JP2019501561A - 測定制限の設定のための方法および装置 - Google Patents

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Abstract

無線デバイス(90)を無線ネットワーク(100)内で動作させるための方法であって、無線デバイス(90)は、上位層シグナリングによって、チャネル状態情報(CSI)を測定および/または報告するための第1の測定制限(MR)設定を用いて設定され、本方法は、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を、下位層シグナリングを用いて送信すること(42)を含む、方法が開示される。【選択図】図5

Description

本明細書における諸実施形態は、概して、電気通信および/またはデータ通信に関し、詳細には、無線通信におけるCSI測定制限を設定するための方法および装置に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project、3GPP)は、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)およびロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)の標準化を担っている。LTEに関する3GPPの取組みは、拡張ユニバーサル地上アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Access Network、E−UTRAN)とも呼ばれる。LTEは、ダウンリンクにおいても、アップリンクにおいても高データ転送速度に達することができる高速パケットベース通信を実現するための技術であり、第4世代移動体通信システムと考えられている。高データ転送速度をサポートするために、LTEは、20MHzのシステム帯域幅、またはキャリアアグリゲーションが用いられる時には、最大100MHzのシステム帯域幅を可能にする。LTEは異なる周波数帯域内で動作することもでき、少なくとも周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)モードおよび時分割複信(Time Division Duplex、TDD)モードで動作することができる。LTEによって提供されるデータ転送速度をさらに改善するために、3GPPは現在、第5世代移動体通信システムになると見なされる新無線アクセス技術(New Radio access technology、NR)を規定している。NRは、広範囲のキャリア周波数をサポートし、6GHz未満および6GHz超の両方を含む。
LTE Rel−8では、CSI推定およびフィードバックのため、ならびに復調のためのチャネル推定のために、DLにおいてセル固有参照信号(cell−specific reference signal、CRS)が用いられる。CRSはあらゆるサブフレームにおいて送信され、最大4つのアンテナポート(antenna port、AP)をサポートするように規定されている。LTE Rel−10では、最大8つのAPをサポートするために、UEが複数のAPを用いてCSIフィードバックを測定および/または報告するためのCSI参照信号(CSI reference signal、CSI−RS)が規定されている。LTEでは、UEは、特定のリソース上の測定に基づくチャネル状態情報(channel state information、CSI)を報告するように設定され得る。これらがいわゆるCSI−RSリソースである。CSI−RSリソースは、非ゼロ電力(non−zero power、NZP)CSI−RSリソース、および/またはゼロ電力(zero power、ZP)CSI−RSリソースに関連付けられ得る。NZP CSI−RSリソースに対しては、UEはサービングセルからの非ゼロ電力送信を期待し得、それに対して、ZP CSI−RSリソース(CSI干渉測定(CSI interference measurement、CSI−IM)リソースとも呼ばれる)に対しては、UEはゼロ電力送信を期待し得る。
現在のLTEでは、NZP CSI−RSリソースおよびCSI−IMリソース(ZP CSI−RSリソースとしても知られる)は、上位層シグナリング、例えば、RRCシグナリングによって設定される。追加として、LTEでは、CSI測定のための測定制限(measurement restriction、MR)を設定することが可能である。測定制限(MR)は、UEがCSI測定を遂行することを許される時間が、例えば、単一のサブフレームに制限されることを意味する。
MRは、CSIプロセスごとに、およびセルごとに設定され得る。全体で、UEは、結果的に、少なくとも以下のもののためのMRを用いて独立に設定され得る:
・ 複数のセルおよび/またはコンポーネントキャリア(現在、5〜32個)
・ セルごとに複数のCSIプロセス(最大4つ)
・ CSIプロセスごとに2つのサブフレームセット
・ サブフレームセットごとに、NZP CSI−RSおよびZP CSI−RS
追加として、CSIプロセス内のCSI−RSリソースの各々のための独立したMRを有するCSIフィードバックを設定する可能性を予期することができる。現在、最大8つのCSI−RSリソースがCSIプロセス内でサポートされ得、このようなリソースは各々、最大8つのCSI−RSアンテナポート(AP)をサポートし得る。したがって、UEのための大量の独立したMR設定が予期される。例えば、セルの可能な組み合わせを考慮するだけで、組み合わせの可能な数は次式に等しいことが分かる:
セルおよび/またはコンポーネントキャリアの組み合わせの数は32個のビットによって表現することができる。上述された組み合わせを全て含めると、全ての可能なセルの組み合わせを一意に識別するためには、より多くのビットが、すでに必要とされている32ビットに追加されなければならない。
MRの設定はRRCシグナリングによって行われる。しかし、RRC設定(または再設定)は遅延を暗示し得る。MR設定を急速に変更することによって、ネットワークが環境の変化に迅速に応答することができない場合には、ネットワーク性能は劣化することになる。
低遅延を有する下位層シグナリングメッセージをこの目的のために用いることは、限られた数の制御ビット、通常100個未満、を有する下位層シグナリングメッセージ内であまりにも多くの制御ビットを占有するであろう、大量の異なるMR設定(例えば、上式1参照)のゆえに、適当ではない。
本明細書に記載されている諸実施形態の目的は、以上において概説された問題および課題の少なくとも一部に対処することである。添付の独立請求項において規定されているとおりの、無線ネットワークノードおよび無線デバイスなどの、方法および装置を用いることによって、この目的およびその他のものを達成することが可能である。
一態様によれば、無線ネットワークノード80内において、無線ネットワーク100内で無線デバイス90を動作させるための方法であって、無線デバイス90は、上位層シグナリングによって、チャネル状態情報(CSI)を測定および/または報告するための第1の測定制限(MR)設定を用いて設定され、本方法は、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を、下位層シグナリングを用いて送信すること(42)を含む、方法が提供される。
別の態様によれば、無線デバイス90を無線ネットワーク100内で動作させるための無線ネットワークノード80であって、この無線ネットワークノード80は処理回路機構とメモリとを備え、前記メモリは前記処理回路機構によって実行可能な命令を含み、それにより、前記無線ネットワークノード80は、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を、下位層シグナリングを用いて送信するように適合されており、および/または設定されており、および/または動作可能である、無線ネットワークノード80が提供される。
第3の態様によれば、無線デバイス90において、チャネル状態情報(CSI)を報告するための方法であって、無線デバイス90は、上位層シグナリングによって、第1の測定制限(MR)設定に従ってCSIを測定および/または報告するように設定されており、本方法は、下位層シグナリングによって、無線ネットワークノード80から、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を受信すること(52)を含む、方法が提供される。
第4の態様によれば、チャネル状態情報(CSI)を報告するための無線デバイス90であって、この無線デバイス90は、上位層シグナリングによって、チャネル状態情報(CSI)を測定および/または報告するための第1の測定制限(MR)設定を用いて設定されており、無線デバイス90は処理回路機構とメモリとを備え、前記メモリは前記処理回路機構によって実行可能な命令を含み、それにより、前記無線デバイス90は、下位層シグナリングによって、無線ネットワークノード80から、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を受信するように適合されており、および/または設定されており、および/または動作可能である、無線デバイス90が提供される。
上述の無線デバイス90および無線ネットワークノード80ならびにこれらにおける方法は、後述される、さらなる特徴および利点を達成するための異なる任意選択的な実施形態に従って実施され、設定され得る。
これらの方法ならびに対応する無線ネットワークノード80および無線デバイス90によって達成される利点のうちのいくつかは以下のようにまとめることができる:
− CSIを測定および/または報告するための測定制限の効率的な動的設定を可能にすること
− 無線デバイスのための改善されたリンク適応を可能にすること
− 個々の無線デバイスのための測定制限とリンク適応との間のトレードオフを最適化すること
− CSIを測定および/または報告するためのMRの動的設定のシグナリングオーバヘッドを低減すること。
− CSIを測定および/または報告するためのMRの動的設定は、UEがいくつかのCSI−RSリソースにわたる測定平均化を用いることを一時的に可能にするために、MRを無効にする利点を有する。
次に、例示的な諸実施形態を用い、添付の図面を参照して、本解決策がより詳細に説明されることになる。
LTEダウンリンク物理リソースの一例を示す図である。 LTE時間領域(フレーム)構造の一例を示す図である。 下位層制御シグナリング、特に、ダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)メッセージのための3つのOFDMシンボルを有するLTEダウンリンクサブフレームを示す図である。 異なる数のアンテナポートのためのCSI−RSリソースの設定を示す図である。2つの連続的なリソースエレメント(Resource Element、RE)の内部の番号付けは設定のインデックスのためのものである。 本発明の一実施形態のためのシーケンス図を示す。 無線デバイスがどのように並列CSI測定を実施し得るのかについての一例を示す図である。 本明細書における諸実施形態が適用および/または実施され得る例示的な無線ネットワーク100を示す図である。 本明細書における諸実施形態に係る無線ネットワークノード80内で遂行される方法を示す図である。 本明細書における諸実施形態に係る無線デバイス90内で遂行される方法を示す図である。 本明細書における例示的な諸実施形態に係る、無線ネットワークノード80を示すブロック図である。 本明細書における例示的な諸実施形態に係る、無線デバイス90を示すブロック図である。
添付の図面を参照した以下の説明は、請求項およびこれらの均等物によって規定されるとおりの本発明の例示的な諸実施形態の包括的理解を補助するために提供される。説明はその理解を補助するための様々な具体的詳細を含むが、これらは単なる例示と見なされるべきである。したがって、当業者は、本明細書に記載されている諸実施形態の様々な変更および改変が、本発明の範囲および趣旨から逸脱することなく、なされ得ることを認識するであろう。また、よく知られた機能および構造の説明は、明確且つ簡潔にするために、省かれている。したがって、本発明の例示的な諸実施形態の以下の説明は例示の目的のためにのみ提供されており、添付の請求項およびそれらの均等物によって規定されるとおりの本発明を限定する目的のために提供されるものではないことが当業者には明らかであるはずである。単数形の「a」、「an」、および「the」は、文脈が別途明確に指示しない限り、複数の指示対象を含むことを理解されたい。それゆえ、例えば、「構成要素表面(a component surface)」への言及は、1つまたは複数のこのような表面への言及を含む。
本開示の目的は、無線ネットワークにおける測定制限を設定し、それにより、個々の無線デバイスのための改善されたリンク適応を可能にするために、測定制限の効率的な動的設定を可能にするための諸実施形態を提供することである。上述されたように、設定に関連付けられる多量のデータのゆえに、測定制限の低レイテンシ設定を提供するための解決策が欠如していた。
本明細書で使用するとき、非限定用語「無線デバイス」および「ユーザ機器、(User Equipment、UE)」は、携帯電話、セルラー電話、無線通信能力を装備するパーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、スマートフォン、内部もしくは外部モバイルブロードバンドモデムを装備するラップトップもしくはパーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)、無線通信能力を有するタブレットPC、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイスUE、マシンタイプUE、もしくはマシンツーマシン通信の能力を有するUE、iPAD、加入者宅内機器(customer premises equipment、CPE)、ラップトップ組み込み機器(laptop embedded equipment、LEE)、ラップトップ装着機器(laptop mounted equipment、LME)、USBドングル、ポータブル電子無線通信デバイス、無線通信能力を装備するセンサデバイス、または同様のものを指し得る。特に、用語「無線デバイス」は、セルラーもしくは移動体通信システム内の無線ネットワークノードと通信する任意の種類の無線デバイス、またはセルラーもしくは移動体通信システムにおける通信のための任意の関連規格に従う無線通信のための無線回路機構を装備する任意のデバイスを含む非限定用語として解釈されるべきである。無線デバイス90はUEの一実装形態であり得ることが言及されるべきである。
本明細書で使用するとき、非限定用語「無線ネットワークノード」は、基地局、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ、基地局コントローラ、および同様のものなどのネットワーク制御ノードを指し得る。特に、用語「基地局」は、ノードB、またはLTEのための、高度化ノードB、eNodeB(eNB)、あるいはNRのためのgNode Bなどの標準基地局を含む異なる種類の無線基地局を包含し得る。無線ネットワークノード80は、本説明に係るeNBの一実装形態であり得ることが言及されるべきである。
本開示において、非限定用語「無線ネットワーク」は任意の無線通信ネットワーク、特に、WCDMAのためのUTRA、またはLTEのためのeUTRA、またはNRのためのgUTRAを指し得るが、NRおよび/またはWiFiおよび/またはWiMaxなどの任意の他の無線通信システムも予期することができる。
図7は、本明細書において開示される諸実施形態が実施され得る無線ネットワーク100を示す。無線ネットワーク100は、1つまたは複数の無線デバイス90、無線ネットワークノード80、ネットワークノード120を含む。無線ネットワークはコアネットワークノード130に接続され得る。無線デバイス90は無線インターフェースを通じて無線ネットワークノード80と通信し得る。例えば、無線デバイス90は無線ネットワークノード80へ無線信号を送信し、および/または無線ネットワークノード80から無線信号を受信し得る。無線信号は、音声トラフィック、データトラフィック、制御信号、および/または任意の他の好適な情報を含み得る。無線信号は無線リンク70を通じて送信され得る。
無線ネットワークノード80は、例えば、無線アクセスネットワーク110内の無線ネットワークコントローラ120などの、ネットワークノード120とインターフェースを取り得る。無線ネットワークコントローラ120は無線ネットワークノード80を制御し得、特定の無線リソース管理機能、移動管理機能、および/またはその他の好適な機能を提供し得る。無線ネットワークコントローラ120はコアネットワークノード130とインターフェースを取り得る。特定のシナリオでは、無線ネットワークコントローラ120は相互接続ネットワークを介してコアネットワークノード130とインターフェースを取り得る。無線ネットワークノード80もまたコアネットワークノード130とインターフェースを取り得る。特定のシナリオでは、無線ネットワークノード80は相互接続ネットワークを介してコアネットワークノード130とインターフェースを取り得る。
いくつかのシナリオでは、コアネットワークノード130は、無線デバイス90のための通信セッションの確立、および様々な他の機能性を管理し得る。無線デバイス90は、非アクセス層(non−access stratum、NAS)の層を用いてコアネットワークノード130と特定の信号を交換し得る。非アクセス層シグナリングでは、無線デバイス90とコアネットワークノード130との間の信号は無線アクセスネットワークを透過的に通過させられ得る。以上において図7に関して説明されたように、ネットワーク100の諸実施形態は、1つまたは複数の無線デバイス90、ならびに無線デバイス90と(直接または間接的に)通信する能力を有する1つまたは複数の異なる種類のネットワークノードを含み得る。ネットワークノードの例としては無線ネットワークノード80が挙げられる。ネットワークはまた、無線デバイス90の間、または無線デバイス90と別の通信デバイス(固定電話など)との間の通信をサポートするために適した任意の追加の要素をも含み得る。
無線デバイス90および無線ネットワークノード80は、ロングタームエボリューション(LTE)、LTE−Advanced、NR、UMTS、HSPA、移動通信用のグローバルシステム(Global System for Mobile Communication、GSM)、cdma2000、WiMax、WiFi、別の好適な無線アクセス技術、あるいは1つまたは複数の無線アクセス技術の任意の好適な組み合わせなどの、任意の好適な無線アクセス技術を用い得る。例示の目的のために、様々な実施形態は、LTEなどの、特定の無線アクセス技術の文脈内で説明され得る。しかし、本開示の範囲はそれらの例に限定されず、他の実施形態は異なる無線アクセス技術を用いることができるであろう。無線デバイス90、無線ネットワークノード80、無線ネットワークコントローラ120、およびコアネットワークノード130の各々は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組み合わせを含み得る。無線デバイス90および無線ネットワークノード80の特定の実施形態の例が以下において図5、図6および図8〜図11に関して説明される。
以下において、測定制限がチャネル状態情報(CSI)の測定およびCSIの報告のために設定される特定の実施形態が説明されることになる。したがって、我々は、CSI測定が何を指すのか、および特に、測定制限を有するCSI測定がどのように実施され、設定され得るのかについての短い概説を提供する。より詳細な情報は、関連する箇所において提供されることになる。
LTEは、ダウンリンクにおいてOFDMを用い、アップリンクにおいてDFT拡散OFDMを用いる。それゆえ、基本LTEダウンリンク物理リソースは、図1に示されるとおりの時間−周波数グリッドとして見ることができる。ここで、各リソースエレメント(RE)は1つのOFDMシンボル間隔の間の1つのOFDMサブキャリアに対応する。
時間領域内において、LTEダウンリンク送信は10msの無線フレームに編成され、各無線フレームは、図2に示されるように、長さTsubframe=1msの10個の等しいサイズのサブフレームからなる。サブフレームは2つの等しい部分に分割されてもよく、各々の等しい部分はスロットと呼ばれる。標準のサイクリックプレフィックスのために、1つのサブフレームは14個のOFDMシンボルからなる。各OFDMシンボルの継続期間はおよそ71.4μsである。
さらに、LTEにおけるリソース割り当ては通例、リソースブロック(RB)に関して記述される。ここで、リソースブロックは、時間領域における1つのスロット(0.5ms)、および周波数領域における12個の連続したサブキャリアに対応する。時間方向における2つの隣接したリソースブロックの対(1.0ms)はリソースブロックペアとして知られる。リソースブロックは周波数領域において番号付けされ、システム帯域幅の一方の端部から0をもって開始する。
ダウンリンク送信は動的にスケジュールされる。すなわち、各サブフレーム内で、基地局は、現在のダウンリンクサブフレーム内において、どの端末にデータが送信されるのか、およびどのリソースブロック内でデータが送信されるのかについての制御情報を送信する。この制御シグナリング(PDCCH)は通例、各サブフレーム内の最初の1つ、2つ、3つまたは4つのOFDMシンボル内で送信され、数n=1、2、3または4は制御フォーマットインジケータ(Control Format Indicator、CFI)として知られる。ダウンリンクサブフレームはまた、受信器に知られており、例えば、制御情報のコヒーレント復調のために用いられる共通参照シンボルを包含する。図3に、CFI=3のOFDMシンボルを制御として有するダウンリンクシステムが示されている。
上述されたリソース割り振りは、拡張型物理ダウンリンク制御チャネル(Enhanced Physical Downlink Control Channel、EPDCCH)上、および/または物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)上でスケジュールされ得る。上図3に示される参照シンボルは、例えば、特定の送信モードのための細かい時間および周波数同期ならびにチャネル推定を含む、複数の機能をサポートするために用いられ得る、セル固有参照シンボル(cell specific reference symbol、CRS)である。UEは、送信モードを用いて、UEが、物理ダウンリンク共有チャネル(Downlink Shared Channel、PDSCH)上で受信されるデータ送信をどのように処理するかを決めることを助けるように設定され得る。UEは、例えば、RRCシグナリングを介して、どの送信モードを用いるべきであるのかを知らされ得る。DLでは、いくつかの異なる送信モードが存在する。送信モードは、例えば、用いられる層(ストリーム、もしくはランク)および/またはアンテナポートの数、ならびに/あるいは例えば、セル固有参照信号(CRS)もしくは復調用参照信号(Demodulation Reference Signal、DM−RS)もしくはCSI−RSなどの参照信号の種類、およびプリコーディング方式が異なり得る。
セルラー通信システムでは、どのような送信パラメータを用いるべきであるかを知るために、チャネル条件、特に、無線チャネル条件を測定する必要がある。これらの送信パラメータは、例えば、変調方式、符号化速度、送信ランク、および周波数割り当てを含み得る。これはアップリンク(uplink、UL)送信にもダウンリンク(downlink、DL)送信にも当てはまる。
送信パラメータに関する決定を行うスケジューラは、通例、基地局(eNB)内に配置されている。それゆえ、スケジューラは、端末(UE)が送信する既知の参照信号を用いて、ULのチャネル特性に関する情報を直接得ることができる。次に、これらの測定は、eNBが行うULスケジューリング決定のための基礎を形成し、次に、ULスケジューリング決定は、ダウンリンク制御チャネルを介して、例えば、PDCCHを介して、および/またはePDCCHを介して、UEへ送られる。
CSIフィードバック
LTEのいくつかのリリースでは、CSI推定およびフィードバックのため、ならびに復調のためのチャネル推定のために、DLにおいてセル固有参照信号(CRS)が用いられ得る。CRSはあらゆるサブフレームにおいて送信され、最大4つのアンテナポート(antenna port、AP)をサポートするように規定されている。LTEの他のリリースでは、最大8つのAPをサポートするために、UEが複数のAPを用いてCSIを測定し、フィードバックするために規定されたCSI参照信号(CSI−RS)が存在する。各CSI−RSリソースは、2つの連続的なOFDMシンボルにわたる2つのリソースエレメント(RE)からなる。具体的には、LTEでは、基本的な2ポートCSI−RSリソースは、2つの連続的なOFDMシンボルにわたる2つのリソースエレメント(RE)からなる。(2つの異なるAPのための)2つの異なるCSI−RSは、符号分割多重(code division multiplexing、CDM)によって同じCSI−RSリソース(2つのRE)を共有することができる。また、CSI−RSは、5ms、10ms、20ms、40msまたは80msごとに一度送信することができ、これがCSI−RSの周期性を決める。したがって、CSI−RSは、CRSと比べたときに、より低いオーバヘッドおよびより低いデューティサイクルを有する。他方で、CSI−RSは復調用参照として用いられず、その一方で、CRSはそのように用いられる。異なるCSI−RSは、サブフレーム内で異なるオフセットをもって送信され得る。このオフセットはCSI−RSサブフレームオフセットと呼ばれる。CSI−RSリソースが設定されると、UEは、各々の設定されたCSI−RSリソースにおける所与のアンテナポートのためにチャネルを測定し、CSI−RSリソースの時機の間のチャネルを補間し、動的に変化するチャネルを得ることができる。例えば、UEは、例えば5msの設定されたCSI−RS周期性の代わりに、1msごとにチャネルを補間し、測定し、および/または推定し、および/または算出し得る。
図4は、異なるCSI−RSリソース設定からRBペア内のREへのマッピングの2つの例を示す。図4の左手の部分は1つまたは2つのAPのためのマッピングであり、この場合には、20個のCSI−RSリソース設定が可能である。サービングセルの2つのAPの2つのCSI−RS、例えば、2ポートCSI−RSは、例えば、CSI−RSリソース設定0によって、上述されたとおりのCDMを用いることによって送信することができ、その一方で、他の隣り合うセルのAPのCSI−RSは、サービングセル内のCSI−RSとのCSI−RS衝突を回避するために、1<=j<=19とする、設定jによって決められたCSI−RSリソース上で送信することができる。図4の右手の部分は4つのAPのためのマッピングであり、この場合には、10個の設定が可能である。サービングセルの4つのAPの4つのCSI−RSは、例えば、設定0によって決められたCSI−RSリソース上で、CDMによって送信することができ、その一方で、他の隣り合うセルのAPのCSI−RSは、サービングセル内のCSI−RSとのCSI−RS衝突を回避するために、1<=j<=9とする、設定jによって決められたCSI−RSリソース上で送信することができる。
1つのCSI−RSのための2つの連続的なREによって用いられるOFDMシンボルは、指定された疑似ランダム系列から導出された、QPSKシンボルである。干渉をランダム化するために、疑似ランダム系列発生器の初期状態は、検出されたセルID、またはeNBからの無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングによってUEに設定された仮想セルIDによって決められてもよい。非ゼロ電力OFDMシンボルを有するCSI−RSは非ゼロ電力CSI−RS(non−zero−power CSI−RS、NZP CSI−RS)と呼ばれる。
他方で、ゼロ電力(ZP)CSI−RSも、干渉測定(IM)の目的のため、または他のセルにおけるCSI推定を改善する目的のために、UEにRRC設定することができる。しかし、4つのAPを有するCSI−RSマッピングはZP CSI−RSによって用いられる可能性が高いであろう。
例えば、図4において、NZP CSI−RSを有するCSI−RSリソース設定0が、セルAによって、セルA内の2つのAPのCSIを推定するために用いられる場合には、ZP CSI−RS(合計4つのRE)を有するCSI−RSリソース設定0が、隣り合うセルBによって、CSI−RSリソース設定0内の2つのREを通じたセルAへのDL干渉を最小限に抑えるために用いられ得、それにより、セルA内の2つのAPのCSI推定が改善され得る。
LTEでは、送信モード10(transmission mode 10、TM10)のために、最大4つのCSIプロセスがRRCシグナリングによってUEのために設定され得る。これらの4つのCSIプロセスは、協調マルチポイント(coordinated multi−point、CoMP)フレームワーク内の最大4つの異なるセル(または同じセル内の送信ポイント(transmission point、TP))内のAPのためのCSIを獲得するために用いられ得る。これらの4つのCSIプロセスはまた、方位、高度、またはその両方(2Dビームフォーミング)におけるビームフォーミングの能力を有するアレイアンテナを用いて同じeNBから送信される複数の異なるビームに割り振られ得る。CSIプロセスおよびCSI−RS設定がどのように準備されるのかに関する完全なLTE仕様については、[1]、[2]、および[3]を参照されたい。
UEが正しいCSIを導出するために、TM10内の各CSIプロセスは信号仮説および干渉仮説に関連付けられる。信号仮説は、どのNZP CSI−RSが所望の信号を反映するのかを記述する。他方で、干渉は、設定されたCSI−IMリソース内で測定され、このCSI−IMリソースは、UEが干渉測定のために用いるべき、PRBペア当たり4つのREを有するCSI−RSと類似した、特に、リソースブロックペア当たり4つのREを有するゼロ電力CSI−RSと類似したものである。CoMPにおける干渉測定(IM)をより良くサポートするために、CSI−IMは標準化され、ZP CSI−RSに基づく。したがって、最大4つのCSIプロセスの各々は1つのNZP CSI−RSおよび1つのCSI−IMからなる。
送信モード9のUEについては、単一のCSIプロセスのみを設定することができ、CSI−IMは規定されない。それゆえ、干渉測定はTM9において指定されない。しかし、それでもなお、2つの異なるサブフレーム(subframe、SF)セット:SFセット1およびSFセット2からCSIフィードバックを得る可能性がある。例えば、別のeNBから、例として、X2を通じてシグナリングされた、例として、電力低減サブフレーム(Reduced Power Subframe、RPSF)情報に基づいて、ピコeNBは、UEを、両方の保護されたサブフレーム(例えば、マクロセルが活動を低減させた、RPSFサブフレーム)のためのCSI、および保護されていないサブフレームのためのCSIを2つの異なるCSI報告内でフィードバックするように設定し得る。これは、例えば、ピコeNBが、サブフレームが、保護されたサブフレームであるか否かに応じて、2つの種類のサブフレーム内でリンク適応を異なって遂行することを可能にする。TM10で設定されたUEが両方のサブフレームセットおよび複数のCSIプロセスを用いることも可能である。
LTEでは、CSI報告のフォーマットは、CQI(Channel−Quality Information、チャネル品質情報)、ランクインジケータ(Rank Indicator、RI)、およびプリコーディング行列インジケータを含み得る。[4]を参照されたい。報告は広帯域のものであるか、またはサブバンドに適用可能であることができる。報告は、無線リソース制御(RRC)メッセージによって、周期的に、または非周期的な仕方で送られるように設定され得る。非周期的CSI報告はeNBからUEへの制御メッセージによってトリガされ得る。CSI報告の正確さおよび信頼性は、eNBが、来たるべきDL送信のために考えられる最良のスケジューリング決定を行うために、重要である。
LTE規格は、UEが、複数の時刻、例えば、サブフレームからのCSI−RSおよびCSI−IM測定をどのように取得し、平均するべきであるのかを指定していない。例えば、UEは、eNBに知られていない時間フレームにわたって測定を行い、UE独自の仕方でいくつかの測定を組み合わせ、CSI値を生成し得、CSI値は、周期的に、またはトリガされて報告される。
LTEの文脈では、CSI−RSが送信され得るCSI−RSリソース(図1および図4に関して以上において規定されたとおりの特定のRE)が存在する。加えて、「CSI−IMリソース」も存在する。ここで、IMは「Interference Measurement(干渉測定)」を表す。後者は、CSI−RSリソースと同じ、時間/周波数グリッド内の可能な物理的な場所のセットから規定されるが、CSI−RSはサービングセル内においてゼロ電力を用いて送信される。換言すれば、CSI−IMリソース上では「サイレント」CSI−RSが送信される。eNBが共有データチャネル(PDSCH)上で送信する際には、eNBは、CSI−IMのために設定されたリソースエレメントへのデータのマッピングを回避すべきである。これらは、UEのサービングノードとは別の送信器からの任意の干渉の電力を測定する可能性をUEに与えることが意図されている。
各UEは、1つ、3つまたは4つの異なるCSIプロセスを用いて設定することができる。各CSIプロセスは、1つのCSI−RSリソースおよび1つのCSI−IMリソースに関連付けられる。ここで、これらのCSI−RSリソースは、RRCシグナリングによってUEに設定されており、それゆえ、Tの周期性をもって、且つ上述されたとおりのフレームの開始に対する所与のサブフレームオフセットをもって、周期的に送信される/生じる。
1つのCSIプロセスのみが用いられる場合には、このとき、CSI−IMに全ての他のeNBからの干渉を反映させることが一般的である。すなわち、サービングセルは、CSI−IMと重複するZP CSI−RSを用いるが、他の隣接eNB内においては、これらのリソース上にZP CSI−RSは存在しない。このように、UEは、CSI−IMリソース上で測定を行う際に、隣接セルからの干渉を測定することになる。
追加のCSIプロセスがUEに設定される場合には、このとき、ネットワークが、サービングeNBにおけるUEのためのこのCSIプロセスのためのCSI−IMリソースと重複する、隣接eNB内のZP CSI−RSも設定する可能性がある。このように、UEは、隣接セルが送信中でない場合にも、正確なCSIをフィードバックし得る。それゆえ、複数のCSIプロセスの使用によってeNB間の協調スケジューリングが可能にされ、1つのCSIプロセスは完全な干渉の場合のCSIをフィードバックし、他のCSIプロセスは、(強く干渉する)隣接セルがミュートされた場合のCSIをフィードバックする。上述されたように、最大4つのCSIプロセスをUEに設定することができ、それにより、4つの異なる送信仮説のフィードバックを可能にする。
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)および拡張型PDCCH(EPDCCH)
PDCCH/EPDCCHは、スケジューリング決定および電力制御コマンドなどのダウンリンク制御情報(DCI)を搬送するために用いられる。より具体的には、DCIは以下のものを含み得る:
・ PDSCHリソース指示、移送フォーマット、ハイブリッドARQ情報、および空間多重化(適用可能な場合)に関する制御情報を含む、ダウンリンクスケジューリング割り振り。ダウンリンクスケジューリング割り振りはまた、ダウンリンクスケジューリング割り振りに応じたハイブリッドARQ肯定応答の送信のために用いられるPUCCHの電力制御のためのコマンドも含み得る。
・ PUSCHリソース指示、移送フォーマット、およびハイブリッドARQ関連情報を含む、アップリンクスケジューリンググラント。アップリンクスケジューリンググラントはまた、PUSCHの電力制御のためのコマンドも含み得る。
・ スケジューリング割り振り/グラント内に含まれるコマンドへの補完としての端末のセットのための電力制御コマンド。
1つのPDCCH/EPDCCHは、上述の説明に係る情報を含み得る1つのDCIメッセージを搬送し得る。複数の端末が同時にスケジュール可能であるため、ダウンリンクおよびアップリンクの両方の上で、各サブフレーム内で複数のスケジューリングメッセージを送信する可能性がある。各スケジューリングメッセージは別個のPDCCH/EPDCCHリソース上で送信され、その結果、通例、複数の同時のPDCCH/EPDCCH送信が各セルにおいて存在し得る。さらに、異なる無線チャネル条件をサポートするために、リンク適応を用いて、PDCCH/EPDCCHの符号レートを無線チャネル条件に合うように適応させることができる。符号レートを適応させると、PDCCH/EPDCCHのためのリソース使用も影響を受ける。
ULスケジューリングDCI
DCIフォーマット0およびDCIフォーマット4は1または2ビットのCSI要求フィールドを包含する[4]。2ビットフィールドは、1つを超えるDLセルを用いて設定されるUE、および/または上位層によって、1つを超えるCSIプロセスを用いて設定されるUE、および/または2つのCSI測定セットを用いて設定されるUEに適用される。さもなければ、1ビットフィールドが適用される。この場合には、ビットは、非周期的CSI報告が要求されるか否かを指示する。2ビットの場合には、非周期的CSIトリガビットは、[1]のセクション7.2.1に記載されているように、異なる解釈を有することができる。
例えば、下表は、CSI要求フィールドサイズが2ビットであり、UEが少なくとも1つのサービングセルのために送信モード10で設定されており、UEがいずれのサービングセルのためにもcsi−SubframePatternConfig−r12を用いて設定されていない場合における解釈を示す。この例示的なシナリオの場合、非周期的CSI報告は、上位層(例えば、RRCシグナリング)による設定に従い、複数のセルにわたる異なるCSIプロセスのためにトリガされるか(CSI要求フィールド値=‘10’もしくは‘11’)、またはサービングセルのためのCSIプロセスのセットのためにトリガされ得る(CSI要求フィールド値=‘01’)。
Rel−13 CSI測定制限
MRの合意された3GPP定義は以下のとおりである:所与のCSIプロセスについて、チャネル測定に対するMRがオンである場合には、このとき、CSI算出のために用いられるチャネルは、CSI参照リソースまでとこのCSI参照リソースを含むX個のNZP CSI−RSサブフレーム(単数または複数)から推定することができる。Xは整数値であり得る。
・ チャネル測定はNZP CSI−RSから導出される
CSI−IM(単数または複数)を有する所与のCSIプロセスについて、干渉測定に対するMRがオンである場合には、このとき、CSI計算のために用いられる干渉は、CSI参照リソースまでとこのCSI参照リソースを含むY個のCSI−IMサブフレーム(単数または複数)から推定することができる。Yは整数値であり得る。
・ 干渉測定はCSI−IMから導出される
LTE Rel−13は以下の測定制限機能性を包含するべきであることが合意された。
・ 2つのサブフレームセットを有するレガシー測定制限もCSIプロセス内で設定されるときには、単一のサブフレームへの測定制限(MR)がサブフレームセットごとに独立して設定可能である
・ NZP CSI−RSチャネル測定を単一のサブフレーム(すなわちX=1)に制限するための1つのRRCパラメータ、および
・ CSI−IM干渉測定を単一のサブフレーム(すなわちY=1)に制限するための1つのRRCパラメータ。
これは、クラスA CSIフィードバック(プリコーディングされていないCSI−RS)に対して、および単一の(K=1)ビームフォーミングされたNZP CSI−RSリソースを有するクラスB CSIフィードバック(ビームフォーミングされたCSI−RS)に適用できる。K>1を有するクラスBについては、MRがサポートされ、RRC設定され得るかどうか、およびどのようにMRがサポートされ、どのようにRRC設定され得るかが依然として議論されている。
MRは、CSIプロセスごとに、およびセルごとに設定され得る。全体で、UEは、結果的に、少なくとも以下についてMRを用いて独立に設定され得る:
・ 複数のセル(現在、5〜32個)
・ セルごとに複数のCSIプロセス(最大4つ)
・ CSIプロセスごとに2つのサブフレームセット
・ サブフレームセットごとに、NZP CSI−RSおよびZP CSI−RSについて
追加として、CSIプロセス内のCSI−RSリソースの各々のための独立したMRを有するCSIフィードバックを設定する可能性を予期することができる。現在、最大8つのCSI−RSリソースがCSIプロセス内でサポートされ得、このようなリソースは各々、最大8つのCSI−RSアンテナポート(AP)をサポートし得る。したがって、UEのためのMR設定の総数は、上述の式1に関して説明されたように、極めて高くなり得る。全ての可能な設定を表現するために必要とされるビット数は、DCIメッセージおよび/または下位層シグナリング内に収めることができる数よりも多くなると予想される。したがって、上位層シグナリングが、測定制限に関連する設定情報の大部分を搬送することが期待される。
DCIメッセージ、特に、PDCCHまたはePDCCHによって搬送されるダウンリンク制御情報メッセージは、本開示では例えばRRCシグナリングを含み得る「上位層シグナリング」とは対照的に、本開示では、「下位層シグナリング」と考えられる。
下位層シグナリングと上位層シグナリングとの主な相違は、信頼性、曖昧さおよび遅延である。例えば、下位層シグナリングは再送信をサポートしない場合があり、したがって、例えば、それぞれMAC層およびRLC層においてHARQ再送信および/またはARQ再送信を受け得る上位層シグナリングよりも信頼性が低くなり得る。上位層シグナリングのための増大した信頼性には、下位層シグナリングと比べて、増大した遅延が伴う。増大した遅延は、例えば、上位層シグナリングを用いると、下位層シグナリングと比べて、無線デバイスのための測定制限の設定および/または再設定がより長い時間を要するという結果をもたらし得る。換言すれば、下位層シグナリングを用いて無線デバイスを設定または再設定することは、上位層シグナリングを用いて無線デバイスを設定または再設定するよりも高速である。曖昧さは、無線ネットワークノードが、UEが、上位層シグナリング内で指示された設定または再設定をいつ採用したのかが正確に分からないことになることに関連し、その一方で、下位層でシグナリングされたメッセージは即座に採用される。下位層シグナリングは通例、<100ビットのペイロード情報を搬送し得るが、その一方で、このような制約は上位層シグナリングのために全く存在しない。
MR設定および/または再設定の動的シグナリングを用いなければ、システムは、通信が行われる無線リンクの適応を必要とし得る無線環境内の急速な変化に適応する可能性が低い。例えば、基地局、例えばeNBと、UEとの間で経路損失が一時的に増大した場合には、より信頼性の高いCSI報告を得るべくMRを無効にするために、MRのRRC再設定が必要である。これは、遅延および追加の上位層シグナリングを生じさせ、これはシグナリングオーバヘッドを消費する。また、特に、RRCシグナリングのための、上位層シグナリングの使用のゆえに、新たなMR設定がUEにおいていつ適用されるのかについての曖昧さが存在する。
CSIを測定および/または報告するためのMR設定は、MRがそれぞれNZP CSI−RSおよびCSI−IM/ZP CSI−RSのために有効にされるかどうかを無線デバイスに知らせ得ることに留意されたい。MRを用いて設定されると、無線デバイスは、サブフレームにわたる、NZP CSI−RSリソースおよび/またはCSI−IM/ZP CSI−RSリソースに対する測定推定のチャネル補間を遂行することを許されないことがある。この制約は、例えば、急速に変化するチャネル条件の場合に、不正確で、且つ/または信頼できない測定を生じさせ得る。
上述された問題は、本明細書における例示的な諸実施形態によって対処される。無線ネットワークノード80に関しては、無線ネットワーク無線デバイスを動作させるための方法および装置を提供する。無線デバイスは、上位層シグナリングによって、チャネル状態情報(CSI)を測定および/または報告するための第1の測定制限(MR)設定を用いて設定される。ならびに無線デバイス90に関しては、チャネル状態情報(CSI)を報告するための方法および装置を提供する。無線デバイスは、上位層シグナリングによって、第1の測定制限(MR)設定に従ってCSIを測定および/または報告するように設定される。チャネル状態情報(CSI)を測定および/または報告するための測定制限(MR)設定は、無線デバイスが、例えば、補間および/または推定および/または算出および/または測定によって、どのように測定を遂行するべきであるのかを規定し、ならびに、追加として、および/または任意選択的に、また、無線デバイスが無線デバイスの測定をどのように、および/またはいつ報告するべきであるのかをも規定し得ることが言及されるべきである。
本解決策は添付の請求項によって規定される。
以下において、および本明細書における諸実施形態によれば、無線ネットワーク100の無線ネットワークノード80によって/無線ネットワーク100の無線ネットワークノード80内で遂行される、無線デバイスを無線ネットワーク内で動作させるための方法であって、無線デバイスは、上位層シグナリングによって、チャネル状態情報CSIを測定および/または報告するための第1の測定制限(MR)設定を用いて設定される、方法が提供される。換言すれば、無線ネットワークノード80はまず、第1の上位層シグナリングを用いて、例えば、RRCシグナリングを用いて無線デバイス90を設定し得る。CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定は、RRCのような、上位層シグナリングを用いてシグナリングされ、セルごとに、CSIプロセスごとに、サブフレームセットごとに(使用される場合)、およびCSIプロセス内のCSI−RSリソースごとに遂行され得る。
本方法が図8に示されており、以下のものを含む:下位層シグナリングを用いて、第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を送信する(42)。
本方法は、上述されたように、無線ネットワークノード80によって/無線ネットワークノード80内で実施され、遂行される。次に、無線ネットワークノード80によって遂行されるアクションが図8と併せて説明され、以下のものを含む:
アクション42において、無線ネットワークノード80は、下位層シグナリングを用いて、例えば、上述されたとおりのDCIメッセージを用いて、第1の指示を送信するように設定されており、および/または適合されている。第1の指示は、下位層シグナリングを用いて、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する。例えば、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定は、例えば、上述されたとおりのRRCシグナリングのような上位層シグナリングによって無線デバイスへシグナリングされた。下位層シグナリング内の指示は、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、報告するCSIを測定するための第1のMR設定を置換することを無線デバイスに指示する。CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定は、無線デバイスが、測定するべきCSI−RSリソース − NZP CSI−RSリソースおよびZP CSI−RSリソース(CSI−IMリソースとしても知られる)の両方 − をより多く有するために、無線デバイス90のための測定制限を緩和し得る。例えば、無線デバイスは、CSI−RSリソース(例えば、NZP CSI−RSリソースおよび/またはCSI−IM/ZP CSI−RSリソース)にわたる、ならびに/あるいはサブフレームにわたる推定のチャネル補間および/または測定平均化を用い得る。
無線ネットワークノード80が第1の指示を送信するためのトリガは、無線ネットワークノード80が、チャネル条件が変化したこと、例えば、無線デバイス90からのアップリンク送信上の無線品質および/または受信信号強度が低下したことを検出したことであり得る。例えば、無線ネットワークノード80は、無線デバイス90からのアップリンク送信のためのブロック誤り率(block error rate、BLER)が、望ましいものよりも高い、例えば、設定可能な値または所定の値よりも高いと判定する。無線ネットワークノードが指示を送信するための別のトリガは、無線デバイスと無線ネットワークノードとの間の経路損失が変化したこと、例えば、経路損失が、測定の間で設定可能な値または所定の値よりも変化したことであり得る。これは、無線デバイスからのCSI報告が、リンク適応のために用いるのに正確でない、および/または信頼できない可能性があるとの指示であり得る。信頼性を高めるために、したがって、無線ネットワークノードは、測定制限を緩和するための指示を送信し得る。
第1の指示は、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換するかどうかを指示するための、例えば、アップリンクスケジューリングDCIメッセージ内の、1つの追加のビットによって実装され得る。
代替例として、第1の指示は、1つまたは複数の状態が、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示するように既存のアップリンクスケジューリングDCIフォーマットのCSI要求表([1]より、下表7.2.1−1B参照)を改変することによって実装され得る。一例は以下のように与えられる。2ビット状態「01」は、測定制限を有しないCSI報告をトリガし、ならびに/あるいは、たとえ、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定が、トリガされたCSIプロセス群のうちのCSIプロセスのために、上位層シグナリングを介して、例えば、RRCを用いて設定されても、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、任意のトリガされたCSIプロセスのために、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することをトリガし得る。換言すれば、2ビット状態のうちの1つは、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定が適用可能でなくなり得るが、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が第1の設定を置換し得ることを指示し得る。「10」または「11」のビット状態がシグナリングされた場合には、このとき、無線デバイス90は、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定が上位層シグナリングを介して設定されることを適用するべきである。
CSIを測定および報告するための第1のMR設定および第2のMR設定は周期的CSI報告および非周期的CSI報告の両方のために適用可能であり得ることが言及されるべきである。
CSIを測定および/または報告するためのMR設定は、CSIを測定することのみのための設定を指し得る。
一実施形態によれば、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定は、所定の期間の間、第1のMR設定を置換する。一例として、置換のための第1の指示は、非周期的CSI報告をトリガするためのDCIメッセージ内に含まれる、および。CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することは、例えば、要求された非周期的CSI報告のため、および/または既定の数の周期的CSI報告のためにのみ遂行されてもよい。
別の実施形態によれば、所定の期間は設定可能な時間の後に終了する。例えば、周期的CSI報告の上述の既定の数は設定可能であり得る。
別の例示的な実施形態では、本方法は、下位層シグナリングを用いて第2の指示を送信すること(44)であって、第2の指示は、所定の期間が終了することを指示する、送信すること(44)をさらに含み得る。例えば、下位層シグナリングメッセージ、具体的には、DCIメッセージは、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定に、もはや置換されないことを指示する第2の指示を含み得る。
さらに別の例示的な実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定は前もって決められている。例えば、無線ネットワークノード80および無線デバイス90は、上位層、例えば、RRCによってシグナリングされるMR設定と比べて、設定の所定のセットまたはデルタ設定について合意していることができる。設定の所定のセットおよび/またはデルタ設定は、より少ない測定制限を用いて無線デバイス90を設定し得、例えば、所定の設定は全ての測定制限の半分または測定制限のうちの一部に対応し得る。換言すれば、既定のMR設定に従えば、測定機会は、例えば、2倍または3倍になり得る。
別の実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定は所定のMR設定のセットから選択される。例えば、所定のセットは、MR設定を有する以前の実施形態からの例であり得、ならびに/あるいはデルタMR設定は、例えば、2倍、3倍または4倍の量の測定機会を表現し得る。
別の実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定は測定制限を含まない。本実施形態では、第1の指示は、CSIを測定および報告する際に、無線デバイスのために適用されるべき測定制限がないことを指示し得る。
別の実施形態では、本方法は、無線デバイス90から、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定に基づくCSI報告を受信することをさらに含む。
上述のことによれば、無線ネットワーク100内で無線デバイス90を動作させるための、無線ネットワークノード80によって遂行される主なステップであって、無線デバイス90は、上位層シグナリングによって、チャネル状態情報(CSI)を測定および/または報告するための第1の測定制限(MR)設定を用いて設定される、ステップは、以下のように要約することができ、図8に示されている:
− CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を、下位層シグナリングを用いて送信する(42)。
以上において開示されたように、本方法を実施することによって達成されるいくつかの利点がある。例えば:
− CSIを測定および報告するための測定制限の効率的な動的設定を可能にすること
− 無線デバイスのための改善されたリンク適応を可能にすること
− 個々の無線デバイスのための測定制限とリンク適応との間のトレードオフを最適化すること
− CSIを測定および報告するためのMRの動的設定のシグナリングオーバヘッドを低減すること。
− CSIを測定および報告するためのMRの動的設定は、UEがいくつかのCSI−RSリソースにわたる測定平均化を用いることを一時的に可能にするために、MRを無効にする利点を有すること。
本明細書における諸実施形態によれば、無線デバイスを無線ネットワーク(100)内で動作させるための無線ネットワークノード80であって、この無線ネットワークノード(80)は処理回路機構とメモリとを備え、前記メモリは前記処理回路機構によって実行可能な命令を含み、それにより、前記無線ネットワークノード(80)は、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を、下位層シグナリングを用いて送信するように適合されており、および/または設定されており、および/または動作可能である、無線ネットワークノード80がさらに提供される。
対応する方法の実施形態の特徴に関する詳細は以上においてすでに提供されており、そのため、このような詳細を繰り返すことは不要と考えられる。これは、以下において開示されることになる無線ネットワークノード80に関連する全ての実施形態に当てはまる。
例示的な実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、所定の期間の間、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換する、無線ネットワークノード80が開示される。
別の実施形態では、所定の期間が、設定可能な時間の後に終了する、無線ネットワークノード80が開示される。
一実施形態では、無線ネットワークノード(80)が、下位層シグナリングを用いて第2の指示を送信するようにさらに適合されており、および/または設定されており、第2の指示は、所定の期間が終了することを指示する、無線ネットワークノード80が開示される。
さらに別の実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が前もって決められている、無線ネットワークノード80が開示される。
別の実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が所定のMR設定のセットから選択される、無線ネットワークノード80が開示される。
一実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が測定制限を含まない、無線ネットワークノード80が開示される。
一実施形態では、無線デバイス90から、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定に基づくCSI報告を受信するようにさらに適合されており、および/または設定されている、無線ネットワークノード80が開示される。
本明細書における諸実施形態によれば、以上において開示されたように、プロセッサとメモリとを備える無線ネットワークノード80であって、メモリはプロセッサによって実行可能な命令を含み、それにより、無線ネットワークノード80は、無線デバイス90を無線ネットワーク100内で動作させるための主なステップを遂行するように動作可能であり、および/または適合されており、および/または設定されている、無線ネットワークノード80がさらに提供され、以下のように要約することができ、図8に示される:
− CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を、下位層シグナリングを用いて送信する。
以上において開示されたように、無線ネットワークノード80によって/無線ネットワークノード80内で遂行される方法に関して以前に開示されたのと同じ利点がこれによって同様に達成される。
以下において、および本明細書における諸実施形態によれば、無線デバイス(90)によって/無線デバイス(90)内においてチャネル状態情報(CSI)を報告するための方法であって、無線デバイス90は、上位層シグナリングによって、第1の測定制限(MR)設定に従ってCSIを測定および/または報告するように設定されている、方法が提供される。本方法は図9に示されており、下位層シグナリングによって、無線ネットワークノード80から、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を受信すること(52)を含む。
本方法は、上述されたように、無線デバイス90によって/無線デバイス90内で実施され、遂行される。次に、無線デバイス90によって遂行されるアクションが図9と併せて説明され、以下のものを含む:
アクション52において、無線デバイス90は、無線ネットワークノード80から、下位層シグナリングによって、例えば、上述されたとおりのDCIメッセージ内で、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を受信するように設定されており、および/または適合されている。CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定は、無線デバイスが、測定するべきCSI−RSリソース − NZP CSI−RSリソースおよびZP CSI−RSリソース(CSI−IMリソースとしても知られる)の両方 − をより多く有するために、無線デバイス90のための測定制限を緩和し得る。
1つの代替実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定は測定制限を含まず、CSIを測定および報告するためのMR設定のオーバーライドと見なされ得る。本実施形態は図5に関して説明されることになる。
代替実施形態を説明する、図5におけるシーケンス図において、無線ネットワークノード80はまず、上位層シグナリング、例えばRRCを用いて、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を用いて無線デバイス90を設定する。CSIを測定および/または報告するためのMR設定は、それぞれ、NZP CSI−RSリソースおよびCSI−IM/ZP CSI−RSリソース上で測定するための制限が存在するかどうかを指示し得る。CSIを測定および/または報告するためのMR設定は、例えば、NZP CSI−RSおよび/またはCSI−IMリソースの系列内の、サブフレームにわたる、CSI−RSリソースおよび/またはCSI−IMリソース上で測定する際に取得されたチャネル測定および/またはチャネル推定のチャネル補間を遂行するための制限を課し得る。RRC設定は、上述されたように、セルごとに、CSIプロセスごとに、サブフレームセット(使用される場合)ごとに、およびCSIプロセス内のCSIリソース(使用され、Rel−13においてサポートされている場合)ごとに遂行され得る。
一例として、無線デバイスは、上述されたとおりのDCIメッセージにおける非周期的CSI報告のためのトリガを受信し得る。DCIメッセージが、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を含まない場合には、無線デバイスは第1のMR設定に従って測定および/または報告することになる。図5において、これは「MRが適用されたCSI報告」に対応する。しかし、DCIメッセージが、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が第1のMR設定を置換すること、ならびに第2のMR設定が測定制限を含まないことの指示を含む場合には(図5における「DCIメッセージがMRオーバーライドによるCSI報告をトリガする」に対応する)、無線デバイス90は、下位層シグナリングによってシグナリングされた後者のDCIメッセージを、CSIを測定および報告するためのMR設定のオーバーライドと見なし得(図5における「CSIを算出する際にMRが適用されない」に対応する)、したがって、無線デバイスはMR設定を全く考慮することなくCSI報告を送り得る(図5における「MRが適用されないCSI報告」に対応する)。第1の指示は、下位層シグナリング内で、例えば、DCIメッセージ内に含まれて無線デバイスへ伝えられ得、トリガされた非周期的CSI報告が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を用いるべきでないかどうかを指示する。換言すれば、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定が、トリガされた非周期的CSI報告のために無効にされるべきであり、そのために、RRCシグナリングによって第1のMR設定をオーバーライドするかどうかを指示する。無線デバイス90が、例えば、DCIメッセージ内で、第1の指示を受信しない場合には、無線デバイス90は、CSIを測定および/または報告するためのMR設定が有効にされ、上位層シグナリングによって設定されたとおり、例えば、RRC設定されたとおりであると仮定するべきである。したがって、無線デバイス90は、RRC設定に係る測定制限が考慮される、算出/推定/測定に基づくCSIを報告するべきである。
1つの例示的な実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、所定の期間の間、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換する、方法が開示される。一例として、置換するための第1の指示は、非周期的CSI報告をトリガするためのDCIメッセージ内に含まれ、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することは、例えば、要求された非周期的CSI報告のため、ならびに/あるいは既定の数の周期的CSI報告および/または非周期的CSI報告のためにのみ遂行され得る。
別の実施形態によれば、所定の期間は設定可能な時間の後に終了する。例えば、周期的CSI報告および/または非周期的CSI報告の上述の既定の数は設定可能であり得る。
別の例示的な実施形態では、本方法は、下位層シグナリングによって、所定の期間が終了することを指示する第2の指示を受信すること(54)をさらに含み得る。例えば、無線デバイス90は下位層シグナリングメッセージを受信し、具体的には、DCIメッセージは、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定に、もはや置換されないことを指示する第2の指示を含み得る。
さらに別の例示的な実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定は前もって決められている。例えば、無線ネットワークノード80および無線デバイス90は、上位層、例えば、RRCによってシグナリングされるMR設定と比べて、設定の所定のセットおよび/またはデルタ設定について合意していることができる。設定の所定のセットおよび/またはデルタ設定は、より少ない測定制限を用いて無線デバイス90を設定し得、例えば、所定の設定は全ての測定制限の半分または測定制限のうちの一部に対応し得る。換言すれば、既定のMR設定に従えば、測定機会は、例えば、2倍または3倍になり得る。
別の実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定は所定のMR設定のセットから選択される。例えば、所定のセットは、MR設定を有する以前の実施形態からの例であり得、ならびに/あるいはデルタMR設定は、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定と比べて、例えば、2倍、3倍または4倍の量の測定機会を表現し得る。
別の実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定は測定制限を含まない。本実施形態では、第1の指示は、上述されたように、CSIを測定および報告する際に、無線デバイスのために適用されるべき測定制限がないことを指示し得る。
別の実施形態では、無線デバイス90は、無線ネットワークノード80へ送信されるCSI報告内で、CSI報告が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定に関連付けられたのか、それとも第2のMR設定に関連付けられたのかを指示する。
別の例示的な実施形態では、本方法は、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定に基づくCSI報告を無線ネットワークノード80へ送信することをさらに含み得る。本実施形態では、無線デバイスは、測定に対する緩和された制限を用いてCSIを測定および/または報告し得る。これは、より信頼性の高い、且つ/または正確なCSIの報告を提供することになり、これが、結果として、無線ネットワークノード内のスケジューラに、性能を高めるためのより良好なリンク適応を遂行させることになる。
デフォルト動作は、無線デバイス90が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定に従ってCSIを測定および報告することであり得ることが言及されるべきである。
別の態様では、無線デバイス90は、CSIを測定および/または報告するためのMR設定のための上位層シグナリング、例えば、RRCを受信する。無線デバイス90が、MRオーバーライドを用いた非周期的CSI報告をトリガするDCIメッセージを受信すると、無線デバイス90は2つの選択肢を有し得る:
第1の選択肢によれば、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を含む、下位層シグナリング、例えば、DCIメッセージに対応するCSI報告を送った後に、無線デバイス90は、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を適用することに戻る。例えば、無線デバイス90が、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を含む別の下位層メッセージ、例えば、DCIメッセージを受信するまで、無線デバイス90は将来のサブフレームのためにCSI−RS測定および/またはCSI−IM測定に対する平均化を全く遂行しない。
第2の選択肢によれば、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を含む、下位層シグナリング、例えば、DCIメッセージに対応するCSI報告を送った後に、無線デバイス90は、別の下位層メッセージ、例えば、DCIメッセージが、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定が適用されるべきであることを指示する第2の指示を含むまで、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を適用せずに継続する。
MRが周期的CSI報告および非周期的CSI報告の両方のために有効にされる場合には、DCIメッセージを介したMRオーバーライドは非周期的CSI報告にのみ適用可能であってもよく、それに対して、MRは常に周期的CSI報告のために適用されてもよい。
この場合には、上述のMRオーバーライドをサポートするために、無線デバイス90は、図6に示されるように、並列に動作する2つの測定回路を有することができる。一方は、MRオーバーライド、例えば、MRをオフとすることを適用することによってCSIの測定および報告を実施するためのものであり、他方の回路は、MRオーバーライドを適用せずにCSI測定を実施するためのものである。したがって、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示が受信されると、MRオーバーライドを用いたCSI測定のための回路が使用され、無線デバイス90は、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示が受信された場合には、任意のCSI報告内において複数のCSI−RSリソースおよび/またはサブフレームにわたって取得されたCSI情報を提供し得る。
上述のことによれば、チャネル状態情報(CSI)を報告するための、無線デバイス90によって遂行される主なステップは以下のように要約することができ、図9に示される:
− 下位層シグナリングによって、無線ネットワークノードから、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を受信する(52)。
無線デバイス90における方法は、無線ネットワークノード80における方法に関する、上述された方法に対する相補的なステップを遂行し得るため、無線デバイス90における方法を実施することによって、例えば、以下のような同じ利点が達成される:
− CSIを測定および報告するための測定制限の効率的な動的設定を可能にすること
− 無線デバイスのための改善されたリンク適応を可能にすること
− 個々の無線デバイスのための測定制限とリンク適応との間のトレードオフを最適化すること
− CSIを測定および報告するためのMRの動的設定のシグナリングオーバヘッドを低減すること。
− CSIを測定および報告するためのMRの動的設定は、UEがいくつかのCSI−RSリソースにわたる測定平均化を用いることを一時的に可能にするために、MRを無効にする利点を有すること。
本明細書における諸実施形態によれば、無線デバイス90がさらに提供され、この無線デバイス90は、上位層シグナリングによって、チャネル状態情報(CSI)を測定および/または報告するための第1の測定制限(MR)設定を用いて設定されており、無線デバイス90は処理回路機構とメモリとを備え、前記メモリは前記処理回路機構によって実行可能な命令を含み、それにより、前記無線デバイス90は、下位層シグナリングによって、無線ネットワークノード(80)から、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を受信するように適合されており、および/または設定されており、および/または動作可能である。
対応する方法の実施形態の特徴に関する詳細は以上においてすでに提供されており、そのため、このような詳細を繰り返すことは不要と考えられる。これは、以下において開示されることになる無線デバイス90に関連する全ての実施形態に当てはまる。
1つの例示的な実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、所定の期間の間、CSIを測定および報告する際に、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換する、無線デバイス90が開示される。
別の例示的な実施形態では、所定の期間が、設定可能な時間の後に終了する、無線デバイス90が開示される。
1つの例示的な実施形態では、下位層シグナリングによって、所定の期間が終了することを指示する第2の指示を受信するようにさらに適合されており、および/または設定されている、無線デバイス90が開示される。
一態様では、CSIを測定および報告するためのCSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が前もって決められている、無線デバイス90が開示される。
さらに別の例示的な実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が所定のMR設定のセットから選択される、無線デバイス90が開示される。
別の例示的な実施形態では、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が測定制限を含まない、無線デバイス90が開示される。
1つの例示的な実施形態では、無線デバイス90が、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定に基づくCSI報告を無線ネットワークノード80へ送信するようにさらに適合されており、および/または設定されている、無線デバイス90が開示される。
本明細書における諸実施形態によれば、以上において開示されたように、プロセッサとメモリとを備える無線デバイス90であって、メモリはプロセッサによって実行可能な命令を含み、それにより、チャネル状態情報(CSI)を報告するための主なステップを遂行するように動作可能であり、および/または適合されている、無線デバイス90がさらに提供され、以下のように要約することができ、図9に示される:
− 下位層シグナリングによって、無線ネットワークノード(80)から、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を受信する。
以上において開示されたように、無線デバイス90によって/無線デバイス90内で遂行される方法に関して以前に開示されたのと同じ利点がこれによって同様に達成される。
本明細書における諸実施形態によれば、無線デバイス90を無線ネットワーク内で動作させるように適合された無線ネットワークノード80がさらに提供される。無線ネットワークノード80は、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を、下位層シグナリングを用いて送信するための送信器モジュール82と、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定に基づくCSI報告を受信するための受信モジュールと、を備える。
本明細書における諸実施形態によれば、下位層シグナリングによって、無線ネットワークノード80から、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を受信するように適合された無線デバイス90がさらに提供される。無線デバイス90は、下位層シグナリングによって、無線ネットワークノード80から、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を受信する受信器モジュール92と、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定に基づくCSI報告を無線ネットワークノード80へ送信するための送信器モジュール93と、を備える。
図10を参照すると、以前に開示された実施形態に係る無線ネットワークノード80の例示的な構成要素のブロック図が示されている。無線ネットワークノード80は、送信器回路または送信器モジュール82と、受信器回路または受信器モジュール83と、プロセッサ84または処理モジュールまたは処理回路機構と、メモリまたはメモリモジュール81と、任意選択的に、アンテナ85とを備え得る。
アンテナ85は、エアインターフェースを通じて無線周波数(radio frequency、RF)信号を送信および/または受信するための1つまたは複数のアンテナを含み得る。アンテナ85は、例えば、RF信号を送信器回路82から受信し、エアインターフェースを通じてRF信号を1つまたは複数の無線デバイス、例えば、UEへ送信し、エアインターフェースを通じてRF信号を1つまたは複数の無線デバイス、例えば、UEから受信し、RF信号を受信器回路83へ提供し得る。
処理モジュール/回路84は、プロセッサ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)、または同様のものを含む。プロセッサ84は無線ネットワークノード80および無線ネットワークノード80の構成要素の動作を制御する。メモリ(回路もしくはモジュール)85は、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、リードオンリーメモリ(read only memory、ROM)、ならびに/あるいはプロセッサ84によって用いられ得るデータおよび命令を記憶するための別の種類のメモリを含む。無線ネットワークノード80は、図10に示されていない追加の構成要素を備え得る。
メモリ81は、プロセッサ84によって実行可能な命令を含み得、それにより、無線ネットワークノード80は、上述された方法ステップを遂行するように動作可能である。また、例えば、プロセッサ84によって、無線ネットワークノード80内で実行されると、無線ネットワークノード80に、フィードバックタイミングインジケータ(feedback timing indicator、FTI)を送信することであって、インジケータはインジケータのセットから選択される、送信することを含む、上述された方法ステップを遂行させる、コンピュータ可読コード手段を含むコンピュータプログラムが同様に提供される。
図11を参照すると、以前に開示された実施形態に係る無線デバイス90の例示的な構成要素のブロック図が示されている。無線デバイス90は、送信器回路または送信器モジュール93と、受信器回路または受信器モジュール92と、プロセッサ94または処理モジュールまたは処理回路機構と、メモリまたはメモリモジュール91とを備え得、任意選択的に、1つのアンテナ95も備え得る。
アンテナ95は、エアインターフェースを通じて無線周波数(RF)信号を送信および/または受信するための1つまたは複数のアンテナを含み得る。アンテナ95は、例えば、送信器回路93からRF信号を受信し、エアインターフェースを通じてRF信号を1つまたは複数の無線ネットワークノード、すなわち、無線基地局、例えば、eNodeBまたはeNBまたはAPへ送信し、エアインターフェースを通じてRF信号を1つまたは複数の無線基地局、例えば、eNodeBまたはeNBまたはAPから受信し、RF信号を受信器回路92へ提供し得る。
処理モジュール/回路94は、プロセッサ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または同様のものを含む。プロセッサ94は無線デバイス90および無線デバイス90の構成要素の動作を制御する。メモリ(回路もしくはモジュール)91は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、ならびに/あるいはプロセッサ94によって用いられ得るデータおよび命令を記憶するための別の種類のメモリを含む。無線デバイス90は、図11に示されていない追加の構成要素を備え得る。
メモリ91は、プロセッサ94によって実行可能な命令を含み得、それにより、無線デバイス90は、上述された方法ステップを遂行するように動作可能である。また、例えば、プロセッサ94によって、無線デバイス90内で実行されると、無線デバイス90に、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信し、フィードバックタイミングインジケータに基づいて再送信フィードバックを送信することを含む、上述された方法ステップを遂行させる、コンピュータ可読コード手段を含むコンピュータプログラムが同様に提供される。これは、処理モジュール94、受信器モジュール92および送信器モジュール93によって行われ得る。
無線ネットワーク100は、UMTS、LTE、NR、GSM、CDMA2000、もしくはEPSなどのコアネットワーク、またはそれらの任意の組み合わせなどの、3GPPによって規定されるとおりの任意の通信システムであり得る。
CSI報告が、CSIを測定および/または報告するためのMR設定に基づくということは、無線デバイスがMR設定に従ってCSI−RSリソースおよびCSI−IMリソース上で測定することを意味し得る。CSIを測定および/または報告するためのMR設定は、CSI−RSリソースおよび/またはCSI−IMリソースにわたる測定の平均化を可能にしてもよく、または可能にしなくてもよい。
正規のDCIは、要求された再送信フィードバックおよび/またはULデータを送信する際に用いられ得る、受信デバイス90のための、符号レート、および/または変調および符号化方式(modulation and coding scheme、MCS)、および/またはメッセージサイズ、および/またはトランスポートブロックサイズ、および/または使用するキャリア、および/または送信周波数を制御するための設定情報を含み得る。これは、現在のチャネル条件に対する、ULサブフレームにおける送信フォーマットの採用を可能にし得、その結果、UL送信の信頼性を改善し得る。
CSI−RSリソースは、無線通信システム内の無線リソース、具体的には、LTEシステム内の1つまたは複数のサブフレーム、および/またはリソースブロック、および/またはリソースエレメントであり得る。
MRを用いて設定されると、無線デバイスは、NZP CSI−RSリソースおよび/またはCSI−IM/ZP CSI−RSリソースにわたる、ならびに/あるいはサブフレームにわたる推定のチャネル補間および/または測定平均化を遂行することを許されないことがある。
CSI−RSリソース(例えば、NZP CSI−RSリソースおよび/またはCSI−IM/ZP CSI−RSリソース)にわたる、ならびに/あるいはサブフレームにわたる推定のチャネル補間および/または測定平均化を遂行すること、および/または用いることは、異なるCSI−RSリソースおよびCSI−IMリソースからのCSIを測定および/または推定することから得た一連の結果が、チャネル条件および/またはチャネル状態を反映する正確で信頼性のあるCSI値を算出するために用いられ得ることを意味し得る。例えば、CSIの信頼性のある正確な値を取得するために、重み付き平均またはチャネル補間が遂行され得る。
CSIを測定および/または報告するためのMR設定は、例えば、NZP CSI−RSおよび/またはCSI−IMリソースの系列内の、サブフレームにわたる、CSI−RSリソースおよび/またはCSI−IMリソース上で測定する際に取得されたチャネル測定および/またはチャネル推定のチャネル補間を遂行するための制限を課し得る。
無線デバイスはMRオーバーライドを適用し得るが、これは、無線デバイスが、上位層シグナリング、例えば、RRCシグナリングを用いて無線デバイスへシグナリングされ、無線デバイスがMRオーバーライドを適用しない場合に適用されるであろう、CSIを測定および/または報告するためのMR設定とは異なる、CSIを測定および/または報告するためのMR設定に基づいてCSIを測定および報告することを意味し得る。具体的には、無線デバイスは、たとえ、無線デバイスが、RRCシグナリングによって、CSIを測定および/または報告するためのMR設定を用いて設定されていても、測定制限を適用しないことによって、MRオーバーライドを適用し得る。
下位層シグナリング、具体的には、PDCCH(またはePDCCH)によって搬送されるダウンリンク制御情報(DCI)メッセージと、上位層シグナリング、例えば、RRCシグナリングとの主な相違は、シグナリングの信頼性、曖昧さおよび遅延にある。下位層シグナリングは再送信をサポートしない場合があり、したがって、信頼性がより低くなり得るが(信頼性〜10−2)、下位層シグナリングと比べて遅延を生じさせる、それぞれ、MAC層およびRLC層におけるHARQ再送信およびARQ再送信の両方を受け得る上位層シグナリングよりもはるかに高速になり得る。加えて、UEが、上位層シグナリング内で指示された変更をいつ採用したのかについての曖昧さが存在する。その一方で、下位層でシグナリングされたメッセージは即座に採用される。下位層シグナリングは、<100ビットのペイロード情報のみ搬送することができるが、その一方で、このような制約は上位層シグナリングのために全く存在しない。
本開示全体を通じて、単語「〜を備える(comprise)」または「〜を備える(comprising)」は非限定的な意味で用いられた。すなわち、「少なくとも〜からなる(consist at least of)」を意味する。本明細書においては、特定の用語が採用されている場合があるが、これらは一般的な説明の意味で用いられているにすぎず、限定の目的のために用いられているわけではない。特に、たとえ、3GPPおよびIEEE802.11EEEからの用語法が、本開示において、本発明を例示するために用いられていても、これは、本発明の範囲を上述のシステムのみに限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。LTEもしくはLTE−A(LTE−Advanced)およびWiMaxを含む、他の通信システムもまた、本開示内において包括される概念を利用することから恩恵を受け得る。
参照文献
[1] 3GPP TS36.213, V12.3.0 (http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/36_series/36.213/36213−c30.zip)
[2] 3GPP TS36.331 V12.3.0 (http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/36_series/36.331/36331−c30.zip)
[3] 3GPP TS36.211 V12.3.0 (http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/36_series/36.211/36211−c30.zip)
[4] 3GPP 36.212 V12.3.0 (http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/36_series/36.212/36212−c30.zip)

Claims (32)

  1. 無線ネットワークノード(80)において、無線ネットワーク(100)内で無線デバイス(90)を動作させるための方法であって、前記無線デバイス(90)は、上位層シグナリングによって、チャネル状態情報(CSI)を測定および/または報告するための第1の測定制限(MR)設定を用いて設定される、方法において、
    − CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための前記第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を、下位層シグナリングを用いて送信すること(42)
    を含む、方法。
  2. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が、所定の期間の間、CSIを測定および/または報告するための前記第1のMR設定を置換する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記所定の期間が、設定可能な時間の後に終了する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記方法が、
    − 下位層シグナリングを用いて第2の指示を送信すること(44)であって、前記第2の指示は、前記所定の期間が終了することを指示する、送信すること(44)
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  5. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が前もって決められている、請求項1に記載の方法。
  6. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が所定のMR設定のセットから選択される、請求項1に記載の方法。
  7. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が測定制限を含まない、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. − 前記無線デバイス(90)から、CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定に基づくCSI報告を受信すること
    をさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 無線デバイス(90)においてチャネル状態情報(CSI)を報告するための方法であって、前記無線デバイス(90)は、上位層シグナリングによって、第1の測定制限(MR)設定に従ってCSIを測定および/または報告するように設定される、方法において、
    − 下位層シグナリングによって、無線ネットワークノード(80)から、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための前記第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を受信すること(52)
    を含む、方法。
  10. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が、所定の期間の間、CSIを測定および報告する際に、CSIを測定および/または報告するための前記第1のMR設定を置換する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記所定の期間が、設定可能な時間の後に終了する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記方法が、
    − 下位層シグナリングによって、前記所定の期間が終了することを指示する第2の指示を受信すること(54)
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. CSIを測定および報告するためのCSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が前もって決められている、請求項9に記載の方法。
  14. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が所定のMR設定のセットから選択される、請求項9に記載の方法。
  15. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が測定制限を含まない、請求項9から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. − CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定に基づくCSI報告を前記無線ネットワークノード(80)へ送信すること
    をさらに含む、請求項9から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 無線ネットワーク(100)内で無線デバイス(90)を動作させるための無線ネットワークノード(80)であって、処理回路機構とメモリとを備え、前記メモリは前記処理回路機構によって実行可能な命令を含む、無線ネットワークノード(80)において、
    − CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を、下位層シグナリングを用いて送信する
    ように適合されており、および/または設定されており、および/または動作可能である、無線ネットワークノード(80)。
  18. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が、所定の期間の間、CSIを測定および/または報告するための前記第1のMR設定を置換する、請求項17に記載の無線ネットワークノード(80)。
  19. 前記所定の期間が、設定可能な時間の後に終了する、請求項18に記載の無線ネットワークノード(80)。
  20. − 下位層シグナリングを用いて第2の指示を送信すること(44)であって、前記第2の指示は、前記所定の期間が終了することを指示する、送信すること(44)
    を行うようにさらに適合されている、および/または設定されている、請求項18に記載の無線ネットワークノード(80)。
  21. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が前もって決められている、請求項17に記載の無線ネットワークノード(80)。
  22. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が所定のMR設定のセットから選択される、請求項17に記載の無線ネットワークノード(80)。
  23. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が測定制限を含まない、請求項17から22のいずれか一項に記載の無線ネットワークノード(80)。
  24. − 前記無線デバイス(90)から、CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定に基づくCSI報告を受信する
    ようにさらに適合されている、および/または設定されている、請求項17から22のいずれか一項に記載の無線ネットワークノード(80)。
  25. チャネル状態情報(CSI)を報告するための無線デバイス(90)であって、上位層シグナリングによって、チャネル状態情報(CSI)を測定および/または報告するための第1の測定制限(MR)設定を用いて設定されており、前記無線デバイス(90)は処理回路機構とメモリとを備え、前記メモリは前記処理回路機構によって実行可能な命令を含み、それにより、前記無線デバイス(90)は、
    − 下位層シグナリングによって、無線ネットワークノード(80)から、CSIを測定および/または報告するための第2のMR設定が、CSIを測定および/または報告するための前記第1のMR設定を置換することを指示する第1の指示を受信する
    ように適合されており、および/または設定されており、および/または動作可能である、無線デバイス(90)。
  26. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が、所定の期間の間、CSIを測定および報告する際に、CSIを測定および/または報告するための前記第1のMR設定を置換する、請求項25に記載の無線デバイス(90)。
  27. 前記所定の期間が、設定可能な時間の後に終了する、請求項26に記載の無線デバイス(90)。
  28. 前記無線デバイス(90)が、
    − 下位層シグナリングによって、前記所定の期間が終了することを指示する第2の指示を受信する
    ようにさらに適合されている、および/または設定されている、請求項26に記載の無線デバイス(90)。
  29. CSIを測定および報告するためのCSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が前もって決められている、請求項25に記載の無線デバイス(90)。
  30. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が所定のMR設定のセットから選択される、請求項25に記載の無線デバイス(90)。
  31. CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定が測定制限を含まない、請求項25から30のいずれか一項に記載の無線デバイス(90)。
  32. − CSIを測定および/または報告するための前記第2のMR設定に基づくCSI報告を前記無線ネットワークノード(80)へ送信する
    ようにさらに適合されている、および/または設定されている、請求項25から31のいずれか一項に記載の無線デバイス(90)。
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