JP5535295B2 - 無線基地局及びプログラム - Google Patents

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本発明は、無線基地局及びプログラムに関する。
地震の発生を検知した場合に、地震の発生を通知するための災害情報を携帯電話に対して送信する震災情報提供システムが知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1 特開2007−228478号公報
地震の発生を知った人による安否確認の通話の集中によって、電話が通じにくくなってしまうという課題があった。
本発明の第1の態様によれば、災害の発生を検知する災害発生検知部と、災害の発生が検知された場合に、圏内の通信端末に、安否情報を登録又は確認するためのサイトのアクセス情報を送信する通信部とを備える無線基地局が提供される。
上記無線基地局は、通信端末が圏内に移動した場合に、通信端末に対応する電話番号を通信端末から受信して登録する番号登録部をさらに備えてよく、通信部は、通信端末の電話番号に基づいて、ショートメッセージサービス(SMS)又はマルチメディアメッセージサービス(MMS)によって、アクセス情報を、通信端末に送信してよい。また、上記無線基地局において、通信部は、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、又はNFC(Near Field Communication)により、アクセス情報を、直接通信端末に送信してよい。
上記無線基地局は、災害の発生を検知するための物理量を計測する計測部をさらに備えてよく、災害発生検知部は、計測された物理量が予め定められた条件に合致した場合に、災害の発生を検知してよい。上記無線基地局において、災害発生検知部は、災害の発生を通知するための災害発生情報を、通信ネットワークに接続された災害情報サーバから受信することにより、災害の発生を検知してよい。上記無線基地局は、フェムトセル用の基地局装置であってよい。上記無線基地局において、通信部は、災害の発生が検知された場合に、無線基地局に予め登録された地域情報を、通信端末に送信してよい。
本発明の第2の態様においては、コンピュータを、上記の無線基地局として機能させるためのプログラムが提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
フェムトセル基地局100の通信環境の一例を概略的に示す。 フェムトセル基地局100の機能構成を概略的に示す。 通信端末400に通知される情報の一例を概略的に示す。 フェムトセル基地局100による送信処理の他の例を示す。 フェムトセル基地局100による送信処理の他の例を示す。 フェムトセル基地局100のハードウェア構成の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、フェムトセル基地局100の通信環境の一例を概略的に示す。フェムトセル基地局100は、無線基地局の一例であってよい。フェムトセル基地局100は、例えば、光回線及びADSL回線などのブロードバンド回線を介して、インターネット20に接続される。そして、フェムトセル基地局100は、インターネット20を介して、無線電話網30に接続される。無線電話網30は、例えば、第3世代移動通信システム(3G)及びLTE(Long Term Evolution)などの無線電話網である。
フェムトセル基地局100は、半径数十m程度の通信エリアをカバーする。フェムトセル基地局100は、通信エリア圏内150の通信端末400と、無線電話網30との間の通信を中継する。
インターネット20には、災害用伝言板サーバ202、災害情報サーバ204、地域情報サーバ206、及びメールサーバ208が接続されている。災害用伝言板サーバ202は、地震などの災害が発生した場合に安否情報を登録できる電子伝言板を提供する。災害用伝言板サーバ202によって提供される電子伝言板は、安否情報を登録又は確認するためのサイトの一例であってよい。災害用伝言板サーバ202は、例えば、通信事業者によって提供される。
災害情報サーバ204は、災害が発生した場合に、災害の発生を報知する。災害情報サーバ204は、例えば、インターネット20を介して、予め登録された宛先に対して、災害の発生を知らせるための災害発生情報を送信することにより、災害の発生を報知する。災害発生情報は、災害の内容及び災害の発生地域などの情報を含んでよい。
災害情報サーバ204は、例えば、地震、火災、土砂災害、津波、テロ、及び噴火などの災害の発生を報知する。災害情報サーバ204は、国、地方自治体、及び通信事業者などによって提供されてよい。災害情報サーバ204は、例えば、気象庁によって提供される緊急地震速報を配信するサーバである。本実施形態において、災害情報サーバ204は、災害が発生した場合、災害発生情報をフェムトセル基地局100に対して送信する。
地域情報サーバ206は、災害に関する地域毎の情報である地域情報を提供する。地域情報は、例えば、地震や大火事による火災あるいは集中豪雨などの大規模な災害が発生したときに利用される、その地域における避難場所を示す情報である。地域情報は、避難場所の名称を示すテキスト情報及び避難場所を示す地図を表す画像情報などを含んでよい。地域情報サーバ206は、例えば、災害情報サーバ204から災害発生情報を受信した場合に、災害の発生地域に対応する地域情報を、災害の発生地域に配置されたフェムトセル基地局100に対して送信する。また、地域情報サーバ206は、フェムトセル基地局100からの要求に応じて、当該フェムトセル基地局100が設置された地域の地域情報を、当該フェムトセル基地局100に送信してもよい。
メールサーバ208は、電子メールを配信する。メールサーバ208は、例えば、通信エリア圏内150の外に存する図示しない通信端末により送信された電子メールを受信して、通信端末400に対して配信するようフェムトセル基地局100に電子メールを送信する。そして、フェムトセル基地局100はメールサーバ208からの電子メールを受信し通信端末400に配信する。また、通信端末400により配信された電子メールは、メールサーバ208に送信され、図示しない基地局を介して図示しない送信先の通信端末に配信される。
無線電話網30には、メッセージサーバ302が接続されている。メッセージサーバ302は、ショートメッセージサービス(SMS)及びマルチメディアメッセージサービス(MMS)の少なくともいずれかを提供する。SMS及びMMSを、まとめて単にMSと呼ぶ場合がある。メッセージサーバ302は、例えば、フェムトセル基地局100により送信されたショートメッセージ又はマルチメディアメッセージを受信して、通信端末400に対して配信する。
本実施形態において、フェムトセル基地局100は、フェムトセル基地局100が配置された地域における災害の発生を検知した場合に、電子伝言板のアクセス情報を、圏内150の通信端末400に送信する。アクセス情報は、例えば、電子伝言板のURLである。
これにより、通信端末400の所持者に対して、安否情報の登録を促すことができる。通信端末400の所持者が、アクセス情報によって電子伝言板にアクセスして安否情報を登録することにより、当該所持者の安否を確認することを目的とした当該通信端末400への発呼の数を減少させることができる。また、当該所持者による、他者に対して自らの安否を知らせることを目的とした当該通信端末400からの発呼の数を減少させることができる。
図2は、フェムトセル基地局100の機能構成を概略的に示す。フェムトセル基地局100は、第1通信部102、第2通信部104、番号登録部106、地域情報登録部108、記憶部110、計測部112、災害発生検知部114、及び制御部116を備える。
第1通信部102は、光回線及びADSL回線などのブロードバンド回線を介して、インターネット20を介した通信を実行する。第2通信部104は、圏内150の通信端末400と無線通信する。フェムトセル基地局100は、第1通信部102及び第2通信部104により、通信端末400と無線電話網30との間の通信を中継する。
番号登録部106は、通信端末400に対応する電話番号を登録する。番号登録部106は、通信端末400が外部から圏内150に移動した場合に、通信端末400から電話番号を受信して登録してよい。
地域情報登録部108は、フェムトセル基地局100が配置された地域の地域情報を登録する。地域情報登録部108は、地域情報サーバ206から地域情報を受信することによって、地域情報を登録してよい。
例えば、地域情報登録部108は、予め登録されたフェムトセル基地局100の位置情報を地域情報サーバ206に送信して、位置情報に対応する地域情報を地域情報サーバ206から受信してよい。フェムトセル基地局100の位置情報は、通信事業者又はフェムトセル基地局100のユーザによって予め登録されてよい。位置情報は、例えば、住所を示す情報であってよく、また、緯度経度情報であってもよい。
記憶部110は、フェムトセル基地局100の処理に用いられる情報を記憶する。記憶部110は、例えば、番号登録部106によって登録された電話番号を記憶する。記憶部110は、登録された電話番号のうち、圏内150に在圏している通信端末400の電話番号と、在圏していない通信端末の電話番号とを識別して管理してよい。また、記憶部110は、例えば、地域情報登録部108によって登録された地域情報を記憶する。
計測部112は、災害の発生を検知するための物理量を計測する。計測部112は、例えば、地震の発生を検知するために、フェムトセル基地局100の振動の強度及び振動の継続時間を計測する。計測部112は、周知の地震計の機能を備えてよい。また、計測部112は、火災の発生を検知するために、フェムトセル基地局100の周囲の温度上昇を計測する。計測部112は、周知の火災検知器の機能を備えてよい。
災害発生検知部114は、災害の発生を検知する。災害発生検知部114は、通信ネットワークに接続された災害情報サーバから、例えば、地震や大火事による火災あるいは集中豪雨などの大規模な災害の発生や、地震の場合には震度を通知するための災害発生情報を受信することにより、災害の発生を検知してよい。例えば、災害発生検知部114は、インターネット20に接続された災害情報サーバ204から、災害発生情報を受信する。
また、災害発生検知部114は、フェムトセル基地局100が配置された場所で提供されるネットワークに接続された災害情報サーバから、災害発生情報を受信してもよい。例えば、災害発生検知部114は、家庭内で提供されるLANに接続された地震計及び火災検知器などから、地震や大火事による火災あるいは集中豪雨などの災害の発生や、地震の場合には震度を通知するための災害発生情報を受信してよい。
また、災害発生検知部114は、計測部112により計測された物理量が予め定められた条件に合致した場合に、災害の発生を検知してよい。災害発生検知部114は、例えば、計測部112により計測されたフェムトセル基地局100の振動の強度が予め定められた強度を超え、振動の継続時間が予め定められた時間を経過した場合に、地震の発生を検知してよい。また、災害発生検知部114は、振動の強度と予め定められた閾値とを比較することによって、震度を特定してもよい。
災害発生検知部114は、計測部112により計測された物理量が予め定められた条件に合致したことを計測部112から受信した場合に、災害の発生を検知してもよい。またさらに、災害発生検知部114は、計測部112から、震度を示す情報を受信してもよい。
制御部116は、第1通信部102、第2通信部104、番号登録部106、地域情報登録部108、記憶部110、計測部112、及び災害発生検知部114を制御する。制御部116は、災害発生検知部114により災害の発生が検知された場合、安否情報を登録又は確認するためのサイトのアクセス情報を、圏内150の通信端末400に対して、第1通信部102に送信させる。
制御部116は、第1通信部102に、番号登録部106によって登録された通信端末400の電話番号を宛先として、アクセス情報を含むショートメッセージ又はマルチメディアメッセージを、メッセージサーバ302に対して送信させてよい。メッセージサーバ302により受信されたショートメッセージ又はマルチメディアメッセージは、メッセージサーバ302によって、通信端末400に配信される。
制御部116は、アクセス情報に加えて地域情報を含むショートメッセージ又はマルチメディアメッセージを、第1通信部102に送信させてもよい。制御部116は、例えば、アクセス情報と、避難場所の名称を示すテキスト情報とを含むショートメッセージを、第1通信部102に送信させる。また、制御部116は、例えば、アクセス情報と、避難場所の名称を示すテキスト情報と、避難場所を示す地図を表す画像情報とを含むマルチメディアメッセージを、第1通信部102に送信させてもよい。これにより、通信端末400の所持者を、避難場所に避難させるべく導くことができる。
ここで、制御部116は、地域情報登録部108によって予め登録された地域情報を、記憶部110から読み出して、第1通信部102に送信させてよい。また、制御部116は、災害発生検知部114によって災害の発生が検知された後に、地域情報サーバ206から受信した地域情報を、第1通信部102に送信させてもよい。これにより、例えば、災害発生後に新設された避難場所の情報など、最新の地域情報を通信端末400に送信することができる。
制御部116は、通信端末400に対応する電子メールアドレスが記憶部110に記憶されている場合、メールサーバ208に対して、アクセス情報を含む電子メールを、第1通信部102に送信させてもよい。メールサーバ208に受信された電子メールは、メールサーバ208によって、通信端末400に配信される。
制御部116は、アクセス情報に加えて地域情報を含む電子メールを、第1通信部102に送信させてもよい。例えば、制御部116は、アクセス情報と、避難場所の名称を示すテキスト情報と、避難場所を示す地図を表す画像情報とを含む電子メールを、第1通信部102に送信させる。これにより、無線電話網30に通信によるネットワーク負荷をかけることなく、アクセス情報及び地域情報を通信端末400に送信できる。
本実施形態に係るフェムトセル基地局100は、Wi−Fi、Bluetooth、及びNFCの少なくともいずれかにより通信する通信部をさらに備えてもよい。制御部116は、災害発生検知部114により災害の発生が検知された場合に、Wi−Fi、Bluetooth、又はNFCにより通信する通信部に、アクセス情報を、通信端末400に対して直接送信させてよい。なお、制御部116は、Wi−Fi、Bluetooth、又はNFCにより通信する通信部に、アクセス情報をブロードキャストさせてもよい。
通信端末400は、受信用のアプリケーションを予めインストールしておくことによって、フェムトセル基地局100により送信されたアクセス情報を直接受信してよい。また、通信端末400は、フェムトセル基地局100と予めペアリングを確立しておくことによって、フェムトセル基地局100により送信されたアクセス情報を直接受信してよい。このように、フェムトセル基地局100が、アクセス情報を、Wi−Fi、Bluetooth、及びNFCの少なくともいずれかにより送信することによって、インターネット20及び無線電話網30の双方に通信によるネットワーク負荷をかけることなく、通信端末400にアクセス情報を送信することができる。
フェムトセル基地局100は、Wi−Fi、Bluetooth、又はNFCによって通信する通信部により、アクセス情報に加えて地域情報を、通信端末400に対して送信しもよい。例えば、フェムトセル基地局100は、アクセス情報と、避難場所の名称を示すテキスト情報と、避難場所を示す地図を表す画像情報とを、Wi−Fi、Bluetooth、又はNFCにより、通信端末400に送信してよい。
図3は、通信端末400に送信される情報の一例を概略的に示す。図3で、通信端末400に送信された情報が、通信端末400が備えるディスプレイに表示された様子を示す。図3に示す例では、通信端末400に送信される情報は、テキスト情報122、リンク情報124、テキスト情報126、及び画像情報128を含む。
テキスト情報122は、災害の発生を通知するためのテキストである。リンク情報124は、安否情報を登録又は確認するためのサイトの一例である災害用伝言板のウェブサイトへのリンク情報を含む。リンク情報124は、アクセス情報の一例であってよい。フェムトセル基地局100が、災害の発生が検知された場合にリンク情報124を圏内150の通信端末400に対して送信することによって、通信端末400の所持者に、迅速に災害用伝言板に安否情報を登録させることができる。
テキスト情報126は、避難場所の名称を示す。テキスト情報126は、地域情報の一例である。また、画像情報128は、避難場所を示す地図を表す。画像情報128は、地域情報の一例である。フェムトセル基地局100が、災害の発生が検知された場合にテキスト情報126及び画像情報128を圏内150の通信端末400に対して送信することによって、通信端末400の所持者を、避難場所に避難させるべく導くことができる。
図4は、フェムトセル基地局100による送信処理の他の例を示す。図4に示すフローチャートは、災害発生検知部114によって災害の発生が検知された場合に開始する。なお、ここでは、複数の通信端末400が圏内150に在圏している場合を例に挙げて説明する。
ステップS402では、制御部116が、地域情報を取得する。制御部116は、地域情報登録部108によって予め登録された地域情報を、記憶部110から読み出してよい。また、制御部116は、地域情報サーバ206から地域情報を受信してもよい。
ステップS404では、制御部116が、圏内150の複数の通信端末400のうちの1つに対して、Wi−Fiによる情報の送信が可能か否かを判定する。制御部116は、例えば、通信端末400が、Wi−Fiの通信圏内に在圏するか否かを確認することによって、Wi−Fiによる情報の送信が可能か否かを判定する。また、制御部116は、通信端末400に、Wi−Fiによる情報の送信を受信するアプリケーションがインストールされているか否かを確認することによって、Wi−Fiによる情報の送信が可能か否かを判定してもよい。
ステップS404において、情報の送信が可能と判定された場合、ステップS406に進み、情報の送信が可能と判定されなかった場合、ステップS408に進む。ステップS406では、制御部116が、Wi−Fiにより通信する通信部に、記憶部110に記憶されたアクセス情報及びステップS402で取得した地域情報を、通信端末400に対して送信させる。これにより、インターネット20及び無線電話網30に対してネットワーク負荷をかけることなく、アクセス情報及び地域情報を通信端末400に送信することができる。
ステップS408では、制御部116が、電子メールによる情報の送信が可能か否かを判定する。制御部116は、例えば、通信端末400の電話番号に対応する電子メールアドレスが記憶部110に記憶されているか否かを確認することにより、電子メールによる情報の送信が可能か否かを判定する。
ステップS408において、情報の送信が可能と判定された場合、ステップS410に進み、情報の送信が可能と判定されなかった場合、ステップS412に進む。ステップS410では、制御部116が、第1通信部102に、記憶部110に記憶されたアクセス情報及びステップS402で取得した地域情報を含む電子メールを、通信端末400を宛先として送信させる。これにより、無線電話網30に対してネットワーク負荷をかけることなく、アクセス情報及び地域情報を通信端末400に送信することができる。
ステップS412では、制御部116が、第1通信部102に、記憶部110に記憶されたアクセス情報及びステップS402で取得した地域情報を含むショートメッセージ又はマルチメディアメッセージを、通信端末400を宛先として送信させる。これにより、Wi−Fi及び電子メールによる情報の送信が可能でない場合に、通信端末400に対して、アクセス情報及び地域情報を送信することができる。
ステップS406、S410、S412で、アクセス情報及び地域情報を送信した後、ステップS414に進む。ステップS414では、制御部116が、圏内150の全通信端末400に対して、送信が完了したか否かを判定する。制御部116は、記憶部110によって管理された、圏内150に在圏している通信端末400の電話番号を参照することによって、圏内150の全通信端末400に対して送信が完了したか否かを判定してよい。ステップS414で、圏内150の全通信端末400に対して送信が完了したと判定されなかった場合、ステップS404に戻り、完了したと判定された場合、処理を終了する。
このように、Wi−Fi、電子メール、MSの順で優先順位を設けることによって、インターネット20及び無線電話網30に対するネットワーク負荷を軽減することができる。特に、無線電話網30に対するネットワーク負荷を軽減することによって、電話が通じにくくなってしまう事態の回避に貢献できる。
なお、上述したフローチャートのステップS404において、Wi−Fiによる情報の送信が可能か否かを判定する例を挙げて説明したが、これに限らない。制御部116は、ステップS404においてBluetoothによる情報の送信が可能か否かを判定してよい。そして、制御部116は、ステップS406において、Bluetoothにより通信する通信部に、アクセス情報及び地域情報を送信させてよい。
また、制御部116は、ステップS404においてNFCによる情報の送信が可能か否かを判定してよい。そして、制御部116は、ステップS406において、NFCにより通信する通信部に、アクセス情報及び地域情報を送信させてよい。
また、制御部116は、ステップS404においてWi−Fi、Bluetooth、及びNFCの少なくとも何れかによって情報の送信が可能か否かを判定してよい。そして、制御部116は、ステップS406において、送信が可能な通信手法を用いて、アクセス情報及び地域情報を送信させてよい。
図5は、フェムトセル基地局100による送信処理の他の例を示す。図5に示すフローチャートは、災害の一例である地震の発生を監視している状態を開始状態とする。ステップS502では、制御部116が、災害発生検知部114によって地震の発生が検知されたか否かを判定する。ステップS502で、地震の発生が検知された場合、ステップS504に進む。
ステップS504では、制御部116が、震度が3以下であるか否かを判定する。制御部116は、計測部112によって計測された震度又は災害情報サーバ204から受信した災害発生情報に含まれる震度の情報が示す震度が3以下であるか否かを判定する。ステップS504で、震度が3以下であると判定された場合、ステップS502に戻り、震度が3以下でないと判定された場合、ステップS506に進む。
ステップS506では、制御部116が、震度が5強以下であるか否かを判定する。ステップS506で、震度が5強以下であると判定された場合、ステップS508に進み、震度が5強以下でないと判定された場合、ステップS510に進む。ステップS508では、制御部116が、通信端末400に対して、MSによりアクセス情報を送信する。
ステップS510では、制御部116が、地域情報を取得する。制御部116は、地域情報登録部108によって予め登録された地域情報を、記憶部110から読み出してよい。また、制御部116は、地域情報サーバ206から地域情報を受信してもよい。
ステップS512では、制御部116が、Wi−Fiにより通信する通信部に、アクセス情報及び地域情報を直接通信端末400に対して送信させる。なお、制御部116は、Bluetoothにより通信する通信部又はNFCにより通信する通信部に、アクセス情報及び地域情報を直接通信端末400に対して送信させてもよい。
ステップS508及びS512で送信が実行された後、処理が終了する。図5のフローチャートに示す送信処理を実行することにより、震度が予め定められた閾値を超える場合に、無線電話網30及びインターネット20にネットワーク負荷をかけることなく、通信端末400にアクセス情報及び地域情報を送信できる。
震度がより大きいほど、より多くの人が連絡を取り合おうとすることから、無線電話網30及びインターネット20の通信によるネットワーク負荷が高まる。例えば、震度5強以下の場合と、震度6弱以上の場合とでは、震度6弱以上の場合の方が、通信によってネットワークにかかる負荷が高い。一方、災害が発生した地域に位置する通信端末400の所持者に対しては、震度がより大きいほど、より多くの情報が提供されることが望ましい。
そこで、上記フローチャートに示すように、震度が6弱以上の場合には、Wi−Fiによって、アクセス情報及び地域情報を、通信端末400に送信する。これにより、無線電話網30及びインターネット20に負荷をかけることなく、通信端末400に対して、多くの情報を送信できる。
なお、上記フローチャートで示した震度の閾値は一例であり、ステップS504の震度の閾値が、ステップS506の震度の閾値よりも小さければ、他の震度であってもよい。例えば、フェムトセル基地局100の使用者によって任意に設定されてよい。
また、上記フローチャートでは、震度の強さに応じて送信手法及び送信内容を変更する例を挙げて説明したが、これに限らない。地震の範囲の広さに応じて送信手法及び送信内容を変更してもよい。例えば、制御部116が、災害情報サーバ204から災害発生情報を受信した場合であって、災害発生情報に地震の範囲の広さを示す情報が含まれていた場合、地震の範囲の広さが予め定められた閾値よりも高いか否かを、ステップS506で判定してもよい。
また、上記フローチャートでは、地震が発生した場合を例に挙げて説明したが、これに限らない。火災、土砂災害、津波、テロ、及び噴火などの災害が発生した場合にも適応可能である。
上記フローチャートのステップS502において、災害発生検知部114が、災害発生情報を受信するとともに、計測された物理量が予め定められた条件に合致した場合に、災害の発生を検知してもよい。そして、災害発生情報に含まれる震度情報が示す震度と、計測により特定された震度とが異なる場合には、災害発生情報に含まれる震度情報が示す震度を優先してよい。すなわち、ステップS504及びステップS506において比較する震度を、災害発生情報に含まれる震度情報が示す震度としてよい。また、上記フローチャートのステップS502において、災害発生検知部114が、災害発生情報を受信するか、又は、計測された物理量が予め定められた条件に合致した場合に、災害の発生を検知してもよい。
図6は、フェムトセル基地局100のハードウェア構成の一例を示す。フェムトセル基地局100は、ホストコントローラ602、CPU604、RAM606、入出力コントローラ608、ROM610、及び通信インターフェース612を備える。
ホストコントローラ602は、RAM606と、RAM606にアクセスするCPU604とを接続する。CPU604は、ROM610及びRAM606に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部を制御する。入出力コントローラ608は、ホストコントローラ602と、ROM610、通信インターフェース612とを接続する。
フェムトセル基地局100にインストールされて実行されるプログラムは、CPU604等に働きかけて、フェムトセル基地局100を、図1から図5にかけて説明した、第1通信部102、第2通信部104、番号登録部106、地域情報登録部108、記憶部110、計測部112、災害発生検知部114、及び制御部116として機能させる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
20 インターネット、30 無線電話網、100 フェムトセル基地局、102 第1通信部、104 第2通信部、106 番号登録部、108 地域情報登録部、110 記憶部、112 計測部、114 災害発生検知部、116 制御部、122 テキスト情報、124 リンク情報、126 テキスト情報、128 画像情報、150 圏内、202 災害用伝言板サーバ、204 災害情報サーバ、206 地域情報サーバ、208 メールサーバ、302 メッセージサーバ、400 通信端末、602 ホストコントローラ、604 CPU、606 RAM、608 入出力コントローラ、610 ROM,612 通信インターフェース

Claims (8)

  1. 災害の発生を検知する災害発生検知部と、
    災害の発生が検知された場合に、圏内の通信端末に、安否情報を登録又は確認するためのサイトのアクセス情報を送信する通信部と
    前記通信端末が前記圏内に移動した場合に、前記通信端末に対応する電話番号を前記通信端末から受信して登録する番号登録部と
    を備え
    前記通信部は、前記通信端末に対して、Wi−Fi、Bluetooth、又はNFCによる情報の送信が可能な場合、Wi−Fi、Bluetooth、又はNFCにより前記アクセス情報を直接前記通信端末に送信し、Wi−Fi、Bluetooth、又はNFCによる情報の送信が可能でない場合、電子メール、又は前記通信端末の前記電話番号に基づいてショートメッセージサービス若しくはマルチメディアメッセージサービスにより、前記アクセス情報を前記通信端末に送信する、
    無線基地局。
  2. 災害の発生を検知する災害発生検知部と、
    災害の発生が検知された場合に、圏内の通信端末に、安否情報を登録又は確認するためのサイトのアクセス情報を送信する通信部と、
    前記通信端末が前記圏内に移動した場合に、前記通信端末に対応する電話番号を前記通信端末から受信して登録する番号登録部と
    を備え、
    前記災害発生検知部は、地震の発生を検知し、
    前記通信部は、前記地震の震度又は前記地震の範囲の広さが予め定められた閾値よりも大きい場合、Wi−Fi、Bluetooth、又はNFCにより、前記アクセス情報を、直接前記通信端末に送信し、前記地震の震度又は前記地震の範囲の広さが予め定められた閾値よりも大きくない場合、前記通信端末の電話番号に基づいて、ショートメッセージサービス又はマルチメディアメッセージサービスにより前記アクセス情報を前記通信端末に送信する、
    無線基地局。
  3. 前記通信部は、前記地震の震度又は前記地震の範囲の広さが予め定められた閾値よりも大きい場合、Wi−Fi、Bluetooth、又はNFCにより、前記アクセス情報及び前記無線基地局に予め登録された地域情報を前記通信端末に送信する、請求項2に記載の無線基地局。
  4. 災害の発生を検知するための物理量を計測する計測部
    をさらに備え、
    前記災害発生検知部は、計測された前記物理量が予め定められた条件に合致した場合に、災害の発生を検知する、請求項1から3のいずれか1項に記載の無線基地局。
  5. 前記災害発生検知部は、災害の発生を通知するための災害発生情報を、通信ネットワークに接続された災害情報サーバから受信することにより、災害の発生を検知する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の無線基地局。
  6. 前記無線基地局は、フェムトセル基地局である、請求項1から5のいずれか1項に記載の無線基地局。
  7. 前記通信部は、災害の発生が検知された場合に、前記無線基地局に予め登録された地域情報を、前記通信端末に送信する、請求項6に記載の無線基地局。
  8. コンピュータを、請求項1から7のいずれか1項に記載の無線基地局として機能させるためのプログラム。
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