JP5541564B2 - イオナイザーシステム - Google Patents

イオナイザーシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5541564B2
JP5541564B2 JP2009203948A JP2009203948A JP5541564B2 JP 5541564 B2 JP5541564 B2 JP 5541564B2 JP 2009203948 A JP2009203948 A JP 2009203948A JP 2009203948 A JP2009203948 A JP 2009203948A JP 5541564 B2 JP5541564 B2 JP 5541564B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ionizer
air
control device
detection sensor
detection signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009203948A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011054491A (ja
Inventor
政典 鈴木
喬 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Techno Ryowa Ltd
Original Assignee
Techno Ryowa Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Techno Ryowa Ltd filed Critical Techno Ryowa Ltd
Priority to JP2009203948A priority Critical patent/JP5541564B2/ja
Publication of JP2011054491A publication Critical patent/JP2011054491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5541564B2 publication Critical patent/JP5541564B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

本発明は、イオナイザーシステム及び局所排気システムに係り、特に、優れた省エネ機能を有するイオナイザーシステム及び局所排気システムに関するものである。
従来から、エアを電極周辺へ供給して、電極から発生する正負イオンを帯電体に吹き付けるタイプのイオナイザーシステムが用いられている(特許文献1参照)。このようなタイプのイオナイザーシステムは、例えば、図4に示すように、エアアシストタイプのイオナイザー1と、そのイオナイザーのエアチャンバ11にエアを供給するエア供給配管2と、このエア供給配管2に設置された流量計3、流量調節弁4及び減圧弁5とから構成されている。
また、前記イオナイザー1には複数個の針状電極12が設けられ、これら各針状電極12には交流高圧電源13が接続されている。また、前記イオナイザー1には下方に向かって複数個のエアノズル14が設けられ、前記針状電極12が各エアノズル14内に配置されている。そして、上記のような構成を有するイオナイザーシステムが各作業台又は各作業室に設置され、複数台のイオナイザーシステムのエア供給配管2が1台のコンプレッサー又はエアポンプ6に接続されている。
上記のような構成を有する従来のイオナイザーシステムにおいては、前記エアチャンバ11に供給されたエアは各針状電極12の近傍に供給され、交流高圧電源13によって針状電極12に高電圧が印加されることにより、コロナ放電が発生する。これによって、エアノズル14においては、針状電極12の周囲のエアがイオン化され、このイオンが連続的に供給されるエアによってエアノズル14の外部へ運び出される。すなわち、エアチャンバ11内に供給されたエアがエアノズル14の上方から流入し、図中矢印方向に流れて、エアノズル14の下部先端から流出するように構成されている。
また、一般に、各種の作業台の近傍又は作業室にはドラフトチャンバ等の局所排気装置が設置されている。この局所排気装置においては、例えば、図5に示すように、各ドラフトチャンバの吸込口20にそれぞれ吸気用配管21が接続され、複数個の吸気用配管21が集合配管22を介して1台の排気ファン23に接続されている。なお、このような局所排気装置は各作業場所等でそれぞれ独立に使用されている。
特開2006−236763号公報
しかしながら、上述したような従来のイオナイザーシステムにおいては、作業者がいない場合や帯電した製品がイオナイザー下に到達していない場合、すなわち、イオナイザーへエアを供給する必要がない場合でも、コンプレッサー6から供給されるエアを遮断せずに放置している場合が多い。そのため、コンプレッサー6の動力量が上昇し、省エネの観点から問題になっていた。
また、作業者に、作業をするときだけ流量調節弁4を開いてエアをイオナイザーに供給するように指示しても、作業者は忘れることが多く、省エネの実現は困難であった。また、一般に作業者は、ドラフトチャンバ等による局所排気が必要でない場合でも、その都度、排気ファン23を停止しないことが多いため、省エネの観点から問題になっていた。
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、優れた省エネ機能を有するイオナイザーシステム及び局所排気システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、エアアシストタイプのイオナイザーと、そのイオナイザーにエアを供給するエア供給配管と、を備えたイオナイザーシステムが、複数の作業台又は複数の作業室のそれぞれに設置され、これら複数のイオナイザーシステムのそれぞれのエア供給配管が1つのエア供給手段に接続されてなるイオナイザーシステムにおいて、前記複数のイオナイザーシステムのそれぞれが、前記エア供給配管に設置された電磁弁と、前記電磁弁を開閉する制御装置と、作業者の有無あるいは処理対象となる帯電体の有無を検出し、前記制御装置に検出信号を送信する検出センサと、を有し、前記制御装置は、前記検出センサから送られる検出信号に基づいて、前記電磁弁を開閉すものである。
上記のような構成を有する請求項1に記載の発明によれば、イオナイザーの近傍に作業者が存在しない、あるいは、イオナイザーの下に処理対象となる帯電体が存在しない場合には、適宜エアの供給を停止することができるので、エアの使用量が減少し、その結果、コンプレッサー等のエア供給手段の稼働時間が減少する。これにより、大幅な省エネを実現することができる。
本発明によれば、優れた省エネ機能を有するイオナイザーシステム及び局所排気システムを提供することができる。
本発明に係るイオナイザーシステムの構成を示す図である。 本発明に係る局所排気システムの構成を示す図である。 本発明に係る局所排気システムの他の構成を示す図である。 従来のイオナイザーシステムの構成を示す図である。 従来の局所排気システムの構成を示す図である。
以下、本発明に係るイオナイザーシステム及び局所排気システムの具体的な実施の形態を、図面を参照して説明する。
(1−1)実施例1の構成
本実施例のイオナイザーシステムにおいては、図1に示すように、エア供給配管2に電磁弁(流路開閉弁)30が設置されると共に、作業者の有無あるいは処理対象となる帯電体の有無を検出する光電センサ等の検出センサ31が所定の位置に設置され、この検出センサ31から送られる検出信号に基づいて、前記電磁弁30を開閉する制御装置32が設けられている。その他の構成は図4に示した従来型と同様であるので、説明は省略する。
(1−2)実施例1の作用
上記のような構成を有する本実施例のイオナイザーシステムは、以下のように作用する。すなわち、前記検出センサ31によってイオナイザーの近傍に作業者が存在する、あるいは、イオナイザーの下に処理対象となる帯電体が存在するという検出信号が送出された場合には、前記制御装置32によって電磁弁30が“開”とされ、エア供給配管2を介してイオナイザー1にエアが供給される。
一方、前記検出センサ31によってイオナイザーの近傍に作業者が存在しない、あるいは、イオナイザーの下に処理対象となる帯電体が存在しないという検出信号が送出された場合には、前記制御装置32によって電磁弁30が“閉”とされ、エア供給配管2からのエアの供給は停止される。
(1−3)実施例1の効果
上述したように、本実施例のイオナイザーシステムによれば、イオナイザーの近傍に作業者が存在しない、あるいは、イオナイザーの下に処理対象となる帯電体が存在しない場合には、適宜エアの供給を停止することができるので、エアの使用量が減少し、その結果、コンプレッサー6の稼働時間が減少する。これにより、大幅な省エネを実現することができる。
(2−1)実施例2の構成
本実施例の局所排気装置においては、図2に示すように、前記吸気用配管21に電動ダンパ(自律型流路開閉弁)40が設置されると共に、前記局所排気装置の近傍に作業者が存在するか否かを検出する光電センサ等の検出センサ41が設置され、この検出センサ41から送られる検出信号に基づいて、前記電動ダンパ40を開閉する第1の制御装置42が設けられている。
また、複数の作業室等に設置された前記吸気用配管21が合流する集合配管22には排気ファン23が設置され、その排気ファン23のサクション側には圧力センサ43が設置されている。そして、前記圧力センサ43から送られる検出信号に基づいて、インバータ44によって前記排気ファン23の回転数を適宜調節する第2の制御装置45が設けられている。その他の構成は図5に示した従来型と同様であるので、説明は省略する。
(2−2)実施例2の作用
上記のような構成を有する局所排気装置は、以下のように作用する。すなわち、前記検出センサ41によって局所排気装置の近傍に作業者が存在するという検出信号が送出された場合には、前記第1の制御装置42によって電動ダンパ40が“開”とされ、前記吸込口20からエアが吸い込まれ、前記排気ファン23によって外部に排気される。
一方、前記検出センサ41によって局所排気装置の近傍に作業者が存在しないという検出信号が送出された場合には、前記第1の制御装置42によって電動ダンパ40が“閉”とされ、前記吸気用配管21によるエアの吸い込みは停止される。このようにして、排気ファン23による排気量が減少すると、排気ファン23のサクション側の圧力が低下するので、それを圧力センサ43で検出し、前記第2の制御装置45によってインバータ44で排気ファン23の回転数を下げることにより、排気ファン23の動力量を減少させることができる。
(2−3)実施例2の効果
上述したように、本実施例によれば、局所排気装置の近傍に作業者が存在しない場合には、適宜吸気用配管21によるエアの吸い込みを停止することができるので、排気量が減少し、排気ファン23の動力量が減少する。これにより、大幅な省エネを実現することができる。
また、本実施例においては、局所排気装置の近傍に設置された検出センサ41から送られる検出信号に基づいて前記電動ダンパ40を開閉する第1の制御装置42と、集合配管に設置された圧力センサ43から送られる検出信号に基づいて前記排気ファン23の回転数を適宜調節する第2の制御装置45とを別個に構成したことにより、システム構成が簡易なものとなる。
(3)他の実施例
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、具体的な各部材の形状、あるいは取付け位置及び方法は適宜変更可能である。例えば、図3に示したように、上記実施例2に示した集合配管22に設置されていた圧力センサ43を省略し、前記第1の制御装置42によって、検出センサ41から送られる検出信号に基づいて、前記電動ダンパ40を開閉すると同時に、前記排気ファン23の回転数を適宜調節するように構成しても良い。
この場合も、局所排気装置の近傍に作業者が存在しない場合には、適宜吸気用配管21によるエアの吸い込みを停止することができるので、排気量が減少し、排気ファン23の動力量が減少する。これにより、大幅な省エネを実現することができる。
1…イオナイザー
2…エア供給配管
3…流量計
4…流量調節弁
5…減圧弁
6…コンプレッサー又はエアポンプ
11…エアチャンバ
12…針状電極
13…交流高圧電源
14…エアノズル
20…吸込口
21…吸気用配管
22…集合配管
23…排気ファン
30…電磁弁
31…検出センサ
32…制御装置
40…電動ダンパ
41…検出センサ
42…第1の制御装置
43…圧力センサ
44…インバータ
45…第2の制御装置

Claims (3)

  1. エアアシストタイプのイオナイザーと、そのイオナイザーにエアを供給するエア供給配管と、を備えたイオナイザーシステムが、複数の作業台又は複数の作業室のそれぞれに設置され、これら複数のイオナイザーシステムのそれぞれのエア供給配管が1つのエア供給手段に接続されてなるイオナイザーシステムにおいて、
    前記複数のイオナイザーシステムのそれぞれが、
    前記エア供給配管に設置された電磁弁と、
    前記電磁弁を開閉する制御装置と、
    作業者の有無あるいは処理対象となる帯電体の有無を検出し、前記制御装置に検出信号を送信する検出センサと、を有し、
    前記制御装置は、前記検出センサから送られる検出信号に基づいて、前記電磁弁を開閉することを特徴とするイオナイザーシステム。
  2. 前記イオナイザーには、複数の針状電極と、複数のエアノズルが設けられ、
    各針状電極が、各エアノズル内に配置されていることを特徴とする請求項1のイオナイザーシステム。
  3. 前記制御装置は、
    前記検出センサから、作業者が存在する、あるいは帯電体が存在するという検出信号が送出された場合に、前記電磁弁を開とし、
    前記検出センサから、作業者が存在しない、あるいは帯電体が存在しないという検出信号が送出された場合に、前記電磁弁を閉とすることを特徴とする請求項1又は2記載のイオナイザーシステム。
JP2009203948A 2009-09-03 2009-09-03 イオナイザーシステム Active JP5541564B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009203948A JP5541564B2 (ja) 2009-09-03 2009-09-03 イオナイザーシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009203948A JP5541564B2 (ja) 2009-09-03 2009-09-03 イオナイザーシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011054491A JP2011054491A (ja) 2011-03-17
JP5541564B2 true JP5541564B2 (ja) 2014-07-09

Family

ID=43943273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009203948A Active JP5541564B2 (ja) 2009-09-03 2009-09-03 イオナイザーシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5541564B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6277534A (ja) * 1985-09-30 1987-04-09 Toshiba Corp クリ−ンル−ムの送排気系
JPH0741120Y2 (ja) * 1992-07-09 1995-09-20 春日電機株式会社 イオン噴射除電除塵装置
JP4171289B2 (ja) * 2002-08-09 2008-10-22 トキコテクノ株式会社 燃料供給設備
JP2005337610A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Shimizu Corp 空気イオン搬送装置
JP2006007012A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Koganei Corp 除電除塵装置
JP2007212026A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 住宅用換気システム
JP2007205713A (ja) * 2007-05-07 2007-08-16 Max Co Ltd 換気装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011054491A (ja) 2011-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB201210262D0 (en) Aseptic processing workstation
US20090000147A1 (en) Interactive drier unit
EP3521821A3 (en) Gas detecting device
TW201600172A (zh) 智慧氣簾排氣櫃
MY156742A (en) Air conditioner
JP2016127893A5 (ja)
JP5541564B2 (ja) イオナイザーシステム
CN112429188A (zh) 一种用于船舶舱室的空气正压和负压状态控制的实验室
CN204672052U (zh) 一种具有清洁功能的空气过滤装置
CN209020063U (zh) 一种除尘风机节能降耗自动控制系统
CN108225003B (zh) 节能热风干燥系统及节能热风干燥方法
CN202844181U (zh) 一种空气净化消毒器
KR101903549B1 (ko) 멀티 흄후드의 풍속제어에 의한 배기량 제어와 급기 제어에 따른 에너지 절감 시스템
CN202001347U (zh) 风机的流量补偿装置
CN210131873U (zh) 一种烟包包装机光电检测用清洁装置
CN106374669B (zh) 一种电机用正压通风系统
CN106598110B (zh) 新型喷涂机器人正压防爆系统
CN203917347U (zh) 激光裁床下吸风排烟装置
JP2011015878A5 (ja)
CN112197166A (zh) 一种减压阀用气瓶安全柜
CN205897423U (zh) 一种用于医院净化空调机房的具有报警功能的漏水处理系统
CN111692138A (zh) 集成式真空发生器及使用方法
CN215940006U (zh) 一种外置排风机的生物安全柜
KR101744595B1 (ko) 에너지 절감형 멀티흄후드의 정압제어시스템
CN205512317U (zh) 用于zj112型卷烟机组蜘蛛手的新型负压供气系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5541564

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250