JP5542429B2 - 床固定用管継手 - Google Patents

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Description

本発明は、床固定用管継手に係り、特に床に固定可能な構造を備えた床固定用管継手に関する。
床下に配設された給水給湯用の樹脂配管(例えば、ポリブテン管)を床上に立ち上げる場合、通常、床の所望の位置に孔(以下、床孔)を形成し、この床孔を通して樹脂配管を床上まで引き出して、樹脂配管の先端にフランジ付き管継手を接続し、その後、床孔から樹脂配管を床下に押し戻し、管継手のフランジを床孔の縁部に載置して、フランジに形成されたビス止め用孔を介して床面にビスを捩じ込んで管継手を床面に固定している(特許文献1参照)。
このようにして、床面に管継手のフランジを固定する場合、フランジに形成されたビス止め用穴との関係で、床穴に対する位置合わせを正確に行う必要があり、施工の効率が上がらないという問題がある。また、床穴の径が大きい場合には、ビス止め用穴が床穴と接近したり重なってしまったりして、ビスによる固定を確実に行えないという問題がある。
特開2001−99367号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、施工が行いやすく、より確実に固定可能な床固定用管継手を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の床固定用管継手は、床面に固定され、床に構成された床穴を介して該床の上下で流路を連結させる床固定用管継手であって、管体が接続される、筒状の継手本体と、前記継手本体の外周から張り出し、板状とされて板面が前記床面に当接されるフランジ部と、前記フランジ部に構成され、前記フランジ部を前記床面に固定する止め具が挿入される長穴と、前記フランジ部の外周に構成され、径方向外側に開放されると共に径方向に長尺とされ、前記止め具が挿入されるスリットと、前記長穴に挿入された止め具の長手方向への移動を規制する長穴用移動規制部材と、を備えている。
請求項1に記載の床固定用管継手では、フランジ部の板面を床面に当接させ、長穴及びスリットに止め具を挿入して、この止め具によりフランジ部を床面に固定する。
本発明では、丸穴ではなく、長穴及びスリットに止め具を挿入するので、止め具の長穴及びスリット内での位置にある程度の自由度をもたせることができ、施工が行いやすくなる。また、床穴の位置に対する止め具の位置にも自由度があるため、床穴の大きさなどに応じて止め具の位置を調整することにより、確実に固定を行うことができる。
さらに、少なくとも1つの長穴を有しているので、すべてをスリットで構成する場合と比較して、より確実に固定を行うことができる。
また、長穴用移動規制部材を備えることにより、固定後の長穴内における止め具のガタツキを防止することができる。
本発明の請求項2に記載の床固定用管継手は、前記スリットに挿入された止め具の長手方向への移動を規制するスリット用移動規制部材、をさらに備えている。
このように、スリット用移動規制部材を備えることにより、固定後のスリット内における止め具のガタツキを防止することができる。
本発明の請求項3に記載の床固定用管継手は、床面に固定され、床に構成された床穴を介して該床の上下で流路を連結させる床固定用管継手であって、管体が接続される、筒状の継手本体と、前記継手本体の外周から張り出し、板状とされて板面が前記床面に当接されるフランジ部と、前記フランジ部に構成され、前記フランジ部を前記床面に固定する止め具が挿入される長穴と、前記フランジ部の外周に構成され、径方向外側に開放されると共に径方向に長尺とされ、前記止め具が挿入されるスリットと、前記スリットに挿入された止め具の長手方向への移動を規制するスリット用移動規制部材と、を備えている。
このように、スリット用移動規制部材を備えることにより、固定後のスリット内における止め具のガタツキを防止することができる。
本発明に係る床固定用管継手によれば、施工が行いやすく、より確実に床面に固定することができる。
本発明の第1実施形態に係る床固定用管継手の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る床固定用管継手であって、管体を分離した状態を示す半裁断面図である。 本発明の第1実施形態に係る床固定用管継手の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る床固定用管継手であって、管体を途中まで挿入した状態を示す半裁断面図である。 本発明の第1実施形態に係る床固定用管継手であって、管体を結合した状態を示す半裁断面図である。 本発明の第1実施形態に係る床固定用管継手を床に固定して上面から見た図で、(A)は床穴が中央に配置され、(B)は床穴が中央からずれて配置された状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る床固定用管継手の変形例の上面図である。 本発明の第1実施形態に係る床固定用管継手の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る床固定用管継手の変形例の上面図である。 本発明の第1実施形態に係る床固定用管継手の他の変形例の上面図である。 本発明の第2実施形態に係る床固定用管継手であって、管体を分離した状態を示す半裁断面図である。 本発明の第2実施形態に係る床固定用管継手の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る床固定用管継手の長穴用規制部材の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る床固定用管継手の長穴用規制部材の上面図である。 本発明の第2実施形態に係る床固定用管継手のスリット用規制部材の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る床固定用管継手のスリット用規制部材の上面図である。 本発明の第1実施形態に係る床固定用管継手にスリット用規制部材を適用した例を示す斜視図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施形態に係る床固定用管継手10の分解斜視図が示されている。また、図2には、本発明の実施形態に係る床固定用管継手10の、管体40を挿入する前の半裁断面図が示されている。
床固定用管継手10は、管状の本体部12と、この本体部12に外挿される管状の中間部14とを備えている。本体部12と中間部14とで継手本体16が構成されている。さらに、床固定用管継手10は、管状のキャップ18を備えている。キャップ18は、中間部14の一端側に外挿され、係合されている。図2に示すように、中間部14及びキャップ18と本体部12との間には、管体40が挿入される挿入孔20が構成されている。
キャップ18の内側には、管体40を挿入孔20に保持するためのロックリング30が配置されている。このロックリング30は、断面が90度回転した略V字形をなしており、略V字形の開口部側が継手本体16の奥側(管体40の挿入側と逆側)に向かうように配置されている。そして、ロックリング30の開口部側が中間部14の先端部14Aと対向し、略V字形の内側面の一部が先端部14Aに当接している。
ロックリング30は、環状とされており、内周側先端の爪部36が管体40の外面に食い込み可能とされている。
キャップ18の内壁には、ロックリング30の略V字形の外側面が当接可能なテーパー面18Aが形成されている。このテーパー面18Aは、挿入孔20の入口20A側に向かって縮径するように形成されている。
キャップ18の内周側には、ロックリング30よりも挿入孔20の入口20A側に、床固定用管継手10の軸方向に沿って移動可能な解放リング22が内挿されている。この解放リング22は、略筒状とされ、内壁が挿入孔20の一部を構成している。解放リング22の奥側外周には、周方向に突起22Aが形成されており、キャップ18の内周に形成された小径部18Bに当接することで、キャップ18からの抜けが防止されている。突起22Aの先端部22Bは先細りとなるテーパー形状とされ、ロックリング30の径方向内側の外周面に沿って配置されている。本体部12には、挿入孔20に面した外周面に2つの周溝12Aが形成されており、これらの周溝12Aにそれぞれゴム製、環状の止水リング24が嵌め込まれている。
本体部12の周溝12Aよりも奥側で挿入孔20の最奥部には、外径が拡径された壁面13が形成されている。この壁面13に管体40の先端が当接し、壁面13は管体40のストッパーになっている。また、本体部12の挿入孔20と反対側には、他の配管が接続される雌ネジ12Bが形成されている。また、本体部12の挿入孔20と反対側の端部(他端側)には、床との接続のためのフランジ部50が形成されている。フランジ部50の詳細については、後述する。
この床固定用管継手10では、本体部12は青銅製、中間部14、キャップ18及び解放リング22は樹脂製、ロックリング30はステンレス製とすることができる。なお、床固定用管継手10の各部材はこれらの材質に限定するものではなく、他の材質でも構わない。また、管体40は樹脂製である。なお、管体40は樹脂製に限らず、ゴム製、金属製(ロックリング30の爪部36が食い込み可能な金属材)、又はその他の材質としてもよい。
図3には、図1に示す床固定用管継手10のフランジ部50側から見た斜視図が示されている。フランジ部50は、円板形状とされ、本体部12の他端部の外周から径方向外側に張り出すように形成されている。フランジ部50は本体部12側の板面(下面50B)が後述する床44の床面44A上に載置され、外側(本体部12から遠い側)の板面(上面50A)が、外向き(上向き)に配置される。
フランジ部50には、このフランジ部50を床44の床面44Aに固定するための長穴52、及び、スリット54、56が構成されている。長穴52、スリット54、56は、各々、フランジ部50の中心から周方向に中心角120°の間隔をもった位置に構成されている。スリット54、56は、径方向外側に開放されている。
長穴52は、径方向と直交する方向に長尺とされ、穴部52A、及び、テーパ部52Bで構成されている。穴部52Aは、後述する止め具46のネジ部46Bを挿通可能とされており、テーパ部52Bは、後述する止め具46のネジ頭部46Aを収納可能なテーパ形状とされている。
スリット54は、切欠部54A、及び、テーパ部54Bで構成されている。切欠部54Aは、径方向に長尺とされ、径方向外側が開放されている。スリット54の切欠部54Aには、止め具46のネジ部46Bを挿通可能とされており、テーパ部54Bは、後述する止め具46のネジ頭部46Aを収納可能なテーパ形状とされている。
なお、スリット56の形状は、スリット54と同様であり、スリット54の切欠部54A、及び、テーパ部54Bに対応した、切欠部56A、及び、テーパ部56Bで構成されている。
フランジ部50は、止め具46によって、床44に固定される。止め具46には、図3に示すように、ネジ頭部46A及びネジ部46Bで構成されている。止め具46は、ネジ部46Bを床44へねじ込み可能なタッピングねじで、いわゆる皿ビスとされている。長穴52では、止め具46のネジ部46Bが長穴52の穴部52Aに挿入され、ネジ頭部46Aの下面(テーパ面)がテーパ部52Bに当接される。スリット54、56では、止め具46のネジ部46Bが切欠部54A、56Aに挿入され、ネジ頭部46Aの下面(テーパ面)がテーパ部54B、56Bに当接される。このようにして、止め具46により、フランジ部50が床44に固定される。
次に、床固定用管継手10の床44への取り付けについて説明する。
まず、床下の管体40の先端を床穴44Hから床上へ取り出す。床穴44Hは、予め必要な位置に構成されており、床穴44Hの径は、床固定用管継手10のキャップ18の最大外径(床固定用管継手10のフランジ部50を除いた最も大径の部分)よりも大きく、フランジ部50の外径よりも小さくなっている。
次に、床固定用管継手10へ管体40を接続する。管体40の先端部を、床固定用管継手10の挿入孔20に挿入すると、図4に示されるように、管体40の先端がロックリング30を拡径する。そして、管体40の外周面がロックリング30の爪部36を摺接しながら管体40が奥側へ挿入され、管体40の内周面が止水リング24に接触する。管体40が更に挿入されると、管体40の先端が本体部12の壁面13に到達する。
図4に示す装着状態において、管体40に内圧が作用すると、管体40が継手本体16から抜ける方向の力を受ける。これによって、管体40及びロックリング30が挿入孔20から抜ける方向に若干移動し、ロックリング30のリング部31の外周側がキャップ18のテーパー面18Aに当たる。これによって、図5に示されるように、ロックリング30の爪部36が管体40の外周側に食い込む。このとき、ロックリング30の爪部36は、継手本体16の奥側に向けて傾斜しているので、管体40に食い込みやすく、かつ、爪部36が管体40の抜け出し方向と逆方向を向いており、管体40が抜けにくくなる。
次に、管体40を床穴44Hから床下へ戻すと共に、管体40の接続された床固定用管継手10の本体部12を床穴44Hに挿通させて、フランジ部50の下面50Bを床面44A上に載置する。そして、止め具46を長穴52の穴部52Aに挿入して、ネジ頭部46Aの下面(テーパ面)がテーパ部52Bに突き当たるまで、ネジ部46Bを床44にねじ込む。
また、止め具46をスリット54、56の切欠部54A、56Aに挿入して、ネジ頭部46Aの下面(テーパ面)がテーパ部54B、56Bに突き当たるまで、ネジ部46Bを床44にねじ込む。このとき、フランジ部50は、図6(A)に示すように、平面視で長穴52の穴部52A及びスリット54、56の切欠部54A、56Aと床穴44Hとが重ならない位置に配置されることが好ましい。但し、床面44A上に存する障害物や、床穴44Hの形状などにより、平面視で長穴52及びスリット54、56と重なってしまう場合には、図6(B)に示すように、長穴52内、もしくは、54、56内で、止め具46の位置を変えることにより、床穴44Hによって止め具46がねじ込めないという事態を回避することができる。
本実施形態の床固定用管継手10によれば、フランジ部50に構成された固定用の穴である長穴52、及び、スリット54、56が、円形ではなく長尺とされているので、止め具46の固定位置の自由度が高くなる。したがって、床穴44Hの大きさや形状などに応じて、止め具46の位置を調整することにより、フランジ部50を確実に床44に固定することができる。
さらに、すべての固定用の穴を径方向外側に開放されたスリットで構成するのではなく、径方向外側に開放されていない長穴52を有しているので、より確実に固定を行うことができる。
なお、本実施形態のフランジ部50は、図7(A)に示すように、フランジ部50の外径を小さくして、長穴52、スリット54、56に対応する部分のみを、径方向外側に突出させる構成とすることもできる。
また、図7(B)に示すように、長穴52の長尺方向を、径方向にすることもできる。
また、本実施形態では、フランジ部50が円板状のものを例に説明したが、フランジ部は、図8に示すように、四角板状のフランジ部58としてもよい。この場合には、1つの角部に長穴52を構成し、他の角部にスリット54を構成して、前述の場合と同様に固定することができる(図9(A)(B)参照)。
また、四角板状のフランジ部58とした場合に、図10(A)に示すように、長穴52の長尺方向を、径方向にすることもできる。
また、図10(B)に示すように、対角線上に配置される2つの角部に、長穴52とスリット54を構成して、固定用の穴を2つにすることもできる。
[第2実施形態]
本実施形態の床固定用管継手60は、フランジ部50に、長穴用移動規制部材62、及び、スリット用移動規制部材72が構成されている点、テーパ部52B、54B、56Bが段差によって構成される座ぐり52Z、54Z、及び56Zとなっている点、及び、止め具46が皿ビスではなく、なべビスである点が、第1実施形態と異なり、その他の構成については、第1実施形態の床固定用管継手10と同様である。本実施形態では、長穴用移動規制部材62、スリット用移動規制部材72、及び、座ぐり52Z、54Z、及び56Zの詳細についてのみ説明する。
本実施形態では、図11及び図12に示すように、第1実施形態の長穴52のテーパ部52Bに代えて座ぐり52Zが構成されている。座ぐり52Zは、長方形状とされ、所定の深さの段差部とされている。また、第1実施形態のスリット54、56のテーパ部54B、56Bに代えて座ぐり54Z、56Zが構成されている。さらに、止め具46のネジ頭は、ネジ頭部46Aに代えて、なべビスのネジ頭46Nとされている。
図13に示すように、長穴用移動規制部材62は、長穴52に配置されている。長穴用移動規制部材62は、ガイド部材64及びスライド部材66で構成されている。ガイド部材64は、長穴52の座ぐり部52Zに設けられている。ガイド部材64は、穴部52Aの長手方向の両外側に沿って一対で2組配置されている。一対のガイド部材64の両側には、後述するシャッタ部材66が係合可能で後退方向への移動を規制する係合溝64Aが構成されている。係合溝64Aの側壁は、ジグザグ形状とされている。
シャッタ部材66は、板状とされ、長穴52の座ぐり部52Zに設けられている。シャッタ部材66は、座ぐり部52Zの長手方向の両端に一枚ずつ配置された一対のシャッタ部材66A、66Bで構成されている。図14に示すように、シャッタ部材66の両端辺側には、係合溝64Aに係合可能な係合突部66Kが形成されている。係合突部66Kは、ジグザグの係合溝64Aに係合され、シャッタ部材66A、66Bの各々が近づく方向にのみ移動可能としている。
スリット用移動規制部材72は、スリット54、56に配置されている。座ぐり54Z、56Zは、所定の深さの段差部とされている。スリット54、56のいずれのスリット用移動規制部材72も同一構成であるので、ここでは、スリット54に配置されたスリット用移動規制部材72を例に説明する。
図15に示すように、スリット用移動規制部材72は、複数の挿入穴74、及び、一対のピン76A、76Bで構成されている。挿入穴74は、座ぐり部54Zに、切欠部54Aの両外側に長手方向に沿って配置されている。ピン76A、76Bは両端が屈曲したコ字状とされ、切欠部54Aの短手方向を跨いで両端が挿入穴74に挿入可能とされている。
次に、本実施形態の床固定用管継手60の床44への固定について説明する。
まず、第1実施形態と同様にして管体40を接続し、フランジ部50の下面50Bを床面44A上に載置する。そして、止め具46を長穴52の穴部52Aに挿入して、ネジ頭部46Aの下面が座ぐり部52Zに突き当たるまで、ネジ部46Nを床44にねじ込む。そして、図14に示すように、長穴52のシャッタ部材66A、66Bを、係合溝64Aに沿って移動させて、止め具46に当たる位置に配置する。これにより、止め具46の穴部52A内の長手方向の移動が規制される。
また、止め具46をスリット54、56の切欠部54A、56Aに挿入して、ネジ頭部46Nの下面が座ぐり部54Z、56Bに突き当たるまで、ネジ部46Nを床44にねじ込む。そして、図16に示すように、穴52のピン76A、76Bを、ネジ頭部46Aに最も近い挿入穴74に差し込む。これにより、止め具46の切欠部54A内の長手方向の移動が規制される。
本実施形態の床固定用管継手10によれば、フランジ部50に構成された固定用の穴である長穴52、及び、スリット54、56に挿入された止め具46が、長穴用移動規制部材62、スリット用移動規制部材72によって長手方向の移動が規制されるので、止め具46のガタツキを防止することができる。
なお、本実施形態では、長穴52及びスリット54、56に座ぐり52Z、54Z、56Zを設けた例について説明したが、第1実施形態のように、テーパ部52B、54B、56Bを設けた場合にも、止め具46の長手方向の移動を規制することもできる。この場合には、図17に示すように、挿入穴74をフランジ部50の上面50Aに構成し、ピン76A、76Bに代えて、テーパ部54Bに沿った形状のピン76AT、76BTを用いる。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
10 床固定用管継手
12 本体部
14 中間部
16 継手本体
18 キャップ
40 管体
44 床
44H 床穴
46 止め具
50 フランジ部
52 長穴
54 スリット
56 スリット
58 フランジ部
60 床固定用管継手
62 長穴用移動規制部材
64 ガイド部材
66 シャッタ部材
72 スリット用移動規制部材
74 挿入穴
76A ピン
76B ピン

Claims (3)

  1. 床面に固定され、床に構成された床穴を介して該床の上下で流路を連結させる床固定用管継手であって、
    管体が接続される、筒状の継手本体と、
    前記継手本体の外周から張り出し、板状とされて板面が前記床面に当接されるフランジ部と、
    前記フランジ部に構成され、前記フランジ部を前記床面に固定する止め具が挿入される長穴と、
    前記フランジ部の外周に構成され、径方向外側に開放されると共に径方向に長尺とされ、前記止め具が挿入されるスリットと、
    前記長穴に挿入された止め具の長手方向への移動を規制する長穴用移動規制部材と、
    を備えた床固定用管継手。
  2. 前記スリットに挿入された止め具の長手方向への移動を規制するスリット用移動規制部材、をさらに備えた、請求項1に記載の床固定用管継手。
  3. 床面に固定され、床に構成された床穴を介して該床の上下で流路を連結させる床固定用管継手であって、
    管体が接続される、筒状の継手本体と、
    前記継手本体の外周から張り出し、板状とされて板面が前記床面に当接されるフランジ部と、
    前記フランジ部に構成され、前記フランジ部を前記床面に固定する止め具が挿入される長穴と、
    前記フランジ部の外周に構成され、径方向外側に開放されると共に径方向に長尺とされ、前記止め具が挿入されるスリットと、
    前記スリットに挿入された止め具の長手方向への移動を規制するスリット用移動規制部材と、
    を備えた床固定用管継手。
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