JP5538312B2 - Webブラウザ連動ゲーム生成装置、Webブラウザ連動ゲーム生成方法、及びそのプログラム - Google Patents

Webブラウザ連動ゲーム生成装置、Webブラウザ連動ゲーム生成方法、及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、Webブラウザと連動したゲームを生成するためのWebブラウザ連動ゲーム生成装置、Webブラウザ連動ゲーム生成方法、及びそのプログラムに関する。
近年、Internet Explorer(登録商標)やFirefox(登録商標)などのWebブラウザ上において、Webブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードを使ったゲームがいくつか作成されている。例えば、Katamari Hack(非特許文献1)は、任意のWebブラウザ画面を「塊魂(登録商標)」化するゲームである。ゲームをしたいWebブラウザ画面において、Katamari Hackのbookmarkletをlocation barに入力すると、そのWebブラウザ画面がゲームの舞台となる。プレイヤーは、Webブラウザ画面上に表示されたボールをマウスで動かすことで、Webブラウザ画面上の文字列や画像をボールに吸い寄せ遊ぶことができる。また、Board?(非特許文献2)というゲームも、bookmarkletを遊びたいWebブラウザ画面のlocation bar に入力するとプレイできる。実行すると、Webブラウザ画面上に砲台(二等辺三角形の画像) がオーバーレイされる。ユーザは、その砲台を動かし、スペースキーで弾丸を発射することで、そのWebブラウザ画面の文字や画像を消していくことができる。
このようなゲームは一般的に、ブラウザゲームと分類されるものであるが、大多数のブラウザゲームと異なり、非特許文献1、2の2つのゲームには以下のような特徴がある。第一に、Webブラウザ画面上にゲームのキャラクタを重ねる形で表示され、ゲームがWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードと連動している。ユーザは、Webブラウザ画面に表示された文字列や画像をあたかもゲーム上のオブジェクトと捉えてゲームをプレイすることになる。第2に、非特許文献1、2の2つのゲームはbookmarkletとしてゲームが提供されており、Webブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードには、ゲームのための仕掛けが何もなされていないという特徴がある。例えば、Webブラウザ画面を舞台とするゲームをプレイするために、プレイしたいWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードにjavascript(登録商標)などのコードがあらかじめ埋め込まれていなければならないといった制約がない。ゲームを実現するbookmarkletをWebブラウザ画面のlocation barに入力すれば、任意のWebブラウザ画面をゲームの舞台としてしまうことが可能である。
本発明は、このように「ゲームがWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードと連動する」、「ゲームをWebブラウザ画面上でやるための仕掛けがWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードには存在しない(Webブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードの作成者は何もしなくてもよい)」という2つの特徴を持つゲームに関するものである。
なお、ゲームではないが、TelMeA(非特許文献3)、Pagmo(非特許文献4)、Cheerz(非特許文献5)のように、Webブラウザ画面上にアバタを表示してコミュニケーションを支援する研究やサービスがいくつか存在している。これらのサービスの一部では、Webブラウザ画面を移動してもそのままアバタを使ったチャットなどができる。
Alex Leone, David Nufer, and David Truong, "Katamari Hack", [2011年6月7日検索],インターネット<URL: http://kathack.com/> Erik Rothoff Andersson, "Board?", [2011年6月7日検索], インターネット<URL: http://erkie.github.com//> 高橋徹、武田英明、「TelMeA : 非同期コミュニティシステムにおけるAvatar-likeエージェントの効果とWebベースシステムへの実装」、電子情報通信学会論文誌、2001、D-I、J84-D-I(8)、p.1244-1255 青山新、櫻井稔、江渡浩一郎、「Pagmo: Webページと連携する共有仮想空間の実現」、WISS2008論文集、2008、No.58、p.133-134 KLab株式会社、"Cheerz"、[2011年6月7日検索]、インターネット<URL: http://www.cheerz.st/>
上述した2つの特徴を、非特許文献1、2の各ゲームではbookmarkletを使って実現している。しかし、bookmarkletを使った方式では以下のような特徴を持つゲームを実現することは困難である。
第一に、単一のWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードと連動するだけでなく、複数のWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードに連動したゲームや、Webブラウザの操作に連動したゲームの実現は困難である。現在多くの人が利用しているWebブラウザ、たとえばInternet Explorer 8.0 やFirefox 4.0は、ウィンドウ上に複数のWebページのソースコードを読み込んで、読み込んだそれぞれのWebページのソースコードに対応するWebブラウザ画面をタブで切り替えられるようになっている。このようなWebブラウザをタブブラウザと呼ぶ(タブによる切り替え機能を持っていないWebブラウザも存在するが、特に指定しない限り、本発明ではタブブラウザを前提として説明を進める)。このようなWebブラウザにおいて、現在ウィンドウに読み込まれているすべてのWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコード(例えば、文章や画像、HTMLのタグなど) に基づいてゲームの内容を変更することはbookmarklet方式では困難である。ここでいうゲームの内容の変更とは、例えば、読み込まれているWebブラウザ画面群に表示されたWebページ群のソースコードの総文字数に基づいてキャラクタの大きさや色を変えることや、読み込まれているWebブラウザ画面群に表示されたWebページ群のソースコードに含まれるHTMLタグの傾向に基づいてWebブラウザ画面上に表示されているアイテムの種類を変更すること等を意味する。すなわち、bookmarklet方式では、個別のWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードとは連動できるものの、現在Webブラウザに表示されている複数のWebブラウザ画面群に表示されたWebページ群のソースコードと連動したり、すでにWebブラウザ上には表示されていない過去にアクセスしたWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードと連動したりすることは困難である。また、Webブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードだけでなく、Webブラウザの操作情報との連動もbookmarklet 方式では困難である。Webブラウザの操作情報との連動とは、例えば、タブの切り替え回数に基づいてキャラクタの大きさや色を変えるといったことである。
第二に、bookmarklet 方式では、ユーザがWebブラウザ上で別のWebブラウザ画面に移動しても、前のWebブラウザ画面上で実行していたゲームをそのまま続けられるような仕組みを実現することが困難である。例えば、ユーザがプレイヤーキャラクタをリンクの上に移動するとWebブラウザ画面に読み込まれるWebページのソースコードがリンク先のWebページのソースコードに変更されるようなゲームを考える。その際、変更されたWebページが読み込まれたWebブラウザ画面上においても、変更前のWebブラウザ画面上において表示されていたキャラクタをそのまま操作できるようにしたいと思ったとしよう。この場合、bookmarklet 方式では通常各Webブラウザ画面が表示された後にbookmarklet のソースコードをいちいちlocation bar などを介して読み込む必要があるため、Webブラウザ画面の遷移に応じてスムーズにゲームを連動させることが難しい。そのため、bookmarklet 方式はこのようなゲームの実現に適しているとは言い難い。
また、非特許文献1や2の技術では、ゲームをプレイすると、Webブラウザ画面上に表示されていた文字列や画像などが移動されたり消去されたりするため、それらの移動や消去前のWebブラウザ画面を見るためにはゲームを終了して再度Webページのソースコードを読み直して、Webブラウザ画面に表示し直さなくてはならない。
一方、非特許文献3〜5はゲームではないが、Webブラウザ画面に読み込むWebページのソースコードを変更してもそのままアバタを使ったチャットなどができ、上述した第2の課題を解消しているといえる。しかし、これらのサービスでは、Webブラウザ画面に重ねて表示するオブジェクト(アバタなど) のアピアランスや挙動を、Webブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードやWebブラウザの操作内容などに連動して変更することはできない。このうち、非特許文献5では、特定のWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードに連動してアイテムを表示するなどの機能も提案されているが、連動するためにはあらかじめ連動するWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードに特定のコードを予めWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードの作成者が埋め込んでおく必要がある。すなわち、ゲームに利用可能なWebページのソースコードが限定されてしまう問題がある。
本発明の目的は、Webブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードと連動させることができ、かつ、Webブラウザの操作にも連動させることができるWebブラウザゲームを生成可能なWebブラウザ連動ゲーム生成装置、Webブラウザ連動ゲーム生成方法、及びそのプログラムを提供することにある。
本発明のWebブラウザ連動ゲーム生成装置は、読み込み監視部と状態監視部とゲーム操作検知部と第1記憶部とゲーム内容決定部とゲーム画面表示部とを備える。
読み込み監視部は、Webブラウザを監視し、新たに既存もしくは新規のタブにWebページのソースコードが読み込まれたときに、当該Webページのソースコードに含まれる文字列や画像と、そのWebページのソースコードが読み込まれて表示されたWebブラウザ画面上でのそれら文字列や画像の表示位置と、を取得する。
状態監視部は、前記Webブラウザを監視し、タブの操作がされる都度、各タブがアクティブ状態であるか非アクティブ状態であるかを示す状態情報を取得する。
ゲーム操作検知部は、ゲーム画面の表示に対する前記Webブラウザへの所定の入力操作を検知する。
第1記憶部は、所定の文字列や画像と、それに対応するキャラクタと、の対応関係を予め記憶する。
ゲーム内容決定部は、第1記憶部を参照し、前記Webページのソースコードに含まれる文字列や画像のうち、前記所定の文字列や画像と一致したものについて、前記所定の文字列や画像に対応するキャラクタを取得する。
ゲーム画面表示部は、前記状態情報の遷移を監視し、前記Webページのソースコードが読み込まれて表示されたWebブラウザ画面に対応するタブが一旦非アクティブ状態となり再度アクティブ状態となったとき、ゲーム内容決定部で取得したキャラクタが、前記Webページのソースコードに含まれる前記所定の文字列や画像の前記Webブラウザ画面内の表示位置に前記Webブラウザ画面と重ね合わせた際に表示されるように配された、前記ゲーム画面を生成し、以後のアクティブ状態において、前記ゲーム画面を前記Webブラウザ画面の上に重ねて表示し、更に、前記ゲーム画面上のいずれかのキャラクタに対し前記所定の入力操作が検知された以後は、当該キャラクタを非表示とする。
本発明によれば、Webブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードと連動させることができ、かつ、Webブラウザの操作にも連動させることができるWebブラウザゲームを生成可能なWebブラウザ連動ゲーム生成装置、Webブラウザ連動ゲーム生成方法、及びそのプログラムを提供することができる。
人工生物採集ゲームの初期画面のイメージを示す図。 図1の画面に人工生物が現れたときのイメージを示す図。 図1の画面に重ね合わせるゲーム画面のイメージを示す図。 タブごとにゲーム画面を生成するイメージを示す図。 Webブラウザ連動ゲーム生成装置100の構成例を示す図。 Webブラウザ連動ゲーム生成装置100の処理フロー例を示す図。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。説明に先立ち、本発明のWebブラウザ連動ゲーム生成装置により生成するゲームのイメージを明確にするため、その一例として人工生物採集ゲームを説明する。
人工生物採集ゲームは、色々な種類の人工生物(キャラクタ)をたくさん集め、コレクションをすることを楽しむゲームである。Webブラウザ画面を人工生物の生息環境(生息場所)とみなし、人工生物は昆虫が種類によって生息場所が異なるように、種類によって生息するWebブラウザ画面が異なるものとする。或る人工生物はソースコードに特定の文字列が含まれたWebページのソースコードが読み込まれたWebブラウザ画面を好み、また或る人工生物はソースコードに特定のHTMLタグが含まれたWebページのソースコードが読み込まれたWebブラウザ画面を好む。例えば人工生物Aは、”戦い”または”戦闘”または”勝利”という文字列が含まれたWebページのソースコードが読み込まれたWebブラウザ画面を好んで住み着く。また、人工生物Bは、”<TD>”と”<IMG>”というHTMLタグの両方が含まれたWebページのソースコードが読み込まれたWebブラウザ画面にのみ住み着く、といった具合である。
人工生物採集ゲームの初期画面のイメージを図1に示す。初期画面はごく普通のWebブラウザ画面であるが、実はこのWebブラウザ画面にはそのWebブラウザ画面を好む人工生物が生息している。しかし、そのWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードをタブに読み込んだ時点では、そのWebブラウザ画面のみが表示され、それらの人工生物は表示されない(人工生物の画像がオーバーレイされない)。人工生物は、昆虫が葉っぱの裏や木の陰に隠れているように、それぞれの人工生物が好む文字列やタグの裏に隠れており、ユーザがWebブラウザ上でタブを切り替え、そのWebブラウザ画面が表示されていない、すなわち非アクティブである状態(Webブラウザ画面がWebブラウザ上に可視化されていない状態)にして一定時間経過すると、そのWebブラウザ画面に生息している人工生物が、警戒心を解いて文字列やタグの場所から這い出してくるというイメージである(例えば、Webブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードに含まれる文字列やHTMLタグに対応する人工生物の画像が、Webブラウザ画面上のその文字列の表示位置やHTMLタグに対応する所定の位置に浮かび上がってくる)。そして、その状態でタブを切り替え、再びそのWebブラウザ画面に表示されたWebページのソースコードが読み込まれているタブをアクティブ状態にし、そのWebブラウザ画面をWebブラウザ上に表示すると、図2に示すようにWebブラウザ画面上に人工生物が這っているのが可視化される。図2は、”研究所”という文字列に隠れていた(住み着いていた)蝶のような人工生物と、”こんなことも”という文字列に隠れていた蛇のような人工生物がそれぞれ這い出してきてWebブラウザ画面上をうろうろしている様子である。図2に示すWebブラウザ画面表示は、図1に示すWebブラウザ画面に、図3に示すような人工生物が所定の位置に配されたゲーム画面を重ね合わせることにより構成される。ゲーム画面は、例えば図4に示すようにWebブラウザのタブ(Webブラウザ画面)毎に生成する。図4はタブ1〜4に対応するゲーム画面1〜4を生成した例を示したものである。
ユーザは、Webブラウザ画面上に表示された人工生物の画像をクリックすることで、その人工生物を捕獲することができる。捕獲した人工生物は、Webブラウザとは別のウィンドウに捕獲済み人工生物として表示される。
本発明のWebブラウザ連動ゲーム生成装置100の構成例を図5に、その処理フロー例を図6に示す。Webブラウザ連動ゲーム生成装置100は、読み込み監視部110と状態監視部120とゲーム操作検知部130と第1記憶部140とゲーム内容決定部150とゲーム画面表示部160とを備える。
読み込み監視部110は、Webブラウザ10を監視し、新たに既存もしくは新規のタブにWebブラウザ画面11に表示するWebページのソースコードが読み込まれたときに、当該Webページのソースコードに含まれる文字列や画像と、そのWebページのソースコードが読み込まれて表示されたWebブラウザ画面11上でのそれら文字列や画像の表示位置と、を取得する(S1)。なお、本発明でいう文字列とは、HTMLタグ等も含むものとする。
状態監視部120は、Webブラウザ10を監視し、タブの操作がされる都度、各タブがアクティブ状態であるか非アクティブ状態であるかを示す状態情報を取得する(S2)。タブの操作としては、例えば、切替や追加や削除などが挙げられる。
ゲーム操作検知部130は、ユーザによるゲーム画面表示に対するWebブラウザ10への所定の入力操作を検知する(S3)。所定の入力操作としては、例えば、Webブラウザ画面11上に表示されているキャラクタの画像をマウスでクリックする操作が挙げられる。
第1記憶部140は、所定の文字列や画像と、それに対応するキャラクタと、の対応関係を予め記憶する。例えば、abcとdefという文字列にはキャラクタAが対応付けられ、ghiという文字列にはキャラクタBが対応付けられているというイメージである。
ゲーム内容決定部150は、第1記憶部140を参照し、Webブラウザ画面11に表示されたWebページのソースコードに含まれる文字列や画像のうち、第1記憶部140に記憶された所定の文字列や画像と一致したものについて、当該所定の文字列や画像に対応するキャラクタを取得する。このとき、一致する文字列や画像が複数あれば、それぞれの文字列や画像について対応するキャラクタを取得する(S4)。
ゲーム画面表示部160は、状態監視部120で取得される状態情報の遷移を監視し、Webページのソースコードが読み込まれて表示されたWebブラウザ画面11に対応するタブが一旦非アクティブ状態となり再度アクティブ状態となったとき、ゲーム内容決定部150で取得したキャラクタが、Webブラウザ画面11に表示されたWebページのソースコードに含まれる前記所定の文字列や画像のWebブラウザ画面11内の表示位置にWebブラウザ画面11と重ね合わせた際に表示されるように配されたゲーム画面を生成する。そして、以後のアクティブ状態において、生成したゲーム画面をWebブラウザ画面11の上に重ねて表示し、更に、ゲーム操作検知部130にて当該ゲーム画面上のいずれかのキャラクタに対し所定の入力操作が検知された以後は、当該キャラクタを非表示とする(S5)。
なお、タブが一旦非アクティブ状態となった場合でも、非アクティブ状態となってからの経過時間を計測し、経過時間が所定の閾値を超えずにアクティブ状態に戻った場合には、未だ非アクティブ状態になっていないとして扱ってもよい。また、ゲーム画面はWebブラウザ画面11上に重ねて表示することから、キャラクタの画像以外の部分は(半)透明とする。また、ゲーム画面はタブ毎(Webブラウザ画面毎)に作ってもよいし、ゲーム画面自体は一つとし、タブの切り替えに応じて当該ゲーム画面内に表示するキャラクタを切り替えるという形態をとってもよい。
ゲーム画面表示部160における、Webブラウザ画面11上への各キャラクタの表示、非表示は、表示可能フラグを用いて、例えば次のように制御することが考えられる。ゲーム画面表示部160は、Webブラウザ10の或るタブにWebブラウザ画面11に表示するWebページのソースコードが新たに読み込まれたとき、そのソースコードに含まれる文字列や画像に対応するゲーム画面を生成するが、この時点では各キャラクタの表示可能フラグをOFFとし、ゲーム画面を表示しない。状態監視部120で取得される状態情報の遷移を監視し、Webページのソースコードが読み込まれたタブが非アクティブ状態になったら、各キャラクタの表示可能フラグをONとする。その後は、タブがアクティブ状態になる都度、各キャラクタが配置されたゲーム画面をWebブラウザ画面11に重ねて表示する。そして、ゲーム操作検知部130にてゲーム画面上のいずれかのキャラクタに対し所定の入力操作が検知されたときは、当該キャラクタの表示可能フラグをOFFとし、以後、当該キャラクタを非表示とする。
なお、第3記憶部171とキャラクタ表示部172を更に設け、非表示になったゲーム画面のキャラクタを第3記憶部171に記憶し、第3記憶部171に記憶された非表示となったキャラクタを、キャラクタ表示部172がWebブラウザ10とは別のウィンドウに表示させるようにしてもよい(S6)。これにより、非表示となったキャラクタを画面上で確認することができる。
以上説明した、本発明のWebブラウザ連動ゲーム生成装置100においては、Webページのソースコードが読み込まれたタブの状態の監視や、表示するキャラクタの決定、また、各タブに対応するゲーム画面の作成や、その画面上における操作の監視を各タブごとに行う必要がある。このような一連の処理はタブを監視するプロセスを用いて、例えば次のように行うことができる。読み込み監視部110は、Webブラウザ10におけるタブの追加、削除を監視し、タブが追加された際には、追加されたタブ(に割り当てられたWebブラウザ画面11の動作)を監視するプロセスを立ち上げる。これをタブ監視プロセスと呼ぶ。タブ監視プロセスは、担当するタブにおいて、Webページのソースコードが読み込まれたり、別のソースコードが読み込まれたりした際に、その情報(Webページのソースコードなど)を、各タブを識別するID(例えば、タブのウィンドウハンドル)とともに、ゲーム内容決定部150に送る。ゲーム内容決定部150では、送られてきた情報をもとに割り当てるキャラクタを決定し、その情報をIDと対応付けて管理する。ゲーム画面表示部160は、状態監視部120から来る情報をもとに、そのIDに対応するタブが一旦非アクティブとなり再度アクティブとなった際には、そのIDに割り当てられたキャラクタの情報をもとに、そのIDに対応するタブ用のゲーム画面を生成し、ゲーム画面上にキャラクタの画像を表示する。一方、ゲーム操作検知部130は、生成されている各ゲーム画面に対する操作を個別に監視し、操作があった際にはその情報をタブを識別するためのIDとともにゲーム画面表示部160に送り、ゲーム画面表示部160は、その情報をもとに画面表示を更新する。たとえば、或るゲーム画面において或るキャラクタがクリックされた際には、クリックされたゲーム画面からそのキャラクタを消す。クリックされた画面とキャラクタが消去された画面との対応はID情報をもとに対応付けする。
続いて、本発明のWebブラウザ連動ゲーム生成装置100が実装可能であることを以下に示す。ここでは一例としてWindows XP(登録商標)上で、Internet Explorer 8.0を対象に、Webブラウザ連動ゲーム生成装置100を実装する方法を概説する。まず、読み込み監視部110は以下に示す技術を用いることで実装可能である。Internet Explorerの操作はBrowser Helper Object(http://ja.wikipedia.org/wiki/Browser_Helper_Object)を用いることで監視できる。Browser Helper Objectは、Internet Explorerの起動とともに実行されるプログラムであり、たとえばWebブラウザ画面の移動やWebブラウザの破棄などの操作を監視することができる。また、Webブラウザに読み込まれたWebページのソースコードの取得やそれに含まれる文字列や画像のWebブラウザ画面上の位置(座標など)の取得なども可能である。一方、Internet Explorerのタブなどの操作は、Windows(登録商標)Hookを利用することで監視可能である。次に、ゲーム画面表示部160を実現するための技術を以下に示す。Windows XPでは、レイヤードウィンドウ(http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms997507.aspx)という技術を用いて、(半)透明のウィンドウを作成可能である。この技術を用いて透明なウィンドウを作成し、作成した透明なウィンドウ上にキャラクタを所定の位置に表示する。そして、それをInternet Explorerの画面上に重ねることで、Webブラウザ画面の移動や、拡大縮小に応じて、その画面を同じように移動、拡大縮小させることで、あたかもWebブラウザ画面にキャラクタが直接表示されているかのような効果を実現できる。Webブラウザ画面の移動や、拡大縮小はBrowser Helper Objectを用いて取得できる。読み込み監視部110及びゲーム画面表示部160以外の構成部分については、通常のゲームプログラミング技術で実現可能であるため、説明は割愛する。なお、ここではWindow XP上でInternet Explorer 8.0を対象に実装することを例としたが、この構成に限定されるものではない。FirefoxやChromeなどの他のブラウザにも、多くの場合、ブラウザの動作を監視する方法がそれぞれ提供されている。それらを用いることで、Internet Explorer以外のWebブラウザにおいても本発明のWebブラウザ連動ゲーム生成装置100を実現可能である。また、(半)透明ウィンドウの作成についても、Windows Vista(登録商標)やWindows7(登録商標)やMacOS(登録商標)なども提供している。これらを利用することで、Windows XPに限らず、Webブラウザ画面上へのゲーム画面のオーバーレイを実現できる。
以上のように、本発明によれば、Webブラウザ画面に表示されるWebページのソースコードと連動させることができ、かつ、Webブラウザの操作にも連動させることができるWebブラウザゲームを生成可能なWebブラウザ連動ゲーム生成装置及び方法を提供することができる。
実施例1は、個別のWebブラウザ画面に表示されるWebページのソースコードに含まれる特定の文字列や画像に基づいて、当該Webブラウザ画面上に特定のキャラクタを表示する構成であったが、実施例2は、Webブラウザにおいて、各タグにWebブラウザ画面に表示されるWebページのソースコードを順次読み込んだ結果として、読み込んだWebブラウザ画面に表示されるWebページのソースコード群全体として特定の文字列群や画像群が含まれることとなった場合に特定のキャラクタを表示する構成である。
このようなキャラクタを表示するには、複数のタブ監視プロセスから来るWebブラウザ画面に表示されるWebページのソースコードなどの情報を装置内に保持しておき、タブ監視プロセスから新たなWebブラウザ画面に表示されるWebページのソースコードが送られてきた際に、既に保持されているWebブラウザ画面に表示されるWebページのソースコードを含めて、割り当てるキャラクタを決定すればよい。
具体的には例えば、実施例1のWebブラウザ連動ゲーム生成装置100に、読み込み監視部110で取得した文字列や画像の情報を記憶する第2記憶部180を更に設けるとともに、第1記憶部140に、所定の文字列群や画像群と、それに対応するキャラクタと、の対応関係を更に記憶しておく。
ゲーム内容決定部150は、新たなタブにWebページのソースコードが読み込まれたことにより、そのソースコードに含まれる文字列や画像と、それ以前にWebブラウザ10に読み込まれ第2記憶部180に記憶された各Webページのソースコードの文字列や画像の全てと、を合わせて、第1記憶部140に記憶された所定の文字列群や画像群が含まれることとなった場合には、当該所定の文字列群や画像群に対応するキャラクタを第1記憶部から取得する。
そして、ゲーム画面表示部160は、ゲーム内容決定部150で取得されたキャラクタが、新たなタブに読み込まれたWebブラウザ画面11上の文字列や画像の表示位置に表示されるように配されたゲーム画面を生成する。
以上のように構成することで、異なるタグ間で横断的なゲームを生成することができる。
なお、第2記憶部180に記憶させて利用する文字列や画像の情報の範囲を、その時に当該Webブラウザ10に読み込まれたものにとどめず、例えば、過去1週間に読み込まれた情報を全て記憶させて利用するように構成してもよい。
実施例1、2は特定のWebブラウザでプレイするゲームの生成を想定したものであるが、Internet ExplorerやFireFoxなどのWebブラウザでは、新しいWebブラウザ画面に表示されるWebページのソースコードを同じウィンドウ内の新しいタブに読み込むのではなく、新しいウィンドウに読み込むことも可能である。このような場合においても実施例1、2の構成を基礎として、異なるウィンドウ間で横断的なゲームを生成することができる。
具体的には、読み込み監視部110が新しいブラウザウィンドウのタブに関してもタブ監視プロセスを生成し、監視するようにする。これにより、ウィンドウ間にまたがる各タブに読み込まれたWebページのソースコードを使って、割り当てるキャラクタを決定可能となる。
また、タブだけでなくウィンドウに関しても、読み込み監視部110においてユニークなIDを割り振れば、そのID情報を使って、例えば、或るウィンドウに新たに読み込まれたWebブラウザ画面に表示されるWebページのソースコード内にキャラクタの表示条件を満たす文字列群があっても、別のウィンドウに読み込まれているWebブラウザ画面に表示されるWebページのソースコード群内に特定の文字列群があると現れないといった類のキャラクタをゲームに取り入れることができる。
ゲーム上の操作によってWebブラウザを操作することも可能である。ゲーム上の操作によってWebブラウザを操作するとは、例えば、或るキャラクタと或るキャラクタを捕獲する(すなわち、画面上において非表示にする)と、自動的に現在表示されているWebブラウザ画面から所定のWebブラウザ画面に表示を切り替えるといったことである。このような動作を実現するためには、本発明のWebブラウザ連動ゲーム生成装置100に、所定のキャラクタが非表示とされた場合に、アクティブ状態となっているタブに所定のURLのWebページのソースコードを読み込ませるブラウザ操作部190を追加すればよい(S7)。所定のWebページの表示(所定のURLにあるWebページのソースコードの読み込み)は、例えば、Browser Helper Objectを用いて実現可能である。
本発明のWebブラウザ連動ゲーム生成装置100により生成可能なゲームとして、人工生物採集ゲーム以外では、例えば、Webページのソースコードが読み込まれたWebブラウザ画面を国、Webページのソースコードが読み込まれたWebブラウザ画面間を結ぶリンクを道路と捉え、Webページのソースコードが読み込まれたWebブラウザ画面上で国づくりや合戦をする国取りゲームや、Webページのソースコードが読み込まれたWebブラウザ画面をマップ、Webページのソースコードが読み込まれたWebブラウザ画面間を結ぶリンクをマップ間をつなぐトンネルや橋と見立てたロールプレイングゲームなどが考えられる。
例えば、国取りゲームにおいては、表示されているWebブラウザ画面に対するアクションをもとに国力を更新できるだけでなく、そのWebブラウザ画面をWebブラウザ上から消してしまっても、その国力情報をシステムが継続的に管理できる。また、ロールプレイングゲームにおいても、ゲーム画面をWebブラウザ画面とは別の画面として重ねているため、Webブラウザ画面の遷移に伴って、ゲーム画面上のキャラクタを消さずにそのままゲームを継続することができる。
なお、国取りゲームやロールプレイングゲームなどにおいて、Webブラウザ画面に読み込んだWebページのソースコードの内容等に基づいて生成されるゲーム上のオブジェクトは、プレーヤーや敵などの、Webブラウザ画面上を動く"キャラクタ"に限定されない。国取りゲームにおいては戦闘マップをWebブラウザ画面に読み込んだWebページのソースコードをもとに作成することができる。たとえば、Webブラウザ画面の背景色をもとに、緑っぽい色の部分は森、赤っぽい色の部分は平地とするといった方法で地形を決める。
また、たとえば、ロールプレイングゲームにおけるマップを、Webブラウザ画面に読み込んだWebページのソースコードに含まれる文字列や画像などをもとに自動生成してもよい。たとえば、特定の文字列のある部分に障害物を置く、画像の部分には宝箱を置くといった具合である。
これまでの実施例では、ゲームの内容を読み込み監視部110、状態監視部120、及びゲーム操作検知部130から得られる情報に基づき決定していたが、Webブラウザ連動ゲーム生成装置100はWebブラウザとは独立したものであるため、それ以外の情報も含めてゲームの内容を決定してもよい。例えば、予めクローラーを使って、インターネット上のWebページのソースコードをある程度収集しておく。そして、読み込み監視部110から送られてきた、Webブラウザ画面に対応するWebページのソースコードがクローラーによって収集されていないかどうかで、Webブラウザ画面上に表示するキャラクタを変更するといったことをしてもよい。
以上説明した本発明のWebブラウザ連動ゲーム生成装置及びWebブラウザ連動ゲーム生成方法における各処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本発明のWebブラウザ連動ゲーム生成装置の各機能は必要に応じ、併合・分割しても構わない。その他、本発明において表現されている技術的思想の範囲内で適宜変更が可能である。
本発明のWebブラウザ連動ゲーム生成装置100を構成する読み込み監視部110、状態監視部120、ゲーム操作検知部130、ゲーム内容決定部150、ゲーム画面表示部160、キャラクタ表示部172、及びブラウザ操作部190をコンピュータによって実現する場合、これら各部が担う処理機能はプログラムによって記述される。これら各部の処理機能を記述したプログラム及び第1、第2記憶部140、180に記憶すべきデータは、例えば、ハードディスク装置に格納されており、実行時に必要なプログラムやデータがRAM(Random Access Memory)に読み込まれて、そのプログラムがCPUにより実行されることにより、コンピュータ上で各部の処理機能が実現される。

Claims (7)

  1. Webブラウザを監視し、新たに既存もしくは新規のタブにWebページのソースコードが読み込まれたときに、当該Webページのソースコードに含まれる文字列や画像と、当該Webページのソースコードが読み込まれて表示されたWebブラウザ画面上でのそれら文字列や画像の表示位置と、を取得する読み込み監視部と、
    前記Webブラウザを監視し、タブの操作がされる都度、各タブがアクティブ状態であるか非アクティブ状態であるかを示す状態情報を取得する状態監視部と、
    ゲーム画面の表示に対する前記Webブラウザへの所定の入力操作を検知するゲーム操作検知部と、
    所定の文字列や画像と、それに対応するキャラクタと、の対応関係が記憶された第1記憶部と、
    第1記憶部を参照し、前記Webページのソースコードに含まれる文字列や画像のうち、前記所定の文字列や画像と一致したものについて、前記所定の文字列や画像に対応するキャラクタを取得するゲーム内容決定部と、
    前記状態情報の遷移を監視し、前記Webページのソースコードが読み込まれて表示されたWebブラウザ画面に対応するタブが一旦非アクティブ状態となり再度アクティブ状態となったとき、ゲーム内容決定部で取得したキャラクタが、前記Webページのソースコードに含まれる前記所定の文字列や画像の前記Webブラウザ画面内の表示位置に前記Webブラウザ画面と重ね合わせた際に表示されるように配された、前記ゲーム画面を生成し、以後のアクティブ状態において、前記ゲーム画面を前記Webブラウザ画面の上に重ねて表示し、更に、前記ゲーム画面上のいずれかのキャラクタに対し前記所定の入力操作が検知された以後は、当該キャラクタを非表示とするゲーム画面表示部と、
    を備えるWebブラウザ連動ゲーム生成装置。
  2. 請求項1に記載のWebブラウザ連動ゲーム生成装置において、
    読み込み監視部で取得した情報を記憶する第2記憶部を更に備え、
    前記第1記憶部には、所定の文字列群や画像群と、それに対応するキャラクタと、の対応関係が更に記憶され、
    前記ゲーム内容決定部は、新たなタブにWebページのソースコードが読み込まれたことにより、そのソースコードに含まれる文字列や画像と、それ以前にWebブラウザに読み込まれ第2記憶部に記憶された各Webページのソースコードに含まれる文字列や画像の全てと、を合わせて、前記所定の文字列群や画像群が含まれることとなった場合には、前記所定の文字列群や画像群に対応するキャラクタを前記第1記憶部から取得し、
    前記ゲーム画面表示部は、前記ゲーム内容決定部で取得されたキャラクタが、前記新たなタブに読み込まれたWebブラウザ画面上の前記文字列や画像の表示位置に表示されるように配された、ゲーム画面を生成する
    ことを特徴とするWebブラウザ連動ゲーム生成装置。
  3. 請求項1又は2に記載のWebブラウザ連動ゲーム生成装置において、
    前記読み込み監視部は、前記Webブラウザとは別に開かれたWebブラウザについても監視する
    ことを特徴とするWebブラウザ連動ゲーム生成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のWebブラウザ連動ゲーム生成装置において、
    所定のキャラクタが非表示とされた場合に、アクティブ状態となっているタブに所定のWebブラウザ画面を表示させるブラウザ操作部
    を更に備えることを特徴とするWebブラウザ連動ゲーム生成装置。
  5. 所定の文字列や画像と、それに対応するキャラクタと、の対応関係が記憶された第1記憶部を用い、
    読み込み監視部が、Webブラウザを監視し、新たに既存もしくは新規のタブにWebページのソースコードが読み込まれたときに、当該Webページのソースコードに含まれる文字列や画像と、当該Webページのソースコードが読み込まれて表示されたWebブラウザ画面上でのそれら文字列や画像の表示位置と、を取得する読み込み監視ステップと、
    状態監視部が、前記Webブラウザを監視し、タブの操作がされる都度、各タブがアクティブ状態であるか非アクティブ状態であるかを示す状態情報を取得する状態監視ステップと、
    ゲーム操作検知部が、ゲーム画面の表示に対する前記Webブラウザへの所定の入力操作を検知するゲーム操作検知ステップと、
    ゲーム内容決定部が、第1記憶部を参照し、前記Webページのソースコードに含まれる文字列や画像のうち、前記所定の文字列や画像と一致したものについて、前記所定の文字列や画像に対応するキャラクタを取得するゲーム内容決定ステップと、
    ゲーム画面表示部が、前記状態情報の遷移を監視し、前記Webページのソースコードが読み込まれて表示されたWebブラウザ画面に対応するタブが一旦非アクティブ状態となり再度アクティブ状態となったとき、ゲーム内容決定ステップで取得したキャラクタが、前記Webページのソースコードに含まれる前記所定の文字列や画像の前記Webブラウザ画面内の表示位置に前記Webブラウザ画面と重ね合わせた際に表示されるように配された、前記ゲーム画面を生成し、以後のアクティブ状態において、前記ゲーム画面を前記Webブラウザ画面の上に重ねて表示し、更に、前記ゲーム画面上のいずれかのキャラクタに対し前記所定の入力操作が検知された以後は、当該キャラクタを非表示とするゲーム画面表示ステップと、
    を実行するWebブラウザ連動ゲーム生成方法。
  6. 請求項5に記載のWebブラウザ連動ゲーム生成方法において、
    読み込み監視ステップで取得した情報を記憶する第2記憶部を更に用い、
    前記第1記憶部には、所定の文字列群や画像群と、それに対応するキャラクタと、の対応関係が更に記憶され、
    前記ゲーム内容決定ステップは、新たなタブにWebページのソースコードが読み込まれたことにより、そのソースコードに含まれる文字列や画像と、それ以前にWebブラウザに読み込まれ第2記憶部に記憶された各Webページのソースコードに含まれる文字列や画像の全てと、を合わせて、前記所定の文字列群や画像群が含まれることとなった場合には、前記所定の文字列群や画像群に対応するキャラクタを前記第1記憶部から取得し、
    前記ゲーム画面表示ステップは、前記ゲーム内容決定ステップで取得されたキャラクタが、前記新たなタブに読み込まれたWebブラウザ画面上の前記文字列や文字列の表示位置に表示されるように配された、ゲーム画面を生成する
    ことを特徴とするWebブラウザ連動ゲーム生成方法。
  7. 請求項1乃至4のいずれかに記載のWebブラウザ連動ゲーム生成装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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