JP5516313B2 - 伝動ベルト - Google Patents

伝動ベルト Download PDF

Info

Publication number
JP5516313B2
JP5516313B2 JP2010233997A JP2010233997A JP5516313B2 JP 5516313 B2 JP5516313 B2 JP 5516313B2 JP 2010233997 A JP2010233997 A JP 2010233997A JP 2010233997 A JP2010233997 A JP 2010233997A JP 5516313 B2 JP5516313 B2 JP 5516313B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring member
peripheral side
thickness direction
compressive strength
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010233997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012087852A (ja
Inventor
敏成 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2010233997A priority Critical patent/JP5516313B2/ja
Publication of JP2012087852A publication Critical patent/JP2012087852A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5516313B2 publication Critical patent/JP5516313B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pulleys (AREA)

Description

この発明は、駆動側の回転体から動力を伝達され、他方の回転体にその動力を伝達する伝動ベルトに関するものである。
従来、動力伝達装置として伝動ベルトを利用したものが知られている。それらの伝動ベルトは、使用される環境によっては高トルクの動力が作用することがあるので、その動力に耐え得る引っ張り強度が要求されている。また、回転体に巻き掛けられて動力を伝達するので、その回転体に巻き掛けられた部分で曲率半径が減少して伝動ベルトの内周側に圧縮応力が作用し、あるいは各回転体の間に位置する部分で直線状となって伝動ベルトの外周側に圧縮応力が作用することがあり、それらの圧縮応力にも耐え得る圧縮強度が要求されている。
そのため、特許文献1に記載されたベルトは、薄い金属製のリングを積層して形成している。また、金属リングを積層した積層金属ベルトを成形する際に、積層金属ベルトが使用される状態でその積層金属ベルトの内周側と外周側とに作用する圧縮および引っ張り荷重が均一になるように積層金属ベルトに予め残留応力を付与して、その積層金属ベルトに作用する最大圧縮荷重あるいは最大引っ張り荷重の緩和を図るように構成されている。
特開2003−126933号公報
上述した特許文献1に記載された積層型の金属リングは引張強度と圧縮強度とが大きいので、ベルトの耐久性を向上させることができる。また、引張方向に残留応力を付与しておくことにより、圧縮方向の許容させる変位量が増大するので、圧縮応力に対する耐久性を向上させることができる。しかしながら、積層型の金属リングは、積層された各リング同士で滑りが発生して、トルクの伝達効率が低下する可能性がある。
また、同一の材質で一体に形成された樹脂製のベルトは、強度を確保するために、通常、ベルトの厚み方向に複数の繊維もしくは樹脂で形成された高引張強度の心線が設けられる。そのように心線を設けることにより引張強度が向上する反面、ベルトの柔軟性が低下して伝達効率が低下する可能性がある。また、樹脂や繊維で形成された心線は一般的に圧縮強度が低いので、回転体に巻き掛けられたり、各回転体の間で直線状に引き延ばされたりする場合に、ベルトの内周側や外周側に圧縮応力が作用して、その内周側や外周側の部分に塑性変形や座屈が発生する可能性がある。
この発明は、上述した技術的な課題に着目したものであり、動力を伝達する際に生じる周方向における圧縮および引っ張り力に対する強度を向上させることのできる伝動ベルトを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために請求項1の発明は、一対の回転部材のそれぞれに巻き掛けられるとともに、それらの回転部材に巻き掛けられることにより引っ張り力が付与されてトルクを伝達するリング部材を有する伝動ベルトにおいて、前記リング部材は、前記回転部材の半径方向で所定の厚さを有し、そのリング部材の厚さ方向での外周側の部分における周方向の圧縮強度が、厚さ方向での内周側の部分における周方向の圧縮強度より大きくなるように構成され、前記リング部材の少なくとも外周側の部分に、引っ張り残留応力が付与され、前記引っ張り残留応力は、無負荷状態での曲率半径より大きい曲率半径に変化させて固化処理を施すことにより付与されていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、前記リング部材は、その全体が同一材料で一体に形成されるとともに、周方向の圧縮強度が、厚さ方向に連続的に変化するように構成されていることを特徴とする伝動ベルトである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、前記リング部材の厚さ方向での内周側を構成する第1材料の周方向の圧縮強度より大きい圧縮強度の第2材料によって、前記厚さ方向での外周側が形成されていることを特徴とする伝動ベルトである。
請求項4の発明は、請求項3の構成において、前記第2材料の配合の割合が厚さ方向で外周側から内周側に次第に変化して形成されていることを特徴とする伝動ベルトである。
請求項5の発明は、一対の回転部材のそれぞれに巻き掛けられるとともに、それらの回転部材に巻き掛けられることにより引っ張り力が付与されてトルクを伝達するリング部材を有する伝動ベルトにおいて、前記リング部材は、前記回転部材の半径方向で所定の厚さを有し、そのリング部材の厚さ方向での外周側の部分における周方向の圧縮強度が、厚さ方向での内周側の部分における周方向の圧縮強度より大きくなるように構成され、前記リング部材は、その全体が同一材料で一体に形成されるとともに、周方向の圧縮強度が、厚さ方向に連続的に変化するように構成され、前記リング部材の厚さ方向での内周側を構成する第3材料の周方向の圧縮強度より大きい圧縮強度の第4材料によって、前記厚さ方向での外周側が形成され、前記第4材料の配合の割合が厚さ方向で外周側から内周側に次第に変化して形成されていることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、一対の回転部材のそれぞれに巻き掛けられるとともに、それらの回転部材に巻き掛けられることにより引っ張り力が付与されてトルクを伝達するリング部材を有する伝動ベルトにおいて、前記リング部材は、前記回転部材の半径方向で所定の厚さを有し、そのリング部材の厚さ方向での外周側の部分における周方向の圧縮強度が、厚さ方向での内周側の部分における周方向の圧縮強度より大きくなるように構成され、前記リング部材の少なくとも外周側の部分に、引っ張り残留応力が付与され、前記リング部材の厚さ方向での内周側を構成する第5材料の周方向の圧縮強度より大きい圧縮強度の第6材料によって、前記厚さ方向での外周側が形成され、前記第6材料の配合の割合が厚さ方向で外周側から内周側に次第に変化して形成されていることを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項6の構成において、前記リング部材は、その全体が同一材料で一体に形成されるとともに、周方向の圧縮強度が、厚さ方向に連続的に変化するように構成されていることを特徴とする伝動ベルトである。
請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれかの発明において、前記リング部材の厚さ方向での外周側の部分における周方向の引張強度は、厚さ方向での内周側の部分における周方向の引張強度以上であることを特徴とする伝動ベルト。
この発明によれば、伝動ベルトは、リング部材の厚さ方向における外周側の周方向の圧縮強度が、厚さ方向における内周側の周方向の圧縮強度より大きくなるように構成されているので、伝動ベルトが一対の回転部材体に巻き掛けられ、かつそれら回転部材同士の間に位置する箇所で直線状になって張力が負荷された場合に、その伝動ベルトの外周側に作用する圧縮応力により、伝動ベルトが塑性変形してしまうことを抑制もしくは防止することができる。
また、リング部材の少なくとも外周側の部分に、引っ張り残留応力が付与されるので、伝動ベルトに作用する最大圧縮応力を低減することができ、その結果、伝動ベルトの耐久性を向上させることができる。
また、リング部材は、同一材料で一体に形成され、周方向の圧縮強度が、厚さ方向に連続的に変化するように構成されているので、伝動ベルトが直線状になって張力が付与された場合に、リング部材の厚さ方向における外周側から内周側に向けて次第に変化して作用する圧縮応力に対応した圧縮強度とすることができる。したがって、伝動ベルトが一対の回転部材体に巻き掛けられ、かつそれら回転部材同士の間に位置する箇所で直線状になって張力が負荷された場合に、その伝動ベルトの外周側に作用する圧縮応力により、伝動ベルトが塑性変形してしまうことを抑制もしくは防止することができる。
また、リング部材の厚さ方向での内周側を構成する材料の周方向の圧縮強度より大きい圧縮強度の材料によって、厚さ方向の外周側が形成されているので、伝動ベルトが一対の回転部材体に巻き掛けられ、かつそれら回転部材同士の間に位置する箇所で直線状になって張力が負荷された場合に、その伝動ベルトの外周側に作用する圧縮応力により、伝動ベルトが塑性変形してしまうことを抑制もしくは防止することができる。
また、比較的周方向の圧縮強度が大きい材料の配合割合が厚さ方向で外周側から内周側に次第に変化して形成されているので、伝動ベルトが一対の回転部材体に巻き掛けられ、かつそれら回転部材同士の間に位置する箇所で直線状になって張力が負荷された場合に、その伝動ベルトの外周側に作用する圧縮応力により、伝動ベルトが塑性変形してしまうことを抑制もしくは防止することができる。
そして、リング部材の厚さ方向での外周側の部分における周方向の引張強度は、厚さ方向での内周側の引張強度以上であるので、伝達トルクが高トルクであって伝動ベルトに作用する張力が大きい場合の引っ張り方向の塑性変形を抑制もしくは防止することができる。
この発明に係るリング部材の厚み方向における断面を示す線断面図である。 そのリング部材の無負荷状態と負荷状態とを示す概略図である。 リング部材に作用する応力を説明するための平面図である。 この発明に係る引っ張り残留応力を説明するための概略図である。
つぎにこの発明に係る伝動ベルトを例を挙げて説明する。まず、図2にこの発明に係る伝動ベルトの構成を説明するための概略図を示す。図2(b)は、リング部材1に狭圧力および張力を作用させて動力を伝達している状態(以下、負荷状態と記す。)を示したものである。なお、図2(a)は、リング部材1に狭圧力および張力を作用させていない状態(以下、無負荷状態と記す。)を示したものである。この伝動ベルトは、図示しない動力源と連結されてトルクが伝達される駆動プーリ2と、その駆動プーリ2のトルクが伝達されて駆動し、図示しないギヤトレーンなどにトルクを伝達する従動プーリ3と、それらのプーリ2,3に巻き掛けられてトルクを伝達するリング部材1とで構成されている。そして、リング部材1は、樹脂や繊維などを用いた複合材で一体に形成されている。
上述したように構成された伝動ベルトでは、図3に示すようにリング部材1に張力が作用してリング部材1が直線状になる箇所では、リング部材1の内周側には引っ張り応力が作用し、外周側には圧縮応力が作用する。これは、無負荷状態で一定の曲率半径で形成されていたリング部材1、その曲率半径を増加させる方向に変形させられるからである。
一方、一般的な樹脂や繊維を用いた複合材は圧縮強度が低いので、大きな圧縮応力が作用した場合もしくは大きく変位した場合に、塑性変形や座屈が生じる可能性があるので、この発明に係るリング部材1は張力が作用して直線状となった時に大きな圧縮応力が作用する外周側の材料を、内周側の材料と比較して圧縮強度の大きいものとしている。つまり、図1に示すようにリング部材1の外周側の材料aをボロン繊維などを用いた圧縮強度および引張強度の大きいものとする。なお、内周側の材料bは、引張強度の大きい材料を利用する。
さらに、リング部材1の厚み方向で外周側から内周側に向かって、各部分に作用する圧縮応力は次第に低くなるので、上述した圧縮強度の大きい材料aの配合率を変化させる。なお、図1に示す各材料a,bの領域は、各部分での材料の配合率を示している。
上述したようにリング部材1を形成する材料a,bの配合率を定めることにより、樹脂や繊維を用いて一体に形成された複合材のリング部材1の伝達効率を低下させることなく圧縮強度を向上させることができる。
そして、この発明に係るリング部材1は、リング部材1の使用時の最大圧縮応力を低減するために、成形時に固化処理を施してもよい。以下、その固化処理について説明する。上述したようにリング部材1の無負荷状態ではリング部材1が曲率半径R1となる曲率で曲がっていて、リング部材1に張力が作用してリング部材1が直線状となっていることにより、プーリ2,3に巻き掛けられたリング部材1の外周側に圧縮応力が作用する。
したがって、この発明に係るリング部材1は、リング部材1の無負荷状態の曲率半径R1より大きい曲率半径R2に固化処理を施す。図4は、その固化処理を施す例を説明するための概略図であり、リング部材1に固化処理を施すための曲率半径R2と一致するように複数のローラ4,4が配置され、複数のローラ4,4の外周面に沿ってベルト5が配置されている。そして、そのベルト5とリング部材1を搬送するために設けられた他の搬送ローラ6とでリング部材1を挟んで搬送する。さらに、ベルト5に沿っているリング部材1の外周面に固化処理を施す。なお、固化処理は、リング部材1を形成している材料a,bにより異なるが、例えば、その材料a,bが熱硬化素材である場合には、リング部材1のベルト5に沿っている位置に熱を加え、また、その材料a,bが熱可塑素材である場合には、リング部材1のベルト5に沿っている位置を冷却し、さらに、その材料a,bが半固体もしくは液状素材である場合には、リング部材1のベルト5に沿っている位置を乾燥させる。なお、固化処理は、上述した方法に限定されず、例えば、紫外線を照射して固化させてもよい。要は、リング部材1の無負荷状態の曲率半径R1より大きい曲率半径R2となるように固化処理を施せればよい。
このように固化処理を施されたリング部材1には、その外周側に引っ張り残留応力が付与されるので、各プーリ2,3の間に位置して直線状となって外周側に圧縮応力が作用した場合には、その残留応力により圧縮応力が相殺される。その結果、リング部材1の外周側に作用する圧縮応力の許容限界を増大することができ、もしくはリング部材1が各プーリ2,3の間に位置して直線状となってそのリング部材1に作用する最大圧縮応力を減少することができるので、塑性変形や座屈を抑制もしくは防止することができるため、リング部材1の耐久性を向上させることができる。
上述したリング部材1は、樹脂や繊維などによって一体に形成されたものであるが、この発明は、それに限定されず、例えば、周長が互いに異なる複数の環状片を積層して構成されたリング部材1であってもよい。その場合には、内周側に位置する環状片の圧縮強度より外周側に位置する環状片の圧縮強度が大きくなるように形成すればよい。
なお、この発明は上述した構成に限定されず、回転体と噛み合って動力を伝達するように構成された伝動ベルトであってもよく、あるいは、いわゆるベルトコンベアなどに利用される伝動ベルトであってもよい。
1…リング部材、 2…駆動プーリ、 3…従動プーリ、 a…引張強度および圧縮強度が大きい材料、 b…引張強度が大きい材料。

Claims (8)

  1. 一対の回転部材のそれぞれに巻き掛けられるとともに、それらの回転部材に巻き掛けられることにより引っ張り力が付与されてトルクを伝達するリング部材を有する伝動ベルトにおいて、
    前記リング部材は、前記回転部材の半径方向で所定の厚さを有し、そのリング部材の厚さ方向での外周側の部分における周方向の圧縮強度が、厚さ方向での内周側の部分における周方向の圧縮強度より大きくなるように構成され、
    前記リング部材の少なくとも外周側の部分に、引っ張り残留応力が付与され、
    前記引っ張り残留応力は、無負荷状態での曲率半径より大きい曲率半径に変化させて固化処理を施すことにより付与されていることを特徴とする伝動ベルト。
  2. 前記リング部材は、その全体が同一材料で一体に形成されるとともに、周方向の圧縮強度が、厚さ方向に連続的に変化するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の伝動ベルト。
  3. 前記リング部材の厚さ方向での内周側を構成する第1材料の周方向の圧縮強度より大きい圧縮強度の第2材料によって、前記厚さ方向での外周側が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の伝動ベルト。
  4. 前記第2材料の配合の割合が厚さ方向で外周側から内周側に次第に変化して形成されていることを特徴とする請求項3に記載の伝動ベルト。
  5. 一対の回転部材のそれぞれに巻き掛けられるとともに、それらの回転部材に巻き掛けられることにより引っ張り力が付与されてトルクを伝達するリング部材を有する伝動ベルトにおいて、
    前記リング部材は、前記回転部材の半径方向で所定の厚さを有し、そのリング部材の厚さ方向での外周側の部分における周方向の圧縮強度が、厚さ方向での内周側の部分における周方向の圧縮強度より大きくなるように構成され、
    前記リング部材は、その全体が同一材料で一体に形成されるとともに、周方向の圧縮強度が、厚さ方向に連続的に変化するように構成され、
    前記リング部材の厚さ方向での内周側を構成する第3材料の周方向の圧縮強度より大きい圧縮強度の第4材料によって、前記厚さ方向での外周側が形成され、
    前記第4材料の配合の割合が厚さ方向で外周側から内周側に次第に変化して形成されていることを特徴とする伝動ベルト。
  6. 一対の回転部材のそれぞれに巻き掛けられるとともに、それらの回転部材に巻き掛けられることにより引っ張り力が付与されてトルクを伝達するリング部材を有する伝動ベルトにおいて、
    前記リング部材は、前記回転部材の半径方向で所定の厚さを有し、そのリング部材の厚さ方向での外周側の部分における周方向の圧縮強度が、厚さ方向での内周側の部分における周方向の圧縮強度より大きくなるように構成され、
    前記リング部材の少なくとも外周側の部分に、引っ張り残留応力が付与され、
    前記リング部材の厚さ方向での内周側を構成する第5材料の周方向の圧縮強度より大きい圧縮強度の第6材料によって、前記厚さ方向での外周側が形成され、
    前記第6材料の配合の割合が厚さ方向で外周側から内周側に次第に変化して形成されていることを特徴とする伝動ベルト。
  7. 前記リング部材は、その全体が同一材料で一体に形成されるとともに、周方向の圧縮強度が、厚さ方向に連続的に変化するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の伝動ベルト。
  8. 前記リング部材の厚さ方向での外周側の部分における周方向の引張強度は、厚さ方向での内周側の部分における周方向の引張強度以上であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の伝動ベルト。
JP2010233997A 2010-10-18 2010-10-18 伝動ベルト Expired - Fee Related JP5516313B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010233997A JP5516313B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 伝動ベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010233997A JP5516313B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 伝動ベルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012087852A JP2012087852A (ja) 2012-05-10
JP5516313B2 true JP5516313B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=46259682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010233997A Expired - Fee Related JP5516313B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 伝動ベルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5516313B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012087852A (ja) 2012-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2425151B1 (en) Double cogged v-belt for variable speed drive
CN104832595B (zh) 传动带及其制造方法
WO2017200057A1 (ja) 伝達ベルト
WO2014129300A1 (ja) スチールコード及びそれを用いた弾性クローラ
JPWO2015121907A1 (ja) ダブルコグドvベルト
JP2017125615A (ja) 両面伝達用ローエッジvベルト及びその製造方法
JP5516313B2 (ja) 伝動ベルト
EP1972829A1 (en) Power transmission chain and power transmission device
CN101429969B (zh) 滚动支承的滚子
JPH01188333A (ja) 多リブベルトの製造方法
JP2012087851A (ja) 伝動ベルト
JP5432844B2 (ja) 無段変速機ベルトに用いられるリング部材
CN205873056U (zh) 一种输送带接头
JP5712743B2 (ja) 薄板状無端金属リングの製造装置及び製造方法
WO2011092996A1 (ja) 伝動ベルトおよびその製造方法
WO2016195102A1 (ja) クローラ
JP2009103152A (ja) 動力伝達チェーンの製造方法
JP7037928B2 (ja) 平ベルトおよびその製造方法
JP2007298125A (ja) 噛み合い伝達による無段変速機用金属ベルト
EP3196506B1 (en) Drive belt with a set of nested steel flexible rings
JP2009030799A (ja) プーリ構造体、及び、これを用いた補機駆動システム
WO2013140784A1 (ja) 高負荷伝動用vベルト
WO2008099689A1 (ja) 動力伝達シャフト
JP2014098400A (ja) ベルト式無段変速機のプーリ構造
CN204739156U (zh) 一种大功率轻薄型齿楔带

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140317

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5516313

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees