JP5524402B1 - バラスト水処理のための制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要によって互いに異なる海水の流動がなされることができるように制御して各状況別及び使用目的別にバラスト水の処理が異に進行できるようにした新たなバラスト水処理のための制御方法を提供する。
【解決手段】作業の種類の入力を受ける作業入力ステップ、そして、上記作業入力ステップで入力を受けた作業の種類によって制御機を通じて各ポンプ及び各開閉バルブの動作を制御しながら海水の流動がどの1つの殺菌ユニットと交差管路及び他の1つの殺菌ユニットを順次的に通過するようにするか、どの1つの殺菌ユニット、または他の1つの殺菌ユニットのみを通過するように選択的に制御する流動制御ステップを含んで進行されることを特徴とする、バラスト水処理のための制御方法が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明はバラスト水の処理のための制御方法に関し、より詳しくは、必要によって互いに異なる海水の流動がなされることができるように制御して、各状況別及び使用目的別にバラスト水の処理が異に進行できるようにした新たなバラスト水処理のための制御方法に関する。
一般に、バラスト水とは、船舶の運航時、平衡を維持し、最適の速度と効率を出すためにバラストタンクに格納される水を意味する。
上記バラスト水は、主に海水を利用しており、船舶の場合、貨物の積載重量及び積載したか否かによって該当船舶が位置した海洋の海水が排水または給水されながら上記バラスト水の水位が調節される。
一方、上記バラスト水の水位調節のために、海水の排水及び給水が進行される過程では、バラストタンクの内に上記海水に含まれた多様な種類の微生物が共に流入されるか、または、該当バラストタンクの内の微生物が含まれた海水が該当海洋に排出されることを考慮する時、該当地域には存在しない外来種の微生物が海洋に排出されて該当海洋の生態系撹乱が発生された問題点があった。
これによって、各国家では該当国家の海洋に捨てられるバラスト水の内の微生物含有量を規制する規定が提示されていることによって、最近の各船舶にはバラスト水の処理のための処理処置の具備が必須的になされている実状である。
上記バラスト水処理装置は、通常、フィルタ及び殺菌器を通じて給水される海水の内の微生物を殺菌及び除去し、排水されるバラスト水を追加的に殺菌及びフィルタリングするように構成して、海水に含まれた微生物の除去がなされることができるようにしたものであり、これに関連しては特許文献1、特許文献2、特許文献3等に開示されたように、多様な技術が提供されている。
しかしながら、前述した従来技術に従うバラスト水処理装置は、各バラストタンク毎に個別的に提供されるので、このための制御やはり各バラスト水処理装置毎に個別的に遂行されなければならないことに伴う制御上の不便性があった。
だけでなく、微生物の殺菌効率を上げるためには、殺菌作業が2回以上多重に連続して進行されなければならないが、上記殺菌作業は各バラスト水処理装置毎に一回ずつだけ進行されるように構成及び制御されるか、または、海水が該当バラスト水処理装置を多数回繰り返して循環されるようにして、複数回の殺菌作業を遂行せざるをえないので、電力消耗が大きいだけでなく、非効率的であるという問題点がある。
さらに、従来技術に従うバラスト水処理装置は、常に同一な動作のみを繰り返すように制御されるので、該当バラスト水処理装置を多様な状況によって制御できなかった非効率的な問題点もある。
大韓民国登録特許公報第10−1129619号 大韓民国公開特許第10−2012−0131158号 大韓民国公開特許第10−2009−0103993号
本発明は前述した従来技術に従う各種の問題点を解決するために案出したものであって、本発明の目的は、必要によって互いに異なる海水の流動がなされることができるように制御して各状況別及び使用目的別にバラスト水の処理が異に進行できるようにした新たなバラスト水処理のための制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明のバラスト水処理のための制御方法によれば、第1バラストタンクのバラスティングとデバラスティングのための第1ポンプ及び第1殺菌ユニットが備えられた第1管路と、第2バラストタンクのバラスティングとデバラスティングのための第2ポンプ及び第2殺菌ユニットが備えられた第2管路と、上記第1殺菌ユニットを通過した海水が上記第2殺菌ユニットに流動するように案内するか、または上記第2殺菌ユニットを通過した海水が上記第1殺菌ユニットに流動するように案内する交差管路と、上記各管路の選択的な開閉のための複数の開閉バルブと、上記各ポンプ及び各開閉バルブを選択的に制御する制御機を含むバラスト水処理装置を用いたバラスト水処理方法であって、作業の種類の入力を受ける作業入力ステップ、そして、上記作業入力ステップで入力を受けた作業の種類によって制御機を通じて各ポンプ及び各開閉バルブの動作を制御しながら海水の流動がどの1つの殺菌ユニットと交差管路及び他の1つの殺菌ユニットを順次に通過するようにするか、どの1つの殺菌ユニット、または他の1つの殺菌ユニットのみを通過するように選択的に制御する流動制御ステップを含んで進行されることを特徴とする。
ここで、上記作業入力ステップで入力を受ける作業の種類には、シーチェストから流入した海水を殺菌した後、各バラストタンクに格納するバラスティング作業と、各バラストタンクの内に格納された海水を殺菌した後、船外に排出するデバラスティング作業を含むことを特徴とする。
また、上記バラスティング作業時、上記制御機は各ポンプの順次的な動作制御及び各開閉バルブの動作制御を通じてシーチェストから流入した海水が交差管路を通じて各管路の殺菌ユニットを順次的に経由した後、各バラストタンクに各々順次的に格納されるように制御することを特徴とする。
また、上記デバラスティング作業時、上記制御機は各ポンプの順次的な動作制御及び各開閉バルブの動作制御を通じて各バラストタンクの内に格納された海水が交差管路を通じて各管路の殺菌ユニットを順次的に経由した後、船外に各々順次的に排出されるように制御することを特徴とする。
また、上記作業入力ステップで入力を受ける作業の種類には、第1バラストタンクの内に格納された海水を第1管路を通じて循環させながら殺菌すると共に、第2バラストタンクの内に格納された海水を第2管路を通じて循環させながら殺菌する殺菌作業がさらに含まれることを特徴とする。
これと共に、上記殺菌作業時には第1バラストタンクの内に格納された海水は交差管路を経由せず、第1管路のみに沿って循環されながら第1殺菌ユニットのみにより殺菌されるように第1ポンプ及び各開閉バルブの動作を制御し、第2バラストタンクの内に格納された海水は交差管路を経由せず、第2管路のみに沿って循環されながら第2殺菌ユニットのみにより殺菌されるように第2ポンプ及び各開閉バルブの動作を制御することを特徴とする。
そして、上記した目的を達成するための本発明のバラスト水処理のための制御方法は、第1バラストタンクに格納された海水の船舶航海中、循環及び殺菌のための第1ポンプ及び第1殺菌ユニットが備えられた第1管路と、第2バラストタンクに格納された海水の船舶航海中、循環及び殺菌のための第2ポンプ及び第2殺菌ユニットが備えられた第2管路と、上記第1殺菌ユニットを通過した海水が上記第2殺菌ユニットに流動するように案内するか、または、上記第2殺菌ユニットを通過した海水が上記第1殺菌ユニットに流動するように案内する交差管路と、上記各管路の選択的な開閉のための複数の開閉バルブと、上記各ポンプ及び各開閉バルブを選択的に制御する制御機を含むバラスト水処理装置を用いたバラスト水処理方法であって、船舶の航海中、殺菌作業の遂行の入力を受ける作業入力ステップ、そして、上記作業入力ステップでの殺菌作業に対する遂行が入力される場合、制御機を通じて各ポンプ及び各開閉バルブの動作を制御しながら海水の流動がどの1つの殺菌ユニット、または他の1つの殺菌ユニットのみを通過するように選択的に制御する流動制御ステップを含んで進行されることを特徴とする。
ここで、バラスト水処理装置には、上記各殺菌ユニットを通過した海水の内の細菌数を確認して、これを制御機に提供する殺菌確認部がさらに備えられ、上記殺菌作業が進行される途中、上記制御機は上記殺菌確認部から確認された細菌数に基づいて上記流動制御ステップを持続的に遂行するか否かを決めることを特徴とする。
また、上記殺菌確認部は殺菌ユニットを通過した海水の一部の提供を受けて、これを拡大機で撮影すると共に、この撮影された映像を検出機で分析して上記海水の内に存在する細菌の数をデータ化した後、制御機に提供することによって、上記制御機が上記データ化された細菌の数に対する情報に基づいて流動制御ステップを持続的に遂行するか否かを決めることができるようにしたことを特徴とする。
以上のような本発明に従うバラスト水処理のための制御方法は、各バラストタンクへの海水格納や海水排出のための構成が互いに連動できるようにして、バラスティング作業やデバラスティング作業時、海水が2つ殺菌ユニットの殺菌器を順次に経るようになることで、最小限の殺菌ユニットでもバラスト水に使われる海水の内の微生物に対する殺菌性能が向上できる効果を有する。
また、本発明に従うバラスト水処理のための制御方法は、航海中にも各バラストタンクの内に格納された海水の持続的な殺菌作業が遂行されるように制御することができるので、多様な状況別の作業進行が可能であるという効果を有する。
本発明の好ましい実施形態に従うバラスト水処理のための制御方法を説明するために示すフローチャートである。 本発明の好ましい実施形態に従うバラスト水処理のための制御過程中、バラスティング作業時の過程を説明するために示すフローチャートである。 本発明の好ましい実施形態に従うバラスト水処理のための制御過程中、デバラスティング作業時の過程を説明するために示すフローチャートである。 本発明の好ましい実施形態に従うバラスト水処理のための制御過程中、殺菌作業時の過程を説明するために示すフローチャートである。 本発明の好ましい実施形態に従うバラスト水処理装置及びこれによるバラスティング作業の遂行過程を説明するために示す構成図である。 本発明の好ましい実施形態に従うバラスト水処理装置及びこれによるバラスティング作業の遂行過程を説明するために示す構成図である。 本発明の好ましい実施形態に従うバラスト水処理装置及びこれによるデバラスティング作業の遂行過程を説明するために示す構成図である。 本発明の好ましい実施形態に従うバラスト水処理装置及びこれによるデバラスティング作業の遂行過程を説明するために示す構成図である。 本発明の好ましい実施形態に従うバラスト水処理装置及びこれによる航海中の殺菌作業の遂行過程を説明するために示す構成図である。 本発明の好ましい実施形態に従うバラスト水処理装置及びこれによる航海中の殺菌作業の遂行過程を説明するために示す構成図である。 本発明の好ましい実施形態に従うバラスト水処理装置の殺菌確認部に対する構造をより詳細に説明するために示す構成図である。 本発明の好ましい実施形態に従うバラスト水処理装置の殺菌確認部の動作過程を説明するために示すフローチャートである。
以下、本発明のバラスト水処理のための制御方法に対する好ましい実施形態を添付した図1乃至図4と図12のフローチャート、及び図5乃至図10の動作説明図と図11の構成図を参照して説明する。
本発明の制御方法に対する実施形態の説明の前に、上記制御方法のためのバラスト水処理装置は大別して、第1管路、第2管路、交差管路、複数の開閉バルブ、及び制御機500を含んで構成されることをその例とし、その構造に対しては添付した図5乃至図11を参照して説明する。
まず、上記第1管路は第1バラストタンク21に対するバラスティングとデバラスティングのための管路であって、第1配管110、第3配管130、及び第5倍官150を含んで構成される。
ここで、上記第1配管110はシーチェスト10から流入した海水を第1バラストタンク21に案内する管であり、上記第1配管110には海水流入側から第1ポンプ210及び第1殺菌ユニット310が順次に備えられる。
上記第1ポンプ210は上記第1配管110に沿って流動する海水をポンピングする構成であり、上記第1殺菌ユニット310は上記第1ポンプ210によりポンピングされて流動する海水の提供を受けて上記海水から各種汚染物(例えば、異質物や水中生物など)を濾してくれると共に、上記海水に含まれた微生物を殺菌する構成である。
この際、上記第1殺菌ユニット310は第1フィルタ311と第1殺菌器312を含んで構成され、上記第1殺菌器312は上記第1フィルタ311の海水流出側に配置されながら紫外線とプラズマなどで上記海水中の微生物が殺菌できるようにする。
勿論、上記第1殺菌器312は、電気分解、オゾンなどの多様な方式の殺菌器で構成することもできる。
特に、上記第1配管110には上記第1ポンプ210の海水流出側部位から分枝されながら上記第1殺菌ユニット310をなす第1殺菌器312の海水流入側に海水の流動を案内する第1バイパス流路410がさらに備えられ、上記第1バイパス流路410は該当船舶の航海中、第1バラストタンク21の内に保管された海水の殺菌のみを持続的に遂行しようとする場合に使われる。
また、上記第3配管130は上記第1バラストタンク21から排出海水の流動を上記第1配管110のうち、第1ポンプ210の海水流入側に案内する管である。
また、上記第5配管150は上記第1配管110のうち、上記第1殺菌ユニット310の海水流出側に一端が連結されながら第2バラストタンク22から排出された海水の流動を船外に排出するように案内する管である。この際、上記第5配管150には船外に排出される海水の内に含まれた微細異質物を濾してくれる精密フィルタ152が備えられる。
次に、上記第2管路は第2バラストタンク22に対するバラスティングとデバラスティングのための管路であって、第2配管120、第4配管140、及び第6配管160を含んで構成される。
ここで、上記第2配管120はシーチェスト10から流入した海水を第2バラストタンク22に案内する管であり、上記第2配管120には海水流入側から第2ポンプ220及び第2殺菌ユニット320が順次に備えられる。
上記第2ポンプ220は上記第2配管120に沿って流動する海水をポンピングする構成であり、上記第2殺菌ユニット320は上記第2ポンプ220によりポンピングされて流動する海水の提供を受けて上記海水から各種汚染物(例えば、異質物や水中生物など)を濾してくれると共に、上記海水に含まれた微生物を殺菌する構成である。
この際、上記第2殺菌ユニット320は第2フィルタ321及び第2殺菌器322を含んで構成され、上記第2殺菌器322は上記第2フィルタ321の海水流出側に配置されながら紫外線とプラズマなどにより上記海水中の微生物が殺菌できるようにする。
勿論、上記第2殺菌器322は、電気分解、オゾンなどの多様な方式の殺菌器で構成することもできる。
特に、上記第2配管120には上記第2ポンプ220の海水流出側部位から分枝されながら上記第2殺菌ユニット320をなす第2殺菌器322の海水流入側に海水の流動を案内する第2バイパス流路420がさらに備えられ、上記第2バイパス流路420は該当船舶の航海中、第2バラストタンク22の内に保管された海水の殺菌のみを持続的に遂行しようとする場合に使われる。
また、上記第4配管140は上記第2バラストタンク22から排出される海水の流動を上記第2配管120のうち、第2ポンプ220の海水流入側に案内する管である。
また、上記第6配管160は上記第2配管120のうち、上記第2殺菌ユニット320の海水流出側に一端が連結されながら第1バラストタンク21から排出された海水の流動を船外に排出されるように案内する管である。この際、上記第6配管160には船外に排出される海水の内に含まれた微細異質物を濾してくれる精密フィルタ152、162が備えられる。
次に、上記交差管路は第1殺菌ユニット310を通過した海水が第2殺菌ユニット320に流動するように案内するか、または、上記第2殺菌ユニット320を通過した海水が第1殺菌ユニット310に流動するように案内する管路であって、第7配管170及び第8配管180を含んで構成される。
ここで、上記第7配管170は上記第1配管110のうち、上記第1殺菌ユニット310の海水流出側に一端が連結されると共に、他端は上記第2殺菌ユニット320の海水流入側に連結され、上記第8配管180は上記第2配管120のうち、上記第2殺菌ユニット320の海水流出側に一端が連結されると共に、他端は上記第1殺菌ユニット310の海水流入側に連結される。
この際、上記第7配管170及び第8配管180は第1バラストタンク21及び第2バラストタンク22に海水を詰めるバラスティング作業、または第1バラストタンク21及び第2バラストタンク22の内の海水を船外に排出するデバラスティング作業時に使われて、上記海水が第1殺菌ユニット310の第1殺菌器312と第2殺菌ユニット320の第2殺菌器322を連続的に通過するように案内するか、または第2殺菌ユニット320の第2殺菌器322と第1殺菌ユニット310の第1殺菌器312を連続的に通過するように案内する役割をする。
特に、上記第7配管170は上記第2バイパス流路420に連結されて上記第2バイパス流路420を通じて第2殺菌ユニット320の第2殺菌器322に海水が流動するように構成され、上記第8配管180は上記第1バイパス流路410に連結されて上記第1バイパス流路410を通じて第1殺菌ユニット310の第1殺菌器312に海水が流動するように構成される。
次に、上記各開閉バルブ111〜181は上記各管路をなす配管110〜180に各々備えられながら該当配管を選択的に開閉するバルブである。
ここで、第1配管110には第1開閉バルブ111乃至第4開閉バルブ114が備えられる。この際、上記第1開閉バルブ111は上記第1ポンプ210の海水流入側に位置し、第2開閉バルブ112は第1殺菌ユニット310の海水流入側に位置し、第3開閉バルブ113は第1殺菌ユニット310の海水流出側に位置し、第4開閉バルブ114は第1バラストタンク21の海水流入側に備えられる。
また、第2配管120には第5開閉バルブ121乃至第8開閉バルブ124が備えられる。この際、上記第5開閉バルブ121は第2ポンプ220の海水流入側に位置し、第6開閉バルブ122は第2殺菌ユニット320の海水流入側に位置し、第7開閉バルブ123は第2殺菌ユニット320の海水流出側に位置し、第8開閉バルブ124は第2バラストタンク22の海水流入側に備えられる。
また、第1バイパス流路410には第9開閉バルブ411が備えられ、第2バイパス流路420には第10開閉バルブ421が備えられる。
また、第3配管130には第11開閉バルブ131及び第12開閉バルブ132が備えられる。この際、上記第11開閉バルブ131は第1バラストタンク21の海水流出側に位置し、上記第12開閉バルブ132は第1ポンプ210の海水流入側に位置する。
また、第4配管140には第13開閉バルブ141及び第14開閉バルブ142が備えられる。この際、上記第13開閉バルブ141は第2バラストタンク22の海水流出側に位置し、上記第14開閉バルブ142は第2ポンプ220の海水流入側に位置する。
また、第5配管150には第15開閉バルブ151が備えられ、第6配管160には第16開閉バルブ161が備えられ、第7配管170には第17開閉バルブ171が備えられ、第8配管180には第18開閉バルブ181が備えられる。
勿論、前述した各開閉バルブ111乃至181の他にも上記各配管110乃至180には海水の逆流を防止する複数の開閉バルブ(図面符号省略)がさらに含まれて構成されることもでき、これに対しては各図面を通じて図示した通りである。
次に、上記制御機500は各ポンプ210、220と各開閉バルブ111乃至181の動作を制御するコントローラである。
本発明の実施形態では、上記制御機500が各バラストタンク21、22の内に海水を格納するバラスティング作業と、上記各バラストタンク21、22から海水を排出するデバラスティング作業、及び航海中、上記各バラストタンク21、22の内の海水を殺菌する殺菌作業別に上記各ポンプ210、220及び各開閉バルブ111乃至181の動作が制御できるようにプログラミングされることを提示する。
一方、本発明の実施形態では、添付した図5乃至図10のように第1配管110のうちの第1殺菌ユニット310の海水流出側と、第2配管120のうちの第2殺菌ユニット320の海水流出側に上記各殺菌ユニット310、320を通過した海水に対する殺菌の完了したか否かを確認するための殺菌確認部600が各々さらに備えられることを提示する。
上記殺菌確認部600は、上記殺菌処理された海水の残余細菌数を確認して、その確認情報をデータとして制御機500に提供することによって、上記制御機500が殺菌作業の継続遂行するか否かを決めることができるようにする装置であって、添付した図11のように各殺菌ユニット310、320の海水流出側の管路上に連結される処理水管610と、上記処理水管610の管路に沿って流動する処理水の流量を選択的に調節する処理水調節バルブ620と、上記処理水管610を通じて提供を受けた処理水が表面に沿って流れるように形成された平板ガラス630と、上記平板ガラス630の上部に位置して上記平板ガラス630の表面に存在する処理水を拡大して観測する拡大機640と、上記拡大機640を通じて観測された情報を制御機500に提供する検出機650を含んで構成される。この際、上記検出機650は上記拡大機640により観測された画像から細菌の数を確認し、この数をデータ化して上記制御機500に転送するようにプログラミングされて構成される。
以下、前述したバラスト水処理装置を用いた本発明の実施形態に従う制御方法について添付した図1乃至図4のフローチャートと図5乃至図10の状態図を参照して説明する。
まず、制御機500はユーザによるバラスト水処理装置を用いた作業の種類の入力(S100)を受ける。
ここで、上記ユーザにより入力を受ける作業の種類とは、バラスティング作業(S300)と、デバラスティング作業(S400)を含む。この際、上記バラスティング作業(S300)はシーチェスト10から流入した海水を殺菌した後、各バラストタンク21、22に格納する作業であり、上記デバラスティング作業(S400)は各バラストタンク21、22の内に格納された海水を殺菌した後、船外に排出する作業である。
そして、上記制御機500は上記入力を受けた作業の種類を確認し、上記確認された作業の種類によって各々の作業のための動作制御を遂行(S300、S400、S500)する。
これを各作業別に、より詳細に説明すれば、次の通りである。
まず、上記ユーザにより入力を受けた作業の種類がバラスティング作業(S300)の場合、上記制御機500は添付した図2のフローチャートと第1ポンプ210及び第2ポンプ220の順次的な動作制御及び各開閉バルブの動作制御を通じてシーチェスト10から流入した海水が交差管路を通じて第1管路及び第2管路の殺菌ユニット310、320を順次的に経由した後、各バラストタンク21、22に各々順次的に格納されるように制御するようになる。
即ち、上記制御機500は、第1開閉バルブ111、第2開閉バルブ112、第7開閉バルブ123、第8開閉バルブ124、及び第17開閉バルブ171が開放されるように制御(S310)すると共に、第1殺菌器312及び第2殺菌器322を動作(S320)させ、第1ポンプ210が駆動されるように制御(S330)する。
これによって、シーチェスト10から流入した海水は第1配管110に沿って流動しながら第1殺菌ユニット310の第1フィルタ311及び第1殺菌器312を順次的に通過し、このように上記第1殺菌ユニット310を通過した海水は第7配管170の案内を受けて第2殺菌ユニット320の第2殺菌器322を通過しながら再度の殺菌がなされた後、第2配管120を通じて第2バラストタンク22の内に格納される。これは、添付した図5の状態図と同一である。
そして、上記した作業を通じて上記第2バラストタンク22の内の設定水位にまで海水の格納が完了すれば、上記制御機500は、上記第1開閉バルブ111、第2開閉バルブ112、第7開閉バルブ123、第8開閉バルブ124、及び第17開閉バルブ171が閉鎖されるように制御(S340)すると共に、第5開閉バルブ121、第6開閉バルブ122、第3開閉バルブ113、第4開閉バルブ114、及び第18開閉バルブ181は、各々開放(S360)されるように制御し、これと共に第1ポンプ210の駆動は停止されるように制御(S350)すると共に、第2ポンプ220は駆動されるように制御(S370)する。
これによって、シーチェスト10から流入した海水は第2配管120に沿って流動しながら第2殺菌ユニット320の第2フィルタ321及び第2殺菌器322を順次的に通過し、このように上記第2殺菌ユニット320を通過した海水は第8配管180の案内を受けて第1殺菌ユニット310の第1殺菌器312を通過しながら再度の殺菌がなされた後、第1配管110を通じて第1バラストタンク21の内に格納される。これは添付した図6の通りである。
以後、上記第2バラストタンク22の内の設定水位にまで海水の格納が完了すれば、制御機500は開放されていた各開閉バルブ113、114、121、122、181が閉鎖されるように制御すると共に、各殺菌器312、322及び各ポンプ210、220の動作やはり中断(S380)することで、該当バラスティング作業を完了する。
次に、上記ユーザにより入力を受けた作業の種類がデバラスティング作業(S400)の場合、上記制御機500は添付した図3のフローチャートのように各ポンプ210、220の順次的な動作制御及び各開閉バルブの動作制御を通じて各バラストタンク21、22の内に格納された海水が交差管路を通じて第1管路及び第2管路の殺菌ユニット310、320を順次的に経由した後、船外に各々順次的に排出されるように制御するようになる。
即ち、上記制御機500は第9開閉バルブ411、第11開閉バルブ131、第12開閉バルブ132、第16開閉バルブ161、及び第17開閉バルブ171が開放されるように制御(S410)すると共に、第1殺菌器312及び第2殺菌器322を動作(S420)させ、第1ポンプ210が駆動されるように制御(S430)する。
これによって、第1バラストタンク21の内の海水は第3配管130に沿って上記第1バラストタンク21の内から流出した後、第1配管110及び第1バイパス流路410を通じて第1殺菌ユニット310の第1殺菌器312を通過し、このように上記第1殺菌器312を通過した海水は第7配管170の案内を受けて第2殺菌ユニット320の第2殺菌器322を通過しながら再度の殺菌がなされた後、第2配管120及び第6配管160を順次的に通過しながら船外に排出される。この際、上記第6配管160には精密フィルタ162が備えられることを考慮する時、上記船外に排出される海水中の微細異質物は濾しがなされることによって、清潔な状態の海水のみ排出できるようになる。これは、添付した図7の状態図の通りである。
また、上記第1バラストタンク21の内の海水排出が完了して、第2バラストタンク22の内の海水を船外に排出する場合、制御機500は、第9開閉バルブ411、第11開閉バルブ131、第12開閉バルブ132、第16開閉バルブ161、及び第17開閉バルブ171は、閉鎖されるように制御(S440)すると共に、第10開閉バルブ421、第13開閉バルブ141、第14開閉バルブ142、第15開閉バルブ151、及び第18開閉バルブ181は、開放されるように制御(S460)し、第1ポンプ210の駆動は中断(S450)すると共に、第2ポンプ220は駆動されるように制御(S470)する。
これによって、第2バラストタンク22の内の海水は第4配管140に沿って上記第2バラストタンク22の内から流出した後、第2配管120及び第2バイパス流路420を通じて第2殺菌ユニット320の第2殺菌器322を通過し、このように上記第2殺菌器322を通過した海水は、第8配管180の案内を受けて第1殺菌ユニット310の第1殺菌器312を通過しながら再度の殺菌がなされた後、第1配管110及び第5配管150を順次的に通過しながら船外に排出される。この際、上記第5配管150には精密フィルタ152が備えられることを考慮する時、上記船外に排出される海水中の微細異質物は濾しがなされることによって、清潔な状態の海水のみ排出できるようになる。これは、添付した図8の状態図の通りである。
以後、上記第2バラストタンク22の内の海水やはり船外排出が完了すれば、制御機500は開放されていた各開閉バルブ421、141、142、151、181が閉鎖されるように制御すると共に、各殺菌器312、322及び各ポンプ210、220の動作やはり中断(S480)することで、該当デバラスティング作業を完了する。
したがって、上記各バラストタンク21、22の内の海水(バラスト水)は、上記海水の内に含まれていることもある微生物の殺菌がなされた後、該当海洋に排出されることによって、外来種の微生物が海洋に排出されて該当海洋の生態系撹乱を発生させる問題点は防止されることができ、特に上記した殺菌作業は2回に亘って進行されることによって、各国家で規定したバラスト水排出要件を十分に満たすことができるようになる。
一方、前述した本発明の実施形態に従うバラスト水処理のための制御方法は、バラスティング作業(S300)とデバラスティング作業(S400)の時、各バラストタンク21、22の内への海水格納と海水排出が各バラストタンク21、22別に順次的に進行されるようにすることを実施形態に提示しているが、これに限定されるものではない。即ち、各バラストタンク21、22の内の水位によって、どの1つのバラストタンクに対するバラスティング作業、またはデバラスティング作業は省略されることもできるだけでなく、海水の流動が重ならないように交互に制御することも可能である。
だけでなく、上記したバラスティング作業(S300)、またはデバラスティング作業(S400)の時、第1配管110と第2配管120との間の連結部位に備えられた別途のバルブ190に対する動作制御と第4開閉バルブ114及び第8開閉バルブ124の動作制御を通じて各バラストタンク21、22への海水格納及び排出は必要によって選択的に遂行されることもできる。
一方、本発明の実施形態に従うバラスト水処理のための制御方法は前述したバラスティング作業(S300)及びデバラスティング作業(S400)のみ遂行することに限定されるものではない。
即ち、本発明の実施形態に従うバラスト水処理のための制御方法は、第1バラストタンク21の内に格納された海水を第1管路を通じて循環させながら殺菌すると共に、第2バラストタンク22の内に格納された海水を第2管路を通じて循環させながら殺菌する殺菌作業(S500)も追加で遂行することができる。
この際、上記殺菌作業は該当船舶の航海中や、またはユーザの必要によって選択的に実施されながら低い電力消耗で殺菌性能を向上させることができるようにした作業であり、交差管路を利用せず、第1管路を通じてのみ第1バラストタンク21の内の海水が循環されるようにするか、または、第2管路を通じてのみ第2バラストタンク22の内の海水が循環されるようにしたものである。
このような殺菌作業S500がなされる場合、制御機500は、第1バラストタンク21の内に格納された海水は第1管路の第1配管110及び第3配管130に沿って循環させると共に、第2バラストタンク22の内に格納された海水は第2管路の第2配管120及び第4配管140に沿って循環させる。
即ち、上記殺菌作業(S500)の時、制御機500は添付した図4のフローチャートのように、第1配管110の第3開閉バルブ113及び第4開閉バルブ114と、第3配管130の第11開閉バルブ131及び第12開閉バルブ132と、第1バイパス流路410の第9開閉バルブ411が各々開放されるように制御(S511)すると共に、第1殺菌器312及び第1ポンプ210が駆動されるように制御(S521、S531)する。これと共に、上記制御機500は第2配管120の第7開閉バルブ123及び第8開閉バルブ124と、第4配管140の第13開閉バルブ141及び第14開閉バルブ142と、第2バイパス流路420の第10開閉バルブ421が各々開放されるように制御(S512)すると共に、第2殺菌器322及び第2ポンプ220が駆動されるように制御(S522、S532)する。
これによって、上記第1バラストタンク21の内に格納された海水は第3配管130及び第1配管110に沿って順次的に流動しながら第1バイパス流路410により第1殺菌ユニット310の第1フィルタ311を経由せず、第1殺菌器312に直ちに提供され、これを通じて殺菌が完了した海水は再度第1配管110を通じて第1バラストタンク21の内に格納される循環動作を繰り返すようになる。これと共に、上記第2バラストタンク22の内に格納された海水は第4配管140及び第2配管120に沿って順次的に流動しながら第2バイパス流路420により第2殺菌ユニット320の第2フィルタ321を経由せず、第2殺菌器322に直ちに提供され、これを通じて殺菌が完了した海水は再度第2配管120を通じて第2バラストタンク22の内に格納される。これは、添付した図9及び図10の状態図の通りである。
特に、前述した殺菌作業(S500)は各バラストタンク21、22の内に格納された海水に対する完全な殺菌がなされるまで繰り返して遂行される。
このような殺菌の完了したか否かは海水に含まれた微生物(または、細菌)の殺菌したか否かを確認する殺菌確認部600の動作により確認される。
即ち、上記した殺菌作業(S500)が進行される途中には添付した図12のフローチャートのように処理水調節バルブ620の開放(S541)がなされながら各殺菌ユニット310、320から流出した海水の一部が処理水管610を通じて平板ガラス630に提供され、その過程で拡大機640は上記平板ガラス630の上の特定の単位面積を撮影(S542)すると共に、この撮影された映像は検出機650に提供された後、上記検出機650を通じて細菌数を分析(S543)して確認する殺菌力の満たすか否かの判断過程(S540)が進行されるものである。
そして、上記のように検出機650により確認された情報はデータ化されて制御機500に提供(S544)され、これによって上記制御機500は上記提供を受けた情報に基づいて殺菌作業を持続的に遂行するか否かを決めるようになる。
即ち、検出機650から提供を受けた情報データに基づいて海水に対する殺菌が設定された程度以上(または、完全な殺菌)に至る前までは各バラストタンク21、22の内の海水を継続的に反復循環させながら前述した殺菌作業(S500)が反復遂行されるようにし、上記検出機650から提供を受けた情報データに基づいて海水に対する殺菌が設定された程度以上に至ったことが確認されれば、開放された処理水調節バルブ620及び各開閉バルブを閉鎖すると共に、各殺菌器312、322及び各ポンプ210、220の動作を中断(S551、S552)することで、殺菌作業を終了する。
したがって、上記各バラストタンク21、22の内に格納された海水は該当船舶の運航中、反復的な殺菌作業が進行されることによって、殺菌性能を極大化させることができるようになる。
この際、上記殺菌作業のために海水を循環させる過程で、上記海水は各バイパス流路410、420により各殺菌ユニット310、320のフィルタ311、321は経ないようになるが、これは各フィルタ311、321を海水が通過することにより発生する流動抵抗を除去すると共に、上記海水は各バラストタンク21、22の内に格納された海水であるので、敢えてフィルタ311、321を通過させなくてもよいためである。
結局、本発明に従うバラスト水処理のための制御方法は、各バラストタンク21、22への海水格納や海水排出のための構成が互いに連動できるようにして、バラスティング作業やデバラスティング作業時、海水が2つ殺菌ユニット310、320の殺菌器312、322を順次的に経ることができるようにされることで、最小限の殺菌ユニット310、320でもバラスト水に使われる海水の内の微生物に対する殺菌性能が向上できるようになる長所を有する。
また、本発明に従うバラスト水処理のための制御方法は、航海中にも各バラストタンク21、22の内に格納された海水の持続的な殺菌作業が遂行されるように制御することができるので、多様な状況別の作業進行が可能であるという長所を有する。
特に、上記船舶の航海中、各バラストタンク21、22の内に格納された海水の持続的な殺菌のための殺菌作業は、バラスティング作業及びデバラスティング作業とは関係なしで使用可能であり、このような殺菌作業により各バラストタンク21、22の内の海水は船舶の航海中、完全な滅菌が可能であるので、デバラスティング作業時、別途の殺菌過程を遂行しなくてもよいという長所を追加で有する。
10…シーチェスト、21…第1バラストタンク、22…第2バラストタンク、110…第1配管、111…第1開閉バルブ、112…第2開閉バルブ、113…第3開閉バルブ、114…第4開閉バルブ、120…第2配管、121…第5開閉バルブ、122…第6開閉バルブ、123…第7開閉バルブ、124…第8開閉バルブ、130…第3配管、131…第11開閉バルブ、132…第12開閉バルブ、140…第4配管、141…第13開閉バルブ、142…第14開閉バルブ、150…第5配管、151…第15開閉バルブ、152…精密フィルタ、160…第6配管、161…第16開閉バルブ、162…精密フィルタ、170…第7配管、171…第17開閉バルブ、180…第8配管、181…第18開閉バルブ、190…別途のバルブ、210…第1ポンプ、220…第2ポンプ、310…第1殺菌ユニット、311…第1フィルタ、312…第1殺菌器、320…第2殺菌ユニット、321…第2フィルタ、322…第2殺菌器、410…第1バイパス流路、411…第9開閉バルブ、420…第2バイパス流路、421…第10開閉バルブ、500…制御機、600…殺菌確認部、610…処理水管、620…処理水調節バルブ、630…平板ガラス、640…拡大機、650…検出機。

Claims (9)

  1. 第1バラストタンクのバラスティングとデバラスティングのための第1ポンプ及び第1殺菌ユニットが備えられた第1管路と、第2バラストタンクのバラスティングとデバラスティングのための第2ポンプ及び第2殺菌ユニットが備えられた第2管路と、前記第1殺菌ユニットを通過した海水が前記第2殺菌ユニットに流動するように案内するか、または前記第2殺菌ユニットを通過した海水が前記第1殺菌ユニットに流動するように案内する交差管路と、前記各管路の選択的な開閉のための複数の開閉バルブと、前記各ポンプ及び各開閉バルブを選択的に制御する制御機を含むバラスト水処理装置を用いたバラスト水処理方法であって、
    作業の種類の入力を受ける作業入力ステップと、
    前記作業入力ステップで入力を受けた作業の種類によって制御機を通じて各ポンプ及び各開閉バルブの動作を制御しながら海水の流動がどの1つの殺菌ユニットと交差管路及び他の1つの殺菌ユニットを順次的に通過するようにするか、どの1つの殺菌ユニット、または他の1つの殺菌ユニットのみを通過するように選択的に制御する流動制御ステップと、
    を含んで進行されることを特徴とする、バラスト水処理のための制御方法。
  2. 前記作業入力ステップで入力を受ける作業の種類には、
    シーチェストから流入した海水を殺菌した後、各バラストタンクに格納するバラスティング作業と、
    各バラストタンクの内に格納された海水を殺菌した後、船外に排出するデバラスティング作業と、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載のバラスト水処理のための制御方法。
  3. 前記バラスティング作業時、前記制御機は、
    各ポンプの順次的な動作制御及び各開閉バルブの動作制御を通じてシーチェストから流入した海水が交差管路を通じて各管路の殺菌ユニットを順次的に経由した後、各バラストタンクに各々順次的に格納されるように制御することを特徴とする、請求項2に記載のバラスト水処理のための制御方法。
  4. 前記デバラスティング作業時、前記制御機は、
    各ポンプの順次的な動作制御及び各開閉バルブの動作制御を通じて各バラストタンクの内に格納された海水が交差管路を通じて各管路の殺菌ユニットを順次的に経由した後、船外に各々順次的に排出されるように制御することを特徴とする、請求項2に記載のバラスト水処理のための制御方法。
  5. 前記作業入力ステップで入力を受ける作業の種類には、
    第1バラストタンクの内に格納された海水を第1管路を通じて循環させながら殺菌すると共に、第2バラストタンクの内に格納された海水を第2管路を通じて循環させながら殺菌する殺菌作業がさらに含まれることを特徴とする、請求項2に記載のバラスト水処理のための制御方法。
  6. 前記殺菌作業時には、
    第1バラストタンクの内に格納された海水は交差管路を経由せず、第1管路のみに沿って循環されながら第1殺菌ユニットのみにより殺菌されるように第1ポンプ及び各開閉バルブの動作を制御し、
    第2バラストタンクの内に格納された海水は交差管路を経由せず、第2管路のみに沿って循環されながら第2殺菌ユニットのみにより殺菌されるように第2ポンプ及び各開閉バルブの動作を制御することを特徴とする、請求項5に記載のバラスト水処理のための制御方法。
  7. バラストタンクに格納された海水を船舶航海中、循環及び殺菌のために第1ポンプ及び第1殺菌ユニットが備えられた第1管路と、バラストタンクに格納された海水を船舶航海中、循環及び殺菌のために第2ポンプ及び第2殺菌ユニットが備えられた第2管路と、前記各管路の選択的な開閉のための複数の開閉バルブと、前記各ポンプ及び各開閉バルブを選択的に制御する制御機を含むバラスト水処理装置を用いたバラスト水処理方法であって、
    船舶の航海中、殺菌作業の遂行の入力を受ける作業入力ステップと、
    前記作業入力ステップでの殺菌作業に対する遂行が入力される場合、制御機を通じて各ポンプ及び各開閉バルブの動作を制御しながら海水の流動がどの1つの殺菌ユニット、または他の1つの殺菌ユニットのみを通過するように選択的に制御する流動制御ステップと、
    を含んで進行されることを特徴とする、バラスト水処理のための制御方法。
  8. バラスト水処理装置には、前記各殺菌ユニットを通過した海水の内の細菌数を確認して、これを制御機に提供する殺菌確認部がさらに備えられ、
    前記殺菌作業が進行される途中、前記制御機は前記殺菌確認部から確認された細菌数に基づいて前記流動制御ステップを持続的に遂行するか否かを決めることを特徴とする、請求項6または7に記載のバラスト水処理のための制御方法。
  9. 前記殺菌確認部は、
    殺菌ユニットを通過した海水の一部の提供を受けて、これを拡大機で撮影すると共に、この撮影された映像を検出機で分析して前記海水の内に存在する細菌の数をデータ化した後、制御機に提供することによって、前記制御機が前記データ化された細菌の数に対する情報に基づいて流動制御ステップを持続的に遂行するか否かを決めることができるようにしたことを特徴とする、請求項8に記載のバラスト水処理のための制御方法。
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