JP5538843B2 - コンテンツ再生装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツ配信装置からストリーミングデータを受信し、再生するコンテンツ再生装置及び方法に関する。
IP(Internet Protocol)ネットワークを介して行うストリーミングサービスが提案されている。ストリーミングサービスでは、コンテンツ配信装置がコンテンツ再生装置にストリーミングデータを送信し、コンテンツ再生装置は受信したデータに基づいてコンテンツを再生する。
コンテンツ再生装置からは、コンテンツの変速再生などのトリックプレイをコンテンツ配信装置に要求することができる。コンテンツ配信装置は、再生用ストリーミングデータと、変速再生用ストリーミングデータを有し、変速再生の要求があった場合には、送信するストリーミングデータを通常再生用ストリーミングデータから変速再生用ストリーミングデータに切替える構成を取ることができる。変速再生用ストリーミングデータは、倍速用に処理されたストリーミングデータであり、コンテンツ再生装置は、通常再生用ストリーミングデータと実質的に同一の処理で変速再生用ストリーミングデータを再生することにより、変速再生されたコンテンツを出力することができる。
しかしIPネットワーク等でのIPパケット伝送によるストリーミングサービスではサービス品質の保証は無いため、元の映像ストリームのビットレートに対応するに十分な帯域を確保できないことがあり、受信状況が悪化したときにバッファアンダーフローが発生するという問題があった。ここでバッファアンダーフローとは、ストリーミングデータのバッファへの蓄積が間に合わずコマ落ちなどが発生する状況をいう。
この問題の改善策として、特許文献1では、コンテンツ配信装置が複数種類の符号化ビットレートの動画コンテンツを蓄積し、再生装置では受信バッファの蓄積量に応じて、適応的に動画像符号化ビットレートを選択し、選択した動画像符号化ビットレートを送信側に要求する。コンテンツ配信装置は、再生装置から要求されたビットレートの動画像コンテンツを再生装置へ送信する。このように構成することにより、受信バッファをアンダーフローさせない範囲で、できるだけ高い符号化ビットレートを選択することができるようになる。
また、特許文献2では、ストリームデータの受信側が、ストリームデータを蓄積するバッファの状態に応じてデコードの速度を制御する。このように構成することにより、受信側が送信側のストリーム送出レートを制御することができないシステムにおいても、ストリームデータを蓄積するバッファのアンダーフローの発生を抑えることができる。
特開2004−172830号公報 特開2007−221597号公報
しかしながら、特許文献1の構成においては、コンテンツ配信装置が複数種類の符号化ビットレートの動画コンテンツを蓄積していない場合には適用することができない。また、上述した変速再生用ストリーミングデータは、通常再生用ストリーミングデータと比較して符号化ビットレートが低いわけではないので、コンテンツ配信装置が通常再生用ストリーミングデータと変速再生用ストリーミングデータを蓄積している場合にも適用することができない。
また、特許文献2の構成においては、バッファの状態に応じてデコードの速度を制御するため、受信状態が悪化しバッファ蓄積量が少なくなった場合には再生速度が遅い状態が続くことになり、通常の再生速度で映像を視聴したいという場合や、早く続きの映像を見たい場合の要求に応えることができない。
本発明のコンテンツ再生装置は、
コンテンツ配信装置からストリーミングデータを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部により取得された取得ストリーミングデータを一時的に蓄積する再生用バッファと、
前記再生用バッファに蓄積された前記取得ストリーミングデータを再生する再生部と、
前記データ取得部が取得する前記取得ストリーミングデータを変更するための制御を行う取得制御部と、
前記再生部が前記取得ストリーミングデータを再生する速度を変更するための制御を行う再生制御部と、
前記再生用バッファに蓄積される前記取得ストリーミングデータの蓄積状態を監視し、該蓄積状態に基づき受信状態が悪化したと判断したときに、該判断結果を前記取得制御部および前記再生制御部に通知するバッファ監視部とを有し、
前記取得制御部は、前記データ取得部が第1の速度での再生に用いられる第1のストリーミングデータを取得している場合に、前記バッファ監視部からの前記通知に基づいて、前記取得ストリーミングデータを前記第1のストリーミングデータから前記第1の速度よりも高い第2の速度での再生に用いられる第2のストリーミングデータに変し、
前記再生制御部は、前記第2のストリーミングデータが見かけ上前記第1の速度で再生されるように前記再生部の再生速度を変更する
ことを特徴とする。
本発明によれば、コンテンツ配信装置が複数種類の符号化ビットレートの動画コンテンツを蓄積していない場合においても、コンテンツ再生装置の受信状態が悪化したときに、バッファアンダーフローを起こさず、見かけ上通常の再生速度で、コンテンツの再生を継続できる。
本発明の実施の形態1に係るコンテンツ再生装置のブロック図である。 (a)及び(b)は、図1のバッファの書き込みアドレス及び読み出しアドレスの変化を示す図である。 従来のコンテンツ再生装置の画像フレーム出力タイミングを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る画像フレーム出力タイミングを示す図である。 (a)〜(c)従来のコンテンツ再生装置の受信状態悪化時のストリーミングデータ取得レート、再生レート、バッファ蓄積量の関係を示した図である。 (a)〜(c)は、本発明の実施の形態1に係るコンテンツ再生装置の受信状態悪化時のストリーミングデータ取得レート、再生レート、バッファ蓄積量の関係を示した図である。 本発明の実施の形態1に係るコンテンツ再生装置の動作を示すフロー図である。 本発明の実施の形態2に係るコンテンツ再生装置のブロック図である。 (a)〜(f)は、動きベクトルを用いた補間画像生成の方法を示す図である。 (a)及び(b)は、フレームレートが一定倍となるような画像補間方法を示す図である。 (a)及び(b)は、フレームレートが一定値となるような画像補間方法を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るコンテンツ再生装置のブロック図である。 本発明の実施の形態3に係るコンテンツ再生装置の動作を示すフロー図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1のコンテンツ再生装置の構成を示すブロック図である。コンテンツ再生装置200aは、データ取得部201と、再生用バッファ202と、再生部203と、バッファ監視部204と、制御部210とを備えて構成される。制御部210は、取得制御部211と、再生制御部212とを備えて構成される。
データ取得部201は、IPネットワーク回線101を介してコンテンツ配信装置100に接続されており、コンテンツ配信装置100からストリーミングデータを取得し、再生用バッファ202に一時的に蓄積する。
再生部203は、再生用バッファ202に蓄積されたストリーミングデータを取得し、再生する。再生されたストリーミングデータは映像・音声として外部に出力される。
データ取得部201が取得するストリーミングデータは取得制御部211によって指定される。
また、再生部203がストリーミングデータを再生する速度は、再生制御部212によって制御される。
コンテンツ再生装置200aがストリーミングデータの受信、再生を行う際、再生用バッファ202のバッファ蓄積量は随時変化する。ここで、バッファ蓄積量とは、データ取得部201が取得し再生用バッファ202に蓄積したストリーミングデータのうち、再生部203での再生に使用されていないデータの量のことをいう。バッファ蓄積量が0になると、バッファアンダーフローが発生する。
まず、本実施の形態における処理の概略を述べる。
コンテンツ再生装置200aが通常再生用ストリーミングデータの受信、再生を行う際、バッファ監視部204は、データ取得部201が再生用バッファ202に書き込むレートおよび再生用バッファ202に一時的に蓄積されるバッファ蓄積量を監視し、受信状態が悪化したと判断した場合には、制御部210に通知する。
本実施の形態では受信状態が悪化したことに基づいて行なう。バッファ監視部204はバッファ蓄積量を定期的に監視し、その蓄積量がある閾値以下となった場合に、制御部に受信状態悪化を通知する。
制御部210がバッファ監視部204から受信状態が悪化したとの通知を受けると、取得制御部211は、データ取得部201が取得するデータを通常再生用ストリーミングデータ(第1の速度での再生に用いられる第1のストリーミングデータ)から変速再生用ストリーミングデータ(第2の速度での再生に用いられる第2のストリーミングデータ)に切り替える。
そのためには、データ取得部201から、コンテンツ配信装置100に対し、変速再生用ストリームデータの送信を要求するコマンドを送る。これとともに、再生制御部212は、通常再生用ストリーミングデータと見かけ上同じ再生速度で出力するように、変速再生用ストリーミングデータを再生部203が再生する速度を制御する。見かけ上同じ速度で出力する制御の方法については後述する。
次に、バッファ蓄積量情報の取得方法の一例について述べる。
バッファに蓄積する方法として、直線状のバッファの両端を論理的に繋ぎ、バッファを輪のように扱う方法がある。この方法では、バッファの終端までデータの書き込みまたは読み込みを行うと、バッファの最初から続けてデータの書き込みまたは読み込みを行う。
図2(a)及び(b)は、バッファの構造を表した図である。バッファはアドレスMinPからアドレスMaxPまでの領域から成り、データ取得部201がストリーミングデータを書き込んだ最新の領域を書き込みアドレスとして、再生部203がストリーミングデータを読み込んだ最新の領域を読み出しアドレスとして保持する。
書き込みアドレスと読み出しアドレスは、最初は同じ位置を指し、データ取得部201がストリーミングデータを書き込むことにより書き込みアドレスが更新される。また、再生部203がストリーミングデータを読み込むことにより読み出しアドレスが更新される。
書き込みアドレスは読み出しアドレスを追い越すことはできない。書き込みアドレスが読み出しアドレスに追いついた場合には、読み出しアドレスが更新されるまでデータ取得部201はストリーミングデータの書き込みを行わない。この状態をバッファフルと呼ぶ。
また、読み出しアドレスも書き込みアドレスを追い越すことはできない。読み出しアドレスが書き込みアドレスに追いついた場合には、書き込みアドレスが更新されるまで再生部203はストリーミングデータの読み込みを行わない。これは、バッファアンダーフローの状態である。
MaxPまで書き込みまたは読み込みを行うと、書き込みアドレスまたは読み出しアドレスの値はMinPに戻る。
バッファ蓄積量は、読み出しアドレスから書き込みアドレスまでの領域の大きさから求めることができる。例えば図2(a)のように書き込みアドレスWP1が読み出しアドレスRP1より大きい場合には、バッファ蓄積量はその差(WP1−RP1)から求めることができる。また、図2(b)のように読み出しアドレスRP2が書き込みアドレスWP2より大きい場合には、バッファ蓄積量は(MaxI−RP2)+(WP2−MinP)から求めることができる。
次に、通常再生用ストリーミングデータと同じ再生速度で出力するように、変速再生用ストリーミングデータを再生部203が再生速度を制御する方法について説明を行う。一般的には、変速再生用ストリーミングデータは、コンテンツ配信装置で、リクエストに応じた再生速度となるように調整して送信したコンテンツデータであり、例えば、I−Pictureのみを抽出して作成する。
本発明では、変速再生用ストリーミングデータが通常再生用ストリーミングデータのn倍速(nは正の整数)の速度で再生するためのものであるとすると、再生制御部212は、通常再生用ストリーミングデータと見かけ上同じ再生速度で出力するように、つまり1/nの速度で再生するように再生部203が再生する速度を制御する。
なお以下では、通常再生用ストリーミングデータのn倍速の速度で再生するための変速再生用ストリーミングデータを「n倍速再生用ストリーミングデータ」と呼ぶこととする。
nの値が2の場合の画像フレーム出力タイミングについて図を用いて説明する。
nの値が2であるときの、通常の再生方法での通常再生用ストリーミングデータと2倍速再生用ストリーミングデータの画像フレーム出力タイミングを図3に示す。図3中の2倍速再生用ストリーミングデータは、通常再生用ストリーミングデータの各画像フレームを1枚飛ばしにしたようなデータをもつこととする。
通常の再生方法でそれぞれのストリーミングデータを再生すると、通常再生用ストリーミングデータの再生ではt秒後に出力される画像フレームを、2倍速再生用ストリーミングデータの再生ではt/2秒後に出力することになる。
これに対して、通常再生用ストリーミングデータと同じ再生速度で出力されるように、2倍速再生用ストリーミングデータの再生速度を制御した場合の画像フレーム出力タイミングを図4に示す。2倍速再生用ストリーミングデータの再生速度を1/2にすることにより、画像フレーム表示間隔は図3の場合と比較して2倍となるので、通常再生用ストリーミングデータの画像フレーム表示タイミングと、2倍速再生用ストリーミングデータの再生タイミングは一致する。つまり通常再生用ストリーミングデータと見かけ上同じ再生速度で出力するように、2倍速再生用ストリーミングデータを再生できる。
次に、本実施の形態のより具体的な処理手順について述べる。
図5(a)〜(c)は、従来のコンテンツ再生装置におけるデータ取得部201のストリーミングデータ取得レート(図5(a))、再生用バッファ202のバッファ蓄積量(図5(b))、再生部203の再生レート(図5(c))の関係を模式的に表したグラフである。
ストリーミングデータ取得レートg1が再生レートp1以上である場合は、バッファ蓄積量はb1を保ち、コンテンツの再生は滞りなく行われる。しかしながら、受信状態の悪化によりデータ取得レートがg2まで減少し、g2<p1となった場合には(時刻t1)、バッファに蓄積される時間当たりのデータ量より再生される時間当たりのデータ量の方が大きくなるため、バッファ蓄積量が減少しバッファアンダーフローが起きてしまう(時刻t2)。
それに対して、図6(a)〜(c)は、本実施の形態におけるコンテンツ再生装置200aのストリーミングデータ取得レート(図6(a))、再生用バッファ202のバッファ蓄積量(図6(b))、再生部203での再生レート(図6(c))の関係を模式的に表したグラフである。
また、本実施の形態におけるコンテンツ再生装置200aの処理手順を、図6(a)〜(c)中の値を用いて表すフローチャートを図7に示す。
バッファ監視部204は定期的に再生用バッファ202のバッファ蓄積量を監視している。
受信状態の悪化によりデータ取得部201のデータ取得レートがg2まで減少しg2<p1となると(時刻t1)、バッファ蓄積量が減少し始める。さらに、バッファ蓄積量が閾値b2以下となったことをバッファ監視部204が検知すると(時刻t3)(ステップS10)、バッファ監視部204は受信状態が悪化したことを制御部204に通知する(ステップS11)。
バッファ監視部204が再生用バッファ202のバッファ蓄積量を確認する周期は任意であるが、バッファ蓄積量の閾値b2および再生レートp1を考慮して決定する必要がある。確認周期をt秒とし、バッファ蓄積量が閾値b2よりわずかに大きい値であるとする(簡単のためb2と等しいことにする)。その状態からデータ取得部201の取得レートが最悪値の毎秒0バイトまで低下した場合、t秒間で(b2−t・p1)バイトだけバッファ蓄積量は減少する。このときにバッファ蓄積量が0バイト以上でないと、バッファ蓄積量が閾値を下回ったことを検知する前にバッファアンダーフローが発生してしまう。そのため、(b2−t・p1)>0を満たす、つまりt<b2/p1となるような確認周期を設定することが望ましい。
制御部210はバッファ監視部204からの通知を受けると、取得するストリーミングデータを通常再生用ストリーミングデータからn倍速再生用ストリーミングデータに切り替える(ステップS12)。
さらに制御部210は、n倍速再生用ストリーミングデータの再生速度が1/nになるように制御する(ステップS13)。
再生速度を1/nに制御することにより再生レートはp1/nとなる。受信状態が悪化したときのデータ取得レートg2が再生レートp1/nより大きければ、バッファ蓄積量の減少を防ぐことができ、バッファアンダーフローの発生を防ぐことができる(時刻t4)。
以上のように本実施の形態1によれば、受信状態が悪化したときに、取得するストリーミングデータを通常再生用ストリーミングデータから変速再生用ストリーミングデータに切り替え、さらにそれが通常再生用ストリーミングデータと見かけ上同じ再生速度で外部出力されるように、再生する速度を制御する。こうすることにより、再生部がバッファからストリーミングデータを取得するレートが低くなるのでバッファアンダーフローを防ぐことができ、さらに見かけ上通常の再生速度のままコンテンツの再生を継続できる。
なお、本発明は、通常再生用ストリーミングデータと変速再生用ストリーミングデータに切り換える場合に限定されず、第1の速度での再生に用いられる第1のストリーミングデータと、第1の速度のよりも高い第2の速度での再生に用いられる第2のストリーミングデータの間の切換を行なえる場合に適用可能である。
なお、バッファ監視部204が再生用バッファ202のバッファ蓄積量を確認するタイミングは一定時間ごとでなくてもよい。例えば、再生用バッファ202の読み出しアドレスが一定量進むごとに通知をあげ、その度にバッファ蓄積量を確認するようにしてもよい。
なお、バッファ監視部204が受信状態が悪化したとの判断は、バッファ蓄積量がある閾値以下になったことに基づいて行なわなくても良い。例えば、データ取得部201が再生用バッファ202に書き込むレートが低下したことでもよいし、バッファ蓄積量が時間的に減少傾向であることでもよい。
データ取得部201が再生用バッファ202に書き込むレートは、書き込みアドレスの位置を周期的に取得し、その増分を計算することにより求めることができる。また、バッファ蓄積量が時間的に減少傾向であることは、バッファ蓄積量を定期的に取得し、その変化量を計算することにより求めることができる。ただし、これらの値には時間的なゆらぎがあるため、一定時間計測した平均値を使用するなど、ゆらぎを考慮した判定を行う。
実施の形態2.
図8は本発明の実施の形態2におけるコンテンツ再生装置200bの構成図である。図8において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。図8のコンテンツ再生装置200bは、図1のコンテンツ再生装置200aと概して同じであるが、再生部203に補間画像生成部205を設けた点で異なる。
本実施の形態においては、コンテンツ再生装置200bは、取得するデータを変速再生用ストリーミングデータに切り替え、通常再生用ストリーミングデータと見かけ上同じ再生速度となるように再生部203が再生する速度を制御する際に、補間画像生成部205が変速再生用ストリーミングデータの各フレーム画像から補間画像を作成する。
補間画像の生成方法としては動きベクトルを利用する方法が知られている。図9(a)〜(f)は動きベクトルを用いた補間画像生成の方法を示す。図9(a)は、一つのフレームにおける画像I1を示す。図9(b)は次のフレームにおける画像I2を示す。画像I1と画像I2とでは、画像の構成要素(ハッチングを施した円として示してある)PEの位置が異なり、区別のためPE(1)、PE(2)で示す。図9(a)の画像I1の要素PE(1)と、画像I2の要素PE(2)から、図9(c)に示す動きベクトルVbが得られたとする。図9(c)ならびに後述の図9(d)〜(f)には、画像I1における要素PE(1)の位置と画像I2における要素PE(2)の位置が点線で示してある。
画像I1と画像I2の間では画像I1での要素PE(1)の存在位置と画像I2での要素PE(2)の存在位置との中間点に要素PEが存在すると推定できるため、図9(e)に示すように、要素PE(1)をVb/2だけ動かすことにより(動かした後の要素を符号PE(1.5)で示す)画像I1から時間的にフレーム間隔(画像I1と画像I2のフレーム間隔)の1/2進んだ補間画像I1.5を生成することができる。また、図9(d)、図9(f)に示すように、要素PE(1)をVb/4、3Vb/4だけ動かすことにより(動かした後の要素を符号PE(1.25)、PE(1.75)で示す)、画像I1から、フレーム間隔の1/4進んだ補間画像I1.25、及びフレーム間隔の3/4進んだ補間画像I1.75を得ることもできる。
再生部203は、変速再生用ストリーミングデータをデコードした元画像に補間画像生成部205が生成した補間画像を挿入して出力する。本実施の形態では、フレームレートが一定倍となるように補間画像を挿入する。
本発明では、通常再生時のフレームレートをαとすると、受信状態悪化時には、n倍速用ストリーミングデータはα/nのフレームレートで再生される。フレームレートが一定倍となるように補間画像を挿入する場合には、フレームレートがm・α/n(m:定数)になるように補間画像を挿入する。図10(a)及び(b)に示す例では、mの値が2となるように補間画像を挿入している。なお、図10(a)及び(b)、並びに後述の図11(a)及び(b)において、ハッチングを施したフレームが補間画像であり、白抜きのフレームが元画像である。このうち、図10(a)は、n=n1(ある値)の場合を示し、図10(b)は、n=n2=2×n1)の場合を示す。
mの値を大きくしすぎると、原画像より補間画像が表示される時間が長くなり、補間の失敗などが目立つ可能性もあるので、mの値は2程度であることが望ましい。
以上のように本実施の形態によれば、受信状態が悪化し、変速再生用ストリーミングデータを通常再生用ストリーミングデータと見かけ上同じ再生速度となるように再生するときに、原画と原画の間に補間画像を生成することで動画のフレーム数を増やし、より自然な映像を提供することができる。
なお、補間画像の生成方法は原画像から新たな補間画像を生成するものであれば何でもよい。例えば、動きベクトルを推定するのに用いる原画像を増やしてもよいし、背景と動作物を分けて補間画像を生成してもよい。
なお、補間画像を挿入するフレーム数については、フレームレートが一定倍になるようにしなくてもよい。例えば、常にフレームレートが一定になるように、元の映像のフレームレートに応じて挿入フレーム数を変更してもよい。通常再生時のフレームレートがαの場合に、常にフレームレートが2α/nになるように補間画像を挿入した場合、図11(a)及び(b)のようになる。このうち、図11(a)は、n=n1(ある値)の場合を示し、図11(b)は、n=n2=2×n1)の場合を示す。倍速数nの値が大きい場合にはより滑らかな映像を提供することができるが、補間画像が表示される時間が長くなるので補間の失敗が目立つ可能性もある。
実施の形態3.
図12は本発明の実施の形態3におけるコンテンツ再生装置200cの構成を示すブロック図である。図12において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。図12のコンテンツ再生装置200cは、図1のコンテンツ再生装置200aと概して同じであるが、受信状態確認用データ取得部206、受信状態確認用バッファ207、および受信状態確認用バッファ監視部208を付加した点で異なる。さらに、後述のように、取得制御部211及び再生制御部212の動作が異なる。以下に詳しく述べるように、受信状態確認用データ取得部206と、受信状態確認用バッファ207と、受信状態確認用バッファ監視部208とで、受信状態の回復を検出する手段を構成する。
受信状態確認用データ取得部206は、IPネットワーク回線102を介してコンテンツ配信装置100に接続されており、コンテンツ配信装置100からデータ取得部210に配信されるストリーミングデータの一部を受信状態確認用データとして取得し、受信状態確認用バッファ207に蓄積する。IPネットワーク回線102はIPネットワーク回線101とは別のものとして図示しているが、同一ものであっても良く、以下の具体例では、同一であるものとしている。
後述のように、受信状態確認用データ取得部206によるデータ取得は、データ取得部201がn倍速再生用ストリーミングデータを取得しており、かつ再生用バッファ202がバッファフルに近い状態にあるときに開始され、受信状態の回復が確認されたときに、停止される。
受信状態確認用バッファ監視部208は、受信状態確認用データ取得部206が受信状態確認用バッファ207へ書き込むレートを監視し、該書き込みレートが所定値以上となったときに、受信状態が回復したと判断し、該判断結果を取得制御部211および再生制御部212に通知する。
受信状態確認用データ取得部206が取得するストリーミングデータおよび取得タイミングは取得制御部211によって指定される。
受信状態確認用データ取得部206が取得する受信状態確認用データは受信状態を確認するための小サイズのストリーミングデータである。小サイズのストリーミングデータの取得方法としては、例えばHTTPでは、サーバへの要求メッセージにrangeヘッダを指定することによりコンテンツの一部のみを要求することが可能である。rangeヘッダに”bytes=500−999”と指定した場合には、コンテンツの500バイト目から999バイト目までを取得することになる。コンテンツとしてはコンテンツ配信装置100が提供するもの(例えばデータ取得部201に配信される通常再生用ストリーミングデータ)を使用する。
以下では、実施の形態1の説明に用いた図6(a)〜(c)のストリーミングデータ取得レート、再生用バッファ202のバッファ蓄積量、及び再生部203の再生レートの値を用いて説明する。
図13は、本実施の形態におけるコンテンツ再生装置200cの処理手順を示すフローチャートである。ステップS10〜ステップS13の処理はそれぞれ実施の形態1のステップS10〜ステップS13の処理と同様であるので詳細な説明は省略する。
本実施の形態においては、取得するストリーミングデータを通常再生用ストリーミングデータからn倍速再生用ストリーミングデータに切り替え(ステップS12)、n倍速再生用ストリーミングデータの再生速度が1/nになるように制御した(ステップS13)後、取得制御部211は、バッファ監視部204から再生用バッファ202の状態を取得し、再生用バッファ202がバッファフルに近い状態であるときに(ステップS24)、受信状態確認用データ取得部206に受信状態確認用データを取得させる(ステップS25)。
再生用バッファ202がバッファフルに近い状態であるときのみ受信状態確認用データを取得するのは、受信状態確認用データの取得がn倍速再生用ストリーミングデータの再生を妨げる可能性があるからである。
データ取得部201と受信状態確認用データ取得部206が同一のネットワーク回線を使用する場合には、受信状態確認用データを取得することによりn倍速再生用ストリーミングデータの取得レートが低下する可能性がある。そのときに再生用バッファ202のバッファ蓄積量が少ないと、データ取得部201の取得レートの低下によりバッファ蓄積量が減少し、バッファアンダーフローが発生する可能性がある。
バッファ蓄積量がバッファフルに近い状態でないときには、データ取得部201の取得レートが再生部203の再生レートを下回っている、つまり受信状態がまだ回復していないことが想定されるので、再生用バッファ202のバッファ蓄積量がバッファフルに近いときのみ、受信状態確認用データの取得を行うことが望ましい。
また、受信状態確認用データのサイズもn倍速再生用ストリーミングデータの再生を妨げない程度の大きさであるべきである。
受信状態確認用データのサイズをsバイトとし、
再生用バッファ202のバッファ蓄積量がバッファフルに近いb1、受信状態確認用データ取得前のデータ取得部201の取得レートが再生レートと同じp1/nバイトとする。また、受信状態確認用データ取得時には、データ取得部201の取得レートは半分の毎秒p1/2nバイトになり、受信状態確認用データ取得部206の取得レートも同じ値になるとする。この場合、受信状態確認用データの取得にかかる時間はs/(p1/2n)=2n×s/p1秒となる。受信状態確認用データ取得の間バッファ蓄積量は毎秒p1/2nバイトずつ減っていくので、受信状態確認用データ取得後の再生用バッファ202のバッファ蓄積量は(b1―(2n×s/p1)×(p1/2n))=b1−sバイトとなる。受信状態確認用データ取得後に再生用バッファ202でバッファアンダーフローを起こさないためには、b1―s>0、つまりs<b1であることが望ましい。
受信状態確認用データ取得部206は、受信状態確認用データを取得しながら、受信状態確認用バッファ207に蓄積していく。受信状態確認用バッファ監視部208は、受信状態確認用データ取得部206が受信状態確認用バッファ207へ書き込むレートが、通常再生用ストリーミングデータの再生レートの半分であるp1/2以上であれば、受信状態が回復したとみなし、制御部210に通知する(ステップ26)。
受信状態確認用データ取得部206が受信状態確認用バッファ207へ書き込むレートが、通常再生用ストリーミングデータの再生レートの半分以上であれば受信状態が回復したと判断するのは、1つの回線で同時に2つのデータを取得していることを考慮したためである。
受信状態確認用バッファ207に書き込まれるデータは読み出されることがないので、受信状態確認用データ取得部206は、読み出しアドレスの値にかかわらず受信状態確認用バッファ207に書き込みを続けてよい。このように書き込みを続ける際は、古いデータの上に新しいデータが上書きされる。
受信状態確認用バッファ207への書き込みレートは、受信状態確認用データのサイズを受信状態確認用データ全ての書き込みにかかった時間で除算することにより求めることができる。
制御部210は受信状態確認用バッファ監視部208からの通知(「受信状態が回復した」と判断したことを示す通知)を受けると、取得制御部211は、データ取得部201が取得するストリーミングデータを変速再生用ストリーミングデータから通常再生用ストリーミングデータに切り替える(ステップS27)。さらに再生制御部212は、再生部203の再生速度を通常に戻す(ステップS28)。
以上のように本実施の形態によれば、受信状態確認用バッファ監視部208が、受信状態が回復したと判断した場合には、取得するストリーミングデータを変速再生用ストリーミングデータから通常再生用ストリーミングデータに切り替え、再生部の再生速度を通常に戻す。こうすることにより、受信状態に応じた最適なストリーミングデータをユーザが視聴することが可能となる。
なお、受信状態確認用バッファ監視部208による、受信状態が回復したとの判断を、受信状態確認用データ取得部206が、受信状態確認用データを受信状態確認用バッファ207に書き込むレートがp1/2以上であることに基づいて行なうこととしなくても良い。
例えば、変速再生用ストリーミングに切り替えた後、再生用バッファ202がバッファフルになるまでの間のデータ取得部201の取得レートが、通常再生用ストリーミングデータの再生レートp1以上であることを検出したときに、受信状態が回復したと判断することとしても良い。この判断はバッファ監視部204で行なうことができる。従って、この場合には、受信状態確認用データ取得部206、受信状態確認用バッファ207、受信状態確認用バッファ監視部208を設けなくても良く、バッファ監視部204が受信状態の回復を検出する手段としての役割を果たす。
また、上記では、受信状態確認用データは、読み出されることのないデータとしたが、コンテンツの現在の再生時間から一定時間先のデータ(データ取得部201で現在取得しているデータよりも一定時間後で再生されるべきデータ)を受信状態確認用データとして用い、受信状態が回復した場合には受信状態確認用データを通常再生用データとして使用することもできる。この場合には、通常再生用ストリーミングデータ再生時間に切り替えるときのデータ取得待ち時間を減らすことができる。
なお、データ取得部201と受信状態確認用データ取得部206が同一のネットワーク回線を使用しなくてもよい。その場合、受信状態確認用データの取得がn倍速再生用ストリーミングデータの再生に与える影響を少なくすることができる。
実施の形態3の特徴は、上記実施の形態1および実施の形態2の特徴と組合せて用いることができる。
100 コンテンツ配信装置、 101、102 ネットワーク回線、 200a、200b、200c コンテンツ再生装置、 201 データ取得部、 202 再生用バッファ、 203 再生部、 204 バッファ監視部、 205 補間画像生成部、 206 受信状態確認用データ取得部、 207 受信状態確認用バッファ、 208 受信状態確認用バッファ監視部、 210 制御部、 211 取得制御部、 212 再生制御部。

Claims (10)

  1. コンテンツ配信装置からストリーミングデータを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された取得ストリーミングデータを一時的に蓄積する再生用バッファと、
    前記再生用バッファに蓄積された前記取得ストリーミングデータを再生する再生部と、
    前記データ取得部が取得する前記取得ストリーミングデータを変更するための制御を行う取得制御部と、
    前記再生部が前記取得ストリーミングデータを再生する速度を変更するための制御を行う再生制御部と、
    前記再生用バッファに蓄積される前記取得ストリーミングデータの蓄積状態を監視し、該蓄積状態に基づき受信状態が悪化したと判断したときに、該判断結果を前記取得制御部および前記再生制御部に通知するバッファ監視部とを有し、
    前記取得制御部は、前記データ取得部が第1の速度での再生に用いられる第1のストリーミングデータを取得している場合に、前記バッファ監視部からの前記通知に基づいて、前記取得ストリーミングデータを前記第1のストリーミングデータから前記第1の速度よりも高い第2の速度での再生に用いられる第2のストリーミングデータに変し、
    前記再生制御部は、前記第2のストリーミングデータが見かけ上前記第1の速度で再生されるように前記再生部の再生速度を変更することを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記再生部が、復号化された映像信号の画像フレーム間に補間画像を生成する補間画像生成部を有し、
    前記取得制御部が、前記データ取得部が取得する前記取得ストリーミングデータを前記第1のストリーミングデータから前記第2のストリーミングデータに変更し、前記再生制御部が、前記第2のストリーミングデータが見かけ上前記第1の速度で再生されるように前記再生部の再生速度を変更した際に、
    前記補間画像生成部が生成した補間画像を映像信号に挿入することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  3. 受信状態が回復したことを検出する検出手段をさらに有し、
    受信状態の回復が検出されたら、前記取得制御部が、前記データ取得部が前記取得ストリーミングデータを前記第2のストリーミングデータから前記第1のストリーミングデータに変更し、前記再生制御部が、前記第1のストリーミングデータが前記第1の速度で再生されるように前記再生部の再生速度を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ再生装置。
  4. 前記検出手段が、
    トリーミングデータの一部を受信状態確認用データとして取得する受信状態確認用データ取得部と、
    前記受信状態確認用データ取得部により取得された前記受信状態確認用データを一時的に蓄積する受信状態確認用バッファと、
    前記受信確認バッファへの前記受信状態確認用データの書き込みレートを監視し、該書き込みレートが所定値以上となったときに、受信状態が回復したと判断し、該判断結果を前記取得制御部および前記再生制御部に通知する受信状態確認用バッファ監視部とを有することを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ再生装置。
  5. 前記受信確認用データ取得部によるデータの取得は、前記データ取得部が前記第2のストリーミングデータを取得しており、かつ前記再生用バッファがバッファフルに近い状態にあるときに開始され、受信状態の回復が確認されたときに、停止されることを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ再生装置。
  6. コンテンツ配信装置からストリーミングデータを取得するデータ取得ステップと、
    前記データ取得ステップにより取得された取得ストリーミングデータを再生用バッファに一時的に蓄積する蓄積ステップと、
    前記再生用バッファに蓄積された前記取得ストリーミングデータを再生する再生ステップと、
    前記データ取得部が取得する前記取得ストリーミングデータを変更するための制御を行う取得制御ステップと、
    前記再生ステップが前記取得ストリーミングデータを再生する速度を変更するための制御を行う再生制御ステップと、
    前記再生用バッファに蓄積される前記取得ストリーミングデータの蓄積状態を監視し、該蓄積状態に基づき受信状態が悪化したと判断したときに、該判断結果を前記取得制御部および前記再生制御部に通知するバッファ監視ステップとを有し
    前記取得制御ステップは、前記データ取得ステップが第1の速度での再生に用いられる第1のストリーミングデータを取得している場合に、前記バッファ監視ステップからの前記通知に基づいて、前記取得ストリーミングデータを前記第1のストリーミングデータから前記第1の速度よりも高い第2の速度での再生に用いられる第2のストリーミングデータに変し、
    前記再生制御ステップは、前記第2のストリーミングデータが見かけ上前記第1の速度で再生されるように前記再生ステップの再生速度を変更することを特徴とするコンテンツ再生方法。
  7. 前記再生ステップが、復号化された映像信号の画像フレーム間に補間画像を生成する補間画像生成ステップを有し、
    前記取得制御ステップが、前記データ取得ステップが取得する前記取得ストリーミングデータを前記第1のストリーミングデータから前記第2のストリーミングデータに変更し、前記再生制御ステップが、前記第2のストリーミングデータが見かけ上前記第1の速度で再生されるように前記再生ステップの再生速度を変更した際に、前記補間画像生成ステップが生成した補間画像を映像信号に挿入することを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ再生方法。
  8. 受信状態が回復したことを検出する検出ステップをさらに有し、
    受信状態の回復が検出されたら、前記取得制御ステップが前記取得ストリーミングデータを前記第2のストリーミングデータから前記第1のストリーミングデータに変更し、前記再生制御ステップが、前記第1のストリーミングデータが前記第1の速度で再生されるように前記再生ステップの再生速度を変更することを特徴とする請求項6又は7に記載のコンテンツ再生方法。
  9. 前記検出ステップが、
    トリーミングデータの一部を受信状態確認用データとして取得する受信状態確認用データ取得ステップと、
    前記受信状態確認用データ取得ステップにより取得された前記受信状態確認用データを受信状態確認用バッファに一時的に蓄積するステップと、
    前記受信確認バッファへの前記受信状態確認用データの書き込みレートを監視し、該書き込みレートが所定値以上となったときに、受信状態が回復したと判断し、該判断結果を前記取得制御ステップおよび前記再生制御ステップに通知する受信状態確認用バッファ監視ステップとを有することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ再生方法。
  10. 前記受信確認用データ取得ステップによるデータの取得は、前記データ取得ステップが前記第2のストリーミングデータを取得しており、かつ前記再生用バッファがバッファフルに近い状態にあるときに開始され、受信状態の回復が確認されたときに、停止されることを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再生方法。
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