JP5514213B2 - プロバイダネットワーク内のccメッセージの送信の低減 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ネットワークプロセシングの分野に関し、より具体的には、CC(Connectivity Check:接続性確認)メッセージの送信に関する。
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)標準802.1ag−2007“IEEE Standard for Local and metropolitan area networks - Virtual Bridged Local Area Networks Amendment 5: Connectivity Fault Management”(2007年12月17日)内で説明されているCC(Connectivity Check)メッセージは、ネットワーク内のポイント(例えば、MEPs(Maintenance End Points))間のステータスの検知のために使用される。CCメッセージは、周期的なレート(例えば、3.3ミリ秒ごと)でエンドポイント間で送信されるマルチキャストメッセージである。CCメッセージは、イーサネットサービスネットワーク(例えば、VPLS(Virtual Private LAN Service)、PBB(Provider Backbone Bridges)ネットワークなど)における各サービスインスタンス内で監視される各エンドポイントにより送信される。サービスインスタンスは、MAN(Metro Area Network)又はWAN(Wide Area Network)内のような広域にわたるエンドポイントを含み得る。当該サービスインスタンスについてのCCメッセージは、MAN又はWANのリンクにわたって送信され、対応するエンドポイントへ到達し得る。
典型的には、イーサネットサービスネットワーク内のCCメッセージは、当該サービスネットワーク上で受信される他のフレームと同様のやり方で、トランスポートネットワーク上(例えば、MAN又はWANリンク上)で送信される。よって、CCメッセージは典型的には高い周期的レートで送信されるため、及びサービスインスタンスの数は増加するため、トランスポートネットワークの帯域幅は、多数のCCメッセージの送信のために使用され得る。
本発明は、以下の説明、及び本発明の実施形態の例示に使用される添付の図面を参照すれば最もよく理解され得る。
本発明の一実施形態による、イーサネットサービスネットワーク内のCCメッセージの周期送信レートが低減される例示的ネットワークを示す図である。
本発明の一実施形態による、カスタマエッジネットワーク要素がデュアルホーム接続されるトランスポートネットワーク接続におけるCCメッセージの周期送信レートが低減される例示的ネットワークを示す図である。
本発明の一実施形態による、CCメッセージの周期送信レートを低減する例示的ネットワークを示すブロック図である。
本発明の一実施形態による、図3AのCCメッセージの低減された周期送信レートを受信し、CCメッセージを元の周期送信レートで送信する例示的ネットワーク要素を示すブロック図である。
本発明の一実施形態による、CCメッセージの周期送信レートを低減するための例示的方法を示す流れ図である。
本発明の一実施形態による、CCメッセージタイムアウトを判定し、明示的サービスインスタンスダウンCCメッセージをトリガするための例示的方法を示す流れ図である。
本発明の一実施形態による、図4の低減された周期送信レートで受信されたCCメッセージを処理し、図5の明示的サービスインスタンスダウンCCメッセージを処理するための例示的方法を示す流れ図である。
以下の説明では多くの具体的詳細を示す。しかし、本発明の実施形態は、これらの具体的詳細なしでも実施され得ることが理解される。場合によっては、この説明の理解を不明瞭にしないように、周知の回路、構造及び技法を示していない。当業者は、以下の説明を読めば、必要以上の実験を行わなくとも適切な機能を実施することができるであろう。
本明細書で「一実施形態(one embodiment)」、「(ある)実施形態(an embodiment)」、「例示的実施形態(an example embodiment)」などという場合には、説明される実施形態が特定の特徴、構造、又は特性を含み得るが、必ずしもあらゆる実施形態がその特定の特徴、構造、又は特性を含むとは限らないことを示す。さらに、そのような語句は必ずしも同じ実施形態に言及するものであるとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、又は特性がある実施形態との関連で説明されるときには、明示的に説明されるか否かを問わず、そのような特徴、構造、又は特性を別の実施形態との関連で実施することが当業者の知るところであることも提示されるものである。
以下の説明及び特許請求の範囲では、「カップリングされる(coupled)」及び「接続される(connected)」という用語が、これらの派生語と共に使用され得る。これらの用語は互いの同義語として使用されるものではないことを理解すべきである。「カップリングされる」は、相互に直接物理的又は電気的に接していてもいなくてもよい2つ以上の要素が相互に協働し又は作用し合うことを示すのに使用される。「接続される」は、相互にカップリングされている2つ以上の要素間の通信の確立を示すのに使用される。
各図に示す技法は、1つ又は複数の電子装置(例えば、コンピュータ端末、ネットワーク要素など)上で記憶され、実行されるコード及びデータを使用して実施することができる。そのような電子装置は、機械記憶媒体(例えば、磁気ディスク;光ディスク;ランダムアクセスメモリ;読取り専用メモリ;フラッシュメモリデバイスなど)及び機械通信媒体(例えば、搬送波、赤外線信号、ディジタル信号などのような、電気、光、音響又は他の形の伝搬信号)のような機械可読媒体を使用してコード及びデータを(内部で、及びネットワーク上の他の電子装置と)記憶し、通信する。加えて、そのような電子装置は、典型的には、記憶装置、1つ又は複数のユーザ入力/出力装置(例えば、キーボード、タッチスクリーン、及び/若しくはディスプレイ)、並びにネットワーク接続のような、1つ又は複数の他の構成要素にカップリングされた1つ又は複数のプロセッサのセットも含む。プロセッサのセットと他の構成要素とのカップリングは、典型的には、1つ又は複数のバス及びブリッジ(バスコントローラともいう)を介するものである。記憶装置とネットワークトラフィックを搬送する信号とは、それぞれ、1つ又は複数の機械記憶媒体と機械通信媒体とを表す。よって、所与の電子装置の記憶装置は、典型的には、当該電子装置の1つ又は複数のプロセッサのセット上で実行するためのコード及び/若しくはデータを記憶する。当然ながら、本発明の実施形態の1つ又は複数の部分が、ソフトウェア、ファームウェア、及び/若しくはハードウェアの異なる組み合わせを使用して実施されてもよい。
本明細書で使用する場合、ネットワーク要素(例えば、ルータ、スイッチ、ブリッジなど)は、ネットワーク上の他の設備(例えば、他のネットワーク要素、コンピュータ端末など)を通信可能に相互接続するハードウェア及びソフトウェアを含む、ネットワーク接続設備である。ネットワーク要素の中には、複数のネットワーク接続機能(例えば、経路指定、ブリッジング、スイッチング、レイヤ2集約、及び加入者管理、又はいずれかの組み合わせを提供し、並びに/又は複数サービス(例えば、データ、音声、及びビデオなど)のためのサポートの提供など)のためのサポートを提供する複数サービスネットワーク要素もある。加入者コンピュータ端末(例えば、ワークステーション、ラップトップ、パームトップ、携帯電話、スマートフォン、マルチメディア電話、携帯用メディアプレーヤなど)は、インターネット上で提供されるコンテンツ/サービス及び/若しくはインターネット上でオーバーレイされるVPN(virtual private network)上で提供されるコンテンツ/サービスにアクセスする。これらのコンテンツ及び/若しくはサービスは、典型的には、サービス又はコンテンツプロバイダに属する1つ又は複数のサーバコンピューティング端末によって提供され、公開ウェブページ(無料コンテンツ、店舗、検索サービスなど)、専用ウェブページ(例えば、電子メールサービスを提供するユーザ名/パスワードでアクセスされるウェブページなど)、VPN上の企業ネットワークなどを含み得る。典型的には、加入者コンピューティング端末は、(例えば、(有線又は無線で)アクセスネットワークにカップリングされるカスタマ宅内設備を介してエッジネットワーク要素にカップリングされ、エッジネットワーク要素は、1つ又は複数のコアネットワーク要素を介してサーバコンピューティング端末にカップリングされる。
ネットワーク要素の中には、複数コンテキストの構成をサポートするものもある。本明細書で使用する場合、各コンテキストは、仮想ネットワーク要素(例えば、仮想ルータ、仮想スイッチ、又は仮想ブリッジ)の1つ又は複数のインスタンスを含む。各コンテキストは、典型的には、ネットワーク要素上で構成される他のコンテキストと1つ又は複数のコンピューティングリソース(例えば、メモリ、処理サイクルなど)を共用し、しかも独立に管理することができる。例えば、複数仮想ルータの場合、各仮想ルータはコンピューティングリソースを共用するが、その管理ドメイン、AAA(authentication, authorization, and accounting)ネーム空間、IPアドレス、並びに経路指定データベースに関してはその他の仮想ルータとは別である。
イーサネットサービスネットワーク内で送信されるCCメッセージの数を低減するための方法及び装置を説明する。本発明の一実施形態では、第1のイーサネットサービスプロバイダネットワーク要素(例えば、PE(Provider Edge)ネットワーク要素、PBEB(Provider Backbone Edge Bridge)など)は、サービスインスタンスの第1のエンドポイントのためのCCメッセージを第1の周期レートで受信する。第1のイーサネットサービスプロバイダネットワーク要素は、受信されたCCメッセージをキャッシュし、イーサネット内サービスプロバイダネットワークリンク(例えば、MAN又はWANリンク)にわたって第2のイーサネットサービスプロバイダネットワーク要素に送信されるべきCCメッセージに繰り返しカウントを追加する。第1のイーサネットサービスプロバイダネットワーク要素は、第2のイーサネットサービスプロバイダネットワーク要素へ変更されたCCメッセージを第1の周期レートよりも低い第2の周期レートで送信する。第2のイーサネットサービスプロバイダネットワーク要素は、変更されたCCメッセージをキャッシュし、CCメッセージの繰り返しカウント数を生成し、サービスインスタンスの第2のエンドポイントへ第1の周期レートで送信する。
本発明の別の実施形態では、第1のエンドポイントからCCメッセージが受信されなかったと判定すると、第1のイーサネットサービスプロバイダネットワーク要素は、第2のイーサネットサービスプロバイダネットワーク要素をトリガして、第2のエンドポイントへのCCメッセージの送信を停止させる。
図1に、本発明の一実施形態による、イーサネットサービスネットワーク内のCCメッセージの周期送信レートが低減される例示的ネットワークを示す。図1を、図4の例示的動作を参照して説明する。しかし、図1は、図4を参照して論じる実施形態以外の本発明の実施形態によっても実施することができ、図4を参照して論じる実施形態は、図1を参照して論じる動作とは異なる動作を実行することもできることを理解すべきである。
図1には、サービスインスタンス125及びサービスインスタンス135という2つのイーサネットサービスインスタンスを有する例示的VPLS(Virtual Private LAN Service)ネットワークが示されている。図1には、例示的VPLSネットワークが示されているが、他のネットワーク(例えば、PBB(Provider Backbone Bridge)を含むネットワーク)も本発明の範囲内に含まれることを理解すべきである。VPLSは、L2VPN(Layer 2 Virtual Private Network)に対応するフレームワークである。例えば、VPLSネットワークでは、各サイトにおけるLAN(Local Area Network)はプロバイダネットワークのエッジまで拡張される。プロバイダネットワークは、カスタマLANを接続して単一のブリッジLANを生成するためのスイッチ(又はブリッジ)をエミュレートする。例えば、CE(Customer Edge)ネットワーク要素110及びCEネットワーク要素130は、プロバイダネットワーク(例えば、PE(Provider Edge)ネットワーク要素150及びPEネットワーク要素160)により接続されて単一のサービスインスタンス125を生成する。同様に、CEネットワーク要素120及びCEネットワーク要素140も、プロバイダネットワークにより接続されて単一のサービスインスタンス135を生成する。
CE(Customer Edge)ネットワーク要素110は付属回路170を介してPE(Provider Edge)ネットワーク要素150とカップリングされる。簡単にするために図示しないが、CEネットワーク要素110は、1つ又は複数のアクセスネットワーク要素を介してPEネットワーク要素150とカップリングされ得る。CEネットワーク要素110は、PEネットワーク要素150のブリッジモジュールとカップリングされる。PEネットワーク要素150はCEネットワーク要素110のためにブリッジモジュールをエミュレートLANに接続する。例えば、サービスインスタンス125は、CEネットワーク要素110とCEネットワーク要素130の間のエミュレートLANである。CEネットワーク要素130は、付属回路174を介してPEネットワーク要素160とカップリングされる。簡単にするために図1には図示しないが、1つ又は複数の加入者コンピューティング端末がCEネットワーク要素110及びCEネットワーク要素130とカップリングされる。加えて、CEネットワーク要素110及びCEネットワーク要素130は、地理的には別々であるが、同じ編成に属していてもよい(例えば、CEネットワーク要素110とCEネットワーク要素130は、それぞれ、同じ企業の支所にある)。例えば、CEネットワーク要素110は、サンフランシスコの支所に位置し、CEネットワーク要素130はニューヨーク市の支所に位置し得る。
同様に、CEネットワーク要素110も、付属回路172を介して(0以上アクセスネットワーク要素を介して)PEネットワーク要素150のブリッジモジュールとカップリングされる。PEネットワーク要素150は、CEネットワーク要素120のためにブリッジモジュールをエミュレートLANに接続する。例えば、サービスインスタンス135は、CEネットワーク要素120とCEネットワーク要素140の間のエミュレートLANである。CEネットワーク要素140は、付属回路176を介してPEネットワーク要素160とカップリングされる。簡単にするために図1には図示しないが、1つ又は複数の加入者コンピューティング端末がCEネットワーク要素120及びCEネットワーク要素140とカップリングされる。
PEネットワーク要素150はトランスポートネットワーク接続180を介してPEネットワーク要素160とカップリングされる。PEネットワーク要素150及びPEネットワーク要素160はそれぞれ、イーサネットサービスプロバイダネットワーク要素の一種である。加えて、CEネットワーク要素110、120、130、及び140も、それぞれ、イーサネットカスタマネットワーク要素の一種である。本発明の一実施形態によれば、イーサネットサービスプロバイダネットワーク要素はイーサネットサービスプロバイダの管理下にあり、イーサネットカスタマネットワーク要素はサービスプロバイダの利用者の管理下にある。
本発明の一実施形態では、トランスポートネットワーク接続180は、MANリンク及び/若しくはWANリンクのような1つ又は複数のイーサネット内サービスプロバイダネットワークリンクを含み得る。加えて、トランスポートネットワーク接続180は、サービスインスタンス125のために指定された1つ又は複数のリンク、及びサービスインスタンス135のために指定された1つ又は複数のリンクも含み得る。本発明の一実施形態によれば、トランスポートネットワーク接続180は、付属回路170、付属回路172、付属回路174、又は付属回路176より高くつく。CEネットワーク要素110は、付属回路170を介してネットワークトラフィック及びCCメッセージを送信し、受信する。同様に、CEネットワーク要素130も、付属回路174を介してネットワークトラフィック及びCCメッセージを送信し、受信する。
MEP(maintenance end point)112は、サービスインスタンス125と関連付けられ、CEネットワーク要素110上で構成される。同様に、MEP132も、サービスインスタンス125と関連付けられ、CEネットワーク要素130上で構成される。よって、MEP112及びMEP132は同じサービスインスタンス125の一部である。CEネットワーク要素110は、MEP112のためにPEネットワーク要素150へ、R1の周期レート(例えば、3ミリ秒ごとに1MEPメッセージが送信されるなど)でCCメッセージを送信する。本発明の一実施形態では、送信されるCCメッセージは、IEEE標準802.1ag(以下「802.1ag」)に準拠するCCM(Connectivity Check Message)である。各CCメッセージは送信間隔レートを含み、以下このレートを周期レートと呼ぶ。図1では、CEネットワーク要素110とPEネットワーク要素150との間の周期レートはR1である(例えば、3.3ミリ秒ごとに1CCメッセージが送信される)(よって、PEネットワーク要素150は、CEネットワーク要素からのCCメッセージをレートR1で期待する)。
MEP122は、サービスインスタンス135と関連付けられ、CEネットワーク要素120上で構成される。同様に、MEP142も、サービスインスタンス135と関連付けられ、CEネットワーク要素140上で構成される。よって、MEP122及びMEP142は、同じサービスインスタンス135の一部である。CEネットワーク要素120は、MEP122のためにPEネットワーク要素150へ、R2の周期レート(例えば、10ミリ秒ごとに1CCメッセージが送信されるなど)でCCメッセージを送信する。
PEネットワーク要素150は、イングレスサービス区切りモジュール190及びトランスポートモジュール191を含む。本発明の一実施形態によれば、イングレスサービス区切りモジュール190は、トランスポートネットワーク接続180を介して送信されるCCメッセージの送信レートを低減する。例えば、PEネットワーク要素150は、(CEネットワーク要素110の)MEP112及び(CEネットワーク要素120の)MEP122と関連付けられたCCメッセージを、(R1+R2)/RCの周期レートで送信する(RCは繰り返しカウントであり、これについては後でより詳細に説明する)。よって、PEネットワーク要素150は、トランスポートネットワーク接続180を介してCCメッセージを、PEネットワーク要素150が受信するCCメッセージの周期レートより低い周期レートで送信する。加えて、後でより詳細に説明するように、PEネットワーク要素160も、サービスインスタンスのエンドポイント(例えば、CEネットワーク要素130のMEP132)へCCメッセージを、CEネットワーク要素110がPEネットワーク要素150へCCメッセージを送信するのと同じ周期レートで送信する。よって、たとえトランスポートネットワークを介して送信されるCCメッセージの数が低減されたとしても、CCメッセージはエンドポイント(例えば、MEP112及びMEP132など)において期待される周期レートで送信され、受信され続けるため、サービスインスタンス内のMEPを監視するノードは、この低減に気付かない。
図3Aは、本発明の一実施形態による、PEネットワーク要素150の分解図である。PEネットワーク要素150は、トランスポートモジュール191とカップリングされるイングレスサービス区切りモジュール190を含む。イングレスサービス区切りモジュール190は、CCMモジュール310及びメモリ312を含む。メモリ312は、CCMデータ構造314、CCM受信カウンタ316、及びCCMタイムアウトタイマ318を記憶する。図3Aを、図4の例示的動作を参照して説明する。しかし、図3Aは、図4を参照して論じる実施形態以外の本発明の実施形態による動作を行うこともでき、図4を参照して論じる実施形態は、図3Aを参照して論じる動作とは異なる動作を行うこともできることを理解すべきである。
図4は、本発明の一実施形態による、CCメッセージの周期送信レートを低減するための例示的方法を示す流れ図である。ブロック410で、PEネットワーク要素150のイングレスサービス区切りモジュール190は、CCメッセージを受信する。例えば、イングレスサービス区切りモジュール190は、CEネットワーク要素110又はCEネットワーク要素120からCCメッセージを受信する。例示のために、図4の以下の考察では、イングレスサービス区切りモジュール190は、MEP112と関連付けられたCEネットワーク要素110からCCメッセージを受信するものと仮定する。図3Aを参照すると、CCモジュール310は、CEネットワーク要素110のMEP112からCCメッセージを受信する。本発明の一実施形態によれば、CCメッセージは、R1の周期レートを含む(よって、CCメッセージは、CEネットワーク要素110からR1のレートで受信されると期待される)。受信されたCCメッセージは任意選択で通し番号を含み得ることを理解すべきである。
フローはブロック410からブロック412へ進み、ブロック412でイングレスサービス区切りモジュール190はCCメッセージをキャッシュする。例えば、図3Aを参照すると、CCMモジュール310は、CCメッセージをCCMデータ構造314内にキャッシュする。(例えば、各MEPIDに従って)MEPごとにある一定の量のメッセージだけをキャッシュすることを含む任意の数の機構が、CCMデータ構造314の管理に使用され得る。本発明の一実施形態では、CCMデータ構造314は、単一のMEPと関連付けられる1つ又は複数のCCメッセージを記憶する。本発明の一実施形態によれば、CCMデータ構造314は、802.1ag標準で定義されるCCMデータベースである。フローはブロック412からブロック414へ進む。
ブロック414で、イングレスサービス区切りモジュール190は、MEP112と関連付けられたCCM受信カウンタをデクリメントする。例えば、図3Aを参照すると、CCMモジュール310は、MEP112と関連付けられたCCM受信カウンタ316をデクリメントする。よって、本発明の一実施形態によれば、PEネットワーク要素150へCCメッセージを送信する各MEPは、別個のCCM受信カウンタを有する。本発明の一実施形態によれば、CCM受信カウンタ316は、RC(repeat count)と関連付けられた値であり、RCは、トランスポートネットワークを介して送信されるCCメッセージの数の低減のために使用される。例えば、本発明の一実施形態によれば、CCM受信カウンタ316は、繰り返しカウントからXを引いた値(RC>X>=1)に等しい。本発明の一実施形態によれば、CCM受信カウンタは、PEネットワーク要素(例えば、PEネットワーク要素150上のイングレスサービス区切りモジュール190)が、特定のMEP(例えば、CEネットワーク要素110上のMEP112)から、当該MEPのためにトランスポートネットワークを介してCCメッセージ送信する前に(例えば、トランスポートネットワーク接続180上でPEネットワーク要素160へMEP112のためのCCメッセージを送信する前に)受信するCCメッセージの数を示す。
本発明の一実施形態によれば、繰り返しカウントは、イグレスサービス区切りモジュール192が、PEネットワーク要素から別のCCメッセージを受信する前に、CEネットワーク要素へ送信すべきCCメッセージの数を示す値であり、これについては後でより詳細に説明する。本発明の一実施形態では、繰り返しカウントが(例えば、ネットワーク管理者によって)構成されるが、本発明の別の実施形態では、繰り返しカウントは、ネットワークリソースの状況に応じて(例えば、トランスポートネットワークの負荷に応じて)自動的に提供される。
フローはブロック414からブロック416へ進む。ブロック416で、イングレスサービス区切りモジュール190は、(0に設定された)EDN(explicit down notification:明示的ダウン通知)フィールド、RC(repeat count)、及びトランザクションID(例えば、PEネットワーク要素150のMACアドレス)をCCメッセージに追加する。本発明の一実施形態では、CCMデータ構造314は、EDNフィールド、RCフィールド及びトランザクションIDフィールドをサポートするように拡張される。これらのフィールドはそれぞれイグレスサービス区切りモジュール192によって使用され、これについては後でより詳細に説明する。フローはブロック416からブロック418へ進む。
ブロック418で、イングレスサービス区切りモジュール190は、関連付けられたMEP(例えばMEP112)のためにPEネットワーク要素160へ送信された過去のCCメッセージのEDNフィールドが設定されていた(例えば1に設定されていた)(すなわち、MEP112のためにPEネットワーク要素160へ送信された最後のCCメッセージ)かどうか判定する。受信されたCCメッセージがMEP112と関連付けられたCEネットワーク要素110から受信された最初のCCメッセージであった(例えば、CCMデータ構造314はMEP112のためのエントリを含まない)場合、又はPEネットワーク要素160へ送信された過去のCCメッセージが設定されていなかった(例えば0に設定されていた)場合、フローはブロック422へ進む。MEPのためにPEネットワーク要素160へ送信された過去のCCメッセージが設定されていた(例えば1に設定されていた)場合、フローはブロック420へ進む。図3Aを参照すると、本発明の一実施形態では、CCMモジュール310は、CCMデータ構造314から、過去のCCメッセージが1のEDNフィールドを含んでいたかどうか判定する。後でより詳細に説明するように、CCMモジュール310は、CCM受信タイムアウトを検知した場合、EDNフィールドを1に設定する(例えば、CCMモジュール310は、提示された周期レートにわたってMEP112からCCメッセージを受信しない場合、EDNフィールドを1に設定する)。加えて、CCMモジュール310は、イングレスサービス区切りモジュール190が、MEP112がダウンしている、及び/又はPEネットワーク要素150とCEネットワーク要素120との間の接続がダウンしていると判定した場合にも、EDNフィールドを1に設定する。例えば、PEネットワーク要素150とCEネットワーク要素120とをカップリングするポートがダウンし、MEP112が当該ポートと関連付けられている場合、CCMモジュール310はEDNフィールドを1に設定する。
ブロック420で、トランスポートネットワークを介して(例えば、トランスポートネットワーク接続180を介して)、クリアされたEDNフィールド(例えば0のEDNフィールド)を有するCCメッセージが送信される。例えば、図3Aを参照すると、CCMモジュール310は、CCMデータ構造314内の情報から(例えば、ブロック412でキャッシュされたCCメッセージ及びブロック416でメッセージに追加されたフィールドから)CCメッセージを生成し、生成されたCCメッセージをトランスポートモジュール191に渡す。本発明の一実施形態によれば、最後のCCMモジュール310は、受信されCCMデータ構造314内にキャッシュされた最後のCCメッセージからCCメッセージを生成する。トランスポートモジュール191は、トランスポートネットワークのための必要なカプセル化(例えば、レイヤ2カプセル化、トンネルカプセル化など)を追加し、追加の処理を行い、(0のEDNを有する)生成されたCCメッセージをPEネットワーク要素160へ送信する。加えて、送信されたCCメッセージの生成に使用されたキャッシュされたCCメッセージが通し番号を含んでいた場合、送信された当該CCメッセージもその通し番号を含むことを理解すべきである。フローはブロック420からブロック430へ進み、ブロック430で、CCMタイムアウトタイマは、その初期値に(例えば、受信されたCCメッセージに含まれる周期レート値に)リセットされる。
ブロック422で、イングレスサービス区切りモジュール190は、CCM受信カウンタが0であるかどうか判定する。例えば、図3Aを参照すると、CCMモジュール310は、CCM受信カウンタ315がMEP112について0であるかどうか判定する。CCM受信カウンタが0である場合、フローはブロック424へ進み、ブロック424で、(例えば、ブロック416で追加された)追加フィールドを有するCCメッセージがトランスポートネットワーク上で送信される。例えば、図3Aを参照すると、CCMモジュール310は、CCM受信カウンタ315がMEP112について0であると判定した場合、CCMデータ構造314内の情報から(例えば、ブロック412でキャッシュされたCCメッセージ及びブロック416でメッセージに追加されたフィールドから)CCメッセージを生成し、当該CCメッセージをトランスポートモジュール191へ送信する。本発明の一実施形態によれば、最後のCCMモジュール310は、受信されCCMデータ構造314内にキャッシュされた最後のCCメッセージからCCメッセージを生成する。加えて、送信されたCCメッセージの生成に使用されたキャッシュされたCCメッセージが通し番号を含んでいた場合、送信されたCCメッセージも当該通し番号を含むことを理解すべきである。トランスポートモジュール191は、トランスポートネットワークのための必要なカプセル化(例えば、レイヤ2カプセル化、トンネルカプセル化など)を追加する。例えば、VPLSネットワークにおいて、トランスポートモジュール191は、生成されたCCメッセージを、特定の擬似回線及びPEネットワーク要素150の特定のイグレスポートへマップし得る。本発明の異なる実施形態は異なる種類のトランスポートモジュール191を使用してもよく、トランスポートモジュール191は、本発明のいくつかの実施形態では異なるやり方で動作し得ることを理解すべきである。よって、本発明の実施形態は、トランスポートネットワークの種類及び機能と無関係である。
CCM受信カウンタが0でない(例えば、0より大きい)場合、フローはブロック426に進み、ブロック426で、CCメッセージは送信されない。本発明のいくつかの実施形態では、PEネットワーク要素150は、特定のMEP(例えばMEP112)からCCメッセージを受信し続けることができ、しかも、CCM受信カウンタ316が0でない限り、トランスポートネットワーク上で、当該MEPと関連付けられたCCメッセージを送信しないことを理解すべきである。よって、PEネットワーク要素150がトランスポートネットワークを介して(例えば、イーサネット内サービスプロバイダネットワークリンク(MAN及び/又はWANリンク)を介して)送信するCCメッセージの数は低減されることを理解すべきである。例えば、PEネットワーク要素150は、MEP112からCCメッセージを、トランスポートネットワーク接続180を介して送信するCCメッセージの周期レート(例えば、R1/RC)より高い周期レート(例えばR1)で受信する。よって、サービスインスタンスの特定のエンドポイントのために付属回路170を介して送信されるCCメッセージの数は、当該サービスインスタンスの当該エンドポイントのためにトランスポートネットワーク接続180を介して送信されるCCメッセージの数より大きい。よって、トランスポートネットワークの帯域幅が節約されることを理解すべきである。加えて、サービスインスタンスの数が増加する(よって、PEネットワーク要素150が受信するCCメッセージの数が増加する)につれて、帯域幅節約の量も増加することも理解すべきである。よって、CCM機構を採用するサービスインスタンスの増加のスケーラビリティが改善される(例えば、サービスインスタンスの数は、プロバイダネットワーク上のCCメッセージ負荷の対応する増加なしで増加させ得る)。
フローはブロック424からブロック428へ進み、ブロック428で、CCM受信カウンタは、その初期値にリセットされ、フローはブロック430に戻る。ブロック430で、CCMタイムアウトタイマはその初期値に(例えば、受信されたCCメッセージに含まれる周期レート値に)リセットされる。
PEネットワーク要素150は、サービスインスタンス135のためにCEネットワーク要素120のMEP122から受信されるCCメッセージについて図4で説明したのと同様の動作を行うことを理解すべきである。例えば、PEネットワーク要素150は、MEP122からCCメッセージを、トランスポートネットワーク接続180を介して送信するCCメッセージの周期レート(例えばR2/RC)より高い周期レート(例えばR2)で受信する。よって、本発明の一実施形態によれば、PEネットワーク要素150は、トランスポートネットワーク接続180を介してMEP112及びMEP122のためのCCメッセージを、(R1+R2)/RCの周期レートで送信する。
図2に、本発明の一実施形態による、CEネットワーク要素がデュアルホーム接続されるトランスポートネットワーク接続におけるCCメッセージの周期送信レートが低減される例示的VPLSネットワークを示す。図2を、図5の例示的動作を参照して説明する。しかし、図2は、図5を参照して論じる実施形態以外の本発明の実施形態による動作を行うこともでき、図5を参照して論じる実施形態は、図2を参照して論じる動作とは異なる動作を行うこともできることを理解すべきである。
図2は、図1に示すCEネットワーク要素110(及びMEP112)を含む。加えて、CEネットワーク要素110は、付属回路170を介してPEネットワーク要素150とカップリングされ、PEネットワーク要素150は、トランスポートネットワーク接続180を介してPEネットワーク要素160とカップリングされる。加えて、CEネットワーク要素110は、PEネットワーク要素250にデュアルホーム接続される。例えば、付属回路170が何らかの理由で故障した場合(例えば、PEネットワーク要素上で動作する誤って構成されたスパニングツリープロトコル(Spanning Tree Protocol)が、付属回路170をカップリングするポートを誤ってブロックする、付属回路170を搬送する物理リンクがダウンするなど)、CEネットワーク要素110は付属回路210に切り換えて、PEネットワーク要素150へデータ及びCCメッセージを送信する。このように、たとえ付属回路170が無効化された場合でさえも、CEネットワーク要素110は、VPLSネットワークにアクセスすることができ、CEネットワーク要素130にアクセスすることができる。PEネットワーク要素250は、イングレスサービス区切りモジュール190及びトランスポートモジュール191と同様のやり方で動作する、イングレスサービス区切りモジュール290及びトランスポートモジュール291を含む。PEネットワーク要素250は、トランスポートネットワーク接続220上でPEネットワーク要素160とカップリングされる。
図2では、(付属回路170上の大きい「X」で示すように)付属回路170は故障しており、CEネットワーク要素110は、CCメッセージを送信し、受信するために、その2次の(例えばバックアップの)付属回路210に切り換わっている。よって、PEネットワーク要素150は、付属回路170上でMEP112からCCメッセージを受信しない。PEネットワーク要素150はCCメッセージタイムアウトをかなり迅速に(例えば、周期レートR1が満了するときにCCメッセージを受信しなかった後で)検知し得るが、PEネットワーク要素160は、CCメッセージタイムアウトを同じレートで検知しないことを理解すべきである。例えば、PEネットワーク要素160は、低減された周期レート(例えばR1/RC)でCCメッセージを受信するものと期待する。したがって、本発明の一実施形態では、特定のMEPのためのCCメッセージタイムアウトを検知すると、イングレスサービス区切りモジュールは、当該MEPのための1の値のEDNフィールドを有するCCメッセージを生成し、このメッセージをイグレスサービス区切りモジュールへ送信する。1の値に設定されたEDNフィールドを有するCCメッセージは、イグレスサービス区切りモジュールにCCメッセージタイムアウトを通知し、イグレスサービス区切りモジュールをトリガしてそのMEPのためのCCメッセージの送信を停止させる。
図5は、本発明の一実施形態による、CCメッセージタイムアウトを判定し、明示的サービスインスタンスダウンCCメッセージをトリガするための例示的方法を示す流れ図である。ブロック510で、PEネットワーク要素150は、CCメッセージがタイムアウトしたと判定する。例えば、PEネットワーク要素150は、期待される周期レート(例えばレートR1)内にMEP112からCCメッセージを受信しなかった、などである。例えば、図3Aを参照すると、CCMモジュール310は、CCMタイムアウトタイマ318が満了したと判定する。フローはブロック510からブロック520へ進む。
ブロック520で、PEネットワーク要素150は、タイムアウトしたMEP(例えばMEP112)と関連付けられた、過去にキャッシュされたCCメッセージを読み出す。例えば、図3Aを参照すると、CCMモジュール310は、MEP112のために過去にキャッシュされたCCメッセージについてのCCMデータ構造314のエントリを読み出す。フローはブロック520からブロック530へ進み、ブロック530で、1つ又は複数のフィールドがメッセージに追加される。例えば、EDNフィールドがメッセージに追加され、1の値に設定される。加えて、トランザクションIDフィールドがメッセージに追加され、PEネットワーク要素150の一意の識別子(例えば、PEネットワーク要素150のMACアドレス)が取り込まれる。フローはブロック540へ進み、ブロック540で、CCメッセージが追加フィールドと共にPEネットワーク要素160へ送信される。例えば、図3Aを参照すると、CCMモジュール310は、1に設定されたEDNフィールドと、PEネットワーク要素150を一意に識別するトランザクションIDフィールドとを有するCCメッセージを生成し、このメッセージを、PEネットワーク要素160へ送信されるようにトランスポートモジュール191に渡す。
図2に戻って、CEネットワーク要素110はデュアルホーム接続される(例えば、CEネットワーク要素110は、付属回路170及び/又はPEネットワーク要素150の故障の場合には、バックアップPEネットワーク要素250とカップリングされる)ため、MEP112は、付属回路210を介してPEネットワーク要素250へCCメッセージを送信する。本発明の一実施形態によれば、PEネットワーク要素250のイングレスサービス区切りモジュール290及びトランスポートモジュール291は、PEネットワーク要素150のイングレスサービス区切りモジュール190及びトランスポートモジュール191と同様に機能する。例えば、PEネットワーク要素250は、トランスポートネットワーク接続220を介してPEネットワーク要素160へ、低減されたレート(例えば、RCをレートカウント値とするR1/RCのレート)でCCメッセージを送信する。加えて、PEネットワーク要素250がPEネットワーク要素160へ送信する各CCメッセージは、当該CCメッセージの発信元を一意に識別するトランザクションID(例えばPEネットワーク要素250のMACアドレス)を含む。
よって、図2に示すように、PEネットワーク要素160は、MEP112のためにPEネットワーク要素150から、1のEDNフィールドを含むCCメッセージを受信する。本発明の一実施形態によれば、このCCメッセージは、PEネットワーク要素160をトリガして、CEネットワーク要素130へのPEネットワーク要素150と関連付けられたCCメッセージの送信を停止させる。加えて、PEネットワーク要素160は、MEP112のためにPEネットワーク要素250から(1のEDNフィールドを含まない)CCメッセージも受信する。本発明の一実施形態によれば、PEネットワーク要素160は、(例えば、トランザクション識別子で識別される)異なるイーサネットサービスプロバイダネットワーク要素から受信されるCCメッセージを、別々に処理する。例えば、MEP112のためにPEネットワーク要素150により送信される明示的MEPダウン通知メッセージは、MEP112のためにPEネットワーク要素250により送信されるCCメッセージに影響を及ぼさない。言い換えると、たとえPEネットワーク要素160が、PEネットワーク要素160をトリガして特定のMEPのためのPEネットワーク要素150からのCCメッセージの送信を停止させるメッセージを受信した場合でさえも、このMEPダウンメッセージは、それらのCCメッセージのために適用されるにすぎず、当該MEPのためにPEネットワーク要素250から受信されるCCメッセージには適用されない。
図6A及び6Bは、本発明の一実施形態による、図4の低減された周期送信レートで受信されるCCメッセージを処理し、図5の明示的サービスインスタンスダウンCCメッセージを処理するための例示的方法を示す流れ図である。例えば、本発明の一実施形態では、図6A及び6Bの動作は、PEネットワーク要素160により行われ得る。動作610で、イグレスサービス区切りモジュール(例えばイグレスサービス区切りモジュール192)は、特定のMEPと関連付けられたCCメッセージを受信する。本発明の一実施形態によれば、受信されるCCメッセージはEDNフィールド、繰り返しカウントフィールド、及びトランザクション識別子フィールド、又は、EDNフィールドと、繰り返しカウントフィールドと、トランザクション識別子フィールドとの任意の組み合わせを含む。加えて、本発明のいくつかの実施形態では、受信されるCCメッセージは、低減された周期送信レートで送信されたものである(すなわち、受信されるCCメッセージは、CCメッセージに含まれる元の周期送信レートで送信されたものではない)。フローはブロック610からブロック612へ進む。
図3Bは、本発明の一実施形態による、図3AのCCメッセージの低減された周期送信レートを受信し、元の周期送信レートでCCメッセージを送信する例示的イーサネットサービスプロバイダネットワーク要素を示すブロック図である。図3BのPEネットワーク要素160は、トランスポートモジュール193とカップリングされたイグレスサービス区切りモジュール192を含む。イグレスサービス区切りモジュール192は、メモリ352とカップリングされたCCMモジュール370を含む。メモリ352は、CCMデータ構造364、CCM送信タイマ366、及びCCMタイムアウトタイマ368を記憶する。本発明の一実施形態によれば、CCM送信タイマ366は、CCメッセージの送信間の時間の量をCEネットワーク要素に示す。例えば、CCM送信タイマ366は、CCメッセージに含まれる周期レートと等しくてもよい(よって、例えば、周期レートがR1である場合、CCM送信タイマ366はR1時間に満了し得る)。本発明の一実施形態によれば、CCMタイムアウトタイマ368は、イグレスサービス区切りモジュール192がCCメッセージタイムアウトを判定する(例えば、PEネットワーク要素150により送信されるCCメッセージのためのCCメッセージタイムアウトを宣言する時間の)前の時間の量を示す。
ブロック612で、イグレスサービス区切りモジュールは、受信されたCCメッセージをキャッシュする。例えば、図3Bを参照すると、イグレスサービス区切りモジュール192は、(例えば追加フィールドと共に)PEネットワーク要素150から受信されたCCメッセージを、CCMデータ構造364内へキャッシュする。次いでフローはブロック614へ進み、ブロック614で、イグレスサービス区切りモジュールは、受信されたCCメッセージのEDNフィールドが設定されているかどうか(例えば、EDNフィールドが1の値を有するかどうか)判定する。EDNフィールドが1の値を有する場合、フローはブロック616へ進み、ブロック616で、イグレスサービス区切りモジュール192はCCM送信タイマを停止し(例えば、CCMモジュール370はCCM送信タイマ366を停止する)、当該CCメッセージと関連付けられたトランザクションのためのCCメッセージを送信しない。よって、例えば図2を参照すると、PEネットワーク要素160は、MEP112のためにPEネットワーク要素150から、1の値を有するEDNフィールド及びPEネットワーク要素150を一意に識別するトランザクション識別子を含むCCメッセージを受信すると、CEネットワーク要素130へ、PEネットワーク要素150からのMEP112のためのCCメッセージを送信しない。
EDNフィールドが設定されていない(例えば、EDNフィールドが0の値を有する)場合、フローはブロック618へ進む。ブロック618で、本発明の一実施形態では、繰り返しカウンタがCCメッセージ内の繰り返しカウント値に設定される。本発明の代替の実施形態では、キャッシュされた(例えばブロック612の動作時にキャッシュされた)CCメッセージの繰り返しカウントフィールドが繰り返しカウンタとして使用される。フローはブロック618からブロック620へ進む。
ブロック620で、CCメッセージに含まれる周期レートに従って、CCM送信タイマが構成される。例えば、図3Bを参照すると、CCMモジュール370は、CCメッセージに含まれる周期レート(例えばR1)に従ってCCM送信タイマ366を構成する。フローはブロック622へ進む。ブロック622で、CCM送信タイマが満了したかどうかが判定される。例えば、図3Bを参照すると、CCMモジュール370は、CCM送信タイマ366が満了したかどうか判定する。CCM送信タイマが満了した場合、フローはブロック624へ進む。CCM送信タイマが満了していない場合、フローは622に戻る。
ブロック624で、キャッシュされたCCMメッセージが通し番号を含むかどうかが判定される。例えば、図3Bを参照すると、CCMモジュール370は、CCMデータ構造364にアクセスして、MEPと関連付けられた最新のキャッシュされたCCメッセージが通し番号を含むかどうか判定する。キャッシュされたCCメッセージが通し番号を含む場合、フローはブロック626へ進む。しかし、キャッシュされたCCメッセージが通し番号を含まない場合、フローはブロック628へ進む。ブロック626で、通し番号がインクリメントされ、キャッシュされたメッセージは、インクリメントされた通し番号を反映するように更新される。フローはブロック626からブロック628へ進む。
ブロック628で、キャッシュからCCメッセージが生成され、メッセージから余分なフィールド(例えば、ファイルされたEDN、繰り返しカウントフィールド、及びトランザクション識別子フィールド)が切り離される。キャッシュされたメッセージが通し番号を含む場合、生成されるCCメッセージはその通し番号を含む。フローはブロック628からブロック630へ進み、ブロック630で、生成されたCCメッセージが送信される。例えば、図3Bを参照すると、CMモジュール370は、CCMデータ構造364にアクセスし、余分なフィールドなしのCCメッセージを生成し、生成されたCCメッセージをトランスポートモジュール193に渡す。トランスポートモジュール193は、付属回路(例えば付属回路174)のために必要なカプセル化を追加し、追加処理を行い、生成されたCCメッセージをCEネットワーク要素130へ送信する。フローはブロック630からブロック632へ進む。
ブロック632で、繰り返しカウンタがデクリメントされる。例えば、本発明の一実施形態では、CCMモジュール370は、各CCメッセージを送信すると、繰り返しカウントフィールドの値を1デクリメントする。フローはブロック634へ進み、ブロック634で、繰り返しカウンタが0より大きいかどうかが判定される。例えば、CCMモジュール370は、繰り返しカウンタが0より大きいかどうか判定する。繰り返しカウンタが0より大きくない場合、フローはブロック636へ進み、ブロック636で、代替の措置が取られる(例えば、PEネットワーク要素160がCCメッセージタイムアウトを判定する、PEネットワーク要素160が繰り返しカウンタを再調整するなど)。繰り返しカウンタが0より大きい場合、フローは622に戻る。よって、例えば、(受信されたCCメッセージの繰り返しカウントフィールドで示される)繰り返しカウントの回数にわたり、PEネットワーク要素160は、(サービスインスタンス125のために)MEP132へCCメッセージを、元の周期レート(例えばレートR1)で送信する。ブロック622〜636の動作の間にいつでも、イグレスサービス区切りモジュール192は、ブロック622〜636の動作を指定変更する設定されたEDNフィールド(例えば1のファイルされたEDN)を有するCCメッセージを受信し得ることに留意すべきである。言い換えると、特定のMEP及び特定のイングレスサービス区切りモジュールと関連付けられた1のEDNフィールドを有するCCメッセージは、イグレスサービス区切りモジュールをトリガして、当該のMEP及びイングレスサービス区切りモジュールのためのCCメッセージの送信を停止させる。
以上では、本発明の実施形態を、VPLSネットワークとの関連で説明したが、本発明の代替の実施形態では、異なるネットワーク(例えば、標準イーサネットネットワーク、プロバイダバックボーンネットワークなど)が使用され得る。加えて、以上では、本発明の実施形態は、イーサネットサービスプロバイダネットワークを介して送信されるCCメッセージの周期レートの低減を説明したが、本発明の代替の実施形態では、イーサネットカスタマネットワーク内の(例えばLAN内の)CCメッセージの周期レートが低減され得る。加えて、以上では、CCメッセージ(例えば802.1agCCメッセージ)の送信レートの低減を伴う本発明の実施形態を説明したが、本明細書で説明する本発明の実施形態は、異なる種類のメッセージ(例えば、他のキープアライブメッセージ、制御メッセージ、OAM(operations, administration, and
maintenance)メッセージなど)の送信レートを低減するためにも使用され得る。
CEネットワーク要素130及び140は、MEP132及び142を介して、それぞれMEP112及び122へCCメッセージを送信することを理解すべきである。加えて、PEネットワーク要素160はイングレスサービス区切りモジュールをサポートし、PEネットワーク要素150はイグレスサービス区切りモジュールをサポートする。
加えて、本発明の一実施形態では、PEネットワーク要素150とPEネットワーク要素160とは、低減された周期レート及びCCメッセージへの追加フィールドをサポートすることに同意している。例えば、本発明のいくつかの実施形態では、これらの機能は、(例えば、LDP(Label Distribution Protocol)、GMPLSなどを介して)シグナリングされる。本発明の別の実施形態では、PEネットワーク要素150及びPEネットワーク要素160をサポートするネットワーク管理者が、各PEネットワーク要素を、低減された周期レート及びCCメッセージへの追加フィールドをサポートするように構成する。
各図の流れ図では、本発明のいくつかの実施形態により行われる動作の特定の順序が図示されているが、そのような順序は例示である(例えば、代替の実施形態では、別の順序でそれらの動作を行い、いくつかの動作を組み合わせ、いくつかの動作を重ね合わせてもよい)ことを理解すべきである。
以上では、本発明を、いくつかの実施形態に関して説明したが、本発明は、前述の実施形態だけに限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲の趣旨及び範囲内の改変及び変更を伴って実施することもできることを当業者は理解するであろう。よって、以上の説明は、限定ではなく例示とみなされるべきである。

Claims (20)

  1. プロバイダネットワーク内で送信されるCC(接続性確認)メッセージの数を低減するための方法であって、
    第1のカスタマネットワーク要素は、前記プロバイダネットワークを介して第2のカスタマネットワーク要素とカップリングされ、
    前記プロバイダネットワークは、第2のサービスプロバイダネットワーク要素とカップリングされる第1のサービスプロバイダネットワーク要素を含み、
    前記方法は、
    前記第1のサービスプロバイダネットワーク要素において、前記第2のカスタマネットワーク要素を宛て先とするCCメッセージを前記第1のカスタマネットワーク要素から第1の周期レートで受信することと;
    前記第1のサービスプロバイダネットワーク要素上のCCMデータ構造内に、受信された前記CCメッセージを記憶することと;
    前記第1の周期レートを低減して、前記第1の周期レートよりも小さい第2の周期レートを生成することと;
    前記プロバイダネットワークを介して、前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素へ前記第2の周期レートでCCメッセージを送信することと;
    を含む、方法。
  2. 前記CCメッセージを前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素へ送信する前に、前記CCメッセージに繰り返しカウント値を追加することと;
    前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素上のCCMデータ構造内に、前記第1のサービスプロバイダネットワーク要素から送信され受信された前記CCメッセージを記憶することと;
    前記繰り返しカウント値に等しい数のCCメッセージを、前記第2のカスタマネットワーク要素へ前記第1の周期レートで送信することと;
    をさらに含む、請求項1の方法。
  3. 前記第1のカスタマネットワーク要素が前記第1の周期レートの時間にCCメッセージを送信しなかったことを検知することと;
    前記第1のカスタマネットワーク要素から過去に受信されたCCメッセージの記憶されたバージョンを取得することと;
    記憶された前記CCメッセージに明示的ダウン通知フィールドを追加し、前記第1のサービスプロバイダネットワーク要素が前記第1のカスタマネットワーク要素からのCCメッセージの受信を停止したことを示すように、前記明示的ダウン通知フィールドを設定することと;
    記憶された前記CCメッセージにトランザクション識別子フィールドを追加し、前記第1のサービスプロバイダネットワーク要素を一意に識別する値を前記トランザクション識別子フィールドに設定することと;
    記憶された前記CCメッセージ及び設定された前記明示的ダウン通知フィールドから明示的ダウンCCメッセージを生成することと;
    前記プロバイダネットワーク上で、前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素へ前記明示的ダウンCCメッセージを送信することと;
    をさらに含む、請求項1の方法。
  4. 前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素において、前記明示的ダウンCCメッセージを受信することと;
    前記第2のカスタマネットワーク要素へのCCメッセージの送信を停止することと;
    をさらに含む、請求項3の方法。
  5. 前記第1のカスタマネットワーク要素は、第3のサービスプロバイダネットワーク要素とデュアルホーム接続され、
    前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素は前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素とカップリングされ、
    前記方法は、
    前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素において、前記第2のカスタマネットワーク要素を宛て先とするCCメッセージを前記第1のカスタマネットワーク要素から前記第1の周期レートで受信することと;
    前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素上のCCMデータ構造内に、受信された前記CCメッセージを記憶することと;
    前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素上の前記CCMデータ構造内の記憶された前記CCメッセージに、繰り返しカウント値を追加することと;
    前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素上の前記CCMデータ構造内の記憶された前記CCメッセージにトランザクション識別子フィールドを追加し、前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素を一意に識別する値を前記トランザクション識別子フィールドに設定することと;
    前記第1の周期レートを低減して、前記第1の周期レートよりも小さい第2の周期レートを生成することと;
    前記プロバイダネットワーク上で、前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素へ前記第2の周期レートで、前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素を一意に識別するトランザクション識別子及び前記繰り返しカウント値をそれぞれが含むCCメッセージを送信することと;
    をさらに含む、請求項4の方法。
  6. 前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素により送信された前記CCメッセージを受信することと;
    前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素上のCCMデータ構造内に、前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素から送信され受信された前記CCメッセージを記憶することと;
    前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素から受信された前記CCメッセージに基づく、前記繰り返しカウント値に等しい数のCCメッセージを、前記第2のカスタマネットワーク要素へ前記第1の周期レートで送信することと;
    をさらに含む、請求項5の方法。
  7. プロバイダネットワーク内で送信されるCC(接続性確認)メッセージの数を低減するためのサービスプロバイダネットワーク要素であって、
    CCメッセージを第1のカスタマネットワーク要素から第1の周期レートで受信し、CCMデータ構造内に前記CCメッセージを記憶し、さらに、前記第1の周期レートを低減して、前記第1の周期レートよりも小さい第2の周期レートを生成するためのCCMモジュールと;
    前記CCMモジュールとカップリングされる、前記CCMデータ構造を記憶するためのメモリと;
    を含む、イングレスサービス区切りモジュールと;
    前記イングレスサービス区切りモジュールとカップリングされる、異なるサービスプロバイダネットワーク要素へ前記第2の周期レートで前記CCメッセージを送信するためのトランスポートモジュールと;
    を備える、サービスプロバイダネットワーク要素。
  8. 前記CCMモジュールは、さらに、前記CCMデータ構造内の前記CCメッセージに繰り返しカウント値を追加するためのものであり、
    前記異なるサービスプロバイダネットワーク要素へ送信される前記CCメッセージは、前記繰り返しカウント値を含む、
    請求項7のサービスプロバイダネットワーク要素。
  9. 前記CCMモジュールは、さらに、前記第1のカスタマネットワーク要素からのCCメッセージの受信がCCMタイムアウトタイマを超えるかどうか判定するためのものであり、
    前記CCMモジュールは、さらに、明示的ダウン通知フィールドを追加し、前記CCMタイムアウトタイマが満了したかどうか示すように、前記明示的ダウン通知フィールドの値を設定するためのものである、
    請求項7のサービスプロバイダネットワーク要素。
  10. 前記第2の周期レートは、ネットワーク管理者により設定される、
    請求項7のサービスプロバイダネットワーク要素。
  11. CC(接続性確認)メッセージを処理するためのサービスプロバイダネットワーク要素であって、
    別のサービス提供ネットワーク要素から送信される、それぞれが第1の周期レート及び繰り返しカウント値を含み、それぞれが前記第1の周期レートより低い第2の周期レートで受信されるCCメッセージを受信し、CCMデータ構造内に前記CCメッセージを記憶し、さらに、前記CCMデータ構造からある数のCCメッセージを生成し、前記生成されるCCメッセージを、前記第1の周期レートで送信させるためのCCMモジュールと;
    前記CCMデータ構造を記憶するための前記CCMモジュールとカップリングされるメモリと;
    を含む、イグレスサービス区切りモジュールと;
    前記イグレスサービス区切りモジュールとカップリングされる、生成される前記CCメッセージをカスタマネットワーク要素へ送信するためのトランスポートモジュールと;
    を備える、サービスプロバイダネットワーク要素。
  12. 前記CCMモジュールは、さらに、受信されるCCメッセージが明示的ダウン通知を含むと判定される場合、前記カスタマネットワーク要素への生成される前記CCメッセージの送信を停止するためのものである、
    請求項11のサービスプロバイダネットワーク要素。
  13. 前記CCMモジュールは、さらに、受信される各CCメッセージに含まれるトランザクション識別子に基づき、異なる発信元から受信されるCCメッセージの処理を区別するためのものである、
    請求項11のサービスプロバイダネットワーク要素。
  14. 生成されるCCメッセージの前記数は前記繰り返しカウント値に等しい、
    請求項11のサービスプロバイダネットワーク要素。
  15. プロセッサにより実行された場合、前記プロセッサに、プロバイダネットワーク内で送信されるCC(接続性確認)メッセージの数を低減するための動作を行わせる命令を提供する機械可読記憶媒体であって、
    第1のカスタマネットワーク要素は、前記プロバイダネットワークを介して第2のカスタマネットワーク要素とカップリングされ、
    前記プロバイダネットワークは、第2のサービスプロバイダネットワーク要素とカップリングされる第1のサービスプロバイダネットワーク要素を含み、
    前記命令が、
    前記第1のサービスプロバイダネットワーク要素において、前記第2のカスタマネットワーク要素を宛て先とするCCメッセージを前記第1のカスタマネットワーク要素から第1の周期レートで受信することと;
    前記第1のサービスプロバイダネットワーク要素上のCCMデータ構造内に、受信された前記CCメッセージを記憶することと;
    前記第1の周期レートを低減して、前記第1の周期レートよりも小さい第2の周期レートを生成することと;
    前記プロバイダネットワークを介して、前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素へ前記第2の周期レートでCCメッセージを送信することと;
    を含む、機械可読記憶媒体。
  16. 前記命令が、
    前記CCメッセージを前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素へ送信する前に、前記CCメッセージに繰り返しカウント値を追加することと;
    前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素上のCCMデータ構造内に、前記第1のサービスプロバイダネットワーク要素から送信され受信された前記CCメッセージを記憶することと;
    前記繰り返しカウント値に等しい数のCCメッセージを、前記第2のカスタマネットワーク要素へ前記第1の周期レートで送信することと;
    をさらに含む、請求項15の機械可読記憶媒体。
  17. 前記第1のカスタマネットワーク要素が前記第1の周期レートの時間にCCメッセージを送信しなかったことを検知することと;
    前記第1のカスタマネットワーク要素から過去に受信されたCCメッセージの記憶されたバージョンを取得することと;
    記憶された前記CCメッセージに明示的ダウン通知フィールドを追加し、前記第1のサービスプロバイダネットワーク要素が前記第1のカスタマネットワーク要素からのCCメッセージの受信を停止したことを示すように、前記明示的ダウン通知フィールドを設定することと;
    記憶された前記CCメッセージにトランザクション識別子フィールドを追加し、前記第1のサービスプロバイダネットワーク要素を一意に識別する値を前記トランザクション識別子フィールドに設定することと;
    記憶された前記CCメッセージ及び設定された前記明示的ダウン通知フィールドから明示的ダウンCCメッセージを生成することと;
    前記プロバイダネットワーク上で、前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素へ前記明示的ダウンCCメッセージを送信することと;
    をさらに含む、請求項15の機械可読記憶媒体。
  18. 前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素において、前記明示的ダウンCCメッセージを受信することと;
    前記第2のカスタマネットワーク要素へのCCメッセージの送信を停止することと;
    をさらに含む、請求項17の機械可読記憶媒体。
  19. 前記第1のカスタマネットワーク要素は、第3のサービスプロバイダネットワーク要素とデュアルホーム接続され、
    前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素は前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素とカップリングされ、
    前記命令は、
    前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素において、前記第2のカスタマネットワーク要素を宛て先とするCCメッセージを前記第1のカスタマネットワーク要素から前記第1の周期レートで受信することと;
    前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素上のCCMデータ構造内に、受信された前記CCメッセージを記憶することと;
    前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素上の前記CCMデータ構造内の記憶された前記CCメッセージに、繰り返しカウント値を追加することと;
    前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素上の前記CCMデータ構造内の記憶された前記CCメッセージにトランザクション識別子フィールドを追加し、前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素を一意に識別する値を前記トランザクション識別子フィールドに設定することと;
    前記第1の周期レートを低減して、前記第1の周期レートよりも小さい第2の周期レートを生成することと;
    前記プロバイダネットワーク上で、前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素へ前記第2の周期レートで、前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素を一意に識別するトランザクション識別子及び前記繰り返しカウント値をそれぞれが含むCCメッセージを送信することと;
    をさらに含む、請求項18の機械可読記憶媒体。
  20. 前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素により送信された前記CCメッセージを受信することと;
    前記第2のサービスプロバイダネットワーク要素上のCCMデータ構造内に、前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素から送信され受信された前記CCメッセージを記憶することと;
    前記第3のサービスプロバイダネットワーク要素から受信された前記CCメッセージに基づく、前記繰り返しカウント値に等しい数のCCメッセージを、前記第2のカスタマネットワーク要素へ前記第1の周期レートで送信することと;
    をさらに含む、請求項19の機械可読記憶媒体。
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