JP5536179B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は直流電流が流れる電線間を接続するコネクタに関し、特に、互いに接続する2つのコネクタ端子の間で極性を一致させることに関する。
AC−DCコンバータ、所謂ACアダプタには、中空円筒状のプラグの内側と外側にそれぞれ電極を配置したコネクタ端子を備えるものがある。このコネクタ端子に対応するコネクタ端子は、例えば、中空部に嵌合する円柱からなる電極と、円筒外壁に接触する電極とを備える。
この種のコネクタにおいて各電極の極性は常に一定ではなく、外側の電極がプラス電極であり、内側の電極がマイナス電極であるコネクタが存在する一方、その逆に、外側の電極がマイナス電極であり、内側の電極がプラス電極であるコネクタが存在する。当然のことながら、対応するコネクタ端子間で電極の長さや、直径等のサイズが完全に適応していても、互いに接触する電極の極性が異なる場合、それらコネクタ端子を互いに接続して用いることはできない。
こうした電極間の極性の不一致を解消するため、2つのコネクタ端子間を中継するコネクタを別途用意し、この中継コネクタにて極性を反転させる技術がある。
本発明に関連する技術を記載した文献を以下に挙げる。
実用新案登録第3091334号 実開平01−146486号 実開昭61−107178号
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、コネクタ端子間を中継するコネクタを別途用意することなく、コネクタ端子間の電極の極性の不一致を解消することである。
上述の課題を解決するため、本発明は、その一態様として、互いに係合する第1及び第2のコネクタ端子を備え、前記第1のコネクタ端子は、中空円筒状のプラグ、前記プラグの円筒の外壁上に配置され、直流電流のプラス電流及びマイナス電流のいずれか一方が外部からそれぞれ供給される第1及び第2の入力電極、前記プラグの円筒の外壁上に配置された第1の外側電極、前記プラグの中空の内側に配置された第1の内側電極、前記プラグの円筒の外壁上に配置され、かつ、前記第1の内側電極と電気的に接続されたプラグ側反転用電極、前記プラグの外側に嵌合して前記プラグの長さ方向に摺動可能な円筒状のプラグカバー、及び、前記プラグカバーの内壁上に配置される電極群であって、前記プラグカバーが前記プラグ上の位置P1にあるとき、前記第1の入力電極から前記第1の外側電極に至る導通路と、前記第2の入力電極から前記プラグ側反転用電極に至る導通路とを形成するようにして前記プラグの外壁上の電極の一部と接触する一方、前記プラグカバーが前記プラグ上に前記位置P1とは異なる位置P2にあるとき、前記第1の入力電極から前記プラグ側反転用電極に至る導通路と、前記第2の入力電極から前記第1の外側電極に至る導通路とを形成するようにして前記プラグの外壁上の電極と接触する電極群からなるプラグカバー側反転用電極を備え、前記第2のコネクタ端子は、前記第1のコネクタ端子と係合したときに、前記第1の外側電極と接触する第2の外側電極、及び、前記第1のコネクタ端子と係合したときに、前記第1の内側電極と接触する第2の内側電極を備えることを特徴とするコネクタを提供する。
また、本発明は、他の一態様として、中空円筒状のプラグ、前記プラグの円筒の外壁上に配置され、直流電流のプラス電流及びマイナス電流のいずれか一方が外部からそれぞれ供給される第1及び第2の入力電極、前記プラグの円筒の外壁上に配置された第1の外側電極、前記プラグの中空の内側に配置された第1の内側電極、前記プラグの円筒の外壁上に配置され、かつ、前記第1の内側電極と電気的に接続されたプラグ側反転用電極、前記プラグの外側に嵌合して前記プラグの長さ方向に摺動可能な円筒状のプラグカバー、及び、前記プラグカバーの内壁上に配置される電極群であって、前記プラグカバーが前記プラグ上の位置P1にあるとき、前記第1の入力電極から前記第1の外側電極に至る導通路と、前記第2の入力電極から前記プラグ側反転用電極に至る導通路とを形成するようにして前記プラグの外壁上の電極の一部と接触する一方、前記プラグカバーが前記プラグ上に前記位置P1とは異なる位置P2にあるとき、前記第1の入力電極から前記プラグ側反転用電極に至る導通路と、前記第2の入力電極から前記第1の外側電極に至る導通路とを形成するようにして前記プラグの外壁上の電極と接触する電極群からなるプラグカバー側反転用電極を備えるコネクタ端子を提供する。
本発明によれば、摺動可能なプラグカバーの位置に応じて外側電極と内側電極の極性を反転可能なので、極性反転のためのコネクタ等を別途用意する必要がない。
本発明の一実施の形態であるコネクタ1について説明するための図である。 ある方向からコネクタ端子2を眺めたときの電極の配置を示す図である。 図2とは異なる方向からコネクタ端子2を眺めたときの電極の配置を示す図である。 プラグカバー5が位置P1にあるときに、第1の入力電極12、第2の入力電極20から、外側出力電極12、内側出力電極14に至る導通路を説明するための図である。 プラグカバー5が位置P2にあるときに、第1の入力電極12、第2の入力電極20から、外側出力電極12、内側出力電極14に至る導通路を説明するための図である。 コネクタ端子2を備え、プラグカバー5が位置P1にあるAC−DCコンバータ30について説明するための図である。 コネクタ端子2を備え、プラグカバー5が位置P2にあるAC−DCコンバータ30について説明するための図である。 コネクタ1の変形であるコネクタ40について説明するための図である。 コネクタ1の変形であるコネクタ40について説明するための図である。 隔壁41の後ろに埋設されたコネクタ端子3にコネクタ端子2を接続する際の動作について説明するための図である。 隔壁42の後ろに埋設されたコネクタ端子3にコネクタ端子2を接続する際の動作について説明するための図である。 プラグ4とプラグカバー5の回転を防止するため溝51及び凸部52を設けたコネクタ1の変形例について説明するための図である。 プラグカバー5を位置P1及びP2に案内するためにゴム環61、溝62、溝63を設けたコネクタ1の変形例について説明するための図である。 プラグカバー5を位置P1及びP2に案内するためにゴム環61、溝62、溝63を設けたコネクタ1の変形例について説明するための図である。 プラグカバー5を位置P1及びP2に案内するためにゴム環61、溝62、溝63を設けたコネクタ1の変形例について説明するための図である。
本発明の一実施の形態であるコネクタ1について説明する。図1を参照すると、コネクタ1は、例えばAC−DCコンバータと、このAC−DCコンバータから電力の供給を受ける装置との間を接続する際に用いるコネクタである。コネクタ1は互いに係合するコネクタ端子2とコネクタ端子3からなる。
コネクタ端子2はプラグ4とプラグカバー5を備える。プラグ4は中空円柱状であり、その外壁及び内壁には後述するように電極が配置される。プラグカバー5は中空円柱状であり、プラグ4の一部を覆うカバーである。プラグカバー5はプラグ4の外壁上をスライドして矢印6の方向に移動可能であり、後述するようにその内壁に電極が配置される。
コネクタ端子3はプラグ4と嵌合するソケット穴7を有する。また、コネクタ端子3は、ソケット穴7の中に、プラグ4の外壁上に設けた電極と接触するための電極8と、プラグ4の内壁と嵌合し、その内壁上に設けた電極と接触するための電極9とを備える。
コネクタ端子2の電極について説明する。上述したようにプラグ4の外壁及び内壁には図2に示すような電極が配置される。プラグ4の先端には絶縁カラー10が設けられ、外壁上には続いて外側出力電極11、第1の入力電極12、反転用電極13が配置される。また、プラグ4の内壁上には、絶縁カラー10に続いて、内側出力電極14が配置される。
プラグカバー5の位置にかかわらず、コネクタ端子2とコネクタ端子3とが係合したとき、電極8がプラグ4の外側から押し付けられて、電極8と外側出力電極11とが接触する。また、このとき、電極9がプラグ4の中空内壁に嵌合し、電極9と内側出力電極14とが接触する。図中のハッチングで示すように、反転用電極13と内側出力電極14の間は、例えばプラグ4の外壁から内壁に貫通して設けられる不図示の配線等の導通路を介して、電気的に接続されている。
一方、プラグカバー5の内壁には反転用電極15が設けられる。既に述べたように、プラグカバー5はプラグ4の上をスライドして移動可能である。プラグ4上でのプラグカバー5の位置により、反転用電極15は、外側出力電極11及び反転用電極13のいずれか一方を第1の入力電極12に接続する。以後、プラグカバー5がプラグ4の先端側にあって、反転用電極15が外側出力電極11と第1の入力電極12とを接続するとき、プラグカバー5は位置P1にあると呼ぶものとする。
また、プラグカバー5が位置P1よりもプラグ4の先端から遠ざかった位置にあって、反転用電極15が反転用電極13と第1の入力電極12とを接続するとき、プラグカバー5は位置P2にあると呼ぶものとする。プラグカバー5が位置P2にあるとき、第1の入力電極12は、反転用電極15、反転用電極13、及び、反転用電極13と内側出力電極14とを接続する導通路を介して、内側出力電極14に接続する。
図2とは別方向から眺めたコネクタ端子2を示す図3を参照して、更にコネクタ端子2の電極について説明する。図示したように、プラグ4の外壁には、絶縁カラー10、外側出力電極11に続いて、第2の入力電極20が配置される。
また、プラグカバー5の内壁には反転用電極21、22が配置される。プラグカバー5が位置P1にあるとき、反転用電極21は外側出力電極11のみに接触し、プラグ4の外側に配置された他の電極には接触しない。同じくプラグカバー5が位置P1にあるとき、反転用電極22は第2の入力電極20及び反転用電極13に接触する。その結果、第2の入力電極20は、反転用電極22、反転用電極13と内側出力電極14とを接続する導通路を介して、内側出力電極14に接続する。
プラグカバー5が位置P2にあるとき、反転用電極21は外側出力電極11及び第2の入力電極20に接触する一方、反転用電極22は反転用電極13のみに接触する。
このように、外側出力電極11、内側出力電極12と、第1の入力電極12、第2の入力電極20との接続関係は、プラグカバー5の位置に応じて逆転する。プラグカバー5が位置P1にあるとき、図4に示すように、第1の入力電極12は、反転用電極15を介して外側出力電極11に接続し、第2の入力電極20は、反転用電極22、13を介して内側出力電極14に接続する。
他方、プラグカバー5を、図4において、プラグ4に対して回転させることなく、図中の下方に移動させて、プラグカバー5が位置P2にあるとき、図5に示すように、第1の入力電極12は、反転用電極15、13を介して内側出力電極に接続し、第2の入力電極20は、反転用電極21を介して外側出力電極11に接続する。このため、コネクタ1の利用者は、互いに接続する装置の電極と極性の組み合わせがどちらであっても、プラグカバー5の位置をずらすだけで対応することができる。
このように、コネクタ1によれば、プラグカバー5を位置P1またはP2に配置することにより、外側出力電極11、内側出力電極14を所望の極性にすることができる。このようなコネクタ端子2を備えるAC−DCコンバータ30について説明する。AC−DCコンバータ30は、本体31とコネクタ1とを備える。本体31は整流平滑回路32、スイッチング回路33、整流平滑回路34を備え、外部から交流電流を入力し、コネクタ1に直流電流を出力する。第1の入力電極12、第2の入力電極20に入力される直流電流の極性はどちらでもよい。プラグカバー5が位置P1にあるとき、図6に示すように第1の入力電極12と外側出力電極11が接続され、第2の入力電極20と内側出力電極14が接続される。プラグカバー5が位置P2にあるとき、図7に示すように第1の入力電極12と内側出力電極14が接続され、第2の入力電極20と外側出力電極11が接続される。出力電流の極性を変更する際、本体31とコネクタ1との間の接続関係を変更する必要はない。
次に、コネクタ1の変形例であるコネクタ40について説明する。コネクタ1と同じ構成要素については同じ参照符号を付して重複する説明を省略している。コネクタ40では、コネクタ端子2とコネクタ端子3の間に隔壁41または42を設ける。隔壁41、42は、コネクタ端子3の一部として一体的に設けてもよいし、或いは、コネクタ端子3を埋設する装置の筐体の一部として設けることとしてもよい。
図8に示すように、隔壁41は、貫通孔43、段差44を有する。貫通孔43はプラグ4が貫通するための穴であり、プラグ4はこの穴を貫通してソケット穴7に至る。段差44は、プラグカバー5の外径より若干大きな開口を有し、かつ、位置P1にあるときのプラグカバー5を収容可能な深さを有する穴である。尚、コネクタ端子2は、好ましくは筐体45、ばね46を備える。筐体45はプラグカバー5を収容し、ばね46に押し出されたプラグカバー5が位置P1にとどまるように構成される。また、筐体45は、段差44の開口よりも大きな外径を有する。ばね46は筐体45の中に設けられ、プラグカバー5をプラグ4の先端方向に押し出す力を生じる。
一方、隔壁42は、図9に示すように、隔壁41と同様に貫通孔43を有し、更に、段差44に対応する段差47を有する。段差47は、プラグカバー5の外径より若干大きな開口を有する点では段差44と同じであるが、段差44よりも浅い穴であり、プラグ4をソケット穴7にセットしたときにプラグカバー5が位置P2に位置するような深さを有する穴である。尚、筐体45の外径は段差47の開口よりも大きいことが望ましい。また、段差47は設けなくても構わない。この場合、プラグカバー5の先端が筐体45に収容されたとき、プラグカバー5が位置P2に位置するように構成される。
隔壁41を設けた場合のコネクタ40の動作について図10を参照して説明する。今、(a)のように、隔壁41の後ろにコネクタ端子3が埋設されている。コネクタ端子3を挿入する前の時点では、プラグカバー5は位置P1にあるものとする。ばね46を有する場合はその弾性力の作用によりプラグカバー5は位置P1にある。このコネクタ端子3に(b)のようにしてコネクタ端子2を挿入していくと、(c)のように、プラグカバー5が位置P1にあるままで段差44に収容され、コネクタ端子2とコネクタ端子3が係合する。
一方、隔壁42を設けた場合のコネクタ40の動作について図11を参照して説明する。今、(d)のように、隔壁42の後ろにコネクタ端子3が埋設されている。コネクタ端子3を挿入する前の時点でプラグカバー5が位置P1にあるのは先と同様である。ここでコネクタ端子3を(e)のように挿入していくと、挿入に従ってプラグカバー5は筐体45の中に収容されていき、最終的には(f)のようにプラグカバー5の全体が筐体45に収容される。このとき、プラグカバー5は位置P2にあるので、上述した隔壁41を設けた場合と比較すると、外側出力電極11、内側出力電極14の極性が反転する。
このため、コネクタ端子3を埋設する装置の入力電極の極性に応じて、隔壁41及び42のうち適切なものを選択してその装置に設けることにより、コネクタ端子2とコネクタ端子3とを繋ぐ作業者は、外側出力電極11、内側出力電極14の極性を気にする必要がなく、単にコネクタ端子2をコネクタ端子3に押し込むだけで、外側出力電極11、内側出力電極14に適切な極性を付与することができる。
以上、実施の形態に即して本発明について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業者の知識の範囲内で適切な変形を行なってもよいことはいうまでもない。
例えば、コネクタ端子2を設ける装置の例としてAC−DCコンバータ30を挙げて説明したが、コネクタ端子2、3を設けるものはAC−DCコンバータに限定されるものではなく、直流電流が流れる2つの電線を接続する際に用いるコネクタ全般に適用可能である。また、上述の説明では、コネクタ端子3を埋設する装置の一部が隔壁41、42であるとして説明したが、隔壁41、42はコネクタ端子3そのものの筐体の一部であってもよい。
また、上述のコネクタ端子2では、円柱状のプラグ4の一部を中空円柱状のプラグカバー5が覆い、プラグカバー5はプラグ4の外壁上をスライドして矢印6の方向に移動可能であり、その内壁に電極が配置されると説明した。この構成では、円柱を円孔にはめ込む形になるため、プラグ4とプラグカバー5とが互いに回転する可能性があり、この回転により、コネクタ端子2に設けた電極(反転用電極15、21、22)と、コネクタ端子3に設けた電極(第1の入力電極12、反転用電極13、第2の入力電極20)の接触関係が、上述したような接触関係とは異なるものになる恐れがある。
このような事態を回避するため、図12に示すように、プラグ4の外壁にプラグ4の長さ方向に沿って溝51を設けるとともに、プラグカバー5の内壁にプラグカバー5の長さ方向に沿って溝51にはまる凸部52を設けることとしてもよい。凸部52が溝51にはまることにより、プラグカバー5がプラグ4の長さ方向に移動するのを妨げることなく、プラグカバー5がプラグ4に対して回転するのを抑止することができる。尚、このように溝と凸部を設ける代わりに、プラグ4及びプラグカバー5の断面形状を例えば三角形、四角形等の多角形に変更することにより、プラグ4とプラグカバー5の間の回転を抑止することも考えられる。
また、上述したように、プラグカバー5は位置P1及び位置P2のいずれかを取り、その位置に応じて、第1の入力電極12及び第2の入力電極20と、内側出力電極14及び外側出力電極11との接続関係が入れ替わるので、接続関係に応じたプラグカバー5の位置が明瞭になるように、プラグカバー5を位置P1、P2に移動可能に係止することとしてもよい。
例えば、図13に示すように、プラグカバー5の一端に、プラグ4の外径よりも若干小さい内径を有するゴム環61を設けるとともに、プラグ4には、プラグカバー5が位置P1にあるときのゴム環61に対応する位置に溝62を設け、プラグカバー5が位置P2にあるときのゴム環61に対応する位置に溝63を設けることとしてもよい。図14に示すように、プラグカバー5が位置P1にあるとき、ゴム環61は溝62に係止される。プラグカバー5を図中下方に移動すると、ゴム環61と溝62の間の係合は解除され、プラグカバー5が位置P2に至ると、図15に示すようにゴム環61は溝63にはまって係止される。この例では、プラグカバー5に弾性体の凸部(ゴム環61)を設け、プラグ4に合計2箇所の凹部を設けたが、逆に、プラグ4の外壁上に弾性体の凸部を設け、プラグカバー5の位置P1、P2に対応する位置それぞれに合計2箇所の凹部を設けることとしてもよい。
更に、上述の説明では、プラグカバー5をプラグ4の軸方向にスライドして出力電極の極性を変更することとしたが、プラグカバー5をプラグ4に対して回転させることにより、極性変更を行なうこととしてもよい。図4では、第1の入力電極12から反転用電極15を介して外側出力電極に至る経路と、第2の入力電極20から反転用電極22、13を介し、更に不図示の導通路を介して内側出力電極14に至る経路とを確立している。同図において、プラグ4に対してプラグカバー5が180度回転した位置にある状態を考えると、第1の入力電極12から反転用電極22、13を介し、更に不図示の導通路を介して内側出力電極14に至る経路と、第2の入力電極20から反転用電極15を介して外側出力電極11に至る経路が確立されることが当業者には容易に理解されるだろう。
1、40 コネクタ
2、3 コネクタ端子
4 プラグ
5 プラグカバー
7 ソケット穴
8、9 電極
10 絶縁カラー
11 外側出力電極
12 第1の入力電極
13、15、21、22 反転用電極
14 内側出力電極
20 第2の入力電極
30 AC−DCコンバータ
31 本体
32、34 整流平滑回路
33 スイッチング回路
41、42 隔壁
43 貫通孔
44、47 段差
45 筐体
46 ばね
51、62、63 溝
52 凸部
61 ゴム環

Claims (10)

  1. 互いに係合する第1及び第2のコネクタ端子を備え、
    前記第1のコネクタ端子は、
    中空円筒状のプラグ、
    前記プラグの円筒の外壁上に配置され、直流電流のプラス電流及びマイナス電流のいずれか一方が外部からそれぞれ供給される第1及び第2の入力電極、
    前記プラグの円筒の外壁上に配置された第1の外側電極、
    前記プラグの中空の内側に配置された第1の内側電極、
    前記プラグの円筒の外壁上に配置され、かつ、前記第1の内側電極と電気的に接続されたプラグ側反転用電極、
    前記プラグの外側に嵌合して前記プラグの長さ方向に摺動可能な円筒状のプラグカバー、及び、
    前記プラグカバーの内壁上に配置される電極群であって、前記プラグカバーが前記プラグ上の位置P1にあるとき、前記第1の入力電極から前記第1の外側電極に至る導通路と、前記第2の入力電極から前記プラグ側反転用電極に至る導通路とを形成するようにして前記プラグの外壁上の電極の一部と接触する一方、前記プラグカバーが前記プラグ上に前記位置P1とは異なる位置P2にあるとき、前記第1の入力電極から前記プラグ側反転用電極に至る導通路と、前記第2の入力電極から前記第1の外側電極に至る導通路とを形成するようにして前記プラグの外壁上の電極と接触する電極群からなるプラグカバー側反転用電極
    を備え、
    前記第2のコネクタ端子は、
    前記第1のコネクタ端子と係合したときに、前記第1の外側電極と接触する第2の外側電極、及び、
    前記第1のコネクタ端子と係合したときに、前記第1の内側電極と接触する第2の内側電極
    を備える
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記プラグカバーが前記位置P1にあるとき、前記第1の入力電極及び前記第1の外側電極に接触する一方、前記プラグカバーが前記位置P2にあるとき、前記第1の入力電極及び前記プラグ側反転用電極に接触する電極、
    前記プラグカバーが前記位置P1にあるとき、前記プラグの外壁上に配置された電極の中では前記第1の外側電極のみに接触する一方、前記プラグカバーが前記位置P2にあるとき、前記第2の入力電極及び前記第1の外側電極に接触する電極、及び、
    前記プラグカバーが前記位置P1にあるとき、前記第2の入力電極及び前記プラグ側反転用電極に接触する一方、前記プラグカバーが前記位置P2にあるとき、前記プラグの外壁上に配置された電極の中では前記プラグ側反転用電極のみに接触する電極
    を前記プラグカバー側反転用電極として備えることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第2のコネクタ端子は、前記第1のコネクタ端子と接触する面に、前記位置P1にあるままの状態で前記プラグカバーを収容可能な段差を有する隔壁を備えることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれかに記載のコネクタ。
  4. 前記第1のコネクタ端子は、前記プラグの長さ方向に前記プラグカバーを押し出す弾性力を発生するためのばねを備えることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記プラグの外壁面に沿って前記プラグカバーの内壁面が回転するのを抑止するための凹凸を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のコネクタ。
  6. 前記プラグカバーを前記プラグ上の位置P1に一時的に係止する手段及び前記プラグカバーを前記プラグ上の位置P2に一時的に係止する手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のコネクタ。
  7. 中空円筒状のプラグ、
    前記プラグの円筒の外壁上に配置され、直流電流のプラス電流及びマイナス電流のいずれか一方が外部からそれぞれ供給される第1及び第2の入力電極、
    前記プラグの円筒の外壁上に配置された外側電極、
    前記プラグの中空の内側に配置された内側電極、
    前記プラグの円筒の外壁上に配置され、かつ、前記内側電極と電気的に接続されたプラグ側反転用電極、
    前記プラグの外側に嵌合して前記プラグの長さ方向に摺動可能な円筒状のプラグカバー、及び、
    前記プラグカバーの内壁上に配置される電極群であって、前記プラグカバーが前記プラグ上の位置P1にあるとき、前記第1の入力電極から前記外側電極に至る導通路と、前記第2の入力電極から前記プラグ側反転用電極に至る導通路とを形成するようにして前記プラグの外壁上の電極の一部と接触する一方、前記プラグカバーが前記プラグ上に前記位置P1とは異なる位置P2にあるとき、前記第1の入力電極から前記プラグ側反転用電極に至る導通路と、前記第2の入力電極から前記外側電極に至る導通路とを形成するようにして前記プラグの外壁上の電極と接触する電極群からなるプラグカバー側反転用電極
    を備えるコネクタ端子。
  8. 前記プラグカバーが前記位置P1にあるとき、前記第1の入力電極及び前記第1の外側電極に接触する一方、前記プラグカバーが前記位置P2にあるとき、前記第1の入力電極及び前記プラグ側反転用電極に接触する電極、
    前記プラグカバーが前記位置P1にあるとき、前記プラグの外壁上に配置された電極の中では前記第1の外側電極のみに接触する一方、前記プラグカバーが前記位置P2にあるとき、前記第2の入力電極及び前記第1の外側電極に接触する電極、及び、
    前記プラグカバーが前記位置P1にあるとき、前記第2の入力電極及び前記プラグ側反転用電極に接触する一方、前記プラグカバーが前記位置P2にあるとき、前記プラグの外壁上に配置された電極の中では前記プラグ側反転用電極のみに接触する電極
    を前記プラグカバー側反転用電極として備えることを特徴とする請求項に記載のコネクタ端子。
  9. 前記プラグの外壁面に沿って前記プラグカバーの内壁面が回転するのを抑止するための凹凸を備えることを特徴とする請求項7及び8のいずれかに記載のコネクタ端子。
  10. 前記プラグカバーを前記プラグ上の位置P1に一時的に係止する手段及び前記プラグカバーを前記プラグ上の位置P2に一時的に係止する手段を更に備えることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載のコネクタ端子。
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