JP5513935B2 - シート状物品の搬送装置 - Google Patents

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本発明は、紙類で形成されたシート状物品を搬送するシート状物品の搬送装置に関する。
紙類で形成されたシート状物品を搬送する搬送装置には、少なくとも2つのベルトコンベアを上流側と下流側とにタンデムに配置し、上流側のベルトコンベアを高速コンベア、下流側のベルトコンベアを低速コンベアとして、シート状物品を搬送途中で減速するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたものは、折機の折帳搬送装置に、上下一対のベルトを有する高速コンベアと下ベルトのみを有する低速コンベアを上流側と下流側とにタンデムに配置し、下流側の低速コンベアでの減速によってシート状物品としての製本用の折帳を低速コンベア上でずれ重ねするようにしている。また、低速コンベアで折帳を確実に減速するために、低速コンベアのベルトの摩擦係数、ベルトの本数、ベルトの幅、ベルトへの折帳の押付力の少なくともいずれかを高速コンベアのそれと異ならせることにより、低速コンベアの折帳に対する摩擦力を高速コンベアの摩擦力よりも大きくするようにしている。
前記シート状物品の搬送装置には、このようなシート状物品のずれ重ねを目的とするものの他に、排出端での停止時の衝撃を緩和したり、停止位置の精度を確保したりする目的で、シート状物品を停止させる前に減速するものや、搬送途中でのシート状物品の表面検査等の目的で減速するものがある。通常、これらの目的でシート状物品を減速する搬送装置では、下流側の低速コンベアでの減速によって物品間の搬送間隔が狭くなるが、物品間の接触による損傷を防止するためや、物品の表面全面を検査可能とすること等のために、物品間に重なり合いを生じさせないようにしている。なお、物品の表面検査を目的として減速するものでは、低速コンベアに下ベルトのみを有するベルトコンベアを用いている。
前記紙類で形成されたシート状物品としては、枚葉状の紙シート、厚紙シート、段ボールシートや上記折帳の他に、厚紙や段ボール等を箱用に折り畳んだ折り畳み箱等がある。
特開2009−234762号公報
上述した紙類で形成されたシート状物品を搬送途中で減速し、下流側の低速コンベア上で物品間に重なり合いを生じさせない搬送装置では、シート状物品を上流側の高速コンベアから下流側の低速コンベアに受け渡すときに、高速で低速コンベアの搬送面と接触するシート状物品の前部側が突っ掛かるために、腰が弱く傷付きやすい紙類で形成されたシート状物品に湾曲変形や擦り傷が生じる問題がある。低速コンベアに下ベルトのみを有するベルトコンベアを用いたものでは、シート状物品の搬送姿勢に乱れが生じる恐れもある。
なお、特許文献1に記載されたもののように、下流側の低速コンベア上でシート状物品をずれ重ねする搬送装置では、摩擦係数が比較的低いシート状物品間で滑りが生じるので、低速コンベアの摩擦力を高速コンベアの摩擦力より大きくしても、シート状物品の前部側が突っ掛かることはない。
そこで、本発明の課題は、紙類で形成されたシート状物品を、物品間に重なり合いが生じないように下流側の低速コンベアで減速する搬送装置で、上流側の高速コンベアから低速コンベアに受け渡されるシート状物品の前部側が突っ掛からないようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明は、少なくとも2つのベルトコンベアを上流側と下流側とにタンデムに配置し、上流側のベルトコンベアを高速コンベア、下流側のベルトコンベアを低速コンベアとして、搬送される紙類で形成されたシート状物品を、物品間に重なり合いが生じないように前記低速コンベアで減速するシート状物品の搬送装置において、前記シート状物品に対する前記下流側の低速コンベアの摩擦力を、前記上流側の高速コンベアの摩擦力よりも小さくした構成を採用した。
すなわち、シート状物品に対する下流側の低速コンベアの摩擦力を、上流側の高速コンベアの摩擦力よりも小さくすることにより、シート状物品を高速コンベアから低速コンベアに受け渡すときに、高速で低速コンベアの搬送面と接触するシート状物品の前部側が搬送面を滑るようにして、シート状物品の前部側が突っ掛からないようにした。
前記シート状物品に対する高速コンベアと低速コンベアの摩擦力は、これらのコンベアのベルトの搬送面の摩擦係数、ベルトの本数の違い等による搬送面のシート状物品との接触面積、ベルトコンベアが下ベルトの他に上ベルトも有するか否か、さらには、上下のベルトによるシート状物品の挟持力等によって変えることもでき、これらの摩擦力を変える要因を総合したシート状物品に対する摩擦力が、上流側の高速コンベアよりも下流側の低速コンベアで小さければよい。例えば、上下のベルトを有する高速コンベアの搬送面の摩擦係数を、下ベルトのみを有する低速コンベアの搬送面の摩擦係数よりも低くし、高速コンベアの上下のベルトによるシート状物品の挟持力を大きくして、シート状物品に対する低速コンベアの摩擦力を高速コンベアよりも小さくすることもできる。
前記下流側の低速コンベアの摩擦力を上流側の高速コンベアの摩擦力よりも小さくする手段を、前記低速コンベアのベルトの搬送面の摩擦係数を、前記高速コンベアのベルトの搬送面の摩擦係数よりも低くするものとすることにより、シート状物品に対する低速コンベアの摩擦力を、容易に高速コンベアの摩擦力よりも小さくすることができる。
前記低速コンベアのベルトを、表面が低摩擦係数の糸で織成することにより、搬送面が低摩擦係数で、織り目の隙間から空気を満遍なく吸引できるサクション性の優れたベルトとすることができ、低速コンベアをサクションコンベアとしたものに好適である。表面が低摩擦係数の糸としては、ポリアミド繊維、ポリエステル系繊維、ポリフッ化エチレン系繊維等で形成された糸を挙げることができる。
上述した各シート状物品の搬送装置は、前記低速コンベアを下ベルトのみを有するベルトコンベアとしたものに好適である。
本発明に係るシート状物品の搬送装置は、シート状物品に対する下流側の低速コンベアの摩擦力を、上流側の高速コンベアの摩擦力よりも小さくしたので、シート状物品を高速コンベアから低速コンベアに受け渡すときに、高速で低速コンベアの搬送面と接触するシート状物品の前部側が突っ掛からないようにして、紙類で形成されたシート状物品に湾曲変形や擦り傷が生じたり、シート状物品の搬送姿勢に乱れが生じたりしないようにすることができる。
本発明に係るシート状物品の搬送装置を採用した製箱装置を示す概略正面図 図1の製箱装置における折り畳み箱の形成と積み重ねまでの過程を説明する概念図 図1の印刷装置の出側でのカットシートの搬送形態を説明する概念図 図1の搬送装置を示す一部省略正面図 図4の平面図 図1の積み重ね装置を示す正面図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明に係るシート状物品の搬送装置を採用した製箱装置を、図2は、この製箱装置におけるシート状物品としての折り畳み箱Aの形成と積み重ねまでの過程を示す。この製箱装置は、コルゲータ(図示省略)で製造された段ボールのカットシートCに高速でフレキソ印刷を施す印刷装置21と、印刷されたカットシートCに縦方向の折り曲げ用の罫線を入れる回転式クリーザ22a、およびカットシートCから箱の展開形状のブランクBを形成するための溝切り等の縦方向の切り込みを行う回転式スロッタ22bを有するブランク形成装置とを、折り畳み装置23の上流側に配置したフレキソフォルダグルアと呼ばれる製箱装置である。ブランク形成装置から供給されるブランクBから折り畳み箱Aを形成する折り畳み装置23の下流側には、形成された折り畳み箱Aを積み重ねる積み重ね装置24が配置されており、折り畳み装置23の上ベルト1aと下ベルト1bを有する高速コンベアとしてのベルトコンベア1と、その下流側の直後にタンデムに配置された下ベルト2aのみを有する、ベルトコンベア1よりも低速の低速コンベアとしてのベルトコンベア2、および上ベルト3aと下ベルト3bを有し、ベルトコンベア2と同速のベルトコンベア3とによって、折り畳み装置23で形成された折り畳み箱Aを、ベルトコンベア2で減速して積み重ね装置24に搬送する本発明に係るシート状物品の搬送装置が構成されている。
前記コルゲータで製造された枚葉状のカットシートCには、予め横方向の折り曲げ用の罫線11aが入れられている。印刷装置21は3色用として3台設けられ、回転する各版胴21aによって、カットシートCに印刷12を施す。印刷装置21の印刷速度は300〜400m/分の高速とされ、印刷されたカットシートCは、出側に配置された印刷面を幅方向に走査する一次元のCCDカメラ25で印刷12の良否を検査され、搬送コンベア26によって、印刷速度と同じ高速で回転式クリーザ22aに送り込まれる。
図3に示すように、前記搬送コンベア26によって高速で搬送される各カットシートC間には一定の間隔Sが開けられる。この間隔Sは、カットシートCの搬送方向の長さ寸法をL、各版胴21aの周長をDとすると、S=D−Lとなる。
前記搬送コンベア26から間隔Sを開けて高速で送り込まれる印刷12を施されたカットシートCは、回転式クリーザ22aで縦方向の折り曲げ用の罫線11bを入れられた後、回転式スロッタ22bによって、フラップ形成用の複数の縦方向の切欠き溝13を切り込まれるとともに、一端側に接着用の継ぎ代14を切り込みで形成され、箱の展開形状のブランクBとされる。ブランクBの搬送方向の長さ寸法は、カットシートCの長さ寸法Lと同じであり、回転式スロッタ22bは、形成された各ブランクBを、印刷速度と同じ高速度と間隔Sで折り畳み装置23に供給する。
前記折り畳み装置23は、回転式スロッタ22bから間隔Sを開けて供給される各ブランクBを、供給端から排出端まで連なる上ベルト1aと、搬送方向で2分割された下ベルト1bによって挟持し、間隔Sを開けて挟持した各ブランクBを、印刷速度と同じ高速で搬送しながら、両側の縦方向の罫線11bに沿って下方へ環状に折り畳み、環状に折り畳んだブランクBの両端部を継ぎ代14で接着して、折り畳み箱Aを形成する。折り畳み箱Aの搬送方向の長さ寸法も、カットシートCの長さ寸法Lと同じであり、折り畳み箱Aの搬送間隔も、カットシートCの搬送間隔Sと同じになる。形成された折り畳み箱Aは、高速コンベアとしてのベルトコンベア1の上ベルト1aと下ベルト1bに挟持されて、低速コンベアとしての下ベルト2aのみを有するベルトコンベア2上に高速で受け渡される。このベルトコンベア1の上ベルト1aと下ベルト1bは、搬送面の摩擦係数が高いゴムで形成されているので、大きな摩擦力で折り畳み箱Aを上下からしっかりと拘束して搬送し、ベルトコンベア2に受け渡す。ベルトコンベア2の搬送速度は、受け渡された折り畳み箱A間に重なり合いが生じない範囲で、低速に設定される。
図4および図5に示すように、前記低速コンベアとしてのベルトコンベア2の下ベルト2aは、表面が低摩擦係数のポリエステル系繊維の糸を織成した織物で形成され、搬送面の摩擦係数が、高速コンベアとしてのベルトコンベア1のゴムで形成された上ベルト1aと下ベルト1bの搬送面の摩擦係数よりも低くなっている。このため、折り畳み箱Aに対するベルトコンベア2の摩擦力が、ベルトコンベア1の摩擦力よりも小さくなり、ベルトコンベア2が、搬送面の摩擦係数が高い上下のベルト1a、1bにしっかりと拘束された折り畳み箱Aをベルトコンベア1から高速で受け取るときに、その搬送面と接触する折り畳み箱Aの前部側が低摩擦係数の搬送面を滑る。したがって、シート状物品としての折り畳み箱Aの前部側の突っ掛かりによる湾曲変形や表面疵を防止することができ、折り畳み箱Aの搬送姿勢に乱れが生じることもない。なお、ベルト2aを織成する糸は、ベルト2aの折り畳み箱Aに対する摩擦力を小さくするために、搬送面が低摩擦係数となるものであればよく、ポリアミド繊維やポリフッ化エチレン系繊維等で形成することもできる。
また、前記ベルトコンベア2は、下ベルト2aの搬送面の裏側にサクション装置4が設けられており、ベルト2aの織り目の隙間から空気を吸引し、折り畳み箱Aの底面を搬送面に満遍なく吸着して、安定して搬送できるようになっている。サクション装置4は、上面に多数の吸引孔5aが設けられ、搬送方向に延びる複数のサクションボックス5をベルト2aの搬送面の裏側の幅方向に配列し、真空源(図示省略)に接続された吸引配管6によって、各サクションボックス5から空気を吸引するものであり、複数のサクションボックス5はベルト2aの搬送面の裏側の全面を覆うように配列されている。
前記ベルトコンベア2の入口には、ベルトコンベア1から高速で受け渡される折り畳み箱Aを搬送面に押し付けるブラシ7aが下り勾配で下流側へ向けて設けられ、ベルトコンベア2の出口には、減速されて下流側のベルトコンベア3に送り出される折り畳み箱Aを搬送面に軽く押し付けるように、下流側へ向けて下り勾配となっているブラシ7bと、間隔を開けて送り出される折り畳み箱Aの到来によってその枚数を計測する光学式センサ8が設けられている。
前記下流側のベルトコンベア3は、ベルトコンベア2から送り出される各折り畳み箱Aを上ベルト3aと下ベルト3bで挟持して、ベルトコンベア2の搬送速度と同じ低速で、折り畳み箱A間に間隔を開けて積み重ね装置24に送り込む。
図6に示すように、前記積み重ね装置24は、ベルトコンベア3から間隔を開けて送り込まれる折り畳み箱Aを、送り込み方向に対向させて垂直に配設した板状のストッパ27で受け止め、ほぼ水平な姿勢でホッパ28内に落下させて上側から積み重ねるものである。この積み重ね装置24では、上述したように、折り畳み装置23から高速で送り出された折り畳み箱Aが、本発明に係る搬送装置のベルトコンベア2で減速された後で送り込まれるので、ストッパ27で受け止められるときの衝撃が小さく、紙類で形成されたシート状物品としての折り畳み箱Aに先端部の折れ曲がり等の損傷が生じる恐れがない。なお、ストッパ27は送り込み方向に延びる平行な2本のガイドロッド29に、送り込み方向に進退可能に支持されており、送り込まれる折り畳み箱Aの長さ寸法に応じて進退されて、ベルトコンベア3の排出端に垂下された板状のガイド30との間の間隔、すなわち、折り畳み箱Aを積み重ねるホッパ28の長さ寸法を調整するようになっている。
また、前記積み重ね装置24は、それぞれ、ホッパ28内へ交互に前進して下降し、ホッパ28の外の後退位置で上昇して待機する2つずつの受け取り棚31と積み重ね棚32を備えている。ストッパ27で受け止められてホッパ28内へ落下する折り畳み箱Aは、いずれかの積み重ね棚32がホッパ28内へ前進する前は、先に前進しているいずれかの受け取り棚31に一旦受け取られ、積み重ね棚32がホッパ28内へ前進すると、ホッパ28の外へ後退する受け取り棚31から前進した積み重ね棚32に移載され、この後、積み重ね棚32に移載された折り畳み箱Aの上に直接積み重ねられる(図6に示す状態)。このとき、積み重ね棚32は、各折り畳み箱Aの落差を小さく一定に保つように、積み重ね枚数の増加に伴ってホッパ28内で徐々に下降する。また、一旦受け取った折り畳み箱Aを積み重ね棚32に移載して後退した受け取り棚31は、ホッパ28の外で上昇した後、再びホッパ28内へ前進して、ベルトコンベア3の排出口の上方で待機する。
前記ホッパ28内に前進した積み重ね棚32に、光学式センサ8による枚数の計測に基づいて、所定枚数の折り畳み箱Aが積み重ねられると、積み重ね棚32は下方の排出コンベア33の搬送面まで最下降して、積み重ねたられた折り畳み箱Aを排出コンベア33上に移載する。折り畳み箱Aを移載した積み重ね棚32は、ホッパ28の外へ後退して、待機位置に上昇する。このように、2つずつの受け取り棚31と積み重ね棚32が、ホッパ28内へ間断なく落下する折り畳み箱Aを、各受け取り棚31で交互に受け取って、各積み重ね棚32に所定枚数ずつ積み重ねる。
上述した実施形態では、搬送装置の低速コンベアの下ベルトを、表面が低摩擦係数の糸で織成したが、低速コンベアのベルトは、折り畳み箱等のシート状物品に対する摩擦力を高速コンベアよりも小さくするために、表面が低摩擦係数のポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリフッ化エチレン樹脂等で形成することもでき、ベルトに常用されるゴム等で形成して、その搬送面に低摩擦係数の樹脂等をコーティングすることもできる。
また、上述した実施形態では、上流側の高速コンベアが上下のベルトを有し、下流側の低速コンベアが下ベルトのみを有する搬送装置としたが、本発明にかかるシート状物品の搬送装置は、高速コンベアが下ベルトのみを有し、低速コンベアが上下のベルトを有するもの、または、高速コンベアと低速コンベアの両方が、上下のベルトを有するもの、もしくは下ベルトのみを有するものとすることもできる。これらのいずれの搬送装置においても、シート状物品に対する下流側の低速コンベアの摩擦力が、上流側の高速コンベアの摩擦力よりも小さいものであればよい。
さらに、上述した実施形態では、シート状物品の搬送装置を製箱装置に採用し、紙類で形成されシート状物品を段ボールの折り畳み箱としたが、本発明に係るシート状物品の搬送装置は、搬送途中でシート状物品を減速する他の加工装置や搬送ライン等にも採用することができ、搬送されるシート状物品も、枚葉状の紙シート、厚紙シート、段ボールシートや、他の折り畳み箱や折帳のように、シートが折り重なったもの等とすることもできる。
A 折り畳み箱
B ブランク
C カットシート
1、2、3 ベルトコンベア
1a、1b、2a、3a、3b ベルト
4 サクション装置
5 サクションボックス
5a 吸引孔
6 吸引配管
7a、7b ブラシ
8 光学式センサ
11a、11b 罫線
12 印刷
13 切欠き溝
14 継ぎ代
21 印刷装置
21a 版胴
22a 回転式クリーザ
22b 回転式スロッタ
23 折り畳み装置
24 積み重ね装置
25 CCDカメラ
26 搬送コンベア
27 ストッパ
28 ホッパ
29 ガイドロッド
30 ガイド
31 受け取り棚
32 積み重ね棚
33 排出コンベア

Claims (1)

  1. 少なくとも2つのベルトコンベアを上流側と下流側とにタンデムに配置し、上流側のベルトコンベアを高速コンベア、下流側のベルトコンベアを低速コンベアとして、搬送される紙類で形成されたシート状物品を、物品間に重なり合いが生じないように前記低速コンベアで減速するシート状物品の搬送装置において、前記低速コンベアの下ベルトを、表面が低摩擦係数の糸で織成し、前記低速コンベアのベルトの搬送面の摩擦係数を、前記高速コンベアのベルトの搬送面の摩擦係数よりも低くすることにより、前記シート状物品に対する前記下流側の低速コンベアの摩擦力を、前記上流側の高速コンベアの摩擦力よりも小さくし、前記低速コンベアの下ベルトの搬送面の裏側にサクション装置を設け、この下ベルトの織り目の隙間から空気を吸引することを特徴とするシート状物品の搬送装置。
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