JP5520045B2 - エピタキシャル成長用基板及びエピタキシャル成長方法 - Google Patents

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Description

本発明は、エピタキシャル成長用基板及び該基板上にエピタキシャル層を成長させるエピタキシャル成長方法に関し、特に、成長させたエピタキシャル層のフォトルミネッセンス(以下、PL(Photoluminescence)と略する)特性を改善する技術に関する。
従来、光デバイス用の半導体素子の用途には、InP基板上にInGaAs層、AlGaAs層、AlInAs層、AlInGaAs層、InGaAsP層等の化合物半導体からなるエピタキシャル層を有機金属気相成長法(MOCVD法)等により成長させた半導体素子が広く用いられている。この中でも、In1-xGaxAsy1-yはInP基板と比較的容易に格子整合させることができるため、素子特性に優れた半導体素子を得るのに適しているといえる。
上述したIII−V族系化合物半導体からなる半導体素子をレーザ等の用途に用いるためには、PLピーク波長やPL発光強度が一定であることが望ましい。しかしながら、まったく同一の条件でエピタキシャル成長を行っても、エピタキシャル成長に用いられる基板の特性によって、エピタキシャル成長後のPL特性はばらつくことが知られている。
また、これまでの実験等で、エピタキシャル成長層のPL特性を一定にするためには、エピタキシャル成長に用いる基板の厚さやキャリア濃度を一定にすることが重要であることがわかっている。
例えば、特許文献1では、予め半導体基板の室温におけるキャリア濃度を測定し、該半導体基板のキャリア濃度に関わらず、実際の基板の表面温度が所望の温度となるように、室温におけるキャリア濃度に応じて基板の設定温度を制御し、エピタキシャル層を成長させるようにしている。
特開2005−231909号公報
しかしながら、上記先願技術のように、基板の厚さや基板のキャリア濃度を統一しても、なお得られる半導体素子のPL特性がばらつくという問題があった。
本発明は、InP等のIII−V族系化合物半導体基板上にエピタキシャル層を成長させたときに、エピタキシャル層のPL特性を一定とすることができるエピタキシャル成長用基板及びエピタキシャル成長方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、III−V族化合物半導体からなるエピタキシャル成長用基板であって、リン酸系エッチング液でエッチングされ、(100)面を主面とし、基板の[011]方向を、測定手段から見た所定方向と一致させた状態で、前記主面のうち、裏側の主面の複数個所における反射濃度を測定して得られる第1濃度測定値群の中の最大値が0.5から2.0の範囲ありかつ、基板の[0−11]方向を前記所定方向と一致させた状態で、前記裏側の主面の複数個所における反射濃度を測定して得られる第2濃度測定値群の中の最大値が0.5から1.5の範囲であり、かつ、前記第1濃度測定値群から算出した平均値に対する前記第1濃度測定値群から算出した標準偏差の割合である第1相対標準偏差と、前記第2濃度測定値群から算出した平均値に対する前記第2濃度測定値群から算出した標準偏差の割合である第2相対標準偏差が、何れも10%以であることを特徴とする。
好ましくは、第1測定値群の中の最大値が0.5から1.6の範囲で、第2測定値群の中の最大値が0.5から1.3の範囲であるようにする。
このような基板を用いてエピタキシャル成長させることにより、エピタキシャル層のPL発光強度のバラツキを所定の範囲にそろえることができる。特に、基板裏側の主面の反射濃度(測定値)のバラツキの指標として相対標準偏差を規定することにより、この基板を用いてエピタキシャル成長させたときのエピタキシャル成長層のPL発光強度のバラツキを効果的に小さくすることができる。
ここで、「反射濃度」とは、反射率の逆数の常用対数で定義されるもので、JIS B9622で規定されている。
なお、本願に示す反射濃度データは、大日本スクリーン社製のDM−400「カラー・白黒両用反射濃度計」(測定範囲:0.5〜2.5、測定面積:4mmφ)の白黒モードで測定した数値である。例えば、基板中心部と、周縁部の数カ所(例えば、90°刻みで4カ所)における反射濃度を測定し、これらの測定値から最大値、平均値、標準偏差を算出する。
また、方向の表し方について、値が負の場合、一般には数字の上に“−”を付して表すが、本明細書および特許請求の範囲においては数字の前に“−”を付して表すこととする。
なお、上記発明において、前記裏側の主面に存在する複数の楕円形状のエッチピットの長径が何れも5μmから40μmの範囲であ、かつ、各エッチピットの前記長径を測定して得られる径測定値群から算出した平均値に対する前記径測定値群から算出した標準偏差の割合である相対標準偏差が20%以であるようにするとよい。
このようにすれば、この基板裏側の主面の楕円形エッチピットの長径の大きさの程度とエピタキシャル成長時の設定温度と実際の基板温度との差に相関があるので、その関係を用いることによって所望の成長温度とするための成長条件(設定温度)の決定が容易となる。また、基板裏側の主面に存在する楕円形状のエッチピットの長径のバラツキの指標として長径の相対標準偏差を規定することにより、この基板を用いてエピタキシャル成長させたときのエピタキシャル成長層のPL波長のバラツキを小さくすることができる。
上述した性質を有するエピタキシャル成長用基板は、基板裏面を、リン酸:過酸化水素水:水=1〜10:1〜10:0〜10の割合で混合されたリン酸系エッチング液により、15〜100℃の温度で、所定時間、所定量以上エッチングすることにより得ることができる。
また、本発明は、エピタキシャル成長方法において、III−V族化合物半導体からなり、(100)面を主面とし、基板の[011]方向を、測定手段から見た所定方向と一致させた状態で、前記主面のうち、裏側の主面の複数個所における反射濃度を測定して得られる第1濃度測定値群の中の最大値が0.5から2.0の範囲であり、かつ、基板の[0−11]方向を前記所定方向と一致させた状態で、前記裏側の主面の複数個所における反射濃度を測定して得られる第2濃度測定値群の中の最大値が0.5から1.5の範囲であり、前記第1濃度測定値群から算出した平均値に対する前記第1濃度測定値群から算出した標準偏差の割合である第1相対標準偏差と、前記第2濃度測定値群から算出した平均値に対する前記第2濃度測定値群から算出した標準偏差の割合である第2相対標準偏差が、何れも10%以下であるエピタキシャル成長用基板を用いて、エピタキシャル層を成長させることを特徴とする
このようにすれば、エピタキシャル層のPL発光強度のバラツキを所定の範囲にそろえることができる。
なお、上記発明において、複数の基板をエッチングし、各基板の裏側の主面の反射濃度の平均値が、選択した全基板の反射濃度の平均値の90〜110%の範囲となり、かつ、前記裏側の主面に複数存在する楕円形状の各エッチピットの長径の平均値が、選択した全基板の平均長径の80〜120%の範囲となるように、エッチングした前記基板の中から2枚以上を選び取り、選び取った前記基板を成長装置に入れ、各基板に同時にエピタキシャル層を成長させるようにするとよい。
このようにすれば、複数の基板に同時にエピタキシャル成長させた場合でも、エピタキシャル層のPL特性を一定に保つことができる。
以下に、本発明を完成するに至った経緯について簡単に説明する。
まず、上記特許文献1には、基板のキャリア濃度が高いと同一の設定温度であっても基板の表面温度が低くなるため、その結果PLピーク波長は長くなることが開示されている。また、基板のキャリア濃度とPLピーク波長との間に良い相関関係があることが開示されている。すなわち、エピタキシャル成長条件(具体的には設定温度)を決めるための基板特性として基板のキャリア濃度が重要であることは公知である。
しかしながら、基板のキャリア濃度に基づいて成長条件を制御してエピタキシャル成長させた場合でも、得られた半導体素子のPL特性にばらつきがあることが判明した。そこで、本発明者等は、基板のキャリア濃度の他にもエピタキシャル成長条件に影響を与える基板特性があると推測し、基板裏面特性について検討した。
具体的には、基板裏面の反射濃度、裏面エッチピットの形状及び大きさの測定により基板裏面性状を定量的に把握し、これらとエピタキシャル成長により得られた半導体素子のPL特性(PL発光強度、PL波長)との関係を調査した。
その結果を図1〜8に示す。
図1は、基板裏面の反射濃度(最大値)と、エピタキシャル成長により得られた半導体素子のPL発光強度の関係を示す説明図である。なお、図1には、[011]方向から測定した反射濃度の最大値を示している。
図1に示すように、基板裏面の反射濃度の最大値とPL発光強度の間には良好な相関関係がある。これより、基板裏面の反射濃度の最大値が所定の範囲(例えば、0.5〜)にある基板を用いて、該基板上にエピタキシャル層を成長させることにより、PL発光強度のバラツキを所定の範囲にそろえられることがわかった。
さらに実験を重ねたところ、[011]方向で測定した反射濃度の最大値が0.5から2.0で、[0−11]方向で測定した反射濃度の最大値が0.5から1.5の範囲にある基板を用いた場合に、エピタキシャル層のPL発光強度のバラツキを極めて小さくできることがわかった。
図2は、基板裏面の反射濃度のバラツキと、エピタキシャル成長により得られた半導体素子のPL発光強度の関係を示す説明図である。図2では、反射濃度のバラツキの指標として[011]方向から測定した反射濃度の最小値/最大値を用いており、図2中、“■”は反射濃度の最小値/最大値が0.85(標準偏差/平均値は7%、バラツキ小)程度、“◆”は反射濃度の最小値/最大値が0.65(標準偏差/平均値は17%、バラツキ大)程度の基板を用いたときの規格化PL発光強度を示している。
なお、反射濃度の最小値/最大値が0.85程度のものと、最小値/最大値が0.65程度のもののサンプル数は同じである。
図2に示すように、反射濃度の最小値/最大値が0.85程度である場合はPL発光強度のバラツキ(標準偏差/平均値)は7%となり、反射濃度の最小値/最大値が0.65程度である場合はPL発光強度のバラツキ(標準偏差/平均値)は17%となっている。すなわち、反射濃度のバラツキが小さい方が、PL発光強度のバラツキは格段に改善されることがわかる。
さらに実験を重ねた結果、反射濃度の標準偏差/平均値が10%以内となる場合に、半導体素子のPL発光強度のバラツキを効果的に小さくすることができ、具体的にはPL発光強度の標準偏差/平均値を10%以下とできることがわかった。
図3は、基板の裏面エッチピットの長径と、エピタキシャル成長温度(基板温度)との関係を示す説明図である。なお、図3には、成長温度を640℃に設定したときの実際の基板温度を示している。
図3に示すように、基板の裏面エッチピットの大きさ(具体的には楕円形エッチピットの長径)と成長時の実際の基板温度との間には、所定の範囲(例えば、エッチピットの長径が5〜40μmの範囲)において良好な相関関係がある。これより、基板の裏面エッチピットの形状(楕円形エッチピットの長径)を制御することで、所望の成長温度とするための温度を正確に設定することができるようになる。
図4は、エピタキシャル成長温度と、エピタキシャル成長により得られた半導体素子のPLピーク波長との関係を示す説明図である。図4に示すように、エピタキシャル成長温度(実際の基板温度)とPLピーク波長との間には、良好な相関関係がある。
したがって、基板の裏面エッチピットの形状を制御して所望の成長温度でエピタキシャル成長させることで、所望のPLピーク波長を有する半導体素子を得ることができるようになる。なお、基板の表面温度は、基板厚みや加熱方法(使用する気相成長装置)によって変化するので、それぞれについて、半導体基板の裏面エッチピットの形状に対する設定温度と実際の基板温度との関係を把握しておけば、基板温度を所望の温度とするための温度設定が容易となる。
図5は、基板裏面のピット長径のバラツキと、エピタキシャル成長により得られた半導体素子のPLピーク波長の関係を示す説明図である。図5では、ピット長径のバラツキの指標としてピット長径の最小値/最大値を用いており、図5中、“■”はピット長径の最小値/最大値が0.65(標準偏差/平均値は17%、バラツキ小)程度、“◆”はピット長径の最小値/最大値が0.33(標準偏差/平均値は34%、バラツキ大)程度の基板を用いたときのPLピーク波長を示している。
なお、ピット長径の最小値/最大値が0.65程度のものと、最小値/最大値が0.33程度のもののサンプル数は同じである。
図5に示すように、ピット長径の最小値/最大値が0.65程度である場合はPLピーク波長のバラツキ(標準偏差/平均値)は0.07%となり、ピット長径の最小値/最大値が0.33程度である場合はPLピーク波長のバラツキ(標準偏差/平均値)は0.15%となっている。すなわちピット長径のバラツキが小さい方が、PLピーク波長のバラツキは格段に改善されることがわかる。
具体的には、ピット長径の最小値/最大値が0.33程度の場合は、PLピーク波長が1547〜1555nmであるのに対して、ピット長径の最小値/最大値が0.65程度の場合は、PLピーク波長は1548〜1551nmであった。
さらに実験を重ねた結果、ピット長径の標準偏差/平均値が20%以内となる場合に、エピタキシャル層のPLピーク波長のバラツキを効果的に小さくすることができ、具体的にはPLピーク波長の標準偏差/平均値を0.1%以下とできることがわかった。
次いで、基板の裏面特性(反射濃度、エッチピットの長径)と、エッチング条件について検討した。
図6、7は、リン酸系エッチング液を用いたときのエッチング量と基板裏面の反射濃度との関係を示す説明図であり、使用したエッチング液の組成(混合比率)が異なる。つまり、図6には、リン酸:過酸化水素水:水=20:3:20で混合したエッチング液1を用いたときの結果を、図7には、リン酸:過酸化水素水:水=1:1:1で混合したエッチング液2を用いたときの結果を示している。
なお、図6、7では、[011]方向(測定方向1)と[0−11]方向(測定方向2)から測定した反射濃度を示している。また、ピット長径の最小値/最大値が0.65の場合のデータである。
図6、7に示すように、エッチング量と基板裏面の反射濃度との間には良好な相関関係があり、エッチング量が増加するに伴い反射濃度は高くなる。これより、エッチング量によって反射濃度を調整できることがわかる。
ただし、測定方向が異なるとエッチング量が同じでも反射濃度が若干変化することを注意する必要がある。また、エッチング液の組成比が異なると、エッチング量が同じでも反射濃度が変化するが、リン酸:過酸化水素:水=1〜10:1〜10:0〜10の割合で混合したエッチング液を用いることで、所望の反射濃度とエッチピットの範囲を実現することができる上、エッチピット長径の大きさを制御することもできる。
図8は、リン酸系エッチング液1,2を用いたときのエッチング量と基板裏面のエッチピットの長径との関係を示す説明図である。図8に示すように、エッチング量と基板裏面のエッチピットの長径との間には良好な相関関係がある。これより、エッチング量によって、基板裏面のエッチピットの長径を調整できることがわかる。
以上説明したように、エピタキシャル成長により得られる半導体素子の重要特性であるPL発光強度とPLピーク波長は、基板裏面の反射濃度と、基板裏面の楕円形エッチピットの長径を調整することにより最適化できるという知見を得て、本発明を完成するに至った。
本発明によれば、InP等のIII−V族系半導体基板上にInGaAsP層等の化合物半導体からなるエピタキシャル層を気相成長させる過程において、基板の裏面エッチピットの形状及び大きさに起因して基板温度(成長温度)が変化することを考慮し、加熱条件を適切に設定することで基板温度を所望の温度で一定とすることができるので、PLピーク波長が一定の半導体素子を安定して製造することができるという効果を奏する。
また、基板裏面の反射濃度が所定の範囲にある基板を用いるので、所定の範囲のPL発光強度を有する半導体素子を実現することができる。
さらに、2枚以上の基板上に同時にエピタキシャル層を成長させる際には、上記基板裏面の反射濃度及び楕円形エッチピットの大きさ(長径)を一定の範囲にそろえるようにしたので、これら複数の基板にエピタキシャル成長させて得られた半導体素子のPL特性は一定となる。
基板裏面の反射濃度と、エピタキシャル成長により得られた半導体素子のPL発光強度の関係を示す説明図である。 基板裏面の反射濃度のバラツキと規格化PL発光強度の関係を示す説明図である。 基板裏面のエッチピットの長径とエピタキシャル成長温度(基板温度)との関係を示す説明図である。 エピタキシャル成長温度とPLピーク波長との関係を示す説明図である。 基板裏面のピット長径のバラツキとPLピーク波長の関係を示す説明図である。 リン酸系エッチング液1を用いたときのエッチング量と基板裏面の反射濃度との関係を示す説明図である。 リン酸系エッチング液2を用いたときのエッチング量と基板裏面の反射濃度との関係を示す説明図である。 リン酸系エッチング液1,2を用いたときのエッチング量と基板裏面のエッチピットの長径との関係を示す説明図である。
以下、本発明の好適な実施の形態として、III−V族系化合物半導体をエピタキシャル成長させて半導体装置を製造する場合について説明する。なお、製造する半導体装置の目標PLピーク波長を1285nmとする。
はじめに、液体封止チョクラルスキー法(Liquid Encapsulated Czochralski;LEC)法により、所定のキャリア濃度(例えば、1〜2×1018cm-3)の(100)InP基板を作製した。
次いで、このInP基板にリン酸系エッチング液によりエッチング処理を施した。具体的には、リン酸:過酸化水素水:水=1:1:1の組成比で混合したエッチング液を使用し、80℃、12分間のエッチング処理とした。このとき、エッチング量は10μmであった。なお、エッチング量は、エッチング温度とエッチング時間によって調整できるが、エッチング温度は15〜100℃とするのが望ましい。
このエッチング処理後のInP基板について、裏面の複数箇所の反射濃度を測定したところ、[011]方向からの反射濃度の最大値は0.9で、[0−11]方向からの反射濃度の最大値は0.7であった。また、測定反射濃度の標準偏差は平均反射濃度の10%以内となっていた。
また、基板裏面には楕円形のエッチピットが形成されており、その長径は平均22μmであり、標準偏差は平均値の20%以内となっていた。
そして、該基板上に有機金属気相成長法によりアンドープInP層(膜厚0.3μm)、アンドープIn1-xGaxAsy1-y層(膜厚0.3μm)及びアンドープInP層(膜厚0.3μm)を順次成長させ、半導体素子を製造した。また、このときの成長圧力は40torr、基板の目標表面温度は650℃とした。
本実施形態では、InP基板に対し、予め基板裏面の楕円形エッチピットの長径を測定し、このエッチピットの平均長径に基づいて、実際の基板温度が650℃で一定になるように設定温度を調整してInGaAsP層を成長させた。
具体的には、基板裏面の楕円形エッチピットの平均長径が22μm程度であるInP基板を用いているので、基板の加熱条件を660℃に設定した。
なお、この温度設定は本実施形態において有効であって、例えば、使用する気相成長装置によっては異なる設定温度となることはいうまでもない。つまり、使用する気相成長装置について、基板裏面の楕円形エッチピットの長径に対する設定温度と実際の基板温度との関係を把握しておけば、基板温度を所望の温度とするための温度設定は容易に決定することができる。また、基板厚みについても同様のことがいえる。
上述した方法により得られた半導体素子についてPL特性を測定したところ、PL発光強度は4300CUで、PLピーク波長は1.3μmであり、目標とするPL特性を達成することができた。
また、2枚以上の基板上に同時にエピタキシャル層を成長させる際には、基板裏面の反射濃度及び楕円形エッチピットの大きさ(長径)を一定の範囲、具体的には、22μmにそろえることで、これら複数の基板にエピタキシャル成長させて得られた半導体素子のPL特性は一定となった。
このように、本実施形態では、InP等のIII−V族系半導体基板上にInGaAsP層等の化合物半導体からなるエピタキシャル層を気相成長させる過程において、基板の裏面エッチピットの形状及び大きさに起因する基板温度(成長温度)の変化を考慮して成長温度を設定している。これにより、実際の基板温度を所望の温度で一定とすることができ、その結果、所望のPL特性を有する半導体素子を安定して製造することができた。
また、基板裏面の反射濃度が所定の範囲にある基板を用いたので、所定の範囲のPL発光強度を有する半導体素子を実現することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本実施形態では有機金属気相成長法によりInP基板上にInGaAsP層を成長させた例について説明したが、基板裏面の楕円形エッチピットの大きさに応じて加熱条件を設定し、実際の基板温度が所望の温度で一定となるようにしてエピタキシャル成長させる方法は、成長させるエピタキシャル層の種類によらず同様の効果が期待できる。また、使用する基板の種類、成長方法も限定されず、その他の基板や成長方法においても適用できることは上述した説明から明らかである。

Claims (7)

  1. III−V族化合物半導体からなるエピタキシャル成長用基板であって、
    (100)面を主面とし、
    基板の[011]方向を、測定手段から見た所定方向と一致させた状態で、前記主面のうち、裏側の主面の複数個所における反射濃度を測定して得られる第1濃度測定値群の中の最大値が0.5から2.0の範囲であり、
    かつ、基板の[0−11]方向を前記所定方向と一致させた状態で、前記裏側の主面の複数個所における反射濃度を測定して得られる第2濃度測定値群の中の最大値が0.5から1.5の範囲であり、
    前記第1濃度測定値群から算出した平均値に対する前記第1濃度測定値群から算出した標準偏差の割合である第1相対標準偏差と、前記第2濃度測定値群から算出した平均値に対する前記第2濃度測定値群から算出した標準偏差の割合である第2相対標準偏差が、何れも10%以下であることを特徴とするエピタキシャル成長用基板
  2. 前記裏側の主面に存在する複数の楕円形状のエッチピットの長径が何れも5μmから40μmの範囲であり、
    かつ、各エッチピットの前記長径を測定して得られる径測定値群から算出した平均値に対する前記径測定値群から算出した標準偏差の割合である相対標準偏差が20%以下であることを特徴とする請求項1に記載のエピタキシャル成長用基板。
  3. III−V族化合物半導体からなり、(100)面を主面とし、基板の[011]方向を、測定手段から見た所定方向と一致させた状態で、前記主面のうち、裏側の主面の複数個所における反射濃度を測定して得られる第1濃度測定値群の中の最大値が0.5から2.0の範囲であり、かつ、基板の[0−11]方向を前記所定方向と一致させた状態で、前記裏側の主面の複数個所における反射濃度を測定して得られる第2濃度測定値群の中の最大値が0.5から1.5の範囲であり、前記第1濃度測定値群から算出した平均値に対する前記第1濃度測定値群から算出した標準偏差の割合である第1相対標準偏差と、前記第2濃度測定値群から算出した平均値に対する前記第2濃度測定値群から算出した標準偏差の割合である第2相対標準偏差が、何れも10%以下であるエピタキシャル成長用基板を用いて、エピタキシャル層を成長させることを特徴とするエピタキシャル成長方法。
  4. 前記エピタキシャル成長用基板の裏側の主面に複数存在する楕円形状のエッチピットの各長径の平均値を求め、
    次に、成長装置の設定温度と実際の基板温度との間に生じる温度差と、前記エッチピットの各長径の平均値との間にある相関関係に基づいて、求めた平均値の場合に生じる温度差を求め、
    次に、成長装置を、所望の基板温度に前記温度差を加えた温度に設定し、
    その後、前記エピタキシャル成長用基板にエピタキシャル層を成長させることを特徴とする請求項に記載のエピタキシャル成長方法。
  5. 複数の前記エピタキシャル成長用基板をエッチングし、
    各基板の裏側の主面の反射濃度の平均値が、選択した全基板の反射濃度の平均値の90〜110%の範囲となり、かつ、基板裏側の主面に複数存在する楕円形状の各エッチピットの長径の平均値が、選択した全基板の平均長径の80〜120%の範囲となるように、エッチングした複数の前記エピタキシャル成長用基板の中から2枚以上を選び取り、
    選び取った前記エピタキシャル成長用基板を成長装置に入れ、
    各エピタキシャル成長用基板に同時にエピタキシャル層を成長させることを特徴とする請求項3または4に記載のエピタキシャル成長方法。
  6. 前記エピタキシャル成長用基板として、
    裏側の主面に存在する前記楕円形状のエッチピットの長径が5μmから40μmの範囲であって、
    かつ、各エッチピットの長径の標準偏差が平均値の20%以内であるものを用いることを特徴とする請求項4または5に記載のエピタキシャル成長方法。
  7. 前記エピタキシャル成長用基板をエッチングするためのエッチング液として、リン酸:過酸化水素水:水=1〜10:1〜10:0〜10の割合で混合されたリン酸系エッチング液を用い、
    15〜100℃の温度でエッチングすることを特徴とする請求項3から6の何れか一項に記載のエピタキシャル成長方法。
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