JP5524752B2 - インバータ装置 - Google Patents
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Description
(第1実施形態)
以下、第1実施形態によるインバータ装置について、図1から図5に基づいて説明する。図1に示すように、インバータ装置1は、入力側において、配線用遮断器2および電磁接触器3を介して交流電源4と接続している。配線用遮断器2は、過負荷電流や短絡電流を検出したときに自動的に開放状態になり、インバータ装置1への主電源(交流電源からの交流電圧)の供給を停止する。また、インバータ装置1は、出力側において、負荷装置としての電動機5と接続している。本実施形態では、負荷装置として三相交流電動機を想定している。
T=T0−K・sinθ (1)
ただし、
θ:筐体10の背面縦方向の稜線と鉛直方向のなす角(常に正の値)
K:試験又はシミュレーションにより得られる係数
また、制御回路15は、アラーム出力や異常トリップを行った場合、EEPROM19にその旨を記憶する。このとき、制御回路15は、加速度センサ16で取得した加速度若しくはその加速度から算出した振動量、傾き量や傾き方向なども保守データをとして記憶する。これにより、インバータ装置1に振動が加わっていたか否かをアラーム出力や異常トリップの直後、あるいは後日操作パネルや外部の装置にて確認することができる。
また、アラーム振動量、異常トリップ振動量、許容傾き量θmaxなど、アラーム出力および異常トリップを行う閾値を使用者が設定可能に構成してもよい。これにより、使用者は、自身の使用環境に応じて適切な設定をすることが可能になる。したがって、インバータ装置1の利便性を向上させることができる。
次に第2実施形態のインバータ装置について図6および図7に基づいて説明する。第2実施形態では、外部の加速度取得手段により取得される加速度をも制御および保守に利用している点において第1実施形態と異なっている。
第2実施形態のインバータ装置1は、図6に示すように、第1実施形態の構成に加えて、筐体10の外部に設けられる外部加速度センサ30と、その外部加速度センサ30を接続するための接続端子31とを備えている。外部加速度センサ30は、インバータ装置1内の加速度センサ16と同様に、インバータ装置1に加わる加速度を取得する。この外部加速度センサ30は、例えば図7に示すように、インバータ装置1の筐体10の外部に取り付けられる。この場合、外部加速度センサ30は、例えば、筐体10に取付け用のねじ穴などを設け、筐体10に取付ける構成としてもよい。あるいは、外部加速度センサ30は、筐体10を取付ける図示しない設置板や取付レールに取り付ける構成としてもよい。すなわち、外部加速度センサ30は、インバータ装置1に加わる加速度を取得可能な位置に設ければよい。
次に第3実施形態のインバータ装置を図8に基づいて説明する。第3実施形態では、インバータ装置内の特定回路部品に対して加わる加速度に基づいて、特定部品の取り付け部の消費エネルギーを算出している点において第1実施形態と異なっている。なお、インバータ装置の構成は第1実施形態と同様であるので、図1をも参照しながら説明する。
x1:加速度センサ16の取り付け位置の変位量。加速度センサ16で取得した加速度を二回積分することにより算出する。
x2:特定部品40の通常位置に対する変位量。なお、通常位置とは、振動が加わっていない場合における特定部品40の位置を意味する。
m:特定部品40の質量。
k:特定部品40と加速度センサ16の取り付け位置との間のばね定数。
c:特定部品40と加速度センサ16の取り付け位置との間のダンパ定数。
ところで、特定部品40に対する運動方程式である(2)式において、
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (12)
- 外部の負荷装置を駆動する駆動信号を出力するインバータと、
前記インバータを収容する筐体と、
前記インバータ及び前記筐体のうち少なくとも一方に加わる加速度を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段により取得される加速度から制御データを算出し、その制御データに基づいて前記インバータの制御及び保守を行う制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記制御データとして、前記インバータ及び前記筐体のうち少なくとも一方に加わる振動量を算出することを特徴とするインバータ装置。 - 外部の負荷装置を駆動する駆動信号を出力するインバータと、
前記インバータを収容する筐体と、
前記インバータ及び前記筐体のうち少なくとも一方に加わる加速度を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段により取得される加速度から制御データを算出し、その制御データに基づいて前記インバータの制御及び保守を行う制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記制御データとして、前記インバータ及び前記筐体のうち少なくとも一方の傾き量を算出することを特徴とするインバータ装置。 - 外部の負荷装置を駆動する駆動信号を出力するインバータと、
前記インバータを収容する筐体と、
前記インバータ及び前記筐体のうち少なくとも一方に加わる加速度を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段により取得される加速度から制御データを算出し、その制御データに基づいて前記インバータの制御及び保守を行う制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記制御データとして、前記インバータを構成する回路部品のうち特定回路部品の取り付け部で消費される消費エネルギーを算出することを特徴とするインバータ装置。 - 外部の負荷装置を駆動する駆動信号を出力するインバータと、
前記インバータを収容する筐体と、
前記インバータ及び前記筐体のうち少なくとも一方に加わる加速度を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段により取得される加速度から制御データを算出し、その制御データに基づいて前記インバータの制御及び保守を行う制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記制御データに基づいて算出される前記筐体の取り付け方向に応じて前記インバータの出力に対する許容範囲である許容出力範囲の上限値、及び前記インバータの動作温度に関する許容範囲である許容温度範囲の上限値の少なくとも一方を低下させることを特徴とするインバータ装置。 - 前記制御手段は、前記制御データとして、前記インバータ及び前記筐体のうち少なくとも一方に加わる振動量を算出することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項記載のインバータ装置。
- 前記制御手段は、前記制御データとして、前記インバータ及び前記筐体のうち少なくとも一方の傾き量を算出することを特徴とする請求項1、3または4記載のいずれか一項記載のインバータ装置。
- 前記制御手段は、前記制御データとして、前記インバータを構成する回路部品のうち特定回路部品の取り付け部で消費される消費エネルギーを算出することを特徴とする請求項1、2または4のいずれか一項記載のインバータ装置。
- 前記制御手段は、前記制御データに基づいて算出される前記筐体の取り付け方向に応じて前記インバータの出力に対する許容範囲である許容出力範囲の上限値、及び前記インバータの動作温度に関する許容範囲である許容温度範囲の上限値の少なくとも一方を低下させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のインバータ装置。
- 前記筐体の外部において加速度を取得する外部加速度取得手段を接続するための外部接続手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記外部接続手段に接続される前記外部加速度取得手段により取得される加速度に基づいて前記制御データを算出し、その制御データに基づいて前記インバータの制御及び保守を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載のインバータ装置。 - 前記制御手段は、前記制御データが当該制御データに対して予め設定されている許容データ範囲を外れたとき、警報出力及び異常トリップのうち少なくとも一方を行うことにより前記インバータを制御することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項記載のインバータ装置。
- 前記許容データ範囲を設定するための設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項記載のインバータ装置。
- 表示手段と、記憶手段と、をさらに備え、
前記制御手段は、前記制御データを、前記表示手段に表示可能とするとともに、前記記憶手段に時系列的に記憶することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項記載のインバータ装置。
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