JP5544218B2 - タイヤ成型ドラム連結部材およびタイヤ成型機 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ成型ドラム連結部材およびタイヤ成型機に関するものである。
一般にタイヤ成型機は、軸線回りに回転可能に支持された駆動軸を有する成型機本体と、駆動軸に着脱自在に連結されたタイヤ成型ドラムと、を備えている。
この種のタイヤ成型機として、例えば下記特許文献1に示されるような、駆動軸におけるタイヤ成型ドラムとの連結部分に雄ねじ部を形成し、タイヤ成型ドラムにおける駆動軸との連結部分にフランジ部を突設し、このフランジ部を駆動軸側に向けて押圧するカムフォロアを備える連結筒部材が前記雄ねじ部に着脱自在に螺着された構成が知られている。
特開2004−358726号公報
しかしながら、前記従来のタイヤ成型機においては、タイヤ成型ドラムを駆動軸に容易に着脱することについて改善の余地があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、タイヤ成型ドラムを駆動軸に容易に着脱することができるタイヤ成型ドラム連結部材およびタイヤ成型機を提供することを目的とする。
前記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のタイヤ成型ドラム連結部材は、軸線回りに回転可能に支持された駆動軸にタイヤ成型ドラムを着脱自在に連結するタイヤ成型ドラム連結部材であって、駆動軸およびタイヤ成型ドラムのうちのいずれか一方に装着される筒状の第1連結体、および他方に装着される筒状の第2連結体を備え、前記第1連結体は、シリンダ室に収納され、かつ該シリンダ室へのエアの給排により前記軸線方向に往復動するピストンと、該ピストンに連係され該ピストンの往復動に伴って半径方向に拡縮変位させられる拡縮部材と、を備え、前記第2連結体は、前記拡縮部材を半径方向の外側から囲繞した状態で、前記ピストンが前進移動して前記拡縮部材が拡径変位したときに、該拡縮部材が係合することにより、前記タイヤ成型ドラムが前記駆動軸側に引き寄せられる係合部材を備え、前記ピストンには、前記シリンダ室から前方に突出する支持部が連結され、前記拡縮部材は、半径方向の内側に前記支持部が前記軸線方向に摺動自在に嵌合されるとともに、半径方向に貫通する案内孔が周方向に間隔をあけて複数形成されたガイド筒部と、前記案内孔内に半径方向に移動自在に嵌合され、かつガイド筒部の外周面から半径方向の外側に突出可能に配設された球状体と、を備え、前記支持部の外周面において前記球状体に摺接する部分には、前方に向かうに従い漸次縮径された傾斜面部が形成され、前記係合部材には、前方から後方に向かうに従い漸次縮径し、かつ拡径変位した前記拡縮部材の球状体が前方から係合する係合面が形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、係合部材により拡縮部材を半径方向の外側から囲繞した状態で、シリンダ室へエアを給排してピストンを前進移動させ、拡縮部材を拡径変位させると、該拡縮部材が係合部材に係合する。これにより、タイヤ成型ドラムが駆動軸側に引き寄せられ、タイヤ成型ドラムが駆動軸に連結される。
そして、シリンダ室へエアを給排してピストンを後退移動させると、拡縮部材が縮径変位させられて係合部材から離脱され、タイヤ成型ドラムが駆動軸から取り外し可能になる。
以上より、タイヤ成型ドラムを駆動軸に容易に着脱することができる。
またこのように、シリンダ室へエアを給排してピストンを往復動させれば、タイヤ成型ドラムが駆動軸に着脱されることから、例えばボルト締結作業等といった人手による作業を最小限に抑えることもできる。
また、この発明によれば、ピストンが前記軸線方向に往復動すると、支持部が拡縮部材のガイド筒部の内周面上を摺動し、かつ支持部の傾斜面部がガイド筒部の案内孔内の球状体に摺接することで、この球状体が半径方向に移動する。
そして、係合部材が拡縮部材を半径方向の外側から囲繞した状態で、ピストンおよび支持部が前進移動し、球状体が、半径方向の外側に移動してガイド筒部の外周面から半径方向の外側に突出すると、この球状体が係合部材の係合面に前方から係合することにより、球状体から係合面を介してタイヤ成型ドラムに駆動軸側に向けた力が伝達され、タイヤ成型ドラムが駆動軸側に引き寄せられる。
以上より、構造を複雑にすることなく、タイヤ成型ドラムを駆動軸に容易に着脱することができる。
ここで、前記ピストンはシリンダ室に前方付勢状態で収納されてもよい。
この場合、ピストンがシリンダ室に前方付勢状態で収納されているので、タイヤ成型ドラムが駆動軸に連結された連結状態で、例えばシリンダ室とエア供給源との連通が不意に遮断された場合にも、ピストンを後退移動させ難くしてその位置に留め置き易くすることが可能になる。
したがって、前述の連結状態でシリンダ室とエア供給源との連通が不意に遮断された場合に、拡縮部材が縮径変位して係合部材から離脱するのを抑制することが可能になり、タイヤ成型ドラムが駆動軸から外れるのを防ぐことができる。
さらに、前記支持部の外周面において、前記傾斜面部より後方に位置しかつ前記ガイド筒部の内周面が摺接する摺接面部と、前記傾斜面部と、の間に位置する部分には、前記軸線方向に沿って延在しかつ外径が前記摺接面部より小径の平滑面部が形成され、前記タイヤ成型ドラムが駆動軸に連結された状態で、前記球状体は、前記支持部の外周面において、前記平滑面部、若しくは前記平滑面部より後方に位置する部分に載置されてもよい。
この場合、前述の連結状態で、例えばシリンダ室とエア供給源との連通が不意に遮断された場合に、ピストンおよび支持部が後退移動しようとしても、支持部の平滑面部上の球状体からは、この平滑面部に半径方向の力しか加わらないので、支持部の平滑面部が球状体を後方に通過し難くすることが可能になり、支持部の傾斜面部が球状体に到達するのを防ぐことができる。これにより、前述の連結状態でシリンダ室とエア供給源との連通が不意に遮断された場合に、支持部およびピストンが後退移動するのを確実に抑えることができる。
さらにこのように、支持部の外周面に平滑面部が形成されていることから、前述の連結状態における球状体および支持部の前記軸線方向の相対的な位置を容易に決めることができる。
また、前記第1連結体は、前記ピストンが前記軸線方向に摺動自在に外嵌されるとともに、内径が前方から後方に向かうに従い漸次縮径された第1嵌合筒を備え、前記第2連結体は、前記第1嵌合筒内に離脱自在に嵌合されるとともに、外径が前方から後方に向かうに従い漸次縮径された第2嵌合筒を備えてもよい。
この場合、第1嵌合筒の内径および第2嵌合筒の外径がそれぞれ、前方から後方に向かうに従い漸次縮径しているので、タイヤ成型ドラムを駆動軸に連結した状態で、タイヤ成型ドラムの自重による垂れ下がりを生じ難くすることが可能になるとともに、タイヤ成型ドラムの軸線と駆動軸の軸線とを容易かつ高精度に合わせることができる。
さらに、前記第1連結体および第2連結体それぞれにおいて、前記軸線方向に沿って互いに対向する対向面同士の間には、隙間が設けられてもよい。
この場合、第1連結体および第2連結体それぞれにおいて、前記軸線方向で互いに対向する対向面同士の間に、隙間が設けられているので、タイヤ成型ドラムを駆動軸に連結するときに、タイヤ成型ドラムの軸線と駆動軸の軸線とがずれた状態で前記対向面同士が当接するのを抑制することが可能になり、これらの両軸線を容易かつ確実に合わせることができる。
また、本発明のタイヤ成型機は、軸線回りに回転可能に支持された駆動軸を有する成型機本体と、前記駆動軸に着脱自在に連結されたタイヤ成型ドラムと、を備えるタイヤ成型機であって、前記タイヤ成型ドラムは、本発明のタイヤ成型ドラム連結部材を介して前記駆動軸に連結されていることを特徴とする。
この発明によれば、タイヤ成型ドラムを駆動軸に容易に着脱することができる。
さらに、前記駆動軸およびタイヤ成型ドラムには、互いが噛合うことでこれら駆動軸およびタイヤ成型ドラムの相対的な前記軸線回りの位置が決められるクラッチ部材が各別に配設され、これら駆動軸およびタイヤ成型ドラムのうちのいずれか一方には、該一方に配設された前記クラッチ部材を他方に向けて付勢する付勢手段が配設されてもよい。
この場合、タイヤ成型ドラムを駆動軸に連結するに際し、駆動軸およびタイヤ成型ドラムに各別に配設された両クラッチ部材が互いに噛合わず前記軸線方向に突き合わされると、前記一方に配設されたクラッチ部材が、前記付勢手段による付勢力に抗して、前記他方に配設されたクラッチ部材により押し込まれる。
そして、タイヤ成型ドラムおよび駆動軸の相対的な前記軸線回りの位置が、両クラッチ部材が互いに噛合う位置になると、前記付勢手段による付勢力により、前記一方に配設されたクラッチ部材が前記他方に向けて移動し、これらの両クラッチ部材が互いに噛合う。
以上より、タイヤ成型ドラムを駆動軸に連結するに際し、これらのタイヤ成型ドラムおよび駆動軸の相対的な前記軸線回りの位置を容易かつ確実に合わせることができる。
この発明に係るタイヤ成型ドラム連結部材およびタイヤ成型機によれば、タイヤ成型ドラムを駆動軸に容易に着脱することができる。
本発明に係る一実施形態として示したタイヤ成型機の要部縦断面図である。 図1に示すタイヤ成型機であって、駆動軸とタイヤ成型ドラムとが軸線方向に分離された状態を示す要部縦断面図である。 図1および図2に示すタイヤ成型機であって、係合部材により拡縮部材を半径方向の外側から囲繞した後、拡縮部材を拡径変位させる前の仮組み状態を示す要部縦断面図である。
以下、本発明に係るタイヤ成型機の一実施形態を、図1から図3を参照しながら説明する。
本実施形態に係るタイヤ成型機1は、図1および図2に示されるように、水平方向に延びる軸線O回りに回転可能に支持された駆動軸11を有する成型機本体12と、駆動軸11に着脱自在に連結されたタイヤ成型ドラム13と、を備え、タイヤ成型ドラム13は、タイヤ成型ドラム連結部材10を介して駆動軸11に連結されている。
成型機本体12は、駆動軸11と、駆動軸11を軸線O回りに回転可能に支持する図示されない駆動手段と、を備えている。
タイヤ成型ドラム13は、前記軸線Oと同軸に位置された状態で駆動軸11に連結されている。
以下、軸線Oに直交する方向を半径方向といい、また、軸線Oを中心に周回する方向を周方向といい、さらに、軸線O方向に沿うタイヤ成型ドラム13側を前方といい、軸線O方向に沿う駆動軸11側を後方という。
本実施形態では、駆動軸11およびタイヤ成型ドラム13に、互いが噛合うことでこれら駆動軸11およびタイヤ成型ドラム13の相対的な前記軸線O回りの位置が決められるクラッチ部材35、36が各別に配設されている。
クラッチ部材35、36は円筒状体とされ、駆動軸11に配設されたクラッチ部材35の前端部、およびタイヤ成型ドラム13に配設されたクラッチ部材36の後端部にそれぞれ、側面視矩形状の凹凸部が全周にわたって連設されている。そして、両クラッチ部材35、36のうちの一方の凹部に他方の凸部が配置されることにより、これらのクラッチ部材35、36が互いに噛合っている。
また、駆動軸11およびタイヤ成型ドラム13のうちのいずれか一方には、該一方に配設されたクラッチ部材35、36を他方に向けて付勢する付勢手段37が配設されている。図示の例では、付勢手段37は駆動軸11に配設されるとともにコイルスプリングとされ、その内側に駆動軸11が挿入されている。
駆動軸11において、その前端部にクラッチ部材35が外嵌され、このクラッチ部材35より後方に位置し前方を向く段部11aとクラッチ部材35の後端面との間に、付勢手段37が後方に向けて押し込み可能に介装されている。これにより、クラッチ部材35は、駆動軸11の前端部に、前方付勢状態で後方に押し込み可能とされて前記軸線O方向に摺動自在に外嵌されている。また、駆動軸11の前端部には、外嵌されたクラッチ部材35が駆動軸11から前方に抜けるのを防止する図示されない例えばCリング等の抜け止め手段が配設されている。
一方、タイヤ成型ドラム13においては、後端部にクラッチ部材36が外嵌されている。
タイヤ成型ドラム連結部材10は、駆動軸11およびタイヤ成型ドラム13のうちのいずれか一方に装着される筒状の第1連結体15、および他方に装着される筒状の第2連結体16を備えている。
第1連結体15は、シリンダ室14に収納され、かつシリンダ室14へのエアの給排により前記軸線O方向に往復動するピストン17と、ピストン17に連係されピストン17の往復動に伴って半径方向に拡縮変位させられる拡縮部材18と、を備えていて、本実施形態では、駆動軸11に装着されている。
図示の例では、第1連結体15はさらに、駆動軸11に外嵌された円環状の第1基板19と、第1基板19の外周縁部に前方に向けて立設された外筒20と、第1基板19の半径方向の中央部に前方に向けて立設された第1嵌合筒21と、を備えていて、これらの第1基板19、外筒20、および第1嵌合筒21はそれぞれ、前記軸線Oと同軸に配設されている。
第1嵌合筒21には、ピストン17が前記軸線O方向に摺動自在に外嵌されている。第1嵌合筒21の内径は、前方から後方に向かうに従い漸次縮径している。
第1基板19における半径方向の中間部には、前方に向けて突出する環状突部19aが、前記軸線Oと同軸に配設されている。この環状突部19aに外筒20の後端部が外嵌され、環状突部19aの半径方向の内側に第1嵌合筒21の後端部が嵌合されている。
外筒20は、基筒部22と、基筒部22より小径のガイド筒部23と、これらの両筒部22、23を連結する環状段部24と、を備え、これら22〜24が前記軸線Oと同軸に配置されて後方から前方に向けてこの順に連設されている。
以上の構成において、前述のシリンダ室14は、第1基板19の環状突部19aの前面と、外筒20の基筒部22の内周面と、外筒20の環状段部24の後面と、第1嵌合筒21の外周面と、により囲まれた環状の空間となっている。
そして、第1連結体15には、図示されないエア供給源とシリンダ室14の後端部とを連通する第1給排気孔25、および前記エア供給源とシリンダ室14の前端部とを連通する第2給排気孔26が形成されており、これらの給排気孔25、26を通して、シリンダ室14にエアを給排可能になっている。図示の例では、第1給排気孔25は、第1基板19の環状突部19aに開口し、第2給排気孔26は、外筒20における基筒部22の内周面と環状段部24の後面との連結部分に開口している。
ここで、前述のピストン17には、シリンダ室14から前方に突出する筒状の支持部27が連結されている。本実施形態では、ピストン17は円環状に形成され、その内周縁部に支持部27が前方に向けて立設されている。なお、ピストン17および支持部27は前記軸線Oと同軸に配設されている。そして、支持部27は、外筒20のガイド筒部23における半径方向の内側に前記軸線O方向に摺動自在に嵌合されている。
さらにガイド筒部23には、半径方向に貫通する案内孔23aが周方向に間隔をあけて複数形成されていて、各案内孔23a内に半径方向に移動自在に球状体28が嵌合されている。そして、球状体28は、案内孔23a内にガイド筒部23の外周面から半径方向の外側に突出可能に配設されている。なお、案内孔23aおよび球状体28はそれぞれ、周方向に同等の間隔をあけて例えば12個配設されている。
支持部27の外周面において球状体28に摺接する部分には、前方に向かうに従い漸次縮径された傾斜面部27aが形成されている。図示の例では、傾斜面部27aは、支持部27の前端部に形成されている。
以上の構成において、ピストン17および支持部27が前記軸線O方向に往復動すると、支持部27がガイド筒部23の内周面上を摺動し、かつ案内孔23a内の球状体28が支持部27の傾斜面部27aに摺接することで、この球状体28が半径方向に移動する。このうち、ピストン17および支持部27が前進移動すると、球状体28がガイド筒部23の外周面から半径方向の外側に突出する。
すなわち、案内孔23aが形成されたガイド筒部23と、案内孔23a内に前述のように嵌合された球状体28と、により、前述の拡縮部材18が構成されている。なお、案内孔23aの内径は、球状体28の外径より小さくなっており、拡縮部材18の拡径変位時および縮径変位時の別を問わず常に、球状体28の中心は、ガイド筒部23の外周面より半径方向の内側に位置している。
さらに、図2および図3に示されるように、ピストン17および支持部27が後端位置に位置している状態で、球状体28は傾斜面部27aの前端部上に位置していて、この球状体28における半径方向の外端を、ガイド筒部23の外周面とほぼ面一に位置させることが可能になっている。
また本実施形態では、支持部27の外周面において、傾斜面部27aより後方に位置しかつガイド筒部23の内周面が摺接する摺接面部27cと、傾斜面部27aと、の間に位置する部分には、前記軸線O方向に沿って延在しかつ外径が摺接面部27cより小径の平滑面部27bが形成されている。
図示の例では、タイヤ成型ドラム13が駆動軸11に連結された状態で、球状体28は平滑面部27b上に載置されている。また、平滑面部27bは、傾斜面部27aに後方から連なっている。平滑面部27bと、摺接面部27cと、の連結部分27dは、前方から後方に向かうに従い漸次、傾斜面部27aよりも緩やかに拡径された傾斜面となっている。なお、この平滑面部27bと、ガイド筒部23の外周面と、の半径方向に沿った距離は、球状体28の半径より大きく直径より小さくなっている。
ここで、第1基板19の環状突部19aには、前方に向けて開口する収納孔が周方向に間隔をあけて複数形成されている。各収納孔の底部には、前方に向けてシャフト29およびコイルスプリング30が立設されて環状突部19aよりも前方に突出している。コイルスプリング30の内側にシャフト29が挿入されている。ピストン17には後方に向けて開口し、シャフト29が進退自在に挿入されるガイド孔17aが形成されている。そして、ピストン17は、前記軸線O方向の位置にかかわらず常にコイルスプリング30により前方に付勢されている。また、シャフト29は、ピストン17の前記軸線O方向の位置にかかわらず常に、ガイド孔17a内に位置している。なお、これらの収納孔、シャフト29、コイルスプリング30およびガイド孔17aは、周方向に同等の間隔をあけて例えば12個配設されている。
第2連結体16は、拡縮部材18を半径方向の外側から囲繞した状態で、ピストン17が前進移動して拡縮部材18の球状体28が拡径変位したときに、球状体28が係合することにより、タイヤ成型ドラム13が駆動軸11側に引き寄せられる係合部材31を備えていて、本実施形態では、タイヤ成型ドラム13に装着されている。
図示の例では、第2連結体16はさらに、外周縁部に筒状の係合部材31が後方に向けて立設され、かつタイヤ成型ドラム13に外嵌された円環状の第2基板32と、第2基板32の内周縁部に後方に向けて立設された第2嵌合筒33と、を備えていて、これらの第2基板32、係合部材31および第2嵌合筒33はそれぞれ、前記軸線Oと同軸に配設されている。
第2嵌合筒33は、第1連結体15の第1嵌合筒21内に前方から離脱自在に嵌合されるとともに、外径が前方から後方に向かうに従い漸次縮径している。
第2基板32における半径方向の中間部には、後方に向けて突出する環状突部32aが、前記軸線Oと同軸に配設されている。この環状突部32aに係合部材31の前端部が外嵌され、環状突部32aの半径方向の内側に第2嵌合筒33の前端部が嵌合されている。
係合部材31には、前方から後方に向かうに従い漸次縮径し、かつ拡径変位した拡縮部材18の球状体28が前方から係合する係合面31aが形成されている。図示の例では、係合部材31の後端部には、半径方向の内側に向けて突出する突出部31bが全周にわたって形成されており、この突出部31bにおいて前方を向く面が係合面31aとなっている。なお、突出部31bの内径は、ガイド筒部23の外径よりも大きくなっている。
さらに本実施形態では、前述した第1連結体15および第2連結体16それぞれにおいて、前記軸線O方向に沿って互いに対向する対向面同士の間に、該軸線O方向の隙間が設けられている。
図示の例では、環状段部24の前面と係合部材31の後面との間、ガイド筒部23の前面、支持部27の前面および第1嵌合筒21の前面と第2基板32の環状突部32aとの間、並びに第1基板19の前面と第2嵌合筒33の後面との間、にそれぞれ、前記軸線O方向の隙間が設けられている。
また本実施形態では、環状段部24に位置決めピン34が前方に向けて立設されるとともに、係合部材31に、後方に向けて開口し位置決めピン34が着脱自在に嵌合する位置決め孔31cが形成されている。
次に、タイヤ成型ドラム連結部材10を用いて、駆動軸11とタイヤ成型ドラム13とを連結する方法について説明する。
まず、第1連結体15が装着された駆動軸11に向けて、第2連結体16が装着されたタイヤ成型ドラム13を移動させると、図3に示されるように、第1嵌合筒21内に第2嵌合筒33が進入し、かつ係合部材31内にガイド筒部23および球状体28つまり拡縮部材18が進入する。
この際、駆動軸11およびタイヤ成型ドラム13に各別に配設された両クラッチ部材35、36が互いに噛合わず、それぞれの先端同士が前記軸線O方向に突き合わされると、駆動軸11に配設されたクラッチ部材35が、付勢手段37による前方付勢力に抗して、タイヤ成型ドラム13に配設されたクラッチ部材36により後方に押し込まれる。
そして、例えば駆動軸11を前記軸線O回りに回転させる等して、タイヤ成型ドラム13および駆動軸11の相対的な前記軸線O回りの位置が、両クラッチ部材35、36が互いに噛合う位置になると、付勢手段37による付勢力により、駆動軸11に配設されたクラッチ部材35が前進移動し、前記両クラッチ部材35、36が互いに噛合う。さらにこの際、位置決めピン34が位置決め孔31c内に離脱自在に嵌合される。
次に、第2給排気孔26を通してシリンダ室14の前方からエアを排出しつつ、第1給排気孔25を通してシリンダ室14の後方からエアを供給することで、ピストン17および支持部27を前進移動させ、支持部27の傾斜面部27aを、球状体28に摺接させながらこの球状体28より前方に位置させて、平滑面部27b上に球状体28を乗り上げさせる。この際、支持部27の前面と第2基板32の環状突部32aとの間には、前記軸線O方向の隙間Xが確保される。
この過程で、球状体28が、案内孔23a内を半径方向の外側に向けて移動し、ガイド筒部23の外周面から半径方向の外側に突出することで、係合部材31の係合面31aに前方から係合する。この際、球状体28から係合面31aを介して第2連結体16およびタイヤ成型ドラム13に後方に向けた力が伝達され、第2連結体16およびタイヤ成型ドラム13が駆動軸11側に引き寄せられ、タイヤ成型ドラム13が駆動軸11に連結される。さらにこの際、第1連結体15および駆動軸11と、第2連結体16およびタイヤ成型ドラム13と、の前記軸線O方向に沿った位置、および半径方向に沿った位置が同時に合わせられる。
以上のようにタイヤ成型ドラム13が駆動軸11に連結された状態で、図示の例では、球状体28は、平滑面部27b、前記連結部分27d、案内孔23aの内周面および係合部材31の係合面31aに外接して保持される。
一方、駆動軸11からタイヤ成型ドラム13を取り外す場合には、第1給排気孔25を通してシリンダ室14の後方からエアを排出しつつ、第2給排気孔26を通してシリンダ室14の前方からエアを供給することで、コイルスプリング30による前方付勢力に抗して、ピストン17および支持部27を後退移動させ、支持部27の傾斜面部27aの前端部を球状体28に到達させる。この過程で、球状体28が半径方向の内側に移動して係合部材31の係合面31aから離脱し、タイヤ成型ドラム13が駆動軸11から取り外し可能になる。
以上説明したように、本実施形態によるタイヤ成型ドラム連結部材10およびタイヤ成型機1によれば、シリンダ室14へエアを給排してピストン17を往復動させると、タイヤ成型ドラム13が駆動軸11に着脱されるように構成されているので、タイヤ成型ドラム13を駆動軸11に容易に着脱することができる。
またこのように、シリンダ室14へエアを給排してピストン17を往復動させれば、タイヤ成型ドラム13が駆動軸11に着脱されることから、例えばボルト締結作業等といった人手による作業を最小限に抑えることもできる。
さらに本実施形態では、ピストン17がシリンダ室14に前方付勢状態で収納されているので、タイヤ成型ドラム13が駆動軸11に連結された連結状態で、例えばシリンダ室14とエア供給源との連通が不意に遮断された場合にも、ピストン17を後退移動させ難くしてその位置に留め置き易くすることが可能になる。
したがって、前述の連結状態でシリンダ室14とエア供給源との連通が不意に遮断された場合に、拡縮部材18の球状体28が縮径変位して係合部材31から離脱するのを抑制することが可能になり、タイヤ成型ドラム13が駆動軸11から外れるのを防ぐことができる。
また、前述したように、ピストン17が前記軸線O方向に往復動すると、支持部27がガイド筒部23の内周面上を摺動し、かつ傾斜面部27aが球状体28に摺接することで、この球状体28が半径方向に移動するように構成されているので、構造を複雑にすることなく、タイヤ成型ドラム13を駆動軸11に容易に着脱することができる。
さらに、前述の連結状態で、例えばシリンダ室14とエア供給源との連通が不意に遮断された場合に、ピストン17および支持部27が後退移動しようとしても、支持部27の平滑面部27b上の球状体28からは、この平滑面部27bに半径方向の力しか加わらないので、支持部27の平滑面部27bが球状体28を後方に通過し難くすることが可能になり、支持部27の傾斜面部27aが球状体28に到達するのを防ぐことができる。これにより、前述の連結状態でシリンダ室24とエア供給源との連通が不意に遮断された場合に、支持部27およびピストン17が後退移動するのを確実に抑えることができる。
またこのように、支持部27の外周面に平滑面部27bが形成されていることから、前述の連結状態における球状体28および支持部27の前記軸線O方向の相対的な位置を容易に決めることができる。
さらに、第1嵌合筒21の内径および第2嵌合筒33の外径がそれぞれ、前方から後方に向かうに従い漸次縮径しているので、前述の連結状態で、タイヤ成型ドラム13の自重による垂れ下がりを生じ難くすることが可能になるとともに、タイヤ成型ドラム13の軸線と駆動軸11の軸線とを容易かつ高精度に合わせることができる。
また、第1連結体15および第2連結体16それぞれにおいて、前記軸線O方向で互いに対向する対向面同士の間に、隙間が設けられているので、タイヤ成型ドラム13を駆動軸11に連結するときに、例えば、タイヤ成型ドラム13の軸線と駆動軸11の軸線とがずれた状態で前記対向面同士が当接するのを抑制することが可能になり、これら13、11の両軸線を容易かつ確実に合わせることができる。
さらに本実施形態では、駆動軸11およびタイヤ成型ドラム13に、互いに噛合うクラッチ部材35、36が各別に配設されるとともに、駆動軸11に、この駆動軸11に配設されたクラッチ部材35を前方に向けて付勢する付勢手段37が配設されているので、タイヤ成型ドラム13を駆動軸11に連結するに際し、これらのタイヤ成型ドラム13および駆動軸11の相対的な前記軸線O回りの位置を容易かつ確実に合わせることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、ピストン17を前方に付勢する手段としてコイルスプリング30を採用したが、これに限らず適宜変更してもよく、また、ピストン17は前方に付勢しなくてもよい。
さらに、拡縮部材18は前記実施形態に限らず適宜変更してもよく、また支持部27の外周面に平滑面部27bは形成しなくてもよい。
さらに、タイヤ成型ドラム13が駆動軸11に連結された状態で、球状体28は、前記実施形態に限らず例えば、支持部27の外周面において平滑面部27bより後方に位置する部分に載置されてもよい。
また、支持部27の外周面において、平滑面部27bと摺接面部27cとの連結部分は、前記実施形態に限らず例えば、前方を向く垂直面、あるいは前方から後方に向かうに従い漸次、傾斜面部27aよりも急峻に拡径された傾斜面等としてもよい。
さらに、第1嵌合筒21および第2嵌合筒33は設けなくてもよく、また、クラッチ部材35、36は設けなくてもよい。
さらに、第1連結体15および第2連結体16それぞれにおいて、前記軸線O方向に沿って互いに対向する対向面同士の間に隙間を設けたが、互いに当接させてもよい。
また、前記実施形態では、駆動軸11に配設されたクラッチ部材35を前方に付勢する付勢手段37としてコイルスプリングを示したが、これに限らず適宜変更してもよい。
さらに、前記実施形態では、第1連結体15を駆動軸11に装着し、第2連結体16をタイヤ成型ドラム13に装着したが、これとは逆に、第1連結体15をタイヤ成型ドラム13に装着し、第2連結体16を駆動軸11に装着してもよい。
また、拡縮部材18の拡径変位時および縮径変位時の別を問わず常に、球状体28をガイド筒部23の外周面から半径方向の外側に突出させてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
タイヤ成型ドラムを駆動軸に容易に着脱することができる。
1 タイヤ成型機
10 タイヤ成型ドラム連結部材
11 駆動軸
12 成型機本体
13 タイヤ成型ドラム
14 シリンダ室
15 第1連結体
16 第2連結体
17 ピストン
18 拡縮部材
21 第1嵌合筒
23 ガイド筒部
23a 案内孔
27 支持部
27a 傾斜面部
27b 平滑面部
28 球状体
31 係合部材
31a 係合面
33 第2嵌合筒
35、36 クラッチ部材
37 付勢手段
O 軸線

Claims (7)

  1. 軸線回りに回転可能に支持された駆動軸にタイヤ成型ドラムを着脱自在に連結するタイヤ成型ドラム連結部材であって、
    駆動軸およびタイヤ成型ドラムのうちのいずれか一方に装着される筒状の第1連結体、および他方に装着される筒状の第2連結体を備え、
    前記第1連結体は、
    シリンダ室に収納され、かつ該シリンダ室へのエアの給排により前記軸線方向に往復動するピストンと、
    該ピストンに連係され該ピストンの往復動に伴って半径方向に拡縮変位させられる拡縮部材と、を備え、
    前記第2連結体は、
    前記拡縮部材を半径方向の外側から囲繞した状態で、前記ピストンが前進移動して前記拡縮部材が拡径変位したときに、該拡縮部材が係合することにより、前記タイヤ成型ドラムが前記駆動軸側に引き寄せられる係合部材を備え
    前記ピストンには、前記シリンダ室から前方に突出する支持部が連結され、
    前記拡縮部材は、半径方向の内側に前記支持部が前記軸線方向に摺動自在に嵌合されるとともに、半径方向に貫通する案内孔が周方向に間隔をあけて複数形成されたガイド筒部と、前記案内孔内に半径方向に移動自在に嵌合され、かつガイド筒部の外周面から半径方向の外側に突出可能に配設された球状体と、を備え、
    前記支持部の外周面において前記球状体に摺接する部分には、前方に向かうに従い漸次縮径された傾斜面部が形成され、
    前記係合部材には、前方から後方に向かうに従い漸次縮径し、かつ拡径変位した前記拡縮部材の球状体が前方から係合する係合面が形成されていることを特徴とするタイヤ成型ドラム連結部材。
  2. 請求項1記載のタイヤ成型ドラム連結部材であって、
    前記ピストンはシリンダ室に前方付勢状態で収納されていることを特徴とするタイヤ成型ドラム連結部材。
  3. 請求項1または2に記載のタイヤ成型ドラム連結部材であって、
    前記支持部の外周面において、前記傾斜面部より後方に位置しかつ前記ガイド筒部の内周面が摺接する摺接面部と、前記傾斜面部と、の間に位置する部分には、前記軸線方向に沿って延在しかつ外径が前記摺接面部より小径の平滑面部が形成され、
    前記タイヤ成型ドラムが駆動軸に連結された状態で、前記球状体は、前記支持部の外周面において、前記平滑面部、若しくは前記平滑面部より後方に位置する部分に載置されることを特徴とするタイヤ成型ドラム連結部材。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のタイヤ成型ドラム連結部材であって、
    前記第1連結体は、前記ピストンが前記軸線方向に摺動自在に外嵌されるとともに、内径が前方から後方に向かうに従い漸次縮径された第1嵌合筒を備え、
    前記第2連結体は、前記第1嵌合筒内に離脱自在に嵌合されるとともに、外径が前方から後方に向かうに従い漸次縮径された第2嵌合筒を備えることを特徴とするタイヤ成型ドラム連結部材。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のタイヤ成型ドラム連結部材であって、
    前記第1連結体および第2連結体それぞれにおいて、前記軸線方向に沿って互いに対向する対向面同士の間には、隙間が設けられていることを特徴とするタイヤ成型ドラム連結部材。
  6. 軸線回りに回転可能に支持された駆動軸を有する成型機本体と、
    前記駆動軸に着脱自在に連結されたタイヤ成型ドラムと、を備えるタイヤ成型機であって、
    前記タイヤ成型ドラムは、請求項1から5のいずれか1項に記載のタイヤ成型ドラム連結部材を介して前記駆動軸に連結されていることを特徴とするタイヤ成型機。
  7. 請求項6に記載のタイヤ成型機であって、
    前記駆動軸およびタイヤ成型ドラムには、互いが噛合うことでこれら駆動軸およびタイヤ成型ドラムの相対的な前記軸線回りの位置が決められるクラッチ部材が各別に配設され、
    これら駆動軸およびタイヤ成型ドラムのうちのいずれか一方には、該一方に配設された前記クラッチ部材を他方に向けて付勢する付勢手段が配設されていることを特徴とするタイヤ成型機。
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