JP5534835B2 - 電子機器及び確認画面表示プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、アラーム機能を備えた電子機器及び確認画面表示プログラムに関する。
携帯電話などの電子機器においては、所定時刻をユーザが設定し、この所定時刻にアラーム音などを発音させるアラーム機能が背景技術として知られている。たとえば、この種の背景技術として特許文献1においては、携帯電話の日時表示及びアラーム日時の設定に必要な時差修正を行う背景技術が開示されている。
このような、アラーム機能は、ユーザが目覚まし機能として利用している場合も多い。
特開2002−94618号公報
従来のアラーム機能を有する電子機器においては、その設定時刻が、24時間単位で入力される場合がある。この24時間単位でアラーム時刻を設定する場合、ユーザが本来は12時以降の午後の時間を設定したいにもかかわらず、誤って12時間単位での午前の時間、つまり12時間ずれた時間を設定してしまう場合があるという問題点がある。
たとえば、ユーザが本来は、15時にアラーム時刻の設定を希望しているにも関わらず、ユーザが誤まって、12時間単位で3時にアラーム時刻を設定するという場合がある。この場合、ユーザの希望するアラーム時刻の15時よりも12時間ずれた時刻の3時でアラーム機能が設定されてしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、アラーム時刻の設定の誤りを軽減させることが可能な電子機器及び確認画面表示プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の局面は、画像を表示する表示部と、周期的な所定日と所定時刻とを入力する入力部と、前記周期的な所定日の前記所定時刻において報知を行う報知部と、前記入力部において入力された前記所定時刻が、午前中の時刻であるか否かを判断する判断部と、本日が、前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が、前記所定時刻以前か否かを判断する日時判断部と、前記判断部の判断により、前記入力部において入力された時刻が、午前中の時刻であると判断された場合であって、かつ、前記日時判断部の判断により、本日が、前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が、前記所定時刻以前でないと判断された場合は、前記報知が、次回の前記所定日の午前の時刻における報知である旨の確認画面を表示する確認部と、を備える。
本発明の第2の局面は、画像を表示する表示部と、周期的な所定日と所定時刻とを入力する入力部と、前記周期的な所定日の前記所定時刻において報知を行う報知部と、前記入力部において入力された前記所定時刻が、午前中の時刻であるか否かを判断する判断部と、本日が、前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が、前記所定時刻以前か否かを判断する日時判断部と、前記判断部の判断により、前記入力部において入力
された時刻が、午前中の時刻であると判断され、かつ、前記日時判断部の判断により、本日が、前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が、前記所定時刻以前であると判断された場合は、前記報知が、本日の前記所定日の午前の時刻における報知である旨の確認画面を表示する確認部と、を備える。
本発明の第3の局面は、第1又は第2の局面において、前記周期的な所定日が、毎日、毎週の所定曜日、毎月の所定日、又は、毎年の所定日のいずれかである。
本発明の第4の局面は、第1から第3のいずれかに記載の局面において、前記確認部は、前記確認画面において、前記午前の時刻における報知である旨を強調して表示する。
本発明の第5の局面は、本発明の第4の局面において、前記強調する表示は、前記午前の時刻における報知である旨の部分の、下線表示、点滅表示、文字色の変更表示、背景色の変更表示、枠で囲う表示若しくは線の太さ変更表示又はこれらの任意の組み合わせである。
本発明の第6の局面は、第1の局面から第5の局面のいずれかの局面において、前記報知が発音動作、画像表示動作、発光動作、及び、振動動作のうちの少なくともいずれか1つを含む報知である。
本発明の第7の局面は、コンピュータを、画像を表示する表示部、周期的な所定日と所定時刻とを入力する入力部、前記周期的な所定日の前記所定時刻において報知を行う報知部、前記入力部において入力された前記所定時刻が、午前中の時刻であるか否かを判断する判断部、本日が、前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が、前記所定時刻以前か否かを判断する日時判断部、前記判断部の判断により、前記入力部において入力された時刻が、午前中の時刻であると判断された場合であって、かつ、前記日時判断部の判断により、本日が、前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が、前記所定時刻以前でないと判断された場合は、前記報知が、次回の前記所定日の午前の時刻における報知である旨の確認画面を表示する確認部、として機能させる確認画面表示プログラムである。
本発明の第8の局面は、コンピュータを、画像を表示する表示部、周期的な所定日と所定時刻とを入力する入力部、前記周期的な所定日の前記所定時刻において報知を行う報知部、前記入力部において入力された前記所定時刻が、午前中の時刻であるか否かを判断する判断部、本日が、前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が、前記所定時刻以前か否かを判断する日時判断部、前記判断部の判断により、前記入力部において入力された時刻が、午前中の時刻であると判断され、かつ、前記日時判断部の判断により、本日が、前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が、前記所定時刻以前であると判断された場合は、前記報知が、本日の前記所定日の午前の時刻における報知である旨の確認画面を表示する確認部、として機能させる確認画面表示プログラムである。
本発明の電子機器及び確認画面表示プログラムによれば、アラーム時刻の設定の誤りを軽減させることが可能な電子機器及び確認画面表示プログラムを提供することができる。
本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話の外観斜視図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話の外観斜視図である。 図1に示される携帯電話の内部構成を示すブロック図である。 図3に示されるROM110の内部構成を示す概念図である。 図3に示される制御部140の機能ブロック図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話のアラーム設定動作のフローチャートである。 本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話の表示画面の概略図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話の表示画面の概略図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話の表示画面の概略図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話の表示画面の概略図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話の表示画面の概略図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話の変形例の表示画面の概略図である。
以下、本発明に係る電子機器の一実施形態として、携帯電話を例に図面を参照して説明する。なお、以下に説明する電子機器の一実施形態の説明は、本発明に係る確認画面表示プログラムの一実施形態の説明も兼ねる。
図1及び図2は、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話の外観斜視図である。図1は、携帯電話がオープン状態である場合を示し、図2は、携帯電話がクローズ状態である場合を示す。
図1に示される携帯電話は、いわゆる折り畳み型の携帯電話である。この携帯電話は、LCD(liquid crystal display)側筐体10と、操作部側筐体20とがヒンジ機構30により互いに開閉可能な構造となっている。
LCD側筐体10には、画像や文字などを表示するLCD170が設けられている。また、操作部側筐体20には、入力キー150が設けられている。この入力キー150は、主に数字や文字などを入力するためのテンキー150aと、カーソル移動や方向指示などに使用する方向キー150bとを備える。
次に、図3を参照して、図1に示される携帯電話の内部構成について説明する。図3は、図1に示される携帯電話の内部構成を示すブロック図である。
に示されるように、本実施形態の携帯電話は、アンテナ100と、ROM110と、リアルタイムクロック(以下、RTCとも記載する。)120と、無線回路130と、制御部140と、入力キー150と、LCDドライバ160と、LCD170と、振動モータ180と、フラッシュメモリ190と、RAM200と、マイク210と、レシーバ220と、スピーカ230とを備える。
アンテナ100は、所定周波数により搬送された電波を受信して信号として無線回路130に出力すると共に、無線回路130から出力された信号を所定周波数の電波として出力する。
ROM110は、CPU140aにより実行されるプログラムや、このプログラムで利用されるデータを記憶する。
RTC120は、実時刻情報を制御部140に出力する。
無線回路130は、アンテナ100が受信した信号を所定の信号に変換すると共に、制御部から出力された信号を変換してアンテナ100に出力する。
制御部140は、携帯電話全体の動作を制御する。この制御部140は例えばCPU140aなどを有して構成される。この制御部140のCPU140aは、ROM110に記憶されたプログラムなどと協働して、各種ハードウェアを制御する。
入力キー150は、テンキー、電源キー、方向キーなどから構成され、ユーザの入力に基づいて入力信号を制御部140に出力する。
LCDドライバ160は、制御部140の制御に基づいてLCD170の表示を制御する。
LCD170は、LCDドライバ160の制御に基づいて、画像、映像、文字などを表示する。たとえば、制御部140は、着信やアラーム日時到来などのイベントがあると、ユーザに報知するためLCD170に所定の画像などを表示する。
振動モータ180は、制御部140の制御に基づいて、回転動作を行う。振動モータ180は、回転動作により携帯電話に振動を付与する。制御部140は、着信やアラーム日時到来などのイベントがあると、ユーザに報知するため振動モータ180を回転させ、携帯電話に振動を付与する。
フラッシュメモリ190は、各種情報を記憶する。この情報として、例えば、携帯電話のユーザに関連する情報などがある。このユーザに関連する情報とは、たとえば、アドレス帳、スケジュール帳などが挙げられる。また、フラッシュメモリ190は、画像データ、映像データ、音楽データなどの各種情報を記憶する。
RAM200は、CPU140aが作業する際に、データを展開するためのバッファ領域として利用される。
マイク210は、携帯電話の外部の音を集め、その集めた音に基づいて、制御部140に信号を出力する。マイク210は、携帯電話のユーザが通話の際の会話の音声を集める。
レシーバ220は、制御部140の制御に基づいて音を出力する。レシーバ220が出力する音は、たとえば、通話中のユーザ同士の会話などである。
スピーカ230は、制御部140から出力された信号に基づいて音を発する。この音としては、たとえば報知音や音楽などがある。たとえば、制御部140は、着信やアラーム日時到来などのイベントがあると、ユーザに報知するためスピーカ230から発音させる。
次に、図4を参照して、図3に示されるROM110の内部構成について説明する。図4は、図3に示されるROM110の内部構成を示す概念図である。
図4に示されるように、ROM110は、CPU140aと協働して各種処理を行うプログラムを記憶するプログラム領域300と、各種処理において利用されるデータが記憶されるデータ領域310とから構成される。
プログラム領域300は、画像表示処理を行うための画像表示プログラム301と、入
力キー150などからの入力信号を処理するための入力処理プログラム302と、ユーザからアラーム設定時刻と入力された時刻が、午前であるか否か、すなわち、0時0分から12時0分までの間であるか否かを判断するための判断プログラム303と、本日がアラーム日、かつ、現在時刻が所定時刻以前であるか否かを判断する日時判断プログラム304と、LCD170に確認画面を表示させるための確認プログラム305と、ユーザに対して、画像表示、振動、発音などによる報知処理をするアラーム処理を設定するアラーム設定プログラム306と、アラーム日時において画像表示、振動、発音などによる報知処理を行う報知処理プログラム307とから構成される。
また、データ領域310は、LCD170に表示する各種の画像データ311からなる。
次に、図5を参照して、図3に示される制御部140の機能について説明する。図5は、図3に示される制御部140の機能ブロック図である。
図5に示されるように、制御部140は、入力部401と、判断部402と、日時判断部403と、確認部404と、設定部405とを備える。
入力部401は、入力キー150から入力された情報を処理する。すなわち、入力部401は、入力キー150から入力された情報を判断部402、設定部405に出力する。
判断部402は、ユーザから入力された時刻が、午前であるか否か、すなわち、ユーザから入力された時刻が0時0分から12時0分までの間であるか否か、判断する。
日時判断部403は、本日がアラーム日、かつ、現在時刻が所定時刻以前であるか否かを判断する。
確認部404は、ユーザから入力された時刻が午前である場合に、ユーザに確認を促すための所定の確認画面を、LCDドライバ160を介してLCD170に表示させる。
設定部405は、入力部401において入力された情報に基づいて、アラーム日時を設定し、アラーム日時に報知部406に対して報知処理を行うよう指示する。
報知部406は、LCD170、振動モータ180、スピーカ230などからなり、アラーム日時である旨を報知するために、LCD170に画像を表示したり、振動モータ180を回転させて振動を付与したり、スピーカ230から発音するなど、これらのいずれか1つまたはこれらを任意に組み合わせた処理を行う。
次に、図6から図11を参照して、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話の動作について説明する。
図6は、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話のアラーム設定動作のフローチャートであり、図7から図11は、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話の表示画面の概略図である。
まず、携帯電話のユーザがアラーム設定する場合、ユーザは、メニュー画面などからアラーム設定処理を選択する。そして、アラーム設定処理がユーザにより選択されると、図7に示される画面500がLCD170に表示される。
図7に示される画面500には、アラーム日入力部510と、時刻入力部520と、決
定キー530と、キャンセルキー540とが表示されている。
アラーム日入力部510は、アラームによる報知処理を行う日付を入力するための画像である。そして、アラーム日入力部510は、毎日アラームを鳴らす旨を入力する毎日入力部510aと、平日(月曜から金曜まで)にアラームを鳴らす旨を入力する平日入力部510bと、週末(土曜、日曜)にアラームを鳴らす旨を入力する週末入力部510cと、所定曜日にアラームを鳴らす旨を入力する曜日入力部510dとからなる。
これら各入力部が選択されることにより、それぞれのアラーム日が選択されることとなる。
ここで、毎日入力部510aが選択された場合は、アラームは入力時刻において毎日鳴動する。また、日入力部510bが選択された場合は、アラームは入力時刻において平日(月曜から金曜まで)に鳴動する。また、週末入力部510cが選択された場合は、アラームは入力時刻において週末(土、日)に鳴動する。なお、週末としては、土、日に限定されるものではなく、土、日の少なくともいずれか一方を、週末と定義しても良い。また、曜日入力部510dが選択された場合は、アラームは入力時刻において設定された曜日に鳴動する。
なお、平日としては、月曜から金曜までに限定されるものではなく、月曜から日曜までの任意の曜日を、1つまたは任意に組み合わせて平日と定義しても良い。
ここで、図7に示される曜日入力部510dを入力決定後の、アラーム曜日の指定画面について図8を参照して説明する。図8に示される画面550には、曜日指定画面610と、決定キー530と、キャンセルキー540とが表示されている。
また、曜日指定画面610には、月曜日指定画面610aと、火曜日指定画面610bと、水曜日指定画面610cと、木曜日指定画面610dと、金曜日指定画面610eと、土曜日指定画面610fと、日曜日指定画面610gとが含まれる。
ユーザは、月曜日指定画面610aと、火曜日指定画面610bと、水曜日指定画面610cと、木曜日指定画面610dと、金曜日指定画面610eと、土曜日指定画面610fと、日曜日指定画面610gのうちから1つ又は複数の任意のいずれか1つを選択して、アラームの曜日を指定する。
そして、図8に示される画面550において、アラームの曜日を指定して、決定キー530を押すと、画面は図7に示される画面に戻る。その後、ユーザは、アラーム時刻を時刻入力部520から入力する。
図7に示される時刻入力部520は、アラームによる報知処理を行う時刻を入力するための画像である。
そして、時刻入力部520は、時を入力するための時入力部520aと、分を入力するための分入力部520bとから構成される。
ユーザは、図7に示される画面500から、入力キー150を用いて、毎日、平日、週末、曜日指定のいずれかのアラーム日、及び、所定時刻を入力する。この入力に基づいて、入力部401は、入力内容をLCD170に表示させる(S101)。すなわち、この毎日、平日、週末、曜日指定のいずれかのアラーム日が本発明でいう周期的な所定日となる。ここで、周期的とは、所定の時間間隔で少なくとも1回以上アラームがなされることをいう。もちろん、本発明でいう、周期的な所定日としては、毎日、平日、週末、曜日指定のいずれかのアラーム日に限定されるものではなく、たとえば、毎年、毎月の5日、15日、25日などの5の付く日など、適宜その他の所定日を設定しても良い。
たとえば、ユーザが、アラーム日として平日を選択し、7時0分を入力した場合のLCD170の表示画面を図9に示す。
図9に示される例では、平日入力部510bが選択されたため、平日入力部510bの背景色が変色している。図9に示される例では、この変色は、横線のハッチングで示されている。また、時刻入力部520には、時を入力するための時入力部520aには数字の7が表示され、分を入力するための分入力部520bには、数字の00が入力されている。
次に、制御部140の判断部402は、ユーザから入力された時刻が午前であるか否か、すなわち、ユーザから入力された時刻が0時0分から12時0分までの間であるか否か、判断する(S102)。なお、本実施形態では、上記時間範囲の境界時刻である、0時0分と12時0分との双方を午前であるとする。もちろん、本発明において、上記時間範囲の境界時刻である、0時0分と12時0分とのいずれか一方のみを午前としても良いし、上記時間範囲の境界時刻である、0時0分と12時0分との双方を午前ではないとしても良い。また、境界時刻として、分の単位まで考慮したが、本発明はこれに限定されず、秒の単位やその他、秒よりも下位の時刻単位まで考慮しても良い。
そして、制御部140は、ユーザから入力された時刻が午前である場合(YES)は、S103に移行し、午前でない場合はS106に移行する。
そして、制御部140は、本日がアラーム日、かつ、現在時刻が所定時刻以前であるか否かを判断する(S103)。
そして、制御部140は、本日がアラーム日、かつ、現在時刻が所定時刻以前である場合は(S103、YES)、S104に移行する。また、制御部140は、本日がアラーム日、かつ、現在時刻が所定時刻以前でない場合は(S103、NO)、S105に移行する。
なお、次のS104、S105の説明においては、アラーム日として平日が指定され、本日が月曜日である場合を例に説明する。
S104では、図10に示されるように、確認部404は、入力された時刻が、本日の午前の時刻である旨の確認画面550をLCD170に表示するよう指示する。この確認画面550には、アラーム日時として設定された日時が、本日の午前である旨が明示されている。
S105では、図11に示されるように、確認部404は、入力された時刻が、明日の午前の時刻である旨の確認画面560をLCD170に表示するよう指示する。この確認画面560には、アラーム日時として設定された日時が、明日の午前である旨が明示されている。本実施形態では、本日が月曜日であるとしているため、明日は火曜日である。なお、例えば、アラーム日として平日が指定され、本日が金曜日、若しくは土曜日というように、次の日に平日に該当する日が無い場合は、図11に示されるような「明日」という文言に代えて、本日以降の次の日付(例えば明後日や1月1日などの直接の日付)や、次の曜日(例えば、次の月曜日)などを表示するとしても良い。
次に、図10、図11に示される確認画面550、560を確認したユーザは、決定キー530又はキャンセルキー540のいずれかを入力キー150により選択する。
そして、入力部401は、S106において、決定キー530が選択された場合は(YES)、ステップS107に移行し、決定キー530が選択されずキャンセルキー540が選択された場合は(NO)、S101に移行する。
次に、設定部405は、ユーザにより入力された日時をアラーム日時と設定し(S107)、アラーム設定処理を終える。
なお、報知部406は、RTC120から出力された日時がアラーム設定された日時となった場合は、LCD170による画像表示、振動モータ180による振動付与、スピーカ230からの発音など若しくはこれらの任意の組み合わせからなる報知処理を行う。なお、この報知処理は、図7に示されるアラーム日への設定に基づいて、毎日、平日、週末、指定された曜日の、所定時刻になる毎に、行われる。
以上のように、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話によれば、アラーム日時を設定した際に、設定時刻が午前であるか否か、及び、本日がアラーム日であるか否かを判断し、設定時刻が午前であり、かつ、本日がアラーム日である場合は、現在時刻が所定時刻以前か否かに基づいてユーザに対して確認画面550、560を表示するため、ユーザが本当に午前の時刻を設定するのか、若しくは、午前の時刻から12時間ずれた時刻を設定するのかの注意喚起を行うことができ、ユーザによるアラーム時刻の設定ミスを軽減することができる。
<変形例>
次に、上記の本発明に係る電子機器の一実施形態の携帯電話の変形例について図12を参照して説明する。図12は、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話の変形例の表示画面の概略図である。
この変形例は、図10に示されるユーザに表示する確認画面550に代えて、図12に示される確認画面550aが表示される点のみが異なり、その他の構成及び動作は、図1から図11を参照して説明した実施形態と同様である。
すなわち、本発明に係る電子機器の一実施形態の携帯電話の変形例においては、図12に示されるように、確認画面550aにおいて、午前の部分が下線により強調表示されている。
そのため、この変形例の電子機器の一実施形態によれば、ユーザに対する確認画面550aにおいて午前の部分が強調表示されているため、ユーザが本当に午前の時刻を設定するのか、若しくは、午前の時刻から12時間ずれた時刻を設定するのかの注意喚起を行うことができ、ユーザによるアラーム時刻の設定ミスを軽減することができる。
なお、本発明に係る電子機器の一実施形態の強調表示として、上記のような下線表示に限定されるものではなく、その他にも、午前の部分の点滅表示、午前の部分の文字色の変更表示、午前の部分の背景色の変更表示、午前の部分を枠で囲う表示、若しくは、午前の部分の線の太さ変更表示又はこれらの任意の組み合わせなど、その他適宜な強調表示であって良い。
また、本発明に係る電子機器の一実施形態における、午前の部分の強調表示として、午前の部分のみを強調表示する場合に限定されるものではなく、たとえば時刻など、午前以
外の部分も含めて強調表示するとしても良い。
[補足]
(1)なお、本発明に係る電子機器及び確認画面表示プログラムは、上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の変形実施が可能である。
(2)たとえば、アラーム日として、上記実施形態の図7では、毎日、平日、週末、曜日指定のいずれかとしているが、これに、毎年、時間、分など、適宜な時間間隔のアラーム日を用いても良い。
また、アラーム設定時刻として、図7に示される例では、時分を入力したが、時分に加えて秒を入力するようにしても良いし、分だけにしても良い。
また、たとえば、毎月1日や毎月の15日など、月毎の所定日を設定した場合、1月1日から2月1日の間の日数と、2月1日から3月1日との間の日数は異なるものの、月単位でみれば月毎に所定日が到来するため、1月1日、2月1日、3月1日などであっても周期的な所定日とする。これは、月毎の周期的な所定日を設定した場合の他、年毎の周期的な所定日を設定した場合も同様である。
また、月において、例えば、その月の5のつく日、5日、15日、25日なども設定することが可能であり、このような設定をした場合であっても、周期的な所定日とする。
(3)また、上記実施形態では、ユーザから入力された時刻が、午前であるか否か、すなわち、0時0分から12時0分までの間であるか否か判断するとしたが、午前か否かを判断するための時間範囲としては、このような午前の全体の時間範囲でなくても良く、その時間範囲は適宜変更することができる。例えば、7時0分から12時0分までの範囲か否かを判断して、午前か否かを判断するとしても良い。この場合、7時0分より前の時刻がアラーム時刻として設定された場合、ユーザへの確認画面の表示が不要となり、消費電力を削減することができる。
(4)また、上記実施形態では、午前である旨の確認画面に日時を表示したが、本発明の電子機器はこのような場合に限定されるものではなく、たとえば、単に設定時刻が午前である旨を表示するだけで、時刻は表示しないとしても良い。このような表示画面としては、たとえば、図10に示される確認画面550の変形例として、「本日の午前の設定でよろしいですか?」などがある。
(5)また、上記実施形態では、本発明に係る電子機器の一実施形態として携帯電話を例に挙げたが、本発明に係る電子機器が適用される機器としては携帯電話に限定されるものではなく、たとえば、PDA、パソコン、ナビゲーションシステム、ゲーム機、その他の電子機器に適用可能である。
(6)また、上記実施形態では、設定時刻が午前である旨のユーザに対する確認として確認画面を表示するとしているが、本発明はこのような場合に限定されるものではない。たとえば、設定時刻が午前である旨を確認させるために、確認画面に代えて、又は、確認画面と共に、音声や発音により確認したり、LEDの発光により確認したり、振動により確認したり若しくはこれらを任意に組み合わせて確認を行うとしたり、その他適宜な方法により確認を行うとしても良い。
(7)また、上記実施形態では、本発明に係る電子機器の一実施形態の携帯電話として、折り畳み型の携帯電話を例に説明したが、本発明はこのような場合に限定されるもので
はなく、その他にも、スライド型、ストレート型、2軸ヒンジ型その他適宜な筐体構造の携帯電話その他の電子機器に適用可能である。
(8)また、上記実施形態では、確認画面を表示するタイミングとして、例えば図6のフローチャートのS104、S105に示されるように、アラーム日、所定時刻が入力された後としているが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく適宜その他のタイミングとしても良い。例えば、確認画面を表示するタイミングとして、アラーム日、所定時刻が入力された後、決定キーが選択された後であるとしても良い。たとえば、図6のフローチャートを例に挙げると、S106の後である。この場合、ユーザは、設定された時刻が正しいか否かを確認するために、再度、決定キー又はキャンセルキーを選択する。
(9)また、上記実施形態では、例えば図6のS106に示されるように、アラーム日時の設定を確定するために決定キーを選択するとしているが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、たとえば、確認画面が表示されてから所定時間経過した場合に、アラーム日時の設定を確定するとしても良い。この場合、ユーザは、決定キーの選択が不要となり、利便性が向上する。
(10)また、上記実施形態では、たとえば図10、図11、図12に示されるような確認画面550,550a、560を表示するとしたが、本発明の確認画面としてこのような確認画面に限定されるものではない。たとえば、午前の時刻における報知である旨の確認画面としては、報知時刻が午前であることを示すことができれば良いので、単に午前の表示や、午前を示す画像、マーク、文言を表示したりこれらを適宜組み合わせた確認画面であって良い。
10 LCD側筐体
20 操作部側筐体
30 ヒンジ機構
100 アンテナ
110 ROM
120 リアルタイムクロック(RTC)
130 無線回路
140 制御部
140a CPU
150 入力キー
160 LCDドライバ
170 LCD(表示部)
180 振動モータ
190 フラッシュメモリ
200 RAM
210 マイク
220 レシーバ
230 スピーカ
300 プログラム領域
301 画像表示プログラム
302 入力処理プログラム
303 判断プログラム
304 日時判断プログラム
305 確認プログラム
306 アラーム設定プログラム
307 報知処理プログラム
310 データ領域
311 画像データ
401 入力部
402 判断部
403 日時判断部
404 確認部
405 設定部
406 報知部
500 画面
510 アラーム日入力部
520 画面
550,550a,560 確認画面

Claims (6)

  1. 画像を表示する表示部と、
    周期的な所定日と所定時刻とを入力する入力部と、
    前記周期的な所定日の前記所定時刻において報知を行う報知部と、
    前記入力部において入力された前記所定時刻が、午前中の時刻であるか否かを判断する第一の判断部と、
    本日が前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が前記所定時刻以前である、か否かを判断する第二の判断部と、
    前記第一の判断部の判断により、前記入力部において入力された時刻が、午前中の時刻であると判断された場合であって、前第二の判断部の判断により、本日が前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が前記所定時刻以前でないと判断された場合は、前記報知が、次回の前記所定日の午前の時刻における報知である旨の確認画面を表示し、
    前記第一の判断部の判断により、前記入力部において入力された時刻が、午前中の時刻であると判断された場合であって、前記第二の判断部の判断により、本日が前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が前記所定時刻以前であると判断された場合は、前記報知が、本日の午前の時刻における報知である旨の確認画面を表示する確認部と、を備える電子機器。
  2. 前記周期的な所定日が、毎日、毎週の所定曜日、毎月の所定日、又は、毎年の所定日のいずれかである請求項に記載の電子機器。
  3. 前記確認部は、
    前記確認画面において、前記午前の時刻における報知である旨を強調して表示する請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記強調する表示は、前記午前の時刻における報知である旨の部分の、下線表示、点滅表示、文字色の変更表示、背景色の変更表示、枠で囲う表示若しくは線の太さ変更表示又はこれらの任意の組み合わせである請求項記載の電子機器。
  5. 前記報知が発音動作、画像表示動作、発光動作、及び、振動動作のうちの少なくともいずれか1つを含む報知である請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器。
  6. コンピュータを、
    画像を表示する表示部、
    周期的な所定日と所定時刻とを入力する入力部、
    前記周期的な所定日の前記所定時刻において報知を行う報知部、
    前記入力部において入力された前記所定時刻が、午前中の時刻であるか否かを判断する第一の判断部、
    本日が前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が前記所定時刻以前である、か否かを判断する第二の判断部、
    前記第一の判断部の判断により、前記入力部において入力された時刻が、午前中の時刻であると判断された場合であって、前第二の判断部の判断により、本日が前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が前記所定時刻以前でないと判断された場合は、前記報知が、次回の前記所定日の午前の時刻における報知である旨の確認画面を表示し、
    前記第一の判断部の判断により、前記入力部において入力された時刻が、午前中の時刻であると判断された場合であって、前記第二の判断部の判断により、本日が前記周期的な所定日に該当する日であり、かつ、現在の時刻が前記所定時刻以前であると判断された場合は、前記報知が、本日の午前の時刻における報知である旨の確認画面を表示する確認部、として機能させる確認画面表示プログラム。
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