JP5539652B2 - ドッグフードの改良方法 - Google Patents

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Description

発明の背景
[発明の分野]
[0001]本発明は、一般には、ドッグフード組成物を調製するための方法に関するものであり、特に、特定の身体構造タイプ(body conformation types)の犬に適合したドッグフード組成物を調製するための方法に関する。
発明の詳細な説明
[関連技術の説明]
[0002]数多くの動物用食物がこの分野では広く知られている。犬については、犬の年齢又は体格に合わせた食物が市場で見受けられる。例えば、子犬、成体犬及び高齢犬用に意図される犬用食物が広く知られており、ドッグフードを販売するほとんどの小売店で購入することができる。同様に、太りすぎの犬、或いは特定の状態又は疾患を有する犬用に意図される犬用食物が知られている。米国特許第6,156,335号明細書は、特定の犬の品種のために設計される食物を開示する。しかしながら、様々な品種の犬を区別し、また、それらの食物要求に影響を及ぼす、年齢、体格及び健康状態とは異なる変数がある。例えば、エネルギー要求量に対する、品種、体重、年齢及び性別の影響が調べられている。その結果は、同じ体重を有する動物の中には、非常に異なるエネルギー要求量を有するものがいることを示す。他の研究では、年齢に関連した変化が、パピヨン、ラブラドルレトリーバー及びグレートデーンの代謝及び身体組成において観察され、及びこれらの変化が平均寿命に影響を及ぼすことが示されている。研究において、いくつかの違いが身体組成及び安静時代謝率に関して存在すること、及びこれらの違いは体重とは無関係であることが示されている。例えば、給餌管理は、年齢及び性別が同じであり、同じ環境条件で生活している30キログラム(kg)のラブラドル及び30kgのグレーハウンドの間では異なるが、これは、それらの遺伝的背景が異なっており、これらの違いが異なる代謝及び身体組成をもたらすからである。例えば、グレーハウンドは、理想的な身体状態に留まるために理想体重1kgあたりより多くのエネルギー(Kcal/日=150xKg体重0.75)を必要とし得るし、ラブラドルはより少ないエネルギー(Kcal/日=110xKg体重0.75)を必要とし得る。
[0003]これらの知られている食物は様々な目的のために有用である。しかしながら、個々の犬又は犬の種類のために、特定の食物を選択することは多くの場合分かりにくい。消費者は、犬の種類及びタイプを決定し、食物を選択しなければならないが、それらはどれも、その食物を消費する特定の動物のために設計されていない場合がある。したがって、特定の食事又は食物要求を共に有する群に犬を分類するための新しい方法、並びにそのような特定の要求を満たす食事及び食物が求められており、具体的には、消費者又は当業者のために便利である比較的簡便な方法が求められている。1つの解決策は、犬を簡便且つ容易に測定可能な犬の身体構造タイプに基づいて分類し、そのような犬に、そのような身体構造タイプの犬にした食物組成物を与えることである。
[発明の概要]
[0004]したがって、特定の身体構造タイプの犬に適合したドッグフード組成物を調製するための方法を提供することが、本発明の目的である。
[0005]強壮的(robust)犬及び筋骨型(athletic)犬に適合したドッグフード組成物を調製するための方法を提供することが、本発明の別の目的である。
[0006]犬を身体タイプ構造によって分類するための方法を提供することが、本発明のさらなる目的である。
[0007]犬を、強壮的身体タイプ構造又は筋骨型身体タイプ構造を有するとして分類するための方法を提供することが本発明の別の目的である。
[0008]犬の身体構造タイプを決定するのに有用であるデバイスと、特定の身体構造タイプの犬に適合した食物組成物との組合せを含有する、キットの形態での製品を提供することが本発明のさらなる目的である。
[0009]1つ又は複数のこれらの目的及び他の目的は、犬を身体タイプ構造によって分類し、身体タイプ構造に基づいて犬用の特注食物組成物を調製するための新規な方法を使用して達成される。これらの方法では、食物組成物が意図される犬を強壮的身体構造タイプ又は筋骨型身体構造タイプとして類別し、ドッグフード組成物を、類別された犬にとって有益である飼料成分を含有するように規定(formulating)する。犬は、様々な特徴、例えば肥満度指数、身体組成、1日エネルギー要求量、安静時代謝率及び犬の品種に基づいて、強壮的又は筋骨型の構成タイプとして分類される。特定の構成タイプのための食物組成物は、食物のタンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率、タンパク質含有量及び脂肪含有量に関連するパラメーターに基づいて、その犬の栄養学的要件及び類似する要件を満たすように調製される。
[0010]本発明の他の及びさらなる目的、特徴及び利点が、当業者には容易に明らかになるであろう。
[発明の詳細な説明]
定義
[0011]用語「犬」は、コンパニオン犬(例えば、作業犬及びペット犬など)を含めて、すべての犬動物を意味する。
[0012]用語「子犬」は、若い成長段階及び発達段階にある任意の年齢の動物を意味する。例えば、犬について、「子犬」は典型的には、約1歳までの年齢を意味する。
[0013]用語「成体」は、年齢に関連した疾患の増大したリスクが発達するまでの、若い成長段階及び発達段階が完了した後の年齢の動物を意味する。例えば、犬について、「成体」は典型的には、約1歳〜約7歳の年齢を意味する。
[0014]用語「高齢」は、年齢に関連した疾患の増大したリスクを有する年齢の動物を意味するが、加齢の明白な身体的特徴又は行動的特徴を有することもあり、又は有しないこともある。例えば、犬について、「高齢」は約7歳〜約11歳の年齢を意味する。
[0015]用語「老齢」は、加齢の外見的徴候を示す動物を意味する。例えば、犬について、「老齢」は約11歳以上の年齢を意味する。
[0016]用語「ミニチュア犬」は、体重が5kg未満である犬を意味する。
[0017]用語「小型犬」は、体重が5kg〜10kgの間である犬を意味する。
[0018]用語「中型犬」は、体重が10kg〜25kgの間である犬を意味する。
[0019]用語「大型犬」は、体重が25kg〜40kgの間である犬を意味する。
[0020]用語「巨大犬」は、体重が40kgを超える犬を意味する。
[0021]用語「食物組成物」は、犬による消費に適した組成物を意味し、これには、乾燥状態、湿潤状態、やや湿った状態、湿った状態及び液体の食物組成物が含まれるが、これらに限定されない。
[0022]用語「単一パッケージ」は、キットの構成要素が、1つ又は複数の容器において、或いは、1つ又は複数の容器に物理的に関連づけられ、製造、流通、販売又は使用の単位であると見なされることを意味する。容器には、袋、箱、ビン、収縮包装パッケージ、ステープル又は他の方法で取り付けられる構成要素、或いはこれらの組合せが含まれるが、これらに限定されない。単一パッケージは、容器が、製造、流通、販売又は使用の単位であると見なされるように物理的に関連づけられる個々のデバイス及び/又は食物組成物の容器であり得る。
[0023]用語「事実上のパッケージ」は、キットの構成要素が、例えば、1つの構成要素と、キットをどのように使用するかに関する指示を得るためにウエブサイトに行くこと、記録されたメッセージと接触すること、視覚的メッセージを見ること、又は飼育者若しくは指導者と接触することを使用者に指示する指導書とを含有する袋において、その他の構成要素をどのように得るかを使用者に指示する1つ又は複数の物理的又は事実上のキット構成要素における指導書によって関連づけられることを意味する。
[0024]本明細書中で表されるすべての百分率は、具体的に別途言及されない限り、乾燥物基準での組成物の重量比である。用語「乾燥物基準」は、組成物における成分の濃度が、組成物における何らかの水分が除かれた後で測定されることを意味する。
[0025]本明細書では、範囲内のありとあらゆる値を記述するために範囲が使用される。範囲内の任意の適切な値をその範囲についての上限値又は下限値として選択することができる。
[0026]本発明は、本明細書中に記載される特定の方法論、プロトコル及び試薬に限定されない。これは、そのような方法論、プロトコル及び試薬は変化し得るからである。さらに、本明細書中で使用される用語法は、特定の実施形態を記述するという目的のためだけにあり、本発明の範囲を限定するようには意図されない。本明細書中及び添付された請求項において、「1つの(a)」、「1つの(an)」及び「その(the)」という単数形は、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、複数である参照物を包含する。同様に、「含む(comprise)」、「含む(comprises)」及び「含む(comprising)」という単語は、排他的ではなく包括的に解釈される。
[0027]別途定義されない限り、本明細書中で使用されるすべての技術的用語及び科学的用語並びに任意の頭字語は、本発明の分野における当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。本明細書中に記載される組成物、方法、製品、或いは、他の手段又は材料と類似又は同等である任意の組成物、方法、製品、或いは、他の手段又は材料を本発明の実施において使用することができるが、好ましい組成物、方法、製品、或いは、他の手段又は材料が本明細書中に記載される。
[0028]本明細書中で引用又は参照されるすべての特許、特許出願、刊行物及び他の参考文献は、法により許容される程度まで、参照により本明細書中に組み込まれる。そのような参考文献の論述は、その参考文献においてなされた主張を要約するに過ぎないものとする。いずれかのそのような特許、特許出願、刊行物又は参考文献、或いは、それらの任意の部分が本発明についての関連した先行技術であるということについては何ら認めておらず、そのような特許、特許出願、刊行物及び他の参考文献の正確性及び妥当性に異議を唱える権利は明確に留保される。
本発明
[0029]1つの態様において、本発明は、特定の身体構造タイプの犬に適合したドッグフード組成物を調製するための方法を提供する。本発明の方法は、(1)食物組成物が意図される犬を強壮的身体タイプ構造又は筋骨型身体タイプ構造として類別するステップと、(2)ドッグフード組成物を、類別された犬にとって有益である飼料成分を含有するように規定するステップとを含む。本発明は、ドッグフード組成物を調製及び選択するための以前の方法より相当大きな利点をもたらす。本発明は、特定の犬又は特定の犬の種類用のドッグフード組成物を調製及び選択する簡便化された方法を消費者及び当業者に提供する。本発明の方法では、当業者がいくつかの変数を使用して身体構造タイプに基づいて犬を類別し、その犬に適した食物組成物を調製及び/又は選択することを可能にする。そのような食物組成物は、従来の食物組成物よりも良好に犬に適合する。いったん、調製及び/又は市販されると、消費者は、消費者の犬の犬身体構造タイプに基づいて、適切な食物組成物を単に選択することができる。
[0030]一般に、強壮的犬は、(1)90kg/mを超える肥満度指数、及び(2)120(理想体重のキログラム数)0.75キロカロリー/日よりも小さいエネルギー要求量からなる群から選択される少なくとも1つの特徴を有する、トイドッグ、コンパニオンドッグ、作業犬、番犬、嗅覚ハウンド及びレトリーバーからなる群から選択される犬である。さらなる実施形態において、強壮的犬は、(1)1.5未満の胸部/腰部周囲比、(2)低い体表面/kg、(3)1を超える脂肪対筋肉比、及び(4)15%を超える脂肪量からなる群から選択される少なくとも1つのさらなる特徴を有する。
[0031]強壮的犬用のドッグフード組成物は、0.80を超えるタンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率を提供する食物成分を含む。好ましくは、食物組成物は約20%〜30%のタンパク質含有量及び約15%未満の脂肪含有量を有する。
[0032]一般に、筋骨型犬は、トイドッグ、コンパニオンドッグ、牧畜犬、指示犬、演技犬、視覚ハウンド、フラッシング(flushing)スパニエル及びテリアからなる群から選択される犬であり、犬が、(1)90kg/m未満の肥満度指数、及び(2)120(理想体重のキログラム数)0.75キロカロリー/日を超えるエネルギー要求量からなる群から選択される少なくとも1つの特徴を有するために筋骨型として特徴づけられる犬である。さらなる実施形態において、筋骨型犬は、(1)1.5を超える胸部/腰部周囲比、(2)大きい体表面/kg、(3)1未満の脂肪対筋肉比、及び(4)15%未満の脂肪量からなる群から選択される少なくとも1つのさらなる特徴を有する。
[0033]筋骨型犬のためのドッグフード組成物は、0.80未満のタンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率を提供する食物成分を含む。好ましくは、食物組成物は、乾燥物基準での約20%〜30%のタンパク質含有量、及び乾燥物基準での約15%〜25%の脂肪含有量を有する。
[0034]犬はさらに、子犬、成体犬、高齢犬又は老齢犬として類別することができる。同様に、犬は、体重に基づいて、ミニチュア、小型、中型、大型又は巨大として分類することができる。
[0035]言及されたように、犬は、犬の身体構造タイプに基づいて強壮的又は筋骨型として分類される。一般に、身体タイプ構造は、肥満度指数、身体組成、1日エネルギー要求量、安静時代謝率、犬の品種、及び繁殖履歴の間における遺伝学的分化をはじめとする様々な要因によって影響を受け、また、そのような要因に依存する。
[0036]肥満度指数は、下記の式によって計算することができる:体重(kg)/[肩の高さ(m)]。強壮的犬は一般に、90kg/mを超える肥満度指数を有する。筋骨型犬は90kg/m未満の肥満度指数を有する。強壮的犬又は筋骨型犬についての典型的BMI値の例は下記の通りである:
[0037]強壮的犬及び筋骨型犬の身体構造及び身体組成を考えた場合、筋骨型犬は強壮的犬よりも代謝的に活性であり得る。したがって、理想的な身体状態をすべての犬において維持するためには、強壮的犬は1日あたり120(理想体重のキログラム数)0.75キロカロリー未満を必要とする。対照的に、筋骨型犬は1日あたり120(理想体重のキログラム数)0.75キロカロリー超を必要とする。
[0038]身体組成を定義する基準がいくつか存在する。例えば、胸部/腰部周囲比、キログラムあたりの体表面、脂肪対筋肉比、脂肪量はすべて、身体組成を決定する際に役割を果たす。1.5を超える胸部/腰部周囲比、キログラムあたりの大きい体表面、1未満の脂肪対筋肉比、総体重の15%未満、好ましくは10%〜15%の間の脂肪量を有する犬が、筋骨型犬であると見なされる。1.5未満の胸部/腰部周囲比、キログラムあたりの低い体表面、1を超える脂肪対筋肉比、総体重の15%を超える脂肪量、好ましくは15%〜20%の間の脂肪量を有する犬が、強壮的犬であると見なされる。
[0039]安静時代謝率は、時間の関数として、犬が安静状態にあるときに利用されるエネルギーの尺度である。10000kJ/日を超えるRMR(安静時代謝率)により筋骨型犬が特徴づけられ、これに対して、10000kJ/日未満のRMRが強壮的犬にとって典型的である。筋骨型犬は一般に、強壮的犬のRMRよりも約57%大きいRMRを有する。
[0040]前記の基準に基づいて、原則として様々な品種が強壮的又は筋骨型に類別され得ることが見出されている。下記の表には、品種の典型的な例、及び、それらが属するカテゴリーが示される。

[0041]犬を強壮的又は筋骨型として類別することはまた、犬の繁殖履歴によって影響を受ける場合がある。例えば、犬は、犬が類別される品種カテゴリーとは異なる繁殖履歴及び遺伝的背景を有する場合がある。一般に、ある程度の筋骨型血統をその繁殖履歴において有する犬は、筋骨型的形態学を優性の表現型として留めている傾向があり、また、より大きいエネルギー要求を有する。例えば、作業犬及び番犬の群に属する(したがって、強壮的犬として類別されるはずである)グレートデーンは、その形態学及び繁殖履歴(視覚ハウンド血統)により筋骨型として分類される場合がある。グレートデーンは、明らかな筋骨型タイプの身体構造、すなわち、厚い胸及び薄い腹部を有し、また、その理想的体重を維持するために大きい1日エネルギー要求量を有する。
[0042]犬はさらに、子犬、成体犬、高齢犬又は老齢犬として分類される場合がある。同様に、犬は、体重に基づいて、ミニチュア、小型、中型、大型又は巨大として類別される場合がある。これらの年齢範囲及び体重範囲の中において、犬はさらに、強壮的又は筋骨型として分類することができる。
[0043]本発明の方法における第2のステップは、犬が強壮的又は筋骨型として分類されるかに依存して、ドッグフード組成物の組成、すなわち、タンパク質含有量及び脂肪含有量を適合させることである。
[0044]活動レベル及び活動タイプが身体タイプ構造に従って異なる。例えば、強壮的犬は、軽い活動タイプ(例えば、遅い歩行)、中程度の活動タイプ(例えば、速い歩行)、又は、時々強い活動タイプ(例えば、走ること)を自然に取る。比較において、筋骨型犬は主として、中程度の活動、強い活動又は非常に強い活動(例えば、速く走ること)に自発的に関与する。これらの異なる活動レベルの範囲内で、犬はさらに、強壮的又は筋骨型として分類することができる。
[0045]タンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率が、0.80未満であるドッグフード組成物は、筋骨型犬に好都合であることが見出されている。タンパク質が多く、脂肪が多い食物組成物が筋骨型犬のために特にうまく適合する。典型的には、筋骨型犬のためのドッグフード組成物は約20%〜30%のタンパク質及び約15%〜25%の脂肪を有する。実際、脂肪由来のエネルギーが密である食物組成物は、筋骨型犬に、犬が自然にかかわる中程度の活動〜非常に強い活動(すなわち、速い歩行〜速く走ること)のための十分なエネルギーを提供する。さらに、タンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率は、筋骨型犬の除脂肪体重(lean body mass)を維持するためのそのような食物組成物において好都合であることが見出される。
[0046]同様に、特にうまく適合した強壮的犬用食物組成物は、そのような食物組成物におけるタンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率が0.80を超える。より具体的には、タンパク質含有量が約20〜30%であり、脂肪が約15%未満である。強壮的犬の低い安静時代謝率により、そのような食物組成物は強壮的犬に対して理想的に適合する。この組成物は、強壮的犬の脂肪摂取を制限し、したがって、強壮的犬が体重過多になりやすい傾向を制限するという効果を有する。
[0047]機能的成分もまた、食物組成物が筋骨型犬又は強壮的犬用に意図されるとしても、本発明の方法において使用することができる。機能的成分は、そのような成分が加えられる食物を消費する犬に健康上の利益をもたらす任意の成分を意味する。これらの機能的成分には、炭水化物、繊維、ビタミン、ミネラル、プレバイオティックス及びプロバイオティックスなど、又は、これらの組合せが含まれる。加えて、脂肪の蓄積を制限する機能的成分を強壮的犬用食物に加えることができる。これらには、共役リノール酸(CLA)及びイソフラボンなど、又はこれらの組合せが含まれる。
[0048]ドッグフードの調製において使用される典型的なドッグフード成分は、肉源(例えば、鶏肉、ラム肉など)、他のタンパク質源(例えば、脱水された家禽タンパク質、乾燥全卵など)、コメ、トウモロコシ、コムギ、動物脂肪、繊維(例えば、ビートパルプ、オートムギ繊維など)、オイル(例えば、ヒマワリ油、魚油など)、酵母、アミノ酸、ミネラル及び機能的成分を含む。
[0049]犬に本発明の方法によるドッグフード組成物が与えられるとき、給餌推奨法は、犬が強壮的又は筋骨型であるかどうかに依存して調節される。
[0050]その活動レベル(すなわち、軽度、中程度又は強い)及び頻度に依存して、強壮的犬は、120x(理想体重のキログラム数)0.75キロカロリー/日よりも小さいエネルギー摂取(キロカロリー単位)を必要とする。その活動レベル(すなわち、中程度、強い又は非常に強い)に依存して、筋骨型犬は、120x(理想体重のキログラム数)0.75キロカロリー/日を超えるエネルギー摂取(キロカロリー単位)を必要とする。
[0051]別の態様において、本発明は、強壮的犬給餌用ドッグフード組成物の調製又は製造におけるドッグフード成分の使用を提供する。組成物は、約20%〜約30%の量のタンパク質と、約15%未満の脂肪含有量とを含む。1つの実施形態において、食物組成物におけるタンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率が0.80を超える。
[0052]さらなる態様において、本発明は、筋骨型犬給餌用ドッグフード組成物の製造におけるドッグフード成分の使用を提供する。組成物は、約20%〜約30%の量のタンパク質と、約15%〜約25%の量の脂肪とを含む。1つの実施形態において、食物組成物におけるタンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率が0.80未満である。
[0053]別の態様において、本発明は、強壮的犬に給餌するのに適した食物組成物を提供する。組成物は、約20%〜約30%の量のタンパク質と、約15%未満の脂肪含有量とを含む。1つの実施形態において、食物組成物におけるタンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率が0.80を超える。
[0054]さらなる態様において、本発明は、筋骨型犬に給餌するのに適した食物組成物を提供する。組成物は、約20%〜約30%の量のタンパク質と、約15%〜約25%の量の脂肪とを含む。1つの実施形態において、食物組成物におけるタンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率が0.80未満である。
[0055]別の態様において、本発明は、身体構造タイプに基づいて犬を類別することにおける使用に適したキットを提供する。キットは、キット構成要素に適した、単一パッケージにおける別個の容器中に、又は事実上のパッケージにおける別個の容器中に、犬の身体構造タイプを決定するために当業者又は消費者にとって有用なデバイスと、(1)強壮的犬に給餌するのに適合した食物組成物、(2)筋骨型犬に給餌するのに適合した食物組成物、及び(3)犬の身体構造タイプ(すなわち、強壮的又は筋骨型)を決定するために前記デバイスをどのように使用するかについての指示の少なくとも1つとを含む。
[0056]犬の身体構造タイプを決定するのに使用することができる、任意のデバイスを本発明において使用することができる。適切なデバイスには、犬、及び身体構造タイプに影響を及ぼす特徴を例示するチャート、並びに身体構造タイプを身体スコア化に基づいて決定する電子的デバイス又は類似するデバイスが含まれる。1つの実施形態において、デバイスは、インターネットに接続することができるコンピューター又は類似するデバイスである。コンピューター又は類似するデバイスは、使用者が、使用者によってコンピューター又は類似するデバイス、例えば、携帯電話又はブラックベリー(blackberry)デバイスに入力されたデータに基づいて、犬の身体構造タイプを決定することを可能にする情報及び説明書を提供するウエブサイトに接続する。
[0057]キットが事実上のパッケージを構成するとき、キットは、1つ又は複数の物理的なキット構成要素との組合せでの事実上の環境における指示に限定される。1つの実施形態において、キットは、身体構造タイプを決定するためのデバイスと、強壮的犬又は筋骨型犬により消費されるための食物の容器とを含有する。キットは、さらなる品目(例えば、食物を含有するためのデバイス(例えば、食物ボール)など)を含有する場合がある。別の実施形態において、キットは、動物における良好な健康状態を増進させるさらなる栄養補助物(例えば、ビタミン及びミネラルなど)を含有する。
[0058]別の態様において、本発明は、(1)犬の身体構造タイプを決定すること、(2)強壮的犬又は筋骨型犬に適合した食物組成物を使用して、犬の健康及び幸福を維持すること、及び(3)犬の身体構造タイプを決定し、犬のための適切な適合された食物を身体構造タイプに基づいて選択する本発明のキットを使用することの1つ又は複数についての情報又は指示を伝達するための手段を提供する。この手段は、そのような情報又は指示を含有する文書、デジタル記憶媒体、光学的記憶媒体、音声提示又は視覚ディスプレーを含む。特定の実施形態において、伝達手段は、そのような情報又は指示を含有する表示されたウエブサイト、視覚ディスプレーキオスク(kiosk)、小冊子、製品ラベル、パッケージ添付物、広告、配布物、公示、オーディオテープ、ビデオテープ、DVD、CD−ROM、コンピューターで読み取り可能なチップ、コンピューターで読み取り可能なカード、コンピューターで読み取り可能なディスク、コンピューターメモリー、又はこれらの組合せである。有用な情報には、(1)犬の身体構造タイプを決定するための方法及び技術、及び(2)犬の飼育者が本発明及びその使用に関する疑問を有する場合の、犬の飼育者が使用するための接触情報の1つ又は複数が含まれる。そのような伝達手段は、本発明を使用することの利益について知らせるのに、また、犬の身体構造タイプ、及び身体構造タイプに基づいて犬に適合した食物に関する情報を伝達するのに有用である。
[0059]別の態様において、本発明は、請求項1の方法を使用して調製されたドッグフード組成物を提供する。
[0060]別の態様において、本発明は、強壮的犬又は筋骨型犬による消費に適合したドッグフード組成物(好ましくは、請求項1の方法を使用して調製されたドッグフード組成物)を含有するのに適した材料と、パッケージの内容物が、強壮的犬又は筋骨型犬による消費に適合した食物組成物を含有することを示す、言葉(1つ又は複数)、絵、デザイン、頭字語、スローガン、フレーズ又は他のデバイス、或いはこれらの組合せを含有する、パッケージに貼り付けられるラベルとを含むパッケージを提供する。典型的には、そのようなデバイスは、パッケージに印刷された言葉「強壮的犬用に規定した」又は言葉「筋骨型犬用に規定した」或いは同等の表現を含む。例えば、紙、プラスチック、ホイル及び金属などから製造される袋、箱、ビン、缶及びポーチなど、ドッグフードを含有するのに適した任意のパッケージ又は包装材料が本発明において有用である。好ましい実施形態において、パッケージは、ラベルのために適切であるような、強壮的犬又は筋骨型犬に適合したドッグフード組成物、好ましくは、請求項1の方法を使用して調製されるドッグフード組成物を含有する。
[0061]本発明は、下記の実施例によってさらに例示され得るが、これらの実施例は、単に例示の目的で含まれるに過ぎず、別途具体的に示されない限り、本発明の範囲を限定することを意図するのではないことが理解される。
実施例1
[0062]強壮的犬及び筋骨型犬(現状)のための食物の典型的な栄養学的プロフィル

実施例2
[0063]乾燥ドッグフードの典型的組成:
強壮的用:8%水分、27%タンパク質、13%脂肪、7%灰分及び3%繊維。
総エネルギー含有量=炭水化物由来エネルギー+タンパク質由来エネルギー+脂肪由来エネルギー=(100−8−27−13−7−3)3.5+273.5+138.5=352Kcal/100g。
タンパク質由来エネルギー=(273.5)/352100=26.8%
脂肪由来エネルギー=(138.5)/352100=31.4%
タンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率=26.8/31.4=0.85(0.80を超える)
筋骨型用:8%水分、29%タンパク質、19%脂肪、7%灰分及び2%繊維。
総エネルギー含有量=炭水化物由来エネルギー+タンパク質由来エネルギー+脂肪由来エネルギー=(100−8−29−19−7−2)3.5+293.5+198.5=385.5Kcal/100g。
タンパク質由来エネルギー=(293.5)/385.5100=26.3%
脂肪由来エネルギー=(198.5)/385.5100=41.8%
タンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率=26.3/41.8=0.63(0.80未満)
実施例3
[0064]典型的な乾燥ドッグフードは、(1)レシピ成分、含有量が減少する順で、強壮的タイプの犬については、鶏肉、コメ、トウモロコシ、トウモロコシグルテンミール、コムギ、脱水された家禽タンパク質、肝臓消化物、オートムギ繊維、脱水されたマグロタンパク質、動物脂肪、ビートパルプ、乾燥全卵、加水分解されたヒマワリ油、酵母、魚油、リン酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、ミネラル、L−リシン、DL−メチオニン、及び(2)レシピ成分、含有量が減少する順で、筋骨型タイプの犬については、ラム肉、コメ、トウモロコシ、脱水された家禽タンパク質、トウモロコシグルテンミール、動物脂肪、肝臓消化物、脱水されたサケタンパク質、ビートパルプ、乾燥全卵、リン酸カルシウム、魚油、酵母、塩化カリウム、塩化ナトリウム、ミネラル、L−リシン、DL−メチオニンを含有する。
[0065]本明細書において、本発明の典型的な好ましい実施形態が開示されており、また、特定の用語が用いられるが、そのような用語は、限定の目的ではなく、包括的及び記述的な意味で使用されるに過ぎず、本発明の範囲は請求項において示される。明らかに、本発明の多くの改変及び変化が上記の教示に照らして考えられる。したがって、添付された請求項の範囲内において、本発明は、具体的に記載されたのとは異なる他の方法で実施され得ることを理解されたい。

Claims (12)

  1. 筋骨型身体構造タイプ又は強壮的身体構造タイプを有する犬に適合したドッグフード組成物を調製するための方法であって、
    (1)食物組成物が意図される犬を強壮的身体構造タイプ又は筋骨型身体構造タイプとして類別するステップと、
    (2)ドッグフード組成物を、類別された犬にとって有益である飼料成分であるタンパク質及び/又は脂肪を含有するように規定するステップと
    を含み、
    前記強壮的身体構造タイプを有する犬である強壮的犬が、(1)90kg/mを超える肥満度指数、及び(2)120(理想体重のキログラム数)0.75キロカロリー/日よりも小さいエネルギー要求量からなる群から選択される少なくとも1つの特徴によって特徴づけられ、
    前記筋骨型身体構造タイプを有する犬である筋骨型犬が、(1)90kg/m未満の肥満度指数、及び(2)120(理想体重のキログラム数)0.75キロカロリー/日を超えるエネルギー要求量からなる群から選択される少なくとも1つの特徴によって特徴づけられ、
    前記強壮的犬用のドッグフード組成物が、0.80を超えるタンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率を有し、
    前記筋骨型犬用のドッグフード組成物が、0.80未満のタンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率を有する、方法。
  2. 前記強壮的犬が、(1)1.5未満の胸部/腰部周囲比、(2)1を超える脂肪対筋肉比、及び(3)15%を超える脂肪量からなる群から選択される少なくとも1つのさらなる特徴によって特徴づけられる、請求項1に記載の方法。
  3. 強壮的犬用の前記ドッグフード組成物が、乾燥物基準での20%〜30%のタンパク質含有量、及び15%未満の脂肪含有量を有する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記強壮的犬が、トイドッグ、コンパニオンドッグ、作業犬、番犬、嗅覚ハウンド及びレトリーバーからなる群から選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記筋骨型犬が、(1)1.5を超える胸部/腰部周囲比、(2)1未満の脂肪対筋肉比、及び(3)15%未満の脂肪量からなる群から選択される少なくとも1つのさらなる特徴によって特徴づけられる、請求項1に記載の方法。
  6. 筋骨型犬用の前記ドッグフード組成物が、乾燥物基準での20%〜30%のタンパク質含有量、及び乾燥物基準での15%〜25%の脂肪含有量を有する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記強壮的犬又は前記筋骨型犬がさらに、年齢に基づいて、子犬、成体犬、高齢犬又は老齢犬として類別され、(a)子犬が1歳未満の犬であり、(b)成体犬が1歳〜7歳の犬であり、(c)高齢犬が7歳〜11歳の犬であり、(d)老齢犬が11歳を超える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記強壮的犬又は前記筋骨型犬がさらに、体重に基づいて、ミニチュア、小型、中型、大型又は巨大として類別され、(a)ミニチュア犬は体重が5kg未満であり、(b)小型犬は体重が5kg〜10kgの間であり、(c)中型犬は体重が10kg〜25kgの間であり、(d)大型犬は体重が25kg〜40kgの間であり、(e)巨大犬は体重が40kgを超える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記ドッグフード組成物が、乾燥状態、湿潤状態、やや湿った状態、湿った状態又は液体の食物組成物である、請求項1に記載の方法。
  10. 強壮的犬用のドッグフード組成物の製造におけるドッグフード成分の使用であって
    前記ドッグフード組成物が請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法で調製され、
    前記ドッグフード成分が、肉源、前記肉源を除く他のタンパク質源、コメ、トウモロコシ、コムギ、動物脂肪、繊維、オイル、酵母、アミノ酸、ミネラル及び機能的成分からなる群から選択される少なくとも一種であり、
    前記ドッグフード成分が、前記ドッグフード組成物の乾燥物基準での20%〜30%のタンパク質及び15%未満の脂肪を含み、
    前記ドッグフード組成物におけるタンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率が0.80を超える、ドッグフード成分の使用。
  11. 筋骨型犬用のドッグフード組成物の製造におけるドッグフード成分の使用であって
    前記ドッグフード組成物が請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法で調製され、
    前記ドッグフード成分が、肉源、前記肉源を除く他のタンパク質源、コメ、トウモロコシ、コムギ、動物脂肪、繊維、オイル、酵母、アミノ酸、ミネラル及び機能的成分からなる群から選択される少なくとも一種であり、
    前記ドッグフード成分が、前記ドッグフード組成物の乾燥物基準での20%〜30%のタンパク質及び15%〜25%の脂肪を含み、
    前記ドッグフード組成物におけるタンパク質由来エネルギー対脂肪由来エネルギーの比率が0.80未満である、ドッグフード成分の使用。
  12. 犬を強壮的身体構造タイプ又は筋骨型身体構造タイプのいずれかとして類別するためのキットであって、犬の身体構造タイプを決定するためのデバイスと、犬の身体構造タイプを決定するために前記デバイスをどのように使用するかについての指示とを含み、
    食物組成物の容器、及び類別された犬に給餌するのに適合したドッグフード組成物を含み、
    (1)犬の身体構造タイプを決定すること、(2)筋骨型犬又は強壮的犬に適合した食物組成物を使用すること、及び(3)当該キットを使用することについての情報又は指示を含有する文書、デジタル記憶媒体、光学的記憶媒体、音声提示又は視覚ディスプレーをさらに含み、
    前記情報又は指示が、表示されたウエブサイト、視覚ディスプレーキオスク、小冊子、製品ラベル、パッケージ添付物、広告、配布物、公表、オーディオテープ、ビデオテープ、DVD、CD−ROM、コンピューターで読み取り可能なチップ、コンピューターで読み取り可能なカード、コンピューターで読み取り可能なディスク、コンピューターメモリー、又はこれらの組合せからなる群から選択される手段で提供され、
    前記デバイスが、犬及び身体構造タイプに影響を及ぼす特徴を例示するチャート又は身体構造タイプを身体スコア化に基づいて決定する電子的デバイスであり、
    前記強壮的身体構造タイプを有する犬である強壮的犬が、(1)90kg/m を超える肥満度指数、及び(2)120 (理想体重のキログラム数) 0.75 キロカロリー/日よりも小さいエネルギー要求量からなる群から選択される少なくとも1つの特徴によって特徴づけられ、
    前記筋骨型身体構造タイプを有する犬である筋骨型犬が、(1)90kg/m 未満の肥満度指数、及び(2)120 (理想体重のキログラム数) 0.75 キロカロリー/日を超えるエネルギー要求量からなる群から選択される少なくとも1つの特徴によって特徴づけられる、キット。
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