JP5532805B2 - 情報処理装置、およびその制御方法、プログラム - Google Patents

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Description

DTPソフトウェアを用いてレイアウト作業を行う際の技術に関する。
DTP(DeskTopPublishing)におけるレイアウト作業において、書籍雑誌等の複数ページに文字を配置するレイアウト作業では、主に見出しと本文を配置している。
この場合、見出しの配置位置は、可変する本文の文字数により移動するため、見開いた本のページ末に見出しが移動した場合、可読性が損なわれる。
そのため、レイアウト作業者は、全てのページを確認し、見出しの配置位置がページ末に配置された場合、見出しを次のページに移動する作業を行う必要があった。
このような作業者の負担を軽減するため、従来、見出しが移動してページ末に配置された場合、自動的に次のページに移動する方法が採用されてきた。このルールを段末禁則という。
例えば、特許文献1および2には、段末禁則に関する技術が開示されている。
特開2001−080020号公報 特開2008−129935号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載の発明は、いずれも単に段末禁則を有効にする技術が開示されているに過ぎず、次のような問題については考慮されていない。
すなわち、見開いた本のページ末は、「のど(本の綴じ目、もしくは綴じ目に近い部分を指す。)」と「小口(本の切断面のこと。綴じない側の辺。)」に分けることができ、「のど」に見出しが配置されても特段可読性が損なわれないが、この点については全く考慮されていない。例えば、小説の場合は、「のど」に見出し(=章のタイトルなど)が配置されても可読性は損なわれない。
つまり、従来の段末禁則では、見出しがページ末(「のど」および「小口」)に配置された場合、一律、次のページに移動されることとなる。
従って、「のど」に見出しが配置されても可読性が失われない本のレイアウト作業では、レイアウト作業者は、全てのページを確認し、見出しを再び「のど」に移動する作業を行う必要があった。
本発明は上記課題を解決するものであり、見開きページの文書に対するレイアウト作業時に、見出しを入力した浮動枠が「のど」に配置されることとなる場合であっても、段末禁則ルールに従うことなく当該ページ末に配置可能とする。
本発明は、見出しを入力した浮動枠を配置して、見開きページの文書のレイアウト処理を実行する情報処理装置であって、前記浮動枠に対して、当該浮動枠がページ末に配置された場合には次ページへ移動させる段末禁則ルールを制限する属性の指定をする指定手段と、前記浮動枠が前記見開きページの文書上のページ末に配置されることとなる場合、当該ページ末が、「のど」であるかを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、「のど」であると判定された場合であって、前記浮動枠に対して、前記指定手段により前記段末禁則ルールを制限する属性の指定がなされているときは、前記浮動枠を前記段段末禁則ルールに従うことなく前記ページ末に配置する配置手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、見開きページの文書に対するレイアウト作業時に、見出しを入力した浮動枠が「のど」に配置されることとなる場合であっても、段末禁則ルールに従うことなく当該ページ末に配置可能となる。
ハードウェア構成図 全体の流れを示すフローチャート ファイルのまとまりを示す図 環境設定を行うUIの一例 編集対象となる記事の一例 編集作業の詳細を示すフローチャート(1) 段末判定方法を説明するための図 編集対象となる記事の一例 編集対象となる記事の一例 編集対象となる記事の一例 編集作業の詳細を示すフローチャート(2) 属性設定を行うUIの一例
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施の形態においては、DTPソフトウェア(DTPアプリケーション)がインストールされている情報処理装置において処理が実行されるものとして説明する。
情報処理装置の構成は、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
例えば、DTPソフトウェアは、一般的に、ユーザが利用するコンピュータ(情報処理装置)にインストールされ、処理が実行されるが、スタンドアローン型のコンピュータに限られるものではない。例えば、ユーザが使う端末がシンクライアントの場合、DTPソフトウェアはサーバ(情報処理装置)にインストールされ、サーバにおいて処理が実行される。
図1は、情報処理装置200のハードウェア構成を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やFD或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるCFメモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するためのプログラム212は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラム212が用いる定義ファイル213及び各種情報テーブル214は外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明は後述する。
図3は、DTPソフトウェアにおける編集作業開始前の処理の流れを示すフローチャートである。
本処理は、DTPソフトウェアがインストールされている情報処理装置により実行される。
まず、ユーザの起動指示に従って、DTPソフトウェアを起動し、操作画面を表示する。ユーザは、操作画面を介して文書登・録環境設定などの作業を行う。
ステップS201において、情報処理装置は、新規文書グループを作成する。文書グループとは、例えば、関連する本を編集する場合など、文書をグループ分けする際に作成するものである。したがって、ページ数が少ない印刷物の編集を行う場合などでは、文書グループを作成しなくてもよい。
ステップS202において、情報処理装置は、新規文書を作成する。この文書は、例えば、1冊の本などのまとまりで作成する。
ステップS203において、情報処理装置は、新規記事を作成する。この記事は、例えば、各章や各節などのまとまりで作成する。
図3に、文書グループ、文書、記事の関係を示す。この例では、「文書グループ1」301は、文書「文書1.1」310、「文書1.2」320、「文書1.3」330を有し、「文書1.1」310は、「記事1」311、「記事2」312、「記事3」313、「記事n」31nを有することを示している。これらはそれぞれファイルとして管理される。
ステップS204において、情報処理装置は、環境設定を行う。ここでは、ユーザにより指定された環境の設定を行う。この環境の設定は、文書または記事に対応づけられて記憶される。また、設定する環境は、書式の設定、文字割り付けルールの設定、記事に使用するカラーの定義などである。
なお、文字割り付けのルールの設定には、「綴じ」、「見開き編集」、「組方向」、「開始ページ数」がある。「綴じ」では、「左綴じ」か「右綴じ」かの設定がなされる。「見開き編集」では、「しない」か「する」かの設定がなされる。「組方向」では、「横組」か「縦組」かの設定がなされる。「開始ページ数」では、開始ページが入力される。図4に設定画面の例を示す。
ステップS205において、情報処理装置は、編集作業を行う。編集作業の詳細については、後述する。この編集作業において、本実施の形態の処理が実行される。
編集作業が終了することにより、全体の処理は終了する。
図5は、編集対象となる記事の一例である。この記事5は、見開き編集を行い、縦組み、左綴じで、1ページから開示される設定の例である。
編集を行う前に、ユーザは、白紙のページ上に浮動枠を配置する。そして、配置した浮動枠に対して属性設定をすることにより、浮動枠を本文や見出しとして指定することができる。図12に属性設定の指定画面例を示す。枠属性1201のチェックボックスに対する指定により属性の指定を行う。また、この画面から浮動枠の「体裁」「割付」「色・レイヤ」「目次」の指定が可能である。
なお、段末禁則1202に対するチェックボックスの指定により段末禁則処理の指定をすることができる。従来は、段末禁則を「する」「しない」の二択であった。そのため、「する」が指定された場合、見出しが移動し、「のど」または「小口」に配置された場合、見出しを、一律、次のページの最初へ移動していた。
図12においては、本実施の形態における処理を実現するための「のどを除いてする」が選択可能となっている。この指定により、段末禁則処理を制限することができる。
ユーザは、必要な浮動枠を準備することにより、実際の編集作業を開始する。そして、浮動枠内にテキスト入力されることで、浮動枠の大きさは変化し、その浮動枠の次(このレイアウト設定の場合は左隣。)の浮動枠の配置位置が、ページ進行方向へ移動する。
本実施の形態においては、小説を編集する例を説明するため、見開き編集を行い、縦組み、左綴じで、1ページから開示される設定がなされているものとする。また、この設定の場合、「のど」に見出しが配置されたとしても可読性が損なわれないため、見出しに対する段末禁則については「のどを除いてする」が指定されるものとする。
図6は、ステップS205の詳細を示すフローチャートである。
ステップS601において、情報処理装置は、編集処理を終了する指示がなされたか判定する。Yesの場合、終了し、Noの場合、ステップS602へ進む。例えば、編集対象の文書・記事を終了する場合、編集処理を終了する。
ステップS602において、情報処理装置は、レイアウト編集処理を行う。具体的には、ユーザにより入力された指示をレイアウトに反映する処理を行う。例えば、本文である浮動枠内に文字が入力された場合、その入力文字を反映し、表示装置へ表示させるための処理を行う。なお、文字が入力されると、入力された行分本文の浮動枠の幅が広がると共に、その左隣にある見出しの浮動枠も移動されるため、記事のレイアウトが変更されることとなる。一方、文字の色を変化するような場合は、レイアウトに変更はないこととなる。
ステップS603において、情報処理装置は、レイアウトが変更されたかを判定する。Yesの場合、ステップS604へ進み、Noの場合、ステップS602へ戻る。
ステップS604において、情報処理装置は、編集している記事の1ページから順番に各ページに配置されている見出しの浮動枠の検索を行う。
ステップS605において、情報処理装置は、検索した見出し浮動枠の位置が段末(ページ末)であるかの判定を行う。Yesの場合、ステップS606へ進み、Noの場合、ステップS609へ進む。なお、見出しが検索されなかった場合は、Noへ進むものとする。
ここで、見出しの位置が段末であるかの判定方法を、図7を用いて説明する。図7では、ページ右上を原点として、本文1と本文2の間に見出しが配置されている。また、本文1および2の文字サイズは、Aとする。
見出しが段末にあるかどうかの判定は、見出しの終端のX座標位置が、同一ページに配置されるすべての本文の終端のX座標位置より、左にあるかにより判定している。具体的には、「見出し終端X座標 > 本文終端X座標 − 文字サイズA」が成り立つ場合、見出しは段末に配置されると判定することができる。
図7の場合は、見出しの終端のX座標位置より、本文2のX座標の位置が左にあるため、見出しは段末にないと判定される。
ステップS606において、情報処理装置は、処理対象の見出しに対して段末禁則について例外処理を実施する指定がされているかを判定する。Yesの場合、S607へ進み、Noの場合、S608へ進む。具体的には、図12に示す設定画面で「のどを除いてする」が指定されているかにより判定する。「のどを除いてする」が指定されていた場合、S607へ進み、それ以外が指定されていた場合は、S608へ進む。
なお、図12の設定画面では「のどを除いてする」の他に、「する」「しない」が選択可能であるため、「する」「しない」の判定を更に行う必要がある(本フローでは不図示。)。そして、判定の結果、「する」が指定された場合は、S608へ進むが、「しない」が指定された場合は、S609へ移動する必要がある。
ステップS607において、情報処理装置は、処理対象としている見出しが配置されるページの奇遇について判定する。奇数の場合、S608へ進み、偶数の場合、S609へ進む。ここで、奇数の場合は「小口」と、偶数の場合は「のど」と判定するのは、編集対象の記事が、初期設定で見開き編集を行い、縦組み、左綴じで、1ページから開示される設定とされているため、表紙が1ページ目となり、見開いた2ページ目が右ページとなるからである。すなわち、この設定では、見開き右ページは偶数ページとなるとなるからである。
ステップS608において、情報処理装置は、処理対象としている見出しを次のページの先頭へ移動する。これは、従来の段末禁則処理である。また、これにより、この見出し以降の本文および見出しは、左方向へずれることとなる。
ステップS609において、情報処理装置は、処理対象としていた見出しが全ページの中で最後の見出しであったかを判定する。Yesの場合、ステップS601へ戻り、Noの場合、S604へ戻り、次の見出しの検索を行い、処理を継続する。
以上説明した処理により、見出しが「のど」に配置された場合は、段末禁則を無効とし、「小口」に配置された場合は、段末禁則を有効とすることができる(図8)。
次に第二の実施形態について説明する。
上記説明では、1ページ1段の例に説明してきたが、レイアウトの中には、横書きなら縦方向、縦書きなら横方向の複数段に分割する「段組み」がある。この段組みにより、1行当たりの文字数が少なくなり、文章を目で追いやすくするという利点がある。
本実施の形態における記事も図2に示すS204における環境設定で、編集対象となる文書・記事に対して段組みの設定ができる。
図9は、段組みを用いた記事の一例である。この記事9は、見開き編集を行い、縦組み、4段の段組み、左綴じで、1ページから開示される設定とする。本文および見出しは、図中に付されている(1)から順番に(8)へ移動する。
なお、「のど」は、本の綴じ目、もしくは綴じ目に近い部分を指すため、(1)〜(4)のそれぞれの左端部分となる。また、「小口」は、本の切断面(綴じない側の辺)を指すため、(5)〜(8)のそれぞれ左端部分となる。
従来は、段組みレイアウトをする場合も、可読性を考慮して、見出しが「のど」または「小口」に配置された場合は、段末禁則処理を行い、次の段へ移動させていた。
ここで、図10に示すように、段組みレイアウトをする場合に、左ページの上段に写真を配置する場合がある。この場合、本文および見出しの移動する場所は、写真が配置されている以外の場所となるため、図10に示す通り、(4)の次は、(5)に移動することとなる。
可読性を考慮して、従来、一律に、段末禁則処理を行っていたが、図10に示す例では、(4)と(5)の段差は、1段しか異ならないため、常に段末禁則処理を行わなければ可読性が失われるとは限らない。例えば、雑誌のレイアウトを行う場合、図10に示す(4)の段末に見出しが配置されたとしても、必ずしも可読性は失われない。
ただし、段差が大きい場合は、可読性が失われるので、段末禁則を制限する範囲は、一定の範囲内であることが望ましい。
そこで、これを実現するためのフローチャートを図11に示す。
基本的な流れは、図6に示すフローチャートと同様であるため、同じ処理を行うステップについては、図6と同じステップ番号を付している。なお、それぞれの段組みの終端を段末として取り扱う。
異なる点は、ステップS607の処理により、処理対象としている見出しが配置されるページが偶数であると判定された場合である。
ステップS1101において、情報処理装置は、処理対象としている見出しが配置される位置は、ページの最後であるかを判定する。Yesの場合、ステップS1102へ進み、Noの場合、ステップS1103へ進む。4段の段組みの場合、4段目の段落の段末に配置されているかを判定している。
ステップS1102において、情報処理装置は、現在の段の位置と、次のページの最初の段の位置との段の差が、ユーザにより指定された段差の範囲内であるかの判定を行う。Yesの場合、ステップS609へ進み、Noの場合、ステップS1103へ進む。なお、この許容段差の指定は、S204の環境設定において、編集対象となる文書・記事に対して段末禁則の例外処理を行う設定と共に、許容範囲の段数を入力することにより指定がなされるものとする。例えば、2段と入力されている場合は、段差が2段以内の場合は、段末禁則処理を無効とし、段差が3段以上の場合は、段末禁則処理を有効とする。
ステップS1103において、情報処理装置は、処理対象としている見出しを次の段の先頭へ移動する。これは、従来の段末禁則処理である。
以上、第二の実施の形態について説明したが、これにより、段組みでレイアウトをする場合における、段末禁則処理の例外処理を実現することが可能となる。
上述した通り、本発明によれば、見開いた本のレイアウト作業において、見出しが「のど」に配置された場合、段末禁則を制限することが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
200 情報処理装置
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 キーボード
210 ディスプレイ
211 外部メモリ

Claims (6)

  1. 見出しを入力した浮動枠を配置して、複数の段組みで構成される見開きページの文書のレイアウト処理を実行する情報処理装置であって、
    前記浮動枠に対して、当該浮動枠がページ末に配置された場合には次ページへ移動させる段末禁則ルールを制限する属性の指定をする指定手段と、
    前記浮動枠が配置されるページ末が「のど」であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記浮動枠が配置されるページ末が「のど」であると判定される場合であって、前記指定手段により前記段末禁則ルールを制限する属性の指定がなされている場合は、前記浮動枠を前記段末禁則ルールに従うことなく前記ページ末に配置する配置手段と、
    を備え、
    前記配置手段は、さらに、前記判定手段により前記浮動枠が配置されるページ末が「のど」であると判定される場合であって、前記浮動枠が前記複数の段組みの最後の段の段末に配置され、当該最後の段と次ページにおける浮動枠の移動可能な段組みの段との段差が、所定の範囲内ではない場合は、前記指定手段により前記段末禁則ルールを制限する属性の指定がなされていても、前記浮動枠を前記段末禁則ルールに従って次ページに移動して配置することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記浮動枠に対して、当該浮動枠が「のど」に配置される場合を除いて前記段末禁則ルールを適用する指定が可能な設定画面を表示する表示手段を有し、
    前記指定手段は、前記表示手段により表示された設定画面を介して、ユーザにより前記浮動枠が「のど」に配置される場合を除いて前記段末禁則ルールを適用する指定がなされることにより、前記浮動枠に対して、前記段末禁則ルールを制限する属性の指定をすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定画面において、前記浮動枠に対して前記段末禁則ルールを適用する指定、または前記浮動枠が「のど」を除いて前記段末禁則ルールを適用する指定を選択可能に表示し、
    前記指定手段は、前記表示手段により表示された設定画面を介して、ユーザにより前記浮動枠に対して前記段末禁則ルールを適用する指定がなされた場合、前記浮動枠に対して、前記段末禁則ルールを適用する属性の指定をし、一方、ユーザにより前記浮動枠が「のど」に配置される場合を除いて前記段末禁則ルールを適用する指定がなされた場合、前記浮動枠に対して、前記段末禁則ルールを制限する属性の指定をするものであり、
    前記配置手段は、前記判定手段により、「のど」であると判定された場合において、前記浮動枠に対して、前記段末禁則ルールを適用する属性の指定がなされているときは、前記浮動枠を前記段末禁則ルールに従って次ページに移動して配置し、一方、前記浮動枠に対して、前記指定手段により前記段末禁則ルールを制限する属性の指定がなされているときは、前記浮動枠を前記段末禁則ルールに従うことなく前記ページ末に配置することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定の範囲の指定は、ユーザにより予め指定可能であることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 見出しを入力した浮動枠を配置して、複数の段組みで構成される見開きページの文書のレイアウト処理を実行する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記情報処理装置の指定手段が、前記浮動枠に対して、当該浮動枠がページ末に配置された場合には次ページへ移動させる段末禁則ルールを制限する属性の指定をする指定工程と、
    前記情報処理装置の判定手段が、前記浮動枠が配置されるページ末が「のど」であるかを判定する判定工程と、
    前記情報処理装置の配置手段が、前記判定工程により前記浮動枠が配置されるページ末が「のど」であると判定される場合であって、前記指定工程により前記段末禁則ルールを制限する属性の指定がなされている場合は、前記浮動枠を前記段末禁則ルールに従うことなく前記ページ末に配置する配置工程と、
    を備え、
    前記配置工程は、さらに、前記判定工程により前記浮動枠が配置されるページ末が「のど」であると判定される場合であって、前記浮動枠が前記複数の段組みの最後の段の段末に配置され、当該最後の段と次ページにおける浮動枠の移動可能な段組みの段との段差が、所定の範囲内ではない場合は、前記指定工程により前記段末禁則ルールを制限する属性の指定がなされていても、前記浮動枠を前記段末禁則ルールに従って次ページに移動して配置することを特徴とする情報処理方法。
  6. 見出しを入力した浮動枠を配置して、複数の段組みで構成される見開きページの文書のレイアウト処理を実行する情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    前記浮動枠に対して、当該浮動枠がページ末に配置された場合には次ページへ移動させる段末禁則ルールを制限する属性の指定をする指定手段と、
    前記浮動枠が配置されるページ末が「のど」であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記浮動枠が配置されるページ末が「のど」であると判定される場合であって、前記指定手段により前記段末禁則ルールを制限する属性の指定がなされている場合は、前記浮動枠を前記段末禁則ルールに従うことなく前記ページ末に配置する配置手段として機能させ、
    前記配置手段を、さらに、前記判定手段により前記浮動枠が配置されるページ末が「のど」であると判定される場合であって、前記浮動枠が前記複数の段組みの最後の段の段末に配置され、当該最後の段と次ページにおける浮動枠の移動可能な段組みの段との段差が、所定の範囲内ではない場合は、前記指定手段により前記段末禁則ルールを制限する属性の指定がなされていても、前記浮動枠を前記段末禁則ルールに従って次ページに移動して配置する手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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