JP5528624B2 - ダウンリンク送信のスケジューリング方法および装置 - Google Patents

ダウンリンク送信のスケジューリング方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、概して通信システムに関し、特に、無線通信システムにおけるダウンリンク送信のスケジューリング方法および装置に関する。
大成功を収めたGSM/HSPA技術を進化させた規格として知られる3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)のLTE(ロングタームエボリューション)/LTE−A(LTEアドバンスト)規格は、新たな進化を続ける無線アクセス技術の新仕様を構築することを目指すものである。その目標の1つは、スループットの向上やパケット通信レイテンシの低減等により、セルラー通信システムの性能を向上させることにある。LTE/LTE−Aシステムには、多数の新技術が組み込まれている。例えば、LTE/LTE−Aの物理層(PHY)は、空間多重化利得と良好なマルチパス干渉耐性を特徴とするMIMO−OFDM技術をベースとしており、これにより見通し外状況でのLTE/LTE−Aシステムの運用が可能となっている。
LTE/LTE−Aシステムの無線リソースは、時間次元、周波数次元、空間次元という3つの次元に分類できる。時間領域および周波数領域のリソース構造は、OFDMシンボルとサブキャリアとで形成される。LTE/LTE−Aシステムでは、無線フレームの長さは10msで、これがさらに長さ1msの10個のサブフレームに分割される。周波数領域では、OFDM帯域幅全体が多数のサブキャリアに分割され、その各サブキャリアと1個のOFDMシンボルの組み合わせは「リソース要素」と呼ばれる。リソース要素は、無線リソースの最小単位である。12個のサブキャリアは1つのリソースブロックにまとめられ、各リソースブロックの持続時間は1スロットである。リソースブロックは数個ずつが結合されて、1つのサブバンドを形成する。サブバンドは、ユーザ機器(UE)がデータ送信を行うために割り当てられる最小のリソース単位である。
典型的なマルチセルLTE/LTE−Aシステムでは、システム内に複数のセルが存在する。UEは、個々の無線インターフェースを介して、基地局(すなわち、eNB)とのデータの送受信を行う。eNBは、コアネットワークに属するEPC(進化したパケットコア)に接続されている。
典型的なシングルセルLTE/LTE−Aシステムは、eNBによって割り当てられたサブバンド上で当該eNBと通信を行う複数のUEを含むことができる。
各UEは、eNBから送信されたデータシンボルと基準信号を受信する。UEは、受信したシンボルと基準信号に基づいて、チャネル品質指標(CQI)、プリコーディングマトリックス指標(PMI)、ACK/NACK等のフィードバック情報を計算する。UEは、計算によって得られたフィードバック情報を、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を介してeNBに送信する。UEがフィードバック情報の計算を完了する時点とeNBがこのフィードバック情報を受信する時点との間には、ある程度の遅延が生じるのが一般的である。ここでは、この遅延が6msであるする。
eNBは、例えば平均スループット/遅延/公平性という一連の性能指標を最適化するために、いくつかのスケジューリングアルゴリズムを適用して、複数個のUEに時間/周波数/空間の各リソースを割り当てる。UEに対する時間/周波数/空間リソースのスケジューリングが完了すると、eNBは、割り当てたリソース(時間および周波数)にUEのデータをマッピングし、次のサブフレームでUEのデータを送信する。
ただし、UEからのフィードバック情報には遅延があるため、eNBが複数個のUEにリソースを割り当てる時点においては、そのフィードバック情報はかなり不正確である。
図1は、LTE/LTE−Aシステムの典型的な無線フレームである。このフレームは10個のサブフレームを含んでいる。UEは、チャネル測定サブフレーム0および5において、基準信号かまたはeNBからダウンリンク送信されたデータシンボルに基づいてフィードバック情報を計算する。そしてサブフレーム1および6において、計算したフィードバック情報をeNBに報告する。しかし、送信上の遅延と処理上の遅延が双方で発生するため、サブフレーム0において計算され遅延して到着したフィードバック情報をeNBが利用できるようになるのは、サブフレーム7においてである。サブフレーム7を起点とすれば、eNBは次のフィードバック情報が到着するまでの間、すでに報告されているフィードバック情報を使用してリソースを割り当てることになる。しかし、このフィードバック情報は、サブフレーム0でUEによって計算されたものである。つまり、eNBによるUEのスケジューリングは、以前のフィードバック情報に基づいて行われるのである。したがって、このフィードバック情報は、実際のチャネル情報と一致しない。
こうした無線通信システム内で動作するUEにより感知される干渉の時間的変動を低減するため、米国特許出願公開第US2009/0069054A1号は、複数個存在するeNBの各々において、線形プリコーディング設定をスーパーフレーム間隔にわたって固定したまま維持する解決策を提示している。この関連技術による解決策では、eNBはプリコーディングされた無線リソースを、UEのフィードバックで報告されるプリコーディング情報(例えば、プリコーディングマトリックス指標(PMI))と共に複数個のUEに割り当てる必要がある。個々のサブキャリアに含まれるプリコーディング情報は、1フレームの間固定されたままである。つまり、eNBは、サブフレーム0において、以前にUEから受信したフィードバックに基づいて無線リソースを複数個のUEに割り当てるが、個々のサブキャリアに割り当てられたプリコーディングマトリックスは、フレームの全長にわたって一定となり、次のフレームが開始された時点で初めて変えることができる。
米国特許出願公開第US2009/0069054A1号
しかし、各サブキャリア/サブバンド内のプリコーディング情報は1つのフレームが終わるまで変化しないとはいえ、フィードバックに遅延があるため、フィードバック情報が正確であるのはサブフレームのごく一部に限られる。eNBはサブフレーム7まではフィードバックを受信しないので、UEのフィードバック情報が信頼できるのは、無線フレームnのサブフレーム7〜9であることは明らかである。サブフレーム0〜6に関しては、eNBは直前のフレーム(フレームn−1)のフィードバック情報を使用して、UEの送信に利用される無線リソースをスケジューリングする(例えば、伝送速度適応など)。そのため、フィードバック情報とスケジューリング結果(すなわち、各サブキャリア/サブバンド内のプリコーディング情報)は、これらのサブフレームでは一致しない。よって、この方法では、フィードバックが信頼できないという問題は依然として残る。
したがって、無線通信システムにおいて、信頼性の低いフィードバックの影響をさらに軽減できる、ダウンリンク送信のスケジューリング方式に対するニーズが存在する。
本発明は、関連技術の問題を解決するため、無線通信システムにおけるダウンリンク送信時のセル間干渉を、複数個のサブフレームにわたってより安定にすることにより、UEからのフィードバック情報の信頼性の低さを軽減することを目的とする。
本発明の1つの態様によれば、
無線通信システムにおいてダウンリンク送信のスケジューリングを行う方法であって
a)チャネル測定サブフレームにおいて、セル内のユーザ機器から直近に受信したフィードバック情報に基づいてユーザ機器のスケジューリングを行い、
b)フィードバック情報の受信に応答して、当該フィードバック情報がユーザ機器によって計算される直前に行われたスケジューリング結果に基づいてユーザ機器に無線リソースを割り当てる
ことを特徴とするダウンリンク送信のスケジューリング方法を提供する。
本発明のさらに他の態様によれば、
コンピュータ読み取り可能な媒体に格納されるコンピュータプログラムであって、
ノードのデータプロセッサに、
a)チャネル測定サブフレームにおいて、セル内のユーザ機器から直近に受信したフィードバック情報に基づいてユーザ機器のスケジューリングを行う動作と、
b)フィードバック情報の受信に応答して、当該フィードバック情報がユーザ機器によって計算される直前に行われたスケジューリング結果に基づいてユーザ機器に無線リソースを割り当てる動作と
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラムを提供する。
本発明によれば、無線通信システムにおけるダウンリンク送信時のセル間干渉を、複数個のサブフレームにわたってより安定にすることにより、UEからのフィードバック情報の信頼性の低さが軽減する。
本発明の特徴とみなされる独創的な側面は、付記された請求項において規定される。しかし、本発明、本発明の実施方法、その他の目的、特徴および利点は、添付図面を参照しつつ、例示的な実施例に関する下記の詳細な説明を読むことにより、より明確に理解されよう。
10個のサブフレームを含む、LTE/LTE−Aシステムの典型的な無線フレームを示す。 本発明の1つの実施例を実装することが可能な無線通信システムを示す。 本発明の1つの実施例による基地局の概略ブロック図である。 本発明の1つの実施例による、基地局における割り当て記憶手段の例示的な実装の概略図である。 本発明の1つの実施例による、基地局の割り当て記憶手段に記憶されたスケジューリング結果の概略図である。 本発明の1つの実施例による、基地局における処理のフローチャートである。 本発明の当該実施例の1つの実装による、サブキャリア割り当てテーブルの例示的な更新処理の概略図である。 本発明の1つの実施例による、スケジューリング時間シーケンスの例の概略図である。
以下では、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。以下の説明においては、本発明がより包括的に理解されるよう、多数の具体的な詳細が示されている。しかし、本発明の実装にこうした詳細は含まれなくてもよいことは当業者には明らかである。さらに、本発明は以下で説明する特定の実施例に限定されないことは理解されるであろう。むしろ以下の特徴および要素のいかなる任意の組み合わせも、複数の異なる実施例が関与する場合も含めて、本発明を実装および実行するものとみなすことができる。したがって、以下の態様、特徴、実施例および利点は、説明のみを目的とするものであり、添付請求項で明示的に規定されていない限り、当該請求項の要素もしくは限定であると理解されるべきではない。
図2は、本発明の1つの実施例を実装することが可能な無線通信システムを示す。
図2に示すように、基地局10は、そのセル内で、複数個のUE(例としてUE101、102のみを示す)にサービスを提供している。基地局10は、UE101、102に、少なくとも両UEによって定期的に計算・報告される両UEからのフィードバック情報に基づいて、無線リソースを割り当てる。したがって、UE101、102は、基地局10によって割り当てられた無線リソースを介して基地局10と通信を行う。
基地局10は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によるロングタームエボリューション(LTE)の規格を実装する無線通信ネットワークにおいて動作するように構成することができる。この基地局は、LTE/LTE−AシステムではeNBと呼ばれる。言うまでもなく、これは限定を目的としたものではなく、これらの教示の様々な実施例は、本質的には、少なくともUEからのフィードバックに基づくリソース割り当てを採用するあらゆる無線通信ネットワークに適用できる。
上述したように、フィードバック情報は、基地局10によって受信され、UEをスケジューリングするための基礎情報として使用される時点では、信頼性と正確性が欠如している。基本的に、フィードバック情報の信頼性と正確性に影響を与える主な要因は2つある。第1の要因は、チャネルは時間変動チャネルの可能性があることである。例えば、UEの移動が原因で生じるドップラーシフトは、無線チャネルに経時変動を引き起こす可能性がある。第2の要因は、セル内の各UEへの無線リソース(サブキャリア、サブバンド等)の割り当てに関連するセル間干渉は、UEによって計算・報告されたフィードバック情報が、送信と処理による双方での遅延後に基地局10で利用可能になったときには、変化している可能性があることである。例えば、サブフレーム0において、UEは、その時点のセル間信号強度とセル間干渉とに基づいて、UEのフィードバック情報を計算する。セル間干渉は、基地局10が利用する各サブフレーム内のスケジューリングアルゴリズムにより、図1のサブフレーム間で変動すると考えられる。そのため、UEのフィードバックがサブフレーム7において基地局10に利用可能になる時点では、フィーバック情報はセル間干渉の変動により信頼性に欠け、不正確なものとなる。
本発明の発明者は、基地局10において適切なダウンリンク送信用スケジューリングスキームを採用することによって、フィードバック情報の信頼性の低さと不正確性を効果的に軽減できることを考案した。具体的には、遅延したフィードバック情報が基地局10によって受信されると、基地局10は、UEによってフィードバック情報が計算された時点でUEのスケジューリングに使用されたスケジューリング結果を使用して、セル内のUEをスケジューリングする。そのため、このスケジューリング手順の実行中におけるセル間干渉ははるかに安定であり、フィードバック情報の信頼性の低さと不正確性を効果的に軽減することができる。
図3は、本発明の1つの実施例による基地局の概略ブロック図である。
図3において、参照番号10は、本発明の1つの実施例による基地局(例えば、図1の無線通信の基地局10)を示す。基地局10は、一連の性能指標を最適化するために、いくつかのスケ―ジューリングスキーム/アルゴリズムを適用して、複数個のUEに関係するスケジューリング結果を生成するスケジューリング手段110と、スケジューリング手段110により生成されたスケジューリング結果に基づき、UEに無線リソースを割り当てるための割り当て手段120と、チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果を記憶する割り当て記憶手段130とを備える。
基地局10でのスケジューリング手段110の目標は、UEからのフィードバック情報に基づいて、複数個のUEに時間/周波数/空間リソースを割り当てるステップにいくつかのスケジューリングアルゴリズムを適用することによって、例えば平均スループット/遅延/公平性という一連の性能指標を最適化することである。一例を挙げれば、PF(Proportional Fairness:比例公平)は、広く普及しているアルゴリズムの1つであり、3GPP LTEの性能評価において、動作スケジューリングアルゴリズムの事実上のデフォルトとして採用されている。PFスケジューリングアルゴリズムでは、次のサブフレーム/サブバンドでの送信機会は、全UE中最も高い比率Mを有するUEに与えられると定義されている。ここで、Mは次の式を満たす値である。
Figure 0005528624
ここで、Rcurrentは、スケジューリング時点におけるUEの瞬間レートである。Rcurrentは、リンク適応関数に基づいて、フィードバックのCQIにより決定される。Rhistoryはいつくかの時間間隔/サブバンドにわたるUEの履歴平均スループットである。
任意の方法として、本発明の当該実施例の1つの実装によれば、スケジューリング手段110は、非チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果を記述するために、サブキャリア割り当てテーブルを保持するように構成することができる。このスケジューリング結果は割り当て手段120に提供され、割り当て手段120はその後、スケジューリング結果に従って、セル内のUEに無線リソースを割り当てる。サブキャリア割り当てテーブルは、基地局でフィードバックが利用可能であれば、新しいスケジューリング結果を用いて更新できる。スケジューリング手段110は、この更新されたサブキャリア割り当てテーブルに基づいて、サブキャリア割り当てテーブルで示されたUEと同一または類似のPMIを有するUEに対し、サブキャリア/サブバンドをスケジューリングすることができる。この割り当ては、比例公平または他の指標に基づいて実行することも可能である。
無線リソース(時間/周波数/空間リソース)が複数個のUEに対してスケジューリングされている場合、割り当て手段120は、UEのデータを対応する無線リソースにマッピングする。割り当て手段120による無線リソースの割り当ては、スケジューリング手段110により決定されたスケジューリング結果に基づいて、各サブフレームについて実行される。
本発明の当該実施例によれば、基地局10に割り当て記憶手段130が導入される。基地局10は、チャネル測定サブフレーム(例えば、サブフレーム0または5)において、基地局10によって直近に受信されたUEのフィードバック情報に基づいて、UEをスケジューリングする。次に、チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果は、リソース割り当てのために割り当て手段120に提供されることに加えて、後の使用のために割り当て記憶手段130にさらに保存される。
上述したように、UEにより計算された当該チャネル測定サブフレーム内のフィードバック情報は、基地局10において、ある程度の遅延(例えば、6ms)の後に受信される。フィードバック情報を受信した後、スケジューリング手段110は現在のサブフレームにおいて、割り当て記憶手段130に記憶されているスケジューリング結果を使用してセル内のUEをスケジューリングする。任意の方法として、スケジューリング手段110は、割り当て記憶手段130に記憶されているスケジューリング結果でサブキャリア割り当てテーブルを更新することができる。
本発明の1つの実施例によれば、割り当て記憶手段130は、メモリのブロックとして実施することができる。図4は、本発明の1つの実施例による、基地局10における割り当て記憶手段130の例示的な実装の概略図である。図4に示すように、スケジューリング対象のチャネル測定サブフレームについて、UEから以前に受信したフィードバック情報に基づいてスケジューリング手段110によって生成された、対応するスケジューリング結果が記憶される。スケジューリング結果は、無線リソース(例えば、サブキャリア)とUEの識別子との間のマッピングテーブルである。図5は、本発明の1つの実施例による、基地局10の割り当て記憶手段130に記憶されている例示的なスケジューリング結果である。図5に示すように、スケジューリング結果においては、システム内で使用されている全サブキャリアの各々が、スケジューリング対象の1つの特定のUEにマッピングされる。
図4および図5は、割り当て記憶手段130のデータ構造の1つの例示的な実装を提示しているに過ぎず、本発明の限定として解釈すべきでないことは理解されるであろう。当業者はこの割り当て記憶手段130の実装を具体的な使用状況に合わせて適応できるが、こうした適応や修正は本発明の概念から逸脱するものではない。
図6は、本発明の1つの実施例による、基地局における処理のフローチャートである。
処理のフローチャートは、ステップ600から始まる。
ステップ610において、現在のサブフレームがチャネル測定サブフレームか否かが判定される。図1のLTE/LTE−Aシステムの無線フレームにおいては、チャネル測定サブフレームはサブフレーム0または5であり、UEはそこで、基地局からダウンリンク送信された基準信号またはデータシンボルに基づいてフィードバック情報を計算する。
具体的には、図3に示すスケジューリング手段110が、各サブフレームにおいて、PFスケジューリングアルゴリズム等のスケジューリングアルゴリズムを使用して、複数個のUEに無線リソースをスケジューリングする。セル内の各UEは基地局10によって同期されるため、スケジューリング手段110は、具体的な送信タイミングについての情報を保持している。そのため、スケジューリング手段110は、今がチャネル測定サブフレームのタイミングかどうかを容易に判定できる。
ステップ601において、判定結果が「はい」の場合には、処理フローはステップ602に進み、判定結果が「いいえ」の場合には、処理フローはステップ604に進む。
現在のサブフレームがチャネル測定サブフレームである場合、ステップ602において、基地局によって直近に受信されたUEのフィードバック情報(PMI、CQI等)に基づいて、セル内のUEに対する無線リソースのスケジューリングが、例えばスケジューリング手段110によって行われる。つまり、フィードバック情報に基づいて、チャネル測定サブフレームに対応する新しいスケジューリング結果が、スケジューリング手段110によって生成されるのである。
ステップ603においては、チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果は、割り当てのために割り当て手段120に提供されることに加えて、例えば図3の割り当て記憶手段130に記憶される。スケジューリング結果は、図5に図示するような、無線リソース(サブキャリア/サブバンド等)とUEの識別子との間のマッピングテーブルであってもよい。
次に、処理フローはステップ608に進む。ステップ608において、サブキャリア/サブバンドは、チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果に基づいて、例えば割り当て手段120によって、複数個のUEに割り当てられる。
現在のサブフレームが非チャネル測定サブフレームである場合には、ステップ604において、現在のサブフレーム内にUEのフィードバック情報が受信されているか否かが判定される。
ステップ604において、判定結果が「はい」の場合には、処理フローはステップ605に進み、判定結果が「いいえ」の場合には、処理フローは直接ステップ607に進む。
現在のサブフレームでUEのフィードバック情報が基地局10に到着している場合には、ステップ605において、割り当て記憶手段に記憶されているチャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果が、スケジューリング手段110によって取得される。このチャネル測定サブフレーム内では、受信されたフィードバック情報がUEによって計算済みである。
任意の方法として、本発明の当該実施例の1つの実装によれば、ステップ606において、スケジューリング手段110は、割り当て記憶手段130から取得されたスケジューリング結果に従って、スケジューリング手段110内に保持されているサブキャリア割り当てテーブルを更新してもよい。スケジューリング手段110内のサブキャリア割り当てテーブルは、一般に、非チャネル測定サブフレーム内において実際にサブキャリア割り当てを行う際の基礎情報として割り当て手段120に提供されるスケジューリング結果を示している。
図7は、本発明の当該実施例の1つの実装による、サブキャリア割り当てテーブルの例示的な更新処理である。図7に示すように、サブキャリア割り当てテーブルの構造は、図5に示すサブキャリア割り当てテーブルと同じように構成することができる。スケジューリング手段110内のサブキャリア割り当てテーブルは、非チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果を記憶している。新しいフィードバック情報が現在のサブフレームに到着すると、サブキャリア割り当てテーブルは、割り当て記憶手段130から取得されたスケジューリング結果を用いて更新される。サブキャリア割り当てテーブル内に記憶されているスケジューリング結果は、非チャネル測定サブフレーム内において実際にサブキャリア割り当てを行う際の基礎情報として割り当て手段120に提供される。
ステップ607において、UEはサブキャリア割り当てテーブルに従ってスケジューリングされ、その結果は無線リソース割り当てのために割り当て手段120に提供される。
現在のサブフレームにおいて、新しいフィードバックが利用可能ではない場合には、処理フローは直接ステップ607に進む。ステップ607では、サブキャリア割り当てテーブルに対する更新は実行されず、スケジューリング手段110は、現在のサブキャリア割り当てテーブルに従って、UEにサブキャリア/サブバンドをスケジューリングする。
次に、処理フローはステップ608に進む。ステップ608において、サブキャリア/サブバンドは、サブキャリア割り当てテーブルに示されるスケジューリング結果に基づいて、例えば割り当て手段120によって、複数個のUEに割り当てられる。
処理のフローチャートは、ステップ609で終了する。
図6のフローチャートから、チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果は、チャネル測定サブフレームに無線リソースを割り当てるための基礎情報として使用されることに加えて、記憶されることが明らかである。遅延したフィードバック情報が基地局10によって受信されると、基地局10は、セル内のUEをスケジューリングするため、UEによりフィードバック情報が計算された際にUEのスケジューリングに使用された記憶済みスケジューリング結果を取得する。これにより、スケジューリング手順の実行中におけるセル間干渉ははるかに安定になり、ひいては、フィードバック情報の信頼性の低さと不正確性を効果的に軽減することができる。
図8は、本発明の1つの実施例による、スケジューリング時間シーケンスの例である。
図8は、典型的なLTEの周波数分割二重化(FDD)によるダウンリンクフレームの構造を示している。
サブフレーム0および5において、セル内のUEはチャネル測定を実行し、フィードバック情報(PMI、CQI等)を計算する。
サブフレーム1および6において、UEは、チャネル測定サブフレーム0および5において各々計算されたフィードバック情報を基地局に送信する。伝送と処理の遅延により、フィードバック情報が基地局によって受信されたときには6msの遅延が生じている。例えば、サブフレーム0において計算されたフィードバック情報は、サブフレーム7において基地局によって受信され、サブフレーム5において計算されたフィードバック情報は、次のFDDフレーム(フレームn+1)のサブフレーム2において基地局によって受信される。
また、基地局のスケジューリング手段は、各チャネル測定サブフレーム(すなわち、サブフレーム0および5)において、直近に受信したUEのフィードバック情報に基づいて、セル内のUEをスケジューリングし、そのスケジューリング結果を割り当てのための基礎情報として使用することに加えて、割り当て記憶手段に記憶する。例えば、スケジューリング手段は、フレームnのサブフレーム0において、現在のサブフレームがチャネル測定サブフレームであるか否かを判定する(601)。基地局のスケジューリング手段は、フレームn−1のサブフレーム7において受信されたUEのフィードバック情報に基づいて、セル内のUEをスケジューリングする(602)。フレームn−1のサブフレーム7において受信されたフィードバック情報に基づくスケジューリング結果は、後に使用するために、割り当て記憶手段に記憶される(603)。
基地局は、6msの遅延の後(すなわち、フレームnのサブフレーム7において)、フレームnのサブフレーム0においてUEによって計算され遅延して到着したフィードバック情報を受信する。基地局のスケジューリング手段は、現在のサブフレームにおいてUEのフィードバック情報が受信されているというスケジューリング手段の判定(604)を受けて、割り当て記憶手段から、フレームnのサブフレーム0に対応するスケジューリング結果を取得し(605)、その結果に応じてサブキャリア割り当てテーブルを更新する(606)。
フレームnのサブフレーム7〜9およびフレームn+1のサブフレーム1(フレームn+1のサブフレーム0は除外)において、基地局のスケジューリング手段は、サブキャリア割り当てテーブルに従って、サブキャリア/サブバンドをUEにスケジューリングする(607)。割り当ては、比例公正アルゴリズムを使用して、スケジューリングされたUEは、サブキャリア割り当てテーブルのサブキャリア/サブバンドにマッピングされたUEと同一または類似のPMI/CQIを有さなければならないという制約を課して行うこともできる。ここで、上述したスケジューリングロジックからフレームn+1のサブフレーム0が除外されていることに留意されたい。これは、このチャネル測定サブフレームでは、基地局のスケジューリング手段は、フレームnのサブフレーム7において直近に受信されたフィードバック情報に基づいて、UEをスケジューリングするためである。
同様に、スケジューリング手段は、フレームnのサブフレーム5においては、現在のサブフレームがチャネル測定サブフレームであるか否かを判定する(601)。基地局のスケジューリング手段は、フレームnのサブフレーム2において受信されたUEのフィードバック情報に基づいて、セル内のUEをスケジューリングする(602)。フレームnのサブフレーム2において受信されたフィードバック情報に基づくスケジューリング結果は、後で使用するために、割り当て記憶手段に記憶される(603)。
フレームn+1のサブフレーム2において、基地局は、フレームnのチャネル測定サブフレーム5においてUEによって計算され遅延して到着したフィードバック情報を受信する。基地局のスケジューリング手段は、現在のサブフレームにおいてUEのフィードバック情報が受信されているというスケジューリング手段の判定(604)を受けて、割り当て記憶手段から、フレームnのサブフレーム5に対応するスケジューリング結果を取得し(605)、その結果に応じてサブキャリア割り当てテーブルを更新する(606)。
基地局のスケジューリング手段は、フレームn+1のサブフレーム2〜4およびフレームn+1のサブフレーム6(フレームn+1のサブフレーム5は除外)において、サブキャリア割り当てテーブルに従って、サブキャリア/サブバンドをUEにスケジューリングする(607)。
上記の説明から、本発明の実施例によるスケジューリング処理の完了後には、セル内のUEからのフィードバック情報は、チャネル測定サブフレームを除くすべてのサブフレームに関して、セル間干渉の点で信頼できることが当業者には理解されよう。このように、本発明の実施例により、フィードバック情報の正確性を向上させ、かつUEのフィードバック情報の信頼性の低さを効果的に軽減することができる。
上記では、図6および図8を参照しながら、本発明の1つの実施例による基地局のスケジューリング処理について詳細に説明した。ここで、上記の説明は例示に過ぎず、本発明を制限するものではないことに留意されたい。本発明の他の実施例においては、上記の方法のステップ数を増減し、または一部のステップを異なるステップに入れ替えることができる。また、ステップへの番号の付与は、単に説明を簡潔・明確にするためであり、各ステップ間の順序を厳密に限定するものではない。またステップの順序は上記の説明と異なっていてもよい。例えば、いくつかの実施例においては、上記の1つまたはそれ以上の任意のステップを省略することができる。各ステップの具体的な実施形態は、上記の説明と異なっていてもよい。こうした変形は、すべて本発明の精神および範囲に含まれる。
一般に、上記の例示的な各実施例は、ハードウェア、専用回路、ソフトウェア、ロジック、またはこれらの組み合わせとして実装することができる。例えば、一部の態様はハードウェアとして実装し、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサ等のコンピュータ機器によって実行できるファームウェアまたはソフトウェアとして実装する、ということも可能であるが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明の様々な態様の例示的な実施例は、ブロック図および信号図として図示および説明できるが、本明細書で説明したこれらのブロック、装置、システム、技法、または方法は、非限定的な例を挙げれば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路もしくはロジック、汎用ハードウェアもしくはコントローラ等の計算装置、またはこれらの組み合わせとして実装可能であることは、十分に理解されるであろう。
したがって、本発明の例示的な実施例の少なくともいくつかの態様は、集積回路チップおよびモジュール等の各種コンポーネントとして実施できることも理解されるはずである。当技術分野では周知のとおり、集積回路の設計は、概して高度に自動化された工程である。
本発明は、本明細書で説明した方法を実現できるすべての機能を備え、コンピュータシステムにロードされることで当該方法を実現する、コンピュータプログラム製品としても実施が可能である。
以上、好適な実施例を参照しながら、本発明を具体的に例示し、説明してきた。本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本発明の形態および詳細に様々な改変を加えることが可能であることは、当業者によって理解されるであろう。
さらに、上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これに限定されない。
(付記1)
無線通信システムにおいてダウンリンク送信のスケジューリングを行う方法において、
a)チャネル測定サブフレームにおいて、ユーザ機器から直近に受信したフィードバック情報であって、ユーザ機器がチャネル測定サブフレームにおいて報告すべきフィードバック情報として計算したフィードバック情報に基づいてセル内のユーザ機器のスケジューリングを行い、
b)フィードバック情報の受信に応答して、当該チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果に基づいてユーザ機器のスケジューリングを行う
ことを特徴とするダウンリンク送信のスケジューリング方法。
(付記2)
前記ステップa)の後に前記チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果を記憶するステップをさらに備えることを特徴とする付記1に記載のダウンリンク送信のスケジューリング方法。
(付記3)
記憶したスケジューリング結果を取得するステップと、
取得したスケジューリング結果に従って、非チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果を示すサブキャリア割り当てテーブルを更新するステップと
をさらに備えることを特徴とする付記2に記載のダウンリンク送信のスケジューリング方法。
(付記4)
前記非チャネル測定サブフレーム内において、前記サブキャリア割り当てテーブルに示されるスケジューリング結果に基づいて前記ユーザ機器のスケジューリングを行うステップを
さらに備えることを特徴とする付記3に記載のダウンリンク送信のスケジューリング方法。
(付記5)
スケジューリング結果が、無線リソースと少なくとも1つのユーザ機器の識別子との間のマッピングテーブルであることを特徴とする付記1から付記4の何れかに記載のダウンリンク送信のスケジューリング方法。
(付記6)
前記無線通信ネットワークは、第3世代パートナーシッププロジェクトによるロングタームエボリューションの規格を実装することを特徴とする付記1から付記5の何れかに記載のダウンリンク送信のスケジューリング方法。
(付記7)
前記チャネル測定サブフレームと前記非チャネル測定サブフレームは、前記LTEの周波数分割二重化(FDD)によるダウンリンクフレームの構造と適合することを特徴とする付記6に記載のダウンリンク送信のスケジューリング方法。
(付記8)
無線通信システムにおいてダウンリンク送信をスケジューリングするスケジューリング装置であって、
チャネル測定サブフレームにおいて、ユーザ機器から直近に受信したフィードバック情報であって、ユーザ機器がチャネル測定サブフレームにおいて報告すべきフィードバック情報として計算したフィードバック情報に基づいてセル内のユーザ機器のスケジューリングを行う手段と、
フィードバック情報の受信に応答して、当該チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果に基づいてユーザ機器のスケジューリングを行う手段と
を備えることを特徴とするスケジューリング装置。
(付記9)
前記チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果を記憶させる手段をさらに備えることを特徴とする付記8に記載のスケジューリング装置。
(付記10)
記憶したスケジューリング結果を取得する手段と、
取得したスケジューリング結果に従って、非チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果を示すサブキャリア割り当てテーブルを更新する手段と
をさらに備えることを特徴とする付記9に記載のスケジューリング装置。
(付記11)
前記非チャネル測定サブフレーム内において、前記サブキャリア割り当てテーブルに示されるスケジューリング結果に基づいて前記ユーザ機器のスケジューリングを行う手段を
さらに備えることを特徴とする付記10に記載のスケジューリング装置。
(付記12)
スケジューリング結果が、無線リソースと少なくとも1つのユーザ機器の識別子との間のマッピングテーブルであることを特徴とする付記8から付記11の何れかに記載のスケジューリング装置。
(付記13)
前記無線通信ネットワークは、第3世代パートナーシッププロジェクトによるロングタームエボリューションの規格を実装することを特徴とする付記8から付記12の何れかに記載のスケジューリング装置。
(付記14)
前記チャネル測定サブフレームと前記非チャネル測定サブフレームは、前記LTEの周波数分割二重化(FDD)によるダウンリンクフレームの構造と適合することを特徴とする付記13に記載のスケジューリング装置。
(付記15)
付記8から付記14の何れかに記載のスケジューリング手段を備えることを特徴とする基地局装置。
(付記16)
前記チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果を記憶する割り当て記憶手段をさらに備えることを特徴とする付記15に記載の基地局装置。
(付記17)
コンピュータ読み取り可能な媒体に格納されるコンピュータプログラムであって、
ノードのデータプロセッサに、
a)チャネル測定サブフレームにおいて、ユーザ機器から直近に受信したフィードバック情報であって、ユーザ機器がチャネル測定サブフレームにおいて報告すべきフィードバック情報として計算したフィードバック情報に基づいてセル内のユーザ機器のスケジューリングを行う動作と、
b)フィードバック情報の受信に応答して、当該チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果に基づいてユーザ機器のスケジューリングを行う動作と
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
10:基地局
201:UE
110:スケジューリング手段
120:割り当て手段
130:割り当て記憶手段

Claims (10)

  1. 無線通信システムにおいてダウンリンク送信のスケジューリングを行う方法であって
    a)チャネル測定サブフレームにおいて、セル内のユーザ機器から直近に受信したフィードバック情報に基づいてユーザ機器のスケジューリングを行い、
    b)フィードバック情報の受信に応答して、当該フィードバック情報がユーザ機器によって計算される直前に行われたスケジューリング結果に基づいてユーザ機器に無線リソースを割り当てる
    ことを特徴とするダウンリンク送信のスケジューリング方法。
  2. 前記ステップa)の後に前記チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果を記憶するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のダウンリンク送信のスケジューリング方法。
  3. 記憶したスケジューリング結果を取得するステップと、
    取得したスケジューリング結果に従って、非チャネル測定サブフレームに対応するスケジューリング結果を示すサブキャリア割り当てテーブルを更新するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のダウンリンク送信のスケジューリング方法。
  4. 前記非チャネル測定サブフレーム内において、前記サブキャリア割り当てテーブルに示されるスケジューリング結果に基づいて前記ユーザ機器のスケジューリングを行うステップを
    さらに備えることを特徴とする請求項3に記載のダウンリンク送信のスケジューリング方法。
  5. スケジューリング結果が、無線リソースと少なくとも1つのユーザ機器の識別子との間のマッピングテーブルであることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のダウンリンク送信のスケジューリング方法。
  6. 前記無線通信システムは、第3世代パートナーシッププロジェクトによるロングタームエボリューションの規格を実装することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のダウンリンク送信のスケジューリング方法。
  7. 前記無線通信システムは、第3世代パートナーシッププロジェクトによるロングタームエボリューションの規格を実装し、
    前記チャネル測定サブフレームと前記非チャネル測定サブフレームは、前記ロングタームエボリューションの周波数分割二重化(FDD)によるダウンリンクフレームの構造と適合することを特徴とする請求項3又は4に記載のダウンリンク送信のスケジューリング方法。
  8. 無線通信システムにおいてダウンリンク送信をスケジューリングするスケジューリング装置であって、
    チャネル測定サブフレームにおいて、セル内のユーザ機器から直近に受信したフィードバック情報に基づいてユーザ機器のスケジューリングを行う手段と、
    フィードバック情報の受信に応答して、当該フィードバック情報がユーザ機器によって計算される直前に行われたスケジューリング結果に基づいてユーザ機器に無線リソースを割り当てる手段と
    を備えることを特徴とするスケジューリング装置。
  9. 請求項8に記載のスケジューリング装置を備えることを特徴とする基地局装置。
  10. コンピュータ読み取り可能な媒体に格納されるコンピュータプログラムであって、
    ノードのデータプロセッサに、
    a)チャネル測定サブフレームにおいて、セル内のユーザ機器から直近に受信したフィードバック情報に基づいてユーザ機器のスケジューリングを行う動作と、
    b)フィードバック情報の受信に応答して、当該フィードバック情報がユーザ機器によって計算される直前に行われたスケジューリング結果に基づいてユーザ機器に無線リソースを割り当てる動作と
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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