JP5519647B2 - カメラ・パラメータを利用したステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法及びその装置、 - Google Patents

カメラ・パラメータを利用したステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法及びその装置、 Download PDF

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Description

本発明は、ステレオスコピック映像の符号化及び復号化に関する。
最近の映像技術において、さらに写実的であって臨在感あふれる映像情報を表現するために、三次元(3D)映像を具現する方式に係わる研究が活発に進められている。三次元映像の具現方式において、人間視覚特性を活用し、既存のディスプレイ装置に、左視点映像と右視点映像とを、それぞれ割り当てられる位置に走査した後、左視点と右視点とを視聴者の左目と右目とに分離して像を結ばせることにより、三次元立体感を感じさせる方法が、さまざまな面で可能性が認められている。かような三次元映像具現方式の一例であるバリアLDC(Barrier liquid crystal display)を装着した携帯端末機では、ステレオスコピック・コンテンツを再生し、ユーザにさらに実感溢れる映像を提供できるようになっている。
本発明は、ステレオスコピック映像の符号化及び復号化に関する。
本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法は、ステレオスコピック映像データを符号化する段階と、前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラにおいて、そのカメラの固有特性に基づいて、カメラ・パラメータを決定する段階と、前記符号化された映像データ及びカメラ・パラメータをデータ・ストリームに挿入する段階と、を含むことができる。
本発明は、米国特許商標庁に2008年5月27に出願された米国仮出願第61/056,174号と、韓国特許庁に2008年7月23日に出願された韓国特許出願第10−2008−0071897号とに基づいて優先権を主張し、前記出願の発明の思想は、本明細書に含まれている。
本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法は、ステレオスコピック映像データを符号化する段階と、前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラにおいて、そのカメラの固有特性に基づいて、カメラ・パラメータを決定する段階と、前記符号化された映像データ及びカメラ・パラメータをデータ・ストリームに挿入する段階と、を含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記少なくとも1つのカメラにおいて、第1視点カメラの焦点距離を示す第1焦点距離パラメータと、第2視点カメラの焦点距離を示す第2焦点距離パラメータとを別個に決定する段階を含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記少なくとも1つのカメラにおいて、第1視点カメラの焦点距離を示す第1焦点距離と、第2視点カメラの焦点距離を示す第2焦点距離とが異なるか否かを示す焦点距離不一致パラメータを決定する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記焦点距離不一致パラメータに基づいて、前記第1焦点距離と前記第2焦点距離とが同一であるならば、前記第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ、及び前記第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータのうちいずれか一つを決定する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記焦点距離不一致パラメータに基づいて、前記第1焦点距離と前記第2焦点距離とが異なるならば、前記第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ、及び前記第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータを決定する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離の水平成分値を示す水平焦点距離パラメータと、前記焦点距離の垂直成分値を示す垂直焦点距離パラメータとを決定する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を示す焦点距離縦横比パラメータを決定する段階と、前記焦点距離の水平成分値を示す水平焦点距離パラメータ、及び前記焦点距離の垂直成分値を示す垂直焦点距離パラメータのうちいずれか一つを決定する段階と、をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率に基づいて、前記焦点距離についての情報を設定しているか否かを示す焦点距離縦横比利用パラメータを決定する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記焦点距離縦横比利用パラメータに基づいて、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を利用するならば、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を示す焦点距離縦横比パラメータを決定する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記焦点距離縦横比利用パラメータに基づいて、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を利用しないならば、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を「1」に決定する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記ステレオスコピック映像において、第1視点映像の主点(principal point)を示す第1主点パラメータ、及び前記ステレオスコピック映像において、第2視点映像の主点を示す第2主点パラメータを別個に決定する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記第1主点パラメータ及び前記第2主点パラメータは、主点のx座標成分及びy座標成分別に決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記ステレオスコピック映像の主点についての情報を設定しているか否かを示す主点情報設定パラメータを決定する段階を含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記主点についての情報を設定するならば、前記ステレオスコピック映像において、第1視点映像の主点を示す第1主点パラメータ、及び前記ステレオスコピック映像第2視点映像の主点を示す第2主点パラメータを別個に決定する段階をさらに含み、前記第1主点パラメータ及び前記第2主点パラメータは、x座標成分及びy座標成分別に決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記主点についての情報を設定しないならば、前記少なくとも1つのカメラにおいて、所定視点のカメラによって撮影された領域の中点と、前記所定視点の映像の主点とが一致すると決定する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの回転角から、x軸基準の回転角を示すx軸回転角パラメータ、y軸基準の回転角を示すy軸回転角パラメータ、及びz軸基準の回転角を示すz軸回転角パラメータを決定する段階を含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記x軸基準の回転角、y軸基準の回転角及びz軸基準の回転角を、3x3行列またはサイズ9の配列で表現できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法の前記データ・ストリーム挿入段階は、前記ステレオスコピック映像データ・ストリームがISO(International Standards Organization)基盤のメディアファイル・フォーマットであるとき、前記ISO基盤のメディアファイル・フォーマットは、moovボックス、mdatボックス及びmetaボックスを含み、前記metaボックスの下位レベル・ボックス、前記moovボックスの下位レベル・ボックス、前記moovボックスの下位レベルであるtrakボックスの下位レベル・ボックス、及び前記trakボックスの下位レベルであるmetaボックスの下位レベル・ボックスのうち少なくともいずれか一つに、前記カメラ・パラメータを挿入する段階を含むことができる。
本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法は、受信されたデータ・ストリームを、ステレオスコピック映像のデータと、前記ステレオスコピック映像についての情報とにパージングする段階と、前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラにおいて、そのカメラの固有特性に基づくカメラ・パラメータを抽出する段階と、前記ステレオスコピック映像のデータを復号化して復元する段階と、を含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記復元段階は、前記ステレオスコピック映像のデータを、前記カメラ・パラメータを利用して再生する段階を含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記少なくとも1つのカメラにおいて、第1視点カメラの焦点距離を示す第1焦点距離パラメータと、第2視点カメラの焦点距離を示す第2焦点距離パラメータとを別個に抽出する段階を含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記少なくとも1つのカメラにおいて、第1視点カメラの焦点距離を示す第1焦点距離と、第2視点カメラの焦点距離を示す第2焦点距離とが異なるか否かを示す焦点距離不一致パラメータを抽出する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記焦点距離不一致パラメータに基づいて、前記第1焦点距離と前記第2焦点距離とが同一であるならば、前記第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ、及び前記第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータのうちいずれか一つを抽出する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記焦点距離不一致パラメータに基づいて、前記第1焦点距離と前記第2焦点距離とが異なるならば、前記第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ、及び前記第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータを抽出する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離の水平成分値を示す水平焦点距離パラメータと、前記焦点距離の垂直成分値を示す垂直焦点距離パラメータとを抽出する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を示す焦点距離縦横比パラメータを抽出する段階と、前記焦点距離の水平成分値を示す水平焦点距離パラメータ、及び前記焦点距離の垂直成分値を示す垂直焦点距離パラメータのうちいずれか一つを抽出する段階と、をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率に基づいて、前記焦点距離についての情報が設定されているか否かを示す焦点距離縦横比利用パラメータを抽出する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記焦点距離縦横比利用パラメータに基づいて、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率が利用されているとすれば、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を示す焦点距離縦横比パラメータを抽出する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記焦点距離縦横比利用パラメータに基づいて、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率が利用されていないとすれば、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を「1」に決定する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記ステレオスコピック映像において、第1視点映像の主点を示す第1主点パラメータ、及び前記ステレオスコピック映像において、第2視点映像の主点を示す第2主点パラメータを別個に抽出する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記第1主点パラメータ及び前記第2主点パラメータを、主点のx座標成分及びy座標成分別に抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記ステレオスコピック映像の主点についての情報が設定されているか否かを示す主点情報設定パラメータを抽出する段階を含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記主点についての情報が設定されているとすれば、前記ステレオスコピック映像において、第1視点映像の主点を示す第1主点パラメータ、及び前記ステレオスコピック映像第2視点映像の主点を示す第2主点パラメータを別個に抽出する段階をさらに含み、前記第1主点パラメータ及び前記第2主点パラメータは、x座標成分及びy座標成分別に抽出されうる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記主点についての情報が設定されていないとすれば、前記少なくとも1つのカメラにおいて、所定視点のカメラによって撮影された領域の中点と、前記所定視点の映像の主点とが一致すると決定する段階をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの回転角から、x軸基準の回転角を示すx軸回転角パラメータ、y軸基準の回転角を示すy軸回転角パラメータ、及びz軸基準の回転角を示すz軸回転角パラメータを抽出する段階を含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記カメラ・パラメータ抽出段階は、前記x軸基準の回転角、y軸基準の回転角及びz軸基準の回転角を、3x3行列またはサイズ9の配列で表現された回転角パラメータを抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法の前記パージング段階は、前記ステレオスコピック映像データ・ストリームがISO基盤のメディアファイル・フォーマットであるとき、前記ISO基盤のメディアファイル・フォーマットは、moovボックス、mdatボックス及びmetaボックスを含み、前記metaボックスの下位レベル・ボックス、前記moovボックスの下位レベル・ボックス、前記moovボックスの下位レベルであるtrakボックスの下位レベル・ボックス、及び前記trakボックスの下位レベルであるmetaボックスの下位レベル・ボックスのうち少なくともいずれか一つから、前記カメラ・パラメータを抽出する段階と、前記mdatボックスから前記ステレオスコピック映像のデータを抽出する段階と、を含むことができる。
本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法を具現するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体において、前記ステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法は、ステレオスコピック映像データを符号化する段階と、前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラにおいて、そのカメラの固有特性に基づいて、カメラ・パラメータを決定する段階と、前記符号化された映像データ及びカメラ・パラメータをデータ・ストリームに挿入する段階と、を含む。
本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法を具現するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体において、前記ステレオスコピック映像復元方法は、受信されたデータ・ストリームを、ステレオスコピック映像のデータと、前記ステレオスコピック映像についての情報とにパージングする段階と、前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラにおいて、そのカメラの固有特性に基づくカメラ・パラメータを抽出する段階と、前記ステレオスコピック映像のデータを復号化して復元する段階と、を含む。
本発明の一実施形態で利用されるカメラ・パラメータは、焦点距離パラメータ、焦点距離縦横比パラメータ、主点パラメータ、回転角パラメータ、平行移動パラメータのうち少なくとも一つを含む。ここで、焦点距離パラメータ、焦点距離縦横比パラメータ、主点パラメータは、カメラ一つに係わるパラメータであり、カメラ内部パラメータと命名され、回転角パラメータ、平行移動パラメータは、多数のカメラとの関係に係わるパラメータであり、カメラ外部パラメータと命名される。カメラ・パラメータは、エピポーラ線制約技法(epipolar line constraint)、レクチフィケーション技法(rectification)などの多様なプロセスに適用され、三次元映像の画質が改善されうる。
本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置のブロック図である。 本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置のブロック図である。 ワールド座標系とカメラ座標系との関係を図示する図である。 カメラ座標系上の座標と、これに対応する映像上の座標との関係を図示する図である。 撮影映像座標と再生映像上の座標との関係を図示する図である。 ステレオスコピックカメラの平行移動情報及び回転情報を図示する図である。 第1視点カメラ座標系と第2視点カメラ座標系との関係を図示する図である。 ISO基盤のメディアファイル・フォーマットによるファイル・フォーマットの構造を図示する図である。 ISO基盤のメディアファイル・フォーマットによるファイル構造を構成するボックス・リストを図示する図である。 ステレオスコピック映像に係わるさまざまなパラメータを具現するためのシンタックスを図示する図である。 本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ焦点距離パラメータを具現するためのシンタックスの一例を図示する図である。 本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ焦点距離パラメータを具現するためのシンタックスの他の例を図示する図である。 本発明の他の実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ焦点距離パラメータを具現するためのシンタックスの一例を図示する図である。 本発明の他の実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ焦点距離パラメータを具現するためのシンタックスの他の例を図示する図である。 本発明の他の実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ焦点距離パラメータを具現するためのシンタックスのさらに他の例を図示する図である。 本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ主点パラメータを具現するためのシンタックスの一例を図示する図である。 本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ主点パラメータを具現するためのシンタックスの他の例を図示する図である。 本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ回転角パラメータを具現するためのシンタックスの一例を図示する図である。 本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法を利用するステレオスコピック映像ファイル生成システムのブロック図である。 本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法を利用するステレオスコピック映像復元/再生システムのブロック図である。 本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法のフローチャートを図示する図である。
本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像(stereoscopic image)データ・ストリーム生成装置は、ステレオスコピック映像データを符号化する映像データ符号化部と、前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラにおいて、そのカメラの固有特性に基づいて、カメラ・パラメータを決定するカメラ・パラメータ決定部と、前記符号化された映像データ及びカメラ・パラメータをデータ・ストリームに挿入するデータ・ストリーム挿入部と、を含む
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記カメラ・パラメータ決定部は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離を決定する焦点距離パラメータ決定部を含み、前記焦点距離パラメータ決定部は、第1視点カメラの焦点距離を示す第1焦点距離パラメータと、第2視点カメラの焦点距離を示す第2焦点距離パラメータとを別個に決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記カメラ・パラメータ決定部は、前記第1視点カメラの焦点距離を示す第1焦点距離と、前記第2視点カメラの焦点距離を示す第2焦点距離とが異なるか否かを示す焦点距離不一致パラメータを決定する焦点距離不一致パラメータ決定部をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記焦点距離パラメータ決定部は、前記焦点距離不一致パラメータに基づいて、前記第1焦点距離と前記第2焦点距離とが同一であるならば、前記第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ、及び前記第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータのうちいずれか一つを決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記焦点距離パラメータ決定部は、前記焦点距離不一致パラメータに基づいて、前記第1焦点距離と前記第2焦点距離とが異なるならば、前記第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ、及び前記第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータを決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記カメラ・パラメータ決定部は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離を決定する焦点距離パラメータ決定部を含み、前記焦点距離パラメータ決定部は、前記焦点距離の水平成分値を示す水平焦点距離パラメータ、及び前記焦点距離の垂直成分値を示す垂直焦点距離パラメータを決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記カメラ・パラメータ決定部は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離を決定する焦点距離パラメータ決定部と、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を示す焦点距離縦横比パラメータを決定する焦点距離縦横比パラメータ決定部と、を含み、前記焦点距離パラメータ決定部は、前記焦点距離の水平成分値を示す水平焦点距離パラメータ、及び前記焦点距離の垂直成分値を示す垂直焦点距離パラメータのうちいずれか一つを決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記カメラ・パラメータ決定部は、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率に基づいて、前記焦点距離についての情報を設定しているか否かを示す焦点距離縦横比利用パラメータを決定する焦点距離縦横比利用パラメータ決定部をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記焦点距離縦横比パラメータ決定部は、前記焦点距離縦横比利用パラメータに基づいて、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を利用するならば、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を示す焦点距離縦横比パラメータを決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記焦点距離縦横比パラメータ決定部は、前記焦点距離縦横比利用パラメータに基づいて、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を利用しないならば、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を「1」に決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記カメラ・パラメータ決定部は、前記ステレオスコピック映像の主点(principal point)についての情報を決定する主点パラメータ決定部を含み、前記主点パラメータ決定部は、前記ステレオスコピック映像において、第1視点映像の主点を示す第1主点パラメータ、及び前記ステレオスコピック映像において、第2視点映像の主点を示す第2主点パラメータを別個に決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記主点パラメータ決定部は、前記第1主点パラメータ及び前記第2主点パラメータは、主点のx座標成分及びy座標成分別に決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記カメラ・パラメータ決定部は、前記ステレオスコピック映像の主点についての情報を設定しているか否かを示す主点情報設定パラメータを決定する主点情報設定パラメータ決定部を含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記カメラ・パラメータ決定部は、前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記ステレオスコピック映像の主点についての情報を決定する主点パラメータ決定部を含み、前記主点パラメータ決定部は、前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記主点についての情報を設定するならば、前記ステレオスコピック映像において、第1視点映像の主点を示す第1主点パラメータ、及び前記ステレオスコピック映像第2視点映像の主点を示す第2主点パラメータを別個に決定し、前記第1主点パラメータ及び前記第2主点パラメータは、x座標成分及びy座標成分別に決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記カメラ・パラメータ決定部は、前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記ステレオスコピック映像の主点についての情報を決定する主点パラメータ決定部を含み、前記主点パラメータ決定部は、前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記主点についての情報を設定しないならば、前記少なくとも1つのカメラにおいて、所定視点のカメラによって撮影された領域の中点と、前記所定視点の映像の主点とが一致すると決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置において、前記カメラ・パラメータ決定部は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの回転角についての情報を決定する回転角パラメータ決定部を含み、前記回転角パラメータ決定部は、x軸基準の回転角を示すx軸回転角パラメータ、y軸基準の回転角を示すy軸回転角パラメータ、及びz軸基準の回転角を示すz軸回転角パラメータを決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記回転角パラメータ決定部は、前記x軸基準の回転角、y軸基準の回転角及びz軸基準の回転角を、3x3行列またはサイズ9の配列で表現できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置の前記データ・ストリーム挿入部は、前記ステレオスコピック映像データ・ストリームがISO(International Standards Organization)基盤のメディアファイル・フォーマットであるとき、前記ISO基盤のメディアファイル・フォーマットは、moovボックス、mdatボックス及びmetaボックスを含み、前記metaボックスの下位レベル・ボックス、前記moovボックスの下位レベル・ボックス、前記moovボックスの下位レベルであるtrakボックスの下位レベル・ボックス、及び前記trakボックスの下位レベルであるmetaボックスの下位レベル・ボックスのうち少なくともいずれか一つに、前記カメラ・パラメータを挿入できる。
本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置は、受信されたデータ・ストリームを、ステレオスコピック映像のデータと、前記ステレオスコピック映像についての情報とにパージングするパージング部と、前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラにおいて、そのカメラの固有特性に基づくカメラ・パラメータを抽出するカメラ・パラメータ抽出部と、前記ステレオスコピック映像のデータを復号化して復元する映像データ復号化部と、を含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記ステレオスコピック映像復元装置は、前記復元されたステレオスコピック映像を、前記カメラ・パラメータを利用して再生する再生部をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記カメラ・パラメータ抽出部は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離についての情報を抽出する焦点距離パラメータ抽出部を含み、前記焦点距離パラメータ抽出部は、第1視点カメラの焦点距離を示す第1焦点距離パラメータと、第2視点カメラの焦点距離を示す第2焦点距離パラメータとを別個に抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記カメラ・パラメータ抽出部は、前記少なくとも1つのカメラにおいて、第1視点カメラの焦点距離を示す第1焦点距離と、第2視点カメラの焦点距離を示す第2焦点距離とが異なるか否かを示す焦点距離不一致パラメータを抽出する焦点距離不一致パラメータ抽出部をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記カメラ・パラメータ抽出部は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離についての情報を抽出する焦点距離パラメータ抽出部をさらに含み、前記焦点距離パラメータ抽出部は、前記焦点距離不一致パラメータに基づいて、前記第1焦点距離と前記第2焦点距離とが同一であるならば、前記第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ、及び前記第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータのうちいずれか一つを抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記カメラ・パラメータ抽出部は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離についての情報を抽出する焦点距離パラメータ抽出部をさらに含み、前記焦点距離パラメータ抽出部は、前記焦点距離不一致パラメータに基づいて、前記第1焦点距離と前記第2焦点距離とが異なるならば、前記第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ、及び前記第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータを抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置において、前記カメラ・パラメータ抽出部は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離についての情報を抽出する焦点距離パラメータ抽出部を含み、前記焦点距離パラメータ抽出部は、前記焦点距離の水平成分値を示す水平焦点距離パラメータ、及び前記焦点距離の垂直成分値を示す垂直焦点距離パラメータを抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記カメラ・パラメータ抽出部は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離についての情報を抽出する焦点距離パラメータ抽出部と、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を示す焦点距離縦横比パラメータを抽出する焦点距離縦横比パラメータ抽出部と、を含み、前記焦点距離パラメータ抽出部は、前記焦点距離の水平成分値を示す水平焦点距離パラメータ、及び前記焦点距離の垂直成分値を示す垂直焦点距離パラメータのうちいずれか一つを抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記カメラ・パラメータ抽出部は、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率に基づいて、前記焦点距離についての情報が設定されているか否かを示す焦点距離縦横比利用パラメータを抽出する焦点距離縦横比利用パラメータ抽出部をさらに含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記焦点距離縦横比パラメータ抽出部は、前記焦点距離縦横比利用パラメータに基づいて、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率が利用されているとすれば、前記焦点距離縦横比パラメータを抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記焦点距離縦横比パラメータ抽出部は、前記焦点距離縦横比利用パラメータに基づいて、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率が利用されていないとすれば、前記焦点距離縦横比を「1」に決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記カメラ・パラメータ抽出部は、前記ステレオスコピック映像における所定視点映像の主点についての情報を抽出する主点パラメータ抽出部を含み、前記主点パラメータ抽出部は、第1視点映像の主点を示す第1主点パラメータ、及び前記ステレオスコピック映像において、第2視点映像の主点を示す第2主点パラメータを別個に抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記主点パラメータ抽出部は、前記第1主点パラメータ及び前記第2主点パラメータを、主点のx座標成分及びy座標成分別に抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記カメラ・パラメータ抽出部は、前記ステレオスコピック映像の主点についての情報が設定されているか否かを示す主点情報設定パラメータを抽出する主点情報設定パラメータ抽出部を含むことができる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記カメラ・パラメータ抽出部は、前記ステレオスコピック映像における所定視点映像の主点についての情報を抽出する主点パラメータ抽出部をさらに含み、前記主点パラメータ抽出部は、前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記主点についての情報が設定されているとすれば、前記ステレオスコピック映像において、第1視点映像の主点を示す第1主点パラメータ、及び前記ステレオスコピック映像第2視点映像の主点を示す第2主点パラメータを別個に抽出し、前記第1主点パラメータ及び前記第2主点パラメータは、x座標成分及びy座標成分別に抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記カメラ・パラメータ抽出部は、前記ステレオスコピック映像における所定視点映像の主点についての情報を抽出する主点パラメータ抽出部をさらに含み、前記主点パラメータ抽出部は、前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記主点についての情報が設定されていないとすれば、前記少なくとも1つのカメラにおいて、所定視点のカメラによって撮影された領域の中点と、前記所定視点の映像の主点とが一致すると決定できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記カメラ・パラメータ抽出部は、前記少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの回転角についての情報を抽出する回転角パラメータ抽出部を含み、前記回転角パラメータ抽出部は、x軸基準の回転角を示すx軸回転角パラメータ、y軸基準の回転角を示すy軸回転角パラメータ、及びz軸基準の回転角を示すz軸回転角パラメータを抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記回転角パラメータ抽出部は、前記x軸基準の回転角、y軸基準の回転角及びz軸基準の回転角を、3x3行列またはサイズ9の配列で表現された回転角パラメータを抽出できる。
一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置の前記パージング部は、前記ステレオスコピック映像データ・ストリームがISO基盤のメディアファイル・フォーマットであるとき、前記ISO基盤のメディアファイル・フォーマットは、moovボックス、mdatボックス及びmetaボックスを含み、前記metaボックスの下位レベル・ボックス、前記moovボックスの下位レベル・ボックス、前記moovボックスの下位レベルであるtrakボックスの下位レベル・ボックス、及び前記trakボックスの下位レベルであるmetaボックスの下位レベル・ボックスのうち少なくともいずれか一つから、前記カメラ・パラメータを抽出し、前記mdatボックスから前記ステレオスコピック映像のデータを抽出できる。
以下、添付された図面を参照しつつ、本発明の望ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置のブロック図を図示している。
本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置100は、映像データ符号化部110、カメラ・パラメータ決定部120及びデータ・ストリーム挿入部130を含む。
映像データ符号化部110は、符号化しようとするステレオスコピック映像の映像データを符号化し、符号化された映像データは、データ・ストリーム挿入部130に出力する。ステレオスコピック映像は、第1視点映像及び第2視点映像がそれぞれ符号化され、第1視点映像及び第2視点映像が混合された映像が符号化されうる。また、多視点映像(multiview image)または単一視点映像(monoview image)が符号化されるために、映像データ符号化部110に入力されうる。
カメラ・パラメータ決定部120は、符号化しようとするステレオスコピック映像に係わるカメラ・パラメータを決定し、データ・ストリーム挿入部130に出力する。ステレオスコピック映像を獲得するために多数のカメラが必要であり、それぞれのカメラ別に視点が異なる。それぞれの視点別にカメラ情報は変わうるので、それぞれが視点別カメラ・パラメータが別個に設定される必要がある。
一実施形態によるカメラ・パラメータ決定部120は、それぞれのカメラに係わる焦点距離、主点(principal point,main point)、回転角/平行移動などを示す情報をカメラ・パラメータとして決定できる。図1に図示されていないが、カメラ・パラメータ決定部120は、焦点距離パラメータ決定部、主点パラメータ決定部、回転角パラメータ決定部を含むことができる。
焦点距離パラメータ決定部は、少なくとも1つのカメラのうち所定視点カメラの焦点距離についての情報(以下、「焦点距離パラメータ」とする)を決定する。
カメラ・パラメータ決定部120は、第1視点カメラの焦点距離と、第2視点カメラの焦点距離とが異なるか否かを示す情報(以下、「焦点距離不一致パラメータ」とする)を決定するために、焦点距離不一致パラメータ決定部を含むことができる。
カメラ・パラメータ決定部120は、焦点距離の垂直、水平距離の比率(以下、「焦点距離縦横比」とする)を利用して焦点距離を決定するために、焦点距離縦横比パラメータ決定部を含むことができる。
また、カメラ・パラメータ決定部120は、焦点距離縦横比を利用しているか否かを示す情報(以下、「焦点距離縦横比利用パラメータ」とする)を決定するために、焦点距離縦横比利用パラメータ決定部を含むことができる。
主点パラメータ決定部は、ステレオスコピック映像の主点についての情報(以下、「主点パラメータ」とする)を決定する。カメラ・パラメータ決定部120は、主点情報を設定しているか否かを示す情報(以下、「主点情報設定パラメータ」とする)を決定するために、主点情報設定パラメータ決定部を含むことができる。
回転角パラメータ決定部は、少なくとも1つの視点カメラのうち所定視点カメラの回転角度についての情報(以下、「回転角パラメータ」とする)を決定する。
データ・ストリーム挿入部130は、映像データ符号化部110から入力された符号化された映像データと、カメラ・パラメータ決定部120から入力されたカメラ・パラメータとをデータ・ストリームに挿入することによって、ステレオスコピック映像データ・ストリームを生成する。
符号化された映像データとカメラ・パラメータは、それぞれステレオスコピック映像データ・ストリーム上の適した位置に挿入される。図8及び図9を参考にし、一実施形態によって、映像データ及びカメラ・パラメータが挿入されるステレオスコピック映像データ・ストリームの構造について述べる。
図2は、本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置のブロック図を図示している。
本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置200は、パージング部210、カメラ・パラメータ抽出部220、映像データ復号化部230及び再生部240を含む。
パージング部210は、受信されたステレオスコピック映像データ・ストリームをパージングし、ステレオスコピック映像のデータ及びステレオスコピック映像についての情報を分離する。パージング部210は、ステレオスコピック映像データを映像データ復号化部230に出力し、カメラ・パラメータをカメラ・パラメータ抽出部220に出力する。
カメラ・パラメータ抽出部220は、パージング部210から入力された映像情報からカメラ・パラメータを抽出する。ステレオスコピック映像に係わるカメラ・パラメータは、ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラにおいて、そのカメラの固有特性に基づく。抽出されたカメラ・パラメータは、再生部240に出力されうる。
一実施形態によるカメラ・パラメータ抽出部220は、それぞれのカメラに係わる焦点距離、主点、回転角/平行移動などを示す情報をカメラ・パラメータとして抽出できる。図2に図示されていないが、カメラ・パラメータ抽出部220は、焦点距離パラメータ抽出部、主点パラメータ抽出部、回転角パラメータ抽出部を含むことができる。
焦点距離パラメータ抽出部は、焦点距離パラメータを抽出する。
カメラ・パラメータ抽出部220は、焦点距離不一致パラメータ抽出部を含むことができる。焦点距離不一致パラメータ抽出部によって抽出された焦点距離不一致パラメータに基づいて、カメラ・パラメータ抽出部220は、それぞれの視点カメラの焦点距離が一致するか否かを考慮し、それぞれの焦点距離をいずれも抽出するか否かを決定できる。
カメラ・パラメータ抽出部220は、焦点距離縦横比パラメータ抽出部を含むことができる。焦点距離縦横比パラメータ抽出部によって抽出された焦点距離縦横比パラメータに基づいて、カメラ・パラメータ抽出部220は、垂直または水平方向のうちいずれか1つの方向の焦点距離だけを抽出してもよいか否かを判断できる。
また、カメラ・パラメータ抽出部220は、焦点距離縦横比利用パラメータ抽出部を含むことができる。焦点距離縦横比利用パラメータに基づいて、焦点距離縦横比パラメータ抽出部は、焦点距離縦横比パラメータを抽出するか否かを決定できる。
主点パラメータ抽出部は、主点パラメータを抽出する。カメラ・パラメータ抽出部220は、主点設定パラメータ抽出部を含むことができる。主点設定パラメータに基づいて、カメラ・パラメータ主点パラメータ抽出部は、主点パラメータを抽出するか否かを決定できる。
回転角パラメータ抽出部は、少なくとも1つの視点カメラの回転角パラメータを抽出する。
映像データ復号化部230は、ステレオスコピック映像のデータを復号化して復元し、再生部240に出力する。ステレオスコピック映像は、符号化時に採用された圧縮技術を利用して復号化する。
再生部240は、復元されたステレオスコピック映像を、カメラ・パラメータを利用して再生する。再生部240は、カメラ・パラメータを利用し、カメラ視点間の関係を考慮しつつ、ステレオスコピック映像を再生するので、さらに正確に再生できる。
本発明の一実施形態で利用されるカメラ・パラメータは、焦点距離パラメータ、焦点距離縦横比パラメータ、主点パラメータ、回転角パラメータ、平行移動パラメータのうち少なくとも一つを含む。ここで、焦点距離パラメータ、焦点距離縦横比パラメータ、主点パラメータは、カメラ一つに係わるパラメータであり、カメラ内部パラメータと命名され、回転角パラメータ、平行移動パラメータは、多数のカメラとの関係に係わるパラメータであり、カメラ外部パラメータと命名される。
カメラ・パラメータは、エピポーラ線制約技法(epipolar line constraint)、レクチフィケーション技法(rectification)などの多様なプロセスに適用され、三次元映像の画質が改善しうる。
カメラ・パラメータの具体的な使用例は、以下、図10ないし図18を参考にして後述する。詳細には、焦点距離パラメータ(図10ないし図15)、焦点距離不一致パラメータ(図11)、焦点距離縦横比パラメータ(図14及び図15)、焦点距離縦横比利用パラメータ(図15)、主点パラメータ(図16及び図17)、主点情報設定パラメータ(図17)、回転角パラメータ(図18)の使用例について、それぞれの図面を参考にして詳述する。
図3は、ワールド座標系とカメラ座標系との関係を図示している。
ワールド座標系(world coordinate)300とカメラ座標系(camera coordinate)350との関係において、ワールド座標系300とカメラ座標系350との距離はt 305、ワールド座標系300とカメラ座標系350との回転角R 355はx,y,z軸の回転角度によって定義されうる。
t 305は、ワールド座標系300の原点とカメラ座標系350の原点との間の距離とみなすことができる。
回転角R 355は、ワールド座標系300のX軸、X 310を基準とするカメラ座標系350のX軸、X 360の回転角度、ワールド座標系300のY軸、Y 320を基準とするカメラ座標系350のY軸、Y 370の回転角度、ワールド座標系300のZ軸、Z 330を基準とするカメラ座標系350のZ軸、Z 380によって決定されうる。回転角R 355は、3x3行列でありうる。
ワールド座標系300上の座標Mと、カメラ座標系350上の座標Mとの対応関係は、式(1)によって定義される。
=R−1−R−1t (1)
任意の座標302は、ワールド座標系300に対して、P340であるとき、式(1)によって、カメラ座標系350に対して、P390でマッチングされる。
図4は、カメラ座標系上の座標と、これに対応する映像上の座標とのの関係を図示している。
カメラ座標系400と、カメラ座標系400のZ軸に対して垂直(X−Y平面に平行)に配された映像420とを利用し、二者の関係について述べる。カメラ座標系400上の任意の座標(X,Y,Z)410は,映像420上の点(x,y,f)430に対応する。
2つの座標(X,Y,Z)410及び(x,y,f)430の関係は、比例式450、とそれから誘導された関係式460とによって説明される。これを簡素化すれば、式(2)の通りである。
s・m=A・M (2)
ここで、sは、縦横比(aspect ratio)、mは、映像上の座標、Aは、カメラ内部パラメータ、Mは、カメラ座標系上の座標を示す。縦横比sは、s=(sx,sy)であり、カメラ内部パラメータ・マトリックスAは、A=[−f/sx,0,0;0,−f/sy,0;0,0,1]で表現されうる。
s・m=A・(R−1−R−1t) (3)
式(3)によって、ワールド座標系上の座標と映像上の座標との関係が表現される。
主点は、映像と光軸との交差点である。カメラによって撮影された領域が、映像に正確に対応し、カメラの撮影領域の中点と映像の中点とが、正確に一致することが望ましいが、一致しない場合がありうる。また、カメラによって撮影された領域の中点と映像の主点とが一致することが望ましいが、一致しない場合が生じうる。
図5は、撮影映像座標と再生映像上の座標との関係を図示している。
カメラで撮影された映像510と再生画面500とを対応させるとき、撮影映像510の原点530は、再生画面500の原点(ox,oy)560に、撮影映像510の任意の座標(x,y)540は、再生画面500の座標(xim,yim)570に対応する。
カメラのハードウェア特性上、単位横サイズをs
520、単位縦サイズをs 530とすれば、座標(x,y)540と座標(xim,yim)570との関係は、数式505によって定義されうる。y成分に対して、数式505に関係式460を代入すれば、関係式555が誘導される。関係式555は、再生画面とカメラ座標系との関係を表現する。
図6は、ステレオスコピック・カメラの平行移動情報及び回転角情報を図示している。
ステレオスコピック・カメラの第1視点カメラ座標系と第2視点カメラ座標系との関係は、2つの座標系間の平行移動及び回転角の関係で表現される。一実施形態による第1視点カメラ座標系及び第2視点カメラ座標系は、x軸を同一線上に配し、第1視点カメラ座標系をワールド座標系と同一視するという仮定下に、以下、第1視点カメラ座標系と第2視点カメラ座標系との関係について説明する。
平行移動情報は、第1視点カメラ座標系を基準に、第2視点カメラ座標系の距離を表現するので、第1視点カメラの平行移動マトリックスは、(0,0,0)であり、第2視点カメラの平行移動マトリックスは、t=(t,t,t)で表現される。従って、平行移動情報は、第2視点カメラ座標系の平行移動マトリックスだけで表現されうる。
第1視点カメラ座標系をワールド座標系とみなし、第2視点カメラ座標系の回転角度を表現するので、第1視点カメラの回転角マトリックスは、I=[1,0,0;0,1,0;0,0,1]であり、第2視点カメラの回転角マトリックスは、R=f(a,b,c)で表現される。従って、回転情報は、第2視点カメラ座標系の回転角マトリックスだけで表現されうる。
一般的に回転情報は、3x3行列構造であるが、x,y,z軸に対する角度で表現することもできる。すなわち、回転情報は、R=R(φ,φ,φ)=R(φ)・R(φ)・R(φ)で表現されうる。
図7は、第1視点カメラ座標系と第2視点カメラ座標系との関係を図示している。
第1視点カメラ座標系700と第2視点カメラ座標系との関係750は、2つの座標系の平行移動情報及び回転情報で表現される。
すなわち、第1視点カメラ座標系700の原点と第2視点カメラ座標系750の原点とが、t 710ほど平行移動されて配されているので、平行移動情報は、t=(tx,ty,tz)で表現される。また、第1視点カメラ座標系700に対する第2視点カメラ座標系750の回転角度がR
760であるから、回転情報は、R=f(a,b,c)で表現される。
従って、任意の座標720が第1視点カメラ座標系700に対しては、P 730に位置するが、第2視点カメラ座標系750に対しては、点P 740に位置する。P 730及びP 740は、回転情報R及び平行移動情報tで定義されもする。
図8は、ISO基盤のメディアファイル・フォーマットによるファイル・フォーマットの構造を図示している。
国際標準化機構(ISO:International Standards Organization)基盤のメディアファイル・フォーマット800は、moovボックス810及びmdatボックス850を含む。
moovボックス810には、映像情報及び音声情報に係わる基本的なヘッダ情報が挿入される。moovボックス810は、trakボックス820,825などの多様なボックスを含む。trakボックス820,825は、mdatボックス内の映像情報及び音声情報の保存位置などについての情報を含む。mdatボックス850は、実際の映像データ及び音声データが基礎ストリーム(ES:elementary stream)形態で含まれている。ISO基盤のメディアファイル・フォーマット800は、MPEK−4(Moving Picture Experts Group−4)方式、AVC/H.264(Advanced Video Coding/H.264)方式に広く使われる映像データ及び音声データのフォーマットである。
図9は、ISO基盤のメディアファイル・フォーマットによるファイル構造を構成するボックス・リストを図示している。
ISO基盤のメディアファイル・フォーマットによるファイル構造を構成するボックス・リスト900は、階層的構造を有する。最上位にftypボックス910、moovボックス920、mdatボックス930、metaボックス940、その他ボックス950が位置する。
ftypボックス910は、ファイルタイプと互換性とについての情報を含む。ステレオスコピック映像データに係わるファイル・フォーマットであることを示すために、「major_brand」は、「ssav」に設定される。
moovボックス920は、タイムド・リソース(timed resource)のあらゆるメタデータのための空間である。moovボックス920以下のtrakボックス960は、メインAV(audio and video)データまたは付加データを識別する個別的なトラックまたはストリームのための空間である。trakボックス960以下のmdiaボックス962は、トラック内のあらゆるメディア情報のための空間である。
mdatボックス930は、実際のメディア・データの空間である。
metaボックス940は、メタデータのための空間である。本発明の一実施形態は、metaボックス940の下位レベルに、scdiボックス980を挿入し、scdiボックス980に、ステレオスコピック・カメラ情報及びステレオスコピック視差情報を挿入する。
本発明の他の実施形態は、ステレオスコピック・カメラ情報を挿入するための空間として、最上位ボックス950、moovボックス920以下のボックス970,trakボックス960以下のボックス966、mdiaボックス962以下のボックス964、及びmetaボックス940以下の任意のボックス990のうち少なくとも一つを選択できる。
図10は、ステレオスコピック映像に係わるさまざまなパラメータを具現するためのシンタックスを図示する。
本発明の一実施形態は、ステレオスコピック・カメラ情報及びステレオスコピック視差情報を具現するためのシンタックス1000に、ステレオスコピック映像のそれぞれの視点映像間の視差情報を示すパラメータ1020、及びステレオスコピック映像を撮影したカメラについての情報を示すパラメータ1040を追加する。本発明の一実施形態によるカメラ・パラメータを具現するために、scdiボックス980を定義するシンタックス1000は、下記のパラメータを含むことができる。
「item_count」パラメータは、ステレオスコピック・データの区間データを示すアイテムの番号を示す。多数の区間データが同じカメラ情報/視差情報を有するならば、「item_count」パラメータは、「1」に設定されうる。
「item_ID」パラメータは、ステレオスコピック区間データのためのilocボックス内に記録されたアイテム識別情報を示す。ilocボックスには、アイテム位置情報が挿入される。
「is_item_ID_ref」パラメータは、現在アイテムが他のアイテムのパラメータを使用しているか否かを示す。「ref_item_ID」パラメータは、参照アイテムの「item_ID」パラメータを示す。アイテムのsdciボックス内のカメラ情報/視点情報が使用可能なアイテムが参照されねばならない。
「is_display_safety_info」パラメータは、視差情報が挿入されているか否かを示す。「expected_display_width」パラメータ及び「expected_display_height」パラメータは、それぞれ予想されるディスプレイの幅及び高さを示す。「expected_viewing_distance」パラメータは、予想される視聴距離を示す。ディスプレイの幅/高さ、視聴距離は、ミリメートル単位で定義されうる。「min_of_disparity」パラメータ及び「max_of_disparity」パラメータは、それぞれ第1視点映像と第2視点映像との最小視差及び最大視差を示す。
「is_cam_params」パラメータは、カメラ情報が挿入されているか否かを示す。「baseline」パラメータは、2つのカメラ間の距離を示す。「focal_length」パラメータは、光学的中心(optical center)から映像平面までの距離を示す。「convergence_distance」パラメータは、2つのカメラ間の中点から収斂点までの距離を示す。「is_camera_cross」パラメータは、ステレオスコピック・カメラが平行状または交差状に配されているか否かを示す。
ステレオスコピック映像データと共に、ステレオスコピック映像に係わるカメラ情報及び視差情報が提供されるので、復元されたステレオスコピック映像を再生するとき、カメラ情報及び視差情報を利用すれば、ステレオスコピック映像の立体感が増大し、立体感による視聴者の疲労感が減少しうる。
以下、本発明の多様な実施形態によって、ステレオスコピック映像のカメラ情報/視差情報のための、シンタックス1000内において、カメラ・パラメータのシンタックス1040部分を代替しうるシンタックスが、図11ないし図18を参考にして詳述する。
図11は、本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ焦点距離パラメータを具現するためのシンタックスの一例を図示している。
ステレオスコピック・カメラ情報シンタックス1100は、「is_differen_focal_length」パラメータ1110を使用する。「is_differen_focal_length」パラメータ1110は、前述の焦点距離不一致パラメータであり、第1視点カメラの焦点距離(以下、「第1焦点距離」とする)と、第2視点カメラの焦点距離(以下、「第2焦点距離」とする)とが異なるか否かを示す。「primary_focal_length」パラメータ1120は、第1焦点距離を示す。すなわち、カメラ情報として第1焦点距離が使われる。
if条件文1130で、「is_differen_focal_length」パラメータ1110が「1」を満足するならば、「secondary_focal_length」パラメータ1140が使われる。すなわち、焦点距離不一致パラメータによって、第1焦点距離及び第2焦点距離が異なると判断されるならば、「secondary_focal_length」パラメータ1140が示す第2焦点距離も使われる。
if条件文1130で、「is_differen_focal_length」パラメータ1110が「0」を満足するならば、「secondary_focal_length」パラメータ1140は、使われない。焦点距離不一致パラメータによって、第1焦点距離及び第2焦点距離が同じであると判断されるので、第1焦点距離一つだけで、第1視点カメラ及び第2視点カメラの焦点距離を表現できる。図11に図示されていないが、第2焦点距離一つだけでも、第1視点カメラ及び第2視点カメラの焦点距離が表現されうる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置100のカメラ・パラメータ決定部120は、焦点距離パラメータ決定部を含み、焦点距離パラメータ決定部は、「primary_focal_length」パラメータ1120を決定する。また、焦点距離不一致パラメータ決定部によって決定された「is_differen_focal_length」パラメータ1110に基づいて、焦点距離パラメータ決定部は、「secondary_focal_length」パラメータ1140を決定するか否かを決定する。
また、一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置200のカメラ・パラメータ抽出部220は、焦点距離パラメータ抽出部を含み、焦点距離パラメータ抽出部は、「primary_focal_length」パラメータ1120を抽出する。焦点距離不一致パラメータ抽出部によって抽出された「is_differen_focal_length」パラメータ1110に基づいて、焦点距離パラメータ抽出部は、「secondary_focal_length」パラメータ1140を抽出するか否かを決定する。
図12は、本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ焦点距離パラメータを具現するためのシンタックスの他の例を図示している。
ステレオスコピック・カメラ情報シンタックス1200は、「is_differen_focal_length」パラメータ1110を使用せずに、「primary_focal_length」パラメータ1220及び「secondary_focal_length」パラメータ1240をいずれも使用する。すなわち、第1焦点距離及び第2焦点距離が別個に使われる。第1視点と第2視点は、左側視点及び右側視点でありうる。
もし第2視点の焦点距離情報が保存または伝送されない場合、第1視点焦点距離と第2視点焦点距離とが同じであると見なされる。
従って、一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置100のカメラ・パラメータ決定部120は、焦点距離パラメータ決定部を含み、焦点距離パラメータ決定部は、「primary_focal_length」パラメータ1220及び「secondary_focal_length」パラメータ1240を決定する。
また、一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置200のカメラ・パラメータ抽出部220は、焦点距離パラメータ抽出部を含み、焦点距離パラメータ抽出部は、「primary_focal_length」パラメータ1220及び「secondary_focal_length」パラメータ1240を抽出する。
図13は、本発明の他の実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ焦点距離パラメータを具現するためのシンタックスの一例を図示している。
焦点距離は、水平成分と垂直成分との2つのパラメータで表現されうる。ステレオスコピック・カメラ情報シンタックス1300は、「hor_focal_length」パラメータ1320及び「ver_focal_length」パラメータ1340を使用する。「hor_focal_length」パラメータ1320は、焦点距離の水平成分を示し、「ver_focal_length」パラメータ1340は、焦点距離の垂直成分を示す。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置100のカメラ・パラメータ決定部120は、焦点距離パラメータ決定部を含み、焦点距離パラメータ決定部は、「hor_focal_length」パラメータ1320及び「ver_focal_length」パラメータ1340を決定する。
また、一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置200のカメラ・パラメータ抽出部220は、焦点距離パラメータ抽出部を含み、焦点距離パラメータ抽出部は、「hor_focal_length」パラメータ1320及び「ver_focal_length」パラメータ1340を抽出する。
図14は、本発明の他の実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ焦点距離パラメータを具現するためのシンタックスの他の例を図示している。
焦点距離は、焦点距離の水平成分と垂直成分との比率である焦点距離縦横比を利用すれば、水平成分及び垂直成分のうちいずれか一つだけでも表現されうる。ステレオスコピック・カメラ情報シンタックス1400は、「hor_focal_length」パラメータ1420及び「aspect_ratio」パラメータ1440を使用する。「hor_focal_length」パラメータ1420は、焦点距離の水平成分を示し、「aspect_ratio」パラメータ1440は、焦点距離の縦横比を示す。他の実施形態では、「hor_focal_length」パラメータ1420の代わりに、「ver_focal_length」パラメータが使われうる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置100のカメラ・パラメータ決定部120は、焦点距離パラメータ決定部及び焦点距離縦横比決定部を含むことができる。焦点距離パラメータ決定部は、「hor_focal_length」パラメータ1420を決定し、焦点距離縦横比決定部は、「aspect_ratio」パラメータ1440を決定できる。
また、一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置200のカメラ・パラメータ抽出部220は、焦点距離パラメータ抽出部及び焦点距離縦横比抽出部を含むことができる。焦点距離パラメータ抽出部は、「hor_focal_length」パラメータ1420を抽出でき、焦点距離縦横比抽出部は、「aspect_ratio」パラメータ1440を抽出できる。
図15は、本発明の他の実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ焦点距離パラメータを具現するためのシンタックスのさらに他の例を図示している。
ステレオスコピック・カメラ情報シンタックス1500は、「is_aspect_ratio」パラメータ1510を使用する。「is_aspect_ratio」パラメータ1510は、前述の焦点距離縦横比利用パラメータであり、焦点距離を表現するために、焦点距離縦横比を利用しているか否かを示す。「hor_focal_length」パラメータ1520は、第1焦点距離を示す。
if条件文1530で、「is_aspect_ratio」パラメータ1510が「1」を満足するならば、「aspect_ratio」パラメータ1540が使われる。すなわち、焦点距離縦横比が利用されると判断されるならば、焦点距離パラメータが宣言されて使われる。
if条件文1530で、「is_aspect_ratio」パラメータ1510が「0」を満足するならば、「aspect_ratio」パラメータ1540は、別途に定義されない。一実施形態では、if条件文1530で、「is_aspect_ratio」パラメータ1510が「0」を満足するならば、「aspect_ratio」パラメータ1540は、別途に定義されず、「1」と見なされる。すなわち、焦点距離縦横比が利用されないと判断されるならば、焦点距離縦横比が1と見なされ、焦点距離の水平成分と垂直成分とが同一であると判断されうる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置100のカメラ・パラメータ決定部120は、焦点距離パラメータ決定部、焦点距離縦横比パラメータ決定部及び焦点距離縦横比利用パラメータ決定部を含む。焦点距離パラメータ決定部は、「hor_focal_length」パラメータ1520を決定する。また、焦点距離縦横比利用パラメータ決定部によって決定された「is_aspect_ratio」パラメータ1510に基づいて、焦点距離縦横比パラメータ決定部は、「aspect_ratio」パラメータ1540を決定するか否かを決定する。
また、一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置200のカメラ・パラメータ抽出部220は、焦点距離パラメータ抽出部、焦点距離縦横比パラメータ抽出部及び焦点距離縦横比利用パラメータ抽出部を含む。焦点距離パラメータ抽出部は、「hor_focal_length」パラメータ1520を抽出する。また、焦点距離縦横比利用パラメータ抽出部によって抽出された「is_aspect_ratio」パラメータ1510に基づいて、焦点距離縦横比パラメータ抽出部は、「aspect_ratio」パラメータ1540を抽出するか否かを決定する。
図16は、本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ主点パラメータを具現するためのシンタックスの一例を図示している。
主点は、カメラによって撮影された映像の中点を意味する。主点は、それぞれの視点映像ごとに別個に表現され、x,y成分別に表現されうる。一実施形態は、第1視点映像が左視点映像、第2視点映像が右視点映像でありうる。
ステレオスコピック・カメラ情報シンタックス1400は、「primary_principal_x」パラメータ1640、「primary_principal_y」パラメータ1650、「secondary_principal_x」パラメータ1660及び「secondary_principal_y」パラメータ1670を使用する。「primary_principal_x」パラメータ1640は、第1視点映像の主点のx成分、「primary_principal_y」パラメータ1650は、第1視点映像の主点のy成分、「secondary_principal_x」パラメータ1660は、第2視点映像の主点のx成分、「secondary_principal_y」パラメータ1670は、第2視点映像の主点のy成分を示す。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置100のカメラ・パラメータ決定部120は、主点パラメータ決定部を含むことができる。主点パラメータ決定部は、「primary_principal_x」パラメータ1640、「primary_principal_y」パラメータ1650、「secondary_principal_x」パラメータ1660及び「secondary_principal_y」パラメータ1670を決定できる。
また、一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置200のカメラ・パラメータ抽出部220は、主点パラメータ抽出部を含むことができる。主点パラメータ抽出部は、「primary_principal_x」パラメータ1640、「primary_principal_y」パラメータ1650、「secondary_principal_x」パラメータ1660及び「secondary_principal_y」パラメータ1670を抽出できる。
図17は、本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ主点パラメータを具現するためのシンタックスの他の例を図示している。
ステレオスコピック・カメラ情報シンタックス1700は、「is_principal_point」パラメータ1710を使用する。「is_principal_point」パラメータ1710は、前述の主点情報設定パラメータであり、主点情報が設定されているか否かを示し、映像の主点がカメラの中点と異なる場合を別途に定義するためのパラメータである。
if条件文1730で、「is_principal_point」パラメータ1710が「1」を満足するならば、「primary_principal_x」パラメータ1740、「primary_principal_y」パラメータ1750、「secondary_principal_x」パラメータ1760及び「secondary_principal_y」パラメータ1770が使われる。すなわち、主点情報が利用されると判断されるならば、主点パラメータ1740,1750,1760,1770が宣言されて使われる。
if条件文1730で、「is_principal_point」パラメータ1710が「0」を満足するならば、「primary_principal_x」パラメータ1740、「primary_principal_y」パラメータ1750、「secondary_principal_x」パラメータ1760及び「secondary_principal_y」パラメータ1770は、宣言されないまま、別途に定義されない。一実施形態では、if条件文1730で、「is_principal_point」パラメータ1710が「0」を満足するならば、主点パラメータ1740,1750,1760,1770は、別途に定義されずに、それぞれの視点カメラの中点と、それぞれの視点映像の主点とが一致すると見なされる。
一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置100のカメラ・パラメータ決定部120は、主点パラメータ決定部及び主点情報設定パラメータ決定部を含む。主点情報設定パラメータ決定部によって決定された「is_principal_point」パラメータ1710に基づいて、主点パラメータ決定部は、「primary_principal_x」パラメータ1740、「primary_principal_y」パラメータ1750、「secondary_principal_x」パラメータ1760及び「secondary_principal_y」パラメータ1770を決定する。
また、一実施形態によるステレオスコピック映像復元装置200のカメラ・パラメータ抽出部220は、主点パラメータ抽出部及び主点情報設定パラメータ抽出部を含む。主点情報設定パラメータ抽出部によって抽出された「is_principal_point」パラメータ1710に基づいて、主点パラメータ抽出部は、「primary_principal_x」パラメータ1740、「primary_principal_y」パラメータ1750、「secondary_principal_x」パラメータ1760及び「secondary_principal_y」パラメータ1770を抽出する。
図18は、本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像に係わるカメラ回転角パラメータを具現するためのシンタックスの一例を図示している。
ステレオスコピック・カメラ情報シンタックス1800は、「rotation」パラメータを含む。「rotation」パラメータは、回転角情報であり、x,y,z軸方向の回転角がそれぞれ使われるので、3個の角度値で表現されうる。また、「rotation」パラメータ1820は、3x3マトリックスとしても表現されうるので、「rotation[3][3]」と表現され、サイズ9の配列である「rotation[9]」1820と表現されもする。
図18に図示されていないが、ステレオスコピック・カメラ情報シンタックス1800は、平行移動パラメータを使用することもできる。平行移動パラメータは、第1視点カメラ座標系と第2視点カメラ座標系との間の距離を、「translation[3]」の形態で表現できる。
従って、ステレオスコピック映像データ・ストリーム生成装置100のカメラ・パラメータ決定部120は、回転角パラメータ決定部を含み、回転角パラメータ決定部は、「rotation[9]」パラメータ1820を決定する。
また、ステレオスコピック映像復元装置200のカメラ・パラメータ抽出部220は、回転角パラメータ抽出部を含み、回転角パラメータ抽出部は、「rotation[9]」パラメータ1820を抽出する。
図19は、本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法を利用するステレオスコピック映像ファイル生成システムのブロック図を図示している。
一実施形態によるステレオスコピック映像ファイル生成システム1900は、第1視点カメラ1902、第2視点カメラ1904、多視点映像またはモノ映像カメラ1906、入力部1910、映像信号処理部1920、保存部1930、符号化部1940及びファイル生成部1960を含む。
第1視点カメラ1902、第2視点カメラ1904それぞれのカメラは、所定被写体を第1視点または第2視点で撮影し、互いに異なる視点の映像を出力する。単一視点映像も提供される場合であるならば、モノ映像カメラ1906からモノスコピック映像データが出力される。カメラから出力された映像は、入力部1910を介して入力される。
入力部1910に入力された映像は、映像信号処理部1920を介して前処理(pre-processing)される。前処理動作の一例は、アナログ値の外部映像値をデジタル値に変換する動作である。ここで、外部映像値とは、CCD(charge-coupled device)タイプまたはCMOS(complementary metal-oxide semiconductor)タイプのセンサを介して認識された光とカラーとの成分を意味する。
保存部1930は、映像信号処理部1920によって前処理されたそれぞれの映像データを保存し、符号化部1940に提供する。保存部1930が別途に図示されてはいるが、ステレオスコピック映像ファイル生成システム1900が、保存部1930以外に、他の構成要素間でバッファリングする他の保存構成を含まないものではない。
符号化部1940は、保存部1930から提供されたそれぞれの映像データを符号化する。符号化部1940のデータの符号化動作は、必要によって省略されもする。
ファイル生成部1960は、符号化部1940から入力された(符号化された)映像データ及びそれぞれの映像の関連関係情報1950を、所定ファイル・フォーマットに挿入し、映像ファイル1970を生成する。映像関連関係情報1950は、それぞれの映像データの関連関係を表現するためのtrakボックスの参照情報と、それぞれの映像データのメディア・タイプを示すためのハンドラ(handler)情報などを含むことができる。
また、映像関連関係情報1950は、それぞれの映像の2D(two-dimendional)映像関連情報及び3D映像関連情報を含むことができる。3D映像関連情報は、第1視点映像及び第2視点映像間の関係を示し、2D/3Dデータ区間についての情報、第1視点映像及び第2視点映像の配置方式についての情報、映像ファイルタイプ情報、カメラ・パラメータ、ディスプレイ情報、視差情報などを含むことができる。
ファイル生成部1960の一実施形態は、それぞれの映像データを映像ファイル1970のメディア・データ領域に保存し、それぞれの映像関連関係情報1950を、ヘッダ領域に保存することができる。映像ファイル1970がISO基盤のメディアファイル・フォーマットである場合、それぞれの映像データは、mdatボックスにES形態で保存され、それぞれの映像関連関係情報1950は、trakボックス、及びそれ以下のボックスらに保存されうる。
映像ファイル1970は、立体映像ファイル再生装置に入力されたり伝送されたりする。
図20は、本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法を利用するステレオスコピック映像復元/再生システムのブロック図を図示する。
一実施形態と異なるステレオスコピック映像復元/再生システム2000は、ファイル分析部2020、復号化部2030、保存部2040、再生部2050及び表示部2060を含む。
ファイル分析部2020は、受信された映像ファイル2010を分析する。分析の結果、ファイル領域(ftypボックス)、ムーブ領域(moovボックス)、トラック領域(trakボックス)、メタデータ領域(metaボックス)にそれぞれ保存された情報が分析された後、メディア・データ領域(mdatボックス)に保存されたそれぞれの映像データが抽出されうる。それぞれの映像データとして、第1視点映像データ2022、第2視点映像データ2024、その他の多視点映像/モノスコピック映像2026が抽出されうる。ファイル分析によって、映像データ関連情報2028が抽出されうる。映像データ関連情報2028は、相互関連したトラックについてのトラック参照情報などのそれぞれの視点映像関連関係情報を含むことができる。
復号化部2030は、映像ファイル2010から抽出されたそれぞれの映像データ2022,2024,2026などを入力されて復号化する。映像ファイル内の映像データが符号化されている場合にだけ、復号化動作が行われる。保存部2040は、復号化部2030から出力された(復号化された)映像データ2035を入力され、ファイル分析部2020から抽出された映像データ関連情報2028を入力されて保存する。
再生部2050は、保存部2040から、再生される映像データ2045及び映像再生関連情報2048を入力されて映像を再生する。映像再生関連情報2048は、映像データ関連情報2048のうち、映像を再生するために必要な情報であり、それぞれの視点映像の関連関係情報を含む。
再生部2050は、映像再生関連情報2048を利用し、映像データ2045を2Dまたは3Dの必要な再生方式で再生できる。例えば、再生部2050は、映像データの識別情報を参照し、相互関連したステレオスコピック映像を合成して再生できる。また、再生部2050は、映像データの識別情報及び2D/3Dデータ区間情報を参照し、相互関連したステレオスコピック映像とモノスコピック映像とを共に再生することもできる。
表示部2060は、再生部2050が再生する映像を画面上に表示できる。表示部2060は、バリアLCD(barrier liquid crystal display)で構成されうる。バリアLCDがオフ(off)状態で駆動されれば、モノスコピック映像が表示され、バリアLCDがオン(on)状態で駆動されれば、ステレオスコピック立体映像のそれぞれの視点映像が表示されうる。
図21は、本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法のフローチャートを図示している。
段階2110で、ステレオスコピック映像データが符号化される。
段階2120で、ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラにおいて、そのカメラの固有特性に基づいて、カメラ・パラメータが決定される。カメラ・パラメータは、焦点距離関連パラメータ、主点関連パラメータ、平行移動パラメータ、回転角パラメータ、縦横比パラメータなどを含むことができる。焦点距離関連パラメータは、焦点距離だけではなく、視点別焦点距離が不一致であるか否かを示す情報、縦横比を利用して焦点距離の表現いかんを示す情報などを含むことができる。主点関連パラメータは、主点だけではなく、カメラの中点以外に、映像の主点を別個に設定するか否かを示す情報を含むことができる。
段階2130で、符号化された映像データ及びカメラ・パラメータがデータ・ストリームに挿入される。一例として、ISO基盤のメディアファイル・フォーマットのデータ・ストリームが生成される場合、映像データは、mdatボックスに、カメラ・パラメータは、moovボックスの下位ボックス,trakボックス,trakボックスの下位ボックス、metaボックス,metaボックスの下位ボックスに挿入されうる。
図22は、本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像復元方法のフローチャートを図示する。
段階2210で、受信されたデータ・ストリームから、ステレオスコピック映像のデータ及びステレオスコピック映像についての情報がパージングされる。一例として、ISO基盤のメディアファイル・フォーマットによるデータ・ストリームが受信された場合、ステレオスクピック映像のデータは、mdatボックスから、ステレオスコピック映像についての情報は、moovボックスの下位ボックス、trakボックス、trakボックスの下位ボックス、metaボックス、metaボックスの下位ボックスからパージングされうる。
段階2220で、ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラにおいて、そのカメラの固有特性に基づくカメラ・パラメータが抽出される。カメラ・パラメータは、焦点距離関連パラメータ、主点関連パラメータ、平行移動パラメータ、回転角パラメータ、縦横比パラメータなどを含むことができる。また、焦点距離縦横比利用パラメータ、焦点距離不一致パラメータ、主点情報設定パラメータなどが抽出されうる。
段階2230で、ステレオスコピック映像のデータが復号化されて復元される。
段階2240で、ステレオスコピック映像のデータがカメラ・パラメータを利用して再生される。カメラ・パラメータを利用し、それぞれの視点映像を適切な位置及び時間に再生して表示することによって、さらに正確な2D及び3D映像がユーザに提供されうる。
一方、前述の本発明の実施形態は、コンピュータで実行されうるプログラムで作成可能であり、コンピュータで読み取り可能な記録媒体を利用し、前記プログラムを動作させる汎用デジタル・コンピュータで具現されうる。前記コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、マグネチック記録媒体(例えば、ROM(read-only memory)、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光学的判読媒体(例えば、CD−ROM、DVDなど)のような記録媒体を含む。
以上、本発明についてその望ましい実施形態を中心に説明した。本発明が属する技術分野で当業者であるならば、本発明が本発明の本質的な特性から外れない範囲で変形された形態で具現されうることを理解することができるであろう。よって、開示された実施形態は、限定的な観点ではなくして、説明的な観点から考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述の説明ではなくして、特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にあるあらゆる差異点は、本発明に含まれたものであると解釈されねばならない。

Claims (13)

  1. 受信されたデータ・ストリームからステレオスコピック映像のデータ及び前記ステレオスコピック映像についての情報をパージングする段階と、
    前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラのうち、それぞれのカメラの固有特性に基づくカメラ・パラメータを抽出する段階と、
    前記ステレオスコピック映像のデータを復号化して復元する段階と、
    前記ステレオスコピック映像のデータを、前記カメラ・パラメータを利用して再生する段階と、を含み、
    前記カメラ・パラメータは、第1視点カメラの焦点距離を示す第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ、第2視点カメラの焦点距離を示す第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータ、及び前記第1視点距離及び前記第2焦点距離とが異なるか否かを示す焦点距離不一致パラメータを含み、
    前記カメラ・パラメータ抽出段階は、
    前記焦点距離不一致パラメータに基づいて、前記第1焦点距離と前記第2焦点距離とが同一であるならば、前記第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ、及び前記第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータのうちいずれか一つを抽出する段階を含み、
    前記焦点距離不一致パラメータに基づいて、前記第1焦点距離と前記第2焦点距離とが異なるならば、前記第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ、及び前記第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータを抽出する段階を含むことを特徴とするステレオスコピック映像復元方法。
  2. 前記第1焦点距離パラメータと、前記第2焦点距離パラメータと、別個に抽出されることを特徴とする請求項1に記載のステレオスコピック映像復元方法。
  3. 受信されたデータ・ストリームからステレオスコピック映像のデータ及び前記ステレオスコピック映像についての情報をパージングする段階と、
    前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラのうち、それぞれのカメラの固有の特性に基づくカメラ・パラメータを抽出する段階と、
    前記ステレオスコピック映像のデータを復号化して復元する段階と、
    前記ステレオスコピック映像のデータを、前記カメラ・パラメータを利用して再生する段階と、を含み、
    前記カメラ・パラメータは、前記少なくとも1つのカメラのうち、所定視点カメラの焦点距離の水平成分値及び垂直成分値を示す焦点距離縦横比パラメータを含み、
    前記カメラ・パラメータ抽出段階は、
    記焦点距離の水平成分値を示す水平焦点距離パラメータ、及び前記焦点距離の垂直成分値を示す垂直焦点距離パラメータのうちいずれか一つを抽出する段階、を含むことを特徴とするステレオスコピック映像復元方法。
  4. 受信されたデータ・ストリームからステレオスコピック映像のデータ及び前記ステレオスコピック映像についての情報をパージングする段階と、
    前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラのうち、それぞれのカメラの固有の特性に基づくカメラ・パラメータを抽出する段階と、
    前記ステレオスコピック映像のデータを復号化して復元する段階と、
    前記ステレオスコピック映像のデータを、前記カメラ・パラメータを利用して再生する段階と、を含み、
    前記カメラ・パラメータは、前記少なくとも1つのカメラのうち、所定視点カメラの水平成分値と垂直成分値との比率を利用し、前記焦点距離についての情報が設定されているか否かを示す焦点距離縦横比利用パラメータを含み、
    前記カメラ・パラメータ抽出段階は、
    前記焦点距離縦横比利用パラメータに基づいて、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を示す焦点距離縦横比パラメータが利用されていると決定されれば、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を示す焦点距離縦横比パラメータを抽出する段階を含み、
    前記焦点距離縦横比利用パラメータに基づいて、前記焦点距離縦横比パラメータが利用されていないと決定されれば、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を「1」に決定する段階をさらに含むことを特徴とするステレオスコピック映像復元方法。
  5. 受信されたデータ・ストリームからステレオスコピック映像のデータ及び前記ステレオスコピック映像についての情報をパージングする段階と、
    前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラのうち、それぞれのカメラの固有の特性に基づくカメラ・パラメータを抽出する段階と、
    前記ステレオスコピック映像のデータを復号化して復元する段階と、
    前記ステレオスコピック映像のデータを、前記カメラ・パラメータを利用して再生する段階と、を含み、
    前記カメラ・パラメータは、ステレオスコピック映像の主点についての情報が設定されているか否かを示す主点情報設定パラメータを含み、
    前記カメラ・パラメータ抽出段階は、
    前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記主点についての情報が設定されているとすれば、前記ステレオスコピック映像において、第1視点映像の主点を示す第1主点パラメータ、及び前記ステレオスコピック映像第2視点映像の主点を示す第2主点パラメータを別個に抽出する段階をさらに含み、
    前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記主点についての情報が設定されていないとすれば、前記少なくとも1つのカメラにおいて、所定視点のカメラによって撮影された領域の中点と、前記所定視点の映像の主点とが一致すると決定する段階を含み、
    前記第1主点パラメータ及び前記第2主点パラメータは、x座標成分及びy座標成分別に抽出されることを特徴とするステレオスコピック映像復元方法。
  6. 前記カメラ・パラメータ抽出段階は、
    前記少なくとも1つのカメラにおいて、所定視点カメラの回転角から、x軸基準の回転角を示すx軸回転角パラメータ,y軸基準の回転角を示すy軸回転角パラメータ、及びz軸基準の回転角を示すz軸回転角パラメータを抽出する段階を含むことを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載のステレオスコピック映像復元方法。
  7. 前記パージング段階は、
    前記ステレオスコピック映像データ・ストリームがISO基盤のメディアファイル・フォーマットであるとき、前記ISO基盤のメディアファイル・フォーマットは、moovボックス、mdatボックス及びmetaボックスを含み、
    前記metaボックスの下位レベル・ボックス、前記moovボックスの下位レベル・ボックス、前記moovボックスの下位レベルであるtrakボックスの下位レベル・ボックス、及び前記trakボックスの下位レベルであるmetaボックスの下位レベル・ボックスのうち少なくともいずれか一つから、前記カメラ・パラメータを抽出する段階と、
    前記mdatボックスから、前記ステレオスコピック映像のデータを抽出する段階と、を含むことを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載のステレオスコピック映像復元方法。
  8. ステレオスコピック映像データを符号化する段階と、
    前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラのうち、そのカメラの固有特性に基づいてカメラ・パラメータを決定する段階と、
    前記符号化された映像データ及びカメラ・パラメータをデータ・ストリームに挿入する段階と、を含み、
    前記カメラ・パラメータ決定段階は、
    前記少なくとも1つのカメラから、第1視点カメラの焦点距離を示す第1焦点距離と、第2視点カメラの焦点距離を示す第2焦点距離とが異なるか否かを示す焦点距離不一致パラメータを決定する段階と、
    前記焦点距離不一致パラメータに基づいて、前記第1焦点距離と前記第2焦点距離とが同一であれば、前記第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ及び第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータのうち少なくとも一つを決定する段階をさらに含み、
    前記焦点距離不一致パラメータに基づいて、前記第1焦点距離と前記第2焦点距離とが異なるとすれば、前記第1焦点距離を示す第1焦点距離パラメータ及び第2焦点距離を示す第2焦点距離パラメータを決定する段階をさらに含むことを特徴とするステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法。
  9. ステレオスコピック映像データを符号化する段階と、
    前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラのうち、それぞれのカメラの固有の特性に基づきカメラ・パラメータを決定する段階と、
    前記符号化された映像データ及びカメラ・パラメータをデータ・ストリームに挿入する段階とを含み、
    前記カメラ・パラメータ決定段階は、
    焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を示す焦点距離縦横比パラメータを決定する段階と、
    前記焦点距離の水平成分値を示す水平焦点距離パラメータ、及び前記焦点距離の垂直成分値を示す垂直焦点距離パラメータのうちいずれか一つを決定する段階と、をさらに含むことを特徴とするステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法。
  10. ステレオスコピック映像データを符号化する段階と、
    前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラのうち、それぞれのカメラの固有の特性に基づきカメラ・パラメータを決定する段階と、
    前記符号化された映像データ及びカメラ・パラメータをデータ・ストリームに挿入する段階とを含み、
    前記カメラ・パラメータ決定段階は、前記少なくとも1つのカメラにおいて、所定視点カメラの水平成分値と垂直成分値との比率を利用し、前記焦点距離についての情報を設定しているか否かを示す焦点距離縦横比利用パラメータを決定する段階をさらに含み、
    前記焦点距離縦横比パラメータ決定段階は、前記焦点距離縦横比利用パラメータに基づいて、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を利用するならば、前記焦点距離の水平成分値と垂直成分値との比率を示す焦点距離縦横比パラメータを決定する段階を含むことを特徴とするステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法。
  11. ステレオスコピック映像データを符号化する段階と、
    前記ステレオスコピック映像を撮影した少なくとも1つのカメラのうち、それぞれのカメラの固有の特性に基づきカメラ・パラメータを決定する段階と、
    前記符号化された映像データ及びカメラ・パラメータをデータ・ストリームに挿入する段階を含み、
    前記カメラ・パラメータ決定段階は、
    前記ステレオスコピック映像の主点についての情報を設定しているか否かを示す主点情報設定パラメータを決定する段階と、
    前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記主点についての情報を設定するならば、前記ステレオスコピック映像において、第1視点映像の主点を示す第1主点パラメータ、及び前記ステレオスコピック映像第2視点映像の主点を示す第2主点パラメータを別個に決定する段階と、をさらに含み、
    前記主点情報設定パラメータに基づいて、前記主点についての情報が設定されていないとするならば、前記少なくとも一つのカメラのうち、所定視点のカメラにより撮影された領域の中点と前記所定視点の映像の主点とが一致することと決定する段階をさらに含むことを特徴とするステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法。
  12. 請求項1ないし7のうちいずれか1項に記載のステレオスコピック映像復元方法を具現するためのコンピュータプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体
  13. 請求項8ないし11のうちいずれか1項に記載のステレオスコピック映像データ・ストリーム生成方法を具現するためのコンピュータプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体
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