JP5327001B2 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

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Description

本件は通信装置及び通信方法に関する。
Ethernet(登録商標)網を監視する技術として、以下のようなものが標準化されている。1つはITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication standardization sector)勧告Y.1731で、もう1つはIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.1agである。これら2つの監視技術は基本部分を共有しており、ネットワークが正常に接続しているかを監視するメカニズムや、監視パケットのフォーマットなどは共通である。
図16は、Ethernet LINEサービスの接続性を監視する技術について説明する図である。
ここでは、ノード100,101,102,103,104,105が直列に接続されたネットワークの例を示している。ノード100〜105は、たとえば、Ethernet Bridgeのような通信装置である。この例では、監視レベル(MEL)3と監視レベル5の2つの異なる監視レベルをもつ監視区間A,Bが入れ子状に設定されている。
ITU−T勧告Y.1731やIEEE802.1agでは、同じサービスに対して、監視レベルの低い監視区間が、監視レベルの高い監視区間の中に入れ子状、つまり包含されるように設定されることを許容している。監視レベル3の監視区間Bはノード101とノード104との間の接続性を監視しており、監視レベル5の監視区間はノード100とノード105との間の接続性を監視している。
それぞれの監視区間A,Bでは、接続性の監視のためにCCM(Continuity Check Message)と呼ばれる監視パケット110,111を、監視区間の両端に設定されたMEP(Maintenance associating End Point)と呼ばれる監視点から周期的に送出している。図16に示した例では、監視レベル5の監視区間Aにおける監視点は、ノード100とノード105であり、監視レベル3の監視区間Bにおける監視点は、ノード101とノード104である。各監視点は監視パケット110,111が周期的に受信されていることを確認することによって、ネットワークの接続性が保たれているか否かを確認する。
また、各監視点は、あらかじめ意図した監視点からの監視パケットのみを受け取り、意図しない監視点からの監視パケットを受信していないことを確認することによって、サービスが正しく設定され、混線や設定の誤りなどが発生していないことも確認している。
このような監視を複数の監視レベルで実施することができることにより、顧客によるサービスのend−to−endでの監視、サービス提供事業者のedge−to−edgeでの監視が同時にできる。また、サービスを提供する事業者のネットワークが複数のドメインに分かれている場合にはドメインごとの監視や、ノード間のリンクごとの監視なども、同時に同じ技術を利用して実現することができる。
しかし、複数の監視レベルのそれぞれの監視区間で接続性の監視が行われた場合、監視レベルごとに独立の監視パケットが周期的に送出されるために、図16のように、監視領域がオーバーラップする領域では、監視パケットによる帯域の消費が大きくなる。これにより、ネットワークの利用効率が低くなってしまうという問題があった。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、ネットワークの利用効率を向上可能な通信装置及び通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1監視パケットを送出することにより監視区間におけるネットワークの接続性を監視する機能をもつ以下のような通信装置が提供される。
この通信装置は、第1監視区間端に配置され、前記第1監視区間を包含する第2監視区間を監視するための第2監視パケットを受信するパケット受信部と、受信された前記第2監視パケットを保持する監視パケット保持部と、保持された前記第2監視パケットの内容を他の第1監視区間端の通信装置に通知する通知部と、保持された前記第2監視パケットと受信された前記第2監視パケットを比較し、比較結果に基づいて受信された前記第2監視パケットを廃棄する監視パケット処理部と、前記第2監視パケットが廃棄された場合、通知済の前記内容に基づいた前記第2監視パケットを前記第2監視区間端の通信装置に対して送出させる旨の送出要求を含む、第1監視パケットを生成し、前記他の第1監視区間端の前記通信装置に対して送出する監視パケット生成部と、を有する。
また、上記課題を解決するために、第1監視パケットを受信することにより監視区間におけるネットワークの接続性を監視する機能をもつ以下のような通信装置が提供される。
この通信装置は、第1監視区間端に配置され、第1監視区間を包含する第2監視区間を監視するための第2監視パケットの内容を、他の第1監視区間端の通信装置から受信するとともに、前記他の第1監視区間端の前記通信装置から前記第1監視パケットを受信するパケット受信部と、前記第2監視パケットの前記内容を保持する監視パケット保持部と、前記第2監視パケットの送出要求を含む第1監視パケットが受信された場合、保持されている前記内容をもとに前記第2監視パケットを生成し、前記第2監視区間端の通信装置に対して送出する監視パケット生成部と、を有する。
開示の通信装置及び通信方法によれば、監視パケットによる帯域の消費を抑制でき、ネットワークの利用効率を向上できる。
第1の実施の形態に係る通信装置と監視区間の一例を示した図である。 ノード5の一例の構成を示す図である。 ネットワーク構成と監視区間の設定例を示す図である。 第2の実施の形態に係る通信装置の一例の構成を示す図である。 CCMの一例を示す図である。 通知パケットの一例を示す図である。 内側監視区間のCCMの例である。 外側監視区間のCCMを保持する際の通信装置の処理の流れを示すフローチャートである。 内側監視区間のCCMの送出時の通信装置の処理の流れを示すフローチャートである。 内側監視区間のCCMの受信時の通信装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態の通信装置による効果を示す図である。 外側監視区間のCCMを保持する際の通信装置の処理の変形例を示すフローチャートである。 CCMの送出時の通信装置の処理の流れを示すフローチャートである。 差分情報を含む内側監視区間のCCMの一例を示す図である。 内側監視区間のCCMの受信時の通信装置の処理の流れを示すフローチャートである。 Ethernet LINEサービスの接続性を監視する技術について説明する図である。
以下、実施の形態に係る通信装置及び通信方法を、図面を参照しつつ説明する。
ネットワークの接続性を監視する監視パケットは、たとえば、ITU−T勧告Y.1731などでは、少なくとも97bytesの長さがある。監視周期が最も短い3.3msであった場合を仮定すると、監視パケットで消費される帯域幅は監視区間1つあたりおよそ230kbytesになる。サービストラフィックが大きな帯域を持っている場合には、監視トラフィックの帯域は全体の帯域に対してさほど大きくないので無視できるといえる。ただし、サービストラフィックがたとえばVoIP(Voice over Internet Protocol)のように帯域のように小さいものである場合、監視トラフィックの帯域は全体の帯域に対して無視できない割合を占めることになる。さらに、VoIPの場合にはパケット断のような障害に対して敏感であり、高速な断検出が望まれるため、短い周期で監視パケットを送出する必要がある。このようなケースで、複数の監視区間がオーバーラップすると、オーバーラップした部分では帯域の利用効率が悪くなってしまうことが考えられる。
以下に示す第1の実施の形態の通信装置は、この問題を解決するものである。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る通信装置と監視区間の一例を示した図である。なお、図1では、複数直列で接続されたノード(通信装置)1,2,3,4,5,6を図示している。
ノード1〜6は、たとえば、Ethernet Bridgeなどである。
図1の例では、ノード1〜6を流れるサービストラフィックに対して、第1監視レベルの第1監視区間と、第2監視レベルの第2監視区間が入れ子状に設定されている。つまり、第1監視区間が第2監視区間に包含されている。なお、図1の例では、第1監視区間はノード2とノード5の間に設定され、第2監視区間はノード1とノード6の間に設定されている。
各監視区間端のノード1,2,5,6は、各監視レベルの監視パケットを各監視レベルに対応した監視区間ごと独立に、周期的に送出し受信することによりネットワークの接続性を監視する機能をもつ。監視パケットは、サービスの混線や監視点の設定誤りを見つけるために、多くの識別情報や設定情報を含んでいる。このため、サービスの混線などにより予期しない監視点からの監視パケットが流れ込んでこない限り、監視パケットは周期的にほぼ同じ内容となる。
以下では、内側の第1監視区間端のノード2の構成を説明するが、反対側の第1監視区間端ノード5が同様の構成を有していてもよい。
ノード2で示される通信装置はパケット受信部2a、監視パケット保持部2b、通知部2c、監視パケット処理部2d、及び監視パケット生成部2eを有している。
パケット受信部2aは第2監視区間を監視する第2監視レベルの監視パケット10を受信する。
監視パケット保持部2bは受信された第2監視レベルの監視パケット10を保持する。
通知部2cは保持された監視パケット10の内容を反対側の第1監視区間端のノード5に通知する。具体的には、たとえば、監視パケット10の内容を含むパケットを生成して、ノード5に送出する。
監視パケット処理部2dは、監視パケット保持部2bによって保持された監視パケット10と、パケット受信部2aにて、たとえば、周期的に受信される第2監視区間の監視パケットを比較する。そして、監視パケット処理部2dは、比較結果に基づいて受信された監視パケットを廃棄する。たとえば、監視パケット処理部2dは、保持されている監視パケットの内容と同一である監視パケットが受信された場合、受信された監視パケットを廃棄する。
また、受信された監視パケットの内容が保持された監視パケット10の内容と異なる場合、監視パケット処理部2dは、受信された監視パケットをそのまま下流側のノード3に転送する。
監視パケット生成部2eは第1監視レベルの監視パケット11を生成し、監視パケット11を第1監視区間端のノード5に対して送出する。さらに、監視パケット生成部2eは、監視パケット処理部2dにて監視パケットが廃棄された場合、ノード5に対して、第2監視レベルの監視パケットを第2監視区間端のノード6に送信させる旨の送出要求を含む監視パケット11を生成する。
図2は、ノード5の一例の構成を示す図である。
ノード5はパケット受信部5a、監視パケット保持部5b及び監視パケット生成部5cを有している。
パケット受信部5aは第2監視レベルの監視パケット10の内容を受信する。また、パケット受信部5aは第1監視レベルの監視パケット11を受信する。
監視パケット保持部5bはノード2から通知された第2監視レベルの監視パケット10の内容を保持する。
監視パケット生成部5cは受信された監視パケット11に、第2監視レベルの監視パケットの送出要求が含まれている場合、保持されている第2監視レベルの監視パケット10の内容をもとに、第2監視レベルの監視パケットを生成する。そして、生成した監視パケットを、第2監視区間端のノード6に対して送出する。
なお、図2で示したような構成を、反対側の第1監視区間端のノード2が有していてもよい。
以下、図1及び図2で示したノード2,5の動作を説明する。
ノード2のパケット受信部2aが第2監視区間端のノード1から第2監視レベルの監視パケット10を受信すると、監視パケット保持部2bは監視パケット10を保持する。そして通知部2cは保持された監視パケット10の内容をノード5に通知する。ノード5の監視パケット保持部5bは受信された監視パケット10の内容を保持する。
ノード1からは周期的に第2監視レベルの監視パケットが送出され、ノード2のパケット受信部2aはこれを受信する。このとき、監視パケット処理部2dは監視パケット保持部2bに保持されている監視パケット10と、受信された監視パケットとを比較する。ここで、たとえば、両者の内容が同一ならば、監視パケット処理部2dは受信された監視パケットを廃棄する。両者が異なる場合には、受信された第2監視レベルの監視パケットを、図示しない送信部にてそのまま下流側のノード3に転送する。
監視パケット処理部2dにて監視パケットが廃棄された場合、監視パケット生成部2eはノード5に対して、通知済みの内容に応じた監視パケットを第2監視区間端のノード6に送信させる旨の送出要求を含む監視パケット11を生成して送出する。ノード5のパケット受信部5aが、監視パケットの送出要求を含む監視パケット11を受信すると、監視パケット生成部5cは監視パケット保持部5bにて保持されている監視パケット10の内容をもとに、第2監視レベルの監視パケットを生成する。そして、監視パケット生成部5cは第2監視区間端のノード6に対して、生成した監視パケットを送出する。
上記のように、ノード2で示される通信装置は、自身が監視区間端となっている第1監視区間を包含する第2監視区間における監視パケットを受信した場合、それを保持し、監視パケットの内容を予め第2監視区間端のノード5に通知しておく。そして、通信装置は保持しておいた監視パケットと同じものを再度受信した場合、受信した監視パケットを廃棄して、通知済の監視パケットの内容に応じた監視パケットの送出要求を第1監視レベルの監視パケット11に含めてノード5に通知する。
これにより、監視区間が重なる複数の監視レベルが設定されていても、同一内容の監視パケットが何度も2重に流れることを抑制でき、より多くの帯域をサービストラフィックに利用することができるようになる。このため、ネットワークの利用効率を向上できる。
なお、上記では図1,図2中の左側から右側のノード1〜6の監視パケットの流れのみ説明したが、逆方向に流れる監視パケットについても同様に処理可能である。その場合、第1監視区間端のノード5が図1で示したノード2の各構成を有し、ノード2が図2で示したノード5の各構成を有するようにすることで実現可能である。
また、上記では、監視パケット処理部2dは予め保持された監視パケット10と同一内容の監視パケットが受信された場合に、受信された監視パケットを廃棄するとしたが、これに限定されない。たとえば、監視パケット処理部2dは、受信された監視パケットが予め保持された監視パケット10と完全に同一でなくても、予め指定した項目が同一であれば、廃棄するようにしてもよい(詳細は後述する)。
次に、第2の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
(第2の実施の形態)
図3は、ネットワーク構成と監視区間の設定例を示す図である。
図3では、ノード20,21,22,23,24,25が直列に接続されたネットワークの例が示されている。ノード20〜25は、たとえば、Ethernet Bridgeのような通信装置である。この例では、監視レベル(MEL)3と監視レベル5の2つの異なる監視レベルをもつ監視区間A,Bが設定されている。それぞれの監視区間A,Bでは、接続性監視のための監視パケットであるCCM30,31を、監視区間の両端に設定されたMEPと呼ばれる監視点から周期的に送出している。
図3に示した例では、監視レベル5の監視区間Aにおける監視点はノード20とノード25であり、監視レベル3の監視区間Bにおける監視点はノード21とノード24である。各監視点はCCM30,31が周期的に受信されていることを確認することによってネットワークの接続性が保たれていることを確認する。
上記のようなネットワーク構成において、監視区間B(以下内側監視区間という場合もある)の両端のノード21,24は、たとえば、以下のような構成を有する通信装置である。
図4は、第2の実施の形態に係る通信装置の一例の構成を示す図である。
第2の実施の形態に係る通信装置40はパケット受信部41、外側監視パケット保持部42、通知パケット生成部43、外側監視パケット処理部44、内側監視パケット生成部45及びパケット送信部46を有している。さらに、通信装置40はパケット受信部47、外側監視パケット保持部48、外側監視パケット生成部49及びパケット送信部50を有している。
パケット受信部41は図1で示したパケット受信部2aの機能を有しており、外側監視区間(図3で示した例の場合、監視区間A)のノードからのパケットを受信する。パケット受信部41は、たとえば、受信したパケット群の中から、外側監視区間のCCMを検出して抽出する。
図5は、CCMの一例を示す図である。
この中で、MEGID(Maintenance entity group identification)、MEPID(MEG end point ID)、MEL(MEG level)、periodなどのフィールドは、混線などの障害が行っていない定常状態では周期的に送られるCCM間で同じ値となる。
Sequence Numberや、TxFCf、RxFCb、TxFCbなどのフィールドはオプションであり、利用される場合には定常状態でも受信されるフレームごとに異なる値をもつ。
なお、図5のフォーマットの各項目については非特許文献1,2に詳細に記載されており、ここでは説明を省略する。
外側監視パケット保持部42は図1で示した監視パケット保持部2bの機能を有しており、受信されたCCMを保持する。ただし、混線などにより予期しない監視点からのCCMが混入している状況ではCCMの内容は一致しないので、外側監視パケット保持部42は、定常状態になってから保持するCCMを確定する。たとえば、外側監視パケット保持部42は、図3で示した監視レベル5のCCM30が、CCM中のperiodで示される周期で、所定回数、連続して同じ内容であった場合に、保持するCCMを確定する。
通知パケット生成部43は図1で示した通知部2cの機能を有しており、外側監視パケット保持部42で保持が確定されたCCMの内容を、内側監視区間の他端のノードに通知する通知パケットを生成して送出する。
図6は、通知パケットの一例を示す図である。
図のように、通知パケットは保持された外側監視区間のCCMの内容と、通知パケットヘッダを有している。通知パケットヘッダには、送信元のノードのアドレスや通知パケットの宛先である内側監視区間の他端のノードのアドレスなどが格納されている。
外側監視パケット処理部44は図1で示した監視パケット処理部2dの機能を有し、外側監視パケット保持部42で保持されたCCMと、パケット受信部41で検出されたCCMとを比較する。そして、両者が同じであれば外側監視パケット処理部44は受信されたCCMを廃棄し、その旨を内側監視パケット生成部45に通知する。保持されたCCMと受信されたCCMとが異なる場合には、外側監視パケット処理部44は受信されたCCMを廃棄せずにパケット送信部46に送る。
内側監視パケット生成部45は図1で示した監視パケット生成部2eの機能を有し、外側監視パケット処理部44からの指示に従って、内側監視区間のCCMを生成する。内側監視パケット生成部45は、外側監視パケット処理部44にてCCMが廃棄された場合には、内側監視区間の他端のノードに保持されているCCMを送出させる旨の送出要求情報を含む、内側監視区間のCCMを生成する。
図7は、内側監視区間のCCMの例である。
ここでは、外側監視区間のCCMの送出要求情報を含んだ内側監視区間のCCMが示されている。
内側監視パケット生成部45は、図7で示したようなCCMを生成するとともに、内側監視区間のCCMのperiodで指定されている周期が経過すると、外側監視区間のCCMの送出要求情報を含まないCCMを生成する。
パケット送信部46は、パケット受信部41で受信したサービストラフィックのパケットや外側監視パケット処理部44から送出されるCCMまたは内側監視区間のCCMなどを多重化し送信先に送信する。
パケット受信部47は図2で示したパケット受信部5aの機能を有し、内側監視区間のノードからのパケットを受信する。パケット受信部41は、たとえば、受信したパケット群の中から、前述した通知パケットや内側監視区間のCCMを検出して抽出する。また、パケット受信部47は、受信した内側監視区間のCCMに、外側監視区間のCCMの送出要求が含まれているかを確認し、もし送出要求があれば、外側監視パケット生成部49に対して外側監視区間のCCMの生成を要求する。
外側監視パケット保持部48は図2で示した監視パケット保持部5bの機能を有し、パケット受信部47で通知パケットが受信された場合、通知パケットに含まれる外側監視区間のCCMの内容を保持する。
外側監視パケット生成部49は図2で示した監視パケット生成部5cの機能を有し、パケット受信部47でCCMの送出要求を含んだ内側監視区間のCCMが検出された場合、外側監視パケット保持部48で保持されているCCMの内容をもとに、外側監視区間のCCMを生成する。
パケット送信部50は、パケット受信部47で受信した外側監視区間のCCMまたは外側監視パケット生成部49にて生成されたCCMなどを、サービストラフィックなどの他のパケットと多重化して外側監視区間のノードに送信する。
以上の各構成は、たとえば、ネットワークプロセッサ、CPU(Central Processing Unit)、通信インターフェース、メモリなどによって実現される。
次に、通信装置40の動作を説明する。
図8は、外側監視区間のCCMを保持する際の通信装置の処理の流れを示すフローチャートである。
なお、以下では、まずCCMのオプションのフィールドを利用しない場合について説明する。
[ステップS1]外側監視パケット保持部42は、たとえば、CCMの保持を完了しているか否かを示すフラグ“キャプチャ”を“未”とする。さらに、外側監視パケット保持部42は、CCM中のperiodで示される周期で受信されたCCMの内容が、連続して一致した回数を示す図示しない一致カウンタを内蔵しており、ステップS1の処理ではその一致カウンタの値を“0”に初期化する。
[ステップS2]次に、パケット受信部41は外側監視区間のCCMを検出したか否かを判定する。たとえば、図3で示したようなネットワーク構成において、ノード21におけるパケット受信部41は、外側監視区間である監視レベル5の監視区間AのCCM30を検出したか否かを判定する。
外側監視区間のCCMが検出されない場合には、CCMが検出されるまでステップS2の処理が繰り返され、CCMが検出されるとステップS3の処理が実行される。
[ステップS3]CCMが検出された場合、外側監視パケット保持部42は検出されたCCMを保持するとともに、一致カウンタの値をインクリメントする。
[ステップS4]その後、再びパケット受信部41は外側監視区間のCCMが検出されたか判定し、CCMが検出されない場合には、CCMが検出されるまでステップS4の処理を繰り返す。CCMが検出されるとステップS5の処理が実行される。
[ステップS5]CCMが検出された場合、外側監視パケット処理部44は、検出されたCCMと外側監視パケット保持部42に保持されているCCMとを比較する。
[ステップS6]外側監視パケット処理部44は、比較の結果、両者のCCMの内容が同一か否かを判定する。ここで、両者のCCMの内容が同一でなければ、外側監視パケット保持部42に再びステップS1の処理を行わせ、ステップS6までの処理が繰り返される。両者のCCMの内容が同一である場合、ステップS7の処理が実行される。
[ステップS7]検出されたCCMと保持されているCCMが同一であった場合、外側監視パケット保持部42は、一致カウンタの値をインクリメントする。
[ステップS8]そして、外側監視パケット保持部42は一致カウンタが“3”に達しているか否かを判定し、3回に達していない場合には、パケット受信部41によるステップS4からの処理を繰り返させる。3回に達した場合には、ステップS9の処理が実行される。
[ステップS9]一致カウンタの値が“3”に達した場合、外側監視パケット保持部42はフラグ“キャプチャ”を“済”として、保持するCCMを確定する。さらに、外側監視パケット保持部42は通知パケット生成部43に対して通知パケットの生成要求を行う。これにより、通知パケット生成部43は、保持された外側監視区間のCCMの内容をもとに、図6で示したような通知パケットを生成し、パケット送信部46を介して通知パケットを内側監視区間の他端のノードに送出する。送出された通知パケットは、内側監視区間の他端のノードの外側監視パケット保持部48にて保持される。
たとえば、図3に示したようなネットワーク構成において、ノード21における通知パケット生成部43は内側監視区間である監視レベル3の監視区間Bの端(監視点)であるノード24に対して、通知パケットを送出する。ノード24のパケット受信部47によって受信され抽出された通知パケットは、外側監視パケット保持部48によって保持される。
なお、図8で示した例では、同一の外部監視区間のCCMが3回受信された場合に、保持するCCMを確定する場合について説明した。しかし、この回数に限定されるものではなく、たとえば、2回または4回以上受信された場合に、外側監視パケット保持部42が保持するCCMを確定するようにしてもよい。
次に、CCMの送出時の通信装置40の動作を説明する。
図9は、内側監視区間のCCMの送出時の通信装置の処理の流れを示すフローチャートである。
[ステップS10]内側監視パケット生成部45は、内側監視区間のCCMの送出タイミングを決定する図示しない送出タイマを、内側監視区間の監視周期(前述のperiod)に初期化する。送出タイマの値は、たとえば、時間の経過とともに0に近づき、内側監視区間の監視周期が経過すると0になる。
[ステップS11]次に、パケット受信部41は上流から外側監視区間のCCMを検出したか否かを判定する。たとえば、図3で示したようなネットワーク構成において、ノード21におけるパケット受信部41は、外側監視区間である監視レベル5の監視区間AのCCM30を検出したか否か判定する。
ここで、パケット受信部41がCCMを検出した場合にはステップS12の処理が実行され、CCMを検出しない場合にはステップS18の処理が実行される。
[ステップS12]外側監視パケット処理部44は、外側監視パケット保持部42にキャプチャ済のCCM(保持が確定されているCCM)があるか否かを判定する。ここで、外側監視パケット保持部42にキャプチャ済のCCMがある場合にはステップS13の処理が実行され、キャプチャ済のCCMがない場合には、ステップS11からの処理が繰り返される。
[ステップS13]外側監視パケット処理部44は、パケット受信部41で検出されたCCMと、外側監視パケット保持部42で保持されているCCMとを比較する。
[ステップS14]外側監視パケット処理部44は、比較の結果、両者のCCMの内容が同一か否かを判定する。ここで、両者のCCMの内容が同一の場合にはステップS15の処理が実行され、異なる場合にはステップS17の処理が実行される。
[ステップS15]外側監視パケット処理部44は、両者のCCMの内容が同一の場合には、パケット受信部41にて検出された外側監視区間のCCMを廃棄する。
[ステップS16]外側監視区間のCCMが廃棄されると、内側監視パケット生成部45は、たとえば、図7で示したような、外側監視区間のCCMの送出要求情報を含む内側監視区間のCCMを生成し、パケット送信部46を介して下流側に送出する。たとえば、図3で示したようなネットワーク構成において、ノード21における内側監視パケット生成部45は、生成したCCMを、パケット送信部46を介してノード24宛てに送出する。その後、ステップS10からの処理が繰り返される。
[ステップS17]ステップS14の処理で、検出されたCCMと保持されているCCMとが異なると判定された場合、外側監視パケット処理部44は検出された外側監視領域のCCMを、パケット送信部46を介してそのまま下流側に送出する。たとえば、図3で示したようなネットワーク構成において、ノード21における外側監視パケット処理部44は検出された外側監視領域のCCMを、パケット送信部46を介してノード24宛てに送出する。その後、ステップS11からの処理が繰り返される。
[ステップS18]ステップS11の処理で、上流からの外側監視区間のCCMが検出されない場合、内側監視パケット生成部45は、図示しない送出タイマが終了したか否かを判定する。具体的には、内側監視パケット生成部45は送出タイマの値が0になって、ステップS10の処理で設定した内側監視区間の監視周期が経過したか否かを判定する。
ここで、送出タイマが終了していない場合には、ステップS11からの処理が繰り返され、送出タイマが終了した場合にはステップS19の処理が実行される。
[ステップS19]内側監視区間の監視周期が経過した場合、内側監視パケット生成部45は、外側監視区間のCCMの送出要求情報を含まない内側監視区間のCCMを生成し、それを、パケット送信部46を介して下流側に送出する。たとえば、図3で示したようなネットワーク構成において、ノード21における内側監視パケット生成部45は、生成したCCMを、パケット送信部46を介してノード24宛てに送出する。その後、ステップS10からの処理が繰り返される。
次に、内側監視区間のCCMの受信時の通信装置40の動作を説明する。
図10は、内側監視区間のCCMの受信時の通信装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下の動作は、たとえば、図3で示したネットワーク構成において、監視区間B端のノード24の動作である。
[ステップS20]まず、通信装置40のパケット受信部47は、上流から内側監視区間のCCMを受信したか否かを判定する。たとえば、図3で示したようなネットワーク構成において、ノード24におけるパケット受信部47は、内側監視区間である監視レベル3の監視区間BのCCM31を受信したか否かを検出する。
ここで、パケット受信部47がCCMを検出した場合にはステップS21の処理が実行され、CCMを検出しない場合には、CCMの受信が検出されるまでステップS20の処理が繰り返される。
[ステップS21]パケット受信部47は受信したCCMの中に、図7で示したような外側監視区間のCCMの送出要求情報が含まれているか否かを判定する。CCMの送出要求情報が含まれている場合には、ステップS22の処理が実行され、含まれていない場合にはステップS23の処理が実行される。
[ステップS22]受信した内側監視区間のCCMに、外側監視区間のCCMの送出要求情報が含まれている場合、パケット受信部47は外側監視パケット生成部49に対して、外側監視区間のCCMの生成要求を行う。これを受けた外側監視パケット生成部49は、予め外側監視パケット保持部48に保持していた外側監視区間のCCMの内容をもとに、外側監視区間のCCMを生成する。生成された外側監視区間のCCMは、パケット送信部50を介して、外側監視区間の下流側に送出される。たとえば、図3で示したネットワーク構成において、ノード24は生成した外側監視区間のCCMを、外側監視区間である監視区間A端のノード25に送出する。
[ステップS23]受信した内側監視区間のCCMに外側監視区間のCCMの送出要求情報が含まれていない場合、または外側監視区間のCCMの生成が行われたのち、パケット受信部47にて内側監視区間のCCMの処理が行われる。ここでは、パケット受信部47は、たとえば、受信したCCMが予め意図した監視点からのものであるか否かの確認や、予め意図した周期で受信したか否かの判定処理などを行う。
その後、ステップS20からの処理が繰り返される。
図11は、本実施の形態の通信装置による効果を示す図である。
ネットワーク構成は図3と同じ構成としている。
ノード21は、予め保持しているCCM30aと同じものを受信した場合、受信したCCM30aを廃棄する。そして、ノード21は、外側監視区間のCCMの送出要求を含む監視区間BのCCM31aをノード24に送出する。ノード24は予め保持している外側監視区間のCCMの内容をもとにCCM30bを生成し、監視区間A端のノード25に送出する。このような処理により、ノード21とノード24の間で、監視区間Aの同じ内容のCCMが流れることが抑制され、その分、帯域消費を減らすことができる。
すなわち、監視区間が重なる複数の監視レベルが設定されていても、監視パケットが何度も2重に流れることを抑制でき、より多くの帯域をサービストラフィックに利用することができるようになるため、ネットワークの利用効率を向上できる。
なお、上記では図3,図11中の左側から右側のノード20〜25の監視パケットの流れのみ説明したが、逆方向に流れるCCMについても同様に処理可能である。
ところで上記では、外側監視パケット処理部44は予め保持されたCCMと同一のCCMが受信された場合に、受信されたCCMを廃棄するとしたがこれに限定されない。外側監視パケット処理部44は、受信されたCCMが予め保持されたCCMと完全に一致していなくても、予め指定したフィールド以外が一致していれば、受信したCCMを廃棄するようにしてもよい。たとえば、図5で示したようなCCMの項目のうち、Sequence Numberや、TxFCf、RxFCb、TxFCbなどのオプションのフィールドを除いた内容が同一であれば廃棄可能とする。
以下、保持されているCCMと、受信したCCMとの内容が完全に一致しなくても受信したCCMを廃棄可能にする場合の通信装置の動作を説明する。
図12は、外側監視区間のCCMを保持する際の通信装置の処理の変形例を示すフローチャートである。
ステップS30〜S34の処理は、図8で示したステップS1〜S5の処理と同一であるので説明を省略する。
[ステップS35]外側監視パケット処理部44は、検出されたCCMと保持されているCCMが、予め設定されたフィールドを除いて同一か否か判定する。たとえば、外側監視パケット処理部44は、検出されたCCMと保持されているCCMの内容が、図5で示したようなCCMの項目のうち、オプションのフィールドを除いて同一であるか否か判定する。
ここで、予め設定されたフィールドを除いてCCMの内容が同一である場合には、ステップS36の処理が実行される。また、予め設定されたフィールド以外の項目でもCCMの内容が異なる場合には、ステップS30からの処理が繰り返される。
ステップS36〜S38の処理は、図8で示したステップS7〜S9の処理と同一であるので説明を省略する。
[ステップS39]キャプチャ=済の状態で、保持されているCCMの内容と予め設定されたフィールドを除いて同一のCCMが一定期間検出されない場合、設定変更などによりネットワークに何らかの変更がなされた可能性がある。その場合、CCMのキャプチャをやり直す必要がある。そこで、外側監視パケット処理部44は、図示しないキャプチャ有効タイマに、検出されたCCMと保持しているCCMが予め設定されたフィールドを除いて同一でなくても、キャプチャを有効とする期間を初期値として設定する(キャプチャ有効タイマ初期化)。
なお、設定する初期値は、たとえば、外側監視区間のCCMの送出周期の数倍以上とする。
[ステップS40]キャプチャ有効タイマの初期化後、パケット受信部41は上流から外側監視区間のCCMを検出したか否かを判定する。CCMが検出された場合にはステップS41の処理が実行され、検出されなかった場合にはステップS42の処理が実行される。
[ステップS41]外側監視パケット処理部44は、検出されたCCMと保持されているCCMが同一か、予め設定されたフィールドを除いて同一か否か判定する。CCMの内容が同一か、予め設定されたフィールドを除いて同一である場合には、ステップS39からの処理が繰り返される。また、CCMの内容が同一でもなく、予め設定されたフィールドを除いても内容が異なる場合には、ステップS42の処理が実行される。
[ステップS42]外側監視パケット処理部44はキャプチャ有効タイマが終了したか否かを判定する。つまり、外側監視パケット処理部44はキャプチャ有効タイマに初期値として設定された期間が経過したか否かを判定する。ここで、キャプチャ有効タイマが終了していない場合には、ステップS40からの処理が繰り返される。キャプチャ有効タイマが終了している場合には、ステップS30からの処理が繰り返され、CCMのキャプチャがやり直される。
なお、図12で示した例では、予め設定されたフィールドを除いて同一の外部監視区間のCCMが3回受信された場合に、保持するCCMを確定する場合について説明した。しかし、この回数に限定されるものではなく、たとえば、2回または4回以上受信された場合に、外側監視パケット保持部42が保持するCCMを確定するようにしてもよい。
また、ステップS39〜S42のキャプチャ有効タイマを用いた処理は、前述した図8の処理においても適用可能である。すなわち、通信装置40は、図8のステップS9の処理ののち、ステップS39〜S42で示した処理を行うようにしてもよい。ただし、図8で示した処理ではCCMのオプションのフィールドを利用しないので、ステップS41の処理では、外側監視パケット処理部44は、検出されたCCMと保持されているCCMが同一か否かのみ判定する部分が異なる。
次に、図12で示した処理によりCCMを保持した場合における、CCMの送出時の通信装置40の動作を説明する。
図13は、CCMの送出時の通信装置の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS50〜S56,S61,S62の処理は、図9で示したステップS10〜16,S18,S19の処理と同一であるので説明を省略する。
[ステップS57]ステップS54の処理にて検出されたCCMと、保持されているCCMとが同一ではないと判定された場合、外側監視パケット処理部44は検出されたCCMと保持されているCCMが、予め設定されたフィールドを除いて同一か否か判定する。
ここで、検出されたCCMと保持されているCCMが、予め設定されたフィールドを除いて同一の場合にはステップS58の処理が実行され、異なる場合にはステップS60の処理が実行される。
[ステップS58]外側監視パケット処理部44は、パケット受信部41にて検出されたCCMと外側監視パケット保持部42に保持されているCCMが、予め設定されたフィールドを除いて同一の場合には、検出された外側監視区間のCCMを廃棄する。
[ステップS59]外側監視区間のCCMが廃棄されると、外側監視パケット処理部44は検出されたCCMと保持されているCCMとの差分をとって、それを差分情報として内側監視パケット生成部45に渡す。そして、内側監視パケット生成部45は、外側監視区間のCCMの送出要求のほかに、差分情報を含む内側監視区間のCCMを生成し、パケット送信部46を介して下流側に送出する。その後、ステップS50からの処理が繰り返される。
図14は、差分情報を含む内側監視区間のCCMの一例を示す図である。
ここでは、外側監視区間のCCMの送出要求情報のほかに、検出されたCCMと保持されているCCMとの差分情報を含んだ内側監視区間のCCMが示されている。差分情報は、たとえば、検出されたCCMと保持されているCCMにおけるオプションのフィールドの値の差分値である。また、保持されているCCMのオプションのフィールドの値に対応する検出されたCCMの値が異なっている場合、検出されたCCMのほうの値をそのまま差分情報としてもよい。
[ステップS60]外側監視パケット処理部44は、検出されたCCMと保持されているCCMが、予め設定されたフィールド以外の部分でも同一でない場合、検出された外側監視領域のCCMを、パケット送信部46を介してそのまま下流側に送出する。その後、ステップS51からの処理が繰り返される。
次に、図13で示したような処理で送出される内側監視区間のCCMの受信時の通信装置40の動作を説明する。
図15は、内側監視区間のCCMの受信時の通信装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下の動作は、たとえば、図3で示したネットワーク構成において、監視区間B端のノード24の動作である。
ステップS70,S71の処理は、図10で示したステップS20,S21の処理と同一であるので説明を省略する。
[ステップS72]外側監視パケット生成部49は、内側監視区間のCCMに差分情報が含まれているか判定する。パケット受信部47で受信された内側監視区間のCCMに、たとえば、図14で示したような差分情報が含まれている場合、ステップS73の処理が実行され、差分情報が含まれていない場合にはステップS74の処理が実行される。
[ステップS73]差分情報がある場合、外側監視パケット生成部49は、外側監視パケット保持部48に保持されているCCMの内容を、差分情報で修正して外側監視区間のCCMを生成する。たとえば、外側監視パケット生成部49は、差分情報で示される差分値を、保持されているCCMの対応する値に対して加減算することで、保持されているCCMの内容を修正する。または、差分情報として、たとえば、検出されたCCMのオプションのフィールドの値が含まれている場合、外側監視パケット生成部49は、外側監視パケット保持部48に保持されているCCMにおいて対応する値を、差分情報の値に置き換える修正を行う。
外側監視パケット生成部49にて生成された外側監視区間のCCMは、パケット送信部50を介して、外側監視区間の下流側に送出される。たとえば、図3で示したネットワーク構成において、ノード24は、生成した外側監視区間のCCMを、外側監視区間である監視区間A端のノード25に送出する。
[ステップS74]受信されたCCMに差分情報がない場合、外側監視パケット生成部49は、予め外側監視パケット保持部48に保持していた外側監視区間のCCMの内容をもとに、外側監視区間のCCMを生成する。生成された外側監視区間のCCMは、パケット送信部50を介して、外側監視区間の下流側に送出される。
[ステップS75]ステップS73またはステップS74の処理後、パケット受信部47にて内側監視区間のCCMの処理が行われる。ここでは、パケット受信部47は、たとえば、受信したCCMが予め意図した監視点からのものであるか否かの確認や、予め意図した周期で受信したのか否かなどの判定処理などを行う。
その後、ステップS70からの処理が繰り返される。
以上のように、図12,図13,図15で示した通信装置40の処理では、検出されたCCMと保持されているCCMの内容が予め設定されたフィールドを除いて同一の場合には、検出されたCCMを廃棄できるようにしている。ITU−T勧告Y.1731でオプションとされているフィールドではフレームごとに異なる値をもつが、上記の処理によれば、このフィールドを利用する場合でも、複数の監視レベルの監視区間が重なる部分においてCCMを廃棄することができる。これにより、CCMにより消費される帯域を削除することができる。
また、図12で示した通信装置40の処理では、保持しているCCMと内容が同一か、予め設定されたフィールドを除いて内容が同一のCCMが一定期間検出されなかった場合には、CCMの保持をやり直すようにしている。これにより、設定変更やネットワークの構成変更などにより外側監視区間のCCMの内容が変化するようなケースにも対応することが可能になる。
以上、実施の形態に基づき、本発明の通信装置及び通信方法の一観点について説明してきたが、これらは一例にすぎず、上記の記載に限定されるものではない。
以上説明した複数の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 第1監視パケットを送出することにより監視区間におけるネットワークの接続性を監視する機能をもつ通信装置において、
第1監視区間端に配置され、
前記第1監視区間を包含する第2監視区間を監視するための第2監視パケットを受信するパケット受信部と、
受信された前記第2監視パケットを保持する監視パケット保持部と、
保持された前記第2監視パケットの内容を他の第1監視区間端の通信装置に通知する通知部と、
保持された前記第2監視パケットと受信された前記第2監視パケットを比較し、比較結果に基づいて受信された前記第2監視パケットを廃棄する監視パケット処理部と、
前記第2監視パケットが廃棄された場合、通知済の前記内容に基づいた前記第2監視パケットを前記第2監視区間端の通信装置に対して送出させる旨の送出要求を含む、第1監視パケットを生成し、前記他の第1監視区間端の前記通信装置に対して送出する監視パケット生成部と、
を有することを特徴とする通信装置。
(付記2) 前記監視パケット処理部は、受信された前記第2監視パケットが、前記監視パケット保持部に保持されている前記第2監視パケットと、予め指定された項目を除いて同一内容である場合には、受信された前記第2監視パケットを廃棄し、
前記監視パケット生成部は、受信された前記第2監視パケットと保持されている前記第2監視パケットの内容の差分を示す差分情報をさらに含む前記第1監視パケットを生成することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3) 予め指定された前記項目は、前記第2監視パケットにおいて、受信されるフレームごとに異なる値となる項目であることを特徴とする付記2に記載の通信装置。
(付記4) 前記監視パケット保持部は、保持されている前記第2監視パケットと同一または予め指定された項目を除いて同一の前記第2監視パケットが一定期間検出されなければ、保持されている前記第2監視パケットを廃棄し、前記第2監視パケットを新たに保持しなおすことを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記5) 内容が同一または予め指定された項目を除いて同一の前記第2監視パケットが続けて所定回数受信された場合に、前記監視パケット保持部は前記第2監視パケットの保持を確定することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記6) 前記第2監視パケットの内容を、前記他の第1監視区間端の前記通信装置から受信するとともに、前記他の第1監視区間端の前記通信装置から前記第1監視パケットを受信する他のパケット受信部と、
前記他の第1監視区間端の前記通信装置から受信した前記第2監視パケットの前記内容を保持する他の監視パケット保持部と、
前記第2監視パケットの送出要求を含む第1監視パケットが受信された場合、前記他の監視パケット保持部に保持されている前記内容をもとに前記第2監視パケットを生成し、前記第2監視区間端の通信装置に送出する他の監視パケット生成部と、
をさらに有することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記7) 前記第2監視パケットが所定期間受信されない場合、前記監視パケット生成部は、前記送出要求を含まない前記第1監視パケットを生成し、前記他の第1監視区間端の前記通信装置に対して送出することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記8) 前記第1監視パケットまたは前記第2監視パケットは、ITU−T勧告Y.1731またはIEEE802.1agで規定されたCCMであることを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記9) 第1監視パケットを受信することにより監視区間におけるネットワークの接続性を監視する機能をもつ通信装置において、
第1監視区間端に配置され、
前記第1監視区間を包含する第2監視区間を監視するための第2監視パケットの内容を、他の第1監視区間端の通信装置から受信するとともに、前記他の第1監視区間端の前記通信装置から前記第1監視パケットを受信するパケット受信部と、
前記第2監視パケットの前記内容を保持する監視パケット保持部と、
前記第2監視パケットの送出要求を含む第1監視パケットが受信された場合、保持されている前記内容をもとに前記第2監視パケットを生成し、前記第2監視区間端の通信装置に対して送出する監視パケット生成部と、
を有することを特徴とする通信装置。
(付記10) 前記他の第1監視区間端の前記通信装置から、保持されている前記第2監視パケットの前記内容との差異を示す差分情報をさらに含む前記第1監視パケットが受信された場合、前記監視パケット生成部は、前記差分情報に応じて前記内容を修正した前記第2監視パケットを生成することを特徴とする付記9に記載の通信装置。
(付記11) 監視パケットを用いて監視区間におけるネットワークの接続性を監視する通信方法において、
第1監視区間端の通信装置は、
前記第1監視区間を包含する第2監視区間を監視するための第2監視パケットを受信し、
受信された前記第2監視パケットを監視パケット保持部に保持し、
保持された前記第2監視パケットの内容を他の第1監視区間端の通信装置に通知し、
保持された前記第2監視パケットと受信された前記第2監視パケットを比較し、比較結果に基づいて受信された前記第2監視パケットを廃棄し、
前記第2監視パケットが廃棄された場合、通知済の前記内容に基づいた前記第2監視パケットを前記第2監視区間端の通信装置に対して送出させる旨の送出要求を含む、第1監視パケットを生成し、前記他の第1監視区間端の前記通信装置に対して送出することを特徴とする通信方法。
(付記12) 監視パケットを用いて監視区間におけるネットワークの接続性を監視する通信方法において、
第1監視区間端に配置され、
前記第1監視区間を包含する第2監視区間を監視するための第2監視パケットの内容を、他の第1監視区間端の通信装置から受信するとともに、前記他の第1監視区間端の前記通信装置から第1監視パケットを受信し、
前記第2監視パケットの前記内容を監視パケット保持部に保持し、
前記第2監視パケットの送出要求を含む第1監視パケットが受信された場合、保持されている前記内容をもとに前記第2監視パケットを生成し、前記第2監視区間端の通信装置に対して送出することを特徴とする通信方法。
1〜6 ノード(通信装置)
2a パケット受信部
2b 監視パケット保持部
2c 通知部
2d 監視パケット処理部
2e 監視パケット生成部
10,11 監視パケット

Claims (10)

  1. 第1監視パケットを送出することにより監視区間におけるネットワークの接続性を監視する機能をもつ通信装置において、
    第1監視区間端に配置され、
    前記第1監視区間を包含する第2監視区間を監視するための第2監視パケットを受信するパケット受信部と、
    受信された前記第2監視パケットを保持する監視パケット保持部と、
    保持された前記第2監視パケットの内容を他の第1監視区間端の通信装置に通知する通知部と、
    保持された前記第2監視パケットと受信された前記第2監視パケットを比較し、比較結果に基づいて受信された前記第2監視パケットを廃棄する監視パケット処理部と、
    前記第2監視パケットが廃棄された場合、通知済の前記内容に基づいた前記第2監視パケットを前記第2監視区間端の通信装置に対して送出させる旨の送出要求を含む、第1監視パケットを生成し、前記他の第1監視区間端の前記通信装置に対して送出する監視パケット生成部と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記監視パケット処理部は、受信された前記第2監視パケットが、前記監視パケット保持部に保持されている前記第2監視パケットと、予め指定された項目を除いて同一内容である場合には、受信された前記第2監視パケットを廃棄し、
    前記監視パケット生成部は、受信された前記第2監視パケットと保持されている前記第2監視パケットの内容の差分を示す差分情報をさらに含む前記第1監視パケットを生成することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 予め指定された前記項目は、前記第2監視パケットにおいて、受信されるフレームごとに異なる値となる項目であることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記監視パケット保持部は、保持されている前記第2監視パケットと同一または予め指定された項目を除いて同一の前記第2監視パケットが一定期間検出されなければ、保持されている前記第2監視パケットを廃棄し、前記第2監視パケットを新たに保持しなおすことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 内容が同一または予め指定された項目を除いて同一の前記第2監視パケットが続けて所定回数受信された場合に、前記監視パケット保持部は前記第2監視パケットの保持を確定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記第2監視パケットの内容を、前記他の第1監視区間端の前記通信装置から受信するとともに、前記他の第1監視区間端の前記通信装置から前記第1監視パケットを受信する他のパケット受信部と、
    前記他の第1監視区間端の前記通信装置から受信した前記第2監視パケットの前記内容を保持する他の監視パケット保持部と、
    前記第2監視パケットの送出要求を含む第1監視パケットが受信された場合、前記他の監視パケット保持部に保持されている前記内容をもとに前記第2監視パケットを生成し、前記第2監視区間端の通信装置に対して送出する他の監視パケット生成部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  7. 第1監視パケットを受信することにより監視区間におけるネットワークの接続性を監視する機能をもつ通信装置において、
    第1監視区間端に配置され、
    前記第1監視区間を包含する第2監視区間を監視するための第2監視パケットの内容を、他の第1監視区間端の通信装置から受信するとともに、前記他の第1監視区間端の前記通信装置から前記第1監視パケットを受信するパケット受信部と、
    前記第2監視パケットの前記内容を保持する監視パケット保持部と、
    前記第2監視パケットの送出要求を含む第1監視パケットが受信された場合、保持されている前記内容をもとに前記第2監視パケットを生成し、前記第2監視区間端の通信装置に対して送出する監視パケット生成部と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  8. 前記他の第1監視区間端の前記通信装置から、保持されている前記第2監視パケットの前記内容との差異を示す差分情報をさらに含む前記第1監視パケットが受信された場合、前記監視パケット生成部は、前記差分情報に応じて前記内容を修正した前記第2監視パケットを生成することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 監視パケットを用いて監視区間におけるネットワークの接続性を監視する通信方法において、
    第1監視区間端の通信装置は、
    前記第1監視区間を包含する第2監視区間を監視するための第2監視パケットを受信し、
    受信された前記第2監視パケットを監視パケット保持部に保持し、
    保持された前記第2監視パケットの内容を他の第1監視区間端の通信装置に通知し、
    保持された前記第2監視パケットと受信された前記第2監視パケットを比較し、比較結果に基づいて受信された前記第2監視パケットを廃棄し、
    前記第2監視パケットが廃棄された場合、通知済の前記内容に基づいた前記第2監視パケットを前記第2監視区間端の通信装置に対して送出させる旨の送出要求を含む、第1監視パケットを生成し、前記他の第1監視区間端の前記通信装置に対して送出することを特徴とする通信方法。
  10. 監視パケットを用いて監視区間におけるネットワークの接続性を監視する通信方法において、
    第1監視区間端に配置され、
    前記第1監視区間を包含する第2監視区間を監視するための第2監視パケットの内容を、他の第1監視区間端の通信装置から受信するとともに、前記他の第1監視区間端の前記通信装置から第1監視パケットを受信し、
    前記第2監視パケットの前記内容を監視パケット保持部に保持し、
    前記第2監視パケットの送出要求を含む第1監視パケットが受信された場合、保持されている前記内容をもとに前記第2監視パケットを生成し、前記第2監視区間端の通信装置に対して送出することを特徴とする通信方法。
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