B2 - 振動モーター - Google Patents

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Description

本発明は、使用者に着信を知らせるための通信機器用振動モーターに関し、とくにブラシレス構造に関する。
小型の無線電話呼び出し装置や携帯電話などに利用される偏平型モータとして、例えば図4に示すような偏平型の振動発生装置が知られている(特許文献 特開平6−205565)。この振動発生装置は、ケース7の底部に固定された平板状の円形の永久磁石3と、このマグネット3と面対向するように配置された回転自在のコイル6と、このコイル6のかなめに配されたシャフト1とで構成されている。前記コイル6は3個のコイル6a、6b、6cを逆扇形になるように配置し、樹脂フレームと一体成形したものである。また、電機子4はコイル6a、6b、6cと一緒に回転する整流子11を備えており、この整流子11がケース7の下部から延びた2本の電極ブラシ10に接触することで3個のコイル6a、6b、6cの極性が交互に切り替わり、そのたびにマグネット3との間で引合力と反発力が発生するために回転し続ける。特に、振動発生装置として用いる場合には、回転体体を大きく偏心させることで、回転体が大きな遠心力を持って回転するため、装置全体に強い振動が発生することなる。
特開平6−205565号公報
課題を解決しようとする課題
しかしながら、上述したように、回転体は、極性が交互に切り替わるコイル6a、6b、6cとマグネット3との間の引合力と反発力の繰り返しよって回転力が発生することから、少なくとも3個のコイル6a、6b、6cが必要となる。即ち、図5に示したように、回転中心角が略90度の1個コイル6で回転体を構成した場合、回転体が停止した時にN,S極を4等分したマグネット3の一つの極性内に入ってしまうと、次に回転体を始動させようとした時に、回転体の回転方向が定まらずスムーズに始動しない事態が発生してしまうからである。これは、コイル6の巻幅に相当するマグネット3上の領域Z内にコイル6の両側部6d、6eが留まっている場合に見られる現象である(特許文献2 特開平10−336983)。
特開平10−336983号公報
さらに、このような従来技術に係る振動モーターにおいて、前記ブラシ10は、整流子11に不安定に接触する。従って、上述のブラシ10と整流子11との間の不安定な接触により、スパークやノイズ現象を生じ、このような現象により、ブラシ10が破断して駆動しなくなる不具合を起こすことが知られている。このために、ブラシの構造、使用する材質について、種々の改善が試みられている。(特許文献3 特開2003−88041)。しかしながら、100,000回程度でブラシが破損し、使用できなくなるなどの不具合があった。
特開2003−88041号公報
課題を解決するための手段
本発明の主な目的は、回転体への給電するブラシをなくすとともに、始動させる際に回転が確実にかつスムーズに行い、長寿命の安定した振動をするような構造を提供することである。
上記目的の実現のために、回転体を回転可能な軸支された円盤のうえに着磁した平板状の磁石とした。さらに、回転体を回転させるために、回転体と並行してコイルを2個、互いに180°の位置になるように配置した。
ブラシレスモーターでは回転体の位置を検知し、停止したのちに次に起動方向を決めるために、ケースに固定されたコイルの中間に1個のホールセンサを配置する必要がある。
また、上記の構造だけでは回転体の停止位置によっては、次に電源が「入」となっても瞬時に起動し得ない場所が存在する。所謂デッドポイントである。すなわち図2で示される位置に停止した場合である。
上記課題を解決するために、ケースに固定され、180°の位置に配置された2個のコイルと、回転可能に軸支された回転板の上に着磁された平板状の磁石であって、前記回転板を6等分してN極とS極とを交互に配列した磁石と、前記2個のコイルの中間に配置されたホールセンサと、前記ホールセンサから角度150°の位置に配置された対をなさない磁性体であって、角度150°を中心として長手方向が回転板の周方向に沿って延びた磁性体と、前記回転板の最外径位置に取り付けられた半円リング形の錘とを有するブラシレス振動モーターを提供する。これにより、電源を「切」として回転体を停止させた時に、回転体上の永久磁石が起動可能位置にくるようになる。
永久磁石を固定した樹脂製回転体の重心が回転軸と同一では強い振動をうることができない。本発明では、回転体の外周部に半円リング形のウエイトを装着することにより、強い振動を得ることができる。
発明の効果
本発明によると、ブラシを使用しないため従来のような摩耗、劣化による不具合がないだけでなく、回転体とコイルがどのような位置で電源が「切」となっても、起動が可能な位置で回転体が停止するので、次に電源が「入」となっても瞬時に安定して起動することができる。また、回転の重心がずれている回転体であるので、強い振動をうることができる。
発明の実施形態
以下に図面に基づいて本発明に係る振動モーターの構造を説明する。
図1は本発明の実施形態の振動モーターの一例を示す断面図である。
本実施の形態の振動モーターはその構成要素が上部ケース7及び下部ケース7によって形成された空間に収容されている。下部ケーシング7には、その内側に、回路基板9を介して平板状のコイル6が固定されている。
回路基板上9に固定されたコイル6は各々180°の位置に2個配置されている。このコイル6を外部の電源から交互にN およびSとすることで回転体の駆動を行わしめる。
なお、図1には、シャフト1がケース7を貫通するように図示したが、シャフト1がケース7を貫通せず、シャフト1の端部が露出しないように構成してもよい。
回転体は円盤状の樹脂板4となし、軸に固定されている。さらにこの回転板4上には永久磁石3が固定されている。
また、永久磁石3を固定する回転体である樹脂4は、非対称構造で、回転体の重心をずらす構造となっている。これにより、強い振動を発生させている。
図2は、本発明の実施の形態の回転体と永久磁石3、駆動のためのコイル6、ホールセンサ5、の構成を示す裏面図である。回転体4うえの永久磁石5は複数極に分割して着磁されている。本実施の形態では、円板を6等分してN極とS極を交互に配列した3極着磁の磁石を示すが、他の極数(例えば、8極等)に着磁された磁石を用いてもよい。永久磁石3の数は多いほどよいが、ケースに固定されるコイルの大きさなどで決められる。望ましくは3個以上8個以下である。
この状態で回転体4が停止している場合は、永久磁石3の大部分がコイル6の一つのS極上に重なっており、一方対極の永久磁石3の大部分は一つのN極上に重なっている。この状態では偏平モータに電源を供給しても回転体4は回転できない。このような状態で回転体3が停止することは、ごく稀に起きる現象ではなく、頻繁に起きる現象である。
図3は、本発明の実施の形態の回転体4と永久磁石3、駆動のためのコイル6、ホールセンサ5そしてデッドポイントをなくすための磁性体8の構成を示す裏面図である。
本図ではケース7側に固定されたコイル6の間にホールセンサ5を配置し、デッドポイントをなくすための磁性体8を150°の位置に配置せしめる。これにより図2の位置で回転体4が停止しても、回転体4上の永久磁石3はコイルの脇にある磁性体8の影響で必ず図3で示した位置とはずれた位置で停止し、次回の電源を「入」としても何ら支障なく起動する。
さらには携帯機器では静置した状態で使用することはないので、電源が「切」の状態では回転体4の位置は自由に回転でき、図2のような状態で停止してしまうことは度々発生する。このような場合、本発明のように、磁性体8をコイル間6に設置することにより、回転体4は緩やかに固定されるため、回転体4がデッドポイントに突入することはない。また、強い衝撃で図3の位置から回転体4がずれたとしても再び図3の位置へと復帰するので、起動しないという現象は発生しない。
また回転体4は重心を軸からずらせた構造でないと振動が発生しない。このため、永久磁石3を固定する回転体4の外周には半円リング状のウエイトが付いている。
このように本実施形態に係るブラシレス振動モーターは設計・製造・組み立てが容易で高い耐久性を有し、しかもデッドポイントがないため、匡体がどのような位置、角度においても確実に動作するものである。
なお、上記実施形態は本発明の好適な実施の位置例で、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、回転体の重心をずらせるための樹脂円盤の形状は図示した構造に限定されることなく適宜変更可能である。このように、本発明は様々な変形が可能である。
本発明の好適な実施の形態にかかるブラシレス振動モーターを構成を示す断面図である 本発明のデッドポイントが発生するための永久磁石回転体とコイルの関係を示す図である 本発明の好適な実施の形態にかかるブラシレス振動モーターを構成を示す図である 従来技術に係る振動モーターを示す図である 従来技術に係る振動モーターを示す図である
符号の説明
1 シャフト
2 ウエイト
3 永久磁石
4 回転板
5 ホールセンサ
6 コイル
7 ケース
8 磁性体
9 回路基板

Claims (1)

  1. ケースに固定され、180°の位置に配置された2個のコイルと、
    回転可能に軸支された回転板の上に着磁された平板状の磁石であって、前記回転板を6等分してN極とS極とを交互に配列した磁石と、
    前記2個のコイルの中間に配置されたホールセンサと、
    前記ホールセンサから角度150°の前記コイル外の位置に配置された対をなさない磁性体であって、角度150°を中心として長手方向が前記回転板の周方向に沿って延びた磁性体と、
    前記回転板の最外径位置に取り付けられた半円リング形の錘とを有するブラシレス振動モーター。
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