JP5516239B2 - 光源装置 - Google Patents
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Description
この図の例において、55は、筐体11に固定された金属製の遮光体用支持体57によって支持された、光源20からライトガイド52に至るまでの光路L1を取り囲む遮光体であり、筐体11の内部において生じる迷光(例えば、L2で示される光路を進む光)が当該筐体11から出ていくことを防止するための迷光防止部材として設けられているものである。また、17は、扇状の遮光板17Aに開口径の異なる複数の開口17Bが形成されてなる構成を有する、ライトガイド52に入射される光の光量を調整するための光量調整部材である。
液体ファイバによれば、石英ファイバに比して高い屈曲性が得られると共に、コアを構成する光透過性液体が石英ガラスよりも屈折率の大きいものであることから、全反射角が大きく、しかも開口角(取り込み角)も大きいため、高い効率で光を伝送することができ、出射光として高い輝度の光を得ることができる。
このような問題が生じる理由は、放電ランプから放射される光には赤外線が含まれており、しかも液体ファイバには集光鏡によって集光された光が導入されることから、液体ファイバにおける単位断面積当たりの赤外線の強度が大きくなるため、赤外線により液体ファイバを構成する液体が加熱されることによって沸騰し、液体内部において発生する気泡によって光の伝送が妨げられるためである。
前記ライトガイドが、クラッド内に光透過性液体が封入されてなる液体ファイバよりなり、
前記遮光体に、光源からライトガイドに至るまでの光路上に位置するよう赤外線カットフィルタが設けられており、
前記遮光体用支持体が熱絶縁性材料よりなり、
前記遮光体用支持体および筐体において、前記遮光体と、前記ライトガイド保持部との間に、熱絶縁性材料よりなる熱絶縁性材料部が介在されることによって遮光体とライトガイド保持部とが互いに熱的に絶縁されていることを特徴とする。
従って、本発明の光源装置によれば、ライトガイドとして液体ファイバを用いた場合において、このライトガイドを構成する液体ファイバが過熱されることを抑制することができ、これにより、液体ファイバが加熱されることに起因する弊害が生じることなく、光を供給することができる。
図1は、本発明の光源装置の構成の一例を示す説明用断面図であり、図2は、図1のA−A線の断面図である。
光源装置10は、放電ランプ21および当該放電ランプ21からの光を集光する集光鏡25を有する光源20と、当該光源20からの光が入射されるライトガイド30とが、直方体状の外観形状を有する、例えばアルミニウムおよびステンレスなどの金属よりなる筐体11によって保持されており、光源20からの光がライトガイド30を介して外部に出射される構成を有するものである。筐体11には、一端側(図1における左端側)の側面部11Cに、光源20における集光鏡25の開口27よりなる光投射口に適合した開口を有する放電ランプ保持部12が形成されていると共に、当該一端側の側面部11Cに対向する、他端側(図1における右端側)の側面部11Dに、ライトガイド30の外径(光入射口31A)に適合した内径を有する円筒状部分の内周面よりなるライトガイド保持部13が形成されており、これにより、光源20と、ライトガイド30とが、筐体11の内部において、光源20における光投射口と、ライトガイド30の光入射口31Aとが互いに対向するように固定されている。また、筐体11の内部には、円筒状の遮光体40が遮光体用支持体48によって支持されて、光源20からライトガイド30に至るまでの光路L1を取り囲むように配設されている。
この図の例においては、筐体11の内部には、扇状の遮光板17Aに開口径の異なる複数の開口17Bが形成されてなる構成を有する、ライトガイド30の光入射口31Aに入射される光の光量を調整するための光量調整部材17が、遮光体40のライトガイド側の開口41Aと、ライトガイド30の光入射口31Aとの間の位置に設けられている。
ここに、放電ランプ21の封入物としては、例えば0.05mg/mm3 以上の水銀、例えばアルゴンなどの希ガス、例えば沃素、臭素、塩素などのハロゲンなどが挙げられ、またメタルハライドランプを構成する場合には、これらの封入物の他に、ガリウム、鉄などの金属が封入される。また、希ガスは、点灯始動性を改善するためのものであり、その封入圧は、静圧で例えば13kPaであり、ハロゲンは、発光部22A内においてハロゲンサイクルを形成すると共に、これにより、電極物質が発光部22Aの内壁に付着することを抑制するためのものであり、水銀その他の金属との化合物の形態で封入される。
この液体ファイバは、クラッド33が、例えばポリテトラフルオロエチレン製のチューブなどの可撓性を有するものであり、クラッド33の両端が石英ガラス製のロッド36などよりなる封止栓によって封止されており、これらの封止栓によって封止されてなる基端部に光入射口31A、および先端部に光出射口が構成されている。
図3の例において、液体ファイバには、両端に設けられた石英ガラス製のロッド36と、光透過性液体34とによって光源20からの光を導光するための光路が形成されており、これらのロッド36および光透過性液体34の外周を取り囲むようにクラッド33が設けられている。そして、クラッド33の外周面には、光透過性液体34を囲繞する部分に、フレキシブルメタルシース38が設けられおり、これにより、液体ファイバには、ロッド36に挟まれた領域において、光透過性液体34による柔軟性が確保され、その柔軟性がフレキシブルメタルシース38によって維持されている。また、クラッド33の外周面においては、光透過性液体34を具備することによる柔軟性に起因して当該光透過性液体34とロッド36との境界部分に負荷がかかるために、光透過性液体34とロッド36との境界近傍領域に、ロッド36を囲繞する部分に設けられたガスケット39Bを介してメタルフェルール39Aが設けられており、これにより、補強がなされている。
この図の例においては、遮光体40は、光源20における光投射口から光量調整部材17までの領域において伸びるよう設けられている。
この図の例においては、赤外線カットフィルタ45は、その周縁部が遮光体40によって挟持されることによって固定されており、遮光体40の内部空間を、当該遮光体40の軸方向(図1における左右方向)において遮るように設けられている。
赤外線カットフィルタ45をライトガイド30側に偏移した位置に設けることにより、当該赤外線カットフィルタ45によって反射される光(赤外線)に起因する迷光が筐体11から出ていくことを遮光体40によって阻止することができる構成とすることができる。
ここに、赤外線カットフィルタ45としては、少なくとも赤外線を透過することがなく、可視光などの照明光を構成するための光(例えば波長340〜700nmの光)を透過する特性を有するものであればよく、例えば赤外線と共に紫外線を透過することのないものであってもよい。
この図の例においては、遮光体40が筐体11における互いに対向する天面部11A(図1における上面)および底面部11B(図1における下面)の各々に固定された2つの遮光体用支持体48により、当該遮光体40の外周面上における軸方向の中心部において支持されており、2つの遮光体用支持体48の各々が筐体11の天面部11Aおよび底面部11Bにネジ止めによって固定されており、これらの2つの遮光体用支持体48にネジ止されることによって遮光体40が固定されている。
すなわち、遮光体用支持体48は、遮光体40を支持して固定する支持部材として作用すると共に、遮光体40および筐体11におけるライトガイド保持部13とを互いに熱的に絶縁する熱絶縁性部材としても作用するものであることが好ましい。
熱絶縁性材料の熱伝導率が3〔W・m-1・K-1〕以下であることにより、筐体11を構成するアルミニウムおよびステンレスなどの金属に比して熱伝導率が極めて小さくなることから、光源20からの光によって遮光体40が加熱されて高温となった場合であっても、この遮光体40と、ライトガイド保持部13との間に介在されている熱絶縁性材料よりなる熱絶縁性材料部(この図の例においては、遮光体用支持体48)により、当該遮光体40およびライトガイド保持部13が互いに熱的に絶縁された状態を確実に形成することができるため、この遮光体40の熱が、光源装置10の構成部材(具体的には、筐体11および遮光体用支持体48)を介してライトガイド保持部13に伝達されることによって液体ファイバが加熱されることを十分に抑制することができる。
なお、アルミニウムの熱伝導率は138〔W・m-1・K-1〕であり、ステンレスの熱伝導率は16〔W・m-1・K-1〕である。
なお、ステアタイトの熱伝導率は2〜3〔W・m-1・K-1〕であり、またポリアセタールの熱伝導率は0.25〔W・m-1・K-1〕である。
冷却風導入口14Aおよび冷却風排気口14Bが互いに異なる構成板における遮光体40の外周面と対向する領域に形成されることにより、図2において矢印によって示すように、冷却ファン19よりの冷却風Wが遮光体40の外周面に直接吹き付けられ、その後、遮光体40の外周面を周方向に沿って流通することとなるため、遮光体40を高い効率で冷却することができ、しかも、冷却風排気口14Bがライトガイド30の光入射口31Aが位置する構成板(具体的には、側面部11D)と異なる構成板に形成されることから、筐体11の内部を流通することによって遮光体40などから熱を受熱した冷却風がライトガイド30の光入射口31Aに向かうことが抑制されるため、このような熱を受熱した冷却風によってライトガイド30が加熱されることを抑制することができる。
図の例においては、冷却風導入口14Aが、遮光体用支持体48が固定されている天面部11Aおよび底面部11Bに連続する一対の側面部の一方の側面部11Eにおいて、遮光体40の外周面に対向する領域の中心部分に設けられており、また、2つの冷却風排気口14Bが、それぞれ天面部11Aおよび底面部11Bにおいて、遮光体40の外周面に対向する領域における、冷却風導入口14Aが設けられている側面部11Eと対向する側面部11Fとの境界に近接する部分に設けられている。また、冷却ファン19は、冷却風導入口14Aに対向し、当該冷却風導入口14Aに近接して設けられている。
また、筐体11の内部に供給される冷却ファン19による冷却風の風量は、例えば0.8〔m3 /min〕とされる。
例えば、光源装置においては、遮光体とライトガイド保持部の間に介在される熱絶縁性材料よりなる熱絶縁性材料部は、設計の自由度の観点から、遮光体用支持体によって構成されてなることが好ましいが、この熱絶縁性材料部が、遮光体用支持体とは別個に設けられてなる構成のものであってもよい。具体的には、例えば筐体における遮光体用支持体の固定されている領域、あるいはライトガイド保持部などの筐体の一部が熱絶縁性材料によって構成されたものであってもよい。
図1および図2の構成を有する光源装置(以下、「光源装置(1)」ともいう。)を作製した。
この光源装置(1)を構成する光源は、定格消費電力が130Wの超高圧水銀ランプと、波長800nmまでの領域の光を反射して集光する構成の集光鏡とよりなり、焦点における光の最大入射角度が13.5°のものである。
また、ライトガイドとしては、ルマテック社製の液体ファイバを用いた。
また、筐体は、アルミニウム(熱伝導率138〔W・m-1・K-1〕)製のものであり、この筐体により、光源とライトガイドは、その離間距離、すなわち光源における光投射口とライトガイドの光入射口との離間距離が100mmとなるよう支持されている。
また、遮光体は、アルミニウム製のものであり、赤外線カットフィルタとしては、波長360〜700nmの光を透過し、それ以外の波長領域の光を反射するものを用いた。
遮光体用支持体は、ポリアセタール(熱伝導率0.25〔W・m-1・K-1〕)製のものである。
光源装置(1)においては、放電ランプの点灯中において、筐体の内部に供給される冷却風の風量が0.8〔m3 /min〕となる条件によって冷却ファンを作動した。
また、作動開始から8時間経過後に、筐体の表面温度を測定したところ、50℃であった。
筺体に冷却風導入口と冷却風排気口を設けず、冷却ファンを用いなかったこと以外は実験例1に係る光源装置(1)と同様の構成を有する光源装置(以下、「光源装置(2)」ともいう。)を作製し、作製した光源装置(2)について、実験例1と同様にして作動開始から8時間経過後のライトガイドの光入射口の温度を測定した。結果を表1に示す。
遮光体用支持体をポリアセタールに代えてアルミニウムによって構成したこと以外は実験例2に係る光源装置(2)と同様の構成を有する光源装置(以下、「比較用光源装置(1)」ともいう。)を作製し、作製した比較用光源装置(1)について、実験例1と同様にして作動開始から8時間経過後のライトガイドの光入射口の温度を測定した。結果を表1に示す。
また、作動開始から8時間経過後に、筐体の表面温度を測定したところ、75℃であった。
赤外線カットフィルタを設けず、また遮光体用支持体をポリアセタールに代えてアルミニウムによって構成したこと以外は実験例2に係る光源装置(2)と同様の構成を有する光源装置(以下、「比較用光源装置(2)」ともいう。)を作製し、作製した比較用光源装置(2)について、実験例1と同様にして作動開始から8時間経過後のライトガイドの光入射口の温度を測定した。結果を表1に示す。
また、光源装置(1)においては、筐体の内部に冷却風を流通させることによって遮光体を冷却することにより、遮光体の熱によって液体ファイバが加熱されることをより一層効果的に抑制できることが確認された。
ここに、比較用光源装置(1)においては、赤外線カットフィルタが設けられており、ライトガイドを構成する液体ファイバに赤外線が入射されることのない構成であるにも拘わらず、ライトガイドの光入射口の温度が150℃以上もの高温となった理由は、以下のように推測される。
すなわち、比較用光源装置(1)においては、赤外線カットフィルタによって反射された赤外線によって遮光体が加熱されることとなり、そのため、遮光体の熱が遮光体用支持体および筐体を伝熱することによってライトガイド保持部に伝達され、このライトガイド保持部が高温となるため、ライトガイドが過熱されてしまうものと推測される。
11 筐体
11A 天面部
11B 底面部
11C、11D、11E、11F 側面部
12 ランプ保持部
13 ライトガイド保持部
14A 冷却風導入口
14B 冷却風排気口
17 光量調整部材
17A 遮光板
17B 開口
19 冷却ファン
20 光源
21 放電ランプ
22 発光管
22A 発光部
22B 封止部
23 電極
25 集光鏡
26 集光部分
27 開口
30 ライトガイド
31A 光入射口
33 クラッド
34 光透過性液体
36 ロッド
38 フレキシブルメタルシース
39A メタルフェルール
39B ガスケット
40 遮光体
41A、41B 開口
45 赤外線カットフィルタ
48 遮光体用支持体
52 ライトガイド
53A 光入射口
55 遮光体
57 遮光体用支持体
Claims (2)
- 放電ランプおよび当該放電ランプからの光を集光する集光鏡を有する光源と、当該光源からの光が入射されるライトガイドとが、それぞれ金属よりなる筐体における光源保持部およびライトガイド保持部において保持されており、当該筐体の内部において、筐体に固定された遮光体用支持体により支持された、光源からライトガイドに至るまでの光路を取り囲む筒状の遮光体を備えてなる光源装置において、
前記ライトガイドが、クラッド内に光透過性液体が封入されてなる液体ファイバよりなり、
前記遮光体に、光源からライトガイドに至るまでの光路上に位置するよう赤外線カットフィルタが設けられており、
前記遮光体用支持体が熱絶縁性材料よりなり、
前記遮光体用支持体および筐体において、前記遮光体と、前記ライトガイド保持部との間に、熱絶縁性材料よりなる熱絶縁性材料部が介在されることによって遮光体とライトガイド保持部とが互いに熱的に絶縁されていることを特徴とする光源装置。 - 前記筺体に冷却風導入口と冷却風排気口とが設けられており、冷却ファンよりの冷却風により遮光体が冷却されることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
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