JP5541000B2 - 無線通信システム、無線通信方法および無線通信プログラム - Google Patents
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・無線通信システム、上位装置およびRFIDタグの説明
図1は、実施例1にかかる無線通信システムを示すブロック図である。図1に示すように、無線通信システムは上位装置21、RFIDリーダライタ25およびRFIDタグ26を備える。
図2は、実施例1にかかる無線通信方法を示すフローチャートである。図2に示すように、RFIDリーダライタ25とRFIDタグ26との間の無線通信が開始されると、上位装置21は、設定部22および第1のタイミング部23により、第1の記憶部24に記憶されている動作タイミングを、RFIDリーダライタ25を介してRFIDタグ26へ送信する(ステップS1)。RFIDタグ26は、RFIDリーダライタ25から受信した動作タイミングを、通信部27および共有メモリ28を介して第2の記憶部31に記憶する(ステップS2)。
実施例2は、上位装置からRFIDリーダライタを介してRFIDタグへ動作タイミングを送信してRFIDタグに動作タイミングを設定するものである。
図3は、実施例2にかかる無線通信システムのホストを示すブロック図である。図3に示すように、上位装置としてのホスト41は、時刻設定部としてのタグ時刻設定部42、設定部としてのアクセスタイミング設定部43、センシングデータ読み取り制御部44、第1のタイミング部としてのアクセスタイミング制御部45、第1の記憶部としてのアクセスタイミング設定メモリ46、時計47およびコマンド処理部48を備えている。
図4は、実施例2にかかるホストのアクセスタイミング設定メモリの一例を示す図である。図4に示すように、アクセスタイミング設定メモリ46は、RFIDタグの通信部がRFIDリーダライタ51と通信する通信タイミングとしてのアクセスタイミング(リーダライタからのアクセスタイミング)について、周期およびオフセット時間(遅延時間)を記憶する。RFIDタグの機能部が動作する動作タイミングとしてのアクセスタイミング(センシング部のアクセスタイミング)についても同様である。また、アクセスタイミング設定メモリ46は、同期開始時刻を記憶する。アクセスタイミング設定メモリ46に設定された同期開始時刻になると、ホスト41の動作とRFIDタグの動作との同期が開始する。それぞれのアクセスタイミングの周期およびオフセット時間、並びに同期開始時刻については、RFIDタグ内の記憶領域を示すメモリアドレスおよび設定データが設定される。
図5は、実施例2にかかる無線通信システムのRFIDタグを示すブロック図である。図5に示すように、RFIDタグ61は通信部としてのRFID部62、および機能部としてのセンシング部66を備えている。RFID部62は、RFIDリーダライタ51から送信されてきた電波から取り出された電力により駆動される。RFID部62はRF部63、論理回路部64および共有メモリ65を有する。
図6は、実施例2にかかるRFIDタグの共有メモリの一例を示す図である。図6に示す例は、図4に例示したアクセスタイミング設定メモリ46の記憶内容に対応している。図6に示すように、共有メモリ65において、例えばメモリアドレス0000で示される記憶領域(初期設定時刻エリア)には初期設定時刻が格納される。初期設定時刻は、ホスト41のタグ時刻設定部42およびRFIDタグ61のタグ時刻設定部73によってRFIDタグ61の時計75に設定される時刻である。
図7および図8は、実施例2にかかるRFIDタグのセンシング部の動作を示すフローチャートである。図7に示すように、RFIDタグ61においてセンシング部66の動作が開始されると、アクセスタイミング制御部69は、デフォルトの周期およびオフセット時間で共有メモリ65へのセンシングデータの書き込み、および共有メモリ65のコマンドデータエリアのチェックを開始する(ステップS11)。センシングデータはセンサ72で取得される。共有メモリ65のコマンドデータエリアにはホスト41で発行されたコマンドのデータが格納される。
図9は、実施例2にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。図10は、実施例2にかかる無線通信システムの動作を示すタイミング図である。これらの図に示すように、RFIDタグ61のセンシング部66は、デフォルトの周期およびオフセット時間で共有メモリ65に対してセンシングデータの書き込み、コマンドデータエリアのチェックおよびコマンドのデータの読み出しを行う(図9のステップS31、図10の符号81)。
実施例3は、RFIDタグからRFIDリーダライタを介して上位装置へ、RFIDタグ内の共有メモリに記憶されている通信タイミングを送信して上位装置に通信タイミングを設定するものである。
図11は、実施例3にかかる無線通信システムのホストを示すブロック図である。図11に示すように、実施例3ではホスト41は、アクセスタイミング設定部の代わりに同期開始時刻設定部54を備えている。同期開始時刻設定部54は、ホスト41の動作とRFIDタグ61の動作との同期を開始する時刻をRFIDリーダライタ51を介してRFIDタグ61に設定する。
実施例3のRFIDタグは実施例2と同様である。ただし、共有メモリ65に予め図6に示すデータ(初期設定時刻、同期開始時刻およびセンシングデータを除く)が記憶されている。初期設定時刻および同期開始時刻のデータはホスト41からの設定により共有メモリ65に記憶される。センシングデータはセンシング部66により共有メモリ65に書き込まれる。
図12および図13は、実施例3にかかるRFIDタグのセンシング部の動作を示すフローチャートである。図12に示すように、RFIDタグ61においてセンシング部66の動作が開始されると、アクセスタイミング制御部69は、センシング部66へ入力するビジー信号が例えばLレベルになるのを待つ(ステップS41:No)。
図14は、実施例3にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。図15は、実施例3にかかる無線通信システムの動作を示すタイミング図である。これらの図に示すように、アクセスタイミング制御部69は共有メモリ65からセンシング部のアクセスタイミング(周期およびオフセット時間)のデータを読み出す。そして、アクセスタイミング設定部74は、共有メモリ65から読み出したデータをアクセスタイミング設定メモリ70に書き込む(図14のステップS61、図15の符号91)。
実施例4は、リーダライタからのメモリアクセスやセンシング部のアクセスについて、周期およびオフセット時間の他にメモリアクセスの実行時間を指定するようにしたものである。
図16は、実施例4にかかるホストのアクセスタイミング設定メモリの一例を示す図である。図16に示すように、アクセスタイミング設定メモリ46は、リーダライタからのアクセスタイミングについて、周期、オフセット時間および実行時間を記憶する。センシング部のアクセスタイミングについても同様である。共有メモリ65に対するリーダライタからのメモリアクセスおよびセンシング部66のメモリアクセスは、それぞれアクセスタイミング設定メモリ46に設定された実行時間の間、継続する。
図17は、実施例4にかかるRFIDタグの共有メモリの一例を示す図である。図17に示す例は、図16に例示したアクセスタイミング設定メモリ46の記憶内容に対応している。図17に示すように、共有メモリ65において、リーダライタからのアクセスタイミングの実行時間エリアにはRFIDリーダライタ51からのメモリアクセスの実行時間が格納される。センシング部のアクセスタイミングの実行時間エリアにはセンシング部66のメモリアクセスの実行時間が格納される。
図18は、実施例4にかかる無線通信システムの動作を示すタイミング図である。図18に示す例は、図16および図17に例示したアクセスタイミング設定メモリ46および共有メモリ65の記憶内容に対応している。図18に示すように、センシング部66は例えば5分おきにオフセット時間0秒で5秒間継続して共有メモリ65にアクセスする(図18の符号111)。それに対して、ホスト41およびRFIDリーダライタ51側は例えば5分おきにオフセット時間10秒で4分30秒間継続して共有メモリ65にアクセスする(図18の符号112)。
22 設定部
23 第1のタイミング部
24 第1の記憶部
25 RFIDリーダライタ
26 RFIDタグ
27 通信部
28 共有メモリ
29 機能部
30 第2のタイミング部
31 第2の記憶部
42 タグ時刻設定部
Claims (5)
- 共有メモリと、
RFIDリーダライタから要求を受信したことに応じて前記共有メモリにアクセスして前記RFIDリーダライタに応答を送信する通信部と、
前記通信部とは異なる機能を実行する際に前記共有メモリにアクセスする機能部と、
前記機能部が前記通信部とは異なる動作を行う動作タイミングを記憶する第1の記憶部と、
前記動作タイミングに基づいて、前記機能部を動作させる第1のタイミング部と、
を有するRFIDタグと、
前記通信部と前記機能部とがそれぞれ前記共有メモリにアクセスするタイミングをずらすための、前記RFIDリーダライタが前記RFIDタグに通信する通信タイミングと、前記動作タイミングとの組み合わせを記憶する第2の記憶部と、
前記動作タイミングを前記RFIDタグへ送信して設定する設定部と、
前記通信タイミングで前記RFIDリーダライタを制御する第2のタイミング部と、
を有する上位装置と、
を備えることを特徴とする無線通信システム。 - 前記通信タイミングは、前記RFIDリーダライタが前記RFIDタグに通信する周期および該周期の各開始時点からの遅延時間を含み、
前記動作タイミングは、前記RFIDタグが前記通信とは異なる動作を行う周期および該周期の各開始時点からの遅延時間を含み、
前記通信タイミングの遅延時間と前記動作タイミングの遅延時間とが異なることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記通信タイミングは、前記RFIDリーダライタの前記RFIDタグへの通信の実行時間を含み、
前記動作タイミングは、前記RFIDタグの前記通信とは異なる動作の実行時間を含むことを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。 - 共有メモリと通信部と機能部と前記機能部が前記通信部とは異なる動作を行う動作タイミングを記憶する記憶部とを有するRFIDタグが、前記通信部を用いて、RFIDリーダライタから要求を受信したことに応じて前記共有メモリにアクセスして前記RFIDリーダライタに応答を送信するプロセスと、
前記RFIDタグが、前記機能部を用いて、前記通信部とは異なる機能を実行する際に、前記通信部がアクセスできる前記共有メモリにアクセスするプロセスと、
前記RFIDタグが、前記動作タイミングに基づいて、前記機能部を動作させるプロセスと、
前記通信部と前記機能部とがそれぞれ前記共有メモリにアクセスするタイミングをずらすための、前記RFIDリーダライタが前記RFIDタグに通信する通信タイミングと、前記動作タイミングとの組み合わせを記憶する記憶部を有する上位装置が、前記動作タイミングを前記RFIDタグへ送信して設定するプロセスと、
前記上位装置が、前記通信タイミングで前記RFIDリーダライタを制御するプロセスと、
を含むことを特徴とする無線通信方法。 - コンピュータを、
RFIDリーダライタと通信する通信部、
前記通信部とは異なる機能を実行する際に、前記通信部がアクセスできる共有メモリにアクセスする機能部、
前記通信部と前記機能部とがそれぞれ前記共有メモリにアクセスするタイミングをずらすための、前記RFIDリーダライタが前記コンピュータに通信する通信タイミングと、前記機能部が前記通信とは異なる動作を行う動作タイミングとの組み合わせを記憶する上位装置から受信した前記動作タイミングを記憶する記憶部、
前記動作タイミングに基づいて、前記機能部を動作させるタイミング部、
として機能させ、
前記通信部は、前記上位装置によって前記通信タイミングで制御されたRFIDリーダライタと通信することを特徴とする無線通信プログラム。
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JP2010188865A JP5541000B2 (ja) | 2010-08-25 | 2010-08-25 | 無線通信システム、無線通信方法および無線通信プログラム |
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